JPH09510114A - 患者用耐久椅子 - Google Patents

患者用耐久椅子

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JPH09510114A
JPH09510114A JP7515736A JP51573694A JPH09510114A JP H09510114 A JPH09510114 A JP H09510114A JP 7515736 A JP7515736 A JP 7515736A JP 51573694 A JP51573694 A JP 51573694A JP H09510114 A JPH09510114 A JP H09510114A
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JP
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seat
chair
downwardly extending
edge
receiver
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Application number
JP7515736A
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English (en)
Inventor
ロジャー ケイ. レイブ,
ジェイムズ エル. レイニス,
Original Assignee
ロジャー アンド ボニータ レイブ トラスト
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C3/00Chairs characterised by structural features; Chairs or stools with rotatable or vertically-adjustable seats
    • A47C3/02Rocking chairs
    • A47C3/021Rocking chairs having elastic frames

Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Chairs Characterized By Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 患者用耐久椅子(10)は、実質的に剛質であり、間隔を有する一対の前脚(22)を有する椅子のベースフレーム(12);それぞれ固定して各前脚(22)に取り付けられ、かつ下方に延びる縁部(42)および水平部(44)を有する一対の受金(14);受金(14)への取り付けのための下方に延びる縁部(56)を備えた前端部を有する後方に延びる弾性シート(16);および下方に延びる受金(14)の縁部(42)をシートの下方に延びる縁部(56)に取り付けるための一対の第1の固定部材(18)を備える。好ましくは、受金(14)の水平部(44)をシート(16)外面の前端部(53)近傍に取り付けてシート(16)を受金(14)によりしっかりと固定するために第2の固定部材(20)が用いられる。シート(16)は、シート(16)を受金(14)に取り付けるための開口部を下方に延びる縁部(56)にしか有さず、シート(16)を受金(14)に取り付けるための開口部をシート(16)の水平部には有さない。これにより、シート(16)の、過度の撓みおよび荷重からの影響が少なくなる。

Description

【発明の詳細な説明】 患者用耐久椅子 本出願は、1993年11月30日に出願された特許出願第08/160,921号の一部継続出 願である。 背景 本発明は、虚弱な、体の一部が不自由なあるいは病弱な個人の使用に特に適し た患者用耐久椅子に向けられている。 様々な骨筋系の病気あるいは神経筋障害を患っている個人は、椅子に関して特 有な必要性を有する。このような個人のための椅子は長時間にわたって快適で、 立ち座りが楽でかつ安定した支持を提供するものでなければならない。 これらの必要性を満たす患者用椅子はLeibの米国特許第4,784,435号に記載さ れており、この特許出願は本明細書において参考として援用される。この米国特 許第4,784,435号に開示されている患者用椅子は、前脚と、後方に延びる実質的 に水平なシートと、該脚およびシートに取り付けられておりシートを前脚から片 持ちするための受金とを有する。受金とシートとの取り付けにはボルトが用いら れる。 しかし、このタイプの椅子においては、肥満体の使用者が片持ちされたシート を過度に長時間にわたってゆすることにより、スプリングフレームを受金に取り 付けるためにシートのスプリングフレーム内に打ち抜きした箇所へ過度の負荷が かかり、椅子の寿命が制限されてしまう可能性がある。 