JPH09511320A - 連続可変水圧トランスミッションの改良型伝達比コントローラ - Google Patents

連続可変水圧トランスミッションの改良型伝達比コントローラ

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JPH09511320A JP8523502A JP52350296A JPH09511320A JP H09511320 A JPH09511320 A JP H09511320A JP 8523502 A JP8523502 A JP 8523502A JP 52350296 A JP52350296 A JP 52350296A JP H09511320 A JPH09511320 A JP H09511320A
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Abstract

(57)【要約】 連続可変水圧トランスミッションは、水圧ポンプユニット(18)に連結されて該ユニットを駆動する入力シャフト(14)と、固定された水圧モータユニット(20)と、出力シャフト(16)とを有する。楔型の制水板(22)は、出力シャフト(16)を駆動するため該シャフトに回動自在に設けられ、制水板(22)に設けたスロットを介してポンプユニット(18)とモータユニット(20)との間で交換される加圧流体から生じる出力トルクを受ける。水圧作動の伝達比コントローラは、水圧ポンプユニット(18)のポンプポートプレート(88)と水圧モータユニット(20)のモータポートプレート(108)を支持する球面ベアリング(90、110)の軸方向の位置をシフトさせることにより出力シャフト軸(25)に対する制水板角の角度を調整して伝達比を変える。

Description

【発明の詳細な説明】 連続可変水圧トランスミッションの改良型伝達比コントローラ 関連出願 本出願に開示される発明は、特に、1993年7月13日出願の米国出願第08 /093,192号と、1994年11月21日出願の米国出願第08/342,472号に開示さ れる連続可変水圧トランスミッションの応用に関する(但し、これに限定される ものではない)。これらの出願の開示は本願において参照され利用される。
技術分野 本発明は水圧機械に関し、特に、連続(無限)可変伝達比でもって動力を主駆 動装置からロード(被動装置の意、以下、本明細書において同じ)に伝達可能な 水圧トランスミッションに関する。
背景技術 上記米国出願に開示される水圧機械は、中間楔型制水板に対して対向しかつ軸 方向において直線上に位置する水圧ポンプユニットと水圧モータユニットとを含 んでなる。そのポンプユニットは主駆動装置によって駆動される入力シャフトに 連結され、一方、モータユニットは動くことのない機械ハウジングに取り付けら れている。入力シャフトと同軸であり、ロードを駆動するためロードに連結され た出力シャフトは制水板に連結されている。ポンプユニットが主駆動装置によっ て駆動されると、静水圧の流体は制水板に形成した複数のポートを介してポンプ ユニットとモータユニットとの間を往復ポンプ輸送される。その結果、3つのト ルク成分−これらはすべて同じ方向に作用する−は制水板に与えられて、出力シ ャフトに出力トルクを与えてロードを駆動する。これらのトルク成分のうちの2 つは、回転ポンプユニットによって制水板に与えられる1つの機械的成分と、モ ータユニットによって制水板に与えられる1つの水圧機械成分である。第3の成 分は、制水板ポートの周囲上で対向する端面に作用する水圧によって生じる大き さの異なる力から生じる純粋な水圧成分である。なお、制水板は楔型形状を呈す るため、上記制水板ポートの対向端面の表面積は異なる。
伝達比を変えるため、制水板の出力シャフトの軸に対する角度を変化させる。
伝達比、即ち、速度比は、1:0の比から1:1の比までの通常のフォワードレ ンジを含みリバースレンジとオーバドライブレンジの間で連続的に可変である。
主駆動体は、その最も効果的に作動する点において基本的に設定された一定速度 でもって作動することができる。伝達比を1:0に設定できることで、クラッチ を使用しないことが可能である。リバースレンジが可能なことによりリバースギ ヤセットの必要性をなくすことができる。従来の可変水圧トランスミッションに おいては、作動液の流量は伝達比の増大に比例して増え、伝達比が最大に設定さ れたところで最大流量が生じていたが、このような従来のトランスミッションと は異なり、前記米国出願に開示された水圧機械における流量は、伝達比の範囲の 中間点において最大となり、その後急に減少して(1:1)の伝達比設定のとこ ろで基本的に0となる。従って、液体の流れによるロスは減少し、従来の高い比 率の水圧トランスミッションによる泣き声のような耳障りな音をなくすことがで きる。制水板に多重のトルク成分を与え、出力速度範囲の上半分における液体流 量の減少させ、更に最適駆動装置入力を採用することができるので、前記米国出 願の水圧機械は、高率で、静かな、連続可変水圧トランスミッションとして車両 駆動列に利用できるという特別な利点を備えている。
