JPH09501892A - パッケージ及び前記パッケージの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 各々が頂部保持具（２ａ−２ｄ）を有し、且つ紐バンド（３）により一緒に結合されている隣接するマルチ・パックの容器（１ａ−１ｄ）の蜂の巣形成を防止するため、ボール紙又は他の部材が、紐バンド（３）が当てられる前に各グループの円筒状容器の隣接する表面の間に置かれる。好ましいパッケージの安定性及び最小の廃棄物が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 パッケージ及び前記パッケージの製造方法 発明の分野： 本発明は、請求項１の前文に規定されたようなパッケージ及びそのようなパッ ケージの製造方法に関する。 発明の背景 今日の包装産業では、ボトル、ジャー、ポット、缶及び他の円筒状壁容器内の 食品及び他の物品は、屡々、プラスチックフィルム（例えば、収縮包装）を追加 して又は追加せずに、ボール箱又は容器を用いて分配される。必要なボール紙／ プラスチック量の減少、つまり包装廃棄物を減少する努力において、或る包装の 組合せは、複数の容器のための支持ベースとして、且つ容器の側部による横の支 持物として作用する簡単な折り畳んだ、波形ボール紙の外部層を有している。張 られた紐バンドがまた、より以上の安定性を与えるために、ボール紙及び容器グ ループの周りに張られる。 そのような包装は、廃棄物減少のための部分的解決方法を提供するが、その解 決方法は、バンド除去後分離される、例えば、スーパーマーケットの棚を満たす ための個々の容器の ために設計されている。従って、容器を支持するボール紙包装は、スーパーマー ケットで除去され、投げ捨てられる。 更に、２列以上の容器を有しているそのようなパックは、張られた紐バンドに より、容器に作用する力が、容器を蜂の巣形状に適合するようにするので、一般 的に容器の蜂の巣形状を用いて形成される。然しながら、そのような形状の欠点 は、特に店の棚に重要である多くの貯蔵スペースを占める“デッド”コーナー及 び／又は端部を有しているということである。長方形のグループ（即ち、蜂の巣 状でない）に配列された複数の容器から初めに形成されているこれ等のパッケー ジでも、容器がそれ等の自然な姿勢をとり、そして運送中に蜂の巣状となる傾向 があるという問題を有している。これは不安定となり、そしてパッケージを持上 げるときの相対垂直運動を促進し、これがパッケージの潰れを生ずる。 売上げを増加し、且つ好都合な運搬手段を提供するため、満たされなければな らない更に他の必要要件は、マルチ・パックのような容器、即ち、不体裁な紐バ ンドの除去後、例えば、ボール紙搬送用保持具（carrier ）によって一緒に保持 された２又はそれ以上のパックを含むマルチ・パックのような容器の供給物であ る。そのようなマルチ・パック搬送用保持の実施例が、例えば、ＥＰ（ヨーロッ パ特許）第Ａ− 496807号に示されており、その主題は、参照によって本題に組み込まれている。 従って、本発明の目的は、蜂の巣形成を防止し、且つ最小の廃棄物となるよう にマルチ・パックの容器（即ち、各々が、通常ボール紙搬送用保持によって、上 部端で一緒に保持された複数の容器を含む列又はパック）を一緒に紐で結ぶ解決 方法を提供することである。 相互の滑りを防止する、つまり、容器相互の損傷を防止する容器の問題解決の 今までの試みは、ドイツ国特許第Ａ−3739574号から公知である。これは、紐バ ンドで一緒に保持された単一の消費者用６パックの２容器の夫々の底部の周りに 位置づけされているＵ形状のボール紙片を開示している。容器は、中間のボール 紙によって、よりよく保護されるが、蜂の巣形状の問題は、実際に防止されず、 且つ張られた紐バンドは容易に緩み、そしてパッケージの潰れを生じ、その結果 、容器の損傷を生ずる。