JPH0956316A - 土竜の取り方並びに土竜取り具 - Google Patents
土竜の取り方並びに土竜取り具Info
- Publication number
- JPH0956316A JPH0956316A JP24656895A JP24656895A JPH0956316A JP H0956316 A JPH0956316 A JP H0956316A JP 24656895 A JP24656895 A JP 24656895A JP 24656895 A JP24656895 A JP 24656895A JP H0956316 A JPH0956316 A JP H0956316A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dragon
- sensing
- mortar
- firing spring
- earth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 土竜が,土竜取り具の設置に全く気付くこ
となく設置内に入り,予め潰しておいた土竜道を,土竜
が「塞がっている自分の道を修正する」との習性を利用
して,土竜が修正作業を行い,その土の動きを土竜取り
具が感知して作動し土竜を取る。 【解決手段】 予め,土竜道の一部を潰してその表面
を平らにし,その至近場所に土竜取り具を設置する。こ
の場合,土竜道を潰した箇所の,潰していない土竜道に
近い処の真上の地表すれすれに感知板が位置するよう
に,また,潰した箇所の至近場所の土竜道の真上に,土
竜取り具の,もり先が位置するように,且つ,土竜道内
に土竜取り具が入らなく設置する。設置した土竜取り具
の域内に土竜が入り,潰した土竜道を修正する作業をす
ると,その土の動きを地表すれすれに設置した感知板が
感知して,作動し,土竜をとる方法と,そのための土竜
取り具。
となく設置内に入り,予め潰しておいた土竜道を,土竜
が「塞がっている自分の道を修正する」との習性を利用
して,土竜が修正作業を行い,その土の動きを土竜取り
具が感知して作動し土竜を取る。 【解決手段】 予め,土竜道の一部を潰してその表面
を平らにし,その至近場所に土竜取り具を設置する。こ
の場合,土竜道を潰した箇所の,潰していない土竜道に
近い処の真上の地表すれすれに感知板が位置するよう
に,また,潰した箇所の至近場所の土竜道の真上に,土
竜取り具の,もり先が位置するように,且つ,土竜道内
に土竜取り具が入らなく設置する。設置した土竜取り具
の域内に土竜が入り,潰した土竜道を修正する作業をす
ると,その土の動きを地表すれすれに設置した感知板が
感知して,作動し,土竜をとる方法と,そのための土竜
取り具。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は,土竜取りに関する。
【0002】
【従来の技術】従来は,土竜を挟み付けて取る類の土竜
取り具で,土竜道を上から跨ぐように突き差して仕掛け
て,下に来た土竜が土竜取り具にの一部に触れること
で,開いていた挟み部が閉じて土竜を取るものであっ
た。
取り具で,土竜道を上から跨ぐように突き差して仕掛け
て,下に来た土竜が土竜取り具にの一部に触れること
で,開いていた挟み部が閉じて土竜を取るものであっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記に述べた従来の取
り方では,土竜取り具の一部が,土竜道の内に入ったり
土竜道の至近場所に,設置されてしまうことが多い為
に,設置した土竜取り具が土竜を感知作動する前に,土
竜がこれを感知して,土竜取り具の内部に入らず,逆戻
りしたり,他に道を掘って避けて行ってしまい,土竜取
り具にかからないことが多かった。即ち,従来の取り方
は,土竜道の至近や土竜道の内に土竜取り具の一部が設
置されてしまうために,土とは異物である取り具を土竜
が感知し易いことが原因であった。これは,土竜が土や
石等の,自然にあるもの以外を異物と感知して危険に思
い警戒する習性がある故と思われる。この発明は,以上
の欠点を無くして,土竜が土竜取り具を感知する事無
く,土竜取り具の設置場所に来て土竜取り具が作動して
土竜を取れる方法と,その為の土竜取り具を社会に提供
するものである。
り方では,土竜取り具の一部が,土竜道の内に入ったり
土竜道の至近場所に,設置されてしまうことが多い為
