JPH09507336A - 強い周囲光内で使用する陰極線管表示デバイス - Google Patents

強い周囲光内で使用する陰極線管表示デバイス

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JPH09507336A
JPH09507336A JP8512455A JP51245596A JPH09507336A JP H09507336 A JPH09507336 A JP H09507336A JP 8512455 A JP8512455 A JP 8512455A JP 51245596 A JP51245596 A JP 51245596A JP H09507336 A JPH09507336 A JP H09507336A
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イアン ヘンドリク ドイステルマート
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フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ
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    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/86Vessels; Containers; Vacuum locks
    • H01J29/89Optical or photographic arrangements structurally combined or co-operating with the vessel
    • H01J29/896Anti-reflection means, e.g. eliminating glare due to ambient light

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  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 所定の光透過率のフエースプレートを有する容器、フエースプレートの内面に配された発光スクリーン、発光イメージを生じるようにスクリーンを励起するための容器内に配された電子ビーム発生手段、フエースプレートの外表面に隣接して配されたニュートラルフイルタとを有する陰極線管表示デバイスにおいて、高周囲光条件下で見るために、全透過率Ttは10%≦Tt≦30%で、表示デバイスの動作時、電子ビーム発生手段は、コントラストC4000が4≦C4000≦8であるようなスクリーン上のビーム電流密度を生じる。

Description

【発明の詳細な説明】 強い周囲光内で使用する陰極線管表示デバイス 本発明は、フエースプレートを有する容器と、この容器内に配された発光スク リーンと、発光イメージをつくるためにスクリーンを励起する電子ビームを発生 する手段とを有する陰極線管表示デバイスに関するものである。 コンピュータモニター或いはテレビジョンのような陰極線管(以下CRTとい う)表示デバイスの1つの共通な問題は、デバイスに用いられているCRT部分 の発光スクリーンの周囲光による邪魔な反射である。このような反射は、CRT でつくられる発光イメージのコントラストを低減する。 別の問題は、CRTのガラスを通過してけい光体に当たる周囲光の問題である 。けい光体は、光の拡散放射体であるほかに拡散反射体としても働く。したがっ て、周囲の光線は、けい光体がCRTの電子ビームで同時に付勢されると否とに かかわらず、すべてのけい光体より拡散反射される。周囲光、特に明るい日の周 囲光は、付活されたけい光体の光よりも遥かに強いことがあるので、反射された 周囲光が信号を完全にウォッシュアウト(wash out)すなわち消し去ることが屡々 ある。これは、陰影、背景或いは弱い光が、これ等が信号或いは強い光と区別す ることができない程に周囲光で照らされることから生じる。イメージは混乱し、 場合によっては完全に失われる。 明るい周囲光を有する環境内で表示デバイスのコントラストを増強するために 数多くの方法及びデバイスが提案されてきている。 この反射を減衰させるために、CRTのフエースプレートは一般に着色ガラス でつくられるか或いは外表面に配されたユュートラルフイルタを有する。CRT の発光スクリーンはフエースプレートの内面に設けられるので、周囲光はフエー スプレートの厚さを2回通過せねばならない。したがって、反射された周囲光は 、フエースプレートを1回だけ通過するスクリーン上に形成された発光イメージ よりの光よりも遙かに大きく減衰される。 この解決法は発光イメージの可視能力を改良するが、重大な制限を有する。