JPH09511413A - 流体環境におけるレーザー装置 - Google Patents

流体環境におけるレーザー装置

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JPH09511413A JP7519610A JP51961095A JPH09511413A JP H09511413 A JPH09511413 A JP H09511413A JP 7519610 A JP7519610 A JP 7519610A JP 51961095 A JP51961095 A JP 51961095A JP H09511413 A JPH09511413 A JP H09511413A
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ルイス、アーロン
パランカー、ダニエル
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ルイス、アーロン
パランカー,ダニエル
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、光ファイバー(10)の破壊をもたらすテーパー付き断面における熱い点(2)を避けるため、テーパー付き光ファイバーの入口開口でのビーム均一器(散乱表面)の使用を含む。

Description

【発明の詳細な説明】 流体環境におけるレーザー装置 1.発明の技術分野 本発明は、周囲の組織への生理学的損傷を最小にして流体環境において生物組 織を高速かつ精密に切断できる方法と装置に関する。 2.発明の背景 レーザーは、有用で便利な手術用具である。種々の可能な手術用レーザーのな かで、ArFエキシマレーザーは、気体環境における組織除去の間に周囲の組織 層への付随的損傷を生じずに、正確な切断をおこなうために最良の選択であるこ とが知られている(C.A.Puliafito,R.F.Steinert,T.F.Deutch,F.Hillenca mp,E.F.Dehm,C.M.Adler,Ophthalmol.92,741(1985)、S.L.Jacques,D.J. McAulitte,I.H.Blank and J.A.Parrish,J.Inv.Derm.88,88(1987)、J.M arshal,S.Trokel,S.Rothery and R.Krueger,British J.Ophthalmol.70, 487(1986))。ArFエキシマレーザーのこの大きな長所は、組織除去の、熱的メ カニズムよりはむしろ光化学的メカニズムに基づく(R.Srinivasan,P.E.Dyer ,B.Braven,Lasers Surg.Med.6,514(1987))。193nmの光子のエネルギ ーは、生物の化合物におけるほとんどすべての化学結合を壊すのに十分である。 この速い光化学的反応は、速い組織除去を伴うが、他のレーザーにより生じる熱 堆積などの副次的効果を防ぐ。現在まで、ArFエキシマレーザーのすべての手 術への応用は、空気環境での組織表面の処置に基づく。すばらしい結果が、たと えば、屈折手術(F.A.L'Esperance,J.W.Warner,William B.Telfair,P.R.R oger,C.A.Martin,Arch.Ophthalmol.,107,131(1989))と、皮膚手術(S.L.Ja cques,D.J.McAulitte,I.H.Blank and J.A.Parrish,J.Inv.Derm.88,88 (1987))において得られた。 過去数年において、ファイバー光伝達システムに基づく新しい方法が、レーザ ー血管形成(J.van Leeuwen,L.van Erven,J.H.Meertence,M.Motamedi,M. J.Post,C.Burst,J.Am.Coll.Cardiol.,19,1610(1992)、T.Tomary,H.J .Geschwind,G.Boussignac,F.Lange,S.J.Tank,Am.Hear J.123,886(19 92))、骨と軟骨の切断と穴あけ(M.Dressel,R.Jahn,W.New and K.H.Jungbluth ,Lasers Surg.Med.11,569(1991))および他の用途において発展された。これ らの方法は、簡単で、便利で、液体環境において要求される位置にレーザービー ムを伝達することを可能にする。これらのファイバーを通って伝送されるレーザ ーの波長は、主にファイバーの透過率の分光範囲(中赤外、可視および近紫外で ある)に関連された。