JPH09500944A - シリンダヘッド密封装置及び方法 - Google Patents

シリンダヘッド密封装置及び方法

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JPH09500944A JP7505829A JP50582995A JPH09500944A JP H09500944 A JPH09500944 A JP H09500944A JP 7505829 A JP7505829 A JP 7505829A JP 50582995 A JP50582995 A JP 50582995A JP H09500944 A JPH09500944 A JP H09500944A
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Abstract

(57)【要約】 内燃エンジン(10)のシリンダヘッドジョイント(11)の熱伝導性密封装置が、シリンダヘッド(12)とシリンダブロック(14)との間で直接クランプされるスペーサプレート(24)と、スペーサプレート(24)にわたって配置されシリンダヘッド(12)とシリンダブロック(14)との間でクランプされる複数の区分型流体ガスケット(67、70)とを備えることを示す。シリンダライナ(18)のフランジ(22)か、スペーサプレート(24)のボア(26)内に受け入れられ、燃焼ガスシールすなわち「フアイヤリング」(32)が、シリンダヘッド(12)とシリンダライナフランジ(22)との間のボア(26)内でクランプされる。燃焼ガスシール(32)が、シリンダヘッド(12)とシリンダライナ(18)との間を密封する展性のシールリング(42)と、該シールリング(42)を支持する硬化バッキングリング(44)とを備える。複数の区分型流体ガスケット(67、70)が、基材(71)にわたって取り付けられたシール要素(78、80)を備える交換可能なリフタ室ガスケット(70)と、冷却剤ポート(60、62)にわたりシリンダヘッドボルト(16)の周囲を密封する複数の冷却剤嵌め輪(67)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】 シリンダヘッド密封装置及び方法 産業上の利用分野 本発明は、一般に、熱的に誘起された負荷がシリンダヘッドからシリンダブロ ック又はシリンダライナに伝わるのを制限する熱停止シリンダヘッドジョイント 及び密封装置に関する。より詳細には、内燃エンジンのシリンダヘッドとシリン ダブロック又はシリンダライナとの間において密封状態で受け止めをするための ヘッドガスケットに関する。 従来の技術 シリンダヘッドジョイントは、内燃エンジン、特に高圧ディーゼルエンジンに おける重要な密封ジョイントである。冷却剤及びオイルを通さないヘッドシール を設けるとともに、燃焼ガスシール又はワイヤリングからの漏出を阻止するとい った、シリンダヘッドジョイントで遭遇される特有な密封問題に加えて、フラン ジ付シリンダライナを使用するディーゼルエンジンでは、さらにシリンダヘッド ジョイントの密封が複雑になる。例えば、シリンダライナのフランジがエンジン ブロックに嵌合する場所では、高単位荷重及びそれに付随する亀裂の開始を避け るために、1又は2以上のスペーサプレートがシリンダヘッドとシリンダブロッ クとの間のシリンダヘッドジョイント内に備えられる。スペーサプレートは、シ リンダライナのフランジに対して間隙を与え、シリンダブロックのカウンタボア 内のシリンダブロック上にではなく、シリンダヘッドジョイント内のシリンダブ ロック上に設置され、シリンダブロック内での亀裂の開始を減少する。加えて、 シリンダブロックのどれでも一つの部分、つまりシリンダブロックインタフェー スに対するライナフランジに荷重を集中することなく、スペーサプレートが機械 的に生じるシリンダヘッド荷重をシリンダブロックに分割する。特にスペーサプ レートは、アルミニウムのような熱伝導材料からなり、熱で生じたシリンダヘッ ド荷重を分配し、シリンダブロックの高い熱単位荷重を減少する。 現在は、シリンダヘッドジョイントでフランジ付きシリンダライナ及びスペー サプレートを使用するディーゼルエンジンは、シリンダブロックとスペーサプレ ートとの間と、スペーサプレートとシリンダヘッドとの間との両方でクランプさ れるガスケットを必要としてきた。これらのガスケットは、スペーサプレートと 同様な形状に形成されており、かつ、ヘッドガスケットを燃焼ガスシールと一体 に組み合わせるために、シリンダライナ内の燃焼ガスとシリンダブロックとシリ ンダヘッドとの間の冷却剤及びオイルの両方のためのシールと同じ形状に形成さ れる。これらのガスケットはシリンダヘッドジョイントを横切る方向には十分に 密封するけれども、それにもかかわらず、エンジンが過渡期の際には熱荷重によ る漏出の傾向がある。さらに、ガスケットの変化許容差により、シリンダヘッド ジョイントにわたる荷重は変化できる。 これらの結果及び他の密封の難点として、種々のガスケットが、シリンダヘッ ドジョイントの密封を改良するために開発されてきた。例えば、スリーに付与さ れた米国特許第5,125,551号が、シリンダヘッドガスケットと、ガスケットの熱 荷重を減少するために一体型金属フアイヤリング間に熱伝導要素を備える燃焼ガ スシールと、の組み合わせを開示する。しかし、米国特許第5,125,551号で開示 されたシリンダヘッドガスケットは、エンジン作動の際に、一定しない加熱によ る故障の影響を受け易く、複雑さと経費を増す。 別の例として、ブクに付与された米国特許第5,125,375号で示されたシリンダ ヘッドガスケットと燃焼ガスシールとの組み合わせが、一体型燃焼ガスシールの 漏出を阻止するために、特別に加工されたシリンダライナと使用される。シリン ダライナのフランジが円錐型に加工され、シリンダヘッドと共に作動し、シリン ダヘッドとライナとの間でクランプされる時、燃焼ガスシールの半径方向の膨張 に耐用するV字形運動を生じる。円錐型輪郭を作ることに付随する加工難点のほ かに、米国特許第5,125,375号で開示されたガスケットは、シリンダフランジと シリンダヘッドとの間の予め設けられた間隙に依存するものであり、円錐形輪郭 を伴うV字形運動を必要とする。シリンダヘッドが不適切に組み立てられるとき 、すなわち予め設けられた間隙が燃焼ガスシールのクリープによって十分でなく なるとき、ガスケットは漏出し易くなる。 可撓性シール要素を金属ガスケットボディに組み合わせ、ガスケットボディか らシール要素の分離を阻止するシリンダヘッドガスケットが、デスベルチェレに 付与された米国特許第5,033,189号で示される。