JPH09505394A - 原子炉用の受動的崩壊熱除去及び内部減圧装置 - Google Patents

原子炉用の受動的崩壊熱除去及び内部減圧装置

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JPH09505394A JP7512054A JP51205495A JPH09505394A JP H09505394 A JPH09505394 A JP H09505394A JP 7512054 A JP7512054 A JP 7512054A JP 51205495 A JP51205495 A JP 51205495A JP H09505394 A JPH09505394 A JP H09505394A
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Abstract

(57)【要約】 ジェット復水器(30)は、蒸気発生器(10)から混合管(50)に蒸気を注入する。混合管では、蒸気が熱交換器(32)からの冷却水と混合する。蒸気の質量流量に対する水の質量流量の比率は所定の温度と圧力の組み合わせでは比較的大きいので、蒸気は水と混合して凝縮する。次に、冷却水と凝縮液の混合物は末広管(52)に入る。この動作は、復水器ループ(39)内の動的自然対流を高め、復水器ループ(39)を流れる水を動かす力を与える。水の少量部分は蒸気発生器(10)に戻り、残りの部分は熱交換器(32)に向かって流れる。ジェット復水器(30)内の蒸気の質量流量は、蒸気発生器(10)に戻される凝縮液の質量流量と等しく、従って一定の冷却水のインベントリーを維持している。事故が起きている間、放射性核分裂生成物は閉じたジェット復水器ループ(39)内に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】 原子炉用の受動的崩壊熱除去及び内部減圧装置 背景技術 本発明は、原子炉安全系に関し、詳しくは、受動的な方法で作動して崩壊熱を 除去する原子炉安全系に関する。 原子炉では、冷却系統が極めて重要である。加圧水型原子炉(PWR)では、 冷却水が核燃料を含む原子炉容器を流れ、次いで熱交換器の一次側を流れて循環 し、二次ループ内にタービンを回すための蒸気が発生する。沸騰水型原子炉(B WR)では、原子炉容器内の水が蒸気になり、この蒸気がタービンを駆動するた めに直接使用される。 万一事故が起こった場合には、原子炉を停止しなければならない場合がある。 原子炉を停止するために炉心に制御棒が挿入される。しかし、制御棒が挿入され た後も原子炉は崩壊熱を発生し続ける。崩壊熱の除去は、停止後の原子炉におい て本質的な安全機能である。冷却系統が損傷すると、原子炉が過剰な熱を蓄積し 、その熱が原子炉容器内の燃料要素を弱め、放射性物質を放出する可能性がある 。受動的冷却系統は、信頼性が高く電力から独立しているため、燃料が損傷する 可能性を少なくする。 一般に「安全復水器(凝縮器)」又は「隔離復水器」として知られている熱除 去装置は、受動的な方法で崩壊 熱を除去することができる。このような装置は、熱交換器内の蒸気を凝縮させる ために自然対流を利用する。この形式の対流は、海流、気象パターン及び火炎を 生ずるのと同じであり、一般に、静水圧自然対流又は空気静力的自然対流として 知られている。一般に、静的自然対流は、重力の影響下で流体を加熱することに よって生ずる圧力差によって引き起こされる。 原子炉内の受動的熱除去に静的自然対流を利用する場合の一つの欠点は、復水 器を蒸気発生源より高い所に配置しなければならないことである。従って、この ような装置では、原子炉のコストに加えて重大な物理的設計制約条件が課されて いる。また、この装置に入る非凝縮性気体が復水器に溜まり、伝熱を低下させ、 結果的に静水圧対流を妨げる可能性がある。事故の間に放出される熱によって水 が金属と反応するとこの装置に水素が入り、また、一次冷却系統の動作不良が起 こった場合に窒素加圧タンクからの非常用冷却材が原子炉容器に注入されるとこ の装置に窒素が入り得ることが知られている。フロートによって作動する弁を備 えた蒸気トラップは、事故の過渡的状態の下では蒸気から気体を分離できないの で、現在の復水器から非凝縮性気体を除去するために使用することができない。 