JPH09500500A - 画面表示によるマーケティング・メッセージの制御システムと制御方法 - Google Patents

画面表示によるマーケティング・メッセージの制御システムと制御方法

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JPH09500500A
JPH09500500A JP7501149A JP50114995A JPH09500500A JP H09500500 A JPH09500500 A JP H09500500A JP 7501149 A JP7501149 A JP 7501149A JP 50114995 A JP50114995 A JP 50114995A JP H09500500 A JPH09500500 A JP H09500500A
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ジェイ マーク ブーチャード
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    • H04M11/00Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems
    • H04M11/08Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems specially adapted for optional reception of entertainment or informative matter

Abstract

(57)【要約】 蓄積プログラム制御交換機を有する公衆交換電話網内で使用され、アナログ表示サービス・インタフェイス(Analog Display Service Interface)を有する顧客端末設備に接続されるマーケティング・システムであって、本システムは、上記顧客端末設備に関し予め定められた情報を記憶する記憶装置を含み、更に1つまたはそれ以上の数の上記顧客端末設備に伝達すべきメッセージの作成をするほか各種メッセージを組立て管理する装置を含む。上記メッセージのそれぞれは1つまたはそれ以上の数の上記顧客端末設備とリンクされ、上記メッセージを予め定めた時刻に伝達するスケジュールが定められ、そして伝達されたメッセージへの各顧客端末装置の応答が測定される。

Description

【発明の詳細な説明】 画面表示によるマーケティング・メッセージの制御システムと制御方法 本発明は、画面表示による情報提供、販売促進、および広告関連のメッセージ を、電話網を介して無人(unattended)の画面表示端末(screen based devices)に 対して非強制的に(non-intrusive manner)伝達することにより、マーケティング 通信チャネルを作成する方法および装置に関連する。本発明の背景 画面表示式の電話が普及するにつれて、これらの画面を利用して、在来のマー ケティング用マス通信チャネルであるテレビ、ラジオ、DMおよび電話によるチ ャネルを凌駕するような属性をもった、マーケティング通信チャネルを提供した いとのニーズが生じている。既存の各種チャネルには、本来目標設定能力も成果 測定能力もない(not targetable and measurable)。すなわちこれらには、消費 者の入口統計または購買行動に基づいた適切なメッセージを、単一または一群の 画面表示端末を目標として伝達できるような能力はない。本発明の要旨 本発明は、本質的に目標設定可能で測定可能な、マーケティング通信チャネル を提供するものである。単一または一群の画面表示端末に対して、消費者の人口 統計または購買行動に基づいた適切なメッセージを伝達する能力があれば、メッ セージと消費者および広告主との関連は一層適切なものとなる。目標設定(targe ting)は、直接販売業者(direct marketers)の側で制御でき、それによりメッセ ージの効力が増大する。また消費者側でも制御でき、それによりメッセージの受 容性が高まる。この手段は公衆交換電話網に接続されるので、高度の測定性が付 与される。メッセージに刺激された利用者は、直接、販売業者に対して、あるい は対話型の情報システムに対して電話をかけることになる。これらの電話は在来 の電話交換機により計数可能であり、直接販売業者側では応答測定結果の統計が 入手できる。 本発明の一つの側面は、蓄積プログラム制御交換機を有する公衆交換電話網に おいて使用されるマーケティングシステムとして定義され、このシステムは「ア ナログ表示のインタフェイス(Analog Display Service Interface)」を持った顧 客端末に接続されている。本システムには、各顧客端末に関する予め定めた情報 を蓄積する蓄積装置、および各種メッセージを組立てて管理する装置が含まれる 。この後者の装置の機能には、1つまたはそれ以上の顧客端末に対して伝達すべ きメッセージを作成する機能、各メッセージと1つまたはそれ以上の顧客端末と をリンクする機能、予め定めた時刻にそのメッセージを伝達すべくスケジュール を組む機能、およびこうして伝達したメッセージに対する各顧客端末からの応答 を測定する機能が含まれる。 本発明のもう一つの側面は、非強制的に情報提供、販売促進および広告関連の メッセージを、公衆交換電話網を経由して無人の画面表示端末に伝達する処理過 程(process)として定義される。その処理過程には、伝達すべきメッセージを作 成する段階、上記メッセージを蓄積する段階、上記メッセージを伝達すべき1つ またはそれ以上の上記画面表示端末を選択する段階、上記メッセージの伝達を予 め定めた時刻にスケジュールする段階、上記メッセージを予め定めた時刻に伝達 する段階、上記メッセージに対する応答を検出する段階、および上記応答を蓄積 する段階を含む。 望ましい実施例により、情報提供、販売促進、及び広告に関連して目標設定さ れた画面表示メッセージDBM(Display Based Messages,DBM)が、公衆交換電話網 を介して顧客の無人画面表示端末に対して非強制的に伝達される模様を紹介する 。第2の実施例では、DBMメッセージのこの要素を「リトル(little)」と呼んで 上記の基本概念を拡張する。この「リトル」メッセージを見た後、消費者は「ロ ット(lot)」と称する詳細メッセージの呼び出しが可能であり、次いで望ましい 場合には「コール(call)」段階で小売業者に電話をかけることも可能である。図面の簡単な説明 上記を始めとする本発明の特徴を一層明らかにするため、以下詳細に説明する が、その中では下記各添付図面を参照する: 図1は、本発明に係るメッセージ制御システムの望ましい実施例を図式的に示 したもので、本システムはデジタル型公衆交換電話網の蓄積プログラム制御型交 換機を経由して画面表示端末に接続される。 図2a−図2cは、画面表示型の電話ユニットを図式的に示し、図2d−図2eは、本 発明により期待される画面表示端末として動作するテレビジョンユニットを図式 的に示している。図3a−図3dは、DBMメッセージがSR-INS-0024611(米国の業界 標準、後記)に準拠する端末装置の「フィーチャー呼出し管理機能(Feature Dow nload Management Facility)」によって如何にして検索(review)されるかを図式 的に示している。 図4a−図4cはDBMメッセージがセサミ(Sesame R登録商品名)型電話機の空き 表示画面(idle display)上でどのように検索されるかを図式的に示している。 図5は、図1に類似であるが、本発明の望ましい実施例のその他の側面を示し ている。 図6−00ないし図6−12は、本発明に係る望ましい実施例における、制御シス テムの各種コンピュータ画面を示す。 図7は、「メッセージ伝達回線(Message Delivery Circuits)」が、遠隔検針 トランク型アクセス回線(telemetry trunk type accesses)を備えた蓄積プログ ラム制御交換機に対してどのように用いられるかをブロック図で示している。 図8は、「メッセージ伝達回線」が、非遠隔検針(non-telemetry)トランク型 アクセス回線を備えた蓄積プログラム制御交換機に対してどのように用いられる かをブロック図で示している。 図9は、蓄積プログラム制御交換機による通話路設定(cut-through)が完結し た後、「フィーチャ・ダウンロード管理機能」に従って、サーバー起動によるサ ービス・スクリプト更新(service script updates)で指定される通りにメッセー ジが伝達される模様を図式的に示している。 図10は、図9に類似であるが、蓄積プログラム制御交換機による直通接続が完 結した後、メッセージがセサミ型電話機に伝達される模様を示している。 図11-01ないし図11-25は、各種制御システムの処理結果をコンピュータ画面 が表示する模様を示している。 図12は、本発明の望ましい実施例に基づく「メッセージ入力」処理を示すフロ ーチャートである。 図13は、本発明の望ましい実施例に基づく「スケジュール設定」処理を示すフ ローチャートである。 図14と図15は、本発明の望ましい実施例に基づく「スプーラー(Spooler)」処 理を示すフローチャートである。 図16は、本発明の望ましい実施例に基づく「再生(Refresh)」処理と「MADSに 基づく付加情報」処理を示すフローチャートである。 図17は、本発明の望ましい実施例に基づく「応答」処理を示すフローチャート である。図18は、本発明の望ましい実施例に基づく「応答報告作成」処理を示す フローチャートである。 図19は、本「メッセージ制御システム」総体に係る標準的な機能要素を示すブ ロック図である。 図20は、DBMの「リトル(little)」メッセージが画面表示端末の画面上にどの ように表示され、消費者がそのメッセージと如何にして対話するかを図式的に示 している。 図21は、DBMの「ロット(lot)」メッセージが画面表示端末の画面上にどのよう に表示されて聴取され(heard)、また消費者がそのメッセージと如何にして対話 するかを図式的に示している。 図22は、消費者が「コール(call)」ソフトキーを選んだ時、画面表示端末の画 面に表示されるメッセージを図式的に示している。 図23は、本システムの第2実施例に係るシステムの前後関係を図式的に示す。 図24は、本システムの第2実施例に係る物理的な区分(partitioning)を図式的 に示す。 図25は、本システムの第2実施例に係るソフトウェア要素を図式的に示す。 図26は、本システムの第2実施例において、DBMの「リトル」メッセージが空 き状態のノーザンテレコム社製ビスタ350装置(Northern Telecom Vista 350)に どのように表示されるかを図式的に示す。 図27は、DBMの「リトル」メッセージが、FR-NWT-000012(米国の業界標準、後 記)準拠の画面表示端末の「フィーチャ・ダウンロード管理機能」によって如何 に表示されるかを図式的に示す。 図28は、「コールモール(CallMall)」がFR-NWT-000012準拠の画面表示端末の 「フィーチャ・ダウンロード管理機能」から如何にしてアクセスされるかを図式 的に示す。 図29-01ないし図29-13は、消費者が「コールモール」と対話している最中、画 面に表示される各種の状態を示す。望ましい実施例の説明 概要説明 本発明に基づいて新らしいマーケティング通信チャネルを確立するには3種類 の基本要素を必要とする。図1に示すように、それらに含まれるのは、「画面表 示によるマーケティング(DBM)」制御システム10、蓄積プログラム制御交換機(SP CS)14を有するデジタル型公衆交換電話網(PSTN)12、ならびに上記公衆電話網に 接続され無人状態でも画面表示によるメッセージを受信・蓄積する機能のある画 面表示端末16,18,20および22である。上記制御システムの備える機能は、メッ セージを作成すること、メッセージを個々の画面表示端末に対して目標設定(tar get)すること、メッセージをこれらの端末に伝達すること、付加情報をメッセー ジに加えること、およびこれら端末によるメッセージへの応答割合(response ra tes)を収集することである。メッセージの伝達は非強制的である。すなわちメッ セージはシステムに起動されて伝達され、SPCSを経由して無人の画面表示端末に 達するが、呼出信号は鳴らない。これを達成するため、メッセージ伝達回線24に つながるSPCSは、画面表示端末への接続には呼出信号を鳴らさないような機能を 有するSPCSである必要がある。各SPCSに必要なメッセージ伝達回線の型はそのSP CSの機能性に支配される。本発明に基づくマーケティング通信チャネルには単一 の画面表示端末の解像度(resolution)を目標にする機能がある。従って、本発明 に基づく制御システムとメッセージの伝達目標となる各画面表示端末との間には 、SPCSを経由して独立の(unique)接続を設定する必要がある。各SPCSに対する所 要のメッセージ伝達回線数は単純なトラフィック計算で決定できる。 画面表示端末16-22は、当面SR-INS-0024611に準拠する装置、SR-INS-0024611 に準拠する付加装置を有する装置、およびノーザンテレコム社製のセサミ型電話 機のようなSR-INS-0024611のプロトタイプ装置である。本制御システムは、端末 ユーザの手空き時間にメッセージを見てもらうことを期待して、無人の画面表示 端末に対して非強制的に伝達するよう、メッセージを始動する。従って、画面表 示端末は、無人状態でも、始動されたメッセージの伝達を受信する必要があり、 また制御システムが新メッセージを重ね書きするような状態になるか、または装 置のユーザがメッセージを消去するまでは受信メッセージを蓄積する必要がある 。SR-INS-0024611に準拠する装置には、恒久的にメッセージを蓄積する能力があ る。SR-INS-0024611のプロトタイプ装置は、一時的にメッセージを蓄積すること しかできず、ユーザが内容を見ないうちに消去されることもある。この問題を解 決するため、本制御システムには再生(refresh)設備があり、セサミ型電話機な どプロトタイプ装置のユーザが、消去されたメッセージの再伝達を要求できるよ うにしてある。 個々のメッセージの内容には、以下のものを始めとして各種の内容が含まれて よい。すなわち地域(community)のサービス情報、直接広告、値引きのため兌換 可能な電子クーポン、およびスポンサー付き情報などである。メッセージの画面 表示端末への伝達スケジュールには、毎時、毎日、毎週などの周期がある。スケ ジュールされた一回の伝達の間に、多数のメッセージ・スポンサーからの多数の 個々のメッセージが、制御装置によってグループにまとめられ、画面表示端末に 伝達される。この一回の伝達に含まれる個々のメッセージの数は、目標とする画 面表示端末の蓄積能力の関数であり、従って当初からSR-INS-0024611によって定 義されている。画面表示端末の画面上でのメッセージの表示形式は端末装置の画 面サイズの関数である。 画面表示端末の画面上のソフトキーは、伝達されるメッセージによりSR-INS-0 024611の定義に従ってプログラムされる。メッセージは通常、ソフトキーを以下 のようにプログラムする: モア(More) これを押すと端末装置の画面に個々のメッセージが追加表 示される。 ネクスト(Next) これを押すと伝達される多数メッセージの中で次のメッセ ージに飛ぶ。 コール(Call) これを押すと端末装置は、画面表示メッセージでプログラ ムされた電話番号を自動ダイヤルする。相手先は小売また は直接販売店である。 リスン(Listen) これを押すと端末装置は、その画面表示メッセージでプロ グラムされた電話番号を自動ダイヤルする。相手先は対話 型情報システムである。 スタート(Start) 最後のメッセージとともに表示され、押すと端末装置が最 初のメッセージを表示する。 クィット(Quit) これを押すと端末装置の表示は省略時(default)の状態 に戻る。 個々のメッセージを見た結果ユーザが「コール」あるいは「リスン」とプログラ ムされたソフトキーを押すと、ユーザは特定のメッセージ・製品・サービスに関 する追加情報を得ることができる。「コール」ソフトキーを押すと、画面表示端 末は小売業者または直接販売業者に対して発呼する。「リスン」ソフトキーを押 すと、画面表示端末は、音声メイルボックスや対話型音声応答システム(IVR)あ るいはSR-NWT-0024952準拠の対話型システムなどの情報源に対して発呼する。相 手先如何に拘らず、これらの呼は本通信チャネルにとって極めて重要である。と いうのは、これらの呼は在来の電話システムによって計数可能であり、直接販売 業者に大きな価値のある応答の統計的測定ができるからである。 本システムの1つの要素により、追加情報を提供する仕組が可能になる。その 要素とは、音声メイルシステムまたは対話型音声応答システムなどで、SR-NWT-0 024952の諸勧告に従った対話型システムである。これらのシステムが電話の呼を 受信するので、本システムを動作させるSPCSから(対話型システムへ)の線路ま たはトランク26が必要である。 本システムは、SPCSの機能とTR-TSY-0000323(米国の業界標準、後記)準拠の データリンク28を用いて、呼の数すなわち応答測定結果の情報を収集する。この ため、画面表示端末で1つのメッセージに応答してソフトキーを押すことにより 発生する呼について、その相手先となるすべての電話回線と番号に対して上記の SPCSの機能が付与される。この機能と所要のデータリンクとは、本システムと多 数のSPCSとの間で必要になる可能性がある。 詳細説明 現行の形態では、このマーケティングメッセージチャネルには、SR-INS-00246 11に準拠する画面表示端末、およびSR-INS-0024611に準拠する付加装置を備えた 画面表示端末が含まれる。またSR-INS-0024611にほぼ準拠したプロトタイプであ るノーザンテレコム社製のセサミ型電話機も含まれる。ここ当分の間、公衆交換 電話網で使用される画面表示型の端末は急増し、それに伴い多数の規格が競争で 出現するものと思われる。本発明の技術要素は、これら新標準を支援しつつ発展 するものである。ただし、本マーケティング通信チャネルの原理と基本概念、す なわち、画面表示による情報提供、販売促進、および広告関連のメッセージが公 衆交換電話網を経由して無人の画面表示端末へ非強制的方式で伝達される、とい う点は依然として不変である。 以下の詳細説明では、特に、画面表示による情報提供、販売促進、および広告 関連メッセージを公衆交換電話網を経由して無人の画面表示端末へ非強制的的に 伝達するための方法と機器について述べる。この場合上記無人の画面表示端末と は、SR-INS-0024611に準拠する装置、およびSR-INS-0024611に準拠する付加装置 を備えた装置、およびノーザンテレコム社製のセサミ型電話機を指す。 画面表示端末 本発明の方法と機器を説明するに先立ち、画面表示端末を概観することが有益 と思われる。メッセージは、SR-INS-0024611に準拠する画面表示端末装置、およ びSR-INS-0024611に準拠する付加装置の中に、これら装置の「フィーチャ・ダウ ンロード管理(FDM)」機能を用いて、サービス・スクリプトとして蓄積される。 サービス・スクリプトを画面表示端末に呼び出すためのコマンド、すなわち「フ ィーチャ・ダウンロード・メッセージ・パラメタ(Feature Download Message Pa rameters)」はTR-NWT-0012734(米国の業界標準、後記)に述べられている。 メッセージは無人の画面表示端末に伝達されるが、ここには、サーバー始動によ るサービススクリプト更新方法が用いられ、その内容はSR-INS-0024611の3.1.1. 1.2節に定義されている。