発明の概要 本発明の1目的は、前記米国出願の水圧機械を改良し、サイズや、部品数及 び製造コストを経済的にすることにある。
本発明の別の目的は、伝達比、すなわち、制水板の角度の調整を可能にする改 良を与えることにある。
これらの目的を達成するため、連続可変水圧トランスミッションとしての本発 明の水圧機械は、ハウジングと;該ハウジングに回転可能に設けられ主駆動装置 から入力トルクを受け取る入力シャフトと;前記入力シャフトによって駆動され 環状に配列した複数のポンプピストン及びポンプシリンダを備える第1キャリア と、第1環状ポートプレートと、前記第1ポートプレートを歳差運動が可能なよ うに前記第1キャリアに支承する第1球面ベアリングとを有する水圧ポンプユニ ットと;前記ハウジングに固定された第2キャリアであって、環状に配列され た複数のモータピストン及びモータシリンダを支持する第2キャリアと、第2ポ ートプレートと、前記第2ポートプレートを歳差運動が可能なように前記第2キ ャリアに支承する第2球面ベアリングとを有するモータユニットと;前記ハウジ ングに回転可能に設けられロードに駆動トルクを与えるため前記ロードに連結さ れた出力シャフトと;前記出力シャフトを囲う環状の制水板であって互いに鋭角 をなす入力面と出力面とを備え、入力面は前記第1ポートプレートと面接触し、 前記出力面は前記第2ポートプレートと面接触し、さらに、前記第1及び第2ポ ートプレートに形成されたポートを介して前記ポンプシリンダと前記モータシリ ンダとの間においてポンプ輸送される流体を通過させるスロットをさらに含む環 状制水板と;前記制水板をトルク伝達可能に前記出力シャフトに対して回動回動 自在に連結する連結装置と;前記第1及び第2の球面ベアリングに調和した力を 与えて前記第1及び第2ポートプレートの歳差運動を生じさせ、前記入力シャフ トと出力シャフトとの所望の速度比に従い前記出力シャフトの軸に対する前記制 水板の角度を調整して設定する伝達比コントローラとを含んでなる。
本発明の別の特徴、利点及び目的は以下に述べる説明に記されかつこの説明か ら部分的に明白であり、あるいは、発明の実施により学ぶことができる。本発明 の目的及び利点は、以下の記載説明、請求の範囲及び添付図面により説明される 装置によって理解される。
これまで述べた一般的な説明及び以下の詳細な説明は例示的かつ説明的なもの であり、請求の範囲に記載される発明の説明を与えるためのものであることが理 解される。
添付の図面は、発明の理解を容易にするものであり、明細書に組み入れられて その一部を構成するものであり、本発明の好ましい実施例を図示するものであり 、説明と合わせて本発明の原理の説明を容易にするものである。
図面の簡単な説明 図(1枚のみ)は、本発明の実施例の連続可変水圧トランスミッションの断面 図。
好ましい実施例の詳細な説明 本発明の好ましい実施例の連続可変水圧トランスミッション10は、基本構成 要素として、ハウジング12と、このハウジング内に回転自在に設けられ同心円 上に位置し端と端がほぼ突き合わされた状態にされた入力シャフト14及び出力 シャフト16とを有する。入力シャフト14のハウジングの外部に存する部分の 端部には、主駆動装置(図示省略)に対する連動連結を容易にするために、番号 14aで示すように、スプラインが設けられており、一方、出力シャフト16の ハウジングの外部に存する部分の端部は、ロード(図示省略)に対する連動連結 を容易にするために、番号16aで示すように、スプラインが設けられている。
入力シャフト14は水圧ポンプユニット18を駆動する。水圧モータユニット2 0は、ポンプユニット18に軸方向に対向するようにハウジング12に取り付け られている。楔型制水板22はポンプユニットとモータユニットとの間に配設さ れて出力シャフト16を駆動するため該出力シャフトに連結され、また、ポンプ ユニットとモータユニット間において流体を給排出するためポートを備える。コ ントローラ26は、出力シャフト軸25に対して制水板を回動させその角度を調 整することにより出力シャフトの速度に対する入力シャフトの速度である伝達比 を設定するように働く。