一次冷却ループが損傷した場合には、本願発明の発明者に付与された米国特許 第4,444,246号及び第4,280,796号に開示されているように、 非常用装置を 使用して冷却材を加えることができる。上記の特許に記載された非常用装置は、 受動的、即ち、機械的ポンプ及び非常用電源を使用することなく作動する。高温 の原子炉容器に最初に冷却水が加えられると、その結果生ずる蒸気の噴出により 蒸気結合を引き起こし、容器内への冷却水の流れを妨げる可能性がある。上記の 特許は、復水器ループを使用して過剰な蒸気を迅速に除去することによって蒸気 結合の問題を緩和する装置を開示している。この装置は、長期間にわたって崩壊 熱を除去するように設計されていない。この装置では、ジェットポンプによって 過剰の蒸気を凝縮させ、凝縮液を容器に戻している。このようなジェットポンプ は、ノズルを介して音速又は超音速で蒸気を混合管内の水に注入する周知の装置 である。蒸気は迅速に凝縮し、その結果生ずる圧縮の衝撃によって吸込みを生じ 、付加的な水を混合領域に引き込む。 蒸気結合の緩和を応用するジェットポンプは、冷却水及び凝縮する蒸気の付加 のような非常時に対する迅速な応答を含むので、これらのジェットポンプは、最 短時間で最大量の蒸気を凝縮させるように設計されている。従って、これらのジ ェットポンプの設計は、水に対してより多くの蒸気を供給するために、取水口の 面積より大きい蒸気ノズル面積を含む設計パラメータを有する。しかし、長期間 にわたって崩壊熱を除去する間に、同一の設計パラメータでも、ジェットポンプ によって水が循環する熱交換器を含むループからの効率的な熱の除去が抑制 されるであろう。これは、事故が起きている間の蒸気圧と温度の一時的な変化に よってループの温度が実質的に変動するためである。熱の除去効率は、ループの 温度が熱交換器が配置される熱シンクの温度に対して高いままであるときに最大 になる。従って、長期崩壊熱除去装置がこのようなジェットポンプを使用してい れば、延長された熱除去後に熱シンクの温度が熱除去の有効な温度よりも高くな り蒸気が完全に凝縮しなくなるであろう。 上記の特許に記載されたようなジェットポンプを駆動するためには、高い蒸気 圧力ヘッドが必要とされ、そのような圧力は、非常用冷却水が原子炉容器中に送 り込まれた後の短い期間にのみ存在する。上記の特許に記載された蒸気結合緩和 装置は、原子炉容器の再補充の間にのみ必要とされ、再補充は数分しかかからな いが崩壊熱の除去は数時間又は数日間も行わなければならないので、長期間にわ たって熱を除去するために設計されていない。 事故が起きている間又は原子炉の停止後に原子炉内に生ずる温度及び圧力の全 範囲で効率的に作動し続けることができる経済的な受動的熱除去装置が非常に望 まれている。このような装置は、既存の原子炉設計に対して経済的かつ改善可能 なものとすべきである。また、このような装置によって非凝縮性気体を除去する のが望ましい。これらの問題及び欠点は、本発明により以下に説明する方法で解 決される。 発明の概要 本発明は、温度及び圧力の一時的な変化に拘わらず蒸気発生器から熱を最大限 に確実に除去するために動的自然対流を利用している。ここで、「蒸気発生器」 という用語は、タービンを作動させる蒸気を発生する原子炉の部分を指すために 使用され、沸騰水型原子炉の一次ループ、加圧水型原子炉の二次ループ、又は他 のタイプの原子炉における同様の構造のいずれでもよい。 ジェット復水器によって蒸気発生器から比較的狭い混合管に蒸気が注入され、 そこで蒸気が熱交換器からの冷却水と混合される。蒸気の質量流量に対する水の 質量流量の比率は所定の温度と圧力の組み合わせでは比較的高いので、蒸気は水 と混合すると完全に凝縮する。後述する理由のために、好ましい流量比は、従来 復水器装置において最適であると考えられていたこの技術の当業者のものよりも 実質的に高くなっている。次に、冷却水と凝縮液の混合物は、末広管又はディフ ューザ、即ち、直径が徐々に増大する管に入る。後述するように、この動作は、 復水器ループ内の動的自然対流を高め、復水器ループを流れる水を動かす力を与 える。水の少量部分は蒸気発生器に戻され、残りの水は熱交換器に向けられる。 ジェット復水器内の蒸気の質量流量は、蒸気発生器に戻される凝縮液の質量流量 と等しく、従って、一定の冷却水のインベントリーを維持している。事故が起き ている間、放射性核分裂生成物は閉じた復水器ループ内に保持される。 上記の特許に記載された蒸気結合緩和装置のような他の受動的復水器装置と異 なり、本発明のジェット復水器は、長期間にわたり且つ広範囲の一時的な圧力及 び温度にわたって動的自然対流を維持できる。本発明では、熱交換器を含むルー プが熱シンクよりも高い温度のままであるので、一時的な温度及び圧力の状態下 で安定である。水の質量流量は蒸気の質量流量に対して十分に大きく、水の温度 が高温であっても蒸気を完全に凝縮させるので、そのループと熱シンクとの間の 正の温度差を保持できる。従って、温度の一時的な変化は、この装置から熱シン クまでの熱を除去することからなる熱除去プロセスを破壊しない。上述したよう に、ジェット復水器に入る水の質量流量は、混合管を通る混合物の質量流量のう ちの大部分にすべきである。従って、この装置は、温度が低すぎて他の受動的熱 除去装置が効率的に作動しないような温度でも、停止後長期間にわたって原子炉 から崩壊熱を除去し続けることができる。 停止している装置において停滞状態下では動的な力が現れ得ないので、始動装 置によって動的自然対流を起こさなければならない。始動装置は、入ってくる蒸 気の圧力に対して混合管の入口端における水の圧力を減少させる。圧力差を生ず るどのような始動装置であっても適当に使用できるが、図示した実施例における 始動装置では、動的自然対流を維持できるまで、重力に基づいて瞬間的に静水圧 自然対流を引き起こしている。この重力ベース の装置は、水柱を含む混合管の下流の管からなる。ノズルの上流の弁が開くと、 水柱の重量によって、蒸気を高速で出すノズル内に吸込みが生ずる。 本発明は、高い蒸気圧でも低い蒸気圧でも作動するので、蒸気発生器からより 多くの崩壊熱を除去するように設計できる。従って、米国特許第4,444,2 46号及び4,280,796号に記載されたような方法で蒸気発生器を減圧す ることもできる。蒸気発生器内に高圧の蒸気が存在する場合には、蒸気発生器と ジェット復水器との間の弁を開いて、蒸気を音速で混合管中に吐き出すことがで きる。その結果混合管中に生ずる圧縮の衝撃により蒸気を凝縮させ、混合された 流体に運動エネルギーを与える。 本発明は、安全復水器又は隔離復水器として知られている従来の受動的崩壊熱 除去装置に重要な利点を与えている。安全復水器は、静的自然対流の原理の下で 作動する。静的自然対流は、低い所にある流体に熱を加えるとともに高い所にあ る流体から熱を除去することによって流体の運動を引き起こす。地表面から約5 0フィートの高さにある蒸気発生器の水位の上方に数千ガロンの水を含む復水器 を配置しなければならないので、地震による損傷に耐えられる大型構造部材によ って復水器を支持しなければならない。大型の支持構造は、安全復水器装置の費 用を増大させるのみならず、一般にそのような構造のための空間がない既存の原 子炉に適用することは殆ど 不可能である。 本発明は、安全復水器のように、静的自然対流よりも動的自然対流の原理の下 で作動する。動的自然対流は、静水圧自然対流に類似した方法で、低速で流体に 熱を加えるとともに高速で流体から熱を除去することによって流体の運動を引き 起こす。本発明では、蒸気発生器内に発生した低速の蒸気は、ノズルを通って狭 い混合管内に吐き出されるときに加速し、高速で凝縮するときに混合物の密度を 増大させる。次いで、高密度の混合物は、混合管を出るときに減速し、末広管を 流れる。低密度の流体の加速と高密度の流体の減速は、低速の流体への加熱と高 速の流体からの熱の除去に基づくポンプ作用を生ずる。 安全復水器とは対照的に、本発明の熱交換器は、蒸気発生器内のコラプス水位 よりも低い所に配置することができ、高い所に配置しなければならないのは、熱 交換器及び熱シンクと比較して比較的小さく軽量のジェット復水器のみである。 従って、本発明によれば、複雑で費用のかかる支持構造を必要とせず、容易に既 存の原子炉に適用することができる。 以下の明細書の記載、請求の範囲及び添付図面を参照すれば、上記のこと及び 本発明の他の特徴及び利点がさらに明らかになるであろう。 図面の簡単な説明 本発明をさらに理解するために、添付図面に示される 以下の実施例の詳細な説明を参照する。図中、図1は受動的崩壊熱除去及び減圧 装置の概略図であり、図2はジェット復水器の断面図であり、図3はジェット復 水器の設計基準を示すグラフである。 実施例の詳細な説明 図1において、蒸気発生器10は、組み合わされた配管を備えた核熱源12と 、この技術において知られている他の構造を有する。核熱源12は、熱を発生し 、通常冷却水14に浸されている。熱は、冷却水14を沸騰させ、蒸気を発生さ せ、その蒸気は蒸気出口管18に接続された蒸気発生器10の出口16から出る 。蒸気は蒸気出口管18を流れ、主蒸気遮断弁20を介して(図示しない)ター ビン及び復水器に到達する。蒸気は、水戻り管22を介して復水器から水として 戻され、蒸気発生器10の入口24に入る。当業者によって理解されるように、 冷却水14は、原子炉が作動している間に一定に沸騰する。コラプス水位26は 、蒸気の容積を引いて同じ質量の飽和水を加えることにより得られる沸騰二相混 合物の仮想の水位を示している。 本発明は、蒸気出口管18から蒸気を受け入れる弁28と、弁28を介して受 け入れた蒸気を凝縮させるジェット復水器30と、冷却槽のような適当な熱シン ク34に熱を捨てる熱交換器32とからなる。熱交換器32は、熱交換器入口管 36及び熱交換器出口管38に接続されている。従って、熱交換器入口管36と 熱交換器出口管 38と熱交換器32とジェット復水器30の一部によって、熱交換器ループ39 が形成される。ジェット復水器30は受け入れられた蒸気を完全に凝縮させるの で、ループ39は水のみを含み蒸気を含まない。大部分の水はループ39内に残 り、熱交換器32を通って循環するが、凝縮した蒸気と同質量の少量の水が、逆 止弁40を介して水戻り管22に戻る。従って、熱交換器ループ39内の水の質 量は一定のままである。 図2は、ジェット復水器30をさらに詳細に示している。ジェット復水器30 は、ジェット復水器30の本体46内のノズル44まで延びるジェット復水器蒸 気入口42を有する。また、ジェット復水器30は、熱交換器出口管38から冷 却された水を受け入れるジェット復水器水入口48を有する。始動弁28が開口 すると、蒸気がノズル44を通って細い混合管50に流れ込む。混合管50の長 さは、好ましくはその直径の10乃至12倍である。混合管50の出口に配置さ れたディフューザ52は、混合管50の直径から熱交換器入口管36の直径まで 徐々に増大する直径を有する。 2つの現象が水を熱交換器ループ39内に流す圧力上昇に寄与できる。まず第 1に、蒸気はノズル44を通って混合管50に吐き出されるときに加速し、高速 で凝縮するときに混合物の密度を増大させる。次いで、高密度の混合物は、混合 管50を出るときに減速して、ディフューザ52を流れる。低密度の混合物の加 速及び高密度 の混合物の減速によって所望のポンプ効果が生ずる。第2に、蒸気を凝縮させ且 つ衝撃の上流の混合物の圧力より高い圧力で蒸気と水の混合物を過冷却液に戻す 混合管50内に圧縮の衝撃が起こり得る。 ジェット復水器30は、動的自然対流を維持するとともに圧力及び温度の過渡 的状態の下で効率的に熱を捨てるために、新規な設計基準に従って設計される。 その基準の重要な効果は、過渡的状態の間のどのような時でも、 蒸気発生器10内の温度がかなり低くなって長期間作動した後でも、熱交換器3 2内の水が熱シンタ34の温度よりも高い温度に維持されるように組み合わされ ることである。効率的な伝熱はこの正の温度差の結果である。 ジェット復水器の設計基準は、図3のグラフによって示されている。特定の原 子炉に応用するためのジェット復水器30の最適な設計は、停止後の冷却期間中 にジェット復水器入口に現れることが期待される温度及び圧力に依存する。図3 の各々の曲線は、曲線上の各々の点及び曲線上方の各々の点における温度と圧力 の組み合わせ このような曲線の全系統群は上記の不等式によって数学 的に表現できる。ここで、Tはセルシウス度の単位であり、Pはバールの単位で ある。