JPH09511072A - 再帰反射性ライセンスプレート及びその製造方法 - Google Patents

再帰反射性ライセンスプレート及びその製造方法

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JPH09511072A JP7525169A JP52516995A JPH09511072A JP H09511072 A JPH09511072 A JP H09511072A JP 7525169 A JP7525169 A JP 7525169A JP 52516995 A JP52516995 A JP 52516995A JP H09511072 A JPH09511072 A JP H09511072A
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Abstract

(57)【要約】 その目に見える表面から突き出している浮出し文字を有する型押しされた極性支持体、及び電子線硬化型感圧接着剤組成物により極性支持体の目に見える表面に接着された再帰反射性シートを含んでなるインフォメーションプレートであって、前記接着剤組成物が極性モノマーをアクリルモノマーと重合させることにより形成されるアクリルポリマーを含んでなるインフォメーションプレート。また、このようなインフォメーションプレートの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】 再帰反射性ライセンスプレート及びその製造方法 最初の再帰反射性シートはレンズが露出している構造を有していたが、これら のシートの再帰反射能は、露出している微小レンズのレンズ形の表面が水で覆わ れたときに不都合な影響を受ける。この問題は、米国特許第2,407,680 号(Palm quist 等)に教示されているような、微小レンズの単層が平らな透明カバーフィ ルムを有するシート内に埋め込まれている、レンズが埋め込まれている再帰反射 性シートにより解消された。このカバーフィルムは、アルキド樹脂又はアクリル 樹脂のような熱硬化性樹脂の溶液を微小球上にコーティングし、次いで、典型的 には乾燥によりコーティングを硬化させることによって提供される。このシート 構築物は、シートの前面が濡れていようと乾燥していようと、シートの正反射性 層上に入射光線を集束させる。 レンズが埋め込まれている他の種類の再帰反射性シートは米国特許第4,511,21 0 号(Tung等)に教示されている。その図6に示されるように、かようなシート はベースシート材料33を含み、そしてこのベースシートは、感圧接着剤層25、正 反射性金属24、透明スペーサー層23、及び前記シート材料の前面から部分的に突 き出ている微小球21の単層を含む。その図2を参照すると、延伸ポリメチルメタ クリレートフィルム26は、典型的には感圧接着性アクリレート接着剤27の層によ り被覆され、そして微小球か露出している前面に対してプレスされ、それによっ て微小球は接着剤中に埋め込まれ、シート上に透明な前面層が形成される。ポリ メチルメタクリレートフィルムが適用される前、ベースシート材料は光学的に不 完全であるた め、平らなポリメチルメタクリレートカバーフィルムの適用により有効な再帰反 射のための光学素子が完成されるように、その素子が選ばれる。代わりに、前記 特許明細書の実施例4に記載されているように、シート材料33を金属プレートに 接着することができ、またこのプレートを型押し(emboss)してライセンスプレ ートを形成することもできる。典型的には、文字又は数字は、目立つようにライ センスプレートに型押しされ、その後、ライセンスプレートの再帰反射性の背景 領域を対照として際立ったコントラストを与えるように塗装又は着色される。次 いで、このプレートはライセンスプレートの塗料溶液中に浸漬され、次いで塗料 が乾燥及び硬化されることによって、光学システムが完成する。典型的には、溶 液型硬化性樹脂の溶液がライセンスプレート用の塗料溶液として使用される。可 塑化ポリ塩化ビニル樹脂のような熱可塑性樹脂が塗料溶液として使用される場合 には、この溶液を、シート材料33の前面に露出した微小球の上に塗布し、そして 型押し作業を実施する前に硬化させることができる。 最近、環境上及び経済的な理由から溶液型硬化性樹脂溶液の必要性をなくすこ とに関心が集まっている。この樹脂の排除は、上記のカバーフィルム26及び接着 剤層27を供給し、次いでシート材料を金属プレートに接着し、そして型押し作業 を実施する前に、微小球が露出している前面にカバーフィルム及び接着剤層を貼 合せることにより達成される。換言すれば、米国特許第4,511,210 号の図2に示 されているものと同様なシートを最初に供給し、金属プレートに接着し、次いで 型押しする。このような再帰反射性シートは、本明細書において“安全性を事前 に保証する(precleared)”ライセンスプレートシートと称する。 米国特許第3,910,178 号(McKenzie)は、濡れている場合でも再 起反射能を保つことの困難を異なる方法で解決した。その解決法は、レンズがバ インダー層中に部分的に埋め込まれているレンズ露出型(exposed-lens type) の再帰反射性シートを改良することを含む。