したがって、長時間にわたって快適で、立ち座りが楽であり、安定した支持を 提供し、かつ幅広い使用者層に対しても向上した耐久性を備えた患者用椅子が必 要とされている。さらに、椅子のコストを最低限に抑えるように、組立を簡略化 し、見た目もよく、かつ汚れのたまりやすい締め金あるいは他の従来組立装置を 除外するために簡素化された椅子でなければならない。 要旨 本発明はこれらの必要性を満たす椅子に関する。本発明の椅子は、(i)互いの 間に間隔を有する、実質的に剛直で、実質的に垂直な一対の前脚を有する椅子の ベースフレーム、(ii)後方に延びるシート、(iii)シートを前脚から片持ちする ために、該前脚に固定して取り付けられた一対の受金、および(iv)シートを受金 に取り付けるための一対の第1の固定部材を備える。好ましくは、シートの上方 向への撓みの防止を助けるために、シートと受金との取り付けに、一対の第2の 固定部材をも用い得る。過度のゆすりおよび荷重に対する椅子の耐久性を向上さ せるために、受金およびシートは後述するように独特に構成され、取り付けられ る。 シートは実質的に水平であり、人体を着席位置で支持するように作られる。シ ートは、下方に延びる縁部を備えた前端を有しており、さらに、実質的に平行で 、実質的に弾性の一対の側方部材および両側方部材間に水平に取り付けられたシ ートカバーを備え得る。側方部材は、受金に固定して取り付けられ、一般的に、 ばね状鋼で構成される。 さらに、背もたれ部は、シートの後端に取り付けられ、シート上方に垂直に延 びてシート上に座っている個人を支持し得る。一般的に、シートおよび背もたれ 部は、両側方部材間に水平に取り付けられたシートカバーおよび両側方部材間に 垂直に取り付けられた背もたれ部カバーを有する、連続的な一対のL字状弾性側 方部材によって形成される。 シートと受金との間に、シートの耐久性を低下させ得る大きな負荷のかかる領 域が形成されないように、受金は設計される。各受金は、前脚に固定して取り付 けられ、すなわち溶接により取り付けられ、シートの下方に延びる縁部に対応す る下方に延びる縁部、および後方に延びる略水平部を有する。受金のうちの1つ の下方に延びる縁部は、第1の固定部材によってシートの下方に延びる縁部に取 り付けられ、1つの受金の水平部は、シートの前端近傍で、第2の固定部材によ ってシートの外面に取り付けられる。 たとえば第1の固定部材の1つの改変例においては、受金の下方に延びる縁部 および各側方部材の下方に延びる縁部は、それらの縁部を貫通する縁部開口部を 有し得、その縁部開口部内に第1の固定部材が位置し得る。この改変例において は、各縁部開口部は受金を貫通する受金縁部開口部およびシートを貫通するシー ト縁部開口部を有する。最も望ましくは、第1の固定部材が、シート縁部開口部 内に固定して配置され、かつシート縁部開口部から後方に延びるスペーサを有し 、かつスペーサの受金縁部開口部への挿入を簡単にするために、受金縁部開口部 が、スペーサよりも大きな断面積を有するスロットである。あるいは、第2の改 変例においては、第1の固定部材は、各受金の下方に延びる縁部に固定して取り 付けられた、すなわち溶接により取り付けられたボルトを含み得、このボルトは 、側方部材の下方に延びる縁部内のシート縁部開口部を通る。 各受金の水平部は、その水平部を貫通する受金開口部を有し得、第2の固定部 材は、受金開口部内に固定して配置し、接着剤もしくは側方部材の断面積を減少 させない他の方法によって、側方部材のうちの1つの外側底面に固定して接着す ることが可能である。従って、側方部材を受金に取り付けるための側方部材に設 けられた開口部は、シートの下方に延びる縁部にのみあり、側方部材の水平に延 びる部分、すなわち、側方部材の強度を低下させる高応力領域には取り付け用の 開口部がない。 第2の固定部材は、取付インサート、接着剤によって側方部材のうちの1つの 外側底面に取り付けられた取付板、バンパあるいは、他の弾性の負荷分散・衝撃 緩和装置および背面ねじを包含することが可能である。取付板は、平坦らなプレ ートであり、各側方部材の外側底面に垂直に取付インサートを保持並びに固定す るための取付開口部を有する。 一般的に、バンパは弾性で、受金の水平部とシートとの間に配置される。バン パは取付インサートを囲み、この取付インサートによって所定位置に保持される 。側方部材の受金への固定を助けるために、背面ねじが、受金開口部を通って上 方に延び、取付インサートに貫入する。 接着剤は、あらゆる種類の接着剤および、とりわけ可撓性の接着片あるいは一 枚の両面テープによって形成され、取付板と側方部材との間に配置され、取付板 を側方部材の外側底面上に保持する。最も望ましくは、片面テープが側方部材お よび取付板の周囲に巻かれることにより、取付板と側方部材との信頼性のある接 着が確実となる。 