JPH09510264A - パルプ液の再生 - Google Patents

パルプ液の再生

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JPH09510264A JP52374395A JP52374395A JPH09510264A JP H09510264 A JPH09510264 A JP H09510264A JP 52374395 A JP52374395 A JP 52374395A JP 52374395 A JP52374395 A JP 52374395A JP H09510264 A JPH09510264 A JP H09510264A
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テイラー,レスリー・ジェイムズ
ハリス,デビッド・ジョン
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Abstract

(57)【要約】 本発明は廃処理液に対して酸化処理及び逆浸透処理を行うことを含み、流出液を生成せずに故紙から紙を製造する方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 パルプ液の再生 本発明は、特に再生紙材料又は再生板紙材料から紙及び板紙を製造することに 関する。 従来の製紙工場システムは、紙及び板紙の製造中に処理水を何度も再利用する ように動作されている。ところが、処理水に溶解した無機塩類や有機物質の濃度 は、最終的には、それ以上の再利用を続けると、製造される紙の品質に悪影響が 生じるようなレベルまで高くなっていた。それらの不純物は一般に高いBOD( 生物学的酸素要求量)と、高いCOD(化学的酸素要求量)とを有する。さらに 、溶解物質は処理機器の腐食とバクテリアスライムの成長を許容しえないレベル まで促進するので、パイプや噴霧装置の詰まりを生じる。このような制約がある ため、必然的に、従来の廃水処理施設には大量の廃水が排出されていた。この処 理施設は製紙工場自体の設置場所にあるか、又は製紙工場から離れたいずれかの 場所にあり、自治体の下水処理施設である場合が多い。この排出を補うために、 製紙工場は処理に使用するための大量の新水を取り入れなければならない。従っ て、従来の廃水処理技術を利用する製紙は、不足している場合が多い新水資源の みならず、廃水処理システム自休にも多大の要求を課すことになる。 (生パルプからであれ、故紙からであれ)製紙の工程は、精製セルロース繊維 を大量の水で希釈することと、製紙装置の成形部分でそれらの繊維を1枚のシー トに成形すること、次に、乾燥シート紙が出来上がるまで徐々に水を排除するこ とを含む。乾燥工程の中間段階で、紙の強さを増すため又は紙が水を吸収する速 度を低下させるために、繊維の懸濁液又はシートに植物澱粉を添加する場合が多 い。 澱粉に加えて、補助的処理に際して、化学薬品、すなわち、水のpH制御のた めの酸類や苛性ソーダ、並びに製紙工程におけるセルロース繊維及びその他の成 分の保持率を改善するための凝集剤や保持酸を使用する。多くの場合、分粒工程 で硫化アルミニウムを使用する副産物として、水溶性の化学物質である硫酸ナト リウムが生成される。 シート紙の中には全てのセルロース繊維又は化学物質等が保持されているわけ ではないので、この保持されなかった物質によって水は汚染されてしまい、最終 的には、システムから排出水として廃棄すべき汚染レベルに達する。 この汚染の性質を次の形態に分類することができる: 1.有機、無機双方の懸濁固体(可視粒子) 2.溶解固体(同様に有機と無機があるが、主に溶解しているのはミネラル塩 類である) 3.バクテリア 2種類の形態をとる固体の一部(BOD−生物学的酸素要求量及びCOD−化 学的酸素要求量)は、それらを無害の不活性物質に変換するために酸化を必要と する。 1956年から1966年までの期間におけるアメリカ合衆国の製紙工場及び 板紙工場は、通常、製品1トン当たり3800リットルから53000リットル の水を排出しており、業界の平均は1トン当たり17680リットルであった。 1982年には、合衆国環境保護局(EPA)は、業界の目標をlトン当たりほ ぼ1130リットルから41300リットルに設定し、業界の平均を17400 とする指針を明示した。 