JPH0956670A - 電子内視鏡 - Google Patents

電子内視鏡

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JPH0956670A
JPH0956670A JP7216178A JP21617895A JPH0956670A JP H0956670 A JPH0956670 A JP H0956670A JP 7216178 A JP7216178 A JP 7216178A JP 21617895 A JP21617895 A JP 21617895A JP H0956670 A JPH0956670 A JP H0956670A
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JP
Japan
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processing circuit
signal processing
section
signal
built
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JP7216178A
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Hidehiro Joko
英洋 上甲
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】内視鏡挿入部の挿入性を損なうことなく、ライ
トガイドや送気送水管路などの内蔵物の折れの発生を防
止する電子内視鏡を提供する。 【解決手段】熱収縮部材46を被せて形成された信号処
理回路部40の凸部40aの位置する凸面部51を湾曲
駒24の内周面に向けると共に、この凸面部51を湾曲
駒24の内周面に近接させて配設している。このため、
信号処理回路部40を被っている熱収縮部材46の平滑
面52と、この凸面部51の頂点が略当接する湾曲駒2
4との接点に対向する湾曲駒24の内周面との間に内蔵
物を配設可能な空間部53が形成される。この空間部5
3に湾曲部21内を挿通するチャンネル用チューブ31
を配設する。このとき、チャンネル用チューブ31は、
湾曲駒24の内周面に当接すると共に、熱収縮部材46
で被われている信号処理回路部40の平滑面52に当接
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像素子や電
子部品を搭載した基板を挿入部内に配設して撮像手段を
構成する電子内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、細長な挿入部を体腔内に挿入し
て、体腔内を観察する医療用の内視鏡や機械及び化学プ
ラントなどの管内、或いは、機械内の観察及び検査に用
いられる工業用の内視鏡が広く利用されている。
【0003】これら内視鏡には挿入部先端部に、CCD
などの固体撮像素子を備えた撮像部を配設した電子内視
鏡がある。この電子内視鏡は、固体撮像素子に結像した
光学像を光電変換し、得られた電気信号を信号処理して
モニタ画面上に内視鏡画像を表示して体腔内の観察を行
なうものである。
【0004】前記電子内視鏡には特開平3−28092
3号公報に示されるように、挿入部先端部に配設した対
物光学系の後方にCCDなどの固体撮像素子と信号処理
回路部とを配設して構成したものや、特開昭61−25
0608号公報に示されているように、挿入部内におい
て固体撮像素子と信号処理回路部とを分離して構成した
ものがある。
【0005】内視鏡を用いて観察を行なう場合、内視鏡
の挿入部を、細径で、曲がりくねった管内や体腔内に挿
入しなければならないため、少しでも内視鏡挿入部をス
ムーズにそして、患者に苦痛を与えることなく挿入する
ことが可能なように、挿入部外径の細径化及び先端部の
硬質部長の短縮化が望まれていた。
【0006】前記固体撮像素子と信号処理回路部とを挿
入部内で分離した電子内視鏡の場合、内視鏡先端部には
対物光学系と固体撮像素子とを設け、前記先端部から離
れた位置に信号伝達用ケーブルを介してIC及びコンデ
ンサを基板に実装して山形形状の凸部を有する信号処理
回路部を設けているので先端部の硬質部長が短縮化され
る。
【0007】また、前記固体撮像素子と信号処理回路部
とを電気的に接続する信号伝達用ケーブルを、挿入部内
で各々個別に配設することによって、挿入部内の充填率
をあげて、内視鏡の挿入部の外径を細径化するようにし