シートが、シートを受金に取り付けるための開口部を下方に延びる縁部にしか 有さず、シートの水平部分には有さないので、本発明は、非常に強く、耐久性が 高いシートを有する患者用椅子を提供する。従って、過度の荷重、曲げおよびシ ートの撓みに対するシートの耐性が高くなる。さらに、第1および第2の固定部 材は、体裁良く隠されており、シートの受金への迅速で簡単な組立を可能にする 。 図面 以下の記載、添付の請求項および添付の図面によって、本発明の上記のおよび さらに別の特徴、局面および利点がよりよく理解されるであろう。 図1は、本発明の特徴を有する椅子の斜視図である。 図2は、図1の椅子の側面図である。 図3は、本発明の特徴を有する第2の椅子の斜視図である。 図4は、側方部材のうちの1つおよび受金の側横断面組立図である。 図5は、受金に取り付けられた側方部材のうちの1つ部分斜視図である。 説明 本発明による椅子10は、椅子のベースフレーム12、受金14、少なくとも1つの シート16、第1の固定部材18および第2の固定部材20を備える。受金14は、シー ト16を片持ちの状態で椅子のベースフレーム12に取り付ける。 椅子のベースフレーム12のデザインは多様であり、実質的に剛直であり、実質 的に垂直であり、かつ互いの間に間隔を有する少なくとも2つの前脚22を含む。 図1に示すように、椅子のベースフレーム12は、(i)各前脚22の下部22aに取り付 けられた後方に延びるU字状のベース部材24、および(ii)各前脚の上部22bから 後方にかつ水平に延びる肘掛け部26を含む。U字状のベース部材24は、実質的に 垂直な位置にありかつ互いに離れている前脚22を支持し、肘掛け部26は椅子10の 使 用者を支持する。 第2の改変例において図3に示すように、椅子のベースフレーム12は、1つの 前脚22の上部22bおよび下部22aにそれぞれ取り付けられた一対のC字状のベース 部材28、およびC字状のベース部材28もしくは前脚22に取り付けられた、前脚22 を適切な相対位置に保つための水平な横断ビーム30を有し得る。この改変例にお いては、C字状のベース部材28の上部が肘掛け部26を形成する。さらに、付加的 な支持のために前脚22の間および/またはC字状のベース部材28の間に付加的な 支持ビーム32を追加し得、また付加的な肘掛け部26を各シート16間に配置し、椅 子のベースフレーム12に取り付け得る。多くの他の様式のベースフレーム12が、 利用可能である。例えば、椅子のベースフレーム12は4つの脚を有し得る。 ベースフレーム12は、管状鋼などの適した構成材料で構成されており、この管 状鋼は、ベースフレーム12を形成するために曲げられている。または、椅子のベ ースフレーム12は、積層板から作成され得る。さらに、肘掛け部26は、使用者の 快適さのために肘掛け部26の周囲に据え付けられた、ビニールプラスチゾルなど の柔軟な圧縮性材料からなるクッション34を有し得る。 最も望ましくは、ガイド36が、椅子のベースフレーム12の低端部の最前方の下 面に取り付けられ、それによって、椅子10の前方向への傾きが制限される。一般 的に、ガイド36は中空のくさび形で、鋲、ねじ、ボルト、溶接または当業者に公 知の他の方法によって椅子のベースフレーム12に固定される。さらに、後部ガイ ド38を椅子のベースフレーム12の低端部の最後方に配置することにより、床面( 図示せず)のひっかきが抑制され得る。 各受金14は椅子のベースフレーム12、すなわち図1に示すように前脚22の1つ 、および/または図3に示されるように横断ビーム30に、固定して取り付けられ る。一般的に、受金14は鋼製であり、椅子のベースフレーム12に溶接される。最 も望ましくは、ガセット40が受金14の下側に溶接され、それによって、受金14の 剛性がさらに高まる。 各受金14は、後方に延びる略水平部44を有する下方に延びる縁部42を有する。 一般的に、該水平部44と下方に延びる縁部42との間の移行部は弧状に形成され、 それによって、製造時におけるひび割れを防ぎかつ、シート16と受金14が重なる ことを可能にする。弧の適した半径は、約0.5インチである。さらに、受金14は 、下方に延びる縁部42を貫通して設けられる受金縁部開口部46、および水平部44 を貫通して設けられる受金開口部48を有し得る。受金縁部開口部46は第1の固定 部材18に合う大きさの穴あるいはスロットである。同様に、受金開口部48は、第 2の固定部材20に合う大きさの穴あるいはスロットである。最も好ましくは、受 金縁部開口部46は第1の固定部材18よりも大きな断面積を有するスロットであり 、それによって、椅子のベースフレーム12および/またはシート16の位置ずれが 許容され、かつ第1の固定部材18が受金縁部開口部46へ迅速に挿入され得るので 、シート16の椅子のベースフレーム12への組立が短時間で可能になる。 