JPH09512315A - 可変速気密コンプレッサ用のオイルポンプ - Google Patents

可変速気密コンプレッサ用のオイルポンプ

Info

Publication number
JPH09512315A
JPH09512315A JP7525311A JP52531195A JPH09512315A JP H09512315 A JPH09512315 A JP H09512315A JP 7525311 A JP7525311 A JP 7525311A JP 52531195 A JP52531195 A JP 52531195A JP H09512315 A JPH09512315 A JP H09512315A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
pump
rotor
channel
eccentric shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7525311A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3244179B2 (ja
Inventor
クルエジエル,マンフレド
リリ,デイエトマール・エリシユ・ベルンアルド
Original Assignee
エンプレサ・ブラジレイラ・デイ・コンプレソレス・エシ・ア−エンブラク
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エンプレサ・ブラジレイラ・デイ・コンプレソレス・エシ・ア−エンブラク filed Critical エンプレサ・ブラジレイラ・デイ・コンプレソレス・エシ・ア−エンブラク
Publication of JPH09512315A publication Critical patent/JPH09512315A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3244179B2 publication Critical patent/JP3244179B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B39/00Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
    • F04B39/02Lubrication
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B39/00Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
    • F04B39/02Lubrication
    • F04B39/0223Lubrication characterised by the compressor type
    • F04B39/023Hermetic compressors
    • F04B39/0261Hermetic compressors with an auxiliary oil pump
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16NLUBRICATING
    • F16N7/00Arrangements for supplying oil or unspecified lubricant from a stationary reservoir or the equivalent in or on the machine or member to be lubricated
    • F16N7/36Arrangements for supplying oil or unspecified lubricant from a stationary reservoir or the equivalent in or on the machine or member to be lubricated with feed by pumping action of the member to be lubricated or of a shaft of the machine; Centrifugal lubrication
    • F16N7/366Arrangements for supplying oil or unspecified lubricant from a stationary reservoir or the equivalent in or on the machine or member to be lubricated with feed by pumping action of the member to be lubricated or of a shaft of the machine; Centrifugal lubrication with feed by pumping action of a vertical shaft of the machine

Abstract

(57)【要約】 底部に潤滑油だめ(2)を画定し、かつ内部に垂直偏心軸(5)を支える電動機(6)の回転子(8)が取り付けられたシリンダブロック(3)を収容する気密シュル(1)を含んでおり、前記偏心軸(50)は該偏心軸(5)の下端(9b)と流体連通する下端(9b)と、ベアリング(4)の領域において前記偏心軸(5)の上方中央部分の外部に開いた上端(9a)とを有する少なくとも一つのオイルチャネル(9)を備え、前記偏心軸(5)はその下端(5b)においてポンプ回転子(10)を支えており、電動機(6)の固定子(8)の本体に機械加工されており、ポンプ回転子(10)によって遠心分離された油を受けるための下端開口(20b)と前記オイルチャネル(9)に油を排出するための上端開口(20a)とを有しており、少なくともその長さ部分に前記偏心軸(5)に対して前記偏心軸(5)の半径よりも大きな距離で半径方向に離間している上端開口を有している少なくとも一つの導油チャネル(20)と、前記シリンダブロック(3)に取り付けられており、各導油チャネル(20)の上端開口(20a)から来る油をすべて受け取るための環状領域を備えている固定集油手段(30)と、油を前記オイルチャネルに排出する少なくとも一つの潤滑油供給手段(31)とをさらに含んでいることを特徴とする可変速気密コンプレッサ用のオイルポンプ。

