JPH0956599A - 加温調理容器用ラッピング材 - Google Patents
加温調理容器用ラッピング材Info
- Publication number
- JPH0956599A JPH0956599A JP21592795A JP21592795A JPH0956599A JP H0956599 A JPH0956599 A JP H0956599A JP 21592795 A JP21592795 A JP 21592795A JP 21592795 A JP21592795 A JP 21592795A JP H0956599 A JPH0956599 A JP H0956599A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wrapping material
- housing member
- heating
- drop
- cooking container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/80—Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging
Landscapes
- Package Specialized In Special Use (AREA)
- Cookers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ラッピングフィルムを不要とし、加温に伴う水
滴を調理品に流さないようにして再使用可能とする。 【解決手段】加温調理容器11のラッピング材乃至蓋と
して被せられるものであって、中央から下端周縁に向け
て密閉状態での下がり傾斜面23を有するとともに保形
性を有するハウジング部材2と、ハウジング部材2の下
端周縁24に着脱自在に組付されるリング状の落込部材
3とから構成され、落込部材3にはハウジング部材2の
下端内面から内方へ張出されて水滴を受容する落込溝3
4がリング状に形成されている。
滴を調理品に流さないようにして再使用可能とする。 【解決手段】加温調理容器11のラッピング材乃至蓋と
して被せられるものであって、中央から下端周縁に向け
て密閉状態での下がり傾斜面23を有するとともに保形
性を有するハウジング部材2と、ハウジング部材2の下
端周縁24に着脱自在に組付されるリング状の落込部材
3とから構成され、落込部材3にはハウジング部材2の
下端内面から内方へ張出されて水滴を受容する落込溝3
4がリング状に形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジ等で調
理品を加温する際に皿等の調理容器に被せられるラッピ
ング材に関するものである。
理品を加温する際に皿等の調理容器に被せられるラッピ
ング材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子レンジで調理品を加温する際には、
調理品から水蒸気が発生することが知られている。その
ために調理品を包むように皿等からラッピングフィルム
で覆ってしまう方法が取られている。
調理品から水蒸気が発生することが知られている。その
ために調理品を包むように皿等からラッピングフィルム
で覆ってしまう方法が取られている。
【0003】前述のラッピングフィルムを用いて調理品
を包み込む場合には、その都度ラッピングフィルムを繰
出して必要長さで切断し、ラッピングフィルムを広げた
状態にし、その後に皿の一方外縁にフィルム一端を密着
させてから調理品を覆う状態で皿の対向する他方外縁に
フィルム他端を密着させなければならない。しかも、使
用後にはラッピングフィルムを調理品の外形を損なわな
いように取外作業しなければならず、いずれにしてもラ
ッピング作業が面倒であった。
を包み込む場合には、その都度ラッピングフィルムを繰
出して必要長さで切断し、ラッピングフィルムを広げた
状態にし、その後に皿の一方外縁にフィルム一端を密着
させてから調理品を覆う状態で皿の対向する他方外縁に
フィルム他端を密着させなければならない。しかも、使
用後にはラッピングフィルムを調理品の外形を損なわな
いように取外作業しなければならず、いずれにしてもラ
ッピング作業が面倒であった。
【0004】また、ラッピングフィルムは再使用が困難
であるために、使い捨てが原則となっているので、ラッ
ピングフィルムの消費が無駄となるものであった。
であるために、使い捨てが原則となっているので、ラッ
ピングフィルムの消費が無駄となるものであった。
【0005】さらに、加温に伴って調理品から発生する
水蒸気はラッピングフィルムの裏面で水滴となって調理
品に滴下する。一般に水滴は、ラッピングフィルムの裏
面に沿って皿内に流入し、調理品の下部のみを水分過多
状態とするので、加温によって調理品の味覚を損なうこ
とが多いものであった。
水蒸気はラッピングフィルムの裏面で水滴となって調理
品に滴下する。一般に水滴は、ラッピングフィルムの裏
