JPH0495866A - 層変化検出法 - Google Patents
層変化検出法Info
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- JPH0495866A JPH0495866A JP2213127A JP21312790A JPH0495866A JP H0495866 A JPH0495866 A JP H0495866A JP 2213127 A JP2213127 A JP 2213127A JP 21312790 A JP21312790 A JP 21312790A JP H0495866 A JPH0495866 A JP H0495866A
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は層変化検出法関し、さらに詳しくは水面下など
の層変化または境界面を精度よく検出するのに好適な層
変化検出法に関する。
の層変化または境界面を精度よく検出するのに好適な層
変化検出法に関する。
〔従来の技術］
従来、水面下の境界面の測定には、光学的方法または超
音波による方法が採用されている。しかしながら、上下
水処理場における沈殿槽の汚泥ゾーン等の界面を測定す
る場合には、前者の方法ではレンズが汚泥で汚れるため
正確な測定ができないという欠点があり、また超音波の
減衰率の差を利用した後者の方法では装置が高価であり
、また測定誤差が大きいという問題があった。
音波による方法が採用されている。しかしながら、上下
水処理場における沈殿槽の汚泥ゾーン等の界面を測定す
る場合には、前者の方法ではレンズが汚泥で汚れるため
正確な測定ができないという欠点があり、また超音波の
減衰率の差を利用した後者の方法では装置が高価であり
、また測定誤差が大きいという問題があった。
本発明の目的は、上記従来技術の問題を解決し、安価で
、かつ簡単な装置で、精度よく層変化を検出することが
できる層変化検出法を提供することにある。
、かつ簡単な装置で、精度よく層変化を検出することが
できる層変化検出法を提供することにある。
（課題を解決するための手段〕
本発明は、少なくとも１対の陰極および陽極が１睡以下
の間隔で平行または同心円状に設けられた電極を、層変
化を有する試料液中を移動させながら電圧または電流信
号を連続的または間欠的に印加して電解電流または電解
に関する電圧を測定し、該測定値の変化から上記試料液
中の層変化を検出することを特徴とする層変化検出法に
関する。
の間隔で平行または同心円状に設けられた電極を、層変
化を有する試料液中を移動させながら電圧または電流信
号を連続的または間欠的に印加して電解電流または電解
に関する電圧を測定し、該測定値の変化から上記試料液
中の層変化を検出することを特徴とする層変化検出法に
関する。
本発明に用いられる電極は、少なくとも１対の陰極およ
び陽極が１ｆｌ以下、好ましくは０．７５ ｆｆｌｌ１
１〜０．１１ＩＩ１１、より好ましくは０．５ｍ〜０．
３１１１［Ｉｌ程度の間隔で平行に、または円、楕円等
の同心円状に設けられたものである。陰極と陽極を１ｍ
ｍ以下の間隔で設けることにより、試料中に固定極を設
置することなく、また拡散槽が得られやすい試料に制約
されることなく、試料中の水分量に比例した安定した電
解電流や電圧に関する出力信号を発生させることができ
る。本発明における電極は、回転電極または静止電極と
して使用することができる。
び陽極が１ｆｌ以下、好ましくは０．７５ ｆｆｌｌ１
１〜０．１１ＩＩ１１、より好ましくは０．５ｍ〜０．
３１１１［Ｉｌ程度の間隔で平行に、または円、楕円等
の同心円状に設けられたものである。陰極と陽極を１ｍ
ｍ以下の間隔で設けることにより、試料中に固定極を設
置することなく、また拡散槽が得られやすい試料に制約
されることなく、試料中の水分量に比例した安定した電
解電流や電圧に関する出力信号を発生させることができ
る。本発明における電極は、回転電極または静止電極と
して使用することができる。
第２Ａ図は、本発明に用いられる一例の回転電極の斜視
図、第２Ｂ図は、本発明に用いられる一例の静止電極σ
斜視図である。
図、第２Ｂ図は、本発明に用いられる一例の静止電極σ
斜視図である。
第２Ａ図において、回転電極２は、１鵬以下の間隔で平
行に設けられた１対の陰極９および陽極１０と、該陰極
９および陽極１０を固定し、かつこれらの先端部のみを
露出させ、他の構成部分から絶縁する絶縁部１３と、上
記陰極９および陽極１０をそれぞれ電源および計測部に
接続する集電ブラシ１１および給電リング１２とからな
る。
行に設けられた１対の陰極９および陽極１０と、該陰極
９および陽極１０を固定し、かつこれらの先端部のみを
露出させ、他の構成部分から絶縁する絶縁部１３と、上
記陰極９および陽極１０をそれぞれ電源および計測部に
接続する集電ブラシ１１および給電リング１２とからな
る。
また第２Ｂ図において、静止電極２Ａは、１誼以下の間
隔で同心円状に設は荒れた陰極９Ａおよび陽極１０Ａと
、絶縁部Ｉ３と、上記陰極９Ａおよび陽極１０Ａをそれ
ぞれ電源および計測部に接続するコード１４とからなる
。
隔で同心円状に設は荒れた陰極９Ａおよび陽極１０Ａと
、絶縁部Ｉ３と、上記陰極９Ａおよび陽極１０Ａをそれ
ぞれ電源および計測部に接続するコード１４とからなる
。
陰極および陽極を構成する物質としては白金等の貴金属
が用いられ、陰極には銅、ＳＵＳなどを用いることもで
きる。第２Ａ図の陰極９および陽極１０の露出位置は回
転電極２の底部に設けられているが、側部に設けてもよ
く、またくし型状の電極としてもよい。絶縁部１３には
、エポキシ樹脂、塩化ビニル樹脂、フェノール樹脂等の
樹脂類やセラミックスなどが用いられる。回転電極２の
それぞれの長さは測定精度の点から短い方が好ましく、
２０ＩＩｉ１１以下とするのが好ましく、より好ましく
は１０ｍｍ〜５ｍｍ程度である。
が用いられ、陰極には銅、ＳＵＳなどを用いることもで
きる。第２Ａ図の陰極９および陽極１０の露出位置は回
転電極２の底部に設けられているが、側部に設けてもよ
く、またくし型状の電極としてもよい。絶縁部１３には
、エポキシ樹脂、塩化ビニル樹脂、フェノール樹脂等の
樹脂類やセラミックスなどが用いられる。回転電極２の
それぞれの長さは測定精度の点から短い方が好ましく、
２０ＩＩｉ１１以下とするのが好ましく、より好ましく
は１０ｍｍ〜５ｍｍ程度である。
上記回転電極２または静止電極２Ａを例えば水面上に降
下させながら連続的に電解電流を測定することにより、
水分量が異なることに由来する電解電流の急激な変化か
ら、水面下の溶媒もしくは分散媒自身の変化または溶質
もしくは分散質の濃度変化に基づく層変化または２層以
上に分離した境界面を正確かつ迅速に検出することがで
きる。
下させながら連続的に電解電流を測定することにより、
水分量が異なることに由来する電解電流の急激な変化か
ら、水面下の溶媒もしくは分散媒自身の変化または溶質
もしくは分散質の濃度変化に基づく層変化または２層以
上に分離した境界面を正確かつ迅速に検出することがで
きる。
静止電極を用いても境界面検出の精度は充分に保持され
るが、回転電極を用いた場合には、電極の回転により電
極表面への汚泥等の付着が防止され、より高い精度で層
変化の位置を検出することができる。この測定電流値か
ら水分量を算出すれば、２層以上に分離した試料の濃度
分布を知ることができるが、この場合には、測定精度を
向上させるために温度補正をすることが好ましい。
るが、回転電極を用いた場合には、電極の回転により電
極表面への汚泥等の付着が防止され、より高い精度で層
変化の位置を検出することができる。この測定電流値か
ら水分量を算出すれば、２層以上に分離した試料の濃度
分布を知ることができるが、この場合には、測定精度を
向上させるために温度補正をすることが好ましい。
第３Ａ図および第３Ｂ図は、回転電極２の代わりに、固
定微小電極（静止電極）２Ａを用いて間欠的に一定電流
パルスを印加したときの水中および汚泥中の電圧変化（
ｄ Ｖ／ｄ ｔ ）を示した図である。この固定微小電
極２Ａを水面下に降下させて電流パルスを加え、電圧の
上昇割合を求め、上昇割合の違いｅより汚泥界面を求め
ることができる。
定微小電極（静止電極）２Ａを用いて間欠的に一定電流
パルスを印加したときの水中および汚泥中の電圧変化（
ｄ Ｖ／ｄ ｔ ）を示した図である。この固定微小電
極２Ａを水面下に降下させて電流パルスを加え、電圧の
上昇割合を求め、上昇割合の違いｅより汚泥界面を求め
ることができる。
以下、本発明を図面により詳しく説明する。
第１図は、本発明の一実施例を示す層変化検出装置の説
明図である。
明図である。
この装置は、汚泥排水等の少なくとも２層からなる水溶
液が貯溜される沈殿槽１と、該水溶液の電解電流を測定
する回転電極２と、該回転電極からの信号により水面下
の界面を検出する計測器５と、該回転電極２と計測器５
とを接続するワイヤ８と、該ワイヤ８の末端に接続した
上記回転電極２を上下動させる回転ドラム４とからなる
。
液が貯溜される沈殿槽１と、該水溶液の電解電流を測定
する回転電極２と、該回転電極からの信号により水面下
の界面を検出する計測器５と、該回転電極２と計測器５
とを接続するワイヤ８と、該ワイヤ８の末端に接続した
上記回転電極２を上下動させる回転ドラム４とからなる
。
このような構成において、例えば下水処理場における汚
泥排水は、沈殿槽１で上層液６（水）と下層液７（汚泥
）に分離する。該汚泥排水中に、ワイヤ８の末端に接続
した回転電極２を回転ドラム４で降下速度を調節して降