金属ガスケットボディのどちら かの側面上の可撓性シール要素が、金属ガスケットボディ内の貫通スロットとと もにジョイントされ、そこから分離されたシール要素のリスクを減少する。この 構成の一つの不都合は、可撓性シール要素が、金属ガスケットボディと一体に形 成されており、可撓性シール要素の一部が損傷したとき、ガスケットボディ全体 を廃棄しなければならないことである。 米国特許第5,125,375号、5,033,189号、5,125,551号に開示されたガスケット の前述の欠陥を克服する内燃エンジンのシリンダヘッドジョイントで使用する改 良されたガスケットとガスケット密封装置が必要になる。そのようなガスケット 密封装置は、シリンダヘッドジョイントにフランジ付きシリンダライナとスペー サプレートを使用するディーゼルエンジンと適合するものでなければならない。 理想的には、そのようなガスケット密封装置が、安価に製造でき、スペーサプレ ートとともに容易に取りつけられ、シリンダヘッドから燃焼ガスシール及びシリ ンダブロック又はシリンダライナへの熱荷重を減少するものでなければならない 。 発明の開示 本発明の一実施例においては、上側取付け面と下側取付け面とを有するスペー サプレートからなる内燃エンジンのシリンダヘッドジョイントに対する密封装置 が開示される。スペーサプレートは、エンジン流体を通過させる複数のエンジン 流体貫通穴を備え、上側取付け面がシリンダヘッド取付け面に接触し、下側取付 け面がシリンダブロック取付け面に接触する状態で、シリンダヘッドとシリンダ ブロックとの間にスペーサプレートをクランプする手段が設けられる。複数のエ ンジン流体貫通穴には複数の第1区分エンジン流体ガスケットが受け入れられ、 シリンダブロックとシリンダヘッドとの間にクランプされる。この複数の第1区 分エンジン流体ガスケットは、複数のエンジン流体貫通穴においてエンジン流体 を密封する。 本発明の別の実施例においては、上部シール面と下部シール面と該上部シール 面と該下部シール面との間に延びる複数の連結穴とを備え、スペーサプレートの 貫通穴の所定の形状に対応する形状を有し、貫通穴に受け入れられる寸法の剛性 基板、及び上部シール面に対向して受けられ該上部シール面とシリンダヘッドと の間に密封状態で受けられる上部シール要素と、下部シール面に対向して受けら れ該下部シール面とシリンダブロックとの間で密封状態で受けられる下部シール 要素と、複数の連結穴を通して受けられ、上部シール要素を下部シール要素に相 互に連結する複数の連結要素とを備えるシールからなる交換可能なガスケットが 開示される。 本発明のさらに別の実施例においては、内燃エンジンのシリンダヘッドジョイ ントを密封する方法が開示される。この方法は、上側取付け面と下側取付け面と を有し、エンジン流体を通過させるための複数のエンジン流体貫通穴を備えるス ペーサプレートを準備し、該スペーサプレートの下側取付け面がシリンダブロッ クの取付け面に接触する状態で該スペーサプレートをシリンダブロック上に配置 し、複数の前記エンジン流体貫通穴に対応する複数の第1エンジン流体ガスケッ トを準備し、複数の前記エンジン流体貫通穴内に前記複数の第1エンジン流体ガ スケットを配置し、シリンダヘッドの取付け面が前記上側取付け面に接触する状 態で該シリンダヘッドを前記スペーサプレート上に配置し、前記スペーサプレー トと複数の前記第1エンジン流体ガスケットとを前記シリンダヘッドと前記シリ ンダブロックとの間に同時にクランプする段階からなる。 本発明のさらに別の実施例においては、内燃エンジンのシリンダヘッドとシリ ンダブロック又はシリンダライナとの間に配置される展性のシールリングからな る燃焼ガスシールが開示される。展性のシールリングは、シリンダヘッドとシリ ンダブロック又はシリンダライナとの間での間でクランプされる時、潰されてシ ールを形成することができる。エンジン作動の際に、変形に対して展性のシール リングを支持するために展性のシールリングに隣接し、半径方向外側にバッキン グリングが配置される。 本発明のさらに別の実施例においては、シリンダヘッドジョイントが燃焼ガス シールとスペーサプレートとを備え、該スペーサプレートがシリンダヘッドとシ リンダブロックとの間に所定のクランプ荷重でクランプされ、該シリンダブロッ クがスペーサプレートのボアを通してシリンダブロックから上方に延びるフラン ジ付部分を有するシリンダライナを備えた、内燃エンジンのシリンダヘッドジョ イント内の改良が開示される。この改良は、シリンダヘッドとシリンダブロック との間でスペーサプレートが直接接触するようにクランプされ、燃焼ガスシール がシリンダライナのフランジ付部分とシリンダヘッドとの間でシール接触するよ うにスペーサプレートのボア内でクランプされることによる。 本発明のさらに別の実施例においては、内燃エンジンのシリンダヘッドジョイ ントを密封する方法が開示される。この方法は、上側取付け面と下側取付け面を 有し、シリンダライナを受けるための少なくとも一つのシリンダライナ貫通穴を 備えるスペーサプレートを準備し、下側取付け面がシリンダブロック取付け面に 接触し、シリンダライナが少なくとも一つのシリンダライナ貫通穴内に受けられ る状態で、シリンダブロック上にスペーサプレートを配置し、シリンダライナ上 のシリンダライナ貫通穴内に燃焼ガスシールを配置し、スペーサプレート上にシ リンダヘッドと燃焼ガスシールを配置し、シリンダヘッドとシリンダブロックと の間のスペーサプレートと、シリンダヘッドとシリンダライナとの間の燃焼ガス シールとをクランプする段階からなる。 本発明の一つの目的は、内燃エンジンのシリンダヘッドジョイントに対して改 良されたガスケット密封装置を提供することである。 本発明の別の目的は、内燃エンジンのシリンダヘッドジョイント内で使用する ように改良された燃焼ガスシールすなわち「ファイアリング」を提供することで ある。 本発明のさらに別の目的は、シリンダヘッドとシリンダブロックとの間を通る 冷却剤及びオイルのようなエンジン流体を密封するように改良されたヘッドガス ケットを提供することである。 本発明のさらに別の目的は、シリンダブロックの熱単位荷重を減少する内燃エ ンジンのシリンダヘッドとシリンダブロックとの間に改良された熱ジョイントを 提供することである。 本発明のさらに別の目的は、エンジン過渡期中に、燃焼ガスシールの熱荷重を 減少するように改良されたヘッドジョイントを提供することである。 本発明の他の目的と利点は、図面と説明及び添付の特許請求の範囲から明らか になるであろう。