EPAの啓発文書の導入以来、1988/89年の業界の活動によって、排水 の量は1トン当たり530リットルから27820リットルに減少し、現在の平 均使用量は9530である。 典型的な製紙工場は紙及び板紙の製造中に処理水を何度も再利用するが、その 間に、水は最終的にはそれ以上の使用ができない汚染レベルに到達し、その段階 で、余剰水と呼ばれることも多い処理水を排出水として工場から排出する。 歴史的にみると、EPAはこれらの排出を特にBOD5(5日間生物学的酸素 要求量)及びTSS(総懸濁固休)に関して以下に概要を示す通り規制していた 。未処理排出水の特性 米国特許第2,897,148号に例示されているように、排出水を浄化する 試みがなされた。排液のない製紙工場を設計しようとする試みは少なくとも一度 なされたが、これは木材チップを紙パルプに変換する工場において行われた。イ ンク、サイジング剤及び再生すべき紙の中の他の化学薬品が含まれているため、 再生紙製紙工場の排出水の組成ははるかに複雑になる。 本発明の目的は、通常は排出流出液であると考えられる製紙工場の処理水を処 理すること、汚染物質を除去すること、次に、水を「新水」状態で工場に戻すこ ととを含み、そのため流出液が出ないような方法及び製紙工場を提供することで ある。 この目的を達成するため、本発明は、故紙を水様処理液で処理する工程と、加 工紙において、流出液を生成せずに故紙から紙を製造する方法及び廃処理液を回 収する工程とを含み、その後に、廃処理液を: スラジを生成する酸化処理を行い; スラジから液休相を分解し; 分離した液体相に対して逆浸透処理を行い; 処理後の液体相の全てを再利用して、新水の水様処理液を形成することを特徴 とする方法に関する。 逆浸透処理に先立って、分離した液体相に対してマイクロフィルトレーション を行うのが好ましい。好ましい一実施形態においては、本発明は: 廃処理液から懸濁固体を除去する工程と; 廃処理液を任意に清澄器の中で処理する工程と; スラジを形成する酸化処理のために、廃処理液を循環活性化スラジ反応システ ムに通す工程と; スラジから液体相を分離する工程と; 懸濁粒子を除去するために、分離した液体相を連続マイクロフィルタに通す工 程と; 溶解固体を濃縮し且つ処理済液体相と、濃縮塩溶液とを生成するために、マイ クロフィルタを通過した水に対して逆浸透処理を行う工程と; 固体廃棄物を生成するために、溶解塩を蒸発装置の中で結品化する工程とを含 む方法を提供する。 廃処理液から懸濁固体を除去するためのフィルトレーション装置は、円板型フ ィルトレーション手段、浮揚型フィルトレーション手段及び/又は砂状フィルト レーション手段などの一連のフィルトレーション手段から構成されているのが好 ましい。 有機物質の酸化に先立って、廃処理液を清澄器にさらすのが好ましい。 本発明は、1つには、無機汚染物質の除去前に、それとは別に有機汚染物質の 大部分を除去しておくと有利であるという発見に基づいている。 無機物質の酸化は生物学的処理の中で起こっても良いのであるが、分離可能な スラジとして除去される酸化有機物質の大半とは対照的に、それらの酸化無機物 質の大部分は溶液の中に残留してしまう。 本発明は、故紙を水様処理液で処理する工程と、加工紙及び廃処理液を回収す る工程とを含み、流出液を生成せずに故紙から紙を製造する製紙工場をさらに提 供し、この製紙工場は、 廃水様処理液の中で有機物質の大部分を酸化して、分離可能スラジを生成する 生物学的処理装置と; 塩類の濃縮溶液及び処理済み液休相を生成する逆浸透装置とを具備する。 製紙工場は、廃水様処理液を酸化させるのに先立って廃水様処理液をフィルタ リングするのに適するフィルトレーション装置と、生物学的処理に続いて液体相 に残留している溶解していない全ての物質を除去するマイクロフィルトレーショ ン装置と、塩類の濃縮溶液から固体廃棄生成物を生成するのに適する蒸発装置を さらに含んでいるのが好ましい。 廃液のいくつかの処理は、廃水の有機成分を燃焼させるための高温での液体の 燃焼を含む。しかしながら、廃水にサイジング剤や、硫化ナトリウムなどのサイ ジング剤の副産物が包含されている場合には、燃焼は硫化物又はイオウの酸化物 などの許容しえない排ガスを発生させる可能性がある。