JPH0952221A - 複合仕上板 - Google Patents

複合仕上板

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JPH0952221A
JPH0952221A JP20439795A JP20439795A JPH0952221A JP H0952221 A JPH0952221 A JP H0952221A JP 20439795 A JP20439795 A JP 20439795A JP 20439795 A JP20439795 A JP 20439795A JP H0952221 A JPH0952221 A JP H0952221A
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JP
Japan
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composite
spacer
plate
resin net
mold
Prior art date
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Pending
Application number
JP20439795A
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English (en)
Inventor
Takeru Koike
長 小池
Masayori Takahashi
正順 高橋
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衝撃に強く、製造及び取付施工が非常に楽な
上、意匠効果も発揮できる複合仕上板(複合床板、複合
壁板)を提供する。 【解決手段】 スペーサ61付きの樹脂ネット51を裏
返しにして、型82の中に据え付ける(図6(b))。
この据付では、スペーサ61,61,…を、対応する区
画壁83a,83b,…の上面に載置するだけで、樹脂
ネット51aを複合床板11の下面から所望の奥行きの
所に確実に埋設できる。次に、ハンドミキサ内のスラリ
31aを型82の中に投入する(同図(c))。この
後、硬化処理することで、樹脂ネットが埋め込まれた衝
撃に強い複合床板が完成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建物の内外装材
料としての複合仕上板に係り、詳しくは、床面や壁面を
乾式工法により仕上げるための複合仕上板(複合床板、
複合壁板)に関する。
【0002】
【従来の技術】バルコニーやテラス等の床面にタイル等
の表面仕上板・化粧板を貼り付け施工する場合、モルタ
ルやセメントペースト等を用いる湿式工法では、専門の
職人が必要であり、誰にでも施工できるというものでは
ない。専門の職人に施工してもらうにしても、乾燥等に
要する時間は、熟練度とは無関係であり如何とも短縮し
難く、天候にも左右されるので、最近では、実開平3−
68254号公報、実開平3−74734同公報、実開
平6−14344号公報、及び実開昭61−26847
号公報等に記載されているように、モルタルやセメント
ペースト等を用いずに、置敷するだけで誰にでも施工で
きる乾式の複合床材が広く普及してきている。
【0003】この種の複合床材1は、例えば実開平3−
68254号公報に記載の例で説明すれば、図11乃至
図13に示すように、樹脂マット2と、この樹脂マット
2の上面に置敷される複数枚のタイル3,3,…とから
なっていて、樹脂マット2は、格子状に形成された正方
形の基板部4を有し、この基板部4の上面に、縦横に3
個ずつ計9個のタイル敷設部5,5,…が凹所として区
画形成され、各タイル敷設部5の上面に正方形のタイル
3が載置されている。各タイル敷設部5を画成する区画
壁6には、それぞれ四隅に、弾性を有するタイル保持片
7,7,…が突設され、これらタイル保持片7,7,…
によって、タイル敷設部5に収容されたタイル3の四隅
を側方から押さえることで、タイル3を樹脂マット2に
固定している。また、樹脂マット2の隣接2辺にはフッ
ク部8aが設けられ、残る2辺にはフック部8aと係合
する係合部8bが設けられている。これらフック部8a
及び係合部8bは、複数枚の複合床材1を敷設したとき