これらの波長は、組織除去に対して最適でなくても組織除 去のために使用された。これらのレーザー波長を用いたすべての組織除去の応用 において、種々の程度の熱的損傷やショック波が、病変の周囲で副次的効果を起 こした。最良の結果は、308nmのエキシマレーザーにより得られた(J.van Leeuwen,L.van Erven,J.H.Meertence,M.Motamedi,M.J.Post,C.Burst ,J.Am.Coll.Cardiol.,19,1610(1992)、T.Tomary,H.J.Geschwind,G.B oussignac,F.Lange and S.J.Tank,Am Hear J.123,886(1992))。しかし、こ の場合でさえ、レーザーと組織の相互作用のメカニズムは熱的であることが示さ れた。石英ファイバーを通してArFエキシマレーザービームを効果的に伝送す るすべての試みは、この波長での高強度での非線形的吸収と誘起された色中心の 生成のために失敗した。1つの結果として、高い放射強度と多重パルスに対して 、石英ファイバーは、ほとんど不透明であることが示された(M.Dressel,R.Ja hn,W.Neu and K.H.Jungbluth,Lasers Surg.Med.11,569(1991))。 最近まで、液体環境へのArFレーザー伝達の唯一の方法が発展された(A.L ewis and D.Palanker、米国特許第5,288,288号)。レーザービームは 、中空ガラスのテーパー付マイクロピペットを通して案内される。マイクロピペ ットにおいて、気体が、ピペット出口で液体の毛管力に等しい圧力で導入される 。マイクロピペットは、同時に、ビームガイド、集中器および開口として役立つ 。この方法は、精子貫通の増大のための卵母細胞の透明帯における正確で再現性 のある穴あけを可能にした(D.Palanker,S.Ohmad,A.Lewis,A.Simon,J.S henkar,S.Penchas and N.Layfer、Lasers Surg.Med.11,580(1991))。この 応用において、テーパー付チップの直径は、約8ミクロンであり、低エネルギー フルエンスが用いられた。より大きなチップと高エネルギーフルエンスに対して 、静的気圧の方法は、チップの出口での空気と液体の境界の維持のために有効で ない。 われわれが工夫した装置は、高度に吸収性の液体環境における組織へのArF レーザーの伝達のすべての問題を克服し、物体の高速で精密な切断を、観測可能 な熱損傷なしに可能にする。 3.従来の技術の状態 ArFエキシマレーザーは、最近まで、屈折手術(J.Marshal,S.Trokel,S .Rothery and R.Krueger,British J.Ophthalmol.70,487(1986)、F.A.L'E sperance,J.W.Warner,William B.Telfair,P.R.Roger,C.A.Martin,Arch .Ophtalmol.,107,131-139(1989)、皮膚手術(S.L.Jacques,D.J.McAulitte, I.H.Blank and J.A.Parrish,J.Inv.Derm.88,88(1987))、および、試験管 受精(D.Palanker,S.Ohad,A.Lewis,A.Simon,J.Shenkar,S.Penchas an d N.Layfer,Lasers Surg.Med.11,580(1991))において応用された。はじめ の2つの技法は、乾いた表面の処置に対してのみ適用可能であり、生物学的液体 により覆われる内部器官や組織について適当でない。最後のアプローチは、ガラ スの空気で満たされたマイクロピペットの使用に基づくので、組織の顕微手術に ついて適していない。ピペットは、もしチップの直径が20ミクロンを越えるな ら、液体が侵入するのを防止するための正の気圧をピペット内で維持するのが困 難なので、適用可能でない。また、ピペットは、高エネルギーフルエンスに耐え られず、むしろもろい。したがって、ArFレーザーを用いて、生物学的液体に より覆われる内部器官や組織の顕微手術は行われなかった。 4.発明の概要 ArFレーザーの可撓性伝達、集中および開口化を可能にし、液体環境または 気体環境における柔らかい組織の顕微手術を可能にする装置と方法。この装置は 、3つの主要要素、すなわち、エネルギー集中器、ビーム均一器および可撓性の 伝達システム、からなる。 さらに、この装置は、実行されるべき平行の操作を可能にする種々の他のレー ザービームの伝達を可能にする。 5.