JPH09504A - 磁気共鳴映像装置用rfプローブ - Google Patents
磁気共鳴映像装置用rfプローブInfo
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- JPH09504A JPH09504A JP7151624A JP15162495A JPH09504A JP H09504 A JPH09504 A JP H09504A JP 7151624 A JP7151624 A JP 7151624A JP 15162495 A JP15162495 A JP 15162495A JP H09504 A JPH09504 A JP H09504A
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- probe
- magnetic resonance
- shaft
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- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R33/00—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
- G01R33/20—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
- G01R33/28—Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
- G01R33/32—Excitation or detection systems, e.g. using radio frequency signals
- G01R33/34—Constructional details, e.g. resonators, specially adapted to MR
- G01R33/34007—Manufacture of RF coils, e.g. using printed circuit board technology; additional hardware for providing mechanical support to the RF coil assembly or to part thereof, e.g. a support for moving the coil assembly relative to the remainder of the MR system
-
- G—PHYSICS
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- G01R33/34—Constructional details, e.g. resonators, specially adapted to MR
- G01R33/34084—Constructional details, e.g. resonators, specially adapted to MR implantable coils or coils being geometrically adaptable to the sample, e.g. flexible coils or coils comprising mutually movable parts
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コイルパターンが外部に露出することなく、
かつ、強度的に強いヒンジ部を有するMRI装置用RF
プローブを提供する。 【構成】 ヒンジ部の回転軸を非磁性導電性の材質の第
1の軸部材16a及び第2の軸部材16bに分割する。
第1のコイルパターン15の両端をそれぞれの軸部材に
直接接続する。第2のコイルパターンの両端は、各軸部
材に巻き付けられるフレキシブル基板12a,12bを
介してそれぞれ第1の軸部材16a及び第2の軸部材1
6bに接続される。回転軸がある方向へ回動したとき、
この回転軸にフレキシブル基板が巻き取られ、反対方向
に回動したとき、フレキシブル基板のたるみ部は溝17
a,17bの内部に収納されるので外部に露出しない。
かつ、強度的に強いヒンジ部を有するMRI装置用RF
プローブを提供する。 【構成】 ヒンジ部の回転軸を非磁性導電性の材質の第
1の軸部材16a及び第2の軸部材16bに分割する。
第1のコイルパターン15の両端をそれぞれの軸部材に
直接接続する。第2のコイルパターンの両端は、各軸部
材に巻き付けられるフレキシブル基板12a,12bを
介してそれぞれ第1の軸部材16a及び第2の軸部材1
6bに接続される。回転軸がある方向へ回動したとき、
この回転軸にフレキシブル基板が巻き取られ、反対方向
に回動したとき、フレキシブル基板のたるみ部は溝17
a,17bの内部に収納されるので外部に露出しない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気共鳴画像を撮影す
る際に被検体から発生する磁気共鳴信号を受信するRF
コイルが内蔵されたRFプローブに関する。
る際に被検体から発生する磁気共鳴信号を受信するRF
コイルが内蔵されたRFプローブに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、医用診断装置の開発が進められる
中で、磁気共鳴映像装置(以下、MRI装置と省略す
る)が多く用いられている。MRI装置は、一様な静磁