に、隣接する複合床材1の樹脂マット2同士をつなぐ機
能を有している。
【0004】一方、上記従来の複合床材を複合壁材に転
用して、外壁や門塀等を乾式工法により仕上げ施工する
ことも考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、無機材料か
らなるタイル3は、曲げ強度には優れるが、衝撃に弱い
ため、ひび割れが生じ易いという欠点がある。また、上
記従来の複合床材を複合壁材に転用する場合には、タイ
ルに過度の衝撃が加えられたり、タイルに寸法不良等が
あれば、タイルが樹脂マットから外れて壁面から落下す
る虞がある。このことは、壁材としては到底採用できな
い難点である。
【0006】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、衝撃に強く、製造及び取付施工が非常に楽な
上、意匠効果も発揮できる複合仕上板(複合床板、複合
壁板)を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、複合仕上板に係り、型の中
に、スペーサ付きの樹脂ネットを当該スペーサを介して
置き、スラリ状の反応性無機配合物を投入した後、硬化
処理することで、板状体が、上記樹脂ネットを上記スペ
ーサで決定される所定の深さに埋め込んだ状態で成形さ
れてなることを特徴としている。
【0008】また、請求項2記載の発明は、複合仕上板
に係り、型の中に、固定具挿通孔を有するスペーサ付き
の樹脂ネットを当該スペーサを介して置き、スラリ状の
反応性無機配合物を投入した後、硬化処理することで、
板状体が、上記樹脂ネットを上記スペーサで決定される
所定の深さに埋め込んだ状態で、かつ、上記固定具挿通
孔の両開端を当該板状体の表裏面から露出させた状態で
成形されてなることを特徴としている。
【0009】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は2記載の複合仕上板に係り、上記複合仕上板は、非晶
質シリカ−アルミナ系粉体と珪酸アルカリ水溶液とを主
成分とするスラリ状の反応性無機配合物を、予め上記樹
脂ネットの置かれた型の中に投入し、80〜100℃の
温度で、2〜15時間密閉加熱硬化処理することで得ら
れるものであることを特徴としている。
【0010】
【作用】請求項1記載の構成では、内部に樹脂ネットが
埋設されているので、著しく衝撃に強くなる。したがっ
て、ひび割れによる破損事故を軽減できる。また、樹脂
ネットには、スペーサが設けられており、このスペーサ
を型の中の所定(区画壁)の上面に載置するだけで、樹
脂ネットを複合仕上板の下面から所望の奥行きの所に確
実に埋設できる。したがって、楽に製造できる。また、
品質も安定する。また、請求項2記載の構成では、固定
具挿通孔は、複合仕上板の成形時、スペーサを型中の所
定(区画壁)上面に載置するという作業だけで、設置さ
れるので、製造及び取付施工が非常に楽である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。 ◇第1実施例 図1は、この発明の第1実施例である複合床板の構成を
示す斜視図、図2は、図1のA−A矢視方向から見た垂
直断面図、図3は、図1のB−B矢視方向から見た垂直
断面図、図4は、同目複合床板に組み込まれる樹脂ネッ
トの構成を示す斜視図、図5は、同樹脂ネットを拡大し
て示す部分拡大図、また、図6及び図7は、同複合床板
の製造手順を示す工程図である。この例の複合床板11
は、図1に示すように、正方形の基板部21を有し、こ
の基板部21の上面に、縦横に4個ずつ計16個のブロ
ック踏板部(以下、単に踏板部という)31,31,…
が、縦横に走る凹状の化粧目地41,41,…によって
正方形に区画形成されてなっていて、基板部21の内部
には、図2及び図3に示すように、基板部21の下面か
ら所定の奥行きの所に樹脂ネット51が埋め込まれてい
る。
【0012】上記樹脂ネット51は、図4及び図5に示
すように、無数の正方形の編み目を有するネット本体5
1aと、このネット本体51a上に格子状に分布する棒
状のスペーサ61,61,…とからなっている。各スペ
ーサ61は、縦に走る化粧目地41と横に走る化粧目地
41との交差点に相当する部位にて、ネット本体51a