面に沿って皿内に流入し、調理品の下部のみを水分過多
状態とするので、加温によって調理品の味覚を損なうこ
とが多いものであった。
【0006】本発明は、このような問題点を考慮してな
されたもので、ラッピングフィルムを不要とし、加温に
伴う水滴を調理品に流さないようにして再使用可能な調
理容器用ラッピング材を提供することを課題とする。
されたもので、ラッピングフィルムを不要とし、加温に
伴う水滴を調理品に流さないようにして再使用可能な調
理容器用ラッピング材を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明に係る加温調理容器用ラッピング材は、次の
ような手段を採用する。
め、本発明に係る加温調理容器用ラッピング材は、次の
ような手段を採用する。
【0008】即ち、請求項1では、中央から下端周縁に
向けて密閉状態での下がり傾斜面を有するとともに保形
性を有するハウジング部材と、ハウジング部材の下端周
縁に着脱自在に組付されるリング状の落込部材とから構
成され、落込部材にはハウジング部材の下端内面から内
方へ張出されて水滴を受容する落込溝がリング状に形成
されてなるもので、分解して洗浄可能であって、被せた
り取り外すだけで使用され、清潔な状態で繰り返し使用
されるものである。
向けて密閉状態での下がり傾斜面を有するとともに保形
性を有するハウジング部材と、ハウジング部材の下端周
縁に着脱自在に組付されるリング状の落込部材とから構
成され、落込部材にはハウジング部材の下端内面から内
方へ張出されて水滴を受容する落込溝がリング状に形成
されてなるもので、分解して洗浄可能であって、被せた
り取り外すだけで使用され、清潔な状態で繰り返し使用
されるものである。
【0009】また、請求項2では、請求項1の加温調理
容器用ラッピング材において、落込溝はハウジンング部
材の下端周縁が嵌合された後の内側に残される溝によっ
て形成されていることにある。ラッピング材の内面がそ
のまま利用されて水滴を流入され、格別な溝加工を不要
として内側の嵌合余裕スペースが落込溝として活用され
る。
容器用ラッピング材において、落込溝はハウジンング部
材の下端周縁が嵌合された後の内側に残される溝によっ
て形成されていることにある。ラッピング材の内面がそ
のまま利用されて水滴を流入され、格別な溝加工を不要
として内側の嵌合余裕スペースが落込溝として活用され
る。
【0010】また、請求項3では、請求項1の加温調理
容器用ラッピング材において、ハウジング部材は透明乃
至半透明の合成樹脂材から成形されていることにある。
加温調理具合を肉視することができる。
容器用ラッピング材において、ハウジング部材は透明乃
至半透明の合成樹脂材から成形されていることにある。
加温調理具合を肉視することができる。
【0011】さらに、請求項4では、請求項3の加温調
理容器用ラッピング材において、ハウジング部材の下が
り傾斜面は約25度〜45度の傾斜角となっている。水
滴は下がり傾斜面の内面に沿ってその傾斜角によって流
入が促進され、落込溝に流れ込む。
理容器用ラッピング材において、ハウジング部材の下が
り傾斜面は約25度〜45度の傾斜角となっている。水
滴は下がり傾斜面の内面に沿ってその傾斜角によって流
入が促進され、落込溝に流れ込む。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る加温調理容器
用ラッピング材の実施の形態を図面に基いて説明する。
図1〜図3は本発明に係る加温調理容器用ラッピング材
の一の実施の形態を示すものである。
用ラッピング材の実施の形態を図面に基いて説明する。
図1〜図3は本発明に係る加温調理容器用ラッピング材
の一の実施の形態を示すものである。
【0013】ラッピング材1は、ハウジング部材2と落
込部材3とから組付構成され、加温調理容器11に蓋あ
るいはラッピング材としてその上部に被覆乃至は被せら
れる。
込部材3とから組付構成され、加温調理容器11に蓋あ
るいはラッピング材としてその上部に被覆乃至は被せら
れる。
【0014】ハウジング部材2は、透明乃至半透明の合
成樹脂を素材として密閉性乃至保形性を有するように真
空成形される。ハウジング部材2は、中央に摘み部21
が突出され、摘み部21から平面状の載頭部22を介し
て下端周縁24にむけて下がり傾斜する傾斜面23を一
体に有する。傾斜面23は水平面に対して約25度〜4
5度の範囲、好ましくは約30度の下がり傾斜角に成形
される。前記下端周縁24は傾斜面23の下端から垂設
されている。詳しくは、下端周縁24は外周へ張り出す
段部25を介して垂設されるとともに、内周には滴下を
誘発する誘発角部26が設けられ、下端外周にはリブ2
7がリング状に突出されている。
成樹脂を素材として密閉性乃至保形性を有するように真
空成形される。ハウジング部材2は、中央に摘み部21
が突出され、摘み部21から平面状の載頭部22を介し
て下端周縁24にむけて下がり傾斜する傾斜面23を一
