JPH09506165A - 土壌水分センサ - Google Patents
土壌水分センサInfo
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Abstract
(57)【要約】
土壌抵抗の弱められた検出感度と土壌水分の増加された検出感度のためのより大きい容量をそれぞれがもつセンサ電極(12,14)を用いる土壌水分センサ(10)。土壌水分センサは誘電体材料(17)の薄い層でそれぞれが被覆された1組の円筒ロッドとして備えられ,それは地中もしくは他の媒体に埋められそして電極が可変容量として動作する変換回路に接続される。各々の該センサ電極により発現される容量は電極を囲む土壌に含まれる水分に関係する。有効導電領域は電極に接触する土壌粒子により発現され,そしてそれは変換回路に与えられる可変容量を決定する。
Description
【発明の詳細な説明】
土壌水分センサ
発明の分野
本発明は土壌水分センサに関し,そして特にセンサを囲む土壌の支障なく利用
できる水分を測定する土壌灌漑システムに関し,灌漑システムに対して制御の増
大された精度を与えることに関する。
発明の背景
先行技術にはいくとおりかの土壌水分技術があり,その各々はセンサ電極間の
容量効果に基づいて電気的手段により土壌水分を測定しようとするものである。
これらの技術の変形はベイリーの米国特許4,850,386号に与えられて
いて,それは二つの電極と電極間のインピーダンスを測定するために電極に接続
された検出回路を開示している。すくなくとも,電極の一つは相対的に厚い誘電
体コーティングをもち,そのためにセンサリアクタンスもまた相対的に高い。水
滴が電極間の誘電体コーティングに至る道筋を形成し,それは相対的に互いに接
近して好適に配置されていて抵抗を減少させかつ容量を最小にする。電極間のイ
ンピーダンスは土壌の水分レベルとともに変化するが,その技術は小容量を特徴
とするので測定は水分の変化程には鋭敏でない。
シューラーの米国特許4,837,499号には,水分レベルとともに抵抗が
変化するコンデンサを形成するために繊維金属により分離されて同心的に配置さ
れた一組の円筒導体を持つ土壌水分センサが開示されている。
イルティスの米国特許4,683,904号には,一組のプレート間の容量が
その間の水分に従って変化するのにつれて,周波数を変化させる発振器をもつ水
分センサが開示されている。
ウォルシュの米国特許4,540,936号には,土壌に挿入することのでき
る同軸コンデンサを形成する一組の同軸管として構成された土壌センサが開示さ
れ,それは土壌に挿入される。その同軸容量は,可変周波数発振器と周波数検出
器を適用することによりインピーダンスを測定するためのウィーンブリッジ回路
に接続され,そして一度共振周波数が検出されると,容量が誘電体定数と土壌水
分に応じて導かれる。
ラウフヘルガーの米国特許第3,771,548号には,2つのプレートとし
て備えられ,そのプレートの間で水分がプレート間の容量に直接的に比例する可
変コンデンサが開示されている。発振器がピーク電圧検出器により測定されるコ
ンデンサ間の電圧を発生させるために使用され,そしてそれから容量が導かれ,
そしてその容量に土壌水分もまた直接的に容量に比例する。
なお,ラウヘルガの米国特許3,626,286号には他の水分センサが開示
されていて,そこでは2つのプレートが土壌中で離され,そして土壌の導電性水
分はプレート間で測定される容量に影響する。センサの問題の1つは土壌自身が
誘電体材料として使用され,そしてそのような理由で土壌成分がセンサの動作に
おいて変動を生じる要因であるということである。先行技術の検討により明らか
にされたように,土壌水分を決定するために2つの電極間の容量に焦点をしぼる
技術が存在する。一般的に,その容量は小さい値を持ち,そのために水分の変化
によって小さい容量変化が生じ,そして,そのために土壌抵抗に相対的に高いリ
アクタンスを許容するようにするために低い。低周波数は電気分解コンデンサと
して作用するように生じ,それは30−70kHz以下の領域において低周波数
