JPH09506389A - 凝集体の形態のアミンオキシド界面活性剤含有洗剤組成物 - Google Patents

凝集体の形態のアミンオキシド界面活性剤含有洗剤組成物

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JPH09506389A JP7516385A JP51638595A JPH09506389A JP H09506389 A JPH09506389 A JP H09506389A JP 7516385 A JP7516385 A JP 7516385A JP 51638595 A JP51638595 A JP 51638595A JP H09506389 A JPH09506389 A JP H09506389A
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Abstract

(57)【要約】 凝集体の形態の洗剤組成物を提供する。洗剤組成物は、洗剤界面活性剤系約1〜50重量%を含有する。界面活性剤系自体は、界面活性剤系の重量で(i)アミンオキシド界面活性剤少なくとも約50%および(ii)直鎖アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤約30%以下を含む。さらに、洗剤組成物は、クリーニングを高めるための洗浄性ビルダー少なくとも約1重量%を包含する。界面活性剤系およびビルダーは、凝集してホスフェートを実質上含まない洗剤凝集体を調製する。洗剤組成物中の界面活性剤は水性洗濯液中で改善された溶解度を有する。このように、アミンオキシド界面活性剤、LAS界面活性剤および配合するならば他の界面活性剤の溶解度は、同じ試験条件下で同じ界面活性剤単独より少なくとも5%以上高められる。

Description

【発明の詳細な説明】 凝集体の形態のアミンオキシド界面活性剤含有洗剤組成物 技術分野 本発明は、一般に、特に低温洗濯液中で、改善された生分解性およびクリーニ ングを有する凝集体の形態の洗剤組成物に関する。より詳細には、本発明は、洗 剤組成物の全生分解性を改善するために主要界面活性剤としてのアミンオキシド 界面活性剤および減少量の直鎖アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤(「L AS」とも称する)を含有する凝集された無ホスフェート洗剤組成物に関する。 洗剤組成物は、特に低温洗浄液(例えば、5℃〜30℃)および高い水硬度条件 (例えば、7グレン/ガロン)でアミンオキシド界面活性剤およびLASの溶解 度を増大することによって改善されたクリーニングをもさらに達成する。高密度 コンパクト洗剤組成物を調製する目的で且つここに論ずる利益を達成するために 、本発明の洗剤は、噴霧乾燥粒状物よりもむしろ洗剤凝集体の形態とする。 背景技術 典型的には、通常の洗剤組成物は、表面から各種の汚れおよびしみを除去する ために各種の界面活性剤の混合物を含有している。例えば、各種の陰イオン界面 活性剤、特にアルキルベンゼンスルホネートは、粒子汚れを除去するのに有用で あり且つアルキルエトキシレート、アルキルフェノールエトキシレートなどの各 種の非イオン界面活性剤は、グリース汚れを除去するのに有用である。 公知技術として、洗剤処方の当業者用の各種の界面活性剤が充分知られている が、入手できる界面活性剤の大部分は、家庭洗濯組成物などの低コストアイテム で常用するのに好適ではない特製化学薬品である。事実は、多くの家庭用洗濯洗 剤が通常のアルキルベンゼンスルホネートまたは第一級アルキルサルフェート界 面活性剤の1種以上を依然として含んだままである。通常のアルキルベンゼンス ルホネートは、水性洗濯液中において許容可能な溶解性を示すが、一般に、不良 な生分解特性を有するとみなされている。一方、第一級アルキルサルフェートは 、許容可能な生分解特性を有するが、一般に、特に低温洗浄液中において許容可 能な溶解性を示さない。 乳化が望まれる各種の組成物で用途を見出している1つの種類の界面活性剤は 、第二級アルキルサルフェートからなる(「SAS」とも称する)。通常の第二 級アルキルサルフェート界面活性剤は、硫酸化線状および/または部分分枝アル カンの一般にペースト状のランダム混合物として入手できる。例えば、ロッサー ル等の米国特許第4,235,752号明細書は、2/3サルフェート異性体5 0%および各種の他の有効な異性体40%を含有するC10〜18第二級アルキルサ ルフェートである洗剤界面活性剤を開示している。ロッサール等によって開示さ れた界面活性剤物質は、主として皿洗い操作で使用されるためのものである。こ のような物質は、洗濯洗剤では汎用されていない、その理由は、それらが特に水 中溶解度およびクリーニング性能に関してアルキルベンゼンスルホネート以上の 利点を提供しないからである。従って、ロッサール等は、低温洗浄液または高硬 度水条件下のいずれにおいても改善された溶解度を有する高密度洗濯洗剤を提供 しない。 トサカ等の米国特許第5,096,621号明細書(花王)は、アミンオキシ ド界面活性剤、陰イオン界面活性剤および非イオン界面活性剤を含有する洗剤組 成物であって、それらは一緒に改善されたクリーニング性能を達成するものに係 わる。そのような組成物としては粉末形態も意図されるが、トサカ等は、「液体 」皿洗い洗剤組成物および硬質表面クリーニング組成物のみを例証している。更 に、トサカ等の特許は、アミンオキシド界面活性剤を低温洗浄液中での改善され た溶解度のために洗剤凝集体に直接には配合していない。むしろ、トサカ等は、 個別 のアミンオキシド粒子を噴霧乾燥粒状物と組み合わせて洗剤組成物を調製してい る。このように、トサカ等の特許は、低温洗濯液と関連づけられる溶解度に関す る問題、LAS約30%以下を含むサルフェート(即ち、AS、SAS、AES など)をベースとする界面活性剤系を有する洗剤を使用する時に特に一般的であ る問題について述べていない。 第一級アルキルサルフェートと第二級アルキルサルフェートとの両方を含めて アルキルサルフェート界面活性剤の限定された溶解度は、典型的には低温(例え ば、5℃〜30℃)洗浄液中で使用され、且つ低投与量による使用のために「濃 縮」または「コンパクト」形で処方される現代の粒状洗濯洗剤において特に一般 的である。消費者にとっては、コンパクト洗剤製品に伴うより小さいパッケージ サイズによって、貯蔵および取扱いが容易となる。処方業者にとっては、単位貯 蔵コスト、輸送コストおよび包装コストの低下がもたらされる。 