周 囲光の明るさが増すとその反射も増す。コントラストを維持するために、発光イ メージよりの光の明るさを強くして反射光よりも目立たせるのが普通である。明 るく照らされた環境内では、発光イメージの光と反射された周囲光が組合わされ た明るさのレベルは、目の適応能力にもかかわらず見る人を不快にさせる程高く なることがある。 シャドーマスクカラーCRT表示デバイスに対しては更にシャドーマスクの熱 の制限もある。発光イメージよりの光の明るさの増加は必然的により大きなビー ム電流を伴い、シャドーマスクの膨張を生じ、不可避的にカラー純度に悪影響を 生じる。その上、大きなビーム電流はスクリーン上の解像度を犠牲にする。 本発明の目的は、周囲光の高いレベルにおいてみることを可能にする、改良さ れたCRT表示デバイスを供することにある。 本発明の表示デバイスは、フエースプレートの拡散反射係数が2.5%以下で ある(Rd≦0.025)ことを特徴とする。 従来公知のCRT表示デバイスは略5%よりも大きい、典型的には5−10% の範囲内の拡散反射係数を有する。 拡散反射係数に対する前記の条件は、CRT表示デバイスに対しては、CRT 表示デバイスに必要とされる照度容量について今迄一般にいだかれていた考えと は相容れない。けれども、前記の条件は、照度容量は今日一般に考えられている 程重要ではないという洞察に基づいたものである。代わりに(非常に高い)周囲 照度条件例えば4000luxの周囲照度条件においてさえもすぐれたブラック レベルを得ながら、表示管(カラーモニター管(以下CMTという))または( テレビジョン管(以下TVTという))コントラスト性能に注意を集中すべきで ある。 言いかえれば、コントラストがピクチャーを明瞭にする。 本発明によるCRTを使用すると、このような高周囲光(Hi-Ambient)CMT を通常通りに、すなわち1μm/cm2の電子流密度を越えることなく好ましく は0.85μA/cm2以下での電子流密度で駆動して例えば4≦C4000≦8の C4000コントラスト性能を得ることが可能になる。 拡散反射係数は、フエースプレートの透過率(Tg)、フエースプレート上の コーティング(若しあれば)の透過率(Tcoat)、発光スクリーンとブラックマ トリックス(若しあれば)の反射係数のような数多くのファクターで決まる。式 で表せば Rd=Tt 2*coat 2*F である。ここで、Fは、とりわけけい光体の拡散反射とブラックマトリックスの 存在とに依存し、非マトリックス発光スクリーンに対する略0.65とブラック マトリックス発光スクリーンに対する略0.3の範囲にある。透過率Tはここで は可視範囲にわたる平均透過率である。ファクターFは、発光スクリーンの拡散 反射で決まるグロッソ・モドオ(grosso modo)である。殆どのけい光体に対し、 前記の拡散反射は略65%(すなわちF=0.65)である。したがって、ブラ ックマトリックスのない管に対してはFはほぼ0.65である。ブラックマトリ ックスを有する管に対しては、ブラックマトリックス材料の拡散反射は単に5% なので、前記のファクターは減少される。それ故、若しブラックマトリックスの 有効範囲がX%ならば、ファクターFは略0.05*x+0.65*(1−x)で ある。ストライプタイプのけい光スクリーン(屡々TVTに対して用いられる) はドットタイプのけい光スクリーン(屡々CMTに対して用いられる)よりも通 常小さい。ブラックマトリックスを有するストライプタイプのけい光スクリーン に対するFの典型的な値は略0.43で、ドットタイプのけい光スクリーンに対 するFの典型的な値は略0.30である。 フエースプレート上にコーティングがないという条件では、ファクターTcoat は1である。透過係数及び反射係数は、可視光に対する係数を意味するものと理 解されたい。若しフエースプレートが1つ以上のコーティングを有するならば、 透過係数Tcoatは各コーティングの透過係数の積(すなわちTcoat=Tcoat1 *coat2 等々)である。 フエースプレートの全透過係数は、フエースプレートの透過係数と、若しあれ ば、フエースプレート上の透過低減コーティングの透過係数との積(Tt=Tg・ Tcoat)である。全フエースプレートの透過率Ttは10−25%の間にあるの が好ましい。全フエースプレート透過率Tt例えば10%<Tt<25%を調整す ることによって、ホワイトフィールド輝度Bmax.4000はこの場合Tt≒1 0%で35cd/m2から(依然としてISO9241−3min.輝度レベル に一致させて)Tt≒25%でより“正常な”100cd/m2までの範囲になる 。Ttに対する上に示した好ましい範囲は、異なるタイプの表示デバイスに対し て幾らか異なる。