ここで、図をさらに詳細に参照して説明する。円筒形のハウジング12は、環 状に配列された複数のボルト(図ではその1つが番号31で示されている)で固 定されたカバー30を有し、このカバーはハウジングの入力側開口端部を塞いで いる。入力シャフト14はカバー30の中央開口32を介してハウジング12内 に延伸する。カバーの中央開口32に嵌合された複数のベアリング35は入力シ ャフト14を回転自在に支承する。カバー開口32にはシール36が設けられて おり、このシールは入力シャフトの周面をシールしてそこから流体が漏出するこ とを防止する。
入力シャフト14の内端は、半径方向にスカート状に広がり、ベルの口の形状 の内端38を与えている。このシャフト内端38のすぐ左側において、入力シャ フト14はスプールギヤ40を担持する。このスプールギヤ40はギア41と係 合し、ギア41は、ハウジング12に固定された底部パン46によって与えられ る水ため44から補充流体を引き込む掃水ポンプ42を駆動するためにそのポン プ42に連結されている。入力シャフト14の内側端部には、出力シャフト16 の細径内側端部を受けるため円筒状切欠き47とした座ぐりを形成している。該 切欠き47に嵌合したベアリング48は出力シャフトの内側端部を回転自在に支 承する。
内側エンドピース50と、外側エンドピース51との間において出力シャフト 16には、環状ポンプユニットキャリア52、制水板カップリングアーム54、 環状モータピストンキャリア56、環状マニホルドブロック58のアセンブリが 取り付けられている。このアセンブリは、エンドピース51の裏側に当てがわれ 出力シャフト溝に取り付けたC型クリップ57によって一緒に保持される。モー タピストンキャリアとマニホルドブロックは複数のボルト59によってハウジン グ12に取り付けられている。これらのボルト59はまた出力エンドカバー60 をハウジング12に固定する。出力エンドカバー60の中央開口に嵌合されたリ ングベアリング62は出力シャフトを出力端において回転自在に支持する。出力 シャフト16とポンプユニットキャリア52との間、及び出力シャフトとモータ ユニットキャリア56との間に位置するベアリング64は、出力シャフトがこれ らのキャリア52、56に対して回転するとき、これらのキャリアを回転自在に 支持する。半径方向に延伸する制水板カップリングアーム54は、キー65によ り出力シャフトに係合され、かつ、制水板22を出力シャフト16に対して回動 自在に連動連結するためにピン67を受ける横方向の孔を有する。ピン67の軸 は出力シャフト軸25に対して直角をなす。
入力シャフト端部38とポンプユニットキャリア52にはギヤ歯74が形成さ れ、これらの歯74が噛合するので、ポンプユニットキャリア52は入力シャフ ト14に連動連結されている。ポンプユニットキャリアは、水圧ポンプユニット 18に含まれる複数のピストンとシリンダの組を支持する。これらのピストンと シリンダの組、例えば、10組であり、そのうちの2つを76で示す、は上記米 国出願第08/093,192号に開示されるように出力シャフト軸25と同軸上に環状に 均等間隔で配列されている。図に示すように、各ポンプピストン・シリンダの組 76はピストン78を含み、このピストン78にポンプユニットキャリア52に 固定され軸方向に延伸する円筒ポスト79が入れ子となるように取り付けられる 。各ピストン78の左端は半径方向にスカート状に広がるピストンヘッド80 を形成し、このピストンヘッドは、ポンプユニットキャリア52に設けられた別 のシリンダ82内を往復動する。各ピストン78の右端は肩が形成され、この肩 にクリップ85によって軸方向にピストンに固定された環状球面ブッシング84 を受け、このブッシングの半径方向の限られた運動を許容している。ブッシング 84の球面状の外表面は環状のポートプレート88の球面状の内表面86を支持 する。ポートプレート88の中央開口91に環状の球状ベアリング90が固定さ れている。この球面ベアリングは、それの面と同じ球状面であって、ポンプユニ ットキャリア52の中央開口に穿設された円筒切欠きに摺動自在に受けられる環 状ベアリング支持ブロック94の球状面92によって支承されている。ポートプ レート88が球面ベアリングによって支承されているので、このポートプレート の回転軸の歳差運動が可能となる。
水圧モータユニット20は、基本的に、水圧ポンプユニット18と同じ構造で ある。しかしながら、上記したように、ポンプユニットキャリア52に相当する 環状モータユニットキャリア56はボルト59によってハウジング12に取り付 けられている。ポンプピストン78に相当する複数のモータピストン100の各 々は、シリンダ104内を往復動するピストンヘッド102と、環状モータユニ ットポートプレート108の球面状のベアリング面に係合する球面ブッシングを 支持するピストンフット(ピストン脚部)を有する。環状球面ベアリング110 はモータユニットポートプレート108の中央開口に固定され、モータユニット キャリア56の中央開口に穿設された円筒切欠き114に摺動自在に受けられる 環状ベアリングブロック112の球面状の面111に係合する。モータユニット 20はハウジング12に固定されているので、モータユニットキャリアとモータ ユニットポートプレート108は回転しないが、モータユニットポートプレート 108が球面ベアリングで支承されているので、このモータユニットポートプレ ートの歳差運動を可能にする。