Description

【発明の詳細な説明】 可変速気密コンプレッサ用のオイルポンプ 発明の分野 本発明は、往復運動式可変速気密コンプレッサ用のオイルポンプに関し、詳細 には、一本の垂直軸を有しかつ冷凍機や凍結器の中で使用されるコンプレッサ用 オイルポンプに関する。発明の背景 この種の器械は、それらが有する各気密コンプレッサが、冷凍されるべき媒体 から内部熱を除去するために必要な正確な冷凍容量を供給することを必要とする 。冷凍容量はコンプレッサによってポンプ輸送される冷媒の質量流量に比例する ので、冷凍容量の変化はコンプレッサによってポンプ輸送される質量流量の変化 を意味することになる。質量流量のこの変化を連続的に得る技法は、原動機の速 度を変化させることによる。 多くの研究で、良好な冷凍性能を達成するために、可変速コンプレッサが15 Hzから100Hzまで、すなわち900rpmから6000rpmまでの作動 範囲を必要とすることが示されている。このような速度の変化は、コンプレッサ の機械的動作、特にコンプレッサ機構のベアリングや、コネクティング ロッドやピストンなど潤滑を必要とするその他の領域にオイルを導くことを受け 持つ、オイルポンプの運転に影響を及ぼす。 遠心ポンプは、低コストであり、かつ3000rpmから3600rpmまで の回転数で適切に作動するので、気密コンプレッサにおいて最も使用されている オイルポンプ輸送機構であり、この回転数は電気的ネットワークの周波数から得 られるものである。それでも、このような機構は低回転数では動作しなくなる。 第1図に示す現在使用されているような従来型の遠心式オイルポンプは、コン プレッサが低速度で作動する必要があるときには、ベアリングに油をポンプ輸送 することができない。 遠心ポンプの運転上の限界は、下記の式で見ることができるように、遠心ポン プの挙動を支配するポンプの長半径(R)と短半径(r)との差に関係する。 ω=[(2・g・h)/(R2−r2)]1/2 ただし、hはオイル面からベアリングまでの必要ポンプ輸送高さ、gは重力定数 、Rはポンプの長半径、rはポンプの短半径、ωは角速度(ラジアン/秒)であ る。 ポンプの長半径(R)を単に増加させることによって、この ようなコンプレッサにおけるオイルポンプ輸送効率の上昇を計るための調査は、 所望のポンプ輸送を達成するために必然的に不可欠な上記の増加が、コンプレッ サ軸の外径にも影響を及ぼし、したがってコンプレッサの製造工程すべてに、さ らに摩擦によるロスの増加の原因となるためコンプレッサの性能に影響を及ぼす ので、実行不可能である。小さな直径変更は、900rpmに近いかそれ以下の 回転数で必要な遠心ポンプ輸送程度を達成するには十分でないことが、観察され るはずである。 垂直または水平の軸を有し、気密コンプレッサにおいて広く使用されている従 来型の遠心ポンプは、米国特許第4478559号、米国特許第4569639 号、ドイツ特許第209877号、フランス特許第2492471号の各特許文 書に記載されている。ただし、これらの遠心ポンプは約900rpm以下の回転 数では作動しないか、または効率的に作動しない。 米国特許文書第4097185号には段階的に作動する遠心ポンプが記載され ており、この遠心ポンプによって、コンプレッサ油だめの底におけるオイルの渦 巻きを減少することができる。前記ポンプの下部空洞はポンプへのオイル取入れ を可能にし、その短半径(r)は所望の油流量の関数である。この短半 径(r)が増加するにつれて、ポンプの性能は低下する。 他の形状の遠心ポンプが、ドイツ特許第209936号と同特許第25025 67号の各特許文書に記載されており、これらは、軸中にプレス固定され油のた めの推進手段として働くブレードを使用する。 フランス特許第2204233号は、コンプレッサの偏心軸に取り付けられた 従来型の遠心ポンプを記載しており、このポンプにおいてポンプ機構はコンプレ ッサ本体の下方部分に配置されており、原動機は上方部分に配置されている。こ の配置によって、必要なポンプ輸送高さが減るので、わずかに低い回転数で油を ポンプ輸送することができる。それでもなお、最低回転数の値は所望の最低値( 約900rpm)よりはるかに高いままになっている。 水平軸コンプレッサにおいて使用されるオイルポンプ輸送のための他の解決法 は、管状湾曲部の形で軸端に設けられた延長部を有するので、これは原動機の固 定子に取り付けられた上部端を有し、その自由端はコンプレッサの潤滑油だめ中 に浸されている。 この管状湾曲部は、重なり合ったコイルを有するコイル状ば ねによって画定され、上端がコンプレッサの軸端によって回転させるために軸端 に連結され、円錐形の下端が潤滑油中に浸されているポンプ回転子を収容してい る。この構造では、油を導くためのらせん管が設けられるが、偏心軸への、した がってコンプレッサが必要とする潤滑の他の部分へのこの油のポンプ輸送は、こ の形式のポンプ輸送を可能にするために開放された円錐形自由端を備えた従来型 の垂直軸コンプレッサの場合と同様に、遠心力の作用によって行われる。この解 決法は、これが水平軸コンプレッサにおいてのみ使用されるという事実の他に、 低い回転数では良好な効率を示さない。 本出願人による同時係属中の特許出願に記載された別の解決法では、ポンプ輸 送効率の向上がポンプ回転子によって達成され、前記回転子の長さ方向の延長部 に沿って外面に上昇らせん溝が設けられている。この解決法は、従来型のオイル ポンプで達成される回転数より低い回転数(600rpm)で効率的な潤滑をも たらすものの、ポンプ回転子のらせん溝に沿った油の機械的ドラッギングによっ て達成されるポンプ輸送効果を有する。発明の開示 したがって、本発明の一つの目的は、ポンプ輸送性能が機械的ドラッギングの ポンプによって得られるポンプ輸送性能と同じである、垂直軸の可変速往復運動 気密コンプレッサ用の、すなわち回転数約600rpm用の遠心効果オイルポン プを提供することである。 