JPH09510640A - 滅菌装置および滅菌方法のためのプラズマ混合ガス - Google Patents

滅菌装置および滅菌方法のためのプラズマ混合ガス

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JPH09510640A JP7524804A JP52480495A JPH09510640A JP H09510640 A JPH09510640 A JP H09510640A JP 7524804 A JP7524804 A JP 7524804A JP 52480495 A JP52480495 A JP 52480495A JP H09510640 A JPH09510640 A JP H09510640A
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Abstract

(57)【要約】 プラズマ滅菌方法は、滅菌されるべき物品を、予め混合された酸素,水素,および希ガスの中性の活性種に曝すステップと、前記プラズマへの物品の曝しは、減圧下で滅菌室の温度が63℃以下で滅菌効果が十分に得られる期間行われる。物品の前記プラズマ滅菌装置は、プラズマ発生器と、滅菌室と、プラズマ発生器と流通結合する加圧されたガス混合気源を含む。前記加圧された混合ガスは希ガスと実質的に不燃性の水素と酸素の混合気であって、好ましくは、約2.0から2.4(v/v)パーセントの間の水素と約2.6から3.0(v/v)パーセントの間の酸素である。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 滅菌装置および滅菌方法の ためのプラズマ混合ガス 発明の分野 本発明はガス種による物品の滅菌に関する。特に本発明は、アルゴン等の希ガ スにおいて、酸素と水素の混合ガスから発生するガスプラズマの中性活性種で物 品を滅菌するための装置およびその方法に関する。発明の背景 種々のガス滅菌方法は過去に研究されてきた。酸化エチレンおよび他の滅菌性 のあるガスを使用する方法は、薬剤から外科器材まで広範囲の医療製品を滅菌す るために広く使用されている。ラッセル.エイ.の「細菌芽胞の破壊」,ニュー ヨーク,アカデミック出版(1982年)で要約されているように、照射のみか 、もしくは滅菌性のガスとの照射もまた研究されてきた。 滅菌方法は、滅菌される物品もしくは品物およびその包装に損傷を与えること なく、全ての微生物を効果的に生存不能にしなければならない。しかしながら、 この酸化エチレンや照射方法等の基準を満たす多くの 滅菌性のガスは、労働者およびその環境に安全性についての危険をもたらすと認 識されている。最近の法律では、労働環境における(発癌性物質の疑いのある) 酸化エチレン等の危険性のあるガスの量が厳しく制限されたり、毒性残渣か排気 生成物をつくるいかなる装置もしくは方法をも使用することが制限されている。 このことは、病院および他の健康産業界に本格的な危機をもたらす。先行技術の記述 容器を滅菌するためにプラズマを使用することは、米国特許第 3,383,163号で 提案された。プラズマとは、異なる放射源からの力を応用して発生するガスの電 離体である。電離ガスは、滅菌する物品の表面にある微生物と接触し、効果的に 微生物を破壊する。 滅菌プラズマは広範囲のガスで得られてきた。例えば、アルゴン,ヘリウムも しくはキセノン(米国特許第 3,851,436号);アルゴン,窒素,酸素,ヘリウム もしくはキセノン(米国特許第 3,948,601号);グルタルアルデヒド(米国特許 第 4,207,286号);酸素(米国特許第 4,321,232号);酸素,窒素,ヘリウム, アルゴンもしくはパルス的に加圧されたフレオン(米国特許第 4,348,357号); 過酸化水素(米国特許第 4,643,876 号);亜酸化窒素か酸素と混合した亜酸化 窒 素、ヘリウムもしくはアルゴン(日本出願番号 103460-1983);および亜酸化窒 素かオゾンと混合した亜酸化窒素(日本出願番号 162276-1983)である。残念な がらこれらのプラズマは滅菌する物品、特に包装材料に対して高い腐食性をもつ ことが証明され、滅菌物品上に毒性残渣を残し、もしくは安全性もしくは環境に 対して危険をもたらす。 非プラズマガスの滅菌手段については、オゾン(米国特許第 3,704,096号)お よび過酸化水素(米国特許第 4,169,123号、第 4,169,124号、第 4,230,663号、 第 4,366,125号、第 4,289,728号、第 4,437,567号および第 4,643,876号)を使 用することが記述されている。これらの材料は、滅菌の応用方法を限定する一定 の処置方法があり、いくつかの応用方法では毒性で望ましくない残渣を残すもの である。 米国特許第 3,851,436号および第 3,948,601号で記述されているプラズマガス 滅菌装置は、プラズマRF発生室を含む。