で電極にイオン集中で引き起こされる寄生容量を示す。容量は厳密に実際の水分
に依存しないで,寄生容量フィールド効果により歪められるので,寄生容量の望
ましくない効果は土壌水分測定に問題を生じる。
先行技術の水分センサに係わる他の問題は,それらが土壌にさらされる電極金
属を使用しているということであり,そして酸化され,そのために高価な金属が
使用されなければ,それは効果を失うということである。
上記のように,土壌の主たる抵抗が支障なく利用できる水もしくは土壌水分の
測定を許容せず,そのようなわけで,測定は,塩分の関数である大地の導電性の
影響をあまりに簡単に受ける。
そのようなわけで,土壌抵抗に影響されずそして現存する技術よりより正確な
土壌抵抗の測定をもたらす土壌水分センサを提供することが望まれる。
発明の要約
従って,先行技術の土壌水分技術の上述の欠点を克服し,そして土壌抵抗に対
する感度を弱め,そして電極を囲む土壌水分の感度を高めるためにより大きい容
量をもって設計された各センサ電極を使用する土壌水分センサを提供することが
本発明の主な目的である。
本発明の望ましい実施例どおりに,土壌水分センサは構成する。
各々が地中に置かれそして薄い誘電体被覆をもつ少なくとも2つのロッド形状
電極,該各電極は第1プレートを定め,該各電極,該薄い誘電体薄膜は水分を含
む複数の領域の土壌粒子とその領域にわたって接触してその領域は該接触領域に
わたる該コンデンサの第2プレートを定めるものであり,
該コンデンサに結合されそして検出された容量に応答する出力周波数を与える
可変周波数発振手段は,
ここに,該検出容量として該複数の土壌粒子を含まれている水分の該接触領域
により生じる有効導電面積に関係する。
望ましい実施例において,土壌水分センサは,1組の円筒ロッドとして備えら
れ,各々は土壌もしくは他の媒体中に埋められそして電極が可変容量として作用
する変換回路に接続される誘電体材料の薄い層で被覆される。センサ電極の各々
により発生される容量は電極を囲む土壌粒子に含まれる水分に関係する。水分は
導電性であるので,有効導電領域が電極と接触している水分を含む土壌粒子によ
り発生され,そしてそれは変換回路に与えられる可変容量の値を決定する。
土壌水分センサは,直列接続を与える水分を含む土壌の導電性により二つの等
価容量の直列接続として構成され,各等価容量は,それぞれがコンデンサを備え
る複数の誘電体被覆電極の並列接続により与えられる。
変換回路はマルチバイブレータであり得て,マルチバイブレータは可変容量は
出力周波数を決定し,そして,それは土壌水分を測定をする。他方,変換回路は
電圧出力電圧として測定する。
各電極の相対的に薄い誘電体被覆の使用は容量を増大し,それは土壌水分測定
における因子としての土壌抵抗の除去につながるものである。被覆電極とそれを
囲む水分または土壌水分は,生物に対して支障なく有効に利用できる過剰な水が
示す有効導電領域を定める土壌の有効水分に基づいて土壌水分測定を与える。
センサ電極と誘電体被覆の円筒形状に基づいて,線形関係が容量と土壌粒子と
の接触する電極長さとの関係において発生され,それは関心とする土壌の深さに
おいて土壌水分測定の精度を増大させる。
本発明の土壌水分センサは自動的に制御される灌漑システムに使用するのに設
計された流れバルブコントローラを動作させるのに使用でき,そして現存するシ
ステムとの関わりにおいて独立装置として提供でき,あるいは一ユニットとして
のタイマと流れバルブと一体的にも供給できるものである。
本発明の他の特徴および利点は次の図面と記述により明らかにされるであろう
。
図面の簡単な説明
発明の実施例に関して発明をよりよく理解するために,添付図面が参照される
。図面において同じ番号は要素もしくは断面図を通じて対応し,ここにおいて,
図1は本発明の原理に従って構成され,動作される土壌水分センサの望ましい
実施例の正面図である。
図2−3は土壌粒子を囲む水分に接触する図1のセンサの電極部分を図示した
ものである。
図4は図1−3のセンサを使用して土壌水分測定をするための変換回路の電子
回路図である。