図面の簡単な説明 本発明の種々の目的、特徴および効果は、好ましい実施形態の詳細な説明と、 添付される図面とから当業者にとって明らかである。 図1Aは、円錐構造における光伝播の図式を示す。 図1Bは、円錐構造におけるエネルギー分布を図式的に表す図である。 図2Aは、磨かれた入口表面を有する円錐チップの内側と外側でのビームエネ ルギーフルエンスの図式的な図である。 図2Bは、散乱性の入口表面を有する円錐チップの内側と外側でのビームエネ ルギーフルエンスの図式的な図である(矢印が伝播方向を示す)。 図3は、図2Aの円状ピークの位置(1または2)に対応する面で、テーパー 付ファイバーのチップから出て行く光の顕微鏡写真の図である(矢印は、エキシ マレーザーにより生じた損傷を示す)。 図4Aは、研磨された入口表面を有するテーパー付きチップから出ていくエキ シマレーザーのビームエネルギーフルエンスの3次元の図である。 図4Bは、散乱性の入口表面を有するテーパー付チップから出ていくエキシマ レーザーのビームエネルギーフルエンスの3次元の図である。 図5は、193nmでの理想的な水晶ファイバーの伝送の種々のファイバーの 長さについてエネルギーフルエンスへの計算された依存性を示すグラフである。 6.発明の説明 真空の紫外線に近い深紫外線のために現在入手可能なすべてのファイバーは、 UV級の溶融石英から作られる。この材料の193nmでの非常に大きな非線形 性(R.K.Brimacombe,R.S.Tailor and K.E.Leopold,J.Appl.Phys.66,403 5(1989))は、エネルギー出力を制限する。ファイバーの最小の長さが約4.5c mであるガラス体内手術についてさえ、そのようなファイバーのチップで十分な エネルギーフルエンスを得ることはできない。たとえばファイバーガイド(Fibe rguide)Gのファイバーは、入口でのエネルギーフルエンスが溶融石英の損傷し きい値(<Fthresh(193nm)>=1500mJ/cm2/パルス)に近付 くとき、この長さを通っての伝達を160mJ/cm2/パルスだけ可能にする 。そのようなエネルギーフルエンスは、網膜とエピレティナル(epiretinal)膜 のような柔らかい組織に対してさえ有効な組織切断には十分でない(A.Lewis,D. Palanker,I.Hemo.J.Pe'er and H.Zauberman,Invest.Ophthalmol.Vis.S ci.33,2377(1992))。この問題を克服するために、われわれは、最良の溶融石 英ファイバーを、入力表面に特殊にテーパーを付けたチップを備えた円錐状集中 器に変換する方法と装置を提供し、有効な組織切断に必要なレベルまで出力エネ ルギーフルエンスの増加を可能にする。 6.1 ビーム集中器 円錐構造の内部でのエネルギーフルエンス分布についての計算が、一定の反射 係数(すなわち金属の壁)について(H.Schmids-Kloiber and H.Schoeffman,A ppl.Optics,30,252(1991))、耐久性の反射係数(水環境におけるサファイヤ チップ)について(R.M.Verdaasdonk and C.Borst,Appl.Optics 30,2171(19 91))、および、空気で満たされたガラスピペットについて(D.Palanker and A. Lewis(未発表))完成された。図1Aは、円錐10を通っての光伝播のようすを示 す。ここに、光は、円錐軸からの入射光の距離(ゾーン0,1,...)に依存し て、異なった数の反射(モード0,1,...)の後で円錐から出ていく。図にお いては簡単のため、第3モードまでが示される。図1Bは、円錐10の中でのエ ネルギー分布を図式的に示す。図2Aは、円錐チップの内側と外側でのビームの エネルギーフルエンス分布を定性的に示す。図2Aは、磨いた入口表面を備える 円錐チップの図式的な図である。図2Bは、散乱性入口表面についてのビームの エネルギーフルエンス分布の図式的な図である。ピペットの入口面でのエネルギ ーフルエンスは一定であると仮定される。円錐の中での最大のピーク強度は、フ ァイバーの損傷しきい値に対応する。伝播される光の各モードについての平均エ ネルギー密度係数は、入口表面と出口表面の関係と、適当な反射係数とに比例す る。円錐構造におけるレーザービーム密度の重要な特徴は、図2Aに示されるよ うに、エネルギーフルエンス分布が非常に一様でないことである。合焦領 域におけるエネルギーフルエンスは、円錐軸からビーム分散までの距離に反比例 する。中央のピークは、第1の反射光が光軸に達するときに、コアの中に現れ、 最後の反射光(モード1)が光軸を離れるときに消える。