ブラックマトリックスを有するCMTに対する好ましい範囲は 12.5%<Tt<29%、ブラックマトリックスを有するTVTに対しては1 0%<Tt<25%、またブラックマトリックスを有しないCMTまたはTVT 或いは白黒管に対しては5%<Tt<12%である。これ等の範囲は大ざっぱに 言って0.5と2.5%の間のRdの値に相当する。これ等の範囲の相違は、ブ ラックマトリックスの使用(または不使用)及びこのようなブラックマトリック スの異なる有効範囲を反映する。 拡散反射係数は0.5%以上であるのが好ましい。Rdに対してのより大きな 値は、フエースプレートの拡散反射係数と、不快な結果をまねく周囲の面の拡散 反射係数間のより大きな比を意味する。 本発明の概念内において、CRT表示デバイスに透過低減コーティングを設け るのが好ましい。前述したように、全透過率は、フエースプレートの透過率とコ ーティングの透過率の積である。フエースプレートの厚さはとりわけ安全上の配 慮によって決められ、フエースプレートにわたって変化を示す。その結果、フエ ースプレートの透過はフエースプレートにわたって変化を示す。このような変化 は、フエースプレートの透過係数が小さい程目立つ。典型的には、フエースプレ ートの厚さは該フエースプレートにわたって10−15%変わる。このことは、 例えばフエースプレートの中心における20%のフエースプレート透過率に対し て略20−30%の透過の変化を招く(すなわち透過率は、フエースプレートの 側縁における14−16%から中心における20%の間で変化する)。Rd(Tt 2 での尺度)の変化はこの場合略40−60%である。けれども、透過低減コー ティングの厚さは安全上の配慮と無関係である。透過低減コーティングを設ける ことによって、フエースプレートにわたるRdの変化はしたがって小さくなる。 フエースプレートの透過率(Tt)は40%よりも大きいのが好ましい。本発明 のこれ等の実施例のわく内において、例えばフエースプレートの前に置かれたニ ュートラルフイルターおよび/または透過低減プレートのような、フエースプ レート上に直接設けられた透過低減コーティングと同じ機能を果たす手段は、“ フエースプレート上に設けられたコーティング”と同意義であることを了解され たい。けれども、透過低減コーティングがフエースプレートの表面上に設けられ る方が好ましい。例えばフエースプレートの前に置かれた透過低減プレートの使 用とくらべると、構成要素の数が少なくなる。付けられた透過低減コーティング は、中心から側縁に透過率の増加(すなわちTcoatの増加)を示すのが好ましい 。フエースプレートの中心から側縁へのフエースプレートの厚さの増加に起因す る全透過率(Tt)の増加はこれによって少なくとも部分的に防がれる。 CRT表示デバイスは、好ましくはフエースプレートの内側並びに外側上に、 該フエースプレートの鏡面反射を減らすための手段をそなえるのが好ましい。外 側の鏡面反射は0.5%以下であるのが好ましい。有利な実施例では、透過低減 コーティング並びに鏡面反射低減コーティングとして機能する多層コーティング を外側に有する。 本発明の他の目的及び特徴は、添付の図面を用いての詳細な説明から一層十分 に理解されるであろう。 第1図は本発明の好ましい実施例に従ったCRTの一部断面側面図; 第2図は3つの異なる周囲光レベルにおける異なるガラス透過に対する明るさ とコントラストのデータを示すグラフ; 第3図は共に1000luxの周囲光におけるTt=52%を有する通常のC MTとTt=25%を有する高周囲光CMTのカラー再生を示すグラフである。 第1図は、本発明の1つの好ましい実施例を示すCRTの一部断面側面図であ る。図示のこのCRTは、例えばコンピュータのターミナルディスプレイに用い られる高品位タイプのものである。公知の電子銃または同種のもの(図示せず) がCRT内に設けられるが、これは本発明の要旨と直接に関係がないのでその説 明は省略する。 第1図において、符号11はCRTのフロントパネルを、また符号2は、後で 説明する方法によってフロントパネル上に形成されたフイルム或いは被覆を示す 。このフイルム2は周囲光の反射を減らす役をし、この目的で、可視光を吸収す る。可視光吸収透過低減層2は、フロントパネルが明るい場所で白っぽく見える のを防ぐために、黒色染料を含むのが好ましい。特別な例では、層2は二酸化珪 素、黒色染料、Ge,Zr,Al及びTiで形成されたグループより選ばれた任 意の金属酸化物を有する。 所望ならば、表示スクリーン自体の上の代わりに別個の透明なフロントプレー ト上にフイルタ層を設けることを選ぶことも可能である。 或る場合には、52%の透過率を有する通常の表示スクリーンを用いずに、も っと低い透過率例えば幾つかの17インチCMTに用いられている42%の透過 率を有するスクリーンを用いるのが有利であろう。 