本発明の第二の目的は、軸構成部分及びシリンダブロック構成部分の寸法を変 更することなく、ポンプ輸送能力が向上する前述のオイルポンプを提供すること である。 本発明の第三の目的は、製造と組垂直が簡単なオイルポンプを提供することで ある。 本発明の第四の目的は、従来型の遠心オイルポンプで見られるような、コンプ レッサの油だめの中にオイルの渦巻きを発生させないオイルポンプを提供するこ とである。 上記及びその他の目的と利点は、底部に潤滑油だめを画定し、その中にシリン ダブロックを収容する気密シェルを含み、シリンダブロックが垂直偏心軸を支え 、この軸に電動機の回転子が取り付けられ、偏心軸が少なくとも一つのオイルチ ャネルを備え、オイルチャネルが、支持ベアリングによって覆われた領域 において、偏心軸の下端と流体伝達(fluid communication)する下端と偏心軸の 上方中央部分の外部に開いた上端とを有するという形式の可変速気密コンプレッ サ用のオイルポンプによって達成される。 本発明によるオイルポンプはさらに、電動機の固定子本体に機械加工された少 なくとも一つの導油チャネルを含み、このチャネルは、ポンプ回転子によって遠 心分離された油を受けるための下端開口と前記オイルチャネルに油を排出するた めの上端開口とを有し、前記導油チャネルは、偏心軸に対して偏心軸の半径より も大きな距離で放射方向に離間している上端開口を含む長さ部分を少なくとも有 し、また前記オイルポンプは、シリンダブロックに取り付けられて各導油チャネ ルの上端開口から来る油をすべて受け取るための環状領域を備えた固定集油手段 と、油をオイルチャネルに排出する少なくとも一つの潤滑油供給手段を含む。 上記に定義されたようなオイルポンプは、約600rpmの回転数に適したポ ンプ輸送能力を有するが、これは、従来の方法で取り付けられた、すなわち本体 の下部に原動機を有するコンプレッサにおけるオイルポンプの作動を妨げること なく、そ の適用を可能にして、6000rpm以上の回転数においても使用可能である。発明の説明 次に、本発明を下記の添付の図面を参照して説明することにする。 第1図は、気密コンプレッサの内部に取り付けられた、寸法h1、h2、rの、 従来の技術によるオイルポンプの直径での縦断面図である。 第2a図と第2b図は、それぞれ正常な角速度の場合(2a)及び低下した角 速度の場合(2b)における油のポンプ輸送中の、従来の技術によるオイルポン プの拡大図である。 第3図は、本発明によるオイルポンプを取り付けた気密コンプレッサの内部を 示す縦断面図である。 第4図は、油が回転子の導油チャネルから集油手段に渡る領域を示す拡大図で ある。 第5図は、第3図における縦断面図に類似するが、本発明によるオイルポンプ の他の一実施例を示す図である。本発明の実施の最も好ましい様式 上述の図によれば、可変速気密垂直軸コンプレッサは、その 底部に潤滑油だめ2を画定しかつ収容する気密シェル1と、垂直偏心軸5を支え るためのベアリング4を組み込んだシリンダブロック3とを備え、偏心軸5が上 端5aと下端5bとシリンダブロック3に取り付けられた固定子7とベアリング 4の下に位置する偏心軸5の一部分に取り付けられた回転子8を有し、かつ偏心 軸回転子組立品を画定する電動機6とを備えており、前記偏心軸5は少なくとも 一つのオイルチャネル9を備え、オイルチャネル9は、偏心軸5の下端5bに対 して開かれた下端9b、及びベアリング4の領域において偏心軸5の上方中央部 分の外部に対して開かれた上端9aを有し、前記偏心軸5はその下端5bにポン プ回転子10を取り付けており、ポンプ回転子10の下端10bは油だめ2中に 設けられた油中に浸されている。 これらのコンプレッサでは、第2a図及び第2b図に示すように、ピストンと その他の構成部分の潤滑は、偏心軸回転子組立品の回転中に遠心作用によって行 われ、この回転数はコンプレッサの正常運転中には約3000rpm〜3600 rpmである。 しかしながら、通常2000rpm以下である低回転数では、 構成部分の潤滑は、限界に達するか、または場合によっては、オイルチャネル9 の内部に遠心効果によって形成される油柱がオイルチャネル9の上端9aにはも はや到達しないので、まったく存在しない。 このようなコンプレッサでは、オイルポンプの効率は、油だめ2中に浸された その短半径(半径r)とその長半径(半径R)との間の関係の関数である。本明 細書の冒頭ですでに述べたように、これらの値が近づくほど、このポンプの潤滑 力は小さくなる。 本発明によって、遠心オイルポンプの使用によるポンプ輸送容量の増加は、ポ ンプ回転子10の下端に画定された油入口下部ノズル10bの開口に関する前記 短半径rと、オイルポンプの幾何学的軸からの最大間隔である長半径Rとの間の 差を増加させることによって達成される。この長半径Rは、回転子8本体に少な くとも一つの上に向う導油チャネル20を機械加工することによって得られ、こ の導油チャネル20は油入口下部ノズル10bを固定集油手段30と連通し、集 油手段30は供給手段31を備え、前記偏心軸5のオイルチャネル9の上端9a の下に位置する偏心軸回転子組立品の領域に配置され、このチ ャネル9を通じて油だめ2からポンプ輸送される油がベアリング4に導かれる。 この半径の増加によって、オイルチャネル9の前記上端9aが位置する高さh1 への油のポンプ輸送を、低い原動機回転数で行うことが可能になる。これによ って、コンプレッサは、前記高さh1における同じ油のポンプ輸送に従来必要と された回転数よりも低い回転数で作動することができる。 前記各導油チャネル20は、油出口上端開口20aと油入口下端開口20bと を有し、これらの開口はそれぞれ、固定集油手段30及びポンプ回転子10の油 入口下端開口10bと連通している。図示された構造的オプションでは、上端開 口20aは、油を一定して集油手段30に排出する注油ノズル23を組み込んで おり、この構造は後で述べることにする。 