JPH09510802A - マスク限界を決定するための方法及び装置 - Google Patents

マスク限界を決定するための方法及び装置

Info

Publication number
JPH09510802A
JPH09510802A JP8521532A JP52153296A JPH09510802A JP H09510802 A JPH09510802 A JP H09510802A JP 8521532 A JP8521532 A JP 8521532A JP 52153296 A JP52153296 A JP 52153296A JP H09510802 A JPH09510802 A JP H09510802A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
masking
value
masking component
component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8521532A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3918034B2 (ja
Inventor
デ ケルクホフ レオン マリア ファン
Original Assignee
フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ filed Critical フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ
Publication of JPH09510802A publication Critical patent/JPH09510802A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3918034B2 publication Critical patent/JP3918034B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/66Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission for reducing bandwidth of signals; for improving efficiency of transmission
    • H04B1/665Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission for reducing bandwidth of signals; for improving efficiency of transmission using psychoacoustic properties of the ear, e.g. masking effect

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 方法及び装置が、情報信号から周波数関数であるマスク限界曲線を決めるために、開示される。当該方法は、各周波数値に対する当該周波数値での周波数成分から生じる前記周波数値f(k)での第1マスキング成分MC(1,k)を決定し、前記周波数値での振幅スペクトルの振幅値PV(k)に対応する振幅を持つ第1の工程と、関連の周波数範囲を通じて一つの方向に行く場合に後続する周波数値に対する周波数値での第2マスキング成分MC(2,k)を決定する第2の工程と、前記周波数値に対する第2マスキング成分は、前記周波数値f(k−1)に先行する直近の周波数値だけでの第1マスキング成分MC(1,k−1)と第2マスキング成分MC(2,k−1)とから決定され、関連の前記周波数範囲を通じて逆方向に行く場合に後続する周波数値に対して周波数値での第3マスキング成分MC(3,k)を決定する第3の工程と、前記周波数値に対する第3マスキング成分は、前記周波数値に先行する直近の周波数値f(k+1)だけにおける少なくとも第1マスキング成分MC(1,k+1)と第3マスキング成分MC(3,k+1)とに関係があるマスキング情報から決定され、前記周波数値に対する(もしあるならば)第1、第2及び第3マスキング成分と関係があるマスキング情報から前記マスク限界曲線にある周波数値に対するマスキング値MV(k)を決めるための第4の工程とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】 マスク限界を決定するための方法及び装置 技術分野 本発明は、周波数関数である振幅スペクトルから、周波数関数であるマスク限 界曲線を決定する方法と、当該方法を実施するための装置とに関し、前記振幅ス ペクトルは、関連する周波数範囲内における多くの後続周波数値に対する振幅値 の形式である。 技術背景 このような方法及び装置は、関連文献リスト内の文献(1)及び(2)のヨー ロッパ特許公報第457,390-A1号(PHN13.328)及び第457,391-A1号(PHN13.329)から 既知である。