に,設置した土竜取り具が土竜を感知作動する前に,土
竜がこれを感知して,土竜取り具の内部に入らず,逆戻
りしたり,他に道を掘って避けて行ってしまい,土竜取
り具にかからないことが多かった。即ち,従来の取り方
は,土竜道の至近や土竜道の内に土竜取り具の一部が設
置されてしまうために,土とは異物である取り具を土竜
が感知し易いことが原因であった。これは,土竜が土や
石等の,自然にあるもの以外を異物と感知して危険に思
い警戒する習性がある故と思われる。この発明は,以上
の欠点を無くして,土竜が土竜取り具を感知する事無
く,土竜取り具の設置場所に来て土竜取り具が作動して
土竜を取れる方法と,その為の土竜取り具を社会に提供
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】土竜道Bの一ケ所を潰し
て,土竜Cの進行方向の土竜道を潰した箇所Baの手前
の至近場所の真上に,土竜Cを突き刺せる,もり4をセ
ットした土竜取り具1のもり4を位置させて,土竜取り
具1の支柱2を,土竜道Bの真横の少し離した地盤Aに
突き立てて,土竜取り具1を独立させ,土竜Cが上記の
土竜道を潰した箇所Baに着いて,土竜取り具1に気付
かずに,潰された箇所Baを修正する習性の作業をした
際に起きる地盤Aや地盤面Baの動きを,土竜取り具1
の土竜感知部8が感知作動して,先ず,地盤面Baの動
きが感知板8bに伝わり,これを上方へ押し上げる。す
ると,感知板8bの一端を感知部芯棒8aに固定し,更
に,感知部芯棒8aに固定した引っ掛け雌端8cが連動
して,感知板8bの動く方向,即ち,地盤面Aa方向へ
連動するので,てこ状の感知伝達材9一端の雄形引っ掛
け端9dが外れ,引っ張りバネ9cの力で上方へ上が
り,芯棒状支点材9aを支点として他端の引っ掛け爪端
9bが下方へ下がるので,圧縮した発射バネ5下の発射
バネストッパー6から外れて発射ババネストッパー6
と,その下にセットした,もり発射基部4bを激しく下
方に発射して,これに直結する,もり先4cを下方の土
竜道B内の土竜Cに突き刺して土竜Cを取る,土竜の取
り方が本発明の土竜の取り方である。また,上記の土竜
の取り方の為の土竜取り具1は,以下に示す構成であ
る。組み立てた状態で,地盤Aに突き立て独立できる支
柱2から,横方向に出した上部アーム2aと下部アーム
2bの端部間を,支柱2に平行方向にもうけた縦材状の
感知部支持材3の下端を下に延ばし,更に外側に横方向
に延ばした形の端部で,土竜感知部8の,水平方向に位
置する感知部芯棒8aを遊離外挿して取り付ける。土竜
感知部8は,組み立てた状態で,水平方向に位置する感
知部芯棒8aの中央部に,感知芯棒8aと直角方向にな
る,フックや輪状等の引っ掛け雌材8cの基部を固定
し,感知芯棒8aの一端に,地盤面Aaと平行方向にで
きる感知板8bの一端を取り付けてなる。感知部支持材
3に,その中間部ににもうけた縦長の穴3aに貫通させ
た,てこ状の感知伝達材9の芯棒状支点材9aを固定
し,感知伝達材9の棒状部を,支柱2側から視て,感知
部支持材3の向方側に出し,その先端部に土竜感知部8
の引っ掛け雌端8cに引っ掛けられる,雄形引っ掛け端
9dをもうける。感知伝達材9の芯棒状支点材9aの,
もり4側に,セットした場合の発射バネストッパー6の
底面端を支えられる,引っ掛け爪端9bをもうける。感
知伝達材9の芯棒状支点材9a近くと,感知部支持材3
の縦長の穴3aの上の感知部支持材3間に,感知伝達材
9の棒状部を上方に引っ張る,引っ張りバネ9cをもう
ける。もり4は,棒状の下端を尖端とした,もり先4c
と,中間部から上を細くしてこれをもり芯棒4aとし,
上端部を顎状に太くして,もりストッパー4dとし,も
り芯棒4aと,その下の太い部分との境の段状部をもり
発射基部4bとする。もり発射基部4bから下の長さ
を,本具1をセットして作動した際に,土竜道B下の地
盤Aまで,もり先4cが入る長さにする。もり4と,こ
れを支える上下のアーム2a・2bとの組合せを以下に
述べる。組み合わされた状態において,下部アーム2b
にもうけた,もり4が滑らかに内挿できる,もり貫通穴
2baをもうけ,これと,上部アーム2aに設けた,貫
通穴2aaとを通して,もり4を内挿させる。もり芯棒
4aを,滑らかに外挿する,概ね,山形状の外観の,底
面中央部が,もり発射基部4bに当面できて,下部アー
ムのもり貫通穴2baより大きい底面をもつ下端部を残
して細く延ばした上部を発射バネ5に内挿して,その長