を垂直に貫く状態でネット本体51aに一体的に設けら
れている。そして、各スペーサ61の上端面は、化粧目
地41の交差点表面から露出し、下端面は、基板部21
の下面から露出している。この例の樹脂ネット51は、
例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフ
ィン系の樹脂組成物を射出一体成形して得られる。な
お、樹脂ネット51の材質としては、機械的強度を充分
に備え、成形性にも優れている樹脂が好ましい。このよ
うな要件を備えた樹脂としては、オレフィン系の他に
も、例えば、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリアセ
タール、ポリエチレンテレフタレート、塩素化ポリエチ
レン、ポリスチレン、ポリエステルアミド、ポリフェニ
レンスルフィド、ポリエーテルエステル、ポリ塩化ビニ
ル、ポリメタクリル酸エステル、ポリアクリル酸エステ
ル、ポリメタクリル酸メチル、フッ素樹脂、サルホン樹
脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−塩化
ビニリデン共重合体、ポリビニルブチラール、ポリ弗化
ビニリデン、スチレン−アクリル共重合体等の熱可塑性
プラスチック、ユリア樹脂、メリア樹脂、メラミン・フ
ェノール樹脂等の熱硬化性プラスチック、金属含有プラ
スチック、ガラス繊維と複合化した強化プラスチック等
を挙げることができる。
【0013】また、複合床板11のうち、上記基板部2
1、踏板部31,31,…及び化粧目地41,41,…
の部分は、フライアッシュやメタカオリン等の非晶質シ
リカ−アルミナ系粉体(無機反応性粉体)と珪酸アルカ
リ水溶液(硬化剤)とを所定の配合比率で混練し、型の
中で加熱硬化させることにより、無機ポリマ成形体とし
て一体的に得られる。なお、この種の無機ポリマ成形材
料には、必要に応じて、充填材が添加されても良い。充
填材は、水に溶解せず、反応性無機配合物の硬化反応を
阻害しないものが好ましく、例えば珪砂、川砂等のセメ
ントモルタル用骨材、シリカフラワー、シリカフュー
ム、ベントンバイト、高炉スラグ等の混合セメント用混
合材、セピオライト、ウオラストナイト、マイカ等の天
然鉱物、炭酸カルシウム、珪藻土等が好適である。さら
に、軽量化を図る目的でパーライト、シリカバルーン、
シラスバルーン、ガラスバルーン、発泡焼性粘土等の無
機質天然発泡体等を添加するようにしても良い。これら
は単独で添加されても良いし、2種類以上併用されても
良い。
【0014】次に、図6及び図7の工程図を参照して、
上記構成の複合床板11の製造方法について説明する。
複合床板11の製造に当たっては、予め、複合床板11
成形用の型枠71及び樹脂ネット(図4)を用意してお
く。ここで、準備される型枠71は、離型性に優れるウ
レタンゴムやシリコーンゴム等からなるもので、図6
(a)に示すように、基板部81と、基板部81の上面
に設けられた型82とからなっている。すなわち、型8
2は、基板部81の上面に、樹脂ネット51と概略同寸
同形の大きさの凹所として形成されていて、さらに、型
82の底面には、小丘の区画壁83a,83b,…が縦
横に設けられていて、複合床板11の化粧目地41,4
1,…を形成する。区画壁83a,83b,…の上面
は、型82の外周壁84の上面よりも樹脂ネット51の
スペーサ61の高さ分低く設定されている。
【0015】型枠71及び樹脂ネット51の準備が整う
と、次に、粒径が10μm以下の粉末を60重量%以上
含有するフライアッシュ粉末100重量部、水ガラス溶
液(珪酸アルカリ水溶液(硬化剤))55〜650重量部
をハンドミキサに投入し、略10分間混練して泥状の反
応性無機配合物(以下、スラリという)31aを調整し
ておく。なお、必要に応じて、上述の充填材を添加して
も良い。ここで、フライアッシュとは、燃焼炉温度16
00〜1700℃の高温石炭火力発電所等の微粉炭燃焼
ボイラから集塵機で採取される灰の微粒子であり、非晶
質シリカ45〜55重量%、アルミナ25〜35重量%
を含有するガラス様無定形の灰(非晶質シリカ−アルミ
ナ系粉体(無機反応性粉体))である。
【0016】(1)樹脂枠据付 型枠71、樹脂ネット51及びスラリ31aの準備が整
うと、まず、樹脂ネット51を裏返しにして、型82の