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の一つの実施例によるディーゼルエンジンのシリンダヘッドジ ョイントを示す部分側面断面図である。 図2は、図1のシリンダヘッドジョイントの分解断面図である。 図3は、図1のシリンダヘッドジョイントの燃焼ガスシールすなわち「フアイ ヤリング」の平面図である。 図4は、図3の燃焼ガスシールの部分側面断面図である。 図5は、図1のシリンダヘッドジョイント内で使用する他の燃焼ガスシールの 部分側面断面図である。 図6は、冷却剤嵌め輪を有するスペーサプレートの平面図である。 図7は、図6の線7−7での冷却剤嵌め輪の側面断面図である。 図8は、図6の交換可能なリフタ区分ガスケットの平面図である。 図9は、図8の線9−9での交換可能なリフタ区分ガスケットの部分側面断面 図である。 発明を実施するための最良の形態 図1を参照すると、ディーゼルエンジン10が、本発明の一実施例によるシリ ンダヘッドジョイント11を備える状態で示されている。エンジン10は、複数 のシリンダヘッドボルト16を介してシリンダブロック14にクランプされるよ うに取付けられたシリンダヘッド12を備える。シリンダライナ18は、シリン ダブロック14のボア20内に摺動可能に設置される。該シリンダライナ18は シリンダボア19を形成し、シリンダブロック14からシリンダヘッドジョイン トに上方に延びるフランジ部分22を備える。スペーサプレート24が、シリン ダヘッド12とシリンダブロック14との間に設置され、その中にシリンダライ ナ18のフランジ部分22を受け取るためのシリンダライナ貫通穴26を備える 。スペーサプレート24がシリンダヘッド荷重をシリンダブロックのどれでも一 つの部分に集中することなく、シリンダヘッドからシリンダブロックへの機械的 に及び熱で誘起されたシリンダヘッド荷重の両方を分割する。 本発明の前においては、ガスケットプレートの形でのヘッドガスケットがスペ ーサプレート24とエンジンブロック14との間にクランプすることで取付けら れて、シールリフタ区画及び冷却剤ポートのようなエンジン流体通路にわたって 密封するように構成されていた。同様に、燃焼ガスシールすなわち「フアイヤリ ング」と共に作動するヘッドガスケットが、シリンダヘッドとスペーサプレート との間にクランプすることで取付けられていた。本発明は、スペーサプレートと シリンダヘッドとの間及びスペーサプレートとシリンダブロックとの間のヘッド ガスケットに対する必要性を除去し、その代わりに、シリンダヘッドジョイント にわたる種々の特定の流体インタフェースにおいて、局部的な区分ガスケット及 びシールを使用する。 例えば、図2を参照すると、本発明のシリンダヘッドジョイント11が、もっ と詳細に示される。図2において、スペーサプレート24の上側取付け面28と 下側取付け面30がそれぞれに、シリンダヘッド12とシリンダブロック14の 接触対応取付け表面に取付けられる。スペーサプレート24にシリンダヘッド1 2を直接接触することにより、及びシリンダブロック14上にスペーサプレート 24を直接接触することにより、シリンダヘッドジョイントにわたって表れるど んな絶縁欠陥も除去され、熱がシリンダヘッドジョイントにわたって一様に直接 伝えられる。さらに、エンジン作動過渡運転中に、スペーサプレートがシリンダ ヘッドとシリンダブロックに対して剛性の突き合わせ関係になり、燃焼ガスシー ルに加わる熱負荷に抵抗し、燃焼ガスシールとシリンダブロックに対するシリン ダヘッドの運動を減少する。結果として、燃焼ガスシールの歪みと消耗が最小限 に抑えられ、もっと安定したシリンダヘッドジョイントを与える。 望ましくは、スペーサプレート24が、アルミニウムのような伝導性を有する 材料からなるとよく、シリンダブロック14に伝わる前に、シリンダヘッド12 から伝えられる熱荷重が、スペーサプレート24を介してほぼ一様に分配される とよい。そのようにして、シリンダヘッドからの激しい温度勾配がスペーサプレ ート24にわたって減少され、シリンダブロック14の熱荷重を低下する。加え て、シリンダヘッド、シリンダブロック及びシリンダライナの特質に関係するア ルミニウムのスペーサプレートの熱膨張特質が、エンジン作動温度でのシリンダ ヘッドジョイントの耐性を保証する。シリンダヘッド、スペーサプレート及びシ リンダブロック間の直接接触を促進するように、区分ガスケットがシリンダヘッ ド及びシリンダブロック又はシリンダライナ間のスペーサプレートにわたって固 定して備えられ、シリンダヘッドジョイントにわたって種々の流体インタフェー スを選定して密封する。 例えば、シリンダヘッドの全体に対して一体のヘッドガスケットと燃焼ガスシ ールを設け、これをシリンダヘッドとスペーサプレートとの間でクランプして、 燃焼ガスとエンジンオイル及び冷却剤の両方を密封するのではなく、シリンダラ イナ18のフランジ部分22とシリンダヘッド12との間に区分燃焼ガスシール すなわちファイヤリング32を設けて、燃焼ガスのみを密封する。フアイヤリン グ32は、ライナ18に加工された環状スロット34内に受け入れられ、所定の クランプ荷重がフアイヤリング32に与えられる。シリンダヘッドが、ブロック 14上のスペーサプレート24に対してクランプされる時、シリンダヘッドボル ト荷重だけによるのではなく、フアイヤリング32に与えられるクランプ荷重は 、シリンダライナとシリンダヘッドとの間のスロット34内の所定の間隙によっ て設定される。結果として、フアイヤリング32に与えられたクランプ荷重が、 シリンダヘッドボルトによってスペーサプレートに与えられたクランプ荷重に関 係なく選定されることができる。又、シリンダヘッドとスペーサプレートとの間 及びスペーサプレートとシリンダブロックとの間のガスケットを除去することに よって、燃焼ガスシールに与えられる許容スタック及び荷重変動が減少され、燃 焼ガスシールの正規荷重を減少することができる。同様に、シリンダヘッドジョ イントの全体の組立体には種々のガスケットやシールのクリープによる寸法変化 を生じる恐れがないので、シリンダヘッドボルトのトルク値の緩みを減少させる ことができる。 図3及び図4を参照すると、燃焼ガスシールすなわちファイヤリング32がさ らに詳細に示されている。ファイヤリング32は、シリンダヘッド12にシール 接触する上部シール部材38とシリンダライナー18にシール接触する下部シー ル部材40とを有する環状スリーブ36を備える。展性のシールリング42が上 部シール部材38と下部シール部材40との間で環状スリーブ36内に配置され ている。