JPH09502272A - 検定用キット - Google Patents

検定用キット

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JPH09502272A
JPH09502272A JP7508458A JP50845895A JPH09502272A JP H09502272 A JPH09502272 A JP H09502272A JP 7508458 A JP7508458 A JP 7508458A JP 50845895 A JP50845895 A JP 50845895A JP H09502272 A JPH09502272 A JP H09502272A
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Abstract

(57)【要約】 イムノフィリン結合性医薬、例えばサイクロスポリン、ラパマイシンおよびFK506化合物の新規血中濃度測定法が提供され、医薬をそのイムノフィリンから結合競合剤を使用することにより離す新規工程を含み、それにより抽出工程の必要性を除き、検定の単純さおよび正確さを上昇させる。結合競合剤および、医薬に結合するが、結合競合剤には明白に結合しない受容体、例えばモノクローナル抗体を含む検定キットがまた提供され、このような検定における結合競合剤としてのイムノフィリン結合化合物の新規使用である。

Description

【発明の詳細な説明】 検定用キット 本発明は、特異的結合性タンパク質の存在下、非抽出血液中の医薬物質の濃度 の測定に使用する検定方法およびキットに関する。本検定は、特に、イムノフィ リン結合性医薬、例えばサイクロスポリン(cyclosporins)、ラパマイシンまたは FK506化合物の血中濃度測定に好適である。 サイクロスポリンは、一般に免疫抑制、抗炎症、抗ウイルスおよび/または抗 寄生虫活性を、それぞれ多かれ少なかれ有する、構造的に明確な環状、ポリ−N −メチル化ウンデカペプチドのクラスを構成する。同定された最初のサイクロス ポリンは、菌代謝物、サイクロスポリンA、即ちシクロスポリン(Ciclosporin) であり、その構造は、メルク・インデックス第11版;Merck&Co.,Inc.;ラーウ ェイ、ニュー・ジャージー、USA(1989)の2759として記載されている 。後に同定されたサイクロスポリンは、またメルク・インデックスに2759と して列記されているサイクロスポリンB、C、DおよびGである。多くの合成同 族体がまた知られ、代表例は、欧州特許第296123号、欧州特許第4842 81号およびイギリス特許第2222770号に記載されている。 ラパマイシンは、ストレプトマイセス・ヒグロスコピクス(Streptomyces hygr oscopicus)により産生されるマクロライド系免疫抑制剤であり、多くの適応症、 特に、器官移植拒絶および自己免疫疾患の処置および予防用の免疫抑制剤として 医薬的に有用であることが分かった。ラパマイシンの構造は、ケッセラー・エイ チら;1993;Helv.Chim.Acta;76:117に記載されている。例えば、あるアシルお よびアミノアシルラパマイシン(例えば米国特許第4316885号、米国特許 第4650803号および米国特許第5151413号)、27−デスメチル− ラパマイシン(WO92/14737)、26−ジヒドロ−ラパマイシン(米国特 許第5138051号)、あるピラゾール誘導体(米国特許第5164399号) 、あるアルコキシエステル誘導体(米国特許第5233036号)および40−O −アルキル化誘導体(WO94/09010)を含む、多くのラパマイシン誘導体 が産生されている。ラパマイシンおよびその構造類似同族体および誘導体は、本 明 細書において集合的に「ラパマイシン」と呼ぶ。 FK506は、ストレプトマイセス・ツクバエンシス(Streptomyces tsukubae nsis)No.9993により産生されるマクロライド系免疫抑制剤である。FK5 06の構造は、メルク・インデックスの付録に、A5として記載されている。F K506の基本構造および免疫学的特性を残した多くの関連化合物がまた知られ ている。