さを,発射バネ5を圧縮した場合の長さ以内にしてなる
発射バネストッパー6を介在させる。上記,発射バネ5
の下端と当面する段部を,発射バネ受部6aする。発射
バネストッパー6の上部を外挿させた,発射バネ5の上
部を外挿する発射バネ保護筒10の上部は,もり芯棒4
aを滑らかに外挿する,概ね,山形の外観の,細くして
雄ねじをもうけた上部を,上部アームの貫通穴2aaに
内挿させた,もり振止め7の雄ねじに螺合締付け,もり
振止め7の上端部を締める振り止めナット7aと共に締
め付ける。この場合,もり振り止め7の上端を,振り止
めナット7aより上に出して,これで,もりストッパー
4bを受けとめられる。下部アーム2b上面に,支柱2
と下部アームの貫通穴2baとの間に,もり4を概ね外
挿できる支持横材状の安全装置上端部11aから下方へ
延ばした形の支持持縦材11bの下端に水平方向に設け
た芯棒状基礎材11cとからなる,もり発射安全装置1
1の芯棒状基礎材11cを遊離状態に取り付ける。上記
支持縦材11cの長さは,発射バネ5をセットした際
に,発射バネストッパー6の下に安全装置上端部11a
をセットして,発射バネストッパー6が下へずり落ちな
い長さにもうける。以上のような構成によりなるもので
ある。
て,土竜Cの進行方向の土竜道を潰した箇所Baの手前
の至近場所の真上に,土竜Cを突き刺せる,もり4をセ
ットした土竜取り具1のもり4を位置させて,土竜取り
具1の支柱2を,土竜道Bの真横の少し離した地盤Aに
突き立てて,土竜取り具1を独立させ,土竜Cが上記の
土竜道を潰した箇所Baに着いて,土竜取り具1に気付
かずに,潰された箇所Baを修正する習性の作業をした
際に起きる地盤Aや地盤面Baの動きを,土竜取り具1
の土竜感知部8が感知作動して,先ず,地盤面Baの動
きが感知板8bに伝わり,これを上方へ押し上げる。す
ると,感知板8bの一端を感知部芯棒8aに固定し,更
に,感知部芯棒8aに固定した引っ掛け雌端8cが連動
して,感知板8bの動く方向,即ち,地盤面Aa方向へ
連動するので,てこ状の感知伝達材9一端の雄形引っ掛
け端9dが外れ,引っ張りバネ9cの力で上方へ上が
り,芯棒状支点材9aを支点として他端の引っ掛け爪端
9bが下方へ下がるので,圧縮した発射バネ5下の発射
バネストッパー6から外れて発射ババネストッパー6
と,その下にセットした,もり発射基部4bを激しく下
方に発射して,これに直結する,もり先4cを下方の土
竜道B内の土竜Cに突き刺して土竜Cを取る,土竜の取
り方が本発明の土竜の取り方である。また,上記の土竜
の取り方の為の土竜取り具1は,以下に示す構成であ
る。組み立てた状態で,地盤Aに突き立て独立できる支
柱2から,横方向に出した上部アーム2aと下部アーム
2bの端部間を,支柱2に平行方向にもうけた縦材状の
感知部支持材3の下端を下に延ばし,更に外側に横方向
に延ばした形の端部で,土竜感知部8の,水平方向に位
置する感知部芯棒8aを遊離外挿して取り付ける。土竜
感知部8は,組み立てた状態で,水平方向に位置する感
知部芯棒8aの中央部に,感知芯棒8aと直角方向にな
る,フックや輪状等の引っ掛け雌材8cの基部を固定
し,感知芯棒8aの一端に,地盤面Aaと平行方向にで
きる感知板8bの一端を取り付けてなる。感知部支持材
3に,その中間部ににもうけた縦長の穴3aに貫通させ
た,てこ状の感知伝達材9の芯棒状支点材9aを固定
し,感知伝達材9の棒状部を,支柱2側から視て,感知
部支持材3の向方側に出し,その先端部に土竜感知部8
の引っ掛け雌端8cに引っ掛けられる,雄形引っ掛け端
9dをもうける。感知伝達材9の芯棒状支点材9aの,
もり4側に,セットした場合の発射バネストッパー6の
底面端を支えられる,引っ掛け爪端9bをもうける。感
知伝達材9の芯棒状支点材9a近くと,感知部支持材3
の縦長の穴3aの上の感知部支持材3間に,感知伝達材
9の棒状部を上方に引っ張る,引っ張りバネ9cをもう
ける。もり4は,棒状の下端を尖端とした,もり先4c
と,中間部から上を細くしてこれをもり芯棒4aとし,
上端部を顎状に太くして,もりストッパー4dとし,も
り芯棒4aと,その下の太い部分との境の段状部をもり
発射基部4bとする。もり発射基部4bから下の長さ
を,本具1をセットして作動した際に,土竜道B下の地
盤Aまで,もり先4cが入る長さにする。もり4と,こ
れを支える上下のアーム2a・2bとの組合せを以下に
述べる。組み合わされた状態において,下部アーム2b
