JPH09544U - カードエッジコネクタ - Google Patents
カードエッジコネクタInfo
- Publication number
- JPH09544U JPH09544U JP005016U JP501697U JPH09544U JP H09544 U JPH09544 U JP H09544U JP 005016 U JP005016 U JP 005016U JP 501697 U JP501697 U JP 501697U JP H09544 U JPH09544 U JP H09544U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- latch
- card edge
- edge connector
- fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数を増加することなく、母基板へのカ
ードエッジコネクタの固定を強固にするラッチ装置を有
するカードエッジコネクタの提供。 【解決手段】 複数のコンタクトを収容するカードエッ
ジコネクタ30のハウジング40は、収容室46内に金
属製のラッチ装置10を収容する。ラッチ装置10は、
母基板に半田固定される固定片18を有する第1片12
と、この第1片12に略対向すると共に子基板とのラッ
チ部20及びラッチ解除部26を有する第2片14とか
らなる。固定片18を母基板上に半田付けすることによ
り、母基板へのカードエッジコネクタの固定を強固にす
る。固定片18近傍の第1片12に圧入部を設けると、
母基板への固定が更に強化される。
ードエッジコネクタの固定を強固にするラッチ装置を有
するカードエッジコネクタの提供。 【解決手段】 複数のコンタクトを収容するカードエッ
ジコネクタ30のハウジング40は、収容室46内に金
属製のラッチ装置10を収容する。ラッチ装置10は、
母基板に半田固定される固定片18を有する第1片12
と、この第1片12に略対向すると共に子基板とのラッ
チ部20及びラッチ解除部26を有する第2片14とか
らなる。固定片18を母基板上に半田付けすることによ
り、母基板へのカードエッジコネクタの固定を強固にす
る。固定片18近傍の第1片12に圧入部を設けると、
母基板への固定が更に強化される。
Description
【0001】
本考案は、カードエッジコネクタ、特にカードエッジコネクタに挿入される基 板のラッチ係合の解除が容易なラッチ装置を有するカードエッジコネクタに関す る。
【0002】
SIMM(シングル・インライン・メモリ・モジュール)等の子基板と母基板 とを相互接続するカードエッジコネクタがパーソナルコンピュータ等の機器に従 来から用いられている。このカードエッジコネクタは、使用中に子基板が抜け出 ないために子基板とラッチ係合するラッチ装置を具えるのが一般的である。図6 は、そのラッチ装置の一例を示す図である(特開平3−108286号公報参照 )。このラッチ装置100は、全体が略U字状に形成され、対向する2片102 、104のうちの1片104にラッチ部106及びラッチ解除部108を有する 。このラッチ装置100はその軸が母基板(図示せず)に対して直交するように コネクタハウジング(図示せず)に保持される。子基板(図示せず)及びラッチ 部106の係合を解除するには、ラッチ部106を直接操作するか、あるいはラ ッチ解除部108の斜面を図の上方から工具又は指で押圧操作する。
【0003】
上述のラッチ装置は、母基板に対して略直交して子基板を保持するカードエッ ジコネクタに用いられる場合に有効である。しかし、母基板と略平行に子基板を 保持する低背構造のカードエッジコネクタに用いられる場合に次の問題が生ずる 。即ち、ラッチ装置のラッチ部は、カードエッジコネクタのコンタクトの半田付 け部から離れたところに位置するのが通常であるので、ラッチ解除操作等の際に カードエッジコネクタのラッチ部側が母基板から浮いてしまい、コンタクトの半 田付け部を破損するおそれがある。尚、ラッチ装置近傍のコネクタハウジングに 、母基板に半田固定されることによりカードエッジコネクタを母基板に固定する 固定部材をラッチ装置とは別体に設けると、上述の問題は解消する。しかし、部 品点数が増加してコスト高を招くという新たな問題が生ずる。
【0004】 従って、本考案は、部品点数の増加を招くことなく、子基板をラッチすると共 にカードエッジコネクタを母基板に確実に固定するラッチ装置を有するカードエ ッジコネクタを提供することを目的とする。
【0005】 本考案のカードエッジコネクタは、子基板と接触する複数のコンタクトと、該 複数のコンタクトを収容するハウジングと、該ハウジングの収容室内に配置され 、母基板と略平行な状態で前記子基板を保持する金属製のラッチ位置とからなる カードエッジコネクタにおいて、前記ラッチ装置は、略対向して延びる第1片及 び第2片が一端で連結されることにより、全体が略U字状に形成され、前記第1 片は、前記母基板上に半田固定される固定片を有し、前記第2片は、前記子基板 をラッチするラッチ部及びラッチ解除部を有することを特徴とする。