中に据え付ける。この据付では、同図(b)に示すよう
に、スペーサ61,61,…が、上面を下向きにして、
対応する区画壁83a,83b,…の上面に載置され
る。
【0017】(2)スラリ投入(注型) 次に、同図(c)に示すように、ハンドミキサ内のスラ
リ31aを型82の中に投入(注型)する。
【0018】(3)蓋(密閉) 型82が、スラリ31aで完全に満たされると、同図
(d)に示すように、不透水性の蓋91を枠型71の上
面に被せて、型82の中のスラリ31aを密閉状態にす
る。
【0019】(4)加熱硬化 次に、注型されたスラリ31aを、蓋91が被せられた
型枠71ごと、80〜100℃の加熱炉の中で、2〜1
5時間加熱して硬化させて、水分を多量に含む含水成形
体(無機ポリマ成形体)31bを得る。なお、同図
(e)に示すように、加熱時に、型71の上に蓋91を
被せて置くのは、スラリ31a中の水分が蒸発するのを
防止するためで、もしも、加熱反応中のスラリ31aか
ら水分が消失すると、硬化反応が止まってしまうからで
ある。したがって、必要なら、蓋91の上にさらに重し
を置くようにしても良い。このようにして得られた含水
成形体31bは、スラリ31aが、樹脂ネット51を埋
没させた状態で固化するので、接着剤の助けを借りなく
ても、樹脂ネット51を内部に確実に固着保持した状態
となる。
【0020】(5)脱型加熱乾燥 この後、樹脂ネット51を内部に埋め込んだ含水成形体
31bを脱型し、85度の乾燥炉の中に5時間置いて、
水分を蒸発させ、同図(f)に示すように、この例の複
合床板11を得る。すなわち、16枚の踏板部31,3
1,…が、縦横の化粧目地41,41,…を介して、一
体成形されてなると共に、内部に樹脂ネット51が埋設
された複合床板11を完成させる。
【0021】このように上記構成によれば、内部に樹脂
ネット51が埋設されているので、著しく衝撃に強くな
る。したがって、ひび割れによる破損事故を軽減でき
る。また、樹脂ネット51には、棒状のスペーサ61,
61,…が設けられており、このスペーサ61を型82
の中の区画壁83a,83bの上面に載置するだけで、
樹脂ネット51aを複合床板11(基板部21)の下面
から所望の奥行きの所に確実に埋設できる。したがっ
て、楽に製造できる。また、品質も安定する。加えて、
化粧目地41,41,の部位にスペーサ61の上端面が
露出するので、化粧目地41,41,…が一段と美麗と
なる。それゆえ、テラスやベランダ等の床面やアプロー
チ等を乾式工法により簡易に施工する際に、この例の複
合床板を用いるのが好ましい。
【0022】◇第2実施例 図8は、この発明の第2実施例である複合壁板に組み込
まれる樹脂ネットの構成を示す斜視図、また、図9は、
同複合壁板の構成を示すと共に取付方を説明するための
斜視図、また、図10は、同複合壁板の構成を示すと共
に取付方を説明するための垂直断面図である。この第2
実施例では、第1実施例の複合床板を複合壁板に転用し
ている。したがって、この例の複合壁板12は、図9に
示すように、正方形の基板部22を有し、この基板部2
2の上面に、縦横に4個ずつ計16個のブロック壁板部
(以下、単に壁板部という)32,32,…が、縦横に
走る凹状の化粧目地42,42,…によって正方形に区
画形成されてなっていて、基板部22の内部には、図1
0に示すように、基板部22の下面から所定の奥行きの
所に樹脂ネット52が埋め込まれている。なお、図9及
び図10において、図1及び図2の構成各部に対応する
部分は、略同一の機能を有しているので、その説明を省
略する。
【0023】この第2実施例の複合壁板12が、第1実
施例の複合床板11と大きく異なるところは、中実のス
ペーサ(図5)61に加えて、固定具挿通孔62a,6
2a,…を有する中空のスペーサ62,62,…も用い
て樹脂ネット52を構成するようにした点である。上記
構成の複合壁板12を用いて、外壁や門塀等を仕上げ施
工するには、スペーサ62の固定具挿通孔62aに例え
ばビス63,63,…を挿通して、壁下地材に固定す
る。
【0024】このように、上記構成によれば、第1実施
例で述べたと略同様の効果を得ることができる。加え
て、固定具挿通孔62a,62a,…は、複合壁板の成
形時、スペーサ62,62,…を型中の区画壁83a,
