JPH09503842A

JPH09503842A - アクセスプラグフランジ

Info

Publication number: JPH09503842A
Application number: JP7502605A
Authority: JP
Inventors: ディヴイッドデレルバートン
Original assignee: ディヴイッドデレルバートン; ハンズホレイスジョッフリイ
Priority date: 1993-06-28
Filing date: 1994-06-28
Publication date: 1997-04-15
Also published as: ATE158070T1; NO955322L; EP0706628A1; NO955322D0; EP0706628B1; WO1995000798A1; CA2166199A1; DE69405569D1; AU673274B2; NO311380B1; AU7040794A; DE69405569T2; US5351718A

Abstract

(57)【要約】アクセスプラグフランジ（Ｆ）とシールするプラグ（Ｓ）は化学処理容器（１４）の検査孔（１８）のために設けられている。プラグフランジはしっかりと確実に正しい場所に留ったまま容易に取付けられる。シールするプラグも又検査の目的のためにフランジから容易に取外しできる。

Description

【発明の詳細な説明】アクセスプラグフランジ発明の背景発明の分野本発明は処理設備の断熱における検査孔用のアクセスプラグフランジに関する。先行技術の説明化学的処理において、コンテナーとパイプの壁は、断熱用に内側のジャケット又はカバーを一般に発泡コーティング又は他の断熱材でカバーされる。安全と環境関係を含む色々な理由から、容器とパイプの壁の定期的な検査が行われなければならない。断熱材を通して容器又はパイプの壁へのアクセスはジャケットの中に形成された予め切り抜かれ又は穿孔された検査孔と断熱コーティングを通して行われて来た。湿気と天候条件に対する保護のために検査孔をプラグでシールさせることは一般によく行われて来たことである。この理由でシールするプラグを受け入れるために検査孔にアクセスフランジを取付けることは慣習的であった。このタイプの装置の例は米国特許No.４．０９１．８４２の装置である。アクセスフランジは通常の運転状態の間はシーリングプラグによって閉じられていた。プラグは壁の検査又はテストが必要とされる時は取除かれることができるよう意図されていた。しかし乍らこれには問題があった。若しもプラグが容易に取外しできるようであるならば、プラグは天候及び湿気に対して検査孔を有効にシールしないことがしばしばあった。若しもプラグが失われたならば、水はあるタイプの断熱材に接触して塩素効果を生み、ある品位のステンレス鋼の容器を脆化のために早期に破損させる結果となった。若しもプラグがあまりにもかたくシールすると、プラグは断熱材とジャケットとのフランジの接続を破損することなく取除くことができないことがしばしばあった。プラグが非常にかたくフランジの中にはめ込まれているので、プラグが引張られた時全体のフランジ組立体が断熱カバーの部分と共に自由に引張られることは珍しくなかった。先行技術のアクセスプラグとフランジの他の問題は高価な特殊な目的の設置用工具と手順に対する要求と、プラグの紛失又はフランジからのプラグの分離の可能性を含んでいた。プラグの紛失又はプラグが誤って置かれたために湿気に曝された容器の表面は、洩れ又は有害な放出物のために受け入れられなかった。発明の概要簡単に云えば本発明は処理装置における断熱のための新しい改良されたアクセスプラグフランジ組立体を提供するものである。本発明によるアクセスプラグフランジ組立体は処理装置の断熱カバーの中にはめ込まれるように適合されたフランジ組立体を含む。処理装置は本発明によればコンテナーパイプコンヂット等を含む容器である。本願発明によるフランジ組立体は受け入れ部材として役立つ断熱材の中にはめ込まれるフランジを含む。フランジは断熱力バーの中にはめ込まれるように予め切断された孔の側壁に適合するスリーブ部材を有する。フランジは又スリーブ部材の上端に形成されたカラー部材を有する。カラー部材は検査用プローブ又はテスト用具を挿入するためにそこに形成されたアクセス通路を有する。本願発明によるフランジ組立体は又シーリングプラグを含みこのプラグはカラー部材のアクセス通路の中に挿入されてシーリング接触をなし且つ又プラグの紛失を防ぐために安全ラインによって保持される。シーリングプラグは側壁部材を有し、この側壁部材はスリーブ部材の側壁と平行であってこれに対してシールする。シーリングプラグは又その下端において接続部材と側壁部材の間に伸びる中心の仕切り壁を有してカラー部材の中のアクセス通路をシールする。中心の凹みがシールプラグの中に側壁部材の中で且つ中心の仕切り壁の上に形成されている。高くなった握りのタブがシーリングプラグの中で中心の仕切り壁の上の中心の凹みの中に形成されている。握りのタブはしっかりと握る接触領域を与え、これによってシーリングプラグはフランジの内径から変形されて壁表面からこれをゆるめる。本願発明によって、シーリングプラグはスリーブ部材の内壁に付着する傾向があり、長時間経過後は取除く力に抵抗することが見出された。本願発明によるシーリングプラグの握りのタブは外側に引かれた時、シーリングプラグの中心の仕切り壁を内側に対応する動きで解放又はつぶす。中心の仕切り壁の外側への動きによって、シーリングプラグの側壁部材は、フランクのスリーブ部材の側壁から離れて内側につぶれる傾向があり、取除く力に対してプラグがフランジに付着する傾向に打ち克つ。図面の簡単な説明第１図は本願発明によるアクセスプラグをシールするためのフランジ組立体の分解された透視図である。第２、４及び５図は本願発明によるフランジ組立体の部分的に断面をとり入れた立面図である。第３図は本願発明によるもう１つのフランジ組立体の分解された透視図である。第６及び７図は本願発明の他のフランジ組立体の透視図である。好ましい実施例の説明図において、字Ａは、断熱カバーＣの中の孔Ｐをシールするためのフランジ組立体を一般的に示し、この断熱カバーＣは一般に化学処理容器Ｖの壁１４の上の、外側の金属カバー又はジャケット１２の内側の断熱材１０である。本願発明において用いられているように、容器と云う用語は化学処理装置における容器コンテナー又は他の装置並びにこれらの装置を接続するパイプ、配管又はコンヂットに関するものであることが意図さっれている。孔Ｐは一般に、ジャケット１２の中に切られた円形の孔１３から内側に伸びて形成された円筒形の開口部又は予めカットされた孔１６である。孔１８は断熱カバー１０の中の円筒形の側壁２０を通り、容器の壁１４の金属の外側表面２２に伸びている。孔Ｐが開いている時は検査又はテストプローブ用のアクセス又は表面２２への他のテスト装置用のアクセスが与えられる。本願発明のアクセスフランジ組立体ＡはフランジＦを含み、このフランジＦは孔Ｐの中にはめ込まれて、シールするプラグＳを受け入れる部材として働く。フランジＦは一般に、適当な強度と耐天候性及び耐蝕性の特性を有する金属から単一の構造ユニットとして一体に形成される。フランジＦは、その内側の範囲に沿って平らな垂直の断面をもつ側壁２６をもつ一般に円筒形のスリーブ部材２４を含む。その平らな範囲に沿って側壁２６は断熱カバー１０の円筒形の側面の壁に適合し且つこれとシールする接触をなす。スリーブ部材２４も又その下端に形成された内側にカーブした下方のはめこみリップ２８を有する。はめこみリップは、スリーブ部材２４を孔Ｐの開口部１６の中に容易にはめ込むことができるように、適当な半径又は４５°又は６０°のような適当な角度の程度をもつ。フランジＦは又カラー部材３０を含み、このカラー部材３０はスリーブ部材２４と１体に形成されて、一般にそこから放射方向外側に伸びている。カラー部材３０はその中に形成された中心のアクセス開口部３２があり、この開口部３２はスリーブ部材２４の内径３４に等しい直径をもつ。カラー部材３０は一般に円形又は他の輪郭のデイスク部分３６を含み、このデイスク部分は外側の周辺部分４０において開口部３２から下方に伸びる外側の閉鎖リップ３８に放射方向外側に伸びる。閉鎖リップ３８は適当な距離下に伸びて下端４２においてカバーＣのジャケット１２の外側表面４４に接触する。カラー部材３０の閉鎖リップ３８とディスク３６はスリーブ部材２４の上部４６と共に密閉剤ポケット４８を画定している。密閉剤ポケット４８は密閉剤４９を受入れ且つ実質的にこれで満されるよう適合されている（第５図）。密閉剤４９は適当な市販で入手できる接着性のシーリング材であって、好ましくは珪素樹脂のようなエラストマーである。密閉剤ポケット４８の容積はこれが組立体Ａに働く取除く力に等しいか又はこれより大きい保持力を働かせるに十分な密閉剤４９を保持するようになっている。いくつかの放射方向に間隔をあけたガイドスリーブ５０（第１，２図）がカラー部材３０のディスク部分３６の中に内側に伸びている。ガイドスリーブ５０はシールするエラストマー４９が密閉剤ポケット４８の中に入るための射出孔の壁として働く。ガイドスリーブ５０は又この中の適当数のものが取付スクリュー５２又は他の適当な接続部材受入れることができるような寸法をもっている。取付スクリュー５２はシールするエラストマーの中へ及びジャケット１２とカバー１０を通ってねじによって挿入される。取付スクリュー５２は握り保持する力を働かせてカバーＣの上に取付けられたフランジＦをシールするように保つ。取付スクリュー５２の数は、フランジＦからシールするプラグＳを取除くのに必要とされる引張り力と等しいか又はこれよりやや大きい保持力を、ポケット４８の中の密閉剤によって働かされるものと一緒に働かせるために必要な数好ましくは最低の必要数であるように通常選ばれている。密閉剤材料が挿入される前にＯリング又はその他の適当なシーリング部材５４が密閉剤ポケットの中にスリーブ部材２４のまわりに取付けられている。Ｏリング５４はカバージャケット１２の表面４４とカラー部材３０のディスク３６の間の密閉剤ポケット４８の高さよりもやや大きい直径を一般に有する。このようにしてＯリング５４はフランジＦが取付けられた時カラー部材３０と断熱カバーＣとの間で圧縮状態の下に保たれる。ある状態において、断熱カバーと容器は縮少された直径のカバーＣー１及び容器Ｖー１（第２図）のような明らかにカーブした外の表面を有する。フランジＦのカラー部材３０のディスク部材３６はスタンピング又は他の適当な技術によって形成された曲がったシーム５６をその中に有する。これによって外側の弦の部分５８と６０が、ディスク部材３６の中心の円形の部分６２に関して曲げられることを可能とする。このようにしてカラー部材３０は曲げられることができて、フランジＦがこれに取付けられるとき、カバーＣー１の曲線に適合する。フランジ組立体ＦのシールするプラグＰをより詳細に考察すると、このようにな部材は、適当なデュロメーター（硬度測定計）と耐紫外線特性をもった高温のシリコンゴムから出来ている。シーリングプラグＳはカラー部材３０の中のアクセス開口部３２の中に挿入することができる。シーリングプラグＳは一般にシールするためにスリーブ部材２４に適合する外側表面６８（第４，５図）を有する円筒形の側壁部材を有する。シーリングプラグＳの中心の仕切り壁７０はその下端部分７２において側壁部材６６の間に伸びてこれを接続して、カラー部材３０の中におけるアクセス通路又は開口部３２を横切ってシール又は仕切りを形成する。シーリングプラグＳは斯くして一般にカップ型の部材であって、仕切り壁７０の上方側壁部材６６の中に形成された中心の凹み又はポケット７４を有する。シーリングプラグＳは又仕切り壁７０の上に伸びて形成された高められたつまみ又はにぎり用タブ７５を含む。にぎり用タブ７５はつかまれて外側に引かれてシーリングプラグＳのフランジＦからのシールを破り孔Ｐを開くのを助ける。本願発明によって、公知の技術によるシーリングプラグは取付けられているスリーブ部材の内壁に付着する傾向があり、斯くして除去する力に抗することが発見された。後になって、従来のシーリングプラグを引き又は其の他により取り除くことが試みられると、プラグはしばしば引く力に抵抗した。しばしばこのような抵抗によってシーリング組立体全体が断熱カバーの部分と一緒に引抜かれてしまう程であった。本願発明においては握りのタブ７５は外側に引かれると、対応するやり方でシーリングプラグＳの中心の仕切り壁７０に外側の引く力を働かすことが発見された。矢印７６によって示されたように中心の仕切り壁７０のその中心部分に沿った外側への運動は仮想線７８（第４図）に示されたように中心の仕切り壁７０を外側にアーチ形にさせる傾向がある。中心の仕切り壁７０のこの外側のアーチ形になる運動によって、仮想線によって８０に示されたように（第４図）外の表面６８をつぶす傾向がある。このような運動によって、側壁部材６６をフランジＦのスリーブ部材２４から離れるように動かさせる。これによりシーリングプラグＳが取除こうとする力に対してフランジＦに付着する傾向に打ち克っている。斯くしてシーリングプラグＳとスリーブ部材３０の間のシールする力はこわされ、これらの間の付着は減少する。これによりシーリングプラグＳをフランジＦから容易に取除くことができる。挿入用面取り表面８２も又仕切り壁７０の外側の低い端８４にシーリングプラグＳのまわりに形成されることが好ましい。挿入用面取り表面８２は側壁６６の残りの部分より小さい直径をもつのでシーリングプラグはより容易にフランジＦに挿入される。シーリングプラグＳの仕切り壁７０の外側の直径はアクセス通路３２の内径３４よりも例えば約３〜４％程度多少大きいことも又好ましい。これによりシーリングプラグＳはカラー部材３０の中で多少圧縮されてシールする力を増加させる。挿入用面取り８２の圧力は仕切り壁７０が多少大きい外形をもつとき挿入を容易にすることができる。シーリングリップ８６がプラグＳの上に形成され、側壁部材６６の上の部分８８から外側に伸びている。シーリングリップ８６はフランジＦのディスク部材３６に平行に横たわりこの上にのって、これに対してシールするように適合されている。１個又は複数の取付つまみ９０が形成され、シーリングリップ８６から放射状外側に伸びる。少なくとも１つの取付つまみ９０はその中に形成された開口部９２を有する。開口部９２は接続ライン又はケーブル９６の端を閉じられたループ９４を受け入れるように適合されている。希望により強化リング又はワッシャーがシーリングプラグＳの中に取付つまみ９２のまわりに形成されてつまみが立ってプラグが紛失するのを防いでいる。接続ライン又はケーブル９６は好ましくは編まれたステンレス鋼のような適当な強度で耐湿及び耐蝕性の編かれた金属のケーブルから形成される。接続ライン９６はそのループ９４から反対の端に形成された円い小穴９８を有する。この円い小穴９８は取付スクリュー５２を受け入れるよう適合されているので接続ケーブル９６はフランジＦのカラー部材３０に取付けられる。このようにして接続ケーブル９６はプラブＳをしっかりとフランジＦに付着させる。これによりプラグＳが検査のために孔Ｐから外される時プラグＳの紛失又は置き違えを防止する。取付つまみ９０は又希望によりプラグＳをフランジＦから取り去るのを助けるためにも用いられる。ある状況においては、取付けつまみ９０はスクリュー５２を受け入れ、プラグＰをカラー部材３０に直接付着させることができる。ある種の容器はカバー表面１００（第３図）に示されたような平坦でない波型のうねった外面カバー表面を有する。本発明による移行ガスケットＴが外の表面１００とフランジＦの間にはまるように設けられる。移行ガスケットＴは適当なゴム又はエラストマーから形成されて、容器の外の表面１００に適合する第１の表面１０２を有する。表面１００と１０２はその後適当な接着エラストマーによってのり付けされ又は其の他によって互いに取付けられる。希望により小さい溝又は通路が移行ガスケットＴの表面１０２の中に形成されて、接着力を増すために余分な密閉剤と表面領域を受け入れる。移行ガスケットＴは中央通路又は開口部１０４が形成されて表面１０２から移行ガスケットＴの本体を通って外側又は第２の表面１０６に伸びている。中心の通路又は開口部１０４は接続カラー１１０の外側表面１０８を受け入れ且つこれに対してシールする直径を有する。接続カラー１１０はスリーブ部材２４と同様の材料のチューブ状部材であって、スリーブ部材２４を受け入れるよう適合されている。接続カラー１１０はジャケット１２と容器の壁１４の間の断熱カバーの側壁２０に対して適合する。接続カラー１１０は又移行ガスケットが用いられない時装置Ａ（第４，５図）でも用いられる。移行ガスケットＴの外側表面１０６は表面１１２を有し、この上にシールするエラストマーが受けられ、カラー部材２４が取付けられる。外側表面１０６は又表面１１２の上に形成されたいくつかの高められた表面又は隆起１１４を有する。これによってシールするエラストマー又は接着剤４９による追加の接触のため表面１１２の表面接触領域を増加させる。希望によりプレート又はディスク１１６がスリーブ部材２４の中に取付けられることができる。ディスク１１６は開口部３２を完全にブロックはしない。例えばこれには検査又はテスト用プローブを通すための適当な開口部を有する。ディスク１１６は主として確認目的で設けられているものである。これは外側表面上で、バーコード又は他の読むことのできる形で、本願発明によるフランジ組立体Ａによってシールされている孔Ｐの位置を確認する情報とデータを受けるよう適合されている。バーコードの形式による確認データは又スリーブ部材３０の内側表面上に置かれてもよい。上記の実施例は、カバーの中の対応する孔に対して円筒形のスリーブ２４を有しているが、カラーは、カバーの中の孔の形に依存して四角形、六角形又は他の断面であってよいことが理解されるべきである。更に、カラー３０は希望により、曲りのための屈曲シームをもつよりもカーブしたカバーに対して適合する所望の曲面に予め形成されてもよい。更に移行ガスケットＴは平らでない断熱表面（第６図）以外の状況においても用いられてもよい。例えば移行ガスケットＴは曲げられた又は予めカーブされたカラー３０に便利であるよりも小さい直径のカバー（第７図）にフランジＦを適合させるために用いられる。本発明を以上説明したが、技術、手順、材料及び装置の色々な改造が当業者には明らかとなろう。付帯する請求項の範囲と精神の中の凡てのこのような変化はここに凡て含まれるものとする。

【手続補正書】特許法第１８４条の８【提出日】１９９５年６月１２日【補正内容】明細書アクセスプラグフランジ発明の背景発明の分野本発明は処理設備の断熱における検査孔用のアクセスプラグフランジに関する。先行技術の説明化学的処理において、コンテナーとパイプの壁は、断熱用に内側のジャケット又はカバーを一般に発泡コーティング又は他の断熱材でカバーされる。安全と環境関係を含む色々な理由から、容器とパイプの壁の定期的な検査が行われなければならない。断熱材を通して容器又はパイプの壁へのアクセスはジャケットの中に形成された予め切り抜かれ又は穿孔された検査孔と断熱コーティングを通して行われて来た。湿気と天候条件に対する保護のために検査孔をプラグでシールさせることは一般によく行われて来たことである。この理由でシールするプラグを受け入れるために検査孔にアクセスフランジを取付けることは慣習的であった。ＵＳ−Ａー４０９１８４２はアクセスフランジそのものスリーブの中の対応する溝と互いに合う取り囲むバルシ又はリブを有する、エラストマーから作られたプラグを用いたアクセスプラグフランジ組立体を開示している。更にこのスリーブは外側に巻かれたリップを含み、このリップは周囲の断熱材に取付けられることができ、且つプラグは放射方向に伸びる部分があって、この部分は伸ばされてスリーブのリップのまわりにはまり、２つのものの間のシールを形成している。ＵＳーＡー２６６３４５１は先細の形の閉鎖プラグを示し且つこのプラグが挿入された時に変形する環状のフインを設けられている。再びシールする効果は（又）プラグのヘッド上の環状のフランジによって与えられている。この除去はこのフランジを変形させてシールを破り、プラグに設けられた引張りタブを用いてプラグを孔から引き出すことによって行われる。若しもプラグが容易に取外しできるようであるならば、プラグは天候及び湿気に対して検査孔を有効にシールしないことがしばしばあった。若しもプラグが失われたならば、水はあるタイプの断熱材に接触して塩素効果を生み、ある品位のステンレス鋼の容器を脆化のために早期に破損させる結果となった。若しもプラグがあまりにもかたくシールすると、プラグは断熱材とジャケットとのフランジの接続を破損することなく取除くことができないことがしばしばあった。プラグが非常にかたくフランジの中にはめ込まれているので、プラグが引張られた時、全体のフランジ組立体が断熱カバーの部分と共に自由に引張られることは珍らしくなかった。先行技術のアクセスプラグとフランジの他の問題は、高価な特殊な目的の設置用工具と手順に対する要求と、プラグの紛失又はフランジからのプラグの分離の可能性を含んでいた。プラグの紛失又はプラグが誤って置かれたために、湿気に曝された容器の表面は洩れ又は有害な放出物のために受け入れられなかった。発明の概要簡単に云えば本発明は化学処理容器の断熱カバーにおける検査孔をシールするための新しい改良されたアクセスプラグフランジ組立体を提供するものであって、受け入れ部材として働く、断熱材の中にはまるフランジであって、カットされた孔の側壁に適合し且つ断熱カバーの中にはめ込まれるスリーブ部材を含むフランジと、当該スリーブ部材の上端に形成されたカラー部材であって、その中に形成されたアクセス通路を有し、断熱カバーと接触する下に向って伸びる外側の閉鎖リブを有するカラー部材と、当該カラー部材の中の当該アクセス通路の中に挿入することができてその中でシールする接触をなし且つ当該スリーブ部材に適合してこれに対してシールする側壁部材を含むシールするプラグと、その下端において当該側壁部材の間に伸びてこれを接続し、当該カラー部材の中の当該アクセス通路をシールする中心の仕切り壁と、当該中心の仕切り壁の上に且つ当該側壁部材の中に形成された中心の凹みとを含み、当該スリーブ部材は円筒形であり且つプラグの当該壁部材も又円筒形であって当該スリーブ部材に適合し、且つ高められた握りのタブが当該中心の凹みの中の当該中心の仕切り壁から上に伸びて形成されて、引かれてシールを破り且つ当該シールするプラグと当該スリーブ部材の間の付着を減じて当該フランジからの除去を容易にすることを特徴とするものである。請求の範囲１．化学処理容器のための断熱カバーの中の検査孔をシールするためのアクセスプラグフランジ組立体（Ａ）において、受入れ部材として働く断熱材（１０）の中にはまるフランジ（Ｆ）であって、断熱カバーの中にはまるための、カットされた孔（１６，１８）の側壁に適合するスリーブ部材（２４）と、当該スリーブ部材の上端に形成されたカラー部材（３）とを含み、当該カラー部材はその中に形成されたアクセス通路（３２）を有し、当該カラー部材は断熱カバーに接触するための下方に伸びる外側の閉鎖リップ（３８）を有するスリーブ部材と、その中でシールする接触をするために当該カラー部材の中で当該アクセス通路の中に挿入できるシールするプラグ（Ｐ）であって、これに対してシールするために当該スリーブ部材（２４）に適合する側壁部材（６６）を含み、当該カラー部材の中の当該アクセス通路をシールするためにその下端において、当該側壁部材の間に伸びてこれを接続する中心の仕切り壁（７０）と、且つ当該中心の仕切り壁の上で且つ当該側壁部材の中に形成された中心の凹み（７４）とを含むアクセスプラグフランジ組立体において、当該スリーブ部材（２４）は円筒形であり且つプラグの当該壁部材（６６）も又当該スリーブ部材（２４）に適合するように円筒形であり、高められた握りのタブ（７５）は当該中心の凹みの当該中心の仕切り壁から上方に伸びて、引かれてシールを破り当該シールするプラグと当該スリーブ部材との間の付着を減じ当該フランジからの除去を容易にするために形成されていることを特徴とするアクセスプラグフランジ組立体。２．請求項１のフランジ組立体において、当該閉鎖リップ（３８）と、当該カラー部材（３０）と、当該スリーブ部材（２４）とは、その中に接着性の密閉剤（４９）を受け入れるための密閉性ポケットを画定することを特徴とするフランジ組立体。３．請求項２のフランジ組立体において、接着性密閉剤はエラストマーであることを特徴とするフランジ組立体。４．請求項２のフランジ組立体は更に、密閉剤を当該密閉剤ポケットの中に加えるために、当該カラー部材の中に形成された射出孔（５０）を含むことを特徴とするフランジ組立体。５．請求項４のフランジ組立体は更に、当該インジエクター孔の側壁を形成するために当該インジエクター孔に近接して当該カラー部材の中にガイドスリーブ（５０）を含むことを特徴とするフランジ組立体。６．請求項４のフランジ組立体は更に、当該インジエクター孔の中のあるものに挿入できて当該フランジと断熱カバーの間の掴む力を増加させる接続部材（５２）を含むことを特徴とするフランジ組立体。７．請求項２のフランジ組立体は更に密閉剤ポケットの中でスリーブ部材のまわりに取付けられたシールするリング（５４）を含むことを特徴とするフランジ組立体。８．請求項７のフランジ組立体において、当該シールするリング（５４）は当該カラー部材と断熱カバーの間に圧縮されていることを特徴とするフランジ組立体。９．請求項１のフランジ組立体は更に、当該カラー部材が曲げられて断熱カバーの表面に適合することができるように当該カラー部材の中に形成された屈曲シーム（５６）を含むことを特徴とするフランジ組立体。１０．請求項１のフランジ組立体は更に、当該シールするプラグを当該フランジの中に挿入するのを容易にするために、当該側壁部材の下部のまわりに形成された挿入用面取り（８６）を含むことを特徴とするフランジ組立体。１１．請求項１のフランジ組立体は更に、当該側壁部材の上の部分から外側に伸びて当該カラー部材に対してシールする、当該プラグの上に形成されたシーリングリップを含むことを特徴とするフランジ組立体。１２．請求項１１のフランジ組立体は更に、当該シーリングリップ上に形成された取付つまみ（９０）を含むことを特徴とするフランジ組立体。１３．請求項１２のフランジ組立体は更に、当該カラー部材を通して挿入することができ、当該カラー部材を断熱カバーに取付ける接続部材（５２）を含むことを特徴とするフランジ組立体。１４．請求項１３のフランジ組立体は更に、当該シーリングプラグと当該フランジを接続する当該接続部材と当該取付つまみの間に取付けられた接続ライン（９６）を含むことを特徴とするフランジ組立体。１５．請求項１のフランジ組立体において、断熱カバーは平らでない外側の表面を有し、更に断熱カバーの外側表面と当該フランジの間にはまる移行ガスケット（Ｔ）を含み、当該移行ガスケットは断熱カバーの外の表面に適合するこれと接触する第１の表面を有し、当該移行ガスケットは当該フランジの当該カラー部材によって係合される第２の表面を有することを特徴とするフランジ組立体。１６．請求項１のフランジ組立体は更に、当該スリーブ部材をその中に受け入れるよう適合された接続カラー（１１０）を含むことを特徴とするフランジ組立体。１７．請求項１のフランジ組立体は更に、当該スリーブ部材をアクセス孔の中に挿入することを可能とする内側にカーブした低い取付けリップをもつ側壁を有する当該スリーブ部材を含むことを特徴とするフランジ組立体。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＮ，ＭＷ，ＮＬ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ

Claims

【特許請求の範囲】１．化学処理容器のための断熱カバーの中の検査孔をシールするためのアクセスプラグフランジ組立体において、受入れ部材として働く断熱材の中にはまるフランジであって、断熱カバーの中にはまるための、カットされた孔の側壁に適合するスリーブ部材と、当該スリーブ部材の上端に形成されたカラー部材とを含み、当該カラー部材はその中に形成されたアクセス通路を有し、当該カラー部材は断熱カバーに接触するための下方に伸びる外側の閉鎖リップを有するスリーブ部材と、その中でシールする接触をするために当該カラー部材の中で当該アクセス通路の中に挿入できるシールするプラグであって、シールするために当該スリーブ部材に適合する側壁部材と、当該カラー部材の中の当該アクセス通路をシールするためにその下端において当該壁部材の間に伸びてこれを接続する中心の仕切り壁と、当該中心の仕切り壁の上で且つ当該側壁部材の中に形成された中心の凹みとを含むシールするプラグと、当該中心の仕切り壁から中心の凹みの上に伸びて、掴んで引かれてシールを破り、当該シールするプラグと当該スリーブ部材の間の付着を減じて、当該フランジからの除去を容易にするための高められた握りのタブとを含むことを特徴とするアクセスプラグフランジ組立体。２．請求項１のフランジ組立体において、当該閉鎖リップと、当該カラー部材と、当該スリーブ部材とはその中に接着性の密閉剤を受け入れるための密閉性ポケットを画定することを特徴とするフランジ組立体。３．請求項２のフランジ組立体において、接着性密閉剤はエラストマーであることを特徴とするフランジ組立体。４．請求項２のフランジ組立体は更に密閉剤を当該密閉剤ポケットの中に加えるために当該カラー部材の中に形成された射出孔を含むことを特徴とするフランジ組立体。５．請求項４のフランジ組立体は更に、当該インジエクター孔の側壁を形成するために当該インジエクター孔に近接して当該カラー部材の中にガイドスリーブを含むことを特徴とするフランジ組立体。６．請求項４のフランジ組立体は更に、当該インジエクター孔の中のあるものに挿入できて当該フランジと断熱カバーの間の掴む力を増加させる接続部材を含むことを特徴とするフランジ組立体。７．請求項２のフランジ組立体は更に密閉剤ポケットの中でスリーブ部材のまわりに取付けられたシールするリングを含むことを特徴とするフランジ組立体。８．請求項７のフランジ組立体において、当該シールするリングは当該カラー部材と断熱カバー・の間に圧縮されていることを特徴とするフランジ組立体。９．請求項１のフランジ組立体は更に、当該カラー部材が曲げられて断熱カバーの表面に適合することができるように当該カラー部材の中に形成された屈曲シームを含むことを特徴とするフランジ組立体。１０．請求項１のフランジ組立体は更に、当該シールするプラグを当該フランジの中に挿入するのを容易にするために、当該側壁部材の下部のまわりに形成された挿入用面取りを含むことを特徴とするフランジ組立体。１１．請求項１のフランジ組立体は更に、当該側壁部材の上の部分から外側に伸びて当該カラー部材に対してシールする、当該プラグの上に形成されたシーリングリップを含むことを特徴とするフランジ組立体。１２．請求項１１のフランジ組立体は更に、当該シーリングリップ上に形成された取付つまみを含むことを特徴とするフランジ組立体。１３．請求項１２のフランジ組立体は更に、当該カラー部材を通して挿入することができ、当該カラー部材を断熱カバーに取付ける接続部材を含むことを特徴とするフランジ組立体。１４．請求項１３のフランジ組立体は更に、当該シーリングプラグと当該フランジを接続する当該接続部材と当該取付つまみの間に取付けられた接続ラインを含むことを特徴とするフランジ組立体。１５．請求項１のフランジ組立体において、断熱カバーは平らでない外側の表面を有し、更に断熱カバーの外側表面と当該フランジの間にはまる移行ガスケットを含み、当該移行ガスケットは断熱カバーの外の表面に適合するこれと接触する第１の表面を有し、当該移行ガスケットは当該フランジの当該カラー部材によって係合される第２の表面を有することを特徴とするフランジ組立体。１６．請求項１のフランジ組立体は更に、当該スリーブ部材をその中に受け入れるよう適合された接続カラーを含むことを特徴とするフランジ組立体。１７．請求項１のフランジ組立体は更に、当該スリーブ部材をアクセス孔の中に挿入することを可能とする内側にカーブした低い取付けリップをもつ側壁を有する当該スリーブ部材を含むことを特徴とするフランジ組立体。１８．化学処理容器のための断熱カバーの中の検査孔をシールするためのアクセスプラグフランジ組立体において、受け入れ部材として働く断熱材の中にはまるフランジであって、断熱カバーの中にはまるための、カットされた孔の側壁に適合するスリーブ部材と、当該スリーブ部材の上端に形成されたカラー部材とを含み、当該カラー部材はその中に形成されたアクセス通路を有し、その中でシールする接触をするために当該カラー部材の中で当該アクセス通路の中に挿入できるシールするプラグであって、これらに対してシールするために当該スリーブ部材に適合する側壁部材と、当該カラー部材の中の当該アクセス通路をシールするために、その下端において当該壁部材の間に伸びてこれを接続する中心の仕切り壁と、当該中心の仕切り壁の上で且つ当該側壁部材の間に形成された中心の凹みとを含むシールするプラグと、当該中心の仕切り壁から中心の凹みの上に伸びて、掴んで引かれてシールを破り、当該シールするプラグと当該スリーブ部材の間の付着を減じて、当該フランジからの除去を容易にするための高められた握りのタブとを含むことを特徴とするアクセスプラグフランジ組立体。１９．請求項１８のフランジ組立体は更に、当該カラー部材を断熱カバーに取付けるために当該カラー部材を通って挿入できる接続部材を含むことを特徴とするフランジ組立体。２０．請求項１８のフランジ組立体において、当該シールするプラグは、当該カラー部材の中の当該アクセス通路の内部の寸法よりも大きい外部の寸法を有して、当該シールするプラグが当該カラー部材の中に挿入された時圧縮された状態にすることを特徴とするフランジ組立体。