【0006】 ラッチ装置の第1片は、固定片近傍に、ハウジングのラッチ装置収容室内に圧 入保持される圧入部を有するのが好ましい。
【0007】
以下、本考案のラッチ装置を有するカードエッジコネクタの好適実施形態につ いて添付図面を参照して説明する。図1は、本考案のカードエッジコネクタに用 いられるラッチ装置の一実施形態を示し、(A)平面図、(B)側面図、(C) 正面図である。但し、(C)正面図においては一部省略してある。
【0008】 ラッチ装置10は、ステンレス鋼等の金属板を打ち抜き及び曲げ加工して形成 され、略対向する第1片12及び第2片14を有し、全体が略U字状に形成され ている。第1片12にはコネクタハウジング40(図2参照)の収容室46内に 圧入係合するための突部(圧入部)16、16が上向きに形成されている。また 、母基板(図示せず)と半田接続することによりコネクタハウジング40を母基 板に固定する固定片18が外側に向かって延出している。第2片14の略中央の 図1(C)における上方には、子基板60(図5参照)とラッチ係合するラッチ 部20が形成されている。このラッチ部20には子基板60の挿入を容易にする ためのテーパ面20a、子基板に与える損傷を最小限にするために弧状の縁20 bがそれぞれ形成されている。第2片14及びラッチ部20の間には、子基板6 0側縁の円弧状切欠62と当接する円弧状部22、24が設けられている。円弧 状部22、24の曲率半径は円弧状切欠62のそれより小さいが、2つの円弧状 部22、24が協働して円弧状切欠62に内接するので、子基板と円弧状部22 、24との間のガタが防止される。第2片14は内方(第1片12側)に延出し 、その自由端部に斜め上方に延びるラッチ解除部26が形成される。ラッチ解除 部26の周囲には作業者のけが防止のための曲面26aが形成されている。
【0009】 図2は、図1のラッチ装置を有するカードエッジコネクタを示す平面図の一部 である。図3は、図2のコネクタの拡大正面図の一部である。図4は、図3のI V−IV線に沿った断面図である。図5は、図2のカードエッジコネクタに挿入 される子基板の平面図である。カードエッジコネクタ30は、左右両端のガイド フレーム42、42(左端のみ図示)及びこれらガイドフレーム42、42を連 結するコンタクト収容領域44からなる全体が略コの字形のハウジング40と、 コンタクト収容領域44に収容される2種類のコンタクト32、34と、各ガイ ドフレーム42の収容室46に収容されるラッチ装置10とから構成される。
【0010】 ラッチ装置10は、図1に示される無負荷の状態では第1片12及び第2片1 4が平行ではないが、収容室46内に収容されると第2片14が収容室46の延 長壁48と係合するので第1片12及び第2片14が平行になる。この状態はラ ッチ装置10にプリロードが印加されていることを意味する。このため、特にコ ネクタ30に装着された子基板60の円弧状切欠62に常に当接するようにラッ チ装置の円弧状部22、24が付勢されるので、ガタつきが防止される。
【0011】 子基板60の先端64を斜め上方からコンタクト収容領域44の凹部50に挿 入し、母基板と平行になるように子基板60を回動させると、円弧状切欠62と ラッチ部20のテーパ面20aとが係合する。続いてラッチ装置10の弾性に抗 して第2片14を図3の左方に撓ませると、円弧状切欠62がラッチ部20を乗 り越え、子基板60がラッチ部20とラッチ係合する。
【0012】 子基板60のラッチ係合を解除するには、通常、図3のA方向にラッチ解除部 26を押圧することによりラッチ係合部20をラッチ係合位置からラッチ非係合 位置へ移動させる。しかし、本考案では以下の理由により図3のB方向乃至C方 向にラッチ解除部26を押圧してもラッチ係合を解除することができる。図1に おいて、第2片14の延長線Eに対して、ラッチ部20は外側(右側)に、又、 ラッチ解除部26は内側(左側)に配置されている。このため、ハウジング40 の収容室46の底面と当接する第2片14の突出部28を支点として、第2片1 4が捩じれて図3における反時計回りに回動する。従って、ラッチ解除部26に 下向きの成分を有する押圧力が印加されると、ラッチ解除部26及びラッチ部2 0は2点鎖線で示される位置にそれぞれ移動するので、1点鎖線で示される子基 板60とのラッチ係合が解除される。尚、ラッチ解除部26の下側にそれを支持 するハウジング部分が存在しないこともラッチ解除部26の変位を容易にしてい る。