制水板22は、ポンプユニット18とモータユニット20との間の運転位置に おいてカップリングアーム54によって出力シャフト16を駆動するため該シャ フトに連結されており、その入力面をポンプユニットポートプレート88の面に 摺動自在に接触させ、一方、出力面をモータユニットポートプレート108の面 に摺動自在に接触させている。制水板22の入力面と出力面は鋭角を成すように 互いに傾いており、これにより、制水板の楔型形状を与えている。複数のポート (図示省略)は制水板の入力面と出力面との間に延伸し、円筒形ポンプ・モータ ピストン取付ポストの半径方向の孔142、ポンプユニットポートプレート88 の孔120及びモータユニットポートプレート108の孔122を介して、ポン プユニットシリンダ82とモータユニットシリンダ104との間の連通を与える 。これについては上記米国出願08/093,192に詳しく説明されている。
上記米国出願08/093,192に詳しく説明されるように、伝達比(入力シャフト速 度に対する出力シャフト速度)は、出力シャフト軸25に対する制水板22の角 度を調整することによって変えられる。制水板22の入力面が出力シャフト軸2 5に直角なとき、モータユニットポートプレート108の軸は出力シャフト軸と 一致する。その結果ポンプユニットキャリアの駆動される回転はポンプピストン 78の往復動を生じさせず、従って、ポンピユニット18による水圧流体のポン ピング動作は生じない。これはトランスミッション10のニュートラル設定(1 :0)である。1:0のニュートラル設定を超えて制水板を反時計回りに更に回 転させることにより、連続可変伝達比の限定されたリバースレンジを与えること ができ、出力シャフト16は入力シャフト回転と反対方向に駆動される。
制水板がピン67の回りをニュートラル設定から時計回りに回転されると、回 転するポンプユニットポートプレートの軸は出力シャフト軸に対してある角度で 歳差する。これによるポンプユニットポートプレートの歳差運動は、該ポートプ レートに回転自在に連結されたポンプピストン76をポンプシリンダ82内で往 復動させ水圧流体をポンプ輸送する。ポンプピストンストロークはポンプユニッ トポートプレート88の歳差角度位置によって決定される。制水板をさらに時計 回りに回転させると、上記ポートプレート88の歳差角が大きくなり、従って、 ポンプユニットのポンプ動作は増大される。伝達比はこのように増大する。制水 板22の出力面が出力シャフト軸25に直角なとき、モータユニットポートプレ ート108の軸は出力シャフト軸に一致して歳差する。その結果、モータユニッ トピストン100の水圧流体ポンプ動作は生じない。ポンプユニット18と 制水板22は次に基本的に水圧ロックされ、ポンプユニットポートプレート88 と制水板22との間の相対的な回転運動は生じない。これは、トランスミッショ ン10の1:1比の設定である。制水板をさらに時計方向に回転させることによ り、連続可変伝達比の限定されたオーバドライブレンジを与え、このレンジにお いては出力シャフトは入力シャフトと同じ方向に、しかも非常に早い速度で、駆 動される。
本発明の特徴の1つとして、出力シャフト軸25に対する制水板角度による伝 達比の変更は、球面ベアリング90、110を介してポンプユニットポートプレ ート88とモータユニットポートプレート108をそれぞれ支持するサーポート ブロック94、112の軸方向の位置をずらすことによって生じた調和した力を ポンプユニットポートプレート88とモータユニットポートプレート108に与 えることによってに達成される。この目的のため、ポンプユニットキャリア52 とベアリングサポートブロック94は、軸方向において対向する肩を備え、この 肩は、ポンプユニットキャリアとベアリングサポートブロックの半径方向に対向 するスカート部とともに、環状チャンバ130を形成する。同様に、モータユニ ットキャリア56とベアリングサポートブロック112に形成された軸方向に対 向する肩及び半径方向に対抗するスカート部は環状チャンバ132を形成する。
