JP3229557U - 急須用の茶漉し - Google Patents

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Abstract

【課題】形状および大きさが種々の急須に適用できる脱着が容易な茶漉しを提供する。【解決手段】茶漉し10は、急須内の注ぎ口開口部4を覆うステンレス製網12が合成樹脂の板状保持材に一体に成形されている。急須への装着は、一端を急須内面の注ぎ口開口部の上方の蓋受け5下面の縁に係止させ、急須の内面および底面7に密着させて他端を対向する蓋受け下面の縁へ係止させる。ステンレス製網の面積は15〜40平方センチメートルであり、板状保持材は、ステンレス製網の周囲を縁取る枠部に幅20〜40mmで長さが120〜170mmの支持部が一体に形成されている。【選択図】図3

Description

本考案は、急須内に装着して使用される脱着可能な茶漉しに関するものである。
急須内に装着して使用する茶漉しとしては、急須の蓋受け部に係止させるフランジを有
する金網を半球殻状に湾曲させて作られたものが一般的である。この茶漉しは洗浄がしや
すく、損傷した場合には汎用品として販売されている中から同等のものを得ることが可能
である。しかしながら、急須の形状および大きさは多様であり、フランジの大きさが異な
るものが数多く販売されているものの、特定の急須に合致するものを入手することは困難
である。
また、この茶漉しは、茶葉の入る容積が急須の容積に対して半分以下であるので、お湯
を注いだときの茶葉の拡がりが乏しい、という難点がある。
一方、急須内の注ぎ口開口部に装着するようにした脱着可能な平板状の茶漉しが知られ
ている(例えば、特許文献1参照)。この茶漉しは、上端を急須内面の蓋受け下面の縁へ
係止させるとともに、下端を急須底面に形成された突起に係止させるようにしている。
この茶漉しによれば、急須の容積を狭めないので、茶葉の拡がりが良いが、その急須に
専用であり、急須と一対で販売されており、損傷した場合は、同じものを入手するのは、
困難である。
そこで、種々の形状および大きさの急須に対して注ぎ口開口部に装着できるようにした
茶漉しが提案されている(特許文献2参照)。この茶漉しは、網状の濾過用素材の外周を
柔軟性に富んだ軟性体で形成し、急須内の注ぎ口開口部の周辺に接着するようにしたもの
である。
実公昭59−27235号公報 実用新案登録第3091552号公報
特許文献2に記載の茶漉しは、形状および大きさが種々の急須に使用できるという大き
な特徴を有している。
しかしながら、この茶漉しは、急須から外して洗浄することはできないという難点があ
る。茶漉しを急須から剥がすこと、および一旦取り外したものを再度接着するのは、購入
者にとっては、難しい作業であり、また、接着剤を使用するのは抵抗があるという人も少
なくない。
本考案は、上記の点を考慮してなされたもので、形状および大きさが種々の急須に適用
できる脱着が容易な茶漉しを提供することを目的としている。
上記の目的を解決するため、請求項1の考案の茶漉しは、次のように構成した。
すなわち、急須内の注ぎ口開口部を覆うステンレス製網が合成樹脂の板状保持材に一体に
成形され、一端は急須内面の注ぎ口開口部の上方の蓋受け下面の縁に係止させ、急須の内
面および底面に密着させて他端を対向する蓋受け下面の縁へ係止させて装着される急須用
の茶漉しであって、該ステンレス製網の面積は15〜40平方センチメートルあり、該板
状保持材は、該ステンレス製網の周囲を縁取る枠部に幅20〜40mmで長さが120〜
170mmの支持部が一体に形成されたことを特徴としている。
ここで、急須の意義は、横手を有する陶磁器製のほか、上手を有するもの(土瓶)も含
むものとし、大きさとしては、主として家庭で使用される内容積が220〜550立方セ
ンチメートルのものを指している。形状は、図6に示すように、深底型と浅底型が代表的
であるが、これから派生したものが多く存在しており、これらも含まれる。
ステンレス製網の大きさは、15平方センチメートル以下では茶の出が悪い。また、4
0平方センチメートル以上は必要ない。望ましくは、20〜30平方センチメートルであ
る。
板状保持材は、1〜3.5mm厚みの板状の合成樹脂製で、ステンレス製網の周囲を縁
取る枠部と、底面に沿って後部内壁の上端(蓋受け下面の縁)へ係止する支持部が一体に
形成され、ステンレス製網を所定の位置に配置してインサート成形される。材質は、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリアミドなどで柔軟性の得られるものを使用する。
板状保持材は、急須に装着したときに、しっかり密着保持されるように、周縁部は上面
側を漸次薄くなるテーパとするとよい。
