JPH09512751A - 空気圧衝撃ブレーカー - Google Patents

空気圧衝撃ブレーカー

Info

Publication number
JPH09512751A
JPH09512751A JP7522309A JP52230995A JPH09512751A JP H09512751 A JPH09512751 A JP H09512751A JP 7522309 A JP7522309 A JP 7522309A JP 52230995 A JP52230995 A JP 52230995A JP H09512751 A JPH09512751 A JP H09512751A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
extension
cylinder hole
piston
stem portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7522309A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3843124B2 (ja
Inventor
ヨハンソン,インゲマル,スヴエン
ニルソン,オケ,レンナルト
Original Assignee
アトラス コプコ ブレマ アクチボラグ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アトラス コプコ ブレマ アクチボラグ filed Critical アトラス コプコ ブレマ アクチボラグ
Publication of JPH09512751A publication Critical patent/JPH09512751A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3843124B2 publication Critical patent/JP3843124B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L25/00Drive, or adjustment during the operation, or distribution or expansion valves by non-mechanical means
    • F01L25/02Drive, or adjustment during the operation, or distribution or expansion valves by non-mechanical means by fluid means
    • F01L25/04Drive, or adjustment during the operation, or distribution or expansion valves by non-mechanical means by fluid means by working-fluid of machine or engine, e.g. free-piston machine
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25DPERCUSSIVE TOOLS
    • B25D9/00Portable percussive tools with fluid-pressure drive, i.e. driven directly by fluids, e.g. having several percussive tool bits operated simultaneously
    • B25D9/14Control devices for the reciprocating piston
    • B25D9/16Valve arrangements therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S173/00Tool driving or impacting
    • Y10S173/02Sound muffling

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Percussive Tools And Related Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 空気圧衝撃ブレーカは、シリンダ孔(20)を備えたハウジング(11)と、ピストンヘッド(63)及び衝撃発生ステム部分(64)を備えたハンマーピストン(28)と、シリンダ孔伸長部(50)内に変位可能に支持されしかも作業工具(16)の後端部(15)に通常当接するアンビル(14)と、シリンダ孔(20)内の環状肩部(49)とシリンダ孔(20)とハンマーピストン(28)との間に形成された環状のエネルギ吸収空気クッション室(59)とを有し、上記ピストンヘッド(63)がシリンダ孔(20)と案内かつ密封共動する二つの軸方向に離間した端部分(65、66)を備えている。ピストンヘッド(63)の長さはステム部分(64)の長さより軸方向に相当長く、端部分(65、66)の各々とシリンダ孔(20)との間の半径方向遊びは、ステム部分(64)とシリンダ孔伸長部(50)との間の遊びより小さく、それにより、ステム部分(64)とシリンダ孔伸長部(50)との間の非金属性の有効な密封共動が保証され、さらにクッション室(59)の気密性が改善される