アルゴン,ヘリウム,窒素,酸素もし くはキセノンで室内で生成したガスプラズマは、別の滅菌真空室に移される。米 国特許第 4,643,876号は滅菌室としても機能する過酸化水素プラズマRF発生室 を記述している。整合回路網がプラズマ発生範囲内で伝導性の変化に調整する為 にRF装置に必要とされるている。発明の要約 プラズマ滅菌のための本発明の方法は、プラズマの中性活性種に物品を滅菌す るように露出することを含み、前記プラズマは1から10(v/v)パーセント酸素 および希ガスにおいて2から8(v/v)パーセント水素からなるガス混合物から生 成され、最適には約2.6から約3.0(v/v)パーセント酸素と約2.0から約2. 4(v/v)パーセント水素のガス混合物であり、他は加圧源から前もって混合され 配送されたアルゴンもしくはヘリウムである。ガス滅菌を行う前記プラズマは6 3℃の温度、0.1から150トールまでの圧力、望ましくは1から40トール で実行される。 物品のプラズマ滅菌を目的とする本発明の装置は、プラズマ発生装置および滅 菌室を含む。プラズマ発生装置は、加圧源から前もって混合されたガス混合物を 受ける入口を持つ。加圧されたガス混合物源は、希ガスを持ち、さらに水素と酸 素の不燃焼混合物である1つの容器(もしくは同一の内容の複数の容器)である 。ガス混合物は、不燃焼混合物で2200psigから2500psigの間に加圧され るのが望ましく、前記不燃焼混合物は、約2.0から2.4(v/v)パーセント水素 の間および約2.6から3.0(v/v)パーセント酸素の間が望ましい。図面の簡単な説明 図1は、本発明のプラズマ滅菌装置の平面図である。 図2は、図1のプラズマ滅菌装置実施例の正面図である。 図3は、図2での線3−3に沿って切断して示された図1および図2のプラズ マ滅菌装置実施例の横断面図である。 図4は、線4−4に沿って切断して示された、図3のプラズマ滅菌装置実施例 の横断面図である。 図5は、図3の線5−5に沿って切断して示された、管54の横断面図である 。 図6は、図3の線6−6に沿って切断して示された、管58の横断面図である 。 図7は、図3の線7−7に沿って切断して示された、管56の横断面図である 。 図8は、図1の実施例のプラズマ発生管および組立の部分的横断面図である。 図9は、図8にあるプラズマ発生装置のプラズマ発生管の部分的な詳細横断図 である。 図10は、図3の線10−10に沿って切断して示された、図1の実施例の導 波管の横断面図である。 図11は、本発明のプラズマ滅菌装置の代替の1つの導波管実施例の側面横断 面図である。 図12は、線12−12に沿って切断して示された、 図11の実施例の導波管の横断面図である。 図13は、本発明の複数のマグネトロンの側横断面図である。 図14は、図13の線14−14に沿って切断して示された、本発明のプラズ マ滅菌装置の複数の導波管の実施例の正面横断面図である。 図15は、図13の実施例のプラズマ発生装置の管および組立の部分的横断面 図である。 図16は、本発明にしたがってガス混合物から生成されたプラズマを使用する 本発明を実施した時の、典型的な残留物曲線を図で示している。生物学的指標( ここではバチルス属)が分単位の生存時間である縦軸で使用された。本発明の詳細な説明 病院は本来、道具を滅菌するための滅菌剤および加圧蒸気滅菌装置に頼ってい た。最近では、酸化エチレンガス滅菌により包装物品、薬および医療用品の滅菌 が可能となり、病院のシステムはかなりこれらの手順に頼っている。しかしなが ら、酸化エチレンは現在、危険な発癌性物質であると見られており、労働者を安 全に守り、環境を保護する多くの新しい州法は病院環境で酸化エチレンをこれ以 上使用する事を制限している。さらに、酸化エチレンはいくつかの他の点から危 険な材料であることが知られている。その純粋な状態では、それは爆発性かつ燃 焼性の特質をもち、それ故に全ての設備が不燃焼と分類されるよう作られなけれ ばならない。最も広く用いられている希釈されたり、もしくは非爆発性の混合物 の形には、過フッ化炭化水素(フレオン)があるが、それはもはや環境上利用で きないものである。また、それはかなり発癌性物質の疑いが強く、労働者の安全 保護および環境への放出に関しての州および連邦局による厳重な規制を受けてい るので、かなりの負担および規制が全ての適用方法での酸化エチレン滅菌装置を 使用することに施かれてきた。 種々のガスを使用する多数のガスプラズマ滅菌装置が、今まで特許文献に記述 されている。いくつか商業上製造されてきたものがある。いくつかは、残渣汚染 問題に焦点を合わせている。前述したガス滅菌装置は、現在規制されているいく つかの州の残渣および排気放射の安全基準を満たしておらず、なぜなら、それら は、望ましくない残渣を残し、病院の職員に危険の可能性をもたらす排気放射を 生成し、包装器材の望ましくない破壊につながるからである。ある危険を他のも のに代用することになるので、それらはこのように酸化エチレン滅菌装置を取り 替えることでは満足できない。 