JPH09502576A - ビデオレコーダ外にチューナを有するテレビジョンシステムでテレビジョン番組を自動的に録画する装置及び方法 - Google Patents

ビデオレコーダ外にチューナを有するテレビジョンシステムでテレビジョン番組を自動的に録画する装置及び方法

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JPH09502576A
JPH09502576A JP7501076A JP50107695A JPH09502576A JP H09502576 A JPH09502576 A JP H09502576A JP 7501076 A JP7501076 A JP 7501076A JP 50107695 A JP50107695 A JP 50107695A JP H09502576 A JPH09502576 A JP H09502576A
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Abstract

(57)【要約】 異なるケーブルテレビジョンチャンネル上のテレビジョン番組放送を自動的に記録することの出来るシステムである。このシステムはケーブルボックス、ビデオレコーダ、及びケーブルプログラマを含む。顧客は、チャンネル、日付、時刻及び長さコマンドの組(“CDTL情報”)か、又はこの様なコマンドの組を表す圧縮コードをビデオレコーダに入力する。各コマンドの組から日付、時刻及び長さからなる部分集合(“DTL情報”)がビデオレコーダメモリに記憶される。これと同時に又はこれから少し遅れて、チャンネル、日付、及び時刻命令からなる部分集合(“CDT情報”)がケーブルプログラマに送信される。ケーブルプログラマ及びビデオレコーダは、独立した制御ユニットを有しており、メモリに記憶されるコマンドの部分集合に従って録画プロセスの或る部分を制御する。ビデオレコーダの制御ユニットは、録画の開始及び停止を制御し、ケーブルプログラマの制御ユニットはケーブルボックスのチャンネルを同調する。情報はビデオレコーダからケーブルプログラマに送信され、そしてケーブルプログラマからIRリンク又は他の遠隔制御技術を介して、ケーブルボックに転送される。

Description

【発明の詳細な説明】 ビデオレコーダ外にチューナを有するテレビジョンシステムでテレビジョン番 組を自動的に録画する装置及び方法発明の分野 本発明は、一般にビデオカセットレコーダシステムに関し、特にタイマー使用 の予約を実行するのに要する時間を短縮するために符号化情報を使用し、種々の 家庭電化製品を遠隔制御し、これらの装置の初期設定ルーチンを容易に実行する ための装置及び方法に関する。従来の技術 ビデオカセットレコーダ(VCR)は、ビデオカメラで撮影したテープの再生 や、録画済みテープの再生、あるいはテレビ放送やケーブルテレビ番組の録画再 生などのために、非常に多くの人々によって使われている。 今から後に放送されるテレビ番組を録画するには、通常次の2つのステップに よって行う。すなわちまず、(1)テレビ番組表から所望の番組のチャンネル番 号、日付、時刻、および番組の長さに関する情報(CDTL)を取得し、次に( 2)これらのCDTL情報をVCRにプログラムすることよって行う。VCRの モデル、タイプ、年代によってCDTL情報をプログラムする方法は、まちまち である。例えば、(i)取り扱い説明書の指示に従ってキーを適切な順序で押し ていく。(ii)取り扱い説明書の指示に従ってリモートコントローラのキーを適 切な順序で押していく(リモートプログラミング)。(iii)テレビ画面の表示 されるメニューに従って、リモートコントローラの一連のキー操作を行う(オン スクリーンプログラミング)等の方法がある。さらにこの他にも、タイマー予約 設定の方法として(iv)ライトペンを用いてバーコード情報を読み取る(ライト ペンプログラミング)、(v)コンピュータあるいは電話モデムによる指示に従 う、などの方法が提案されている。これらのいろいろな方法は、情報を指定する 物理的方法が互いに異なってはいるが、そのCDTL情報及び電源スイッチ、時 計、タイマーオンオフ命令、などの内容は共通である。ただし、プロトコルの細 部は、VCRの機種ごとにそれぞれ異なっている。上記の(i)及び(ii)の方 法では、キーの操作回数が100回もの多くになることもあり、VCRのタイマ ー予約方法としては適切なものとは言えない。このような欠点を軽減するために 、最近のVCRのモデルは、オンスクリーンプログラム機能、すなわち、テレビ 画面上に表示されるメニューに従ってCDTL表示をリモート操作で入力してい く機能を備えるようになってきている。一般に、CDTL情報をオンスクリーン プログラムで入力するには、平均18回のキー操作が必要である。この回数は、 先の方法と比較すると少なくなっているものの、なお相当に多数の回数を必要と している。一方、他の方法、例えば上記(iv)の方法では、バーコードリーダな どの特別な装置が必要となる。 一般に、従来の方法は多くの欠点を有している。まず、第1に、VCRに録画 予約の設定を行う手順は、非常に複雑で、間違いやすく、また覚えるのが難しい 。事実、そのために、多くのVCRのユーザが、せっかくのタイマー録画予約の 機能を使おうとしない。第2に、CDTL情報をVCRに間違いなく設定するの は非常に困難である。実際、多くのVCRのユーザが、タイマー録画予約機能に ついてプログラム設定誤りが頻繁に起こると述べている。第3に、熟練したユー ザにとっても、所望の番組について、チャンネル、日付、、時刻、長さといった 情報を長々と入力していく作業は非常に面倒なものである。第4に、バーコード などを用いて情報を読み取る技術、あるいはコンピュータを用いる方法は、特別 な装置を必要とする。これらの欠点は、VCRを用いてテレビ番組を録画しよう とする際の深刻な障害となっている。その結果、番組録画によるタイムシフトは 、過去に期待されたほどには一般的になっていない。従って、より簡単な装置で 、ユーザがもっと自由に完全に使いこなせるVCRタイマー録画予約の技術が求 められてる。発明の要約 本発明の基本的な目的は、VCRの録画予約を行う際に必要となるチャネル、 日付、時刻、および長さについての情報(CDTL情報)を、従来の方法と比較 してより簡単に、よりすばやく、より少ない誤りの選択・入力することができる 改良された装置を提供することである。本発明の他の目的はタイマー録画予約を 制御する機能を有するテレビジョンを提供することである。 本発明によるビデオ装置の録画予約機能によって、コード化されたビデオ録画 再生タイマー予約情報を用いるための装置と方法とが提供される。ここで、目的 とするところは、VCRにタイマー録画予約を行う際に必要となるキー操作回数 を著しく低減することである。本発明によれば、ユーザは、1から7桁あるいは それ以上のコードをVCRに対して入力するだけでよい。この操作は、リモート 操作で行うことも、あるいはVCRに直接に行うことも可能である。コードを正 しいCDTL予約情報に自動的に変換して、そのチャネル、日付、時刻、および 長さに対応した録画をVCRを行わせるための解読手段が、リモートコントロー ラあるいはVCRに組み込まれる。一般に、複数の番組を予約するために、複数 のコードを一度に入力することが可能である。上記のコードは、テレビ番組案内 にあらかじめ印刷しておき、この印刷されたコードをVCRあるいはリモートコ ントローラを用いてユーザが選択するようにすることが可能である。 これらの特徴を組み込んだ製品は、現在、市販され、売れ行きも大変よい。 VCRPlus+の商標で販売されているインスタントプログラマは、録画する テレビ番組のための圧縮符号(各々が1から8桁の長さ)が入力されるハンドヘ ルドユニットを含む。圧縮符号は、印刷されたテレビ番組表に、極めて一般的に 示されている。インスタントプログラマは、プログラマのメモリに記憶される、 チャンネル、日付、時間及び長さのコマンドに圧縮コードを復号化する。現在時 間に最も近い、メモリ内の番組の日付及び時間が現在時間と一致することが、内 部クロックにより判別されると、赤外線発信器及びユニバーサルリモート技術を 使用したインスタントプログラマは、チャンネルを正しいチャンネルとするため に、赤外線遠隔制御信号をケーブルボックス又はビデオレコーダに送り、そして レコーダをオンして録画を開始するために、赤外線遠隔制御信号をビデオレコー ダに送る。メモリに記憶された番組の長さが完了すると、録画を停止するために 赤外線遠隔制御信号が、ビデオレコーダに送られる。 VCRPlus+プログラマが使用される以前は、ユーザは、初期設定手順を 踏まねばならなかった。この手順は、ユーザのビデオレコーダ及びケーブルボッ クスのブランド及びモデル名をプログラマに入力し、プログラムマに時間を設定 し、あるネットワーク及びケーブルチャンネル用の“全国”チャンネル番組を、 ユーザのケーブルシステムで、これらのチャンネルに使用されている実際のチャ ンネル番号に対応させるローカルチャンネルマップを入力することを含む。イン スタントプログラマは、製造時に、多種のケーブルボックス及びビデオレコーダ を遠隔制御するために必要な赤外線符号をROM中に記憶させている。ケーブル ボックス及びビデオレコーダのモデル及びブランドが入力されなければならない のは、インスタントプログラマがユーザの個別のビデオレコーダ及びケーブルボ ックスのために、ROMに記憶された赤外線コードの正しいものを使用できるよ うにするためである。 本出願の親出願に於いて開示された別の実施例では、インスタントプログラマ の復号器、メモリ及び赤外線発信器は、ビデオレコーダに内蔵されている。ビデ オレコーダのキーを通じてか、又はビデオレコーダの遠隔操作部を通じて、1か ら8桁の圧縮符号がビデオレコーダに直接入力される。圧縮符号は、ビデオレコ ーダによりチャンネル、日付、時間及び長さコマンドに復号化され、ビデオレコ ーダのメモリに記憶される。メモリ中の番組の日付及び時間が、ビデオレコーダ のクロックにより供給されている実際の時間と一致すると、ビデオレコーダは、 赤外線発信器及びユニバーサル遠隔技術を使用して、赤外線遠隔制御信号をケー ブルボックスへ送り、ケーブルボックスは、ケーブルボックスの同調のチャンネ ルを希望チャンネルへ変更する。ビデオレコーダは、今や正しく同調したケーブ ルボックスから受信されたテレビ信号の録画を開始するために内部的に信号を出 す。メモリに記憶されている時間長が、経過すると、ビデオレコーダは、自身を 停止する。 VCRPlus+インスタントプログラマのように、内蔵のインスタントプロ グラム装置及び遠隔制御発信器を備えたビデオレコーダが使用される以前は、初 期設定手順を踏む必要があった。ケーブルボックスのブランド及びモデル及びロ ーカルチャンネルマップがビデオレコーダにマニュアルで入力されなければなら なかった。 本発明は、組み込みインスタントプログラマ及び遠隔制御送信機を有するビデ オレコーダの改良を含む。本発明に従うシステムは、異なるケーブル又は衛星テ レビジョンチャンネル上のテレビジョン番組を自動的に録画することができる。 このシステムは、ケーブルボックス(又は衛星受信機)、ビデオレコーダ、及び ケーブルプログラマを含む。顧客は、チャンネル、日付、時刻及び長さコマンド の組(“CTDL情報”)又はこの様なコマンドの組を表す圧縮されたコードを ビデオレコーダに入力する。各コマンドの組から、日付、時刻及び長さのからな る部分集合(“DTL情報”又は“レコーダ部分集合”)がビデオレコーダのメ モリに記憶される。これと同時に又は少し遅れて、同じコマンドの組からのチャ ンネル、日付及び時刻命令から成る部分集合(“CDT情報”又は“ケーブル部 分集合”)がケーブルプログラマに送信される。ケーブルプログラマ及びビデオ レコーダは独立の制御回路を有しており、メモリに記憶されるコマンドの部分集 合に従って録画プロセスの或る部分を制御する。ビデオレコーダの制御回路は、 録画の開始又は停止を制御し、ケーブルプログラマの制御回路は、ケーブルボッ クスのチャンネルを同調する。情報はビデオレコーダからケーブルプログラマに 送信され、そしてケーブルプログラマからIRリンク又は他の遠隔制御技術を介 して、ケーブルボックスに転送される。 本発明の他の目的及び付随する特徴は以下の詳細の記述を参照し、添付図面を と共に考慮することにより、より容易に且つより良く理解することができる。添 付図面において、同様の参照記号は同様の部分を指し示している。図面の簡単な説明 図1は、本発明による、ビデオカセットレコーダに組み込まれたコード解読手 段を具備した装置を示す図である。 図2は、コマンド制御およびコード解読のためのVCR組み込みプロセッサの 図である。 図3は、本発明のリモートコントローラに組み込まれたコード解読手段に係わ る好適な実施例を示す図である。 図4はリモートコントローラに組み込まれたプロセッサを示す図である。 図5はコード解読手段を内蔵した汎用リモートコントローラの図である。 図6はGコード解読方法を示すフローチャートである。 図7はGコード符号化方法を示すフローチャートである。 図8は、本発明によるテレビジョンカレンダーの一部を示す図である。 図9は、ケーブルチャネルの復号について示したフローチャートである。 図10はケーブルチャネルの符号化について示したフローチャートである。 図11は、割り当てケーブルチャネル番号からローカルケーブルキャリアチャ ネル番号への変換を含む、ケーブルチャネルのGコード復号について示したフロ ーチャートである。 図12はスタックメモリを含む復号手段の図である。 図13はスタックメモリへのプログラム入力を示すフローチァートである。 図14はリモートコントロールからVCR本体装置へプログラムを送る動作に 関するフローチャートである。 図15は、本発明による圧縮コードを用いてレコーダのプリプログラミングを 行う装置の好適な実施例を示す透視図である。 図16は、図15の装置の正面図であり、前方を向いた発光ダイオードについ て示したものである。 図17は、マウントスタンドに置かれた図15の装置の透視図である。 図17Aは、図17に示されているマウントスタンドに置かれた図15の装置 の正面図である。 図18は図15の装置のLCD表示部の詳細図である。 図19は図15の装置の、ケーブルボックスおよびVCRに対する置き方を示 した透視図である。 図20は図15の装置を、マウントスタンドと共にケーブルボックスおよびV CRの近傍に置いた様子を示す透視図である。 図21は、本発明の好適な実施例による、圧縮コードを用いてレコーダのプリ プログラミングを行う装置を示す図である。 図22は、図21の装置を具現化する好適な実施例の詳細図である。 図23は、図15の装置へのプログラム入力を示すフローチャートである。 図24は、図15の装置に入力されたプログラムの確認および取り消しを示す フローチャートである。 図25は、本発明の好適な実施例による、圧縮コードを用いたレコーダのプリ プログラミングの実行を示すフローチャートである。 図26は、プログラムのチャネル、日付、時刻、および長さに係わる情報を1 0進圧縮コードへ符号化するプロセスを示すフローチャートである。 図27は、10進圧縮コードをプログラムのチァネル、日付、時刻、および長 さに係わる情報へ復号するプロセスを示すフローチャートである。 図28は割り当てチャネル番号/ローカルチャネル番号テーブルの実施例を示 す図である。 図29はGコードデコーダを具備したテレビジョンを含むシステムのブロック 図である。 図30はGコードデコーダを具備したテレビジョンを示す図である。 図31はGコード復号機能を有するテレビジョンのGコードデコーダ装置を示 す図である。 図32は、Gコードデコーダを具備したテレビジョン、VCR、ケーブルボッ クス、および衛星受信機を含むシステムのブロック図である。 図33は、Gコードデコーダを具備したVCR、テレビジョン、ケーブルボッ クス、および衛星受信機を含むシステムのブロック図である。 図34は、Gコードデコーダを具備したケーブルボックス、テレビジョン、V CR、および衛星受信機を含むシステムのブロック図である。 図35は、Gコードデコーダを具備した衛星受信機、テレビジョン、VCR、 およびケーブルボックスを含むシステムのブロック図である。 図36は、赤外線送信機を正面パネルの後に具備し、これによってケーブルボ ックスの赤外線受信機と反射を介して交信を行うようになされたVCRの上に置 かれたケーブルボックスを示す透視図である。 図37は、赤外線送信機をVCR上部の赤外線ドーム内に具備しこれによって ケーブルボックスの赤外線受信機と交信を行うようになされたVCRの上に置か れたケーブルボックスを示す透視図である。 図38は、VCRにケーブルを介して接続されたマウスの円部に赤外線送信機 を具備しており、そのマウスをケーブルボックスの近傍に配置するようになした 、VCRを示す透視図である。 図39は、VCRにケーブルを介して接続されたミニマウスの内部に赤外線送 信機を具備しており、そのミニマウスをケーブルボックスの赤外線受信機の近傍 に貼り付けるようになした、VCRを示す透視図である。 図40は、本発明の好適な実施例による、圧縮コードを用いてレコーダのプリ プログラムを行う第2の装置を示す透視図である。 図41は、図41の装置の底面図であり、マイクロホン開口と2つの電気的コ ンタクトホールとを示す図である。 図42は、図40の装置が電話と接続されて使用されている状態を示す図であ る。 図43は、不発明の好適な実施例による、圧縮コードを用いてレコーダのプリ プログラミングを行うための第2の装置を示す図である。 図44は、本発明の好適な実施例による、圧縮コードを用いてレコーダのプリ プログラミングを行うための第2の装置の変形例を示す図である。 図45は、本発明の好適な実施例による、メモリを具備したリモートコントロ ールのプログラミングを行うための装置の透視図である。 図46の装置のカバーをヒンジによって開いた状態を示した透視図である。 図47は、図45の装置の背面図であり、電話およびコンピュータへの入出力 ポートを示したものである。 図48は、図15の装置の底面図であり、電気接触アクセスホールを示したも のである。 図49は、図15の装置と結合された状態の図45の装置を示す透視図である 。 図50は、図40の装置と結合された状態の図45の装置を示す透視図である 。 図51は、本発明の好適な実施例による、メモリを具備したリモートコントロ ールをプログラミングするための装置を示す図である。 図52は、本発明の好適な実施例によるメモリを具備したリモートコントロー ルをプログラミングするための装置と、パーソナルコンピュータとの電気的な接 続を示す図である。 図53は、本発明の好適な実施例によるレコーダ予約のために圧縮符号を使用 可能のユニバーサル遠隔制御装置の全体斜視図である。 図54は、図53の装置の正面図である。 図55は、マイク開口部及び電気接触アクセス穴を示す、図53の装置の側面 図である。 図56は、図53の装置の背面図である。 図57は、電気接触アクセス穴を示す図53の装置の裏面図である。 図58は、図53の装置の一実施例のブロック図である。 図59は、図53の装置の他の実施例のブロック図である。 図60は、電話ラインで図53の装置を遠隔操作で予約する処理のフローチャ ートである。 図61は、初期設定データを、遠隔位置から、遠隔制御装置を介して、他の装 置を制御する能力のあるビデオレコーダへとダウンロードするシステムの好適な 実施例に従うブロックダイアグラム、 図62は、初期設定データを、遠隔位置から、遠隔制御装置を介して、ビデオ レコーダにダウンロードする方法の好適な実施例に従うフローダイアグラム、 図63は、図61に示されるシステムのシステムの代替の実施例のブロック図 、 図64は、図61に示されるシステムの代替の実施例のブロック図、 図65は、図61に示されるシステムの代替の実施例のブロック図、 図66は、ビデオレコーダから分かれたケーブルプログラマを内蔵し、ケーブ ルテレビジョンプログラムを自動的に録画するシステムのブロック図、 図67は、図66に示されるシステムの代替の実施例のブロック図、 図68は、図66に示されるシステムの代替の実施例のブロック図、 図69は、図66に示されるシステムの代替の実施例ブロック図。発明の詳細な説明 さて、図面、すなわち図1を参照する。この図1は、本発明による、符号化さ れたビデオタイマ録画再生予約情報を用いるための装置10を示したものである 。この装置の主要な構成要素は、リモートコントローラ12とGコードデコーダ を具備したビデオカセット録画再生装置14であり、このGコードデコーダを具 備したビデオカセット録画再生装置14は、リモートコントローラ12によって コマンド信号16を介して制御できるようになされている。リモートコントロー ラ12には、数値キー20、Gコードスイッチ22、ファンクションキー24、 プログラムキー26、電源キー27などのキーを含め、多数のキーが備えられて いる。またリモートコントローラ12は、各キーが押されたときに、そのキーの 解釈を行い、これに対応する所定のコマンド信号16を赤外発光ダイオード28 を介してVCRに送るための手段を有している。図1のリモートコントローラ1 2 は、Gコードスイッチ22を除けば、他のリモートコントローラと機能的に同じ ものである。Gコードスイッチ22は、Gコードを用いているときにユーザがリ モートコントローラ12をGコードモードにロックできるようにするために備え られているものである。なおここで、Gコードというのは、タイマー予約を行う ためのCDTL情報を圧縮コードにコード化したものである。 このGコードは特定の番組と関連づげられた1から7桁からなるコードによっ て構成される。ただし、必要があればもっと桁数を増やすことも可能である。従 来のように、実際の情報すなわち、チャネル、日付、時刻、長さ(CDTL)に 関するコマンドを入力していくやり方を用いる代わりに、ユーザは、番組案内表 の中からGコードを見つけ出し、このGコードをリモートコントローラ12に入 力するだけで番組予約ができる。 従来のオンスクリーンプログラムによって数値を直接に入力する方法と比較し てみると、このGコードの利点をよく理解することができる。オンスクリーンプ ログラムでは、およそ18回のキー操作が必要であり、このキー操作によってC DTL情報を入力する際、ユーザは、TV画面を見てからリモートコントローラ を見、またTV画面を見てというように何度も視線を切り換えなければならない 。このような状況は、電話帳を見ながら18桁の電話番組をダイアルしなければ ならない状況に例えることができる。視線を何度も切り換えながら多数のキーを 押さなければならないことは、間違ったキーを押してしまう可能性を大きくする 。録画予約を行うためにオンスクリーンによってCDTL情報を入力する典型的 な一連のキー操作は以下のようなものである。 〔PROG〕〔2〕〔1〕〔15〕〔07〕〔30〕〔2〕〔08〕〔00〕 〔2〕〔04〕〔PROG〕 まず最初に、〔PROG〕キー26を押して予約モードに入る。次に、数値キー 20を押していく。〔2〕は、時刻設定ではなく、タイマー録画であることを意 味するものである。〔1〕はユーザがプログラム番号1に対する設定入力をこれ から行うことを意味する。〔15〕は日付である。〔07〕は開始時間である。 〔30〕は開始時間の次に付される分の値を表している。〔2〕は午後であるこ とを意味する。続く〔08〕〔00〕〔2〕は停止時刻を意味している。〔04 〕 はチャネル番号である。最後に〔PROG〕がもう一度押されて予約モードから 脱出する。 このようなコマンドは、コード化することができる。Gコードを用いた典型的 な入力では、以下のようになる。〔PROG〕〔1138〕〔PROG〕なお、 コマンドがGコードであることの識別を行うために、Gコードスイッチ22は「 オン」の位置に設定しておく必要がある。スイッチを設ける代わりに、独立した キー〔G〕を用いるようにすることもできる。この場合には、Gコード予約のた めのキー操作は〔G〕〔1138〕〔PROG〕となる。 なお、Gコードの使用は、入力したプログラム情報を「オンスクリーン」によ って確認することを妨げるものでは決してない。Gコードスイッチが「オン」の 位置で、キー操作によって〔PROG〕1138〔PROG〕が入力されると、 このGコードは解読されてテレビ画面に次のようなメッセージが表示される。 プログラム 日付 開始時刻 終了時刻 チャネル 1138 15 7:30PM 8:00PM 4 Gコードを利用するためには、Gコードを解読することが必要であり、そのた めの装置が備えられていることが必要である。図1は、リモートコントローラ1 2と組み合わせて用いるためのGコードデコーダ付きビデオカセット録画再生装 置14を示したものである。リモートコントローラ12から送られたコマンド信 号16はフォトダイオード32によって検出され、さらにコマンド信号受信器3 0によって電気的信号に変換される。この電気的信号はコマンドコントローラ3 6に送られ、ここで、コマンドが解釈されてこのコマンドに対してどのような応 答をすべきかが決定される。