図5は3電極で特徴付けられる図1−3の土壌センサの他の実施例である。
図6は図1の水分センサを使用する灌漑制御システムの断面ブロック図である
。
図7は図1の水分センサを使用する他の灌漑システムの断面ブロック図である
。
図8−9は,それぞれ図6−7のシステムにおいて使用するための土壌水分コ
ントローラ他の電子回路図である。
図10は,先行技術の灌漑方法に係わる土壌水分測定変動を示す図である。
図11は本発明の土壌水分センサを使用する灌漑システムによる土壌水分測定
を示す図である。
図12は土壌水分と本発明の土壌水分センサのパラメータの関係を示すグラフ
であり,そして,
図13a−bは精度を増大させるために分離トランスを使用した土壌水分セン
サの断面図である。
望ましい実施例の詳細な説明
図1を参照すると,本発明の原理に従って構成されて動作する土壌水分センサ
10の望ましい実施例の正面図が示されている。センサ10は予めきめられた長
さの一組の円筒形の電極を備え,土壌水分測定を目的として土壌(図示せず)に
伸びる自由端部をもって,各々は容器16内のその上端でエポキシのような封止
材料で固定される。各電極12,14はその長さ方向に誘電体材料17の薄い層
で被覆され,そして,さらに図示されるように,変換回路18に接続された時に
土壌水分測定のための電極ペア。ケーブル19はセンサ10の出力信号の外部的
結合を可能にする。
本発明の原理に従って,センサ10は,センサが埋め込まれている土壌の水分
の囲む領域との関係において各電極12,14の容量に基づいて可変な容量が変
換回路18にいたるように設計されている。円筒電極12,14の誘電体被覆1
7により与えられる各コンデンサの等価容量(cs)は次の数学的関係により与
えられる。
ここにおいて,E=電極12,14の被覆の誘電定数である。
L=各電極の有効長さ
Rout=誘電体被覆をもつ電極の半径である。
Rin= 電極のみの半径である。
方程式(1)の関係からわかるように,分母の値が相対的に低い値であるので
,薄い誘電体被覆17が使用された場合には相対的に高い容量が得られる。高容
量の達成はリアクタンスがセンサ10の電気的特性を支配し,そして土壌抵抗は
重要でないことを意味する。
例えば,50ミクロンの薄い誘電体薄膜でロッド長100mmの場合,4ナノ
ファラッドの容量が発生でき,センサ10の変換回路18の動作を数百kHzの
高周波数で可能にする。
発明の原理に従って,方程式(1)からわかるように土壌湿度センサ10の容
量は電極の有効長に比例し,但し,その長さは誘電体被覆17が水分もしくは導
電性液体と接触する長さにわたるものである。そのようなわけで,それは電極1
2,14を包む誘電体被覆17と接触する導電性液体のレベルに関係する容量を
与えるので,土壌水分センサ10はレベルセンサとして使用できる。
図2−3に図示されるように,土壌に埋め込られた時,電極12,14の各誘
電体被覆17は電極により占められる空間の周囲を囲む土壌粒子20の水分に接
触する。これらの図は異なる土壌水分条件に対して,電極12,14の誘電体被
覆17と土壌粒子20との間の接触表面の形態を拡大して単純化している。土壌
に含まれる水分は各土壌粒子20を囲む水の量および現れる表面水張力に関係す
る厚さを持つリング21として示される。図2の条件において土壌の水の量は図
3の条件の場合より小さいので,図2のリング31の厚さは図3のそれより小さ
い。
各電極12,14上のリング21と誘電体被覆17の間の接触表面は有効導電
領域22により示され,図2において水の量が少ないのでそれは図3のそれより
小さい。有効導電領域22の大きさはセンサ10により変換回路に送られる変化
容量を調整し,そしてこの特性は土壌水分測定に使用される。図2−3により示
唆されるように,有効導電領域22は土壌粒子20を囲む支障なく利用できる過
剰水分に関係し,そして栽培を支える土壌水分条件の良好な示唆を提供する。
先行技術と本発明との間の主要な差の一つは先行技術においては,容量の測定
は少なくとも二つの電極間でなされ,発明においては,容量測定は各電極12,