許容可能なコンパクトまたは濃縮粒状洗剤の製造は困難である。典型的なコン パクト洗剤処方物においては、硫酸ナトリウムなどのいわゆる「不活性」成分は 、実質上排除される。しかしながら、このような成分は、通常の洗剤の溶解度を 高める役割を果たす。その結果、コンパクト洗剤について、しばしば、特に低温 洗濯液中で、溶解度に関する問題が生ずる。更に、通常のコンパクトまたは低密 度洗剤粒状物は、通常、水性洗浄液に全く溶解しやすい極めて多孔性の洗剤粒子 を生ずる噴霧乾燥法によって製造している。対照的に、コンパクト洗剤は、典型 的には、余り可溶性ではなく余り多孔性ではない高密度洗剤粒子からなる。この ように、コンパクト形の粒状洗剤は、典型的には、可溶化剤の余地がほとんどな いか何もない、多量の洗剤成分を含有する粒子または粒状物からなるので、且つ このような粒子は、意図的に高嵩密度で製造されるので、正味の結果は、使用中 の溶解度に関する実質的な問題であることがある。 従って、技術上の開示にも拘らず、特に低温洗浄液中で、改善されたクリーニ ング性能を有する洗剤組成物のニーズは残っている。このニーズは、消費者によ って現在使用されているコンパクトまたは高密度洗剤の技術において特に一般的 である。高い硬度および低温水条件下において組成物中の界面活性剤の改善され た溶解度を示すことによってこれらの利益を達成するこのような洗剤組成物のニ ーズもある。また、改善された生分解性を示すこのような洗剤組成物のニーズも ある。 発明の開示 本発明は、低温洗浄液中並びに高い水硬度条件下で、界面活性剤の改善された 溶解度または溶解を示す、凝集体の形態の洗剤組成物を提供することによって前 記ニーズを満たす。洗剤組成物は、少量の直鎖アルキルベンゼンスルホネート界 面活性剤との組み合わせで多量のアミンオキシド界面活性剤を有する界面活性剤 系を含む。少量(即ち、約30%以下)の界面活性剤系および洗剤組成物中のホ スフェートの省略は、改善された生分解性を達成する目的で維持される。他の補 助洗剤成分も、洗剤組成物を調製する凝集体に配合してもよい。例えば、高活性 (多い界面活性剤量)粒子(例えば、SASおよびAS)は、場合によって、ク リーニングを高めるために配合してもよい。 ここで使用する「改善された溶解度」なる句は、洗剤組成物の界面活性剤の溶 解度が同じ試験条件下で(即ち、水の温度およびpH、攪拌速度および時間、粒 径、水硬度など)同じ界面活性剤自体の溶解度と比較して本発明の方法で使用し た時に洗濯液中で少なくとも5%だけ高められることを意味する。ここで使用す る「凝集体」なる用語は、典型的には形成された凝集体より小さい平均粒径を有 する粒子を凝集することによって形成される粒子を意味する。ここで使用するす べての%、比率および割合は、特に断らない限り、重量基準である。ここに引用 する特許および刊行物を含めたすべての文書は、ここに参考文献として編入する 。 本発明の1アスペクトによれば、凝集体の形態の洗剤組成物がここに提供され る。洗剤組成物は、洗剤界面活性剤系約1〜50重量%を含む。界面活性剤系自 体は、界面活性剤系の重量で、(i)アミンオキシド界面活性剤少なくとも約5 0%、(ii)直鎖アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤約30%以下を含む 。また、洗剤組成物は、クリーニングを高めるための洗浄性ビルダー少なくとも 約1重量%を包含する。界面活性剤系およびビルダーは、凝集して、ホスフェー トを実質上含まない洗剤凝集体を調製する。洗剤組成物中の界面活性剤は、水性 洗濯液中で改善された溶解度を有する。このように、アミンオキシド界面活性剤 、LAS界面活性剤および配合するならば他の界面活性剤の溶解度は、低温、即 ち、5℃〜30℃で水性洗浄液中で同じ試験条件下で同じ界面活性剤単独以上の 少なくとも5%、好ましくは10〜50%だけ高められる。 本発明の別のアスペクトによれば、汚れた布帛の洗濯法が提供される。この方 法は、汚れた布帛を水性洗濯液中でここに記載のような有効量の洗剤組成物と接 触させることを含む。有効量は、典型的には、1000〜1500ppm程度で ある。 従って、本発明の目的は、特に低温洗浄液中で、界面活性剤の溶解度を増大さ せる結果、改善されたクリーニング性能を有する洗剤組成物を提供することにあ る。また、本発明の目的は、改善された生分解性を有するこのような洗剤組成物 を提供することにある。本発明のこれらの目的および他の目的、特徴および付随 の利点は、好ましい態様の下記の詳細な説明および添付した請求の範囲を読むこ とから当業者に明らかになるであろう。 発明を実施するための最良の形態 本発明は、低温洗濯液中で改善された溶解度を有する洗剤組成物に係わる。世 界中の多数の消費者は、汚れた布を特定の地理的位置に独特な通常の洗濯機中で 洗濯している。典型的には、これらの通常の洗濯機は、汚れた布を比較的低温、 例えば、5℃〜30℃の範囲内の低温、および高い硬度濃度、例えば、7グレン /ガロン(CaおよびMgイオンで富んでいる)で供給される水中で洗濯してい る。また、今日の消費者の大部分は、洗濯ニーズを達成するためにコンパクトま たは濃縮洗濯洗剤を使用している。前記条件下では、水性洗濯液中の現在の洗剤 の溶解度は、問題であった。この問題は、洗剤組成物が冷たい水性洗濯液への溶 解を特には受けやすくない多量のアルキルサルフェート、アルキルエトキシサル フェートおよび/または第二級アルキルサルフェートを有する時には特に悪化さ れる。このような界面活性剤は、一般に不良な生分解性を有する直鎖アルキルベ ンゼンスルホネート界面活性剤のニーズを最小限にするので、現代の洗濯洗剤で 特に有用である。この問題への別のアプローチは、アミンオキシドなどの陽イオ ン界面活性剤を使用することであったが、このような界面活性剤は、一般に、噴 霧乾燥される洗剤粒状物から離れて別個の成分、即ち、添加物として配合する。 洗剤組成物の溶解度は、凝集によってアミンオキシド界面活性剤を最小量(界 面活性剤系の30%未満)の直鎖アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤と共 に洗剤に直接配合することによって増大できることが今や見出された。洗剤組成 物を凝集体の形態にさせることによって、洗濯液中の全界面活性剤系の溶解度は 、特に低温(例えば、5℃〜30℃)に保たれた溶液の場合に改善される。