そこで、本発明は許容し えないあらゆる気体廃物並びに液体廃物の生成を回避すると共に、燃焼のために 高価なボイラを使用することも回避する。 次に、図1に示すような製紙工場の概略流れ図を参照して、本発明の一実施形 態を説明する。図2、図3A及び図3B(図3Aと図3Bは1つの概略図の半分 ずつを示している)は、廃液処理工程の流れ図を示す。 このプラントにおいては、液体の流れが排出されることはない。 工場の主要な処理領域は3つの主要処理システムから構成されている。第1の 処理システムは、家庭から出る混じり合った故紙、古い段ボール容器(OCC) 、容器メーカー(箱メーカー)の切りくずなど、あるいは、混合オフィスごみ、 プリンタごみ及び古新聞、古雑誌のような多様な白色の故紙などの、「ストック 」と呼ばれる水中に繊維を懸濁させた液を生成する故紙のパルプ化のためのシス テムであり、適切な外観と強さ特性をもつ板紙を製造できるように保証するため には、汚染物質を除去し且つ繊維の接合特性を改善するように、パルプ化した液 をさらに処理しなければならない。 故紙は、一般に、ハイドロパルパーとして知られている容器の中で不純物回収 工場処理水の流れの1つで再スラッシュ化される。温度と機械的撹拌は、一般に 、大量の繊維を分離するのに十分なものである。場合によっては、たとえば、湿 潤時強度を向上させるために樹脂及びその他の添加剤を含有する板紙を再スラッ シュ化するときには、それらの添加剤を破壊するために、水酸化ナトリウムを添 加しても良い。後の分散工程でろうや高温の溶融のりを分散させるために、さら に分散媒を添加しても良い。白色の故紙が原材料である場合、特に後の工程でイ ン ク抜きを実施すべきであるならば、ハイドロパルパー内のパルプに水酸化ナトリ ウム、過酸化水素及びケイ酸ナトリウムを添加しても良い。この場合、界面活性 インク抜き薬剤及び長連鎖脂肪族脂肪酸のカルシウム塩も通常は添加され、イン ク粒子を回収するためのこのカルシウム塩は機械的作用によって遊離される。イ ンク抜きを実行する場合、水酸化ナトリウム及び過酸化水素(ケイ酸塩類又はキ ラント類を伴う)、フォルムアミジン硫酸及び/又は亜ニチオン酸ナトリウムを 使用して、付加的なつや出し段階を取り入れることが多い。 ストックを洗浄し且つ精製する第2の主要な処理システムはストック調製と呼 ばれる。白色の故紙である場合、ストック洗浄工程にインク抜きプラントを含め ても良い。ストック調製は、ストックから個々の繊維より大きい粒子を除去する ために一連の溝穴又は穴を有する圧力スクリーンにストックを通すこと;次に、 比重の大きい汚染物質と、比重の小さい汚染物質を順次ストックから除去するよ うに、一連の高密度(HD)液体サイクロンと、中密度(MD)液体サイクロン とにストックを通すこと;次に、残留しているろう及びのりの粒子の大きさを縮 小するために、任意にストックを分散剤に通すこと、次に、接合特性を向上させ るために繊維に運動エネルギーを加える精製器に通し、最後に、製紙装置で使用 するのに先立って貯蔵しておくための1つ又は複数のチェストに導入することを 含む。ストック調製中の数多くの中間段階で、水の単位体積当たりの繊維の濃度 (ストックの「コンシステンシー」)を、最大限の汚染物質除去効率又は次の処 理段階への効率良い搬送を確保するレベルに調整するために、ストックの希釈又 は脱水を行うことができる。 ストックが受ける第3の主要な処理工程は製紙装置における製紙である。そこ で、1つ又は複数の「ワイヤ」と呼ばれる移動する織布によってストックをフィ ルタリングし、シングルプライ又はマルチプライの連続する繊維のウェブを形成 して、これを乾燥させ、紙又は板紙を製造する。製紙装置に向かって前進して行 く紙パルプは、通常、ロジンサイズ(一部陽イオン化されている場合もある)及 び硫化アルミニウムと混合されているか、又はアルキルケテンニ量体(AKD) 又はアルケニル無水こはく酸(ASA)などの合成サイズと混合されているが、 それらはいずれもサイジング作用のためにアルミニウムイオンを必要としない。 他に添加して良い化学物質としては、強度特性を向上させるための陽イオン澱粉 又は両性澱粉、様々な保持酸、鉱物充填剤及び有機微粉のシート紙中における保 持を助ける陽イオン重合体、排水酸(シートから水分を急速に、容易に除去でき るようにする陽イオン重合体)及び製紙装置の成形台の上又は装置下方の背水チ ェストにおける泡の形成を阻止する消泡剤などがある。 