にもうけた,もり4が滑らかに内挿できる,もり貫通穴
2baをもうけ,これと,上部アーム2aに設けた,貫
通穴2aaとを通して,もり4を内挿させる。もり芯棒
4aを,滑らかに外挿する,概ね,山形状の外観の,底
面中央部が,もり発射基部4bに当面できて,下部アー
ムのもり貫通穴2baより大きい底面をもつ下端部を残
して細く延ばした上部を発射バネ5に内挿して,その長
さを,発射バネ5を圧縮した場合の長さ以内にしてなる
発射バネストッパー6を介在させる。上記,発射バネ5
の下端と当面する段部を,発射バネ受部6aする。発射
バネストッパー6の上部を外挿させた,発射バネ5の上
部を外挿する発射バネ保護筒10の上部は,もり芯棒4
aを滑らかに外挿する,概ね,山形の外観の,細くして
雄ねじをもうけた上部を,上部アームの貫通穴2aaに
内挿させた,もり振止め7の雄ねじに螺合締付け,もり
振止め7の上端部を締める振り止めナット7aと共に締
め付ける。この場合,もり振り止め7の上端を,振り止
めナット7aより上に出して,これで,もりストッパー
4bを受けとめられる。下部アーム2b上面に,支柱2
と下部アームの貫通穴2baとの間に,もり4を概ね外
挿できる支持横材状の安全装置上端部11aから下方へ
延ばした形の支持持縦材11bの下端に水平方向に設け
た芯棒状基礎材11cとからなる,もり発射安全装置1
1の芯棒状基礎材11cを遊離状態に取り付ける。上記
支持縦材11cの長さは,発射バネ5をセットした際
に,発射バネストッパー6の下に安全装置上端部11a
をセットして,発射バネストッパー6が下へずり落ちな
い長さにもうける。以上のような構成によりなるもので
ある。
【0005】
【作用】 使用法を述べ,作用を述べる。土竜道Bの1
箇所を潰してその地表を平らにする。土竜取り具1の発
射バネストッパー6と,もり4を上方に引き上げ,発射
バネストッパー6の下に,もり発射安全装置11の安全
装置上端部11aを差し込み,案全装置11をかける。
土竜Cの進行方向の,上記土竜道を潰した箇所Baの手
前至近場所の真上に,土竜取り具1のもり先4cが位置
するように土竜取り具1の支柱を地盤Aに突き立て,土
竜取り具1を独立させる。この場合,支柱2の位置は土
竜道Bの真横の少し離れた処に設置する。次に,土竜感
知部8の感知板8bを,上記土竜道を潰した箇所Ba
と,土竜Cの進行方向における土竜道Bとの境目の真上
の地表面すれすれに平行させて,これを感知芯棒8aに
固定し,感知伝達材9の引っ掛け雄端9dを土竜感知部
8の引っ掛け雌端8cに引っ掛け,他端の引っ掛け爪端
9bを,発射バネストッパー6の下側端に差し込み,発
射バネストッパー6をセットした状態にする。この場
合,感知伝達材9には引っ張りバネ9cによって,上方
へ引っ張られる力が加わっている。又,この場合,土竜
Cの進行方向において,感地板8bは,もり1の向方に
位置して設置する。次に,設置状態が正常であることを
確認したら,安全装置11を外す。以上で土竜取り具1
が仕掛けられたことになる。以上による作用を以下に述
べる。土竜道B内に土竜取り具1が表れていないので,
土竜Cは土竜取り具1の設置に気付かずに,上記土竜道
を潰した箇所Ba達し,潰れて塞がっているのを修正し
始める。 これは,土竜Cの習性であると考えられ
る。すると,当然にその部分の土が動き,その動きが地
表に伝わり,地表すれすれに位置させてある感知板8b
を上方へおし上げる。感知板8bの一端は感知芯棒8a
に固定されていて,これを連動させ,これに固定した引
っ掛け雌端8cを当然に,もり4を中心とした外側方向
に動かすので,感知伝達材9の雄形引っ掛け端9dが外
れ,引っ張りバネ9cにより上方へ引っ張られ,てこ状
の感知伝達材9の他端の引っ掛け爪端9dを下方へ連動
させるので,これに支えられていた発射バネストッパー
6が外れ,圧縮バネである発射バネ5の力によって下方
に激しく発射され,真下にいた土竜Cを突き刺して,こ
れを取れる。もりストッパー4dは,若し誤って,もり
4が発射された場合に,ストッパーの働きによって,も
り4が土竜取り具1から飛び出すことを防止できる。
箇所を潰してその地表を平らにする。土竜取り具1の発
射バネストッパー6と,もり4を上方に引き上げ,発射
バネストッパー6の下に,もり発射安全装置11の安全
装置上端部11aを差し込み,案全装置11をかける。
土竜Cの進行方向の,上記土竜道を潰した箇所Baの手
前至近場所の真上に,土竜取り具1のもり先4cが位置