その 目的で、本発明の好ましい洗剤組成物は、界面活性剤系約1〜約50重量%、好 ましくは約15〜約40重量%〔界面活性剤系の少なくとも50%、好ましくは 約50%〜約100%はアミンオキシド界面活性剤であり、且つ約30%以下、 好ましくは約0%〜約15%は直鎖アルキルベンゼンスルホネート(LAS)界 面活性剤である〕を含む。場合によって、界面活性剤系は、非イオン界面活性剤 および/または陰イオン界面活性剤、例えば、アルキルサルフェート、アルキル エトキシサルフェート、第二級アルキルサルフェートおよびそれらの混合物から なる群から選ばれるものを包含してもよい。これらの補助界面活性剤の量は、変 化でき、一般に界面活性剤系の約0.01%〜約50%を占める。 好ましくは、本発明の洗剤組成物は、さらに洗浄性ビルダー少なくとも約1% 、好ましくは約10%〜約40%を含む。洗剤組成物は、さらに補助洗剤成分の 1種以上を包含してもよい。洗浄性ビルダーおよびこのような補助成分の非限定 例は、以下に詳細に記載する。好ましくは、本発明の洗剤組成物は、「コンパク ト」洗剤製品を製造する目的で密度少なくとも650g/Lを達成するように処 方し且つ加工する。 生分解性を高める目的で、本発明の洗剤組成物を調製する洗剤凝集体は、好ま しくは、ホスフェートを含有せず且つLASをほとんどまたは何も含有しない。 更に、洗剤組成物は、噴霧乾燥粒状物に対するものとして「凝集体」の形態であ ることが重要である。このことは、大抵のアミンオキシド界面活性剤が噴霧乾燥 塔から極めて悪い羽毛状のものを生じたり形成したりせずに噴霧乾燥法に容易に 付すことができないので、特に重要である。同じことは、アルキルサルフェート およびアルキルエトキシサルフェート界面活性剤の場合に真実である。その結果 、過去並びに現在の洗剤は、アミンオキシド界面活性剤を「別個の」補助成分と してだけ配合する。しかしながら、このことは、満足な溶解特性を有する洗剤組 成物を与えるものではない。 対照的に、本発明の洗剤組成物は、アミンオキシドを後述のような凝集法技術 によって個々の凝集体に直接「内部に」配合する。理論によって限定しようとは しないが、アミンオキシドは、凝集体内に緊密に結合される結果、水性洗濯液に より迅速且つより完全に加えられると考えられる。凝集形態においては、アミン オキシドは、明らかに、極めて吸湿性であり、且つ結晶化度傾向をほとんど有し ておらず、特に低温洗浄液中で非常に可溶性である。更に、AS、AES、SA Sなどの他の補助界面活性剤と一緒にアミンオキシド界面活性剤を利用すること によって、冷たい洗浄液中および高い硬度条件下での洗剤凝集体の全溶解度は、 改善され、それによって改善されたクリーニング性能を生ずる。 洗剤組成物によって達成される「改善された溶解度」は、界面活性剤系(その 少なくとも50%はアミンオキシド界面活性剤である)の高められた溶解度に関 する。好ましくは、改善は、単独またはここに定義のような洗剤組成物に含有せ ずに溶解する場合の、同じ界面活性剤の溶解度をうわまわり、洗浄液中の界面活 性剤系の溶解度の少なくとも5%増大を表わす。より好ましくは、溶解度改善は 、約10%〜約50%である。当業者は、界面活性剤系溶解度の比較を同じ洗濯 条件、例えば、水の温度、硬度およびpH、攪拌速度および時間、および粒径下 で完了すべきであることを認識するであろう。典型的な界面活性剤系溶解度改善 は、以下の例に記載する。 当業者は、洗浄液中の界面活性剤系の量を測定できる多数の方法も認識すべき である。例えば、アミンオキシド界面活性剤の溶解量は、滴定技術(洗剤組成物 を含有する水性洗濯液の試料を1分後に採取し、0.45mmのナイロン濾紙で濾 過した後、例えばシグマ・ケミカル・カンパニーから商品名ハイアミン(Hyamine )で商業上購入できる陽イオン滴定剤を濾液に加える)によって測定できる。次 いで、濾液を、ドデシル硫酸ナトリウムなどの陰イオン滴定剤で滴定する。前記 のことから、洗浄液に溶解された陽イオン界面活性剤、即ち、アミンオキシドの 量が測定できる。界面活性剤系に含有される他の任意の界面活性剤の溶解度は、 いわゆる「catSO3」滴定技術などの周知の技術によって測定できる。以下 に提示する例は、アミンオキシド界面活性剤の改善された溶解度並びに前記滴定 技術を例示する。 界面活性剤系 本発明の最も広いアスペクトにおいては、凝集洗剤組成物は、アミンオキシド 界面活性剤少なくとも50%、およびLAS約30%以下を含めて界面活性剤系 を含有する。場合によって、界面活性剤系は、追加の界面活性剤を包含してもよ く、追加の界面活性剤の非限定例を以下に与える。 ここで使用するのに好適なアミンオキシド界面活性剤は、一般式 (式中、R1はC8〜24アルキル基または置換C8〜24アルキル基であり、R2およ びR3はH、C1〜3アルキル基または置換C1〜3アルキル基であり、nは0〜約 10である) を有する。 アミンオキシド界面活性剤の非限定例としては、C10〜18アミンオキシド、第 二級アミンオキシド、および第三級アミンオキシドが挙げられる。第三級アミン オキシド界面活性剤は、水和形であってもよく且つ一般式R123NOnH2O (式中、R1、R2およびR3は前記のものと同じであり、nは1または2である )を有する。ここで使用するのに好適な他の第三級アミンの例としては、メチル 、エチル、および2−ヒドロキシエチル基から独立に選ばれる1個または2個の 短鎖基を含有するもの(アミノ窒素の残りの原子価は炭素数8〜24の第一級ア ルキル基、例えば、オクチル、デシル、ドデシル、テトラデシル、ヘキサデシル 、オクタデシル、エイコシル、ドコシル、およびテトラコシルから独立に選ばれ る長鎖基で満足される)が挙げられる。第一級アルキル基は、分枝鎖基であって もよいが、好ましいアミンは、第一級アルキル基の少なくとも大部分が直鎖を有 するものである。 これらのt−アミンの例は、N−オクチルジメチルアミン、N,N−ジデシル メチルアミン、N−デシル−N−ドデシルエチルアミン、N−ドデシルジメチル アミン、N−テトラデシルジメチルアミン、N−テトラデシル−N−エチルメチ ルアミン、N−テトラデシル−N−エチル−2−ヒドロキシエチルアミン、N, N−ジ−テトラデシル−2−ヒドロキシエチルアミン、N−ヘキサデシルジメチ ルアミン、N−ヘキサデシルジ−2−ヒドロキシエチルアミン、N−オクタデシ ルジメチルアミン、N,N−ジエイコシルエチルアミン、N−ドコシル−N−2 −ヒドロキシエチルメチルアミン、N−テトラコシルジメチルアミンなどである 。 