第3図に示す本発明の好ましい一実施例では、導油チャネル20は、傾斜した 下部分21と偏心軸5に平行な中央部分22を含み、この中央部分22は回転子 8の高さhの実質的な部分を占めている。この実施例では、前記導油チャネル2 0は回転子8の厚さの中央部分に画定されている。この導油チャネル20の長さ は、コンプレッサの構造的特性に応じて決められる。 この導油チャネル20を、偏心軸5の外壁と接触している回転子8の内壁の近 くに機械加工することもできるが、この解決法は、オイルポンプの長半径Rをほ んの僅かしか増加させないので、オイルチャネル9の上端9aにポンプ輸送され る油にかかる遠心力の作用を実質的に増加させる結果にはならない。 第3図に示すこの実施例では、回転子8は、その上方部分に中央高さから、偏 心軸5と同心で集油手段30用のハウジングを画定する末端軸凹部40を有する 。 この軸凹部40は、通常長半径Rに相当する距離だけオイルポンプの幾何学的 軸から離間している側壁41を有する。 本発明の一つの構造的オプションでは、固定集油手段30は、これをベアリン グ4の近くに設置できるように使用できる空間に応じて画定された輪郭を有する 環状盆の形状を有する。この固定集油手段30は、偏心軸回転子組立品と共に回 転しないように、ベアリング4の下部分に適当な手段を介して取り付けられてい る。この構造では、供給手段31は、ベアリング4の下端に設けられて、固定集 油手段30をコンプレッサの運転中に前記偏心軸5に油を連続的に供給するため に偏心軸5の外壁に画定された環状チャネル32と連通させる開口によって画定 さ れる。それから、偏心軸5の外壁に到達した油は、この偏心軸5の外表面に設け られたらせん溝を通じてベアリング4の上方部分と下方部分に送られる。 他の一つの代替的構造では、固定集油手段30に組み込まれて前記開口中に導 かれ、これによってこの固定集油手段30のベアリング4への取付けを可能にす る一つのチャネルによって画定された、供給手段31が記載される。このチャネ ルは、ベアリングの端部がもっと高い位置にあるときには、代替的に単に偏心軸 5を取り巻くだけでもよい。 コンプレッサの運転中は、油は油だめ2から導油チャネル20に遠心分離され 、偏心軸回転子組立品が回転する間、前記ポンプ回転子10の側壁の上部分に作 られ導油チャネル20の下端開口20bと永続的に連通する導油オリフィス11 に到達するまで、ポンプ回転子10の内壁を通る。この永続的な連通によって、 ポンプ輸送される油は前記オイルポンプの幾何学的軸からさらに離間することに なり、これによって、前記油に作動して最低の原動機回転数で油をより高いポン プ輸送高さに到達させる遠心力を増加させる。ポンプ輸送されている油は、油が 供給手段31に放出され、続いて偏心軸5に放出されるまで、 この油を一時的に貯蔵するための固定集油手段30に定常的に排出する注油ノズ ル33に導かれる。 図示されていないが、集油手段30と供給手段31は両方とも傾斜した導油表 面を有するので、注油ノズル33から受け取った油は重力ドラッギングによって 偏心軸5の内部に達することができる。 集油手段30に供給された油は、重力的ドラッギングによって前記供給手段3 1を通じて偏心軸5に定常的に導かれる。この偏心軸5は回転しているので、こ の油は潤滑溝の機械的ドラッギングによって前記オイルチャネル9の上端9aに 導かれ、ここから油はベアリングや他の構成部分に分配される。 集油手段30の使用は、前記導油チャネル20において作用する遠心力の方向 とは反対の方向に経路を油が流れるとき、ポンプ輸送歩留りの損失を避けるため に必要である。 供給手段31をベアリング4下端の上方に置いて、これによって供給手段31 の開口の近くの油がベアリング4下端に到達しないようにするとき、偏心軸5と ベアリング4との間の領域を確実に潤滑するために、前記オイルチャネル9の内 部表面に、供給手段31を通じてベアリング4の前記領域に油の一部を導 く下向きのらせん状スロットを少なくとも一つ設ける。 図示されていないが、本発明では、上述の導油チャネル20とは対向している ことが好ましい回転子8本体に機械加工された少なくとも一つの第二導油チャネ ル20か、または回転子8本体全部を通じてバランスのとれた配置で互いに角度 的に離間した複数の導油チャネル20を設けてもよい。回転子8に機械加工され る導油チャネルの数は、回転子中にある鉄の量の関数である回転子の剛性すなわ ち原動機の収率を損なわないように決定される。それでも、これから除去される 鉄の僅かな部分は回転子の特性を大きくは変化させない。 本発明の他の可能な一つの構造的オプションでは、第5図に示すように、導油 チャネル20は、互いに対向して回転子8の各部分中に機械加工された一対の貫 通孔の形状を呈し、これらの貫通孔は、回転子8の外壁の近くに偏心軸5に平行 に位置しているが、前記導油チャネルの機械加工作業中に回転子8の無欠性を損 なわないために、前記外壁からは十分な距離を保っている。 この構造形式では、上述の導油チャネル20の傾斜部分は、特別な構造を有す るポンプ回転子10’の中に設けられている。 この逆円錐台形のポンプ回転子10’は開いた円形の上端10a’を有し、こ の上端10a’の直径は、回転子8の中に機械加工された導油チャネル20の下 端開口を取り巻くように決定され、こうして油だめ2と前記導油チャネル20と さらに油だめ2の中に浸された下方ノズル10b’との一定の流体的連通を可能 にする。 偏心軸回転子組立品への上述のいずれかのポンプ回転子10、10’の適合は 、ブラジル特許PI 9201761号に記載されているような何らかの適切な 方法によって達成することができる。第5図に示すようなポンプ回転子の構造に ついては、前記適合は、偏心軸5と同心であり、この偏心軸5から突き出ている 下方部分を取り巻く環状突出部12’を、回転子原動機組立品に取り付けること によって行われる。 