本発明は、一般に入手されるCMTは高い周囲照度条件(Eh>1000lu x)において見易さその他に対して必要とされる最小コントラストを維持するこ とができないという洞察に基づいたものである。高い周囲照度の条件では、10 0cd/m2またはそれ以上の表示ディスプレイ輝度レベルが必要であるという ことが一般に信じられている。 例として、周囲照度=1000lux条件においてコントラストC=Bmax+ Bmin)/Bmin=6に対して次のことが当て嵌まる: 透過低減コーティングがなく(Tcoat=1)またTmat=14%(ブラックマ トリックスけい光スクリーン構造の透過係数)なしでTt=52%を有する一般 のCMTは、拡散反射係数Rd≒8.7%を有し、周囲照度=1000lux条 件で次のブラックレベル輝度を生じるであろう: Bmin=周囲照度*拡散反射係数/π =Eh *d/π=1000×0.087/π≒26cd/m2 必要とされる6の値のCを得るために、Bmaxはしたがって130cd/m2でな ければならず、このことは、一般にもたれている見解からすれば、このような高 い照度では100cd/m2或いはそれ以上の高いディスプレイ輝度を必要とす る。一般のCMTに対してはこのようなBmaxは実際に得ることができない。コ ントラストはC=(130+26)/26=6である。一般にもたらされている 見解では、良好なピクチャが存するためにはCRT表示デバイスに対する輝度容 量は高い(Bmax>100cd/m2)ことが要求される。直観的には、高い周囲 照度(>1000lux)に対してさえも、Bmaxに対する値は増加しない までも少なくとも一定に保たれるべきであるように見えるであろう。より多くの 光が表示デバイスに当たればデバイスはそれだけ明るくあるべきだということは 、少なくとも一見したところ合理的な臆説に見える。国際規格ISO9241− 3は、高い周囲照度条件でより高い値(例えば100cd/m2)が選ばれない ならば、より低い照度に対する最小値として例えば35cd/m2を指定してい る。 拡散反射能力Rdの低下は輝度の値の低下をきたす。本発明のCRT表示デバ イスは2.5%よりも小さい拡散反射係数を有する。このように小さい拡散反射 係数は、表示デバイス輝度を100cd/m2より遙かに低い値に減らす。例え ば前記の130cd/m2のBmaxは、他が何も変えられなければ、一般の見解で 求められるような100cd/m2の最小値よりも遙かに低い36cd/m2の値 に減少されるであろう。それにも拘わらず、“求められる”>100cd/m2 の輝度容量を得るためには、スクリーン負荷は2.5μA/cm2のオーダーの 値迄増加されねばならないであろう。けれども、このような高いスクリーン負荷 は陰極(寿命)及びシャドーマスク(ドーム形成(doming)問題)について非常に 強要するところがあるので、現在の設計では非常に重大な問題が生じる。高いス クリーン負荷は、シャドーマスクの有害な膨張を生じ、不可避的にカラー純度に 悪影響を生じる。更に、より大きなビーム電流は、スクリーン上の解像度を犠牲 にして存する。第3に、このような高い電流レベルでは、零周囲照度においてさ えも、後方散乱メカニズムのためにコントラストが減少される。けれども、一般 の要求が輝度よりもコントラストであるならば、本発明のわく内で認識されるよ うに、取るべき方法は、例えばスクリーンガラスの全体透過を下げることにより ブラックレベル輝度を減らすすなわちスクリーンの拡散反射を減らすことである 。輝度容量は一般に考えられている程には重要でなく、その代わりに、非常に高 い周囲照度条件下においてさえも優れたブラックレベルを維持して、コントラス ト性能に十分に専念すべきである。 再び、例として、 前記のコントラストC=6及びBmax=35cd/m2に対して、Bminは周囲 の照度Eh=1000luxの条件において7cd/m2を越えるべきでない ことを見出した。これは、 Rd=πxBmin/Eh=π×7/1000=22% 迄に減少された拡散反射によって満足されることができ、これに対して全スクリ ーンガラス透過率(依然としてTmat=14%として)は Tt=√(Rd/0.302)=√0.022/0.332) ≒27%で良いであろう。 この後者のTtの値は式Rd=Tt 2*Fから求められ、ここでFは、14%のブラ ックマトリックス透過率を有するマトリックス管に対しては0.302、28% のブラックマトリックス管に対しては略0.43、及びブラックマトリックスの ない管に対しては略0.65である。 このような拡散反射係数は5と10%の範囲にある現在使用されている値の遙 かに下である。 標準のCMTの輝度は、Tt=52%でBmax≧100cd/m2で、Tt=27 %で得られる輝度はBmax≧27×100/52=52cd/m2に減少し、同じ 適用において今では C=(Bmax+Bmin)/Bmin≧52+7/7≒8.4x を有し、C=6xに対し管に加えられる駆動は付加的な利点として鮮明度の改良 を有して更に減らされることができよう。