14とその周囲の有効導電領域の間である。図2−3を参照して上述したように
センサ10の等価容量は変化し,そしてそれを囲む土壌の水の有効導電領域に依
存する。つけ加えるに,容量は高く,そしてリアクタンスは支配的な特性であり
これは土壌抵抗の影響がインピーダンスにおいて少ないことを意味する。
図4を参照すると,図1−3のセンサ10を使用する土壌水分測定をなすため
の変換回路18の電子回路図が示されている。変換回路18は非安定マルチバイ
ブレータ24に基づいて動作し,それはセンサ10によりその入力に与えられる
等価容量Csに基づく周波数により端子OUT2に出力を与える。分離容量C1
とC2の各組はセンサ電極12,14と直列に接続され,センサ10が土壌に挿
入される時に誘電体被覆17を損傷する望ましくない結果を減少させる。
非安定マルチバイブレータ24の周波数は可変抵抗R1の設定により制御され
る。変換回路18はまたフリップフロップ26により構成され,さらに抵抗R2
−R3,ダイオードD1とコンデンサC3とC4を使用する出力電圧を供給する
周波数−電圧変換器を含む。
フリップフロップ26から出力されるパルス幅は固定され,そしてf=1/T
の関係でマルチバイブレータ24の周波数に依存する周期を持つ(ここにf=周
波数,T=周期)。周波数−電圧変換はダイオードD1,抵抗R3とコンデンサ
C4により直接的になされる。フリップ−フロップ26はR2とC3の値に基づ
く固定デュレレーションのパルスを供給し,そしてこれらのパルスはダイオード
D1により整流され,そのためコンデンサC4に蓄積される電荷は,出力端子O
UT1に土壌水分を有効に表現される電圧を発生する。
図5に,3つの電極12,13と14により特徴付けられる土壌水分センサ1
0の他の実施例が示されている。これらの各電極の等価容量Csは等価回路表現
において示されるように接続され,図2−3で定義されたように,有効導電領域
22を増大することにより増大された土壌測定の感度を提供する。
図6は図1−3の水分センサを使用する灌漑制御システム30のブロック図で
ある。灌漑制御システム10は灌漑時間コントローラ32と水分センサ10から
データを受け取る土壌水分コントローラ34により構成される。一般的に,この
配置はすでに時間コントローラ32を持つ既存の制御システム30が使用され,
土壌水分コントローラ34は時間コントローラ32と灌漑制御バルブ36の間で
接続される。制御バルブ36は,土壌センサ10が埋められている大地40を灌
漑するためにスプリンクラーシステム38への水の流れを制御する。ここにおい
て,コントロールシステム30の動作がさらに記述される。
図7において,土壌水分制御システム30の他の変形が示されていて,そこに
おいて土壌水分コントローラ34は灌漑制御バルブ36の部品として一体的に供
給される。この配置において,制御システム30は時間に基づいて灌漑動作を行
い,そしてセンサ10は操作制御バルブ36を操作するために使用される土壌水
分に基づく情報を与える。
図6−7の配置の間での基本的差異は,土壌センサ10が時間とバルブの間で
独立した装置として販売されるか,あるいは土壌センサ10がタイマーとバルブ
とコントローラが全て一つにまとめられている一体的パッケージとして販売され
るかどうかということである。
図8−9に,図6−7のシステムにおいて使用するための土壌水分コントロー
ラ34の他の電子ブロック図が示されている。図8において,土壌水分コントロ
ーラ34は変換回路18からの周波数入力信号に基づいて動作するように構成さ
れている。内部タイマ42は灌漑間隔を副間隔に分割するように動作し,その副
間隔においてシステムは回復基盤に灌漑する。
タイマ42が,灌漑のための時間が正規にやってきたことを決定した時に,土
壌水分コントローラ34は時間が灌漑のために使用されるべきであるどうかを決
定するために土壌水分センサ10を用いてチェックするが,もし充分な水分が存
在すれば,そのシステムは動作しないでいる。この決定は土壌水分を示す変換回
路18の出力信号18の周期(周波数)を確かめるディスクリミネータ44によ
りなされる。