体に有する。傾斜面23は水平面に対して約25度〜4
5度の範囲、好ましくは約30度の下がり傾斜角に成形
される。前記下端周縁24は傾斜面23の下端から垂設
されている。詳しくは、下端周縁24は外周へ張り出す
段部25を介して垂設されるとともに、内周には滴下を
誘発する誘発角部26が設けられ、下端外周にはリブ2
7がリング状に突出されている。
【0015】落込部材3は、ハウジング部材2の下端周
縁24に着脱自在に組付されるようにリング状を呈す
る。落込部材3は、全体として断面略々円形を呈し、上
位内側に嵌合受溝31がリング状に凹設され、下位中央
に当接部32が形成され、その外側にスリット33が凹
設されて構成される。嵌合受溝31はハウジング部材2
の下端周縁24の肉厚よりも広く構成され、広い外周側
に嵌合した下端周縁24の内側残りを落込溝34に構成
される。落込溝34は誘発角部26よりも内側に開口さ
れ、防水壁35が誘発角部26の下位まで延ばされてい
る。落込溝34は内側残りスペースと防水壁35とによ
って溝形成される。また、嵌合受溝31の外側上端には
段部25に係合する係合爪36が突出されている。さら
に、落込部材3は合成樹脂を素材として射出成形される
が、外側のスリット33によって弾性が付与されて弾性
片37が形成されている。弾性片37は、薄肉で加熱調
理容器11の傾斜に対応して撓むことが可能なように弾
性が強化されている。
縁24に着脱自在に組付されるようにリング状を呈す
る。落込部材3は、全体として断面略々円形を呈し、上
位内側に嵌合受溝31がリング状に凹設され、下位中央
に当接部32が形成され、その外側にスリット33が凹
設されて構成される。嵌合受溝31はハウジング部材2
の下端周縁24の肉厚よりも広く構成され、広い外周側
に嵌合した下端周縁24の内側残りを落込溝34に構成
される。落込溝34は誘発角部26よりも内側に開口さ
れ、防水壁35が誘発角部26の下位まで延ばされてい
る。落込溝34は内側残りスペースと防水壁35とによ
って溝形成される。また、嵌合受溝31の外側上端には
段部25に係合する係合爪36が突出されている。さら
に、落込部材3は合成樹脂を素材として射出成形される
が、外側のスリット33によって弾性が付与されて弾性
片37が形成されている。弾性片37は、薄肉で加熱調
理容器11の傾斜に対応して撓むことが可能なように弾
性が強化されている。
【0016】上記ハウジング部材2と落込部材3として
は加熱調理に耐えられる耐熱性の合成樹脂が好適に用い
られる。
は加熱調理に耐えられる耐熱性の合成樹脂が好適に用い
られる。
【0017】ハウジング部材2への落込部材3の組付
は、嵌合受溝31に下端周縁24を当がって押し込みす
ると、嵌合受溝31の外側に下端周縁24が嵌入する。
下端周縁24の段部25は係合爪36に被せられると同
時に、リブ27が嵌合受溝31の外周に食い込みされて
抜け止め状態となって組付される。その結果、嵌合受溝
31の内周側には落込溝34が誘発角部26を内側に有
する状態で開口されている。
は、嵌合受溝31に下端周縁24を当がって押し込みす
ると、嵌合受溝31の外側に下端周縁24が嵌入する。
下端周縁24の段部25は係合爪36に被せられると同
時に、リブ27が嵌合受溝31の外周に食い込みされて
抜け止め状態となって組付される。その結果、嵌合受溝
31の内周側には落込溝34が誘発角部26を内側に有
する状態で開口されている。
【0018】この実施の形態によると、例えば皿等の加
熱調理容器11に摘み部21を摘んでラッピング材1を
単なる蓋として被せる。ラッピング材1は加熱調理容器
11の調理品等に接触することなく密閉状態とするの
で、電子レンジ等の加熱調理器に入れて加熱する。加熱
に伴って蒸発する水分は、摘み部21や載頭部22の内
面に密着するか、あるいは傾斜面23の内面に密着す
る。摘み部21や載頭部22の内面では、調理品に滴下
する水分と傾斜面側に流入する水分とに分かれ、必要以
上の乾燥が阻止される状態で加熱される。傾斜面23の
内面では、水滴となってその傾斜角に従って良好に下端
周縁24に流入する。水滴は、下端周縁24の誘発角部
26で密集して大きくなって落込溝24に滴下し、調理
品には滴下しない。加熱調理状態は、ハウジング部材2
から肉視可能である。
熱調理容器11に摘み部21を摘んでラッピング材1を
単なる蓋として被せる。ラッピング材1は加熱調理容器
11の調理品等に接触することなく密閉状態とするの
で、電子レンジ等の加熱調理器に入れて加熱する。加熱
に伴って蒸発する水分は、摘み部21や載頭部22の内
面に密着するか、あるいは傾斜面23の内面に密着す
る。摘み部21や載頭部22の内面では、調理品に滴下
する水分と傾斜面側に流入する水分とに分かれ、必要以
上の乾燥が阻止される状態で加熱される。傾斜面23の
内面では、水滴となってその傾斜角に従って良好に下端
周縁24に流入する。水滴は、下端周縁24の誘発角部
26で密集して大きくなって落込溝24に滴下し、調理
品には滴下しない。加熱調理状態は、ハウジング部材2
から肉視可能である。
【0019】加熱調理後には、摘み部21を持ってラッ
ピング材1を加熱調理容器11から離せばよく、ラッピ
ング材1は次の加熱調理容器11に再使用可能である。
ラッピング材1の落込溝34に水分が多いときには、い
ずれか一側に傾かせて落込溝34から水分を逃がせばよ
い。
ピング材1を加熱調理容器11から離せばよく、ラッピ
ング材1は次の加熱調理容器11に再使用可能である。
ラッピング材1の落込溝34に水分が多いときには、い
ずれか一側に傾かせて落込溝34から水分を逃がせばよ
い。
【0020】不使用時には、落込部材3を下端周縁24
から外してそれぞれ洗浄することができる。特に、落込
部材3の嵌合受溝31を上部を開口したままで簡単に洗
浄することができるので、清潔状態を維持して使用する
ことが可能である。
から外してそれぞれ洗浄することができる。特に、落込
部材3の嵌合受溝31を上部を開口したままで簡単に洗
浄することができるので、清潔状態を維持して使用する
ことが可能である。
【0021】上記実施の形態によれば、落込部材3の嵌
合受溝31にハウジング部材1の下端周縁24を嵌合す
るだけでラッピング材1を提供することができ、嵌合受
溝31から下端周縁24を取り外すことで簡単に分解掃
除が行える。特に、嵌合受溝31の外側部分に下端周縁
24を嵌合させて内側部分にスペースを残すことによっ
て落込溝34を形成することができ、誘発角部26から
の滴下で確実な水分流入を行える。また、弾性片37に
よって加熱調理容器11への確実な密着を行えるので、
加熱調理容器11の傾斜具合に拘らず密封状態での加熱
調理が可能となった。
合受溝31にハウジング部材1の下端周縁24を嵌合す
るだけでラッピング材1を提供することができ、嵌合受
溝31から下端周縁24を取り外すことで簡単に分解掃
除が行える。特に、嵌合受溝31の外側部分に下端周縁
24を嵌合させて内側部分にスペースを残すことによっ
て落込溝34を形成することができ、誘発角部26から
の滴下で確実な水分流入を行える。また、弾性片37に
よって加熱調理容器11への確実な密着を行えるので、
加熱調理容器11の傾斜具合に拘らず密封状態での加熱
調理が可能となった。
【0022】以上、図示した実施の形態の外に、下端周
縁24の嵌合受溝31とは別に落込溝34を内側に形成
することの可能である。また、スリット33と弾性片3
7は必須構成要件ではなく、省略してもよい。
縁24の嵌合受溝31とは別に落込溝34を内側に形成
することの可能である。また、スリット33と弾性片3
7は必須構成要件ではなく、省略してもよい。
【0023】
【実施例】一実施例によれば、ラッピング材1の直径約
23cm、ハウジング部材2の載頭部22の直径約10
cm、傾斜面23の直径10〜23cm、傾斜角約30
度で設計したので、皿等に好適に使用可能であることが
確かめられた。この場合に、ハウジング部材2の傾斜面
23から水分が良好に落込溝34に流入することが確か
められた。傾斜面23は、載頭部22の約4倍程度であ
るので、調理品へ滴下する水分はその1/2である約1
/8程度と認められる。傾斜面23は水分の流入が促さ
れる傾斜角であればよく、約25度〜45度の範囲で実
施可能であることが判った。
23cm、ハウジング部材2の載頭部22の直径約10
cm、傾斜面23の直径10〜23cm、傾斜角約30
度で設計したので、皿等に好適に使用可能であることが
確かめられた。この場合に、ハウジング部材2の傾斜面
23から水分が良好に落込溝34に流入することが確か
められた。傾斜面23は、載頭部22の約4倍程度であ
るので、調理品へ滴下する水分はその1/2である約1
/8程度と認められる。傾斜面23は水分の流入が促さ
れる傾斜角であればよく、約25度〜45度の範囲で実
施可能であることが判った。
【0024】また、ハウジング部材2と落込部材3をポ
リプロピレンで成形したが、約140°Cまでの加熱調
理が可能であることが確認された。他の耐熱性合成樹脂
で成形することも可能であるうえ、両部材2,3を異な
る素材で成形しても良く、この場合に落込部材3は柔軟
性に富む素材が望ましい。
リプロピレンで成形したが、約140°Cまでの加熱調
理が可能であることが確認された。他の耐熱性合成樹脂
で成形することも可能であるうえ、両部材2,3を異な
る素材で成形しても良く、この場合に落込部材3は柔軟
性に富む素材が望ましい。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明に係る加温調理容器
用ラッピング材によれば、従来のラッピングフィルムを
不要とすることができ、加温に伴う水滴を調理品に流し
込みしないように貯留することができるうえ、繰り返し
使用可能なラッピング材を提供できるものである。
用ラッピング材によれば、従来のラッピングフィルムを
不要とすることができ、加温に伴う水滴を調理品に流し
込みしないように貯留することができるうえ、繰り返し