また、図1に示されているように、コマンドコント ローラ36は、通常のVCRに組み込まれているマニュアルコントロール機能に よるコマンドも受け付けることができるようになされている。コマンドコントロ ーラ36は、Gコードが送られてきたことを検知すると、そのGコードを解読の ためにGコードデコーダ38に送る。Gコードデコーダ38はGコードをCDT L情報に変換する。この変換されたCDTL情報に基づいて、コマンドコントロ ーラ36は時刻/チャネルプログラミング装置40の設定を行う。VCRにはク ロック42が組み込まれている。このクロックは日付と時刻とを追尾するため に通常のVCRに組み込まれているものと同じである。このクロック42は、主 に時刻/チァネルプログラミング装置40とGコードデコーダ38の動作に用い られる。時刻/チャネルプログラミング装置40には、コマンドコントローラ3 6によってCDTL情報がセットアップされる。クロック42から所定の日付の 所定の時刻になったことを読み取ると、時刻/チャネルプログラミング装置40 は、録画再生装置44を「オン」にして録画を行わせる。同時に、チューナ46 をテレビジョン信号18の所定のチャネルに同調させる。後で、ユーザは、録画 再生装置44を再生モードにし、テレビジョンモータ48を介して録画した番組 を見ることができる。 録画装置を制御する他の方法として、時刻/チャネルプログラミング装置40 に情報を送る代わりに、コマンドコントローラ36自身にすべてのCDTL情報 を保持させるようにしてもよい。また、コマンドコントローラはクロック42を 定期的に読み取ることによって、常に時刻を監視している。コマンドコントロー ラは時刻/チャネルプログラミング装置40にコマンドを送って、録画装置とチ ューナ46とのオン・オフを行わせて、CDTL情報に合致する所定の時刻にチ ューナ46が所定のチャネルに同調するようになす。 また、クロック42はGコードデコーダ38にも入力される。このようにする と、Gコードの解読をクロックの関数として行うようにすることができる。これ によって解読技術に対する機密保持手段が得られ、容易にコピーすることができ ないようにすることができる。このようなことができるには、当然のことである が、符号化もクロックの関数として行われていることが必要である。 図2は、コマンドコントローラ36およびGコードデコーダ38について、具 体例を示したものである。コマンドコントローラ36の機能は、マイクロプロセ ッサ50、ランダムアクセスメモリ52、およびプログラムの記憶に用いるため のリードオンリーメモリ54とを用いて実現することができる。入出力部56は 、コマンド信号受信器30、マニュアルコントロール機構34、およびクロック 42からコマンドを受信し、また、信号を表示部35、クロック42、および時 刻/チャネルプログラミング装置40に対して送ることができるようになされて いる。マイクロプロセッサ50は、Gコードの受信が行われたことを検知すると 、 そのGコードをマイクロコントローラ60に送って解読を行う。マイクロコント ローラ60には、プログラムとテーブルを記憶するためのランダムアクセスメモ リ62とリードオンリーメモリ64とが内蔵されている。また、マイクロプロセ ッサ50およびマイクロコントローラ60のどちらもクロック42を読み取るこ とが可能なようになされている。 マイクロコントローラ60にGコードの解読を行わせる代わりに、Gコード解 読機能を、リードオンリーメモリ54に記憶されるプログラム中に直接に含ませ てしまうことも可能である。この場合には、マイクロコントローラは不要となる 。また、他のハードウェアを用いてGコードの解読を行わせるようにすることも 当然可能である。どのような方法を採用するかは、主に経済的な基準で決まる。 図1および図2中に示されている各ブロックは、当該技術としてよく知られて いるものであり、例えばフィールズによる特許第4,481,412、ショルツに よる特許第4,519,003、ブルグリーラによる特許第4,631,601に開 示されている。例えば、クロック42は、ショルツの特許中の要素7に相当する ものであり、またブルグリーラの特許では要素17に相当する。さらに他の構成 要素の対応を示せば以下のようになる。すなわち、コマンド信号受信器30は、 ショルツの14およびブルグリーラの12に;チューナ46は、ショルツの6お よびブルグリーラの10に;時刻/チャネルプログラミング装置40はショルツ の8、11およびブルグリーラの16に;録画再生装置44は、ショルツの1、 2、4に;コマンドコントローラ36はショルツの11、10およびブルグリー ラの12に;マイクロプロセッサ50は、フィールズの27に;RAM52は、 フィールズの34に、ROM54はフィールズの33に;マニュアルコントロー ル34は、ショルツの15、16に;リモートコントローラ12はショルツの2 6、ブルグリーラの18に対応している。 図3は、本発明の他の実施例を示したものである。図3に示した実施例では、 リモートコントローラはGコードデコーダ80を内蔵している。このGコードデ コーダ80を内蔵したリモートコントローラはGコードデコーダ82を付加して いることを除けば、リモートコントローラ12と非常によく似たものである。な お、リモートコントローラには、表示部84が備えられているが、この表示部 84は、他の任意のリモートコントローラにも付加させることが可能なものであ ることを付言しておこう。このGコードデコーダ80を内蔵したリモートコント ローラは、Gコードデコーダを内蔵していない通常のビデオカセット録画再生装 置70と組合せて用いることが可能である。ビデオカセット録画再生装置70は Gコードデコーダ38がないことを除けば、上記のGコードデコーダ付きビデオ カセット録画再生装置14と同様の構成要素からなっている。この好適な実施例 は、既存のVCRと組み合わせて用いることが可能であるという利点を有してい る。これらの既存のVCRにはGコード解読機能が備えられていない。既存のV CRのリモートコントローラをGコードデコーダを内蔵したリモートコントロー ラと置き換えることによって、比較的安い出費でそのタイマー予約の機能を非常 に大きく改良することができる。 図4は、Gコードデコーダ80内蔵リモートコントローラ中に内蔵するGコー ドデコーダ82の具体例を示したものである。先の場合と同様に、マイクロコン トローラ60によってGコードの解読がなされ、また、表示部84、クロック8 5、キーパッド88、および発光ダイオード28とのインタフェース部が設けら れている。あるいは、他のハードウェアを用いてGコード解読を行わせるように することも可能である。リモートコントローラ80には、クロック85が備えら れており、Gコードデコーダ82が、その入力の1つとしてクロック85をもつ ことができるようになされている。これによって、Gコードの解読をクロック8 5の関数として行うことが可能となり、こうすることによって、解読技術の機密 保持対策ができ、容易にはコピーができないようにすることが可能となる。この Gコードデコーダを内蔵したリモートコントローラは上記のように、チャネル、 日付、時刻、長さに関する情報をビデオカセット録画再生装置70に対して送り 、ビデオカセット録画再生装置70は、このCDTL情報に基づいて、指定され た所定のチャネルにチューニングを行い、所定の開始時刻に録画を開始し、所定 の終了時刻に録画を停止させる。ビデオカセット録画再生装置は、ブランド、モ デルごとに、チャネル番号や録画開始終了時刻などの各情報を送るのに割り当て られた赤外パルスが異なっている場合があり、リモートコントローラは各ビデオ カセット録画再生装置に合わせて特有のものとする必要がある。各キーの種類ご と に割り当てられた特定の赤外パルスは、特定のリモートコントローラのボキャブ ラリと呼ぶことができる。また、モデルによって、用いられるプロトコル、すな わちタイマー予約設定などの機能を実現するために押すキーの順序が異なってい る場合もある。このプロトコルあるいは機能を実現するためのキーの順序は、セ ンテンス構造と呼ぶことができる。各モデルごとに異なる固有のリモートコント ローラを必要としている場合には、対応する所定のボキャブラリとセンテンス構 造とをリモートコントローラに直接に組み込むようにすることができる。 Gコードデコーダを内蔵したリモートコントローラから、チャネル、日付、時 刻、および長さに関する情報をビデオカセット録画再生装置70に送信するため の他の方法として、Gコードデコーダ内蔵リモートコントローラにさらにいろい ろな動作をさせるようにすると、既存のビデオカセット録画再生装置とのインタ フェースの問題を簡単化することができる。具体的には、リモートコントローラ がGコードをCDTLに単に解読するだけでなく、クロック85を介して時刻を 常に監視するようにすると、リモートコントローラがチャネル、録画開始、録画 停止に関するコマンドそのものをビデオカセット録画再生装置に対して送るよう にすることが可能となる。この場合、通常は、チャネルコマンドと開始終了コマ ンドの2つが必要な基本的なコマンドであり、プロトコルすなわちセンテンス構 造に複雑なものは何もない。従って、この場合には、ビデオカセット録画再生装 置のいろいろなモデルと交信するのに、リモートコントローラ内に図4に示した ROM64のようなメモリを設け、このメモリに、すべてのモデルに対して、あ るいはその大部分を包含する部分集合に対するプロトコルを記憶するようにする だけでよい。Gコードが先の場合と同様に、リモートコントローラに入力される と、これがチャネル、日付、時刻、および長さに関する情報に翻訳されて、リモ ートコントローラに記憶される。クロック85を介して時刻を監視し、所定の時 刻が到来すると、リモートコントローラは自動的にコマンドをVCR装置に送り 、チャネルを所定のチャネルに合わさせて、録画を開始あるいは停止させる。各 ビデオカセット録画再生装置モデルのボキャブラリを記憶するには、およそ15 のキーがあればよく、1つのキーごとに単に2バイトが必要なだけである。従っ て、50種類のモデルをカバーするために、リモートコントローラが必要とする メモ リはたったの30×50=1500バイトである。リモートコントローラから送 られてくる赤外信号をVCR装置が正しく受信できるようにするため、場合によ っては、リモートコントローラをVCR装置に対して適切な位置に置かねばなら ないことがある。 他の好適な実施例によって、Gコードデコーダを内蔵した汎用のリモートコン トローラ90が提供される。汎用リモートコントローラを用いて、非常に多数存 在する異なるリモートコントローラを模擬できる。このようにすることによって 、ユーザが所有せねばならないリモートコントローラの数を低減することができ る。これは図5に示したように、リモートコントローラに学習機能キー94を付 加することによって実現される。この学習機能キー94が他のキーといっしょに 押されると、リモートコントローラは学習モードに入る。学習しようとしている 相手のリモートコントローラから到来する赤外パルスをフォトダイオード96に よって検出し、これをフィルターに通して認識可能なビットパターンに波形整形 を行う。マイクロコントローラは、このビットパターンをバッテリバックアップ されたスタティックRAMに、その特定のキーに付随する固有IRパルスパター ンとして記憶させる。これを、すべてのキーに対して個々に行う。 もっと複雑な学習の例は以下のようなものである。もしも、Gコードスイッチ が「オン」となっているときに、プログラムキー26といっしょに学習機能キー 94が押された場合には、リモートコントローラは特定のVCRに対し、あらか じめ定められた特定の例についてタイマープログラムの連続キー操作がこれから 行われようとしているものと解釈する。次に、ユーザが一連のキー操作を行うと 、汎用リモートコントローラ90はこれからそのタイマープログラムシーケンス のプロトコルを推論し、これを記憶する。このようにしなければならないのは、 VCRの機種によっては、そのタイマープログラムコマンドのフォーマットが異 なるからである。 もし、学習機能キー94が押されずに、どれかのキーが押された場合には、マ イクロコントローラは実行モードであるものと認識する。もし、そのキーが指示 コマンドキーの1つである場合には、マイクロコントローラはスタティックRA Mから記憶されているパルス列を読み出して、パラレル出力I/Oを介してコマ ンドワードを送出し、さらに出力用発光ダイオード28からパルスを送出する。 Gコードスイッチが「オフ」となっている状態のときに、〔PROG〕キーが押 された場合には、マイクロコントローラは、次いで押される一連のキーのうちも う一度〔PROG〕が押されるまでのキーがタイマー録画予約CDTLコマンド であるものと解釈し、これを発光ダイオード28から送出する。Gコードスイッ チ22が「オン」に設定されている状態でプログラムキー26が押されると、マ イクロコントローラは次いで押される一連のキーのうちもう一度〔PROG〕が 押されるまでのキーをタイマー録画予約のためのGコードコマンドであるものと 解釈する。マイクロコントローラは、Gコードをチャネル、日付、開始時刻、お よび長さ(CDTL)に翻訳し、スタティックRAMの「辞書」中から関連する 赤外パルスパターンを見つけ出し、これらを互いに連結してから出力パラレルI /Oから送り出す。さらに、すべてのメッセージが1つの連続したストリームの 形で発光ダイオード28からVCRに送られる。 図4は、Gコードデコーダ90内蔵型汎用リモートコントローラ中に内蔵させ るためのGコードデコーダの具体例を示したものである。先の場合と同様に、マ イクロコントローラ60によってGコードの解読がなされ、また、発光ダイオー ド28を含む入出力機能部のインタフェース処理がなされる。あるいは、Gコー ドの解読を他のハードウェアを用いて実行させるようにすることも可能である。 また、汎用型リモートコントローラを別の用い方をして、既存のビデオカセッ ト録画再生装置とのインタフェースを簡単に取ることもできる。具体的には、汎 用型リモートコントローラがGコードをCDTLに単に解読するだけでなく、図 4に示したクロック85を介して時刻を常に監視するようにすると、汎用型リモ ートコントローラがチャネル、録画開始、録画停止に関するコマンドそのものを ビデオカセット録画再生装置に対して送るようにすることが可能となる。すでに 説明したように、この場合、通常は基本的な1キーコマンドであり、プロトコル すなわちセンテンス構造に複雑なものは何もない。こうして、単に、汎用リモー トコントローラに代替えさせようとしているリモートコントローラの各キーを学 習させるだけで、非常に多岐にわたるいろいろなビデオカセット録画再生装置の モデルとの交信ができるようになる。Gコードが先の場合と同様に、汎用型リモ ートコントローラに入力されると、これがチャネル、日付、時刻、および長さに に関する情報に翻訳されて、汎用型リモートコントローラに記憶される。クロッ ク85を介して時刻が監視され、所定の時刻が到来すると、汎用型リモートコン トローラは自動的にコマンドをVCR装置に送り、チャネルを所定のチャネルに 合わさせて、録画を開始あるいは停止させる。ただし、汎用型リモートコントロ ーラから送られてくる赤外信号をVCR装置がうまく受信できるようにするため 、汎用型リモートコントローラをVCR装置に対して適切な位置に置くようにす る。 Gコードの解読方法についてはいろいろなやり方がある。最も明白は方法は、 大きなルックアップテーブルを用意することである。この場合、Gコードがイン デックスとなる。しかし、不幸なことに、この方法は非常に効率が悪く、多大の メモリを必要とするために高価なデコーダとなってしまう。必要な全メモリ容量 は、組合せの総数の関数である。もし、128チャネル、1ケ月31日分のプロ グラム設定を、1日24時間につき正時あるいは半時に開始される48番組につ いて行えるようにし、かつ、長さを30分きざみで16種類の設定が可能なよう にするものとすると、総組合せ数は、128×31×48×16=3,047,424 と なる。この組合せ数は7桁の数として表せる。従って、テーブルのアドレスは7 桁の数で表せることとなる。ルックアップテーブルは、具体的なプロトコルにも 依存するが、最悪の場合、4,000,000行で15あるいは16桁列を有する 。これらの桁列は、「オンスクリーンプログラム」におけるCDTL情報に対応 するものである。各桁は、4ビットの2進数で表される。従って、ルックアップ テーブルに必要となるメモリ容量はおよそ4,000,000×16×4=256,00 0,000ビットとなる。最新技術によるメモリの容量は1チップあたり約1メガビ ットである。従って、Gコードの解読のために単純なルックアップテーブルを用 いようとすると許容範囲を超えて高価となる数だけのチップを用いなければなら ない。 幸いなことに、Gコードの解読を行うもっとずっと賢い方法がある。図6は、 好適なGコード解読技術のフローチャートを示したものである。Gコード解読に ついて容易に理解できるように、図7のフローチャートを参照しながら、まずG コード符号化について説明し、その後で、Gコード解読技術、すなわち、Gコー ド符号化の逆変換について説明することとする。 Gコード符号化は、任意のコンピュータ上で行うことが可能であり、この符号 化は、Gコードを含む番組案内を作成する前に行われる作業である。ステップ1 42において、番組案内に印刷される各番組に対して、チャネル、日付、時刻、 および長さ(CDTL)コード144を入力する。ステップ146において、チ ャネル、日付、時刻、および長さに対し、それぞれの優先順位を優先順位ベクト ル記憶122から読み出す。なお、この優先順位ベクトル記憶はリードオンリー メモリ64中に記憶させるようにできる。優先順位ベクトル記憶122には、4 つのテーブルが含まれている。すなわち、優先順位ベクトルCテーブル、優先順 位ベクトルDテーブル126、優先順位ベクトルTテーブル128、それに優先 順位ベクトルLテーブル130である。 チャネル優先順位テーブルにおける順位は、最も頻繁に用いられるチャネルの 順位数が小さな数値となるように定められる。優先順位ベクトルCテーブル12 4のデータの例を以下に示す。 チャネル 4 7 2 3 5 6 11 13…… 優先順位 0 1 2 3 4 5 6 7…… 一般に、月の中の日付は等しい優先順位を有する。従って、若い日付が小さな 優先順位数を有するようにするものとすると、優先順位ベクトルDテーブルは例 えば次のようになる。 日付 1 2 3 4 5 6 7 8…… 優先順位 0 1 2 3 4 5 6 7…… 開始時刻についての優先順位は、ゴーデンアワーには、小さな数値の優先順位 を与え、逆に夜間のデッド時間帯の番組には大きな数値の優先順位を与えるよう にする。優先順位ベクトルTテーブルの例は以下のようなものである。 時刻 6:30pm 7:00pm 8:00pm 7:30pm …… 優先順位 0 1 2 3 …… 優先順位ベクトルLテーブル130のデータの例は次のようなものである。 番組長さ(時間) 0.5 1.0 2.0 1.5 3.0…… 優先順位 0 1 2 3 4 …… 仮に、チャネル、日付、時刻、長さ(CDTL)144のデータが5、10、 19、00、1.5であったとすると、このデータは、チャネルが5であり、日 付が10日であり、開始時刻が7:00PMであり、長さが1.5時間であるこ とを示している。この場合のCp、Dp、Tp、Lpデータは148となる。こ の数値は以下のようにして得られる。まずチャネル、日付、時刻、および長さに ついての優先順位を図7の優先順位テーブル124、126、128、130か ら見つけ出すと、4、9、1、3である。次にステップ150において、Cp、 Dp、Tp、Lpデータを2進数に変換する。この変換においてはそれぞれの2 進数を表すのに必要なビット数は、含まれる組合せ数によって決まる。例えば、 Cpに対して7ビットを用いることとして、CpをC7654321で表 すこととすると、この7ビットによって128のチャネルを表すことが可能であ る。Dpに対して5ビットを割り当てると、Dpは、D54321のように 表すことができ、これによって1ケ月31日分の日付を表現できる。Tpに対し ては6ビットを割り当てることとすると、Tpは、T654321のように 表すことができ、これによって1日24時間を30分刻みで区切ったときの48 の開始時刻を表すことができる。また、長さに対しては4ビットを割り当てるこ ととすると、L4321のように表すことができ、これによって30分を刻み 幅としたときの8時間までの長さを表すことができる。これら総てで、結局7+ 5+6+4=22ビットの情報を表すことができ、これは、222=4,194,3 04の組合せ数に相当する。 次のステップは、ビット階層キー120を用いることである。このビット階層 キー120は22ビットを並べ換えてリードオンリーメモリ64に記憶しておく ようにできる。ビット階層キー120としては、22ビットの任意の並びを採用 できる。ビット階層キーの例をあげれば、例えば次のようなものである。 L83 ……T2211154321 21 22 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 このビット階層キーは、タイマー番組予約を最も多く行う可能性のある分野の 番組に対して小さな優先順位数が与えられるように順序づけるようにするのが理 想的である。このようにすれば、最も人気の高い番組を少ないキー操作回数で番 組予約することが可能となる。日付についての優先順位は等しいので、D54 321のビットを最初にもってくる。次にT111が用いられる。その理由 は、どのような日付であるにせよ、必ず時刻、チャネル、長さとを有しているは ずであり、優先順位ベクトル記憶122内の優先順位ベクトルの順序によればT111はいずれも最も確率が高いからである。階層キーの次のビットは、いろ いろな組合せの微分確率によって決定される。この計算を行うためには、チァネ ル、時刻、および長さのすべてについてその確率を知っている必要がある。 例えば、チャネルについての確率の例は次のようなものである。 チャネル 4 7 2 3 5 6 11 13…… 優先順位 0 1 2 3 4 5 6 7…… 確率(%)5 4.3 4 3 2.9 2.1 2 1.8…… 時刻についての確率は例えば次のようなものである。 時 刻 6:30pm 7:00pm 8:00pm 7:30pm…… 優先順位 0 1 2 3 …… 確率(%) 8 7.8 6 5 …… そして、長さに関する確率の例は次のようである。 番組長さ(時間) 0.5 1.0 2.0 1.5 3.0…… 優先順位 0 1 2 3 4 …… 確率(%) 50 20 15 5 4 先に述べたように、各チャネル、時刻、長さに関するこれらの確率を用いて適 切な順序決めがなされる。優先順位ベクトルテーブルは最も人気の高いチャネル 、時刻、長さに基づいて配列順序がすでに定められているので、ある1つのテー ブルでの異なる2進数、例えば異なるC7654321ビットでの選択順 序はすでにわかっている。C1のビットがまず最初に選択される。とういのは、 最下位のビットは、チャネル優先順位テーブルの最初の2つのエントリのどちら かから選ばれるからである。次にC2ビットが選択され、以下同様にして選択さ れていく。同様にして、T1ビットおよびL1ビットはその他の時刻および長さの ビットよりも前に用いられる。C111ビットとD54321ビットとを組 み合わせたものを最初に用いるようにする必要がある。この組み合わせによって 、チャネル、日付、時刻、および長さのすべての情報を与える ことができる。日付ビットはすべて優先順位が同じであるので、D54321 ビットはすべてを必ず用いるようにする必要があり、仮にどれかのビットがゼ ロである場合でも、すべての桁数の値をきちんと明示する必要がある。 この段階では、ビット階層キーは例えば以下のようなものである。 T11154321 最初のチャネル2進ビットC1はそれだけで21=2のチャネルを選択すること ができ、この最初の2つのチャネルの確率はそれぞれ5%および4.3%である 。従って、C1の微分確率は9.3である。同様にして、T1の微分確率は8+7. 8=15.8であり、また、L1の微分確率は50+20=70である。ビット階 層キーの順序付けの規則を厳格に守ると、ビット階層キーの最初の8ビットは以 下のように並んでいなければならない。 C11154321 その理由は、L1が最も大きな微分優先順位を有しており、従って、これをD5 に次ぐ上位のビットとし、さらにこれに次ぐ上位のビットとしてT1、そしてさ らにC1というように並べるべきだからである。ここで注意すべきことは、ビッ ト階層キーは、最下位ビットD1で開始され、次いで、最も大きな微分確率ビッ トで埋められていくことである。これは、人気番組を最もコンパクトなコードで 構成できるようにするためである。 この段階での符号化処理における問題は、階層キーのT222のうちでどれ を次に最も最上位とすべきであろうかということである。これも微分確率によっ て定められ、各ビットについて上記テーブルから算出することができる。我々は 2進ビットを取り扱っているので、C1とC2とを組み合わせた場合には、22= 4だけのチャネル、すなわち、C1単独の場合よりも2つ多いチャネル数を選択 することができる。従って、C2に対する微分確率は、これら2つのチャネルの 和の和確率となり、今の例の場合では4+3=7となる。同様にして、C1とC2 とにさらにC3とを組み合わせると、23=8のチャネル数、すなわちC1とC2と を組み合わせた場合よりもさらに4=2(3-1)だけ多いチャネル数を選択するこ とができる。従って、C3に対する微分確率は、これら4つのチャネルの和の和 確率となり、今の例の場合では2.9+2.1+2+1.8=8.8とな る。同様にして、T2およびL2の微分確率を計算することができ、それぞれ、6 +5=11および15+5=20となる。すべての微分確率が求まったので、次 にすべきステップは、どのビット同志を組み合わせたときの確率が大きくなるか を求めることである。 上記の例の場合に対して、C11に対してT2を組み合わせる場合、T11に 対してC2を組み合わせる場合、T11に対してL2を組み合わせる場合のいずれ が確率が大きくなるかを求めよう。これによってキーの次のビットが定まる。す なわち、11×9.3×70=7161;7×15.8×70=7742;20× 15.8×9.3=2938.8のうちのどれが最大確率であろうか。この場合の 最大確率は、T11にC2を組み合わせた場合の7×15.8×70=7742が 最大である。そこで、ビット階層キーの次のビットとして、C2を選択すること となる。 さらに次のビットも同様の方法で選択することができる。T11とC3との組 み合わせ、C1またはC2とL1にさらにT2との組み合わせ、C1あるいはC2とT1 にさらにL2とを組み合わせた場合のうちのいずれが確率が大きいであろうか。 すなわち、この例の場合では、8.8×15.8×70=9732.8;11×( 9.3+7)×70=12551;20×(9.3+7)×15.8=5150.8 のうちの最大確率がいずれであろうかという問題となる。この場合には、最大確 率は、C1あるいはC2とL1にさらにT2とを組み合わせた場合の11×(9.3 +7)×70=12551が最大確率である。従って階層キーの次のビットとし てはT2が選択される。この手順をすべての微分確率について繰り返して、すべ てのキーを定める。 あるいは、ビット階層キーは単に何らかの任意のビット列として与えるように することも可能である。また、優先順位ベクトル同士に相互依存性をもたせるよ うにすることも可能であり、例えば長さ優先順位ベクトルが異なるチャネルのグ ループに対して依存するようにしてもよい。さらに他の技術は、図7に示してあ るように、ビット階層キー120および優先順位ベクトルテーブル122がクロ ック42の関数となるようにすることである。このようにすれば、キーをコピー することが非常に困難となり、符号化技術を盗まれることがなくなる。 例えば、ビット階層キー120のうちの日付ビットをクロックの関数としてス クランブルをかけてしまうことが可能である。クロックの関数としてビットの順 序を入れ換えたとしても、それによって、最も人気のある番組の2進ビット数を 低減させるというビット階層キーの有効性が変わるわけではない。その理由は、 日付ビットがすべて同じ優先順位を有しているからである。これを最も簡単に行 う方法は、D1ビットとD5ビットとを日を単位として、あるいは週を単位として 定期的に入れ換えるようにすることである。こうしてビット階層キー120は、 ・・・C11154321 と ・・・C11114325 とが入れ替わる。明らかなことであるが、ビット階層キーをクロックの関数とし て入れ替える方法はこの他にも可能である。 優先順位ベクトルテーブルもクロックの関数としてスクランブルをかけるよう にすることが可能である。例えば、優先順位チャネルテーブルの中の最初の2つ のチャネルを単純に定期的に入れ替えるようにすることができる。この方法に従 えば、図7の148のCpは、例えば チャネル 4 7 2 3 5 6 11 13・・・ 優先順位 0 1 2 3 4 5 6 7 8・・・ は、クロック42によって定期的に チャネル 7 4 2 3 5 6 11 13・・・ 優先順位 0 1 2 3 4 5 6 7 8・・・ と入れ替えられる。これは、かなり巧妙な機密保持技術であり、このようにする と、この方法によらない最初の2つのチャネルを用いたデコーダがうまく作動し なくなるようにできる。符号化技術に対する機密保持のためのクロックに対する 依存性のもたせ方は、この他の方法も可能である。 いずれにせよ、方法が定まったならば、ビット階層キー120を決定して記憶 する。ステップ154において、CpDpTpLpの2進ビットがビット階層キ ー120に従って並び替えられて、1つの22ビットの2進数が生成される。こ のようにして得られた22ビット2進数は、2進数・10進数変換ステップ15 6 において10進数に変換される。その結果Gコード158が得られる。 優先順位ベクトルおよびビット階層キーが一般の視聴率傾向によく一致してい れば、人気番組は、3桁あるいは4桁のGコードで表わされるはずである。 以上、符号化方法にいついて説明したが、解読は、この符号化を単純に逆にす ることで可能である。すなわち、図6のフローチャートに従って行うことができ る。これは、VCR14の中のGコードデコーダ38、あるいは図3および図5 のリモートコントローラGコードデコーダ82、92に組み込むのに好適なGコ ード解読方法である。 最初のステップ102において、まずGコード104を入力する。次に、ステ ップ106においてGコード104が22ビットの2進数に変換される。さらに ステップ108において、この2進数は、ビット階層キー120に従って並び替 えられて、再配列ビット110が作成される。次いで、ステップ112において 、この再配列ビットはグループにまとめられて10進数の形に変換される。この 段階で、優先順位ベクトルテーブルの索引となっているデータCpDpTpLp 114が得られる。上記の例では、この段階のデータは、ベクトル 4 9 1 3 となる。次いで、ステップ116において、優先順位ベクトル記録の中 から、このデータCpDpTpLp114に対応するチャネル、日付、時刻、お よび長さを探し出す。今の例の場合では、CDTL118は、5 10 19. 00 1.5である。すなわち、チャネルが5であり、日付が10日、時刻が7 :00PM、長さが1.5時間である。 符号化がクロックの関数としてなされている場合には、解読もクロックの関数 として行うことが必要である。ビット階層キー120および優先順位ベクトルテ ーブル122を図6に示したように、クロック42の関数となるようにすること が可能である。繰り返すが、このようにすることによって、キーをコピーするこ とが非常に困難になり、従って符号化方法が盗まれることがなくなる。あるいは また、解読および符号化を他のあらかじめ定められた、あるいはあらかじめプロ グラムされたアルゴリズムに基づいて行うようにすることも可能である。 上記のGコード符号化および解読方法は、好適な例として示したものであり、 これ以外にもタイマー録画予約設定のためのキー操作回数を低減させるいろいろ な方法があり得る。すなわち、この目的を達成するための、いろいろなGコード 符号化および解読方法があり得る。また、単純にクロックに依存させて符号化お よび解読方法を変える方法に加えて、さらに機密を確保するためのいろいろな符 号化および解読方法があり得る。すなわち、あらかじめ定められた、あるいはあ らかじめプログラムされたアルゴリズムに基づいて機密保持を得るようにできる 。 また、2進数を用いる代わりに混合した底に基づく数形式を用いたGコード符 号化および解読方法を採用することも可能である。例えば、チャネルがたったの 35しかないものとすれば、この35のチャネルを2進数で表すには6桁が必要 である。しかし、25=64であるから、6桁の2進数は実際には64チャネル を表すことが可能である。すなわち、この場合に2進数体系を用いたのでは29 の用いられない不要な場所が生じてしまう。その結果として、具体的なGコード の長さが実際に必要とするよりも長くなってしまう。混合底数体系を用いるとこ のような問題を解決することができる。例えば、35チャネルの場合では、71 の因数と50の因数とによる混合底数体形を用いると、コードのむだな空きを生 じることなしに35の組み合わせを表すことが可能である。71の因数によって 表すことが可能な数は0、1、2、3、および4である。50の因数によって表 すことが可能な数は0、1、2、3、4、5、および6である。例えば、0は、 混合底数体形においては00と表せる。また例えば、数34は、混合底数体形で は46と表せる。なぜならば、4×71+6×50=34となるからである。混合 底数体形を採用することの主な利点は階層キーを優先順位付けできることである 。もし、最初の5チャネルがほぼ同等の優先順位を有し、また次の30チャネル ガ互いにほぼ同等の優先順位を有する場合には、混合底数体形を用いると、これ らを2層に分けて正確に表現することが可能である。ただし、だからといって、 混合底数体系が常に好適なものであるというわけではない。2進数はコンピュー タで表現するのがより簡単であるし、また、2進数のような固定底数体形を採用 すれば、階層キーのピラミッド型の優先順位付けを容易に行うことが可能である 。 すべての実施例において有していることが望まれる他の機能は、あるプログラ ムのGコードをいったん設定すれば、これを毎日、あるいは毎週繰り返すことが できる機能である。通常は、CDTL情報は一度用いられると廃棄される。しか し、同じ番組を毎日あるいは毎週、繰り返して録画する場合には、CDTL情報 は取り消されるまで保持されて使用される。番組を毎日あるいは毎週繰り返すこ とは、ボタン〔毎週〕あるいはボタン〔毎日〕をリモートコントローラあるいは VCRのマニュアルコントロールに設けることで達成される。他の方法として、 ある1つのキー、例えば〔PROG〕キーをある一定の時間の間に多数回、例え ば2回押した場合には、毎日の録画を指定し、3回押した場合には毎週の録画を 指定するという具合にするやり方がある。例えば、Gコードスイッチが「オン」 の状態となっており、また、所望の番組のGコードが99であるとした場合に、 この番組を毎日繰り返し録画するには以下のようなキー操作をすればよい。 〔PROG〕〔99〕〔毎日〕〔PROG〕 あるいは 〔PROG〕〔99〕〔PROG〕〔PROG〕 このGコード99はCDTL情報に変換されて保存され、この例の場合では毎日 使用されることとなる。録画は指定された日に開始され、その日から後は、同じ チャネル・時刻・長さ情報が毎日使用される。これに些細な変更を加えることも できる。例えば、ほとんどの毎日録画番組は土曜日と日曜日には放送されないの で、自動的に週末は録画を行わないようにする。 いったん、毎日あるいは毎週録画が設定されると、この設定が無期限に用いら れる。リモートコントローラあるいはVCRのマニュアルコントロールに〔取り 消し〕ボタンが備えられている場合には、番組を取り消す1つの方法は(通常の CDTL、あるいは毎日録画、毎週録画のいずれの場合においても)以下のよう なキー操作を行うことである。 〔PROG〕**〔取り消し〕 なお、上記の**はGコードを表している。なお、先の場合と同様に、この場合 においても、これに代わる実現方法がいろいろとあり得る。 もし、「オンスクリーンプログラム」機能が利用可能な場合には、タイマー録 画予約設定を行った番組を画面上で確認することが可能である。毎日および毎週 録画番組については、これが毎日あるいは毎週録画番組であることが表示される ようにできる。また、Gコードを対応するCDTL情報とともに表示することも 可能である。このようにすれば、現在の「メニュー」を容易に見ることができ、 所望の番組をさらにつけ加えたり、あるいは取り消したりすることが容易となる 。 図8は、本発明によるテレビジョンカレンダー200を示したものである。図 示のように、このテレビジョンカレンダーは、複数の年月日表示覧202、複数 の曜日覧204、複数の時刻覧206、チャネル識別記号覧208、番組名を含 む番組内容記述覧210を有しており、これらが、一般のテレビ番組案内と同様 な方法で並べられている。また、テレビジョンカレンダーには、各チャネル識別 記号と関連して、チャネル、日付、時刻、および長さに関する情報を含む圧縮コ ード表示212あるいはGコードが記されている。図8を見れば、タイマー設定 がいかに簡単にできるかがわかろう。ユーザがすべきことは、単に、所望の番組 を見つけて圧縮コード表示覧に示されている圧縮コードを入力するだけである。 この方法は、チャネル、日付、時刻、および長さについてすべてをそれぞれ単独 に入力していく方法と比べて対照的である。テレビジョン番組案内には少なくと も、チャネル、日付、時刻が明記されてる。長さについては、通常は1日の中の 時刻を表す覧206を見て、次の番組が開始される時刻から長さを計算する必要 がある。圧縮Gコードを用いれば、このような複雑なことをしなくともよい。 ケーブルテレビジョン番組に、圧縮Gコードを用いることは、さらに有用であ る。通常のテレビ番組案内では、CDTL情報は、すべての通常放送チャネルに 対して、例えば、4、7といった番号で表示されている。一方、ケーブルチャネ ルに対しては、ほとんどのテレビ番組案内では例えば、HBO,ESPNといっ たようにチャネル名で表示されている。この理由は、ロスアンジェルスなどのよ うな都市圏においては、テレビジョン番組案内が1種類あるだけであるが、かな りの数のケーブル放送局がHBOあるいはESPNといった同じ名前でいろいろ な異なるケーブルチャネル番号で放送しているためである。広域で配布されるテ レビジョン番組案内において、Gコードなどの圧縮コードをケーブルチャネルに 適用するには、以下のような手法が用いられる。 まず、すべてのケーブルチャネルに対し、全国全体で有効な固有の番号を恒久 的に割り当てる。例えば、ESPNをケーブルチャネル1に、HBOをケーブル チャネル2に、SHOをケーブルチャネル3といった具合に割り当てる。この割 り当ては、必要があればテレビジョン案内に印刷してもよい。 ビデオカセットレコーダ、例えば、リモートコントローラ、VCRユニット、 あるいはこれらの両方に「セット」「ケーブルチャネル」の2つのモードを追加 して備えておく。これらのモードに対するインタフェースをユーザに提供する1 つの方法は、2つのボタン、すなわち、〔セット〕と〔ケーブルチャネル〕を追 加することである。これらのボタンは、図1、3、あるいは5に示されているよ うに、ビデオカセットレコーダユニット自身あるいはリモートコントローラに配 置することができる。なお、図では、〔セット〕ボタンは要素168で、〔ケー ブルチャネル〕ボタンは要素170で表されている。他の方法でユーザインタフ ェースを提供することももちろん可能である。 次に、見たいと思うすべてのケーブルチャネルに対してVCRの「設定」手続 きを一回だけ行う必要がある。この「設定」手続きを行うことによって、各ケー ブルチャネルに割り当てられたそれぞれの番号がローカルケーブル局のチャネル 番号に関連づけられる。以下の表に示したように、例えば、ESPNのローカル ケーブル局がチャネル6を用いているのであれば、ケーブルチャネル番号1をE SPNに対して割り当てられる。 ユーザは、自分のリモートコントローラから以下のようなボタン操作によって 「設定」を行うことが可能である。 〔設定〕〔06〕〔ケーブルチャネル〕〔1〕〔PROG〕 〔設定〕〔24〕〔ケーブルチャネル〕〔2〕〔PROG〕 〔設定〕〔23〕〔ケーブルチャネル〕〔3〕〔PROG〕 〔設定〕〔25〕〔ケーブルチャネル〕〔8〕〔PROG〕 この「設定」手順を行うことによって、ケーブルチャネルアドレステーブル1 62が作成されてコマンドコントローラ36のRAM52に記憶される。先の例 の場合では、ケーブルチャネルアドレステーブル162は以下のような情報を含 むこととなる。 この「設定」手続きを行った後でも、ケーブルチャネル選択は従来と同じ方法 で行うことができる。例えば、キーパッドボタンを押せばHBOを選択をするこ とができる。また、新しいやり方でも選択が可能となる。例えば、ケーブルチャ ネル番号2を押しても、HBOが選択できる。この新しい方法の利点は、テレビ 番組案内の番組内容覧の隣に記されている「C2」から、直ちに割り当て番号を 探すことができ、HBOがローカルケーブルチャネル番号24であることを覚え ておく必要がないことである。〔ケーブルチャネル〕ボタンが押されると、コマ ンドコントローラ36は、ローカルケーブルチャネル番号をケーブルチャネルア ドレステーブル162から探し出して、このチャネルにVCRを正しく合わせる 。 タイマー番組予約設定、および圧縮Gコードを用いるに当たって、通常放送と ケーブルチャネルとを区別する1つの方法は、第8番目のビットを付加して通常 放送に対してはこのビットを0にセットし、HBOなどのケーブルチャネルに対 しては1にセットするようにすることである。この第8番目のビットは、8つの チャネルビットのうちの低位ビット、例えば第3番目のビットC3を用いるよう にすることが可能である。このようにすると、通常放送であろうとあるいはケー ブルチャネルであれ、人気チャネルを指定するために必要なビット数を最小にす ることが可能となる。通常放送チャネルに対しては、他の7ビットに関する解読 を優先順位ベクトルCテーブル124に従って行うことができる。ケーブルチャ ネルに対しては、他の7ビットの解読は、別途用意されてマイクロコントローラ 36のROM54に保存されているケーブルチャネル優先順位ベクトルテーブル 160に従って行うことができる。ケーブルチャネル優先順位ベクトルテーブル の設定は、全国に対し、あるいは少なくともテレビジョン番組案内が刊行されて いるある広域範囲に対してあらかじめ行っておくことができる。 こうして、Gコードとして知られている圧縮コードが記載されるテレビ番組案 内に、以下のようなケーブルチャネル情報を印刷する。 6:30pm 〔C2〕 HBO **********(4679) *** 番組内容 ******* ***************** HBOの前に〔C2〕と記載されているので、〔ケーブルチャネル〕2を押すだ けで簡単にHBOを選択することができる。(4678)はこの特定の番組のG コード表示である。 図8はテレビ番組案内の一部を示したものである。すべてのケーブルチャネル は、ニューモニック記号の前に記されているような、それぞれに割り当てられた ケーブルチャネル番号188をもっている。ケーブルチャネル情報であるという ことを除けば、チャネルの圧縮Gコード212が付されて通常放送チャネルと同 様な掲載の仕方がなされている。 タイマー番組予約を行うには、単に数値4679を装置のGコード入力手順に 従って、例えば〔PROG〕〔4679〕〔PROG〕のように入力するだけで よい。付加チャネルビットがGコードがケーブルチャネルに対するものであるこ とを示す「1」となっているので、GコードデコーダユニットはこのGコードを 、「ケーブルチャネル2」に復号して、図1および2に示されているようにケー ブルチャネル信号164をコマンドコントローラ36に対して送る。先の「設定 」 手順の実行によってケーブルチャネル2はチャネル24と関係づけれらているの で、コマンドコントローラは、ケーブルチャネル信号を受信すると、ケーブルチ ャネルアドレステーブル162から2を探し出してケーブルチャネル24へ変換 し、これを所定の時刻が到来したときの録画チャネルとして採用する。Gコード をローカルケーブルチャネル番号ではなしに、割り当てケーブルチャネル番号と 関係づけるようにすることによって、1つの番組が別々のローカルケーブルチャ ネル番号が付された多数の異なるケーブル搬送波を用いて放送されている場合で も、その番組のGコードはどのローカル地域においても有効となる。 図9および10は、ケーブルチャネル圧縮Gコード機能を含ませるための解読 および符号化アルゴリズムを示したものである。まず、符号化について説明し、 その後で解読について説明する。図10が図7と異なる主な点は、ケーブル優先 順位ベクトルテーブル160が付加されており、ケーブルチャネルの符号化の際 に優先順位ルックアップステップ180において用いられるということである。 また、ケーブルチャネルの符号化が行われる際には、ステップ182のCpDp TpLpの2進数への変換ステップにおいてケーブルビットが所定のビット位置 に付加される。先に説明したように、この付加ビットとして、ビットC3を用い ることが可能である。先の場合と同様に、最も人気のある番組のビット数が圧縮 されるように、ビット階層キーが定められる。なお、ケーブルチャネルビットを 収容するには23ビットの長さが必要である。223=8,388,608であるか ら、最長の場合でも、圧縮Gコードの長さは7桁である。 図9に示されているように、解読は符号化処理の単純な逆処理である。ステッ プ108に次いで、テストケーブルチャネルビット174が付加され、これによ ってケーブルチャネルビットが「1」であるかどうかが効率的に調べられる。も し、ケーブルチャネルビットが「1」である場合には、図1および2に示したケ ーブルチャネル信号164がコマンドコントローラ36に対して送られ、このケ ーブルチャネル信号164によって、Gコードデコーダ38から送られようとし ているCDTL118がケーブルチャネル用に対するものであることが伝えられ る。次に、コマンドコントローラは、割り当てケーブルチャネル番号に基づいて 、ローカルケーブルキャリアチャネル番号のルックアップを行う。さらに、図9 の ステップ176において、ケーブルチャネル優先順位ベクトルテーブル160を 含む優先順位ベクトルテーブルを用いて、CDTL118情報のルックアップが 行われる。コマンドコントローラにケーブルチャネル番号164を送る他の方法 は、割り当てケーブルチャネル番号のローカルケーブルキャリア番号への変換を 含むすべての解読をGコードデコーダで行うようにすることである。図3に示し たようなリモートコントローラが採用された場合に、このようになされる。図1 1は、このようなステップが含まれる場合の解読の全アルゴリズムを示したもの である。なおこれは、割り当てチャネルをローカルケーブルキャリアチャネルに 変換するステップ166が、付加されているだけであり、このステップでは、ケ ーブルチャネルビットが当該のコードがケーブルチャネルに対するものであるこ とを指し示している場合に、ケーブルチャネルアドレステーブル162のルック アップが行われる。ステップ166は、実質的に図9のステップ174に置き換 わるものである。 議論すべき他の問題は、録画番組予約をすることが可能な番組の数についてで あろう。Gコードを用いると番組の入力が非常に簡単にできるようになるので、 ユーザは、すぐにやり方を覚えて、非常に多数の番組を入力しようとしがちであ る。しかし、既存のVCRは、8番組まで登録できるものも存在するが、機種に よっては、たったの4番組までしか登録できないものもある。その結果、ユーザ はVCRの番組登録可能数の制限に失望することとなる。 この問題を解決する1つの手法は、圧縮Gコードの解読をリモートコントロー ラで行うようにすることとし、そこに多数の番組、例えば20あるいは40の番 組を登録するのに充分なだけのメモリを設けるようにすることである。リモート コントローラに、これらの登録された番組のなかから数番組ずつを定期的にVC R本体に対して転送する機能を付加するようにすることも可能である。このよう な機能を付加するには、図12に示されているように、スタックメモリ76と呼 ばれるメモリをリモートユニット中にさらに備えることが必要である。なお、そ の他の点では、図12は図4と同じである。スタックメモリ76は、例えばマイ クロコントローラ自身に内蔵されているRAM62のような、ランダムアクセス メモリを用いて実現することができる。 スタックメモリ76において、新たな入力、タイマー番組予約情報の挿入およ び削除が実行される。また、編集もここで行われる。スタックの先頭の記憶場所 、例えば最初の4つの記憶場所は、VCR本体装置のタイマー番組予約メモリに ちょうど相当するものである。スタックメモリの先頭部分が変更される度に、新 たな情報がVCR本体装置に送られて、VCR本体装置の更新を行う。 図13は、ユーザがリモートコントローラのキーパッドを介してGコード番組 を入力する際の一連の事象を表したものである。ここでの説明では、VCR本体 装置は、4つの番組だけを取り扱えるものと仮定しよう。また、スタックメモリ は20の番組についてタイマー予約を行えるだけの容量を有しているものとしよ う。図13のフローチャートを参照する。ステップ230において、ユーザがG コードを入力すると、ステップ234においてまずマイクロコントローラ60は このGコードをCDTL情報に翻訳し、これに「入力」という語を付して表示ユ ニットに表示する。次いで、ステップ236において、マイクロコントローラは 解読された番組をスタックメモリに入力する。 もし、これが入力された最初の番組である場合には、スタックメモリの先頭の 記憶場所に記憶される。一方、すでにスタックメモリにすでに番組が登録されて いる場合には、新しく入力された番組がスタックメモリの後尾にとりあえず暫定 的に記憶される。次いで、ステップ240において、時間的に最も前のものが先 頭の記憶場所にくるように、また時間的に最も後のプログラムが最後の記憶場所 にくるように、スタックメモリを正しい時間的順序にソートする。なお、時間的 にソートされたスタックメモリの性質として、スタックメモリの記憶場所nが変 更されるとその位置よりも下の記憶場所がすべて変更される。例えば、スタック メモリがすでに時間的に順序づけられた6つの入力を記憶している状態のときに 、時間的な位置が3(位置1が先頭記憶場所である)であるような入力が新たに なされたものとしよう。この入力が記憶場所3に配置されると、3、4、5、6 の記憶場所に保存されていた情報は記憶場所4、5、6、7にシフトされる。た だし、記憶場所1および2は変更なしにそのまま維持される。 マイクロコントローラ60は、時間的なソートを行った後、ステップ242に おいて、最初のn値の入力部分において、ソートを行う前と後とで変化が生じな かったかどうかをチェックする。なお、今の例の場合では、nは4である。この 場合、新しいプログラムが記憶場所3に配置されたので、以前に記憶場所3に保 存されていた入力は記憶場所4に移されている。VCR本体装置の番組予約メニ ューの4つの入力は、スタックメモリの記憶場所1から4に正確に対応している ことが必要であるから、VCR本体装置の3と4の入力を改訂する必要がある。 そこで、図13のステップ244において、マイクロコントローラは本体装置に 入力3と4とを新たに送る。もし、新たに入力された番組が時間的なソートを行 った後において、記憶場所5を占めた場合には、入力1から4までについては前 と比べて変化がないので、マイクロコントローラは何等のメッセージもVCR本 体装置に送らない。この場合、マイクロコントローラは、ステップ246に従っ て、単にクロック85およびキーボード88の監視を再開するだけである。なお 、ステップ230におけるユーザのGコードの入力は、リモートコントローラを VCR本体装置の方に向けて行われるものと仮定している。図13のその他のス テップは非常に高速に行われるので、ステップ244における変更情報の伝送は 、リモートコントローラが、まだVCR本体装置に向けられている間に終了して しまう。 もし、ユーザがステップ232において番組登録を削除しようと決心した場合 には、まずスタックメモリの削除が最初に行われる。その結果、もし、最初の4 入力に変化が生じた場合にはマイクロコントローラは改訂情報をVCR本体装置 に対して送付する。最初の4入力に変化がなければ、リモートコントローラは何 も送らない。この場合には、削除はスタックの下位部分において行われる(下位 は、記憶場所5から20を指す)。この新しい情報は、所定の時刻が到来したと きにVCRに対して送られることとなる。 一方、VCR本体装置は1つずつ予約録画登録されたものについてタイマー録 画動作を実行していく。4つの録画すべてをすべて終了してしまう前に、リモー トコントローラのスタックから何らかの新しい入力をVCR本体装置に対して補 充する必要がある。 マイクロコントローラは、リモートコントローラのリアルタイムクロック85 をモニタして、本体装置の番組登録がいつ使い切られてしまうかを判定する。図 14のフローチァートを参照する。マイクロコントローラは、ステップ250に おいて、定期的にクロックと、さらに、VCR本体装置のメニューと同一となっ ているスタックの先頭部分(最初の4入力)の登録番組の時刻とをチェックする 。この、定期的なチェックにおいて、本体装置のメニューの録画が完了したこと が検知されると、ステップ252においてスタックにさらに入力が存在している かどうかをチェックし、もし存在していれば、ステップ258において表示部を 点滅モードに設定するか、あるいは点滅するメッセージを表示してさらにプログ ラムを送ることを知らせる。ユーザが次にリモートユニットを取り上げた際に、 この点滅によってVCR本体装置のプログラムメニューが終了しており、リモー トユニットに記憶されている登録番組入力をVCR本体装置に対して補充すべき 時であることを知ることができる。このとき、ユーザが、単にリモートユニット を取り上げてVCR本体装置の方に向けて〔入力〕キーを押すだけでよい。これ によって、ステップ260において、スタックメモリの先頭部分が「ポップ」さ れる。すなわち、スタック中のすべての入力が4記憶場所だけ上方にずれる。次 に、ステップ262において、マイクロコントローラは新しいスタックの「先頭 部分」(すなわち、先頭の4つの入力)をVCR本体装置に送る。以上のプロセ スは、スタックが空になってしまうまで反復して行われる。 圧縮コードを用いて録画装置の録画予約登録を行うための装置に関する他の好 適な実施例は、図15のインスタントプログラマー300である。このインスタ ントプログラマー300は0から9までの番号が付された数値キー302、「取 り消し」キー304、〔確認〕キー306、〔毎日〕キー308、〔1回〕キー 310、および〔毎日(月−金)〕キー312を具備しており、これらのキーを 用いてインスタントプログラマー300の番組登録が行われる。インスタントプ ログラマー300のセットアップに用いられるその他のすべてのキーは通常はカ バーで覆われている。カバー314を開くと、以下のキーが現れる。すなわち、 〔登録〕キー316、〔入力〕キー318、クロックキー320、〔チャネル〕 キー322、〔時間追加〕キー324、〔VCR〕キー326、〔ケーブル〕キ ー328、それに〔テスト〕キー330である。また、図15のインスタントプ ログラマー300は、その他に、液晶表示部350と赤色警告発光ダイオード 332とを備えている。図16は、インスタントプログラマー300の正面図で あり、正面338上には正面赤外(IR)ダイオード340が取り付けられてい る。インスタントプログラマー300を、図19に示されているように、ビデオ カセットレコーダ370、ケーブルボックス 372あるいはテレビジョン37 4などのプログラムを行おうとしている装置の前に置くことによって、正面赤外 (IR)ダイオード340から発せられる信号によって番組の録画を制御するこ とが可能となる。その他の赤外送信ダイオードは赤外光に対して透明なカバー3 36で覆われている。これらの赤外送信ダイオードについては後で説明する。 図18は、液晶表示部350の詳細を示したものである。この表示部には、い ろいろな時に様々な文字354が表示される。また、入力表示部356を有して いる。また、表示部の下部には、タイムバー352が表示される。このタイムバ ー352の機能については後に説明する。 インスタントプログラマー300は、図17に示されているように、マウント スタンド360の左側壁部362および右側壁部364の間に置けるようになっ ている。インスタントプログラマー300は左側壁部362と右側壁部364と の間をマウントスタンド360の前面の縁365まで滑らせて止められるように なっている。なお、この縁365は、図17Aに示されているように、左側壁3 62および右側壁364との間をよぎってこれらの側壁と連結されている。これ らの要素362、364、365によってインスタントプログラマー300の位 置が正しく定められて、図20に示したようにインスタントプログラマーが使用 される際に、図17に示した赤外光に対して透明なカバー336、および赤外ダ イオード342、344、346、348からの送信が正しくできる向きに保持 される。また、マウントスタンド360は位置合わせフランジ366を有してお り、この位置合わせフランジによって、マウントスタンド360の後端部、すな わち位置合わせフランジ366が取り付けられているマウントスタンドの端の部 分をケーブルボックスやVCRあるいはこれらに類似の装置の正面側に、図20 に示されているように位置合わせをすることができる。マウントスタンド360 を用いてインスタントプログラマー300を図20に示されているように位置合 わせを行うと、図17に示されている左側IRダイオード342、下側I Rダイオード344、2つの背面IRダイオード346、および右側IRダイオ ード348の位置が、信号をビデオカセットレコーダ370およびケーブルボッ クス372に送信するのに適切な位置となる。VCRおよび/あるいはケーブル ボックスがテレビジョン374自体に内蔵されている場合には、インスタントプ ログラマー300は、図19に示されているようなやり方か、あるいは、図20 に示されているように、テレビジョンの上にマウントスタンドを設置するように して、テレビジョン374に対して送信できるような位置に置くようにできる。 マウントスタンド360を用いることによって、ユーザはいったんマウントス タンド360を正しい位置にきちんと設置しさえすれば、その後は、インスタン トプログラマー300を赤外(IR)ダイオード340からの送信が可能な正し い位置を覚えておく必要がなく、自動的にインスタントプログラマー300は図 19に示したように正しい位置にセットされる。いろいろなリモートコントロー ラを用いて実験を行ったところでは、リモートコントローラを、例えばコーヒテ ーブルなどの上の一定の位置に常に保持するようにすることは困難である。この 問題は、マウントスタンド360を用い、インスタントプログラマー300を、 制御しようとしている装置とともに配置することで解決ができる。左側IRダイ オード342、下側IRダイオード344、2つの背面IRダイオード346、 および右側IRダイオード348が、それぞれ左側、下側、後ろ側、右側へ信号 を送るのに適した位置に設けられている。下側への送信は、プログラムしようと している装置の上にマウントスタンド360が置かれた場合に対応できるように するものである。左側、および右側への送信は、左側あるいは右側に置かれたプ ログラムすべき装置への送信を可能とするものである。また、背面側送信のため の、背面IRダイオード346は、信号を壁または部屋の中の物体で反射させる ために備えられているものである。正面IRダイオード340、左側IRダイオ ード342、右側IRダイオード348、および下側IRダイオード344には 25度の放射角度を有するダイオードが用いられる。2つの背面IRダイオード は、背面への放射エネルギーが大きくなるように、5度の放射角度のダイオード が用いられる。これによって、エネルギーがよりよく収束されて、より強いIR エネルギーが壁あるいは部屋の物体から反射される。 大抵のVCRおよびケーブルボックスは、赤外リモートコントローラによって 制御することが可能である。しかし、VCRあるいはケーブルボックスの異なる 種類ごとに異なるIRコードが用いられている。文字どおり、数百種類ものいろ いろな異なるVCRあるいはケーブルボックスのモデルが存在する。しかし、幸 いなことには、用いられているIRのコードセットは数十種類である。これらの コードセットは、それぞれのセットが、「電源」、「録画」、「チャネルアップ 」、「チャネルダウン」、「停止」、「0」、「1」、「2」などのいろいろな キーを表す数十種類の「ワード」を有している。VCRおよびケーブルボックス の録画制御を行うためには、以下の「ワード」が必要なだけである。すなわち、 「0」、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「6」、「7」、「8」、 「9」、「電源」、「録画」および「停止」である。すべてのワードセットに対 するこれらのワードのIRコードは、インスタントプログラマー300の、図2 1および22に示されている、マイクロコンピュータ380のメモリに記憶され る。インスタントプログラマー300のセットアップの際に、ユーザは、自分の 持っているVCRおよびケーブルボックスのタイプおよびモデルをインスタント プログラマー300に対話的な方法で入力する。すると、以後の実際の制御プロ セスにおいては、IRコードの正しいセットが呼び出される。ユーザがVCRだ けしか所有していない場合には、その特定のVCRの赤外(IR)コードが呼び 出される。ユーザがVCRとケーブルボックスの両方を所有している場合には、 「電源」、「録画」、「停止」のIRコードがVCRに対応するコードセットか ら呼び出され、一方、「0」から「9」までのIRコードはケーブルボックスに 対応するコードセットから呼び出される。このようにする理由は、この場合、チ ャネルスイッチの制御がケーブルボックスによって行われるからである。従って 、「0」から「9」までのチャネルスイッチング信号はVCRにではなく、ケー ブルボックスに対して送るようにする必要があるのである。 最初に、ユーザは一連のセットアップ操作を行う。まず最初に、ユーザは、プ ログラムしようとしているVCRのモデル/ブランドに対応する番号をVCRブ ランド名とそれに対応する2桁のコードの一覧表から探し出す。次に、VCRを チャネル3あるいはチャネル4のどちらでよいから通常用いる方に合わせて、V CRの電源を「オフ」にする。ユーザは、次に[VCR]キー326を押す。表 示部にVCRの表示がなされたら、ユーザは、VCRモデル/ブランド一覧表か ら見つけ出した2桁のコード(例えば、RCAは01である)を入力する。次に 、インスタントプログラマー300をVCRの方に向けて、[入力]キー318 を押す。すると、VCRにテスト信号を送っている間、赤色警告発光ダイオード 332が点灯する。VCRの電源が「オン」の状態となり、チャネルが09に切 り替わったならば、[登録]キー316を押す。次いで、クロック設定ステップ に進む。もし、VCRが「オン」の状態にならなっかた場合には、あるいは「オ ン」の状態にはなったけれどもチャネルが09に切り替わらなかった場合には、 [入力]キー318を再度押し、赤色発光ダイオード332が消えるのを待つ。 インスタントプログラマー300は、赤色警告発光ダイオード332が点灯して てる間に、次に可能性のあるVCRコードの送信を行う。もし、VCRの電源が 「オン」の状態となり、チャネルが09に切り替わったならば、[登録]キー3 16を押し、もし、そうならなかった場合には、再度[入力]キー318を押す 。VCRに適合するVCRコードが見つかるまでこれを繰り返して行う。そのブ ランドに対して可能性のあるVCRコードがすべて試みられた場合には、表示部 に「終了」の表示がなされる。そのような場合には、[VCR]キー326、コ ード00を押し、さらに[入力]キー318を押して、すべてのブランドに対す る可能性のあるすべてのコードを1つずつ試していく。 正しいVCRコードが見つかって登録されたならば、次のステップはインスタ ントプログラマー300のクロックを設定することである。まず最初に、ユーザ は、クロックキー320を押す。表示部に「年」と表示されているときに、ユー ザは年の数値(例えば90)を入力し、次いで[入力]キー318を押す。次に 、表示部「月」と表示されるので、月の数値(例えば、7月であれば07)を入 力してから、[入力]キー318を押す。同じようにして、「日」が表示された ならば、日付に対応する数値(例えば、1日であれば01)を入力し、「時間」 に対しては、時間に対応する数値(例えば、2時であれば02)、「分」に対し ては、分に対応する数値(例えば5分過ぎであれば05)、「午前/午後」に対 し ては、午前の場合には1を午後の場合には2を入力する。以上の手順が終了する と、表示部には「登録」の表示が数秒間だけ現れ、次いで入力された現在時刻と 日付とが表示される。この設定がすめば、VCRのクロックの設定を行う必要は もはやない。 インスタントプログラマー300をケーブルボックスコントローラとしても用 いる場合には、セットアップを以下のように行う。まず最初に、制御しようとし ているケーブルボックスのモデル/ブランドを、ケーブルボックスブランド名と それに対応する2桁のコードが記載されているケーブルボックス一覧表から探し 出す。VCRをチャネル03あるいは04に合わせてから「オフ」にする。次に 、ケーブルボックスをチャネル02または03のどちらでもよいから通常用いる 方に合わせて、「オン」のままにしておく。次いで、[ケーブル]キー328を 押す。表示部に「ケーブル」と表示されたら、ユーザは、ケーブルボックスモデ ルブランド名一覧表から見つけ出した2桁のコードを入力してから、インスタン トプログラマー300をケーブルボックス(コンバータ)向けて[入力〕キー3 18を押す。すると、赤色警告発光ダイオード332が点灯し、ケーブルボック スにテスト信号が送られる。ケーブルボックスのチャネルが09に切り替わった ならば、[登録]キー316を押す。もし、ケーブルボックスがチャネル09に 切り替わらなかった場合には、ユーザは、[入力]キー318を再び押し、次に 可能性のあるコードが送信して赤色警告発光ダイオード332が消えるのを待つ 。これを、ケーブルボックスがチャネル09に切り替わるまで繰り返して行い、 切り替わったならば、[登録]キー316を押す。もし、表示部に「終了」と表 示された場合は、そのブランドに対して可能性のあるケーブルボックスコードが すべて試みられたことを意味する。そのような場合には、ケーブルコード00を 押してから[入力]キー318を押し、可能性のあるブランドコードを、1つず つ試していく。 あるユーザにとっては、テレビ番組案内に記載されているチャネル、あるいは カレンダーがユーザの所有しているテレビジョンあるいはケーブルのチャネル番 号とは異なっていることがある(そのユーザがケーブルあるいは衛星受信機を所 有していると、このようなことが起こり得る)。そのような場合には、以下のよ うにする。まず最初に、ユーザは[チャネル]キー322を押す。すると、表示 部に「番組案内チャネル TVチャネル」といったような表示がなされる。次に 、ユーザは、テレビ番組案内あるいはカレンダーに印刷されているチャネル番号 (例えば、チャネル2であれば、02)を入力し、さらに続けて、番組案内に印 刷されているそのチャネルを実際に受信するのに用いられているローカルケーブ ル局のチャネル番号を入力する。次いで、[入力]キー318を押す。これを、 他のすべてのチャネルについて繰り返す。以上の手順が終了したならば、[登録 ]キー316を押す。 通常、その地区のテレビ番組案内あるいはカレンダーには各ケーブルチャネル および放送チャネル、例えばHBO、CNN、ABC、CBS、NBCなどに割 り当てられたチャネル番号が記載されている。これは、図28の左側の2列に相 当する。例えば、テレビ番組案内あるいはカレンダーで、チャネル14がHBO に割り当てられているけれども、実際にユーザが受信しているケーブル局ではH BOをチャネル18で送信しているものと仮定しよう。この場合、チャネル番号 が異なっているから、ユーザは[チャネル]キー322を用いる必要がある。す なわち、まず、ユーザは[チャネル]ボタンを押す(表示部の2つ空白分下部の 位置に「ガイドチャネル」が点灯する)。次いで14を入力する(すると、表示 部の2つの空白分下部の位置に「テレビチャネル」が点灯する)。さらに、18 を入力してから、[入力]キー318を押す。これを、異なっているチャネルす べてに対して繰り返す。終了したら、[登録]キー316を押す。 チャネルの設定が終了したら、[チャネル]キー322を押してからさらに[ 確認]キー306を押すことによって設定を確認することができる。[確認]キ ー306を連続して押すと、表示部に設定したチャネルが1つずつスクロールさ れて表示される。 次に、ユーザはインスタントプログラマー300の設置場所が適切であるかど うかのテストを行うことができる。まず最初に、ユーザは、電源コードがコンセ ントに差し込んである状態でVCRの電源が「オフ」になっており、ケーブルボ ックス(もし、あるならば)が「オン」の状態となっていることの確認を行う。 次に、[テスト]キー330を押す。VCRだけしか所有していない場合、もし VCRの電源が「オン」となり、チャネルが09に切り替わって録画が開始され 、次いで電源が「オフ」となれば、VCRコントローラは適切な場所に設置され ている。 もし、ケーブルボックスも所有している場合には、VCRの電源が「オン」と なり、ケーブルボックスがチャネル09に切り替わり、VCRの録画が開始され 、次いでVCRが停止して電源が「オフ」となれば、インスタントプログラマー 300は適切な場所に設置されている。 インスタントプログラマー300を作動させるには、VCRは「オフ」が状態 となっていてケーブルボックスが「オン」のままにされていることが必要である 。ユーザは、まず、テレビ番組案内から録画しようと思う番組の圧縮コードを見 つけ出す。圧縮コード212は、図8に示されているような形でテレビ番組案内 に記載されている。この実施例に用いるテレビ番組案内/カレンダーは、要素1 88が必要でないことを除いては、図8に示されている要素を含んでいる。選択 した番組の圧縮コード212を、数値キー302を用いてインスタントプログラ マー300に入力し、次に、その番組を何度録画するかの選択を行う。設定時刻 においてその番組を1回だけ録画するのであれば、[1回]キー310を押す。 また、取り消しを行わない限り、設定時刻において、その番組を毎週録画し続け るのであれば、[毎週]キー308を押す。また、取り消しを行わない限り、設 定時刻において、その番組を月曜日から金曜日まで毎日録画し続けるのであれば 、[毎日(月−金)]キー312を押す。これは、連続メロドラマのような、週 末を除いて毎日放送れれる番組の予約を行う最も便利な方法である。入力の確認 のために、インスタントプログラマー300は直ちに圧縮コードを解読して、ユ ーザが入力した番組の日付、チャネル、および開始時刻を表示する。なお、入力 された番組の長さは表示部の下部をよぎって設けられているタイムバー352に 表示される。1つのバーが、1時間(あるいは1時間以下)の番組時間を表す。 さて、インスタントプログラマー300からのコマンドが正しく送信できるよ うに、インスタントプログラマー300をVCRおよびケーブルボックスの近く に置いておく。所定の時刻が到来すると、インスタントプログラマー300はV CRの電源を「オン」にし、チャネルを所定のチャネルに合わせ、所定の番組 を録画し、終了したらVCRを「オフ」にする。ユーザが気を付けなければなら ないことは、忘れずに未使用テープを装着することだけである。 [確認]キー306を用いると、入力した番組を確認することができる。入力 した番組は、日付および時間が古い順から表示される。[確認]キー306を押 す度ごとに、表示が次の番組に切り替わる。入力された番組がすべて表示し終っ た場合には「終了」と表示される。さらに[確認]キー306を再び押すと、表 示部には、現在の日付と時刻とが表示される。ユーザが、ある番組を取り消した いと思うときには、取り消したいと思う番組が表示されるまで[確認]キー30 6を押し、次いで、[取り消し]キー304を押す。このとき表示部には「取り 消し終了」と表示される。また、ユーザが間違った番号を押してしまった場合に は、どの場合においても、[取り消し]キー304を押すことによって入力をや り直すことができる。 テレビ番組によっては、例えば、スポーツ生放送のような場合には、予定の時 間をオーバしてしまうことがある。このような場合に、番組を完全にすべて録画 するには、番組が録画中であっても、[時間追加]キー324を押せば、録画時 間を延長させることができる。この場合、まず[確認]キー306を押して番組 を表示させ、次いで、[時間追加]キー324を押す。[時間追加]キー324 を1回押す度に、録画時間が15分追加される。 現在時刻と日付が表示され、同時に次の24時間内において録画に必要な未使 用テープの量が表示部の下部をよぎって設けられているタイムバー352に表示 される。バー1つがテープ1時間(あるいはそれ以下)を表す。こうして、ユー ザはVCRから離れる前に未使用テープの量が充分かどうかを確認することがで きる。 番組コードが入力される度に、インスタントプログラマー300は入力された 番組の間で時間的に重なり合ってしまうものがないかどうかをすべての入力に対 して自動的にチェックする。もし、ユーザがすでに入力ずみの番組と時間的に重 なり合う番組を入力しようとした場合には、「重複」のメッセージが表示される 。すると、図23のステップ432に要点を記述してあるように、ユーザは、次 のいずれかを選択することができる。(1)もし、ユーザが先に登録した番組の 方 を残し、新しい方を放棄したいと思うときには、何もしないでそのまま待ってい ればよく、ある一定の短時間が経過すると、表示部は現在時刻と日付の表示に戻 る。(2)もし、早く開始される番組をその最後まで録画してから、残りの時間 を第2番目の番組の録画を行いたければ、[1回]キー310を押してから[毎 日(月−金)]キー312あるいは[毎週]キー308を再び押す(コードを入 力する際に押した方のキー)。同じ時刻に開始する番組が複数登録された場合に は、最も最近登録された番組が最初に録画される。また、「重複」の表示によっ て、重複に気がつき、ユーザが新しい番組の方が、前に登録した番組よりも重要 であると判断した場合には、ユーザは、先に登録された番組を取り消して、新し い番組を再入力してやればよい。 コロラド州のある地域などのように、地域によっては、ケーブルシステムのあ るチャネルの放送が、テレビ番組案内に掲載されている時間よりも3時間遅くあ るいは早くに放送される場合がある。これは、そのチャネルが東部の衛星から受 信されるのか、あるいは西部の衛星から受信されるのかによる時間差によるもの である。テレビ番組案内に記載されている時刻よりも3時間遅い時間に番組を録 画する場合の手順は以下の通りである。まず最初に、番組のコードを入力し、次 に、[登録]キー316(+)を押してから、さらに、[1回]キー310を押 し、さらに希望に応じて[毎日(月−金)]キー312あるいは[毎週]キー3 08を押す。また、テレビ番組案内に記載されている時刻よりも3時間早い時間 に番組を録画する場合の手順は以下の通りである。まず最初に、番組のコードを 入力し、次に、[入力]キー318(−)を押してから、さらに[1回]キー3 10を押し、さらに希望に応じて[毎日(月−金)]キー312あるいは[毎週 ]キー308を押す。なお、インスタントプログラマー300には、テレビ番組 案内に掲載されている時刻ではなしに、実際に録画される時刻が表示される。 インスタントプログラマー300をさらにユーザーフレンドリーにするメッセ ージが用意されている。「電池消耗」の表示は電池交換が必要であることを示す ものである。「入力エラー」はセットアップ中に不当な入力がなされたときに表 示される。「コードエラー」は入力された番組コードの数値が正しくないことを 示すものである。もし、この表示がなされた場合には、テレビ番組案内をチェッ クして、数値を入力し直す必要がある。「日付エラー」は土曜日あるいは日曜日 の番組に対して毎日(月曜日から金曜日まで)の録画を選択しようとしたか、あ るいは、インスタントプログラマー300は毎週録画あるいは毎日録画のオプシ ョンは現在の週のプログラム(±7日)に対してだけ適用可能となっているのに 、7日以上先の番組に対して毎週録画あるいは毎日録画を選択しようとしたか、 あるいは、すでに終了してしまっている番組を入力しようとしたことを示すもの である。「満杯」は、インスタントプログラマー300の内部のランダムアクセ スメモリ(RAM)によって実現されているスタックメモリが、登録番組で満杯 になっていることを示すものである。この場合、1つあるいはそれ以上の番組を 取り消せば、新たに別の新しい番組を登録することが可能である。「空」は録画 すべき録画番組が存在しないことを意味するものである。インスタントプログラ マー300に登録できる録画番組の数は利用可能なRAMの容量に依存して、1 0以上のある範囲内で変化する。 図21は、インスタントプログラマー300を具現化するのに必要な回路図で ある。この回路は、マイクロコンピュータ380、発振器382、液晶表示部3 84、キーパッド386、5方向赤外トランスミッタ390、および赤色警告発 光ダイオード332からなっている。マイクロコンピュータ380は、CPU、 ROM、RAM、I/Oポート、タイマー、カウンタ、およびクロックからなっ ている。ROMはプログラムの記憶用である。RAMはいろいろな用途に用いら れるが、就中、録画しようとする番組を登録するためのスタックメモリとして用 いられる。液晶表示部384は図15および18の表示部350である。キーパ ッド386はこれまでに説明したいろいろなキーを具現するためのものである。 5方向赤外トランスミッタ390は正面赤外(IR)ダイオード340、左側I Rダイオード342、下側IRダイオード344、2つの後側IRダイオード3 46、および右側IRダイオード348からなっている。図22は、インスタン トプログラマー300の回路をさらに詳細に示したものであり、すでに説明した 構成要素には同じ参照番号を用いている。マイクロコンピュータは具体的には、 NECμPD7530×を用いることができ、このマイクロコンピュータは表示 部、キーパッド、発光ダイオード、発振器と直接にインタフェースをとることが 可能である。25度IRダイオードには、具体的には、NEC313ACを用い ることができ、また5度IRダイオードには、Litton 2871CIRダイオー ドを用いることができる。 図23、24、および25は、マイクロコンピュータ380のリードオンリー メモリ(ROM)に記憶され、番組入力、確認および番組取り消し、録画の実行 に係わるプログラムに関するフローチャートをそれぞれ示したものである。図2 3は、すでに説明した番組入力に係わるフローチャートであり、以下のステップ からなっている。すなわち、現在の日付、時刻、およびタイムバーを表示するス テップ402、なお、このステップはインスタントプログラマー300は非動作 状態である;キーボードをスキャンして圧縮コード10進数値が入力されたかど うかを判定するステップ404;入力されたコードを表示するステップ406; 入力されたコードが正しいかどうかのユーザによるチェックステップ408、お よびユーザによる[取り消し]キー304押圧ステップ428;ユーザによる[ 登録]キー316または[入力]キー318を押すことによって開始時刻を3時 間早めたり遅らせるステップ410;ユーザによる[1回]キー310、[毎週 ]キー308あるいは[毎日]キー312の押圧ステップ412;マイクロコン ピュータが圧縮コードをCDTLに解読するステップ414;登録番組に時間的 な重なりが起こっていないかをテストするステップ416、もし起こっている場 合には[重複]メッセージを表示するステップ420、ユーザが[1回]キー3 10、[毎週]キー308または[毎日]キー312を押すステップ422、か くして、「重複」オプションに関して上述したように時間的に重なる入力の調停 を行うステップ432、(#K)登録を行わないステップ424;表示部に、1 回録画に対する日付、チャネル、開始時刻、長さ(タイムバー)、あるいは毎日 録画に対するチャネル、開始時刻、長さ(タイムバー)、あるいは毎週録画に対 する曜日、チャネル、開始時刻、長さ(タイムバー)を設定するステップ418 ;ユーザが録画時間を15分延長するための[時間追加]キー324を押すステ ップ426;ユーザが表示をチェックするステップ430;マイクロコントロー ラ380のRAMの一部であるスタックに登録番組を時間順に入力するステップ 434;および、必要なテープの長さを算出し、タイムバーを更新するステップ 436であ る。 図24は、すでに説明した確認および取り消しに係わるフローチァートであり 、以下のステップからなっている。すなわち、現在の日付、時刻、およびタイム バーを表示するステップ402;[確認]キー306を押すステップ442;ス タックが空であるかをテストするステップ444、「空」の表示を行うステップ 446、現在の日付、時刻の表示に戻ステップ448;スタック先頭部の入力を 表示するステップ450;ユーザが[時間追加]キー324を押すステップ45 2、タイムバーを更新するステップ460;ユーザが[確認]キー306を押す ステップ454、スタックを1入力分だけスクロールするステップ462;ユー ザが[取り消し]キー304を押すステップ456、「取り消し」を表示して番 組を取り消すステップ464;およびユーザが何も行わないステップ458、マ イクロコンピュータ380タイマーが30秒間カウントするまで待機するステッ プ466である。 図25は、すでに説明した番組を自動的に録画する録画実行のフローチャート であり、以下のステップからなっている。すなわち、スタックメモリの先頭部分 の開始時刻を現在時刻と比較するステップ472;番組の開始時刻よりも3分前 であるかどうかをテストするステップ474:赤色警告LED332を30秒間 点滅させるステップ476;チャネル、開始時刻を表示し、「開始」メッセージ を点滅させるステップ478;間違いなく開始時刻に到達したかを確認するステ ップ480、電源オン信号をVCRに送り、「録画」メッセージを表示するステ ップ482;490;ケーブルボックスがVCRに入力されているかどうかをチ ェックするステップ484、チャネルスイッチン信号をVCRに送るステップ4 86、チャネルスイッチング信号をケーブルボックスに送るステップ488;録 画信号をVCRに送るステップ490;停止時刻を現在時刻と比較するステップ 492、停止時刻が到来したかどうかをテストするステップ494、「終了」メ ッセージを表示するステップ496;停止信号をVCRに送るステップ498; 電源オフ信号をVCRに送るステップ500;そして番組スタックをポップする ステップ502である。 図26は、チャネル、日付、時刻、および長さ(CDTL)を10進圧縮コー ドに符号化する方法に関するフローチャート510を示したものである。このプ ロセスは、図8の番組案内あるいはカレンダーに記載される圧縮コード212を 得るために、汎用コンピュータ上で「オフライン」で行われるものである。符号 化の最初のステップは、チャネル、日付、時刻、および長さ(CDTL)を入力 するステップ512であり、特定の番組についてのチャネル、日付、開始時刻、 および長さCDTL514を入力する。次のステップは、割り当てられたチャネ ル番号を探し出すステップ516であり、各チャネル518の割り当てチャネル 番号522への置き換えを行う。例えば、チャネル2などのネットワーク放送チ ャネルの場合のように、割り当てチャネル番号が同じであることも多い。しかし 、HBOなどのケーブルチャネルには、別途チャネル番号が割り当てられている ので、これをケーブル割り当てチャネルテーブル520から探し出す。このケー ブル割り当てチャネルテーブル520は、図28の最初の2列と事実上同じであ る。次のステップは、チャネル、日付、および時刻/長さの優先順位を優先順位 ベクトルテーブルから探し出すステップ524であり、チャネル、日付、、およ び時刻/長さをそれぞれ索引として優先順位ベクトルチャネル(C)テーブル5 26、優先順位ベクトル日付(D)テーブル528、優先順位ベクトル時刻/長 さ(TL)テーブル530をルックアップし、ベクトルCp、Dp、TLp532 を生成する。時刻/長さ(TL)混合テーブルを用いて優先順位を設定すること によって、これらの傾向がどのようなものであるかを示す直線的な関係を知るこ とができる。例えば、午後6:30には、2時間番組は少なく、ほとんどが短い 番組である。この理由は、たぶんこの時間帯が夕食の時間であるからであろう。 チャネル優先順位テーブルは最も頻繁に使用されるチャネルが小さな優先順位 番号をもつように順序づけられている。優先順位Cテーブル526の中のデータ の一例は次のようなものである。 チャネル 4 7 2 3 5 6 11 13 ・・・ 優先順位 0 1 2 3 4 5 6 7 ・・・ 一般に、月の中の日付はすべて同じ優先順位を有しており、すなわち、同じ頻 度で使用されるので、優先順位ベクトルDテーブル528においては、以下の例 のように月の中の若い日付が小さな優先番号と対応するようになっている。 日付 1 2 3 4 5 6 7 8 ・・・ 優先順位 0 1 2 3 4 5 6 7 ・・・ 番組の開始時刻および長さの優先順位は、それぞれの開始時刻と番組の長さの組 合わせに対して優先順位を与えるマトリックとして並べるようにすることができ る。このマトリックスは、より人気の高い開始時刻と長さの組み合わせが小さな 優先順位番号となり、人気の低い組み合わせの優先順位番号が大きくなるように 並べられる。例えば、部分的な優先順位ベクトルT/Lテーブル530は以下の ようなものである。 チャネル、日付、時刻および長さ(CDTL)514のデータが、例えば、チ ャネルが5で、日付が1990年2月10日、時刻が7:00PM、長さが1. 5時間であったとすると、この場合のCp、Dp、TLpのデータ532は4 9 19となる。次のステップ534で、Cp、Dp、TLpをそれぞれ2進数に変 換し、これらを1つの2進数に連結してデータワード・・・TL2TL1・C21 ・・・D21536を得る。上記の例に対して・・・TL2TL1・・・C21・ ・・D21536のワードを変換すると、次の3つの2進数が得られる:・・・ 0010011、・・・0100、・・・01001。各変換に用いられる2進 数のビット数は、含まれる組み合わせ数によって決まる。このビット数は、具現 方法によって異なるが、1つの好適な実施例においては、 Cpに対しては8ビットを用い、これをC87654321で表す。この 8ビットによって256チャネルを表現することができる。また、Dpに対して は5ビットを用い、D54321と表す。これによって1月の31日を表す ことができる。また、TLpに対しては14ビットを用いてTL14・・・TL3T L2TL1と表す。これによって24時間内の開始時刻を5分単位で、また3時間 までの番組長さを5分単位で、3時間から8時間までの番組長さを15分単位で 表すことができる。これは、およそ288×(36+20)=16,128の組 み合わせ数であり、これが214=16,384個の2進数の組み合わせによって 表現される。結局全体として、TL14・・・TL2TL18・C215・・・D21の情報を表すのに8+5+14=27ビットが用いられる。先の例では、ゼ ロの埋め込みを行ってこれらを連結すると全27ビットは、000000001 001100000100001001となる。 次のステップは、リードオンリーメモリ64に記憶されているビット階層キー 540を用いて、2進数のビットの並び替えを行うステップ538である。先に 説明したように、ビット階層キー504は、・・・TL2TL1・・・C21・・ ・D21536のビットの任意の順序づけであってよいが、一般には、タイマー 録画予約が行われる確率が最も主題の番組が小さな圧縮コード212を有し、従 って少ないキー操作回数ですむように順序づけがなされる。ビット階層キーの順 序づけは、すでに説明したように、いろいろなビットの組み合わせの微分確率に よって決定することができる。ビット階層キー540を導出する詳細は、ビット 階層キー120に関して説明したのと同じ方法を用いることができる。例えば、 ビット階層キーは次のようなものである。 TL83・・・TL102 TL11154321 27 26・・・ 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 次のステップは、ビットのグループを結合して、各グループを10進数に変換 し、これを1つの10進数に連結するステップ542である。例えば、ビット階 層キーに基づいて並べ変えを行ったときに、0000000010100100 000100001001であれば、これを0000000010100100 00、00100001001のようにグループ化することができる。これらの 2進ビットのグループを10進数に変換すると328、137となり、これを1 つの10進数に連結すれば328137となる。符号化の最後のステップは、1 0進数を並べ換えるステップ546である。ここでは、日付548、および特定 の月、年に依存する並べ換え関数544に基づいて、10進数の並べ換えを行う 。こうすることによって、コードの機密保持を行うことができる。10進数並べ 換えステップ546を実行すると、10進数圧縮コードG8・・・G21は、例 えば、238731のようになる。これらの符号化されたコードは、番組案内あ るいはカレンダーに図8に示した圧縮コード表示212のように記載される。 図27は、図23のステップ414において10進圧縮コードをチャネル、日 付、時刻、および長さ560に解読する方法を、フローチャートとして示したも のである。ステップ562において、10進圧縮コードG8・・・G21が入力 されたならば、これを、図26に示したステップ544および546の並べ換え 関数を逆に実行する必要がある。まず最初のステップは、日付コードを抽出する ステップ566であり、10進圧縮コードの番組の日付コードの抽出を行い、こ の日付コードをステップ568に引き渡す。ステップ568では、この日付コー ドの他に、図21および22のマイクロコンピュータ380内に具現化されるク ロック576から現在の日付574も受け取る。また、クロック576は、現在 の月および年を、年と月に依存する関数である並べ換え関数570に対して送る 。この関数をステップ568において実行する。すなわち、もし日付コードがク ロックから取得した現在日付と同じかあるいはそれより大きければ、クロックの 示す年月に対する並べ換え関数を採用する。そうでない場合には、クロックの示 す月の次の月に対する並べ換え関数を採用する。ただし、このとき、クロックの 示す月が12月である場合には次の年を採用する。言い換えれば、番組予約登録 は1カ月以内すなわち31日以内に限られているので、もし番組の日付が現在月 日の日と一致しているかあるいはそれよりも大きい場合には、現在月のいずれか の日であることを意味している。そうでなく、もし番組の日付が現在月日の日よ りも小さいときには、その番組は翌月の番組のはずである。日付コード抽出ステ ップ566は10進圧縮コード逆並べ換えステップ580の前に行う必要があ るが、この日付コード抽出は、日付コード情報が図26の10進数並べ換えステ ップ546によってどのように実行されたかに関する知識をあらかじめ有してい ることによって可能である。 こうして並べ換え方法578が選択され、これを用いて、10進圧縮コードの 逆並べ換えステップ580が実行される。上記の例の場合では、ステップ580 の結果は328137となる。次のステップは、10進数のグループを2進数に 変換し、これらの2進数を1つの2進数に連結するステップ584である。この ステップは図26のステップ542に逆のステップであり、上記の例の場合では 、2進数として000000001010010000010001001が得 られる。次に、ビット階層キー588を用いて、ビット階層キーステップ586 に基づいて2進数の並べ換えを行う。このステップ586は、図26のステップ 538の逆ステップであり、これによって、上記の例に対しては、000000 000100110000010001001、すなわち・・・TL2TL1・・ C21・・・D21592が得られる。これは図26の536に対応するもので ある。次のステップは、ビットを3つの2進数TLb、Cb、Dbにグループ分け してから、これらを10進数Cp、Dp、TLpに変換するステップ590である 。上記の例の場合では、この10進数として、4、9、19が得られ、これらは 、チャネル、日付、時刻/長さに対する優先順位ベクトルである。さらに、これ らの10進数を用いて、チャネル、日付、時刻および長さ604を、優先順位ベ クトルチャネル(C)テーブル598、優先順位ベクトル日付(D)テーブル6 00、および優先順位ベクトル時刻/長さ(TL)テーブル602からそれぞれ ルックアップする。 ローカルチャネル番号をルックアップするステップ606では、割り当てチャ ネル番号608に与えられたローカルチャネル612を、割り当てチャネル/ロ ーカルチャネルテーブル610からルックアップする。なお、この割り当てチャ ネル/ローカルチャネルテーブル610は、先に説明したように〔チャネル〕キ ー322を介してユーザによってセットアップされたものである。おな、図28 の割り当てチャネル/ローカルチャネルテーブル620の右側の2列が、割り当 てチャネル/ローカルチャネルテーブル610の例である。624や628など の割り当てチャネル番号と、626や630などのローカルチャネル番号との対 応は、ユーザによるセットアップの際につけられている。例えば、図28は、対 応割り当てチャネル番号5とローカルチャネル番号5とが正確に対応しているこ とを示している。最後のステップは、月および年を日につけ加えるステップ61 4である。ステップ568から正しい月と年が得られるが、この場合も、日コー ドがクロックの示している日と同じかあるいはそれよりも大きいか、または、ク ロックの示す日よりも小さいかによって求められる。もし、日コードがクロック が示している日と等しいかあるいは大きい場合には、月および年は、クロックが 示している月および年と同じである。もしそうでない場合には、クロックが示し ている月と次の月が採用され、このとき、もしクロックの示している月が12月 である場合には、年は翌年が採用される。こうして、チャネル、日付、時刻、長 さ(CDTL)618が得られる。上記の例の場合では、チャネルは5であり、 日付が1990年2月10日、時刻が7:00、長さが1.5時間である。 他の好適な実施例は、解読手段を図29のようにGコードデコーダ付きテレビ 受像機950に組み込むことである。なお、図29は、Gコードデコーダ付きテ レビ受像機を含むシステムのブロック図である。ユーザは、テレビジョンリモー トコントローラ956を用いてテレビ受像機を制御することによって、録画しよ うとする番組を表すコードの入力を行うことができる。なお、この同じテレビジ ョンリモートコントローラを用いて、チャネル選択などの通常のテレビジョン制 御機能を実行させることも可能である。Gコードが入力されると、テレビジョン リモートコントローラからGコードが赤外送信機958を介してGコードデコー ダ付きテレビジョン950に送られる。テレビ受像機950に具備された赤外受 信機960は、この送信信号を受信し、受信したコードをGコードデコーダ95 4に送付する。Gコードデコーダ954は、このコードをCDTLに解読し、こ の情報と、テレビ受像機950にやはり内蔵されているクロックとを用いて、所 定の時刻において、所定のコマンドをVCR964およびケーブルボックス96 6に送って、選択された番組が正しい時刻において録画されるようになす。テレ ビジョン950からの送信は、赤外送信機962を介して行うことができる。な お、この赤外送信機962はテレビのキャビネットの好適な位置、例えば角の部 分に 配置するようにできる。この送信信号は、赤外受信機968を介してVCR96 4によって受信される。また、赤外受信機969を介してケーブルボックス96 6によって受信される。 図30は、Gコードデコーダ付きテレビ受像機を示した図である。Gコードデ コーダ付きテレビ受像機950はテレビジョンリモートコントローラ956から 赤外受信機960を介して信号を受信し、この受信信号はコマンドコントローラ 974か、あるいは直接にGコードデコーダ954に対して送る。コマンドコン トローラ974は、テレビ受像機に内蔵させて、その他のテレビジョンの機能、 例えば、チャネルが変更されたときにチャネル番号を表示する「オンスクリーン 」機能も果たすようにすることができる。Gコードデコーダ954は、クロック 976が示す日付と時刻とを用いて、送られたGコードを解読し、所定のコマン ドを赤外送信機962を介してVCRおよびケーブルボックス966に送る。こ のGコードおよびその他のコマンドは、マニュアルコントロール975を介して 、コマンドコントローラに送ることも可能である。Gコードの解読が行われると 、Gコードとともに、解読されたCDTL情報とがテレビジョンの表示装置/モ ニタ952のオンスクリーン表示部978に「オンスクリーン」で表示される。 なお、「オンスクリーン」表示とすることは必ずしも必須のことではなく、他の 任意の形式を採用することも可能である。 図31は、Gコードデコード機能内蔵テレビ受像機内にGコードデコーダとし て備えるための装置を示した図である。この回路は、図21および22と非常に 類似したものであるが、この回路の場合には、LCD384やキーパッド386 に対してではなく、赤外受信機960とコマンドコントローラ974に対するイ ンタフェースを有している。キーとなる主要構成要素は、マイクロコントローラ 980と発振器982である。ここで、好適な1実施例は、コマンドコントロー ラ974インタフェースに係わるものであり、また、他の実施例は、マニュアル コントロール975と、赤外受信機960、テレビジョン表示装置/モニタ95 2、およびGコードデコーダ954を中間にコマンドコントローラ974を介す ることなしに直接的にインタフェースをとる技術に係わる。VCR and theケー ブルボックス・テレビジョン回路はVCRおよびケーブルボックスに対する赤外 コー ドプロトコルを記憶したり学習する機能を含むようにすることができる。警告発 光ダイオード984をテレビジョンのキャビネットにマウントして、これを用い て録画が始まろうとしていることをユーザに知らせる、ユーザがVCRの録画用 テープを準備することができるようにすることができる。 テレビジョン表示装置/モニタ952上に「オンスクリーン」表示を行うよう にすることによって、Gコードデコーダ付きテレビ受像機950は、図23、2 4、および25に示した録画番組予約入力、予約番組確認、予約取り消し、およ び圧縮コードを用いたレコーダの番組録画予約と事実上同じことができるように なる。LCD384に表示されるものは、すべてテレビジョンモニタ952上に 表示させるようにすることが可能である。唯一の差異は、ユーザがテレビジョン リモートコントローラ956を、Gコード入力、送信、登録番組確認、登録番組 取り消しを行うためのモードとしたとき、「オンスクリーン」が単にステップ4 02(現在日付、時刻、およびタイムバーの表示)を実行するだけである点であ る。図26に示した、番組のチャネル、日付、時刻および長さに関する情報を1 0進圧縮コードに符号化する方法、また、図27に示した、圧縮コードを番組の チャネル、日付、時刻および長さに関する情報に解読する方法、および、図28 に示したチャネル番号をローカルチャネル番号に割り当てる方法のすべてが、こ こでも利用される。 本発明の他の好適な実施例は、解読手段をビデオカセットレコーダ、ケーブル ボックス、あるいは衛星受信機などのテレビジョンに関連するいろいろな装置に 組み込むことである。どのようなシステムに解読手段を組み込むにしろ、解読手 段は、どれか1つの装置、例えばケーブルボックスだけに組み込むだけでよく、 所定の時刻が到来するとこの解読手段が組み込まれた装置から所定のコマンドが 他の装置、例えばVCRや衛星受信機に対して送られ、所望の番組の録画が行わ れる。 図32は、Gコードデコーダ内蔵テレビジョン950、VCR964、ケーブ ルボックス966、および衛星受信機986を含むシステムのブロック図である 。このシステムは、衛星受信機がシステムに含まれている点を除けば、図29に 示したシステムと全く同じように動作する。システムに含まれている衛星受信機 は、 Gコードデコード円蔵テレビ受像機950にマウントされている赤外送信機96 2から送られてくるコマンドを赤外受信機988を介して受信できるようになっ ている。衛星受信機で受信されるコマンドには、オン/オフコマンド、チャネル 選択コマンドが含まれる。衛星受信機986は、テレビジョン信号をVCR96 4に供給することができ、VCRは番組を録画および/あるいはテレビジョン表 示装置/モニタ952に中継する。 図33は、Gコードデコーダ内蔵VCR991、テレビジョン952、ケーブ ルボックス966、および衛星受信機986を含むシステムのブロック図である 。ユーザは、テレビジョンリモートコントローラ956、あるいはVCR991 上のコントロールを用いて、録画しようとしている番組を表すコードの入力を行 うことができる。Gコードが入力されると、テレビジョンリモートコントローラ は、このGコードを、赤外送信機958を介してGコードデコーダ992を内蔵 したVCR991に対して送る。VCR991上の赤外受信機990がこの送信 を受信し、受信したコードをGコードデコーダ992に対して送る。Gコードデ コーダ992は、このコードをCDTLに解読し、この情報と、VCR991に やはり内蔵されているクロックとを用いて、所定の時刻が到来すると、所定のコ マンドをケーブルボックス966および衛星受信機986に対して送り、所定の 時刻の選択された番組の録画を行う。VCR991からの送信はVCRの好適な 場所に設置された赤外送信機994から行うようにすることができる。この送信 は、赤外受信機969を介してケーブルボックス966に、また赤外受信機98 8を介して衛星受信機986によって受信される。 他の好適な実施例は、図36に示されたような、装置間で送信を行うための方 法と装置に係わるものである。図36の透視図には、VCR370と、その上に 置かれたケーブルボックス372とが示されているが、このVCR370の正面 パネル1009の後ろには赤外送信機1008が備えられており、この赤外送信 機1008からの送信は、壁などの周囲の反射面から反射されてケーブルボック ス372の赤外受信機1010によって受信され、こうしてVCR370とケー ブルボックス372との交信が行われる。 さらに他の好適な実施例は、図37に示されたような、装置間で送信を行うた めの方法と装置に係わるものである。この図37の透視図には、VCR370と 、その上に置かれたケーブルボックス372とが示されているが、このVCR3 70の上には赤外送信機1014を中に備えた赤外ドーム1012が置かれてお り、この赤外送信機1014からの送信は、赤外ドーム1012とケーブルボッ クスの赤外受信機1010との相対的な位置関係によって直接にあるいは壁など の周囲の反射面から反射された後にケーブルボックス372の赤外受信機101 0によって受信され、こうしてVCR370とケーブルボックス372との交信 が行われる。 さらに他の好適な実施例は、図38に示されたような、装置間で送信を行うた めの方法と装置に係わるものであり、この図38の透視図に示されているVCR 370は、赤外送信機1022を内蔵したマウス1020を有しており、このマ ウス1020とVCRとはケーブル1018と、さらにVCRのリセクタプル1 016に差し込まれたプラグ1017を介して接続されている。このマウス10 20は、ケーブルボックスの赤外受信機1010の近傍に置かれる。この実施例 は、ケーブルボックスとVCRが例えばキャビネットの壁などによって隔てられ ているために、直接的な赤外送信も反射による送信も妨げられている場合に非常 に効果的に用いることができる。 他の好適な実施例は、図39に示されたような、装置間で送信を行うための方 法と装置に係わるものであり、この図39の透視図に示されているVCR370 には、ミニマウス1024がケーブル1018およびVCRのリセクタプル10 16に差し込まれたプラグ1017を介して接続されている。ミニマウス102 4のスティックには赤外送信機1026が内蔵されている。ミニマウス1024 のスティックは、ケーブルボックスの赤外受信機1010のすぐ近傍の位置に取 り付けられる。この実施例もやはり、ケーブルボックスとVCRが例えばキャビ ネットの壁などによって隔てられているために、直接的な赤外送信も反射による 送信も妨げられている場合に用いると非常に効果的である。 図36、37、38および39の送信方法および装置は、図32のシステムに おいて、Gコードデコーダ付きテレビ受像機950からVCR964、ケーブル ボックス966、および衛星受信機986へ情報を送信するのに用いることも可 能である。 図34は、Gコードデコーダを内蔵したケーブルボックス997、テレビジョ ン952、VCR964、および衛星受信機986を含むシステムのブロック図 である。ユーザは、テレビジョンリモートコントローラ956、あるいはケーブ ルボックス997のコントロールを用いて録画すべき番組を表すコードの入力を 行うことができる。Gコードが入力されると、テレビジョンリモートコントロー ラは、このGコードを、赤外送信機958を介してGコードデコーダ998を内 蔵したケーブルボックス997に対して送る。ケーブルボックス997上の赤外 受信機996は、この送信を受信し、受信したコードをGコードデコーダ998 に対して送る。Gコードデコーダ998は、このコードをCDTLに解読し、こ の情報と、ケーブルボックス997にやはり内蔵されているクロックとを用いて 、所定の時刻が到来すると、所定のコマンドをVCR964および衛星受信機9 86に対して送り、所定の時刻において、選択された番組の録画を行う。ケーブ ルボックス997からの送信はケーブルボックス上の好適な場所に設置された赤 外送信機1000から行うようにすることができる。この送信は、赤外受信機9 68を介してVCR964に、また赤外受信機988を介して衛星受信機986 によって受信される。また、図36、37、38および39の送信方法および装 置は、図34のシステムにおいて、ケーブルボックス997からVCR964お よび衛星受信機986へ情報を送信するのに用いることも可能である。 図35は、Gコードデコーダを内蔵した衛星受信機1005、テレビジョン9 52、VCR964、およびケーブルボックス966を含むシステムのブロック 図である。ユーザは、テレビジョンリモートコントローラ956、あるいは衛星 受信機1005のコントロールを用いて録画すべき番組を表すコードの入力を行 うことができる。Gコードが入力されると、テレビジョンリモートコントローラ は、このGコードを、赤外送信機958を介してGコードデコーダ1004を内 蔵した衛星受信機1005に対して送る。衛星受信機1005上の赤外受信機1 002は、この送信を受信し、受信したコードをGコードデコーダ1004に対 して送る。Gコードデコーダ1004は、このコードをCDTLに解読し、この 情報と、衛星受信機1005にやはり内蔵されているクロックとを用いて、所 定の時刻が到来すると、所定のコマンドをVCR964およびケーブルボックス 966に対して送り、所定の時刻において、選択された番組の録画を行う。衛星 受信機1005からの送信は衛星受信機上の好適な場所に設置された赤外送信機 1006から行うようにすることができる。この送信は、赤外受信機968を介 してVCR964に、また赤外受信機969を介してケーブルボックス966に よって受信される。また、図36、37、38および39の送信方法および装置 を図35のシステムに適用して、衛星受信機1005からVCR964およびケ ーブルボックス966へ情報を送信するのに用いることも可能である。 番組の録画予約登録を行うための圧縮コードを用いた装置に係わる他の好適な 実施例は、図40および41に示したカスタムプログラマ1100である。この カスタムプログラマ1100は、インスタントプログラマ300と同様に、0か ら9までの番号が付された数値キー1102、〔取り消し〕キー1104、〔確 認〕キー1106、〔毎週〕キー1108、〔1回〕キー1110、および〔毎 日(月−金)〕キー1112を具備しており、これらのキーを用いてこのカスタ ムプログラマ1100の番組登録が行われる。なお、上記のキー1104〜11 12はインスタントプログラマー300のキー302〜312と直接的に対応し ているものである。インスタントプログラマー300と同様に、カスタムプログ ラマ1100のセットアップに用いられるその他のすべてのキーは通常はカバー で覆われている。カバー1114を開くと、図示されていない以下のキーが現れ る。すなわち、〔登録〕キー、〔入力〕キー、クロックキー、〔チャネル〕キー 、〔時間追加〕キー、〔VCR〕キー、〔ケーブル〕キー、それに〔テスト〕キ ーである。カスタムプログラマ1100のこれらのキーは、インスタントプログ ラマー300のキー316〜330にそれぞれ対応しており、事実上同じように 動作する。また、図40に示したカスタムプログラマ1100には、液晶表示部 1134、と赤色警告発光ダイオード1132およびIRダイオード1134が 備えられており、これらは、図15の液晶表示部350、赤色発光ダイオード3 32およびIRダイオード342〜348に対応するものである。 インスタントプログラマ300を用いるに当たっては、先に説明したように、 まず、VCRのモデル/ブランドに対するプロトコルの選択、現在の実際の時刻 の設定、ケーブルボックスのモデル/ブランドに対するプロトコルの選択、およ び一連のチャネル番号割り当て入力からなるセットアップシーケンスが実行され る。インスタントプログラマー300を用いると、テレビ番組の録画が非常に簡 単になるとはいえ、インスタントプログラマー300の初期設定手順は、かなり 複雑であり、そのため、ユーザによってはインスタントプログラマーを用いるこ とを思い止まってしまう。カスタムプログラマ1100はマイクロホン開口11 40を具備しており、この開口を介してカスタムプログラマ1100の内部に備 えられた少なくとも1つのマイクロホンが、カスタムプログラマの初期設定に必 要な情報とこの情報をカスタムプログラマ1100に記憶させるためのコマンド とを含む電気的に符号化されたオーディオ信号を受信するようになされている。 ユーザは、ある特別な電話番号に電話をかけることによって、これらのオーデ ィオ信号を受信することができる。この電話番号は、料金無料番号の800を用 いるようにしてもよいし、または分単位課金電話番号の900を用いてもよいし 、あるいは標準の課金がかかる標準の電話番号を用いるようにしてもよい。顧客 は、自分の所有しているVCRのモデルとブランド、郵便番号、ケーブルボック スのモデルとブランド、および顧客が圧縮コードをそこから得る新聞名あるいは その他の刊行物名とをオペレータに対して告げる。これが、カスタムプログラマ 1100の初期設定を行うのに必要な情報のすべてである。郵便番号情報から、 オペレータはどのケーブルシステムが接続されているかを知ることができ、この データと顧客が用いている刊行物名とから、その顧客に適したローカルチャネル マップテーブルを選択する。 次いで、オペレータは、顧客に指定されたプログラミングキーを押すように指 示する。なお、この好適な実施例の場合には、このときに指定されるキーは、カ バー1114の下に配置されている〔チャネル〕キーである。〔チャネル〕キー が押されると、表示部1134に「電話1 キー2」というメッセージが表示さ れる。数値キー「2」を押すと、カスタムプログラマのモードがマニュアルチャ ネルテーブルプログラムモードとなる。このモードは、インスタントプログラマ ー300において〔チャネル〕キー322を押したときに入るモードと同じであ る。数値キー「1」を押すと、リモートプログラムモードが開始される。こうし て、カスタムプログラマ1100のオーディオ信号を受信する準備が整い、表示 部1134には、「お待ち下さい」というメッセージが表示される。 オペレータは、顧客に電話の送受話器の受話器部分1142を、図42の全体 図に示されているように、顧客プログラマ1100のマイクロホン開口1140 上部に置くように指示する。受話器は、カスタムプログラマ1100上に直接に 置くようにする必要はなく、マイクロホン開口から1インチ以上離れた場所に置 いても通常は満足な結果が得られる。顧客が受話器を適切な場所に置くのに必要 なだけの充分な時間が経過した後、オペレータは、初期設定デコーダのダウンロ ードを開始し、初期設定プログラミングコマンドが電話回線1146を介してオ ーディオ信号によって顧客のカスタムプログラマ1100に送信される。 初期設定データがカスタムプログラマ1100にうまく転送されると、カスタ ムプログラマ1100の表示部1134に「終了」というメッセージが表示され る。もし、初期設定データの受信が、あらかじめ定められた制限時間内にうまく 終了しなかった場合には、赤色警告発光ダイオード1132が点滅し、情報のダ ウンロードを再び試みる前に、受話器の位置を調節するように顧客に知らせる。 この調節に必要な待機時間の後に、初期設定データおよびコマンドが電話回線を 介して再送信される。ダウンロードがあらかじめ定められた回数だけ試みても、 なお初期設定情報がうまく転送できない場合には、液晶表示部1134に「失敗 」というメッセージが表示され、オペレータが電話に再び出て、顧客に対して、 受話器の位置を適切な位置に置くための援助を行う。 あるいは代替実施例として、ローカルケーブル会社のオペレータが直接に応答 するようにし、電話回線を介して、あるいは既存のケーブルシテスムのケーブル その他の伝送手段を介してカスタムプログラマ1100に初期設定情報をダウン ロードするようにすることも可能である。もし、ローカルケーブル会社がオペレ ータの直接応答サービスを提供する場合においては、顧客の地域の設置されてい るケーブルボックスのモデルとブランド名、およびそのケーブルシテスムにおけ るローカルチャネルに関する必要データはローカルケーブル会社が既に知ってい るから、顧客から得なければならない情報は、VCRのブランドとモデル名およ び顧客が用いようとしている圧縮コードを記載した刊行物の種類だけでよい。 図43および44は、カスタムプログラマ1100に係わる上記の代替実施例 を具現化するのに必要な回路を示した図である。この回路は、マイクロコンピュ ータ1150、発振器1152、液晶表示部1154、キーパッド1156、5 方向IR送信機1158、および赤色警告発光ダイオード1160からなってい る。これらの構成要素は、それぞれ、インスタントプログラマ300のマイクロ コンピュータ380、発振器382、液晶表示部384、キーパッド386、5 方向赤外トランスミッタ388、および赤色警告発光ダイオード332と直接対 応するものであり、これらと同様な動作をするものである。図43および44に おいて、受話器から一連のオーディオ信号が発せられ、この信号がマイクロホン 1162によって受信される。 図43に示されているように、マイクロホン1162によって受信されたオー ディオ信号は、増幅器1164を通過し、さらにDTMFデコーダ回路を経由し てマイクロコンピュータ1150のシリアルポートに入力される。図44の代替 回路例においては、マイクロホン1162によって受信されたオーディオ信号は 増幅器1166を通過し、さらにおよそ1から5KHzの遮断周波数を有する高域 通過フィルタ1166を通り、第2の増幅器1170を経由してマイクロコンピ ュータ1150のシリアルポートに入力される。 あるいは、デュアルマイクロホンシステム(図示せず)を採用して、信頼性、 特にカスタムプログラマ1100のプログラムが背景雑音の大きな環境で行われ 、単一マイクロホン音響手段を用いた場合ではデータ伝送が雑音によって妨害さ れてしまう場合における信頼性を向上することができる。このシステムでは、1 つのマイクロホンを受話器の近傍に配置し、また第2のマイクロホンを背景雑音 を検出するために受話器から一定距離隔たった場所に配置するようになされる。 オーディオ信号打ち消し回路を用いて、第1のマイクロホンが検出したオーディ オデータ信号と背景雑音の両方を含む信号から、第2のマイクロホンで検出され た背景雑音を効果的に「引く」ことによって、純粋なオーディオデータ信号のみ を得ることができる。 他の好適な実施例は、図45に示すような分離型初期設定プログラマ1200 に係わるものである。この初期設定プログラマ1200は、カスタムプログラマ 1100の電話によるオーディオ信号プログラミング機能と基本的に同じ役割を 果たすものである。すなわち、インスタントプログラマ300あるいはカスタム プログラマ1100の全セットアップを顧客に最小の負担をかけるだけで行える ものである。初期設定プログラマ1200は、インスタントプログラマ300あ るいはカスタムプログラマ1100の販売人によって所持使用されるものである 。初期設定プログラマは、ケーブルシテスムに対するローカルチャネルテーブル と、販売人の地域におけるGコードを付帯したテレビジョンカレンダーとをプロ グラムしておくことができる。顧客がインスタントプログラマ300あるいはカ スタムプログラマ1100を購入した際に、販売人は、顧客の住所地域、その顧 客が使用しているテレビジョンカレンダーとから、初期設定プログラマ1200 を用いてその顧客のために、適切なローカルチャネルテーブルのダウンロードを 行うことができる。さらにまた、初期設定プログラマ1200は、顧客のインス タントプログラマ300あるいはカスタムプログラマ1100に対して、クロッ ク、VCRのブランドおよびモデル、ケーブルボックスのブランドおよびモデル の設定を行うことも可能である。 初期設定プログラマ1200は、キーボード1202、表示部1204、エン クロージャ1206、カバー1208を有しており、また上端にはヒンジ120 9が備えられており、これによってカバー1208を開けると、図46に示され ているように凹部1210と2つの電気接続ピン1212が現れ、そこにインス タントプログラマ300あるいはカスタムプログラマ1100を保持することが できるようになされている。初期設定プログラマ1200は、図47に示されて いるように、電話用モジュラージャック1230、およびシリアルポート123 2を具備しており、これによってコンピュータとのデータの送受を直接あるいは 電話回線を介して行うことができるようになされている。 図48は、インスタントプログラマ300の底面に設けられている2つのアク セスホール1213を示したものであり、これによって、インスタントプログラ マ300内部の回路基板(図示せず)上の2つの接続点にアクセスすることが可 能なようになされている。図49は、初期設定プログラマ1200の凹部121 0にインスタントプログラマ300を差し込み、2つの接続ピン1212がイン スタ ントプログラマ300の底面のアクセスホール1213を通って上方へ伸張する ように接続した状態を示したものである。また、図50は、初期設定プログラマ 1200の凹部1210にカスタムプログラマ1100を差し込み、2つの接続 ピン1212がカスタムプログラマ1100の底面のアクセスホール1136を 通って上方へ伸張するように接続した状態を示したものである。 図51は、初期設定プログラマ1200内に含まれる回路を示した図である。 初期設定プログラマ1200は、マイクロコントローラ(NECμPD7530 ×)1214、液晶表示部1216、キーパッド1218、スタティックランダ ムアクセスメモリ(スタティックRAM)1220、コンピュータポート、およ びプログラミングピン1224とを含んでいる。ローカルチャネルテーブルをコ ンピュータから初期設定プログラマ1200へ転送して、スタティックRAM1 220に記憶することができるようになされている。 図52は、パーソナルコンピュータ1226と初期設定プログラマ1200と のデータ転送接続を示した図である。ローカルチャネルテーブルは、シリアルR S−232ポートを介して+12Vおよび−12Vの信号としてパーソナルコン ピュータ1226から出力される。+12Vおよび−12Vの信号はレベル変換 器1228によってTTLコンパチブルな0Vおよび5Vの信号に変換されてマ イクロコントローラ1214に入力される。レベル変換器1228は、初期設定 プログラマ1200の外部に設置するようにもできるし、あるいは内部に設ける ようにもできる。 あるいは、ローカルチャネルテーブルデータの初期設定プログラマ1200へ の転送を、電話回線を介してオーディオ信号によって行うようにすることも可能 である。さらに、初期設定プログラマへのローカルチャネルテーブルの入力は、 キーボード1202を介して、インスタントプログラマ300あるいはカスタム プログラマ1100に対してローカルチャネルテーブルの入力を行うのと同じや り方で行うことも可能である。 キーボード1202には、[クロック送信]、[チャネル送信]、[ケーブル 送信]、および[VCR送信]が含まれており、これらによって、それぞれクロ ックの設定、ローカルチャネルテーブルのダウンロード、ケーブルボックスのブ ランドおよびモデルに対応するプロトコルの選択、VCRのブランドおよびモデ ルに対応するプロトコルの選択が行われる。情報が初期設定プログラマ1200 に接続されたインスタントプログラマ300あるいはカスタムプログラマ110 0にうまく転送されると、表示部1204に「転送成功」のメッセージが表示さ れる。うまく転送されなかった場合には、「転送エラー」のメッセージが表示部 1204に表示される。 インスタントプログラマ300およびカスタムプログラマ1100へのデータ の転送は、2つの接続ピン1212を介して行われる。これらのピンのうち最初 のものはグランドピンである。第2のピンは、図22のテストポイント392に 接続されている。テストポイント392は、マイクロコンピュータ380の割り 込みピンと入出力(I/O)ピンの1つとに接続されている。これら2つのピン は、1つのピンで入力と出力の両方が実現できるように、オープンコレクタ法で 互いに結合されている。2つの接続ピン1212は、カスタムプログラマ110 0のマイクロコンピュータ1150に対しても同様の機能ピンに接続される。デ ータは、これらのピンを介してTTL電圧レベルで4800ボーの速度でシリア ルに転送される。すべての転送データを受信し終わると、インスタントプログラ マ300およびカスタムプログラマ1100は、あらかじめ定められた長さのロ ーパルスを初期設定プログラマ1200に対して返す。 本発明の好適な実施例のカスタムプログラマ1100および初期設定プログラ マ1200は、テレビジョン、ビデオカセットレコーダ、ケーブルボックス、あ るいは衛生受信機中に容易に含ませるようにすることが可能である。カスタムプ ログラマ1100あるいは初期設定プログラマ1200を、テレビジョン、ビデ オカセットレコーダ、ケーブルボックス、あるいは衛生受信機中に組み込むこと は複雑なことではなく、適当なケーブル接続あるいはその他の伝送手段をこれら のいろいろなビデオ機器間に付加するだけで実現可能である。 本発明の他の実施例は、図53乃至58に示されているカスタムコントローラ 1300である。カスタムコントローラは、カスタムプログラマ1100と同一 の回路を含み、同一の機能を有すが、自動的に設定可能な全自動ユニバーサル遠 隔制御装置の機能をも実行する。カスタムコントローラは、その主制御表面13 02及び補助制御表面1304上に、カスタムプログラマのボタン1102−1 112及び1156と同様な機能を実行するボタンと、表示部1134、115 4と同様な機能を実行する表示部1806と、IR発信器1131、1158と 同様な機能を実行するIR発信器1314とを含む。カスタムコントローラは、 又、カスタムコントローラ1100上の蓋1114、及びインスタントプログラ マ300上の蓋316及びキー316−330のように、カスタムコントローラ を設定するのに使用される隠れたキー(図示せず)を覆う蓋(図示せず)が設け られている。蓋の下のキーは、インスタントプログラマ及びカスタムプログラマ のように、記憶、入力、クロック、チャンネル、時間追加、VTR、ケーブル及 びテストキーを含む。 カスタムプログラマは、マイク1308を含み、マイク3108は、カスタム プログラマのマイク1140と同様な機能を実行し、マイクアクセス穴1309 を通じてアクセス可能である。マイクにより、カスタムコントローラは、インス タント又はカスタムプログラマとして機能するために必要な設定情報(即ち、チ ャンネルマップ、一日の時間、ケーブルボックス及びVTRのモデル/ブランド )総てをプログラムする。これに替えて、カスタムコントローラは、インスタン ト及びカスタムプログラマの図面を参照して説明したと同様な方法で、図45乃 至47及び図49乃至51で示される初期設定プログラマ1200によりプログ ラム可能である。対応して、カスタムコントローラは、設定プログラマ1200 の接触ピン1212と接触がなされる、アクセス穴1310を含む。 カスタムコントローラ1300は、又、赤外線遠隔制御装置により制御可能な 如何なる家庭電化製品を操作するのにも使用可能なその制御表面1302、13 04上に追加ボタンを含む。これらの標準赤外線遠隔制御装置は、制御される装 置により実行される異なった機能の各々に対して異なったIR符号を送信するこ とにより動作する。カスタムコントローラの各ボタンは、他の遠隔制御装置 により普通に送信されるIR符号の送信を起動する。種々の家庭電化製品を制御 するのに使用されるこれらIR符号の実際の構成は、ウエルズ(Wells)による米 国特許番号4,623,887により詳しく説明されていて、参考としてここに編 入されている。 殆どの時間は、カスタムコントローラは、テレビ、VCR、ケーブルボックス 、衛星受信機、ハイファイオーディオ装置を制御するのに使用される。インスタ ントプログラマ300及びカスタムプログラマ1100の両方は、ビデオレコー ダ、ケーブルボックス、テレビ及び衛星受信機に対してユニバーサル遠隔制御装 置として既に機能している。この両方は、これらの機器の種々のブランド及びモ デルを制御可能だからである。しかし、インスタント及びカスタムプログラマは 、ユニバーサル遠隔制御特性を、ケーブルボックス、ビデオレコーダ、テレビ及 び生成受信機のチャンネルの変更及び選択、ビデオレコーダによる録画の開始、 停止、及びこれらの装置の電源の投入、及び切断に使用しているのみである。し かし、カスタムコントローラの図面は、図43及び44に示されるカスタムプロ グラマの図面と同様であり、違いは、カスタムコントローラは、より多くのボタ ンを備えたキーパッド(1156参照)を含み、マイクロコンピュータ(115 0参照)に於けるROM及びRAMの必要容量がカスタムプログラマに於けるよ り大きいことである。図58及び図59は、カスタムコントローラの二つの他の 実施例のブロック図である。こららの二つのブロック図は、同じ基本部品を含む が、RAM1324及び1380、ROM1326及び1332の使用法及び最 小容量は、異なる。 完全ユニバーサル遠隔制御特性を備えたカスタムコントローラは、以下のよう に動作する。カスタムコントローラの制御表面1302、1304上に設けられ ているキーボード1320の各ボタンは、ボタンが押される度に発生されるボタ ン符号又はメモリアドレスと直接、接続されている。マイクロコンピュータ13 22は、押されたボタンにより発生した符号又はアドレスを受信し、ボタンが、 符号を発生すると、ボタン符号のアドレスを呼び出すために、ルックアップテー ブルを参照する。このルックアップテーブル、及びマイクロプロセッサの動作を 制御する命令は、ROM1362及び1332に記憶されている。 図58の実施例では、マイクロプロセッサは、押されたボタンからのアドレス に於いて、RAM1324からのIR符号を呼び出す。この実施例では、ROM が、ボタン符号ルックアップテーブル及びマイクロプロセッサ命令を記憶するこ とが必要なだけなので、ROMの最小の容量は小さい。しかし、ROMの容量は 、キーボードの各ボタンの符号を記憶するに十分な程度に大きいことが必要であ る。 図59の実施例では、マイクロプロセッサは、実際のIR符号を含むROM1 332に対するアドレスを含むRAMに於けるルックアップテーブルを参照する 。ROMアドレスは、キーボード1320上の押されたボタンからのアドレスに 於いてRAMから呼び出される。IR符号は、RAMから呼び出されたアドレス に於けるROMから呼び出される。この実施例では、ROMは、多数の家庭電化 製品のためのIR符号で予めプログラムされている。これにより、ROMの最小 容量は、実質的に増加するが、ROMアドレスは、IR符号より一般に短いため に、RAMの最小容量は、低減する。 図58、59の実施例では、ROM又はRAMから呼び出されたIRコードは 、IR発信器1328に送られ、ここから送信される。 完全ユニバーサル遠隔制御装置としてカスタムコントローラが使用可能となる 以前は、それが制御しようとする家庭電化製品の機能、ブランド及びモデルのた めのIR符号でプログラムされねばならなかった。これは、従来、二つの異なっ た方法でなされてきた。第一に、カスタムコントローラは、各製品と共に支給さ れた遠隔制御装置から、制御する製品のIR符号を“学習”できる。カスタムコ ントローラは、他の遠隔制御装置からIR符号を受信し、これらの符号を記憶し 、カスタムコントローラのどのボタンにより各符号がRAMに関連づけられるか とを記憶する、IR受信器(図示せず)を含む。この種の“学習”コントローラ は、通常、図58の回路を使用している。第二の従来のプログラム方法は、家庭 電化製品の殆どのブランド及びモデルの殆どの機能のIR符号を含むROMを提 供することである。ユーザは、ユーザがカスタムコントローラを使用する家庭電 化製品のどのブランド/モデルであるかをカスタムコントローラに入力する。こ の方法に於いては、家庭電化製品の各ブランド及びモデルについて、カスタムコ ントローラは、又、製品用の符号と、IR符号の送信を起動するカスタムコント ロー ラのキーとの間の関連をROMに保持する。この第二のプログラム方法を使用し ているコントローラは、図59の回路を使用している。 他の実施例に於いては、カスタムコントローラは、これらのいずれかでプログ ラム可能である。他の遠隔制御装置から“学習”されたIR符号は、図58のR AM1324に記憶される。これに替えて、図に示されるROM1332は、殆 どのVCR、ケーブルボックス、衛星受信機、テレビ及びステレオ装置用のIR 符号と、彼又は彼女が使用するこれらの装置がどのブランド/モデルであるかを プログラムする能力とを含む。更に、他の実施例では、図58及び59に示され た実施例が、RAM1324及び1330に記憶されたデータ中のフラグビット を含ませることによって、組み合わせることが可能である。このフラグビットが 、セットされると、そのアドレスに於ける残りのデータは、ROM1332に於 けるIR符号の位置を示すROMアドレスとなる。フラグビットがセットされな い場合は、そのアドレスに於ける残りのデータは、実際のIR符号データを含む 。 図53乃至60の好適な実施例に於いては、IR符号は、チャンネルマップ、 ケーブルボックス及びVCRのブランド/モデル及び一日の時間を設定するのに 使用されるマイク1308を通じて、カスタムコントローラのメモリにプログラ ムされる。図60に於いて示される処理に於いて、これはカスタムプログラマ1 100に関して既に説明された処理に類似した処理であるが、ブロック1340 に於いて、ユーザは、料金無料の800番、分単位料金の900番といった特定 の電話番号、又は標準の料金が適用される標準の電話番号を呼び出す。ブロック 1342では、顧客は、電話にて、遠隔地点の顧客サービス代理人に対して、話 しかける。顧客サービス代理人は、カスタムコントローラを顧客が使用しようと する各家庭電化製品のブランド及びモデルについての情報を顧客から口頭で問い 合わせる。ブロック1346及び1348では、顧客は、制御面1302及び1 304の各ボタンがどの機能を実行するかにつき代理人に通報する機会を持つ。 ブロック1350では、代理人は、この情報を遠隔地点のコンピュータに入力す る。顧客が、どの機能を実行するためにカスタムコントローラのどのボタンを使 用するかにつき特に好みがなければ、代理人は、コンピュータに如何なる好みも 指定せず、コンピュータは、コンピュータに既に記憶されているボタンと、機能 との間のデフォルト設定された関係に依存する。 この情報が一旦コンピュータに入ると、ブロック1354で、コンピュータは 、図58及び図59のいずれの実施例が使用されるかにより、少なくとも二つの 異なった方法でカスタムプログラマをプログラムする。図58の実施例が使用さ れるとすると、カスタムプログラマに関連して既に説明され、且つ図43及び4 4に示されたいずれかの方法によりマイクアセンブリ1334を通じて、必要な IR符号の総てを、使用者の明示された希望に沿って、コンピュータは、キーボ ード1320上のボタンに関連するアドレスに於いてRAM1324にダウンロ ードする。この方法が使用されると、製造時に、カスタムコントローラのROM にIR符号を記憶する必要がなくなる。 図59の実施例が使用されると、製造時にカスタムコントローラに装着された ROM1332は、家庭電化製品の多数の異なったブランド、モデル及び種類の IR符号でプログラムされる。この場合、コンピュータは、マイクアセンブリ1 334を通じて、必要なIR符号の総てのためのROMアドレスを、IR符号自 身をダウンロードする代わりに、RAM1330にダウンロードする。 他の実施例では、ROM1332は、IR符号と、カスタムコントローラのボ タンとの間のデフォルト設定された関係を記憶し、従って、顧客がボタンと、I R符号との関係が、デフォルト設定された関係とは異なっているものを要求しな ければ、これらの関係は、ダウンロードされる必要はない。この方法は、遠隔地 点からカスタムコントローラへ電話線を通じて送る必要のあるデータ量を低減す るが、カスタムコントローラに装備されるROMの容量及びコストを上昇させる 可能性がある。顧客が制御したいと思う装置のIR符号が、ROMに含まれない といった稀な場合は、コンピュータは、図58に関連して既に説明した第一のプ ログラム方法に於けるように、その装置のIR符号自身をダウンロードするだけ である。 図58及び59に示された実施例の両方に於いて、図43又は44からのマイ ク及び復号化アセンブリが使用されることは注目される。好適には、図44のマ イク及び復号化アセンブリは、DTMF復号器1166を使用している図43の アセンブリよりもより安価であるという理由で、使用される。図44に示される システムは、DTMFシステムに於けるような多数の二重周波数信号でなくて、 二つの単周波数信号を使用している。第一信号は、約3000Hz のトーンであ り、2進の“1”を意味するのに使用され、第二信号は、約500Hz のトーン であり、2進の“0”を意味するのに使用される。500Hz の信号が、この実 施例では使用されるので、図44の1000−5000Hz の広域通過フィルタ 1168の帯域幅は、マイク及び復号器アセンブリ1334に含まれる場合は、 500Hz を含むように広帯域化する必要がある。 これら二つのトーンの列が、電話線に送られ、2進の列を表現する。トーンの 列の各トーンの間で無信号の短期区間が含まれ、二つの連なった500Hz の信 号又は二つの連なった3000Hz の信号は、二つの連続した信号と解釈され、 一つの連続した長い信号とは解釈されないようになっている。他の実施例では、 信号トーンの列は、所定のクロックスピードで送られる。 復号器(図不指示)が、マイクアセンブリ1334とマイクロプロセッサ13 22とに間に含まれ、3000Hz の信号を高い電気信号へ、500Hz の信号 を低い電気信号へ変換し、シリアル入力としてマイクロプロセッサに入力する。 クロック信号は、同時に、低い又は高い信号でもって、マイクプロセッサに入力 される。 これに替えて、初期設定プログラマ1200が、マイク/電話インタフェース を使用する代わりに、カスタムコントローラ1300のIR符号のプログラムを 実行するのに使用される。 図61及び62に示されている他の実施例は、図33に示されている実施例の 変形例である。初期設定ルーチンは、図33の実施例のVCRで実行されなけれ ばならず、これは、インスタントプログラマ300で実行されなければならない ものと類似している。これは、ローカルチャンネルマップ、現在時間及びVCR により制御されるケーブルボックス、テレビ又は衛星受信機の識別を、VCRに 入力することを含む。図33の実施例では、VCR自身、又はVCRを制御する の使用されるテレビ遠隔制御装置956の一連のキーを押すインスタントプログ ラマに於けると同様の方法で、ユーザにより手動により実行される。図61で示 される本実施例では、図33からのテレビ遠隔制御装置は、自動プログラミング VCR遠隔制御装置1400(“VCR遠隔装置”)により置き換わる。VCR 遠隔装置は、CPU1402、RAM1404、ROM1406、キーボード1 408及びIR発信器1410を含み、これらは、IR遠隔制御装置ユニットに 一般的である。更に、VCR遠隔装置は、マイク1412及びオーディオ信号復 号器1414を含む。マイク及び復号器は、図43及び44に示される実施例1 166又は1168乃至1170のいずれかである。以上説明したカスタムコン トローラに於けるように、図44の復号器1168−1170及び図58−59 の1334が、より経済的な実施例として好適である。 以上の好適な実施例では、変形VCR遠隔装置1400は、又、カスタムコン トローラの構造及び機能の総てを有するカスタムコントローラ1300といった ユニバーサル遠隔装置でもある。こうして、VCR遠隔装置は、ケーブルボック ス1428、VTR1416、テレビ1482、IR遠隔制御可能であるほかの どの補助家庭電化製品1434をも制御可能である。 VCR遠隔制御装置の重要な効果は、初期設定のためにVCR1416に入力 する必要のあるデータは、電話によりVCR遠隔制御装置に遠隔地点から、初め にダウンロード可能であるということである。これを実行するために、顧客は、 電話で遠隔地点を呼出し、遠隔地点の人員の初期設定を実行するに要する情報を 口頭で伝える。遠隔地点の人員は、ユーザにVCR遠隔装置のマイクを電話の受 話器に近接して配置するように指示し、初期設定がダウンロードされる。以降、 ユーザは、“送信”キー又は“送信”シーケンスのキーを押すことによりVCR 遠隔制御装置からVCR自身にIR送信により、データのダウンロードを容易に 実行できる。VCRは、初期設定データを受信し、それをメモリ1420に記憶 し、インスタントプログラマとして使用可能状態にある。 図63に示されている他の実施例では、図33に示されるようなインスタント プログラマ300の構成要素をVCRに内蔵する代わりに、図40−44に示さ れているマイク1450及び復号器アセンブリ1452を含むカスタムプログラ マ1100の構造的要素が、VCR1454に内蔵される。この実施例に於いて は、ユーザは、遠隔地点から直接初期設定データをVCRにダウンロードするた めに、VCRに内蔵されたマイクに電話1456の受話器を当てる。この実施例 の困難な点は、ユーザのVCR及び電話は、時として、VCRに接近して電話の 受話器を置くに十分なほど接近して配置されていないことである。これに対して は、電話に延長コードをすればよく、VCRを、電話により近く置くことは、利 便的でない。 図64に示される他の実施例では、カスタムプログラマが内蔵されたVCRの マイクは、VCRの復号器アセンブリ1452に直接接続されるモジュラーフォ ーンジャック1458により置き換わっている。標準電話線1460は、VCR をモジュラーT型コネクタに接続され、VCR及び独立の電話1464が電話線 1466へ接続されている。顧客は、遠隔地点を呼出し、話すために電話を使用 し、データが直接VCRに送信される。この方法によるデータの転送は、オーデ ィオトーンによる送信より、より正確である。しかし、この実施例は、顧客の電 話の引き出し口にVCRを近接するという同じ問題がある。 図61に示されている実施例では、しかし、顧客の電話又は電話のジャックが VCRに近接しているのは、重要ではなかった。顧客は、遠隔装置を彼又は彼女 の電話のところにもってきて、初期データがVCRの遠隔装置へダウンロードさ れる。顧客は、遠隔装置を、VCRの近くの位置にもってきて、初期設定データ をVCRにダウンロードする。 図65の他の実施例によれば、モジュラージャック1466は、VCR遠隔装 置1400内に装備されている。この実施例では、VCR遠隔装置は、T型コネ クタ1468により電話に接続される。初期設定データがVCRに転送された後 、VCR遠隔装置はVCRに近接して置かれ、初期設定データが、IR送信によ りVTRにダウンロードされること以外は、既に説明し、図64に示されたモジ ュラージャックを内蔵したVCRと同様に動作する。この実施例がモジュラージ ャック内蔵型のVCRより優れる一つの効果は、VCRが電話から遠く離れて置 かれた場合でも、VCR遠隔装置を電話まで移動可能であることである。また、 DTMF発生器をVCR遠隔装置に付加することも可能で、こうするとVCR遠 隔装置のキーパッド1408は、遠隔地点の電話番号をダイヤルするのに使用可 能である。これに替えて、遠隔地点の電話番号は、VCR遠隔装置のメモリに記 憶することも可能であり、こうすると顧客は、最小限の数のキーを押すことによ り遠隔地点をダイヤルすることが可能である。 VCRの動作の詳細を以下に説明する。図62に示されるブロック1440の 第一ステップで、顧客は、顧客サービス代理人に対して800番、900番又は 通常料金の呼出しラインにて電話呼出しをする。ブロック1442で、代理人は 、顧客のZIP符号又は顧客のケーブル会社の名称、使用者が使用しているテレ ビガイド、顧客のケーブルボックスのブランド及びモデル(このデータは、時と して、ZIP符号又はケーブル会社の名称データから検索できる)及び顧客のV TRのブランド及びモデルといった、初期設定を実行するに要する情報を顧客に 問い合わせる。カスタムプログラマの初期設定でそうであるように、チャンネル マップ及びケーブルボックスIR符号は、このデータから判別できる。VCR遠 隔制御装置が、また、ユニバーサル遠隔制御装置の場合は、代理人は、顧客がV CR遠隔制御装置で制御したいと思う他のIR制御可能な家庭電化製品のいずれ についてもそのブランド及びモデルについても問い合わせる。 ダウンロードされるチャンネルマップ及びIR符号データがブロック1442 で一旦識別されると、チャンネルマップ、IR符号データ及び日付を含む現在時 間を含む初期設定データがVCR遠隔制御装置に電話ラインによりダウンロード される。好適な実施例では、初期設定データは、代理人の位置に存在するか、又 は代理人に接続されているコンピュータにより発生され、オーディオ信号の形で 電話線に送信され、VCRの遠隔制御装置のマイク又はモジュラーフォーンジャ ック及び復号器により受信され、CPU1402によりRAM1404内に記憶 される。 ブロック1448では、顧客は、“送信”キーか、又はIR発信器を通じてV CR受信器への初期設定データの送信を起動するキーのシーケンスを押す。VC R遠隔制御装置が、ユニバーサル遠隔装置なら、ケーブルボックス以外のIR制 御可能な装置のIR符号は、VCRに送信されないのが好ましい。これらは、V CRではなく、VCR遠隔制御装置自身で使用されるからである。データは、V CRのCPUによりVCRのRAMに記憶される。 他の実施例に於いては、VCR遠隔制御装置のIR発信器は、多重指向性でも 、広角度IR発信器でもない。より高価な多重指向性又は広角度のIR発信器は 、必要とされない。VCR遠隔制御装置がテーブル上にあるか、ケーブルボック ス又はVCR上にあるときは、IR発信器は、IR信号を送信するのには使用さ れないからである。 いずれにせよ、好適な実施例では、多重指向性又は広角度のIR発信器は、総 ての初期設定データの正常なダウンロードを可能性を増すためには、有効である 。初期設定データの量は、大量ではないが、かなりの量ではある。かなりの期間 の遮断されないIRの流れが、VCR遠隔制御装置からVCRへ送られることが 必要である。IR信号の放射が多様であるほど、IR信号の流れの全てが、直接 か、又は反射により、VCRのIR受信器に達する可能性が高くなる。 現在のVCR遠隔制御装置以前に製造され、且つ、遠隔制御装置の使用を通じ て初期設定を可能とする内蔵のインスタントプログラマ及びIR発信器を備える 従来のVCRについて、VCR遠隔制御装置は、遠隔制御装置を使用した初期設 定にこの従来のVCR自身のプロトコルを使用するために、製造時ROMに記憶 されたプログラムによるか、又はRAMに電話入力するかにより、プログラム可 能である。言い換えると、VCR遠隔制御装置は、初期設定を実行するためのV CRの元の遠隔制御装置を使用する使用者をまねるためにプログラムされる。 特にVCR遠隔制御装置と共に使用するために設計されたVCRでは、VCR に送信されたIR送信の長さを短縮するために設計された特定のプロトコルが使 用される。他の実施例では、この特定のプロトコルの部分は、VCRによる初期 設定データの全体の流れの受信を確実とするために、従来の誤り検出手法及び誤 り訂正手法又はいずれかと組合わさった受信確認信号を使用することを含む。使 用可能な従来の誤り検出手法は、データの各バイトのパリティーチェックを使用 し、全体のデータの流れの長さを示すデータの流れのある点に符号を埋め込むこ とを含む。これら、及び他の従来の誤り検出手法及び誤り訂正手法の使用により 、VCRは、初期設定データが誤り無しで完全な流れが受信できたかどうかを確 認することができる。受信されたデータが正しく、完全であることが確認された 場合は、VCRは、初期設定データが正常に受信されたことを示す、オーディオ 又はビジュアルの指示を発生する。受信データが正しく且つ完全であることが、 確認されないと、VCRは、指示は発生させず、送信が正常ではないことを示す 第二の指示を発生する。正常でない送信の場合は、消費者は、VCR遠隔制御装 置の、VCRに対する位置関係を調整し、初期設定データを再度送信する。 他の実施例は、VCR及びVCR遠隔制御装置にモジュラーフォーンジャック を備え、VCR遠隔制御装置からVCRへ初期設定データをダウンロードする。 この実施例は、初期設定データのより誤りのない送信を提供するが、使用者に、 VCR遠隔制御装置とVCRとを接続するために、ケーブルを接続したり、切り 離したり、保管したりする作業を強いる。 更に、他の実施例は、VCR遠隔制御装置に於けるマイク及び復号器アセンブ リ1412−1414に類似したマイク及び復号器アセンブリを、VCRに備え る。符号器及びスピーカ(図示せず)が、VCR遠隔制御装置に追加される。こ の実施例では、初期設定データは、VCR遠隔制御装置へ電話ラインを使用して 初期設定データをダウンロードするのに使用されるようなオーディオ信号と同様 な種類を使用して、VCR遠隔制御装置からVCRへ送信される。顧客が、VC R遠隔制御装置からVCRへ初期設定データを送信する準備ができると、彼又は 彼女は、VCR遠隔制御装置のスピーカをVCRのマイクに対して保持し、送信 を起動するためのキーを押す。この実施例の好適例では、現在のスピーカ及びマ イク技術を使用して、VCR遠隔制御装置のスピーカ及びマイクは、単一のマイ ク/スピーカユニットに統合可能である。 ブロック1446乃至1452のダウンロードのプロセスに於いては、VCR のチャンネルマップデータ及びIR符号データが送信され、VCR遠隔制御装置 のRAMへ、まず、記憶される。以後、データは、VCRに再送信され、VCR のメモリに記憶される。VCRのチャンネルマップデータ及びIR符号データの VCRへの送信が完了した後、VCRのチャンネルマップ及びIR符号データは 、VCR遠隔制御装置のRAMから消去される。VCR遠隔制御装置自身により 使用されるためのIR符号データは、まず、VCRのチャンネルマップデータ及 びIR符号データで、ダウンロードされ、このデータは、勿論、VCR遠隔制御 装置のRAMから消去はされない。 図53乃至60、特に図58及び59で示されるカスタムコントローラ130 0に関して以上説明したように、直接か、又はVCR遠隔装置を通じてかによっ て、VCRに電話ラインを通じてダウンロードされる、ケーブルボックス及び他 の遠隔操作可能な電子装置の制御用のIR符号は、異なった方法で、異なった実 施例に於いて記憶される。多数のケーブルボックス及び他の装置のためのIR符 号は、VCR及びVCR遠隔装置のROMに、VCR及びVCR遠隔装置にダウ ンロードされる、特定のケーブルボックス又は他の装置のためのIR符号のアド レスでもって、記憶することが可能である。これに替えて、IR符号自身がVC R又はVCR遠隔制御装置のRAMにダウンロードすることが可能である。 VCR遠隔装置1400の種々の実施例にて示されるように、本発明は、テレ ビ、ケーブルボックス、衛星受信機、又は遠隔制御発信器を含むオーディオ・ビ ジュアルユニットと共に容易に使用可能である。これらの実施例に於ける動作の 唯一の違いは、IR符号、及びVCR遠隔装置が使用しているダウンロードプロ トコルである。しかし、以上説明したVCRは、これらの符号及びプロトコルを 初期設定データと共に電話によりダウンロードする能力を有す。 他の実施例が図66に示されている。この実施例は、図33に示されるシステ ムの代替の実施例であり、VCR1500による録画及びケーブルボックスプロ グラマ1510を利用するケーブルボックス(及び/又は衛星受信機)1501 のチャンネル選択を自動的に制御する。ケーブルボックスは、衛星受信機又は他 の如何なるコンバータ/チューナと交換可能である。これは、全てのコンバータ /チューナが、多くの異なる周波数の多くのテレビジョン信号を受信し、単一の 選択された周波数のこれらのテレビジョン信号内の一つを選択且つ出力する、テ レビション信号コンバータ及びチューナとして作動するからである。多くのケー ブルボックス及び衛星受信機間に存在する具体的差異は、受信されるテレビショ ンの数及びテレビションが放送される周波数の数のみにある。 図33に示されるシステムと同様に、図66に示されるシステムにおいては、 録画されるべき番組のチャンネル、日付、時刻及び長さ(“CTDL情報”)が 自動的にVCR1500に導入される。このプログラミング情報は、VCR上の キーボード(図示せず)、VCRの遠隔制御装置1502又は他の入力手段を使 用して入力することができる。プログラミング情報は、直接情報を入力する、オ ンスクリーンプログラミング技術を使用する、又はCDTL情報を表しているが 、長さが圧縮されたGコードを入力することを含む、種々の形式で入力すること ができる。CDTL情報がGコードフォーマットで入力される場合、VCR C PU1504はVCRメモリ1506に記憶されたプログラムを実行して、Gコ ードを個別のCTDLコマンドの組にデコードする。 VCR CPU1506は、CDTLコマンドの組から日付、時刻及び長さコ マンド(“DTL情報”又は“レコーダ部分集合”)を、チャンネルコマンドが 記憶される必要が無いことを除いて、インスタントプログラマ300、カスタム プログラマ1100及びカスタムコントローラ1300と同様な方法で、VCR メモリ1506内に組み込まれたVCRスタックメモリに記憶する。しかしなが ら、好適な実施例においては、チャンネルコマンドはVCRスタックメモリにも 記憶される。これは、例え、VCRを制御する必要が無くても、ユーザがVCR スタックメモリ内に現在記憶されているテレビジョンプログラムを観察しようと する時に表示する必要があるためである。CPUは次に、直ちに、CDTL情報 からのチャンネル、日付、及び時刻コマンド(“CDT情報”又は“ケーブル部 分集合)を、VCR IR送信機1508を介して、別のケーブルボックスプロ グラマ1510に送信する。 ケーブルボックスプログラマは、IR受信機1512、ケーブルプログラマC PU1514、ケーブルプログラマメモリ1516、ケーブルプログラマクロッ ク1518、及びケーブルIR送信機1520を含む。ケーブルプログラマCP U1514は、VCRによって送信されたCDT情報を、IR受信機1512を 介して受信する。CDT情報を送信するためにVCRによって使用されるIRコ ードは、ケーブルプログラマに対して、特定的であり、ケーブルボックス150 1によっては理解することは出来ない。CDT情報はケーブルプログラマCPU によって、ケーブルプログラマブルメモリ1516内に組み込まれるケーブルス タックメモリ内に記憶され、VCRスタックメモリ内で成されたのと同じ仕方で 、日付及び時刻で並び換えられる。 インスタントプログラマ300、カスタムプログラマ1100、及びカスタム 制御器1300を用いて、VCR/ケーブルプログラマ内に入力されたテレビジ ョン番組に対するCDTL情報を削除することができる。VCR/ケーブルプロ グラマの場合、番組が番組スタックから削除されるべきとするコマンドが直接又 は遠隔制御装置を介して、VCRに入力される。この削除コマンドは、番組に対 するCDTL情報を再入力したり、VCRスタックメモリ内に記憶されるプログ ラムの観察(レビュー)表示から番組を選択すること含むことが出来る。VCR CPUは、VCRスタックメモリから、削除されるべきCDTL情報の組を検 索し、この組をVCRスタックメモリから削除する。VCR CPUは次に、削 除コマンドとこれに続く削除される番組のCDT情報を、ケーブルプログラマに 送る。このケーブルプログラマCPUは、次に、ケーブルスタックメモリからC DT情報のこのケーブル部分集合を検索し、このケーブル部分集合をケーブルス タックメモリから除去する。 CDT情報のVCRからケーブルボックスプログラマへのこの初期通信以外に 、その時の対応するCTDL情報がVCRに入力される。VCR及びケーブルボ ックスプログラマは互いに独立して作動する。ケーブルボックスプログラマは、 チャンネル選択コマンドを、ケーブルスタックメモリに記憶されるCDT情報及 びケーブルプログラマブルクロック1518の出力に従って、ケーブルボックス 1501に送る。VCRは、録画オン、オフコマンドを、VCRスタックメモリ 内のDTL情報及びVCRクロック1524の出力に従って、録画回路1522 に供給する。VCRとケーブルボックスプログラマの間の他の通信は、VCRク ロックとケーブル制御クロックとを周期的に同期させることを含むだけである。 この同期は、同期クロックコマンド及びVCRクロック1524に従う現在時刻 をVCR IR送信機を介して、VCRによって送信することによって開始され る。VCRが、同期クロックコマンドを送信する時は常に、ケーブルプログラマ CPU1514は、このコマンド及びVCRクロックに従う現在時刻をIR受信 機1512を介して受信する。受信されたVCRクロックに従う現在時刻を使用 して、ケーブルプログラマCPUは、ケーブルプログラムマクロック1518を リセットして、VCRクロックに従う現在時刻に一致させる。VCRクロック及 びケーブルプログラマクロックの精度に依存して、VCRクロックとケーブルプ ログラマとの周期的同期は、一日に数回から一ヵ月以上に一度達成される必要が ある。一度適当な間隔が決定されると、VCR CPUを、同期コマンド及び時 刻を適当な間隔に従って送信する様にプログラムすることができる。 他の好適な実施例において、同期クロックコマンドはVCRからケーブルプロ グラマへ、CDT情報がVCRからケーブルプログラマに送信される毎に、送ら れる。上述した様に、CDT情報は、CDTL情報がユーザによってVCRに入 力される毎に、送信される。この実施例において、同期クロックコマンドの周期 的な送信は必要無い。これは、クロックが同期されることが重要な時刻は、CD TL情報がプログラムされている時であり、これは、正に、同期クロックコマン ドがこの実施例に送られる時であるからである。 VCR1500が一度CDTL情報の少なくとも一つの組でプログラムされる と、VCR CPUは周期的にVCRスタックメモリの頂部位置のDTL情報か らの日付及び時刻命令を、VCRクロックに従った現在時刻と比較する。これら の二つの値が、同じか互いに或る範囲内にある時、CPUは、コマンドを録画を 開始するVCRの録画回路に対して発行する。スタックの頂部からの長さコマン ドに付加されるVCRスタックメモリの頂部からの時刻コマンドが、VCRスタ ックに従う現在時刻と同じか、或る範囲以内にある時は、VCR CPUはコマ ンドをVCRの録画回路に発行して、録画を停止する。VCRスタックメモリの 頂部位置のDTL情報が次にスタックから捨てられる。 一度ケーブルボックスプログラマが、CDT情報の少なくとも一つの組でプロ グラムされると、ケーブルプログラマCPU1514は、ケーブルスタックメモ リの頂部位置のCDT情報からの日付及び時刻コマンドを、ケーブルプログラマ クロックに従う現在時刻と周期的に比較する。これらの2つの値が互いに同じか 、又は或る範囲内にある時、CPUは、チャンネル選択コマンドを、ケーブルプ ログラマIR送信機1520を介して、ケーブルボックス1501に送る。この ケーブルボックスは、次に、ケーブルボックスのチャンネルを、スタックの頂部 位置に記憶されるチャンネルコマンドに対応するチャンネルに変更する。ケーブ ルスタックメモリの頂部位置のCDT情報は次にスタックから除去される。 ケーブルボックス情報及びVCRの動作は、上述した様に完全に独立している としても、もし、VCRクロック及びケーブル制御クロックが、大雑把でも同期 されると、チャンネルは、VCRが録画を開始するのとほぼ同じ時刻にケーブル ボックス上で変更される。 ケーブルボックスプログラマは、同じ補助データの幾つかを、その機能を正し く達成するために必要とする。この補助データの幾つかは、インスタントプログ ラマ300、カスタムプログラマ1100及びカスタムコントローラ1300に よっても同様に要求される。特に、ケーブルボックスプログラマは、特定のケー ブルボックスを制御するためのIRコード及びローカルケーブルシステム用のケ ーブルチャンネルマップ情報によってプログラムされる必要がある。特定のケー ブルボックスを制御するためのIRコードが、多数のケーブルボックス用のケー ブルプログラマメモリ1516内に予め記憶され、且つこれらケーブルボックス を選択する或るコードを提供するか、或いは、IRコード自体を、特定のケーブ ルボックスが識別される際に与えることができる。この補助データの全ては、こ の情報が図33に示されるインスタントプログラマ300、カスタムプログラマ 1100、カスタムコントローラ1300又はVCR991に入力されるのと同 じ仕方で、VCR1500に直接プログラムすることができる。データは次に、 VCRからケーブルボックスプログラマへVCR IR送信器1508及びIR 受信機1512を介して送信され、ケーブルプログラマCPU1514によって 受信され、ケーブルプログラマメモリ1516に記憶される。 ケーブルボックスプログラマは理想的には電池駆動であり、IR受信機及びI R送信機以外の如何なる外部制御装置無しに小さいボックスに入れられる。この ボックスはケーブルボックス上又はその近くに設置され、一般的にVCRの近く に置かれる。しかしながら、ケーブルボックスプログラマを、標準的なケーブル ボックス遠隔制御装置、VCR遠隔制御装置器、及びユニバーサル遠隔制御装置 内に組み込むことができる。他の実施例は、インスタントプログラマ300、カ スタムプログラマ1100及びカスタムコントローラ1300の幾つか又は全て を組み込み、補助情報を電話線を介してケーブルプログラマにダウンロードする 能力を有する。更に他の実施例は、VCRの遠隔装置1400のIRコード及び 他の設定データを受信し、且つケーブルプログラマ1510に再送信する能力を 有している。 図66に示されるシステムの代替の設計が図67に示されている。このシステ ムは、ケーブルボックス1601のチャンネル選択を制御するプログラマブルV CR1600を含む。VCR1600は、VCR制御CPU1604、VCR制 御メモリ1606、ケーブル制御CPU1614、ケーブル制御メモリ1616 、ケーブル制御クロック1618、ケーブルIR送信機1620、録画回路16 22、及びVCR制御クロック1624を含む。VCR制御CPU1604、V CR制御メモリ1606、ケーブル制御CPU1614、ケーブル制御CPUメ モリ1616、ケーブル制御クロック1618、ケーブルIR送信機1620、 録画回路1622、及びVCR制御クロック1624は、それぞれVCR CP U1504、VCRメモリ1506、ケーブルプログラマCPU1514、ケー ブルプログラマメモリ1516、ケーブルプログラマクロック1518、ケーブ ルIR送信機1520、記録回路1522、及びVCRクロック1524と同じ 仕方で作動するのだが、VCR CPU1506によって送信され、VCR I R送信機1508を介し、IR受信機1512によって受信され、ケーブルプロ グラマCPU1514に送られた如何なるデータ及びコマンドも、VCR制御C PU1606から直接ケーブル制御CPU1614に送られる点が異なる。この 代替の実施例において、図66に示されるケーブルプログラマ内のVCRから分 離されて収容された構成要素の全てが、VCR内部に収容される。更に、これら の構成要素は次に同じ電源及び同じ回路基板を共用する。 図66及び67に示される他の代替のシステムは、図68に示されるシステム である。図66に示されるシステムと同様に、図68に示されるシステムは自動 的にVCR1650による録画及び簡単化されたケーブルボックスプログラマ1 654を利用するケーブルボックス1652のチャンネルセクションを自動的に 制御する。図33に示されるシステムと同様に、図68に示されるシステムにお いては、自動的にプログラムされる番組のチャンネル、日付、時刻、及び長さ( “CDTL 情報”)がVCR1650に入力される。このプログラミング情報 は、図66に示されるVCR1500と同じフォーマット及び仕方を使用して入 力することができる。VCRによって受信されたCDTL情報は、プログラミン グタイマ1656内に記憶される。このプログラミングタイマは、CPU及びメ モリを含み、図33に示されるインスタントプログラマ300、カスタムプログ ラマ1100、カスタムコントローラ1300及びVCR991と、ケーブルボ ックスでのチャンネルの変化を除いて、同じ機能を達成する。VCRによる録画 が開始される時にケーブルボックスが認識するIRコードを使用して、チャンネ ル選択コマンドを直接ケーブルボックス送信する代わりに、IRトリガ信号が簡 単化されたケーブルプログラマ1654に送られ、録画が開始される以前のプリ セット時間量が設定される。プリセット時間量は、1分とか2分の比較的短くす ることができる。 ケーブルボックスにとって意味の無いIRトリガ信号が、VCR IR送信機 1658からIR受信機1660に送信される。IRトリガ信号は、ケーブルボ ックスで同調されるべきチャンネルを表すデータを含んでいる。異なる態様では 、IRトリガ信号が、ケーブルボックスを正しいチャンネルに同調するIRコー ド用のコード化された情報を含む。 IRトリガ信号が、単純化されたケーブルプログラマによって受信される時、 カウントダウンタイマ1662が、予約された録画開始時間前のプリセット時間 量の期間を計測することを開始する。カウントダウンタイマがプリセット時間量 が経過するか、数秒経過したことを示す時、チャンネル選択IRコマンドが、ケ ーブルIR送信機1664からケーブルボックス1652に送信される。IRト リガ信号が同調されるべきチャンネル番号のみを含む場合、簡単化されたケーブ ルプログラマは、適当なケーブルボックスIRコードを検索して、簡単化された ケーブルプログラマ内のメモリ(図示せず)からのチャンネルに同調する。IR トリガ信号が、ケーブルボックスで正しいチャンネルに同調するためのコード化 されたIRケーブルボックスコードを含む場合、簡単化されたケーブルプログラ マはデコード回路(図示せず)を単純に利用して、IRケーブルボックスコード をデコードして、デコードされたIRコードを転送する。 図66に示されるシステムの別の代替設計が、図69に示されている。このシ ステムはプログラマブルケーブルボックス1701をプログラムするプログラマ ブルVCR1500を含む。VCR1500は、VCR制御CPU1504、V CR制御メモリ1506、VCR IR送信機1508、録画回路1522及び VCR制御クロック1524を含む。フログラマブルケーブルボックス1701 は、IR受信機1712、ケーブルプログラマCPU1714、ケーブル制御メ モリ1716、ケーブルプログラマクロック1718及び同調回路1726を含 む。IR受信機1712、ケーブルプログラマCPU1714、ケーブル制御メ モリ1716及びケーブル制御クロック1718は、それぞれIR受信機151 2、ケーブルプログラマCPU1514、ケーブルプログラマメモリ1516、 及びケーブルフログラマクロック1518と同じ仕方で作動するが、ケーブル制 御CPU1714によって、ケーブルプログラマIR送信機1520を介して送 信され、ケーブルボックス1501によって受信され実行された如何なるデータ 及び命令も、ケーブルプログラマCPU1714から直接プログラマブルケーブ ルボックス1701内の同調回路1726に送られる点が異なる。この代替設計 では、VCRから分かれて収納されている構成要素の全て及び図66に示される ケーブルプログラマ内のケーブルボックスは、ケーブルボックス内部に収納され ている。更に、これらの構成要素は従って同じ電源及びケーブルボックスの他の 構成要素を有する同じ回路基板を共用することができる。 本願発明のテレビジョン番組録画予約用の圧縮コードを使用する装置及び方法 の機能を有する自動プログラミングVCR遠隔装置及びVCRシステムは、上述 の記述から理解されるものと考える。そして、ここで記載された形態は、単なる 好適な、又は例示的な実施例であり、本願発明の精神及び範囲から離れることな しに、且つ利益を失うこと無しに本願発明の各部分の形態、構造及び構成に種々 の変更を施すことができることは明瞭であろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G B,HU,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,LV ,MG,MN,MW,NL,NO,NZ,PL,PT, RO,RU,SD,SE,SK,UA,UZ,VN (72)発明者 ユーエン ヘンリー シー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 90278 レドンド ビーチ ピーオーボッ クス 1159 【要約の続き】 は他の遠隔制御技術を介して、ケーブルボックに転送さ れる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.異なるチャンネル周波数で複数のテレビジョン信号を受信し、前記複数のテ レビジョン信号の内から一つを選択し、この選択されたテレビジョン信号をチャ ンネル選択コマンドに従う単一チャンネル周波数に変換し、この単一のチャンネ ル周波数を出力に供給するコンバータ/チューナ、 チャンネル、日付、時刻及び長さコマンドの組を受信する第1の受信手段 と、 前記コマンドの組の日付、時刻及び長さから成る、前記コマンドの組のレ コーダ部分集合を記憶する第1の記憶手段と、 前記コマンドの組の日付、時刻及び長さから成る、前記コマンドの組のケ ーブル部分集合を送信する第1の送信手段と、 前記レコーダ部分集合に従ってビデオ信号の録画を制御するための手段と 、から成る、前記コンバータ/チューナの出力に結合された入力を有するビデオ レコーダ、および 前記ケーブル部分集合を受信する第2の受信手段と、 前記ケーブル部分集合を記憶す第2の記憶手段と、 前記受信されたケーブル部分集合に従って、チャンネル選択コマンドを、 前記コンバータ/チューナに送信する第2の送信手段と、から成るコンバータ/ チューナプログラマ、から成るテレビジョン番組を自動的に録画するためのシス テム。 2.前記コンバータ/チューナがケーブルボックスを含む請求項1記載のシステ ム。 3.前記コンバータ/チューナが衛星受信機を含む請求項1記載のシステム。 4.前記コンバータ/チューナが前記コンバータ/チューナプログラマを含む請 求項1記載のシステム。 5.前記ビデオレコーダが前記コンバータ/チューナプログラマを含む請求項1 記載のシステム。 6.前記コンバータ/チューナが遠隔制御コマンドを複数の遠隔制御装置に送信 することの出来る汎用遠隔制御を含む請求項1記載のシステム。 7.前記第1の受信手段が、 長さが圧縮された形態で、チャンネル、日付、時刻及び長さコマンドの組を 表す、圧縮され、コード化された指標を受信する手段、及び 前記圧縮され、コード化された指標を、個々のチャンネル、日付、時刻及び 長さコマンドにデコードし且つ伸長する手段、から成る請求項1記載のシステム 。 8.前記制御する手段が、第1のクロックを含み、 前記第2の送信手段が、第2のクロックを含み、 前記第1の送信手段が、前記第1のクロックの出力を送信する手段を含み、 且つ、 前記第2の受信手段が、前記第1のクロックの前記出力を受信する手段及び 前記第1のクロックの前記出力に従って前記第2のクロックをリセットする手段 を含み請求項1記載のシステム。 9.前記第1の送信手段が、前記ケーブル部分集合に続いて、前記第1のクロッ クの出力を送信する請求項8記載のシステム。 10.前記第1の送信手段が、前記ケーブル部分集合の送信の度数と独立して、周 期的に前記第1のクロックの出力を送信する請求項8記載のシステム。 11.ビデオレコーダの入力に接続された出力を有するコンバータ/チューナ及び コンバータ/チューナから成るシステムを使用する自動録画テレビジョンプログ ラム方法が、 前記コンバータ/チューナを使用して、 異なるチャンネル周波数で複数のテレビジョン信号を受信し、 チャンネル選択コマンドに従って、前記複数のテレビジョン信号から一つ を選択し、選択されたテレビジョン信号を信号チャンネル周波数に変換し、 前記単一のチャンネル周波数を前記出力に供給し、 前記ビデオレコーダを使用して、 チャンネル、日付、時刻及び長さコマンドの組を受信し、 前記コマンドの組の内、日付、時刻及び長さコマンドから成る、前記コマ ンドの組のレコーダ部分集合を記憶し、 前記コマンドの組の内、チャンネル、日付、時刻コマンドから成る、前記 コマンドの組のケーブル部分集合を送信し、 前記レコーダ部分集合に従ってビデオ信号の録画を制御し、そして 前記コンバータ/チューナプログラマを使用して、 前記ケーブル部分重合を受信し、 前記ケーブル部分集合を記憶し、 前記受信されたケーブル部分集合に従って、チャンネル選択コマンドを前 記コンバータ/チューナに送信する工程から成る方法。 12.前記コンバータ/チューナを使用して達成される前記工程が、ケーブルボッ クスを使用して達成される請求項1記載の方法。 13.前記コンバータ/チューナを使用して達成される前記工程が、衛星受信機を 使用して達成される請求項11記載の方法。 14.前記コンバータ/チュータを使用して達成される前記工程が、前記コンバー タ/チューナを使用して達成される請求項11記載の方法。 15.前記ビデオレコーダを使用して達成される前記工程が、前記コンバータ/チ ューナプログラマを使用して達成される請求項11記載の方法。 16.前記コンバータ/チューナプログラマが、遠隔制御コマンドを複数の遠隔制 御可能な装置に送信することのできるユニバーサル遠隔制御である請求項11記 載の方法。 17.前記チャンネル、日付、時刻及び長さコマンドを受信する前記工程が、 各々チャンネル、日付、時刻及び長さコマンドの組を、長さが圧縮された形 態で表す、圧縮され、コード化された指標を受信し、 前記圧縮され、コード化された指標を、個々のチャンネル、日付、時刻及び 長さコマンドの組にデコードし且つ伸長する請求項11記載の方法。 18.前記制御する工程が、第1のクロックを利用して達成され、 前記チャンネル選択命令を送信する前記工程が、第2のクロックを利用して 達成され、 前記ケーブル部分集合を受信する前記工程が、更に前記第1のクロックの出 力を送信することを含み、 前記ケーブル部分集合を受信する前記工程が、前記第1のクロックの出力を 受信し、前記第1のクロックの前記出力に従って、前記第2のクロックをリセッ トすることを更に含む、請求項11記載の方法。 19.第1の出力を周期的に送信するビデオレコーダを使用し、 前記コンバータ/チューンプログラマを使用し、前記第1のクロックの送信 された出力を受信し、前記第1のクロックに従って第2のクロックをリセットし 、 前記制御する工程が、前記第1のクロックを利用して達成され、 前記チャンネル選択コマンドを転送する前記工程が前記第2クロックを利用 して達成される請求項11記載の方法。 20.異なるチャンネル周波数で複数のテレビジョン信号を受信し、前記複数のテ レビジョン信号の内から一つを選択し、この選択されたテレビジョン信号を、チ ャンネル選択コマンドに従って信号チャンネル周波数に変換し、前記信号チャン ネル周波数を出力に供給するコンバータ/チューナ、 チャンネル、日付、時刻及び長さコマンドの組を受信する第1の受信手段と 、 チャンネル、日付、時刻及び長さの前記組を記憶する記憶手段と、 前記コマンドの組の各々に対して、この様な組のチャンネルコマンド、この 様な組の日付及び時刻コマンドに対応する日付及び時刻前の所定の時間量を送信 する第1の送信手段と、 前記コマンドの組に従ってビデオ信号の録画を制御するための手段と、から 成る前記コンバータ/チューナに接続された入力を有するビデオレコーダ、及び 前記送信されたチャンネルコマンドを受信する第2の受信手段と、 前記チャンネルコマンドの各々から導出されたチャンネル選択命令を、前記 所定の時間量が経過した後、前記コンバータ/チューナに送信する第2の送信手 段とから成るコンバータ/チューナプログラマから成る、自動的にテレビジョン プログラムを録画するシステム。
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