ポテンショメータR4は望ましい土壌水分のしきい値を調整し,そしてタイマ
42は,もし土壌水分が予め定められたしきい値以下に低下していれば,制御バ
ルブ36を活性化する。
このモードにおいて土壌水分コントローラ34の動作は,土壌水分がゆるやか
に変化することを仮定されていて,そして,もしあまりに低ければ,灌漑は次の
時間間隔まで再度土壌水分をチェックすることなく任意の間隔でなされる。
図9において,土壌水分コントローラ34は変換回路18からの電圧入力信号
に基づいて動作するように構成されている。この配置において,電圧比較器は演
算増幅器46により構成され,そしてその感度はポテンショメータR5の調整に
より調整可能であり,それは抵抗器R6−R7により与えられる分圧電圧により
定められる電圧範囲で動作する。土壌水分があるしきい値以下に低下した時,セ
ンサ10はこれを検出し,そしてその点において,コントロールバルブ36が操
作される。かくして,土壌水分レベルが連続的に監視され,要求に従って灌漑が
なされる。
上限電圧および下限電圧しきい値を,コントロールバルブ36が調整されない
はずの電圧範囲に定められるように,電圧比較器の感度のデッドゾーンが抵抗器
R8−R9により定めることができる。かくして,灌漑はヒステリシス関数をも
ってなされる。
図10および図11は電圧項において,得られた土壌水分測定の結果である。
比較は,土壌水分検出を使用しない先行技術の灌漑システムと発明の土壌水分セ
ンサ10を用いる方法との間のものである。図10において,グラフは先行技術
の灌漑方法に係わる大きい土壌水分の変動を示している。
図11の場合には,ヒステリシス関数をもつ動作に基づいて本発明の土壌水分
センサ10を使用する灌漑システム用いて得られる土壌水分測定のグラフが示さ
れている。土壌中の10cmのところにバルブを制御する土壌水分センサ10が
埋められていて,そして第2の土壌水分センサ10が比較のために10cmのと
ころに埋められている。容易にわかるように,土壌水分の変動は小さく,そして
望みの土壌水分レベルが全時間にわたって望みの土壌深さにおいて維持されてい
る。つけ加えるに,制御バルブ36は,5日(X点)に示すように,土壌水分の
レベルの差に有効に変化をもたらすように操作され,これは最小の乱れを実現す
る。
図12は土壌水分測定と先に記述した回路を介して周期(周波数)として定め
られるシステムパラメータとの間の関係を示すグラフである。水分と周期の間の
線型的関係があることが観察できる。線型関係は,土壌水分センサー10の測定
の精度と信頼性を増大する。
図13a−bを参照すると,望ましくない寄生容量の影響を最小にすることに
より測定精度を増大するように設計された他の土壌水分センサ10の図が示され
ている。例えば,図4において,分離コンデンサC1とC2の各々は高周波数で
短絡回路として作用し,そしてCOMラインは事実上電極14に接続されるであ
ろう。同様に,供給電圧Vddと出力信号OUT2は電極12に事実上接続され
るであろう。結果として,変換回路18と土壌水分コントローラ34の間の外部
ケーブル接続の周囲の土壌水分は寄生容量を発生し,それは,センサ10と土壌
水分コントローラ34が大きい距離で隔たっている場合には,測定精度に対して
特に問題である。
図13aは変換回路18に分離トランスTR1を付加することによるこの問題
への解決を示す。土壌水分コントローラ34は分離トランス経由によりAC電圧
を供給し,それはダイオードD2とコンデンサC5により整流される。出力端子
OUT2とCOMラインの間に接続される光カプラー47が出力信号OUT2と
土壌水分コントローラ34への外部接続との間の電気的分離を与える。
図13bにおいて,センサ10の他の実施例が示されていて,そこにおいては
,出力信号OUT2が変調器50に供給され,そのために分離トランスTR1に
供給される電圧はこの信号により変調される。フィルター52と比較器54が,
土壌水分コトローラ34接続されて復調し,土壌水分コントローラ34で使用す
るために信号OUT2を復元する。この構成はセンサ10とシステム30のコス
トを低減する。
明確な特徴的な実施例に関して記述したが,この記述は限定として意味される
ものではなく,より一層の変更がこの技術に熟達した者に示唆されうるものであ
り,そして添付の請求範囲の概念に含まれるような範囲の修正で覆われることが
意図される。
【手続補正書】特許法第184条の7第1項
【提出日】1995年2月3日
【補正内容】
1. 土壌水分センサであって,
少なくとも1組の直径との関係において相対的に大きい距離で互いに隔てられ
ているロッド形状電極,各該電極は地中に置かれそして薄い誘電体被覆をもち,
各該電極はコンデンサの第1プレートを定め,前記薄い誘電体薄膜は水分を含む
複数の土壌粒子とその領域にわたって接触して,その領域は前記接触領域にわた
る前記コンデンサの第2プレートを定めるものであり,前記組の電極はおのおの
相対的に高い容量をもつコンデンサを備え,前記組のコンデンサは水分を含む土
壌粒子の導電性を介して直列的に接続され,そして
検出された容量に応答する出力周波数を与える可変周波数発振器手段を有し,
ここに,検出容量は前記誘電体被覆と前記複数の土壌粒子に含まれる該水分の
間の接触により定められる有効導電領域に関係してなる土壌水分センサ。
2. (削除)
3. (削除)
4. 前記検出容量が直列的に接続される一組のコンデンサの等価容量により
構成され,ここに,各該組のコンデンサは各々がコンデンサを構成する一組の誘
電体被覆電極の並列接続により与えられるものである請求項1に記載のセンサ。
5.3つ一組の前記誘電体被覆電極が共通平面内で縦方向に配置され,前記電
極の二つのおのおのが中央電極のいずか一方に配置され,該二つの電極は並列に
接続されるコンデンサを定め,前記中央の電極は二つの並列接続されたコンデン
サと直列に接続されるコンデンサを定めるものである請求項1に記載のセンサ。
13. 前記外部接続は電気的に光結合素子により分離されるものである請求
項11に記載のセンサ。
14. 土壌水分の測定方法であって,
地中に埋められそして薄い誘電体被覆をもつ少なくとも一組のロッド形状電極
を用意し,それらの直径との関係において相対的に大きな距離で互いに離間され
,各電極は地中に置かれそして薄い誘電体被覆をもち,前記電極はコンデンサの
第1プレートを定め,前記薄い誘電体薄膜は水分を含む複数の土壌粒子とその領
域にわたって接触して,その領域は前記接触領域にわたる前記各コンデンサの第
2プレートを定めるものであり,前記組の電極はおのおの接触領域にわたってコ
ンデンサの第2の電極を定め,前記組の電極はおのおの相対的に高い容量を与え
,該組のコンデンサは水分を含む土壌粒子の導電性を介して直列的に接続され,
前記第1のプレートと各電極の前記接触領域の間に発生する検出容量,そして
前記検出容量に応答する出力周波数を供給し,
ここに,前記検出容量は前記薄い誘電体被覆と前記複数の土壌粒子に含まれる
水分の間の前記接触領域により定められる有効導電領域に関係する測定方法。
15.(削除)
16. 各々が前記薄い誘電体被覆を持ちそして前記検出容量に加えて容量を
与える複数のコンデンサを定めるために土壌中に置かれる複数の付加的なロッド
形状電極を備える請求項14に記載の方法。
17. 前記検出容量は,連続的に監視され,土壌水分測定を行うものである
請求項14に記載の方法。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1995年3月24日
【補正内容】
請求の範囲
1. 土壌水分センサであって,
少なくとも1組の直径との関係において相対的に大きい距離で互いに隔てられ
ているロッド形状電極,各該電極は地中に置かれそして薄い誘電体被覆をもち,
各該電極はコンデンサの第1プレートを定め,前記薄い誘電体薄膜は水分を含む
複数の土壌粒子とその領域にわたって接触して,その領域は前記接触領域にわた
る前記コンデンサの第2プレートを定めるものであり,前記組の電極はおのおの
相対的に高い容量をもつコンデンサを備え,前記組のコンデンサは水分を含む該
土壌粒子の導電性を介して直列的に接続され,そして
検出された容量に応答する出力周波数を与える可変周波数発振器手段を有し,
ここに,前記検出容量は前記誘電体被覆と前記複数の土壌粒子に含まれる水分
の間の接触により定められる有効導電領域に関係してなる土壌水分センサ。
2. (削除)
3. (削除)
4. 前記検出容量が直列的に接続される一組のコンデンサの等価容量により
構成され,ここに,該各該組のコンデンサは各々がコンデンサを構成する一組の
誘電体被覆電極の並列接続により与えられるものである請求項1に記載のセンサ
。
5. 3つ一組の前記誘電体被覆電極が共通平面内で縦方向に配置され,前記
電極の二つのおのおのが中央電極のいずか一方に配置され,該二つの電極は並列
に接続されるコンデンサを定め,前記中央の電極は該二つの並列接続されたコン
デンサと直列に接続されるコンデンサを定めるものである請求項1に記載のセン
サ。
13. 前記外部接続は電気的に光結合素子により分離されるものである請求
項11に記載のセンサ。
14. 土壌水分の測定方法であって,
地中に埋められそして薄い誘電体被覆をもつ少なくとも一組のロッド形状電極
を用意し,それらの直径との関係において相対的に大きな距離で互いに離間され
,各電極は地中に置かれそして薄い誘電体被覆をもち,前記電極はコンデンサの
第1プレートを定め,前記薄い誘電体薄膜は水分を含む複数の土壌粒子とその領
域にわたって接触して,その領域は前記接触領域にわたる前記各コンデンサの第
2プレートを定めるものであり,前記組の電極はおのおの前記接触領域にわたっ
てコンデンサの第2の電極を定め,前記組の電極はおのおの相対的に高い容量を
与え,前記組のコンデンサは水分を含む土壌粒子の導電性を介して直列的に接続
され,
前記第1のプレートと各電極の前記接触領域の間に発生する検出容量,そして
該検出容量に応答する出力周波数を供給し,
ここに,前記検出容量は前記薄い誘電体被覆と前記複数の土壌粒子に含まれる
水分の間の前記接触領域により定められる有効導電領域に関係する測定方法。
15.(削除)
16. 各々が前記薄い誘電体被覆を持ちそして前記検出容量に加えて容量を
与える複数のコンデンサを定めるために土壌中に置かれる複数の付加的なロッド
形状電極を備える請求項14に記載の方法。
17. 前記検出容量は,連続的に監視され,土壌水分測定を行う請求項14
に記載の方法。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY,
CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G
B,HU,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,LV
,MG,MN,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,
RO,RU,SD,SE,SK,UA,UZ,VN
(72)発明者 グルック,イスラエル
イスラエル国25208 デイ.エヌ.アシュ
ラト,キブツ キフアル マサリク(番地
なし)
(72)発明者 フリードマン,アナトリー
イスラエル国25208 デイ.エヌ.アシュ
ラト,キブツ キフアル マサリク(番地
なし)
(72)発明者 フェニガー,ナフタリ
イスラエル国25208 デイ.エヌ.アシュ
ラト,キブツ キフアル マサリク(番地
なし)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 土壌水分センサであって, 各々が地中に置かれそして薄い誘電体被覆をもつ少なくとも2つのロッド形状 電極,該電極はコンデンサの第1プレートを定め,前記薄い誘電体薄膜は水分を 含む複数の土壌粒子とその領域にわたって接触し,前記領域は該接触領域にわた る前記コンデンサの第2プレートを定めるものであり, 前記コンデンサに結合され,そして検出された容量に応答する出力周波数を与 える可変周波数発振器手段を有し, ここに,前記検出容量は前記複数の土壌粒子に含まれる水分の前記接触領域に より生じる有効導電領域に関係する土壌水分センサ。 2. 各々が前記コンデンサを備える一組の前記誘電体被覆電極により構成さ れ,前記一組のコンデンサは直列に接続されるものである請求項1に記載のセン サ。 3. 前記コンデンサの組の直列接続が水分を含む土壌の導電性によりなされ るものである請求項2に記載のセンサ。 4. 前記検出容量が直列的に接続された一組のコンデンサの等価容量により 構成され,ここに,前記各組のコンデンサは各々がコンデンサを構成する一組の 誘電体被覆電極の並列接続により与えられるものである請求項1に記載のセンサ 。 5. 3つ一組の前記誘電体被覆電極が共通平面内で縦方向に配置され,該電 極の2つの各々が中央電極のいずれか一方に配置され,該2つの電極は並列に接 続されるコンデンサを定め,前記中央の電極は2つの並列接続されたコンデンサ と直列に接続されるコンデンサを定めるものであることを特徴とする請求項1に 記載のセンサ。 6. 各々の前記電極は,前記薄い誘電体被覆を損傷する望ましくない影響を 減少するために分離コンデンサに接続される請求項1に記載のセンサ。 7. 前記電極は液体の高さを測定するように配列され,該電極の長さ方向に わたって広がる有効導電面積と検出された容量は液体の高さの検出レベルを与え るために電極長方向にわたって連続的に監視されるものである請求項1に記載の センサ。 8. 前記出力周波数は灌漑システムの制御バルブに与えられ,あらかじめ定 められた周波数レベルに応答してその動作を制御する請求項1に記載のセンサ。 9. 前記出力周波数は周波数−電圧変換器により電圧に変換されるものであ る請求項1に記載のセンサ。 10. 電圧は灌漑システムの制御バルブに与えられ,あらかじめ定められた 電圧レベルに応答してその動作を制御するものである請求項9に記載のセンサ。 11. 出力周波数は,センサと制御装置の間の一組の外部接続を経由して灌 漑システムで使用するために与えられ,前記外部接続は該センサ電極から電気的 に分離しているものである請求項1に記載のセンサ。 12. 前記外部接続は電気的に分離トランスにより分離されている請求項1 1に記載のセンサ。 13. 前記外部接続は電気的に光結合素子により分離されるものである請求 項11に記載のセンサ。 14. 土壌水分の測定方法であって, 地中に埋められそして薄い誘電体被覆をもつロッド形状電極を用意し,該電極 はコンデンサの第1プレートを定め,前記薄い誘電体被覆はその領域にわたって 複数の水分を含む土壌粒子と接触し前記接触領域にわたって前記コンデンサの第 2プレートを定め, 前記第1プレートと前記接触領域の間に現れる容量を検出すること,そして 検出された容量に応答して出力周波数を供給し, ここに,検出容量は前記複数の土壌粒子に含まれる水分の前記接触領域により 生じる有効導電領域に関係する測定方法。 15.前記薄い誘電体薄膜を持ち,そして前記検出された容量に加えて容量を 与える少なくとも一つのコンデンサを定めるために地中に置かれる少なくとも一 つの付加的なロッド形状電極をさらに備えるものである請求項14に記載の方法 。 16. 各々が前記薄い誘電体被覆を持ちそして検出された容量に加えて容量 を与える複数のコンデンサを定めるために土壌中に置かれる複数の付加的なロッ ド形状電極をさらに備える請求項14に記載の方法。 17. 前記検出された容量は,連続的に監視され,土壌水分測定を行うもの である請求項14に記載の方法。 18. 前記出力周波数は,灌漑システムの制御バルブに供給され,予めきめ られた周波数レベルに応答してその動作を制御するものである請求項14に記載 の方法。 19.前記出力周波数は周波数−電圧変換器により電圧に変換される請求項1 4に記載の方法。 20. 電圧は灌漑システムの制御バルブを制御するように供給され,あらか じめきめられた電圧レベルに応答してその操作を制御するものである請求項19 に記載の方法。 21. 出力周波数は,前記電極から電気的に分離された1組の外部接続を経 由して灌漑システムにおいて使用するために供給されるものである請求項14に 記載の方法。
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