本発明のガス滅菌装置は、酸素と水素の不燃性混合 物とともに、アルゴンもしくはヘリウムのような希ガスを含むガス混合物からプ ラズマを生成する。この混合物は、鉱山局により出されている基準の認可を受け た産業で証明されているのは、燃焼の一定基準以下である燃焼性支持ガスの凝縮 のために、不燃焼のものとして指定されているからである。鉱山局公報503の 「ガスおよび蒸気の燃焼制限」および公報627の「燃焼ガスおよび蒸気の燃焼 特性」を参照されたい。ルイス等の「急燃焼フレームおよびガス燃焼」、アカデ ミック出版(1951年)によれば、空気中の水素の最低燃焼限度は、4.00 %(v/v)である。 滅菌過程での使用後のガス混合物の排気ガス生成物は、完全に現在の環境およ び労働者の安全性の基準を満たす。なぜなら、プラズマの生成物がほぼ完全な水 蒸気、二酸化炭素および大気中で通常存在する無毒のガスだからである。 プラズマは、電気もしくは電磁場を適用されること、あるいは生成されるであ ろう付属的な照射を含み、生成される。電磁場は広い周波数範囲を覆い、マグネ トロン,クライストロン,もしくはRFコイルによってつくられる。表現を明確 にし制限を避けるために、以下の記述は電磁場源としてマグネトロンを使用する ことに関して記述し、プラズマ生成に必要な電磁場の他の全ての適当な発生源を 使用することは、マグネトロ ン,クライストロン,RFコイルなどに制限されることなく、本発明に含まれる ものとする。 「滅菌」という語は、微生物の全ての生存形態が破壊され物品から取り除かれ る過程を含意する。一次反応速度論によれば微生物が死ぬとき、「生存物の確率 」という語で滅菌を定義することが慣習となっている。それ故に、滅菌過程の実 質的な目標は、確率(例えば、10-3,10-6,10-12)で測定されることで あり、前記確率とは、特別な滅菌適用量や生活規制の致死結果を示すものである 。滅菌状態に曝す時間を増加すれば、次第に生存物の確率が減少すると通常仮定 できる。同一の状態で滅菌時間を倍にすると、例えば10-6が10-12になると いった確率の指数が2倍になる。 概して、本発明は本質的にプラグマ発生器、滅菌室およびプラズマ発生器と流 体接続する加圧ガス混合物源を必要とするものである。特別に望ましい装置が、 実施例を構成するあるプラズマ発生器および滅菌室で記述され、特別なガス混合 物から発生するプラズマの中性活性種に滅菌されるように物品を曝すプラズマ滅 菌方法に関して記述されているが、種々の望ましい装置構成および方法が本発明 の範囲内であることを理解して頂きたい。例えば、参考文献として使用している 1993年9月14日に発行された米国特許第 5,244,629 号は、1つ以上のパ ルス真空サイクルをもつパル ス治療について記述しているが、そこでは1つのサイクルがガスプラズマの中性 活性種に滅菌されるように物品を曝していることを含んでいる。このガスプラズ マは、以下さらに記述され例証されるように、発明されたガス混合物から生成さ れるものである。 図1を参照すると、平面図が、本発明の1つの導波管プラズマ滅菌装置の実施 例の正面図である図2と共に、記述されている。プラズマ滅菌装置は、プラズマ 発生装置2および滅菌室4をもつ。プラズマ発生装置2は、電磁場を発生するマ グネトロン6および導波管8等の電磁場発生装置を含む。プラズマ源ガスは、調 整弁集合体22から導かれるガス配送管16,18,20からの供給管によりプ ラズマ発生配送管10,12,14に向けられている。 個々のガスは、実質的に同様の予め混合したガス構成が含まれている1つもし くは複数の加圧ガスの小型容器から供給される。典型的な最初の圧力は約220 0psigから約2500psigである。シリンダは、圧力が約50から100psig( 約350〜700KPa)に下がると、取り替えられる。 例えば、予め混合したガス混合物は、圧縮ガス協会により明示されているよう な弁および連結金具を備える基準ガスシリンダでの圧力の下で蓄えられる。シリ ンダ圧力は、標準で通常のガスレギュレータを使用す ることで減少したり調整することが可能となり、前記レギュレータは、結合用の CGA金具によりガスシリンダに装着されている。よって、ガスは、通常の気密 金具と接続された通常の管を通して、レギュレータから滅菌装置まで望ましい速 度で滅菌方法の実行中、流れる。 ガス混合物において予め混合されたガスの望ましいガス濃度は、希ガスキャリ アで酸素/水素ガス混合物で可能性のあった燃焼性の問題を避けることができる 。それにもかかわらず、これらの望ましい濃度は比較的低いけれども、以下に例 証されるように、混合物は、殺胞子剤作用をもつプラズマ形種のガス源として依 然として有益である。 最適ガス混合物は、1つの加圧ガス小型容器等のような1つの容器から供給さ れる混合物とともに、約2.2± .2(v/v)パーセント水素および約2.8± .2( v/v)パーセント酸素、およびその他はアルゴンかヘリウムである。