ここで使用するのに好適な第三級アミンオキシド並びに第二級アミンオキシド の他の例としては、ジメチルドデシルアミンオキシド、ジメチルテトラデシルア ミンオキシド、エチルメチルテトラデシルアミンオキシド、セチルジメチルアミ ンオキシド、ジメチルステアリルアミンオキシド、セチルエチルプロピルアミン オキシド、ジエチルドデシルアミンオキシド、ジエチルテトラデシルアミンオキ シド、ジプロピルドデシルアミンオキシド、ビス−(2−ヒドロキシエチル)ド デシルアミンオキシド、ビス(2−ヒドロキシエチル)−3−ドデコシル−2− ヒドロキシプロピルアミンオキシド、(2−ヒドロキシプロピル)メチルテトラ デシルアミンオキシド、ジメチルオレイルアミンオキシド、ジメチル−(2−ヒ ドロキシドデシル)アミンオキシド、および前記化合物の対応デシル、ヘキサデ シルおよびオクタデシル同族体が挙げられる。ここで使用するのに好ましいアミ ンオキシド界面活性剤としては、C12〜14ジメチルアミンオキシドが挙げられる 。ジメチルドデシルアミンオキシドが、最も好ましい。 ここで使用するのに好適な追加のアミンオキシド界面活性剤およびその製法は 、ボルランド等の米国特許第5,071,594号明細書およびトサカ等の米国 特許第5,096,621号明細書(ここに参考文献として編入)に開示されて いる。更にここで使用するのに好適なアミンオキシドは、アルムステッド等の米 国特許第3,351,557号明細書、デービスの米国特許第3,341,45 9号明細書、チメラー等の米国特許第3,202,714号明細書、ドルー等の 米国特許第3,441,611号明細書、およびドルーの米国特許第3,441 ,612号明細書(それらのすべてをここに参考文献として編入)に記載されて い る。 場合によって、界面活性剤系は、量が界面活性剤系の約30%を超えない限り 、通常のC11〜C18アルキルベンゼンスルホネート(ここで「LAS」とも称す る)を包含できる。いわゆる「LAS」界面活性剤の生分解性は、若干の関心の 主題であるが、本発明の界面活性剤系は、本発明の洗剤組成物全体の生分解性を 実質上減少させずに洗剤組成物の全溶解度を改善する目的で、少量(即ち、30 %未満)のLASを包含してもよい。 補助界面活性剤 界面活性剤系は、各種の補助界面活性剤(補助剤の総計量は界面活性剤系の5 0%を超えない)をさらに包含してもよい。非限定例を、ここに提示し、且つ通 常の第一級アルキルサルフェート界面活性剤は、一般式 ROSO3 -+ (式中、Rは典型的には線状C10〜C20ヒドロカルビル基であり、Mは水溶化陽 イオンである) を有する。炭素数10〜20の分枝鎖第一級アルキルサルフェート界面活性剤( 即ち、分枝鎖「PAS」)も、ここで使用できる。例えば、1991年1月21 日出願のスミス等の欧州特許出願第439,316号明細書(その開示をここに 参考文献として編入)参照(「アルキル」なる用語にはアシル基のアルキル部分 が包含される)。界面活性剤系にはC10〜C18アルキルアルコキシサルフェート (「AExS」、特にEO1〜7エトキシサルフェート)が包含される。 通常の第二級アルキルサルフェート界面活性剤もここで使用でき且つ分子のヒ ドロカルビル「主鎖」に沿ってランダムに分布されたサルフェート部分を有する 物質が挙げられる。このような物質は、構造 CH3(CH2n(CHOSO3 -+)(CH2mCH3 (式中、mおよびnは2以上の整数であり、m+nの和は典型的には約9〜17 であり、Mは水溶化陽イオンである) によって示してもよい。 より好ましくは、2−サルフェートおよび3−サルフェートの場合にはそれぞ れ式AおよびB (A)CH3(CH2x(CHOSO3 -+)CH3 および (B)CH3(CH2y(CHOSO3 -+)CH2CH3 の構造からなる所定の第二級(2,3)アルキルサルフェート界面活性剤が、こ こで使用される。2−サルフェートと3−サルフェートとの混合物は、ここで使 用できる。式AおよびB中、xおよび(y+1)は、それぞれ少なくとも約6の 整数であり、約7〜約20、好ましくは約10〜約16であることができる。M は、アルカリ金属、アンモニウム、アルカノールアンモニウム、アルカリ土類金 属などの陽イオンである。ナトリウムが、水溶性第二級(2,3)アルキルサル フェートを製造するのにMとして使用するのに典型的であるが、エタノールアン モニウム、ジエタノールアンモニウム、トリエタノールアンモニウム、カリウム 、アンモニウムなども、使用できる。第二級(2,3)アルキルサルフェートは このようなランダム第二級アルキルサルフェートを実質上含まないことが好まし い(即ち、約20%以下、より好ましくは約10%以下、最も好ましくは約5% 以下を含有)。 ここで有用な種類の第二級(2,3)アルキルサルフェートの製造は、H2S O4のオレフィンへの付加によって行うことができる。α−オレフィンおよび硫 酸を使用する典型的な合成法は、モリスの米国特許第3,234,258号明細 書または1991年12月24日付与のルッツの米国特許第5,075,041 号明細書(それらの両方ともここに参考文献として編入)に開示されている。冷 却時に第二級(2,3)アルキルサルフェートを与える溶媒中で行われる合成は 、生成物を生成し、この生成物は精製して未反応物質、ランダムに硫酸化 された物質、非硫酸化副生物、例えば、C10以上のアルコール、第二級オレフィ ンスルホネートなどを除去する時に、典型的には、2−および3−硫酸化物質の 純度90+%の混合物(典型的には硫酸ナトリウム10%までが存在する)であ り且つ白色の非粘着性の見掛け上結晶性の固体である。若干の2,3−ジサルフ ェートも、存在してもよいが、一般に、混合物の5%以下の第二級(2,3)ア ルキルモノサルフェートを含む。このような物質は、シェル・オイル・カンパニ ーから「ダン (DAN)」なる名前、例えば、「ダン200」で入手できる。 「結晶性」第二級(2,3)アルキルサルフェート界面活性剤の溶解度の増大 が望まれるならば、処方業者は、アルキル鎖長の混合物を有するこのような界面 活性剤の混合物を使用したいことがある。このように、C12〜C18アルキル鎖の 混合物は、アルキル鎖が例えば全部C16である第二級(2,3)アルキルサルフ ェート以上に溶解度の増大を与えるであろう。第二級(2,3)アルキルサルフ ェートの溶解度は、他の界面活性剤、例えば、第二級(2,3)アルキルサルフ ェートの結晶化度を減少する物質の添加により高めることもできる。このような 結晶化度妨害物質は、典型的には、第二級(2,3)アルキルサルフェートの2 0%以下の量で有効である。 