図示の制水板角の場合、チャンバ130の容積は軸方向に膨張した状態にあり 、チャンバ132の容積は軸方向に収縮した状態にあることがわかる。その結果 、球面ベアリング90、110はともに、これらの球面ベアリングによって支持 されるポンプユニットポートプレート88とモータユニットポートプレート10 8と同様に、軸方向の右側位置にシフトされる。ポンプユニットポートプレート 88とモータユニットポートプレート108が軸方向の左側にシフトされると、 制水板22はピボットピン67の回りを反時計回りに回転するように付勢される 。このことは、チャンバ132の容積を軸方向に膨張させ、チャンバ13の容積 を軸方向に収縮させることによって達成される。
チャンバ130内の流体圧を確立するために、環状の入力ポートプレート13 4は、出力シャフト16の内側エンドピース50の半径方向延伸面135に 対して固定される。従って、出力シャフトと入力ポートプレート134は一緒に 回転する。上記米国出願08/342,472に詳しく説明されるように、入力ポートプレ ート134は、円周方向に細長く直径上で対抗する関係にある腎臓形のポート1 38、140を備える。ポスト79を支持する円筒ポンプピストンの半径方向の 孔142は、ポンプシリンダ82と、ポートプレート134のポート138、1 40とを流体連通する。従って、ポンプシリンダからの水圧流体は流れて入力ポ ートプレート134のポート138、140を満たす。従って、これらのポート 138、140内の水圧流体は、ポンプユニット18が入力シャフト14によっ て駆動されると、ポンプシリンダ82内の流体圧に従い加圧される。ポンプピス トン78とポンプシリンダ82が楔型の制水板22の最も薄い点からその直径上 の対抗する最も厚い点まで回転したとき、協働するポンプシリンダの容積は漸次 減少し、従って、これらのポンプシリンダ内の流体は加圧される。これは水圧ポ ンプユニット18の高圧側、即ち、ポンピング側である。
ポンプピストンとポンプシリンダが制水板の最も厚い点から最も薄い点まで回 転すると、協働するポンプシリンダ82の容積は漸次膨張する。これは水圧ポン プユニット18の低圧側即ち吸引側である。ポート138、140は、ポンプシ リンダ82内の流体と連通するため、これらのポートの内の1つのポート内の流 体は、ポンピング側に含まれるポンプシリンダ内の流体の平均流体圧力に相当す る高い圧力まで加圧され、これらのポートの他のポート内の流体は、水圧ポンプ ユニット18の吸引側(低圧側)に含まれるポンプシリンダ内の流体の平均流体 圧となる。
上記米国出願第08/342,472号に詳しく説明されるように、流路150、152 は出力シャフト16の環状エンドピース50に穿設されている。流路150は入 力ポートプレートポート138からシャトルバルブ154まで延伸し、流路15 2はポート140からバルブ154まで延伸する。エンドピース50の軸方向の 流路156と、この流路と一直線上にあり入力ポートプレート134を通る孔1 57は、入力ポートプレート134の環状キャビティ158とシャトルバルブ1 54とを連通させる。ポンプユニットキャリア52の軸方向流路160は環状キ ャビティ158をチャンバ130と連続的に流体連通させる。
運転時に、シャトルバルブ154は、水圧ポンプユニットの低圧側のみを、低 圧ポート138、流路150、孔156、157及び流路160を介して、チャ ンバ130と連続的に流体連通させる。このように、環状キャビティ158は、 ポートプレート孔157とポンプユニットキャリア流路160とを、これらの相 対的な角位置にかかわらず、連続的に流体連通させることに留意されたい。
ここで、トランスミッション10の出力端に付いて考えると、先に述べたとお り、環状マニホルドブロック58は出力シャフト16をモータユニットキャリア 56と出力シャフトのエンドピース51との間の軸方向位置において出力シャフ ト16を囲む。エンドピース51の半径方向面は切り欠かれており、この切欠き に環状の出力ポートプレート172を固定して受ける。従って、出力ポートプレ ート172は出力シャフト172とともに回転し、一方、先に述べたように、マ ニホルドブロック58はボルト59によってハウジング12に固定され静止して いる。
マニホルドブロック58と、出力ポートプレート172は、好ましくは、米国 出願08/342,472に開示される構造とし、水圧モータユニット20の高圧側のモー タシリンダ104から比コントロールバルブ178の右側ポート176まで到達 する水圧回路に含まれる流体ライン174に共通して示される流路及びポートを それぞれ与える。マニホルドブロック58の別の流路は、チャンバ132及びモ ータユニットキャリア56の環状流路186からコントロールバルブ178の中 央ポート188まで達する流体回路184に含まれる。