Description

【発明の詳細な説明】 空気圧衝撃ブレーカー 本発明は、シリンダ孔と、シリンダ孔で往復運動可能なハンマーピストンと、 シリンダ孔のピストンを往復運動させるハンマーピストンの端部に択一的に直進 運動方向へ圧縮空気を送る空気分配弁を備えた後部シリンダヘッド及び、ハウジ ングに取り付けられ、ガイドと作業工具の支持手段を形成し、直径がシリンダ孔 より小さく、それと同軸方向に伸びるの前方シリンダ孔伸長部及び、環状ショル ダーによってシリンダ孔から分離される前記シリンダ孔伸長部と、シールされて シリンダ孔伸長部に案内され、通常は作業用具の後端部と隣接する前端部及び通 常前記シリンダ孔伸長部内に配置されている後端部を有するアンビルと、シリン ダ孔と共働してシール及び案内をするピストンヘッドで形成されるハンマーピス トンと、ハンマーピストンの往復運動でアンビルに反復衝撃を加えるため、シリ ンダ孔伸長部に周期的に入り込む、前方向に伸びるステム部分を有し、シリンダ 孔、環状肩部、ステム部分、及びピストンヘッドで環状エネルギ吸収空気クッシ ョン室を形成する空気圧衝撃ブレーカに関する。 前記のような形式の空気圧衝撃ブレーカーは、高い衝撃エネルギーによって、 効果的な破砕力を得るが、同時に機械部品と同様に作業者に有害な影響を及ぼす 外部の振動と内部の衝撃が発生する。有害な衝撃または、その 様に呼ばれるハンマーピストンの底部への衝撃は、ブレーカーへの負荷が非常に 小さいか、又はゼロまたはマイナスの時に発生する。作業工具が誤動作/停止し た時、マイナス負荷が働いて直ちに、ブレーカーを持ち揚げられる。 上記形式の衝撃ブレーカーでは、底部への衝撃を充分に低下させる事が困難で あった。部品に応力を耐えさせ、ブレーカーの組立体を確実に安全にするために は、ハウジング自体を含む部品を非常に大きくしなければならなかった。それに は、特別に強力な締め付け/連結ボルトと/または部品同士を安全に保つために ねじ接続部を使用する必要性もあった。例えば、米国特許明細書第3,179,185号 の第4図には、ストロークの最下位置でのハンマーピストンエネルギーを吸収す る環状エラストマー要素から成る衝撃低下手段が示されている。実際問題として 、この公知の装置は、ハンマーピストンの運動エネルギーを吸収する能力は無く 、衝撃低下エラストマー要素の寿命は非常に短くなる。 他の実施例が、米国特許明細書第3,451,492号に開示されている。そこに示さ れている衝撃ブレーカーは、ピストンヘッドの長さに関して、ステム部分に比較 的長い衝撃を加えるハンマーピストンから成る。これは、ステム部分が前方の直 径の小さなシリンダ孔伸長部と連動させない時、必然的にピストンが傾いて、ス テム部分と孔との間の、非常に激しい金属の接触が生じることを避け るため相対的に大きな影響がある意味している。そして結果として、ステム部分 の周りに相対的に広い漏れ間隙が生じ、従って、ハンマーピストンとシリンダ孔 とシリンダ孔の前方向肩部との間にある減衰容量の効力を相当落とす。ピストン ステムとシリンダ孔伸長部の間の遊びがかなり大きく、空気量のエネルギー吸収 が乏しいにも関わらず、ピストンステムとシリンダ孔伸長部の間の金属的な接触 によって、ピストン軸とシリンダ孔伸長部の好ましくない重大な摩損が起こる。 本発明の目的は、ハンマーピストンステム部分をより正確に直線的な動作に改 善することによって、無負荷時またはハンマーピストンのストロークの最下位置 で、空気クッションのエネルギー吸収力を改善する、空気圧ブレーカーを提供す ることである。 本発明のもう一つの目的は、ハンマーピストンステム部分とアンビルとの間で 空気量を吸収する有害なエネルギーを低減することである。もし、この空気量の 最大圧力を上げすぎると、ハンマーピストンとアンビルとの間のエネルギー伝達 に実質的な損失が生じる。この問題は、衝撃機構における、ピストン軸部分と孔 との間の堅固なはめ合いによって漏れ隙間が狭い場合に生じる。しかしこの問題 は、本発明によって解決される。 第1A図及び第1B図は、本発明による空気圧ブレーカの長手方向断面をA− B横断線で分割した図である。 第2図は、第1A図によるブレーカの後部の長手方向 断面の拡大図である。 第3図は、第2図の3−3線に沿った断面を多少縮小した図である。 