ここに記載の界面活性剤と共に有用な追加の非限定例は、C10〜C18アルキル アルコキシカルボキシレート(特にEO1〜5エトキシカルボキシレート)、C10 〜C18グリセロールエーテル、C10〜C18アルキルポリグリコシドおよびそれ らの対応硫酸化ポリグリコシド、およびC12〜C18α−スルホン化脂肪酸エステ ルである。所望ならば、通常の非イオン界面活性剤および両性界面活性剤、例え ば、C12〜C18アルキルエトキシレート(「AE」)、例えば、いわゆる狭いピ ーク化アルキルエトキシレートおよびC6〜C12アルキルフェノールアルコキシ レート(特にエトキシレートおよび混合エトキシ/プロポキシ)、C12〜C18ベ タインおよびスルホベタイン(「スルタイン」)も、全組成物に配合できる。 C10〜C18N−アルキルポリヒドロキシ脂肪酸アミドも、使用できる。典型的な 例としては、C12〜C18N−メチルグルカミドが挙げられる。WO第9,206 ,154号明細書参照。N−プロピルC12〜C18グルカミドからN−ヘキシルC12 〜C18グルカミドまでは、低起泡のために使用できる。通常のC10〜C20石鹸 も、使用してもよい。高起泡が望まれるならば、分枝鎖C10〜C16石鹸は使用し てもよい。陰イオン界面活性剤と非イオン界面活性剤との混合物が、特に有用で ある。他の通常の有用な界面活性剤は、標準のテキストに記載されている。 ビルダー 本発明の洗剤組成物は、さらに鉱物硬度の制御を助長するための洗浄性ビルダ ー物質も包含する。無機並びに有機ビルダーが使用できる。ビルダーは、典型的 には、粒子汚れの除去を助長するために布帛洗濯組成物に使用される。無機洗浄 性ビルダーとしては、限定せずに、フィチン酸、ケイ酸、炭酸(重炭酸およびセ スキ炭酸を含めて)、硫酸およびアルミノケイ酸のアルカリ金属塩、アンモニウ ム塩およびアルカノールアンモニウム塩が挙げられる。 シリケートビルダーの例は、アルカリ金属ケイ酸塩、特にSiO2:Na2O比 1.6:1から3.2:1を有するものおよび層状シリケート、例えば、H.P .リックに1987年5月12日発行の米国特許第4,664,839号明細書 に記載の層状ケイ酸ナトリウムである。NaSKS−6は、ヘキストによって市 販されている結晶性層状シリケートの商標である(通常ここで「SKS−6」と 略称)。ゼオライトビルダーと異なり、NaSKS−6シリケートビルダーは、 アルミニウムを含有しない。NaSKS−6は、層状シリケートのδ−Na2S iO5形態を有する。それは、独国特許DE−A第3,417,649号明細書 およびDE−A第3,742,043号明細書に記載の方法などの方法によって 製造できる。SKS−6は、ここで使用するのに高度に好ましい層状シリケート であるが、他のこのような層状シリケート、例えば、一般式 NaMSix2X+1・yH2O(式中、Mはナトリウムまたは水素であり、Xは1 .9〜4、好ましくは2の数であり、yは0〜20、好ましくは0の数である) を有するものは、ここで使用できる。ヘキストからの各種の他の層状シリケート としては、α、βおよびγ形としてのNaSKS−5、NaSKS−7およびN aSKS−11が挙げられる。前記のように、δ−Na2SiO5(NaSKS− 6形)が、ここで使用するのに最も好ましい。他のシリケート、例えば、ケイ酸 マグネシウムも有用であることもあり、それらは粒状処方物でクリスプ性付与剤 (crisping agent)として、酸素漂白剤用安定剤として、そして制泡系の成分と して役立つことができる。 カーボネートビルダーの例は、1973年11月15日に公告の独国特許出願 第2,321,001号明細書に開示のようなアルカリ土類金属およびアルカリ 金属の炭酸塩である。アルミノシリケートビルダーは、本発明で有用である。ア ルミノシリケートビルダーは、最も現在市販されているヘビーデューティー粒状 洗剤組成物で大きい重要性を有し且つ液体洗剤組成物においても有意なビルダー 成分であることもできる。アルミノシリケートビルダーとしては、実験式 〔Mz(zAlO2)y〕・xH2O (式中、zおよびyは少なくとも6の整数であり、z対yのモル比は1.0〜約 0.5の範囲内であり、xは約15〜約264の整数である) を有するものが挙げられる。 有用なアルミノシリケートイオン交換物質は、市販されている。これらのアル ミノシリケートは、構造が結晶性または無定形であることができ且つ天然産アル ミノシケートであることができ、または合成的に誘導できる。アルミノシリケー トイオン交換物質の製法は、1976年10月12日発行のクルメル等の米国特 許第3,985,669号明細書に開示されている。ここで有用な好ましい合成 結晶性アルミノシリケートイオン交換物質は、呼称ゼオライトA、ゼオライトP (B)、ゼオライトMAPおよびゼオライトXで入手できる。特に好ましい態様 においては、結晶性アルミノシリケートイオン交換物質は、式 Na12〔(AlO212(SiO212〕・xH2O (式中、xは約20〜約30、特に約27である) を有する。この物質は、ゼオライトAとして既知である。脱水ゼオライト(x= 0〜10)も、ここで使用してもよい。好ましくは、アルミノシリケートは、直 径が約0.1〜10μmの粒径を有する。 本発明の目的で好適な有機洗浄性ビルダーとしては、限定せずに、各種のポリ カルボキシレート化合物が挙げられる。ここで使用する「ポリカルボキシレート 」は、複数のカルボキシレート基、好ましくは少なくとも3個のカルボキシレー トを有する化合物を意味する。ポリカルボキシレートビルダーは、一般に、組成 物に酸形で添加できるが、中和塩の形でも添加できる。塩形で利用する時には、 ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩などのアルカリ金属塩、またはアルカノ ールアンモニウム塩が、好ましい。 ポリカルボキシレートビルダーには各種のカテゴリーの有用物質が包含される 。1つの重要なカテゴリーのポリカルボキシレートビルダーは、1964年4月 7日発行のベルグの米国特許第3,128,287号明細書および1972年1 月18日発行のランベルチ等の米国特許第3,635,830号明細書に開示の ようなオキシジスクシネートを含めて、エーテルポリカルボキシレートを包含す る。1987年5月5日にブッシュ等に発行の米国特許第4,663,071号 明細書の「TMS/TDS」ビルダーも参照。