運転において、所望の伝達比(制水板角)を保持するため、コントロールバル ブ178は閉じた中央位置にある。チャンバ132は次に密閉され、2つのチャ ンバ130、132内の流体圧は等しくなり、サポートブロック94、112の 軸方向位置と、球面ベアリング90、110の歳差位置を固定する。従って、制 水板は、伝達比を設定するように維持される。球面ベアリングサーポとブロック に生じる軸方向の水圧力は反対方向であり、ポンプユニットポートプレート88 とモータユニットポートプレート108の面をほぼ制水板22の入力面と出力面 とに押し付けることに留意されたい。
伝達比を減少(制水板22を反時計方向に回転)させたいとき、コントロール バルブ178を左側にシフトさせ、水圧回路の経路174、184を介してチャ ンバ132をモータユニット20の高圧側と流体連通指させる。チャンバ132 の流体圧は迅速にチャンバ130の流耐圧を超え、チャンバ132の容積は膨張 し、チャンバ130の容積は収縮する。球面ベアリング90、110は故にそれ ぞれのサポートブロック92、114によって左側へシフトされて制水板22を 反時計回りに回転させる。所望の制水板角(低い伝達比)を達成したいとき、コ ントロールバルブ178は再び閉鎖中央位置へ位置され、チャンバ130と13 2内の流体圧のバランスが再度確立され、シフトされた球面ベアリングの軸方向 位置保持して制水板角度を低伝達比に設定する。
伝達比を大きく(制水板を時計方向に回転)させたいとき、コントロールバル ブ178は右側へシフトされ、チャンバ132を流体ライン192を介して水た め44の大気圧にさらす。その結果、チャンバ130の流体圧はチャンバ132 の流体圧を超える。チャンバ130の容積は膨張し、チャンバ132の容積は縮 小し、球面ベアリングは軸方向右側へシフトされ制水板22を時計方向へ回転さ せる。再び、所望の高い伝達比を達成されるとき、コントロールバルブは閉鎖さ れた中央位置に再度置かれ、チャンバ130、132内の流体圧バランスを再度 達成させ制水板角を高伝達比に保持する。
上記説明から明らかなように、本発明は、上記米国出願に開示されるタイプの 無限可変水圧トランスミッションであって、コンパクトなサイズであり、部品数 の少なく、かつ、製造コストを削減できるといった利点を有する水圧トランスミ ッションを提供することができる。伝達比コントローラの設計に球面ベアリング を用いることは制水板角を変えるための極めて有効かつ効果的なアプローチを与 える。
本発明の趣旨から逸脱することなく本発明の装置に種々の変更や変形が可能で あることは当業者にとって明白である。従って、本発明は、そういった変更変形 が添付の請求の範囲及びその同等物と解されるものの範囲にある限り、それらを 含む。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続可変水圧トランスミッションであって、 ハウジングと、 前記ハウジング内に回転自在に設けられ主駆動装置からトルクを受ける入力シ ャフトと、 前記入力シャフトによって駆動され環状に配列した複数のポンプピストン及び ポンプシリンダを備える第1キャリアと、第1環状ポートプレートと、前記環状 第1ポートプレートを歳差運動が可能なように前記第1キャリアに支承させる第 1球面ベアリングとを有するポンプユニットと、 前記ハウジングに固定された第2キャリアであって環状に配列された複数のモ ータピストン及びモータシリンダを支持する第2キャリアと、第2ポートプレー トと、前記第2ポートプレートを歳差運動が可能なように前記第2キャリアに支 承させる第2球面ベアリングとを有するモータユニットと、 前記ハウジングに回転可能に設けられロードに駆動トルクを与えるため前記ロ ードに連結された出力シャフトと、 前記出力シャフトを囲う環状の制水板であって互いに鋭角をなす入力面と出力 面とを備え、入力面は前記第1ポートプレートに直面し、前記出力面は前記第2 ポートプレートに直面し、さらに、前記第1及び第2ポートプレートに形成され たポートを介して前記ポンプシリンダと前記モータシリンダとの間においてポン プ輸送される流体を通過させるスロットをさらに含む環状制水板と、 前記制水板をトルク伝達可能に前記出力シャフトに対して回動回動自在に連結 する連結装置と、 前記第1及び第2の球面ベアリングに選択的に調和した力を与えて前記第1及 び第2ポートプレートに歳差運動を生じさせ、前記入力シャフトと出力シャフト との所望の速度比に従い前記出力シャフトの軸に対する前記制水板の角度を調整 し設定する伝達比コントローラとを、 含んでなるトランスミッション。
  2. 【請求項2】 請求項1のトランスミッションであって、前記伝達比コント ローラは、前記出力シャフトに対する前記第1及び第2球面ベアリングの軸方向 位置を調節して前記第1及び第2ポートプレートの歳差する位置を確立する力を 与える流体回路を含んでなるトランスミッション。