するように土竜取り具1の支柱を地盤Aに突き立て,土
竜取り具1を独立させる。この場合,支柱2の位置は土
竜道Bの真横の少し離れた処に設置する。次に,土竜感
知部8の感知板8bを,上記土竜道を潰した箇所Ba
と,土竜Cの進行方向における土竜道Bとの境目の真上
の地表面すれすれに平行させて,これを感知芯棒8aに
固定し,感知伝達材9の引っ掛け雄端9dを土竜感知部
8の引っ掛け雌端8cに引っ掛け,他端の引っ掛け爪端
9bを,発射バネストッパー6の下側端に差し込み,発
射バネストッパー6をセットした状態にする。この場
合,感知伝達材9には引っ張りバネ9cによって,上方
へ引っ張られる力が加わっている。又,この場合,土竜
Cの進行方向において,感地板8bは,もり1の向方に
位置して設置する。次に,設置状態が正常であることを
確認したら,安全装置11を外す。以上で土竜取り具1
が仕掛けられたことになる。以上による作用を以下に述
べる。土竜道B内に土竜取り具1が表れていないので,
土竜Cは土竜取り具1の設置に気付かずに,上記土竜道
を潰した箇所Ba達し,潰れて塞がっているのを修正し
始める。 これは,土竜Cの習性であると考えられ
る。すると,当然にその部分の土が動き,その動きが地
表に伝わり,地表すれすれに位置させてある感知板8b
を上方へおし上げる。感知板8bの一端は感知芯棒8a
に固定されていて,これを連動させ,これに固定した引
っ掛け雌端8cを当然に,もり4を中心とした外側方向
に動かすので,感知伝達材9の雄形引っ掛け端9dが外
れ,引っ張りバネ9cにより上方へ引っ張られ,てこ状
の感知伝達材9の他端の引っ掛け爪端9dを下方へ連動
させるので,これに支えられていた発射バネストッパー
6が外れ,圧縮バネである発射バネ5の力によって下方
に激しく発射され,真下にいた土竜Cを突き刺して,こ
れを取れる。もりストッパー4dは,若し誤って,もり
4が発射された場合に,ストッパーの働きによって,も
り4が土竜取り具1から飛び出すことを防止できる。
【0006】
【実施例】土竜取り具1は,土竜Cが夜行性であること
を考慮して夜間に設置する。土竜取り具1を設置する場
合に,土竜道Bの土竜Cの進行方向が分からない場合
は,よく観察することによって,これを知ることが容易
であるが,どうしても分からない場合は,土竜道を潰し
た箇所Baの両側に土竜取り具1を設置することによっ
て,いずれかの土竜取り具1に土竜Cが必ず感知され,
これを取ることができる。土竜取り具1の構成における
実施例については,前項にて詳細に述べてあるので,こ
こでは省略する。土竜取り具1は,要旨に変わりない限
り,形状・寸法など任意である。発射バネストッパー6
の上部,即ち,発射バネ5に内挿した部分と発射バネ5
との間に隙間等が生じた場合は,ここに,パイプ状のも
のを取り付けて,隙間を適性にするとよい。また,土竜
取り具1を設置する場合は,安全性に十分配慮した設置
をする。設置した他に,これを分かり易くするための夜
光具などを添付けておくこともよいことである。
を考慮して夜間に設置する。土竜取り具1を設置する場
合に,土竜道Bの土竜Cの進行方向が分からない場合
は,よく観察することによって,これを知ることが容易
であるが,どうしても分からない場合は,土竜道を潰し
た箇所Baの両側に土竜取り具1を設置することによっ
て,いずれかの土竜取り具1に土竜Cが必ず感知され,
これを取ることができる。土竜取り具1の構成における
実施例については,前項にて詳細に述べてあるので,こ
こでは省略する。土竜取り具1は,要旨に変わりない限
り,形状・寸法など任意である。発射バネストッパー6
の上部,即ち,発射バネ5に内挿した部分と発射バネ5
との間に隙間等が生じた場合は,ここに,パイプ状のも
のを取り付けて,隙間を適性にするとよい。また,土竜
取り具1を設置する場合は,安全性に十分配慮した設置
をする。設置した他に,これを分かり易くするための夜
光具などを添付けておくこともよいことである。
【0007】
【発明の効果】潰れた自分の道を修正するとの,土竜の
習性を利用した設置なので,土竜が土竜取り具の設置に
全く気付かずに,土竜取り具設置内に入いり,土竜取り
具の上記構造の機能によって,確実に土竜を取れる。本
発明の土竜取り具1は,繰り返して再使用ができる。
習性を利用した設置なので,土竜が土竜取り具の設置に
全く気付かずに,土竜取り具設置内に入いり,土竜取り