また、好適なエーテルポリカルボ キシレートとしては、環式化合物、特に脂環式化合物、例えば、米国特許第3, 923,679号明細書、第3,835,163号明細書、第4,158,63 5号明細書、第4,120,874号明細書および第4,102,903号明細 書に記載のものが挙げられる。 他の有用な洗浄性ビルダーとしては、エーテルヒドロキシポリカルボキシレー ト、無水マレイン酸とエチレンまたはビニルメチルエーテルとの共重合体、1, 3,5−トリヒドロキシベンゼン−2,4,6−トリスルホン酸、およびカルボ キシメチルオキシコハク酸、エチレンジアミン四酢酸、ニトリロ三酢酸などのポ リ酢酸の各種のアルカリ金属塩、アンモニウム塩および置換アンモニウム塩、並 びにメリト酸、コハク酸、オキシジコハク酸、ポリマレイン酸、ベンゼン−1, 3,5−トリカルボン酸、カルボキシメチルオキシコハク酸などのポリカルボキ シレート、およびそれらの可溶性塩も挙げられる。 クエン酸系ビルダー、例えば、クエン酸およびその可溶性塩(特にナトリウム 塩)は、再生可能な資源からの入手性および生分解性のため、ヘビーデューティ ー液体洗剤処方物に特定の重要性を有するポリカルボキシレートビルダーである 。しかしながら、サイトレートも、特にゼオライトおよび/または層状シリケー トビルダーとの組み合わせで、粒状組成物で使用できる。オキシスクシネートも 、このような組成物および組み合わせで特に有用である。 また、1986年1月28日発行のブッシュの米国特許第4,566,984 号明細書に開示の3,3−ジカルボキシ−4−オキサ−1,6−ヘキサンジオエ ートおよび関連化合物も、本発明の洗剤組成物で好適である。有用なコハク酸ビ ルダーとしては、C5〜C20アルキルおよびアルケニルコハク酸およびそれらの 塩が挙げられる。この種の特に好ましい化合物は、ドデセニルコハク酸である。 スクシネートビルダーの特定例としては、コハク酸ラウリル、コハク酸ミリスチ ル、コハク酸パルミチル、コハク酸2−ドデセニル(好ましい)、コハク酸2− ペンタデセニルなどが挙げられる。コハク酸ラウリルは、この群の好ましいビル ダーであり、1986年11月5日公告の欧州特許出願第86200690.5 /0,200,263号明細書に記載されている。他の好適なポリカルボキシレ ートは、1979年3月13日発行のクラッチフィールド等の米国特許第4,1 44,226号明細書および1967年3月7日発行のディールの米国特許第3 ,308,067号明細書に開示されている。ディールの米国特許第3,723 ,322号明細書も参照。 脂肪酸、例えば、C12〜C18モノカルボン酸も、組成物に単独または前記ビル ダー、特にサイトレートおよび/またはスクシネートビルダーとの組み合わせで 配合して追加のビルダー活性を与えることができる。脂肪酸のこのような使用は 、一般に、処方業者によって考慮すべきである起泡の減少を生ずるであろう。 洗剤補助成分 洗剤組成物は、洗剤組成物の0〜約75重量%の量のいかなる数の追加の成分 をも包含できる。これらの成分としては、漂白剤、漂白活性剤、増泡剤または抑 泡剤、曇り防止剤および腐食防止剤、汚れ沈殿防止剤、防汚剤、殺菌剤、pH調 整剤、非ビルダーアルカリ度源、キレート化剤、スメクタイト粘土、酵素、酵素 安定剤および香料が挙げられる。バスカービル・ジュニア等に1976年2月3 日発行の米国特許第3,936,537号明細書(ここに参考文献として編入) 参照。 漂白剤および活性剤は、1983年11月1日発行のチャング等の米国特許第 4,412,934号明細書および1984年11月20日発行のハートマンの 米国特許第4,483,781号明細書(これらの両方ともここに参考文献とし て編入)に記載されている。キレート化剤も、ブッシュ等の米国特許第4,66 3,071号明細書第17欄第54行〜第18欄第68行(ここに参考文献とし て編入)に記載されている。泡調整剤も、任意成分であり且つバルトロッタ等に 1976年1月20日発行の米国特許第3,933,672号明細書およびゴー ルト等に1979年1月23日発行の米国特許第4,136,045号明細書( 両方ともここに参考文献として編入)に記載されている。 ここで使用するのに好適なスメクタイト粘土は、1988年8月9日発行のタ ッカー等の米国特許第4,762,645号明細書第6欄第3行〜第7欄第24 行(ここに参考文献として編入)に記載されている。ここで使用するのに好適な 追加の洗浄性ビルダーは、バスカービルの特許第13欄第54行〜第16欄第1 6行および1987年5月5日発行のブッシュ等の米国特許第4,663,07 1号明細書(両方ともここに参考文献として編入)に列挙されている。 酵素は、例えば、タンパク質をベースとするしみ、炭水化物をベースとするし み、またはトリグリセリドをベースとするしみの除去、逃避染料移動の防止およ び布帛復元を含めて各種の布帛洗濯の目的で、ここに開示の処方物に配合できる 。配合すべき酵素としては、プロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、セルラーゼ 、およびペルオキシダーゼ、並びにそれらの混合物が挙げられる。他の種類の酵 素も、配合してもよい。それらは、いかなる好適な起源、例えば、植物、動物、 細菌、真菌および酵母起源であってもよい。しかしながら、それらの選択は、数 種の因子、例えば、pH活性および/または安定性最適条件、熱安定性、活性洗 剤、ビルダーなどに対する安定性によって支配される。この点で、細菌または真 菌酵素、例えば、細菌アミラーゼおよびプロテアーゼ、および真菌セルラーゼが 、好ましい。 プロテアーゼの好適な例は、枯草菌およびB.licheniforms の特定の菌株から 得られるズブチリシンである。別の好適なプロテアーゼは、ノボ・インダストリ ーズA/Sによって開発され、且つ登録商品名エスペラーゼ(ESPERASE)で販売 されている8〜12のpH範囲全体にわたって最大活性を有するバチルスの菌株 から得られる。この酵素および類似の酵素の調製は、ノボの英国特許第1,24 3,784号明細書に記載されている。タンパク質をベースとするしみを除去す るのに好適な市販のタンパク分解酵素としては、ノボ・インダストリーズA/S (デンマーク)によって商品名アルカラーゼ(ALCALASE)およびサビナーゼ(SA VINASE)で販売されているものおよびインターナショナル・バイオ−シ ンセティックス・インコーポレーテッド(オランダ)によって商品名マキサター ゼ(MAXATASE)で販売されているものが挙げられる。