これらの化合物は、多くの文献、例えば、欧州特許第184162号、 欧州特許第315973号、欧州特許第323042号、欧州特許第42371 4号、欧州特許第427680号、欧州特許第465426号、欧州特許第47 4126号、WO91/13889、WO91/19495、欧州特許第484 936号、欧州特許第532088号、欧州特許第532089号、WO93/ 5059等に記載されている。これらの化合物は、本明細書において集合的に「 FK506化合物」と呼ぶ。 その非常に有用な薬理学的特性のために、サイクロスポリン(および特にサイ クロスポリンAおよびG)、ラパマイシンおよびFK506化合物は、例えば移 植拒絶の予防および自己免疫疾患の処置に広く適応されている。しかしながら、 これらの化合物は、高濃度で副作用があり、従ってその血中の濃度をある治療範 囲内に保たなければならない。生体内利用能および代謝変換速度は患者特異的傾 向があり、従って用量は患者特異的である。従って、これらの免疫抑制剤の血中 の濃度を一定間隔で追跡する必要がある。 高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を基本にしたある検定方法が開発され ているが、扱いにくいか、充分特異的でないかいずれかである。サイクロスポリ ンAおよびFK506のために、特異的モノクローナル抗体が開発されており、 検定方法は提供された抗体に基づく。しかしながら、今日まで提供された総ての 検定法は、最初に、後で蒸発または希釈により除去する溶媒(メタノールのよう な)で抽出する、血液または血漿サンプルを必要とする。抗体を、次いでサンプ ルに加え、放射免疫測定(RIA)分析を行う。特異的モノクローナル抗体を基に した検定法は充分働くが、抽出工程および続く溶媒の除去の必要性は、注意が払 われなかった場合、検定の低い感受性および低い正確さをもたらすことができる 。 従って、検定は熟練技術者が行わなければならず、時間のかかる工程である。 従って、サイクロスポリン、ラパマイシンおよびFK506化合物の医薬とし ての重要性に鑑み、その血中濃度を決定するための単純で敏感な検定法が必要と されている。 従って、本発明はイムノフィリン結合性医薬の血中濃度の測定用検定法を提供 するものである。当該方法は、血中で医薬(免疫抑制剤)−イムノフィリン複合体 から当該医薬を離す結合競合剤の添加;当該医薬に結合するが、結合競合剤には 明白に結合しない受容体の添加;サンプルからの受容体−医薬複合体の分離;お よび医薬の量の測定を含む。 血中に存在するサイクロスポリン、ラパマイシンまたはFK506化合物の一 部は、医薬−イムノフィリン複合体の形で存在することが分かった。医薬を結合 競合剤を使用して複合体から離した場合、次いでメタノールを使用して血液サン プルを抽出する必要がなく、従ってメタノール抽出および除去に関する欠点は除 かれる。得られる検定法は、正確な結果を提供し、単純であり、サイクロスポリ ン、ラパマイシンまたはFK506化合物の検定において驚くほどの大進歩であ る。例えば、検定法は、0.7ng(サイクロスポリンA)/ml(全血)ほど低い濃度 を、30%以下の変動係数で検出可能である。これは、商業的に入手可能なサイ クロスポリンA検定よりかなり優れている。 イムノフィリンは、サイクロスポリン、ラパマイシンまたはFK506化合物 に結合する細胞内結合性タンパク質の一群である。イムノフィリンの2つの異な る群が現在知られている;サイクロスポリンに結合するサイクロフィリンおよび ラパマシンとFK506化合物に結合するマクロフィリン。あるイムノフィリン の構造は、ワルキンショウら;1992;Transplantation Proceedings,24,4(2),8 −13に記載されている。具体的な例はサイクロフィリンAおよびマクロフィリン 12(しばしばFKBP−12としても既知)である。 イムノフィリン−医薬複合体から医薬を離すのに使用するための結合競合剤の 量は、医薬毎および結合競合剤毎に変化するようである。しかしながら、いずれ の場合も、最適な範囲を、医薬の(ブランクを含む)幾つかの濃度および結合競合 剤の幾つかの濃度で検定法を行うことにより容易に決定し得る。次いで、サンプ ルを2または3倍に希釈し、再び各希釈において方法を行う。次いで、試験の感 受性を比較し、感受性の減少を提供する結合競合剤の濃度を除く。 医薬を認識結合する受容体は、既知の検定に使用されているような任意の特異 的結合性化合物、例えばポリクローナル、モノクローナルまたは組換え抗体、抗 体フラグメントまたは(例えば、ブラタキスら、(1993)Nature,361:645に記載の ような)分子痕跡ポリマー、好ましくはモノクローナル抗体であり得る。 一度医薬が医薬−イムノフィリン複合体から離れたら、受容体に結合する医薬 の量を、任意の検定法、好ましくはモノクローナル抗体基本検定、例えば、医薬 の抗体または受容体への結合の競合の能力を測定する競合検定または非競合検定 を使用して測定し得る。競合検定は、試験サンプルの存在下または非存在下、例 えば抗体の競合剤としての標識医薬(トレーサー)を好ましくは使用する。トレー サーは、好適な読み取りを提供できる標識、例えば当分野で慣用の放射活性、蛍 光、発光、または色素読み取りで標識し得る。あるいは、受容体の競合剤は、例 えば酵素架橋免疫吸着剤検定(ELISA)または、医薬に対する抗体がそれ自身 標識されている系における、試験チャンバーの表面をコートした非標識医薬(所 望により医薬−タンパク質免疫源性接合体が、抗体を発生させるために使用され る)であり得る。抗体または受容体は、使用する検定系に依存して、試験溶液内 で遊離されているか、または試験チャンバーの壁をコートしている。競合検定に おいて、読み取り(例えば、抗体または受容体に結合するトレーサーの量)は、試 験サンプル中の医薬の量と逆比例している。既知の濃度の医薬を含む標準溶液は 、慣用のように検定を標準化するのに使用し得る。 我々が、医薬に結合するが、結合競合剤には明白に結合しない受容体と呼ぶ場 合、我々は医薬および結合競合剤間の受容体の交差反応性の程度が検定の感受性 に明白に影響を与えるには不十分であることを意味する。容認できる結合競合剤 と医薬の間の交差反応性の正確な量は、医薬と比較した結合競合剤のイムノフィ リンに対する相対的親和性に基づいて、もちろんある程度変化する:親和性が高 ければ、医薬を置換するのに必要な濃度は低く、したがって高い受容体交差反応 性が、検定の正確さに影響を与えず、容認できる。実際問題として、交差反応性 の明白さは、異なった量の結合競合剤を使用した標準曲線の比較により最もよく 測定される;一度、医薬を離すための結合競合剤の最低濃度に到達したら、標準 曲線は、この検定で使用するために予期される最も高い濃度に上昇した結合競合 剤濃度のように明白に変化せず、それにより抗体との交差反応性は、この検定の 本質にほとんど影響ないことが証明される(抗体との交差反応性のある場合、結 合競合剤の高濃度の存在は、検定が医薬+結合競合剤を測定しているため、医薬 濃度の観察される測定値を膨張させる傾向にある)。結合競合剤存在下および非 存在下の標準曲線の任意の変化の有意さを、標準統計法、例えばt−検定を使用 して評価できる。しかしながら、ガイドラインのように、通常結合競合剤が、試 験サンプル中、医薬より高濃度で存在するため、医薬と結合競合剤の間の受容体 交差反応性は、通常、緩衝液中の競合検定で測定して、1%より低い、好ましく は0.1%より低いべきである。 本発明の一つの態様において、医薬はサイクロスポリンおよび結合競合剤は、 サイクロフィリンに結合するサイクロスポリン同族体である。好ましくは、結合 競合剤は、欧州特許第296123号に記載の[Thr2,Leu5,D−Hiv8,Leu10] −シクロスポリンであり、それはサイクロフィリンAに競合的に結合する。好ま しくは、受容体は、例えばWO86/2080に記載のような、サイクロスポリ ン特異的、モノクローナル抗体である。サイクロスポリンの例は、免疫抑制剤サ イクロスポリンAおよびサイクロスポリンG、および、欧州特許第484284 1号に記載の抗HIV複製化合物[MeIle4]−シクロスポリンである。 サイクロスポリンを測定するために、競合検定を使用する場合、受容体の競合 剤は、試験チャンバーの壁に結合したサイクロスポリン(例えばWO86/20 80に記載のサイクロスポリン−タンパク質接合体)か、または標識サイクロス ポリン(トレーサー)、例えば(i)放射標識サイクロスポリン、例えばトリチル化 ジヒドロサイクロスポリンAまたは(ii)[Thr2]−シクロスポリン、[(D)Lys8] −シクロスポリンまたは[O−2−ヒドロキシエチル(D)Ser8]−シクロスポリ ンの標識誘導体、例えば、蛍光、発光または色素信号の提供可能な標識を有する 誘導体、例えばダンシルまたはビオチニル誘導体、例えば[ε−N−ビオニチル( D)Lys8]−シクロスポリンまたは[O−(2−ビオチノイルオキシエチル)Thr2] −シクロスポリンであり得る。このような標識サイクロスポリンは、一般的にW O86/2080に記載のように、または、例えばSigmaまたはAmershamから 商業的に入手可能な標識化合物のための多くのキットの一つを使用して製造する 。 シクロスポリン濃度の測定に特に好ましい方法は、試験チャンバー(例えば、 マイクロタイタープレート)の壁をシクロスポリン特異的モノクローナル抗体で コート(例えば、チャンバーをヤギ抗マウス抗体でコートすることにより、次い でシクロスポリン特異的モノクローナル抗体のFc領域をヤギ抗マウス抗体に結 合させ、シクロスポリン抗体の結合領域を遊離させる)することを含む。試験す べきサンプル(例えば、患者からの血液)、結合競合剤(例えば[Thr2,Leu5,D− Hiv8,Leu10]−シクロスポリン)および標識(例えば、ビオチン標識)サイクロス ポリントレーサー(例えば[O−(2−ビオチノイルオキシエチル)Thr2]−シクロ スポリン)を、次いで試験チャンバー内で合わせ、一定時間インキュベーション する。インキュベーション時間は、抗体が医薬およびトレーサーに結合するのに 充分な時間、例えば少なくとも1時間、好ましくは少なくとも2時間である。次 いで、試験チャンバーを濯ぐ。結合トレーサーの濃度を使用した標識の型に依存 して慣用の方法で測定する;ビオチン標識は、例えば、酵素、例えば蛍光、発光 または色素読み取りを与えるために、基質を開裂するセイヨウワサビペルオキシ ダーゼに結合したストレプタビジン(ビオチンに高親和性を有する細菌タンパク 質)による商業的検定の使用が認識されよう。 本発明の他の態様において、医薬はFK506化合物、例えば、FK506お よび結合競合剤はマクロフィリン12に結合する化合物である。FK506化合 物を離すことができる任意の好適なマクロフィリン12結合性化合物が使用し得 る。ラパマイシンは、マクロフィリン12への結合でFK506と競合し、好ま しくは結合競合剤として使用する。好適なFK506化合物抗体が、検出用に使 用し得る;好ましくは、欧州特許第A0293892号に記載のような特異的抗 体。競合検定を使用する場合、抗体の競合剤は、検定プレートに結合したFK5 06化合物または好ましくはFK506の標識誘導体、例えば放射標識誘導体、 例えばトリチル化FK506、または他の標識誘導体、例えばPOD−FK50 6(欧州特許第A0293892号に、POD標識FR−900506として記 載)であり得る。 本発明の第3の態様において、医薬はラパマイシン、例えばラパマイシンまた はWO94/09010の40−O−ヒドロキシエチル−ラパマイシンおよび結 合競合剤は、マクロフィリン12に結合する化合物である。ラパマイシンを離す ことができる任意のマクロフィリン12結合性化合物が使用し得る。FK506 はマクロフィリン12への結合でラパマイシンと競合し、好ましくは結合競合剤 として使用する。受容体は、好ましくはラパマイシン特異的モノクローナル抗体 である。[注:ラパマイシン選択的モノクローナル抗体は、文献に記載されてい ない。しかしながら、我々は、抗原がラパマシンの免疫源性接合体、例えばラパ マイシンの水酸基の一つ(好ましくは水酸基は、ラパマイシンのシクロヘキシル 部位(ラパマイシンの40位)に位置するかまたはラパマイシンの28位の水酸基 に対応する)を経由して免疫源性タンパク質に結合したラパマイシンである、標 準ケーラー−ミルスタイン技術を使用して、高選択性抗体を製造した。ラパマイ シンは、第1に活性結合基を有するラパマイシンを形成し、次いで活性化ラパマ イシンをタンパク質を結合させることにより、タンパク質と結合する。活性化結 合基は、タンパク質との直接反応が可能な基であり、タンパク質との反応を可能 にし、遂行し、または促進する結合剤(例えば、カルボジイミド試薬)の使用を必 要とせず共有結合を形成する。例えば、40−O−活性化ラパマイシンは、DM APおよびピリジンの存在下、無水コハク酸を使用してO−アシル化し、ラパマ イシンヘミコハク酸(40−O−(3−カルボキシ)プロパノイル−ラパマイシン) を形成する;それは、次いで、EDCおよびEt3NおよびCH2Cl2存在下、N −ヒドロキシサクシンイミドと反応し、サクシンイミドオキシサクシニルラパマ イシン(40−O−(3−カルボキシ)プロパノイル−ラパマイシンN−ヒドロキ シサクシンイミドエステル)を形成する。28−O−活性化ラパマイシンは、4 0−ヒドロキシの前保護を使用して、同様に製造し、次いでタンパク質と結合し 、 28−O−結合性免疫源性接合体を製造し、40−O−架橋接合体を使用して得 られるのと異なった特異性、例えば、ラパマイシンのシクロヘキシル領域の差異 に高い感受性を有する抗体の製造に使用できる。]競合検定を使用する場合、抗 体の競合剤は、検定プレートに結合したラパマイシンまたは好ましくは標識ラパ マイシン、例えば、上記の活性化ラパマイシンを標識群、例えばビオチンまたは ダンシルと反応させて製造した、例えば蛍光標識ラパマイシン、またはラパマイ シンの放射標識、例えばラパマイシンのトリチル化により製造したラパマイシン であり得る。 本発明の検定法は、標準生物検定装置を使用して早く単純に行い、正確で再現 性のある結果が得られ得るため、有利である。また、全血が、抽出の必要なく使 用し得る。 本発明はまた、血液中のイムノフィリン結合性医薬の量の検出に好適な検定キ ットを提供し、そのキットは、血液中で医薬を医薬−イムノフィリン複合体から 離す結合競合剤;および医薬に結合するが、結合競合剤には明白に結合しない抗 体を含む。 好ましくは、抗体は医薬に特異的なモノクローナル抗体である。 医薬がサイクロスポリンであれば、結合競合剤は、サイクロフィリンに結合す るサイクロスポリン同族体である。好ましくは結合競合剤は[Thr2,Leu5,D− Hiv8,Leu10]−シクロスポリンである。好ましくは抗体は、WO86/208 0に記載のようなシクロスポリン特異的モノクローナル抗体である。 医薬がFK506化合物またはラパマイシンである場合、結合競合剤は、それ ぞれラパマイシンまたはFK506もしくはマクロフィリン12に結合するそれ らの同族体であり得る。FK506化合物またはラパマイシン化合物に対する任 意の好適な抗体が使用し得る;好ましくは、例えば、ラパマイシンについて上記 したように製造した、または欧州特許第A0293892号に記載の特異的抗体 である。 キットは、更に好適な標識トレーサー、標準および使用説明書を含み得る。ト レーサーの標識は、好適な標識、例えば放射活性、蛍光または色素標識であり得 る。簡便な場合、キットの成分は凍結乾燥形であり得る。 最後に、更なる態様において、本発明は、他のイムノフィリン結合性化合物の 血中濃度測定のための検定キットまたは方法におけるイムノフィリン結合競合剤 としてのイムノフィリン結合性化合物の新規使用を提供する;例えば、サイクロ スポリンの血中濃度測定のための検定キットまたは方法における[Thr2,Leu5, D−Hiv8,Leu10]−シクロスポリンの使用;FK506化合物の血中濃度測定 のための検定キットまたは方法におけるラパマイシンの使用;およびラパマイシ ンの血中濃度測定のための検定キットまたは方法におけるFK506の使用。 本発明の実施例を、説明として、限定的でなく、ここに記載する。変化が検定 毎に一定している限り、正確な濃度範囲および反応条件の変化を容認し得ること は、当分野の技術者には明白であろう。医薬をイムノフィリン−医薬複合体から 離すために結合競合剤を使用する他の検定系は、本発明の範囲内であると見なさ れる;一度医薬がイムノフィリン−医薬結合性複合体から離れたら、もちろん任 意の既知の方法で測定し得る。実施例1 :サイクロスポリンA検定 目盛りサンプル:サイクロスポリンA16μgを、70%v/v水性エタノール に加え、4℃で貯蔵する。サイクロスポリンA溶液50plを、人血(Blutspende zentrum Baselから入手)1mlで希釈し、800ng/mlのサイクロスポリンA濃度 を得る。次いで、400ng/ml、200ng/ml、100ng/ml、50ng/ml、2 5ng/ml、12.5ng/ml、6.2ng/ml、3.1ng/ml、1.6ng/ml、0.8ng /mlおよび0.4ng/mlの濃度の目盛りサンプルを、サイクロスポリンA500 μl溶液を人血1mlに連続して希釈することにより調製する。サイクロスポリン 無しの血液サンプルをブランクとして調製する。 調整マイクロタイタープレート:数個の96ウェルマイクロタイタープレート の各ウェルを、リン酸緩衝化生理食塩水(PBS)で10μg/mlまで希釈したヤ ギ抗マウス抗体(GaM IgG Fc非接合、Pierce31170)100μlでコートする 。マイクロタイタープレートを、一晩4℃でインキュベーションする。ヤギ抗マ ウス抗体を廃棄し、ブロッキング溶液(PBS100mlに溶解したウシ血清アル ブ ミン2g)200μlを各ウェルに加える。マイクロタイタープレートを37℃で 2時間インキュベーションし、次いで3×300μlのPBS/トゥイン20溶 液(PBS1リットル中トゥイン20 0.5g)を使用したプレート洗浄機で洗 浄する。調整マイクロタイタープレートを4℃で貯蔵する。 抗体プレート:PBS/トゥイン20溶液1mlを、凍結乾燥形のサイクロスポ リンA特異的モノクローナル抗体のバイアルに加える。抗体は、WO86/20 80に記載され、商業的に入手可能なサンディミュン(商標)−キットの一部を成 す。次いで、抗体溶液をPBS/トゥイン20溶液で1:10に希釈し、100 μlを、調整マイクロタイタープレートの選択したウェルにピペットで移す。P BS/トゥイン20溶液100μlを、残ったウェルにピペットで移す。マイク ロタイタープレートを一晩4℃でインキュベーションする。 サイクロスポリントレーサー:96%v/v水性エタノール中の放射活性二水素 添加サイクロスポリンA1mlを含むバイアルを、商業的に入手可能なサンディミ ュン(商標)−キットから得る。 競合剤溶液:欧州特許第296123号に記載のように製造した[Thr2,Leu5 ,D−Hiv8,Leu10]−シクロスポリン4.2mgをメタノール1mlに溶解し、4℃ で貯蔵する。 各々の目盛りサンプル(ブランクを含む)125μlを、非調整マイクロタイタ ープレートのウェルにピペットで移す。試験すべき血液サンプル125μlを、 残ったウェルのそれぞれにピペットで移す。PBS/トゥイン20溶液100μ lおよびサイクロスポリントレーサー25μlを各ウェルに加える。マイクロタイ タープレートを、5分間振盪し、次いで室温で15分間インキュベーションする 。競合剤溶液3μlを各ウェルに加え、マイクロタイタープレートを5分間振盪 し、処理目盛りサンプルおよび処理血液サンプルを一晩4℃でインキュベーショ ンする。 抗体プレートをPBS/トゥイン20溶液300μlで3×洗浄し、処理目盛 りサンプルまたは処理血液サンプル100μlを各ウェルに加える。マイクロタ イタープレートを3時間4℃でインキュベーションし、次いでPBS/トゥイン 20溶液300μlで3×洗浄する。水100mlに溶解したドデシル硫酸ナトリ ウム1gの100μlを、各々のウェルに加え、マイクロタイタープレートを5 分室温で振盪し、次いで15分間37℃でインキュベーションする。各々のウェ ルの100μlの溶液を、Packard2000CA液体シンチレーション分析機で分析す る。 目盛り曲線は、目盛りサンプルから得られた結果から作成する。曲線は、サイ クロスポリンAの濃度の対数に対するブランクと比較した抗体−トレーサー結合 のパーセントとして表す。 結果の変化の係数は、0.7ngサイクロスポリンA/血液mlから400ngサイ クロスポリンA/血液mlの範囲で30%より少ない。高い正確性を示唆するこの 作業範囲は、非常に低い濃度でさえ、得られる。 検定の一貫性は、反復により確認する。100ngおよび400ngのサイクロス ポリンAは、それぞれ人血1mlで再構成し、100ng/mlおよび400ng/mlの 濃度を得る。各サンプルを、実施例1に記載の方法を使用して、4回分析し、濃 度を測定する。結果は、表1に示す。 100ng/mlについて、全体の平均は、平均分散2.4%の97.6ng/mlであ る。400ng/mlについて、全体の平均は、平均分散4.4%の417.6ng/ml である。 結果は、高い割合の正確さが、常に得られることを示唆する。実施例2 :FK506検定 マイクロタイタープレート調製:各々のウェルを、リン酸緩衝化生理食塩水( PBS)中のヤギ抗ウサギ抗体100μg/mlでコートする。マイクロタイタープ レートを、一晩4℃でインキュベーションする。ヤギ抗ウサギ抗体を廃棄し、ブ ロッキング溶液(PBS100mlに溶解したウシ血清アルブミン2g)200μl を各ウェルに加える。マイクロタイタープレートを2時間37℃でインキュベー ションし、次いで3×300μlのPBS/トゥイン20溶液(PBS1リットル 中トゥイン20 0.5g)を使用したプレート洗浄機で洗浄する。マイクロタイ タープレートを4℃で貯蔵する。 PBS/トゥィン20溶液で1000倍に希釈したウサギ抗FK506抗体1 00μlを、各ウェルに加える。マイクロタイタープレートを一晩4℃でインキ ュベーションする。 目盛りサンプル:FK506を、人全血かまたはPBS/トゥイン20で、2 00ng/ml、20ng/mlおよび2ng/mlに希釈する。FK506無しの血液サン プルをブランクとして調製する。 競合剤溶液:トリチウム標識FK506を、25μl中10000cpmを有する ように希釈する。 検定:全血または緩衝液中の目盛りサンプル125μlを加え、50、10、 lおよび0μg/mlのラパマイシンを含むPBS/トゥイン20 100μlと混 合する。競合剤溶液25μlを各ウェルに加える。マイクロタイタープレートを を3時間4℃でインキュベーションし、PBS/トゥイン20 300μlで3 回洗浄する。水100mlに溶解したドデシル硫酸ナトリウム1gの1000μl を各ウェルに加え、マイクロタイタープレートを5分間、次いで15分間37℃ で振盪する。各ウェルの溶液100μlを、次いでPackard2000CA液体シンチレ ーション分析機を使用して分析する。 結果:緩衝液中のサンプルを使用した検定は、置換剤としてのラパマイシンの 異なった濃度と同様の標準曲線を提供する。この結果は、ウサギ抗FK506抗 体が、ラパマイシンと交差反応性のないことを示す。 全血中のサンプルを使用した検定では、FK506が、全血に含まれる結合性 タンパク質と結合し、抗体と反応しないため、ラパマイシンを置換剤として使用 しなかった場合、非常に低い信号を提供する。ラパマイシンをマクロフィリンの 結合競合剤として添加した場合、得られる標準曲線は、緩衝液中で得られたのと 同様である。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.血中のイムノフィリン結合性医薬の濃度測定のための検定法であり、血中 において免疫抑制剤−イムノフィリン複合体から医薬を離す結合競合剤の添加、 医薬に結合するが、結合競合剤には明白に結合しない受容体の添加、サンプルか らの受容体−医薬複合体の分離および医薬の量の測定を含む方法。 2.イムノフィリン結合性医薬がシクロスポリン、結合競合剤が[Thr2,Leu5 ,D−Hiv8,Leu10]−シクロスポリンおよび受容体がモノクローナル抗体である 、請求項1記載の検定法。 3.イムノフィリン結合性医薬がFK506、結合競合剤がラパマイシンおよ び受容体がモノクローナル抗体である、請求項1記載の検定法。 4.イムノフィリン結合性医薬がラパマイシンまたは40−ヒドロキシエチル −ラパマイシン、結合競合剤がFK506および受容体がモノクローナル抗体で ある、請求項1記載の検定法。 5.血中のイムノフィリン結合性医薬の濃度の検出に適した検定キットであり 、血中において免疫抑制剤−イムノフィリン複合体から医薬を離す結合競合剤お よび医薬に結合するが、結合競合剤には明白に結合しない受容体を含むキット。 6.イムノフィリン結合性医薬がシクロスポリン、結合競合剤が[Thr2,Leu5 ,D−Hiv8,Leu10]−シクロスポリンおよび受容体がモノクローナル抗体である 、請求項5記載の検定キット。 7.イムノフィリン結合性医薬がFK506、結合競合剤がラパマイシンおよ び受容体がモノクローナル抗体である、請求項5記載の検定キット。 8.イムノフィリン結合性医薬がラパマイシンまたは40−ヒドロキシエチル −ラパマイシン、結合競合剤がFK506および受容体がモノクローナル抗体で ある、請求項5記載の検定キット。 9.他のイムノフィリン結合性化合物の血中濃度測定のための検定キットまた は方法における、イムノフィリン結合競合剤としてのイムノフィリン結合性化合 物の使用。 10.サイクロスポリンの血中濃度測定のための検定キットまたは方法におけ る、[Thr2,Leu5,D−Hiv8,Leu10]−シクロスポリンの請求項9記載の方法。 11.FK506化合物の血中濃度測定のための検定キットまたは方法におけ る、ラパマイシンの請求項9記載の方法。 12.ラパマイシンの血中濃度測定のための検定キットまたは方法における、 FK506の請求項9記載の方法。
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