具の上記構造の機能によって,確実に土竜を取れる。本
発明の土竜取り具1は,繰り返して再使用ができる。
【図1】 土竜取り具全体の一部省略一部縦断面左上面
斜視図。
斜視図。
【図2】 セットした状態の土竜取り具の一部省略一部
縦断面左上面斜視図。
縦断面左上面斜視図。
【図3】 もり1と上下のアームとの関係を示す一部
切り欠き一部省略一部縦断面拡大側面図。
切り欠き一部省略一部縦断面拡大側面図。
【図4】 もり4の一部省略拡大側面図。
【図5】 土竜道Bに土竜取り具を設置した状態を示
す一部切り欠き一部縦断面縮小正面図。
す一部切り欠き一部縦断面縮小正面図。
【図6】 土竜取り具1が作動して土竜Cを突き刺し
た状態を示す一部切り欠き一部縦断面縮小正面図。
た状態を示す一部切り欠き一部縦断面縮小正面図。
【図7】 感知伝達材9の一部切り欠き一部縦断面縮
小正面図。
小正面図。
A:地盤。 Aa:地盤面。B:土竜道。 B
a:土竜道を潰した箇所。C:土竜。1:土竜取り具。
2:支柱。 2a:上部アーム。 2aa:上部ア
ームの貫通穴。2b:下部アーム。 2ba:下部アー
ムの貫通穴。3:感知部支持材。 3a:縦長の穴。
4:もり。 4a:もり芯棒。4b:もり発射基
部。4c:もり先。4d:もりストッパー。5:発射バ
ネ。6:発射バネストッパー。 6a:発射バネ受け
部。7:もり振り止め。 7a:振り止め用ナット。
8:土竜感知部。 8a:感知部芯棒。8b:感知
板。8c:引っ掛け雌端。9:感知伝達材。 9
a:芯棒状支点材。9b:引っ掛け爪端。9c:引っ張
りバネ。9d:雄形引っ掛け端。10:発射バネ保護
筒。11:もり安全装置。 11a:安全装置上端部。
11b:支持縦材。11c:芯棒状基礎材。
a:土竜道を潰した箇所。C:土竜。1:土竜取り具。
2:支柱。 2a:上部アーム。 2aa:上部ア
ームの貫通穴。2b:下部アーム。 2ba:下部アー
ムの貫通穴。3:感知部支持材。 3a:縦長の穴。
4:もり。 4a:もり芯棒。4b:もり発射基
部。4c:もり先。4d:もりストッパー。5:発射バ
ネ。6:発射バネストッパー。 6a:発射バネ受け
部。7:もり振り止め。 7a:振り止め用ナット。
8:土竜感知部。 8a:感知部芯棒。8b:感知
板。8c:引っ掛け雌端。9:感知伝達材。 9
a:芯棒状支点材。9b:引っ掛け爪端。9c:引っ張
りバネ。9d:雄形引っ掛け端。10:発射バネ保護
筒。11:もり安全装置。 11a:安全装置上端部。
11b:支持縦材。11c:芯棒状基礎材。
Claims (2)
- 【請求項1】 土竜道Bの1箇所を潰して,土竜の進行
方向の前記土竜道を潰した箇所Baの手前至近場所の真
上に,土竜を突き刺せる土竜取り具1のもり先4が位置
するように,土竜とり具1の支柱2を,土竜道Bの真横
の,少し離れた地盤Aに突き立てて,土竜取り具1を独
立させる。土竜Cが上記土竜道を潰した箇所Baに来
て,土竜取り具1の設置に気付かないで,これを修復す
る習性の作業をした際に起きる地盤Aや地盤面Baの動
きを,土龍取り具1の土竜感知部8が感知作動して,て
こ状の感知伝達材9上端の引掛け爪端9bが,セットし
て圧縮した,もり発射バネ5を支える発射バネストッパ
ー6から外れて発射バネ5が作動し,発射バネストッパ
ー6とその下にセットされていた,もり発射基部4bを
激しく下方に発射して,これに直結する,もり先4c
を,下方の土竜道B内の土竜Cに突き刺し土竜Cを取
る,土竜の取り方。 - 【請求項2】 地盤Aに突き立て独立できる支柱2から
横方向に出した上部アーム2aと下部アーム2bの端部
間を,支柱2に平行してもうけた縦材状の感知部支持材
3の下端を下に延ばし更に外側に横方向に延ばした形の
端部で,土竜感知部8の,水平方向に位置する感知部芯
棒8aを遊離外挿して取り付ける。土竜感知部8は,組
み立てた状態で,水平方向に位置する感知部芯棒8aの
中央部に,感知芯棒8aと直角方向になる,フックや輪
状等の引掛け雌材8cの基部を固定し,感知芯棒8aの
一端に,地盤面Aaと平行方向にできる感知板8bの一
端を取り付けてなる。感知部支持材3に,その中間部に
もうけた縦長の穴3aに貫通させた,てこ状の感知伝達
材9の芯棒状の支点材9aを固定し,感知伝達材9の長
い棒状部を,支柱2側から視て感知部支持材3の向方側
に出し,その先端部に土竜感知部8の引っ掛け雌材8c
に引掛けられる,雄形引き掛け端9dをもうける。感知
伝達材9の芯棒状支点材9aのもり4側に,セットした