実際には、少なくとも 3つの追加の因子がエネルギー分布に影響し、エネルギーピークを鋭くしさえす る。これらは、(1)ビームのファイバーの軸との非同軸性、(2)円錐の初め での円錐角のゆるやかな増加、および、(3)材料の内部での反射光線の干渉、 である。 円錐は、エネルギーフルエンスのピークが円錐材料の損傷しきい値を越えない 限り、透過をつづける。低分散のビームについてのこれらのピークはむしろ鋭い ので、ファイバーを通って透過される最大の平均エネルギーフルエンスは、その テーパーによって実質的に減少できない、そうでないと、円錐がそのごく初期に 破壊される。たとえば、溶融石英のファイバーガイドGのファイバーから作られ るチップの場合、バルクでの円錐材料の破壊は、平均出力フルエンスが30mJ /cm2と低いときに、約0.7の入口直径のチップ直径について見いだされた。 この場合、破壊は、図2A、図2Bと図3にピーク2で示されるように、円状の エネルギーピークにより起こされる。図3は、図2Aの円状のピーク2の位置に 対応する面で、テーパー付きのチップ10から出る光の、200倍での顕微鏡写 真である。矢印は、エキシマレーザーにより生じた損傷を示し、エネルギーフル エンス分布のピークと同じ位置に位置される。テーパー付きのファイバーのチッ プの出口の直径は、ファイバーの直径の0.7である。出口の直径がより小さく なると、チップは、より小さな平均エネルギーフルエンスでさえ破壊される。エ ネルギーフルエンスのそのようなレベルは、約250〜350mJ/cm2/パ ルスのエネルギーフルエンスが必要とされる柔らかい組織の効果的な切除のため には十分でない。円錐を通って伝達される平均エネルギーを最大にするため、内 部での分布のピークが広げられねばならない。 6.2 ビーム均一器 このピークを広げるために、入射ビームの分散が広げられるべきである。これ は、チップに入る前に、粗い光学的表面を通ってビームを散乱することにより達 成できる(図2B参照)。これは、チップの入力表面、または、チップの前に設 けられる追加の板の表面により実行できる。散乱されるビームの角度分布は表面 の粗さに依存する。散乱性の表面を挿入することにより、非理想的なファイバー の方位、レーザービームの非均一性、または、ファイバー内部でのビーム干渉フ ァイバーの結果としてのファイバーの内部でのエネルギーの熱い点による破壊を 生じることなく、溶融石英のファイバーを大きなエネルギーフルエンスで使用で きる。図4Aと図4Bは、磨いた(polished)入射表面(図4A)と研磨した(gro und)入射表面(図4B)について、テーパー付きチップから出るエキシマレーザ ービームのエネルギーフルエンス分布の3次元の図を示す。入射表面の研磨は、 20ミクロンより小さい粒径を有する研磨紙を用いてなされる。これらの図から わかるように、そのような散乱は、強度を低下し、エネルギー分布のピークを広 げ、これが入射エネルギーの増加を可能にする。その結果、円錐状のチップを通 って伝送される全体のエネルギーは、それを損傷することなく増加できる。 他方、壁の反射係数は入射角が全内部反射角を越えると減少するので、増大す るビームの分散は、円錐状のチップから出るエネルギーを減少する。これが意味 するのは、散乱性の表面の粗さには、チップから最大のエネルギー出力を伝達で きるための最適のレベルがあるということである。このレベルは、材料の損傷の しきい値、円錐の角度x、および、入口と出口での円錐直径の関係により決定さ れる。われわれが見い出したことは、角度xが約0.2であり出口直径が入射直 径の約0.3であるファイバーガイドGのファイバーからなるチップについて、 表面は、20ミクロンの最大粒子寸法の研磨紙で粗くされるべきである、という ことである。この場合、散乱性の表面の挿入は、エネルギー出力を33%だけ減 少するが、しかし、エネルギー分布のピークの広がりの結果、入射し平均に透過 するエネルギーを少なくとも10倍増加する。こうして、この最適な散乱性表面 の追加により、チップは、約500J/cm2/パルスを伝達でき、これは、効 率的な柔らかい組織の切断に十分である。 ここで述べねばならないことは、テーパー付きのチップの回りの、液体を吸い 出すための追加の同心の管が、本装置を機械的に保護し、吸入により照射された 組織を持ち上げ、レーザー/組織の相互作用から生じる気泡と組織の破片を吸い 出すために、使用できるということである。 6.3 全ファイバー可撓性伝達システムのためのパラメータ レーザービームを手術の領域に可撓的に伝達するために、米国特許第5,28 8,288号に記載された特殊な関節連結アームが使用できる。