第4図は、第1B図の部分拡大図であるが、衝撃発生部材の作業位置に関して は第1B図と異なる位置を示している。 第5図は、第3図の装置の詳細を示す拡大図である。 第1A図及び第1B図に示された衝撃ブレーカ10は、シリンダ孔20を有し 、かつシリンダヘッド12が設けられた細長いハウジング11と、ハンドル18 ,19と、前方部材13とを備えている。これらの部材は相互に連結され、また 、シリンダ孔20の長手方向軸線24に関して対称にされている。シリンダ孔2 0は、環状の肩部21から後方へは、拡径孔23を通してのびている。また、シ リンダ孔20は内側の環状肩部21から前方へは、前方孔45を通してのびてい る。ハウジング11の前方孔45の前方には、軸方向スロット47を有するクラ ンピング部46が形成されている。クランピング部46は、さらに拡径された孔 48を画定し、該孔48は、孔45やシリンダ孔20と同軸上にのびている。 孔45の中にはスリーブ17から成る中間部材が装着されている。このスリー ブ17は環状肩部25と接して共働する外側肩部を有し、かつ、シリンダ孔20 内に密閉的にのびている。スリーブ17はシリンダ孔20側に向いた環状端面4 9を有する。スリーブ17はブレーカ ハウジング11の前方部分の一部となり、工具の衝撃受け止め部材用の案内スリ ーブとして機能する。スリーブ17は、中央同軸第1孔50と、環状前向き肩部 52によって前記第1孔50から分離された拡径同軸第2孔51とを有する。ハ ウジングの前方部材13は、クランピング部46の拡径孔48内に挿入すべき管 状ネック55が形成された独立した部材であり、スリーブ17によって軸方向に 配置される。スリーブ17は、環状肩部25を介してハウジング11に関する前 方部材13の軸方向位置を決める。 クランピングボルト56は、クランピング部46の孔57を通って横断方向に のび、ネック55の接線方向溝58と噛み合って、ネック55をハウジング11 に関して軸方向に完全に固定する。ナット(図示せず)によって、クランピング ボルト56は、ネック55をクランピング部46に摩擦的に固定し、その結果、 前方部材13とスリーブ17とはハウジング11に堅固に締め付けられる。 スリーブ17の孔50内では、衝撃伝達アンビル14が密閉的にガイドされて いる。アンビル14には、シリンダ孔20側に向いた衝撃受け止め端面62と、 拡径第2孔51内でガイドされる環状フランジ53とが形成されている。アンビ ル14は、作業工具16のネック15によって後方に移動可能であり、フランジ 53と環状肩部52との相互係合によってハウジング11に関するア ンビル14の作業位置の後端が決められる。第1B図を参照すると、アンビル1 4の作業位置において、後部衝撃受け止め端面62は、スリーブ17の後部端面 49と実質的に同じレベルに、又はそれより僅かに下方に位置している。一般的 な方法で、前方部材13は解放可能な作業工具保持部材60を支持する。前記保 持部材60は作業工具16のカラー61と係合可能であると同時に、前方部分1 3のネック55でネック15をガイドした状態での作業工具16の軸方向の動き を制限付きで許容する。作業工具16は、その最前方位置では、カラー61に係 合する保持部材60によって、さらなる前方への動きを阻止され、アンビル14 は、それが前方部材13のネック55に接する伸長位置に維持される。アンビル 14及びネック15は、作業工具16の衝撃伝達手段を形成する。 衝撃機構の代わりの設計によれば、アンビル14は省略され、作業工具16の 軸部(ネック)15は、アンビル14の端面62によって画定された衝撃受け止 め位置に達する位置までのばされる。軸部15の最後端位置、即ち、衝撃受け止 め面62は、作業工具16のカラー61と前方部材13との間の相互係合によっ て決められる。 第2図に示すように、ハウジング11の後端部には、二つの側壁29,30が 形成されており、これら側壁29,30は、シリンダヘッド12及びハンドル1 8,19の中央部分を超えて後方にのびている。側壁29,3 0における対向する同軸孔67,68には、くさびボルト32が挿入されている 。このくさびボルト32は円筒状鋼管からなり、径方向の圧縮性を得るために、 軸方向にのびるジグザグ形スロット33を備えている。このジグザグ形スロット 33のおかげで、くさびボルト32の外表面は、装着時に孔67,68に損傷を 与え得る直線切断縁がない滑らかな面になる。