展性のシールリング42は、クランプ状態では環状スリーブ36内で潰 されて、その場でクランプされる時、シリンダヘッドとシリンダライナーとの間 に適合するシールを形成する。環状スリーブ36とシールリング42が高い燃焼 ガス圧力により吹き飛ばされるのを防止するために、展性のリング42の半径方 向外側において環状スリーブ36内にバッキングリング44が配置されている。 バッキングリング44は、シールリング42が高い燃焼圧力で変形するのに対し 該シールリング42を支持するのに十分な強度を有する材料で形成される。例え ば、13,790 kPa(2000 psi)を越えるガス圧及び業界で知られている安全係数のも とで、約27,579kPa(4000psi)の設計ガス圧に対する支持を与えるように、バッキ ングリング44は抗張力が約482,633 kPa(70,000 psi)から約896,318 kPa(13 0,000 psl)の範囲、好ましくは約737,739 kPa(107,000 psi)であるような材 料により形成される。 好ましくは、環状スリーブ36は、ほぼU型の断面形状で、展性のシールリン グ42を囲んで該シールリング42をその位置に拘束するように構成することが 望ましい。さらに、シリンダボア19のまわりに同軸な状態で環状スロット34 内にファイヤリング32を組み立て得るようにするために、複数の周方向に間隔 をもったタブ46の形態の芯決め手段が環状スリーブ36に取り付けられている 。タブ46はシリンダライナー18のフランジ部分22に対応して、ガスケット 36を環状スロット34内とシリンダボア19のまわりに芯決めする(図2)。 一つの特定の実施例においては、環状スリーブ36及びシールリング42がステ ンレススチールにより形成され、この場合において、シールリング42は硬度が ロックウエル15−Tスケールで78ないし88の範囲になるように十分に焼き なましされる。この特定の実施例では、バッキングリング44が、十分に焼きな ましされたシールリングを支持するに必要な強度を得るために、ロックウエルC スケールで少なくとも20の硬度を有するステンレススチールにより同様に形成 される。組み立て時にガスケットが回転するのを防止するために、ファイヤリン グ32はシリンダボア及びシリンダライナーに対して条文に位置決めされる。例 えば、図2において、スペーサプレート24にはタブ46に対応する周方向に間 隔を持った位置に複数のスロット48が形成され、組み立て時にタブ46が環状 スロット34内の所定の位置に受け入れられるようにする。 シリンダヘッド12とシリンダライナー18との間にシール状態で受け入れら れるようにするために、展性のシールリング及びバッキングリングを含む他の形 式の区分燃焼ガスシール又はファイヤリングを用いることができる。例えば、図 5を参照すると、2部品構造を持つ他の形式の燃焼ガスシール即ちファイヤリン グ50が示されている。シールリング42と同様な展性のシールリング52がシ リンダヘッドとライナーの間をシールする。別構造のバッキングリング54が高 燃焼圧のもとでシールリング52が吹き飛ばされるのを防止する。バッキングリ ング54は、さらにシリンダボア19のまわりにシールリング52を芯決めずく ための、下向きに延びる一体構造のタブ56の形態の手段を備える。 区分燃焼ガスシール32と同様な他の区分ガスケット又はシールが、スペーサ プレートにおける種々の冷却剤及びオイルをシールするために、ヘッドガスケッ トの代わりに設けられる。例えば、シリンダヘッドとスペーサプレートとの間、 或いはスペーサプレートとシリンダブロックとの間にヘッドガスケットを設ける 代わりに、スペーサプレートに沿ってシリンダヘッドとシリンダブロックにシー ル接触するように区分ガスケットを配置する。図6を参照すると、スペーサプレ ート24がさらに詳細に示されており、スペーサプレート内に備えられた種々の エンジン流体用区分シールを備える。スペーサプレート24は、エンジン冷却剤 をシリンダヘッド12とシリンダブロック14との間に流通させるためにシリン ダライナー貫通穴26のまわりに配置された複数の冷却剤ポート60、62を有 する。冷却剤ポート60、62間には、シリンダヘッドボルト16を通すための シリンダヘッドボルト貫通穴64が設けられている。ライナーフランジ貫通穴2 6に隣接して不規則形状のクランクケース貫通穴66が形成され、この貫通穴6 6はバルブリフターのための間隙を形成し、バルブリフター室に連通する。 冷却剤ポート60、62には、シリンダヘッドとシリンダブロックとの間でエ ンジン冷却剤をシールするように種々の寸法の冷却剤嵌め輪67が配置されてい る。本発明ではさらに、シリンダヘッドボルト16のまわりをシールするために 冷却剤嵌め輪67を使用しており、これによって、洩れた冷却剤がシリンダヘッ ドボルトを腐食させたり、洩れた燃焼ガスがシリンダヘッドボルトの材料を弱め たりすることを防止している。次に図7を参照すると、冷却剤嵌め輪67はほぼ 円筒形の形状であり、ゴム又はプラスチックの鞘69内に収められた円筒形金属 コア68を有する。鞘69はコア68を越えて延び、嵌め輪がシリンダヘッドと シリンダブロックとの間にクランプされたとき、ゴム又はプラスチックの鞘69 のみが変形して、シリンダヘッドとシリンダブロックとの間に金属コア68によ る液体密なシールを形成する。 本発明においては、スペーサプレートとシリンダブロックとの間のガスケット プレートを省略しているので、リフター室のまわりでスペーサプレート24に沿 って別のシール70を設ける必要がある。ガスケット70はリフター室貫通穴6 6の形状に合うように不規則の形状を有する。図8及び図9を参照すると、ガス ケット70は、上側シール面72と、下側シール面74と、これら上側シール面 72と下側シール面74との間に延びる複数の連結穴76とを有する剛性の基板 71を備える。剛性基板に沿って可撓性のシール要素77が受けられており、こ のシール要素は、上側シール面72とシリンダヘッド12との間をシールするた めの上側シール要素78と、下側シール面74とシリンダブロック14との間を シールするための下側シール要素80とを有する。シール要素78、80は連結 穴76に受けられた複数の結合要素81により連結されている。結合要素81は 、シール要素78、80を基板71に沿って拘束し、シール要素78、80が基 板から外れるのを防止する。 シール要素78、80は、互いに結合されていても、クランプされた状態で独 立して変形できて互いに別のシール作用を果たすように、結合要素81より大き い寸法にすることが好ましい。例えば、図9を参照すると、シール要素78、8 0の断面幅は結合要素81の断面の直径より大きく示されている。シール要素7 8、80が互いに独立して面72、74に接触し、十分なシール作用を与えるよ うにするためには、各シール要素78、80の断面幅は、結合要素81の断面直 径の少なくとも2倍の大きさであることが好ましい。さらに、シール面72、7 4からのシール要素78、80それぞれの高さは、シール面72、74間での結 合要素81の長さより短く示されている。シール面72、74間での結合要素8 1の長さは、シール面72、74からの各シール要素78、80の高さの少なく とも2倍であることが好ましく、図9に示す特定の実施例においては、シール面 72、74からの各シール要素78、80の高さの約2ないし3倍である。 剛性の基板71は矩形断面形状のコア部82を備え、このコア部が上側シール 面72とした下側シール面74及びそれらの間の連結穴76を有する。さらに、 バッキング部84が設けらさて、シール要素をさらに支持する。バッキング部8 4は、上側シール面72の上方に延びて上側シール要素78をその位置に拘束す る肩部86を形成する。同様に、バッキング部84は下側シール面74より下方 に延びて、下側シール要素80をその位置に拘束する肩部88を形成する。この ようにして、可撓性シール要素78、80は組み立て時に基板から外れないよう にさらに拘束される。肩部86、88をさらに支持するために、バッキング部8 4はほぼT型の横断面形状であり、T型横断面に沿って肩部86、88を補強す るためにガセット90を備える。 可撓性シール要素が一体に取り付けられた従来のガスケットプレートとは異な り、ガスケット70は剛性基板71によってスペーサプレート24とは独立に支 持されており、したがって容易に交換できる。このように、ガスケット70の交 換にはスペーサプレートの交換を必要としない。さらに、ガスケットはプラスチ ックの成形により容易に製造でき、種々の肩部や強度と剛性を高めるためのガセ ットを設けることも可能である。ガスケット70は位置決めピン92を備え、こ れらのピンはスペーサプレート24に設けた対応するスロット94に受けられて 組み立て中にガスケット70の位置を拘束する。一つの特定の実施例では、ガス ケット70は図6に示すようにシリンダヘッドボルト16のための間隙を設ける ような形状に構成され、冷却剤嵌め輪67を受けるとともに、冷却剤ポート61 に同様にエンジン流体を連通させるための流体通路を一体に形成するように成形 される。基板71は剛性プラスチックから形成することが好ましく、シール要素 は可撓性エラストマーにより構成することが好ましい。例えば、好ましい実施例 では、剛性基板71は、ポリエーテルスルホン(PES)又は約30重量%のガ ラス充填ポリマー状アミド、たとえばナイロンのいずれかにより構成され、シー ル要素は高飽和ニトリルゴム(HSN)又はビニリデンフロライド−ヘキサフロ ロプロピレンコポリマー(Viton)のような過フッ化炭化水素のいずれかに より形成される。 産業上の利用可能性 シリンダヘッドジョイントを組み立てるためには、下側取付け面30がシリン ダブロックの対応する取付け面に接触し、シリンダライナー18のフランジ部2 2がシリンダライナー貫通穴20に受けられる状態で、スペーサプレート24が シリンダブロック14の上に置かれる。スペーサプレートの複数の冷却剤ポート 60、62に対応する適当な寸法の冷却剤嵌め輪67が、一つずつ複数の冷却剤 ポートに配置される。複数のシリンダボルト貫通穴64に対応する適当な寸法の 複数の第2の冷却剤嵌め輪67が1つずつシリンダヘッドボルトのまわりに配置 され、複数のシリンダヘッドボルト貫通穴に嵌められる。リフター室ガスケット 70がリフター室貫通穴66に配置され、タブ92がスペーサプレートの対応ず くスロット94に受けられるような姿勢にする。 燃焼ガスシール32がシリンダライナーフランジ34の上面上のスロット34 内に配置される。燃焼ガスシールは、組み立て中にタブ46をフランジ部22の 上に置くことにより、シリンダボア19まわりに芯決めされる。燃焼ガスシール 32は、タブ46をスペーサプレート24のスロット48内に挿入することによ り位置決めされる。タブ46は、スロットフランジ24に対応して、組み立て中 に燃焼ガスシールをシリンダライナー上の位置に保持する。 シリンダヘッド12は、シリンダヘッド12の取付け面がスペーサプレート2 4の上側取付け面28及び燃焼ガスシール32に接触する状態で、シリンダヘッ ドボルト16を介してシリンダブロック14にクランプされる。クランプされた とき、シリンダヘッド12とシリンダライナー18は、その間に、シリンダライ ナー貫通穴26において所定の組立間隙を形成する。スペーサプレート24は、 シリンダヘッド12とシリンダブロック14の間で第1の所定クランプ荷重でク ランプされ、燃焼ガスシール32は、所定の組立間隙において、第1の所定クラ ンプ荷重とは独立に選定できる第2の所定のクランプ荷重でクランプされる。例 えば、組立中にスペーサプレートに加えられるシリンダヘッドボルト荷重は、組 み立て時に燃焼ガスシールに荷重を与えることなしに、温度膨張差を吸収するの に十分に高い値に選定できる。同様に、燃焼ガスシールの荷重は、組み立て時に 他の流体シールとシリンダヘッドボルトに同時に荷重を与えることなしに、ピー クシリンダ圧に対しても緊密なガスシールを維持できるように、十分に高く選定 することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),AU,BR,CA,FI,J P 【要約の続き】 と、冷却剤ポート(60、62)にわたりシリンダヘッ ドボルト(16)の周囲を密封する複数の冷却剤嵌め輪 (67)とを備える。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.シリンダヘッド側取付け面を有するシリンダヘッド(12)と、シリンダ ブロック側取付け面を有するシリンダブロック(14)とを備える内燃エンジン (10)のシリンダヘッドジョイント(11)の密封装置であって、 エンジン流体を流通させる複数のエンジン流体貫通穴(60、62、66)を 備え、上側取付け面(28)と下側取付け面(30)とを有するスペーサプレー ト(24)と、 前記上側取付け面(28)が前記シリンダヘッド側取付け面に接触し、前記下 側取付け面(30)が前記シリンダブロック側取付け面に接触する状態で、前記 シリンダヘッド(12)と前記シリンダブロック(14)との間に前記スペーサ プレート(24)をクランプする手段と、 複数の前記エンジン流体貫通穴(60、62、66)内に受けられ、前記シリ ンダブロック(14)と前記シリンダヘッド(12)との間にクランプされて、 複数の前記エンジン流体貫通穴を通るエンジン流体を密封する、複数の第一区分 エンジン流体ガスケット(67、70)と、 を備えることを特徴とする密封装置。 2.前記シリンダブロック(14)と前記シリンダヘッド(12)との間でク ランプされる複数の第二区分エンジン流体ガスケット(67)、 を備え、 前記クランプする手段が、前記シリンダヘッド(12)と前記シリンダブロッ ク(14)との間に延びる複数のシリンダヘッドボルト(16)を備え、 前記スペーサプレート(24)が、複数の前記シリンダヘッドボルト(16) を受け取るための複数のシリンダヘッドボルト貫通穴(64)を備え、 複数の前記第二区分エンジン流体ガスケット(67)が、複数の前記シリンダ ヘッドボルト貫通穴(64)内の複数の前記シリンダヘッドボルト(16)まわ りに受けられ前記シリンダブロック(14)と前記シリンダヘッド(12)との 間でクランプされた、 ことを特徴とする請求項1に記載の密封装置。 3.複数の前記エンジン流体貫通穴(60、62、66)が、そこを通して往 復運動するプッシュロッドを受けるようになったクランクケース貫通穴(66) と、エンジン冷却剤を受け取るようにされた複数の冷却剤ポート(60、62) とを備え、 複数の前記第一エンジン流体ガスケット(67、70)が、前記クランクケー ス貫通穴(66)に対応するクランクケースガスケット(70)と、複数の前記 冷却剤ポート(60、62)に対応する複数の冷却剤嵌め輪(67)とを備え、 複数の前記第二エンジン流体ガスケット(67)が、複数の前記シリンダヘッ ドボルト貫通穴(64)に対応する複数の第二冷却剤嵌め輪(67)を備える、 ことを特徴とする請求項2に記載の密封装置。 4.前記クランクケースガスケット(70)が、 上部シール面(72)と、下部シール面(74)と、該上部シール面(72) と該下部シール面(74)との間で延びる複数の連結穴(76)とを有する剛性 基板(71)と、 前記上部シール面(72)に対向するように受けられ、前記上部シール面(7 2)と前記シリンダヘッド(12)との間にシール状態で受けられた上部シール 要素(78)と、前記下部シール面(74)に対向するように受けられ、前記下 部シール面(74)と前記シリンダブロック(14)との間にシール状態で受け られた下部シール要素(80)と、複数の前記連結穴(76)に受け入れられ前 記上部シール要素(78)を前記下部シール要素(80)に連結する複数の連結 要素(81)とを備えるシール(77)と、 からなることを特徴とする請求項3に記載の密封装置。 5.前記剛性基板(71)が、 前記上部シール面(72)及び前記下部シール面(74)を備えるコア部(8 2)と、 前記上部シール要素(78)を支持する第一肩部(86)を備えるように前記 上部シール面(72)の上方に延び、前記下部シール要素(80)を支持する第 二肩部(88)を備えるように前記下部シール面(74)の下方に延び、前記コ ア部(82)に取付けられたバッキング部(84)と、 を備えることを特徴とする請求項4に記載の密封装置。 6.前記バッキング部(84)が、ほぼT型断面形状であり、前記第一肩部( 86)と前記第二肩部(88)を補強するガセット(90)を備えることを特徴 とする請求項5に記載の密封装置。 7.第一エンジン流体を流通させる所定の形状を有する貫通穴(66)を備え 、内燃エンジン(10)のシリンダヘッド(12)とシリンダブロック(14) との間でクランプされるスペーサプレート(24)にわたって密封する交換可能 なガスケット(70)であって、 前記スペーサプレート(24)の前記貫通穴(66)の所定の前記形状に対応 する形状を有し、前記貫通穴(66)に受け入れられる上部シール面(72)と 、下部シール面(74)と、該上部シール面(72)と該下部シール面(74) との間に延びる複数の連結穴(76)とを備える剛性基板(71)と、 前記上部シール面(72)に対向するように受けられ、前記上部シール面(7 2)と前記シリンダヘッド(12)との間にシール状態で受けられた上部シール 要素(78)と、前記下部シール面(74)に対向するように受けられ、前記下 部シール面(74)と前記シリンダブロック(14)との間にシール状態で受け られた下部シール要素(80)と、複数の前記連結穴(76)に受け入れられ前 記上部シール要素(78)を前記下部シール要素(80)に連結する複数の連結 要素(81)とを備えるシール(77)と、 からなることを特徴とするガスケット(70)。 8.前記剛性基板(71)が、前記上部シール面(72)と前記下部シール面 (74)を備えるコア部分(82)と、前記上部シール要素(78)を支持する 第一肩部(86)を備えるように前記上部シール面(72)の上方に延び、前記 下部シール要素(80)を支持する第二肩部(88)を備えるように前記下部シ ール面(74)の下方に延び、前記コア部分(82)に取り付けられたバッキン グ部(84)と、を備えることを特徴とする請求項7に記載のガスケット(70 )。 9.前記上部シール面(72)が、前記下部シール面(74)から間隔をおい て配置され、前記シリンダヘッド(12)と前記シリンダブロック(14)との 間でクランプされる時、前記上部シール要素(78)が前記下部シール要素(8 0)からほぼ独立して変形することを特徴とする請求項8に記載のガスケット( 70)。 10.複数の前記連結要素(81)のそれぞれが第一断面積を有し、前記上部 シール要素(78)と前記下部シール要素(80)の各々が前記第一断面積より 大きい第二断面積を有し、前記シリンダヘッド(12)と前記シリンダブロック (14)との間でクランプされる時、前記上部シール要素(78)が前記下部シ ール要素(80)からほぼ独立して変形することを特徴とする請求項8に記載の ガスケット(70)。 11.前記剛性基板(71)が、第一エンジン流体から分離して第二エンジン 流体を通す一体型流体通路(96)を備えることを特徴とする請求項10に記載 のガスケット(70)。 12.前記バッキング部(84)がほぼT型断面形状であり、前記第一肩部( 86)及び前記第二肩部(88)を補強するガセット(90)を備えることを特 徴とする請求項11に記載のガスケット(70)。 13.前記スペーサプレート(24)の位置決めスロット(94)に対応して 前記ガスケット(70)を配置する位置決めタブ(92)を備えることを特徴と する請求項7に記載のガスケット(70)。 14.前記剛性基板(71)が剛性プラスチックから製造されることを特徴と する請求項7に記載のガスケット(70)。 15.前記剛性プラスチックが、約30重量%のガラス充填ポリマー状アミド からなることを特徴とする請求項14に記載のガスケット(70)。 16.前記剛性プラスチックが、ポリエーテルスルホンからなることを特徴と する請求項14に記載のガスケット(70)。 17.前記シールが、エラストマーから製造されることを特徴とする請求項7 に記載のガスケット(70)。 18.前記エラストマーが、ビニリデンフロライド−ヘキサフロロプロピレン コポリマーからなることを特徴とする請求項17に記載のガスケット(70)。 19.前記エラストマーが、高飽和ニトリルゴムからなることを特徴とする請 求項17に記載のガスケット(70)。 20.シリンダヘッド側取付け面を有するシリンダヘッド(12)と、シリン ダブロック側取付け面を有するシリンダブロック(14)とを備える内燃エンジ ン(10)のシリンダヘッドジョイント(11)を密封する方法であって、 エンジン流体を通す複数のエンジン流体貫通穴(60、62、66)を備え、 上側取付け面(28)と下側取付け面(30)とを有するスペーサプレート(2 4)を準備し、 前記下側取付け面(30)を前記シリンダブロック取付け面に接触する状態で 前記シリンダブロック(14)上に前記スペーサプレート(24)を配置し、 複数の前記エンジン流体貫通穴(60、62、66)に対応して複数の第一エ ンジン流体ガスケット(67、70)を準備し、 複数の前記エンジン流体貫通穴(60、62、66)に複数の前記第一エンジ ン流体ガスケット(67、70)を配置し、 前記シリンダヘッド取付け面を前記上側取付け面(28)に接触する状態で前 記スペーサプレート(24)上に前記シリンダヘッド(12)を配置し、 前記スペーサプレート(24)と、前記シリンダヘッド(12)と前記シリン ダブロック(14)との間の複数の前記第一エンジン流体ガスケット(67、7 0)とを同時にクランプする、 段階を備えることを特徴とする密封方法。 21.前記シリンダヘッドジョイント(11)が前記シリンダヘッド(12) と前記シリンダブロック(14)との間に延びる複数のシリンダヘッドボルト( 16)を備え、前記スペーサプレート(24)が複数の前記シリンダヘッドボル ト(16)を受け入れるように複数のシリンダヘッドボルト貫通穴(64)を備 えるものであり、 複数の前記シリンダヘッドボルト貫通穴(64)に対応する複数の第二エンジ ン流体ガスケット(67)を準備し、 複数の前記シリンダヘッドボルト貫通穴(64)に複数の前記第二エンジン流 体ガスケット(67)を配置し、 前記スペーサプレート(24)と、複数の前記第一エンジン流体ガスケット( 67、70)と、前記シリンダヘッド(12)と前記シリンダブロック(14) との間の複数の前記第二エンジン流体ガスケット(67)とを同時にクランプす る、 段階を備えることを特徴とする請求項20に記載の密封方法。 22.複数の前記エンジン流体貫通穴(60、62、66)がクランクケース 貫通穴(66)を備え、複数の前記第一エンジン流体ガスケット(67、70) が交換可能なクランクケースガスケット(70)を備えるものであり、 前記クランクケース貫通穴(66)に交換可能な前記クランクケースガスケッ ト(70)を配置し、 前記スペーサプレート(24)と、前記シリンダヘッド(12)と前記シリン ダブロック(14)との間の交換可能な前記クランクケースガスケット(70) とを同時にクランプする、 段階を備えることを特徴とする請求項20に記載の密封方法。 23.内燃エンジン(10)のシリンダヘッド(12)とシリンダブロック( 14)すなわちシリンダライナ(18)との間でクランプされるシリンダボア( 19)の周囲で密封状態で受けられる燃焼ガスシールであって、 前記シリンダヘッド(12)と前記シリンダブロック(14)又は前記シリン ダライナ(18)との間に配置される展性のシールリング(42)と、 前記シリンダヘッド(12)と前記シリンダブロック(14)又は前記シリン ダライナ(18)との間でクランプされる時、シールを形成するように潰され得 る展性の前記シールリング(42)と、 前記エンジン(10)の作動中に、変形に対して展性の前記シールリング(4 2)を支持するように展性の該シールリング(42)に隣接し、半径方向外側に 配置されるバッキングリング(44)と、 を備えることを特徴とする燃焼ガスシール(32)。 24.前記シリンダヘッド(12)に対向してシール接触する上部シール部材 (38)と、前記シリンダブロック(14)又は前記シリンダライナ(18)に 対向してシール接触する下部シール部材(40)とを備える環状スリーブ(36 )を備え、 展性の前記シールリング(42)が前記上部シール部材(38)と前記下部シ ール部材(40)との間の前記環状スリーブ(36)内に配置され、前記シリン ダヘッド(12)と前記シリンダブロック(14)又は前記シリンダライナ(1 8)との間でクランプされる時、前記環状スリーブ(36)において潰されるよ うになっており、 前記バッキングリング(44)が、展性の前記シールリング(42)の半径方 向外側に前記環状肩部(36)内に配置される、 ことを特徴とする請求項23に記載の燃焼ガスシール(32)。 25.前記シリンダボア(19)の周囲に前記燃焼ガスシール(32)を芯決 めする手段(46)を備えることを特徴とする請求項24に記載の燃焼ガスシー ル(32)。 26.前記環状スリーブ(36)が、ほぼU型断面形状であることを特徴とす る請求項25に記載の燃焼ガスシール(32)。 27.前記芯決めする手段(46)が、前記環状スリーブ(36)に取り付け られ、前記シリンダボア(19)の周囲に芯決め状態で前記燃焼ガスシール(3 2)を配置するように、前記シリンダブロック(14)すなわち前記シリンダラ イナ(18)と共に作動する複数の周方向に間隔をもったタブ(46)を備える ことを特徴とする請求項26に記載の燃焼ガスシール(32)。 28.前記バッキングリング(44)が、482,633 kPa(70,000 psi)以上の 坑張力を有する材料からなることを特徴とする請求項27に記載の燃焼ガスシー ル(32)。 29.前記バッキングリング(44)が、ロックウエルCスケールで20の最小 硬度を有するスチールからなることを特徴とする請求項28に記載の燃焼ガスシ ール(32)。 30.前記環状スリーブ(36)が、ほぼU型断面形状であることを特徴とす る請求項24に記載の燃焼ガスシール(32)。 31.前記バッキングリング(44)が、482,633 kPa(70,000 psi)以上の 坑張力を有する材料からなることを特徴とする請求項23に記載の燃焼ガスシー ル(32)。 32.前記バッキングリング(44)が、ロックウエルCスケールで20の最小 硬度を有するスチールからなることを特徴とする請求項31に記載の燃焼ガスシ ール(32)。 33.燃焼ガスシール(32)及びスペーサプレート(24)を備え、該スペ ーサプレート(24)がシリンダヘッド(12)とシリンダブロック(14)と の間で所定のクランプ荷重でクランプされ、前記シリンダブロック(14)が前 記スペーサプレート(24)のボア(26)を通して前記シリンダブロック(1 4)から上方に向かって延びているフランジ部分(22)を有するシリンダライ ナ(18)を備える内燃エンジン(10)のシリンダヘッドジョイント(11) において、前記スペーサプレート(24)が前記シリンダヘッド(12)と前記 シリンダブロック(14)との間で直接接触してクランプされており、前記燃焼 ガスシール(32)が前記ボア(19)内で前記シリンダライナ(18)の前記 フランジ部分(22)と前記シリンダヘッド(12)との間でシール接触状態で クランプされていることを特徴とするシリンダヘッドジョイント。 34.前記スペーサプレート(24)にわたる所定のクランプ荷重によって選 定でき、前記シリンダヘッド(12)と前記シリンダライナ(18)の前記フラ ンジ部分(22)とが、所定のクランプ荷重で前記燃焼ガスシール(32)を受 けるように前記ボア(26)内に所定の組み立て間隙を形成することを特徴とす る請求項33に記載の改良。 35.前記燃焼ガスシール(32)が、 前記ボア(26)内に配置され、前記シリンダヘッド(12)と前記シリンダ ライナ(18)との間で密封する展性のシールリング(42)と、 展性の前記シールリング(42)に隣接し、半径方向外側に前記ボア(26) 内に配置される硬化バッキングリング(44)と、 を備えることを特徴とする請求項34に記載の改良。 36.前記燃焼ガスシール(32)が、 前記シリンダヘッド(12)に対向してシール接触する上部シール部材(38 )と、前記シリンダライナ(18)に対向してシール接触する下部シール部材( 40)とを備え、展性の前記シールリング(42)のまわりに配置される環状ス リーブ(36)と、 前記シリンダヘッド(12)と前記シリンダライナ(18)との間でクランプ される時、該間の前記環状スリーブ(36)内で潰され得る展性の前記シールリ ング(42)と、 を備えることを特徴とする請求項35に記載の改良。 37.前記環状スリーブ(36)が、ほぼU型断面形状であることを特徴とす る請求項36に記載の改良。 38.前記バッキングリング(44)が、482,633 kPa(70,000 psi)以上の 坑張力を有する材料からなることを特徴とする請求項37に記載の燃焼ガスシー ル(32)。 39.前記硬化バッキングリング(44)が、ロックウエルCスケールで20の 最小硬度を有するステンレススチールからなることを特徴とする請求項38に記 載の改良。 40.燃焼ガスシール(32)を前記シリンダライナ(18)のシリンダボア (19)の周囲に芯決めする手段(46)を備えていることを特徴とする請求項 33に記載の改良。 41.前記芯決め手段(46)が、前記環状スリーブ(36)に取りつけられ 、前記シリンダライナ(18)と協働する複数の周方向に間隔の開いたタブ(4 6)を備え、前記燃焼ガスシール(32)を前記シリンダボア(19)の周囲に 芯決めするようになっていることを特徴とする請求項40に記載の改良。 42.前記シリンダボア(19)のまわりに前記燃焼ガスシール(32)を円 周方向に位置決めする手段(46、48)を備えていることを特徴とする請求項 41に記載の改良。 43.円周方向に位置決めする前記手段(46、48)が、前記ボア(19) に近接した前記スプーサプレート(24)内に配置される複数の周方向に間隔を あけたスロット(48)を備え、複数の周方向に間隔をあけた前記スロット(4 6)が複数の周方向に間隔をあけた前記スロット(48)に受けられることを特 徴とする請求項42に記載の改良。 44.シリンダヘッド側取付け面を有するシリンダヘッド(12)と、シリン ダブロック側取付け面を有するシリンダブロック(14)と、シリンダボア(1 9)を形成し前記シリンダブロック(14)から上方に延びるフランジ(22) を含む、前記シリンダブロック(14)のボア(20)内に取りつけられたシリ ンダライナ(18)と、を備える内燃エンジン(10)のシリンダヘッドジョイ ント(11)を密封する方法であって、 前記シリンダライナ(18)を受け取るように少なくとも一つのシリンダライ ナ貫通穴(26)を備え、上側取り付け面(28)と下側取り付け面(30)と を有するスペーサプレート(24)を準備し、 前記下側取り付け面(30)が前記シリンダブロック取り付け面に接触し、前 記シリンダライナ(18)が少なくとも一つの前記シリンダライナ貫通穴(26 )内に受け取られている状態で、前記スペーサプレート(24)を前記シリンダ ブロック(14)上に配置し、 前記シリンダライナ貫通穴(26)内の燃焼ガスシール(32)を前記シリン ダライナ(18)上に配置し、 前記シリンダヘッド(12)を前記スペーサプレート(24)と前記燃焼ガス シール(32)上に配置し、 前記シリンダヘッド(12)と前記シリンダブロック(14)との間の前記ス ペーサプレート(24)と、前記シリンダヘッド(12)と前記シリンダライナ (18)との間の前記燃焼ガスシール(32)とをクランプする、 段階を備える密封方法。 45.前記シリンダヘッド(12)と前記シリンダライナ(18)が、前記シ リンダライナ貫通穴(26)内に所定の組立間隙を形成し、前記シリンダヘッド (12)と前記シリンダブロック(14)との間の前記スペーサプレート(24 )と、前記シリンダヘッド(12)と前記シリンダライナ(18)との間の前記 燃焼ガスシール(32)とをクランプする段階において、前記スプーサプレート (24)が、所定の第一クランプ荷重で、前記シリンダヘッド(12)と前記シ リンダブロック(14)との間でクランプされ、前記燃焼ガスシール(32)が 、所定の前記第一クランプ荷重とは関係なく選定できる所定の第二クランプ荷重 で、所定の前記組立間隙内でクランプされることを特徴とする請求項44に記載 の方法。
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