他に、前記リスト内の文献(3)の「Subband coding of digital audio signals」by R.N.J.Veldhuis et al in Philips J.Res,Vol.44,pp.32 9-43,1989が参照される。 これらの文献は、周波数関数である振幅スペクトルから、「マスク限界曲線」 、即ちより簡潔に定義すると「マスク限界」を決定する様々な方法を説明する。 文献(1)及び(2)で説明された方法は、行列を用いた計算を利用する。前記 行列の各係数d(m,i)は、サブバンドi内の信号成分がサブバンドm内にあ る信号に関与するというマスキング効果のための尺度となる。結果として、サブ バンド番号の関数として、従って周波数の関数として、前記マスク限界を得るた めに、非常に多くの計算を行う必要がある。 発明の開示 本発明の目的は、前記方法及びこれに対応する装置を簡略化することである。 本発明に従う方法は、 各周波数値に対し、該周波数値での周波数成分から生じ、該周波数値に対する振 幅スペクトルの振幅値に対応する振幅を有する該周波数値での第一マスキング成 分を決定する第一工程と、 関連する周波数範囲を通じて一つの方向に進む場合に後続する周波数値に対して 、或る周波数値での第二マスキング成分を決定する第二工程であって、該周波数 値に対する第二マスキング成分は、該周波数値に先行する直近の周波数値だけに おける第一マスキング成分と第二マスキング成分とから決定され第二工程と、 関連する前記周波数範囲を通じて逆方向に進む場合に後続する周波数値に対して 、或る周波数値での第三マスキング成分を決定する第三工程であって、該周波数 値に対する第三マスキング成分は、該周波数値に先行する直近の周波数だけにお ける少なくとも第一マスキング成分と第三マスキング成分と関係があるマスキン グ情報から決定される第三工程と、 マスク限界曲線内の周波数値に対するマスク値を、該周波数値に対する第一、第 二及び第三マスキング成分(もしあるならば)と関係があるマスキング情報から 決定するための第四工程とを含む方法であることを特徴とする。 本発明は、第一工程でイン−バンドマスキングに対応するマスキング成分を計 算し、第二及び第三工程において、関連する周波数範囲を通じて一度目は一つの 方向に、二度目は逆方向へと2度行き、各回で周波数値に対する(第二又は第三 )マスキング成分を、その前の周波数値に対して前工程で得られたマスキング成 分と関係があるマスク情報から計算することにより、他の周波数成分でのマスキ ング効果を計算するという認識に基づいている。第一マスキング成分を得るため に第一工程で実行される計算は、前記行列の対角係数d(m,m)上に既知の方 法で実行される計算と関係する。第二マスキング成分を得るために第二工程で実 行される計算は、前記行列の係数d(m,m−1)又はd(m−1,m)上に既 知の方法で実行される計算と関係する。第三マスキング成分を得るために第三工 程で実行される計算は、前記行列の係数d(m−1,m)又はd(m,m−1) 上に既知の方法で実行される計算と関係する。このように、簡略化された方法及 び装置では、実行される計算は多くはない。 従属クレームは、第二及び第三工程での第二及び第三マスキング成分それぞれ と、第四工程でのマスク限界とを得る様々な方法を定める。 図面の簡単な説明 本発明のこれら及び他の特徴は、以下の図で詳細に説明される。第1図は、前 記方法の実施例を示し、第2図は、マスキング曲線が得られる情報信号の周波数 スペクトルと第一マスキング成分とを示し、第3A図及び第3B図は、第二マス キング成分の導出を示し、第4A図及び第4B図は、第三マスキング成分の導出 を示し、第5図は、装置の実施例を示し、第6図は、前記方法の第三工程を実行 する場合の第5図の装置の一部を示す。 発明を実施するための最良の形態 第1図は、前記方法の実施例の流れ図を示す。前記方法は、ブロック10で開 始される。最初に、情報信号、例えばデジタルオーディオ信号の信号ブロックに ついて、時間−周波数変換が実行される。この変換は、高速フーリエ変換(FT T)であり、ブロック12において実行される。フーリエ変換の結果を用いて、 周波数関数である振幅スペクトルが得られ、当該振幅スペクトルは、f(1)か らf(K)までの関連する周波数範囲における多くのK個の後続の周波数値f( k)に対する振幅値PV(k)の形式である。 次に、第一工程S1において、K個の周波数値f(k)各々に対して、この周 波数値での第一マスキング成分MC(1,k)が決定される(ブロック14参照 )。周波数値f(k)でのこの第一マスキング成分は、前記周波数値f(k)で の信号成分と、前記周波数値f(k)での振幅スペクトルの振幅値PV(k)に 対応する振幅を有することにより実現されるマスキング効果と対応する。前記文 献において、このマスキング成分は、「イン−バンド」マスキング成分と定義さ れている。 第二工程において、kは、2の値にセットされる(ブロック16参照)。次に 、ブロック18において、第二マスキング成分MC(2,k)が、先行する直近 の周波数値である周波数値f(k−1)での第一及び第二マスキング成分から、 周波数値f(k)に対して得られる。この導出は、後続の周波数値に対して繰り 返される(ブロック20及びブロック22参照)。 