アームの出口で 必要なエネルギーフルエンスを得るため、そして、ビームをより有効に使用する ため、大きなエキシマレーザービームが、関節連結アームの内部に合焦される。 合焦システムについてのいくつかの要求が満たされるべきである。アームの出口 でのビームの寸法は、アームの動きに伴うビームの変位を補償するため、ファイ バーの寸法を越えるべきである。入射するビームは、ファイバーチップにおいて 効果的に集中するために平行でなければならない。これらの要求は、関節連結ア ームの内部の長焦点レンズ、または、アームの出口に固定できる望遠鏡により果 たすことができる。 このシステムにおいて、テーパー付きのファイバーの入射表面上に放射を必要 なレベル(約150〜250mJ/cm2/パルス)まで集中するために、長焦 点距離(500nm)のレンズがアームの中に置かれる。ファイバーの入射表面 でのビームの寸法は、3×1.5mmであった。こうして、1mmのコアの直径 の場合、ファイバーに入るレーザーエネルギーの約20%が顕微手術のために利 用された。 そのような関節連結アームは、液体環境における顕微手術のためにArFエキ シマレーザーの可撓性の伝達のためのここで説明する新しいチップを用いて使用 される。しかし、上述の避けることができないビームの動きのため、関節連結ア ームからファイバーへのエネルギー伝達の効率は、明らかに高くできない。エネ ルギー損失を最小にするため、出口でのコアと入口でのエネルギー均一器を用い た全ファイバー伝達システムのためのパラメータを考慮できる。このシステムは 、関節連結アームでは困難であるか不可能であった、より深く位置する組織と内 部器官における顕微手術を可能にする。われわれは、いま、溶融石英のファイバ ーの既知の性質に基づいて、このファイバーに基づくシステムのパラメータとそ の 限界を決定できる。 よく知られているように、色中心の生成は、高出力のUVレーザー放射に繰返 しさらされた溶融石英ファイバーにおいて起こる。色中心の生成は、レーザーパ ルスの数の増加により透過を減少し、したがって、透過は、ある飽和レベルに達 する。この飽和レベルは、色中心生成を起こす有限数の欠陥位置によるものと考 えられている。0.5J/cm2のエネルギーフルエンスで、ファイバーの透過は 、はじめの30パルスの間にa≒0.1cm-1まで10倍減少し、次いで、減少 はよりゆるやかになる(R.K.Brimacombe,R.S.Tailor and K.E.Leopold,J.A ppl.Phys.66,4035(1989))。 また、193nmでファイバーの透過が1MW/cm2の低い強度のパルスに ついて低下しはじめることも見いだされた。非線形吸収係数aは、ほぼ2×10-3 cm/MWであることが見いだされた(R.K.Brimacombe,R.S.Tailor and K. E.Leopold,J.Appl.Phys.66,4035(1989))。この係数は、異なったファイバ ーの種類について実験誤差の範囲内で依存せず、したがって、この係数は、バル クの材料(溶融石英)の性質である。単独の光子吸収と色中心の生成がない場合 の理想的ファイバーの透過を評価することができる。この場合、ファイバーの長 さの関数としてのフルエンスの変化が次の式により与えらえる(R.K.Brimacombe ,R.S.Tailor and K.E.Leopold,J.Appl.Phys.66,4035(1989))。 −1/FxdF/dx=Fxa. (1) ここに、Fはエネルギーフルエンスであり、xはファイバーの長さであり、aは 非線形吸収係数である。 この微分方程式の積分は、出ていくエネルギーフルエンスFの、入ってくるフ ルエンスF0とファイバーの長さLへの次の依存性を生じる。 F = 1/γaL + 1/F0. (2) この関数は、図5に、3つの異なる長さ(5、50、100cm)について示 される。明らかに、出ていくエネルギーフルエンスは、ファイバーの長さに依存 する飽和レベルに達する。たとえば、50cmのファイバーの出口で0.2mJ /cm2より多くを得ることは不可能である。この観察は、理想的な水晶ファイ バーを通しても、顕微手術のためArFレーザーの十分なエネルギーフルエンス を得ることができないことを示す。そのようなファイバーを通しての放射伝達の 効率を増加する1つのやり方は、コアの直径を増加することによりエネルギーフ ルエンスを低下することである。 しかし、顕微手術のためには、1mmより厚いファイバーが固すぎるので、1 mmより厚くないファイバーのみが使用される。この直径で、1mの長さで0. 