すなわち本発明が取り扱う事項は明る さ−コントラスト性能問題である。 人間の知覚に関しての明るさ−コントラスト性能問題のより良い理解のために 、聴覚のように、可なりの近似迄の強さに関する人間の視覚システム“尺度”を 実現することが重要である、すなわち輝度を輝度の対数に変換すべきである。 輝度例えばBmax、Bminを適当な基準レベル例えば0dB≡0.1cd/m2 でつくられたdBで表すこと、すなわち B(cd/m2)≡10logB/0.1(dB) で表すことが提案され、かくして、2つの異なる輝度値B1とB2間のコントラス トは C(dB)=B1(dB)−B2(dB) である。 聴きまたは見ることのできる“一番重要な差”は約2dBと信じられている。 このことは、感覚の観点から、例えば、Bmax=30dBにくらべてBmax=30 .8dBに減少するBmax=100以上のBmax=120cd/m2すなわち感覚 的な20%の差の重要さを論ずるために弱さを示すのに役立つ。この丁度0.8 dBの差は、互いに極く近くない時には見すごされるであろう(互いに近い1つ のスクリーン内のこのような差は容易に見出すことができる)。 他方において、絶対項においては印象のうすいブラックレベル性能差は、dB で表されると正しい感覚的な見方に置かれる。前に示した例から、 周囲照度条件Eh=1000lux=24.15dBにおいて、Tt=52%で Bmin=24.15dB;C=6x≡7.78dBに対して(Bmax+Bmin)は 24.15+7.78=31.93dB(≡156dB)になるべきである; Tt=27%でEh=1000lux内ではBmin=7cd/m2=18.45d B、すなわち24.15−18.45=5.7dBだけの減少である; そしてC=6x≡7.78dBに対しては(Bmax+Bmin)=18.45+7 .78=26.23dB(≡42cd/m2)、言う迄もなくやはり31.93 −26.23=5.7dBの減少である; 両方の、すなわち黒と白の明るさレベルは5.7dBだけ減少されねばならな いが、絶対項ではブラックレベル減少は26−7=19cd/m2であるのに対 し、同じコントラストに対して白輝度減少は156−42=114cd/m2で ある。 例えば周囲照度0において白黒チェスボードパターンを表示するCMTの動作 において、CMT内の電子後方散乱メカニズムのためにブラックレベルの悪化が 出るかも知れない;これはコントラスト<<∞に制限する。略3cd/m2≡14 .7dB(21インチ、Tt=52%、27.5KV/1.1mAで)で評価さ れたその寄与はTtと共に減少されるであろう; 例えばTt=27%を有する前記の状況において、後方散乱寄与は27×3/5 2=1.56cd/m2=11.9dBに減少される; 比較的高い例えば1000luxの周囲照度におけるブラックレベルはBmin= 7+1.56=8.56cd/m2≡19.3dBに増加し、0.85dBだけ の増加で、無視できる; やや低い250lux周囲照度では、後方散乱電子に起因するブラックレベル増 加は比較的より重要である。すなわちBmin=(250×0.022/π)+1 .56=1.75+1.56≒3.3cd/m2≡15.2dBで、1.75c d/m2≡12.4dBとくらべると2.8dBの増加である。 この後方散乱現象は考慮内に含まれる。 更に本発明を説明するために、第2図には、明るさ−コントラスト性能特性が 、14インチ−15インチ−17インチ−21インチの範囲のCMTに対してC MTのスクリーンガラス透過並びに周囲照度レベルの関数として表されている。 入力パラメータは、けい光スクリーンがブラックマトリックスタイプのもので 透過率は14%であり、スクリーン負荷は1μA/cm2特に0.85μmA/ cm2を越えないことである。CMT及びCRTデータシートは3つの電子銃の すべてに対する所謂長期平均アノード電流を一般的に指定している。これより、 スクリーン面積、電流密度が導きだされることができる。例えば、 この表は、約0.85μA/cm2のアノード(=シャドーマスク、けい光スクリ ーン)電流密度が通常のCMTタイプで一般に適用可能なことを示す。 第2図は、夫々Eh=4000、1000及び250luxの3つの異なる周 囲光レベルにおける異なるガラス透過に対する明るさとコントラストのデータを 示すグラフである。水平軸は全透過率を示す。第2の水平軸は拡散反射係数Rd を示す。縦軸は、0.1cd/m2の基準レベル(右軸)に対してdBで表され た最大明るさBmax+B(min+bs)を示し、更にdBでのコントラストC(後 方散乱を考慮に入れた)を示す。このグラフは、元来は下記の表1から3の内容 の幾つかを示したものである。