先行する(次に低い)周波数値に対する第一及び第二マスキング成分から、第 二マスキング成分を得るために、第二工程において、関連する周波数範囲の低い 境界から該周波数範囲の高い境界へと行くことは明らかだろう。 f(1)よりも低い周波数値は存在しないので、第二マスキング成分がこの周 波数値に対して得られないことは明らかでろう。f(2)に対する第二マスキン グ成分MC(2,2)は、f(1)のみによって第一マスキング成分MC(1, 1)から得られる。この導出は、第3A図に示されている。例として、第二マス キング成分MC(2,2)は、マスキング成分MC(1,1)から引き値を減算 することにより、マスキング成分MC(1,1)から導出される。 第3B図は、どの様に他の周波数値に対する第二マスキング成分MC(2,k )が得られるかを示している。更なる説明は、下記に示されるだろう。 次に、第一及び第二マスキング成分MC(1,K)とMC(2,K)とを組み 合わせることで、最高周波数値f(I)に対するマスク限界は今得られることが できる(ブロック24参照)。f(K)よりも高い周波数が存在しないので第三 マスキング成分がない(下記参照)という理由によりこれが、この周波数値に対 しては得られた。 第三工程において、変数kは、一つずつ減らされる(ブロック26参照)。次 に低い周波数f(k)に対して、第三マスキング成分MC(3,k)が、周波数 値f(k+1)での少なくとも第一及び第三マスキング成分から得られる(ブロ ック28参照)。この導出は、後続の周波数値に対して繰り返される(ブロック 30及び32参照)。 周波数値f(k)での第三マスキング成分MC(3,k)もまた、周波数値f (i+1)での第一、第二及び第三マスキング成分MC(1,i+1)、MC( 2,i+1)及びMC(3,i+1)の組み合わせから得られる。第三マスキン グ成分の導出は、第4A図及び第4B図を参照して以下に説明されるだろう。 第三工程において、先行する(次に高い)周波数値に対する、マスキング成分 から、第三マスキング成分を得るために、関連する周波数範囲の高い境界から該 周波数範囲の低い境界へ行くことは明らかであろう。 さらに、f(2)からf(K−1)までの周波数値に対するマスク限界値MV (k)は、第一、第二及び第三マスク成分MC(1,k)、MC(2,k)及び MC(3,k)から得られる(ブロック30参照)。 kが1に等しい時(ブロック32参照)、プログラムはブロック36を経て続 く。このブロックでは、マスク限界値MV(1)は、MC(2,1)が使えない のでMC(1,1)及びMC(3,1)から得られる。 次に、前記プログラムが終了するか(ブロック34参照)、又は繰り返され、 情報信号の新しい信号ブロックに対してはブロック12で始まり、これは最初に 述べられた信号ブロックと部分的に重なってもよい。 第1図から解るように、マスク限界値MV(k)の導出は、ブロック24、3 0及び36で達成される。これらのブロックは、前記マスク限界を決定するため の方法における第四工程であると定義される。この第四工程は、第三工程の終了 後に、必ずしも該第三工程の後に続く必要はない。前記マスク限界の導出は、動 作シーケンスの早め、即ち特定の周波数に対応する前記マスク限界を得るための 全ての情報が有効である時に、挿入されてもよい。これは、より少ない量の情報 が、中間記憶レジスタに記憶されるという利点を有する。 S2工程において第二マスキング成分MC(2,k)を得るために、第一マス キング成分MC(1,k−1)が有効でなければならないことは、さらに明らか である。従って、少なくとも一時的にS1工程において得られる第一マスキング 成分を記憶するために、メモリが有効でなければならない。その上、S3工程に おいて第三マスキング成分MC(3,k)が、MC(1,k+1)及びMC(3 ,k+1)の組み合わせから得られる状態において、少なくとも前記第三マスキ ング成分が得られるまで、MC(1,k+1)及びMC(3,k+1)に対する 値を記憶することを維持する必要があるだろう。 しかしながら、S3工程での第三マスキング成分MC(3,k)が、MC(1 ,k+1)、MC(2,k+1)及びMC(3、k+1)の組み合わせから得ら れる状態において、S2工程で、MC(1,k)及びMC(2,k)の組み合わ せである第四マスキング成分MC(4,k)をさらに計算でき、MC(1,k) の代わりにこのマスキング成分MC(4,k)を記憶でき、第三工程S3におけ る第三マスキング成分MC(3,i)を得るために、第四マスキング成分MC( 4,k+1)及び第三マスキング成分MC(3,k+1)を使用できる。その上 、第三 工程での各種の導出は、第二工程での導出とインターリーブされてもよい。 第2図は、ブロック12で実行される時間−周波数変換の結果を曲線40で示 す。この曲線40は、情報信号のパワーを表し、周波数関数としてdBの目盛に 沿ってプロットされる。この曲線は、関連する周波数範囲、例えば0から20k Hz内において、順次の周波数f(k)に対する振幅値PV(k)を成分とする 。ブロック12で実行されるFFTにより、等間隔の周波数値f(k)に対する 振幅値PV(k)を得るために使用することができる複素係数となる。