シート16は、後方に延び、実質的に水平であり、人体を座った位置で支持する ように製造される。好ましくは、背もたれ部50は、人間の背中を支持するために 、シートの背面52から垂直にかつ上方に延びる。各シート16は、シートの前端部 53で受金14に固定され、次いで、該受金14が椅子のベースフレーム12に取り付け られる。実施態様によって、シート16を、幅広にしても、少なくとも2人の人間 を横並びの位置に支持し得るようにしてもよい。さらに、複数対の受金14を用い て、複数のシート16を椅子のベースフレーム12に取り付け得る。 一般的に、シート16および背もたれ部50は、一対の、連続的で、実質的に平行 な、L字状の、弾性の側方部材54によって形成される。各側方部材54は、鋼合金 の棒材で形成され、熱処理およびテンパリングが施され、ばね状鋼のようなばね 作用の機械的性質を有し得る。 図4および図5に示すように、各側方部材54の前端部は、受金の下方に延びる 縁部42に対応する下方に延びる縁部56を有する。同様に、縁部56の手前の移行部 は弧状に形成され、かつ受金14に対応することにより応力が局部に集中するのを 防ぐ。さらに、少なくとも1つのシート縁部開口部58が、各側方部材の下方に延 びる縁部56を通って延び、この開口部は、受金縁部開口部46に対応かつ整合する 。一般的には、シート縁部開口部58は、第1の固定部材18に適合する大きさを有 するさら穴あるいはスロットである。 側方部材54の間の距離の維持を助ける横断バー62の取り付けを行うために、シ ートの下方に延びる縁部56に、第2のシート縁部開口部60を形成し得る。付加的 な横断バー62は、シートの前端部53に近接して、シートの背面52に近接しておよ び/または背もたれ部50の上部に任意に配置され得る。ネオプレンフォームなど の柔軟な圧縮性材料からなるバーパッド64は、背もたれ部50の上方に配置された 横断バー62を被覆し、壁面(図示せず)を保護し得る。 側方部材54を受金14に取り付けるための側方部材54における開口部は、大きな 曲げ応力を受けない下方に延びる縁部56にのみ存在する。弾性の側方部材54の曲 げ強度を減少させる、あるいは「応力増加要因」となる、水平部44の高応力領域( すなわち、受金14の水平部44付近)には、側方部材54を受金14に取り付けるため の開口部は存在しない。従って、弾性側方部材54はより強く、より耐久性があり 、かつ過度の曲げおよび荷重に対して高い耐性を有するのである。 一般的に、シートカバー66は、各側方部材54に取り付けられ、水平に延びてシ ート16を形成し、背もたれ部カバー68は、側方部材54に垂直に取り付けられ、背 もたれ部50を形成する。シートカバー66および背もたれ部カバー68は、側方部材 54の間に延びるビニールコーティングしたポリエステルメッシュなどの織物材料 から製造され得る。また、シートカバー66および背もたれ部カバー68に詰め物を しても、あるいは上から覆いを取り付けてもよい。 図4に示すように、第1の固定部材18は、シート縁部開口部58を通って後方に 延びる皿頭ボルト70と、延びて皿頭ボルト70と適合する管状のスペーサ72と、後 方に延びるスペーサ72と共に皿頭ボルト70をシート縁部開口部58内に保持する取 付ナット74とを包含する。本実施態様においては、取付ナット74およびスペーサ 72は受金縁部開口部46を通って適合し、シート56の下方に延びる縁部を受金42の 下方に延びる縁部に取り付ける。あるいは、(i)スペーサ72の厚みを受金42の厚 みよりも小さくし、取付ナット74を使用して、シートの下方に延びる縁部56を受 金14の下方に延びる縁部46に締め付け固定し得る、あるいは(ii)スペーサ72を貫 入させ得る(図示せず);これにより、スペーサ72をボルト70に固定する取付ナ ット74の必要性をなくすことが可能である。 他の実施態様においては、第1の固定部材18は、縁部開口部58を通って延び、 受金の下方に延びる縁部42に支持可能に取り付けられるか、あるいは各受金の下 方に延びる縁部42をシート16の下方に延びる縁部56に固定して取り付ける、鋲あ るいは他の種類の固定部材であり得る。最も望ましくは、第1の固定部材は、鋼 のような強い材料からなる。 図4に示すように、第2の固定部材20は、取付インサート76と;取付板78と; バンパ80と;該取付板78を側方部材54の外側底面に取り付けるための接着剤82と ;受金開口部48を通って上方に延び、かつ取付板に形成された受金開口部48を通 って下方に延びる取付インサート76に螺合する背面取付ねじ84とを包含する。 取付インサート76は、受金開口部48を通って適合する大きさの外側断面、およ び外側にテーパリングされたヘッド86を有する中抜きの雌インサートである。最 も望ましくは取付インサート76は、鋼のような強い材料からなる。