第3図に示すように、くさびボル ト32はハンドル18,19の中央部分に対する旋回軸を形成し、それにより、 ハンドル18,19をハウジング11に連結する。ハンドル18,19の各々と ハウジング11との間には振動減衰用の予め張力がかけられたスプリング35が 配置されており、これらスプリング35によってハンドルを後端部カバー31側 に偏らせている。この端部カバー31は、プラスチック材料によって成形され、 側壁29,30の対向する溝74で保持されている。 カバー31の内側では、ハンドル19が旋回レバー36を支持している。この 旋回レバー36は、プッシュロッド40によって空気入口弁38を制御するため に装備されている。空気入口弁38は、スプリング39によって閉弁位置側に付 勢されている。レバー36を操作して入口弁38を作動させることによって、圧 縮空気入口80と、ハウジング11の入口通路81、シリンダ孔20の後部孔2 3と間の連通が制御される。第2図及び第4図に示すように、拡径孔23におけ る軸方向肩部21上 に載る分配弁の弁ハウジング27が挿入される。シリンダヘッド12は、金属又 はプラスチック材料で形成されるプラグから成り、これは拡径孔23内に導入さ れ、シールリング82を介して弁ハウジング27に軸方向に接触し、弁ハウジン グ27を固定する。プラグ12の後端には後方にのびる二つのヒール(heal)8 3が形成されている。これらヒール83には凹部79が形成され、また、これら ヒール83はハンドル18,19の両側に配置されている。ヒール83は、プラ グ12が孔23内に軸方向に固定されるように、くさびボルト32に支持されて いる。プラグ12は、径方向にのびる空気分配通路84を有する。この分配通路 84は、ハウジング11内で長手方向にのびる供給通路86を介してシリンダ孔 20の前端と連通している。通路84は、中央の軸線方向にのびる開口を介して 弁ハウジング27に向けて開口している。 弁ハウジング27は、プラスチック材料、好ましくはアセタールプラスチック (デルリン)で成形される。また、この弁ハウジング27は、回転対称で、実質 的にカップ形の本体を有し、この本体はハウジング11の空気入口通路81と連 通する外側円周溝87を有する。弁ハウジング27内には、プラスチック材料か ら成る弁プレート26が移動可能に配置されており、この弁プレート26は、シ リンダ孔20に開口する前方弁座41及びプラグ12内の径方向空気通路84に 開口する後方弁座4 2と選択的に共働する。円周溝87の底部88には、径方向開口89が設けられ ている。これら開口89は軸方向に分離した列で配置され、これら開口列間で弁 プレート26が移動可能にされる。後方弁座42は、アセタールプラスチックの ようなプラスチック材料で成形されている。第2図に示すように、この後方弁座 42は、弁ハウジング27内に挿入され、ロックリング43によって固定される リッドから成る。 シリンダ孔20内の弁ハウジング27とスリーブ17の端面49との間では、 ハンマーピストン28が相互にガイドされている。このハンマーピストン28に は、ピストンヘッド63が形成されている。このピストンヘッド63は、後端部 分65と前端部分66とを有し、これらはシリンダー孔20に密閉的に案内され る。また、ハンマーピストン28は、ピストンネック64を有し、このネック6 4は、ハンマー打撃をアンビル14の衝撃受け止め端面62上に伝達する。 アンビル14は、スリーブ17内に形成されたシリンダ孔伸長部50内で密閉 的にガイドされ、また、シリンダ孔伸長部50内のブレーカハンドル18,19 にかけられる負荷の実際の大きさに応じた軸方向作業位置にある。極端に大きい 負荷が加えられると、アンビル14は、第1B図に示すように、その最後端部を 塞ぐ。このような場合、アンビル14の後方衝撃受け止め端面62は、シリンダ 孔20における肩部49と同一面上に位置し、 ハンマーピストン28のステム部分(ハンマーネック)64はシリンダ孔伸長部 50内に全く入らない。 他の極端な場合には、ブレーカハウジング11上に加えられる負荷がなくなり 、その結果、ハウジング11は作業工具16に対して引き上げられる。このよう なことはブレーカー作動中にしばしば生じるが、このような場合は、アンビル1 4は、その最前方位置に移動され、それにより、ピストンのステム部分(ピスト ンネック)64が完全にシリンダ孔伸長部50内に入り込む。 