  3. 【請求項3】 請求項1のトランスミッションであって、前記連結装置は半 径方向に延伸するアームを有し、該アームの内端は前記出力シャフトに固定され 、自由端は前記制水板に回動自在に連結されたトランスミッション。
  4. 【請求項4】 請求項3のトランスミッションであって、前記連結装置は、 前記出力シャフト軸に対して直角方向に延伸するピンであって前記アーム自由端 を回動自在に前記制水板に連結するピンをさらに含んでなるトランスミッション 。
  5. 【請求項5】 請求項2のトランスミッションであって、 前記第1球面ベアリングは前記第1ポートプレートに固定され、前記第2球面 ベアリングは前記第2ポートプレートに固定され、前記トランスミッションは、 さらに、 前記第1キャリアを軸方向に摺動自在に支持し、かつ、前記第1球面ベアリン グと係合する環状ベアリング面を有する第1サポートブロックと、 前記第2キャリアを軸方向に摺動自在に支持し、かつ、前記第2球面ベアリン グと係合する環状ベアリング面を有する第2サポートブロックと、 有してなり、 前記伝達比コントローラは、前記第1及び第2サポートブロックの調和した軸 方向運動を生じさせ、前記出力シャフト軸に対する前記制水板角度を設定するた めに前記第1及び第2ポートプレートの歳差位置を調整し確立するように作動す るトランスミッション。
  6. 【請求項6】 請求項5のトランスミッションであって、前記第1キャリア と、前記第1サポートブロックは第1チャンバを形成し、前記第2キャリアと、 前記第2サポートブロックは第2チャンバを形成し、前記伝達比コントローラは 前記第1及び第2チャンバ内に流体差圧を生じさせて前記第1及び第2サポート ブロックの調和した軸方向運動を生じさせるトランスミッション。
  7. 【請求項7】 請求項6のトランスミッションであって、前記伝達比コント ローラは、 前記第1チャンバ内の流体の圧力を制御流体圧に維持するため前記第1チャン バを連続的に前記ポンプユニットの低圧側へ接続する第1流体回路と、 前記モータユニットの高圧側と連通する第2流体回路と、 前記第2チャンバに接続された第3流体回路と、 コントロールバルブであって、選択的に、 前記第3流体回路を閉じ、前記第1チャンバ内の制御流体圧のバランスをと るように前記第2チャンバ内に流体圧を生じさせて、前記第1及び第2サポート ブロックの軸方向位置を維持し、 前記第3流体回路を前記第2流体回路に接続し、前記第1チャンバ内の制御 流体圧よりも高い流体圧を前記第2チャンバ内に生じさせて前記第2チャンバの 容積を膨張させかつ前記第1チャンバの容積を収縮させて、前記第1及び第2サ ポートブロックをともに第1軸方向にシフトさせ、 前記第3流体回路を前記制御流体圧よりも低い圧力にさらし、前記第1チャ ンバ内流体制御圧よりも低い流体圧を前記第2チャンバ内に発生させて前記第2 チャンバの容積を収縮させかつ前記第1チャンバの容積を膨張させ、前記第1及 び第2サポートブロックの軸方向位置をともに前記第1軸方向位置と反対方向の 第2軸方向位置にシフトさせるコントロールバルブとを、 含んでなるトランスミッション。
  8. 【請求項8】 請求項5のトランスミッションであって、前記ポンプユニッ トのピストンは前記第1ポートプレートに対して回転自在に連結され、前記モー タユニットのピストンは前記第2ポートプレートに対して回転自在に連結された トランスミッション。
  9. 【請求項9】 請求項8のトランスミッションであって、前記ポンプユニッ トは、前記第1ポートプレート歳差位置によって決定されるストロークでもって 前記ポンプユニットピストンを入れ子式に軸方向に往復動させるように受け入れ る第1円筒ポストをさらに含み、前記モータユニットは、前記第2ポートプレー ト歳差位置によって決定されるストロークでもって前記モータユニットピストン を入れ子式に軸方向に往復動させるように受け入れる第2円筒ポストをさらに含 んでなるトランスミッション。
  10. 【請求項10】 請求項9のトランスミッションであって、前記第1円筒ポ ストは、前記ポンプユニットシリンダを前記第1ポートプレートのポートに流体 連結する半径方向開口を有し、前記第2円筒ポストは、前記モータユニットシリ ンダを前記第2ポートプレートのポートに流体連結する半径方向開口を有してな るトランスミッション。