また、枠部から支持部付近は幅方向を広くして厚みを薄くした鍔部を形成し、枠部の注
ぎ口開口部の上方の蓋受け下面の縁に係止する部分は、厚みを大きくする(請求項2)の
が望ましい。なお、板状保持材の厚さが2.5mm以上である場合には必要ない。
また、急須の底部に茶漉し係止用の係止材が突設されている急須に対しても適用できる
ように、板状保持材の支持部の前寄りから中程までに開口を設けるとよい。また、種々の
大きさの急須に簡便に対応できるように、支持部の後端側に、急須の大きさに合わせて切
断するための切込みを長手方向と直角方向に複数個形成する(請求項3)とよい。
なお、この茶漉しは、220〜550立方センチメートルのほとんどの急須に対して、
適用できるものとすることは可能であるが、容積の小さなもの用と大きなもの用など、複
数に分けてもよい。
一方、請求項4の考案は、次のように構成した。すなわち、急須内の注ぎ口開口部を覆
うステンレス製網が合成樹脂製の板状保持材に一体に成形され、急須の内面の胴周方向に
弾接される急須用茶漉しであって、該ステンレス製網は面積が15〜40平方センチメー
トルあり、該板状保持材は、該ステンレス製網の幅寸法より大きく、急須の半周以上の長
さがあって両端部が円形状に形成され、一端側には取り外しのための引手が備えられてい
ることを特徴としている。
この茶漉しは、自身の弾性によって急須の内面に密着保持されるもので、急須の注ぎ口
開口部を塞ぐようにして胴周方向に装着される。形状は、ステンレス製網のより大きめの
幅の長尺のもの、あるいは、漸次幅が狭くなるものの中央部にステンレス製網を一体成形
して造られる。なお、ステンレス製網の面積は、上記の考案と同じく15〜40平方セン
チメートルとすればよい。
板状保持材は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、エラストマ、シリコンで
、厚さは1〜3.5mm、幅は30〜50mmとし、周縁部は上面側のみを漸次薄くなる
ように形成するとよい。 長さは、急須の内面の胴周の少なくとも1/2以上、望ましく
は3/4以上とする。なお、最大長さは、端末が重ならないように胴周り寸法より短い値
とする。また、長さは180〜300mmであるが、急須の容積の小さなもの用と大きな
もの用のように、複数に分けてもよい。
また、両端部は、円形状とするが、これは、半径が一定の円のみを指すものではなく、
楕円状や、放物線状を含むものである。また、引手の形状などは特に問わない。
請求項1の急須用の茶漉しは、急須内の注ぎ口開口部を覆うステンレス製網が合成樹脂
の板状保持材に一体に成形され、一端は急須内面の注ぎ口開口部の上方の蓋受け下面の縁
に係止させ、急須の内面および底面に密着させて他端を対向する蓋受け下面の縁へ係止さ
せて装着されるので、脱着が容易であり、家庭用として使用されている急須の大部分のも
のに対して使用できる。しかも、急須に茶漉しの係止材などの加工を必要としない。
請求項4の急須用の茶漉しは、急須内の注ぎ口開口部を覆うステンレス製網が合成樹脂
製の板状保持材に一体に成形され、急須の内面の胴周方向に弾接されるので、請求項1の
考案と同じ効果が得られるほか、コンパクトで、板状保持材の金型が安価にでき、経済的
なものとできる。
請求項1の急須用の茶漉しの実施の形態を示す平面図である。 同、図1のA−A視図である。 同、この茶漉しを急須に装着した状態を示す側面図である。 請求項4の急須用の茶漉しの実施の形態を示す平面図である。 同、この茶漉しを急須に装着した状態を示す正面図である。 家庭用として使用されている一般的な急須の斜視図で(a)は、深底型、(b)は浅底型である。
請求項1の考案の急須用の茶漉しの実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。
この茶漉し10は、全体がしゃもじの如き形状をした板状の板状保持材11にステンレス
製網12がインサート成形されている。
ステンレス製網12は幅40mm長さが70mmで両端は半径20mmの半円に形成さ
れ、面積は24.56平方センチメートルである。
板状保持材11は、材質がポリエチレンで、厚さが2mmであり、ステンレス製網12
の外周に縁どりする枠部11aと、幅35mm、長さ150mmの支持部11bが一体に
成形されている。なお、枠部11aの左右両側は放物線状の形状としている。
そして、装着時に蓋受け下面の縁に係止させる部分となる先端部(図1において上端部
の枠部11a)は、厚さが1mm、幅3mmの補強13が一体に形成されている。この補
強13は、急須から茶漉し10を取り外すときに掴めるように形成されている。
また、板状保持材11の特にステンレス製網12を囲む部分が急須内面に隙間なく密着
するように、枠部11aから支持部11bの付け根の部分には、厚さが1mmの鍔14が