使用可能なラッピング材を提供できるものである。
【図1】本発明に係る加熱調理容器用ラッピング材の実
施の形態を示す全体の一部切欠斜視図である。
施の形態を示す全体の一部切欠斜視図である。
【図2】本発明に係る加熱調理容器用ラッピング材の実
施の形態を示す分解斜視図である。
施の形態を示す分解斜視図である。
【図3】本発明に係る加熱調理容器用ラッピング材の実
施の形態を示す要部拡大断面図である。
施の形態を示す要部拡大断面図である。
1 ラッピング材 2 ハウジング部材 3 落込部材 21 摘み部 23 傾斜面 24 下端外周 26 誘発角部 31 嵌合受溝 33 スリット 34 落込溝 35 防水壁 37 弾性片
Claims (4)
- 【請求項1】 加温調理容器のラッピング材乃至蓋とし
て被せられるものであって、中央から下端周縁に向けて
密閉状態での下がり傾斜面を有するとともに保形性を有
するハウジング部材と、ハウジング部材の下端周縁に着
脱自在に組付されるリング状の落込部材とから構成さ
れ、落込部材にはハウジング部材の下端内面から内方へ
張出されて水滴を受容する落込溝がリング状に形成され
ている加温調理容器用ラッピング材。 - 【請求項2】 請求項1の加温調理容器用ラッピング材
において、落込溝はハウジンング部材の下端周縁が嵌合
された後の内側に残される溝によって形成されている加
温調理容器用ラッピング材。 - 【請求項3】 請求項2の加温調理容器用ラッピング材
において、ハウジング部材は透明乃至半透明の合成樹脂
材から成形されている加温調理容器用ラッピング材。 - 【請求項4】 請求項3の加温調理容器用ラッピング材
において、ハウジング部材の下がり傾斜面は約25度〜
45度の傾斜角である加温調理容器用ラッピング材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21592795A JPH0956599A (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | 加温調理容器用ラッピング材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21592795A JPH0956599A (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | 加温調理容器用ラッピング材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0956599A true JPH0956599A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16680572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21592795A Pending JPH0956599A (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | 加温調理容器用ラッピング材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0956599A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7030346B1 (en) * | 2005-04-28 | 2006-04-18 | Wen Miao | Moisture adding microwave lid apparatus |
US8492691B1 (en) * | 2009-09-16 | 2013-07-23 | Sonia Corella Hernandez | Portable container for steaming food in the microwave |
-
1995
- 1995-08-24 JP JP21592795A patent/JPH0956599A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7030346B1 (en) * | 2005-04-28 | 2006-04-18 | Wen Miao | Moisture adding microwave lid apparatus |
WO2006118668A1 (en) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Wen Miao | Moisture adding microwave lid apparatus |
US8492691B1 (en) * | 2009-09-16 | 2013-07-23 | Sonia Corella Hernandez | Portable container for steaming food in the microwave |
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