第2図は 、参照番号42で示される第二曲線を示す。この曲線42は、周波数値f(k) に対する第一マスキング成分MC(1,k)を表す。この様な第一マスキング成 分MC(1,j)が一つ示されている。K個の第一マスキング成分MC(1,0 )からMC(1,K)までにより形成されるこの曲線は、第一工程S1において 得られる。第一マスキング成分MC(1,k)は、PV(1,k)からの予め決 められたdB値を減算することにより、振幅値PV(1,k)から得られる。こ の予め決められたdB値は、定数であってもよく、又は周波数依存、即ちkへの 依存でもよい。 第3A図及び第3B図は、どの様に第二マスキング成分が得られるかを示して いる。第3A図は、第一マスキング成分MC(1,1)からの第二マスキング成 分MC(2,2)の導出を示し、この導出は前に述べられた。第3B図は、他の 周波数値kに対する第二マスキング成分の導出を示す。第3B図は、3個の順次 周波数f(k−1)、f(k)及びf(k+1)それぞれに対する第一マスキン グ成分MC(1,k−1)、MC(1,k)及びMC(1,k+1)を示す。周 波数f(k)に対する第二マスキング成分は、先行する周波数値f(k−1)の 第一マスキング成分MC(1,k−1)及び第二マスキング成分MC(2,k− 1)の組み合わせから得られる。結果として、第二マスキング成分MC(2,k )が既知であると仮定できる。今、第四マスキング成分MC(4,k)が、マス キング成分MC(1,k)及びMC(2,k)との組み合わせによって計算され る。次に、第二マスキング成分MC(2,i+k)は、MC(4,k)から、例 えば、MC(4,k)から引き値(dB)を再度引くことで得られる。 第四マスキング成分MC(4,k)を得るために周波数f(k)に対する第一 及び第二マスキング成分の組み合わせは、線形を基礎として2つの成分を合計す ることで達成される。第3B図における前記成分が、dBの目盛り上にプロット されるので、第四マスキング成分は、第一及び第二マスキング成分のどちらか大 きな成分よりもほんの少しだけ大きい。 第4A図は、前記周波数f(K−1)に対する第3マスキング成分を得るやり 方、即ち第4マスキング成分MC(4,K)から引き値(dBで)を減算するこ とにより、得るやり方を示す。第3マスキング成分を得るための前記引き値は、 第2マスキング成分を得るための引き値より、一般に大きいだろう。第3マスキ ング成分MC(3,K−1)が第1マスキング成分MC(1,K)単独から得る ことができたということは、ここに注意されたい。第4B図は、他の周波数値に 対する第3マスキング成分がどのように得られるかを示す。第4B図は、2個の 続く周波数f(k)及びf(k+1)に対する第1マスキング成分MC(1,k )及びMC(1,k+1)をそれぞれ示す。他に、前記周波数f(k+1)に対 する第3マスキング成分MC(3,k+1)が示される。第4B図において、周 波数f(k)に対する第3マスキング成分MC(3,k)が、先行する周波数値 f(i+1)の第1マスキング成分MC(1,k+1)と第3マスキング成分M C(3、k+1)との組み合わせから得られる。第5マスキング成分MC(5, k+1)が、前記マスキング要素MC(1,k+1)とMC(3,k+1)との 組み合わせにより、計算される。次に、第3マスキング成分MC(3,k)は、 MC(5,k+1)から得ることができ、第3マスキング成分MC(3,k)と なる。MC(5,k+1)を得るために、マスキング成分MC(1,k+1)と MC(3,k+1)との組み合わせが、線形又は対数を基にして、再度実現され る。第3マスキング成分MC(3,k)の導出が、MC(5,k+1)から引き 値を減算することにより、再度実現される。 更に、関連の周波数範囲内の最高周波数に対しては、より高い周辺周波数はな く、その周波数に対する第3マスキング成分を得ることはできない。 第2マスキング成分と第3マスキング成分とを取り出す数学は、前記文献でわ かるように、周知のマスキング理論に基づく。前記文献リストの文献(3)が参 照される。特に、当該文献の第4章及び第5図である。この図で、曲線は、近傍 の低い及び高い周波数上の信号成分の、ある正規化された周波数f=1の信号成 分のマスキング効果を示して与えられる。この図でわかるように、このマスキン グ効果は、2つの線で示される。前記正規化された周波数f=1を超える増大周 波数に対する第1の線と、前記正規化された周波数より低い減衰周波数に対する 第2の線である。第2の線の傾きは、当該図の第1の線の傾きより急峻である。 この図はこのように、第2及び第3マスキング成分の導出のための基として用い られる。特に、この図の第1の線は、第2工程で第2マスキング成分を得るため に使うことができる。これは、第3A図及び第3B図に示され、第3A図の2つ の矢印MC(1,1)及びMC(2,2)のような、2個の後続周波数に対する 各時間の2つの矢印の頂部を相互接続する線は、文献(3)の第5図の第1の線 と等価である。 さらに、この図の第2の線は、第3工程で第3マスキング成分を得るために用 いることができる。