他のプロテアーゼとしては 、プロテアーゼA(1985年1月9日公告の欧州特許出願第130,756号 明細書参照)およびプロテアーゼB(1987年4月28日出願の欧州特許出願 第87303761.8号明細書および1985年1月9日公告のボット等の欧 州特許出願第130,756号明細書参照)が挙げられる。 アミラーゼとしては、例えば、英国特許第1,296,839号明細書(ノボ )に記載のα−アミラーゼ、インターナショナル・バイオ−シンセティックス・ インコーポレーテッド製のラピダーゼ(RAPIDASE)、およびノボ・インダストリ ーズ製のターマミル(TERMAMYL)が挙げられる。 本発明で使用できるセルラーゼとしては、細菌セルラーゼと真菌セルラーゼと の両方が挙げられる。好ましくは、それらは、5〜9.5のpH最適条件を有す るであろう。好適なセルラーゼは、Humicola insolens およびHumicola菌株DS M1800またはアエロモナス属に属するセルラーゼ212産生真菌から産生さ れる真菌セルラーゼ、およびマリン軟体動物(Dolabella Auricula Solander) の肝膵臓から抽出されるセルラーゼを開示している1984年3月6日発行のバ ーベスゴード等の米国特許第4,435,307号明細書に開示されている。ま た、好適なセルラーゼは、英国特許第2.075.028号明細書、英国特許第 2.095.275号明細書およびDE−OS第2.247.832号明細書に 開示されている。 洗剤使用に好適なリパーゼ酵素としては、英国特許第1,372,034号明 細書に開示のようなPseudomonas stutzeri ATCC19.154などのシュー ドモナス群の微生物によって産生されるものが挙げられる。1978年2月24 日公開の特開昭53−20487号公報中のリパーゼも参照。このリパーゼは、 日本の名古屋のアマノ・ファルマセウティカル株式会社から商品名リパーゼP 「アマノ (Amano)」で入手できる(以下「アマノ−P」と称する)。他の市販の リパーゼとしては、アマノ−CES、Chromobacter viscosum 、例えば、日本の 田方のトーヨー・ジョーゾー・カンパニーから市販されているChromobacter vis cosum var.lipolyticum NRRLB3673からのリパーゼ、および米国のU .S.バイオケミカル・コーポレーションおよびオランダのディソイント・カン パニーからの更に他のChromobacter viscosum リパーゼ、およびPseudomonas gl adioliからのリパーゼが挙げられる。Humicola lanuginosa に由来し且つノボか ら市販されているリポラーゼ(LIPOLASE)酵素(EPO第341,947号明細 書も参照)は、ここで使用するのに好ましいリパーゼである。 ペルオキシダーゼ酵素は、酸素源、例えば、ペルカーボネート、ペルボレート 、ペルサルフェート、過酸化水素などと併用する。それらは、「溶液漂白」に使 用され、即ち、洗浄操作時に基体から除去された染料または顔料が洗浄液中で他 の基体に移動するのを防止するために使用される。ペルオキシダーゼ酵素は、技 術上既知であり、例えば、ホーセラディッシュ・ペルオキシダーゼ、リグニナー ゼ、およびハロペルオキシダーゼ、例えば、クロロペルオキシダーゼおよびブロ モペルオキシダーゼが挙げられる。ペルオキシダーゼ含有洗剤組成物は、例えば 、O.カークにより1989年10月19日公開のPCT国際出願WO第89/ 099813号明細書(ノボ・インダストリーズA/Sに譲渡)に開示されてい る。 広範囲の酵素物質および合成洗剤粒状物への配合手段も、マッカティー等に1 971年1月5日発行の米国特許第3,553,139号明細書に開示されてい る。酵素は、更に、1978年7月18日発行のプレース等の米国特許第4,1 01,457号明細書および1985年3月26日発行のヒューズの米国特許第 4,507,219号明細書に開示されている。液体洗剤処方物に有用な酵素物 質およびこのような処方物への配合法は、1981年4月14日発行のホラ等の 米国特許第4,261,868号明細書に開示されている。洗剤で使用するた めの酵素は、各種の技術によって安定化できる。酵素安定化技術は、ゲッジ等に 1971年8月17日発行の米国特許第3,600,319号明細書および19 86年10月29日公告のベネガスの欧州特許出願公告第0199405号明細 書、出願第86200586.5号明細書に開示され且つ例証されている。また 、酵素安定化系は、例えば、第3,519,570号明細書に記載されている。 追加的に、染料移動抑制剤も、配合してもよく。例えば、ポリビニルピロリド ン、ポリアミンN−オキシド、N−ビニルピロリドンとN−ビニルイミダゾール との共重合体は、本発明の洗剤組成物で使用するのに好適な染料移動抑制剤であ る。このような追加の染料移動抑制剤の量は、変化してもよいが、典型的には、 洗剤組成物の約0.01〜約10重量%であろう。 凝集法 下記のものは、本発明の洗剤組成物を調製する凝集法を記載し且つ例証する。 ここに記載のパラメーターは、例証するだけであり且つ決して限定とはみなすベ きではない。 工程A−界面活性剤ペーストの調製−この目的は、アミンオキシド界面活性剤 を含めて界面活性剤および液体を組成物中で合わせて普通のミックスとして、界 面活性剤可溶化および凝集を助長することである。この工程においては、界面活 性剤および組成物中の他の液体成分を、シグマ・ミキサー中で140°F(60 ℃)において約40rpm〜約75rpmで15分〜約30分間一緒に混合して 、20,000〜40,000センチポアズの一般コンシステンシーを有するペ ーストを与える。一旦十分に混合したら、凝集工程(B)を行う準備ができるま で、ペーストは、140°F(60℃)で貯蔵する。 工程B−界面活性剤ペーストでの粉末の凝集−この工程の目的は、ベース処方 物成分を平均粒径約800μm〜約1600μmを有する流動性洗剤粒子に変え ることである。この工程においては、粉末〔ゼオライト、クエン酸塩、クエン酸 ビルダー、層状シリケートビルダー(SKS−6として)、炭酸ナトリウム、エ チレンジアミンジスクシネート、硫酸マグネシウム、光学増白剤などの物質を含 めて〕は、アイリッヒ・ミキサー(Rシリーズ)に装入し、約1500rpm〜 約3000rpmで短時間(約5秒〜10秒)混合して各種の乾燥粉末を十分に 混合する。次いで、工程Aからの界面活性剤ペーストを、ミキサーに装入し、混 合は約1500rpm〜約3000rpmで室温において約1分〜約10分、好 ましくは1〜3分間続ける。