取付インサー ト76は、取付板78によって、各側方部材54の外側底面に対して垂直に保持される 。好ましくは、バンパ80が完全に加圧されて、バンパ80が側方部材54と受金14と の間の動きを吸収することが可能になる前に、背面取付ねじ84が取付インサート 76に対して締められるように、取付インサート76は十分に長い。 取付板78は、取付インサート76を受け入れ、かつテーパリングされたヘッド86 によってそれを保持するための、凹部87および取付開口部88を有する平坦な板で ある。取付板78は、接着剤82によって側方部材54の外側底面に接着される。好ま しくは、取付板78は、ばねテンパリング処理された鋼のような、弾性の強い材料 から製造される。 成された非常に強い接合力および可撓性を有する接着剤、もしくは弾性のりによ り形成することが可能である。理想的には、組み立てられた側方部材54および取 付板78の周囲に、長手方向に強化された片面テープ(図示せず)を巻くことによ って、取付板78の側方部材54への固定が補助される。 側方部材54への局部荷重を最小限に抑え、かつ側方部材54と受金14との間の接 触を和らげ、かつ抑えるために、バンパ80が、受金の水平部44と側方部材54との 間に配置される。バンパ80は、弾性ウレタンなどの弾性で可撓性を有する材料か ら形成することが可能である。図4に示すように、バンパ80は、受金開口部48と 取付板78との間で取付インサート76に適合する。 背面取付ねじ84は取付インサート76に適合する大きさであり、受金14を取付イ ンサート76に固定させるために受金開口部48よりも大きいヘッド90を有する。取 付座金92は、背面取付ねじ84のヘッド90と受金14との間で用い得る。 動作の際には、受金14は、椅子のベースフレーム12に溶接などにより取り付け られる。第1の固定部材18は、後方に延びるスペーサ72と共にシート縁部開口部 58内に配置される。その後、スペーサ72は受金開口部48に挿入される。接着剤82 によって側方部材54の外側底面に取り付けられた第2の固定部材20は、受金開口 部48を通ってシート16を適当な位置で保持する。シート16を受金14に取り付ける 際に使用される開口部は全て、下方に延びる縁部56内に配置される。 本発明は、使用者の動きに応じた後方への撓み動作を有し、かつ長時間快適に 座ることのできる椅子10を提供する。この椅子10の重要な利点は、側方部材54を 受金14に取り付けるために使用される、側方部材54の開口部が、下方に延びる縁 部56、あるいは大きな曲げ応力を受けない領域にあることである。これにより、 側方部材54は、長時間にわたる、過度の撓みおよび荷重によりよく耐え得る。さ らに、スペーサ72が受金縁部開口部46に迅速に適合し、シート16を椅子のベース フレーム12へ固定するために背面取付ねじ84のみが必要であるため、椅子10は迅 速かつ簡単に組み立てられる。 本発明は、ある好ましい実施例を参照して、非常に詳細に説明されているが、 他の実施例も可能である。例えば、第2の固定部材20は、受金の各水平部44およ び各側方部材部材54のまわりに巻くバンド(図示せず)であってもよい。しかし ながらこの実施例は、取り付けの際に、バンドを受金14および側方部材54上で動 かすスペースを設けるためにシートカバー66にスロットを開けなければならず、 見た目があまりよくない。つまり、添付の請求項の精神および範囲は、本明細書 中で述べられた好ましい改変例の記載だけに制限されるべきではない。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年6月29日 【補正内容】 【図1】 【図2】 【図3】 【図4】 【図5】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)互いの間に間隔を有し、実質的に剛直かつ、実質的に垂直である、一対 の前脚を有する椅子のベースフレーム; (b)下方に延びる縁部を備えた前端部を有する、人体を着席位置で支持するた めの、後方に延びる実質的に水平なシート; (c)該シートを該前端部から片持ちするための一対の受金であって、各該受金 が後方に延びる実質的に水平な部分を有する下方に延びる縁部を有し、かつ該椅 子のベースフレームに固定して取り付けられた該受金;および (d)一対の第1の固定部材であって、各該第1の固定部材が、該受金のうちの 1つの該下方に延びる縁部を該シートの該下方に延びる縁部に取り付ける、一対 の該第1の固定部材を備える椅子。
JP7515736A 1993-11-30 1994-11-29 患者用耐久椅子 Pending JPH09510114A (ja)

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