これは、第4A図及び第4B図に示され、第4A図の2つの 矢印MC(2,K)及びMC(3,K−1)のような、2個の後続周波数に対す る各時間の2つの矢印の頂部を相互接続する線が、文献(3)の第5図の第2の 線と等価である。 第3A図及び第3B図のこれらの線の傾きを第4A図及び第4B図の線と比較 すると、第4A図及び第4B図の線の傾きがより急峻であることは明らかであり 、これは文献(3)の第5図と一致する。 第3マスキング成分が、第1、第2及び第3マスキング成分の組み合わせから 得られることは、注意されたい。これについては、上述の説明の後、このような 導出を述べるような更なる説明はされない。 第5図は、当該方法を実施するための装置の実施例を示す。当該装置は、前記 情報信号を入力するための入力端子50を有する。入力端子50は、時間−周波 数変換器52の入力部と結合され、前記情報信号の信号ブロックでこの実施例で はFFTを実行し、フーリエ変換の結果からパワースペクトルを取り出す。これ は、乗算器54の入力部に与えられる振幅値PV(k)となる。乗算器54の出 力部は、乗算器58の入力部と結合される出力部を持つメモリ56の入力部と結 合される。 メモリ56は、メモリ56のアドレス入力部62へ与えられるアドレスkによ り特定される対応のメモリ位置に、Kの振幅値PV(k)を記憶するために適す る。乗算器58の出力部は、メモリ60の出力部と結合される第2の入力部を持 つ減算回路64の入力部と結合される。減算回路64の出力部は、乗算器54の 第2の入力部と結合される。 第1工程で、Kの周波数値f(k)に対する第1マスキング成分が、前記振幅 PV(k)から予め決められた値を減算することにより得られる。前記予め決め られた値が定数ならば、メモリ60は前記定数を記憶するための1個の記憶位置 だけを持つ。しかしながら、前記予め決められた値が定数ではなく、周波数に依 存するとする。結果として、メモリ60は、前記Kの周波数値の各々に対して一 つである、Kの予め決められた値を記憶するためのK個の記憶位置を持つ。従っ て、メモリ60は、前記K個の記憶位置をアドレスするためのアドレス入力部6 6を必要とする。 乗算器58の第2の出力部は、組み合わせユニット70の第1入力部と結合さ れる。組み合わせユニット70の出力部は、乗算器54の第3の入力部と同様に 、導出回路72の入力部と結合される。導出回路72の出力部は、メモリ74を 介して、組み合わせユニット70の第2の入力部と結合される。 第5図の装置の機能が、これから述べられる。 第1の工程で、前記Kの振幅値は、入力部62への後続するアドレスにより、 メモリ56から続けて読み出され、乗算器58を介して減算回路64に与えられ る。さらに、メモリ60は、アドレス入力部66へのアドレスにより、後続の予 め決められた値を減算回路64の第2入力部に与える。メモリ60は、前記周波 数値f(k)に対応する前記予め決められた値を、この同じ周波数に対する前記 振幅値PV(k)がメモリ56により減算回路64に与えられる時に、減算回路 64に与える。結果として、第1マスキング成分MC(1,k)は、減算回路6 4の出力部で利用でき、乗算器54を介してメモリ56の入力部に与えられる。 この第1マスキング成分は、次に前記振幅PV(k)がもともと記憶されている 同じ記憶位置に、メモリ56内に記憶される。この工程は、全ての周波数成分に 対して繰り返される。 第2の工程で、第3A図及び第3B図に述べられる第2マスキング成分の導出 が実行される。メモリ56の第1メモリ位置に記憶される、第1マスキング成分 MC(1,1)は、乗算器58を介して、入力部62への第1アドレスにより、 組み合わせ回路70の第1入力部に与えられる。メモリ74は、その中にゼロの 値を記憶させる。このように、第1マスキング成分MC(1,1)は、導出回路 72の入力部に与えられる。導出回路72は、その入力部に与えられる前記マス キング成分に応答して、その出力部にある第2マスキング成分を取り出すように 適合される。結果として、第2マスキング成分MC(2,2)が得られ、メモリ 74に記憶される。次に、第1マスキング成分MC(1,2)は、組み合わせ回 路70の第1の入力部に与えられる。組み合わせ回路70の出力部で、第4マス キング成分MC(4,2)が利用でき、乗算器54の第3の入力部に与えられ、 第2の記憶位置でメモリ56に記憶され、これによりその位置に記憶される第1 マスキング成分MC(1,2)を上書きする。さらに、第4マスキング成分MC (4,2)は、第2マスキング成分MC(2,3)となり、メモリ74に記憶さ れる。 一般には、第1マスキング成分MC(1,k)が、組み合わせ回路70の第1 入力部に与えられる。組み合わせ回路70の出力部で、第4マスキング成分MC (4,k)が利用でき、乗算器54の第3の入力部に与えられ、k番目の記憶位 置でメモリ56に記憶され、これにより、その位置に記憶される第1マスキング 成分MC(1,k)を上書きする。さらに、第4マスキング成分MC(4,k) は、第2マスキング成分MC(2,k+1)となり、メモリ74に記憶される。 第3の工程で、第4A図及び第4B図に述べられる第3マスキング成分の導出 が実行される。