前記特許明細書に記載されているよ うに、露出しているレンズは、連結線(interconnecting lines)の網状組織に 沿ってバインダー層がシールされ、多数の密封された隔室が形成され、その中に 微小球が封入されるように、平らな透明カバーフィルムにより保護されており、 そして空気界面(air interface)を有する。このような湿式再帰反射性シート は、往々にして“レンズが封入された”再帰反射性シートと称される。この透明 カバーシートは予備成形されたプラスチックフィルムである。しかしながら、レ ンズが封入された再帰反射性シートのカバーフィルムの下にあるベース材料は、 再帰反射しうるように光学的に完全である。 安全性を事前に保証するライセンスプレートシートを有するライセンスプレー トの製造において、カバーフィルムは、典型的には高弾性であり、型押し工程時 に伸縮される。この伸縮は、シートをライセンスプレートのブランクに固定する のに使用される接着剤層のようなシートの他の部分に応力をかける。カバーフィ ルムの弾性記憶のために、シートは、典型的には、数日又は数週間のうちに、型 押しされた文字又は数字のすぐ近くの領域において、ライセンスプレートのブラ ンクから容易に“ポップオフ(pop off)”又は剥離する。この“ポップオフ” は非常に望ましくないと考えられている。 重量比が約90:10 のイソシアネートアクリレートとアクリル酸のコポリマー及 びビスアミド架橋剤を含む接着剤組成物により安全性を事前に保証するシートを ライセンスプレートのブランクに固定することによって、安全性を事前に保証す るライセンスプレートを含むライセンスプレートを製造することが当該技術分野 において知ら れている。“ポップオフ”に関連する問題は、一般に、ライセンスプレートのブ ランクにシートを適用した後ではあるが、得られた複合体を型押しする前に、十 分な時間を要して供給することにより減少し、ライセンスプレートのブランクの 表面上での接着剤の十分な“濡れ”が可能になる。ミネソタ・マイニング・アン ド・マニュファクチャリング・カンパニーは、ライセンスプレートのブランクを 得るためにREFLECTO-LITE(商標)再帰反射性シートが金属支持体に適用された 時からライセンスプレートのブランクが型押しされるまでの間に最低でも48時間 の間隔をおくべきことを推奨している。「濡れ」なる用語は、接着剤が適用され る表面に適合又は接触することができる接着剤の性能を意味する。低粘性接着剤 は、高粘性接着剤よりも速くライセンスプレートのブランクの表面を「濡らす」 傾向がある。しかしながら、低粘性接着剤が使用される場合には、接着剤の凝集 強さは低下する傾向があり、接着剤層内の凝集割れ(cohesive splits)又は材 料の剥離が型押し工程の結果として起こりうる。接着剤層内のこのような凝集割 れは、ライセンスプレートシート全体の耐久性を低下させる傾向がある。 接着剤の架橋によって、その凝集強さは増加するが、粘度も増加し、よってラ イセンスプレートのブランクの表面を接着剤で濡らすのに要する時間が長くなる 。ライセンスプレートのブランクへのシートの適用と型押しとの間の時間を短縮 することは、ライセンスプレートの製造者が、型押しする前の複合体を長い間貯 蔵する必要がなくなるために非常に望ましい。本発明は、典型的には、最低限の “ポップオフ”問題を有し、且つその下方のインフォメーションプレートのブラ ンク、即ち支持体に対してその安全性を事前に保証する良好な適合性を有する再 帰反射性インフォメーションプレート、例えばライセンスプレートを提供する。 本発明のインフォメーションプレートは、高凝集強さ、速く濡れる特性、及び 高接着強さを有する電子線硬化型接着剤を含んでなる。また、本発明は、多くの 利点を与え、且つこれまで必要とされてきたものよりも加工時間の短い、かよう なプレートの製造方法も提供する。 速く濡れる特性を有する接着剤の使用の結果、本発明のインフォメーションプ レートは、典型的には、費用に対し最も効率のよい製造作業、好ましくは連続製 造作業を用いて製造することができる。なぜなら、インフォメーションプレート のブランクにシートを適用した時から、この複合体を型押しする時までの間にか なり短い時間を要するからである。シートの適用工程及び型押し工程は、連続製 造作業において連続的に実施されることが好ましい。 簡単に要約すると、本発明のインフォメーションプレートは、その目に見える 表面から突き出している浮出し印(raised indicia)、及びアクリルポリマーを 含んでなる電子線硬化型感圧接着剤組成物により極性支持体の目に見える表面に 接着された再帰反射性シートを含んでなる。本明細書に記載したような電子線に よる架橋は、架橋性接着剤に適する他の技術に比して優れた結果を与えることが 見出された。 「感圧接着剤」なる用語は、接着剤でコートされたシートが、接着剤が適用さ れる極性支持体との単なる接触により接着しうる性質により特徴付けられる接着 剤を意味する。接着剤でコートされたシートが極性支持体にいったん接触すると 、極性支持体から剥がさずに動かすことはできない。 