83a,…上面に載置するという作業だけで、設置され
るので、製造及び取付施工が非常に楽である。
【0025】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、固定具
は、ビスに限らず、釘やリベット等でも良い。また、踏
板部の個数は、適宜、増減できる。また、上述の第1実
施例においては、樹脂ネットの据付に際して、スペーサ
の上面を下向きにしたが、スペーサの上面を上向きにし
ても良い。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の構
成によれば、内部に樹脂ネットが埋設されているので、
著しく衝撃に強くなる。したがって、ひび割れによる破
損事故を軽減できる。また、樹脂ネットには、スペーサ
が設けられており、このスペーサを型の中の所定(区画
壁)の上面に載置するだけで、樹脂ネットを複合仕上板
の下面から所望の奥行きの所に確実に埋設できる。した
がって、楽に製造できる。また、品質も安定する。ま
た、請求項2記載の構成によれば、固定具挿通孔は、複
合仕上板の成形時、スペーサを型中の所定(区画壁)上
面に載置するという作業だけで、設置されるので、製造
及び取付施工が非常に楽である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例である複合床板の構成を
示す斜視図である。
【図2】図1のA−A矢視方向から見た垂直断面図であ
る。
【図3】図1のB−B矢視方向から見た垂直断面図であ
る。
【図4】同複合床板に組み込まれる樹脂ネットの構成を
示す斜視図である。
【図5】同樹脂ネットを拡大して示す部分拡大図であ
る。
【図6】同複合床板の製造手順を示す工程図である。
【図7】同複合床板の製造手順を示す工程図である。
【図8】この発明の第2実施例である複合壁板に組み込
まれる樹脂ネットの構成を示す斜視図である。
【図9】同複合壁板の構成を示すと共に取付方を説明す
るための斜視図である。
【図10】同複合壁板の構成を示すと共に取付方を説明
するための垂直断面図である。
【図11】従来における乾式の複合床材の構成を示す平
面図である。
【図12】同複合床材を構成する樹脂マットを示す平面
図である。
【図13】同複合床材の構成を分解して示す分解斜視図
である。
【符号の説明】
11 複合床板(複合仕上板) 12 複合壁板(複合仕上板) 21,22 基板部(板状体の一部) 31,32 踏板部(板状体の一部) 31a スラリ(スラリ状の反応性無機配合物) 41,42 化粧目地(板状体の一部) 51,52 樹脂ネット(スペーサ付きの樹脂ネッ
ト) 51a 樹脂ネット本体 61 スペーサ 62 中空のスペーサ 62a 固定具挿通孔 71 型枠 82 型 83a,83b 区画壁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型の中に、スペーサ付きの樹脂ネットを
    当該スペーサを介して置き、スラリ状の反応性無機配合
    物を投入した後、硬化処理することで、板状体が、前記
    樹脂ネットを前記スペーサで決定される所定の深さに埋
    め込んだ状態で成形されてなることを特徴とする複合仕
    上板。
  2. 【請求項2】 型の中に、固定具挿通孔を有するスペー
    サ付きの樹脂ネットを当該スペーサを介して置き、スラ
    リ状の反応性無機配合物を投入した後、硬化処理するこ
    とで、板状体が、前記樹脂ネットを前記スペーサで決定
    される所定の深さに埋め込んだ状態で、かつ、前記固定
    具挿通孔の両開端を当該板状体の表裏面から露出させた
    状態で成形されてなることを特徴とする複合仕上板。
  3. 【請求項3】 前記複合仕上板は、非晶質シリカ−アル
    ミナ系粉体と珪酸アルカリ水溶液とを主成分とするスラ
    リ状の反応性無機配合物を、予め前記樹脂ネットの置か
    れた型の中に投入し、80〜100℃の温度で、2〜1
    5時間密閉加熱硬化処理することで得られるものである
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の複合仕上板。
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