再利用繊維パルプ化システム及びストック調製システムから排出された固体廃 棄物の流れは濃縮装置へ搬送され、次に、コンテナへ搬送され、その後、埋立て 式ごみ処分場へ直接運ばれる。他の全ての廃棄物の流れは流出液処理システムで 処理され、その結果、スラジベルトプレスから出る固体廃棄物はごみ処分場へ運 ばれ、清浄な澄んだ水はパルプ化及び製紙の工程で再利用するために戻される。 製紙工程の主要エリアから流出液処理システムに向かう流出液の流れは2つあ る。1つの流れは再利用繊維パルプ化エリアから送り出される。第2の流出液の 流れは、工場のU字形排出だめシステムから送り出される。OCCパルプ化エリ ア及びストック調製エリアの廃棄流れと関連し、製紙装置の湿端の部品から出る 個々の流出液の発生源を表IA及び表IBにまとめる。 再利用繊維廃棄物タンクに入る排出水の流れは、通常、炉乾燥(トン/日)/ 水中繊維(%)/毎分リットル(ODTPD/コンシステンシー/lpm)で8 /1/454であるが、その流れは、パルプ化、ストック調製及び製紙の各機器 の設計容量に応じて、非常に広い範囲で変動するものと考えられる。U字形排水 だめへの排出水の流れは通常は4/1/370(ODTPD/コンシステンシー /lpm)であるが、これも、パルプ化、ストック調製及び製紙の各機器の設計 容量に応じて非常に広い範囲で変動すると考えられる。 工場からの2つの排出水の流れは2本のラインを介して排出水送りタンクへ送 り出されるが、そのうち一方のラインはクリーナ廃棄物だめから出ており、もう 一方はU字形排水だめから出ている(図3Aを参照)。排出水送りタンクはかく はん器と、液面制御システムとを具備している。U字形排水システムはサージ体 積容量を規定し、排出水送りの流量・液面制御全体の一体の部分となっている。 U字形排水だめは5台の吸上げポンプを具備し、合わせて1500lpm(毎 分リットル)の総容量を有して、材料を排出水送りタンクへ搬送する。これらの ポンプは液面制御により又は手動制御により自動的に作動可能である。吸上げポ ンプの吐出しヘッダから出る再循環ラインは、ポンプ吸込み口の詰まりを防止す るために、3台の吸上げポンプの吸込み領域をフラッシングし続ける。 排出水システム逆洗サージタンクからの材料は排出水送りタンクへと送り出さ れて、固体分離及び水の回収のために、流れは排出水処理システムに戻される。ディスコストレーナ 排出水送りタンクからの材料は、懸濁固体の初期分離のために、ディスコスト レーナ(回転繊維円板スクリーン)へ搬送される。排出水送りタンクからの吐出 しポンプは、ディスコストレーナへの送り出し速度を制御するための可変周波数 駆動装置を具備している。排出水送りタンクからディスコストレーナへの流れの 流量は、排出水送りタンクの液面に基づいて変調される。ディスコストレーナの 動作の安定性は送り出し量の変化の影響を受けやすいので、ディスコストレーナ への送り出し量の変化率は毎分約190lpmに限定されている。 所望のディスコストレーナ廃棄物コンシステンシーを実現するための手段とし て、ディスコストレーナへの送り出し液の一部を廃棄物出口へ直接向かわせるた めの遠隔動作バイパスが設けられている。当初のセットアップ後、バイパスの頻 繁な調整は不要である。ベルトプレス ディスコストレーナからの廃棄物はその重さによってベルトプレス送りボック スへ流れ、そこで、この流れは他のベルトプレス送り流れと組合わされる。ディ スコストレーナからベルトプレス給水ボックスへ向かう途中でディスコストレー ナ廃棄物の流れに化学的添加物を添加することができる手段が含まれている。回収水タンク ディスコストレーナからの回収物はその重さによって回収水タンクへと流れる 。回収水タンクはベルトプレスからのろ過物の流れをさらに受け入れても良く、 あるいは、この流れを排出水送りタンクに戻すこともできる。容存空気浮揚(D AF)清澄器へ送られるときのタンク液面を維持するために、回収水タンクから の組合わせ流れは制御された流量で汲上げられても良い。回収水タンクからの吐 出しポンプは、流量制御のため、可変周波数駆動装置を採用する。DAF清澄器 処理流れからの懸濁固体の分離を開始するのはDAF清澄器である。