回路素子70、72及び74は、同様にこの目的のために用いら れる。第3の工程を始める前に、メモリ74は、ゼロに設定される必要がある。 さらに、導出回路72は、第3マスキング成分を取り出すことができるように、 再設定されるべきである。第3の工程での前記装置の機能が、第6図を使って述 べられる。第6図は、上述の素子だけを示し、この導出回路は、導出が今は他の モードで機能することを示す参照番号72’を持つ。 メモリ56の最後のメモリ位置に記憶される、第4マスキング成分MC(4, K)は、乗算器58を介して、入力部62へのアドレスKにより、組み合わせ回 路70の第1入力部に与えられる。メモリ74は、その中にゼロの値を記憶する ので、第4マスキング成分MC(4,K)は、導出回路72’の入力部に与えら れる。導出回路72’は、その入力部に与えられる前記マスキング成分に応答し て、その出力部にある第3マスキング成分を取り出すように適合される。結果と して、第3マスキング成分MC(3,K−1)が得られ、メモリ74に記憶され る。次に、第4マスキング成分MC(4,K−1)は、組み合わせ回路70の第 1の入力部に与えられる。組み合わせ回路70において、マスキング成分MC( 3,K−1)及びMC(4,K−1)は、組み合わされてその出力部で利用でき る第5マスキング成分MC(5,K−1)となる。MC(5,K−1)は、乗算 器54の第3の入力部に与えられ、最後から1つ前の記憶位置でメモリ56に記 憶され、これによりその位置に記憶される第4マスキング成分MC(4、K−1 )を上書きする。さらに、第5マスキング成分MC(5、K−1)は、第3マス キング成分MC(3、K−2)となり、メモリ74に記憶される。 一般に、第4マスキング成分MC(4,k)が、組み合わせ回路70の第1入 力部に与えられる。前記組み合わせ回路の出力部で、第5マスキング成分MC( 5,k)が利用でき、乗算器54の第3の入力部に与えられ、k番目の記憶位置 でメモリ56に記憶され、これにより、その位置に記憶される第4マスキング成 分MC(4,k)を上書きする。さらに、第5マスキング成分MC(5,k)は 、第3マスキング成分MC(3、k−1)となり、メモリ74に記憶される。 第3の工程を終了した後で、メモリ56は、第5マスキング成分を有する。こ れらマスキング成分は、第1、第2及び第3マスキング成分を効果的に組み合わ せることにより、得られた。このように、メモリ56は、その入力部に与えられ る前記情報信号に対する前記マスク限界曲線を有する。この実施例においては、 第4の工程は、前記マスク限界を得るために、第2及び第3工程内にこのように 含まれた。 引用文献 (1)ヨーロッパ特許公報457,390-A1号(PHN 13.328) (2)ヨーロッパ特許公報457,391-A1号(PHN13.329) (3)Philips J.Res.Vol.44,pp.329-43,1989,R.N.J.Veldhuis et al’S ubband coding of digital audio signals’
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 +1)とに関係があるマスキング情報から決定され、前 記周波数値に対する(もしあるならば)第1、第2及び 第3マスキング成分と関係があるマスキング情報から前 記マスク限界曲線にある周波数値に対するマスキング値 MV(k)を決めるための第4の工程とを有する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.周波数関数である振幅スペクトルから周波数関数であるマスク限界曲線を決 定する方法であって、前記振幅スペクトルは関連の周波数範囲内の多くの後続周 波数値に対する振幅値の形式であり、当該方法は、 各周波数値に対して該周波数値での周波数成分から生じ、該周波数値での前記振 幅スペクトルの振幅値に対応する振幅を持つ該周波数値での第1マスキング成分 を決定する第1の工程と、 関連の周波数範囲を通じて一つの方向に行く場合に後続する周波数値に対して或 る周波数値での第2マスキング成分を決定する第2の工程であって、該周波数値 に対する第2マスキング成分は該周波数値に先行する直近の周波数値だけにおけ る第1マスキング成分及び第2マスキング成分から決定される第二の工程と、 関連の前記周波数範囲を通じて逆方向に行く場合に後続する周波数値に対して或 る周波数値での第3マスキング成分を決定する第3の工程であって、該周波数値 に対する第3マスキング成分は該周波数値に先行する直近の周波数値だけにおけ る少なくとも第1マスキング成分及び第3マスキング成分と関係があるマスキン グ情報から決められる第三の工程と、 前記マスク限界曲線での周波数値に対するマスク値を該周波数値に対する(もし あるならば)第1、第2及び第3マスキング成分と関係があるマスキング情報か ら決定する第4の工程とを、 有する方法。 2.第4マスキング成分は、周波数値に対して当該周波数値での第1マスキング 成分と第2マスキング成分との組み合わせから得られ、前記第2の工程において 、前記周波数値での第2マスキング成分は、前記先行する周波数値での第4マス キング成分から得られることを特徴とする請求項1に記載の方法。 