4mJ/cm2/パルスの入射フルエンスの理想的ファイバーを通って、80m J/cm2/パルスの出口エネルギーフルエンスを得ることができる。6.1節に おいて説明されたようにファイバーの端をテーパーにすることにより、エネルギ ーを集中することができる。こうして、0.3mmの直径の出口と0.2を越えな い円錐角のチップを用いて、出射する放射は700mJ/cm2/パルスに集中 される。このフルエンスは、液体環境で柔らかい組織の有効な切断に必要である よりさらに高い。こうして、ナノ秒の193nmのエキシマレーザーのパルスで の溶融石英の強い多フォノン吸収にもかかわらず、色中心の生成を起こす欠陥位 置の量が十分減少されるならば、可撓性伝達システムとしてそのようなファイバ ーを使用することは可能である。(入射エネルギーフルエンス、ファイバーの直 径、チップの直径などの)パラメータの適当な選択は、関節連結アームよりは、 このレーザーの使用を、顕微手術への応用について、ファイバーに基づいた伝達 システムをより便利でより効果的にする。 6.4 装置の用途 本装置の多数の用途が、柔らかい組織の顕微手術の分野において可能である。 それらの中で最も見込みのあるものの1つは、ガラス体網膜の除去である。なぜ なら、そのような膜の許容される機械的ピーリング(peeling)と切断は、しばし ば、網膜損傷に関連されるからである。さらに、本装置は、内部器官の顕微手術 を含む全顕微手術の処置において使用できる。さらに、この技術は、試験管受精 のための卵母細胞の透明帯の穴あけなどの細胞顕微手術においても使用できる。 7. 実験 いくつかの実験が、生体内と試験管中でのガラス体網膜手術における本装置の 効率性を示すためになされた。われわれは、4.5cmの長さのファイバーガイ ドGの、0.8mmのコア直径のファイバーを、関節連結アームに結合して使用 した。ファイバーは、それぞれ、端の0.2〜0.3mmの開口を有する2mmの テーパー付チップを備える。これらのファイバーのチップの入射面は、研磨紙( 20ミクロンより小さい粒子径)により研磨された。チップから出るエネルギー フルエンスは、150〜500mJ/cm2/パルスの範囲内であった。20H zのパルス反復速度で、1〜2mm/sの速度で網膜組織とガラス体網膜を切断 することができることが示された。これらの切断の特徴的な長さは100〜20 0ミクロンであった。切断深さは、エネルギーフルエンスとパルスの数により制 御されることが示された。また、切断は、チップが組織と接しているときにのみ 起こることがわかった。網膜が接触なしに照射されたときに観察できる損傷が無 かったことは、網膜が液体の薄い層で隔てられているときでも、網膜が安全にガ ラス体から除去できることを示した。これらの実験は、この新規な装置と方法の 適用の結果起こる種々の微妙な手術の処置を実際に示す第1段階である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パランカー、ダニエル イスラエル、ジャルーサラム、ラモット 04、シフ30番 (72)発明者 トゥロベッツ、イゴー イスラエル、ジャルーサラム、エメク・リ ファイム 59エイ・10番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. エネルギー集中器として動作するテーパー付きファイバーの大きい端部に 配置されるビーム均一器を備え、 光の集中がおこっているときに、ファイバー内の光の強度をファイバー損傷の しきい値より低く保つように、ファイバー上の損傷効果を有する光がエネルギー 集中器により集中されて、 ミクロンオーダーの寸法の、テーパー付きファイバーの出口開口での光束を十 分にして、高度に吸収性の液体または気体の環境においてそのようなレーザー光 による物体の切除を可能にする装置。 2. 請求項1に記載された装置において、高度に吸収性の液体または気体の環 境において柔らかい組織の顕微手術をおこなうために、組織表面にArFエキシ マレーザービームなどのレーザービームの集中化、開口化および伝達を行なうこ とを特徴とする装置。 3. 請求項1に記載された装置において、高度に吸収性の液体または気体の環 境において物体の除去をおこなうために、レーザービームの可撓性の伝達を可能 にする関節連結アームに基づく伝達システムの出口に結合されることを特徴とす る装置。 4. 請求項2に記載された装置において、高度に吸収性の液体または気体の環 境において顕微手術をおこなうために、レーザービームの可撓性の伝達を可能に する関節連結アームに基づく伝達システムの出口に結合されることを特徴とする 装置。 