他の態様において、本発明は、要約すると、 a)極性支持体を供給すること; b)アクリルポリマーを含んでなる電子線硬化型感圧接着剤組成 物をその底面に有する再帰反射性シートを供給すること; c)前記接着剤により再帰反射性シートの底面を極性支持体の主表面に接着し 、複合体を形成すること;次いで d)前記複合体を型押しし、極性支持体の主表面から突き出している浮出し印 を含んでなる型押しインフォメーションプレートを形成すること; を含んでなる型押しインフォメーションプレートの製造方法に関する。本発明の 利点は、この方法が、速くて都合のよいプロセスで実施することができ、それに よって工業的製造に実質的な利点を与えることである。 本発明を図面を参照することにより更に説明する: 図1は、極性支持体、及びその上に本発明に係る電子線硬化型接着剤により接 着された再帰反射性シートを含んでなるインフォメーションプレート、例えばラ イセンスプレートの上面図である; 図2は、図1に示されるプレートの線2−2に沿う断片的な断面拡大図であり 、インフォメーションプレートの型押しされた文字を示す簡便さのために概略的 に再帰反射性シートを単層として示している; 図3は、レンズが埋め込まれている再帰反射性シートと極性支持体を含んでな るインフォメーションプレートの断片的な断面拡大図である; 図4は、レンズが封入されている再帰反射性シートと極性支持体を含んでなる インフォメーションプレートの断片的な断面拡大図である;及び 図5は、4つの異なる型押深さで4つのオメガ形が形押しされた他のインフォ メーションプレートの上面図である。 理想化して描かれたこれらの図は、一定の比で描かれたものでは なく、単に例示及び非限定を目的とするものである。 図1及び2には、典型的にはアルミニウムから形成された極性支持体12(図2 を参照)を含んでなり、その上に1つ以上の型押しされた浮出し印又は文字14を 有するインフォメーションプレート10、例えばライセンスプレートが示されてい る。文字14は、一般に、インフォメーションプレート10の前面から浮き出るよう に、即ち、外側に向かって突き出るように型押しされている。即ち、図1に示さ れるように、文字14は見る人に向かって突き出ている。このことは図2を参照す ることによってより良く理解できる。文字14は、典型的には、インフォメーショ ンプレート10の残りの部分に対して合計約60〜120 ミル(0.15〜0.30センチメー トル(cm))型押しされる。所望であれば、この範囲外の型押深さが使用されても よいことが理解されるであろう。インフォメーションプレート10は、典型的には 、1つ以上の型押しされた文字14を有し、そしてこの文字は、所望の1種以上の フォント及び/又は特殊な記号、例えば、星、州のシンボルマーク、国家の紋章 等から選ばれる文字と数字の組合せを含んでもよい。 一般に、第1面16の少なくとも一部は、夜間でもかなり遠くから見た場合に非 常に目立って見えるように、実質的に再帰反射性であることが望ましい。一般に 、僅かな量の光がその上に当たった場合でもかなり遠くから見えるように、非常 に再帰反射性が高いインフォメーションプレートを提供することが望ましい。一 般に、再帰反射性シートはインフォメーションプレートの支持体に接着される。 更に、レンズが閉じ込められる配置(例えば、レンズが埋め込まれている又はレ ンズが封入されている再帰反射性シート)は、典型的には、少なくとも湿潤及び 乾燥条件下の双方において良好な再帰反射性を得ることができるために好ましい 。図2に概略的に示される ように、再帰反射性シート18は極性支持体12に接着されている。図2の断面図は 、型押しされた文字14の一つを単に示すためのものであって、再帰反射性シート 18、又はこのシート18を極性支持体12に固定するために使用されるシート18の接 着剤の実際の構造を示すためのものではない。一般に使用されている種類のこの ようなシートは、極性支持体に容易に接着することができるレンズが埋め込まれ ている再帰反射性シートである。このようなシートは公知であり、図3の概略的 な断面拡大図により概して表される。使用することができる第2の型のシートは 、レンズが封入されている再帰反射性シートであり、このようなシートを表す図 は図4に概略的に示されている。 実例を分かりやすくするために、図3及び4の断面図には型押しされた文字14 は示されていない。図3に戻ると、インフォメーションプレート110 は、極性支 持体12に接着されたレンズが埋め込まれている再帰反射性シート118 を含む。シ ート118 は、典型的には平らで透明なカバーフィルム120 、微小球122 の単層、 透明スペーサー層124 、正反射性層126 、及び本発明に係る電子線硬化型接着剤 層128 を含んでなる。カバーフィルム120 は、典型的には、弾性及び耐久性を有 し、且つ透明であって、いかなる望ましい構成をとりうる。図3に示されている カバーフィルム120 は、外部層130 及び内部層132 を含んでなる。米国特許第4, 663,213 号(Bailey等)は、多くの適切なカバーフィルムを開示しており、これ らのフィルムのうちの一つは、アクリルモノマーから形成される共重合体の外部 層及びウレタン内部層を含んでなる。米国特許第4,511,210 号(Tung等)は、配 向ポリメチルメタクリレートの外部層及び感圧接着性アクリレート接着剤の内部 層を含んでなる。いかなる場合においても、内部層は、微小球とぴったりと整合 し、且つ微小球に及び微小球の 間のスペーサー層124 の表面にしっかりと接着されるべきであり、それによって レンズが埋め込まれている再帰反射性シートが提供される。 