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、内視鏡
の挿入部内には例えば、観察用の光を光源装置から内視
鏡先端部に伝送するためのライトガイドファイバや、処
置具を挿通するための処置具挿入用チャンネル、送気送
水用管路などが挿通している。
【0009】このため、凸部を有する信号処理回路部
を、内視鏡の挿入部内に配設する場合、この挿入部内を
挿通しているライトガイドファイバや処置具挿通用チャ
ンネルなどの内蔵物の配設位置と、前記信号処理回路部
の凸部の向きとが考慮されていないと、挿入部の外径寸
法が太径になるという問題があった。
【0010】また、信号処理回路部の配置位置によって
は内視鏡の挿入部の外径寸法が太径になるばかりでな
く、信号処理回路部を配置した部分の挿入部の硬質部長
が長くなるおそれがある。
【0011】さらに、湾曲部を有する内視鏡では湾曲部
を湾曲することにより、挿入部内の内蔵物であるライト
ガイドファイバや送気送水用管路が信号伝達用ケーブル
の間にもぐり込んで、ケーブルの断線や、ライトガイド
ファイバ、送気送水管路の折れの原因になっていた。
【0012】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、内視鏡挿入部の挿入性を損なうことなく、ライト
ガイドや送気送水管路などの内蔵物の折れの発生を防止
する電子内視鏡を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の電子内視鏡は、
固体撮像素子と、この固体撮像素子に電気的に接続され
た信号処理回路部と、少なくとも1つの内蔵物とを挿入
部内に内蔵する電子内視鏡であって、前記信号処理回路
部を構成する基板上に実装した部品により形成される凸
部を前記挿入部の内周面に近接させると共に、前記部品
を実装した基板の裏面側を前記内蔵物に対向させて配設
している。
【0014】この構成によれば、信号処理回路部の凸部
を、挿入部の内周面に近接させることによって、前記凸
部を有する基板の裏面と、前記凸部が近接する挿入部内
周面に対向する内周面との間に空間部が形成され、この
空間部に少なくとも1つの内蔵物が配設される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1ないし図8は本発明の一実施
形態に係り、図1は電子内視鏡装置の概略構成を説明す
る図、図2は電子内視鏡の挿入部の概略構成を説明する
断面図、図3は撮像部及び信号処理回路部の概略構成を
示す説明図、図4は信号伝達ケーブルの構成を説明する
断面図、図5は信号処理回路部の外観形状を示す斜視
図、図6は信号処理回路部近傍の挿入部の断面図、図7
は信号処理回路部の配置位置と挿入部の外径寸法との関
係を示す説明図、図8は信号処理回路部と内蔵物との配
置状態を示す図である。
【0016】図1に示すように本実施形態の電子内視鏡
装置1は、撮像手段を挿入部に内蔵した後述する電子内
視鏡2と、この電子内視鏡2に照明光を供給する光源装
置3と、前記電子内視鏡2に対応した信号処理を行うビ
デオプロセッサ4と、このビデオプロセッサ4から出力
される映像信号を表示するモニタ5と、このビデオプロ
セッサ4に接続され、映像信号を記録するVTRデッキ
6及びビデオディスク7と、前記モニタ5に表示されて
いる画像を記録するビデオプリンタ8とで構成されてい
る。
【0017】前記電子内視鏡2は、細長の挿入部11を
有し、この挿入部11の後端側に操作部12が設けら
れ、この操作部12の側部からユニバーサルコード13
を延出している。
【0018】ユニバーサルコード13の基端側にはコネ
クタ14が設けられており、このコネクタ14を前記光
源装置3に接続することにより、この光源装置3内のラ
ンプ15の光がレンズ16で集光されてライトガイド1
7の入射端面に供給されるようになっている。このコネ
クタ14にはビデオケーブル18の一方のコネクタ18
aが接続可能であり、他方のコネクタ18bをビデオプ
ロセッサ4に接続することにより、電子内視鏡2からの
電気信号がビデオプロセッサ4に伝送され、映像信号に
変換されてモニタ5などに出力されるようになってい
る。
【0019】前記挿入部11は、細長で可撓性を有する
可撓部20と、この可撓部20の先端側に連設する湾曲
部21と、この湾曲部21の先端側に連設する硬性の先
端部22とで構成されている。
【0020】なお、前記操作部12の挿入部先端側に