5. 請求項1に記載された装置において、高度に吸収性の液体または気体の雰 囲気において物体の除去をおこなうために、ArFエキシマレーザーの可撓性の 伝達を可能にする可撓性ファイバー伝達システムに結合されることを特徴とする 装置。 6. 請求項2に記載された装置において、上記のファイバーが長くて十分可撓 性であることを特徴とする装置。 7. 請求項2に記載された装置において、深く位置する組織や内部器官の顕微 手術を含む、液体環境または気体環境における柔らかい組織の顕微手術を可能に することを特徴とする装置。 8. 請求項2に記載された装置において、ガラス体網膜の除去などの、目にお ける顕微手術を可能にすることを特徴とする装置。 9. 請求項2に記載された装置において、試験管受精の用途において卵母細胞 の透明帯において、全部または部分的な深さの穴と開口を生成することを可能に することを特徴とする装置。 10. 請求項1に記載された装置において、テーパー付きのチップの近傍にさ らに同心管を備え、テーパー付きのチップの機械的保護を可能にし、照射された 組織の持ち上げを可能にし、レーザーと組織の相互作用から生じ気泡と組織の破 片を吸い出すことを特徴とする装置。 11. 通常は光ファイバーを損傷する波長の十分な光束のレーザー光を伝達す る方法であり、 エネルギー集中器として動作するテーパー付きファイバーの大きい端部に配置 されるビーム均一器を備え、 光の集中がおこっているときに、ファイバー内の光の強度をファイバー損傷の しきい値より低く保つように、ファイバー上の損傷効果を有する光がエネルギー 集中機器により集中されて、 ミクロンオーダーの寸法の、テーパー付きファイバーの出口開口での光束を十 分にして、高度に吸収性の液体または気体の環境においてそのようなレーザー光 による物体の切除を可能にする方法。 12. 請求項11に記載された方法において、高度に吸収性の液体または気体 環境における柔らかい組織の顕微手術を可能にすることを特徴とする方法。 13. 請求項11に記載された方法において、さらに、高度に吸収性の液体環 境または気体環境において物体の除去をおこなうために、レーザー光の可撓性の 伝達を可能にする、関節連結アームに基づく伝達システムを含むことを特徴とす る方法。 14. 請求項13に記載された方法において、高度に吸収性の液体環境または 気体環境において顕微手術をおこなうために、レーザービームの可撓性の伝達を 可能にすることを特徴とする方法。 15. 請求項11に記載された方法において、さらに、高度に吸収性の液体環 境または気体環境において物体の除去をおこなうために、ArFエキシマレーザ ーの可撓性の伝達を可能にする可撓性ファイバー伝達システムに結合されること を特徴とする方法。 16. 請求項11に記載された方法において、上記のファイバーが長くて十分 可撓性であることを特徴とする方法。 17. 請求項11に記載された方法において、深く位置する組織や内部器官の 顕微手術を含む、液体環境または気体環境における柔らかい組織の顕微手術を可 能にすることを特徴とする方法。 18. 請求項11に記載された方法において、ガラス体網膜のような、目にお ける顕微手術を可能にすることを特徴とする方法。 19. 請求項12に記載された方法において、試験管受精の用途において卵母 細胞の透明帯において全部または部分的な深さの穴と開口を生成することを可能 にすることを特徴とする方法。 20. 請求項11に記載された方法において、さらにテーパー付きのチップの 近傍に同心管を備え、テーパー付きのチップの機械的保護を可能にし、照射され た組織の持ち上げを可能にし、レーザーと組織の相互作用から生じ気泡と組織の 破片を吸い出すことを特徴とする方法。 21. ファイバーの前面への散乱表面の挿入またはファイバーの入力表面の研 磨をおこない、非理想的なファイバー方位、レーザービームの不均一性またはフ ァイバー内部のビーム干渉の結果として生じるファイバー内部の熱い点によりテ ーパー付きファイバーとそのチップを損傷することなく高エネルギーフルエンス がファイバー内に集中される方法。 22. ファイバーの前面への散乱表面の挿入またはファイバーの入力表面の研 磨をおこない、非理想的なファイバー方位、レーザービームの不均一性またはフ ァイバー内部のビーム干渉の結果として生じるファイバー内部の熱い点によりテ ー パー付きファイバーとそのチップを損傷することなく高エネルギーフルエンスが ファイバーに導入される方法。
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