図4には、極性支持体12に接着されたレンズが封入されている再帰反射性シー ト218 を含んでなるインフォメーションプレート210 が示されている。シート21 8 は、カバーフィルム220 、微小球222 の単層、バインダー層224 、正反射性層 226 、及び本発明に係る電子線硬化型接着剤層228 を含んでなる。カバーフィル ム220 は、図3に示されているシート118 のカバーフィルム120 と同様であって よく、従って、外部層230 及び内部層232 を含んでなる。しかしながら、この態 様において、内部層232 は、連結線の網状組織に沿ってバインダー層がシールさ れ、多数の密封された隔室が形成され、その中に微小球が封入されるように、平 らな透明カバーフィルムにより保護されており、そして空気界面を有する。 シートが容易に伸縮してインフォメーションプレートに型押しされた浮出し印 又は文字と接触するように、また型押しプロセスの結果により破断、割れ又は裂 けないように、再帰反射性シートのカバーフィルムは良好な伸縮性を有すること が好ましい。カバーフィルムの割れる危険を伴わずに雄型/雌型内で約2.5 ミリ メートル(mm)の深さにインフォメーションプレートを型押しすることが可能な ように、カバーフィルムの伸びは約100 %、好ましくは少なくとも約200 %であ る(ASTM試験法D882-80aによる)。これらの伸び特性を有するカバーフィルムは 典型的には弾性記憶を有する傾向があり、そのためそれらが伸びる前の形状に戻 る傾向があるという問題がある。この弾性記憶は、シートの残りの部分に応力を かけ、一般に、上記のようにシートが極性支持体を「ポップオフ」する可能性を 増大させる傾向がある。このような「ポップオフ」問題は、該シ ートを極性支持体に接着するのに電子線硬化型接着剤組成物が使用される場合に 殆ど解消される。このような接着剤組成物は、アルミニウムのライセンスプレー トのブランクのような極性支持体に対して良好な濡れ特性、高凝集(内部)強さ 、及び高接着特性を示す傾向がある。電子線照射により架橋した接着剤組成物は 、他の手段により架橋した接着剤組成物よりも優れた性能を与える。 上記のように、本発明に使用される接着剤組成物は感圧接着性である。環境上 の理由から、本発明に使用される感圧接着剤組成物は、往々にして「HMPSA」又 は「ホットメルト感圧接着剤」と称される「ホットメルト」組成物であることが 好ましい。「ホットメルト」接着剤組成物は、支持体上に塗布又は適用すること ができるのに十分な低い粘度になるまで加熱され、次いで周囲温度に冷却され接 着剤層を形成する、典型的には実質的に溶剤を含まない固形物質である。この接 着剤組成物は、ロール塗布、浸し塗、押出、及び吹付塗のようないずれの慣用的 な手段によっても適用することができる。次いで、接着剤は、電子線照射にかけ られ、本発明に使用するのに適する非常に優れた特性を有する感圧接着剤となる 。ホットメルト接着剤は固形分100 %であり、従って溶剤を必要としない。本発 明に使用するのに好ましいホットメルト感圧接着剤組成物は、350 °F(177℃ )において約500 〜約100,000 センチポアズ(0.5 〜100 ニュートン・秒/メー トル2)の溶融粘度を有するものである。しかしながら、所望であれば他の感圧 接着剤組成物、例えば溶液流延接着剤フィルム(solvent cast adhesive films )を使用することができる。 適切なアクリルポリマーには、極性モノマーとアクリルモノマーとの重合によ り形成されるものが含まれる。適切なアクリルモノマーは、アルキル基が約4〜 約12個の炭素原子を含むアルキルアクリ レートモノマー、アルキル基が約6〜12個の炭素原子を含むアルキルメタクリレ ートモノマー、及びこれらの混合物が含まれる。例えば、以下のアクリルモノマ ーを使用することができる:イソオクチルアクリレート、ブチルアクリレート、 2−エチルヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、オクチ ルアクリレート、オクチルメタクリレート、及びこれらの混合物。具体的な適切 な極性モノマーには、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、スチレンスルホ ン酸、マレイン酸、フマル酸、シトラコン酸、及びこれらの混合物が含まれる。 好ましいアクリルポリマーは、アクリルモノマーとしてイソオクチルアクリレー ト又は2−エチルヘキシルアクリレート、及び極性モノマーとしてアクリル酸又 はメタクリル酸を使用することにより調製することができる。アクリル及び極性 モノマーは、典型的には、それぞれ約87.5:12.5〜約95:5 の重量比で、好まし くは約87.5:12.5〜約93:7 の重量比で、最も好ましくは約90:10の重量比で存 在するべきである。一般に、アクリルモノマーの割合が高くなればなるほど、接 着剤はより粘着性になり、逆に、極性モノマーの割合が高くなればなるほど剪断 特性が高くなる。本発明に使用される接着剤組成物は、90:10の重量比でイソオ クチルアクリレートとアクリル酸モノマーを使用することにより形成されるアク リルポリマーを含んでなることが最も好ましい。 