しかし、アンビル14の通常の作業位置では、後端面62は環状肩部49の前 方のどこかに位置する。これは、ピストンステム部分64が常にある程度シリン ダ孔伸長部50内に入っていることを意味する。従って、ピストンステム部分6 4が通常シリンダ孔伸長部50に入り込んでいるので、シリンダ孔20、肩部4 9、及びピストンステム部分64の間に形成される環状室59と、シリンダ孔伸 長部50におけるピストンステム部分64及びアンビル14の後端面62の間に 形成される円柱状室との両方に、ある量の空気が捕らえられる。環状室59内の 空気量は、非常に重要な目的をもつ。即ち、前記空気量は、負荷が非常に小さい か又はない、無負荷打撃の時に、肩部49に対するピストン28の機械的な衝突 を防止するためにピストン減衰及びエネルギー吸収用の空気クッションを形成す る。 それに対して、ピストンステム部分64とアンビル1 4との間に捕らえられたある量の空気はブレーカの作業に悪影響を与える。その 理由は、この空気容量が、ピストン28からアンビル14に有効なエネルギが伝 達することを防止するエネルギ吸収クッションとして作用することにある。 本発明は、これら二つの問題を解決することを目的とし、言い換えれば、環状 室59に捕らえられた衝撃減衰環状空気クッションの効果的な働きをどのように 改良し、また、シリンダ孔伸長部50に捕らえられたエネルギ吸収空気量の影響 をどのように回避するかを解決する目的としている。 後者の問題は、スリーブ17に、シリンダ孔伸長部50の後端を形成する肩部 49からある程度間隔を開けて内側円周溝54を設けることにより処理される。 この溝54は、環状の膨張容積を形成し、この膨張容積により、減衰効果のある 捕らえられた空気量の圧力ピークの大きさを実質的に低減する。 前記したピストンステム64とシリンダ孔伸長部50との間の金属接触をどの ように回避するかという問題に加えて他の問題は、シリンダ孔20内でハンマー ピストン28を正確に案内し、シリンダ孔伸長部50に関するピストンステム6 4の径方向の調整不良を最小限に抑えるようにハンマーピストン20を設計し、 かつ、環状空気クッション室59の気密性を改善できるように種々のピストン位 置間の径方向の遊びを決めることによって解 決される。 これは、ピストンヘッド63に、ピストンステム64よりかなり大きい径方向 の伸長部を設け、ピストンヘッド63に、シリンダ孔20と共働して密閉及び案 内をする二つの径方向に離間した後端部分65,66を形成し、かつ、後端部分 65,66の各々とシリンダ孔20との間に、ピストンステム64とシリンダ孔 伸長部50との間の径方向の遊びより小さい径方向の遊びを設けることによって 得られる。ピストンヘッド63は、少なくともピストンステム64の3倍の長さ にされるべきである。 これらの寸法によって、ハンマーピストン28は正確に案内され、また、金属 接触の危険なしにピストンステム64とシリンダ孔伸長部50間の遊びを比較的 小さく、0.05mmより小さくでき、その結果、環状空気クッション室59は 非常に気密になり、良好なエネルギ吸収を提供するようになる。それにより、ブ レーカハウジング11、ハンマーピストン28、スリーブ17、及び他の部材は 、無負荷作業時のハンマーピストン18のストローク最下位置におけるダメージ から保護される。 作業者が作業表面に対して衝撃ブレーカ10を作動させると、アンビル14に 加えて作業工具16は、第1B図に示すように、それらの通常の作業位置まで後 方に移動される。レバー36が押し下げられると、圧縮空気が、空気入口80か ら入口弁38及び通路81を通って弁ハウジング27に供給される。弁座41及 び42と選択的 に共働させることによって、弁プレート26は圧縮空気をシリンダ孔20の各端 部に分配し、それにより、ハンマーピストン28をシリンダ孔20内で往復運動 させ、ハンマー打撃をアンビル14に繰り返し伝達する。ハンマーピストン28 が往復運動している間、シリンダ室20の各部分は、ハウジング11内の軸方向 に異なるレベルに配置された出口開口70,71を通して大気に排気する。出口 開口70はハンマーピストン28の後方のシリンダ室20の後方部分を排気し、 また、開口71はハンマーピストン28の前方のシリンダ室20の前方部分を排 気する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.