前記ポンプ回転子10’の強度は、少なくともこのポンプ回転子10’の上部 ノズル10a’を前記環状突出部12’に内部的に連通させる放射状リブ(radi al rib)13’によって得られる。他の一つの構造的オプションでは、この連通 は、前記放射状リブから延びた放射状壁によって行われる。 前記ポンプ回転子10’はさらに、特に連続的で、ポンプ回 転子10’の上端縁を取り巻きそして回転子8の下部分に対して密封されている 環状周辺フランジ14’を有する。この環状フランジは、ポンプ回転子10’の 回転子8への取付け要素として働く。 第5図に示す実施例では、導油チャネル20を通じて集油手段30に向かって ポンプ輸送される油の注入は、上述のように、各導油チャネル20を集油手段3 0に連通する環状ダクト20の形状を有する各注油ノズル23を、各導油チャネ ル20の中に設けることによって達成される。 図示されていないが、回転子の中に機械加工されて、導油チャネルの油入口の 下端開口20bから直線的または段階的に漸増する半径を示す、導油チャネルを 設けることも可能である。
【手続補正書】特許法第184条の7第1項 【提出日】1994年11月30日 【補正内容】 請求の範囲 1.底部に潤滑油だめ(2)を画定し、かつ内部に垂直偏心軸(5)を支える電 動機(6)の回転子(8)が取り付けられたシリンダブロック(3)を収容する 気密シュル(1)を含んでおり、前記偏心軸(50)は該偏心軸(5)の下端( 9b)と流体連通する下端(9b)とベアリング(4)の領域において前記偏心 軸(5)の上方中央部分の外部に開いた上端(9a)とを有する少なくとも一つ のオイルチャネル(9)を備え、前記偏心軸(5)はその下端(5b)において 油だめ(2)からオイルチャネル(90)の開放上端(9a)に潤滑油をポンプ 輸送するポンプ回転子(10)を支えている、可変速気密コンプレッサ用のオイ ルポンプであって、電動機(6)の回転子(8)の本体に機械加工されており、 ポンプ回転子(10)によって遠心分離された油を受けるための下端開口(20 b)と、前記オイルチャネル(9)に油を排出するための上端開口(20a)と を有しており、少なくともその長さ部分に前記回転子の厚みの中央部分に画定さ れた上端開口を有している少なくとも一つの導油チャネル(20)と、前記シリ ンダブロック(3)に取 り付けられて、各導油チャネル(20)の上端開口(20a)から来る油をすべ て受け取るための環状領域を備えている固定集油手段(30)と、前記導油チャ ネルからの油を前記オイルチャネルに排出する少なくとも一つの潤滑油供給手段 (31)とをさらに含んでいることを特徴とするオイルポンプ。 2.前記導油チャネル(20)が前記偏心軸(5)に平行な延長部分を少なくと も有することを特徴とする、請求の範囲第1項に記載のオイルポンプ。 3.前記上端開口(20a)が、前記回転子(8)を貫通して導油チャネル(2 0)の軸方向延長部分に配置されていることを特徴とする、請求の範囲第2項に 記載のオイルポンプ。 4.前記下端開口(20b)が、前記導油チャネル(20)の傾斜した下方部分 (21)に設けられていることを特徴とする、請求の範囲第2項に記載のオイル ポンプ。 5.前記ポンプ回転子(10、10’)が、油の中に浸された下端(10b、1 0b’)と、前記導油チャネル(20)の下端開口(20b)と流体連通する上 端(10a、10a’)とを有し、前記ポンプ回転子(10)の下端(10b’ )と上端(10a’)との間の連通が連続する逆円錐表面を通じて行わ れることを特徴とする、請求の範囲第1項に記載のオイルポンプ。 6.前記導油チャネル(20)の下端開口(20a)が、油を前記固定集油手段 (30)に排出する注油ノズル(23)を画定することを特徴とする、請求の範 囲第1項に記載のオイルポンプ。 【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年2月7日 【補正内容】 請求の範囲 1.底部に潤滑油だめ(2)を画定し、かつ内部に電動機(6)の回転子(8) か取り付けられた垂直偏心軸(5)を支えるシリンダブロック(3)を収容する 気密シェル(1)を含んでおり、前記偏心軸(5)は該偏心軸(5)の下端(9 b)と流体連通する下端(9b)とベアリング(4)の領域において前記偏心軸 (5)の上方中央部分の外部に開いた上端(9a)とを有する少なくとも一つの オイルチャネル(9)を備え、前記偏心軸(5)はその下端(5b)において油 だめ(2)からオイルチャネル(9)の開放上端(9a)に潤滑油をポンプ輸送 するポンプ回転子(10)を支えている、可変速気密コンプレッサ用のオイルポ ンプであって、電動機(6)の回転子(8)の本体に機械加工されており、ポン プ回転子(10)によって遠心分離された油を受けるための下端開口(20b) と前記オイルチャネル(9)に油を排出するための上端開口(20a)とを有し ており、少なくともその長さ部分に前記回転子の厚みの中央部分に画定された上 端開口を有している少なくとも一つの導油チャネル(20)と、前記シリンダブ ロック(3)に取り 付けられており、各導油チャネル(20)の上端開口(20a)から来る油をす べて受け取るための環状領域を備えている固定集油手段(30)と、前記導油チ ャネルからの油を前記オイルチャネルに排出する少なくとも一つの潤滑油供給手 段(31)とをさらに含んでいることを特徴とするオイルポンプ。 2.前記導油チャネル(20)が前記偏心軸(5)に平行な延長部分を少なくと も有することを特徴とする、請求の範囲第1項に記載のオイルポンプ。 3.前記上端開口(20a)が、前記回転子(8)を貫通して導油チャネル(2 0)の軸方向延長部分に配置されていることを特徴とする、請求の範囲第2項に 記載のオイルポンプ。 4.前記下端開口(20b)が、前記導油チャネル(20)の傾斜した下方部分 (21)に設けられていることを特徴とする、請求の範囲第2項に記載のオイル ポンプ。 5.前記ポンプ回転子(10、10’)が、油の中に浸された下端(10b、1 0b’)と、前記導油チャネル(20)の下端開口(20b)と流体連通する上 端(10a、10a’)とを有し、前記ポンプ回転子(10)の下端(10b’ )と上端(10a’)との間の連通が連続する逆円錐表面を通じて行わ れることを特徴とする、請求の範囲第1項に記載のオイルポンプ。 6.前記導油チャネル(20)の下端開口(20a)が、油を前記固定集油手段 (30)に排出する注油ノズル(23)を画定することを特徴とする、請求の範 囲第1項に記載のオイルポンプ。 【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年4月18日 【補正内容】 第3図に示す本発明の好ましい一実施例では、導油チャネル20は、傾斜した 下部分21と偏心軸5に平行な中央部分22を含み、この中央部分22は回転子 8の高さh1の実質的な部分を占めている。この実施例では、前記導油チャネル 20は回転子8の厚さの中央部分に画定されている。この導油チャネル20の長 さは、コンプレッサの構造的特性に応じて決められる。 この導油チャネル20を、偏心軸5の外壁と接触している回転子8の内壁の近 くに機械加工切削することもできるが、この解決法は、オイルポンプの長半径R をほんの僅かしか増加させないので、オイルチャネル9の上端9aにポンプ輸送 される油にかかる遠心力の作用を実質的に増加させる結果にはならない。 第3図に示すこの実施例では、回転子8は、その上方部分に中央高さから、偏 心軸5と同心で集油手段30用のハウジングを画定する末端軸凹部40を有する 。 この軸凹部40は、通常長半径Rに相当する距離だけオイルポンプの幾何学的 軸から離間している側壁41を有する。 本発明の一つの構造的オプションでは、固定集油手段30は、これをベアリン グ4の近くに設置できるように使用できる空間に応じて画定された輪郭を有する 環状盆の形状を有する。この 固定集油手段30は、偏心軸回転子組立品と共に回転しないように、ベアリング 4の下部分に適当な手段を介して取り付けられている。この構造では、供給手段 31は、ベアリング4の下端に設けられて、固定集油手段30をコンプレッサの 運転中に前記偏心軸5に油を連続的に供給するために偏心軸5の外璧に画定され た環状チャネル32と連通させる開口によって画定される。それから、偏心軸5 の外壁に到達した油は、この偏心軸5の外表面に設けられたらせん溝を通じてベ アリング4の上部分と下部分に送られる。 他の一つの代替的構造では、固定集油手段30に組み込まれて前記開口中に導 かれ、これによってこの固定集油手段30のベアリング4への取付けを可能にす る一つのチャネルによって画定された、供給手段31が記載される。このチャネ ルは、ベアリングの端部がもっと高い位置にあるときには、代替的に単に偏心軸 5を取り巻くだけでもよい。 コンプレッサの運転中は、油は油だめ2から導油チャネル20に遠心分離され 、偏心軸回転子組立品が回転する間、前記ポンプ回転子10の側壁の上部分に作 られ導油チャネル20の下端開口20bと永続的に連通する導油オリフィス11 に到達す るまで、ポンプ回転子10の内壁を通る。この永続的な連通によって、ポンプ輸 送される油は前記オイルポンプの幾何学的軸からさらに離間することになり、こ れによって、前記油に作動して最低の原動機回転数で油をより高いポンプ輸送高 さに到達させる遠心力を増加させる。ポンプ輸送されている油は、油が供給手段 31に放出され、続いて偏心軸5に放出されるまで、この油を一時的に貯蔵する ための固定集油手段30に定常的に排出する注油ノズル23に導かれる。 図示されていないが、集油手段30と供給手段31は両方とも傾斜した導油表 面を有するので、注油ノズル23から受け取った油は重力ドラッギングによって 偏心軸5に達することができる。 集油手段30に供給された油は、重力的ドラッギングによって前記供給手段3 1を通じて偏心軸5に定常的に導かれる。この偏心軸5は回転しているので、こ の油は潤滑溝の機械的ドラッギングによって偏心軸5の上端に導かれるため、偏 心軸5の回転速度が遅くオイルチャネル9を介しての既知の潤滑が十分にできな いときでも、構成部分の潤滑が行えるようにする。 集油手段30の使用は、前記導油チャネル20において作用 する遠心力の方向とは反対の方向に経路を油が流れるとき、ポンプ輸送歩留りの 損失を避けるために必要である。 供給手段31をベアリング4下端の上方に置いて、これによって供給手段31 の開口の近くの油がベアリング4下端に到達しないようにするとき、偏心軸5と ベアリング4との間の領域を確実に潤滑するために、偏心軸5の外部表面に、供 給手段31を通じてベアリング4の前記領域に油の一部を導く下向きのらせん状 スロットを少なくとも一つ設ける。 図示されていないが、本発明では、上述の導油チャネル20とは対向している ことが好ましい回転子8本体に機械加工された少なくとも一つの第二導油チャネ ル20か、または回転子8本体全部を通じてバランスのとれた配置で互いに角度 的に離間した複数の導油チャネル20を設けてもよい。回転子8に機械加工され る導油チャネルの数は、回転子中にある鉄の量の関数である回転子の剛性すなわ ち原動機の収率を損なわないように決定される。それでも、これから除去される 鉄の僅かな部分は回転子の特性を大きくは変化させない。 本発明の他の可能な一つの構造的オプションでは、第5図に示すように、導油 チャネル20は、互いに対向して回転子8の 各部分中に機械加工された一対の貫通孔の形状を呈し、これらの貫通孔は、回転 子8の外壁の近くに偏心軸5に平行に位置しているが、前記導油チャネルの機械 加工作業中に回転子8の無欠性を損なわないために、前記外壁からは十分な距離 を保っている。 この構造形式では、上述の導油チャネル20の傾斜部分は、特別な構造を有す るポンプ回転子10’の中に設けられている。 