粗凝集体(平均粒径800〜1600μm)が形成 される時に、混合を、停止させる。 工程C−この工程の目的は、水分を除去し/乾燥することによって凝集体の粘 着性を減少すること、および標的粒径(篩分析によって測定した時の平均粒径範 囲約800〜約1600μm)への粒径減少を助長することである。この工程に おいては、湿潤凝集体は、約41℃〜約60℃の気流温度で流動床に装入し、約 4%〜約10%の粒子の最終含水量に乾燥する。 工程D−凝集体の被覆および自由流動助剤の添加−この工程における目的は、 約800μm〜約1600μmの最終標的粒径範囲を達成すること、および凝集 体を被覆し、粒子の固結/塊化傾向を減少し且つ許容可能な流動性を維持するの を助長する物質を混合することである。この工程においては、工程Cからの乾燥 凝集体は、アイリッヒ・ミキサー(Rシリーズ)に装入し、混合時にゼオライト A(メジアン粒径2〜5μm)2〜6%を加えながら、約1500rpm〜約3 000rpmの速度で混合する。所望のメジアン粒径が達成されるまで(典型的 には約5秒〜約45秒)、混合を続ける。この時点で、沈降シリカ(平均粒径1 〜3μm)約0.1〜約1.5重量%を、流動助剤として加え、混合を停止させ る。 本発明をより容易に理解させるために、下記の例に言及するが、下記の例は例 示しようとするだけであり範囲を限定しようとするものではない。 例I 数種の洗剤組成物(A〜E)を、前記凝集法に従って調製する。組成物A、B およびCは本発明の範囲内であり、且つ組成物DおよびEは本発明の範囲外であ り、且つ以下の例IIに記載のように比較の目的で提示する。凝集体形態の組成物 A〜Eの相対割合を以下の表Iに表示する。 例II 本例は、本発明の洗剤組成物によって達成される驚異的な程改善された溶解度 を例示する。詳細には、組成物A〜Eの標準投与量(1170ppm)を水温1 0℃および水硬度7グレン/ガロン(Ca:Mg比3:1)を有する水性洗濯液 に溶解する。洗濯液を75rpmの速度で連続的に攪拌し、洗浄液の試料を以下 の表IIに示すような各種の時間間隔で採取する。本発明に係る洗剤組成物の改善 された溶解度を例示する目的で、洗濯液中の界面活性剤の量を、前記滴定技術( 試料を組成物A〜Eの1つを含有する個々の洗浄液から採取し、滴定して陽イオ ン界面活性剤濃度を測定する)を行うことによって測定する。より詳細には、洗 濯液に溶解された陽イオン界面活性剤の量は、前記試料を0.45ナイロン濾紙 で濾過して不溶物を除去した後、シグマ・ケミカル・カンパニーから市販されて いるハイアミンTMなどの陽イオン滴定剤を濾液に加えることによって測定する。 次いで、濾液を陰イオン滴定剤で滴定して陽イオン濃度を測定する。前記のこと から、洗浄液に溶解された界面活性剤の相対量が測定できる。この技術は、周知 であり且つ特に陰イオン界面活性剤および非イオン界面活性剤の濃度が所望なら ば、他のものは、所望ならば使用してもよい。結果を以下の表IIに示す。 表II中の結果から、本発明の範囲内である組成物A、BおよびCは、本発明の 範囲外である組成物DおよびE以上の驚異的に改善された溶解度を有することが 全く明らかである。 本発明を詳細に説明したが、本発明の範囲から逸脱せずに各種の変更を施して もよく、且つ本発明は明細書に記載のものに限定されるとはみなされないことが 当業者に自明であろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ),AM, AU,BB,BG,BR,BY,CA,CN,CZ,E E,FI,GE,HU,JP,KG,KP,KR,KZ ,LK,LR,LT,LV,MD,MG,MN,NO, NZ,PL,RO,RU,SI,SK,TJ,TT,U A,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)界面活性剤系の重量で、 (i)アミンオキシド界面活性剤少なくとも50%、および (ii)直鎖アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤30%未満 によって特徴づけられる、洗剤界面活性剤系1%〜50%、および (b)洗浄性ビルダー少なくとも1% によって特徴づけられる洗剤組成物であって、前記界面活性剤系および前記ビル ダーを凝集させてホスフェートを実質上含まない洗剤凝集体が調製されるもので あり、前記界面活性剤系の前記アミンオキシド界面活性剤および前記直鎖アルキ ルベンゼンスルホネート界面活性剤が、水性洗濯液中において改善された溶解度 を有することを特徴とする、洗剤組成物。 2. アルキルサルフェート、アルキルエトキシサルフェート、第二級アルキ ルサルフェートおよびそれらの混合物から選ばれる群から選ばれる補助界面活性 剤を更に含んでなる、請求項1に記載の洗剤組成物。 3. 前記洗浄性ビルダーが10〜40重量%の量で含まれてなる、請求項1 または2に記載の洗剤組成物。 4. 前記直鎖アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤が前記界面活性剤系 の0%〜15%の量で存在する、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の洗剤 組成物。 5. 前記水性洗濯液が5℃〜30℃の温度である、請求項1ないし4のいず れか1項に記載の洗剤組成物。 6. 漂白剤、漂白活性剤、抑泡剤および防汚剤によって特徴づけられる群か ら選ばれる補助成分を更に含んでなる、請求項1ないし5のいずれか1項に記載 の洗剤組成物。 7. 前記洗浄性ビルダーが炭酸ナトリウム、ゼオライトおよびそれらの混合 物によって特徴づけられる群から選ばれる、請求項1ないし6のいずれか1項に 記載の洗剤組成物。 8. 前記洗剤組成物の密度が650g/Lである、請求項1ないし7のいず れか1項に記載の洗剤組成物。 9. 前記界面活性剤系の重量で補助界面活性剤として使用するためのC10〜 C18N−アルキルポリヒドロキシ脂肪酸アミド1%〜50%を更に含んでなる、 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の洗剤組成物。 10. 単独で溶解された前記アミンオキシド界面活性剤と比較して、前記洗 剤組成物中の前記アミンオキシド界面活性剤が、前記水性洗濯液に少なくとも5 %以上可溶性である、請求項1ないし9のいずれか1項に記載の洗剤組成物。
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