シリンダ孔(20)を備えたハウジング(11)と、上記シリンダ孔(20)内 で往復動可能で、上記シリンダ孔(20)と密封かつ案内共動するピストンヘッド (63)を備えたハンマーピストン(28)と、上記ハンマーピストン(28)のそれ ぞれの端部に交互に駆動圧搾空気を加えて上記シリンダ孔(20)内で上記ハンマ ーピストン(28)を往復動させる空気分配弁(26、27)と、上記ハウジング(11 )に取付けられ、作業工具(16)の案内及び支持手段を成す前方部分(13)と、 上記シリンダ孔(20)と同軸でしかも上記シリンダ孔(20)より直径の小さく、 環状肩部(49)によって上記シリンダ孔(20)から分離された順方向シリンダ孔 伸長部(50)と、上記順方向シリンダ孔伸長部(50)内で密封的に案内され、上 記作業工具(16)の後端部(15)に通常当接する前方端部及び上記順方向シリン ダ孔伸長部(50)内に通常位置した後方端部(62)とを備えたアンビル(14)と 、上記順方向シリンダ孔伸長部(50)内に円筒状に貫通し、上記ハンマーピスト ン(28)の往復動時に上記アンビル(14)の上記後方端部(62)に反復衝撃を加 える順方向に伸長したステム部分(64)とを有し、上記順方向シリンダ孔伸長部 (50)内への上記ステム部分(64)の貫通時に、上記ステム部分(64)及び上記 ピストンヘッド(63)が上記シリンダ孔(20)及び上記環状肩部(49)と共に環 状のエネルギ吸収空気クッション室(59)を形 成する空気圧衝撃ブレーカにおいて、 上記ピストンヘッド(63)が上記ステム部分(64)より軸方向に相当長く伸び、 上記ピストンヘッド(63)が上記シリンダ孔(20)と案内かつ密封共動する二つ の軸方向に離間した端部分(65、66)を備え、 上記端部分(65、66)の各々と上記シリンダ孔(20)との間の半径方向遊びが、 上記ステム部分(64)と上記順方向シリンダ孔伸長部(50)との間の半径方向遊 び(Δ)より小さく、 それにより、上記シリンダ孔(20)内における上記ハンマーピストン(28)の正 確な案内が得られ、上記ステム部分(64)と上記順方向シリンダ孔伸長部(50) との間の非金属性の有効な密封共動が保証され、さらには上記クッション室(59 )の気密性が改善される ことを特徴とする空気圧衝撃ブレーカ。 2.上記順方向シリンダ孔伸長部(50)は、上記環状肩部(49)から軸方向に ある距離をおいて配置され、上記ステム部分(64)が衝撃行程中に上記順方向シ リンダ孔伸長部(50)内に貫通する際に、上記アンビル(14)と上記ステム部分 (64)との間に含まれた空気量に対する環状膨脹容積を形成する周囲溝(54)を 備えている請求の範囲1に記載の空気圧衝撃ブレーカ。 3.上記ピストンヘッド(63)の長さが上記ステム部分(64)の長さの少なく とも三倍である請求の範囲1又 は2に記載の空気圧衝撃ブレーカ。 4.上記順方向シリンダ孔伸長部(50)が、上記シリンダ孔(20)内にのびる スリーブ(17)によって形成され、また上記環状肩部(49)が上記スリーブ(17 )の後方端部で形成されている請求の範囲1〜3のいずれか一項に記載の空気圧 衝撃ブレーカ。 5.上記アンビル(14)がその前方端部に環状つば(53)を備え、上記スリー ブ(17)が上記順方向シリンダ孔伸長部(50)の前部と同軸にかつその中に配置 され、上記環状つば(53)に対する案内手段を成す細長い案内孔(51)を備えて いる請求の範囲4に記載の空気圧衝撃ブレーカ。
JP52230995A 1994-02-28 1995-02-28 空気圧衝撃ブレーカー Expired - Fee Related JP3843124B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE9400684-8 1994-02-28
SE9400684A SE509211C2 (sv) 1994-02-28 1994-02-28 Handhållet tryckluftdrivet maskinspett
PCT/SE1995/000209 WO1995023051A1 (en) 1994-02-28 1995-02-28 Pneumatic impact breaker