線21、22及び23は夫々Eh=4000, 1000及び250luxに対するBmax+B(min+bs)を示す。線24,2 5及び26は夫々Eh=4000,1000及び250luxに対するCを示す 。線27と28は夫々100cd/m2及び35cd/m2の明るさのレベルを示 す。第2図に示されたグラフを見ると、高い周囲照度条件における黒=黒を維持 するためのCMTの能力の相対的な重要事項が目立つ(24,25及び26の間 には大きな差がある)が、高い周囲照度で“正常”である一般に用いられる10 0cd/m2の輝度レベルと“僅かに”35cd/m2のレベルの比較的狭い帯( =小さな差)も注目に値する。線29は4(略5.8dB)のコントラストレベ ルを示す。 このように第2図は、(14インチ、15インチ、17インチ、21″・・・・ス クリーン対角線を有するスクリーンをもったCMTの範囲のこの例における)明 るさ−コントラスト性能を示す。この第2図は次のことを示す。すなわち、極端 に暗いスクリーン(Tt=10%)を有するブラックマトリックス管(Tmat=M %)は、通常の条件(ビーム電流密度<1μA/cm2特に<0.8μA/cm2、( EHT=25KV))の下で駆動されると、Eh=4000luxの周囲照度に おいて十分な明るさBmax=35cd/m2を生じることを示す。この第2図は更 に、例えばTt=25%を有するスクリーンをもった管は明るさBmax=100c d/m2を生じることもできるが、Eh=4000luxでのコントラストはこの 場合幾らか低いことを示す。 以下の表1,2及び3には、ガラス透過率Tt(ガラス+フイルタ手段)と周 囲照度レベル(Eh)の異なる選択に関して更に詳細な明るさとコントラストが 示されている。 このために、10%より低い透過率すなわち0.3%よりも低いRd値にする ことにより低い周囲照度条件下での更なるコントラストの改良を追求することは 殆ど意味がない。表1は、動作時にスクリーン上のビーム電流密度≦1μA/cm2 特に≦0.85μA/cm2の表示デバイスに対し、4以上のコントラストはRd <2.5%に対して得られ、4と8間のコントラストは0.3%≦Rd≦2.5 %に対して得られることを示す。 更に、拡散反射係数が0.5%以上であるのが好ましいことは注目に値する。 Rdに対するより小さな値は、好ましくない効果をもたらす周囲面の拡散反射係 数間のより大きな比を意味する。 本発明の別の面は、コントラストの改良のほかに、改良されたカラー再生も得 られることである。これを以下に説明する。Tt≒25%を有する高周囲光15 インチCMTが用意された:目での比較によるCM4000モニターの結果は、 白っぽい、反射された周囲光で非常に大きく減少された(もとの)カラーの不飽 和の感覚的な強い影響のために更に顕著であった:表4と第3図を見られたい。 第3図では、一点鎖線の3角形31と32は“零”周囲照度とEh=1600l uxの周囲照度条件におけるTt=52%を有する通常の表示スクリーンのカラ ー範囲を表し、被線の3角形33と34は、“零”周囲照度と周囲照度条件Eh =1000luxにおける高周囲光CMT表示スクリーンのカラー範囲を表す。 3角形の寸法が照度の下で減少される(3角形32は3角形31よりも小さく、 3角形34は3角形33よりも小さい)ことは両方のCMTに当嵌る。けれども 、3角形34は3角形32よりも遙かに大きい。3角形が小さければ小さい程、 見る人はそれだけ小さなカラーコントラスト(小さなカラー差)を感じ、カラー をより不自然に感じる。特に所謂スキン・トーン(肌色)は3角形の縮小によっ て影響される。したがって本発明による高周囲光CRTは、より良いコントラス ト(強さで定義される)のほかに、より良いカラー再生も与える。 下の表は、測定結果についてのより詳細な情報を示す。 高周囲光CMTの特に青(非常に見易い)の飽和の改良は、例えば赤、所謂E BUけい光体より得られるべき利得を小さくするといってよい。 比較テストの結果、“平均的”な観察者で知覚された、とりわけコントラスト 、イメージの輝度の自然さ、多彩さのような幾つかのファクターを考慮に入れた 総合的な知覚イメージの質は、2.5%のRdの値以下または近くで、高周囲照 度(例えば1000lux以上)に対して1つのピークすなわち1つの最も高い 評価を示すことがわかった。 以下に本発明の幾つかの異なる実施例を更に詳しく論じる。 フエースプレートの全透過率Ttは、フエースプレートの透過率と、若しあれ ばフエースプレート上の透過低減コーティングの透過率との積(Tt=Tg・Tco at )である。全フエースプレート透過率Ttは10−25%の間にあるのが好ま しい。