下させ、該回転電極に一定電圧（２，５〜８Ｖ）を印加
して連続的に電解電流を測定し、計測部５において該測
定電流値のゑ、激な変化から汚泥界面３を検出する。汚
泥界面３の位置（深さ）は、ワイヤ８の移動距離や回転
ドラム４の回転数などにより算出することができる。ま
た所望により汚泥排水の沈殿状態を示す濃度分布を電解
電流値から算出した水分量から知ることができる。
泥排水は、沈殿槽１で上層液６（水）と下層液７（汚泥
）に分離する。該汚泥排水中に、ワイヤ８の末端に接続
した回転電極２を回転ドラム４で降下速度を調節して降
下させ、該回転電極に一定電圧（２，５〜８Ｖ）を印加
して連続的に電解電流を測定し、計測部５において該測
定電流値のゑ、激な変化から汚泥界面３を検出する。汚
泥界面３の位置（深さ）は、ワイヤ８の移動距離や回転
ドラム４の回転数などにより算出することができる。ま
た所望により汚泥排水の沈殿状態を示す濃度分布を電解
電流値から算出した水分量から知ることができる。
なお、回転電極２の代わりに固定微小電極２Ａを用い、
パルス電圧を加え、その電流減少割合を求めたり、電流
パルスにより電圧上昇の副台を求めてもよい。静止極の
場合は定常電流を得に（いので、とくにパルス法が優れ
ている。
パルス電圧を加え、その電流減少割合を求めたり、電流
パルスにより電圧上昇の副台を求めてもよい。静止極の
場合は定常電流を得に（いので、とくにパルス法が優れ
ている。
第４図は、本発明の他の実施例を示す層変化検出装置の
説明図である。図において第１図と異なる点は回転電極
２の代わりに同心円状静止電極２Ａを用いてオイルタン
ク中の水−オイル界面を測定したことである。この場合
には、２．５層程度の低電圧パルス信号を印加すること
により、時間ｔに対して一１／、ｒｔ に比例して減
少する電流の傾きより、傾きの小さい水層と、傾きが大
きいオイル層を判別することができ、境界面を検知する
ことができる。
説明図である。図において第１図と異なる点は回転電極
２の代わりに同心円状静止電極２Ａを用いてオイルタン
ク中の水−オイル界面を測定したことである。この場合
には、２．５層程度の低電圧パルス信号を印加すること
により、時間ｔに対して一１／、ｒｔ に比例して減
少する電流の傾きより、傾きの小さい水層と、傾きが大
きいオイル層を判別することができ、境界面を検知する
ことができる。
本発明の方法は、溶媒もしくは分散媒自身の変化または
溶質もしくは分散質の濃度変化に基づく層の位置的変化
（境界面）の測定のみならず、タンク内の濃度分布等の
測定にも有効な手段となる。
溶質もしくは分散質の濃度変化に基づく層の位置的変化
（境界面）の測定のみならず、タンク内の濃度分布等の
測定にも有効な手段となる。
本発明によれば、陰極と陽極が１薗以下の間隔で平行ま
たは同心円状に設けられた電極を用いて下水処理場にお
ける沈殿槽などの少なくとも２層からなる水溶液中の電
解電流値等を連続的または間欠的に測定することにより
、該測定電流の急激な変化または電流減少割合の急激な
変化から水面下の層変化を正確かつ迅速に検出すること
ができる。
たは同心円状に設けられた電極を用いて下水処理場にお
ける沈殿槽などの少なくとも２層からなる水溶液中の電
解電流値等を連続的または間欠的に測定することにより
、該測定電流の急激な変化または電流減少割合の急激な
変化から水面下の層変化を正確かつ迅速に検出すること
ができる。
第１図は、本発明の一実施例を示す層変化検出装置の説
明図、第２Ａ図は、本発明に用いられる一例の回転電極
の斜視図、第２Ｂ図は、本発明に用いられる一例の静止
電極の斜視図、第３Ａ図および第３Ｂ図は、それぞれ静
止電極を用いて電流パルスを印加したときの水中および
汚泥中の電圧変化を示した図、第４図は、本発明の他の
実施例を示す層変化検出装置の説明図である。 １・・・沈殿槽、２・・・回転電極、２Ａ・・・同心円
状静止電極、３・・・汚泥界面、４・・・回転ドラム、
５・・・計測部、６・・・上槽液（水）、７・・・下槽
液（汚泥）、８・・・ワイヤ、９．９Ａ・・・陰極、１
０、ＩＯＡ・・・陽極、１１・・・集電ブラシ、１２・
・・給電リンク、１３・・・絶縁部、１４・・・コード
、１５・・・オイル層、１６・・・水層、１７・・・オ
イルタンク。
明図、第２Ａ図は、本発明に用いられる一例の回転電極
の斜視図、第２Ｂ図は、本発明に用いられる一例の静止
電極の斜視図、第３Ａ図および第３Ｂ図は、それぞれ静
止電極を用いて電流パルスを印加したときの水中および
汚泥中の電圧変化を示した図、第４図は、本発明の他の
実施例を示す層変化検出装置の説明図である。 １・・・沈殿槽、２・・・回転電極、２Ａ・・・同心円
状静止電極、３・・・汚泥界面、４・・・回転ドラム、
５・・・計測部、６・・・上槽液（水）、７・・・下槽
液（汚泥）、８・・・ワイヤ、９．９Ａ・・・陰極、１
０、ＩＯＡ・・・陽極、１１・・・集電ブラシ、１２・
・・給電リンク、１３・・・絶縁部、１４・・・コード
、１５・・・オイル層、１６・・・水層、１７・・・オ
イルタンク。
Claims (2)
- （１）少なくとも１対の陰極および陽極が１ｍｍ以下の
間隔で平行または同心円状に設けられた電極を、層変化
を有する試料液中を移動させながら、電圧または電流信
号を連続的または間欠的に印加して電解電流または電解
に関する電圧を測定し、該測定値の変化から上記試料液
中の層変化を検出することを特徴とする層変化検出法。 - （２）前記電極に電流パルスまたは電圧パルスを印加し
て出力時間に対する電流の減衰または電圧の上昇を測定
して試料液中の層変化を検出することを特徴とする請求
項１記載の層変化検出法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2213127A JP2854398B2 (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 層変化検出法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2213127A JP2854398B2 (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 層変化検出法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0495866A true JPH0495866A (ja) | 1992-03-27 |
| JP2854398B2 JP2854398B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=16634026
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2213127A Expired - Lifetime JP2854398B2 (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 層変化検出法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2854398B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6093072B1 (ja) * | 2016-06-10 | 2017-03-08 | 一般社団法人日本海事検定協会 | 水分計 |
| JP2019155284A (ja) * | 2018-03-13 | 2019-09-19 | 住友重機械エンバイロメント株式会社 | 固液分離装置 |
| JP2019184282A (ja) * | 2018-04-03 | 2019-10-24 | 日置電機株式会社 | 分散度判定装置および分散度判定方法 |
| CN115127966A (zh) * | 2022-08-26 | 2022-09-30 | 北京博汇特环保科技股份有限公司 | 污泥沉降性能的测量装置及测量方法 |
-
1990
- 1990-08-10 JP JP2213127A patent/JP2854398B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6093072B1 (ja) * | 2016-06-10 | 2017-03-08 | 一般社団法人日本海事検定協会 | 水分計 |
| JP2017219493A (ja) * | 2016-06-10 | 2017-12-14 | 一般社団法人日本海事検定協会 | 水分計 |
| JP2019155284A (ja) * | 2018-03-13 | 2019-09-19 | 住友重機械エンバイロメント株式会社 | 固液分離装置 |
| JP2019184282A (ja) * | 2018-04-03 | 2019-10-24 | 日置電機株式会社 | 分散度判定装置および分散度判定方法 |
| CN115127966A (zh) * | 2022-08-26 | 2022-09-30 | 北京博汇特环保科技股份有限公司 | 污泥沉降性能的测量装置及测量方法 |
| CN115127966B (zh) * | 2022-08-26 | 2022-12-13 | 北京博汇特环保科技股份有限公司 | 污泥沉降性能的测量装置及测量方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2854398B2 (ja) | 1999-02-03 |
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