他の希ガス( ネオン,キセノン,クリプトン)も使用可能であるが、それらは費用の点から考 えるとあまり好ましいものではない。調整および検出部分を通して得られるよう にされた複数の異なる加圧ガス源をもつ先行技術の滅菌装置とは異なり、本発明 は、異なるガスシリンダからの供給線を必要とする複数の調整および検出部分を 取り除いているので、より単純な 装置を供給している。その結果、成分不足もしくは作動者の失敗から起こる不正 確な混合配分の可能性がなくなることで、全作動性能と信頼性は高まる。さらに 、日常の運転費用は下がり、管理は単純化される。 そのような本発明の予め混合したガス成分は、入口線24,25,26によっ て供給される。弁集合体22に制御弁の作動が、標準アルゴリズム、論理コード もしくはオペレーティングソフトウェアによって中央処理装置(CPU)28に よって管理される。制御弁およびCPUは、プラズマ発生装置でガス流量を制御 するために使用される慣例の基本的な装置である。 滅菌室4は、上板30、側板32,34、底板36、背板37および正面気密 扉38を含み、滅菌される物品もしくは材料は室内におかれる。前記板は、例え ば溶接することによって、真空室を作るように密封され取り付けられて示されて いる。扉38は滅菌室に密封する状態で固定されている。扉は滅菌室に現実的な 方法、例えば、トラクツとか蝶番で平面,側面,底面に取り付けられ、図示され ている装置の場合では、通常の蝶番ピン(図示せず)で表面と側面,平面,底面 板のOリングシール40(図3)に突き当たるように揺動可能であり、そこで、 滅菌室内部の真空圧力と周りの大気圧との圧力差がそれをしっかりと定位する。 しかしながら、扉は滑って開けたり閉めたりするように も組み立て可能である。 板および扉は、室が真空状態になるとき、外気の圧力に対して耐えられる強さ をもつ材料で作られる。扉の材料として、ステンレスかアルミニウム板を使用可 能である。室の内部表面部材は、室内での滅菌種の数に非常に影響する。1つの 有益な部材は、純粋(98%)アルミニウムであり、それは、ステンレス室の全 内部壁に内貼りもしくは火炎溶射塗装として適用される。代替部材はニッケルで ある。しかしながら、我々は、不活性ポリマ塗装(例えば、テフロン)で室内部 を覆う方が好ましい。 ガスは、排気出口42を通って、従来の真空ポンプ装置(図示せず)に滅菌室 から排気される。 図3は、図2の線3−3に沿って切断して示した、図1および図2のプラズマ 滅菌装置の実施例の平面横断面図である。図4は、図3の線4−4に沿って切断 して示した、図1および図3のプラズマ滅菌装置の実施例の側面断面図である。 それぞれのプラズマ発生装置10,12,14は、導波管8を通して引かれてい るそれぞれのガス発生管51,52,または53に導く、ガス入口48をもつ入 口キャップ44を含む。導波管8内には、ガスが活性化され、管51,52,5 3内で、プラズマに変えられる。ガス発生管は、プラズマを滅菌室60に供給す るガス分配管54,56, 58へのプラズマの流量を制御する。ガス発生管は管状金属冷却管62,64に 囲まれている。キャップ44および冷却管62,64は、ガス発生管からの熱の 除去効率を上げるための、実際的な方法として、溝もしくは冷却フィン(図示せ ず)が望ましい。ガス配気管54,56,58の端部は、側板32上に装着され ているばねでバイアスされた端部支持66によって支持されているが、当業者に 既知であるように、ガス配気空間設計用に変更可能である。 扉38は、フランジ41に装着されているOリングシール40に対して大気圧 による密封係合に保持され、前記フランジは側面板32,34および上と底板3 0,36(図示せず)から延びている。任意に、付加的な従来の閉鎖締付金具も しくは掛け金装置は、室排気の開始前に、扉の閉鎖を確実にするために使用され る。 図5,図6および図7は、それぞれガス分配管54,58,および56の断面 図であり、ガス分配出口ポートの角度位置を示している。前記出口ポートは、滅 菌されるべき物品が配置される滅菌室60の下側部分全体にプラズマが提供され るように配置されている。図5に示されている管54は背板37に近接して配置 されており、出口ポート70,72を介してプラズマガスを滅菌室の下方向と中 心下方向に向ける。図6に示されている管58は扉38に近接して配置されてお り、出口ポート74,76を介してプラズマガスを滅菌室の下方向と中心下方向 に向ける。図7に示されている管56は滅菌室60の中央部分に配置されており 、出口ポート78,80を介してプラズマガスを滅菌室の横下方向に向ける。前 記分配管について示された出口ポートは代表的な例であって、滅菌領域または滅 菌室内の領域に理想的なプラズマの分布を形成することができる他の任意の形状 に変えることができる。1つの角度の配列についてだけ示したが、各管は出口ポ ートの1つの角度以外のそれぞれ異なった角度配置を管の長さ方向に沿って設け ることができる。