は、処置具(不図示)を挿通するための処置具挿通口2
3が設けられており、この処置具挿入口23は挿入部内
を挿通する処置具挿通用管路となる後述するチャンネル
用チューブに連通している。
【0021】図2に示すように前記挿入部11内には撮
像手段を構成する撮像部30と信号処理回路部40とが
分離して配設されている。なお、符号36は撮像部30
と信号処理回路部40とを電気的に接続する信号線をひ
とまとめにした第1の信号伝達用ケーブルであり、符号
37は前記信号処理回路部40とビデオプロセッサ4と
を電気的に接続する信号線をひとまとめにした第2の信
号伝達用ケーブルである。
【0022】前記湾曲部21は、複数の湾曲駒24,2
4...を互いに軸25にて回動自在に連接して構成さ
れており、これら湾曲駒24,24...の外側には湾
曲ゴム26が被覆されている。これら湾曲駒24,2
4...の内周面には、この湾曲部21を例えば上下左
右方向に湾曲操作するための操作ワイヤ27が挿通して
おり、これらワイヤ27は各湾曲駒24の内周面に半田
付けなどで一体的に固定されている突起部となるワイヤ
ー受け28を介して湾曲部内に配設されている。
【0023】この操作ワイヤ27の先端側は、湾曲部2
1を構成する湾曲駒24の最先端に配置されている第1
の湾曲駒24aに半田付けなどで一体的に固定されてお
り、後端側は操作部12内のアングルメカ部(不図示)
に接続している。
【0024】なお、前記第1の湾曲駒24aは、先端部
22を構成する硬性の先端構成部29に連設しており、
この先端構成部29に前記撮像部30や内視鏡の挿入部
内を挿通する内蔵物である処置具挿通用管路を形成する
チャンネル用チューブ31及び光伝送用部材である前記
ライトガイドファイバ17や送気送水管路(不図示)な
どが配設されている。
【0025】また、前記湾曲部21の後端側は、接続管
32を介して可撓部20に連設されている。この可撓管
20の内部には操作ワイヤ27を挿通させる突起部にな
るコイル部材33が配設されており、このコイル部材3
3の先端側は接続管32の内周面に半田付けなどで一体
的に固定されている。
【0026】図3に示すように撮像部30は、複数のレ
ンズ群などで構成された対物レンズユニット34と、こ
の対物レンズユニット34の焦点位置に配設されて被写
体像が結像する固体撮像素子35とで構成されている。
【0027】そして、この固体撮像素子35の後端部か
ら延出する外部リード35aに、固体撮像素子35を駆
動する駆動信号や撮像信号などの各種入出力信号を伝送
する可撓性を有する信号線36aが電気的に接続されて
いる。これら信号線36a,36a...は可撓性を有
する外皮チューブによってひとまとめにして第1の信号
伝達用ケーブル36を形成している。
【0028】前記第1の信号伝達用ケーブル36は、図
4に示すように複数の入出力信号線36a,36
a,...が束ねられたものであり、これら複数の信号
線36a,36a...を束ねた状態でシールド用の金
属製の網管36bで覆い、さらにこの網管36bを電気
絶縁製の可撓性を有する外皮チューブ36cで被覆して
構成されている。
【0029】図3に示すように前記第1の信号伝達用ケ
ーブル36の後端部には固体撮像素子35の駆動信号や
撮像信号などを信号処理する信号処理回路部40が信号
線36a,36a...を介して電気的に接続されてい
る。一方、この信号処理回路部40の後端部側にはビデ
オプロセッサ4から信号を固体撮像素子35に伝送した
り、この信号処理回路部40で処理された信号をビデオ
プロセッサ4に伝送する信号線37a,37a...を
ひとまとめにした第2の信号伝達用ケーブル37が電気
的に接続されている。なお、前記第2の信号伝達用ケー
ブル37は前記第1の信号伝達用ケーブル36と同様な
構成である。
【0030】前記信号処理回路部40は、導体パターン
を配した回路基板41と、この回路基板41の一平面側
に実装されるIC42やコンデンサ43などの電子部品
と、前記IC42の上部を放熱や湿気遮断の目的で封止
する封止部材44と、前記導体パターンや電子部品に接
続される信号線36a,37aなどで形成されており、
前記基板41にコンデンサ43や封止部材44で封止し
たIC42などを実装することによって山形形状の凸部
40aが形成されている。
【0031】なお、前記IC42やコンデンサ43など
の電子部品を実装した基板の裏面側は平滑部40bにな
っている。
【0032】また、前記第1の信号伝達用ケーブル36
及び第2の信号伝達用ケーブル37は、半田などで回路