この基準が18,000より小さい場合には、必要な期間にわたって崩壊 熱を確実に除去することが保証できなくなる。最適なレベルが約30,000で あることが実験的に決定された。 従って、熱交換器出口管38内の水の温度(To)を決定し、それを熱交換器 出口管38内の圧力(Po)とともに上記の不等式中T及びPに代入して質量流 量比を求めることによって、適当なジェット復水器30を設計することができる 。より大きな事故がない場合には、崩壊熱を除去するように原子炉が停止した後 に温度及び圧力が減少するので、温度To及び圧力Poは、崩壊熱を除去するた めに本発明が必要とされる最大の温度及び圧力を示している。流体力学の周知の 原理により、温度(T)及び圧力(P)の減少は、それ自体密度とともに、即ち 、圧力及び温度とともに変化する質量流量比の増加によって相殺されるので、上 記の不等式は、停止後の期間でも依然として成り立つ。要するに、当業者は、標 準的な流体力学の方法を用いて温度To及び圧力Poにおける所望の質量流量比 を有するジェット復水器30を容易に設計することができる。 従って、本発明は、崩壊熱を除去できるだけでなく、蒸気発生器10を減圧す ることもできる。蒸気発生器10内に十分に大きな蒸気圧力ヘッドが存在すると 、開口弁28は、上述した従来の蒸気結合緩和装置と同様な方 法で本発明の動作を生ずる。 また、本発明は始動装置も含む。停滞状態下の開口弁28は、冷却材ループ3 9内で水を循環させることができない。動的自然対流は、他の物理的作用によっ て起こさなければならない。混合管50の上流端の水の圧力に対して下流端の水 の圧力を減少させる始動装置が好ましい。図1では、好ましい始動装置は、静水 圧又は重力に基づく装置である。この好ましい始動装置では、ノズル44は、蒸 気発生器10内のコラプス水位26の上方の高さ(Δh)に配置される。Δhの 値は、好ましくは0.8乃至6.0メートルである。始動弁28はノズル44よ りも高い所に配置される。本発明を開始する前に、始動弁28とノズル44との 間の空間は水で満たされている。弁28を開けると、高さΔhの水柱によって生 ずる静水圧差によって水が押され、蒸気になって混合管50を通り、逆止弁40 及び水戻り管22を介して容器10に導入される。上述したように、混合作用は 圧力差を生じ、ループ39内の流れを引き起こす。 数秒後に始動が完了し、その間に蒸気と水が最大速度に達するまで加速する。 上述したように、好ましい始動装置は静水圧である。しかし、一旦水と蒸気が設 計速度に達すると、ジェット復水器30によって発生する動的な力及び対応する 圧力上昇は、ループ39内の静水圧より大きい。この点でポンプ能力の大部分は 混合管50内の水に音速で蒸気を注入する熱力学的プロセスによって 発生するが、混合管50、ディフューザ52および熱交換器入口管36の一部の 中の水柱の重量によって生ずる静水圧差は、依然としてループ39内の水の循環 に寄与する。実際には、部分負荷、即ち、減少した装置圧力で、この静水圧の寄 与は比較的重要なものとなる。従って、本発明の範囲及び作動の安定性は、静力 学的作用と流体力学的作用とを組み合わせて利用することによって改良される。 また、本発明では、ループ39から非凝縮性気体を除去することもできる。非 凝縮性気体の除去は本発明の重要な利点である。熱交換器32内の非凝縮性気体 の量が少量であっても、かなり伝熱を低下させることができる。従来の受動的崩 壊熱除去装置では、非凝縮性気体の除去は復水器内の蒸気の存在によって妨げら れる。蒸気を放出することなく非凝縮性気体を流出させるためには、一般に熱力 学的装置が必要となる。しかし、本発明では、ループ39が水だけを含み蒸気を 含まないので、非凝縮性気体を除去するためにフロートにより作動する蒸気トラ ップ54を使用することができる。(ループ39が通常非凝縮性気体のみを含み 蒸気を含まないとしても周知の装置が特定されるので、ここでは蒸気トラップと いう用語を使用した。)蒸気トラップ54は、熱交換器32内又はループ39の 他の適当な所に配置することができる。 本発明の開示により当業者が容易に本発明の他の具体 化及び変更をし得ることは明らかである。従って、本発明は、上記明細書の記載 及び添付図面を考慮した場合におけるこのような他の具体化及び変更のすべてを 含む以下の請求の範囲によってのみ限定されるべきである。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年3月29日 【補正内容】 補正された請求の範囲 1.蒸気発生器を備えた原子炉用の受動的熱除去装置であって、 熱交換器入口と熱交換器出口を備え、熱シンクに熱を捨てる熱交換器と、 温度(T)の水を受け入れるジェット復水器水入口と、 圧(P)の蒸気を受け入れるジェット復水器蒸気入口と、混合された流体を発生 させる混合部と、前記混合部内において前記水を前記蒸気に注入するノズルとを 有するジェット復水器と、 前記熱交換器及び前記ジェット復水器によって形成されるループ内に動的自然 対流を起こす始動手段とからなり、 前記熱交換器入口が前記混合された流体の一部を受け入れるとともに、前記蒸 気発生器が前記混合された流体の残りの部分を受け入れ、且つ以下の式を満たす ようにした原子炉用受動的熱除去装置。 (ここで、Tはセルシウス度の単位、Pはバールの単位である) 2.さらに、前記ループ内に配置されて前記水から非凝縮性気体を除去する蒸気 トラップを含む請求項1に記載の受動的熱除去装置。 3.前記ループが、前記熱交換器入口と前記ジェット復水器水入口との間に第1 の脚部を有するとともに、前記復水器混合部と前記熱交換器入口との間に第2の 脚部を有し、前記蒸気トラップが前記第1の脚部に配置される請求項2に記載の 受動的熱除去装置。 4.前記蒸気トラップがフロートにより作動する請求項3に記載の受動的熱除去 装置。 5.前記蒸気発生器がコラプス水位を有し、 前記始動手段が、前記ノズルの位置に第1の端部を有するとともにコラプス水 位と同じ高さに第2の端部を有する水柱からなり、 前記第1の端部が前記第2の端部より高い位置にある請求項1に記載の受動的 熱除去装置。 6.前記始動手段が、さらに前記蒸気発生器と前記ジェット復水器との間に配置 された弁を含む請求項5に記載の受動的熱除去装置。 7.前記弁が前記ノズルより高い所に配置される請求項6に記載の受動的熱除去 装置。 8.前記第1の端部が前記第2の端部より0.8乃至6.0メートル高い位置に 配置される請求項7に記載の受動的熱除去装置。 9.さらに、前記ループ内に配置されて前記水から非凝 縮性気体を除去する蒸気トラップを含む請求項7に記載の受動的熱除去装置。 10.前記蒸気トラップが、前記熱交換器入口と前記ジェット復水器水入口との 間に配置される請求項9に記載の受動的熱除去装置。 11.前記蒸気トラップがフロートにより作動する請求項10に記載の受動的熱 除去装置。 12.蒸気発生器を備えた原子炉用の受動的熱除去装置であって、 熱交換器入口と熱交換器出口を備え、熱シンクに熱を捨てる熱交換器と、 温度(T)の水を受け入れるジェット復水器水入口と、 圧(P)の蒸気を受け入れるジェット復水器蒸気入口と、混合された流体を発生 させる混合部と、前記混合部内において前記蒸気を前記水に注入するノズルとを 有するジェット復水器と、 前記蒸気発生器と、前記熱交換器と前記ジェット復水器により形成されるルー プ内に動的自然対流を起こす始動手段とからなり、 前記ループ内の一部の水が前記始動手段の起動前に前記蒸気圧(P)と等しい 圧力を有し、 前記熱交換器入口が前記混合された流体の一部を受け入れるとともに、前記蒸 気発生器が前記混合された流体 の残りの部分を受け入れるようにした原子炉用受動的熱除去装置。 13.さらに、非圧縮性気体を除去する蒸気トラップを含む請求項12に記載の 受動的熱除去装置。 14.前記蒸気トラップがフロートにより作動する請求項13に記載の受動的熱 除去装置。 15.前記蒸気発生器がコラプス水位を有し、 前記始動手段が、前記ノズルの位置に第1の端部を有するとともにコラプス水 位と同じ高さに第2の端部を有する水柱からなり、 前記第1の端部が前記第2の端部より高い位置にある請求項12に記載の受動 的熱除去装置。 16.前記始動手段が、さらに前記蒸気発生器と前記ジェット復水器との間に配 置された弁を含む請求項15に記載の受動的熱除去装置。 17.前記弁が前記ノズルより高い所に配置される請求項16に記載の受動的熱 除去装置。 18.前記第1の端部が前記第2の端部より0.8乃至6.0メートル高い位置 に配置される請求項17に記載の受動的熱除去装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.蒸気発生器を備えた原子炉用の受動的熱除去装置であって、 熱交換器入口と熱交換器出口を備え、熱シンクに熱を捨てる熱交換器と、 温度(T)の水を受け入れるジェット復水器水入口と、 圧(P)の蒸気を受け入れるジェット復水器蒸気入口と、混合された流体を発生 させる混合部と、前記混合部内において前記水を前記蒸気に注入するノズルとを 有するジェット復水器と、 前記熱交換器及び前記ジェット復水器によって形成されるループ内に動的自然 対流を起こす始動手段とからなり、 前記熱交換器入口が前記混合された流体の一部を受け入れるとともに、前記蒸 気発生器が前記混合された流体の残りの部分を受け入れ、且つ以下の式を満たす ようにした原子炉用受動的熱除去装置。 (ここで、Tはセルシウス度の単位、Pはバールの単位である) 2.さらに、前記ループ内に配置されて前記水から非凝縮性気体を除去する蒸気 トラップを含む請求項1に記載の受動的熱除去装置。 3.前記蒸気トラップが前記熱交換器入口と前記ジェット復水器水入口との間に 配置される請求項2に記載の受動的熱除去装置。 4.前記蒸気トラップがフロートにより作動する請求項3に記載の受動的熱除去 装置。 5.前記蒸気発生器がコラプス水位を有し、 前記始動手段が、前記ノズルの位置に第1の端部を有するとともにコラプス水 位と同じ高さに第2の端部を有する水柱からなり、 前記第1の端部が前記第2の端部より高い位置にある請求項1に記載の受動的 熱除去装置。 6.前記始動手段が、さらに前記蒸気発生器と前記ジェット復水器との間に配置 された弁を含む請求項5に記載の受動的熱除去装置。 7.前記弁が前記ノズルより高い所に配置される請求項6に記載の受動的熱除去 装置。 8.前記第1の端部が前記第2の端部より0.8乃至6.0メートル高い位置に 配置される請求項7に記載の受動的熱除去装置。 9.さらに、前記ループ内に配置されて前記水から非凝縮性気体を除去する蒸気 トラップを含む請求項7に記載の受動的熱除去装置。 10.前記蒸気トラップが、前記熱交換器入口と前記ジェット復水器水入口との 間に配置される請求項9に記載の受動的熱除去装置。 11.前記蒸気トラップがフロートにより作動する請求項10に記載の受動的熱 除去装置。 12.蒸気発生器を備えた原子炉用の受動的熱除去装置であって、 熱交換器入口と熱交換器出口を備え、熱シンクに熱を捨てる熱交換器と、 温度(T)の水を受け入れるジェット復水器水入口と、 圧(P)の蒸気を受け入れるジェット復水器蒸気入口と、混合された流体を発生 させる混合部と、前記混合部内において前記蒸気を前記水に注入するノズルとを 有するジェット復水器と、 前記熱交換器及び前記ジェット復水器によって形成されるループ内に動的自然 対流を起こす始動手段と、 前記ループ内に配置されて非凝縮性気体を除去する蒸気トラップとからなり、 前記熱交換器入口が前記混合された流体の一部を受け入れるとともに、前記蒸 気発生器が前記混合された流体の残りの部分を受け入れるようにした原子炉用受 動的熱除去装置。 13.前記蒸気トラップが前記熱交換器入口と前記ジェ ット復水器水入口との間に配置される請求項12に記載の受動的熱除去装置。 14.前記蒸気トラップがフロートにより作動する請求項13に記載の受動的熱 除去装置。 15.前記蒸気発生器がコラプス水位を有し、 前記始動手段が、前記ノズルの位置に第1の端部を有するとともにコラプス水 位と同じ高さに第2の端部を有する水柱からなり、 前記第1の端部が前記第2の端部より高い位置にある請求項12に記載の受動 的熱除去装置。 16.前記始動手段が、さらに前記蒸気発生器と前記ジェット復水器との間に配 置された弁を含む請求項15に記載の受動的熱除去装置。 17.前記弁が前記ノズルより高い所に配置される請求項16に記載の受動的熱 除去装置。 18.前記第1の端部が前記第2の端部より0.8乃至6.0メートル高い位置 に配置される請求項17に記載の受動的熱除去装置。
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