出口ポートの角度の選択および位置はどのように滅菌されるべ き物品が前記滅菌室内に配置されるか、どのような物品が配置されるかによって 選択される。 プラズマは滅菌室に吐き出される前に方向を変化させて導かれることが好まし い。これによりプラズマの流れは、ガス分配および滅菌室の内部の表面に吹きつ けられ、これによりそれを冷却しそして均一に分配させる。これはまた、熱いプ ラズマが滅菌中の物品に直接に突き当たることを防ぎ、これにより前記プラズマ 中の活性化された酸素の原子により、傷みやすい包装材料の酸化を減少させる。 図8は図3のプラズマ発生管12の平面細部横断面で、図9は図3で示された プラズマ発生管出口の組立 のより詳細図である。ガスは通路86で入口ポート48に流れる。混合ガスは管 52の近端と導波管8内の励起領域87に達し、そこでプラズマが形成される。 プラズマ発生管52の近端はシリンダ状の突起88で支えられている。Oリング 90か他の種類のシールが機密のシールを形成することにより管52内に減圧さ れた状態を形成することにより大気がシステムに入り込むことを防止している。 この断面図に、任意のプラズマスタータイオン化装置が示されている。先端8 1は絶縁された導管83(略図的に示されている)により電源85に接続され、 その電源は標準的な115VACの電源で動作させられる。電源装置からの接地用 の電線89は入口のキャップ44に接続されている。電界は開口48から通路8 6を介して流れるガスの分子の一部をイオン化し、イオン化されたガスは領域8 7を通るガス経路としてプラズマを支持する。前記イオン化装置は本発明の任意 の実施例のガス通路の任意の入口に配置される。 図9を参照すると、プラズマ発生管52の遠端の外側の表面92は、内側へ先 細りにされ、Oリング94か他の形式のシールで後板37でシールされている。 管52の遠端はその厚さが増大された領域をもち、それにより減少させられた領 域でなだらかな表面のベンチュリー規制96を形成している。プラズマ分配管5 6の近端の上に位置させられているキャップ98は、もっと減少させられた予め 選択された断面領域の開口99をもっている。これらの規制は、低圧プラズマ発 生領域87と分配管56および滅菌室60に存在する真空領域間の圧力差を発生 させることで本発明の好適な実施形態における絶対的な特徴となる。 制限直径99の直径は好ましい背圧を維持するように選ばれる。この圧力は、 本発明に係る装置において、ガス混合物で、最適のエネルギー消費でプラズマを 発生させ、最小の温度でのプラズマの高い収率の獲得の主要な要因となっている 。プラズマ発生室のガス圧を0.01から50トール、より好ましくは0.1から 15トールに維持することが好ましい。大概の動作パラメータにおいて、制限9 9は約4.82から約8.00mmであり、好ましくは約6.28から約6.54m mである。 図10は、図3での線10−10に沿って切断された図1の実施例の導波管の 横断面図である。前記導波管は溶接されるかねじ止めされた上板および底板10 0および102,側板104および106,端板108および110より形成さ れている。1つのマグネトロン棒112が導波管8の端部に位置させられている 。プラズマ発生管51,52,53は導波管8内に配置されている。プラズマ発 生管は、電磁場エネルギーのプラズマへの最大の変換が得られる位置に選択的に 位 置させられている。管53は、1/3の電界と相互作用する位置に配置され、管 51と52と相互作用する電界の位置には配置されない。管52は、1/3の電 界(残りの電界の1/2)と相互作用する領域に配置されており、管51が電界 と相互作用する位置ではない。管51は電界の残りの領域で最大に相互作用する 位置に位置させられている。この構成では、1つのマグネトロンは複数の管でガ スプラズマを発生させるために用いられている。良好な結果を出すための管の正 確な配置は、導波管の寸法と励起用の波の波長または周波数に依存するものであ ろう。 3つの管が図10に例示されているが、制限的な意味ではない。奇数でも偶数 でも任意の数の管を電界の全ての電力を吸収するまで使用することができる。 図11は本発明のプラズマ滅菌装置の単一導波管の実施例の端面の具体例の正 面断面図である。3つのプラズマ発生ユニット120が、上板124、下板12 6、後板128,130および側板128と132で規定される滅菌室122の 上に位置させられている。ドア板(図示せず)は図2および図3に関して前述し たように前記室の上に位置させることも可能であり、前記室の壁の前端縁と密封 係合状態を形成する。種々のガスは底板126の排気口136を介して室外に排 出される。 プラズマ発生器は、導波管142中に位置し、そこで混合ガスをプラズマに変 換するプラズマ発生管139,140および141に通じる1つの入口ポートを 含む。プラズマはプラズマ分配管144によって滅菌室122に導かれる。各プ ラズマ分配管144は、図14の実施例に関連して後述されるT字構造にするこ ともできる。分配管を滅菌室中に均一にプラズマを分配する任意の形にすること ができる。