基板41または回路基板41に実装されている電子部品
と電気的に接続されている。そして、各信号線36a,
37aと回路基板41または回路基板41に実装されて
いる電子部品との接続強度を増強させて安定的に保持固
定するため、接着剤45を塗布し、その上に熱収縮部材
46を被せ、熱収縮させて信号処理回路部40を形成し
ている。
【0033】このため、図5に示すように熱収縮部材4
6を被せた信号処理回路部40の外観形状は、回路基板
41にIC42及びコンデンサ43などの電子部品が実
装されている凸部40a側が凸面部51となり、この回
路基板41の平滑部40a側が平面部52になってい
る。
【0034】ここで、挿入部内での信号処理回路部と内
蔵物の配置位置の関係を説明する。図6(A)に示すよ
うに前記熱収縮部材46を被せて形成された信号処理回
路部40は、湾曲部21内の後端部側に位置し、信号処
理回路部40の凸部40aの位置する凸面部51を湾曲
駒24の内周面に向けて前記凸面部51の頂点が湾曲駒
24の内周面に略当接するように近接させて配設してい
る。このため、前記前記信号処理回路部40を被ってい
る熱収縮部材46の平滑面52と、前記凸面部51の頂
点が略当接する湾曲駒24との接点に対向する湾曲駒2
4の内周面との間に内蔵物を配設することが可能な空間
部53が形成される。
【0035】すなわち、この空間部53に前記湾曲部2
1内を挿通する内蔵物であるチャンネル用チューブ31
を配設する。このとき、このチャンネル用チューブ31
の一周部を湾曲駒24の内周面に当接する一方、この湾
曲駒24の内周面に当接する一周部に対向する他周部
を、前記熱収縮部材46で被われている信号処理回路部
40の平滑面52に当接するように配設している。
【0036】このことにより、図7(B)に示すように
挿入部の直径寸法は、信号処理回路部40の凸面部51
と湾曲駒24とが当接する部分から前記信号処理回路部
40の平滑面52とチャンネル用チューブ31とが当接
する部分を通ってチャンネル用チューブ31と湾曲駒2
4とが当接する部分までの距離となる。このため、前記
信号処理回路部40の凸面部51と平滑面52との位置
関係を180度回転させて、図7(A)に示すように信
号処理回路部40の平滑面52を湾曲駒24の内周面に
向けて配設しようとすると、前記信号処理回路部40の
平滑面52と湾曲駒24の内周面との間にa寸法の間隙
が生じることにより、前記図7(B)に示した直径寸法
の挿入部に前記信号処理回路部40とチャンネル用チュ
ーブ31とを内蔵しようとすると、図に示すように重な
る部分ができて内蔵が困難になる。
【0037】すなわち、図7(A)に示すように信号処
理回路部40の平滑面52を湾曲駒24の内周面に向け
て配設する場合には挿入部の直径寸法を太径にしなけれ
ばならない。
【0038】なお、前記湾曲部21内を挿通している内
蔵物である湾曲操作を行なうための操作ワイヤ27及び
照明光を供給するライトガイド17は、信号処理回路部
40及びチャンネル用チューブ31と湾曲駒24の内周
面に当接して形成される空間部内にそれぞれ適宜配設さ
れている。
【0039】また、図6(B)に示すように前記熱収縮
部材46を被せて形成した信号処理回路部40の凸面部
51が、前記湾曲駒24内に一体的に固定されているワ
イヤー受け28に干渉するのを防止するために凸面部5
1の位置を周方向に移動させて逃がしたり、図2に示す
ように前記凸面部51が湾曲部21と可撓部20とを連
設する接続管32に固定されているコイル部材33に干
渉するのを防止するために凸面部51を挿入部11の長
手方向に移動させて逃がしている。なお、操作ワイヤ2
7と凸面部51との干渉に対しても同様の配慮がなされ
ている。
【0040】このように、熱収縮部材を被せて形成した
信号処理回路部の凸部が位置する凸面部を湾曲駒の内周
面に向けると共に、この凸面部の頂点を湾曲駒の内周面
に当接するように凸面部を湾曲駒の内周面に近接させて
配設することにより、信号処理回路部が配設される挿入
部の挿入部外径を必要最小限に設定することができる。
【0041】また、熱収縮部材を被せて形成した信号処
理回路部の凸部が位置する凸面部を、挿入部内の周方向
や長手方向に移動させて、凸面部と挿入部内に設けられ
ている突起部との干渉を防止することにより、挿入部の
外径寸法が太径になることや、硬質部長が長くなること
を未然に防止することができる。
【0042】さらに、先端部に設けた撮像部と湾曲部に
設けた信号処理回路部とを接続する複数の信号線を可撓