この逆円錐台形のポンプ回転子10’は開いた円形の上端10a’を有し、こ の上端10a’の直径は、回転子8の中に機械加工された導油チャネル20の下 端開口を取り巻くように決定され、こうして油だめ2と前記導油チャネル20と さらに油だめ2の中に浸された下部ノズル10b’との一定の流体的連通を可能 にする。 偏心軸回転子組立品への上述のいずれかのポンプ回転子10、10’の適合は 、ブラジル特許PI 9201761号に記載されているような何らかの適切な 方法によって達成することができる。第5図に示すようなポンプ回転子の構造に ついては、前記適合は、偏心軸5と同心であり、この偏心軸5から突き出ている 下方部分を取り巻く環状突出部12’を、回転子原動機 組立品に取り付けることによって行われる。 前記ポンプ回転子10’の強度は、少なくともこのポンプ回転子10’の上部 ノズル10a’を前記環状突出部12’に内部的に連通させる放射状リブ(radi al rib)13’によって得られる。他の一つの構造的オプションでは、この連通 は、前記放射状リブから延びた放射状壁によって行われる。 前記ポンプ回転子10’はさらに、特に連続的で、ポンプ回転子10’の上端 縁を取り巻きそして回転子8の下部分に対して密封されている環状周辺フランジ 14’を有する。この環状フランジは、ポンプ回転子10’の回転子8への取付 け要素として働く。 第5図に示す実施例では、導油チャネル20を通じて集油手段30に向かって ポンプ輸送される油の注入は、上述のように、各導油チャネル20を集油手段3 0に連通する環状ダクト20の形状を有する各注油ノズル23を、各導油チャネ ル20の中に設けることによって達成される。 図示されていないが、回転子の中に機械加工されて、導油チャネルの油入口の 下端開口20bから直線的または段階的に漸増する半径を示す、導油チャネルを 設けることも可能である。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 すべて受け取るための環状領域を備えている固定集油手 段(30)と、油を前記オイルチャネルに排出する少な くとも一つの潤滑油供給手段(31)とをさらに含んで いることを特徴とする可変速気密コンプレッサ用のオイ ルポンプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.底部に潤滑油だめ(2)を画定し、かつ内部に電動機(6)の回転子(8) が取り付けられた垂直偏心軸(5)を支えるシリンダブロック(3)を収容する 気密シェル(1)を含んでおり、前記偏心軸(50)は該偏心軸(5)の下端( 9b)と流体連通する下端(9b)とベアリング(4)の領域において前記偏心 軸(5)の上方中央部分の外部に開いた上端(9a)とを有する少なくとも一つ のオイルチャネル(9)を備え、前記偏心軸(5)はその下端(5b)において 油だめ(2)からオイルチャネル(90)の開放上端(9a)に潤滑油をポンプ 輸送するポンプ回転子(10)を支えている、可変速気密コンプレッサ用のオイ ルポンプであって、電動機(6)の固定子(8)の本体に機械加工されており、 ポンプ回転子(10)によって遠心分離された油を受けるための下端開口(20 b)と前記オイルチャネル(9)に油を排出するための上端開口(20a)とを 有しており、少なくともその長さ部分に前記偏心軸(5)に対して前記偏心軸( 5)の半径よりも大きな距離で半径方向に離間している上端開口を有している少 なくとも一つの導油チ ャネル(20)と、前記シリンダブロック(3)に取り付けられており、各導油 チャネル(20)の上端開口(20a)から来る油をすべて受け取るための環状 領域を備えている固定集油手段(30)と、油を前記オイルチャネルに排出する 少なくとも一つの潤滑油供給手段(31)とをさらに含んでいることを特徴とす るオイルポンプ。 2.前記導油チャネル(20)が前記回転子(8)を貫通して軸方向に配置され た延長部分を少なくとも有することを特徴とする、請求の範囲第1項に記載のオ イルポンプ。 3.前記上端開口(20a)が、回転子(8)を貫通して前記導油チャネル(2 0)の軸方向延長部分に配置されていることを特徴とする、請求の範囲第2項に 記載のオイルポンプ。 4.前記下端開口(20b)が、前記導油チャネル(20)の傾斜した下方部分 (21)に設けられていることを特徴とする、請求の範囲第2項に記載のオイル ポンプ。 5.前記ポンプ回転子(10、10’)が、油の中に浸された下端(10b、1 0b’)と、前記導油チャネル(20)の下端開口(20b)と流体連通する上 端(10a、10a’)とを有することを特徴とする、請求の範囲第1項に記載 のオイル ポンプ。 6.前記ポンプ回転子(10)の下端(10b’)と上端(10a’)との間の 連通が連続した逆円錐表面を介して行われることを特徴とする、請求の範囲第5 項に記載のオイルポンプ。 7.前記導油チャネル(20)の下端開口(20a)が、油を前記固定集油手段 (30)に排出する注油ノズル(23)を画定することを特徴とする、請求の範 囲第1項に記載のオイルポンプ。
JP52531195A 1993-03-02 1994-04-04 可変速気密コンプレッサ用のオイルポンプ Expired - Fee Related JP3244179B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
BR9300797A BR9300797A (pt) 1993-03-02 1993-03-02 Bomba de óleo para compressor hermético de velocidade variável
PCT/BR1994/000009 WO1995027138A1 (en) 1993-03-02 1994-04-04 Oil pump for a variable speed hermetic compressor