  11. 【請求項11】 連続可変水圧トランスミッションであって、 ハウジングと、 前記ハウジング内に回転自在に設けられ主駆動装置からトルクを受ける入力シ ャフトと、 前記入力シャフトによって駆動され環状に配列した複数のポンプピストン及び ポンプシリンダを備える第1キャリアと、軸方向位置が調節可能でありかつ球状 ベアリング面を備える第1環状サポートブロックと、第1ポートプレートと、前 記第1ポートプレートに固定され前記第1環状サポートブロック球状ベアリング 面と係合する環状球面ベアリングとを有するポンプユニットと、 前記ハウジングに固定された第2キャリアであって環状に配列された複数のモ ータピストン及びモータシリンダを支持する第2キャリアと、軸方向位置が調節 可能でありかつ球状ベアリング面を備える第2環状サポートブロックと、第2ポ ートプレートと、前記第2ポートプレートに固定され前記第2環状サポートブロ ック球状ベアリング面と係合する環状球面ベアリングとを有するモータユニット と、 前記ハウジングに回転可能に設けられロードに駆動トルクを与えるため前記ロ ードに連結された出力シャフトと、 前記出力シャフトを囲う環状の制水板であって互いに鋭角をなす入力面と出力 面とを備え、入力面は前記第1ポートプレートと面接触し、前記出力面は前記第 2ポートプレートと面接触し、さらに、前記第1及び第2ポートプレートに形成 されたポートを介して前記ポンプシリンダと前記モータシリンダとの間において ポンプ輸送される流体を通過させるスロットをさらに含む環状制水板と、 前記制水板をトルク伝達可能に前記出力シャフトに対して回動回動自在に連結 する連結装置と、 前記第1及び第2の球面ベアリングに選択的に調和した力を与えて前記第1及 び第2サポートブロックの軸方向位置をシフトさせ、前記第1及び第2ポートプ レートに歳差運動を生じさせ、前記出力シャフト軸に対する制水板の角度を調整 する伝達比コントローラとを、 含んでなるトランスミッション。
  12. 【請求項12】 請求項11のトランスミッションであって、前記第1キャ リアと、前記第1サポートブロックは第1チャンバを形成し、前記第2キャリア と、前記第2サポートブロックは第2チャンバを形成し、前記伝達比コントロー ラは前記第1及び第2チャンバ内に流体差圧を生じさせて前記第1及び第2サポ ートブロックの調和した軸方向運動を生じさせるトランスミッション。
  13. 【請求項13】 請求項12のトランスミッションであって、前記伝達比コ ントローラは、 前記第1チャンバ内の流体の圧力を制御流体圧に維持するため前記第1チャン バを連続的に前記ポンプユニットの低圧側へ接続する第1流体回路と、 前記モータユニットの高圧側と連通する第2流体回路と、 前記第2チャンバに接続された第3流体回路と、 コントロールバルブであって、選択的に、 前記第3流体回路を閉じ、前記第1チャンバ内の制御流体圧のバランスをと るように前記第2チャンバ内に流体圧を生じさせて、前記第1及び第2サポート ブロックの軸方向位置を維持し、 前記第3流体回路を前記第2流体回路に接続し、前記第1チャンバ内の制御 流体圧よりも高い流体圧を前記第2チャンバ内に生じさせて前記第2チャンバの 容積を膨張させかつ前記第1チャンバの容積を収縮させて、前記第1及び第2サ ポートブロックをともに第1軸方向にシフトさせ、 前記第3流体回路を前記制御流体圧よりも低い圧力にさらし、前記第1チャ ンバ内流体制御圧よりも低い流体圧を前記第2チャンバ内に発生させて前記第2 チャンバの容積を収縮させかつ前記第1チャンバの容積を膨張させ、前記第1及 び第2サポートブロックの軸方向位置をともに前記第1軸方向位置と反対方向の 第2軸方向位置にシフトさせるコントロールバルブとを、 含んでなるトランスミッション。
  14. 【請求項14】 請求項13のトランスミッションであって、前記ポンプユ ニットのピストンは前記第1ポートプレートに対して回転自在に連結され、前記 モータユニットのピストンは前記第2ポートプレートに対して回転自在に連結さ れたトランスミッション。
  15. 【請求項15】 請求項14のトランスミッションであって、前記ポンプユ ニットは、前記第1ポートプレート歳差位置によって決定されるストロークでも って前記ポンプユニットピストンを入れ子式に軸方向に往復動させるように受け 入れる第1円筒ポストをさらに含み、前記モータユニットは、前記第2ポートプ レート歳差位置によって決定されるストロークでもって前記モータユニットピス トンを入れ子式に軸方向に往復動させるように受け入れる第2円筒ポストをさら に含んでなるトランスミッション。
  16. 【請求項16】 請求項15のトランスミッションであって、前記第1円筒 ポストは、前記ポンプユニットシリンダを前記第1ポートプレートのポートに流 体連結する半径方向開口を有し、前記第2円筒ポストは、前記モータユニットシ リンダを前記第2ポートプレートのポートに流体連結する半径方向開口を有して なる含んでなるトランスミッション。
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