この実施例におけるプラズマ発生源は導波管142の端に位置させら れたマグネトロン146である。 図12は、図11の線12−12に沿って切断して示した図11の実施例の導 波管の切断断面図である。前記導波管は上面および底面板150,152(図1 1),側板154,156および端板158,160が溶接またはねじ止めされ て形成されている。1つのマグネトロン棒162は導波管142の端部に配置さ れている。プラズマ発生間139,140,および141は導波管142中に配 置されている。プラズマ発生管の位置は電磁場エネルギーをプラズマに最も大き く変換する位置である。管141は電界の1/3と相互作用をする位置に位置さ せられるが、管140および139が相互作用をする電界の領域ではない。管1 40は、電界の1/3(残りの電界の半分)と相互作用するように配置されてい るが、それは管139が相 互作用する電界の部分ではない。管139は残りの電界で最大の相互作用をする ように配置されている。この構成では、1つのマグネトロンは複数のガスプラズ マ発生器がプラズマを発生するように用いられる。 良好な結果を出すための管の正確な配置は、導波管の寸法と励起用の波の波長 または周波数に移送するものであろう。3つの管が図12に例示されているが、 制限的な意味ではない。奇数でも偶数でも任意の数の管を電界の全ての電力を吸 収するまで使用することができる。 プラズマ発生管およびプラズマ分配管のシールおよび流れの制限は、図11の 実施例の対応する要素と同じ形状であり、先にそれらに関連して詳細に説明され ている。 図13は本発明による複数のマグネトロンを用いた具体例の正面断面図で図1 4は図13の線14−14に沿って切断して示した側面断面図である。この具体 例による3つのプラズマ発生208は、滅菌室229の上に配置され、各導波管 202内に配置されているプラズマ発生管230に入口210を介して導入され た混合ガスから発生させられたプラズマを製造する。プラズマ発生管230によ り生成されたプラズマは個々のガス分配器211,212および213で滅菌室 229に導かれる。分配管は、滅菌室中に一様にプラ ズマガスを分布させるために必要な任意の長さと形状をもっている。分配管は非 脆性の材料からつくられることが特に好ましい。適当な非脆性の管は、酸化に抵 抗性のある材料、例えばステンレス鋼から作られる。それらを、プラズマに抵抗 力のある高分子、例えばフルオロカーボン高分子すなわちテフロンで作ることも できる。 滅菌室229は機密構造を形成するために溶接された金属板から製造され、前 記滅菌室が真空にされたときに外部の圧力に耐えられるようになっている。この 構造は上板214,底板216,裏板218,横板217および219から構成 されている。扉224は、図1の実施例に関連して説明したものと同様に、滅菌 室の側板,上板,底板に設けられた通常の軸蝶番または同等のもの(図示せず) により支持されている。扉224は、側板217および219、および上板と底 板214および216(図示せず)から延びるフランジ227に設けられたOリ ングシール225に対向して大気圧により密封状態に保たれている。 図14を参照すると、混合ガスは導管235により入口ポート210に導かれ 、それからプラズマ発生管230に導かれ,そこで活性化されてプラズマガスが 形成される。制御弁とCPUは、プラズマ発生の器具のガス流の制御に使用され る従来の標準的な装置を用 いることができる。導波管202は、プラズマ発生管230が位置させられてい る領域にマグネトロン206によって発生された電磁波を集中させるように電磁 波を導く。同調用の棒240は、前記電磁波が最適なプラズマ発生が可能になる ように垂直に位置させられている。ガスプラズマはそれから前記ガス分配管21 2とそのYまたはT分岐部分241に導かれる。水平に配置されている分配管は 図5、図6、および図7の好適な実施形態に関して記述されたように角度を持っ た排出孔をもっている。プラズマは角度の変化をもって、例えば90度、滅菌室 に放出される前に2回方向が変えられる。これにより、滅菌されようとしている 物品に発生したばかりのプラズマが直接吹きつけられるのを防ぎ、前記プラズマ 中の活性化酸素により敏感な包装材料の酸化を大幅に減少させることができる。 図15は、図14に示されているプラズマ発生装置のプラズマ発生管の部分横 断面図であり、その構造とガス分配管との接続を詳細に示している。管230は 熱放射キャップ250と密封係合の状態でOリング252または同様なシールで 支持されている。管の下側にある遠端は下側の熱放射管254とOリング256 により密封された状態で支持されている。分配管212の遠端は管230の遠端 内に延び、下側の熱放射スリーブとOリング258により密封状態で支持されて いる。キャップ260はプラズマ分配管212の近端に設けられており、予め選 択された、より狭くなった制限開口262をもっている。