場合の発射バネストッパー6の底面端を支えられる引っ
掛け爪端9dをもうける。感知伝達材9の芯棒状支点材
9a近くと,感知部支持材3の縦長の穴3aの上方の感
知部支持材3間に,感知伝達材9の端部を上方に引き張
る,引張りバネ9cをもうける。もり4は,棒状の下端
を尖端にして,もり先4cとし,棒状の途中から上を細
くした,もり芯棒4aとの接点にできた段部を,発射バ
ネストッパー6を受ける,もり発射基部4bとし,頂部
に,下端を顎状とした,もりストッパー4dをもうけた
もので,もり発射基部4bから下の長さを,土竜取り具
1をセットして,作動した際に,土竜道B下の地盤A
に,もり先4cが入るまでにもうける。発射バネストッ
パーは,組み立てた状態が,もり芯棒4aを滑らかに外
挿した,概ね,山形状の外観で,底面中央部が,もり発
射基部4b上面に当面できて,それ以外の底面が下部ア
ーム2bの上面に当面する外径をもつ棒状の下部を残し
た上を細くして,発射バネ5に内挿しその長さを,発射
バネ5を圧縮した場合の長さ以内にする。上記,発射バ
ネ5の下端と接する段部を,発射バネ受部6aとしてな
る。もり4と上下のアーム2a・2bとの関係は,組み
立てた状態で,取り付けた状態における圧縮した際の発
射バネ5を外挿できる長さをもつ発射バネ保護筒10に
上部を内挿した発射バネ5の上に,もり芯棒4aを滑ら
かに外挿した,外観が,概,山形の,細くした上部に雄
ねじをもうけ,発射バネ保護筒10に螺合する雄ねじを
設けてなる,もり振止め7の上部を,上部アームの貫通
穴3aaを下から貫通して,振止め用ナット7aと発射
バネ保護筒10を締め,取り付ける。この場合,振止め
用ナット7の上に,もり振止め7の上端を出し,これ
で,もりストッパー4dを受け止められるものである。
下部アームのもり貫通穴3baは,もり4が滑らかに内
挿できる穴とする。一方,下部アーム2b上面の,支柱
2と下部アームの貫通穴3baとの間に,もり4を外挿
できる支持横材状の安全装置上端部11aから下方へ延
ばした形の支持縦材11bの下端に水平方向にもうけた
芯棒状基礎材11cとからなる,もり安全装置11の芯
棒状基礎材11cを,滑らかに動かせる状態に取り付け
る。上記支持縦材11bの長さは,発射バネ4をセット
した際に、発射バネストッパー6の下に上記安全装置上
端部11aをセットして,発射バネストッパー6が下へ
ずれ落ちない長さにする。以上のように構成してなる,
土竜取り具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24656895A JPH0956316A (ja) | 1995-08-21 | 1995-08-21 | 土竜の取り方並びに土竜取り具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24656895A JPH0956316A (ja) | 1995-08-21 | 1995-08-21 | 土竜の取り方並びに土竜取り具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0956316A true JPH0956316A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=17150358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24656895A Pending JPH0956316A (ja) | 1995-08-21 | 1995-08-21 | 土竜の取り方並びに土竜取り具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0956316A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010506572A (ja) * | 2006-10-19 | 2010-03-04 | ピーエーエフ ホールディングス エイピーエス | ネズミ捕獲器 |
CN102771470A (zh) * | 2011-05-12 | 2012-11-14 | 徐金成 | 一种机械式鼢鼠捕捉器 |
US11053642B2 (en) | 2013-06-20 | 2021-07-06 | Fp-Pigments Oy | Composition of precipitated calcium carbonate, method of producing the same and the uses thereof |