3.前記第3の工程において、前記周波数値での第3マスキング成分は、前記先 行する周波数値での第4マスキング成分及び第3マスキング成分から得られるこ とを特徴とする請求項2に記載の方法。 4.前記第3の工程において、前記周波数値での第3マスキング成分は、前記先 行する周波数での第1、第2及び第3マスキング成分から得られることを特徴と する請求項1に記載の方法。 5.前記第4の工程において、前記周波数での前記マスク値は、前記周波数での 第1、第2及び第3マスキング成分から得られることを特徴とする請求項1に記 載の方法。 6.周波数関数である振幅スペクトルから周波数関数であるマスク限界曲線を決 定するための装置であって、前記振幅スペクトルは関連の周波数範囲内の多くの 後続周波数値に対する振幅値の形式であり、当該装置は、 前記多くの後続の周波数値に対する前記振幅値を入力するための端子と、 各周波数値に対して当該周波数値での周波数成分から生じ、当該周波数値での前 記振幅スペクトルの前記振幅値に対応する振幅を持つ当該周波数値での第1マス キング成分を決定するための第1の手段と、 関連の周波数範囲を通じて一つの方向に行く場合に後続する周波数値に対して或 る周波数値での第2マスキング成分を決定するための第2の手段であって、当該 周波数値に対する第2マスキング成分は当該周波数値に先行する直近の周波数値 だけにおける第1マスキング成分及び第2マスキング成分から決められ、前記周 波数値の各々に対して少なくとも一つのマスキング成分を記憶するためのメモリ 手段を有する前記第2の手段と、 関連の前記周波数範囲を通じて逆方向に行く場合に後続する周波数値に対して或 る周波数値での第3マスキング成分を決定するための第3の手段であって、当該 周波数値に対する第3マスキング成分は当該周波数値に先行する直近の周波数値 だけにおける少なくとも第1マスキング成分及び第3マスキング成分と関係があ るマスキング情報から決められる第三の手段で、 前記マスク限界曲線での各周波数値に対するマスク値を当該周波数値に対する( もしあるならば)第1、第2及び第3マスキング成分と関係があるマスキング情 報から決定するための第4の手段とを、 有する装置。 7.前記第1の手段は、前記周波数値での第1マスキング成分を得るために、前 記周波数値での前記振幅値から引き値を減算するための減算手段を有することを 特徴とする請求項6に記載の装置。 8.前記メモリ手段は、前記周波数値の各々に対する第1マスキング成分と少な くとも多くの前記周波数値に対する第2マスキング成分とを記憶するのに適合す ることを特徴とする請求項6に記載の装置。 9.前記第2の手段は、前記周波数に対する第4マスキング成分を得るために、 前記周波数での第1及び第2マスキング成分を組み合わせるための組み合わせ手 段を有し、前記メモリ手段は、第4マスキング成分を記憶するために適合するこ とを特徴とする請求項6に記載の装置。 10.前記第2の手段は、前記先行する周波数値での第4マスキング成分から前 記周波数値での第2マスキング成分を得るための導出手段を有することを特徴と する請求項9に記載の装置。 11.前記第3の手段は、前記先行する周波数値での第4マスキング成分及び第 3マスキング成分から前記周波数値での第3マスキング成分を得るための導出手 段を有することを特徴とする請求項9又は10に記載の装置。 12.前記第3の手段は、第5マスキング成分を得るために、第1及び第3マス キング成分を組み合わせるための組み合わせ手段と、前記先行する周波数値での 第5マスキング成分から前記周波数値での第3マスキング成分を得るための導出 手段とを有することを特徴とする請求項9に記載の装置。 13.前記導出手段は、第3マスキング成分を得るために、第5マスキング成分 から引き値を減算するための減算手段を有することを特徴とする請求項12に記 載の装置。 14.前記引き値は周波数依存することを特徴とする請求項7又は13に記載の 装置。 15.前記第4の手段は、互いに第1、第2及び第3マスキング成分を加算する ための加算手段を有することを特徴とする請求項6に記載の装置。 16.前記装置は時間−周波数変換手段をさらに有し、当該変換手段は、時間関 数である情報信号を入力するための入力部と前記情報信号に応答して周波数関数 である前記振幅スペクトルを供給するための出力部とを持ち、前記変換手段の前 記出力部は、入力するための前記端子と結合されることを特徴とする請求項6に 記載の装置。
JP52153296A 1995-01-09 1995-11-29 マスク限界を決定するための方法及び装置 Expired - Fee Related JP3918034B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL95200031.3 1995-01-09
EP95200031 1995-01-09
PCT/IB1995/001079 WO1996021975A1 (en) 1995-01-09 1995-11-29 Method and apparatus for determining a masked threshold