これらのメッセージを区別するため、DBMメッセージ、 「画面トーク(screenTalk R、登録商品名)」またはその他のユニークな名称が 用いられるが、これらの名称は画面上でFDMページ(「フィーチャ・ダウンロー ド管理ページ」)に出現する。 図2a、図2b、および図2cは、表示画面32を有する電話ユニット30の形態による 画面表示装置である。図2aと図2bで上記ユニットに伝達されるメッセージは、地 域サービス・メッセージの形態であり、図2cの場合は直接広告メッセージである 。これらユニットのそれぞれには、在来のハンドセット34とキーパッド36が含ま れる。それ以外に、各ユニットには幾つか(図2aと図2bでは3個、図2cでは6個 )のソフトキー40を含み、これらキーはプログラム可能で形態はバネ負荷の押下 可能ボタンである。各キーに対する適切なラベルは、ユニットに伝達されるメッ セージの中に埋め込まれるが、この点は詳しく後述する。図2dと図2eに示す表示 装置はテレビジョンセットの形態である。これらの場合のメッセージは、スポン サーによるメッセージである。これらのユニットには物理的なボタンは備えてい ない。その代わりに、遠隔スクリーン制御ユニット(図示せず)を操作すること により選択が行なわれ、この制御ユニットでテレビ画面上のカーソルを制御する 。選択の方式は本発明の対象外で、従って詳細には述べない。図3aないし図3dは DBMメッセージを見るための手続きを示し、ここではメッセージはSR-INS-0024611 準拠装置のFDM機能の中に蓄積される。 ノーザンテレコム社製のセサミ型電話機はSR-INS-0024611のプロタイプである 。この画面表示端末はFDM機能を支援していないので、従ってメッセージをサー ビス・スクリプトとして蓄積できない。これらの端末はFDM機能が支援できない ため、SR-INS-0024611の3.1.3.1.2節で定義されるような強制オフフック状態(fo rced off-hook)になれない。このため、メッセージはオンフック状態のセサミ型 電話機に伝達される。このセサミ型電話機は、TR-NWT-0000305に定義されるよう な、オンフック状態での呼出信号無しのデータ伝送に関する「データ伝送プロト コルとデータリンク・レイヤ」の要求条件に忠実に従っている。それ故セサミ 型電話機からは「データリンク・レイヤ」の確認信号が送出されない。しかし、 セサミ型電話機は、SR-INS-0024611の「サーバ表示制御(Server Display Contro l)」能力に忠実に準拠しており、この能力があるため、本発明ではこの種の装置 (電話機)へのメッセージ蓄積に利用される。実際のコマンドである「サーバ表 示制御メッセージ(Server Display Control Messages)」はTR-NWT-0012734で定 義されるコマンドに忠実に従っている。図4には、DBMメッセージを子細に見る ための手続きが示され、この場合メッセージはセサミ型電話機に蓄積され、空き の表示画面に表示される。セサミ型電話機は、オフフック状態になると「サーバ 表示制御」能力の内容を消去する。その結果、セサミ型電話機がオフフックにな ればメッセージは喪失し、従ってユーザがメッセージを見ないうちにそれが消去 されることが起こり得る。この問題を克服するため、本システムでは再生機構(R efresh Mechanism)を備え、後述のように、それを介してユーザはメッセージの 即時再伝達を要求できる。 メッセージ制御システム 図5には、「画面表示によるマーケティング(DBM)システム」に含まれる3種 類の要素を示す。これらの要素は、「目標・応答(Targeting and Response)デー タベース」(TRDB)60、「メッセージ組立・伝達(Message Assembly and Delivery )システム」(MADS)62、および「対話型情報プラットフォーム(Interactive Info rmation Platforms)」(IIP)63及び64である。 「目標・応答データベース」 本発明の望ましい実施例においては、「目標・応答データベース」(TRDB)60は 、実行可能なソフトウェアプログラムとして、任意の市販データベース管理プロ グラム、例えばパソコン上のDOS(Disk Operating System)環境で動作するアスト ンテート(Aston Tate)社のDB3+ソフトパッケージなどを用いることにより作成で きる。このTRDBを用いることにより、DBMの運用者は、画面表示端末について目 標グループを設定し、収集した応答測定結果から報告書を編集することができる 。公衆交換電話網につながるあらゆる画面表示端末は、電話会社の付与した電話 番号によって識別できる。「目標・応答データベース」は、画面表示端末と、そ の電話番号、およびその端末を使用する人(人々)または家族のプロフィルとを 関係づける。このデータベースのユーザ・プロフィルは、人口統計的な購買習慣 の情報で構成されDBMメッセージの目標設定に使用できる。DBMメッセージを受信 する画面表示端末のユーザは、自分に適したメッセージの型・内容に制御を加え るため、上記プロフィルへのアクセスが可能である。ユーザが自分のプロフィル を変更するには、DBMシステムの運用者に電話するか、TRDBのユーザ・プロフィ ルを更新するための対話型応答システムにアクセスするかすればよい。 DBMメッセージの目標を特定のユーザ・プロフィルに対して設定する必要が生 じた場合には、DBMシステム運用者はTRDBの中に存在する属性、例えば年齢、給 与、こどもの数、行きつけの食料雑貨店(grocery store of choice)その他、の 中から適当な属性を選定する。それによりTRDBからは、ASCIIファイルの形式で 、目標となる画面表示端末の電話番号(群)が出力される。次いでこのファイル は「メッセージ組立・伝達システム」(MADS)に入力される。ASCIIファイルの形 式による応答測定情報はMADSからTRDBへと入力される。TRDBはこの情報を処理し て、小売業者または直接販売業者に提供するための報告書形式にする。 TRDBのメニューは、運用者のコンソールから見ると図11-01ないし図11-25に示 す通りである。図11-01にはTRDBをロードした時点で現れるメイン・メニューを 示す。オプション1の「調査データをロードせよ」を選ぶと、DBM運用者は個々 の消費者情報の入力ができる。オプション2の「調査データを選択せよ」により 、DBM運用者は、データベースに格納された特定の消費者情報に基づいて、目標 とする消費者または消費者群の選択ができる。この要求により電話番号とクラブ カード番号(何れも複数も可能)が出力される。クラブカードとは、DBMメッセ ージを受信する消費者が、小売業者と対話する場合、自らをDBMメッセージを受 信しない消費者と区別するための手段である。クラブカードには多種類の用途が あり、例えばこれを使って、小売業者から電子クーポンを要求してもよい。オプ ション3の「調査データを削除せよ」は、単にDBM運用者が、電話番号を使ってT RDBから一人の消費者に関するすべての情報を消去するのに用いる。オプション 4の「調査データを印刷せよ」により、DBM運用者は、電話番号を使ってデータ ベースに格納されている1人の個人消費者に関するすべての調査データを印刷で きる。オプション5の「UNIXデータをロードせよ」により、DBM運用者は、応 答ログ(response log)をMADSからTRDBにに転写することができる。オプション6 の「UNIXデータを選択せよ」により、DBM運用者は、データベース内部の個人ま たは全消費者に関する応答状態を見ることができる。オプション7「UNIXデータ を印刷せよ」により、DBM運用者は、データベースに存在する個人または全消費 者に関する応答状態を印刷することができる。オプション8「データをバックア ップせよ」には、TRDBをバックアップし回復する能力がある。 図11-02ないし図11-12には、各種のデータ入力・選択画面、およびある一地域 における各画面表示装置に関連してTRDBに蓄積される情報の型と性質を示してい る。図11-13と図11-14は、目標設定処理を行なった結果、すなわち電話番号のリ ストを示す。このリストは、前述のようにASCIIファイルとして電子形態で蓄積 され、「メッセージ組立・伝達システム」からアクセスされる。図11-02ないし 図11-06に示した画面により、運用者は消費者情報を入力・編集できる。図11-02 に示した画面により、DBM運用者は、消費者データベース情報、例えば、顧客名 、電話番号、クラブカード加盟番号、性、家族数、家族の年齢構成、婚姻状態、 就業状態、教育程度、家族の所得水準、家族の所得に貢献する世帯構成員数、日 常利用する銀行名などが入力できる。図11-03に示した画面により、DBM運用者は 、消費者データベース情報として、例えば、住居が持家か借家か、住居の型、熱 源、ペットを飼っていればその種類と数、自動車の数と年・型・メーカー、ディ ーラー出入りの有無、顧客がファクシミリ・音声メイル・複写機・コンピュータ ・タイプライタを所有しているかどうか、などが入力できる。図11-04に示した 画面により、DBM運用者は、消費者情報として、例えば、世帯構成員が熱心に参 加しているスポーツ、レジャー活動、毎週映画に幾ら払うか、ファーストフード 、外食、ビンゴ、競馬、劇場、スポーツなどの観戦、クラブ・協会の加盟状況、 遠距離旅行の頻度、毎日のテレビ平均視聴時間、ラジオの聴取局名と最も興味あ るラジオ情報、などが入力できる。図11-05に示した画面では、DBM運用者は、消 費者データベース情報として、例えば、顧客の所有するビデオカセットレコーダ 、電子レンジ、CDプレイヤー、ビデオカメラと任天堂(Nintendo R)または相当 機器、ポケットベル・携帯電話・銀行端末(ABM/ATM)の使用頻度、留守番電話メ ッセージの受容程度、および統合音声応答システムに接続した場合 の振舞い、などが入力できる。図11-06に示した画面では、DBM運用者は、消費者 データベース情報として、例えば、ゲーム機(lottery)で遊ぶ頻度、好きな食料 雑貨店、取引銀行の数、クレジットカードの数と種類、各種販売促進媒体の受容 、「画面トーク(screenTalk)」のメッセージを見る時間帯、家族構成員の誰がメ ッセージを見るか、および各種製品・サービスを購入する好きな店、などが入力 できる。 図11-07ないし図11-11に示した画面では、運用者は、消費者または目標とする 消費者群の選択ができる。図11-07の画面では、DBM運用者は、目標とする消費者 または消費者群を、指定する消費者情報、例えば、顧客名、電話番号、クラブカ ード加盟番号、性別、家族の年齢構成、婚姻状況、就業状況、教育程度、家族の 所得水準、家族所得に寄与する世帯構成員数、日常利用する銀行名、などに基づ いて選択できる。図11-08に示した画面では、DBM運用者は、目標とする消費者ま たは消費者群を、指定する消費者情報、例えばDBM運用者は、目標とする消費者 または消費者群を、指定する消費者情報、例えば、住居が持家か借家か、住居の 型、熱源、ペットを飼っていればその種類と数、自動車の数と年・型・メーカー 、ディーラー出入りの有無、顧客がファクシミリ・音声メイル・複写機・コンピ ュータ・タイプライタを所有しているかどうか、などに基づいて選択できる。図 11-09に示した画面では、DBM運用者は、目標とする消費者または消費者群を、指 定する消費者情報、例えば、世帯構成員が熱心に参加しているスポーツ、レジャ ー活動、毎週映画に幾ら払うか、ファーストフード、外食、ビンゴ、競馬、劇場 、スポーツなどの観戦、クラブ・協会の加盟状況、遠距離旅行の頻度、毎日のテ レビ平均視聴時間、ラジオの聴取局名と最も興味あるラジオ情報、などに基づい て選択できる。図11-10に示す画面では、DBM運用者は、目標とする消費者または 消費者群を、指定する消費者情報、例えば、顧客の所有するビデオカセットレコ ーダ、電子レンジ、CDプレイヤー、ビデオカメラと任天堂(Nintendo R)または 相当機器、ポケベル・携帯電話・銀行端末(ABM/ATM)の使用頻度、留守番電話メ ッセージの受容程度、および統合音声応答システムに接続した場合の振舞い、な どに基づいて選択できる。図11-11に示す画面では、DBM運用者は、目標とする消 費者または消費者群を、指定する消費者情報、例えば、ゲーム機 (lottery)で遊ぶ頻度、好きな食料雑貨店、取引銀行の数、クレジットカードの 数と種類、各種販売促進媒体の受容、「画面トーク(screenTalk)」のメッセージ を見る時間帯、家族構成員の誰がメッセージを見るか、および各種製品・サービ スを購入する好きな店、などに基づいて選択できる。 図11-12と図11-13は、メインメニュー項目2「調査データを選択せよ」の出力 例である。出力として電話番号とクラブカード番号(何れも複数可)が得られる 。図11-14は、メインメニュー項目2「調査データを選択せよ」のサブメニュー オプションから表示される画面情報の一例である。図11-15は、メインメニュー 項目3「調査データを削除せよ」の画面例で、これによりDBM運用者は、電話番 号に基づき1人の消費者に関するすべての情報をTRDBから消去することができる 。図11-16は、メインメニュー項目4「調査データを印刷せよ」の画面例で、こ れによりDBM運用者は、電話番号に基づき一人の消費者に関するデータベース内 のすべての情報を印刷することができる。図11-17はメインメニュー項目5「UNI Xデータをロードせよ」の画面例で、これによりDBM運用者は、MADSからの応答ロ グを手作業でTRDBに転写することができる。図11-18は、メインメニュー項目6 「UNIXデータを選択せよ」の画面例で、これによりDBM運用者は、個人またはデ ータベース内の全消費者の応答行動を見ることができる。図11-19は、メインメ ニュー項目6「UNIXデータを選択せよ」のサブメニュー・オプションからの画面 情報の例である。図11-20は、メインメニュー項目6「UNIXデータを選択せよ」 のサブメニューオプションからの画面情報の例である。図11-21は、メインメニ ュー項目6「UNIXデータを選択せよ」のサブメニューオプションからの画面情報 の例である。図11-22は、メインメニュー項目6「UNIXデータを選択せよ」のサ ブメニュー・オプションからの画面情報の例である。図11-23は、メインメニュ ー項目8の「データをバックアップせよ」の画面の一例で、これによりTRDBのバ ックアップと回復が図れる。 図12を参照すると、販売業者(marketer)は、DBMメッセージを目標加入者群に 送りたい場合(100)には、DBM運用者に対してメッセージの原稿と目標に関する情 報とを送る(102)。これを受けて運用者は(104)で、関連端末の電話番号を格納す るASCIIファイルの中に、目標情報を満足するものが既に含まれているかど うかを確認する。こうしたことが起こり得るのは、例えば、その販売業者が以前 同一の目標条件でメッセージを送っていた場合である。もし所望の情報を含むAS CIIファイルがないか、新加入者がデータベースに追加されたため現行ファイル の更新が望ましい場合には、運用者は、目標情報をTRDBに入力することとなる(1 06)。この場合、運用者はTRDBメインメニュー(図11-01)のオプション1の「調査 データをロードせよ」を使い、次いでオプション2の「調査データを選択せよ」 を選ぶ。これによりTRDBは自己のデータベースを調べて所望のASCIIファイルを 作成する(108)。運用者は次いでMADSのMMIの中へログインする(110)が、その点 は以下に述べる。 「メッセージ組立・伝達システム」 DBM運用者は、コンソールを介して「メッセージ組立・伝達システム(MADS)」6 2を使用することにより、DBMメッセージを作成・試験し、DBMメッセージを目標 群(単数または複数)に割り付け、DBMメッセージの伝達スケジュールを決定す る。MADSはDBMメッセージをスケジュールに従って画面表示端末に伝達し、DBMメ ッセージに対する画面表示端末からの応答を収集する。本発明の望ましい形態に おいては、MADSはUNIXのOSで動作するパソコンである。DBMシステムのこの要素M ADSが、各SPCSに対してメッセージ伝達回線経由で接続され、更にTR-TSY-0000323 に準拠する応答測定データ回線に接続される。この「メッセージ組立・伝達シ ステム」は、6個の主要ソフトウェア・モジュールを含むが、これらモジュール はSCO UNIX 3.2.2のC言語開発システムで作成されたものである。図19に示すよ うに、これらのモジュールは、「DBMマンマシン・インタフェイス」モジュール2 00、「メッセージ・データベース」モジュール202、「スケジュール処理」モジ ュール204、「再生機構」モジュール206、「スプーラ処理」モジュール208、お よび「応答機構」モジュール210である。これらモジュールは以下に説明する。 「DBMマンマシン・インタフェイス・モジュール」(MMI) DBM制御システムの運用者は、「マンマシン・インタフェイス」モジュール200 を介してシステムとインタフェイスをとる。このMMIは、運用者がログインする と作動し、それにより運用者は以下の諸項が可能になる。すなわち、DBMメッ セージ原稿の作成・追加・削除、付属の画面表示試験装置によるDBMメッセージ の試験、DBMメッセージの測定目標群への割当て、目標群への電話番号の割当て 、DBMメッセージを特定時刻に伝達するためのスケジュール作成、ディスク応答 測定情報の視察や保管(review or archive)、「スプーラ処理(Spooler Processe s)」の停止や再開、およびアラーム情報の視察である。図6-00には、MMIにより 提供されるオプションのメニューを示す。目標群情報、すなわち目標とすべき画 面表示端末の電話番号のASCIIファイルは、MMIを介して「メッセージデータベー ス」への入力となる。このASCIIファイルの情報源は、TRDBまたは小売業者・直 接販売業者のデータベースである。MMIのメニュー構成は図6-01ないし図6-12に 示してある。 「メッセージ・データベース・モジュール」 「メッセージ・データベース」モジュール202にはDBMメッセージ関連データが 蓄積される。これに含まれるのは、メッセージの原稿、目標群、DBMメッセージ を受信する画面表示端末の電話番号、各番号に割当てられた目標群、メッセージ 呼出し(download)の優先度、およびスケジュール情報である。SCO社のインテグ ラ系列(SCO IntegraR)データベース製品が使われてきたが、本発明の精神から逸 脱しない限り他の市販製品を使っても支障はない。 これも図12に示すように、運用者は電話番号のASCIIファイルを作成しTRDB(10 8)に蓄積した後、MADSのMMIにログオンする。次いでこの運用者は、上記ASCIIフ ァイルを検索(retrieve)し上記電話番号を目標群として定義し、そのデータをメ ッセージ・データベースに蓄積する(112)。運用者は、メッセージ入力画面(mess age entry screen)を用いてメッセージ原稿をデータベースに入力し蓄積し(114) 、目標群を上記メッセージに割り付け蓄積する(116)。次に運用者はメッセージ の伝達スケジュールを決定しその情報を蓄積する(118)。運用者は上記メッセー ジを試験機能を用いて試験し(120)、そして試験結果が良ければ、メッセージに 検証済の印をつけ、このメッセージをメッセージデータベースに蓄積する(122) 。 「スケジュール・プロセッサ」 「スケジュール・プロセッサ」204は、1時間単位で各画面表示端末に伝達す べきすべてのメッセージを検索(retrieve)する。このスケジュールプロセッサは 、このデータを編成して、1端末、1時間あたり1個ずつのファイルから成る、 複数ASCIIファイルを作成する。すなわち、各ASCIIファイルには、ある時刻に1 個の端末に伝達すべきメッセージがすべて含まれる。「スケジュール・プロセッ サ」によりファイル名が作成され、このファイル名によりそのファイルを受信す る画面表示端末の7桁電話番号、および同端末がSR-INS-0024611あるいはセサミ 型電話機に準拠しているかどうかを識別する。ある時刻に伝達すべきすべてのフ ァイルは、同一の電子ディレクトリーに格納される。これらディレクトリーは「 毎時スプール・ディレクトリー(Hourly Spool Directories)」と呼ばれる。これ らのASCIIファイルを用いて「スプーラ・プロセッサ」が伝達を行なう。「スケ ジュール・プロセッサ」は手作業によりMMIを介して任意の時刻(specific hour) に起動できるが(図6-00のオプション5)、通常は毎夕刻、翌日の準備のため動 作させる。このように、図13に示す通り、指定した時刻になると、220で示すよ うに、スケジューラー処理が起動され、「スケジュール・プロセッサ」は翌日用 のすべてのメッセージをメッセージ・データベースから検索し(222)、これらメ ッセージを目標端末装置ごと予定伝達時刻ごとに組立てて各独立のASCIIファイ ルを作成し(224)、これらにそれぞれ電話番号と装置の型を示すファイル名を付 けて保管し(226)、指定伝達時刻に対応するスプール・ディレクトリーに蓄積す る(228)。次いでこのプロセッサは、翌日の夕方再度起動されるまで停止する(23 0)。 「再生プロセッサ」 セサミ型電話機がオフフック状態だとDBMメッセージが喪失するので、DBM制御 システムには「再生機構」206を備え、これによってユーザは喪失したDBMメッセ ージの即時再伝達が要求できる。図16に示すように、この「再生機構」はシステ ム起動時に自動的に呼び出される(240)。喪失したDBMメッセージの再伝達を要求 するには、セサミ型電話機のユーザは再生回線(refresh line)の電話番号を呼び 受話器をかける(on-hook)。この呼は電話網を介してSPCSに接続され、このSPCS が自動的に発信着信両回線の番号をDBM制御システムに対して、TR-TSY-0000323 準拠の方法で伝達する。(242)で示す通り、「再生プロセッサ」は絶えず 再生回線を監視し、再生要求を受信すると、発信・着信番号を吟味し(244)、そ してそれが再生要求であるかどうかを決定する(246)。この場合「再生プロセッ サ」は着信番号領域からその呼が再生要求であると識別する。もし、再生要求で ある旨決定すると、発信番号領域から、要求中のセサミ型電話機を識別し(248) 、そしてその時刻その電話機に伝達すべきすべてのメッセージを含む該当ASCII ファイルを「再生デイレクトリー」に複写し(250)、そしてデータを再生ログに 複写する(252)。以下に説明するように、「スプーラ・プロセッサ」が最終的にD BMメッセージを伝達することになる。 「スプーラ・プロセッサ」 「スプーラ・プロセッサ」208は図14と図15に示す。このプロセッサの呼び出 しは手作業またはシステム再起動による。「スプーラ処理」は、センチュリーソ フトウェア社製の「ターム(TERMRR)」型通信パッケージとC言語およびUNIXRル ーチンを併用して実現する。「スプーラ処理」は、MMIメニューコマンドを介し て、あるいはシステム初期化で起動する。この「スプーラー処理」によりSPCSと 通信して、SPCS経由で端末装置への接続を設定した後、メッセージ伝達処理が呼 び出される。このプロセスは話中回線の検出ができ必要に応じて再スケジュール を行なう。1台のSPCSへの各メッセージ伝達回線ごとに1個の「スプーラ・プロ セッサ」が存在する。DBMはユーサの邪魔にならないよう(unobstructive)設計さ れており、DBMメッセージは無人状態の画面表示端末に伝達される。従って、SPC Sの収容する「メッセージ伝達回線」は、画面表示端末への接続に際して呼出信 号を鳴らしてはならない。これら「メッセージ伝達回線」の型は、それを収容す るSPCSの機能性に支配される。「スプーラ処理」には2種類あってもよく、その 1つは「遠隔検針トランク(Telemetry Trunk)」型アクセス機能を備えたSPCS用 、他の1つはその機能のないSPCS用である。 (i) もしSPCSに「遠隔検針トランク」型アクセス機能(これは「呼出信号無し アクセス」または「呼出信号抑圧遠隔検針アクセス」とも称する)がある場合、 このSPCSから空き回線への接続はベルを鳴らさないで設定できる。「スプーラ・ プロセッサ」は「遠隔検針トランク」仕様に記述されている「オフフック」呼シ ナリオを使用する。上記仕様は、ベルサウス・テレコミュニケーションズ社の出 版物TA-735656「公益事業遠隔検針サービスのための交換機必要条件」、または 工業標準制定を担当する標準化委員会“IEEE SCC 31”に記載されている。この ような機能を備えたSPCSでは、「スプーラ・プロセッサ」は「ベル無しアクセス (トランク)」を経由してSPCSに接続される。目標となる画面表示端末の電話番 号は多周波(MF)パルスで送出され、これによりSPCSは「DBMシステム」と画面表 示端末との間の通話路を、端末のベルを鳴らさないで設定する。図7には可能性 のある1つのシナリオを示す。 (ii)SPCSに「遠隔検針トランク」型アクセス機能がない場合、「DBMシステム 」は、SPCSに対して「回線試験台(Line Test Position)」経由で接続する。通常 、「回線保守試験台(Lines Maintenance Test Position)」には、SPCSに対して 次の2種類のアクセス端子がある。その第1は保守管理アクセス端子で、ここに は非同期端末が常時接続されそれを介してSPCSへのコマンドが発生できる。その 第2は試験ポートで、ここには通常、回線試験用のアナログ試験装置が接続され る。SPCSに対するコマンドは、保守・管理アクセス端子を経由して送られ、それ により試験ポート(従って試験装置)とSPCS上の任意の空き回線との間の接続が 設定できる。「スプーラー・プロセッサ」は、保守・管理アクセス端子上で保守 型の機能をエミュレイトする。「スプーラー処理」はSPCSに対して試験ポートと 目標端末の電話番号との間の接続を完結するためコマンドを発生し、同端末に信 号を出すことなく(without alerting)接続を設定する。「DBMメッセージ」は試 験ポートを介して端末へ伝送される。試験ポートと電話番号との接続を完結する ためSPCSに送られるコマンドは、SPCSのベンダによって異なる。図8のコマンド は、ノーザンテレコム社製のDMS-100に特有で、この場合、保守・管理アクセス はMAPと称され、また試験ポートはJACKと称されている。 図14の260に示すように、「スプーラ・プロセッサ」は手作業またはシステム の再起動によって呼び出される。このプロセッサは次いでSPCSがUTT(遠隔検針ト ランク)を支援しているかどうか判断する(262)。もし支援していれば、図15に示 す処理が始まる。支援がなければ、図14に示す処理が採用され、この場合には、 前述のようにプロセッサは保守・管理アクセス端子経由でSPCSに対してログイン 処理(login sequence)を開始する(264)。この後、「スプーラ・プロセッサ」 は連続的に動作し、「再生ディレクトリー(Refresh Directory)」(266)と現在時 刻の「スプール・ディレクトリー」(268)とを監視してファイルを探す。 ファイルが見つかると(270)、ファイル名がチェックされ、目標とする画面表 示端末の電話番号と型とが決定される。「スプーラ・プロセッサ」は、SPCS経由 で空き画面表示端末に対して「呼出信号無し」接続を完結すると、直ちに伝達手 順に入る。 伝達手順(delivery sequence)の内容は画面表示端末の型により異なる。もし 端末がSR-INS-0024611準拠であれば、「スプーラ・プロセス」は、「フィーチャ ・ダウンロード管理」で指定するサーバ始動サービススクリプト更新機能に従っ て、DBMメッセージを伝達する(図9参照)。画像表示端末がセサミ型電話機の 場合には、「スプーラ・プロセス」はDBMメッセージを、SR-INS-0024611準拠の 「サーバ表示制御メッセージ」にほぼ従った形で(in close accordance with)伝 達する。これら装置はFDM機能を支援していないので、SR-INS-0024611の3.1.3.1 .2節に定義されるような強制オフフック状態にはできない。この理由から、DBM メッセージはオンフック状態のセサミ型電話機に伝達される。この電話機は、ベ ル鳴動なしのオンフックデータ伝送について、TR-NWT-0000305に定義される「デ ータ伝送プロトコル」および「データリンク・レイヤ」の両要求条件にほぼ従っ ている。従って、セサミ型電話機では、「データリンク・レイヤ」での確認は行 なわず、「スプーラ・プロセス」もこうした確認は期待しない。実際のコマンド (「サーバ表示制御メッセージ」)はTR-NWT-0012734で定義されるコマンドにほ ぼ従っている。図10参照のこと。 図14に示すように、このプロセッサはコマンドを発生して、所要の電話番号を 試験ポートに接続し、接続が完結したかどうかを判断する(274)。接続を3回試 みても完結しない場合には、エラーログを発生し関連ファイルに「失敗(“faile d”)」とマークを付ける。接続が完結した場合には、プロセッサはファイル名を 調べて端末の型を知る。端末がSR-INS-0024611準拠の場合には、この端末はASCI IファイルをADSIフォーマットに変換し、メッセージを「サーバ始動型フィーチ ャ・ダウンロード管理メッセージ」に従って試験ポート経由で伝達する(286)。 端末がSR-INS-0024611準拠でない場合には、この端末はASCIIファイルをセサミ 型 (Sesame R)フォーマットに変換し、メッセージを「サーバ表示制御メッセージ」 にほぼ(close)従って試験ポート経由で伝達する。何れの場合でも、プロセッサ は次いでコマンドを発生して接続を解除し(292)、ASCIIファイルを「現在時刻ス プール・ディレクトリー」から「現在時刻保存ディレクトリー」へ移動し(294) 、266に戻ってこの処理を繰り返す。 図15に示した処理は、図14の処理に極めて類似しており、従って、対応する段 階には同一の参照数字を使用した。既に述べたように、主たる相違点は272にあ り、図15では電話番号がMF音声信号で送出される。 「応答プロセッサ」 図17に示すように、「応答機構(Response Mechanism)」は、システムの始動と 同時に自動的に呼出され(300)、「再生機構」と同様な方法により実行される。 個々のDBMメッセージに従って、ユーザが「コール(Call)」あるいは「リスン(Li sten)」などとプログラムされたソフトキーを押下すると、特定のメッセージ、 製品またはサービスに関する追加情報が得られる。「コール」ソフトキーを押す と、画面表示端末から小売業者または直接販売業者への電話呼が発信される。「 リスン」ソフトキーを押すと、画面表示端末から、音声メイルボックス、対話型 音声応答(IVR)システムまたはSR-NWT-0024952規格による対話型システムに対し て電話呼が発信される。この電話呼がSPCSを介してこれらの場所または装置に着 信すると、発信・着信回線識別情報がSPCSからDBS制御システムに対して、TR-TS Y-0000323準拠の方法で伝送される(302)。「応答プロセッサ」はこの情報をログ として「報告ディレクトリー」に蓄積する(304)。DBMシステム運用者は、MMIを 介してこの応答データをASCIIファイルとして引出し、これをTRDBに入力して報 告作成その他の処理に用に供することができる。 図18には「応答報告」作成のための処理を示す。DBMシステム運用者は、MMIを 介してMADSにログインし(320)、応答ログをASCIIファイルに複写し(322)、応答 ログをMADSからクリアーする(324)。運用者は次いでASCIIファイルをTRDBにロー ドし(326)、「応答報告」をTRDBの中で各指定販売業者ごとに作成し、これを既 定のフォーマットに従って送信する(330)。 「対話型情報プラットフォーム」 「対話型情報プラットフォーム(IIP)」の機能により、DBMシステムはDBMメッ セージに対して付加情報を与えることができる。DBMメッセージの中の「リスン 」ソフトキーにより、画面表示端末からIIPに対する呼出(call)が行なわれる。 これには2つの利点がある。第1に、スケジュールに従って伝達される個々のDB Mメッセージの数は、個々のメッセージの長さを最小にすることにより、最大化 される。第2に、ユーザが「リスン」ソフトキーを押して発生するプラットフォ ームへのこれらの呼出動作は、DBMメッセージへの応答測定用の主要手段となる 。IIPの形態には、音声のみの付加情報を提供する音声メイルシステムとIVRシス テム、そして、対話型の音声・画面による付加情報を提供するSR-NWT-0024952準 拠の対話型システムがある。MADSは「再生機構」を通じて付加情報源として機能 する。MADSから付加情報を得るため、画面表示端末のユーザが付加情報を要求し てソフトキーを押すと、この呼は音声メイルシステムに着信する。音声メイルシ ステムは、呼の着信を確認すると直ちにユーザに対してオンフックする(受話器 をかける)よう指示する。図16に示すように、SPCSからの呼が音声メイルシステ ムに着信すると、発信・着信回線の識別情報が、TR-TSY-0000323準拠の方法でSP CSからDBMシステムに伝送される。MADSの「再生プロセッサ」は発信・着信番号 を調べて(246)、着信番号領域からその呼が指定DBMメッセージにおける付加情報 の要求であることを識別し(310)、付加情報ディレクトリーにおける「着信番号 」に等しいファイル名をもったファイルを探し、要求している画面表示端末を発 信番号領域の中から識別し(314)、このファイルを付加情報を含むASCIIファイル として現在時刻の「再生ディレクトリー」に複写する。次いで「スプーラ・プロ セッサ」はDBM付加情報メッセージを伝達する。 IIPと「目標・応答データベース」とをデータ接続すれば、画面表示端末のユ ーザに対して、そのユーザが自らの目標プロフィルを変更できるような機能を与 えることが可能になる。この機能があれば、ユーザは伝達されるメッセージの型 と内容を制御できる。 1.SR-INS-0024611:「アナログ表示サービス・インタフェイス(ADSI)のため の顧客端末装置の互換性に関する考察」第1版、ベルコア、1992年 12月。 2.SR-NWT-0024952:「データ通信のためのアナログ表示インタフェイス(ADSI) を用いた書出し用途に関するガイドライン」第1版、ベルコア。 3.TR-TSY-0000323:「クラスバルク発信番号識別」第1版、ベルコア、1988年 11月。 4.TR-NWT-0012734:「アナログ表示サービス用顧客端末データ・インタフェイ スに対応するSPCSに必要な基本条件」第1版、ベルコア、1992年12 月。 5.TR-NWT-0000305:「音声帯域データ伝送インタフェイスの基本要求条件」第 2版、ベルコア、1992年10月。 6.TA-735656:「公益事業遠隔検針サービスのため交換機に必要な基本条件」 ベルサウス・テレコミュニケーションズ社、1992年4月。 本発明により、地域社会のショッピングモール(shopping mall)すなわち歩行 者商店街に関するパラダイムに変化が起こりつつある。これらのモールは、小売 業者に対して、商品・サービス・情報その他を地域社会に販売するための、小売 空間をリースする。モールの経営者は、テナントのために広告を調製し、消費者 を呼び込むためにモールの活動・販促用(イースター卵のハント、無線放送の設 備など)の諸機能を提供する。通常このモールの経営者は、消費者の要求を満足 させるため消費者へのガイダンスを提供する案内所(help desk)をもっている。 消費者は、マス(メディアによる)広告や販促情報を見てモールに入り、個々の 多様な要求を満たすべく、商品やサービスを販売する店の前に群がる。本発明は 、物理的なショッピングモールの概念を対象として、それを「電子モール(elect ronic mall)」の形で再構築するものであるが、この場合消費者に支配権(contr ol)が与えられるよう売買の力関係をシフトしていることが特徴である。 本発明は、新たなマーケティング通信チャネル(marketing comminication cha nnel)を作り出して、それにより電子モールのテナントと、画面表示端末をもっ た消費者との間で双方向にアクセスを可能にしようとするものである。この新マ ーケティング通信チャネルにより、「画面表示によるマーケティング(Display B ased Marketing)」が容易になる。すなわち画面表示による情報提供・販売促進 ・広告メッセージが、目標を定めて、公衆電話交換網を介し、消費者の無人状態 の画面表示端末に対して、非強制的に伝達される。また、「コールモール(CallM all)」すなわち、画面表示端末を利用し消費者個人を対象にした、ホームバンキ ング・ショッピング・情報案内サービスなど強力な応用用途が実現容易になる。 更に、ベルコアがFR-NWT-000012 ADSI仕様によって定義しているような、画面表 示端末による各種の「高度電話サービス」が容易になる。 画面表示によるマーケティング 「画面表示によるマーケティング」は元来地域社会向けの、広告と直接販売の ための媒体であり、いわば「個人向けの電子チラシ(Personalized Electronic F lyers)」である。「コールモール」のテナントになると、消費者に対して、画面 表示によるマーケティング・メッセージを、消費者の定めた関心領域に目標を絞 って送信することができる。これらのメッセージによって、消費者は、テナント である「コールモール」店へ行って何らかの商品・サービスを買いたいという刺 激を与えられる。「画面表示によるマーケティング」は「コールモール」のテナ ントにとって広告の道具となる。この道具の大きな役割の1つは、消費者を、計 画的な購買行動から遠ざけ、家庭のリビングルームやキッチンから衝動的な(imp ulse)購買行動に移行させるにある。これは、物理的な世界で実際に店頭に陳列 された商品を見て衝動買いに走るのとは違いがある。物理的世界で利用される在 来の販促方法は、電子の世界では別の形で実現する。その相違点とは、以下の諸 点である。 ・ 目標設定が可能:選択した目標市場にメッセージを送信できる。 ・ 非強制:メッセージの伝達は、受容度の高いメッセージを用いて非強制的に 行なわれる。これは、家庭の要求と人口統計的なプロフィルに基づいたメッセ ージが送信されるからである。 ・ 適時性:メッセージの送信に必要なリードタイムが短い。 ・ 測定が可能:メッセージの効用すなわち応答状況の報告(performance repor ts)が、毎週、詳細応答データの形で広告主に提供される。 ・ 環境に優しい:伝達に紙を用いない。 ・ 娯楽性がある:消費者は音声および(または)文字情報の組合せで対話でき る。 上記諸点は、今日の「新消費者」にとって明らかな利益である。 DBMは対話型広告・直接販売用の独特の媒体であり、これにより、目標とする 消費者に対する広告の伝達を効率よく経済的に行なうことができ、広告主に対し ては実際の消費者側の応答に関する真の評価尺度を適時に提供できる。このサー ビスでは、非強制的で目標を定めたマーケティングメッセージの画面表示端末へ の伝達が、一日に何回も行なえる。この種メッセージの伝達が行なわれると、消 費者は、ベンダーからの情報および(または)特別な提案に興味を示して電話を かけたくなり、その結果ビジネスの側では販売機会が増加する。 「DBMメッセージ」は、通常「リトル−ロット−コール(little-lot-call)」の 形式で構成される。 「リトル」:本発明に基づいて、公衆交換電話網を通じて消費者の無人の画像 表示端末に対して非強制的に伝達されるメッセージの要素である。図20に詳細を 示すこの短い情報の断片、すなわち「リトル」メッセージには「モア(more)」ソ フトキーを含み、これにより消費者は、画面に表示された製品またはサービスに ついて追加情報を得るための選択が可能である。一度に多数の「リトル」メッセ ージが伝達されるが、消費者は「ネクスト(next)」および「バックアップ(backu p)」の両ソフトキーを使うと、画面表示端末に蓄積されるそれら「リトル」メッ セージの間をナビゲート(navigate)することができる。小売業者は消費者に対す る「リトル」メッセージの伝達に対して料金を支払うこともあり得る。 「ロット」:消費者が、ある「リトル」メッセージに関連して「モア」ソフト キーを選択すると、公衆交換電話網を通じて、本発明のシステムに対する呼が設 定される。この場合本発明のシステムは、ベルコアがFR-NWT-000012のADSI仕様 で定義している対話型サーバとしての役割を果たす。図21には、消費者が詳細な 音声および(または)文章情報を受信する様子を示している。消費者が希望する 場合は、「コール」ソフトキーを押すことにより、電話網(PSTN)を通じて、関連 の小売業者を呼出すこともできる。「ネクスト」および「バックアップ」のソフ トキーを使うと、消費者は、以前および以後の「リトル」メッセージの間をナビ ゲートできる。これら「リトル」メッセージは、それらを対話的に見られるとい う点を除けば、先に定義したのと同一の「リトル」メッセージである。この対話 型セッションは、消費者が、「コール」のソフトキーまたは「クイット(quit)」 のソフトキーを選択してDBMサービスから退出するまで継続する。「クイット」 のソフトキーを押すと、対話型セッションは終結し、画面表示端末はオンフック 状態に移行する。消費者が「ロット」メッセージを見る度ごとに関連小売業者に 対して課金することもできよう。 「コール」:消費者が、対話型セッションにおいて「コール」のソフトキーを 選択すると、関連小売業者との接続が行なわれる。この「コール」のソフトキー は、本発明のシステム本体に指令して、公衆交換電話網を介して小売業者に対す る呼を設定し、消費者を小売業者(11)に転送接続するが、この模様は図22に示す 通りである。小売業者に対しては、消費者がこの選択をする度ごと、プレミアム 料金を課すこともできよう。 コールモール 「コールモール」は、本発明に基づいて実現される一種の対話型電子メイルで 、消費者は画面表示端末を使った対話型通信を行なうことにより、店を訪れ、品 物をひやかし、そして(または)小売業者から製品やサービスを購買することが できる。各消費者は、「地域モール(Community Mall)」へのアクセスができ、更 に電子「個人エイジェント(Personal Agent)」の援けを借りて、地域モールの中 で利用できるすべての店のうちで最も頻繁に訪れる店との間で「個人モール(Per sonal Mall)」を構成できる。この「個人エイジェント」はこの消費者の代理人 として行動し、消費者に対して、その他の利用できるサービス要素に関するカス タム化したガイドを提供する。「コールモール」の要素は下記の通り: 1.カタログ店 2.地域モール 3.個人モール 4.情報サービス 5.コールモール活動(CallMall Activities) 6.個人エイジェント カタログ店 「カタログ店」は、消費者がカタログを注文する場所である。「コールモール 」のこの領域の機能により、カタログ業者(cataloguers)たちは極めてコスト効 率の高いマーケティングチャネルを得ることになる。この店により、既存の顧客 は、カタログを迅速容易に注文できるが、もっと大事なこととして、新規の顧客 が、それまで聞いたことのない、あるいは入手方法の分からないカタログを注文 できるのである。この「カタログ店」により、カタログ業者は家庭に出店(point of presence)ができることになり、しかもカタログ業者のコストは、誰かがこ の店を通じてカタログを注文する度ごと少額の料金を支払うだけで済む。顧客が 特別のカタログを要求した場合、本システムは、消費者に間違いなくカタログが 郵送されるよう、カタログ業者に対して、その消費者に関するあらゆる必要な情 報をファックスで送信する。 地域モール 地域モールが目標とするのは商店と銀行である。銀行の応用では、下記のサー ビスが画面表示端末を介して得られる: 請求書支払 振替送金 現在高照会 利率 取引一覧 サービス情報 満期通知(Renewal Reminders) 本システムは、銀行のホスト計算機に接続され、これらの取引が提供でき、ま た本システムは消費者への対話型インタフェイスを提供できる。一方、商店につ いては、主な目標となる商店は、家庭への配達能力のある業種なら何でもよい。 重要なグループは、消費者商品のカタログ業者(cataloguers)および消費者商品 の小売業者である。またカタログはないが論理的に本システム向きの店としては 、家庭への配達能力がある店、何かユニークなサービスを提供できる店、および 、消費者市場における有名ブランド店などがある。この最後の種類が加盟すれば 、コールモール・サービス自体が消費者から高い信頼を得るという利点がある。 カタログ店の中のカタログ業者たちも、「コールモール」のこの分野に属する。 カタログ業者が出店(set up)していれば、「コールモール」はカタログ業者に電 子注文を出せる場となる。本来、カタログ業者、小売業者、または専門店は以下 3種類の何れかの方法で「コールモール」に出店でき注文がとれる: 1.第1のオプションとしては、消費者が「コールモール」の中の店を選ん だとき、本システムは、その消費者を、電話網を介してその店の実際の店員(liv e agents)かその店の所有する自動注文受付システムへと転送接続する。 2.第2のオプションとしては、購買・注文の応用(プログラム)をサーバ に設け、消費者は自分の画面表示端末を介してこのサーバと対話する。本システ ムは注文画面を提供し、消費者がこれに画像表示端末を用いて、ベルコアがFR-N WT-000012 ADSI仕様で定義している手段により必要事項を書き込む。注文内容の 書込みが終わると本システムはこれを店に対してファックスで送信する。 3.第3のオプションとしては、オプション2と類似であるが、相違点は、 本システムが、電話網とは別の(plethora of)データ通信回線によって計算機シ ステムに直接接続されることである。システムが直接、店の計算機システムに接 続されるので、最新の製品情報と価格が利用でき、注文内容はデータ通信機能に よりその店の計算機へ転送して処理される。システムは消費者に対して対話型イ ンタフェイスを提供する。 個人モール 消費者の「個人モール」は、消費者が、自宅の画面表示端末を介して本システ ムと対話し、「地域モール(Community Mall)」の中から自分の個人モールとした い、幾つかの店を選択することによって形成される。「個人モール」は基本的に その消費者が最も頻繁に使う店で構成される。 情報案内サービス 「コールモール」の情報案内サービス機能の目的は、消費者が、効用のある情 報に対して迅速かつ簡単にアクセスできるようにし、しかし性格としては定例化 しようとするにある。情報内容は毎日の天候とか毎週の富籖の勝ち番号、といっ たものである。「コールモール」のこの分野の提供機能には、従来時間がかかり 厄介と考えられた種類の情報交換へのアクセスも含まれる。例えば政府の自動車 登録(情報)などがそれである。この情報の提供者側にとっては、「コールモー ル」のこの分野の機能を利用することにより、消費者にはより良いサービスが提 供でき、これら情報への問合せに関する処理コストは減少するという利点がある 。サービスの向上が図れるのは、アクセスの容易さと、通信手段の充実(目と耳 )による。コストの減少は、問合せに対する実際の要員配置が節減される結果で ある。実際の要員は、問合せ側で録音による回答に不満があった場合以外には不 要である。下記は、情報案内サービスとして可能性のある対象である: 1.天気予報 2.富籖の当たり番号 3.映画 4.連邦政府の求職情報 5.政府の道路情報 6.地域社会のイベント 7.娯楽イベント 8.投資家向け情報 9.教育 情報案内サービスは、「地域モール」で示したのと同一の3種類のオプションに よって設定できる。 コールモールの諸活動 「コールモール活動センター(CallMall Activity Center)」において、「コー ルモール」への個性的な機能(personality)が付与される。「コールモール」の この部門は、「モール」の中の何処からでもアクセスでき、また「商業分野」、 「情報案内サービス」、「画面表示によるマーケティング」、および「高度化電 話」へのリンケージがとれるようにしてある。「モールの売込(Mall Promotion) 」も「コールモール」のこの部門を通じて管理される。「モールの売込」の多く は、消費者を「コールモール」に“引き付ける”戦略の鍵としてゲーム要素を採 用する。このゲーム戦略の意図は、「面白さ」があって、消費者を「コールモー ル」へ常に引き戻すような環境を作り出すことである。消費者が「モール」の中 をナビゲートしたり、「モール」の情報案内を利用したり、「モール」に応答し たりする際、「コールモール」側で無料の賞品を出せば消費者は喜ぶこととなる 。この種の売込には、「入会びっくり賞品(random entry surprises)」、すなわ ち随時例えば「コールモール」への100番目の入会者には、「コールモール」で 使える$100-のギフト券を発行するなどがある。また、「コールモール」の全テ ナントを巻込んで「宝探し」を実施すれば、消費者が「コールモール」のあらゆ る機能を利用するのを促進することとなる。宝探しは本質的に、消費者を興奮さ せながら「コールモール」内部の機能とサービスすべてを消費者に教え込むのに 適切な方法となる。この活動センターには、「発表コーナー(speakers corner) 」が設けられ、そこでは毎週のトピックについて人々が「トークメイル(TalkMai l)」サービスを利用してディベートを行なう。ここでも、その意図は、人々を「 コールモール」に引き付け、それをショッピング・バンキングの場であると同時 に情報と剌激を獲得する「面白さ」のある場にすることにある。また、「コール モール」サービスの利用水準に基づく忠誠度プログラム(loyalty program)もあ る。この意図も、「コールモール」利用促進するにあり、更にその結果として「 コールモール」でのテナント空間への需要をも誘発するのに役立てようとするに ある。更に、助言箱を常時設置し、消費者とテナントが、「コールモール」への 思いつき、問題点あるいは意見を提出することも考えられる。 個人エイジェント 常時利用可能な「コールモール支援(CallMall Help)」機能が提供されること となる。この機能は文書と音声の双方に基づくもので、消費者が「支援」ソフト キーを選べば呼び出せる。この支援機能は消費者の個人エイジェントである。消 費者は、自分個人の音声(voice of the personality)と自分の個人エイジェント (例えばマリリンモンロー、エルビスプレスリーなど)の音声を定義する能力を 与えられる。また、この個人エイジェントはDBM(画面表示によるマーケティング )メッセージに目標設定するための関心領域の形成について消費者の案内役を果 たす。また、「地域モール」の中の利用可能な店から「個人モール」を形成する ための案内役をも果たす。 高度化電話サービス 本発明は、ベルコアがFR-NWT-000012 ADSI仕様で定義している方式に従って、 画面表示端末へのサービス・スクリプトの伝達を行い、これによりベルコアがFR -NWT-000012 ADSI仕様で定義しているような電話機能の高度化を容易にする。第2の実施例の周辺関係(general context) 図23には、本発明(12)と下記の各システムとの間にどんな相互関係があるかを 詳細に図示している: 電話会社の顧客情報システム(13); 画面表示端末(14); 小売業者(15); 小売業者提供サービス(16); 販売仲介業(17);広告制作ハウス(18); 料金請求システム(19). 本システム 本システムの活動範囲は以下の通りである: 関心領域、個人プロフィル、好みの「コールモール」店などの消費者情報を、 管理要員により、また消費者自身によって管理すること; 小売業者向けの広告業者(retailer advertisers)のために、マーケティング・ メッセージとその伝達スケジュールを作成すること; 消費者に対して、マーケティング・メッセージと情報案内メッセージを伝達す ること; 消費者に対して、ADSI規格の電話フィーチャ・スクリプト(telephony feature s script)を作成・伝達すること、ただしこのスクリプトは関連電話会社に依存 する; 消費者による「コールモール」と「画面表示によるマーケティング(DBM)」と の対話に関して発生する情報の詳細を収集すること; 管理要員による調査用途に供するため、最近の「ファックス注文」情報を収集 すること; 消費者のため、管理要員の手で不完全な「ファックス注文」情報を収集し完成 すること; 「コールモール」におけるテナントの小売業者、および小売業者対象の広告業 者に対して、利用報告書を作成すること; 消費者利用品目(events)の把握と料金計算を行い、その計算結果を料金請求 のため「請求システム」により該当小売業者に渡すこと; 「コールモール」の空間を借用中の小売業者の管理;および 広告売上高と「コールモール」テナント売上高の管理. 電話会社顧客情報システム 「電話会社顧客情報システム」の役割と、その本システムとの間の情報フロー を以下に要約する。「電話会社顧客情報システム」はサービス提供のために顧客 情報を維持している。消費者が、電話会社に対して高度電話フィーチャを使いた いと要求すると、電話会社はこれを受けて、本システムの管理部門(system admi nistration)へのメッセージを起動(trigger)して、ADSI FDM電話機能のスクリ プトをその消費者の画面表示端末へ伝達するよう要求する。 消費者の画面表示端末 消費者の画面表示端末の役割と、その本システムとの間の情報フローを以下に 要約する。消費者の画面表示端末は、ベルコアがFR-NWT-000012 ADSI仕様で規定 している高度化電話サービスに準拠している。画面表示端末に伝達されるDBMの 「リトル」メッセージはFDMスクリプトの形態をとる。高度化電話サービスはFDM スクリプトに依存している。DBMの各「ロット」要素は「ADSIサーバ表示制御」 を介して相互に対話(interact)する。「コールモール」とのあらゆる対話(inter action)は「ADSIサーバ表示制御」を介して行なわれる。 消費者は、消費者の画面表示端末と本システムとの間の対話セッションにおい て、本システムに対して個人プロフィル管理情報(関心、人口統計的情報など) を入力する。 消費者は、自分の個人「コールモール」への変更を要求する。 消費者はDBMの「リトル」メッセージを受信する。 消費者は電話のフィーチャ・スクリプトを受信する。 消費者が「ロット」メッセージを見て「コール」ソフトキーを使用すると、こ の消費者の動作は記録され料金計算され、最終的に該当する小売業者・広告業者 に「請求システム」を介して料金請求される。 小売業者 小売業者の役割と、その本システムとの間の情報フローを以下に要約する。小 売業者は広告メッセージの配布とコールモールにおけるテナント空間のリースを 要求する。小売業者は、「画面トーク(screenTalk)」の利用報告および顧客の注 文を、ファックスの形態で受信する。 小売業者は、自己の製品・サービスに関して(消費者に)送信されるすべての 広告について、その内容および目標基準(target criteria)に承認を与える。 小売業者は、広告を受信すべき加入者の目標リストを実名により提供すること も可能である。 小売業者と広告業者は、メッセージの伝達と消費者の応答(DBMメッセージの「 ロット」要素を「見た」実績)情報、および広告キャンペインの結果として小売 業者に着信した電話の通話数に関する詳細報告を受取る。小売業者に対する報告 は毎週送られる。 小売業者は、「請求システム」を介して料金請求されるが、その請求内容は、 広告を受信し、「ロット」メッセージを見て、「コールモール」店を訪れた消費 者数に基づいたものである。 テナント提供サービス テナント(小売業者)の提供するサービスの役割と、その本システムとの間の 情報フローを以下に要約する。「コールモール」のテナントは、通常の小売サー ビスのほかファックス形式の注文書(order forms)を受ける。大部分のサービス は、本システム以外の場(external platform)で提供され、本システムとのイン タフェイスは主として電話による。ユーザインタフェイスとプログラムフローは 小売業者の指示に従う。本システムは、消費者の電話を、PSTNを介して店の実際 の店員(live agant)またはその店の自動化注文受付システムに転送する。「コー ルモール」テナントである小売業者は、自己のモール店舗の、消費者による利用 状況の概要報告を受取る。 料金請求システム 「料金請求システム」の役割とその本システムとの間の情報フローを以下に要 約する。「料金請求システム」は、本システムから、該当する小売業者に課金さ れる以下の利用品目(events)について利用結果の計算に関する情報を受取る。 個別の設定(setup)料金; 販売活動単位での(at the campaign level)DBM料金;および 小売業者単位での「コールモール」利用度. 広告制作ハウス 「広告制作ハウス」の役割と、その本システムとの間の情報フローを以下に要 約する。「広告制作ハウス」に対して、特定の「画面トークDBM」広告の文書と 音声の内容に関する開発要求が出される。この情報が作成を終わると、本システ ムへ入力するため画面トーク管理要員に送られる。 販売仲介業者 「販売仲介業者」の役割と、その本システムとの間の情報フローを以下に要約 する。「販売仲介業者」の代理店(agency)はDBM広告を販売する。この代理店は 本システムに対して販売された広告の請求書(invoice)を送付する。本システム の管理部門(administration)では、手作業でこの販売された広告への支払いを行 なう。 ・ 画面トークを用いた広告に関する小売業者との契約 ・ 目標消費者層(target population)の選択基準の決定 ・ 小売業者の承認を得るための広告の実演第2実施例に関するサービスの諸概念 本システムにより具体化されるサービス要素は、「画面表示によるマーケティ ング」、「コールモール」、および「高度化電話サービス」である。 DBMサービスの諸概念は以下の通り: DBMメッセージに基づいて小売業者に電話連絡する場合、消費者にも本システ ムにも長距離通信コストがかかることはない。メッセージは選別(filter)され、 消費者は、メッセージがフリーコール(着信払い)であるような小売業者にしか アクセスしない仕組みになっている。 DBMメッセージは複数言語で利用可能になる。消費者の制御により、メッセー ジは1つまたはそれ以上の言語で受信できる。メッセージが複数言語で利用でき る場合には、消費者の好む言語で表示される。 「リトル」メッセージは1日に複数回ダウンロードできる。 消費者は、特定の広告または小売業者を、自分のプロフィルまたはセットから 取り除くことはできない。小売業者の削除した広告は、翌日までセットとサーバ 上に残る。 消費者が「ロット」メッセージから「コール」を行なうと、その場合起こるア クションとしては、サーバがフラッシュ(flash)して3方向コール(three-way ca ll)を起動し、小売業者をダイヤルし、その応答を待ち、フラッシュしてドロッ プする(これは本システムが1つの有料品目の利用完了を把握したことを意味す る。) 消費者の加入する電話局のSPCSに呼出信号抑圧機能のない場合は「DBMリトル 」メッセージは伝達されない。その代わりに、この種の消費者は、対話セッショ ンを使用して、メッセージの「リトル」と「ロット」双方の要素を、別種のFDM スクリプトからアクセスして見ることになる。 1人の消費者は、1つの電話番号と1つの画面表示端末の組合せが単位である 。1世帯の中に複数の画面表示端末があれば、本システムはこれを複数消費者と して扱う。 1個のメッセージは1個の「コール」電話番号とのみ関連づけされる。同一の 消費者が、同一のメッセージに対して、時により(dynamic)異なる小売業者へ接 続されることはない。 小売業者が、消費者の目標リスト(実名)を所有し詳細なフィードバックを望 む場合、消費者は「ロット」メッセージを通じて、貴方の電話番号を小売業者に 開示したいので許可して欲しいと要求される。消費者のそれ以外の情報が開示さ れることはない。またこれは小売業者が目標リストを所有する場合のみに起こる ことである。他の小売業者にはこの情報は提供されない。こうして消費者のプラ イバシーが守られる。同一のキャンペイン(販売活動)に対する複数言語による メッセージは、各言語ごとに別のメッセージとして扱われ、この考え方で料金体 系が作られる。 DBMの関心領域の「分類(Categories)」は「コールモール」の関心領域「分類 」とは異なっている。 メッセージの制作にはDBMメッセージの優先順序付け(prioritization)が含ま れるが、複数のメッセージに同一優先度を与えることな認められない。 メッセージの目標(とする消費者層)は、地理的な分布を根拠とし、郵便番号 単位で定まる小地域(granularity)まで細分される。 すべての小売業者を対象に、幾つかの標準報告書が作成される。これらは、個 々の小売業者に基づくものでは「ない」。 メッセージの制作コストはそれ自体独立の課金対象である。 ソフトキーのラベルは特定の形式(template)を有するすべてのメッセージにつ いて常に標準化される。ソフトキーはメッセージごとにカスタム化されない。 メッセージ数(番号)は、消費者に現在の画面がどこまで進んだを知らせるた め、これを画面表示することは「不要」である。 最後の音声セグメントから40秒経過すると、無音時間測定回路(idle timer)が 動作して発信者を切断し、サーバ設備への影響を最小にする。 「個人エイジェント」または「カタログショッピング」のサービスにアクセス するには、PIN(個人識別番号)は「不要」である。しかし将来ある時期に追加さ れるかも知れない。 消費者は、「コールモール」との間の対話セッションで、自分が目標とされて いない「リトル」メッセージを見ることを許される。ただし、無料接続地域(fre e calling area)内でアクセスできるメッセージに限られる。 小企業は潜在的な顧客と見做される。返りの(return)電話番号は、別の番号計 画(すなわち9+)を支援する必要がある。 コールモール・サービスの諸概念は以下の通り: 消費者は「コールモール」を使っても料金請求されない。 「コールモール」店は複数言語による利用が可能である。消費者は、店を単一 または複数言語の何れで見るかを制御できる。ある店が複数言語でサービスを提 供している場合、この店との通信は消費者の好む言語で行なわれる。 「コールモール」店を利用している最中、消費者が小売業者に電話をかけるの に、長距離通信コストを課することはない。 消費者のアクセスする「コールモール」店は、「拡張サービス区域(Extended Area of Service,EAS)」内に存在するものに限る。ただし“800”番接続または システム上で何らかの手段(application)が講じられている場合は別である。 1軒の店の属し得る「コールモール」のカテゴリーは3種類以内である。 消費者が「コールモール」の個人プロフィルを更新すると、更新直後の接続か ら新しいプロフィルが有効になる。 消費者は、カテゴリー単位で一部の店を除外指定する(deselect)ことにより、 「コールモール」を「個人モール」にカスタム化できる。消費者が指定して除外 しない限り、省略値としてEAS(拡張サービス区域)内のすべての「コールモー ル」テナントが画面表示される。 「コールモール」のカテゴリー化は1水準に限られる。 電話サービス・スクリプト・サービスの諸概念は次の通り: 本システムは、電話サービス・スクリプトの伝達を特定の電話会社の住宅用・ 業務用電話サービスの範囲で、すべてのユーザに対して支援する。第2の実施例の詳細な説明 技術的な具体化 「システムの区分」 本システムは、詳細を図24に示すような2つの主要な物理的要素から成る。す なわち1つは「バックエンド管理運用サーバ(Backend Administration and Oper ations Server)」(20)で、管理・準備(provisioning)・料金請求に使用される。 今一つは、1つまたはそれ以上の「フロントエンド応用サーバ(Frontend Applic ation Server)」(21)で、消費者の画面表示端末との間で対話型応用セッション を提供し、消費者の画面表示端末へメッセージを伝達するのに使われる。本シス テムは、物理的にこのように区分され、これにより、業務・運用機能(バックエ ンド)は集中し、応用サーバ(フロントエンド)は地理的に分散を可能にしてい る。この後者の目的は、応用サーバを消費者の多い地域に極力近接して設置し、 対話セッションとメッセージ転送コストの音声通信コストを最小にすることにあ る。バックエンドおよびフロントエンドの各サーバは、電話網とは別の(plethor a of)データ通信網(33)によって相互接続できるが、この網は同一構内ならLAN 、地理的に分散の場合はWANになる。管理・運用要員は、「バックエンド管理・ 運用サーバ」に対して、LAN(31)の上に存在するワークステーション(30)からア クセスする。請求システム(32)は、同一LAN上にある1台のワークステーション である。 「公衆交換電話網(PSTN)に要求される条件」 対話型セッションのため、フロントエンドは、図24に示すように「公衆交換電 話網」(27)の中の1つまたはそれ以上のSPCS(22)に対して、電話線(23)を介して 接続される。これは、フロントエンドが3方向呼(three-way-calls)および呼の 転送を行なう必要があるためである。フロントエンドの接続は物理的にT1回線(2 4)であるが、SPCS接続回線はアナログ回線であるためチャネルバンク(25)による 信号変換が必要である。フロントエンドは、PSTNから発信着信番号情報をもらっ て、消費者、および開始すべき応用が何かを識別する。この情報は、フロントエ ンドに対して、「簡易メッセージ・デスク・インタフェイス(Simplified Messag e Desk Interface)」(SMDI)(26)により所属のSPCSから供給される。フロントエ ンドは、所属のSPCSにおける呼出信号抑圧機能(28)を必要とする。これはDBMメ ッセージを非強制的に伝達するためである。この呼出信号抑圧機能により、フロ ントエンドは、消費者の無人の画像表示端末を呼んで、呼出ベルを鳴らすことな くこの無人の画像表示端末への接続が完了できる。呼出信号抑圧機能は、所属の SPCSの機能であって、各種の方法で提供される。呼出信号抑圧機能は、電話のオ ペレータが呼に対して割込む(barge-in)「オペレータ照合回線」に限らず複数の 方法により、例えばIEEE SSC-31 Subcommittee5が定義しているような「自動 検針トランク(Automatic Meter Reading Trunks)、またはベルサウス・テレコミ ュニケーションズ社が定義しているような「公共事業遠隔検針サービス(Utility Telemetry Service)のため交換機に必要な基本条件(Generic Switching Requir ements)」TA-73565、またはステンターリソースセンター社(Stentor Resource C enter Inc.)が定義しているような呼出信号抑圧サービス(Suppressed Ringing S ervice)によっても提供できる。呼出信号抑圧型の接続が完了した後の、無人の 画面表示端末との通信手段は、ベルコアがFR-NWT-000012 ADSI仕様で定義してい る通りである。 「システム要素」 バックエンドおよびフロントエンドのハードウェア要素はIBM社のRS/6000のハ ードにAIX型OSを搭載すれば実現でき、またワークステーションはパソコン上でD OSとウィンドウズを走らせればよく、詳細は図25に示す通りである。バックエン ドの主要ソフト要素(34)、フロントエンドの主要ソフト要素(35)、およびパソコ ンのソフト要素は、概ね市販製品である。顧客応用プログラム(37)およびカスタ ム・サーバ(38)は、カスタムCコード(custom C code)として一体化している。 主要データ領域 「画面トーク(screenTalk)」システムでは、データを4個の主要データ領域に 蓄積する。すなわち、消費者、小売業者、広告およびイベントである。 「消費者」 このデータ領域に含まれる情報は、特に消費者、画面表示端末、利用可能な関 心領域などに関連する。消費者情報は、消費者の電話番号(identification)、所 在地、およびプロフィルに関するデータである。端末情報ではADSIも扱う。 「小売業者」 このデータ領域は、特定の小売業者を定義するための情報を含む。小売業者は 、「画面表示マーケティング(Display Based Marketing−DBM)」においては広告 業者であり、「コールモール」ではテナントであり、双方兼ねることもある。こ の領域の「コールモール」データは、各種「コールモール」の応用と小売業者の 「コールモール」店をもカバーしている。所在地情報(location information) も、この領域で保管される。所在地は、一群の郵便番号として定義される。また 、「拡張サービス区域(EAS)」すなわち電話の無料接続区域に関する情報も保管 される。EASは、NXXの群として定義される。 「広告(AD)」 このデータ領域は、「画面表示マーケティング」広告に特有の情報を含む。こ こに含まれるのは、広告とその内容を識別し定義する情報である。内容としては 、広告に関する文章、音声およびソフトキーに直結する情報を含む。この領域で は、広告の目標、予約、及びダウンロードに直結する情報をも扱う。広告の販売 要員、広告の価格、および広告の値引きに直結する情報もこの領域に属する。 「イベント」 この領域には、本システム上で捕捉された、料金請求、報告、運用などに使用 される情報が含まれる。イベントは、「DBM広告」、「コールモール」店および 消費者の登録確認(authorization)に関連するシステムの使用に伴って生じる。 小売業者関連で起こるイベントのうち、広告のダウンロード、目標広告への消費 者の反応(「コール」と「モア」)、消費者の「コールモール」店への来店、お よび消費者による「コールモール」店へのファックスによる簡単な注文は、何れ も料金請求の対象となるが、それ以外は単に報告の対象となるだけである。運用 関連のイベントは、「画面トーク」システム自体の管理用でそれが適切に動作し ていることを確かめるのに必要なものである。個々の消費者からのファックスに よる注文とその内容を識別する情報もこの領域で保管される。この領域には利用 価格情報も含まれる。 テーブル1は、上記4種類のデータ領域のそれぞれの内容を示すデータテーブ ルである。 消費者の関心領域 テーブル2に示すのは、消費者の関心領域とカテゴリーの型に関する小サンプ ルであって、消費者は、「コールモール」の個人エイジェント機能により、これ らを対象にして自分の関心領域を選択する。これらはシステム本体によってDBM メッセージの目標として使用される。 システムの各種処理 本システムは6個のサブシステム(SS)から成る。その内容と目的は下記の通り である: 「SSI‐消費者・小売業者・システムに関するテーブル情報の管理」 このサブシステムは、システム管理室(administration offices)で必要な機能 性を扱うもので、消費者、小売業者、注文、EAS、スクリプト、システムテーブ ル、バックエンドの保安(security)、および援助に関連する情報を保管する。 「SS2‐消費者の対話の管理」 ここで扱われる機能性は、消費者の画面表示端末とフロントエンド対話型サー バーとの間で起こるあらゆる対話処理を含む。これらの対話では、「画面表示に よるマーケティング」メッセージおよび「コールモール」サービスが扱われ、何 れもショッピング機能と個人エイジェント機能を含む。 「SS3‐広告の販売と開発の管理」 ここで扱われるのは、「画面表示によるマーケティング」メッセージの管理、 販売、制作、予測、および保存に必要な機能性である。上記管理では、販売要員 のほか、広告開発も扱う。 「SS4‐分配のための情報の管理」 ここには、バックエンドからフロントエンドに分配すべき情報の管理、および 中央のバックエンド処理のためにフロントエンドから獲得すべき情報の管理、の 双方に必要なすべての機能性を含む。 「SS5‐FDM伝達の管理」 ここには、「フィーチャ・ダウンロード管理」情報を消費者の画面表示端末へ 伝達するのに関連する機能性が含まれる。このFDM伝達では、スケジュールによ るダウンロード(無人の画面表示端末への)、および消費者の要求に基づく呼出 (オンライン対話型)の双方を扱う。 「SS6‐イベント情報の管理」 ここに含まれる機能性は、サブシステム2と5で捕捉される生のイベントに基 づいて、「画面トーク(screenTalk)」に関連して報告と請求の必要になるイベン トを管理することである。この機能性はシステム報告の作成にも責任がある。 テーブル3には上記各サブシステムを含む諸機能が定義されている。 管理と運用 システムの管理・運用要員は、管理・運用ワークステーション(30)を用いて以 下のタスクを実施する。 1.DBMの管理 − 小売業者を「画面トーク」の中で設定して(establish)料金請 求(新規の場合) − 新たな販売活動の設定(必要な場合) − 新たな広告の設定 − セットアップ料金の入力 − 広告の複製と言語の変更 − オーディオの要求 − 目標リストをディスケットから転写 − 目標とすべき郵便番号の決定(オプションとして) − 広告のための目標範囲(Target penetration)の決定 − 販売における潜在目標の大きさと標準コストに関する質問への 応答 − 広告のスケジュール − オーディオ(情報)の転写 − 広告の編集 − 広告の試行・検討 − 広告の更新と新オーディオの要求 − オーディオの入れ替え − 予定広告の制作状況の確認 − 次期の広告に関する小売業者への追跡対応 − 広告に関する質問への応答 − 情報を要求中の消費者電話番号に関するディスケットの提供 2.「コールモール」の管理 − カタログ店からカタログを追加・削除 − セットアップ料金の入力 − スピードコール店(speed call stores)の追加・削除 − セットアップ料金の入力 − ファックス注文可能な店の追加・削除 − セットアップ料金の入力 − ファックス注文の送信 − 店の更新 − カタログの更新 3.料金請求の管理 − 月毎の請求書発行の実施 − 物理的な郵送の管理 − 請求関連質問の処理 − 満期請求の追跡 − GLへの入力の提供 4.報告作成の管理 − 関心領域に応じた消費者への報告作成と配布 − 顧客報告の作成と配布 − 顧客報告の検討と問題点の追跡 − 目下サービス対象の小売業者を示す、現場向け報告作成 5.サービス指標実績の作成 − システムに対して諸指標実績を毎週問合わせ − 報告一式の作成 6.消費者情報の管理 − 新規消費者の追加 − 注文実績から消費者記録を更新 − 消費者の削除 − 消費者のコール(calls)に基づいて消費者を更新 7.不完了ファックス注文の完了処理 − システムに対して毎日問合わせを行い、不完了ファックス注文 が見つかればこれを完了させる。 8.システムテーブルの維持 − (各テーブル変更のための入力を定める) 9.助言箱(suggestion box)の内容検討 − 毎週、助言箱のメッセージを聴取し、要考慮事項があればこれ を記録する 10.支払いの管理 − 郵送された請求書を見て必要な送金(transmittal)を行なう − 請求対象のDBM収入を示すテレディレクト(Teledirect)に関 する報告の作成 − テレディレクトの請求書(invoice)を見て送金を行なう 11.その他 − 電話会社のスクリプト伝達料金 12.運用 運用グループの責任事項は下記の通り: − システムと網の警報と事故への対応と回復 − メッセージ、応用及びイベントデータの毎日のバックアップ − 保安方針の具体化 − 定期的バッチ処理の実行 − 物理的環境の維持 − サービス水準維持のため必要なシステム資源の追加 消費者の画面 消費者は本システムのサービスに対して、ベルコアのFR-NWT-000012 ADSI仕様 に準拠する画面表示端末からアクセスする。画面表示によるマーケティング「リ トル」メッセージは、公衆交換電話網を介して消費者の無人の画面表示端末上に 、「フィーチャ・ダウンロード管理スクリプト」の形で非強制的に伝達される。 この「リトル」メッセージは、ノーザンテレコム社製の「ビスタ350型」画面表 示電話機の空き画面上に現れ、その詳細は図26に示す通りである。ベルコアのFR -NWT-000012 ADSI仕様に準拠する他の画面表示端末では、図27に詳細を示すよう に、消費者は端末上のキー(39)を押して「フィーチャ・ダウンロード管理ペー ジ」(40)にアクセスしなければならない。消費者が、「DBMメッセージ」(41)ま たは「画面トークメッセージ」と名付けるスクリプト項目を起動すると、サービ ス・スクリプトが開始しこれにより消費者は、「リトル」メッセージ(42)が見ら れる。図28には、消費者が、ノーザンテレコム社製の「ビスタ350型」画面表示 電話機、およびベルコアのFR-NWT-000012 ADSI仕様に準拠する他の画面表示端末 によって、「コールモール」にアクセスし、端末上のキー(39)を押して「フィー チャ・ダウンロード管理ページ」(40)にアクセスする模様を詳細に示してある。 消費者は「コールモール」と称するスクリプト項目を起動する(43)。このスクリ プトの起動により、消費者は「オープン」(44)ソフトキーを選択するよう促され 、消費者がこのソフトキーを押すと、画面表示端末からPSTNを経由して本システ ムの「フロントエンド応用サーバー」に対して呼が発信される。サーバーが応答 すると、消費者には「コールモール」の主メニュー(45)が表示され音声による挨 拶(audio greeting)(46)が聞こえる。 図29には、消費者が本システムの「フロントエンド・サーバ」と対話する際に 画面に表示されるすべてのフローを詳細に示してある。この場合、応用プログラ ムの機能によって、消費者側では、DBM「ロット」メッセージを見る(review)す るか、「リトル」メッセージをチェックするか(消費者の所属電話局のSPCSにベ ル鳴動抑圧機能がない場合)、本システムを始動して「コールモール」に来店す るかの何れかが可能である。試験のための応用プログラムも備えられ、システム 管理要員はDBMメッセージの試験ができる。 「フロントエンド応用サーバー」は、どの応用プログラムを開始するかを、消 費者が画面表示端末のソフトキーを操作して選択した着信(相手)電話番号、画 面表示端末自体の発信電話番号、および同端末のID番号(CPE-ID)の3つに基づ いて決定する。この点はベルコアのFR-NWT-000012 ADSI仕様に準拠している。発 信・着信電話番号は、「フロントエンド応用サーバー」に対して、所属SPCSによ り「スモール・メッセージ・デスク・インタフェイス」を介して転送される。 テーブル 1 主要データ領域ごとのデータ・テーブル消費者テーブル(バックエンド)Consumer Tables (Backend)〕 ADSIデバイス型〔ADSI DEVICE TYPE〕 ADSI(アナログ表示サービス・インターフェース)プロトコルは表示デ バイスの最小限の物理的特徴を定義する。このデータ構造はADSI表示デ バイスの各型の実際の物理的特徴を定義する。これは実際の物理的スク リーン文字幅、表示ラインの物理的数、及び該デバイス上で使用可能な ソフト鍵の数を含む。 ADSI文言〔ADSI SCRIPT〕 このデータ構造は、住宅電話用サービス、FDM不履行CallMallサービス 、及びFDM不履行DBMサービスへの可視コンポネントをscreenTalk消費 者に供給するのに用いられるコンパイルされたADSI文言を含んでいる。 一般に各電話会社は2つの標準電話用文言、すなわち各言語に対し1つ の標準電話用文言を持つことになろう。文言の開発はscreenTalkシステ ムの外にあるであろう。STSは該文言にサポートされる内部論理又は特 定の電話特性について何ら知識を持たないであろう。但しこれは情報が 既知でありSTS内部に保持されている不履行FDM文言に対しては該当し ない。 消費者〔CONSUMER〕 消費者というのはscreenTalkの提供するサービスへの住宅用又は小規模 事務用加入者のことである。消費者データ構造は、これらのサービスを 供給するのに必要な情報を定義する。それは: 電話会社の口座情報を引照するのに使われるtelco idすなわち 電話会社識別番号及び口座番号; DBM adsの地域目標設定に使われる郵便番号情報; CallMall注文に使われる宅配用住所氏名; 言語指定及び商取引個人代理人の声; 言語特定フラグ,これは選定した言語が使用できない場合消費者 が交互の言語によるadsを受け入れるなら“no”と設定する; 市内通話のプレフィックスを数字9とする消費者(例えば事務用 消費者)用のFDMソフト鍵折り返しストリングを変形するのに使われる ダイヤル9指定; 消費者がサービス提供者の着手した(server-initiated)オンフッ ク状態でダウンロードされ得るか否かを示すadsiダウンロード可能符号 .ダウンロード可能でないデバイスの例としてはディジタル・ループ通 信業者又はPBXによりサービス提供される端末機がある.最初に“test ”に設定すると、消費者のデバイスへの最初のダウンロードが成功した 後“yes”に、また最大に到るまでの後続ダウンロードが失敗(消費者 用の失敗ダウンロード計数器により捕捉されたと云うように)すれば“ no”に更新される; STSがサポートする標準FDM文言(すなわちCallMall及び電話標 準文言)のバージョン番号;及び 消費者が保有するメディアの型に関する情報(当面はADSI); を含む。 消費者の関心〔CONSUMER INTEREST〕 消費者は1つ又はそれ以上の数の関心分野に興味を示すかもしれない。 これらの関心分野を特定する任意のadsがこれらの消費者に配付される であろう。このデータ構造は各消費者の選定した関心分野を示す。 消費者の応答〔CONSUMER RESPONSE〕 このデータ構造は、消費者ごとの関心分野ごとに応答計数器に蓄積する のに用いられる。このデータはad目標設定で用いることを意図する。 不履行FDMグループ文言〔DEFAULT FDM GROUP SCRIPT〕 このデータ構造は、対応するADSI文言翻訳を伴う仮想telnoグループ用 の適切な不履行FDM文言(不履行DBM及びCallMall)に連携して用いら れる(仮想TELNOグループ参照)。この構造はまた、ADSI文言が対応す る消費者母集団(population)にダウンロードされた日時の記録を保持す る。 不履行FDM文言〔DEFAULT FDM SCRIPT〕 このデータ構造は、screenTalkサービスをサポートするのに必要な不履 行FDM文言に関する情報を記憶するのに用いられる。記憶された情報は テキスト、ソフト鍵を含み、またFDMダウンロードの安全性を保持する データも含む。当面サポートされる文言は: 不履行DBM文言 − 新規消費者は初期化の成功後にこの文言を 受け取る。それはSDCモードでの消費者の現在のメッセージへのアクセ スを許容する。ダウンロードできない消費者に対してはこの文言は常に DBMメッセージにアクセスするのに使われよう; 不履行CallMall文言 − この文言はscreenTalkのCallMallコン ポネントサービスへのアクセスを許容する; である。 不履行FDM文言型〔DEFAULT FDM SCRIPT TYPE〕 このデータ構造は、現在ただ2つの型のFDM不履行文言しか含まない: その1つは不履行CallMall文言用であり、もう1つは不履行DBM文言用 である。 EAS このデータ構造は、所定の自己のNPA(エリアコード)内部の有効なEAS( ローカル発信)エリアの実例を記憶するのに用いられる。 EASエリア〔EAS AREA〕 各EASエリアでは幾つかのNXX(形の番号)への無料発信ができる。この データ構造への登録(entry)は、所定の“eas id”を持つ発信者による ローカル通話で到達できるNPA/NXXを表している。 仮想TELNO〔FICTITIOUS TELNO〕 消費者は通常、予めプログラムされたソフト鍵を押下してscreenTalkシ ステムにアクセスするであろう。消費者は様々な発信エリアにいるであ ろうから、消費者が課金されずにダイヤルできる番号でこれらのソフト 鍵をプログラムして置く必要がある。このデータ構造は、各仮想Telno グループ用の仮想電話番号の実例を記憶するのに用いられる。 仮想TELNOグループ〔FICTITIOUS TELNO GROUP〕 screenTalkシステムを呼ぼうとする消費者は通常、適切なフロントエン ド・サービス提供者に届くような仮想電話番号をダイヤルする予めプロ グラムされたソフト鍵を介してシステムにアクセスする。各フロントエ ンド・サービス提供者に対して少なくとも1セットの仮想番号が必要で ある。サービス提供者は、その消費者が共通のローカルNXXを持たない 2つの発信エリアにいるときは1セットより多い数の番号が必要である 。この番号のセットを仮想TELNOグループと名付ける。実例がこのデー タ構造中に記憶されている。 仮想TELNOの型〔FICTITIOUS TELNO TYPE〕 このデータ構造は、screenTalkシステムにより使用される有効な仮想番 号の型を記憶するのに用いられる。現在既知の型は: DBM関連ラインの番号 − 消費者が現在視ているadの相対位置 に対応する24の仮想番号のうちの1つ。 CallMall仮想番号 − CallMall主メニューにアクセスするのに 用いられる。 DBM試験仮想番号 − 生産(production)に先立ちadsを試験す るのに用いられる。 消費者初期化番号 − 新規消費者がそのプロフィールを初めて 初期化するのに用いられる。また、ダウンロードできない消費者がADSI SDCを用いて彼らのDBM adsにアクセスするのに用いられる(新規消費 者にダウンロードされる不履行DBM FDM文言はこの番号を含む)。 関心分野〔INTEREST AREA〕 このデータ構造は、screenTalkシステム内の有効な関心分野を表す。各 関心分野はDBM又はTalkMail広告のカテゴリーを記述する。(例えば、 食品、金物類、等々)。関心分野の実例については付録A参照。 NXX EAS割り当て〔NXX EAS ASSIGNMENT〕 このデータ構造は、各NXX/EASの組合せに対するeas idを記憶するのに 用いられる。この構造は、所定の消費者にとってどの地域社会データ構 造(community data structures)がアクセス可能かを定める索引が付さ れよう。(例えば、Community Mall Store,More Flyers)。 個人代理人の声〔PERSONAL AGENT VOICE〕 screenTalkシステムには、一般的な表示メニューを補充し強化するオー ディオ・プロンプツ(audio prompts)が用意されよう。消費者は、有名 なタレント等(例えば、Marilyn Monroe,Elvis Presley)のリストから これらのプロンプツ用に使う個人代理人の声を選択する。このデータ構 造は利用できるタレント等が各言語で可能である。 個人的商店街店舗〔PERSONAL MALL STORE〕 消費者はCallMall店舗の個人的リスト(最大8まで)を、たやすく見ら れるようにしたいという目的で、創作することがあろう。このデータ構 造はこれを定義する。このデータ構造中には、地域社会商店街で利用可 能な店舗のリストから消費者が選択したCallMall店舗の各消費者の実例 (instance)に対し登録される。注:新規消費者はこのデータ構造中に個 人的登録を持たないだろう。彼らはプロフィール管理を使って登録を追 加できる。 電話会社〔TELCO〕 このデータ構造は、screenTalkサービスに参加している電話会社に特化 した情報を記憶するのに用いられる。 電話会社の電話文言〔TELCO TELEPHONY SCRIPT〕 このデータ構造は、特定の電話会社の標準電話文言を維持するのに必要 なFDM安全保証情報を記憶するのに用いられる。消費者(フロントエンド)Consumer (Frontend)〕 消費者氏名住所〔consumer name address〕 このデータ構造は、送られて来たカタログ又はCallMall商店の注文書と 共にscreenTalk小売商に配付された消費者の氏名及び住所を記憶するの に用いられる。 消費者プロフィール〔consumer profile〕 screenTalkシステム上の各消費者は、言語の選択、商店街の商店の個人 的登録、関心のある分野の選定のようなプロフィール情報を記憶した関 連の記録を消費者プロフィール・テーブル内に持つであろう。 消費者氏名住所〔consumer name address〕 このテーブルは、オンシステムCallMall店舗注文過程で小売商に与えら れた消費者出荷情報を記憶する。 仮想番号〔fictitious number〕 このテーブルはサービス提供者の使うすべての仮想番号を記憶する。フ ロントエンド・サービス提供者は、消費者のためにどのサービスに着手 すべきか、及び消費者から見た相対的adライン位置を決定するのに被呼 番号を用いる(DBMの場合)。 内在消費者〔init consumer〕 このテーブルは、その電話を再初期化するため初期化番号を呼んだ消費 者のリストを含む。目標を設定したダウンロード時にこのテーブルに登 録された消費者に対しソフト鍵テーブルを含む全文言が彼らのセットに ダウンロードされよう。 関心符号〔interest code〕 このテーブルは、有効な関心分野符号及びその表示ラベルを適当な言語 で記憶する。関心分野を参照のこと。 目標を設定したダウンロード〔targeted download〕 各screenTalk消費者は、どのadが消費者にダウンロードされるべきか、 及びどのadが消費者のセットに現在入っているか、を定義するのに用い られる目標を設定したダウンロード・テーブルに登録されよう。小売商テーブル(バックエンド)Retailer Tables (Backend)〕 AR口座〔AR ACCOUT〕 すべてのscreenTalk小売商は勘定受領可能(Accouts Receivable)システ ム上に口座を持たなければならない。このデータ構造はその構造を表し ている。 CALLMALLカテゴリー〔CALLMALL CATEGORY〕 各CallMall小売商は、小売商がそれに入る分類(例えば、金融サービ ス)を明確にするCallMallカテゴリーに所属することになろう。このデ ータ構造は、有効なCallMallカテゴリー、及びその各々に対し2つの公 用語の双方で書いたラベルを記憶する。 CALLMALL店舗〔CALLMALL STORE〕 このデータ構造は、小売商のCallMall店舗に直接関係のある情報を記憶 する。必要な情報には:オフシステムの小売商への注文をするのに用い る電話番号,オンシステムのショッピング小売商への注文書を送るのに 用いるファクス用電話番号,及び消費者のディスプレイ上にCallMall店 舗用の表示項目登録をするのに用いる“cm店舗名”が含まれる。言語符 号がフランス語サービスか英語サービスかを指定するのに用いられる。 両言語でのサービスが可能なときは、関連の“cm店舗番号”フィールド がそれを反映している。 カタログ〔CATALOG〕 このデータ構造は、screenTalk小売商により提供されるカタログに消費 者が容易にアクセスできるようにデザインされた注文書であるカタログ 充足注文書で使用される小売商カタログの実例を記憶しようという意図 がある。この構造に記憶される情報には: 消費者がscreenTalk端末上に見るカタログ名; もしそれが設けられるなら、小売商を直接呼ぶのに用いることの できる問い合わせ用“800”番号; もし小売商がscreenTalkファクス・サービスよりも寧ろカタログ 注文用にこの方法を選ぶならば、カタログ注文する小売商にアクセスす るのに使うことのできる“800”番号; このファクス・サービスを使う小売商に向けた消費者のカタログ 要請を小売商に送るのに用いるファクス番号; 各カタログについて消費者に補足情報を提供するテキスト及び音 声セグメント; 消費者に適した用語でカタログを提供するのに用いる言語符号及 び関連カタログ番号フィールド; が含まれる。 カタログCMカテゴリー〔CATALOG CM CATEGORY〕 このデータ構造は、消費者にその選んだカテゴリーごとにその選んだ言 語でのカタログの提示ができるようにするために使われる。言語符号及 び言語特定フラグが、英語又はフランス語と特定した消費者にカタログ の提示ができると同時に、両方の言語でサービスにアクセスしたいとい う希望を特に表明した消費者にはそうすることもできる(言語提示の更 に詳細は「地域社会商店街店舗」参照)。 CM大量購入割引〔CM VOLUME DISCOUNT〕 このデータ構造は、CallMall小売商に適用される該小売商の全注文の合 計売上金額に基づく割引額を記憶するのに用いられる。これには小売商 の所有するすべてのCallMall店舗、カタログ、商店街活動又は情報サー ビスが含まれる。 地域社会情報サービス〔COMMUNITY INFO SERVICE〕 CallMallに設けられた情報サービスにアクセスする消費者は、ローカル 通話で(すなわちそのEASエリア内で)また所望の言語で(或いは所望 の言語でのサービスができない場合にそれを望めばもう一方の言語で) 消費者のアクセスできるすべての情報サービスが提供されよう。このデ ータ構造は、EASエリア及び言語で提供可能な情報サービスを記憶する のに用いられる。 地域社会商店街店舗〔COMMUNITY MALL STORE〕 CallMallにアクセスする消費者は、そのEASエリア内のCallMallカテゴ リーで選別された全CallMall店舗にアクセスを持つことになろう。この データ構造はEASエリアで利用可能であり且つ利用可能なCallMallカテ ゴリーに属する各CallMall店舗に対する登録を含む。CallMall店舗は幾 つかのEASエリア内の消費者が利用可能であり且つ複数のカテゴリーに 登場するであろうから、1つの店舗がこの構造に多数回出現する。言語 符号が英語又はフランス語を示し、この店舗リストは英語とフランス語 の双方を受け入れる消費者に見えるようにすべきか否かを示すのに、言 語特定フラグが用いられる。“More Stores”メニュー項目にアクセス するとき消費者が見る店舗リストは: 消費者のEASエリア − 市外回線のバイパスを避けるために消 費者は長距離通話料金を課金されずに到達できる店舗にしかアクセスす ることができない(すなわちローカル又は“800”番号の店舗、或いは オンシステムの適用される店舗); 消費者の言語 − 消費者は所望の言語における店舗が提示され る; 言語の特定 − 消費者はもう一方の言語における店舗も同様に 見ることを選んでもよい(消費者言語特定フラグは“No”に設定)。あ る店舗がもう一方の言語でのみ利用可能なとき(該店舗に関連cm店舗番 号フラグが立っているとき)は、該店舗は両言語における店舗を見たい と望む消費者に提示される; に依存して決められる。 情報サービス〔INFO SERVICE〕 CallMallにおけるある種の注文は、例えば天気予報、道路状況、宝くじ 番号、等の情報サービスに分類される。これらは「情報サービス」Call Mallメニュー項目として消費者からアクセスされる。このデータ構造は この型のサービスに関するデータを記憶するのに用いられる。ここに記 憶される情報には: 消費者のディスプレイに提示するのに用いられるサービス名; 外部情報サービス注文にアクセスするのに用いられる電話番号; そのサービスにつき更に多くの情報を消費者に与えるのに用いら れるテキスト及び音声セグメント; この情報が消費者にとって無料か否かを示すフラグ(注:いずれ にしてもscreenTalkシステムは課金しない。このフラグは「有料サービ スはこのようにフラグで表示されます」と消費者のスクリーンに提示す る目的でのみ用いられる); 消費者に対し適切な言語での提示を定めるのに用いられる言語符 号及び関連情報サービス番号;及び 正しい注文であることを示す発注id; が含まれる。 商店街活動〔MALL ACTIVITIES〕 CallMallにおけるある種の注文は、商店街活動に分類される。これらは 「商店街活動」CallMallメニュー項目として消費者からアクセスされる 。このデータ構造はこの型のサービスに関するデータを記憶するのに用 いられる。ここに記憶される情報には: 消費者のディスプレイに提示するのに用いられるサービス名; Mall外部の活動の注文にアクセスするのに用いられる“800”電 話番号; 消費者に対し適切な言語での提示を定めるのに用いられる言語符 号及び関連情報サービス番号;及び 正しい注文であることを示す発注id; が含まれる。 各種財務記録(CIS/請求) 〔MISCELLANEOUS FINANCIAL TRANSACTION (CIS/BILLING)〕 screenTalkシステムの見積もり過程は、各種財務記録の必要とするレイ アウト中に請求できるイベントを集計する。これらの記録はCIS/請求シ ステムに受け渡して処理され、請求書が作成される。 注:今日ではCISが請求書作成用いられることはないので、この 記述はもはや正確でない。このデータ構造は名目として残してあるに過 ぎない。 順序属性〔ORDER ATTRIBUTE〕 このデータ構造は、オンシステム順序発注を用いるCallMall店舗で利用 可能なすべての有効な属性に適応する情報を記憶する。順序属性の例に は製品コード、色、サイズが含まれる。ここに記憶される情報には、消 費者のディスプレイに(両方の公用言語で)提示される属性ラベルが両 言語での音声セグメントと共に含まれる。消費者の入力登録を数字とす べきか英数字とすべきかを指定するのに英数字フラグが用いられる。 支払いの型〔PAYMENT TYPE〕 このデータ構造は、小売商が利用しようと選択するであろう有効なクレ ジットカードの型を記憶するのに用いられる。消費者に提示するため英 語とフランス語両方のラベルが設けられる。 小売商〔RETAILER〕 このデータ構造は、このシステムを使うと宣伝している小売商と、Call Mall発注(CallMall店舗、情報サービス、等々)を持つ小売商との双方 に対し、screenTalk小売商に適応する情報を記憶する。各小売商用に捕 捉された情報には、小売商名と住所、ステータス、小売商の契約名及び 番号が含まれる。割引パーセンテージの値は見積もり時に小売商の所有 する店舗の全請求対象イベントに適用される。 小売商のCMカテゴリー〔RETAILER CM CATEGORY〕 このデータ構造は、CallMallカテゴリー又は小売商がそれ以下に分類さ れたカテゴリーを記憶するのに用いられる。小売商に対する全CallMall 店舗及びカタログがこれらのカテゴリーの消費者に提示される。技術的 な理由によりこれは1小売商当たり最大3カテゴリーに限定される。 小売商の順序属性〔RETAILER ORDER ATTRIBUTE〕 このデータ構造は、オンシステム順序発注を使う小売商が必要とする属 性情報を記憶するのに用いられる。特定の小売商の発注に対する各属性 が、消費者提示順序に使われた一連番号と共にここに記憶される。 小売商の支払いの型〔RETAILER PAYMENT TYPE〕 このデータ構造は、オンシステム順序及びカタログ充足発注のような順 序発注で使用するため各小売商が受け取るクレジットカードの型を記憶 するのに用いられる。小売商/支払いの型の組合せの各々に対し登録が 記憶される。一連番号が小売商に消費者への提示の順序を選択すること を許容する。 設定料金〔SETUP CHARGE〕 新規小売商は加入時に設定料金を課金されることになろう。このデータ 構造は各小売商に対して、該当があれば設定料金の金額、設定の型に付 随する金額の不履行を記憶するのに用いられる(SETUP TYPEのデータ構 造を参照のこと)。料金の発生した日時が、設定の型(Ad設定、CallMa ll店舗設定、等々)と共に記憶される。ad設定に対する設定の型に関連 して記憶する設定項目フィールドが設けられ、このフィールドはad id を含み、それに対しCallMall店舗設定に対しては該フィールドはCallMa ll店舗番号を含む。 設定の型〔SETUP TYPE〕 このデータ構造は有効なシステム設定の型を、説明及び設定料金の不履 行と共に記憶するのに用いられる。小売商テーブル(フロントエンド)Retailer Tables (Frontend)〕 カタログ〔catalog〕 このテーブルはCallMallカタログ充足発注に参加するカタログに適応す る情報を記憶する。ここに記憶される情報は、カタログ言語データ、発 注開始パラメタ、及びカタログがそれに属するカテゴリーを含む。 cmカテゴリー名〔cm category name〕 このテーブルは有効なCallMallカテゴリーに対する両言語による表示ラ ベルを記憶する。 cm店舗発注〔cm store appl〕 フロントエンドサービス提供者により取り扱われる各CallMall店舗はこ のテーブルに登録されている。店舗が選定されたときにどの注文を開始 するか、及び求められた注文が必要とするすべてのパラメタを定めるた め、このテーブルがアクセスされる。 地域社会NNNN〔communityNNNN〕 フロントエンドサービス提供者により取り扱われる各EASエリアは、別 々の地域社会NNNNテーブルを持つ(茲でNNNN=eas idである;EASを 参照のこと)。このテーブルは、店舗番号、表示ラベル、関連のCallMa ll店舗に対する言語及びカテゴリー情報を記憶する。1つのCallMall店 舗が1つより多いEASエリア内で通用することがある。従って、1つの CallMall店舗が1つより多い地域社会NNNNテーブルに登場することがあ る。 クレジットカードのリスト〔credit card list〕 このテーブルは、システム中の各有効なクレジットカードの登録、及び カードに対する各言語での表示ラベルを記憶する。 情報サービスNNNN〔info serviceNNNN〕 フロントエンドサービス提供者により取り扱われる各EASエリアは、別 々の情報サービスNNNNテーブルを持つ(茲でNNNN=eas idである;EA Sを参照のこと)。このテーブルは、情報サービス番号、表示ラベル、 関連の情報サービスに対する言語及び注文立ち上がり情報を記憶する。 1つの情報サービスが1つより多いEASエリア内で通用することがある 。従って、1つの情報サービスが1つより多い情報サービスNNNNテーブ ルに登場することがある。 小売商クレジットカード〔retailer credit card〕 このテーブルは、各特定の小売商に対し使われる有効なクレジットカー ドの型を記憶する(RETAILER PAYMENT TYPE,PAYMENT TYPE,及びcredit card listを参照のこと)。システムは一小売商当たり最大8クレジッ トカードまでサポートする。 小売商順序属性〔retailer order attribute〕 このテーブルは、各小売商に対し全順序属性を含む(詳細はORDER ATT RIBUTE及びRETAILER ORDER ATTRIBUTEを参照のこと)。Adテーブル(バックエンド)Ad Tables (Backend)〕 AD screenTalkシステムの枢要コンポネントの1つが、小売商から消費者へ の目標を設定したマーケティング・メッセージ(ads)の配布である。ad データ構造は、adが消費者の適当な端末に目標を設定されることを許容 する情報を含み、更にadメディアの型に関するフィールドを含む。その 情報とは、ad電話番号(これは目標とされるEASエリアを定める)と言 語及び目標郵便番号である。フラグがadステータス(試験、開発中、又 は生産中)を示す。ロールアップ計数器が、目標とされた消費者対話及 び目標とされなかった消費者対話の双方に対してダウンロード及び応答 情報を維持する。 ADスケジュール〔AD SCHEDULE〕 screenTalk adsは1日に3回配布される。1つのadが多数回配布される こともある。このデータ構造は、ad配布日時、及び該日付の内のダウン ロード数(1ないし3)を表す。注:このデータ構造は、screenTalk管 理担当者により明白に集められるか或いは不履行予定が許容できるとき は現在のダウンロード計数器を用いるシステムにより集められる。 ADカテゴリー〔AD CATEGORY〕 このデータ構造は、1つのadに割り当てることのできる有効なadカテゴ リーを記憶するのに用いられる。adカテゴリーはDBM消費者応答イベン トを分析して消費者のadに対する応答について更に多くの情報を集める のに用いられる。adカテゴリーの使用の詳細はAD CLASSIFICATIONを参 照のこと。またAdカテゴリーの実例は付録Aを参照されたい。 ADカテゴリーの型〔AD CATEGORY TYPE〕 Adカテゴリーの型は、adカテゴリーを関心のある分野に関して更に論理 的にグループ分けして細分化する。それは主に、ad集合時に1つのadに adカテゴリーを割り当てるscreenTalk管理者に運用指針を援助するもの である。例えば:あるadの目的は紳士用履物の販売とする。この場合の adの関心分野は「衣料品」である。該adにad分類データ構造を通して割 り当てられたadカテゴリーは「男性用」及び「履物」となろう。管理者 に「男性用」というカテゴリーを迅速に見出すようにさせるadカテゴリ ーの型は「性別」である。また「履物」を迅速に見出すようにさせるad カテゴリーの型は「衣料品の型」である。なお、この実例で「性別」又 は「履物」というカテゴリーの型はどちらもadを説明しておらず、関心 のある分野の内部で純粋にadカテゴリーを分類するものである、という ことに注意されたい。 AD分類〔AD CLASSIFICATION〕 このデータ構造は特定のadカテゴリーに関する。AdカテゴリーはDBM消 費者応答イベントを分析して消費者のadに対する応答について更に多く の情報を集めるのに用いられる。技術的な理由により、1つのadは最大 でも5つまでのadカテゴリー関連することができると限定されていた。 例えば:あるadの目的は紳士用履物の販売とする。この場合のadの関心 分野は「衣料品」である。該adにad分類データ構造を通して割り当てら れたadカテゴリーは「男性用」及び「履物」となろう。このadに応答す る消費者は、たとえ明らかには広い関心分野である「衣料品」を選んだ としても、紳士用履物に関心があるものと推定されるであろう。注:消 費者への目標設定は関心分野にのみ基づく。ad分類は用いられない。 ADSI SDC 少量/多量〔ADSI SDC LITTLE/LOT〕 表示コンポネントを持つAdsはADSIプロトコルに翻訳される。翻訳され たコンポネントは(少量、多量ともに)このデータ構造に記憶される。 これは翻訳を唯1回だけ行うことによりADSI翻訳に必要なオーバーヘッ ドを最小にするためになされる。 ADの型〔AD TYPE〕 このデータ構造はシステム内の有効なadの型を記憶する。現在有効なad の型は正常、優先及びシステムadsである。システムadsは関心分野及 びEASスクリーニングをバイパスして全消費者に送られる。優先adsは 消費者の物理的デバイスの一番上の行に置かれる。 キャンペーン〔CAMPAIGN〕 各adはキャンペーンを伴う。キャンペーンのデータ構造はキャンペーン 目的情報を与え、キャンペーンのキャッピング及び割引情報を同定する (キャッピングについての詳細はCAMPAIGN PRICINGを参照のこと)。同 じad目的を持つ同じ小売商に対するAdsはキャンペーンのデータ構造を 通して互いにリンクしているであろう(一例として種々のEASエリアに 対し種々の呼び出し番号を持つadsがある)。キャンペーンはまた、キ ャンペーン中のadsに対する関心分野を識別する属性を含む(Adsはad の関心分野を選定した消費者に目標を設定するだけである)。 ad type属性は優先、システム及び正常adsを識別する。 明らかなスケジュール属性は、不履行adスケジュール設定アルゴ リズム不履行を使わないadsを識別する(詳細はAD SCHEDULE及びCURR ENT DOWNLOADを参照のこと)。 キャンペーン価格設定〔CAMPAIGN PRICING〕 adキャンペーンに対する小売商への料金は「キャッピング」公式に基づ くことになろう。この公式はダウンロード予測の量及びキャップを計算 する応答パーセンテージの期待値を用いる。「応答」は消費者が“lot ”メッセージ・コンポネントにアクセスする(ソフト鍵“More”を押下 する)ことによる応答、及び小売商を呼び出すのにソフト鍵を用いるこ とによる応答を含む。この計算は次のように行われる: CAP = download percent * download rate * forcast downloads + more rate * more percent * forcast downloads + call rate * call percent * forcast downloads. 応答及びダウンロードの料金は請求額データ構造から求められよ う(詳細はEventを参照のこと)。 小売商は実際のダウンロード及び応答か又はキャップ量かのうち どちらか少ない方に基づいて課金される。 キャンペーン数量割引〔CAMPAIGN VOLUME DISCOUNT〕 キャンペーン料金が或る金額の範囲内に入る小売商は数量割引が受けら れる。料金設定時に用いられるべき割引のパーセンテージはこのデータ 構造内に含まれる。 消費者リスト〔CONSUMER LIST〕 予測時において特定のad関心分野及びその他の目標設定判定基準は、こ のデータ構造内に置かれる目標とすべき消費者のリストを創作する。こ のリストは大きなものになろうから、このデータ構造は該リストをセグ メントに分ける(例えば応答の履歴に基づいて)ことが許容され、従っ て更に効率的な目標設定が許容される。 当面のダウンロード〔CURRENT DOWNLOAD〕 このデータ構造は単に、不履行スケジュール設定を持つadのスケジュー ルを設定するとき、adはどのダウンロード番号を第1日にスケジュール 設定すべきかを示す計数器を記憶するに過ぎない。注:不履行スケジュ ール設定は次のアルゴリズムを使うであろう:Adは第1日のスケジュー ル設定には“current download number”を使ってスケジュール設定さ れるであろう。第2日のadスケジュール設定にはこの値を1つ上げる( 若しくは前の値が3だったなら1と設定する)。 少量ADテキスト〔LITTLE AD TEXT〕 ADSIを用いたときのscreenTalk DBM adsは「少量/多量」モデルに従う 。adの「少量」コンポネントは消費者の表示デバイスに配布される。こ のデータ構造は、「少量」コンポネントに必要な表示デバイスに送られ るべきテキスト及び必要な、標準ソフト鍵を含む情報を項目別に分類す る。 多量ADテキスト〔LOT AD TEXT〕 ADSIを用いるDBM adsは「多量」コンポネントを含み、それは「少量」 コンポネントに更に補足的な情報を与えるものである。少量adテキスト のデータ構造は、消費者が対話型のセッションに入ったとき消費者の表 示デバイスに送るテキスト情報を、1ad当たり且つ1行当たりに供給す る。注:「多量」コンポネントは1ad当たり33行に限定されよう。 更に多くのフライヤー〔MORE FLYERS〕 screenTalk消費者は関心分野ごとに消費者のEASエリア内の当面の生産 adsを見ることを、たとえそれらのadsが該消費者を目標としていない ときも選択できる。この機能は“More Flyers”とラベルを付したメニ ュ ー項目を介してアクセスされる。 More Flyersデータ構造中の例は、NPA,EAS,言語、関心分野及 び生産ad idにより識別される。注:所定の生産adは、adがローカルに 所在する各EASエリアにつき1つの多重More Flyersの例中で明瞭に示 されよう。 プログラム割引〔PROGRAM DISCOUNT〕 長期にわたってDBM adキャンペーンに参加することに同意した小売商は プログラム割引と呼ばれる割引率を提示する。このデータ構造は、不履 行割引率を小売商プログラム割引データ構造に与えるのに使われる有効 プログラム割引符号を記憶する。 小売商提供のリスト〔RETAILER PROVIDED LIST〕 小売商は特定のadを送るべき電話番号のリストを任意で提供することが ある。このリストはscreenTalk消費者に基づくものに対し認可され、有 効な登録が小売商登録データ構造に記憶される。この構造中の登録は、 ad id及び消費者の電話番号により識別される。 小売商のプログラム割引〔RETAILER PROGRAM DISCOUNT〕 このデータ構造は、料金設定時に小売商料金に適用されるべきプログラ ム割引、及びこの割引が適用される期間の開始日と終了日とを、小売商 ごとに記憶する。注:プログラム割引の率は期間に関係するけれども、 このデータ構造中では割引率が開始及び終了の日付に基づかないシステ ムである。 販売代理店〔SALES AGENCY〕 小売商へのadsの販売及びキャンペーンは販売代理店によって運営され る。販売代理店データ構造は代理店に関する情報(名称、所在地、契約 情報、等々)を記憶する。 販売要員〔SALES PERSONNEL〕 特定のadキャンペーン中に販売代理店に付随し小売商のための代理人の 役割を果たすのが販売要員である。このデータ構造は販売代理店内の販 売人に関する情報、例えば販売idや名前等を記憶する。 目標設定されたAD予約〔TARGETED AD RESERVATION〕 Ad予約は次の諸ステップ: 地域社会(EASエリア)ごとに消費者リストを選定するステップ ; 消費者のプロフィールがad郵便番号判定基準にマッチしているこ とに基づき更に消費者を選定するステップ; 消費者の関心分野がadの関心分野にマッチしていることに基づき 更に消費者を選定するステップ; を含む。 以上の過程の結果として得られた消費者のリストはadに対する予 約リストを含む。目標設定したAD予約のデータ構造は、消費者のダウン ロード日及びダウンロード番号中に予約されたadの各実例に対する登録 を記憶する。注:adsは精算ステータスに入る前にここにスケジュール 設定されることがあるから、ここに登録されたadsが配布を保証されて はいない。 目標設定されたダウンロード〔TARGETED DOWNLOAD〕 このデータ構造は、各消費者のダウンロードの実例に対してads及び消 費者のADSIデバイス中のそれらの相対的位置を記憶する。このダウンロ ードが、消費者のデバイスに間違いなく送られたか否かを、フラグが示 す。Adテーブル(フロントエンド)Ad Tables (Frontend)〕 adインデクスNNNN〔ad indexNNNN〕 adインデクステーブルはフロントエンドサービス提供者によりサポート される各EASエリアに対し存在する(NNNN=eas idである;EASを参 照のこと)。EAS内で消費者のads、adが属する関心分野、及びad言語 を規定する。 少量adテキスト〔little ad text〕 各ad idに対して、このテーブルは付随する「少量」adテキストを含ん でいる。 sdc多量呼出し番号〔sdc lot call number〕 このデータ構造は、adの「多量」コンポネントを見ている消費者が関連 する“Call”ソフト鍵を押下するとき、ad idをダイヤルしようとする 番号と組み合わせるのに用いる。イベント・テーブル(バックエンド)Event Table (Backend)〕 注文の型〔APPLICATION TYPE〕 このデータ構造は、CallMall店舗又は情報サービス注文の立ち上がりに 使われる有効な注文の型を記憶する。有効な注文の型の例には、短縮番 号による電話、ファクス指示、又は誂え注文が含まれる。誂え注文を正 確に確認するために該注文に特有の識別子ご個々に記憶される。 請求書の符号〔BIKKING CODE〕 このデータ構造は、小売商の料金を決めるのに使われる有効なイベント 符号、各符号の説明、及び各イベント符号に対する請求書の符号の実例 を記憶する。 請求金額〔BILLING RATE〕 このデータ構造は、イベント符号/請求書符号の組合せに対する請求金 額の実例を記憶する。ここでは同じイベント符号/請求の組合せに対し て1つより多くの登録が生じることがあるが、発行日付により区別する ことができる。 CALLMALLの使い方〔CALLMALL USAGE〕 このデータ構造は、一般的なCallMall利用イベントの実例を記憶する。 この構造に捕捉される2つの型は、一般的に商店街に登録される消費者 を、それらがとりわけ個人的代理人に登録されるときと同様に、表すの である。 消費者DBM権限委任〔CONSUMER DBM AUTHORIZATION〕 このデータ構造は、消費者DBM権限委任イベントの実例を記憶する。「 多量」セッションに在る間にこの目的のために設けられたソフト鍵を押 下することにより、小売商リストを供給する小売商に消費者がその電話 番号を発表する権限を委任したときに、消費者DBM権限委任イベントが 発動する。 CMカタログの使い方〔CM CATALOG USAGE〕 このデータ構造は、カタログ充足注文のイベントの実例を記憶する。こ こに捕捉されるイベントの型は、小売商への質問呼か好結果のカタログ 発注又はカタログ発注への生の代理人の援助を必要とする小売商への好 結果の呼を含む。 CM情報の使い方〔CM INFO USAGE〕 このデータ構造は、CallMallの情報サービス・コンポネントに関するイ ベントを記憶する。CM STORE USAGEと同様にこの構造中に捕捉される イベントは、誂え注文の好結果の勧誘と同様に、情報サービス注文への 好結果の呼を含む。 CM店舗の使い方〔CM STORE USAGE〕 このデータ構造は、CallMall店舗の使い方の実例を記憶する。CallMall 店舗利用イベントは、消費者のためのCallMall店舗への好結果の呼か誂 え注文の好結果の勧誘か又は在宅ショッピング・セッション用の小売商 への注文情報の好結果の送達を含む。 消費者の発注〔CONSUMER ORDER〕 このデータ構造は発注イベントの実例を記憶する。この構造中に捕捉さ れる情報は、小売商の電話番号、消費者、及び出荷に必要な消費者に関 する詳細を含む。またこのデータ構造は請求書発行及び記録保存の目的 のための情報を記憶する。注:消費者が出荷情報を音声記録を介して供 給した不完全発注も同じく捕捉されよう。事務管理スタッフが該音声を 使って適切な書式の登録を創作することになろう。 消費者の音声〔CONSUMER VOICE〕 このデータ構造は、消費者が発注スクリーン上にない発注に対し出荷先 氏名住所を使いたいと欲するとき消費者により創作される。この状況下 では消費者は特定の発注に対する所望の氏名住所を記録する。事務管理 スタッフがこの発注を不完全なものとして受け取り、音声記録に基づい て該発注に書式を追加する。 DBMの使い方〔DBM USAGE〕 このデータ構造はDBMの消費者による使い方の実例を記憶する。これら のイベント中に捕捉される情報は、適切なAdsについての適切な実際の 利用フィールドの価値を更新するのに用いられる。これらのイベントを 目標設定されているか目標設定されていないか(“More Flyers”からア クセスされたか)について見分ける必要がある。DBM利用イベントは: 消費者が、「多量」コンポネントを要請するため“More”ソフト 鍵を押下することにより、adの「少量」コンポネントに応答するとき; 及び 消費者が、adの「少量」コンポネント又は「多量」コンポネント のいずれかから“Call”ソフト鍵を押下するとき; に発動する。 イベント・グループ〔EVENT GROUP〕 このデータ構造は、イベントの型を類似のフォーマットのイベントの型 にグループ化する。有効なイベント・グループは:CM店舗の使い方、消 費者のDBM権限委任、DBMの使い方、FDMダウンロード、CM情報の使い 方、CallMallの使い方、及び商店街活動の使い方、である。 イベントの型〔EVENT TYPE〕 このデータ構造は、有効なイベント符号の実例及びそれに伴う説明を、 該イベント符号が課金対象かどうかを示すフラグと共に記憶する。 FDMダウンロード〔FDM DOWNLOAD〕 このデータ構造は、消費者に対するFDMダウンロードの実例、及び不履 行FDM文言を記憶するのに用いられる。注:1つのDBMダウンロードは 幾つかのDBM adsの好結果の配布を意味する。これらのイベント中に捕 捉された情報は適切なADsについての実際のダウンロード・フィールド の価値を更新するのに用いられる。 商店街活動の使い方〔MALL ACTIVITY USAGE〕 このデータ構造は、CallMall内部の商店街活動サービスの消費者の利用 に関するイベントの実例を記憶する。これらのイベントは特定の商店街 活動の特定の消費者の勧誘を捕捉する。 月次活動の使い方〔MONTHLY ACTIVITY USAGE〕 このデータ構造は、商店街活動の使い方の実例により生成されたイベン トの型ごとの計数器を含む(“MALL ACTIVITY USAGE”を参照のこと) 。それはイベント・データの疑問に容易く対処するように維持される。 月次カタログの使い方〔MONTHLY CATALOG USAGE〕 このデータ構造は、CallMallカタログの使い方の実例により生成された イベントの型ごとの計数器を含む(“CM CATALOG USAGE”を参照のこと )。それはイベント・データの疑問に容易く対処するよう維持される。 月次CMの使い方〔MONTHLY CM USAGE〕 このデータ構造は、一般的なCallMallの使い方の実例により生成された イベントの型ごとの計数器を含む(“CALLMALL USAGE”を参照のこと) 。それはイベント・データの疑問に容易く対処するように維持される。 月次情報の使い方〔MONTHLY INFO USAGE〕 このデータ構造は、CallMall情報の使い方の実例により生成されたイベ ントの型ごとの計数器を含む(“CM INFO USAGE”を参照のこと)。それ はイベント・データの疑問に容易く対処するように維持される。 月次店舗の使い方〔MONTHLY STORE USAGE〕 このデータ構造は、CallMall店舗の使い方の実例により生成されたイベ ントの型ごとの計数器を含む(“CM STORE USAGE”を参照のこと)。そ れはイベント・データの疑問に容易く対処するように維持される。 発注の詳細ライン〔ORDER DETAIL LINE〕 このデータ構造は、所定の消費者の発注の製品の属性に適応した情報を 記憶する;製品コード、数量、価格及び色は属性の例である。この構造 は適切な言語による製品ラベルと消費者による価値入力との双方を記憶 する。バックエンド―フロントエンドのメッセージ疎通Backend‐Frontend Messaging〕 バックエンドとフロントエンドの間を流れる通信メッセージは次の通り に定義される: BE REQ NEW CONSUMER INIT このメッセージは、screenTalkシステムに新規消費者が装備されたとき に適切なフロントエンドに送られる。 メッセージの型=1 メッセージ番号=1 BE REQ CONSUMER INFO UPDATE このメッセージは、消費者の出荷用氏名住所に変更が必要なときに、出 荷用氏名住所を更新するため適切なフロントエンド・サービス提供者に 送られる。 メッセージの型=1 メッセージ番号=2 FE UPDATE CONSUMER CPEID このメッセージは、消費者がフロントエンド・サービス提供者について その端末を初期化するときにバックエンドに送られる;バックエンドで は消費者に対しcpi idを求めるのに使われる。 メッセージの型=2 メッセージ番号=1 FE UPDATE CONSUMER INTEREST AREA このメッセージは、消費者が彼(彼女)の選定した関心分野を変更する ときにバックエンドに送られる。 メッセージの型=2 メッセージ番号=2 FE UPDATE CONSUMER MALL SELECTION このメッセージは、消費者が彼(彼女)の個人的商店街選択を変更する ときにバックエンドに送られる。 メッセージの型=2 メッセージ番号=3 FE ORDER DETAIL LINE このメッセージは、消費者からのCallMall発注を好結果で捕捉した後に バックエンドに送られる(Fax発注の注文の型)。それは当該発注の詳紐 を含む。 メッセージの型=2 メッセージ番号=4 FE CATALOG DETAIL このメッセージは、消費者の好結果のカタログ充足発注が捕捉されたと きにバックエンドに送られる。 メッセージの型=2 メッセージ番号=5 FE EVENT UPDATE MESSAGE フロントエンド・サービス提供者に捕捉されたイベントはメッセージの 型“FE EVENT UPDATE MSG”によりバックエンドに配布されよう。 メッセージの型=3 メッセージ番号=イベントの型 テーブル 3 サブシステムごとの機能の定義サブシステム1 ― 消費者/小売商情報の管理 機能 1.1消費者/小売商情報を管理する ここにグループ化される処理過程は、システムの事務管理スタッフに消 費者及び小売商に関する情報を維持する職能を与える。維持される情報は:消費 者、小売商、CallMall店舗、カタログ、商店街活動、及び情報サービスを含むも のである。 機能 1.2発注及び設定料金情報を管理する ここにグループ化される処理過程は、システムの事務管理スタッフに発 注及び設定料金情報を維持する職能を与える:発注属性、小売商発注属性、不完 全発注情報、ファクスで完成した発注、設定料金の型、及び設定料金の創作。 機能 1.3EAS及び文言情報を管理する ここにグループ化される処理過程は、システムの事務管理スタッフに、 EAS(サービス拡大エリア)の情報、仮想電話番号の型、不履行FDM文言、及び電話 会社の電話用文言、を維持する職能を与える。 機能 1.4システム・テーブルを管理する ここにグループ化される処理過程は、システムの事務管理者に、システ ムにとって必要なシステム・テーブルを維持する職能を与える。これらのテーブ ルは:関心のある分野、CallMallカテゴリーの型、支払いの型、adの型、イベン トの型、仮想telnoの型、等々を含む。 機能 1.5バックエンド・システムの安全保証、援助、誤りの取扱を 管理する ここにグループ化される処理過程は、システムの事務管理者に、バック エンド・システムに対する安全保証の要求条件を確立する職能を与える。ここに いう職能はバックエンド・システム中の処理過程に対し共通誤り取扱及びオンラ イン援助をも包括する。 バックエンド処理とは、システムの事務管理側が利用する処理過程であ り、それに対してフロントエンド処理とは、消費者がそのADSIデバイスを通して 利用する処理過程である。サブシステム2 ― 消費者の対話の管理 機能 2.1セッションの対話型情報を管理する ここにグループ化される処理過程は、消費者の端末をオフフックの状態 で使用する消費者に対し次の職能を与える:サービス提供者とのセッションを開 始及び終了する、端末の初期化を要請する、種々の発呼要請を取り扱う。 機能 2.2DBM SDC対話を管理する ここにグループ化される処理過程はすべて、少量/多量DBMメッセージ と対話する職能、及び新しい少量/多量DBM補助的(off site)メッセージの試験 を許容する付加的特徴を消費者に与えることに関連する。 機能 2.3CallMallショッピングの対話を管理する ここにグループ化される処理過程はすべて、CallMallショッピングの職 能を消費者に与えることに関連する。 機能 2.4CallMall個人代理人の対話を管理する ここにグループ化される処理過程はすべて、CallMall個人代理人の維持 する職能を消費者に与えることに関連する。たとえCallMallから着手されたもの といえども、これらの過程はDBMに関するものを含め消費者の個人代理人の維持 のすべての態様を取り扱う。サブシステム3 ― Ad販売及び発注の管理 機能 3.1Ad販売及び発注の運営事務を管理する ここにグループ化される処理過程は、DBMメッセージ発注及び販売を運 営するのに必要な職能を販売スタッフに与えることを取り扱う。この職能には: 販売部隊、発注様式、価格設定、手数料が含まれ、更にキャンペーン及びadの開 発及びスケジューリング情報の提供も含まれる。 機能 3.2Ad創作を管理する ここにグループ化される処理過程は、ad創作ハウスの供給するad音声及 びテキスト情報の習得及び捕捉能力を運営事務スタッフに与えることを取り扱う 。 機能 3.3Ad母集団を管理する ここにグループ化される処理過程は、メッセージの浸透を予測する職能 、及びadに準拠して特定のスロットを確保して置く能力をDBM販売運営部隊に与 えることを取り扱う。サブシステム4 ― 分配のための情報の管理 機能 4.1DBM分配を管理する このグループ化はDBM関連の情報を遠隔の場所に分配するのに必要な職 能を含む。該当する情報は、消費者メッセージの予約、翌日のダウンロード、及 び“more flyers”である。 機能 4.2CallMall分配を管理する このグループ化は、CallMall関連の情報を遠隔の場所に分配するのに必 要な職能を含む。該当する情報は、地域社会商店街店舗、カタログ店舗、商店街 活動、及び地域社会情報サービスである。 機能 4.3情報を遠隔の場所に分配する このグループ化は、遠隔の場所の同定及びデバイスを分配するための転 送メカニズムを含む。 機能 4.4分配された情報を習得する このグループ化は、中央電算機処理のために遠隔の場所からの生のイベ ント情報を習得するのに必要な職能を含む。サブシステム5 ― FDM配布の管理 機能 5.1スケジュールの定められたDBM文言の配布を管理する ここにグループ化される処理過程は、新しいDBM FDM少量Adsを翻訳して ダウンロードする職能を消費者の端末に与える。また、それは新しいSDC少量/ 多量Adsの翻訳を取り扱う。 機能 5.2スケジュールの定められた不履行FDM文言の配布を管理す ここにグループ化される処理過程は、新しい不履行FDM文言を翻訳して 消費者の端末にダウンロードする。 機能 5.3要求のある都度FDM配布を管理する ここにグループ化される処理過程は、ユーザーの要請により端末を初期 化する職能をダウンロードする。特徴ダウンロード管理情報は端末にその基本的 職能を与える。サブシステム6 ― イベント情報の管理 機能 6.1システムの記録保存及び一掃を管理する ここにグループ化される処理過程は、記録を保存し及び不活性データを システムから追放する職能を与える。各過程は保存及び追放された情報の詳細制 御総括レポートを与えるものである。 機能 6.2イベント処理を管理する ここにグループ化される処理過程は、サブシステム4により習得された 生のイベント情報をサブシステム2から適切な構造のイベントに取り入れる職能 を与える。これらの過程はまた、適切な月次イベント累積計数器を更新する。 機能 6.3イベントの価格決定を管理する ここにグループ化される処理過程は、請求すべきイベント及び設定され た料金から価格を決定し及び財務処理報告を創作する職能を与える。それは小売 商課金レポート及びそれらについての質問能力を生成する職能を与える。またそ れは、情報をCIS/BILLINGに転送する職能を与える。 機能 6.4小売商及び販売レポートを管理する ここにグループ化される処理過程は、週次及び月次の小売商及び販売部 隊のレポート提出要求を与える。 機能 6.5システムレポートを管理する ここにグループ化される処理過程は、システムを管理し運用するのに必 要なレポートを与える。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,G E,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK ,LU,LV,MD,MG,MN,MW,NL,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SI,S K,TJ,TT,UA,US,UZ,VN (72)発明者 ドイロン ダニー ジェイ カナダ国 イー0ジー 3ジェイ0 ニュ ー ブランズウィック ウエストフィール ド ニアピス ロード 128 (72)発明者 キーヴィル クリストファー ジー カナダ国 イー2イー 2ティー5 ニュ ー ブランズウィック クワイスパンジス グリーンウッド ドライブ 19 (72)発明者 ポメロイ トレントン エイ カナダ国 イー2イー 3ダブリュー3 ニュー ブランズウィック クワイスパン ジス キャノン ロード 29 (72)発明者 ポンド ジェラルド エル カナダ国 イー2エイチ 2ヴィー4 ニ ュー ブランズウィック イースト リヴ ァーサイド ラーゼン ドライブ 15 (72)発明者 ソーバーン マーク エル カナダ国 イー2イー 4ズィー1 ニュ ー ブランズウィック クワイスパンジス キングスレイ アヴェニュー 11 (72)発明者 ブーチャード ジェイ マーク カナダ国 イー2エヌ 1エル8 ニュー ブランズウィック セイント ジョン トレッドウェル ドライブ 80 (72)発明者 ドラモンド ダグラス ビー カナダ国 イー2イー 5ビー5 ニュー ブランズウィック クワイスパンジス クィーンズベリー ドライブ 20

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 本発明の実施例であってそれに対して排他的な属性又は特 典を権利として請求されるものが次の通りに規定される: 1.蓄積プログラム制御交換機を持つ一般電話交換網内で使用され、アナログ表 示サービス・インターフェースを持つ加入者構内装置に接続されているマーケテ ィング・システムにおいて、 該マーケティング・システムは: 上記加入者構内装置に関し予め定められた情報を記憶する手段; 1つ又はそれ以上の数の上記加入者構内装置に配布すべきメッセージを創作 することと、該メッセージの各々を上記1つ又はそれ以上の数の加入者構内装置 に伝達することと、上記メッセージを予め定められた時刻に配布するスケジュー ルを定めることとを含むメッセージを収集し管理する手段;及び 配布されたメッセージへの各加入者構内装置の応答を測定する手段; を有することを特徴とするマーケティング・システム。 2.システム障害を指摘するため、及びシステム試験並びに障害復旧を行うため の保全・統制手段を有することを特徴とする請求項1に記載のマーケティング・ システム。 3.一般電話網を通して、情報提供メッセージや販売促進メッセージや広告メッ セージを、スクリーンを基礎とする無人のデバイスに、非割り込み的に配布する 方法において、 該方法は次の諸ステップすなわち: 配布すべきメッセージを創作するステップ; 上記メッセージを記憶するステップ; 上記メッセージが配布されるべき1つ又はそれ以上の数の上記スクリーンを 基礎とするデバイスを選択するステップ; 上記メッセージを予め定められた時刻に配布するスケジュールを定めるステ ップ; 上記メッセージを上記予め定められた時刻に配布するステップ; 上記メッセージへの応答を検出するステップ;及び 上記応答を記憶するステップ; を有することを特徴とする方法。 4.上記メッセージを創作するステップは、上記デバイスについてのプログラム 可能な鍵をプログラムさせるように機能する文言を、上記メッセージ中に編入す るステップを含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。 5.上記文言は、スクリーンを基礎とするデバイスがメッセージのスポンサーに 一般電話網を通して口頭での情報の追加を要請するようにさせるところの、自動 ダイヤル送出文を含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。 6.上記文言は、スクリーンを基礎とするデバイスが、対話型音声システムや対 話型スクリーンを基礎とするテキストシステムや対話型ビデオシステムのどれか 又は全部に、一般電話網を通して情報の追加を要請するようにさせるところの、 自動ダイヤル送出文を含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。 7.上記応答を検出するステップは、測定すべき自動ダイヤル送出器の起動速度 に対する応答速度の比率を測定することを含むことを特徴とする請求項3に記載 の方法。 8.蓄積プログラム制御交換機を持つ一般電話交換網内で使用され、アナログ表 示サービス・インターフェースを持つスクリーンを基礎とするデバイスに接続さ れているシステムにおいて、 該システムは:上記スクリーンを基礎とするデバイスの各々の単数又は複数 のユーザーの予め定められた属性を記憶する手段であり且つ列挙された属性を満 たす全スクリーンを基礎とするデバイスの予め定められた入力から出力へのスク リーンを基礎とするデバイス識別データに応答することのできる手段;及び、メ ッセージを収集し配布する手段;を有して成り、 該メッセージを収集し配布する手段は: メッセージを創作し、編集し、記憶する手段と; 上記メッセージを予め定められた時刻に配布するスケジュールを定める 手段と; 上記スクリーンを基礎とするデバイスのユーザーからの予め定められた 入力に応答して、当該加入者構内装置に以前に配布されたメッセージを再配布す るようにさせる手段と; 蓄積プログラム制御交換機の各メッセージ配布回路に付随する手段であ って、連続的に、配布すべきメッセージをモニターし、配布すべきメッセージを スクリーンを基礎とするデバイスの必要とする予め定められたフォーマットに翻 訳し、蓄積プログラム制御交換機と交信して該蓄積プログラム制御交換機を介し て上記スクリーンを基礎とするデバイスへの接続を確立し、話中ラインを感知し 、交信ラインが話中なら上記メッセージのスケジュールを再設定する手段と; 上記スクリーンを基礎とするデバイスのユーザーによる予め定められた 入力に応答して、特定のメッセージに関する追加情報を供給するか、或いは、上 記スクリーンを基礎とするデバイスが、特定のメッセージ源への呼を、又は例え ば音声メールボックス,対話型音声応答(IVR)システム,SR-NWT-0024952準拠の 対話型システム等の情報源への呼を、発信するようにさせる手段と; 上記の呼の1つに応答して、被呼ライン及び発信ライン識別情報を、上 記スクリーンを基礎とするデバイスに連携する蓄積プログラム制御交換機から、 ディスプレイを基礎とするマーケティング(DBM)システムへ、TR-TSY-0000323に 準拠するやり方で送出する手段と; 上記被呼ライン及び発信ライン識別情報を受信し記憶する手段と; を含み、 上記システムは更に:上記手段の各々に選択的にアクセスし、それを起動さ せる手段を有して成ることを特徴とするシステム。
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