再循環ポ ンプはDAF清澄器から空気溶解管へ液体を搬送し、空気溶解管では流れの中に 空気が取り込まれ、空気を豊富に含む流れがDAF容器に戻される。 軽量の懸濁固体はDAF清澄器の上部まで浮揚し、そこで、固体はすくい取ら れて、スラジ廃棄物チャンバへ搬送され、排出される。この材料は重力によって DAFスラジだめへ排出される。重い懸濁固体はDAF清澄器の底に沈み、定期 的にDAFスラジだめへパージされる。DAFスラジだめからの材料は、スラジ だめ中の液面を維持するために制御された流量で、ベルトプレス送りボックスへ と送り出される。DAFスラジだめからの吐出しだめは、流量制御のため、可変 周波数駆動装置を採用している。 DAF清澄器からの回収物の流れはその重さによってDAFクリアだめへ搬送 される。液体は、液だめ面を維持するために制御された流量で、DAFクリアだ めからろ過水タンクへと送り出される。DAFクリアだめからの吐出しポンプは 、流量制御のため、可変周波数駆動装置を採用している。ろ過水タンク 低圧シャワーポンプはろ過水タンクの水の一部を一定の流量でディスコストレ ーナへ搬送する。この水は処理シャワーに利用される。高圧シャワーポンプは、 処理シャワーに利用するため、ろ過水タンクの水の一部を一定の流量でベルトプ レスへ搬送する。ろ過水タンクからの水の一部は、タンク液面を維持するために ため、可変周波数駆動装置を採用している。 (フロリダ州フォート・ローダーデールのParkson Corporati onより入手可能)である。 される。ところが、工程全体を最適化し且つ工場の製造の損失を生じることなく 機器の保守に対応するように融通性を与えるため、システムは: へ直接に向かわせるか、又は すか、又は して処理させ、全ての処理をSBRシステムの下流側で行うか、又は 再利用パルプ化工程及び製紙工程で再利用するために、全ての流れをDynas 成されている。 少のためにSBR(逐次バッチ反応器)に向かう流れの残り部分は最大限で13 量が1515lpmを越えるとき、SBRシステムに向かう流量は1325lp ンドパイプに導き、汚染白水タンクに戻すための手段も設けられている。SBRシステム(循環活性化スラジシステム) SBRシステムは、好気性微生物の混合培養物を使用してBOD5及びCOD を減少させるために順次動作される2つのバッチ反応容器から構成されている。 2つの反応容器は、典型的には500から2500mg/Lの範囲のBOD5濃 度と、60から800mg/Lの範囲の総懸濁固体(TSS)濃度とを有する。 の排出水で順次満たされ、バッチ反応のために、好気性非糸状微生物が存在する ところで、pH7〜8,65〜100°Fの温度に8〜16時間の期間にわたり 保持される。 循環活性化スラジシステムに植付けるために使用するバクテリアは特殊な菌株 ではない。故紙を再スラッシュする工程において、故紙の上で自然に起こるバク テリアの集団は、同様に空気からのバクテリアと、より早い段階での故紙のバッ チから得られたバクテリアとの混合物を含有する工場処理水と混合される。それ らの集団は故紙から洗い落とされた澱粉の上で育ち、その一部は排水処理プラン トへ送り出されて、そこでは、循環活性化スラジシステムの条件が同時に起こる BODとCODの除去と共に成長を促進する。バクテリアや他のスライム精製有 機物は、製紙装置の背水システムの至る所に存在する成分である。過剰な成長は 悪臭,噴霧及びパイプの詰まりを引き起こし、最終的にはシート紙自体を汚染し てしまう可能性がある。このため、通常は、バクテリアとスライムのレベルを管 理可能レベルに保持するために、殺菌剤及びスライム抑止剤を添加する。 6〜14時間続く工程の反応段階の間に、大容積遠心送風機は強制的に空気を 静止体積を通して吹上げて、酸化を生じさせる。反応容器内の廃水に溶解してい る酸素の濃度は、溶解酸素センサの制御の下で、少なくとも1台の送風機に対す る可変周波数駆動装置によって、1から2mg/lの最適範囲に維持される。反 応期間の終了時に、空気の通過を遮断し、得られたバイオスラジは嫌気性条件の 下で1から2時間の期間にわたって沈降する。次に反応ボリュームの上部をSB Rデンカントサージタンクに向けて傾き、注入する。反応中に形成されたバイオ スラジは反応容器の底に沈降し、SBRスラジサージタンクへ汲上げられる。 その後の任意の酸化又は石灰安定化の後のSBRスラジサージタンクからのス ラジは、脱水のために、ベルトプレスへ汲上げられる。SBRスラジサージタン クからのポンプは、タンク液面に基づいて流量を維持するために、可変周波数駆 動装置を採用している。 0から70mg/lの範囲のBOD5濃度と、5から600mg/lの範囲の TSS濃度とを有することがわかっているSBRデカントサージタンクからの傾 瀉液体は、フィルタを介してCMF(連続マイクロフィルタ)給水タンクへ連続 して汲上げられる。SBRデカントサージタンクからのポンプは、タンク液面に 基づいて流量を維持するために、可変周波数駆動装置を採用している。 SBRにおける動作条件の下では、沈降していないいくつかの糸状バクテリア 集団は、傾瀉液体のTSS濃度が1000mg/lを越え、下流側の連続マイク ロフィルタが許容しえないほど高い周波数での逆洗を要求するようなレベルまで 増加する場合もある。このような条件の下では、気準ろ過清澄器を一時的に使用 して、SBRからの傾瀉水を浄化することができる。容存空気浮揚清澄器は、S BR内の微生物集団について制御が回復されるまで浮揚も、沈降もしない固体汚 染物質を除去するのには理想的であり、液体を清浄な送り分としてCMFへ供給 でき、そのTSS濃度は600mg/l以下である。 下流側のCMF装置に対する分離負荷を最小にするために、沈澱物質の大部分 を沈降させるべくCMF給水タンクの下部が停滞ゾーンとして作用できるように 、CMF給水タンクを変形しても良い。 SBRデカントサージタンクからCMF給水タンクへ向かう途中で、大きな同 伴懸濁粒子を除去するために、粗ストレーナが採用されている。粗ストレーナか らの連続逆洗は逆洗サージタンクへ吐出される。 下流側の逆浸透段階で沈澱し、膜を損傷する、SBRデカントサージタンクか ら来る液体の中の金属−有機錯体を沈澱させるためには、自動pH制御の下に塩 酸又は硫酸を添加することにより、SBRデカントサージタンクから出る液体の pHを60以下に低下させるのが好ましい。 CMF給水タンクからの流れを完全な閉ループ再循環のために組合わせ白水チ ェストへ一時的に偏向させる手段が含まれている。この手段は、工場の製造工程 を停止させずにCMF装置、ROシステム及び結晶化装置の保守を行うために、 短期間の供給停止を可能にする目的で含まれている。連続マイクロフィルタ 連続マイクロフィルタ装置(CMF)は、先のpH調整段からの送り流れ及び 沈澱金属−有機錯体の中に同伴されている微小な懸濁粒子やバクテリアを除去す る。CMF装置はポリプロピレンろ過膜の両側の相対的に大きな圧力降下を利用 するが、この圧力降下は、フィルタリング工程を実行するために、中空繊維の複 数の束によって形成される(メリーランド州のMemtec America corporationから入手可能)。ろ過膜は約0.2ミクロンの孔サイズ を有するのが好ましいが、孔の大きさは0.1ミクロンから0.5ミクロンまで の範囲であって良い。 CMF装置からの逆洗はCMF逆洗タンクへ吐出され、CMF逆洗タンクにお ける液面を維持するために、材料はCMF逆洗タンクから制御された流量で逆洗 サージタンクへ連続して送り出される。CMF逆洗タンクからの吐出しポンプは 、流量制御のために、可変周波数駆動装置を採用している。 0から3mg/lの範囲のTSS濃度を有するCMF装置からの清浄なろ過物 は、マクロフィルタ(MF)を通過した水タンクへと吐出される。MF水タンク からの流れは分割され、高レベルでフィルタリングされた水のうち約490lp mの一定流量部分は、溶解固体を除去するために処理され、流れのうち残りの1 50から300lpmの部分は、再利用パルプ化及び製紙の工程で再利用するた めに、工場水タンクに戻される。 MF水タンクから工場水タンクへの吐出しポンプは、流量制御のために、可変 周波数駆動装置を採用している。流量はMF水タンク内の液面を維持するように 制御される。 溶解固体を除去するために処理される、高レベルでろ過された水の部分は、さ らに処理を加えるために、MF水タンクから逆浸透(RO)給水タンクへ送り出 される。希望に応じて、SBRシステムによっては適切に除去されなかった高分 子量COD種をさらに減少させるために、MF水タンクとRO給水タンクとの間 に活性炭フィルタ装置を設けても良い。逆浸透 逆浸透システムは、溶解固体をその後の除去に備えて濃縮するために使用され る。RO給水タンクにおける典型的な総溶解固体(TDS)濃度は500から5 00mg/lの範囲にある。ROシステムは、動作の連続性を確保するために、 完全に余分な処理装置を含む。 ROシステムでは、溶解固体濃度の高い流れと、実質的に溶解固体を含まない 流れとを生成するために、半浸透性分離膜の両側で約37バールという相対的に 高い圧力降下を利用している。ROシステムからの清浄な流れは透過物タンクへ 吐出され、そこから工場水タンクへ送られて、再利用パルプ化及び製紙の工程で 再利用される。透過物タンクから工場水タンクへの吐出しポンプは、透過物タン ク内の液面を維持するために要求される流量制御を実行する目的で、可変周波数 駆動装置を採用している。濃縮された溶解固体を伴う流れ(ブライン)は、溶解 固体の除去のため、結晶化装置システムへ吐出される。結晶化装置 結晶化装置システムは、送り出し流れから溶解固体を除去するために使用され る。結晶化装置システムは熱と真空の組合わせを使用して、送り出し流れから水 を蒸発させ、廃棄すべき溶融固体と、回収すべき水蒸気とを生成する。 結晶化装置システムからの溶融固体は、埋め立て式ごみ処分場に処分するため のスラジとして吐出される。約120°F以下に冷却されると、吐出し材料は廃 棄用の岩のような固体を形成する。 結晶装置システムの蒸発工程で生成される水蒸気は凝縮される。凝縮物は工場 水タンクへ運ばれて、再利用パルプ化及び製紙の工程で再利用される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,M W,MX,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TT,UA, US,UZ,VN (72)発明者 ハリス,デビッド・ジョン アメリカ合衆国 87111 ニューメキシコ 州・アルバカーキ・プレストウィック ノ ース イースト・10604

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.故紙を水様処理液で処理する工程と、加工紙及び廃処理液を回収する工程 とを含み、流出液を生成せずに故紙から紙を製造する方法において、廃処理液は 、その後: スラジを生成する酸化処理を行い; スラジから液休相を分離し; 分離した液体相に対して逆浸透処理を行い; 処理済みの液体相の全てを再利用して、新たな水様処理液を形成することを特 徴とする方法。 2.分離した液体相に対して逆浸透処理に先立ってマイクロフィルトレーショ ンを行う請求項1記載の方法。 3.廃処理液から懸濁固体を除去する工程と; 任意に、廃処理液を清澄器の中で処理する工程と; スラジを生成する酸化処理のために、廃処理液を循環活性化スラジ反応システ ムに通す工程と; スラジから液体相を分離する工程と; 懸濁粒子を除去するために、分離した液体相を連続マイクロフィルタに通す工 程と; 溶解した固体を濃縮し且つ処理済み液体相と、濃縮塩溶液とを生成するために 、マイクロフィルタを通過した水に対して逆浸透処理を行う工程と; 固体廃棄物を生成するために、溶解した塩類を蒸発装置の中で結晶化する工程 とを含む請求項1又は2記載の方法。 4.故紙を水様処理液で処理し、加工紙及び廃処理液を回収するとともに、流 出液を生成せずに故紙から紙を製造する製紙工場において、 廃水様処理液中の有機物質の大部分を酸化して、分離可能なスラジを生成する 生物学的処理装置と; 塩類の濃縮溶液及び処理済み液体相を生成する逆浸透装置とを具備する製紙工 場。 5.廃水様処理液に対して酸化を行うのに先立って、廃水様処理液をフィルタ リングするのに適するフィルトレーション装置をさらに具備する請求項4記載の 製紙工場。 6.生物学的処理装置から出る液体相の中に残留している全ての溶解していな い物質を除去するマイクロフィルトレーション装置をさらに具備する請求項4ま たは5記載の製紙工場。 7.塩類の濃縮溶液から固体廃棄生成物を生成するのに適する蒸発装置をさら に具備する請求項4から6のいずれか1項に記載の製紙工場。
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