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09512751A true JPH09512751A (ja) 1997-12-22
JP3843124B2 JP3843124B2 (ja) 2006-11-08

Family

ID=20393109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52230995A Expired - Fee Related JP3843124B2 (ja) 1994-02-28 1995-02-28 空気圧衝撃ブレーカー

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5944118A (ja)
EP (1) EP0760732B1 (ja)
JP (1) JP3843124B2 (ja)
AU (1) AU684344B2 (ja)
DE (1) DE69520881T2 (ja)
FI (1) FI963327A (ja)
SE (1) SE509211C2 (ja)
WO (1) WO1995023051A1 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19731732C2 (de) * 1997-07-23 2001-02-22 Wacker Werke Kg Schlagvorrichtung zum Freischlagen festgeklemmter Gegenstände
US6095907A (en) * 1998-10-02 2000-08-01 Kennametal Inc. Reciprocating assembly for abrading a workpiece
ES2208623T3 (es) 2001-03-07 2004-06-16 Black & Decker Inc. Martillo.
DE10123397A1 (de) * 2001-05-14 2002-11-28 Wacker Werke Kg Schlag- und/oder Bohrhammer mit einer zum Freischlagen festgeklemmter Gegenstände geeigneten Schlagvorrichtung
US6932166B1 (en) * 2002-12-03 2005-08-23 Paul Kirsch Pneumatic tool
TWM268150U (en) * 2004-08-17 2005-06-21 Guo-Rung Liu Impact cylinder for reciprocal type pneumatic tool
JP2008012664A (ja) 2006-07-01 2008-01-24 Black & Decker Inc ハンマードリル用の潤滑油ポンプ
EP1872914B1 (en) * 2006-07-01 2010-09-22 Black & Decker, Inc. A Pavement Breaker
EP1872910B1 (en) 2006-07-01 2012-11-21 Black & Decker, Inc. Method for mesuring the amount of wear of a nose of beat piece in a hammer drill
US7413026B2 (en) * 2006-07-01 2008-08-19 Black & Decker Inc. Lubricant system for powered hammer
US20080006419A1 (en) * 2006-07-01 2008-01-10 Black & Decker Inc. Tool holder connector for powered hammer
JP2008012665A (ja) 2006-07-01 2008-01-24 Black & Decker Inc 舗装破砕機用工具ホルダー
DE102010019547B4 (de) 2010-05-05 2021-01-21 Pokolm Frästechnik GmbH & Co. KG Kaltschmiedevorrichtung und Kaltschmiedeverfahren
US9102045B2 (en) 2011-09-29 2015-08-11 Caterpillar Inc. System and method for easy removal of hydraulic hammer bushing
US9474917B1 (en) 2016-05-26 2016-10-25 Adel Abdulmuhsen Al-Wasis Pneumatic hammer