図9に示されている実 施例に関連して説明したように、この制限は、低い圧力のプラズマ発生領域と、 前記分配管および滅菌室の真空圧間の圧力差を形成する点で本発明の重要な特徴 である。 制限直径262の直径は、すでに制限99に関して説明したように、好ましい 背圧を維持するように選ばれる。 本発明の実施例として3つのプラズマ発生ユニットをもつものについて説明し た。発生ユニットの数は、絶対的なものではなく、使用される特定の滅菌室中に 良いプラズマ分布を提供できるように適当に選ばれる。任意の必要な数のプラズ マ発生器が各滅菌室に対応して選ばれるものであり、任意の数が本発明の特許請 求の範囲に含まれる。この導波管構成において1つのマグネトロンから発生され た電磁波を任意の数のガスプラズマ管と相互作用をさせることができ、さらに他 の導波管構造がこの効果を得るために利用できる。好ましくは、プラズマ発生管 とプラズマ分配管は水晶から構成される。しかしながら、電磁界中でプラズマの 発生に必要な物理的、化学的、電気的特性を備える他の任意の材料を利用するこ とができる。同様にして、プ ラズマをプラズマ発生器から滅菌室に移動させるために使用される通路または管 は、プラズマガスにより化学作用と劣化に対して必要な形状と強度をもつ材料が 使用される。適当な輸送導管の材料としては、例えば、水晶や他のプラズマ耐性 ガラス、ステンレスおよび他の酸化耐性の金属および、フルオロカーボンの重合 体のような酸化の耐性プラスチック製品、例えばテフロン、それと同様のものや シロキサンの重合体が用いられる。 本発明による装置は、後述するように、希ガス(例えば、アルゴンかヘリウム ),酸素,および水素の混合物に由来した滅菌のためのガス種を発生させる。滅 菌は0.1から150トール、より好ましくは1から40トールの真空圧力下で 行われる。滅菌室内の温度は63℃以下、より好ましくは、約38℃から54℃ の範囲に維持される。これらの状態の下で、効果的な滅菌は、滅菌されるべき対 象が収容されている包装材料を著しく損なうことなく行われる。 プラズマ滅菌のための本発明による方法は、滅菌されるべき物品を、ガス状の アルゴン混合気を酸素と水素に63℃以下で、0.1から150トールおよび処 理時間は少なくとも5分、好ましくは10分から15分曝す。滅菌のために包装 された物品、すなわちそれからプラズマが発生させられるものは最も好ましくは 2.8 (v/v)パーセントの酸素と、2.2(v/v)パーセントの水素と希ガスを含んでいる 。 滅菌用のパッケージは、少なくとも15分、このましくは1から5時間処理さ れる。他の実施例によれば、包装された物品は、少なくとも15分、好ましくは 1から5時間ガス混合気から発生させられたプラズマに曝される。 5〜10分の配置時間は大部分の物品を滅菌するのには十分な時間である。封 筒状または他の形状で多孔性質の表面を持ち、プラズマの浸透を容易にする容器 に包装された清潔な物品は通常60分以内で完全に滅菌される。 好ましい滅菌方法では、滅菌されるべき物品は滅菌室内に、プラズマが前記物 品の全表面に達するように支持する通常の格子により配置される。前記滅菌室は 閉鎖され、前記滅菌室は排気され、プラズマの発生が開始され、前記プラズマは 滅菌室に向けて充填される。 プラズマの要素は、短命であり、急速に崩壊して大気中に通常存在する無毒の 要素になる。これらは残滓として、または排気ガスの要素として完全に受容する ことができるものである。 本発明における好ましい気体の混合物の実施例は、酸素,水素,およびアルゴ ンで準備され、本発明の方法および装置を実施するために用いられ、下記の実験 例1および図16を参照して説明されるように殺胞子性を実証することができた 。 実験例 1 生物学表示器は、特殊な滅菌の過程に対する耐性の明確な特殊な微生物の準備 により特徴づけられる。それらは、滅菌装置の物理的な操作の資格を援助し、特 別な物品のための滅菌の過程を評価するために使われる。それらは、典型的には 、既知の微生物の育成可能なものであり、通常胞子である。適正な条件下で、滅 菌は一次反応速度として近似することができ、かくして滅菌サイクルの決定を可 能にする。 適正な状態の下で、滅菌は最初の順序反応速度に近づき、滅菌のサイクルがこ のように容易に決定されることを許すことができる。生物学的指標は次のとおり 準備され、本発明を例証するために用いられた。 生物学表示器のためのパッケージは「プラスチピール ポーチェス(Plastipe el Pouches)」としてバックスター(Baxter)研究所から得られた。これらの袋 は、ポリエチレン繊維「チベック(Tyvek)」のガス透過性の上シートを持ち、 3辺はすでにシールされており、使用者は、キャリヤを挿入した後に不透過性の 透明ポリエステルフィルム「マイラ(Mylar)」に4 番目の辺をシールする。フィルタ紙ディスク(1/4インチ直径でシュライヘルと シュール(Schleicher & Schuell)740E)が胞子のキャリアとして使われる。 