性を有する外皮チューブでひとまとめにしたことによ
り、信号線のばらつきや、これら信号線の間にもぐり込
んで、信号線が断線することや、ライトガイドファイバ
の折れや、送気送水管路の折れを防止することができ
る。
【0043】なお、本実施形態において、内蔵物を湾曲
駒に略当接させると記しているが、近接させることが主
目的であり、無理に当接させて配設する必要はない。
【0044】また、本実施形態において、平滑面に近接
する内蔵物をチャンネル用チューブとしているが、前記
平滑面に近接する内蔵物は当然チャンネル用チューブに
限定されるものではなく、ライトガイドや送気送水管路
などが平滑面に対設させている。
【0045】さらに、図8に示すように信号処理回路部
40の平滑面52を複数のライトガイド17,17に向
けるようにしてもよい。このとき、平滑面52側に複数
の内蔵物として例えばライトガイド17,17の他に操
作ワイヤー27を組み合わせて配設するようにしてもよ
い。なお、空間部53に配設される内蔵物をライトガイ
ド17としているが、他の内蔵物であってもよい。
【0046】[付記] 1.固体撮像素子と、この固体撮像素子に電気的に接続
された信号処理回路部と、少なくとも1つの内蔵物とを
挿入部内に内蔵する電子内視鏡において、前記信号処理
回路部を構成する基板上に実装した部品により形成され
る凸部を前記挿入部の内周面に近接させると共に、前記
部品を実装した基板の裏面側を前記内蔵物に対向させて
配設する電子内視鏡。
【0047】2.前記信号処理回路部に形成された凸部
が、導体パターンを有する基板に実装されたIC及びコ
ンデンサである付記1記載の電子内視鏡。
【0048】3.前記基板のIC及びコンデンサを実装
した面の裏面側が平滑部である付記1記載の電子内視
鏡。
【0049】4.前記内蔵物が処置具挿通用管路である
付記1記載の電子内視鏡。
【0050】5.前記内蔵物が光伝送用部材である付記
1記載の電子内視鏡。
【0051】6.前記内蔵物が操作ワイヤーである付記
1記載の電子内視鏡。
【0052】7.前記基板の裏面側に複数の内蔵物が対
向して配設される付記1記載の電子内視鏡。
【0053】8.前記固体撮像素子と信号処理回路部と
を電気的に接続する可撓性の信号線を外皮チューブで覆
ってまとめた付記1記載の電子内視鏡。
【0054】9.前記信号処理回路部の基板上に実装し
た部品により形成される凸部を、前記挿入部内に設けた
突起部に対して、前記内視鏡挿入部内の周方向または長
手方向の少なくとも一方に逃がして配置する付記1記載
の電子内視鏡。
【0055】10.前記突起部がワイヤー受け部材であ
る付記9記載の電子内視鏡。
【0056】11.前記突起部がコイル部材である付記
9記載の電子内視鏡。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
視鏡挿入部の挿入性を損なうことなく、ライトガイドや
送気送水管路などの内蔵物の折れの発生を防止する電子
内視鏡を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図8は本発明の一実施形態に係り、
図1は電子内視鏡装置の概略構成を説明する図
【図2】電子内視鏡の挿入部の概略構成を説明する断面
【図3】撮像部及び信号処理回路部の概略構成を示す説
明図
【図4】信号伝達ケーブルの構成を説明する断面図
【図5】信号処理回路部の外観形状を示す斜視図
【図6】信号処理回路部近傍の挿入部の断面図
【図7】信号処理回路部の配置位置と挿入部の外径寸法
との関係を示す説明図
【図8】信号処理回路部と内蔵物との配置状態を示す図
【符号の説明】
11…挿入部 40…信号処理回路部 51…凸面部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体撮像素子と、この固体撮像素子に電
    気的に接続された信号処理回路部と、少なくとも1つの
    内蔵物とを挿入部内に内蔵する電子内視鏡において、 前記信号処理回路部を構成する基板上に実装した部品に
    より形成される凸部を前記挿入部の内周面に近接させる
    と共に、前記部品を実装した基板の裏面側を前記内蔵物
    に対向させて配設することを特徴とする電子内視鏡。
JP7216178A 1995-08-24 1995-08-24 電子内視鏡 Withdrawn JPH0956670A (ja)

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