【0013】 図4において、上側コンタクト32及び下側コンタクト34はそれぞれ1つお きに配置(スタガ配置)されコンタクト収容領域44に収容されている。両者は 、基部32a、34a及びタイン部32b、34bが共通の形状であるが、弾性 アーム32c、34c及び被保持部32d、34dにおいて異なる。さらに、子 基板60の各面の導電パッド66a、66b(66aのみ図示)のそれぞれに接 触する接点32e、34eの位置が図4の左右方向に異なる。このため、ラッチ 係合が解除された子基板60は位置の異なる接点32e、34eによって偶力を 受け、2点鎖線で示されるように子基板60の後端側(左側)が持ち上がる。従 って、ラッチ係合の解除後、子基板60の取り外しが容易にできる。
【0014】
本考案によれば、ラッチ装置の第1片に、母基板上に半田固定される固定片を 設けたので、カードエッジコネクタの部品点数を増加することなく、母基板への カードエッジコネクタの固定を強固にし、ラッチ解除操作等の際にカードエッジ コネクタのコンタクトの半田付け部の破損を防止するという効果がある。
【0015】 また、固定片近傍の第1片に、ハウジングのラッチ装置収容室内に圧入保持さ れる圧入部を設けた場合には、固定片とハウジングとの一体性が増大するので、 母基板へのカードエッジコネクタの固定が更に強化されるという効果がある。
【図1】本考案のカードエッジコネクタに用いられるラ
ッチ装置の一実施形態を示し、それぞれ(A)平面図、
(B)側面図、(C)正面図である。
ッチ装置の一実施形態を示し、それぞれ(A)平面図、
(B)側面図、(C)正面図である。
【図2】本考案のカードエッジコネクタを示す平面図の
一部である。
一部である。
【図3】図2のカードエッジコネクタを示す正面図の一
部である。
部である。
【図4】図3のIVーIV線に沿った断面図である。
【図5】図2のカードエッジコネクタに挿入される子基
板の平面図である。
板の平面図である。
【図6】従来例のラッチ装置を示す図である。
10 ラッチ装置 12 第1片 14 第2片 16 突部(圧入部) 18 固定片 20 ラッチ部 26 ラッチ解除部 30 カードエッジコネクタ 32、34 コンタクト 40 ハウジング 46 収容室 60 子基板
Claims (2)
- 【請求項1】 子基板と接触する複数のコンタクトと、
該複数のコンタクトを収容するハウジングと、該ハウジ
ングの収容室内に配置され、母基板と略平行な状態で前
記子基板を保持する金属製のラッチ装置とからなるカー
ドエッジコネクタにおいて、 前記ラッチ装置は、略対向して延びる第1片及び第2片
が一端で連結されることにより、全体が略U字状に形成
され、 前記第1片は、前記母基板上に半田固定される固定片を
有し、 前記第2片は、前記子基板をラッチするラッチ部及びラ
ッチ解除部を有することを特徴とするカードエッジコネ
クタ。 - 【請求項2】 前記第1片が、前記固定片近傍に、前記
ハウジングの前記収容室内に圧入保持される圧入部を有
することを特徴とする請求項1記載のカードエッジコネ
クタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP005016U JPH09544U (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | カードエッジコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP005016U JPH09544U (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | カードエッジコネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09544U true JPH09544U (ja) | 1997-11-11 |
Family
ID=18527147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP005016U Pending JPH09544U (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | カードエッジコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09544U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI823082B (zh) * | 2021-04-27 | 2023-11-21 | 禾昌興業股份有限公司 | 浮動連接器 |
-
1997
- 1997-05-29 JP JP005016U patent/JPH09544U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI823082B (zh) * | 2021-04-27 | 2023-11-21 | 禾昌興業股份有限公司 | 浮動連接器 |
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