-
1995
- 1995-08-21 JP JP24656895A patent/JPH0956316A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010506572A (ja) * | 2006-10-19 | 2010-03-04 | ピーエーエフ ホールディングス エイピーエス | ネズミ捕獲器 |
CN102771470A (zh) * | 2011-05-12 | 2012-11-14 | 徐金成 | 一种机械式鼢鼠捕捉器 |
US11053642B2 (en) | 2013-06-20 | 2021-07-06 | Fp-Pigments Oy | Composition of precipitated calcium carbonate, method of producing the same and the uses thereof |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100780088B1 (ko) | 인장재제거용 앵커의 내부정착제 | |
US20070017166A1 (en) | System for fixing an object in the ground by means of a peg | |
WO2000026081A3 (en) | Improvements in marine anchors | |
CN109506870B (zh) | 一种用于落石防护系统消能器动力试验的绳索式导引定向冲击装置 | |
US5671814A (en) | Flag insert tool | |
JPH0956316A (ja) | 土竜の取り方並びに土竜取り具 | |
US5074235A (en) | Anchor retrieving device | |
US8746402B2 (en) | Devices, systems and methods relating to fall protection anchorage for over head and roofing installation featuring evacuation from service | |
WO2006045144A1 (en) | Platform and a method of locating an object in a borehole | |
KR100717873B1 (ko) | 제거식 그라운드 앵커의 인장선 홀딩장치 | |
JPS60156823A (ja) | 杭打ち装置及び該装置の操作方法 | |
AU2004202298B2 (en) | Method of overlocking at least one strand in an anchoring block and system for overlocking at least one strand in an anchoring block | |
EP0636201B1 (en) | An anchoring device | |
KR100762347B1 (ko) | 중력에 의해 스냅링이 제거되는 인장재 제거식 정착구 | |
CN109723229A (zh) | 一种设有圆形通光孔的测量放线孔防护装置 | |
CN209653455U (zh) | 一种设有圆形通光孔的测量放线孔防护装置 | |
JP5070087B2 (ja) | 木杭用引抜き装置 | |
KR101603507B1 (ko) | 중앙관이 구비된 압축형 앵커 | |
JP3112181U (ja) | 氷上テント用ロープ固定具 | |
KR101489250B1 (ko) | 케이블의 제거가 용이한 어스앵커 어셈블리 | |
JPS5689624A (en) | Method and device for driving pile system | |
JP2719903B2 (ja) | 植栽樹木の定置装置及びその施工方法 | |
JP2003070409A (ja) | ワイヤーループ式鳥・獣捕獲装置 | |
KR200451433Y1 (ko) | 구름다리용 와이어 고정장치 | |
JPH0710379Y2 (ja) | 落雷表示装置 |