また、Ｕ形状片は、中央列を囲まなければならない、従 って常に奇数の列を必要とし、紐バンドが切れるや否や、投げ出される大きな無 機能のボール紙Ｕ−部片を必要とするので、パッケージはその使用を非常に制限 される。 発明の概要 上記の課題（目的）は、パッケージ及び夫々請求項１及び６の特徴を有してい る方法によって解決される。 本発明の好ましい特徴は、従属請求項に規定されている。 互に隣接して配置された個々のマルチ・パックにより（即ち、上部端で容器の 各々をしっかりと保持する頂部保持器／頂部結合要素によって）且つ容器の並置 した面の間の或る量の中間材料の追加利用によって、紐バンドがかけられたとき 、蜂の巣効果を実質的に除去することができる。 図面の簡単な説明 本発明を、幾つかの実施例及び添付図面を参照して詳述する。 図１は、単一の紐バンドによって、一緒に結合された４つの個々のマルチ・パ ックの側面図を示している、 図２は、図１のように一緒に結合された、図１に類似の４つの個々のマルチ・ パックの斜視図を示している、 図３及び図４は、１パック当り６つの容器を含む２つのマルチ・パックの夫々 側面図及び斜視図を示している、 図５は、１パック当り４つの容器を含む５つのマルチ・パックの図を示してい る、そして 図６は、マークされた種々の可能な他の接着場所を有している図１の配置を示 している。 好ましい実施例の詳細な説明 図１及び図２に示されたパッケージは、４列に配置された１２個の容器１ａ〜 ｄを含む。第１の列は、３個の缶１ａを有し、第２の列は、３個の缶１ｂを有し ている等々。従って、各列の容器は、折り畳んだボール紙保持ブランク２ａ〜２ ｄによって、３個の容器のマルチ・パックに結合されている。３個の容器が示さ れているが、１よりも大きい任意の数の容器、例えば、各マルチ・パック列に、 ２個の容器が、本発明に使用されてもよい。同様に、多くの列のマルチ・パック が可能である（例えば、４列の２パック又は、４列の３パック等）或いは、１つ の折り畳んだ保持要素、又は、大きな単一の結合したマルチ・パックを形成する ように、接着剤によって結合された２個の保持要素によって結合された２又はそ れ以上の列に配置されたパックを有しているマルチ・パックが可能である。 適切には、ポリプロピレンの単一の紐バンド３は、容器を一緒に保持するため 、４列の容器の周りにぴんと張られる。固定状態における紐バンドの力及び紐か けの際に生ずる力は、通常、４個の容器を上記のような蜂の巣形状にさせる。然 しながら、これを防止するため、本発明は、かなりの量の余分な材料を加えるこ となく、次のパックに対する一方のパック の横の運動を防止する手段を備えている。 互に面している容器の側部のフラップ４及び５の一方又は双方は、外側のフラ ップ６及び７より長くてもよい。従って、並置したフラップ４及び５は、各列の 円筒状容器の接触領域内において下方に延びている。このようにして、並置した 容器間のボール紙の存在により、張られた紐バンドを当てた後、前記容器間の運 動に対する摩擦抵抗は、通常、バンド、ボール紙の摩擦接触及びマルチ・パック 搬送用保持具による缶の接続の組合せた存在により、他方のマルチ・パック容器 グループに対する一方のマルチ・パック容器グループの側部スリップ（即ち、一 方が方向Ａへ、他方が方向Ｂへ）を防止するのに充分である。２列の容器間に必 要なボール紙の実際の大きさは、実験によって到達できる位の広さであり、そし て容器の形式及び重量、ボール紙の厚さ等に左右される。 紐バンドの適切な寸法は、より大きい寸法が使用できるが、通常約５０mmまで である。そのように狭いバンド（５０mm又はそれ以下）でも、本発明は、蜂の巣 形状防止解決法を提供する。 図１は、容器の下方端における容器間に間隙を示しているが、この大きな間隙 は、張られたバンド３が缶を一緒に束ねるから、実際には勿論存在しない。同じ ように、ボール紙フ ラップ４及び５は、互に接触しているように示されていないが、それ等のフラッ プ４及び５は、バンドが張られているので、接触している。 本発明の第２の実施例として（図示せず）、容器間にフラップ４及び５を備え たボール紙（図１〜４及び６に示されたような）は、保持要素２ａ〜ｄから分離 することができる。従って、ボール紙の分離ストリップは、搬送用保持具２ａ〜 ２ｄに結合されているこれ等のストリップの代りに、隣接するマルチ・パック列 の間に挿入することができる。この改良では、その挿入は、総ての容器間にある 必要はなく、総ての容器間にあることが多くの面から最も好ましい解決方法では あるが、幾つかの間にあればよい。達成されるべき重要な特徴は、この特殊な場 所における容器間の適切な量の摩擦抵抗である。 図３及び４は、夫々２つのマルチ・パックの側面図及び斜視図を示しており、 各々は、１マルチ・パック当り２列の３個の容器１ｅ及び１ｆ（又は１ｇ及び１ ｈ）を有する前記のマルチ・パックは、フラップ８及び９を圧縮接触するように して張られたバンド３によって一緒に結合されている。この場合にもまた、図は 、単に概略的な表現であり、そして容器列１ｆ及び１ｇは、勿論通常、少なくと もそれ等の下部端に おいて接触している。 本発明の第３の実施例は、容器間の任意のボール紙挿入物又は延長部の代りに 、必要な効果を得るため各列の容器間の小領域に、適切な接着剤、例えばホット メルトを使用することである。然し、接着剤を前記ボール紙に添加して使用する ことも可能である。接着剤及びボール紙が組合せて使用されるときは、接着剤の 適切な位置は、容器の円筒状表面と、互に位置的に容器を固定するボール紙フラ ップとの間である。そのような場合には、消費者パック（即ち各々のマルチ・パ ック）がそれ自身のいじり回した証拠／いじり回し防止シールを提供し、一方同 時に各々の容器の回転を防止する（それはパッケージの外観を改善する）という 追加の利点が得られる。 或いはまた、接着剤は、隣接する缶の円筒状表面の間、又は隣接するマルチ・ パックの間の任意の他の適切な場所に置かれてもよい。接着剤のための種々の他 の場所を図６を参照して概略的に説明する。 接着剤は、長手方向の剪断方向（即ちＡ／Ｂ方向）における強度及び接着力が 大きくなければならないが、一方横方向における強さは、消費者がマルチ・パッ クを互に容易に分離できる、又は缶を所望のとき、上部ボール紙搬送用保持具か ら分離でき、なお更に側方への滑りを防止するように比較的大きくなければなら ないようなものでなければならない。 バンド３を用いて一緒に包装している間に、容器の蜂の巣形状を防止するため 、本発明によるパッケージは、下記のように組立てられなければならない。容器 間の摩擦抵抗生成体としてボール紙等を使用するとき、ボール紙は、バンド３が しっかり緊るまで、如何なる抵抗効果も生ずることができない。従って、マルチ ・パックが、一緒にバンドで締める用意がされて並べて配置されたとき、枠部材 又は他の動き防止部材（例えば、バンドがけ機）が、バンドがけ操作中パッケー ジの相対運動を防止するため使用されなければならない。 蜂の巣形状防止手段として接着剤が使用されるとき、接着剤がバンドがけ機の 機能も果たすことができるので、バンドがけ機上に枠部材は必要がない。然しな がら、バンドがけ中に加えられる力によっては、この場合にも枠部材を使用する のが好都合である。 第４の実施例は、また、衝撃吸収特性（以下に説明するような）が必要である 場合に可能である。この実施例では、バンドがけ機能及び衝撃吸収特性は、ロー ルで供給できる１つの完全なボール紙ストリップで提供できる。ボール紙バンド は、単に円筒状容器の周りに張られ、そして端部を一緒に接 着される（又は、適切に結合される）。ただ単にボール紙解決法が使用される場 合には（プラスチックバンド及び接着剤なし）、大きなリサイクルの利点が得ら れる。 図５に示したような更に他の実施例は、容器（搬送用保持具が特に保護される べきガラス容器に必要であるような）に対する衝撃吸収保護層の使用を含む。そ のような場合には、追加の衝撃防止材料１５が使用されてもよい、それは、図示 の実施例では、容器の下部の最も傷つき易い表面（例えば、ガラス容器の場合） を損傷から防止するため、開放端部（一端部を）の形の下敷きである。５個のマ ルチ・パック１０−１４のための下敷きは、図示の実施例では、下敷きの２個の 延長部分１６の周りに締めつけられているバンド３により、所定の位置に保持さ れる。またこの実施例でも、バンド３は、必要があれば、衝撃吸収式に作られて もよい。 ボール紙が、各列の接触容器面間の下方に延びていないために、別のストリッ プが使用されるか、又は、前述のような接着剤（図示せず）が、例えば容器の下 部端の間に使用されなければならない。 図６は、接着剤（適切には、ホットメルト接着剤）が、種々の他の場所に塗布 されるように示されているが、図１に類似した図である。然しながら、或る幾つ かの場合には、幾つ かの場所の組合せが使用できることは明らかである。可能な接着場所の概略的表 示として場所、Ｃ、Ｄ及びＥが示されている。従って、これ等の場所における接 着剤の厚さは、明らかに大きな制限内で変化できる。 場所Ｃは、例えば、容器の隣接する列のボール紙フラップ間に置かれている接 着剤を示している。この接着剤は勿論、前述のように、剪断力抵抗を得る目的を 有しているが、列を互に分離可能にする方向に勿論弱くなければならない。この 場合、更に他の応用は、個々の搬送用保持具要素が、単一のパックとして一緒に 取付けられるように、２又はそれ以上の列の間に組合せたマルチ・パックを形成 することが望まれる場合である。 場所Ｄは、ボール紙フラップと容器自身との間にある、従っていじり回し証拠 接続の特定の利点を提供する。 場所Ｅは、容器の隣接する円筒状表面の間であり、そしてこの場所における必 要な剪断抵抗を提供するのに役立つばかりでなく、容器間の損傷保護障壁を提供 する。明らかにこの接着場所の容器の底部からの距離は、最重要事項ではないが 、然し、それは接着剤が実際に使用されるとき、最良の結果を与えるため、紐バ ンド３の下になければならない。 従って、本発明から得られるパッケージは、パレット上に 更に他のパッケージユニットと共に容易に積み重ね可能である。従って、安定性 の増加が必要であれば（例えば、輸送のため）、更に他の紐バンドが、１又は幾 つかの全パレット層の周りに置かれてもよい。スーパーマーケット等における棚 積みに対しては、紐バンドを切る前後に、パッケージを単に棚に置くだけが必要 である。明らかなように、総ての利用可能な棚スペースが、消費者の購入のため 用意されている個々のマルチ・パックの適切な積重ねによる最善の効果のために 使用できる。 従って、容器のための如何なる形式の下のトレイをも必要とせず、特に少ない 廃棄物を含む安定した、経済的なパッケージが作られた。これは、本発明により 提供される必要があるボール紙（又は類似のもの）のみが、機能的な搬送用保持 具（即ち、マルチ・パック搬送用保持具）として、特殊な購入後の消費者機能を 有し、一方同時に、紐バンドと組合せて優れた安定性を提供するので、序文に述 べた今まで知られている容器パッケージに較べて特に有利な点である。 本発明の包装アイディアはまた、更に、容器の各々が、それ自身容器の蜂の巣 形状である（それ自身そのような配置を備えている搬送用保持具により）、容器 のマルチ・パックの一体的な結合にまで及ぶ。これは、並置関係に置かれている （即ち各々に対して非蜂の巣形状である）各々のマルチ・パックの隣接する外側 の列における容器によって達成され、そして摩擦向上材料が、マルチ・パック容 器間に置かれ、前記材料は、頂部保持要素の１部分であるか及び／又はそれから 分離している。このようにして、より安定したグループが得られる。 ある場合には、例えばガラス容器では、パッケージの外側の衝撃吸収特性を改 善するのが望ましい。これは、単に、容器に対する紐バンドの摩擦抵抗を増加す るのに役立つ合成衝撃吸収層（例えば、バンド上のホットメルト外部層）により 紐バンドを作ることによって、本発明により達成できる。 本発明は、上述の実施例に限定されず、添付の請求項の範囲内で大幅に変化さ れてもよい。特に材料の選択、ボール紙挿入物又は接着領域の大きさ、並びに紐 バンドの張力及び場所は、問題の容器マルチ・パックの形式によって総て変更さ れてもよい。例えば、大型マルチ・パックの長い容器は、小さい容器の小さいグ ループの摩擦よりも大きい達成すべき摩擦抵抗を必要とし、そしてこの解決方法 は、例えば、ボール紙の大きいストリップであればよい。

【手続補正書】特許法第１８４条の７第１項 【提出日】１９９５年１月３１日 【補正内容】 請求の範囲 ［1995年１月31日に国際特許事務局により受理：原請求項１、３及び５を補正 、残りの請求項はそのまま（２頁）］ １．各々がカーブした外壁面を有している複数の容器を含むパッケージであっ て、前記容器が、前記容器の各々の上部に取付けられたボール紙の折り畳んだブ ランクによって単一列のマルチ・パックとして一緒に結合されているパッケージ において、 前記マルチ・パックが、前記マルチ・パックを囲んでいる張られたバンドによ って少なくとも１つの隣接するマルチ・パックに結合されており、そして隣接す るパックの容器の間に、隣接するマルチ・パックの容器と蜂の巣状構造形成を実 質的に防止する手段が設けられていることを特徴とするパッケージ。 ２．形成される蜂の巣状構造を防止する前記手段が、隣接するマルチ・パック の容器の並置したカーブした表面の間に置かれた、ボール紙等の平らな部片とし て形成されている請求項１に記載のパッケージ。 ３．形成される蜂の巣状構造を防止する前記手段が、隣接 するパックの容器の間の容器表面上に置かれた接着剤領域、例えばホットメルト 接着剤領域（Ｄ又はＥ）を含む請求項１に記載のパッケージ。 ４．前記ボール紙等が、マルチ・パックとして一緒に容器を結合している折り 畳んだ、ブランクの１つのフラップの延長部であり、前記延長部が、隣接するグ ループの容器の並置平面の間を通過している請求項１又は２の何れか１項に記載 のパッケージ。 ５．接着剤、例えばホットメルト接着剤の領域（Ｃ）が、２列の消費者−マル チ・パックを形成するため、前記ボール紙等の間の隣接するマルチ・パックの間 に塗布されている請求項１、２又は４の何れか１項に記載のパッケージ。 ６．請求項１によるパッケージの製造方法において、 前記マルチ・パックが一緒にバンドで締めるため互に隣接して配置され、そし て次のマルチ・パックに対する一方のマルチ・パックの相対運動を防止し、一方 、隣接するマルチ・パックが一緒にバンドで締められるように、枠部材又は他の 動き防止部材が置かれることを特徴とする製造方法。 ７．前記動き防止部材が、隣接するマルチ・パックの並置した容器間に置かれ た接着剤を含む請求項６に記載の方法。 【手続補正書】特許法第１８４条の８ 【提出日】１９９５年１０月２日 【補正内容】 請求の範囲 １．各々がカーブした外壁面を有している複数の容器を含むパッケージであっ て、前記容器が、前記容器の各々の上部に取付けられたボール紙等の折り畳んだ ブランクによって単一列のマルチ・パックとして一緒に結合されるパッケージに おいて、 前記マルチ・パックの１つが、前記マルチ・パックを囲んでいる張られたバン ドにより、少なくとも１つの隣接するマルチ・パックに結合され、前記バンドが 一方において、隣接するマルチ・パックの容器の間に、各容器の下部に接触領域 を形成し、そして他方において、隣接するマルチ・パックの容器の並置したカー ブした表面間の短い距離に前記ブランクから延びているボール紙の部片又はフラ ップの形の手段の間に各容器の上部に接触領域を形成し、それによって小さい角 度が、隣接するマルチ・パックの容器の間に形成されることを特徴とするパッケ ージ。 ２．ボール紙の部片又はフラップの形の前記手段が、各容器の下部の前記接触 領域における隣接するパックの容器の間に、容器面上に置かれた、接着剤の領域 、例えば、ホットメルト接着剤（Ｅ）の領域を含む請求項１に記載のパッケージ 。 ３．接着剤の領域、例えばホットメルト接着剤（Ｄ）が、容器とフラップとの 間に塗布されている請求項２に記載のパッケージ。 ４．前記ボール紙部片又はフラップが、マルチ・パックとして一緒に容器を結 合する折り畳んだブランクの前記フラップの一体に形成された延長部である請求 項１に記載のパッケージ。 ５．接着剤の領域、例えば、ホットメルト接着剤（Ｃ）が、２列の消費者マル チ・パックを形成するため、前記フラップ間の隣接するマルチ・パック間に塗布 される請求項１〜４の何れか１項に記載のパッケージ。 ６．請求項１によるパッケージの製造方法において、 前記マルチ・パックが、一緒にバンドで締めるため互に隣接して位置づけされ 、そして所定の位置に容器を保持し、そして相互に対するそれ等のマルチ・パッ クの容器の相対運動を防止し、一方隣接するマルチ・パックが一緒にバンドで締 められるように、動き防止部材が設けられていることを特徴とする製造方法。 ７．前記動き防止部材が、バンド締め操作中、容器の相対運動を防止する枠部 材を含む請求項６に記載の方法。 ８．前記動き防止部材が、隣接するマルチ・パックの並置 した容器間に置かれた接着剤を含む請求項６に記載の方法。 ９．前記動き防止部材が、衝撃呼吸ボール紙ストリップを含む請求項６に記載 の方法。 １０．前記動き防止部材が、開放端を有する下敷きの形の衝撃吸収保護層を含 む請求項６に記載の方法。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＭＷ，ＳＤ)，ＡＭ，ＡＴ， ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，Ｃ Ｚ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ， ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＮ，ＭＷ，ＮＬ，Ｎ Ｏ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＩ ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．各々がカーブした外壁面を有している複数の容器を含むパッケージであっ て、前記容器が、前記容器の各々の上部に取付けられたボール紙の折り畳んだブ ランクによってマルチ・パックとして一緒に結合されているパッケージにおいて 、 前記マルチ・パックが、前記マルチ・パックを囲んでいる張られたバンドによ って、少なくとも１つの隣接するマルチ・パックに結合されており、そして隣接 するパックの容器の間に、隣接するマルチ・パックの容器と蜂の巣状構造形成を 実質的に防止する手段が設けられていることを特徴とするパッケージ。 ２．形成される蜂の巣状構造を防止する前記手段が、隣接するマルチ・パック の容器の並置したカーブした表面の間に置かれたボール紙等の平たい部片として 形成されている請求項１に記載のパッケージ。 ３．形成される蜂の巣状構造を防止する前記手段が、接着剤領域、例えばホッ トメルト接着剤領域を含む請求項１に記載のパッケージ。 ４．前記ボール紙等が、マルチ・パックとして一緒に容器 を結合している折り畳んだブランクの１つのフラップの延長部であり、前記延長 部が、隣接するグループの容器の並置平面の間を通過している請求項１又は２の 何れか１項に記載のパッケージ。 ５．接着剤、例えばホットメルト接着剤の領域が、前記ボール紙等に加えて、 隣接するマルチ・パックの間に塗布される請求項１、２又は４の何れか１項に記 載のパッケージ。 ６．請求項１によるパッケージの製造方法において、 前記マルチ・パックが一緒にバンドで締めつけるため互に隣接して配置され、 そして次のマルチ・パックに対する一方のマルチ・パックの相対運動を防止し、 一方隣接するマルチ・パックが一緒にバンドで締めつけられるように、枠部材又 は他の動き防止部材が置かれることを特徴とする製造方法。 ７．前記動き防止部材が、隣接するマルチ・パックの並置した容器間に置かれ た接着剤を含む請求項６に記載の方法。