全フエースプレート透過率Ttを例えば10%<Tt<25%に調整するこ とにより、白フィールド輝度Bmax4000はこの場合(やはりISO9241−3m in、照度レベルに準拠して)Tt≒10%での35cd/m2からTt≒25%で のより“正常な”100cd/m2迄の範囲にある。好ましい範囲は、ブラック マトリックスを有するCMTに対しては12.5%≦Tt≦29%、ブラックマ トリックスを有するTVTに対しては10%≦TVT≦25%及びブラ ックマトリックスを有しないCMTまたはTVTまたは白黒管に対しては5%≦ Tt≦12%である。 本発明の概念内において、CRT表示デバイスは透過低減コーティングをそな えるのが好ましい。前に説明したように、全透過率はフエースプレートの透過率 とコーティングの透過率との積である。フエースプレートの厚さは、とりわけ安 全上の配慮によって決められ、フエースプレートにわたって変化を示す。その結 果フエースプレートの透過率はフエースプレートにわたって変化する。このよう な変化は、フエースプレートの透過率が低ければ低い程目立つ。典型的には、フ エースプレートの厚さは、フエースプレートにわたって10−15%変わる。こ のことは、例えば20%のフエースプレート透過率に対して略20−30%の透 過率の変化を招く。Rdの変化はこの場合略40−60%である。けれどもコー ティングの厚さは安全上の配慮と無関係である。したがって、透過率低減コーテ ィングを設けることによって、フエースプレートにわたるRdの変化は小さい。 フエースプレートの透過率は40%よりも大きいのが好ましい。本発明のこれ等 の実施例のわく内において、フエースプレートの前に位置する例えばニュートラ ルフイルタおよび/または透過低減プレートのような、フエースプレート上に直 接施された透過低減コーティングと同じ機能を果たす手段は、“フエースプレー ト上に設けられたコーティング”と同義であることを了解されたい。けれども、 コーティングがフエースプレートの表面に施されるのが好ましい。例えばフエー スプレートの前に位置する透過低減プレートの使用にくらべると、構成要素の数 が減る。このようなコーティングは、黒色染料を含むのが好ましい。 透過低減コーティング内に用いるのに適した黒色染料は、例えばチバ.カイギ ー(Ciba Geigy)から入手できるオラソルブラック(Orasol Black)CNTM(色 指数;ソルベントブラック29)及びオソラルブラック(Orasol Black)RLTM (色指数;ソルベントブラック29);バスフ(BASF)から入手できるザポ ンブラック(Zapon Black)X51TM(色指数;ソルベントブラック27)及びア イ・シー・アイ(ICI)から入手できるランプロノルブラック(Lampronol Bla ck)TM(色指数;ソルベントブラック35)である。これ等の染料は高光沢ブラ ックフイルタ層の製造を可能にする。非常に好適な染料はオラソルブラックCNTM である。というのは、この染料は光に高い耐性を有するからである。供給者よ り寄せられた情報によれば、この後者の染料の化学構造式はモノアゾ系クロム複 合体である。所望される透過率に応じて、染料が所定の濃度でアルコキシシラン 化合物のアルコール溶液に加えられる。410と680nm間の波長範囲におい て、前記の染料を含むフイルタ層の透過率は事実上一定で、したがってスペクト ル的にニュートラルである。これ等及びその他の染料は、フイルタ層がエタノー ル、アセトン、希釈酢酸、水酸化アンモニウム、石けん及び塩水のような通常の クリーニング液と接触すると簡単に浸出されることが見出された。Ge、Zr、 AlまたはTiの酸化物の1つまたは1つ以上の混合物を二酸化珪素内に入れる ことにより、染料の浸出を良く防ぐフイルタ層が得られる。前記の酸化物は、テ トラエチルオルトゲルマニウムG(OH254(TEOG)、テトラブチルオ ルトジルコネートZr(OC494(TBOZ)、テトラプロピルオルトジル コネートZr(OC374(TPOZ)、トリプロピルオルトアルミネートA l(OC373(TPOAl)及びテトラエチルオルトチタネートTi(OC2 54(TEOTi)のような、対応したアルコキシ化合物を主剤としてフイル タ層に入れることができる。 透過低減コーティングは、表示スクリーン上に、Ge、Zr、Al及びTiで 形成されたグループより選ばれた少なくとも1つの金属のアルコキシシラン化合 物、アルコキシ化合物のアルコール溶液、酸性水及び黒色染料をあてがい、次い で高温で処理し、これにより、二酸化珪素、金属の酸化物及び染料を有するフイ ルタ層を形成することによってつくることができる。 好適なアルコキシシラン化合物は、テトラエチルオルトシリケート(TEOS )である。それ自体は公知のSi(OR)4のタイプの他のアルコキシシラン化 合物及びそのオリゴマーを代わりに用いることができる。ここでRはアルキル基 特にC1−C5アルキル基を表す。