形成されている。
さらに、支持部11bの上部側には長方形状に切り抜かれた開口16が、形成されてい
る。これは、茶漉しの一端を係止するための係止材が予め突設されている急須にも、この
茶漉しが使用できるように、係止材との干渉を避けるためのものである。
また、下端部には、急須の大きさに合わせて支持部11bの長さを変えるときに、切断
し易くするための切込み15が複数個形成されている。
この茶漉し10の急須へ装着は、図3に示すように、急須本体1の注ぎ口3の付け根に
形成された注ぎ口開口部4がステンレス製網12のほぼ中央部に位置するようにして、上
端(補強13側)を蓋受け5の下面の縁である係止部6に係止させる。そして、支持部1
1bを底面7および注ぎ口開口部4と対向する内壁に沿わせて下端(支持部11bの端部
)を蓋受け5の下面の係止部6に係止させる。なお、支持部11bの長さが急須の大きさ
に合っていない場合は、下端部の切込み15の適宜な位置で切断してから装着する。
急須に装着したときは、急須の内壁にしっかり密着していない状態であっても、急須に
お湯が入れられることにより、板状保持材11は、少し柔らかくなり急須内面に密着され
る。なお、茶漉し10を取り外すときは補強13を掴んで係止部6から外せばよい。
茶漉しを急須の容積によって複数に分ける場合、例えば大小2種類とする場合は、急須
の容積を350立方センチメートル以下と以上とに分け、小は、ステンレス製網の面積を
20平方センチメートル、支持部の長さを120mmとし、大は、それぞれ、28平方セ
ンチメートルと170mmとする。
次に、請求項4の考案の実施の形態について図4および図5に基づいて説明する。
この茶漉しは、全体がガーゼ付絆創膏の如き形状をしており、板状保持材21の中央部に
ステンレス製網22がインサート成形されている。
ステンレス製網22は、幅35mmで、長さが70mmの長方形としている。面積は2
4.5平方センチメートルである。
板状保持材21は、材質がポリプロピレンで、厚さが2mm、幅50mm、長さ260
mmであり、両側の端部21aは、放物線状の形状としている。なお、板状保持材21の
周縁部は上面側のみを漸次薄くなるように形成され、一端部には取り外しを容易にするた
めの引手23、24が付設されている。引手23は掴むタイプであり、引手24は指を引
っかけるタイプのものである。いずれか1個あればよい。
茶漉し20の急須への装着は、茶漉し20を、注ぎ口開口部4がステンレス製網22の
ほぼ中央部に位置させ、急須内面の胴周方向(水平方向)左右に沿わせて密着させる。こ
れにより、茶漉し20は自身の弾性によって、茶漉し20の外周部が急須の内壁に密着保
持される。そして、急須内壁の膨らみ部に茶漉し20によって仕切られる抽出部26が形
成される。
この茶漉し20は、例えば、急須の内容積が360ミリリットルで急須内面における胴
周りの直径が100mmであるとすると、板状保持材21は胴周りの約83%の長さを占
めることになる。
急須に茶葉を入れてお湯を入れることにより、茶漉し10の板状保持材21は、少し柔
らかくなり急須内面に強固に密着される。そして、茶漉し20のステンレス製網22は、
急須内壁とは離れているので、お茶は網全体で漉され、注ぎ口開口部4が小さな面積であ
っても、目詰まりすることがなく、したがって、注ぎ口3からの茶の出がよい。
茶漉し20を洗浄するときは茶漉し20の一端の引手23(または引手24)を持って
引き剥がして取り出せばよい。
上記の実施の形態においては、理解を容易にするため具体的な寸法を入れて説明したが
、本考案がこれに限定するものではないことはいうまでもない。
1 急須本体
2 蓋
3 注ぎ口
4 注ぎ口開口部
5 蓋受け
6 係止部
7 底面
8 把手
10 茶漉し
11 板状保持材
11a 枠部
11b 支持部
12 ステンレス製網
13 補強
14 鍔部
15 切込み
16 窓
20 茶漉し
21 板状保持材
21a 端部
22 ステンレス製網
23 引手
24 引手
26 抽出部

Claims (1)

  1. 急須内の注ぎ口開口部を覆うステンレス製網が合成樹脂の板状保持材に一体に成形され
    、一端は急須内面の注ぎ口開口部の上方の蓋受け下面の縁に係止させ、急須の内面および
    底面に密着させて他端を対向する蓋受け下面の縁へ係止させて装着される急須用の茶漉し
    であって、該ステンレス製網の面積は15〜40平方センチメートルあり、該板状保持材
    は、該ステンレス製網の周囲を縁取る枠部に幅20〜40mmで長さが120〜170m
    mの支持部が一体に形成されたことを特徴とする急須用の茶漉し。
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