それぞれのディスクは、ビー.サーキュランス(B.circulans)として選ばれ、 培養できる微生物の5から6の素材が接種された。本願と共通する譲受人により 1993年8月25日に出願された米国特許出願番号No.08/111,989 において 説明されている先行技術としてのビー.サブテイルス(B.subtilis)およびビ ー.ステアロテルモフィルス(B.stearothermophilus)のような微生物と比較 したときに、より高い抵抗性と安定した抵抗パターンを示すという微生物として の利点がある滅菌用の混合ガスに曝すための露出期間が定められ、前記生物学的 指標が滅菌装置の中に配置された。 前記生物学的指標は、選ばれた必要な時間間隔の露出のためのプラズマサイク ルに曝された。プラズマ発生させられた混合ガスは、酸素の2.8(v/v)パーセ ント、水素2.2(v/v)パーセントおよび残りはアルゴンだった。プラズマサイ クルは実施例の混合ガスをおよそ2.2標準的l毎分流すことであった。 異なった回数、生物学的指標(壁の温度は、およそ33.9℃(95°F)に維持さ れた)を滅菌ガス処理を行い、前記指標は取り除かれ滅菌度の試験がなされた。 それぞれの袋は切り開かれ、それぞれの保持体は無菌に移動させられ、個々の 粉砕管に移されてラベルされた。各管は液浸されるまで回転させられた。それぞ れに液浸された保持体は標準的プレート計数技術を用いて、順次水で希釈された 。生き残った胞子の数(もしあれば)胞子の成長の状態の下で決定された。 生存曲線は、露出ステップ時間の関数として定められた生存胞子の数にしたが って発生させられた。別の要素のためのD値は直線の退行の解析を使って計算さ れた。D値(10の減算)は特定の生存数を90%だけ減少させるための露出条 件の与えられた数であり、生存数との時間の対数のグラフに対応する直線の傾斜 に負に相関するものである。 前述した実験の方法論に引き続いて、生存データは下記のようにして決定され た。 3つの袋は、試験ごとにプラズマの相に時間間隔4,8,12,16,20, または60分曝された。3つの未露光保持体は正のコントロールとして使用され た。20分までの露出の結果は図16に図示されており、前記曲線の直線部分か ら計算された「Dの値」は、2.8分で生存数の対数減少が4.5となった後で減 少が観測された。60分経過後のプラズマ相への露出は実質的に意味のある致命 量の追加はなかった。これらの結果は、バイオバードン(bioburden)の汚染の既 知の量と 抵抗をもつ伝染の制御応用の大多数のために、前述したようにこの過程は環境、 物品を包むために用いられる包装材料の滅菌障害機能、物品の性質の機能と、妥協しない滅菌物質を提供する。 本発明は、好ましい実施例に関連して説明されたが、説明と例は理解を容易に するためになされたものであり、本発明の範囲を制限するためのものでなく、本 発明の範囲は添付の特許請求の範囲によって規定されるものであると理解された い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,M W,MX,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TT,UA, UZ,VN (72)発明者 フィッシャー、ジム アメリカ合衆国、60047、イリノイ州 ホ ーザーン、エルムウッド ドライブ 1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.物品のプラズマ滅菌装置: 物品のプラズマ滅菌装置は滅菌室とプラズマ発生器を含み, プラズマ発生器は、 (a) 加圧された混合ガス源と、 (b) 前記加圧源からのガス混合器を受け入れるための入口手段と、 (c) 前記入口手段と流通する混合ガスからプラズマ発生させるためのプラズマ発 生室と、および (d) 前記滅菌室と連通させるための出口と、 前記加圧されたガス源は希ガスと水素と酸素の不燃性の混合ガスを封入した1 つの容器である物品のプラズマ滅菌装置。 2.請求項1記載の装置において、前記ガス源は、およそ2200psigからお よそ2500psigの間に加圧されている物品のプラズマ滅菌装置。 3.請求項1または2記載の装置において、前記希ガスはヘリウムかアルゴン である物品のプラズマ滅菌装置。 4.請求項3記載の装置において、前記不燃性の混合ガスは、2.0から2.4 (v/v)パーセントの間の水素と2.6から3.0(v/v)パーセントの間の酸素である 物品のプラズマ滅菌装置。 5.滅菌の過程で誘発されるプラズマに使用するのに適した容器は以下を含む : 前記混合ガスは、約2200psigから約2500psigに加圧されたガスであり 、約2.0から2.4(v/v)パーセントの水素、約2.6から3.0(v/v)パーセント の酸素と残りに1または2以上の希ガスである容器。
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