好ましいのは、アルコール溶液をスピンコーテ ィングによって表示スクリーン上に塗布することである。例えば30分間160 ℃までで乾燥及び加熱すると滑らかな高光沢フイルタ層が得られる。例えばTt <30%を有する非常に黒いスクリーンは、スクリーンをフイルタ層で多重コー ティングすることによってつくることができる。若し所望ならば、スプレーに よってアルコール溶液を吹き付け、これにより、防眩特性を有するつや消しのフ イルタ層を形成することができる。アルコールについては、エタノール、プロパ ノール、ブタノール、ジアセトンアルコール或いはその混合物を用いることがで きる。酸性水によってアルコキシ基が水酸基に変換され、この水酸基が、相互に 及び表示スクリーンのガラス面の水酸基と反応する。乾燥及び加熱の間、重縮合 が二酸化珪素の適当に付着性の酸化物網状構造を生じさせ、この中に金属Ge、 Zr、AlまたはTiの1つまたは1つ以上の酸化物と染料が入れられる。前記 の金属のアルコキシ化合物については、M(OR)nの式の化合物を用いること ができる。ここでMはGe、Zr、AlまたはTi、RはC1−C5アルキル基そ してnは金属Mの原子価である。前に挙げた化合物TEOG、TBOZ、TPO Z、TPOAl及びTEOTiは、用いることができるものの例である。好まし いのは、オソラルブラックCNTM(色指数:ソルベントブラック28)を用いる ことである。というのはこれは前述した好ましい特性を有するからである。 施された透過低減コーティングは、中心から側縁に透過の増加を示すのが好ま しい。フエースプレートの中心から側縁への厚さの増加に起因する透過の現象は これによって少なくとも部分的に打ち消される。 CRT表示デバイスは、フエースプレートの鏡面反射を減らすための手段を好 ましくはフエースプレートの外側並びに内側に有するのが好ましい。外側の鏡面 反射は0.5%よりも小さいのが好ましい。有利な実施態様は、透過低減コーテ ィング並びに鏡面反射現象コーティングとして機能する多層コーティングを外側 に有する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.フエースプレートを有する容器と、この容器内に配された発光スクリーンと 、発光イメージをつくるためにスクリーンを励起する電子ビームを発生する手段 とを有する陰極線管表示デバイスにおいて、拡散反射係数が2.5%以下(Rd ≦0.025)であることを特徴とする陰極線管表示デバイス。 2.拡散反射係数が0.3%以上であることを特徴とする請求の範囲1記載の陰 極線管表示デバイス。 3.拡散反射係数が0.5%以上であることを特徴とする請求の範囲2記載の陰 極線管表示デバイス。 4.全フエースプレート透過率が例えば10%<Tt<25%、特に≦20%で あることを特徴とする請求の範囲1乃至3の何れか1つに記載の陰極線管表示デ バイス。 5.陰極線管表示デバイスは透過低減コーティングを有することを特徴とする請 求の範囲1乃至4の何れか1つに記載の陰極線管表示デバイス。 6.全フエースプレート透過率は40%よりも大きいことを特徴とする請求の範 囲5記載の陰極線管表示デバイス。 7.透過低減コーティングはフエースプレートに施されたことを特徴とする請求 の範囲6記載の陰極線管表示デバイス。 8.透過低減コーティングは、フエースプレートの中心から側縁に透過率の増加 を示す請求の範囲7記載の陰極線管表示デバイス。 9.陰極線管表示デバイスは、フエースプレートの鏡面反射を減らす手段を具え た請求の範囲1乃至8の何れか1つに記載の陰極線管表示デバイス。 10.フエースプレートの外側の鏡面反射は0.50%以下であることを特徴とす る請求の範囲9記載の陰極線管表示デバイス。 11.フエースプレートの内側と外側の両方の鏡面反射が減らされたことを特徴と する陰極線管表示デバイス。 12.陰極線管表示デバイスは、フエースプレートの外側に、透過低減コーティン グ並びに鏡面反射低減コーティングとして機能する多層コーティングを有する ことを特徴とする請求の範囲7または9記載の陰極線管表示デバイス。 13.発光スクリーンは、14インチ、15インチ、17インチ及び21インチの 寸法より選ばれたスクリーン対角線を有することを特徴とする請求の範囲1乃至 12の何れか1つに記載の表示デバイス。 14.動作時、スクリーン上のビーム電流密度は≦1μA/cm2、特に≦0.85 μA/cm2であることを特徴とする請求の範囲1乃至13の何れか1つに記載の 表示デバイス。 15.スクリーン上のビーム電流密度≦1μA/cm2、特に≦0.8μA/cm2に対 し、4≦C4000≦8のC4000コントラストが得られることを特徴とする請求の範 囲1乃至14の何れか1つに記載の表示デバイス。
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