この接着剤組成物は、典型的には、約3〜約8メガラド(30〜80キログレイ) 、好ましくは約4〜約7メガラド(40〜70キログレイ)の間の電子線線量により 硬化する。電子線線量が少なすぎる場合には、得られる接着剤層は凝集破壊する 傾向があり、そして再帰反射性シートは支持体をポップオフする傾向がある。電 子線線量が多すぎる場合には、得られる接着剤層は、支持体に対する接着層の強 さが低下する程度に脆くなる傾向がある。硬化する前に、接着剤 組成物は、典型的には、約0.5 〜約1.5 デシリットル/グラム(dl/ g)、より 好ましくは約0.6 〜約1.0dl/g 、最も好ましくは約0.75dl/gの内部粘度を有する 。これらの粘度を有する組成物は、より都合良く加工し、取扱うことができる。 この範囲外の内部粘度を有する組成物を本発明に使用してもよいことが理解され よう。 接着剤層は、再帰反射性シートと支持体との間に良好な接着を与えるのに十分 に厚さが厚くなければならない。段々に厚くなる接着剤層は、支持体/接着剤層 界面での応力を減らすことにより接着性を高める傾向があるが、このような層は 、一般に費用がかかる。適切な接着剤の厚さは、再帰反射性シートの相対弾性率 (relative stiffness)、支持体の平滑性などにも一部依存する。典型的な接着 剤層は、約0.5 〜5 ミル(12〜130 マイクロメートル)の間、好ましくは約1.0 〜2.0 ミル(25〜50マイクロメートル)の間である。 本発明における支持体として使用することができる材料の具体例には、アルミ ニウム又は鋼が含まれる。このような材料は、往々にして再帰反射性シートの接 着性及び/又は支持体の耐久性を高めるように処理される。例えば、鋼は、往々 にして、亜鉛により、例えば0.1 ミル(2.5 マイクロメートル)の厚さで電気め っき;ニッケル/亜鉛被覆;亜鉛被覆;亜鉛被覆に次ぐリン酸塩処理;又は亜鉛 めっきされる。この処理は、支持体材料の表面からフレーキング又は割れること なく型押し工程に耐える程度のものであるべきである。本発明に処理されていな いアルミニウム又は鋼が使用されてもよい。 本発明の方法は以下の工程を含んでなる: a)極性支持体を供給する工程; b)アクリルポリマーを含んでなる電子線硬化型感圧接着剤組成物をその底面 に有する再帰反射性シートを供給する工程; c)前記接着剤により再帰反射性シートの底面を極性支持体の主 表面に接着し、複合体を形成する工程;次いで d)前記複合体を型押しし、極性支持体の主表面から突き出している浮出し印 を含んでなる型押しインフォメーションプレートを形成する工程。 再帰反射性シートを支持体に接着する工程から複合体を型押しする工程までに 実質的に長い時間を要する従来の方法とは異なり、本発明は、これらの2つの工 程を互いに1時間以内に行うことを可能にする。 実施例 本発明を、非限定を意図する以下の具体例により更に説明する。他に記載がな い限り、全ての量は重量部で表示されている。 各例及び比較例において、再帰反射正シートは以下の通りに作製した。カバー フィルムを作製するために、91部のエチレンモノマーと9部のアクリル酸モノマ ー(Dow Chemical Co.のPRIMACOR TM 3440)の10.0のメルトインデックスを有す る押出しグレード(extrusion-grade)の熱可塑性高分子量コポリマーを、2.5 部の紫外線吸収剤、1.0 部のヒンダードアミン光安定剤及び0.5 部の酸化防止剤 からなる耐候安定剤システムと混合した。この安定化されたポリマーを単軸スク リュー押出機から二軸延伸ポリエチレンテレフタレートキャリヤーウェブ(以下 「PET キャリヤー」と称する)上に押出し、約50マイクロメートルの厚さのフィ ルムとした。安定化されたポリマーの融点は、約280 ℃であるとされた。 約60マイクロメートルの平均直径及び約2.26の反射率を有し、且つ可塑剤及び ポリビニルブチラール樹脂を含んでなるスペーサー層中に実質的に完全に埋め込 まれたガラス微小球の単層を含み、前記ポリビニルブチラール樹脂がそのヒドロ キシル基を介して架橋し、 実質的に熱硬化した状態となった再帰反射性シート118 に、押出されたフィルム を図3のカバーフィルム120 として貼合せた。約100 ナノメートルの厚さを有す る蒸着されたアルミニウムの正反射性層が、微小球の下にスペーサー層により隔 てられて存在していた。このアルミニウム層を被覆していたものは、約1.5 ミル (37.5マイクロメートル)の厚さを有する課題の感圧接着剤の層であった。各試 料において同様な接着剤の厚さを使用することにより、得られた結果の比較から 良好な基礎が与えられた。 他に記載がない限り、以下の試験方法を使用した。 ゲル含有量 ゲル含有量は、接着剤中の架橋剤の量の示度を与えるものであって(従って、 接着剤の凝集強さの示度でもある)、典型的には約60〜約80%の範囲であること が好ましい。ゲル含有量は、溶解が好ましい有機溶剤中で行われる場合に、特定 の接着剤試料中の不溶性物質の百分率として定義される。ゲル含有量は、0.5 g の接着剤試料を細目ワイヤスクリーン上に載せ、次いでこのスクリーン及び試料 を100 mlのエチルアセテート試薬中に浸すことにより測定した。次いで、試料を 48時間を要して溶解させ、この後に接着剤試料及びスクリーンを試薬から取り出 し、接着剤試料を 200°F(93℃)で30分間乾燥させ、室温に冷却し、次いでそ の最終重量を決定するために再び秤量した。ゲル含有量は、接着剤試料の最終重 量と初期重量の比として計算し、重量%で表示した。 内部粘度 内部粘度(「I.V.」)は、未硬化接着剤組成物の分子量又は未硬化接着剤組成 物を構成するポリマーの絡み合いの程度の示度を与える。内部粘度は、接着剤が 架橋する前に測定し、溶剤としてエチルアセテートを、及び測定装置として No .50 CANON-FENSKETM Visco meter を使用し、ASTM D1601-78 の改良型により決定した。測定は、25℃で行い 、その結果をデシリットル/グラム(dl/g)で表示した。 ポップオフ 各接着剤の耐ポップオフ性を評価するために、接着剤を再帰反射性シートの正 反射性アルミニウム層、即ち、底部に貼合せ、次いで剥離ライナーを剥がした。 次いで、得られた再帰反射性シートの底部を、極性支持体を有するライセンスプ レートのブランクとして供給された厚さ0.8mm のクロメート処理されたアルミニ ウムパネル(ASTM B-449-67 のクラス2に準じる)の主表面に貼合せ、複合体を 形成した。貼合せは、40ポンド/in2(2.76×105N/m2)の圧力に設定された圧力 ロールを使用し、アルミニウムパネルに対してシートをプレスすることにより達 成した。次いで、雄型/雌型を使用して種々の型押模様をシートとアルミニウム パネルの複合体に刻印し、図5に示されるような一連の4つのオメガ形の浮出し 文字を形成した。この型押しは、貼合せ後30分以降且つ60分以内の間に行った。 得られたインフォメーションプレート20は、それぞれ2.00、2.25、2.50及び2.75 mmの型押深さでアルミニウムパネルの主表面かた突出された高さ74.1mm及び幅52 .6mmの4つのオメガ形22、24、26、28を含んでいた。各オメガ文字の右下側のV 形(図示されている)は、48°の夾角を有していた。文字の縁は60°の夾角で内 側に傾斜していたために、各文字は、(図2に示されているように)文字の基底 部よりも僅かに縮小されていた。 型押しされたライセンスプレートを湿気のある室温で貯蔵した後、ライセンス プレートのブランクからのシートのポップオフ又は剥離の量を目視検査により定 性的に観察し、また2.25mmの深さに型押しされたオメガ形のV形領域内でのシー トとライセンスプレートのブランクとの間のミリメートル単位での距離を平定規 を使用すること により定量的に観察した。アルミニウムのライセンスプレートのブランクからの シートのポップオフの量を表にミリメートル単位で記載した。 例1及び比較例C1 アクリル接着剤を溶液重合により以下の通りに調製した: 90部のイソオクチルアクリレートモノマーと10部のアクリル酸モノマーとを、65 部のヘプタンと35部のアセトンとからなる100 部の溶剤に加えた。この溶液に、 商標名VAZOTM64のもとでデラウェア州ウィルミントン所在のE.I.duPont de Ne mours から入手可能な2,2’−アゾビスイソ−ブチロニトリル遊離基開始剤を 加えた。この薬剤の混合物を1リットルのボトル内に装入し、1リットル/分の 流量で2分間を要して窒素でパージした。次いでこのボトルに蓋をし、61℃で24 時間反応させた。得られたポリマーは0.73(エチルアセテート)の内部粘度を有 し、これをエチルアセテート/イソプロパノールの94/6混合物を使用して52.6% 固形分に稀釈した。 上記接着剤溶液からの溶剤を蒸留により接着剤配合物から実質的に完全に除去 した。得られた無溶剤型ホットメルト接着剤組成物を、次いで180 ℃に加熱し、 剥離紙の領域4インチ×6インチ当たり9.5 グレイン(10.2cm×15.2cm当たり0. 62g)の塗り厚で剥離紙上に押出した。接着剤を室温に冷却し、次いで保護のた めに厚さ1.5 ミル(37.5マイクロメートル)のポリエチレンライナーで被覆した 。 次いで、電子線の合計線量を所定の3〜8メガラド(30〜80キログレイ)の範 囲で変化させながら、電子線照射により接着剤を硬化させた。175keV及び所望の 線量が達せられるビーム電流に設定された電子線によりポリエチレンライナーを 通して接着剤に照射した。照射線量の異なる接着剤を以下で例1A〜1Fと表記 する。 比較例C1に対し、接着剤の固形分1グラム当たり12.7マイクロ 当量(μeq)のビスアミド架橋剤を上記接着剤溶液に加えた。ビスアミド架橋剤 は、N,N’−ビス−1,2−プロピレンイソフタルアミドの有機溶剤溶液とし てより完全に説明される。適切な量のビスアミド溶液とアクリル接着剤溶液とを 混合し、次いで4ミル(100 マイクロメートル)のギャップに設定されたナイフ 塗布機を使用し、シリコーン剥離ライナー上に塗布した。塗布した溶液を10分間 を要して空気乾燥させ、溶剤の殆どを除去し、次いで150 ℃で5分間加熱し、こ の系の架橋を起こさせ、厚さ1.5 ミル(37.5マイクロメートル)の接着剤層を得 た。 例1A〜1F及び比較例C1における硬化条件、ゲル含有量及び得られたポッ プオフの結果、接着剤を表1に示す。 表1に示されるように、ポップオフの量は、約4メガラド(40キログレイ)以 上且つ約8メガラド(80キログレイ)以下の電子線線量により硬化する電子線硬 化型接着剤の使用によって著しく減少した。 例2 ビスアミド架橋剤をコーティング前に加えなかったことを除き、例1A〜1F 及び比較例C1のために調製したアクリル接着剤溶液を比較例C1に記載したの と同様に溶液から剥離ライナー上に塗布した。室温で10分間を要して接着剤を空 気乾燥させた後、ライナー及び接着剤を65℃で5分間加熱し、残留している微量 の溶剤を除去した。 接着剤の上にライナーを載せないままライナー上の乾燥した接着剤を175keVで 50キログレイの電子線に暴露した。次いで、接着剤を再帰反射性シートに貼合せ 、例1A〜1F及び比較例C1と同様にポップオフ試験にかけた。4週間後、2. 25mmのオメガ形のV形領域の上に貼り合わされたシートのポップオフを測定し、 1.0mm であることが分かった。 例3及び比較例C3 他のアクリル接着剤を溶液重合により以下のように調製した: 1クォートの琥珀色ボトル内で、95部のイソオクチルアクリレートと5部のアク リル酸モノマーとを、94部のエチルアセテートと6部のイソプロパノールとから なる溶剤81.8部に加えた。この溶液に0.2 部のVAZOTM64熱遊離基開始剤を加えた 。1リットル/分の流量で2分間を要してボトルの内容物を窒素でパージし、次 いで55℃の水浴中で24時間振盪した。試料は、更に稀釈せずに使用した。ポリマ ーは0.67の内部粘度を有し、接着剤溶液は53.4%固形分であることが分かった。 比較例C3において、比較例C1に記載したように9.16μ当量(μeq)のビス アミド架橋剤を例3の接着剤に加えた。適切な量のビスアミド溶液とアクリル溶 液とを混合し、次いで4ミル(100 マイクロメートル)のギャップに設定された ナイフ塗布機を使用し、シリコーン剥離ライナー上に塗布した。塗布した溶液を 10分間を要 して空気乾燥させ、溶剤の殆どを除去し、次いで150 ℃で5分間加熱し、この系 の架橋を起こさせた。 例3及び比較例C3における硬化条件、ゲル含有量及び得られたポップオフの 結果、接着剤を表2に示す。 例4及び比較例C4 アクリル接着剤を溶液重合により以下のように調製した: 1クォートの琥珀色ボトル内で、93部のイソオクチルアクリレートと7部のアク リル酸モノマーとを、94部のエチルアセテートと6部のイソプロパノールとから なる溶剤81.8部に加えた。この溶液に0.2 部のVAZOTM64熱遊離基開始剤を加えた 。1リットル/分の流量で2分間を要してボトルの内容物を窒素でパージし、次 いで55℃の水浴中で24時間振盪した。試料は、更に稀釈せずに使用した。ポリマ ーは0.69の内部粘度を有し、接着剤溶液は53.8%固形分であることが分かった。 比較例C4において、比較例C1に記載したように10.91 μ当量(μeq)のビ スアミド架橋剤を例4の接着剤に加えた。適切な量のビスアミド溶液とアクリル 溶液とを混合し、次いで4ミル(100 マイクロメートル)のギャップに設定され たナイフ塗布機を使用し、シリコーン剥離ライナー上に塗布した。塗布した溶液 を10分間を要して空気乾燥させ、溶剤の殆どを除去し、次いで150 ℃で5分間加 熱し、この系の架橋を起こさせた。 例4及び比較例C4における硬化条件、ゲル含有量及び得られたポップオフの 結果、接着剤を表3に示す。 例5 アクリル接着剤を溶液重合により以下のように調製した: 1クォートの琥珀色ボトル内で、87.5部のイソオクチルアクリレートと12.5部の アクリル酸モノマーとを、94部のエチルアセテートと6部のイソプロパノールと からなる溶剤81.8部に加えた。この溶液に0.2 部のVAZOTM64熱遊離基開始剤を加 えた。1リットル/分の流量で2分間を要してボトルの内容物を窒素でパージし 、次いで55℃の水浴中で24時間振盪した。試料は、更に稀釈せずに使用した。ポ リマーは0.69の内部粘度を有し、接着剤溶液は53.8%固形分であることが分かっ た。 比較例C5において、比較例C1に記載したように11.59 μ当量(μeq)のビ スアミド架橋剤を例5の接着剤に加えた。適切な量のビスアミド溶液とアクリル 溶液とを混合し、次いで4ミル(100 マイクロメートル)のギャップに設定され たナイフ塗布機を使用し、シリコーン剥離ライナー上に塗布した。塗布した溶液 を10分間を要して空気乾燥させ、溶剤の殆どを除去し、次いで150 ℃で5分間加 熱し、この系の架橋を起こさせた。 例5及び比較例C5における硬化条件、ゲル含有量及び得られたポップオフの 結果、接着剤を表3に示す。 本発明の種々の改良及び変更は当業者により明らかになるであろうし、特許請 求の範囲は本明細書中の特定の実施例にのみ限定されるべきではない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,M W,MX,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SI,SK,TJ,TT,UA,UZ, VN (72)発明者 サッカー,ビマル ブイ. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133−3427, セント ポール,ポスト オフィス ボッ クス 33427 (番地なし)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.目に見える面から突き出している浮出し印を有する型押しされた極性支持 体、及び電子線硬化型感圧接着剤組成物により前記極性支持体の目に見える面に 接着された再帰反射性シートを含んでなるインフォメーションプレートであって 、前記接着剤組成物が極性モノマーをアクリルモノマーと重合させることにより 形成されるアクリルポリマーを含んでなるインフォーメーションプレート。 2.接着剤組成物がホットメルト感圧接着剤組成物である請求項1記載のイン フォーメーションプレート。 3.アクリルモノマーが、約4〜約12個の炭素原子を含むアルキル基を有す るアルキルアクリレート、約6〜約12個の炭素原子を含むアルキル基を有する アルキルメタクリレート、及びこれらの混合物からなる群より選ばれる、請求項 1記載のインフォメーションプレート。 4.極性モノマーが、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、スチレンスル ホン酸、マレイン酸、フマル酸、シトラコン酸、及びこれらの混合物からなる群 より選ばれる、請求項1記載のインフォメーションプレート。 5.接着剤組成物がイソオクチルアクリレートとアクリル酸のコポリマーを含 んでなる請求項1記載のインフォメーションプレート。 6.イソオクチルアクリレートとアクリル酸の比が約87.5:12.5〜約95:5 で ある請求項5記載のインフォメーションプレート。 7.電子線線量が約3から約8メガラドの間である請求項1記載のインフォメ ーションプレート。 8.電子線線量が約4から約7メガラドの間である請求項1記載のインフォメ ーションプレート。 9.硬化する前の接着剤組成物の内部粘度が約0.5 から約1.5 デシリットル/ グラムである請求項1記載のインフォメーションプレート。 10.内部粘度が約0.6 〜約1.0 である請求項9記載のインフォメーションプレ ート。 11.極性支持体がアルミニウムである請求項1記載のインフォメーションプレ ート。 12.再帰反射性シートが弾性及び耐久性のある透明カバーフィルムを含んでな る請求項1記載のインフォメーションプレート。 13.再帰反射性シートが、レンズが埋め込まれている再帰反射性シート及びレ ンズが封入されている再帰反射性シートからなる群より選ばれる、請求項1記載 のインフォメーションプレート。 14.前記印が1以上の文字と数字の組合せを含む請求項1記載のインフォメー ションプレート。 15.前記印が約60〜約120 ミルの深さで型押しされている請求項1記載のイン フォメーションプレート。 16.a)極性支持体を供給すること; b)極性モノマーとアクリルモノマーとを重合させることにより形成されるア クリルポリマーを含んでなる電子線硬化型感圧接着剤組成物をその底面に有する 再帰反射性シートを供給すること; c)前記接着剤により再帰反射性シートの底面を極性支持体の主表面に接着し 、複合体を形成すること;次いで d)前記複合体を型押しし、極性支持体の主表面から突き出している浮出し印 を含んでなる型押しインフォメーションプレートを形成すること; を含んでなる型押しインフォメーションプレートの製造方法。 17.接着剤組成物がホットメルト感圧接着剤組成物である請求項 16記載の方法。 18.アクリルモノマーが、約4〜約12個の炭素原子を含むアルキル基を有する アルキルアクリレート、約6〜約12個の炭素原子を含むアルキル基を有するアル キルメタクリレート、及びこれらの混合物からなる群より選ばれる、請求項16 記載の方法。 19.極性モノマーが、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、スチレンスル ホン酸、マレイン酸、フマル酸、シトラコン酸、及びこれらの混合物からなる群 より選ばれる、請求項16記載の方法。 20.接着剤組成物がイソオクチルアクリレートとアクリル酸のコポリマーを含 んでなる請求項16記載の方法。 21.イソオクチルアクリレートとアクリル酸の比が約87.5:12.5〜約95:5 で ある請求項16記載の方法。 22.電子線線量が約3から約8メガラドの間である請求項16記載の方法。 23.電子線線量が約4から約7メガラドの間である請求項16記載の方法。 24.硬化する前の接着剤組成物の内部粘度が約0.5 から約1.5 デシリットル/ グラムである請求項16記載の方法。 25.内部粘度が約0.6 〜約1.0 である請求項24記載の方法。 26.極性支持体がアルミニウムである請求項16記載の方法。 27.再帰反射性シートが弾性及び耐久性のある透明カバーフィルムを含んでな る、請求項16記載の方法。 28.再帰反射性シートが、レンズが埋め込まれている再帰反射性シート及びレ ンズが封入されている再帰反射性シートからなる群より選ばれる、請求項16記 載の方法。 29.複合体を型押しすることが、極性支持体に再帰反射性シートが接着された 時から1時間以内に行われる、請求項16記載の方法。 30.印を型押しすることが、1以上の文字と数字の組合せを型押しすることを 含む、請求項16記載の方法。 31.印を型押しすることが、約60から120 ミルの間の深さに印を型押しするこ とを含む、請求項16記載の方法。
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