場中に置かれた被検体に、所定のパルスシーケンスで高
周波磁場,傾斜磁場を印加し、発生した磁気共鳴信号を
受信してこれを基に磁気共鳴画像を作成するものであ
る。
中で、磁気共鳴映像装置(以下、MRI装置と省略す
る)が多く用いられている。MRI装置は、一様な静磁
場中に置かれた被検体に、所定のパルスシーケンスで高
周波磁場,傾斜磁場を印加し、発生した磁気共鳴信号を
受信してこれを基に磁気共鳴画像を作成するものであ
る。
【0003】図16は、MRI装置の概略構成を示すブ
ロック図である。同図において、MRI装置は、被検体
を載置し磁場内へ出入りさせる寝台部24と、静磁場を
得るための磁石25と、磁気共鳴のための高周波を発生
させ被検体からのMR信号を検波増幅する送受信部30
と、MR信号の位置を識別するための傾斜磁場部40
と、システムの制御及び画像構成を行うコンピュータ部
50とを有する。
ロック図である。同図において、MRI装置は、被検体
を載置し磁場内へ出入りさせる寝台部24と、静磁場を
得るための磁石25と、磁気共鳴のための高周波を発生
させ被検体からのMR信号を検波増幅する送受信部30
と、MR信号の位置を識別するための傾斜磁場部40
と、システムの制御及び画像構成を行うコンピュータ部
50とを有する。
【0004】送受信部30は、受信コイル31、プリア
ンプ32、受信部33、基準発振器34、送信部35、
RFパワーアンプ36、送信コイル37とを有し、励起
用高周波パルスを送信コイル37に与え、MR信号を受
信コイル31から受信するためのものである。基準発振
器34は、一定周波数の基準信号を発生する回路であ
り、この周波数はコンピュータ部50から制御されるよ
うになっている。
ンプ32、受信部33、基準発振器34、送信部35、
RFパワーアンプ36、送信コイル37とを有し、励起
用高周波パルスを送信コイル37に与え、MR信号を受
信コイル31から受信するためのものである。基準発振
器34は、一定周波数の基準信号を発生する回路であ
り、この周波数はコンピュータ部50から制御されるよ
うになっている。
【0005】受信部33は、プリアンプ32で増幅され
た受信コイル31からのMR信号を基準発振器34から
の基準信号を用いて位相検波する。送信部35は、基準
発振器34が発生する基準信号から送信コイル37に与
える励起用高周波パルスを発生するためのものであり、
励起用高周波パルス及び周波数はコンピュータ部50か
らコントロールされるようになっている。
た受信コイル31からのMR信号を基準発振器34から
の基準信号を用いて位相検波する。送信部35は、基準
発振器34が発生する基準信号から送信コイル37に与
える励起用高周波パルスを発生するためのものであり、
励起用高周波パルス及び周波数はコンピュータ部50か
らコントロールされるようになっている。
【0006】傾斜磁場部40は、被検体への傾斜磁場を
与えるX磁場用の傾斜磁場コイル41、Y磁場用の傾斜
磁場コイル42、Z磁場用の傾斜磁場コイル43と、傾
斜磁場コイル41、42、43をそれぞれ駆動する傾斜
磁場電源44、45、46と、コンピュータ部50によ
り制御され、傾斜磁場コイル41、42、43による各
傾斜磁場が回転磁場になるように傾斜磁場電源44、4
5、46を制御する磁場制御部47とを有する。
与えるX磁場用の傾斜磁場コイル41、Y磁場用の傾斜
磁場コイル42、Z磁場用の傾斜磁場コイル43と、傾
斜磁場コイル41、42、43をそれぞれ駆動する傾斜
磁場電源44、45、46と、コンピュータ部50によ
り制御され、傾斜磁場コイル41、42、43による各
傾斜磁場が回転磁場になるように傾斜磁場電源44、4
5、46を制御する磁場制御部47とを有する。
【0007】コンピュータ部50は、CPU51、メモ
リ52及びA/D変換器53を含んで構成され、メモリ
52上のプログラムに従って、傾斜磁場部40及び送受
信部30をコントロールし、受信部33で位相検波した
MR信号をA/D変換して断層像のデータ収集を行い、
MRI像を構成する。MRI装置の操作は、キーボード
やマウスなどの入力装置54から入力することによって
行われ、得られたMRI像は表示装置55に表示され
る。
リ52及びA/D変換器53を含んで構成され、メモリ
52上のプログラムに従って、傾斜磁場部40及び送受
信部30をコントロールし、受信部33で位相検波した
MR信号をA/D変換して断層像のデータ収集を行い、
MRI像を構成する。MRI装置の操作は、キーボード
やマウスなどの入力装置54から入力することによって
行われ、得られたMRI像は表示装置55に表示され
る。
【0008】この様なMRI装置では、受信コイルを被
検体に装着できるように、開閉可能なヒンジ構造を有す
るケーシングに収納したRFプローブが用いられてい
る。
検体に装着できるように、開閉可能なヒンジ構造を有す
るケーシングに収納したRFプローブが用いられてい
る。
【0009】図12は、頸椎用のQDコイルが内蔵され
たRFプローブの構成を示しており、同図(A)は側面
図,同図(B)は正面図である。同図に示すRFプロー
ブは、上側コイル1と下側コイル2とに分割されて構成
されており、両コイル1,2はヒンジ部4にて回動自在
に接続され、係合部3にて係合している。つまり、QD
コイルは図10に示すように2個の楕円状コイルをクロ
スさせた形状を有しており、同図に示す符号9aが上側
のパターン,9bが下側のパターンとなる。そして、符
号9cの部分が係合部,9dの部分がヒンジ部となる。
たRFプローブの構成を示しており、同図(A)は側面
図,同図(B)は正面図である。同図に示すRFプロー
ブは、上側コイル1と下側コイル2とに分割されて構成
されており、両コイル1,2はヒンジ部4にて回動自在
に接続され、係合部3にて係合している。つまり、QD
コイルは図10に示すように2個の楕円状コイルをクロ
スさせた形状を有しており、同図に示す符号9aが上側
のパターン,9bが下側のパターンとなる。そして、符
号9cの部分が係合部,9dの部分がヒンジ部となる。
【0010】ここで、QDコイル(クォドラチャコイ
ル)とは、互いに直交する2個のコイルで磁気共鳴信号
を受信することにより信号成分を2倍とし、また、ノイ
ズ成分はベクトル的な加算により1.41倍となるの
で、結果としてS/N比が1.41倍となり、これによ
って解像度を向上させるものである。
ル)とは、互いに直交する2個のコイルで磁気共鳴信号
を受信することにより信号成分を2倍とし、また、ノイ
ズ成分はベクトル的な加算により1.41倍となるの
で、結果としてS/N比が1.41倍となり、これによ
って解像度を向上させるものである。
【0011】図11は、実際に被検体7にQDコイルを
配置した状態を示す説明図であり、同図(A)は係合部
3を係合させていない状態、同図(B)は係合部3にて
上側コイル1と下側コイル2とを係合させた状態を示し
ている。つまり、ヒンジ部4を回動させることにより、
被検体7への着脱が容易となる。
配置した状態を示す説明図であり、同図(A)は係合部
3を係合させていない状態、同図(B)は係合部3にて
上側コイル1と下側コイル2とを係合させた状態を示し
ている。つまり、ヒンジ部4を回動させることにより、
被検体7への着脱が容易となる。
【0012】図13は、ヒンジ部4の構成図であり、上
側コイル1と下側コイル2は回転軸8にて接続されてい
る。ここで、図10にて示したように、ヒンジ部4では
コイルパターンがクロスした部分9dが接続される。以
下、コイルパターンの接続の機構について説明する。
側コイル1と下側コイル2は回転軸8にて接続されてい
る。ここで、図10にて示したように、ヒンジ部4では
コイルパターンがクロスした部分9dが接続される。以
下、コイルパターンの接続の機構について説明する。
【0013】図14は、ヒンジ部4の側面を模式的に示
した説明図である。同図(A)はコイルを接続するため
のフレキシブルプリント配線基板(以下、フレキシブル
基板と省略する)10が回転の内面側に配設された例で
あり、ヒンジ部を回転軸8にて回転させると符号10a
に示すようにたるみが発生してしまう。また、同図
(B)に示したようにフレキシブル基板10を回転の外
面側に配設した場合でも同様にたるみ10bが発生して
しまう。従って、フレキシブル基板10が外部に露出し
てしまいトラブルの原因となってしまう。また、この露
出部分を覆設するようにカバーを設けると、このカバー
によって回転角度が制限されてしまい、操作性が悪くな
る。
した説明図である。同図(A)はコイルを接続するため
のフレキシブルプリント配線基板(以下、フレキシブル
基板と省略する)10が回転の内面側に配設された例で
あり、ヒンジ部を回転軸8にて回転させると符号10a
に示すようにたるみが発生してしまう。また、同図
(B)に示したようにフレキシブル基板10を回転の外
面側に配設した場合でも同様にたるみ10bが発生して
しまう。従って、フレキシブル基板10が外部に露出し
てしまいトラブルの原因となってしまう。また、この露
出部分を覆設するようにカバーを設けると、このカバー
によって回転角度が制限されてしまい、操作性が悪くな
る。
【0014】図15は、ヒンジ部4にてフレキシブル基
板10c,10dがクロスした状態を示す説明図であ
り、回転軸8の近傍にて両者がクロスしている。この場
合には、各フレキシブル基板10c,10dの間の間隔
が定まらず、クロス部分に発生する誘電率が変化し受信
精度が低下してしまう。
板10c,10dがクロスした状態を示す説明図であ
り、回転軸8の近傍にて両者がクロスしている。この場
合には、各フレキシブル基板10c,10dの間の間隔
が定まらず、クロス部分に発生する誘電率が変化し受信
精度が低下してしまう。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】この様に、従来におけ
るRFプローブにおいては、ヒンジ部4にてコイルパタ
ーンがたるんでしまいこれを有効にカバーすることがで
きない。また、パターンがクロスする部分での各パター
ン間にて発生する誘電率が変化するので受信精度が低下
してしまう。更に、回転軸8として金属を使用すること
ができないので、強度的に弱く使用回数が増えると損傷
してしまうという欠点があった。
るRFプローブにおいては、ヒンジ部4にてコイルパタ
ーンがたるんでしまいこれを有効にカバーすることがで
きない。また、パターンがクロスする部分での各パター
ン間にて発生する誘電率が変化するので受信精度が低下
してしまう。更に、回転軸8として金属を使用すること
ができないので、強度的に弱く使用回数が増えると損傷
してしまうという欠点があった。
【0016】この発明はこのような従来の課題を解決す
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、ヒンジ部でのたるみによるパターンの露出を防止
し、誘電率の変化を阻止し、かつ、回転軸の強度を向上
させることのできるMRI装置用RFプローブを提供す
ることにある。
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、ヒンジ部でのたるみによるパターンの露出を防止
し、誘電率の変化を阻止し、かつ、回転軸の強度を向上
させることのできるMRI装置用RFプローブを提供す
ることにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の磁気共鳴映像装置用RFプローブ
は、第1のコイルパターンと第2のコイルパターンとを
ヒンジ部にて電気的に接続し、当該ヒンジ部を回動させ
ることで被検体への着脱を容易とする磁気共鳴映像装置
用RFプローブにおいて、非磁性導電性の材料で構成さ
れ前記第1のコイルパターンの一端が接続された第1の
軸部材と、非磁性導電性の材料で構成され前記第1のコ
イルパターンの他端が接続された第2の軸部材と、一端
が前記第1の軸部材と接続されると共に他端が前記第2
のコイルパターンの一端と接続され、前記第1の軸部材
の回転に伴って該軸部材に巻着する第1の可撓性導電体
と、一端が前記第2の軸部材と接続されると共に他端が
前記第2のコイルパターンの他端と接続され、前記第2
の軸部材の回転に伴って該軸部材に巻着する第2の可撓
性導電体と、を備えてなり、前記第1及び第2の軸部材
は、互いに絶縁されかつ各中心軸が同一直線上に配設さ
れて前記ヒンジ部の回転軸となることを特徴とする。
め、請求項1記載の磁気共鳴映像装置用RFプローブ
は、第1のコイルパターンと第2のコイルパターンとを
ヒンジ部にて電気的に接続し、当該ヒンジ部を回動させ
ることで被検体への着脱を容易とする磁気共鳴映像装置
用RFプローブにおいて、非磁性導電性の材料で構成さ
れ前記第1のコイルパターンの一端が接続された第1の
軸部材と、非磁性導電性の材料で構成され前記第1のコ
イルパターンの他端が接続された第2の軸部材と、一端
が前記第1の軸部材と接続されると共に他端が前記第2
のコイルパターンの一端と接続され、前記第1の軸部材
の回転に伴って該軸部材に巻着する第1の可撓性導電体
と、一端が前記第2の軸部材と接続されると共に他端が
前記第2のコイルパターンの他端と接続され、前記第2
の軸部材の回転に伴って該軸部材に巻着する第2の可撓
性導電体と、を備えてなり、前記第1及び第2の軸部材
は、互いに絶縁されかつ各中心軸が同一直線上に配設さ
れて前記ヒンジ部の回転軸となることを特徴とする。
【0018】また請求項2記載の磁気共鳴映像装置用R
Fプローブは、第1のケーシング内に設けられた第1の
コイルパターンと第2のケーシング内に設けられた第2
のコイルパターンとをヒンジ部にて電気的に接続し、当
該ヒンジ部を回動させることで被検体への着脱を容易と
する磁気共鳴映像装置用RFプローブにおいて、非磁性
導電性の材料で構成され前記第1のコイルパターンの一
端が接続された第1の軸部材と、非磁性導電性の材料で
構成され前記第1のコイルパターンの他端が接続された
第2の軸部材と、一端が前記第1の軸部材と接続される
と共に他端が前記第2のコイルパターンの一端と接続さ
れ、前記第1の軸部材の回転に伴って該軸部材に巻着す
る第1の可撓性導電体と、一端が前記第2の軸部材と接
続されると共に他端が前記第2のコイルパターンの他端
と接続され、前記第2の軸部材の回転に伴って該軸部材
に巻着する第2の可撓性導電体と、前記第1のケーシン
グに形成され、前記第1及び第2の軸部材を互いに絶縁
しかつ各中心軸が同一直線上に配設されるよう保持する
前記ヒンジ部の回転軸部と、前記第2のケーシングに形
成され、前記第1及び第2の軸部材を回動自在に軸支す
る前記ヒンジ部の軸受部と、前記第2のケーシングに形
成され、共に前記巻着された第1及び第2の可撓性導電
体及び該可撓性導電体が巻着されない時のたるみ部分を
収納し得るスペースを有する前記ヒンジ部の溝部と、を
備えたことを特徴とする。
Fプローブは、第1のケーシング内に設けられた第1の
コイルパターンと第2のケーシング内に設けられた第2
のコイルパターンとをヒンジ部にて電気的に接続し、当
該ヒンジ部を回動させることで被検体への着脱を容易と
する磁気共鳴映像装置用RFプローブにおいて、非磁性
導電性の材料で構成され前記第1のコイルパターンの一
端が接続された第1の軸部材と、非磁性導電性の材料で
構成され前記第1のコイルパターンの他端が接続された
第2の軸部材と、一端が前記第1の軸部材と接続される
と共に他端が前記第2のコイルパターンの一端と接続さ
れ、前記第1の軸部材の回転に伴って該軸部材に巻着す
る第1の可撓性導電体と、一端が前記第2の軸部材と接
続されると共に他端が前記第2のコイルパターンの他端
と接続され、前記第2の軸部材の回転に伴って該軸部材
に巻着する第2の可撓性導電体と、前記第1のケーシン
グに形成され、前記第1及び第2の軸部材を互いに絶縁
しかつ各中心軸が同一直線上に配設されるよう保持する
前記ヒンジ部の回転軸部と、前記第2のケーシングに形
成され、前記第1及び第2の軸部材を回動自在に軸支す
る前記ヒンジ部の軸受部と、前記第2のケーシングに形
成され、共に前記巻着された第1及び第2の可撓性導電
体及び該可撓性導電体が巻着されない時のたるみ部分を
収納し得るスペースを有する前記ヒンジ部の溝部と、を
備えたことを特徴とする。
【0019】また請求項3記載の発明は、請求項1また
は請求項2記載の磁気共鳴映像装置用RFプローブにお
いて、頸椎QDコイルとして構成されることを特徴とす
る。
は請求項2記載の磁気共鳴映像装置用RFプローブにお
いて、頸椎QDコイルとして構成されることを特徴とす
る。
【0020】また請求項4記載の発明は、請求項1ない
し請求項3のいずれかに記載の磁気共鳴映像装置用RF
プローブにおいて、前記第1及び第2の軸部材を構成す
る非磁性導電性の材料は、銅または銅を主体とした合金
であることを特徴とする。
し請求項3のいずれかに記載の磁気共鳴映像装置用RF
プローブにおいて、前記第1及び第2の軸部材を構成す
る非磁性導電性の材料は、銅または銅を主体とした合金
であることを特徴とする。
【0021】また請求項5記載の発明は、請求項1ない
し請求項4のいずれかに記載の磁気共鳴映像装置用RF
プローブにおいて、前記第1及び第2の可撓性導電体
は、薄い帯状に形成された導電体であることを特徴とす
る。
し請求項4のいずれかに記載の磁気共鳴映像装置用RF
プローブにおいて、前記第1及び第2の可撓性導電体
は、薄い帯状に形成された導電体であることを特徴とす
る。
【0022】また請求項6記載の発明は、請求項1ない
し請求項5のいずれかに記載の磁気共鳴映像装置用RF
プローブにおいて、前記第1及び第2の可撓性導電体
は、フレキシブルプリント配線基板であることを特徴と
する。
し請求項5のいずれかに記載の磁気共鳴映像装置用RF
プローブにおいて、前記第1及び第2の可撓性導電体
は、フレキシブルプリント配線基板であることを特徴と
する。
【0023】
【作用】上述の如く構成された本発明によれば、RFプ
ローブのヒンジ部の回転軸が互いに絶縁された2つの非
磁性導電体で構成され、この非磁性導電体を経由して第
1のケーシングに収容された第1のコイルパターンと第
2のケーシングに収容された第2のコイルパターンとが
接続される。そして、この回転軸と第1のコイルパター
ンとは半田付け等で接続され、回転軸と第2のコイルパ
ターンとは帯状の可撓性導電体を介して接続される。そ
して、ヒンジ部が第1の方向に回転するとこの回転軸に
可撓性導電体が巻着され、また、第2の方向に回転する
と幾分のたるみをもって第2のケーシングに形成された
溝内に収納される。
ローブのヒンジ部の回転軸が互いに絶縁された2つの非
磁性導電体で構成され、この非磁性導電体を経由して第
1のケーシングに収容された第1のコイルパターンと第
2のケーシングに収容された第2のコイルパターンとが
接続される。そして、この回転軸と第1のコイルパター
ンとは半田付け等で接続され、回転軸と第2のコイルパ
ターンとは帯状の可撓性導電体を介して接続される。そ
して、ヒンジ部が第1の方向に回転するとこの回転軸に
可撓性導電体が巻着され、また、第2の方向に回転する
と幾分のたるみをもって第2のケーシングに形成された
溝内に収納される。
【0024】従って、可撓性導電体が外部に露出するこ
とはなく、また、回転軸を金属で構成することができる
ので、強度的に強くすることができる。また、コイルど
うしがクロスする部分はヒンジ部からやや離れた部位と
なり、コイルパターンの周囲が樹脂等でモールドされた
構成とされるので、コイル間の誘電率が変化することは
なくなる。
とはなく、また、回転軸を金属で構成することができる
ので、強度的に強くすることができる。また、コイルど
うしがクロスする部分はヒンジ部からやや離れた部位と
なり、コイルパターンの周囲が樹脂等でモールドされた
構成とされるので、コイル間の誘電率が変化することは
なくなる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明に係るMRI装置用RFプローブ
の一実施例の構成を示す図であり、同図(A)は側面
図,(B)は正面図である。同図に示すようにこのRF
プローブは第1のケーシングとしての上側コイル1と第
2のケーシングとしての下側コイル2とで構成され、ヒ
ンジ部11にて回動自在となっている。そして、従来例
の図11で示したように被検体への着脱ができるように
なっている。
する。図1は、本発明に係るMRI装置用RFプローブ
の一実施例の構成を示す図であり、同図(A)は側面
図,(B)は正面図である。同図に示すようにこのRF
プローブは第1のケーシングとしての上側コイル1と第
2のケーシングとしての下側コイル2とで構成され、ヒ
ンジ部11にて回動自在となっている。そして、従来例
の図11で示したように被検体への着脱ができるように
なっている。
【0026】図2はヒンジ部11の詳細な構成を示す斜
視図である。同図において、上側コイル1と下側コイル
2は銅等の非磁性導電体で構成された回転軸16a,1
6bにて連結される構成となっている。つまり、回転軸
16a,16bは上側コイル1内にモールドされて固定
され、下側コイル2に形成された溝17a,17bに収
納されて回転する。
視図である。同図において、上側コイル1と下側コイル
2は銅等の非磁性導電体で構成された回転軸16a,1
6bにて連結される構成となっている。つまり、回転軸
16a,16bは上側コイル1内にモールドされて固定
され、下側コイル2に形成された溝17a,17bに収
納されて回転する。
【0027】上側コイル1のコイルパターン15a,1
5bはそれぞれ回転軸16a,16bと半田等で固定し
て接続される。また、コイルパターン15aと15bと
のクロスする部分15cの間隔は、パターン全体がモー
ルドされているので常に一定である。
5bはそれぞれ回転軸16a,16bと半田等で固定し
て接続される。また、コイルパターン15aと15bと
のクロスする部分15cの間隔は、パターン全体がモー
ルドされているので常に一定である。
【0028】回転軸16a,16bは、直径が細い部分
と太い部分の2段構造をなしており、回転軸16aは溝
17aの外側が細い部分,内側が太い部分となってい
る。また、回転軸16bは溝17bの外側が太い部分,
内側が細い部分となっている。そして、各回転軸16
a,16bの細い部分には可撓性導電体としてのフレキ
シブル基板12a,12bが半田付け等によって接続さ
れている。
と太い部分の2段構造をなしており、回転軸16aは溝
17aの外側が細い部分,内側が太い部分となってい
る。また、回転軸16bは溝17bの外側が太い部分,
内側が細い部分となっている。そして、各回転軸16
a,16bの細い部分には可撓性導電体としてのフレキ
シブル基板12a,12bが半田付け等によって接続さ
れている。
【0029】フレキシブル基板12a,12bは、下側
コイル2の貫通穴18a,18bを介して下方に延出し
ており、図1(A)に示すように基板13a,13bを
介して下側のコイルパターン14a,14bに接続され
る。
コイル2の貫通穴18a,18bを介して下方に延出し
ており、図1(A)に示すように基板13a,13bを
介して下側のコイルパターン14a,14bに接続され
る。
【0030】図3乃至図5は、回転軸16a,16bに
フレキシブル基板12a,12bを接続する様子を示す
説明図であり、図3は斜視図,図4は図3を背面から見
た図,図5は側面図である。図3,図4に示すように、
フレキシブル基板12a,12bは各回転軸16a,1
6bの細い部分に半田21a,21bにて接続される。
そして、図5(A)に示すように上方からフレキシブル
基板12を取り付け、図中矢印の方向に回転軸16を回
転させたのち同図(B)に示すようにフレキシブル基板
12を下方に延出させる。
フレキシブル基板12a,12bを接続する様子を示す
説明図であり、図3は斜視図,図4は図3を背面から見
た図,図5は側面図である。図3,図4に示すように、
フレキシブル基板12a,12bは各回転軸16a,1
6bの細い部分に半田21a,21bにて接続される。
そして、図5(A)に示すように上方からフレキシブル
基板12を取り付け、図中矢印の方向に回転軸16を回
転させたのち同図(B)に示すようにフレキシブル基板
12を下方に延出させる。
【0031】そして、このように構成された本実施例に
よれば、図2に示したヒンジ部を一方に回転させると回
転軸16a,16bにフレキシブル基板12a,12b
が巻着され、また、他方に回転させるとフレキシブル基
板12a,12bがたるんで貫通穴18a,18b内に
収納される。従って、フレキシブル基板12a,12b
が外部に露出することはなく、配線が損傷される等のト
ラブルを防止することができる。
よれば、図2に示したヒンジ部を一方に回転させると回
転軸16a,16bにフレキシブル基板12a,12b
が巻着され、また、他方に回転させるとフレキシブル基
板12a,12bがたるんで貫通穴18a,18b内に
収納される。従って、フレキシブル基板12a,12b
が外部に露出することはなく、配線が損傷される等のト
ラブルを防止することができる。
【0032】また、回転軸16a,16bを非磁性導電
性の材料(この場合は銅)で構成することができるので
強度的に強い構成とすることができ、寿命が長くなる。
更に、強度が強くなる分だけ回転軸を細く構成すること
ができるので、フレキシブル基板12a,12bを巻き
取る長さが短くなりたるみ部分を短くすることができ
る。
性の材料(この場合は銅)で構成することができるので
強度的に強い構成とすることができ、寿命が長くなる。
更に、強度が強くなる分だけ回転軸を細く構成すること
ができるので、フレキシブル基板12a,12bを巻き
取る長さが短くなりたるみ部分を短くすることができ
る。
【0033】なお、本実施例では、回転軸16a,16
bを図3,4に示したような形状としたが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、図6(A),(B),
(C)に示すようにしてもよい。即ち、同図(A)は回
転軸16a,16bが一定の太さとなっており、フレキ
シブル基板を巻き取るスペースは軸を受ける側で確保す
る。また、同図(B)は軸の外側が細い例、同図8
(C)は軸の内側が細い例である。
bを図3,4に示したような形状としたが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、図6(A),(B),
(C)に示すようにしてもよい。即ち、同図(A)は回
転軸16a,16bが一定の太さとなっており、フレキ
シブル基板を巻き取るスペースは軸を受ける側で確保す
る。また、同図(B)は軸の外側が細い例、同図8
(C)は軸の内側が細い例である。
【0034】更に、回転軸の径が太い部分は金属で構成
する必要はないので、図7(A),(B)に示すように
回転軸16a,16bにブッシュ22a,22bを取り
付ける構成としてもよい。また、ブッシュ22a,22
bの構成は、図8(A)に示すように丸型のものだけで
はなく、同図(B)に示すように角型のものを用いても
よい。
する必要はないので、図7(A),(B)に示すように
回転軸16a,16bにブッシュ22a,22bを取り
付ける構成としてもよい。また、ブッシュ22a,22
bの構成は、図8(A)に示すように丸型のものだけで
はなく、同図(B)に示すように角型のものを用いても
よい。
【0035】図9は、回転軸を受ける溝17a,17b
の構成を示す説明図である。同図(A)は図6(B),
図7(A)に示した回転軸を収納する溝17a,17b
の構成を示しており、溝の外側に貫通穴18a,18b
が形成されている。また、図9(B)は、図6(A)に
示した回転軸を収納する溝を示しており、溝の外側部分
が太く開口されている。そして、この太く開口された部
分に巻き取られたフレキシブル基板が収納される。
の構成を示す説明図である。同図(A)は図6(B),
図7(A)に示した回転軸を収納する溝17a,17b
の構成を示しており、溝の外側に貫通穴18a,18b
が形成されている。また、図9(B)は、図6(A)に
示した回転軸を収納する溝を示しており、溝の外側部分
が太く開口されている。そして、この太く開口された部
分に巻き取られたフレキシブル基板が収納される。
【0036】なお、本実施例ではRFプローブとしてQ
Dコイルを例に説明したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、たとえば、クロス楕円コイルのように被
検体へ着脱する際にヒンジ部で回転する構造のものであ
れば適用できるものである。
Dコイルを例に説明したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、たとえば、クロス楕円コイルのように被
検体へ着脱する際にヒンジ部で回転する構造のものであ
れば適用できるものである。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ヒンジ部の回転軸が第1のコイルパターンと第2のコイ
ルパターンとの接続部とされ、該回転軸と第2のコイル
パターン(下側のコイルパターン)とは帯状の可撓性導
電体を介して接続される。従って、ヒンジ部が回動した
場合にはこの可撓性導電体が回転軸に巻着され、また、
反対方向に回動した場合には可撓性導電体はたるんで溝
部及び貫通穴内に収納されるので、パターンが外部に露
出することはなく、損傷等のトラブルの発生を防止する
ことができるという効果がある。
ヒンジ部の回転軸が第1のコイルパターンと第2のコイ
ルパターンとの接続部とされ、該回転軸と第2のコイル
パターン(下側のコイルパターン)とは帯状の可撓性導
電体を介して接続される。従って、ヒンジ部が回動した
場合にはこの可撓性導電体が回転軸に巻着され、また、
反対方向に回動した場合には可撓性導電体はたるんで溝
部及び貫通穴内に収納されるので、パターンが外部に露
出することはなく、損傷等のトラブルの発生を防止する
ことができるという効果がある。
【0038】また、回転軸を金属で構成することができ
るので、強度的に強くなり寿命が長くなる。更に、パタ
ーンどうしがクロスする部分は周囲がモールドされた構
成となるので、パターン間隔が変化することはなく誘電
率の変化による受信精度の低下を防止することができる
という効果がある。
るので、強度的に強くなり寿命が長くなる。更に、パタ
ーンどうしがクロスする部分は周囲がモールドされた構
成となるので、パターン間隔が変化することはなく誘電
率の変化による受信精度の低下を防止することができる
という効果がある。
【図1】本発明に係るMRI装置用RFプローブの一実
施例の構成を示す構成図である。
施例の構成を示す構成図である。
【図2】ヒンジ部の詳細な構成図である。
【図3】回転軸にフレキシブル基板を接続する様子を示
す第1の説明図である。
す第1の説明図である。
【図4】回転軸にフレキシブル基板を接続する様子を示
す第2の説明図である。
す第2の説明図である。
【図5】回転軸にフレキシブル基板を接続する様子を示
す第3の説明図である。
す第3の説明図である。
【図6】回転軸の形状の例を示す第1の説明図である。
【図7】回転軸の形状の例を示す第2の説明図である。
【図8】回転軸に取り付けるブッシュの例を示す説明図
である。
である。
【図9】回転軸を受ける溝の形状を示す説明図である。
【図10】QDコイルのコイルパターンを示す説明図で
ある。
ある。
【図11】頸椎用QDコイルの着脱の様子を示す構成図
である。
である。
【図12】頸椎用QDコイルの構成を示す図である。
【図13】従来におけるヒンジ部の構成を示す図であ
る。
る。
【図14】従来におけるヒンジ部を回動させたときのフ
レキシブル基板のたるみの状態を示す説明図である。
レキシブル基板のたるみの状態を示す説明図である。
【図15】従来におけるヒンジ部でフレキシブル基板が
クロスする状態を示す説明図である。
クロスする状態を示す説明図である。
【図16】磁気共鳴映像装置の概略構成を示すブロック
図である。
図である。
1 上側コイル 2 下側コイル 3 係合部
4 ヒンジ部 7被検体 8 回転軸 10 フ
レキシブル基板 11 ヒンジ部 12フレキシブ
ル基板 14 下側コイルパターン 15 上側コ
イルパターン 16 回転軸 17 溝 18
貫通穴 22 ブッシュ
4 ヒンジ部 7被検体 8 回転軸 10 フ
レキシブル基板 11 ヒンジ部 12フレキシブ
ル基板 14 下側コイルパターン 15 上側コ
イルパターン 16 回転軸 17 溝 18
貫通穴 22 ブッシュ
Claims (6)
- 【請求項1】 第1のコイルパターンと第2のコイルパ
ターンとをヒンジ部にて電気的に接続し、当該ヒンジ部
を回動させることで被検体への着脱を容易とする磁気共
鳴映像装置用RFプローブにおいて、 非磁性導電性の材料で構成され前記第1のコイルパター
ンの一端が接続された第1の軸部材と、 非磁性導電性の材料で構成され前記第1のコイルパター
ンの他端が接続された第2の軸部材と、 一端が前記第1の軸部材と接続されると共に他端が前記
第2のコイルパターンの一端と接続され、前記第1の軸
部材の回転に伴って該軸部材に巻着する第1の可撓性導
電体と、 一端が前記第2の軸部材と接続されると共に他端が前記
第2のコイルパターンの他端と接続され、前記第2の軸
部材の回転に伴って該軸部材に巻着する第2の可撓性導
電体と、 を備えてなり、 前記第1及び第2の軸部材は、互いに絶縁されかつ各中
心軸が同一直線上に配設されて前記ヒンジ部の回転軸と
なることを特徴とする磁気共鳴映像装置用RFプロー
ブ。 - 【請求項2】 第1のケーシング内に設けられた第1の
コイルパターンと第2のケーシング内に設けられた第2
のコイルパターンとをヒンジ部にて電気的に接続し、当
該ヒンジ部を回動させることで被検体への着脱を容易と
する磁気共鳴映像装置用RFプローブにおいて、 非磁性導電性の材料で構成され前記第1のコイルパター
ンの一端が接続された第1の軸部材と、 非磁性導電性の材料で構成され前記第1のコイルパター
ンの他端が接続された第2の軸部材と、 一端が前記第1の軸部材と接続されると共に他端が前記
第2のコイルパターンの一端と接続され、前記第1の軸
部材の回転に伴って該軸部材に巻着する第1の可撓性導
電体と、 一端が前記第2の軸部材と接続されると共に他端が前記
第2のコイルパターンの他端と接続され、前記第2の軸
部材の回転に伴って該軸部材に巻着する第2の可撓性導
電体と、 前記第1のケーシングに形成され、前記第1及び第2の
軸部材を互いに絶縁しかつ各中心軸が同一直線上に配設
されるよう保持する前記ヒンジ部の回転軸部と、 前記第2のケーシングに形成され、前記第1及び第2の
軸部材を回動自在に軸支する前記ヒンジ部の軸受部と、 前記第2のケーシングに形成され、共に前記巻着された
第1及び第2の可撓性導電体及び該可撓性導電体が巻着
されない時のたるみ部分を収納し得るスペースを有する
前記ヒンジ部の溝部と、 を備えたことを特徴とする磁気共鳴映像装置用RFプロ
ーブ。 - 【請求項3】 前記磁気共鳴映像装置用RFプローブ
は、頸椎QDコイルとして構成されることを特徴とする
請求項1または請求項2記載の磁気共鳴映像装置用RF
プローブ。 - 【請求項4】 前記第1及び第2の軸部材を構成する非
磁性導電性の材料は、銅または銅を主体とした合金であ
ることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか
に記載の磁気共鳴映像装置用RFプローブ。 - 【請求項5】 前記第1及び第2の可撓性導電体は、薄
い帯状に形成された導電体であることを特徴とする請求
項1ないし請求項4のいずれかに記載の磁気共鳴映像装
置用RFプローブ。 - 【請求項6】 前記第1及び第2の可撓性導電体は、フ
レキシブルプリント配線基板であることを特徴とする請
求項1ないし請求項5のいずれかに記載の磁気共鳴映像
装置用RFプローブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7151624A JPH09504A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 磁気共鳴映像装置用rfプローブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7151624A JPH09504A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 磁気共鳴映像装置用rfプローブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09504A true JPH09504A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15522618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7151624A Pending JPH09504A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 磁気共鳴映像装置用rfプローブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09504A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4155749A1 (de) * | 2021-09-28 | 2023-03-29 | Siemens Healthcare GmbH | Mr-lokalspule mit drehbarem anschlusskabel |
-
1995
- 1995-06-19 JP JP7151624A patent/JPH09504A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4155749A1 (de) * | 2021-09-28 | 2023-03-29 | Siemens Healthcare GmbH | Mr-lokalspule mit drehbarem anschlusskabel |
US12097019B2 (en) | 2021-09-28 | 2024-09-24 | Siemens Healthineers Ag | Magnetic resonance local coil having rotatable connection cable |
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