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE226416C1 (ja) 1969-04-29
US777368A (en) * 1904-02-20 1904-12-13 Leonard Joseph Clossey Pneumatic hammer.
US2290256A (en) * 1940-11-04 1942-07-21 Eugene H Souter Pneumatic tool
US3042004A (en) * 1960-07-08 1962-07-03 Chicago Pneuamtic Tool Company Nail driving attachment for pneumatic tool
US3179185A (en) 1962-06-14 1965-04-20 Chicago Pneumatic Tool Co Demolition tool with shock attenuating means
GB1055048A (en) * 1964-10-19 1967-01-11 Atlas Copco Ab Improvements in noise deadening means for percussive tools
US3356166A (en) * 1965-04-15 1967-12-05 Gardner Denver Co Percussive tool
GB1152119A (en) * 1966-11-29 1969-05-14 Atlas Copco Ab Improvements in Recoil Vibration Damped Percussive Machine
US3554316A (en) * 1969-11-25 1971-01-12 Chicago Pneumatic Tool Co Detachable elastomer muffler for pneumatic percussive tools
US3727700A (en) * 1971-04-19 1973-04-17 Chicago Pneumatic Tool Co Pneumatically percussive tool having a vibration free handle
US3939925A (en) * 1974-01-21 1976-02-24 Thor Power Tool Company Throttle valve construction for a percussion tool
US4018291A (en) * 1974-12-23 1977-04-19 Allied Steel & Tractor Products, Incorporated Pneumatic hammer
US4189917A (en) * 1978-09-18 1980-02-26 Kent Air Tool Company Air hammer and muffler combination
US4303131A (en) * 1980-02-27 1981-12-01 Compair Construction And Mining Ltd. Compressed-gas-operated reciprocating piston devices
US5094913A (en) * 1989-04-13 1992-03-10 E. I. Du Pont De Nemours And Company Oriented, shaped articles of pulpable para-aramid/meta-aramid blends
SE501200C2 (sv) * 1989-10-28 1994-12-05 Berema Atlas Copco Ab Slagverktyg
DE4143418C2 (de) * 1991-10-23 1995-03-16 Klemm Bohrtech Drucklufthammer mit veränderbarer Rückhublänge des Arbeitskolbens
SE504957C2 (sv) * 1994-02-28 1997-06-02 Berema Atlas Copco Ab Maskinspett med handtagsförsett bakstycke

Also Published As

Publication number Publication date
SE9400684L (sv) 1995-08-29
WO1995023051A1 (en) 1995-08-31
EP0760732B1 (en) 2001-05-09
US5944118A (en) 1999-08-31
AU684344B2 (en) 1997-12-11
DE69520881T2 (de) 2001-11-15
SE509211C2 (sv) 1998-12-21
FI963327A (fi) 1996-10-24
JP3843124B2 (ja) 2006-11-08
SE9400684D0 (sv) 1994-02-28
FI963327A0 (fi) 1996-08-27
EP0760732A1 (en) 1997-03-12
DE69520881D1 (de) 2001-06-13
AU1906595A (en) 1995-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09512751A (ja) 空気圧衝撃ブレーカー
AU684619B2 (en) Pneumatic impact breaker
US7328753B2 (en) Hydraulic breaking hammer with lubricated implement guide sleeve
US3866690A (en) Hydraulically powered impact device
JP3825802B2 (ja) 流体力衝撃工具
US8424614B2 (en) Hydraulic hammer
US7478648B2 (en) Hydraulic pressure accumulator
CA1103114A (en) Air hammer and muffler combination
US4440237A (en) Pavement breaker
US4483402A (en) Paving breaker
US4327807A (en) Percussion tool casing
JP2003505258A (ja) インパクト工具
US4062268A (en) Fluid operable hammer
US3939925A (en) Throttle valve construction for a percussion tool
EP0477067B1 (en) High efficiency pneumatic impacting mechanism with a plunger valve
CA1106249A (en) Hammer
US4012909A (en) Hammer
US4669553A (en) Percussion tool
US4069876A (en) Hydraulic percussive machine
JP3900379B2 (ja) 空圧式打撃工具
US4653596A (en) Percussive air tool
CA2184264C (en) Pneumatic impact breaker
CA2184265C (en) Pneumatic impact breaker
JPH09300243A (ja) 空打ち防止機構を有する打撃工具
JPS6346232B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040518

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040818

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051206

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20060306

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20060424

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060526

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060718

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060814

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees