JPH09504707A - 内視鏡手術のための膣鏡および洗浄液回収器 - Google Patents

内視鏡手術のための膣鏡および洗浄液回収器

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JPH09504707A JP7507182A JP50718295A JPH09504707A JP H09504707 A JPH09504707 A JP H09504707A JP 7507182 A JP7507182 A JP 7507182A JP 50718295 A JP50718295 A JP 50718295A JP H09504707 A JPH09504707 A JP H09504707A
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ジー バンカイリー,スイエリー
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アクインテル・インコーポレーテッド
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Abstract

(57)【要約】 膣内で内視鏡手術用器具の操作が十分にできるように、成形可能な膣鏡を手で成形して膣の内側輪郭を展開する。膣鏡は、選択的に、漏斗、エプロンおよび跳ねよけシールドと結合されて、内視鏡手術の間に使用するための洗浄液回収器として機能する。跳ねよけシールドの一部は患者の下に敷かれ、残部は漏斗壁の穴部に延びている。漏斗口および穴のあいた壁を通って漏斗に流れ込む洗浄液を容器に回収し、そこで、その量を測定する。手術の間に供給された洗浄液の量を測定し、そして、回収され測定された洗浄液の量を差し引くことによって、手術の間に患者によって吸収された洗浄液の量を見積ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】発明の名称 内視鏡手術のための膣鏡および洗浄液回収器 技術分野 この発明は、経産道内視鏡手術を容易にする方法および装置に関する。背景技術 内視鏡手術は、子宮経産道において頻繁に行われる。この解剖学的なアプロー チには、膣腔を十分に展開することが必要であり、それにより、手術用器具の操 作が可能になり、そして、外科医にとって、内視鏡を的確に誘導する十分な視界 が得られる。麻酔患者に対しては、好ましい膣の展開の度合いを維持するために 重量のある膣鏡が一般的に適用されている。しかしながら、このような膣鏡は内 視鏡の自由な動きを妨げる。重量のある膣鏡の他の不利点は、それによって、膣 から流れ出る洗浄液の回収およびその量の正確な測定を妨げることである。 洗浄液は、経産道内視鏡手術の間、膣から連続的に流れ出る。その理由は、水 をベースとする洗浄液が、外部貯蔵器から内視鏡を通って連続的に流れるからで ある。手術部位における洗浄液の流れによって、切り取られた組織および血液の 小片が除去され、手術部位の内視鏡の視界を連続的にクリアにする。内視鏡を通 って子宮に入る洗浄液の大部分は、後から続く洗浄液によって子宮頚および膣を 通って順次流出する。しかしながら、子宮に入る洗浄液の一部は、子宮内膜、お よび、手術によって露出した患者の血管系統の一部を 通って吸収される。相対的に長い手術、および/または、侵食性子宮手術の間、 洗浄液が過剰に吸収されて、患者の血清電解質の平衡を実質的に逆転させる。血 清電解質の重大な不均衡は患者に発作、昏睡または死をもたらすので、外科医は 矯正処置がとれるように、差し迫った不均衡を十分に警戒しなければならない。 従って、子宮内視鏡手術を行う間、血清電解質のレベルを頻繁に見積もることが 必要である。 血清電解質の状態は、従来、静脈穿刺によって得た血液サンプルを実験分析す ることによって測定される。しかしながら、この方法によって繰り返しサンプル を採集することは、患者にとっては邪魔であり無益である。血清電解質のレベル を見積もるための、もっと便利な方法の実現は、吸収された洗浄液の量の見積り と組合せて、基線電解質の濃度を正確に測定することができるか否かにかかって いる。 しかしながら、膣から流れ出る洗浄液と、そして、内視鏡用器具の使用によっ て膣の近くに流出する洗浄液との合計をモニターすることは困難であるので、吸 収された洗浄液の量を見積ることは、現在のところ、相対的に不正確である。即 ち、流出した洗浄廃液の一部は、手術用布の上に流れ落ち、次いで、手術台また は床に落下して、その量を測定されることなく廃棄される。この洗浄廃液の廃棄 された一部の量は一般的に知ることができないので、手術が行われている間に、 患者によって吸収された洗浄液の量は正確に見積もることが困難である。発明の開示 この発明は、膣腔を展開するための方法および装置、ならびに、 膣から流出する洗浄廃液および経産道内視鏡手術の間に内視鏡用器具の使用によ って流出する洗浄廃液を回収しそしてその量を測定するための方法および装置に 関する。洗浄廃液の量を正確に測定することによって、患者によって吸収された 洗浄液の量を見積もることができる。 外科医は手術用器具を安全に挿入し、そして、操作するための余裕空間を取ら なければならないので、手術の期間または複雑さに関係なく、膣腔の展開は、一 般に経産道手術に対して好んで用いられる。一方、洗浄廃液の回収および測定は 、相対的に短期の手術および/または侵食性の小さい手術には対しては、省略さ れても問題はない。従って、膣腔を展開するためのこの発明の方法および装置は 、それ自体単独で、または、洗浄廃液を回収および測定するための方法および装 置と共に使用することができる。 この発明による膣腔の展開の方法は、膣腔の展開に適合するように手で形を作 ることができる成形可能な膣鏡の使用に関する。予定する手術の侵食性および期 間によって、血清電解質のレベルを見積もることが必要なときには、この発明は 、更に、成形可能な膣鏡の使用をより効果的にする、患者によって吸収される洗 浄液の量を見積るための方法からなっている。内視鏡手術を受けている患者によ って吸収される洗浄液の量を見積もるこのような方法は、手術間に、予め測定さ れた量の洗浄液を供給し、洗浄廃液をエプロンを経て漏斗に導き、洗浄廃液を跳 ねよけシールド(および、ある実施態様では、一方向バルブ)を経て前記漏斗に 導き、前記漏斗に導かれた洗浄廃液を回収し、手術の間に供給した、予めその量 を測定した洗浄液から回収した洗浄液の量を差し引いて、2つの量の間の差を求 め、そして、前記差を内視鏡手術を受けている患者によって吸収さ れた洗浄液の量として見積もるステップからなっている。 この方法を使用して回収される洗浄液の量は、理想的には、正確に見積もるこ とが困難である、例えば、洗浄液の量は、手術台および手術布上に跳ね、または 、流れた洗浄廃液の部分を含んで、膣から流れ出した洗浄廃液または内視鏡から 流出する膣の近くの洗浄廃液の全量から実質的になっている。 この発明は、成形可能な膣鏡からなっており、その膣鏡は、単独で使用するこ とができ、または、洗浄廃液の回収を容易にするために、エプロンー漏斗ー跳ね よけシールド集合体に、取り外し可能または実質的に取り外し不能に、洗浄液が 漏れないように結合することができる。臨床的に重要な量の吸収が生じないので 、流出および吸収された洗浄液の量の正確な見積りは不必要であると考えられる 手術においては、成形可能な膣鏡は、エプロンー漏斗ー跳ねよけシールド集合体 を伴うことなく使用することができる。しかしながら、手術の期間および/また は侵食性を正確に予測することは困難であるので、流出する洗浄液の回収および 正確な測定は、多くの場合、必要であると推定される。かくして、成形可能な膣 鏡は、この発明の好ましい実施態様において、膣鏡、エプロン、漏斗および跳ね よけシールドからなる集合体の部分として、記述されている。この集合体の働き によって、所望の程度の膣腔の展開が得られ、そして、内視鏡手術間における洗 浄液の吸収を正確に見積ることができる。吸収される洗浄液の正確な見積りは、 洗浄液回収器の一部に直接流れ落ちる洗浄液、および、患者または手術の部位お よび手術に伴う手術室サポート装置を洗浄したあとに回収器に集められる洗浄廃 液の両方を収集し、そして、その量を測定することからなっている。 前記膣鏡ーエプロンー漏斗ー跳ねよけシールド集合体は、全体として、洗浄液 回収器として機能する。詳しくは、この洗浄液回収器は、縦軸および結合エリア を有する成形可能な膣鏡を含んでいる。臨床的な使用においては、前記膣鏡は、 膣内において手術用具を使用することができるように膣を十分展開し、展開した 膣の内部形状を維持するように手で成形される。手術の間、前記膣鏡は、その上 面を流れる洗浄液を、エプロンと呼ばれる柔軟な(好ましくは不等辺四角形の) 皮膜を介して膣から漏斗へと効果的に導く。前記エプロンは、第2エプロンエッ ジから実質的に離れて位置する第1エプロンエッジを有しており、前記第1エプ ロンエッジは、成形可能な膣鏡の前記結合エリアに液が漏れないように結合され ている。 前記エプロンは更に漏斗に結合される。漏斗口および穴のあいた壁部を有する 漏斗は、漏斗口において液が漏れないように第2エプロンエッジに結合されて、 エプロンの上表面を流れる洗浄液は漏斗口に導かれる。前記エプロンは、その上 を流れる洗浄廃液の流れを漏斗口に向って効果的に導くために、成形可能な芯に よって、上向きの凹形状を有するように形成されることができる。更に、手で調 節ができる成形可能な芯を漏斗口に取り付けることによって、漏斗口を好ましく は開いた状態で支えることができる。かくして、膣に挿入するに先立って外科医 が点検している膣鏡から落下する場合のように、上方から直接漏斗に落下する洗 浄廃液を収容するように適用される。 前記漏斗は、更に、漏斗口(即ち、漏斗への洗浄液用第1入口)を通らず、そ の代わりに、穴のあいた壁部(即ち、漏斗への洗浄液用第2入口)を通る洗浄廃 液を収容することができる。このように 穴を通って漏斗に流れるように導かれる洗浄廃液は、漏斗壁の外表面に液が漏れ ないように取り付けられた跳ねよけシールドによって、予め漏斗まで運ばれる。 前記跳ねよけシールドは、第2跳ねよけシールドエッジから実質的に離れて位置 する第1跳ねよけシールドエッジを有している。前記第1跳ねよけシールドエッ ジは、穴のあいた壁部の近くにおいて液が漏れないように漏斗に取り付けら、も って、跳ねよけシールドの上表面を通って流れる洗浄液を、引き続き漏斗壁の穴 を通って流れるように導く(即ち、取付け箇所は、漏斗が使用状態に位置すると きには、前記穴の下方である)。跳ねよけシールドには、漏斗壁の穴を通る経路 以外の経路を通って洗浄廃液が流れるのを防止するために必要な、上向きの凹形 状を維持するように、成形可能な芯を組み込むことができる。 前記第2跳ねよけシールドエッジは、患者の臀部の下に置いて使用されること を意図している。第1跳ねよけシールドエッジおよび第2跳ねよけシールドエッ ジ間(即ち、臀部と漏斗との間)に位置する跳ねよけシールドは、使用時、成形 可能な膣鏡および/またはエプロン部の周りに流れ、または、漏れている洗浄液 、または、手術台または手術布上に実質的に溜まっている洗浄液を回収しそして 導くように機能する。この洗浄液は、最終的に、漏斗壁の穴(即ち、漏斗への洗 浄液用第2入口)を通り、そして、漏斗を通って測定・回収容器へと重力によっ て流れる。 漏斗への洗浄液用第2入口からなる穴は、選択的にまたは好ましくは、柔軟な 防水性のまたは耐水性の流れ切替えシ−トによって実質的に覆われており、流れ 切替えシ−トの上端部は、漏斗の内表面の穴の開いた壁部の近くに、液が漏れな いように取り付けられている。即ち、流れ切替えシ−トは、漏斗の、跳ねよけシ ートが取り付 けられた面とは反対側の面に液が漏れないように取り付けられている。使用に際 しては、流れ切替えシートは、エプロンの上表面を通って漏斗口内に流れ込んだ 洗浄液が、次いで漏斗壁の穴を通って漏斗外に流れるのを防止する機能をはたす 。流れ切替えシートは、洗浄液をエプロンの上表面を通って漏斗口内に導く、従 って、洗浄液は回収測定のために漏斗内に留まる。流れ切替えシートは、洗浄液 が漏斗の内側から穴を通って外側に流れるのを防止しながら、同時に、跳ねよけ シールドの上表面を通って流れる洗浄液が穴から漏斗内に入れるようにしており 、使用に際しては、一方向バルブ(即ち、フラップバルブ)として機能している 。 この発明のエプロン、漏斗および跳ねよけシールドは、好ましくは、相対的に 軽量の、柔軟性のある、使い捨ての、防水性の材料(耐水性の手術布の製造に使 用されている材料の1またはそれ以上と類似)から実質的になっており、そして 、効果的に殺菌され、1患者の使用にのみ供される。膣鏡もまた1患者の使用に のみ供される。膣鏡は、好ましくは、漏斗、エプロンまたは跳ねよけシールドよ りも、さらに成形可能な構成を有する相対的に厚い材料(例えば、ポリエチレン またはシリコーンラバー)からなっている。しかしながら、後者の構成は、特定 の患者に対してより効果的な使用ができ、および/または、よりよく適合するよ うに手で成形することができる成形可能な芯によって強化しまたは固くすること ができる。 膣鏡それ自体は、好ましくは、砕石位にある患者の膣に挿入するに先立って、 実質的に平らな形状から折り曲げまたは丸めた形状に手で形を変えることができ るように十分に成形可能である。膣鏡が麻酔患者の膣に挿入された後、成形可能 な膣鏡の周囲は、好ましくは、膣の縦軸方向の回りに手で拡大される。手による 上記周囲の拡 大は、好ましくは、内視鏡手術が容易にできるのに十分な膣の開放性が得られる まで続けられる。次いで、成形可能な膣鏡は内視鏡手術の終始にわたって膣の開 放性を維持し、一方で、使用に際して、膣鏡からたれ下がっているエプロン、漏 斗および跳ねよけシールドの重量の少なくとも一部を支持する。 膣鏡の成形可能性を所望のレベルにするために、膣鏡は、細長く延びた縦方向 、横方向および斜め方向の成形可能な強化材または金属ワイヤーまたはストリッ プのような芯、または、成形可能な材料と類似の材料(例えば、プラスチック、 粘性のゲルおよび/またはパテのような材料)によって強化される。更に、膣鏡 は成形可能な材料の一またはそれ以上のシート、例えば、錫、アルミニウムまた は他の成形可能な金属、または、加熱可塑性材料からなる成形可能なシートから なっていてもよい。このようなシートは、防護被膜またはコーティングによって 覆い、患者に有害反応を引き起こす部位との実質的な組織接触を防止する。 好ましい実施態様において、膣鏡は実質的に平らで、約7mm以下の厚さで、 そして、縦軸に関して、実質的に左右対称である。膣鏡が患者の膣に挿入される と、膣鏡の縦軸は膣の縦軸と実質的に平行である。膣鏡の幅は、手術用器具(例 えば、鉗子、内視鏡または切除鏡)の有効な使用が可能なように膣が十分に展開 されたとき、膣の縦軸の回りの膣壁の周囲と同一またはそれ以下であることが好 ましい。更に、膣鏡は、十分に成形可能であることが好ましく、その結果、外科 医の手によって、別の形に変えるまで、または、膣鏡が膣から取り除かれるまで 、展開された膣の内周面に合致し、展開された膣の輪郭を実質的に保持できるよ うに手で膣鏡を成形することができる。患者の間で、材料の所望の固さが異なる ので、この発 明による成形可能な膣鏡は、成形可能性の異なる度合いを表す、固さの異なる材 料によって製造することができる。 平らな形状(即ち、手で成形する前)においては、成形可能な膣鏡の周囲は左 右対称な形状をしており、その形状は、好ましくは、実質的に矩形、多角形、楕 円形、または、円形またはそれ等の組合せである。好ましい実施態様においては 、膣鏡は切り揃えることができる成形可能な材料、即ち、外科医が膣に挿入する に先立ち、例えば、包帯ばさみを使用して最終的な形状に切り揃えることができ る成形可能な材料からなっている。 成形可能な膣鏡は、かくして、使用の直前に、所望の平らな形状に予め切断し 、または、切り揃えることができる。好ましい実施態様は、選択的な周囲の形状 が浮彫りされ、プリントされ、または、平らな表面上に、膣鏡を所望の形状に切 りとれるように外科医に対する案内として別の方法で示された、実質的に平らな 形状からなっている。この方法によれば、例えば、各種の膣鏡の大きさに対する 準備が、単一の、実質的に平らな成形可能な材料のシート上になされ、外科医が 、必要に応じて、その材料を各患者に適合する形に切り揃えることができる。 成形可能な膣鏡の他の好ましい実施態様には、特定の手術への適用に特に有利 であると定められた、予め裁断した形状を組み込んでいる。このような、好まし い1つの形状は、成形可能な接合部に取り付けられた2つの実質的に平らな、そ して、成形可能な上部腕(突出部)からなっている。膣鏡は、十分に柔軟で、成 形可能な接合部を通る縦軸の回りに膣鏡を曲げて、上部腕が実質的に同一面に位 置するか、または、平行になるように手で形成することができる。 砕石位の患者の膣に膣鏡を挿入するために、膣鏡をその縦軸の回りに曲げて、2 つの上部腕は実質的に平行に形成される。膣内に配置された後、2つの上部腕は 広げられ、そして/または、膣の内周に適合するように手で形成される。膣に挿 入されそして膣の内周に適合するように形成された膣鏡によって、成形可能な上 部腕の間に位置する成形可能な接合部は、好ましくは、その全体が膣内または膣 外の何れにも位置せず、むしろ、実質的に膣入口近くに位置する。 成形可能な上部腕の間にある成形可能な接合部は、上部腕を相互に結合し、そ して、両上部腕を結合エリアを介してエプロン部に結合する。結合エリアは膣鏡 の一部であり、そして、結合エリアはエプロンに結合されたとき、エプロンが十 分に機能し続けるのを援助して、膣から膣鏡の上を流れ出る洗浄液を有効に阻止 し、次いで洗浄液を漏斗口に、そして、回収・測定のために漏斗内へと導く。好 ましい実施態様において、成形可能な接合部は、従って、上部腕および膣鏡の結 合エリアの両方に接している。 使用に際しては、膣鏡の結合エリアは膣の外部で膣入口に近く位置している。 膣鏡およびエプロン用として選ばれた材料の強さおよび硬さによって、結合エリ アは、例えば、実質的にしっかりした幾何学的な形状(例えば、三角形または台 形)を有しており、または、成形可能な膣鏡は全体として(結合エリアを含む) 実質的に、2つの成形可能な上部腕および2つの成形可能な下部腕、そこでは、 成形可能な接合部が上部腕および下部腕を結合している、からなっている実質的 に平らな十字形(例えば、X−型)形状からなっている。後者の場合には、結合 エリアは、X型の2つの成形可能な下部腕(突出部)からなっており、逆向きの Vに形状が似ており、そこでは下部腕がエプロンに結合されている。 上部腕および結合エリアの間に実質的に位置する成形可能な接合部は、ある好 ましい実施態様において、膣鏡のその他の部分よりも相対的に狭いことに留意。 使用に際しては、これによって、膣鏡は、その縦軸に直角方向の軸の回りに下方 に向かって手で曲げることができ、そして、曲げる程度は、実質的に上部腕の位 置と無関係である。各患者に対する所要の曲げの程度は外科医によって決められ 、外科医は膣鏡を、結合エリアが実質的にエプロンと結合して、円滑な表面を形 成し、膣から流れ出る洗浄液を導くように形成する。流れ出る洗浄液は成形可能 な接合部および結合エリアの上を流れて、次いで、エプロンの上表面を通って漏 斗口、次いで、漏斗内に流れる。 個々の患者に適合する、洗浄液が流れる通路を提供する他に、上述した膣鏡の 形成方法は、従来の膣鏡を上回る追加の利点を提供する。使用に際して、膣の外 側に位置する膣鏡の部分は、好ましくは、下方に曲げられ、そして、膣の内側に 位置する膣鏡の部分は、好ましくは、膣の内周に適合するように形成されるので 、膣から流れ出る洗浄液を漏斗へと効果的に導くとともに、膣鏡による内視鏡ま たは膣内に挿入された他の器具への干渉は最小化される。 この発明の測定・回収容器は、観察者が容器内の洗浄液のレベルを測定するこ とができる十分に半透明の壊れない容器であることが好ましい。容量を示す目盛 りは、内容物の量を迅速に且つ正確に測定することができるように、容器に浮彫 りにされ、または、添付することが好ましい。内視鏡からの洗浄液ドレイン管を 収容するために、容器の上に付加的な連結部を設けることが望ましい。図面の簡単な説明 図1Aは、膣鏡ーエプロンー漏斗ー跳ねよけシールド集合体の成形可能な膣鏡 の好ましい実施態様を概略示している。 図1Bは、図1Aにおける1B−1Bの横断面を示す。 図2A、2B、2C、および2Dは、成形可能な膣鏡の他の好ましい実施態様 を概略示している。 図3は、砕石位で内視鏡手術を受けている患者に使用中の膣鏡ーエプロンー漏 斗ー跳ねよけシールド集合体の側面図を概略示している。 図4は、砕石位の患者に使用中の膣鏡ーエプロンー漏斗ー跳ねよけシールド集 合体の詳細を概略示している。 図5は、流れ切替えシートおよび関連する構成および洗浄液の流れる通路を概 略示している。 図6は、使用中の膣鏡ーエプロンー漏斗ー跳ねよけシールド集合体の正面図を 概略示している。 図7は、内視鏡手術を受けている患者によって吸収される洗浄液の量を見積も る方法をブロックダイヤグラムで示している。発明を実施するための最良の形態 洗浄液回収器の製造および機能 漏斗は、内表面および外表面を有する、実質的にフラスコ−円錐形状の壁、お よび、洗浄液が漏斗内に流れることができる、壁部にある複数個の穴からなって いる。好ましい実施態様においては、跳ねよけシールド上を流れる洗浄液は漏斗 壁の穴を通って漏斗内へと導かれる。エプロンー漏斗ー跳ねよけシールド集合体 の漏斗部分は、従って、第1洗浄液入口および第2洗浄液入口を含んでいる。第 1洗浄液入口(即ち、漏斗口を通る)は、実質的にエプロンと接し ており、そして、エプロン上を流れる洗浄液および重力によって漏斗口内に直接 落下する洗浄液を収容する。漏斗壁の穴部を通る第2洗浄液入口は、跳ねよけシ ールド上に落下し、そして、次いで、跳ねよけシールドによって導かれる洗浄液 を収容し、穴を通って漏斗内へと流す。漏斗口は、好ましくは、成形可能な芯に よって開いた状態に保持されて、膣鏡が砕石位の患者の膣に挿入されると、膣か ら膣鏡の上表面を通り、そして、エプロン上を流れる洗浄液を収容する。この開 いた位置では、漏斗口は、膣の近くに位置する内視鏡用具から流れ出る洗浄液も また収容することができる。 エプロン、跳ねよけシールドおよび漏斗は実質的に柔軟な、防水性または耐水 性のシート材料(例えば、ポリエチレンシートまたは防水紙)で同様に製造され る。跳ねよけシールドを漏斗に液が漏れないように結合することは、例えば、跳 ねよけシールドを、漏斗のの壁の外側で、使用に際して、漏斗壁の穴部の下部に 近いところに、防水性接着または接合プラスチックシームまたはスナップ嵌め込 み式防水シームによって、直接または間接的に実質的に防水性があるように付着 することを意味する。図示する実施態様 図1Aおよび図1Bは膣鏡−エプロン−漏斗−跳ねよけシールド集合体19( 図3、4および6参照)の成形可能な膣鏡20の好ましい実施態様を図示してい る。膣鏡20は、好ましくは、実質的にシート状のまたは薄いスラブ(即ち、平 板状)形状の柔軟な、バイオ適合材料(例えば、ポリエチレンまたはシリコーン ラバー)から形成されており、そして、その外周形状は文字X(例えば、”蝶” または4本の腕または突出部を有する形状に類似)の形に似た実質的に十字形を している。膣鏡20の上部腕50、51は、膣21内 への挿入(図3−6参照)に適合するように調節され、そして、展開された膣2 1内へ実質的に挿入される器具への干渉を少なくするように、展開した膣21の 形状に合致して形づくられる。 上部腕50、51を膣21内へ挿入するための調節には、膣鏡20が軸A−A ’と実質的に同軸の回りに十分に柔軟であることを含み、膣鏡20を軸A−A’ に沿って実質的に折り曲げることができ、かくして、上部腕50、51が実質的 に平板である形状から、上部腕50、51が実質的に平行である形状へと変化さ せる。 展開した膣21の形状に合致して上部腕50、51を形づくるための調節は、 好ましくは、成形可能な金属の芯65−70および/または成形可能な芯65− 70と同等の効果を有する類似の成形可能な材料(例えば、プラスチック、粘性 のゲルおよび/またはパテのような化合物)を膣鏡20内へ組み込むことを含む 。膣への挿入後、上部腕50、51を手で広げることができ、そして、展開され た膣壁の形状に合致するように上部腕50、51を形づくることができ、その後 、形づくられた形状を麻酔患者の中で維持するように、芯65−70または類似 の成形可能な材料によって、上部腕50、51を結合する。かくして、上部腕5 0、51の間に形成された空間は、展開された膣21内を子宮内視鏡が自由に出 入りでき、そして、展開された膣21から洗浄液が自由に流れることができる通 路からなっている。図1Aは、上部腕50、51、下部腕52、53、上下部腕 50、53、上下部腕50、52、上下部腕51、52を結合する成形可能な芯 65−70または類似の成形可能な材料の概略図示を含んでいる。 腕50−53は、それぞれ、強化エリア60−63を含んでおり 、強化エリア60−63は、腕50−53のそれぞれの中に進入している成形可 能な芯65−70の端を堅くつなぎとめていることに留意。強化エリア60−6 3の各々は、腕50−53のそれぞれの中に進入している成形可能な芯65−7 0の端に結合された、少なくとも1枚の柔軟なシートまたは類似の物理的拘束か らなっており、前記柔軟なシートまたは類似の物理的拘束もまた腕50−53に ぞれぞれ結合されている。前記柔軟なシートは成形可能なシートからなっている ことに留意。 上部腕50、51および下部腕52、53によって実質的に区画され、そして 、成形可能な芯65−70が横切っている空間内に位置する、膣鏡の部分は成形 可能な接合部57からなっている。接合部57は、膣鏡20の縦軸に実質的に直 角の軸の回りに曲げることができる、膣鏡20の相対的に狭い部分である。図3 −6に図示するように、膣鏡20は好ましくは下方に曲げられて、エプロン33 と液が漏れないように結合される。結合は、成形可能な接合部57に続く、結合 エリアと呼ばれる膣鏡20の部分で行われる。図1Aにおいて、膣鏡20の下部 腕52、53は、エプロン33との結合エリアからなっている(図3−6に図示 )。 図2A、2B、2Cおよび2Dは、成形可能な膣鏡20の、ある点において異 なっている好ましい実施態様120、220、320、420を図示している。 膣鏡120、220は成形可能な芯が無く、代わりに、使用に際して、成形可能 な芯によって硬くする必要がなく、展開された膣の形状を維持するのに十分な硬 さを有する成形可能なシート材からなっていることを図示している。しかしなが ら、強化エリア160−163、260−263、356および456の各々は 、膣鏡の硬さを増す、少なくとも1枚の成形可能なシ ートからなっている。 突出部152、153は下部腕52、53と似ている(図1A参照)。同様に 、突出部252、253は下部腕52、53と似ている。同様に、突出部358 、359は下部腕52、53と似ている。同様に、突出部458、459は下部 腕52、53と似ている。接合部157、257、357は成形可能な接合部5 7(図1A参照)と似ていることに留意。好ましい実施態様(図2参照)におい ては、成形可能な接合部57の機能は、膣鏡を狭くするよりもむしろ膣鏡材料の 適切な選択によって得られる。 図3−6は、砕石位の患者の膣21に挿入されている状態の、膣鏡20を概略 図示している。図3−6において洗浄液の流れは黒い矢印で示されている。膣鏡 20の下部腕52、53はエプロン33を介して芯22、22’に結合されてい る。芯22、22’は漏斗24の口を開放状態に保ち、そして、芯22、22’ の下方に吊るされている漏斗24を支持する機能を有している。芯22、22’ は、好ましくは、漏斗24に結合された、成形可能な金属ワイヤーまたはストリ ップおよび/または粘性のゲルおよび/またはパテのような類似の材料からなっ ており、その結果、使用に際しては、漏斗24の口は、膣21から膣21内に挿 入されている膣鏡20の上面を通って流れる洗浄液を収容するために効果的に開 放状態に保持される。 膣鏡−エプロン−漏斗−跳ねよけシールド集合体19は漏斗24の口に第1洗 浄液入口を有しており、第1洗浄液入口は芯22、22’によって、洗浄液を収 容するために開放状態に保持されている。第2洗浄液入口は漏斗24の穴部25 からなっている。跳ねよけ シールド23は液が漏れないように漏斗24に結合されて、跳ねよけシールド2 3上に落下する(図示しない)洗浄液を穴部25を通って漏斗24内へと流す。 跳ねよけシールド23を漏斗24に結合する位置は、使用に際して、穴部25の 下方の境界38に隣接し、そして、その下部であり、かくして、漏斗24によっ て回収するために、跳ねよけシールド23に衝突する実質的にすべての洗浄液を 、穴部25を通って流すことができる。 穴部25からなる複数個の穴は選択的に、しかし、好ましくは、柔軟な防水性 のまたは耐水性の流れ切替えシート39によって実質的に覆われており、流れ切 替えシートは、使用に際して、その周囲40の上端に沿って液が漏れないように 結合されている。漏斗24への結合は、特に、跳ねよけシールド23が液が漏れ ないように結合されている側と反対側になされている。使用に際しては、流れ切 替えシート39はエプロン33上を通って漏斗内に流れる洗浄液が、穴部25を 通って流れ出るのを防止し、代わりに、洗浄液の流れを回収・測定のための漏斗 24内に導く。使用に際して、流れ切替えシート39は、更に、洗浄液が跳ねよ けシールド23から穴部25を通って流れ、次いで容器30における回収および 最終測定のための漏斗24の中に流れる一方向バルブ(即ち、フラップバルブ) として機能する。 漏斗24において回収する洗浄液は、柔軟な防水性のホース26を通って、測 定一回収容器30上の漏斗コネクター34に流れる。容器30は好ましくは壊れ ることなく、且つ、十分に半透明または透明で、容器内の洗浄液のレベルが目で 測定できる。容器30は好ましくは容器に収容されている洗浄液の量を目で測定 するための、容器に取り付けられた目盛り36を有している。容器30は更に内 視鏡15を流れるドレインホース28のためのコネクタ32を有している。洗浄 液は、柔軟なホース11を通って洗浄液測定−供給容器10から内視鏡15に供 給される。 患者の内視鏡手術の間に、洗浄液測定−供給容器10と共に使用されて、この 発明の膣鏡−エプロン−漏斗−跳ねよけシールド集合体19および測定−回収容 器30は、内視鏡手術の間に供給されそして患者に吸収されない実質的にすべて の洗浄液を回収および測定する手段を供給する。予め測定された、容器10から 供給された洗浄液の量から、容器30内に回収され、測定された洗浄液の量を差 し引くことによって、内視鏡手術の間に吸収された洗浄液の量を見積ることがで きる。これ等の利点は、外科医の内視鏡15の使用を実質的に妨害することなく 得られる。 内視鏡手術を受けている患者によって吸収された洗浄液の量を見積もる方法は 、図7に示すブロックダイヤグラムの形によって図示されている。この発明の方 法は、内視鏡手術間に予め測定された量の洗浄液を供給し(洗浄液の供給、50 1)、洗浄廃液をエプロンを介して漏斗に導き(洗浄液をエプロンを介して導く 、503)、洗浄廃液を跳ねよけシールドを介して前記漏斗に導き(洗浄液を跳 ねよけシールドを介して導く、505)、前記漏斗に導かれた、量を測定した洗 浄廃液を回収し(洗浄廃液の回収、507)、手術間に供給された、予め測定さ れた洗浄液の量から回収され測定された洗浄液の量を差し引いて洗浄液の量の差 を求め(供給された洗浄液から回収された洗浄液を差し引いて差を求める、50 9)、そして、洗浄液の量の前記差を、内視鏡手術を受けている患者によって吸 収された洗浄液の量として見積もる(吸収された洗浄液を洗浄液の差として見積 もる、511)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),AM,AT,AU,BB,B G,BR,BY,CA,CH,CN,CZ,DE,DK ,ES,FI,GB,GE,HU,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LK,LT,LU,LV,MD,M G,MN,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO ,RU,SD,SE,SI,SK,TJ,TT,UA, US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.下記からなる、成形可能な膣鏡、 膣に挿入し、そして、膣内において手術器具が十分使用できるように展開し た膣の内部形状に適合して手で形づくるための、少なくとも1枚の、手で成形可 能な実質的に平らなシート、前記シートは、縦軸に関して実質的に左右対称であ り、そして、結合エリアおよび膣の周囲よりも小さい幅を有している。 2.請求項1の成形可能な膣鏡であって、前記実質的に平らなシートは、細長く 延びた、縦方向、横方向および斜め方向の成形可能な芯によって強化されたシリ コーンラバーからなっている。 3.請求項2の成形可能な膣鏡であって、前記成形可能な芯は金属ストリップか らなっている。 4.請求項2の成形可能な膣鏡であって、前記成形可能な芯はプラスチックから なっている。 5.請求項2の成形可能な膣鏡であって、前記実質的に平らなシートは、患者に 適合するようにハサミによって最終的な形状に仕上げることができる。 6.請求項5の成形可能な膣鏡であって、膣鏡のための選択的な周囲の形状は、 平らなシートの表面に示されている。 7.下記からなる、成形可能な膣鏡、 2つの成形可能な上部腕および2つの成形可能な下部腕からなる実質的に平 らな十字形、および 前記上部腕を前記下部腕に結合する成形可能な接合部。 8.請求項7の成形可能な膣鏡であって、前記実質的に平らな十字形は、細長く 延びた、縦方向、横方向および斜め方向の成形可能な芯によって強化されたシリ コーンラバーからなっている。 9.請求項8の成形可能な膣鏡であって、前記成形可能な芯は金属 ストリップからなっている。 10.請求項8の成形可能な膣鏡であって、前記成形可能な芯はプラスチック材 料からなっている。 11.下記からなる、成形可能な膣鏡によって患者の膣腔を展開する方法、 成形可能な膣鏡を膣腔内に挿入し、そして、 前記成形可能な膣鏡の周囲を手で広げて、患者の膣腔を展開する。 12.請求項11の方法であって、更に下記ステップからなっている、 前記挿入のステップの前に、 患者に適合するように成形可能な膣鏡を手で切り揃え、 そして、 前記成形可能な膣鏡を手で新たに成形する。 13.下記からなる、展開された膣の形状を患者の中で維持する方法、 成形可能な膣鏡を展開された膣内に挿入し、そして、 前記成形可能な膣鏡を前記展開された膣の形状に手で成形して、前記膣から 前記成形可能な膣鏡を取り除くまで前記形状を維持する。 14.下記からなる、成形可能な膣鏡を製造する方法、 実質的に平らな表面を有する成形可能な材料のシートを準備し、 前記シート細長く延びた成形可能な縦方向、横方向および斜め方向の芯で強 化し、そして、 患者の膣に適合するように前記シートを切り揃える。 15.請求項14の方法において、 前記シートは、防護コーティングによって覆われて、患者に有 害反応を引き起こす組織接触を防止する、成形可能な金属からなっている。 16.請求項14の方法において、 前記成形可能な芯は金属ストリップからなっている。 17.請求項14の方法において、 前記成形可能な芯はプラスチック材料からなっている。 18.下記からなる、洗浄液回収器、 縦軸および結合エリアを有する成形可能な膣鏡、 第2エプロンエッジから実質的に離れて位置する第1エプロンエッジを有す るエプロン、前記第1エプロンエッジは前記結合エリア近くにおいて前記膣鏡に 液が漏れないように結合されている、 漏斗口、内表面および外表面、ならびに、穴の開いた壁部を有する漏斗、前 記漏斗は、前記漏斗口の近くにおいて前記第2エプロンエッジに液が漏れないよ うに結合されている、および、 第2跳ねよけシールドエッジから実質的に離れて位置する第1跳ねよけシー ルドエッジを有する跳ねよけシールド、前記第2跳ねよけシールドエッジは患者 の臀部の下に設置可能であり、そして、前記第1跳ねよけシールドエッジは穴の あいた壁部の近くで、且つ、下方において液が漏れないように前記漏斗の外表面 に取り付けられており、かくして、前記漏斗によって回収するために、前記跳ね よけシールドに衝突する実質的にすべての洗浄液を、前記穴のあいた壁部を通っ て流すことができる。 19.請求項18の洗浄液回収器であって、前記膣鏡は、内視鏡手術を容易にす るための十分な膣の開放性を確立するための、手で広げることができる第1およ び第2上腕を含んでいる。 20.請求項18の洗浄液回収器であって、付加的に流れ切替え器を含んでおり 、前記流れ切替え器は前記穴のあいた壁部の上の前記漏斗の内表面に液が漏れな いように結合されている。 21.下記からなる漏斗、 内表面および外表面を有する、フラスコー円錐形状の壁、 および、 洗浄液が前記漏斗内に流れることができる前記壁の部分にある複数個の穴。 22.請求項21の漏斗であって、流れ切替えシートが前記内表面に結合されて いる。 23.下記からなる、内視鏡手術を受けている患者によって吸収される洗浄液の 量を見積もる方法、 手術間に測定した量の洗浄液を供給し、 洗浄廃液をエプロンを介して漏斗内に導き、 洗浄廃液を跳ねよけシールドを介して漏斗内に導き、 量が測定された前記漏斗内に導かれた洗浄廃液を回収し、 手術間に供給された前記測定された洗浄液の量から前記回収され、測定され た洗浄液の量を差し引いて、洗浄液の量の差を求め、 そして、 前記洗浄液の量の差を、内視鏡手術を受けている患者によって吸収される洗 浄液の量として見積もる。 24.請求項23の方法において、 前記洗浄廃液を跳ねよけシールドを介して漏斗内に導くステップを、洗浄廃 液を跳ねよけシールドおよび一方向バルブを介して漏斗内に導くステップで置き 換える。
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