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09512315A true JPH09512315A (ja) 1997-12-09
JP3244179B2 JP3244179B2 (ja) 2002-01-07

Family

ID=38577511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52531195A Expired - Fee Related JP3244179B2 (ja) 1993-03-02 1994-04-04 可変速気密コンプレッサ用のオイルポンプ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5762164A (ja)
EP (1) EP0754272B1 (ja)
JP (1) JP3244179B2 (ja)
BR (1) BR9300797A (ja)
WO (1) WO1995027138A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6623251B2 (en) * 1999-06-21 2003-09-23 Nsk Ltd. Spindle apparatus
JP3677434B2 (ja) * 2000-05-30 2005-08-03 松下冷機株式会社 密閉型電動圧縮機
US6527085B1 (en) 2000-11-14 2003-03-04 Tecumseh Products Company Lubricating system for compressor
GB0114397D0 (en) * 2001-06-13 2001-08-08 Boc Group Plc Improved lubricating systems for regenerative vacuum pumps
JP4579256B2 (ja) * 2007-01-04 2010-11-10 トヨタ自動車株式会社 車両用駆動装置の搭載構造
DE102008025320B4 (de) * 2008-05-27 2010-03-25 Danfoss A/S Kältemittelverdichter
BRPI0905651B1 (pt) * 2009-11-03 2020-03-10 Embraco Indústria De Compressores E Soluções Em Refrigeração Ltda Arranjo de montagem de eixo excêntrico em bloco de compressor de refrigeração
WO2016070898A1 (en) * 2014-11-03 2016-05-12 Arcelik Anonim Sirketi Improved rotor for use in an electric motor of a hermetic compressor
EP4027014A1 (en) 2016-11-18 2022-07-13 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Refrigerant compressor and freezer including same

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3103180A (en) * 1961-01-24 1963-09-10 Gen Motors Corp Pump
IT966696B (it) * 1972-10-19 1974-02-20 Necchi Spa Dispositivo di lubrificazione in compressori per frigoriferi
IT1128947B (it) * 1980-07-18 1986-06-04 Aspera Spa Perfezionamenti nei compressori ermetici per fluidi frigorigeni
US4400142A (en) * 1981-05-04 1983-08-23 Carrier Corporation Motor-compressor unit
JPH064070Y2 (ja) * 1984-11-06 1994-02-02 株式会社東芝 ロ−タリ圧縮機
US4614123A (en) * 1985-01-11 1986-09-30 Global Manufacturing Co, Inc. Vertical vibrator
JPS6275091A (ja) * 1985-09-30 1987-04-06 Toshiba Corp スクロ−ルコンプレツサ
US4764699A (en) * 1986-12-22 1988-08-16 Sundstrand Corporation Generator stator retention system
JPS63192983A (ja) * 1987-02-04 1988-08-10 Mitsubishi Electric Corp スクロ−ル圧縮機
US5007808A (en) * 1989-12-15 1991-04-16 Carrier Corporation Slotted rotor lubrication system
US5586876A (en) * 1995-11-03 1996-12-24 Carrier Corporation Rotary compressor having oil pumped through a vertical drive shaft

Also Published As

Publication number Publication date
US5762164A (en) 1998-06-09
EP0754272A1 (en) 1997-01-22
EP0754272B1 (en) 1998-09-23
JP3244179B2 (ja) 2002-01-07
WO1995027138A1 (en) 1995-10-12
BR9300797A (pt) 1994-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02196188A (ja) ロータリ圧縮機
EP0675287B1 (en) Oil shield
WO1993022557A1 (en) Oil pump for a variable speed hermetic compressor
US20040042917A1 (en) Scroll compressor
EP2078162A1 (en) Oil pump for a refrigerating compressor
EP2916005A1 (en) Mounting arrangement for an oil pump in a refrigeration compressor
US5842420A (en) Crankshaft lubrication system
US20160032925A1 (en) Revolving piston rotary compressor with stationary crankshaft
US8978826B2 (en) Compressor
US20050115771A1 (en) Hermetic compressor
JPH09512315A (ja) 可変速気密コンプレッサ用のオイルポンプ
US5884727A (en) Hermetic compressor with start-up lubrication
US9651047B2 (en) Compressor having a partitioned discharge chamber
CA1216832A (en) Oil cooled, hermetic refrigerant compressor
US5707220A (en) Centrifugal oil pump for a variable speed hermetic compressor
EP0587402B1 (en) Crankshaft lubrication system
JP4139076B2 (ja) 往復動密閉圧縮機
CN109386467B (zh) 油分离装置和卧式压缩机
EP0754273B1 (en) Mechanical oil pump for a variable speed hermetic compressor
JPS59221483A (ja) 密閉形圧縮機のオイルポンプ
JPH11107952A (ja) 流体機械
KR20030010840A (ko) 냉응용기용 압축기의 크랭크샤프트
KR19980025985A (ko) 밀폐형 압축기의 중공식 샤프트

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081026

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees