【発明の詳細な説明】
ミルカのための取り外し装置、及びそれの作動のためのスライドベーン型モータ
発明が属する分野
本発明は、スライドベーン型モータに関していて、そのスライドベーン型モー
タは、外套壁を有する円筒形のチャンバーを形成しているハウジングと、その円
筒形のチャンバーの中で偏心して軸支されているローターボディと、チャンバー
の外套壁に当たってシールすることによって少なくとも２つのローターチャンバ
ーが形成されるように、ローターボディにあるリセス（recess）の中で半径方向
に動き得るように配置されている、少なくとも１対のベーンとを含んで成ってい
る。ローターボディは、ローターボディに対して軸方向におけるベーンの一方の
側に位置した第１の、半径方向に向いた円形の円筒シール面と、ローターボディ
に対して軸方向におけるベーンの他方つまり反対側に位置した第２の、半径方向
に向いた円形の円筒シール
面を形成している。ハウジングは、ローターボディの周方向に延びていてロータ
ーボディの前記第１のシール面を包囲している第１の円形の円筒シール面と、ロ
ーターボディの周方向に延びていてローターボディの前記第２のシール面を包囲
している第２の円形の円筒シール面を有している。ここで、前記の各シール面は
ローターボディと同心になっている。
本発明は、また、搾乳を終えた後に搾乳手段（ミルカ）を動物の乳房から自動
的に取り外すための装置に関していて、その装置は、上述した通りのスライドベ
ーン型モータを含んで成っている。
発明の背景
このような取り外し装置およびスライドベーン型モータは、WO 93/00002によ
って公知になっている。この公知の取り外し装置はコンパクトであり、したがっ
て、繋がれた牛に用いるための可搬型のミルカ（搾乳手段）に特に適している。
しかし、この公知の取り外し装置は、作動中の信頼性に欠ける、ということが明
らかになった。何故ならば、スライドベーン型モータの中の両ローターチャンバ
ー間での空気の漏れが、そのモータの動力出力が所望よりも少ないとか、最悪の
場合にはスライドベーン型モータが機能しない、とい
う程度に起こり得るからである。
本発明の目的は、スライドベーン型モータが公知のスライドベーン型モータよ
りも生産するのが高価につくようにさせずに、両ローターチャンバー間での空気
の漏れが分からない程に少ないスライドベーン型モータを提供することにある。
本発明の更なる目的は、ミルカ（搾乳手段）の自動的な取り外しのための、公
知の取り外し装置よりも作動がより信頼性のある取り外し装置を提供することに
ある。
これらの目的は、上記のとおりの、一つのスライドベーン型モータと、一つの
取り外し装置によって達成されていて、その両者が特徴としているのは、ロータ
ーボディの前記第１のシール面とハウジングの間をシールするために第１の独立
したシール手段が設けられており、ローターボディの前記第２のシール面とハウ
ジングの間をシールするために第２の独立したシール手段が設けられており、そ
れら第１及び第２のシール手段は、硬くて弾力性ある材料でできた第１及び第２
のリングを含んで成っていて、各々のリングでは、リングの周方向において一つ
の切れ目がある、ということにおいてである。
これにより、スライドベーン型モータのローターボディとハウジングが、比較
的に低い製作誤差上の要求
でもって生産され得て、それにより、両ローターチャンバー間の漏れが相当に低
減されると同時に、生産コストが低く保たれ得る、ということが達せられる。さ
らに、スライドベーン型モータのローターとハウジングの間の摩擦の低減が達成
され、作動中のスライドベーン型モータの摩耗が少なくなる。
各リングが、前記の切れ目の領域において二つの相対する自由端を形成してい
て、それら自由端は、リングが取り付けらていないときには、相互間に距離をお
いて位置している、というのが望ましい。これにより二つの利点、すなわち、第
１には、スライドベーン型モータが組み立てられるべきときに、リングが容易に
取り付けられること、第２には、モータに負圧が作用させられたとき、リングの
シール特性が向上される、つまり、作動中にはリングがシールの働きをするよう
に、リングの切れ目が縮小するかまたは完全に消滅すること、という二つの利点
が達せられ得る。
それらリングが、実質的に円形であって、ハウジングの円形の円筒シール面に
よって幾らか圧縮されることによって、各リングの対向している両端部が、リン
グが取り付けられていないときよりも相互により近接して位置するように寸法を
決められている、というのが好都合である。
ローターボディの第１及び第２のシール面が、ロー
ターボディの直径とは異なった直径を有している、というのが適当である。
図面の説明
本発明による、スライドベーン型モータと取り外し装置は、後述において、添
付の図面を参照しつつ、より詳しく説明される。
図１は、本発明による取り外し装置を伴った搾乳装置を示している。
図２は、図１の取り外し装置の、モータ、減速ギア、及びコードドラムを含ん
で成るアクチュエータ手段の側面図を示している。
図３は、図１のアクチュエータ手段の上面図を示している。
図４Ａは、図２のアクチュエータ手段の縦断面図を示している。
図４Ｂは、シール手段を示しており、図５は、図４ＡにおけるＶ−Ｖ線に沿っ
た断面図を示している。
望ましい実施態様の詳細な説明
図１に示された搾乳装置は、アクチュエータ手段２と制御手段３が取り付けら
れているところのスタンド
１を含んで成っている。スタンド１は、フック４によって、既設のパイプライン
例えば真空パイプライン５に吊されている。４つのティートカップ７と一つのミ
ルククロー８を含んで成るミルカ（搾乳手段）６から、ミルクチューブ９とパル
スチューブ１０が、それぞれ、スタンド１によって掛けられたミルクフローメー
タ１１とパルセータ手段（脈動手段）１２へと延びている。コード１３が、アク
チュエータ手段２からミルククロー８へと延びて、それに接続手段１４によって
接続されている。ミルクフローメータ１１とパルセータ１２から、それぞれ、ミ
ルクチューブ１５とエアチューブ１６が、上方に向けて延び、ミルクパイプライ
ン１８上に配置された結合手段１７に至っている。チューブ１５や１６の上端部
には、結合手段１７，つまり、ミルクチューブ１５とエアチューブ１６を、それ
ぞれ、ミルクパイプライン１８と真空パイプライン５に接続するに適している結
合手段１７、への急速接続のための手段が設けられている。
アクチュエータ手段２は、スライドベーン型モータ１９、コードドラム２０、
及び、スライドベーン型モータ１９とコードドラム２０の間を接続している遊星
歯車装置２１を含んで成っている（図４Ａ参照）。
スライドベーン型モータ１９は、円形の円筒外套部２３を伴ったローターシャ
フト２２を含んで成るロー
ターボディＲを有している。外套部２３には、４つの半径方向のリセス２４が、
２対の、相互に直角をなして延びている相対するリセスとして配置されている。
４個のベーン２５〜２８が、それぞれのリセス２４の中で動き得て、各対の相対
するベーン２５，２７、および２６，２８は、相互に、２つの円筒状ピン２９，
３０、および３１，３２の形での間隔手段を介して接触している。つまり、各対
のベーン２５，２７、および２６，２８は、それらに所属するピン２９，３０、
および３１，３２を含んで、ローターシャフトに対して半径方向に動き得る一つ
の手段を形成している。
もちろん、外套部２３は、リセス間で同様である必要はない。したがって、外
套部２３は、必ずしも図５に示されたような壁で成っている必要はなく、仮想の
シェルであってもよい。つまり、リセス２４間の壁は、それが外套部２３を形成
する仮想の円形の円筒シェルの外側まで延びない限り、どんな所望の形を有して
いてもよい。代案として、ローターボディＲが、半径方向のリセス２４を形成す
る壁とローターシャフト２２だけを含んで成るように、外套部の壁が取り除かれ
てもよい。
さらに、スライドベーン型モータ１９は、円筒形のローターチャンバー３４を
形成しているハウジング３３を有していて、そのローターチャンバー３４の中で
は、ローターシヤフト２２が、ローターチャンバー３４の中心線と平行に延びて
いる。ローターシャフト２２を横切る円筒形のローターチャンバー３４の拡がり
は、ローターチャンバー３４の周囲に沿って実質的に一定であり、その実質的に
一定ということは、ローターチャンバー３４に少しばかりオーバル形（卵形）の
断面形を与えている。ローターチャンバー３４は、ベーン２５〜２８によって、
ローターシャフト２２の回りに相互に隣り合うように位置した４つの独立したチ
ャンバー３５〜３８に分割されている。ベーン２５〜２８は、それらベーン２５
〜２８の半径方向外側エッジ上に配置された弾力性のシールストリップ３９を介
して、ローターチャンバー３４の円筒形の壁に当たってシールしている。
各々のリセス２４は、半径方向の外側端を伴った相対する二つの壁４０，４１
によって軸方向を限定されていて、それら壁の半径方向の外側端は、外套部２３
の第１及び第２の円形の円筒面４２，４３の各一部分を構成している。ハウジン
グ３３は、ローターシャフト２２と同心に位置していて半径方向では外套部２３
の第１及び第２の円形の円筒面４２，４３と揃っている第１及び第２の円形の円
筒シール面４４，４５を有する形になっている。外套部の第１及び第２の円形の
面４２，４３の一部分にはそれぞれ、ローター外套
部２３の第１及び第２の円形の円筒面４２，４３と同心であってそれらより小さ
い直径を有する第１及び第２の円形の円筒シール面Ｇ，Ｇ′を形成する環状の溝
が設けられている。つまり、前記の溝は、ローターの第１及び第２の円形の円筒
シール面Ｇ，Ｇ′と、スライドベーン型モータのハウジング３３の第１及び第２
の円形の円筒シール面４４，４５との間に環状の中間スペースを形成している。
各中間スペースの中にはシール手段Ｓ，Ｓ’が設けられている。
シール手段Ｓ，Ｓ’のための場所を作るために、溝を、ローターの外套部２３
の代わりにハウジング３３において形成することも可能である、ということが確
かである
各シール手段Ｓ，Ｓ’は、アセトアルデヒドプラスチック（ＰＯＭ）のような
硬くて弾力性ある材料でできたリングで成っている。シールリングＳ，Ｓ’には
、リングの周方向において、端Ｅ１とＥ２が形成されるような切れ目Ｄがある（
図４Ｂ参照）。荷重がかかっていないときには、シールリングＳ，Ｓ′は、ハウ
ジングの第１及び第２の円形の円筒シール面４４，４５よりも大きい直径を有し
ている。シールリングＳ，Ｓ′のシール面４４，４５上へシールリングＳ，Ｓ′
の取付けがなされている間、各シールリングの端Ｅ１，Ｅ２は、シールリングが
それのシール面４４，４５上
に取り付けられるように、相互に近付くように押し付けられる。そこで、シール
リングＳ，Ｓ′は、その材料の固有のスプリング作用によって定位置に保持され
る。端Ｅ１，Ｅ２は、相互に近接して位置するが、相互に接触はしない。各シー
ルリングＳ，Ｓ′の切れ目Ｄのおかげで、それらリングは、スライドベーン型モ
ータの中に容易に取り付けられ得る。
もちろん、切れ目Ｄは、図４Ｂに示したとおりである必要がない。それは、重
なった両端位置の間に形成されていてもよい。
ハウジング３３は、大気のための入口手段４６を有している。入口手段４６は
、入口通路４７を経てローターチャンバー３４に接続されている。さらに、ハウ
ジング３３は、真空源への接続のための出口手段４８を有している。出口手段４
８は、出口通路４９を経てローターチャンバー３４に接続されている。
ローターシャフト２２の一端には、遊星歯車装置２１の一部分を構成している
中央歯車（sun wheel）５０が設けられていて、その遊星歯車装置２１には、大
歯車（crown wheel）５１が設けられている。３個の遊星歯車５２が、コードド
ラム２０の回転軸線から同じ半径方向距離の、コードドラム２０上に軸支されて
、中央歯車５０及び大歯車５１と噛み合っている。この遊星歯車装置２１の歯車
比は１：５であり、それ故にそ
のことは、コードドラム２０が回転させられる１回転について、スライドベーン
型モータ１９は５回転の回転をする、ということを意味している。
コードドラム２０は接続手段５３を有し、その接続手段５３によってコード１
３の一端が、コード１３がドラム２０に引き締まって当たって保持されるように
、クランプされ得る。ハウジング３３は開口５４を有していて、その開口５４を
通じてコード１３が、コード１３のコードドラム上での巻き取り及び巻き出しの
際、通過できる。
以下、この取り外し装置の作用について説明する。
先ず、搾乳者が、搾乳装置を、搾乳されるべき牛の近くにおいて、真空パイプ
ライン５上に、フック４によって吊下げる。それから搾乳者は、ミルカ（搾乳手
段）６をスタンド１から手にとり、それを牛の乳房にもって行き、その際に、コ
ード１３がコードドラム２０から巻き出される。スライドベーン型モータ１９は
、この段階では作動させられていないので、それは、コードドラム２０からのコ
ード１３の巻き戻しの間には、コードドラム２０に小さい制動的抵抗を及ぼすだ
けである。搾乳者がティートカップ７を牛の乳房にあてがった後に搾乳が始まり
、そこでは、搾乳されたミルクは、ミルククロー８、ミルクチューブ９、ミルク
フローメータ１１、ミルクチューブ１５を通過し、結
合手段１７を経てミルクパイプライン１８の中に入る。
搾乳の最終段階においては、ミルクフローメータ１１が、ミルクの流れが止ま
ったことを検出し、制御手段３に信号を発し、その制御手段３は、出口手段４８
をエアチューブ１６を経て真空パイプライン５に接続することによって、スライ
ドベーン型モータ１９を作動させる。それにより、出口通路４９の中と、そのと
きに出口通路４９と連通している複数の独立したチャンバーの中とに負圧が生成
される。図５に示された回転位置においては、チャンバー３５と３８の中で負圧
が生成されて、その結果、ローターシャフト２２は、反時計方向に回転させられ
る。その際、コードドラム２０は、ローターシャフト２２によって、遊星歯車装
置２１を経て回転させられ、その結果、コード１３が、コードドラム２０に巻き
取られて、ミルカ６を牛の乳房から引き離す。
コード１３が完全にコードドラム２０に巻き取られたときに、スライドベーン
型モータ１９は、搾乳者がミルカ６をスタンドに掛け終えるまでは依然として作
動させられている。代案として、コード１３には、スライドベーン型モータ１９
が作動しなくなったときにはコードがコードドラム２０から巻き出されることを
阻止するような止め手段が設けられていてもよい。この場合には、搾乳者が、次
回の搾乳に移るについて、
その止め手段を引き外す必要がある。その後には、搾乳者は、フック４と、チュ
ーブ１５と１６を、それぞれ、真空パイプライン５と結合手段１７から手にとり
、搾乳装置を、搾乳されるべき次の牛へと運ぶことができる。
スライドベーン型モータの作動中には、各シールリングＳ，Ｓ′の両端Ｅ１，
Ｅ２は、付与された負圧によって、相互に押し付けられ、その結果、両端Ｅ１，
Ｅ２は近接する。このようにして、作動中の改善されたシールが達成される。Detailed Description of the Invention
Removal device for milker and slide vane type motor for its operation
Field of invention
The present invention relates to a slide vane type motor, which is a slide vane type motor.
Is a housing that forms a cylindrical chamber with a jacket wall and its
Rotor body eccentrically supported in a cylindrical chamber and chamber
At least two rotor chambers by sealing against the mantle wall of the
Radial in the recess in the rotor body so that
Comprising at least a pair of vanes movably arranged in
You. The rotor body is one of the vanes in the axial direction with respect to the rotor body.
The first, radially-oriented circular cylindrical sealing surface on the side, and the rotor body
A second, radial direction located on the other or opposite side of the vane in the axial direction with respect to
Circular cylinder seal facing toward
Forming a surface. The housing extends in the circumferential direction of the rotor body and
-A first circular cylindrical sealing surface surrounding the first sealing surface of the body;
Surrounding the second sealing surface of the rotor body extending in the circumferential direction of the rotor body
Has a second circular cylindrical sealing surface. Here, each of the sealing surfaces is
It is concentric with the rotor body.
The present invention also provides automatic milking means (milker) from the animal's udder after milking.
Device for mechanical removal, which device comprises a slide holder as described above.
Consists of a horn type motor.
BACKGROUND OF THE INVENTION
Such a removing device and a slide vane type motor are disclosed in WO 93/00002.
It is well known. This known removal device is compact and therefore
Therefore, it is particularly suitable for a portable milker (milking means) for use with connected cows.
However, it is clear that this known removal device is unreliable during operation.
It became easier. Because both rotor chambers in the slide vane motor
Air leakage between the two, the motor power output is less than desired, or
If the slide vane motor does not work, say
This can happen to the extent that
An object of the present invention is to make a slide vane motor a known slide vane motor.
Air between both rotor chambers without making it too expensive to produce.
The object is to provide a slide vane type motor in which the leakage of water is not known.
A further object of the present invention is to provide a public service for the automatic removal of milkers.
To provide a removal device that operates more reliably than the known removal device
is there.
These aims are one slide vane motor and one
Achieved by the removal device, both of which are characterized by the rotor
-First independent to seal between the first sealing surface of the body and the housing
And a second sealing surface of the rotor body and a housing.
A second independent sealing means is provided to seal between
The first and second sealing means are made of a hard and elastic material.
Of rings, each one in the circumferential direction of the ring
In that there is a break.
As a result, the rotor body and housing of the slide vane motor can be compared.
Demand for low manufacturing error
Can be produced with, which makes the leakage between the two rotor chambers considerably lower.
It is reached that at the same time the production costs can be kept low while being reduced. Sa
In addition, the reduction of friction between the rotor and housing of the slide vane motor is achieved.
As a result, wear of the slide vane type motor during operation is reduced.
Each ring forms two opposite free ends in the area of the cut.
The free ends are spaced apart from each other when the ring is not attached.
It is desirable that it is located. This has two advantages:
1, the ring is easy when the slide vane motor should be assembled.
Secondly, when the negative pressure is applied to the motor,
The sealing properties are improved, i.e. the ring acts as a seal during operation
The two advantages are that the ring breaks shrink or disappear altogether.
Can be reached.
The rings are substantially circular and fit on the circular cylindrical sealing surface of the housing.
Thus, due to some compression, the opposite ends of each ring are
The dimensions so that they are closer to each other than they would be if they were not installed.
It is convenient that it is decided.
The first and second sealing surfaces of the rotor body are
Suitably it has a different diameter than the diameter of the tar body.
Description of the drawings
The slide vane motor and the removing device according to the present invention will be described later in detail.
A more detailed description will be given with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 shows a milking device with a removal device according to the invention.
2 includes a motor, a reduction gear, and a cord drum of the removal device of FIG.
Figure 3 shows a side view of the actuator means consisting of
FIG. 3 shows a top view of the actuator means of FIG.
FIG. 4A shows a longitudinal sectional view of the actuator means of FIG.
FIG. 4B shows the sealing means, and FIG. 5 is a view taken along the line VV in FIG. 4A.
FIG.
Detailed description of the preferred embodiment
The milking apparatus shown in FIG. 1 has the actuator means 2 and the control means 3 attached thereto.
Stand
Consists of 1. The stand 1 is connected to the existing pipeline by the hook 4.
For example, it is suspended in the vacuum pipeline 5. 4 teat cups 7 and 1 Mi
From milker (milking means) 6 which includes Luk Claw 8, milk tube 9 and pallet
Each of the stubes 10 is a milk flow meter hung by the stand 1.
To a pulsator 11 and a pulsator means (pulsating means) 12. Code 13 is
Extending from the chute means 2 to the milk claw 8 by means of the connecting means 14
It is connected. From the milk flow meter 11 and the pulsator 12,
Luk tube 15 and air tube 16 extend upwards and
The connecting means 17 is arranged on the connector 18. Upper ends of tubes 15 and 16
The connecting means 17, namely the milk tube 15 and the air tube 16, are
Connections suitable for connecting to the milk pipeline 18 and the vacuum pipeline 5, respectively.
Means are provided for quick connection to the coupling means 17.
The actuator means 2 includes a slide vane type motor 19, a cord drum 20,
And a planet connecting between the slide vane type motor 19 and the cord drum 20.
It includes a gear unit 21 (see FIG. 4A).
The slide vane type motor 19 is a rotor chassis with a circular cylindrical mantle 23.
A loft comprising a foot 22
It has a terbody R. The outer cover 23 has four radial recesses 24,
It is arranged as two pairs of opposed recesses extending at right angles to each other.
Four vanes 25-28 can move in their respective recesses 24, each pair of relative
The vanes 25, 27 and 26, 28 which are to be connected to each other are two cylindrical pins 29,
Contact is made via spacing means in the form of 30, and 31,32. That is, each pair
The vanes 25, 27 and 26, 28 of the pins 29, 30,
And one that can move radially with respect to the rotor shaft, including 31, 32
Forms the means of.
Of course, the mantle 23 need not be similar between recesses. Therefore, outside
The cover 23 does not necessarily have to be a wall as shown in FIG.
It may be a shell. That is, the wall between the recesses 24 is such that it forms the mantle 23.
Having any desired shape unless it extends outside the virtual circular cylindrical shell
May be. Alternatively, the rotor body R forms a radial recess 24.
The wall of the mantle is removed so that it only comprises the wall and the rotor shaft 22
May be.
Furthermore, the slide vane type motor 19 has a cylindrical rotor chamber 34.
It has a housing 33 which is formed in its rotor chamber 34
The rotor shaft 22 extends parallel to the centerline of the rotor chamber 34.
I have. Expansion of the cylindrical rotor chamber 34 across the rotor shaft 22
Is substantially constant along the circumference of the rotor chamber 34 and is substantially
The constant means that the rotor chamber 34 has a slightly oval shape (egg shape).
The cross section is given. The rotor chamber 34 is configured by the vanes 25 to 28,
Four independent chisels located next to each other around the rotor shaft 22.
It is divided into chambers 35-38. Vanes 25-28 are those vanes 25
Via resilient sealing strips 39 located on the radially outer edges of
Then, it hits the cylindrical wall of the rotor chamber 34 for sealing.
Each recess 24 has two opposing walls 40, 41 with radially outer ends.
Axial limited by the radial outer ends of the walls
Forming a part of each of the first and second circular cylindrical surfaces 42 and 43. House
The shaft 33 is located concentrically with the rotor shaft 22 and radially extends from the outer jacket 23.
First and second circular circles aligned with the first and second circular cylindrical surfaces 42, 43 of
It has a shape having cylindrical sealing surfaces 44 and 45. The first and second circular parts of the mantle
Each of the surfaces 42 and 43 has a rotor cloak.
Concentric with and smaller than the first and second circular cylindrical surfaces 42, 43 of the part 23
Annular grooves forming first and second circular cylindrical sealing surfaces G, G'having a large diameter
Is provided. That is, the groove is the first and second circular cylinders of the rotor.
The sealing surfaces G, G'and the first and second housings 33 of the slide vane type motor.
An annular intermediate space is formed between the circular cylindrical sealing surfaces 44 and 45.
Sealing means S, S'are provided in each intermediate space.
To make room for the sealing means S, S ', a groove is provided in the rotor jacket 23.
It is also possible to form in the housing 33 instead of
Is
Each sealing means S, S'is like acetaldehyde plastic (POM)
It is made of a ring made of hard and elastic material. For the seal rings S, S '
, There is a break D in the circumferential direction of the ring so that the ends E1 and E2 are formed (
See FIG. 4B). When no load is applied, the seal rings S, S'are
Having a larger diameter than the first and second circular cylindrical sealing surfaces 44, 45 of the ging
ing. On the sealing surfaces 44, 45 of the seal rings S, S ', the seal rings S, S'
While the installation of is done, the ends of the seal rings E1 and E2 are
On its sealing surfaces 44, 45
Are pressed together so that they can be attached to each other. So the seal
The rings S, S'are held in place by the inherent spring action of the material.
You. The ends E1 and E2 are located close to each other, but do not touch each other. Each sea
Thanks to the break D of the ring S, S ', they are sliding vane type modules.
It can be easily mounted in a computer.
Of course, the break D need not be as shown in FIG. 4B. It is heavy
It may be formed between the opposite end positions.
The housing 33 has an inlet means 46 for the atmosphere. The entrance means 46
, And is connected to the rotor chamber 34 via the inlet passage 47. In addition, Howe
Jing 33 has outlet means 48 for connection to a vacuum source. Exit means 4
8 is connected to the rotor chamber 34 via an outlet passage 49.
One end of the rotor shaft 22 constitutes a part of the planetary gear device 21.
A central gear (sun wheel) 50 is provided, and the planetary gear device 21 has a large gear.
A gear wheel (crown wheel) 51 is provided. The three planetary gears 52 are coded
It is supported on the cord drum 20 at the same radial distance from the rotation axis of the ram 20.
, The central gear 50 and the large gear 51 mesh with each other. Gears of this planetary gear device 21
The ratio is 1: 5 and therefore
This means that the slide vane is rotated once per rotation of the cord drum 20.
It means that the mold motor 19 rotates 5 times.
The cord drum 20 has a connecting means 53, by which the cord 1
So that one end of 3 can hold the cord 13 tightly hitting the drum 20
, Can be clamped. The housing 33 has an opening 54, and the opening 54 is
Therefore, the cord 13 can be used for winding and unwinding the cord 13 on the cord drum.
You can pass through.
The operation of this removing device will be described below.
First, a milker puts a milking device near the cow to be milked in a vacuum pipe.
Suspended by the hook 4 on the line 5. Then the milker is
Take the 6) from the stand 1 and bring it to the cow's udder.
The cord 13 is unwound from the cord drum 20. The slide vane type motor 19
, It has not been activated at this stage, so it is
During the unwinding of the cord 13, a small braking resistance is exerted on the cord drum 20.
It is injured. Milking begins after the milker applies the teat cup 7 to the cow's udder
, Where the milk expressed is milk claw 8, milk tube 9, milk
After passing through the flow meter 11 and milk tube 15,
It enters the milk pipeline 18 through the joining means 17.
At the final stage of milking, the milk flow meter 11 stops the milk flow.
Is detected and a signal is sent to the control means 3, and the control means 3 outputs the exit means 48.
By connecting the vacuum pipe 5 to the vacuum pipeline 5 via the air tube 16.
The devane type motor 19 is operated. As a result, the inside of the exit passage 49 and
Negative pressure is created in multiple independent chambers communicating with the outlet passage 49.
Is done. In the rotational position shown in FIG. 5, negative pressure is applied in the chambers 35 and 38.
Is generated, and as a result, the rotor shaft 22 is rotated counterclockwise.
You. At that time, the cord drum 20 is mounted on the planetary gear unit by the rotor shaft 22.
The cord 13 is rotated through the device 21 so that the cord 13 is wound around the cord drum 20.
Once taken, the milker 6 is pulled away from the cow's udder.
When the cord 13 is completely wound around the cord drum 20, the slide vane
The mold motor 19 remains in production until the milker finishes mounting the milker 6 on the stand.
Has been moved. As an alternative, the cord 13 includes a slide vane type motor 19
The cord is unwound from the cord drum 20 when
Stopping means may be provided to prevent this. In this case, the milker
About moving to milking
It is necessary to remove the stopping means. After that, the milker will use the hook 4 and tu
Tubes 15 and 16 from the vacuum pipeline 5 and the coupling means 17, respectively.
, The milking device can be transported to the next cow to be milked.
During operation of the slide vane type motor, both ends E1 of each seal ring S, S'are
E2 is pressed against each other by the applied negative pressure, so that both ends E1,
E2 approaches. In this way an improved seal during operation is achieved.
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フロントページの続き
(81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ，
ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ
Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ
，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，
ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＭＷ，ＳＤ)，ＡＭ，ＡＵ，
ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，Ｄ
Ｅ，ＤＫ，ＤＫ，ＦＩ，ＦＩ，ＧＥ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＧ
，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＴ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，
ＭＮ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＩ，ＳＫ，Ｔ
Ｊ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ────────────────────────────────────────────────── ───
Continuation of front page
(81) Designated countries EP (AT, BE, CH, DE,
DK, ES, FR, GB, GR, IE, IT, LU, M
C, NL, PT, SE), OA (BF, BJ, CF, CG
, CI, CM, GA, GN, ML, MR, NE, SN,
TD, TG), AP (KE, MW, SD), AM, AU,
BB, BG, BR, BY, CA, CN, CZ, DE, D
E, DK, DK, FI, FI, GE, HU, JP, KG
, KP, KR, KZ, LK, LT, LV, MD, MG,
MN, NO, NZ, PL, RO, RU, SI, SK, T
J, TT, UA, US, UZ, VN