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09510802A true JPH09510802A (ja) 1997-10-28
JP3918034B2 JP3918034B2 (ja) 2007-05-23

Family

ID=8219948

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52153296A Expired - Fee Related JP3918034B2 (ja) 1995-01-09 1995-11-29 マスク限界を決定するための方法及び装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5687282A (ja)
EP (1) EP0749647B1 (ja)
JP (1) JP3918034B2 (ja)
AT (1) ATE232665T1 (ja)
DE (1) DE69529609T2 (ja)
WO (1) WO1996021975A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999062189A2 (en) * 1998-05-27 1999-12-02 Microsoft Corporation System and method for masking quantization noise of audio signals
EP1228507B1 (en) * 1999-10-30 2003-05-28 STMicroelectronics Asia Pacific Pte Ltd. A method of reducing memory requirements in an ac-3 audio encoder
US6778953B1 (en) * 2000-06-02 2004-08-17 Agere Systems Inc. Method and apparatus for representing masked thresholds in a perceptual audio coder
US8285382B2 (en) * 2000-08-21 2012-10-09 Cochlear Limited Determining stimulation signals for neural stimulation
AUPQ952800A0 (en) * 2000-08-21 2000-09-14 Cochlear Limited Power efficient electrical stimulation
US9008786B2 (en) * 2000-08-21 2015-04-14 Cochlear Limited Determining stimulation signals for neural stimulation
US7822478B2 (en) * 2000-08-21 2010-10-26 Cochlear Limited Compressed neural coding
AUPR604801A0 (en) * 2001-06-29 2001-07-26 Cochlear Limited Multi-electrode cochlear implant system with distributed electronics
US7062429B2 (en) * 2001-09-07 2006-06-13 Agere Systems Inc. Distortion-based method and apparatus for buffer control in a communication system
FR2862799B1 (fr) * 2003-11-26 2006-02-24 Inst Nat Rech Inf Automat Dispositif et methode perfectionnes de spatialisation du son
US8515540B2 (en) 2011-02-24 2013-08-20 Cochlear Limited Feedthrough having a non-linear conductor

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5274711A (en) * 1989-11-14 1993-12-28 Rutledge Janet C Apparatus and method for modifying a speech waveform to compensate for recruitment of loudness
US5367608A (en) * 1990-05-14 1994-11-22 U.S. Philips Corporation Transmitter, encoding system and method employing use of a bit allocation unit for subband coding a digital signal
NL9001127A (nl) * 1990-05-14 1991-12-02 Philips Nv Kodeerinrichting bevattende een subbandkoder, en een zender voorzien van de kodeerinrichting.
NL9001128A (nl) * 1990-05-14 1991-12-02 Philips Nv Kodeerinrichting bevattende een subbandkoder, en een zender voorzien van de kodeerinrichting.
US5365553A (en) * 1990-11-30 1994-11-15 U.S. Philips Corporation Transmitter, encoding system and method employing use of a bit need determiner for subband coding a digital signal
JP3278900B2 (ja) * 1992-05-07 2002-04-30 ソニー株式会社 データ符号化装置及び方法
GB2269967A (en) * 1992-08-22 1994-02-23 Central Research Lab Ltd Audio data compression
WO1995012254A1 (en) * 1993-10-27 1995-05-04 Philips Electronics N.V. Transmission and reception of a first and a second main signal component

Also Published As

Publication number Publication date
EP0749647B1 (en) 2003-02-12
DE69529609D1 (de) 2003-03-20
WO1996021975A1 (en) 1996-07-18
EP0749647A1 (en) 1996-12-27
US5687282A (en) 1997-11-11
ATE232665T1 (de) 2003-02-15
JP3918034B2 (ja) 2007-05-23
DE69529609T2 (de) 2003-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4232192A (en) Moving-average notch filter
US5583784A (en) Frequency analysis method
US7065487B2 (en) Speech recognition method, program and apparatus using multiple acoustic models
JPH09510802A (ja) マスク限界を決定するための方法及び装置
US20130046540A9 (en) Restoration of high-order Mel Frequency Cepstral Coefficients
JP4127094B2 (ja) 残響音生成装置およびプログラム
US7072429B1 (en) Filter coefficient setting technique for variable filtering process and variable sampling frequency conversion
US6446103B2 (en) Nonrecursive digital filter and method for calculating the coefficients of the filter
US7196642B2 (en) Circuitry and method for sampling audio data
Rothweiler On polynomial reduction in the computation of LSP frequencies
US4797847A (en) Discrete cosine transformer
Mourjopoulos et al. Theory and real-time implementation of time-varying digital audio filters
US6526429B1 (en) Method for designing all pass digital filters
US20030108108A1 (en) Decoder, decoding method, and program distribution medium therefor
US11611839B2 (en) Optimization of convolution reverberation
JPH05118906A (ja) 音響測定方法およびその装置
Mersereau An algorithm for performing an inverse chirp z-transform
German Short kernel fifth-order interpolation
JP3338573B2 (ja) サブバンド分割演算回路
JP2789600B2 (ja) 周波数推定方式
JP2561030B2 (ja) 離散コサイン変換装置
US20080155001A1 (en) Method for efficient and zero latency filtering in a long impulse response system
US6308194B1 (en) Discrete cosine transform circuit and operation method thereof
JP3089690B2 (ja) ディジタルデータの高能率符号化方法
US20040032920A1 (en) Methods and systems for providing a noise signal

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050802

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20051101

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20051219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060130

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060328

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060725

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees