JPH09500368A - 胆汁酸塩を除去するための組成物および方法 - Google Patents

胆汁酸塩を除去するための組成物および方法

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JPH09500368A JP7500999A JP50099994A JPH09500368A JP H09500368 A JPH09500368 A JP H09500368A JP 7500999 A JP7500999 A JP 7500999A JP 50099994 A JP50099994 A JP 50099994A JP H09500368 A JPH09500368 A JP H09500368A
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マンデヴィル,ダブリュ.ハリー,ザ・サード
ランドル ホームズ−ファーレイ,ステファン
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ジェルテックス ファーマシューティカルズ,インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】 イオン交換により患者から胆汁酸塩を除去する方法であって、式(1)で示される繰り返し単位を有することを特徴とし高度に架橋され、無毒かつ摂取後に安定である1種以上の重合体あるいはその共重合体を該患者に治療有効量投与することを含む方法。 式中nは整数、R1はHまたはC1−C8のアルキル基、 Sまたは(CH2m、m=0〜10、R3はHまたはC1−C8のアルキル基、R2は(a)又は(b)であり、式中、p=0〜10、R4、R5およびR6はそれぞれ独立してH、C1−C8のアルキル基またはアリール基。

Description

【発明の詳細な説明】 胆汁酸塩を除去するための組成物および方法 発明の背景 本発明は、患者から胆汁酸塩を除去することに関連する。 患者における胆汁酸塩(例えば、コール酸塩、グリココール酸塩、グリコケノ コール酸塩、タウロコール酸塩、およびデオキシコール酸塩)の封鎖(sequester ing)および除去は、患者のコレステロール値を下げる目的に使用できる。イオン 交換樹脂は、これを摂取することにより、消化管を介して胆汁酸塩が除去され、 上記目的のために使用されている。胆汁酸塩の除去は、生体がさらに多くの胆汁 酸塩を作りだす原因となる。コレステロールは、生体が胆汁酸塩を産生する際の 前駆体であるので、胆汁酸塩を合成するためのコレステロールの代謝は、同時に 患者のコレステロールの低下を伴う。 発明の概要 第一の側面において、本発明はイオン交換により患者から胆汁酸塩を除去する 方法を特徴としていおり、この方法は、無毒で摂取後に安定である高度に架橋さ れた1種以上の重合体を、患者に治療有効量投与することを含んでいる。この重 合体は、次の式で示される繰り返し単位を有することを特徴とする重合体あるい はその共重合体である。 式中nは整数、R1はHまたはC1−C8のアルキル基(直鎖または分岐でもよく 、置換されていてもいなくてもよい、 、ZはO、NR3、Sまたは(CH2m、m=0〜10、R3はHまたはC1−C8 のアルキル基(直鎖または分岐でもよく、置換されていてもいなくてもよい、例 えばメチル基)、R2であり、式中、p=0〜10、R4、R5およびR6はそれぞれ独立してH、C1− C8のアルキル基(直鎖または分岐でもよく、置換されていてもいなくてもよい 、例えばメチル基)またはアリール基(例えば、1個以上の環を持ち、置換され ていてもいなくてもよい。例えば、フェニル、ナフチル、イミダゾリルまたはピ リジル基)。 「無毒(non-toxic)」とは、治療有効量を摂取した時に、重合体およびイオン 交換に際して体内に放出されたいかなるイオンもともに有害ではないということ である。体内に放出されるイオンは、患者にとって実際には有益であることが好 ましい。たとえば、交換されるイオンがアミノ酸などの天然の栄養素であるよう な場合である。 「安定(stable)」とは、治療有効量を摂取した時に、重合体は溶解しないか、 あるいは有害となる可能性のある副産物を形成するようには分解せず、実質的に 摂取前の状態を維持しており、イオン交換を行ってイオンを体外に輸送すること ができることをいう。 好適な様態においては、重合体は、多官能性の架橋性共重合性単量体(multifu nctional crosslinking co-monomer) により架橋されており、この共重合性単量 体は、単量体総重量の約1〜25重量%(より好ましくは約2.5〜20重量% )存在している。 さらに好ましくは、この重合体は1種以上の、例えばスチレン、ビニルナフタ レン、エチルビニルベンゼン、アクリルアミドおよびメタクリルアミドのN−ア ルキルおよびN−アリール誘導体、アクリル酸アルキルおよびアリール、メタク リル酸アルキルおよびアリールおよびこれらの共重合性単量体いずれかのフッソ 化誘導体(例えば、p−フルオロスチレン、ペンタフルオロスチレン、ヘキサフ ルオロイソプロピルアクリレート、ヘキサフルオロブチルメタクリレートまたは ヘプタデカフルオロデシルメタクリレート)などの疎水性共 重合性単量体を含んでいる。アルキル基は、好ましくは、C1−C15のアルキル 基で、直鎖、分岐、または環状(例えば、シクロヘキシル)のいずれでも良く、 さらに置換されていてもされていなくても良い。アリール基は好ましくは、1個 以上の環を持ち、置換されていてもいなくても良く、例えばフェニル、ナフチル 、イミダゾリル、またはピリジル等である。重合体は、さらに一種以上の正に荷 電した共重合性単量体、例えばビニルピリジン、ジメチルアミノメチルスチレン またはビニルイミダゾールなどを含んでいても良い。 好適な重合体の一例は、次の式で示される繰り返し単位を有することを特徴と するもの、またはその共重合体である。 この重合体は、さらに共重合性単量体として、次に挙げるものの1種以上を含ん でいても良い。n−ブチルメタクリルアミド、ヘキサフルオロブチルメタクリレ ート、ヘプタデカフルオロデシルメタクリレート、スチレンあるいはそのフッ素 化誘導体、2−ビニルナフタレン、4−ビニルイミダゾール、ビニルピリジン、 トリメチルアンモニウムエチルメタクリレート、あるいはトリメチルアンモニウ ムエチルアクリレート。 好適な重合体の第二の例は、次の式で示される繰り返し単位を有することを特 徴とするもの、またはその共重合体である。 この重合体は、さらに共重合性単量体として、次に挙げるものの1種以上を含ん でいても良い。イソプロピルアクリルアミド、スチレンまたはそのフッ素化誘導 体、ヘキサフルオロイソプロピルアクリレート、およびトリメチルアンモニウム エチルメタクリレート。 好適な重合体の第三の例は、次の式で示されるを繰り返し単位を有することを 特徴とするもの、またはその共重合体である。 この重合体は、さらに共重合性単量体として、スチレンまたはそのフッ素化誘導 体を含んでいてもよい。 好適な重合体の第四の例は、次の式で示される繰り返し単位を有することを特 徴とするもの、またはその共重合体である。 好適な重合体の第五の例は、次の式で示される繰り返し単位を有することを特 徴とするもの、あるいはその共重合体である。 好適な重合体の第六の例は、次の式で示される繰り返し単位を有することを特 徴とするもの、あるいはその共重合体である。 この重合体は、さらに共重合性単量体として、エチルビニルベンゼンを含んでい てもよい。 好適な重合体の第七の例は、次の式で示される繰り返し単位を有することを特 徴とするもの、あるいはその共重合体で ある。 重合体は、固定正電荷(fixed positive charges)を持っていてもよく、あるい は摂取により生理的pHで荷電することのできるものであっても良い。後者の場 合、摂取した際に荷電したイオンは、胆汁酸塩と交換可能な負に荷電した対イオ ンを引きつける。しかし、固定正電荷を持つ重合体の場合は、1種以上の交換可 能な対イオンを持っていても良い。好適な対イオンとしては、Cl-、Br-、C H3OSO3 -、HSO4 -、SO4 2-、HCO3 -、CO3 -、酢酸塩、乳酸塩、コハク 酸塩、プロピオン酸塩、酪酸塩、アスコルビン酸塩、クエン酸塩、マレイン酸塩 、葉酸塩、アミノ酸誘導体、ヌクレオチド、脂質、あるいはリン脂質などである 。同種の対イオンを使用しても良いし、互いに異なった対イオンを使用しても良 い。例えば、重合体は2つの異なったタイプの対イオンを含有していても良く、 その両方が除去される胆汁酸塩と交換される。また、固定電荷に結合する異なっ た対イオンをそれぞれが持つ、1種以上の重合体を投与してもよい。 上記重合体の1種以上の治療有効量を含む、胆汁酸塩を除去するための治療用 組成物も本発明の特徴である。 別の側面では、本発明は、次の式を持つ繰り返し単位を有することを特徴とす る重合体、及びビニルナフタレン、ビニ ルイミダゾール、スチレンのフッ素化誘導体およびフッ素化アルキルメタクリレ ートから成る群より選ばれる少なくとも1種の共重合性単量体をさらに実質的に 含む、高度に架橋された重合体組成物を特徴とする。 式中、R1はHまたはメチル基、Qは−NH−(CH23−または−O−(CH2 2、nは整数である。 この側面におけるいくつかの好適な態様においては、R1はメチル基、Qは− NH−(CH23−である。この重合体は、共重合性単量体として、トリメチル アンモニウムエチルアクリレートまたはトリメチルアンモニウムエチルメタクリ レートをさらに含んでもよい。別の好ましい態様では、Qは−O−(CH22で ある。 フッ素化スチレン誘導体の好適例には、p−フルオロスチレンおよびペンタフ ルオロスチレンが含まれる。フッ素化アルキルメタクリレートの好適例には、ヘ キサフルオロブチルメタクリレート、ヘプタデカフルオロデシルメタクリレート が含まれる。 さらに別の側面では、本発明は、次の式を持つ繰り返し単位を特徴とする重合 体および共重合性単量体として、(a)スチレンおよび(b)R1がメチル基で Qが−NH−(CH23−の場合には、トリメチルアンモニウムエチルアクリレ ートまたはトリメチルアンモニウムエチルメタクリレート、R1がH又はメチル 基でQが−O−(CH22の場合には、メチルアクリルアミドプロピルトリメチ ルアンモニウムをさらに含む、高度に架橋された重合体組成物を特徴とする。 式中、R1はHまたはメチル基、Qは−NH−(CH23−または−O−(CH2 2、nは整数である。 さらなる側面では、本発明は、アルコール溶媒の存在下で親水性および疎水性 の単量体を反応させること含む、親水性および疎水性単位を持つ高度に架橋され た重合体を合成する方法を特徴とする。 本発明は、患者から胆汁酸塩を除去する(およびそれによって患者のコレステ ロール値を低下させる)ための効果的な治療法を提供する。この組成物は、治療 的に有効な量の摂取では、無毒および安定である。また、無味(調味量を添加し ない場合)および無臭であり、かつ便秘を起こすことはなく、(コレスチラミン のようなゲルに比較して)ザラザラとした感触がないので、摂取に際して胃消化 管に対する刺激は非常に小さい。 本発明はさらに、その連鎖移動特性のために通常は重合反応の良い溶媒とは考 えられていないアルコール溶媒の存在下で反応を行うことにより、親水性および 疎水性単位を持つ重合体の効果的な合成法を提供する。 その他の特徴および利点は、以下の好ましい態様の説明および請求項から明ら かであろう。 好ましい態様の説明 組成物 好ましい重合体は、上記の「発明の概要」に記載する式を有している。この重 合体は、高度に架橋されている。高度の架橋により、重合体は完全に不溶性とな るため、その作用も胃消化管内のみに限られる。従って、この重合体は全身性の 作用は無く、患者における副作用も少ない。 重合反応中に架橋性共重合性単量体を反応液に加えることにより重合体を架橋 することが好ましい。架橋性共重合性単量体の好適例には、ジアクリレートおよ びジメタクリレート(例えば、エチレングリコールジアクリレート、プロピレン グリコールジアクリレート、ブチレングリコールジアクリレート、エチレングリ コールジメタクリレート、プロピレングリコールジメタクリレート、ブチレング リコールジメタクリレート、ポリエチレングリコールジメタクリレート、ポリエ チレングリコールジアクリレート)、メチレンビスアクリルアミド、メチレンビ スメタクリルアミド、エチレンビスアクリルアミド、エチレンビスメタクリルア ミド、エチリデンビスアクリルアミド、ジビニルベンゼン、ビスフェノールAジ メタクリレートおよびビスフェノールAジアクリレートがある。これらの架橋性 単量体は、市販されているか、あるいは1993年5月20日付けにて出願され 、本出願と同一の譲受人に譲渡された、U.S.出願番号08/065,113 、「患者におけるイオン濃度の調整法およびそのための組成物」においてマンデ ビル(Mandeville)等が記載する方法であって、ここに参考として挙げることによ り本発明の一部となる方法により調製したものである。架橋性共重合性単量体の 量は、通常、架橋性共重合性単量体と単量体をあわせた重量の1.0から25重 量%であり、好ましくは2.5から20重量%である。 該重合体は、好ましくは、重合体全体の疎水性を高めるための共重合性単量体 を1種以上含む。胆汁酸塩は疎水性であるので、疎水性共重合性単量体は、重合 体と胆汁酸塩の間の相互作用の選択性を最大限増加するために役立つ。 疎水性共重合性単量体の好適例には、例えばアクリルアミド、メタクリルアミ ド、およびこれらのN−アルキル(例えばメチル、エチル、イソプロピル、ブチ ル、ヘキシル、ドデシル、シクロヘキシル、ジシクロヘキシル)およびN−アリ ール(例えば、フェニル、ジフェニル)誘導体、アルキルおよびアリールアクリ レートおよびメタクリレート(例えば、 エチル、プロピル、ブチル、ドデシル)およびこれらのフッ素化誘導体(例えば 、ヘキサフルオロイソプロピルアクリレート、ヘキサフルオロブチルメタクリレ ート、ヘプタデカフルオロデシルアクリレート)、スチレンおよびその誘導体( 例えば、ジメチルアミノメチルスチレンおよびフッ素化誘導体、例えばp−フル オロスチレン、ペンタフルオロスチレン)、エチルビニルベンゼン、ビニルナフ タレン、ビニルピリジン、およびビニルイミダゾールがある。これらの重合体の 調製に使用される疎水性共重合性単量体の量は1から75重量%、好ましくは3 から65重量%である。 また、単に架橋性共重合性単量体を適切に選択することによって必要な疎水性 レベルを得ても良い。例えば、ジビニルベンゼンは、好適な架橋性共重合性単量 体であり、かつ疎水性でもある。さらに、ジビニルベンゼン中の主な「不純物質 (impurity)」は、エチルビニルベンゼンであるが、これも該重合体の全体的な疎 水性に寄与する、疎水性重合性の単量体である。疎水性架橋性共重合性単量体と しては、この他にビスフェノールAジアクリレートおよびビスフェノールAジメ タクリレートが挙げられる。実施例 A.重合体の調製 1.ポリ(メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロライド) (ポリMAPTAC)の調製 1000mLの三つ口丸底フラスコに下記のものを入れた:メタクリルアミド プロピルトリメチルアンモニウムクロラ イド(MAPTAC)(50%水溶液40mL、21g)、エチレングリコール ジメタクリレート架橋性共重合性単量体(5.00g、4.76mL)、エチル アセテート(200mL)、および2−プロパノール(200mL)。得られた 溶液は透明であった。次に、重合開始剤AIBN(0.1g)を加え、この反応 混合物を65℃まで加熱した。温度が65℃になった時に、窒素による溶液の脱 気を5分間行った時点で濁りが生じ、重合が進行していることが示された。この 反応を65℃で3時間継続した後、室温まで冷却した。 得られた重合体(硬く、粘着性がある)を500mLの水と合わせて軟化させ てから、ブレンダーに移し1500mLの2−プロパノールとブレンドして遠心 分離にかけた。この混合物をデカントし、100mLの水を加えて別のブレンダ ーに移した。次に800mLの2−プロパノールを加え、この混合物を混合、静 置、デカントした。この混合物を1000mLの2−プロパノールと合わせ、混 合、濾過、真空乾燥して12.6gの重合体を得た。 0.5%のメチレンビスメタクリルアミド架橋性共重合性単量体で架橋したポ リMAPTAC、10%のメチレンビスメタクリルアミド架橋性共重合性単量体 で架橋したポリMAPTAC、および10%のビニルベンゼン架橋性共重合性単 量体で架橋したポリMAPTACを同様に調製した。 2.ポリ(ビニルアミン)の調製 第一の工程では、エチリデンビスアセタミドを調製した。アセタミド(118 g)、アセトアルデヒド(44.06g )、酢酸銅(0.2g)および水(300mL)を、冷却器、温度計、自動攪拌 機を備えた1Lの三つ口フラスコに入れた。濃塩酸(34mL)を加え、混合物 を撹拌しながら45−50℃で24時間加熱した。真空で水を除去し、5℃まで 冷却すると結晶化する濃いスラッジを得た。アセトン(200mL)を加えて数 分間撹拌した後、固体を濾過して除去した。残ったアセトンを0℃まで冷却し、 固体を濾取した。この固体を500mLのアセトンですすぎ、18時間風乾して 31.5gのエチリデンビスアセタミドを得た。 次の工程では、エチリデンビスアセタミドからビニルアセタミドを調製した。 エチリデンビスアセタミド(31.05g)、炭酸カルシウム(2g)およびセ ライト 541(2g)を、温度計、自動攪拌機およびビグルー管上に蒸留頭(d istilling head)を備えた500mLの三つ口フラスコに入れた。ポットを18 0−225℃まで加熱することにより、混合物を35mmHgで真空蒸留した。 単一の画分のみ分取し(10.8g)、この画分は、目的物を含んでいるほか大 きな割合でアセタミドを含んでいた(NMRにより測定)。この固体の目的物を イソプロパノール(30mL)に溶解し、重合反応に使用する粗ビニルアセタミ ド溶液を調製した。 粗ビニルアセタミド溶液(15mL)、ジビニルベンゼン(1g、テクニカル グレード、純度55%、異性体混合物)およびAIBN(0.3g)を混合し、 加熱して窒素環境下で90分還流したところ、固体の沈澱物が形成した。この溶 液を冷却し、イソプロパノール(50mL)を加え、遠心分離により固体を集め た。この固体をイロプロパノールで2回、水で1回すすぎ、真空オーブンで乾燥 し0.8gのポリ(ビニルアセタミド)を得た。これは以下のポリ(ビニルアミ ン)の調製に使用された。 水(25mL)と濃塩酸(25mL)を入れた100mLの単ロフラスコに、 ポリ(ビニルアセタミド)(0.79g)を入れた。この混合物を5日間還流し た後、固体を濾取し、水で1回、イソプロパノールで2回すすいでから、真空オ ーブン内において乾燥し、0.77gの目的化合物を得た。赤外分光法により、 かなりの量のアミド(1656cm-1)が残っていること、生成したアミン(16 06cm-1)の量は多くないことが示された。この反応の生成物(約0.84g )を水酸化ナトリウム(46g)と水(46g)の中に懸濁し、沸騰するまで熱 した(約140℃)。泡立ったため、温度を低くして約100℃で2時間維持し た。水(100mL)を加え、固体を濾過によって集めた。水で1回すすいでか ら、固体を水(500mL)に懸濁し、酢酸でpH5に調整した。再び固体を濾 過して取り、水、次いでイソプロパノールですすいで真空オーブンで乾燥し、0 .51gの生成物を得た。赤外分光法は、かなりのアミンが生成したことを示し た。 3.ポリ(3−ジメチルアミノプロピルアクリルアミド)(DMAPA)の調製 100mL三つ口フラスコ内において、ジメチルアミノプ ロピルアクリルアミド(10g)とメチレンビスアクリルアミド架橋性共重合性 単量体(1.1g)を50mLの水に溶解した。この溶液を窒素下において10 分間撹拌した。ペルオキソ二硫酸カリウム(0.3g)とピロ亜硫酸ナトリウム (0.3g)を、それぞれ2〜3mLの水に溶かしたものを混合した。2、3秒 (few seconds)後、窒素下状態のままでこの溶液を上記の単量体溶液に加えた。 直ちにゲルが形成し、そのまま一夜放置した。ゲルを取り出して500mLのイ ソプロパノールと混合した。固体を濾取してアセトンで3回すすいだ。固体の白 色粉末を濾取し、真空オーブン内で乾燥し、6.1gを得た。 4.ポリ(ジメチルアミノプロピルアクリルアミド塩酸塩)(DMAPA・HC l)の調製 ジメチルアミノプロピルアクリルアミド(20.10g)を水(100mL) に溶解し、濃塩酸でpH6.95に中和した。メチレンビスアクリルアミド架橋 性共重合性単量体(2.2g)と水(100mL)を加え、溶液を暖めて(34 ℃)溶解した。ペルオキソ二硫酸カリウム(0.2g)とピロ亜硫酸カリウム( 0.2g)を撹拌しながら加えた。ゲル化後、6時間放置し、イソプロパノール (600mL)と3回混合し、真空オーブンで乾燥して標記の重合体を14.4 7g得た。 10%のメチレンビスメタクリルアミド架橋性共重合性単量体で架橋されたポ リDMAPA・HClを同様に調製した。 5.ポリ(ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド塩酸塩(DMAPMA・ HCl)の調製 ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド(20.0g)を水(100mL) に溶解し、濃塩酸でpH6.94に中和した。メチレンビスアクリルアミド架橋 性共重合性単量体(2.2g)を加え、溶液を暖めて(39℃)溶解した。ペル オキソニ硫酸カリウム(0.3g)とピロ亜硫酸カリウム(0.3g)を窒素環 境下で撹拌しながら加えた。ゲル化後、一夜放置し、イソプロパノール(500 mL)と2回混合し、真空オーブンで乾燥して27.65gの生成物を得た。得 られた固体の一部(3.2g、−80/+200メッシュサイズまで篩にかけた もの)を水(100mL)中で50分間撹拌し、さらに水(100mL)を加え て、この溶液を36分間撹拌した。固体を遠心分離により取り、水(400mL )に再懸濁し、150分間撹拌し、再度遠心分離により集めた。最終的に、固体 を水(500mL)中に再懸濁し、90分間撹拌した後濾取した。固体を真空オ ーブンで乾燥して標記の重合体を0.28g得た。 6.ポリ(メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロライド)コ− ポリ(n−ブチルメタクリルアミド)(MAPTAC co−BuMA)の調製 共重合性単量体であるn−ブチルメタクリルアミド(BuMA)を以下のよう に調製した。 1Lのフラスコ内で、塩化メタクリロイル(48.4mL、52.3g、0. 500mol)をテトラヒドロフラン( 300mL)に溶解し氷浴した。温度を5〜15℃に維持しながら、ブチルアミ ン(36.6g)およびトリエチルアミン(55.6g)を含む溶液を滴下した 。滴下後、この溶液を5分間撹拌し、固体のトリエチルアミン塩酸塩を濾過して 除去した。母液から溶媒を真空下で除去し、得られた黄色油をさらに精製するこ となく使用した。71.58gの共重合性単量体BuMAが得られた。 1000mLの三つ口丸底フラスコに下記のものを入れた:メタクリルアミド プロピルトリメチルアンモニウムクロライド(MAPTAC)(50%水溶液1 08mL、56.8g)、エチレングリコールジメタクリレート架橋性共重合性 単量体(19.62g)、共重合性単量体BuMA(12.12g)および2− プロパノール(850mL)。得られた溶液は透明であった。次に、窒素による 脱気を行いながら、この反応混合物を40℃まで加熱した。溶液の温度が40℃ に達した時に、ペルオキソ二硫酸カリウム(0.75g)とピロ亜硫酸カリウム (0.75g)を25mLの水に溶かした溶液から成る触媒を加えた。溶液は直 ちに濁りはじめ、重合反応が進んでいることを示していた。温度を40℃に維持 して反応を24時間継続した後、室温まで冷却した。 得られた重合体を濾過し、漏斗上でイソプロパノールにより洗浄し、真空乾燥 して標記の重合体64.54gを得た。 テストのための重合体を、1回800mLの水で2回洗浄した後、1回500 mLのメタノールで2回洗浄し、34.5gの精製重合体を得た。 架橋されたMAPTAC co−BuMA共重合体は、下記のように、架橋性 共重合性単量体としてエチレングリコールジメタクリレートではなくプロピレン グリコールジメタクリレートを使用しても調製した。 1000mLの三つ口丸底フラスコに下記のものを入れた:メタクリルアミド プロピルトリメチルアンモニウムクロライド(MAPTAC)(50%水溶液6 0mL)31.5g)、プロピレングリコールジメタクリレート架橋性共重合性 単量体(9.81g)、共重合性単量体BuMA(6.06g)および2−プロ パノール(300mL)。得られた溶液は透明であった。次に、窒素による脱気 を行いながら、この反応混合物を70℃まで加熱した。溶液の温度が70℃に達 した時に、触媒であるAIBN(0.50g)を加えた。溶液は直ちに濁りはじ め、重合反応が進んでいることを示していた。温度70℃で反応を6時間継続し た後、室温まで冷却した。 得られた重合体を濾過し、漏斗上でイソプロパノールにより洗浄し、真空乾燥 して重合体23.3gを得た。 24%のエチレングリコールジメタクリレート架橋性共重合性単量体で架橋し たMAPTAC coBuMA(5%)、0.5%のメチレンビスメタクリルア ミド架橋性共重合性単量体で架橋したMAPTAC coBuMA(2%)、2 2%のプロピレングリコールジメタクリレート架橋性共重合性単量体で架橋した MAPTAC coBuMA(14%)を、原料の単量体の比率を変えて同様に 調製した。 7.ポリ(メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロライド)コ− ポリ(スチレン)(MAPTAC co−Sty)の調製 1000mLの三つ口丸底フラスコに下記のものを入れた:メタクリルアミド プロピルトリメチルアンモニウムクロライド(MAPTAC)(50%水溶液6 0mL、31.5g)、ジビニルベンゼン架橋性共重合性単量体(2.00g) 、スチレン架橋性共重合性単量体(1.75g)、および2−プロパノール(3 00mL)。得られた溶液は透明であった。次に、窒素による脱気を行いながら 、この反応混合物を60℃まで加熱した。溶液の温度が60℃に達した時に、触 媒であるAIBN(0.50g)を加えた。溶液は直ちに濁りはじめ、重合反応 が進んでいることを示していた。温度60℃で24時間反応を継続した後、室温 まで冷却した。約7時間後混合物は非常に濃くなり、よく撹拌できるように10 0mLのイソプロパノールを加えた。 得られた重合体を濾過し、漏斗上においてイソプロパノールで洗浄し、真空乾 燥して30.9gの標記の重合体を得た。 試験のための重合体を、1回につき1000mLの水で2回洗浄した後、1回 につき800mLのメタノールで2回洗浄し、28.0gの精製重合体を得た。 7.5%のブチレングリコールジメタクリレート架橋性共重合性単量体で架橋 したMAPTAC co−Sty(13%)、20%のブチレングリコールジメ タクリレート架橋性共重合性単量体で架橋したMAPTAC co−Sty(1 3%)、6%のジビニルベンゼン架橋性共重合性単量体で架橋したMAPTAC co−Sty(19%)、7%のジビニルベンゼン架橋性共重合性単量体で架 橋したMAPTAC co−Sty(23%)、6%のジビニルベンゼン架橋性 共重合性単量体で架橋したMAPTAC co−Sty(30%)、6%のジビ ニルベンゼン架橋性共重合性単量体で架橋したMAPTAC co−Sty(3 8%)を、原料の単量体の比率を変えて同様に調製した。 8.ポリ(メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロライド)コ− ポリ(ビニルナフタレン)(MAPTAC co−VN)の調製 1000mLの三つ口丸底フラスコに下記のものを入れた:メタクリルアミド プロピルトリメチルアンモニウムクロライド(MAPTAC)(50%水溶液4 0mL、21.0g)、ジビニルベンゼン架橋性共重合性単量体(2.25g) 、2−ビニルナフタレン架橋性共重合性単量体(10.5g)、および2−プロ パノール(320mL)。得られた溶液は透明であった。次に、窒素による脱気 を行いながら、この反応混合物を65℃まで加熱した。溶液の温度が65℃に達 した時に、触媒であるAIBN(0.50g)を加えた。溶液は直ちに濁りはじ め、重合反応が進んでいることを示していた。温度65℃で20時間反応を継続 した後、室温まで冷却した。 得られた重合体を濾過し、漏斗上においてイソプロパノールで洗浄し、直ちに 400mLの蒸留水と混ぜてスラリー化 した。この混合物を1/2時間撹拌し、濾過した。さらに1回水洗した。フィル ターケーキを400mLのメタノールでスラリー化し、1/2時間撹拌した。混 合物を濾過し、メタノールでのスラリー化をさらに1回繰り返した。真空乾燥し て22.11g、65.5%の標記の重合体を得た。 5%のジビニルベンゼン架橋性共重合性単量体で架橋したMAPTAC co −VN(39%)を、原料の単量体の比率を変えて同様に調製した。 9.ポリ(メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロライド)コ− ポリ(1−ビニルイミダゾール) MAPTAC co−VI)の調製 1000mLの三つ口丸底フラスコに下記のものを入れた:メタクリルアミド プロピルトリメチルアンモニウムクロライド(MAPTAC)(50%水溶液4 0mL、21.0g)、ジビニルベンゼン架橋性共重合性単量体(2.25g) 、1−ビニルイミダゾール架橋性共重合性単量体(12.54g)、および2− プロパノール(300mL)。得られた溶液は透明であった。次に、窒素による 脱気を行いながら、この反応混合物を65℃まで加熱した。溶液の温度が65℃ に達した時に、触媒であるAIBN(0.50g)を加えた。溶液は直ちに濁り はじめ、重合反応が進んでいることを示していた。温度65℃で20時間反応を 継続した後、室温まで冷却した。 得られた重合体を濾過し、漏斗上においてイソプロパノールで洗浄し、直ちに 500mLの蒸留水と混ぜてスラリー化 した。この混合物を1/2時間撹拌し、濾過した。さらに1回水洗した。フィル ターケーキを400mLのメタノールにでスラリー化し、1/2時間撹拌した。 混合物を濾過し、再度メタノールでスラリー化した。真空乾燥して7.34g、 20.5%の標記の重合体を得た。 10.ポリ(トリメチルアンモニウムエチルアクリレートクロライド)コ−ポリ (スチレン)(TMAEAC co−Sty)の調製 1000mLの三つ口丸底フラスコに下記のものを入れた:トリメチルアンモ ニウムエチルアクリレートクロライド(TMAEAC)(50%水溶液99.4 mL、53.0g)、ジビニルベンゼン架橋性共重合性単量体(7.00g)、 スチレン架橋性共重合性単量体(40.0g)、および2−プロパノール(80 0mL)。得られた溶液は透明であった。次に、窒素による脱気を行いながら、 この反応混合物を65℃まで加熱した。溶液の温度が65℃に達した時に、触媒 であるAIBN(1.50g)を加えた。溶液は直ちに濁りはじめ、重合反応が 進んでいることを示していた。温度65℃で6時間反応を継続した後、60℃ま で冷却し、さらに18時間撹拌した。その後、室温まで冷却した。 得られた重合体を濾過し、漏斗上でイソプロパノールにより洗浄し、直ちに1 000mLの蒸留水でスラリー化した。この混合物を1/2時間撹拌し、次いで 800mLのメタノールを加えてさらに1/2時間撹拌した。この混合物を沈澱 させて、上清液をデカントして除いたところ、約750mL の残留物を得た。この残留物をさらに750mLのメタノールでスラリー化し、 1/2時間撹拌した。このメタノールによるスラリー化とデカンテーション工程 を、1回800mLのメタノールを使用してさらに2回繰り返した。ついで80 0mLのイソプロパノールを加え、混合物を1/2時間撹拌し、濾過した。最後 に600mLのイソプロパノールを加え混合物を1/2時間撹拌した。濾過、真 空乾燥により、49.2g、49.2%の標記の重合体を得た。 8%のジビニルベンゼン架橋性共重合性単量体で架橋したTMAEAC co −Sty(31%)、6%のジビニルベンゼン架橋性共重合性単量体で架橋した TMAEAC co−Sty(46%)を、原料の単量体の比率を変えて同様に 調製した。 11.ポリ(トリメチルアンモニウムエチルメタクリレートクロライド)コ−ポ リ(スチレン)(TMAEMC co−Sty)の調製 1000mLの三つ口丸底フラスコに下記のものを入れた:トリメチルアンモ ニウムエチルメタクリレートクロライド(TMAEMAC)(50%水溶液38 .8mL、21.7g)、ジビニルベンゼン架橋性共重合性単量体(3.72g )、スチレン共重合性単量体(15.66g)、および2−プロパノール(25 00mL)。得られた溶液は透明であった。次に、窒素による脱気を行いながら 、この反応混合物を65℃まで加熱した。溶液の温度が65℃に達した時に、触 媒であるAIBN(0.50g)を加えた。溶液は直ちに濁 りはじめ、重合反応が進んでいることを示していた。2時間後、混合物は非常に 濃くなり、さらに100mLのイソプロパノールを加えた。5時間後、再び混合 物が非常に濃くなったので、さらに100mLのイソプロパノールを加えた。温 度65℃で6時間反応を継続した後、室温まで冷却した。 得られた重合体を濾過し、漏斗上でイソプロパノールにより洗浄し、直ちに1 000mLの蒸留水でスラリー化した。この混合物を1/2時間撹拌し、ブレン ダーに移して5分間混合した。重合体のスラリーを濾過し、1000mLの蒸留 水を加え、この混合物を1/2時間撹拌した。この混合物を濾過し、このフィル ターケーキを、1回500mLのメタノールで2回スラリー化した。濾過、真空 乾燥により、30.2g、75.9%の標記の重合体を得た。 4%のジビニルベンゼン架橋性共重合性単量体で架橋したTMAEMC co −Sty(58%)、4%のジビニルベンゼン架橋性共重合性単量体で架橋した TMAEMC co−Sty(33%)、4%のジビニルベンゼン架橋性共重合 性単量体で架橋したTMAEMC co−Sty(24%)を、原料の単量体の 比率を変えて同様に調製した。 12.ポリ(メタクリルアミドプロピル−3−(トリメチルアンモニウムクロラ イド、コ−ポリ2,3,4,5,6−ペンタフルオロスチレン(MAPTAC co−StyF5)の調製 1000mLの三つ口丸底フラスコに下記のものを入れた:(メタクリルアミ ドプロピル−3−(トリメチルアンモニ ウム)クロライド(MAPTAC)(50%水溶液24.5mL、13.00g )、ジビニルベンゼン架橋性共重合性単量体(1.00g)、ペンタフルオロス チレン(6.00g)、2−プロパノール(150mL)およびAIBN(0. 50g)。得られた溶液は透明であった。次いで、反応混合物を、窒素による脱 気を行いながら65℃まで加熱した。短時間後、溶液は濁りはじめ、重合反応が 進んでいることを示した。5時間後、混合物が非常に濃くなったので、さらにイ ソプロパノール100mLを加えた。温度65℃で反応を24時間継続した。そ の後室温まで冷却した。 得られた重合体を濾過し、漏斗上でイソプロパノールにより洗浄し、直ちに5 00mLの蒸留水でスラリー化した。この混合物を1/2時間撹拌した。この重 合体のスラリーを濾取し、500mLの蒸留水を加え、この混合物を1/2時間 撹拌した。混合物を濾過し、フィルターケーキを1回300mLのメタノールで 2回スラリー化した。濾過、風乾して標記の共重合体7.74gを得た。 5%のジビニルベンゼン架橋性共重合性単量体で架橋したMAPTAC co −StyF5(20%)、5%のジビニルベンゼン架橋性共重合性単量体で架橋 したMAPTACco−StyF5(40%)、5%のジビニルベンゼン架橋性 共重合性単量体で架橋したMAPTAC co−StyF5(45%)を、原料 の単量体の比率を変えて同様に調製した。 13.ポリ(メタクリルアミドプロピル−3−(トリメチル アンモニウム)クロライド、コ−ポリ2−(トリメチルアンモニウム)エチルメ タクリレートクロライド、コースチレン(MAPTAC co−TMAEMC co−Sty)の調製 1000mLの三つ口丸底フラスコに下記のものを入れた:(メタクリルアミ ドプロピル−3−(トリメチルアンモニウム)クロライド(MAPTAC)(5 0%水溶液10.40g、5.20g)、2−(トリメチルアンモニウム)エチ ルメタクリレートクロライド(TMAEMC)(70%水溶液4.86g、3. 40g)、ジビニルベンゼン架橋性共重合性単量体(1.00g)、スチレン( 10.40g)、2−プロパノール(150mL)およびAIBN(0.50g )。得られた溶液は透明であった。次に、反応混合物を、窒素による脱気を行い ながら70℃まで加熱した。短時間後に、溶液は濁りはじめ、重合反応が進んで いることを示した。温度70℃で24時間反応を継続した後、室温まで冷却した 。 得られた重合体を濾過し、漏斗上でイソプロパノールにより洗浄し、直ちに5 00mLのメタノールでスラリー化した。この混合物を1/2時間撹拌した。こ の重合体スラリーを濾過し、400mLの蒸留水を加え、この混合物を1/2時 間撹拌した。混合物を濾過し、水によるスラリー化を繰り返した。混合物を濾過 し、フィルターケーキを1回400mLのメタノールで2回スラリー化した。濾 過、風乾して標記の共重合体5.39gを得た。 5%のジビニルベンゼン架橋性共重合性単量体で架橋したMAPTAC co −TMAEMC(34%)co−Sty(36%)、5%のジビニルベンゼン架 橋性共重合性単量体で架橋したMAPTAC co−TMAEMC(31%)c o−Sty(41%)、5%のジビニルベンゼン架橋性共重合性単量体で架橋し たMAPTAC co−TMAEMC(28%)co−Sty(46%)、5% のジビニルベンゼン架橋性共重合性単量体で架橋したMAPTAC co−TM AEMC(23%)co−Sty(48%)、4%のジビニルベンゼン架橋性共 重合性単量体で架橋したMAPTACco−TMAEMC(26%)co−St y(52%)、4%のジビニルベンゼン架橋性共重合性単量体で架橋したMAP TAC co−TMAEMC(17%)co−Sty(53%)、4%のジビニ ルベンゼン架橋性共重合性単量体で架橋したMAPTAC co−TMAEMC (15%)co−Sty(55%)、4%のジビニルベンゼン架橋性共重合性単 量体で架橋したMAPTAC co−TMAEMC(13%)co−Sty(6 1.5%)を、原料の単量体の比率を変えて同様に調製した。 14.ポリ(トリメチルアンモニウムエチルメタクリレートクロライド)コ−ポ リ(イソプロピルアクリルアミド)(TMAEMAC co−IPA)の調製 まず、共重合性単量体イソプロピルアクリルアミド(IPA)を以下のように して調製した。 アクリロイルクロライド(63mL、70.2g、0.7 75mol)を、1Lフラスコ中でテトラヒドロフラン(200mL)に溶解し 、氷浴中に入れた。温度を5〜15℃に保ちながら、イソプロピルアミン(12 7.7mL、88.67g、1.50mol)を含む溶液を滴下した。滴下後、 この溶液を10分間撹拌し、固体の塩酸イソプロピルアミンを濾過して除去した 。母液から溶媒を真空で除去し、得られたほぼ無色の油、これは放置することに より固化するが、この油をさらに精製することなく、以下のような方法で標記の 共重合体を調製するために使用した。 1000mLの三つ口丸底フラスコに下記のものを入れた:トリメチルアンモ ニウムエチルアクリレートクロライド(50%水溶液76.5mL、41.18 g、0.213mol)、メチレンビスアクリルアミド架橋性共重合性単量体( 2.40g)、IPA架橋性共重合性単量体(4.52g、0.070mol) および水(200mL)。得られた溶液は透明であった。次に、反応混合物を、 窒素による脱気を行いながら撹拌した。溶液の脱気後、ペルオキソニ硫酸カリウ ム(0.3g)およびピロ亜硫酸カリウム(0.3g)よりなる触媒を加えた。 2分後に重合が開始し、3分後にゲル化した。 翌朝、ゲルをブレンダーに移し、1000mLの水を加えた。2〜3秒間混ぜ ると、重合体は水を全て吸収して膨張した。膨張した重合体を幾つかに分けてイ ソプロパノールと数回混合し、脱水した。得られた重合体を濾取し、漏斗上でイ ソプロパノールにより洗浄し、真空乾燥して標記の共重合体 を36.8g得た。 15.ポリ(メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロライド)コ −ポリ(ビニルピリジン)(MAPTAC co−VP)の調製 1000mLの三つ口丸底フラスコに下記のものを入れた:(メタクリルアミ ドプロピル−3−(トリメチルアンモニウム)クロライド(MAPTAC)(5 0%水溶液40mL、21.0g)、ジビニルベンゼン架橋性共重合性単量体( 2.25g)、ビニルピリジン(14.0g、0.133mol)濃塩酸(11 mL、0.133mol)、2−プロパノール(300mL)、およびAIBN (0.67g)。得られた溶液は透明であった。次に、反応混合物を、窒素によ る脱気を行いながら60℃まで加熱した。短時間後、溶液は濁り始め、重合が進 行していることを示した。温度を60℃に保って20時間反応を継続し、室温ま で冷却した。 得られた重合体を濾取し、漏斗上においてイソプロパノールで洗浄し、直ちに 1000mLの蒸留水でスラリー化した。この混合物を1時間撹拌した。重合体 のスラリーを濾過し、漏斗上でメタノールで洗浄し、次いでメタノール600m Lに1時間でスラリー化した。濾過、風乾により20.4gの共重合体を得た。 16.ポリ(トリメチルアンモニウムエチルメタクリレートクロライドコ−ポリ (p−フルオロスチレン)(TMAEMC co−F1Sty)の調製 500mLのフラスコに下記のものを入れた:トリメチル アンモニウムエチルメタクリレートクロライド(TMAEMC)(70%水溶液 11.0g、7.70g)、ジビニルベンゼン架橋性共重合性単量体(0.50 g)、p−フルオロスチレン共重合性単量体(4.00g)、2−プロパノール (125mL)、およびAIBN(0.25g)。得られた溶液は透明であった 。次に、反応混合物を、窒素による脱気を行いながら65℃まで加熱した。直ち に溶液は濁り始め、重合が進行していることを示した。温度を65℃に保って6 時間反応を継続し、室温まで冷却した。 溶媒をデカンテーションにより除去し、重合体を直ちに250mLの蒸留水中 にスラリー化した。混合物を1/2時間撹拌し、デカントした。この水でのスラ リー化をさらに3回繰り返した。最後に、重合体を400mLのメタノールでス ラリー化した。濾過と真空乾燥により、標記の共重合体を5.42g、44.4 %得た。 4%のジビニルベンゼン架橋性共重合性単量体により架橋したTMAEMC co−F1Sty(24%)を原料の単量体の比率を変えることにより同様に調 製した。 17.ポリ(メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロライド)コ −ポリ(ヘキサフルオロブチルメタクリレート)(MAPTAC coF6BM A)の調製 1000mLの三つ口丸底フラスコに下記のものを入れた:(メタクリルアミ ドプロピル−3−(トリメチルアンモニウム)クロライド(MAPTAC)(5 0%水溶液28.5mL、15.0g)、ジビニルベンゼン架橋性共重合性単量 体(1.00g)、ヘキサフルオロブチルメタクリレート(4.00g)、2− プロパノール(150mL)およびAIBN(0.50g)。得られた溶液は透 明であった。次に、反応混合物を、窒素による脱気を行いながら60℃まで加熱 した。少しの間をおいて、溶液は濁り始め、重合が進行していることを示した。 温度を60℃に保って24時間反応を継続し、室温まで冷却した。 得られた重合体を濾過し、漏斗上でイソプロパノールにより洗浄し、直ちに5 00mLの蒸留水でスラリー化した。この混合物を1時間撹拌した。重合体のス ラリーを濾取し、この水でのスラリー化をさらに1回繰り返した。次に重合体を 500mLのメタノールに1時間でスラリー化し、濾過した。このメタノールで のスラリー化をさらに1回繰り返した。最後に、重合体を400mLのイソプロ パノールにスラリー化し、一夜撹拌した。濾過、風乾により、標記の共重合体7 .52gを得た。 18.ポリ(トリメチルアンモニウムエチルアクリレートクロライド)コ−ポリ (ヘキサフルオロイソプロピルアクリレート)(TMAEAC co−F6IA )の調製 1000mLの三つ口丸底フラスコに下記のものを入れた:トリメチルアンモ ニウムエチルアクリレートクロライド(50%水溶液30.0mL、15.0g )、ジビニルベンゼン架橋性共重合性単量体(1.00g)、F6IPA共重合 性単量体(4.00g)、AIBN(0.50g)およびイソプロパノール(1 50mL)。得られた溶液は透明であっ た。次に、反応混合物を、窒素による脱気を行いながら60℃まで加熱した。1 8時間後、反応混合液を室温まで冷却し、溶媒をデカンテーションにより除去し た。残った重合体を400mLの水でスラリー化し、1時間撹拌して濾過した。 この水でのスラリー化をさらに1回繰り返した。次いで、重合体をメタノールに 2回スラリー化した。最後に、重合体をイソプロパノール200mLにスラリー 化し、2時間撹拌して濾過した。風乾により標記の重合体を5.59g得た。 19.ポリ(メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロライド)コ −ポリ(ヘプタデカフルオロデシルメタクリレート(MAPTAC co−F17 DecMA)の調製 1000mLの三つ口丸底フラスコに下記のものを入れた:(メタクリルアミ ドプロピル−3−(トリメチルアンモニウム)クロライド(MAPTAC)(5 0%水溶液28.5mL、15.0g)、ジビニルベンゼン架橋性共重合性単量 体(1.00g)、ヘプタデカフルオロデシルメタクリレート(4.00g)、 2−プロパノール(150mL)およびAIBN(0.40g)。得られた溶液 は透明であった。次に、反応混合物を、窒素による脱気を行いながら65℃まで 加熱した。短時間後、溶液は濁り始め、重合が進行していることを示した。4時 間後、反応混合液が非常に濃くなってから、100mLのイソプロパノールを追 加した。65℃で18時間反応を継続し、室温まで冷却した。 得られた重合体を濾取し、漏斗上でイソプロパノールにより洗浄し、直ちに蒸 留水600mLにスラリー化した。混合 物を1時間撹拌した。重合体のスラリーを濾過し、水でのスラリー化をさらに1 回繰り返した。次いで重合体をメタノール500mLに1時間でスラリー化し、 濾過した。風乾して、17.73gの共重合体を得た。 20.ポリ(メタクリルアミドプロピル−3−(トリメチルアンモニウム)クロ ライド、コ−ポリ2−(トリメチルアンモニウム)エチルアクリレートクロライ ド、コ−ポリスチレン(MAPTAC co−TMAEAC co−Sty)の 調製 1000mLの三つ口丸底フラスコに下記のものを入れた:(メタクリルアミ ドプロピル−3−(トリメチルアンモニウム)クロライド(MAPTAC)(5 0%水溶液10.00g、5.00g)、2−(トリメチルアンモニウム)エチ ルメタクリレートクロライド(TMAEAC)(50%水溶液6.00g、3. 00g)、ジビニルベンゼン架橋性共重合性単量体(1.00g)、スチレン( 11.00g)、2−プロパノール(150mL)およびAIBN(0.25g )。得られた溶液は透明であった。次に、窒素による脱気を行いながら、この反 応混合物を70℃まで加熱した。短時間後、溶液は濁りはじめ、重合反応が進ん でいることを示していた。温度70℃で24時間反応を継続した後、室温まで冷 却した。 得られた重合体を濾取し、漏斗上でイソプロパノールにより洗浄し、直ちに5 00mLのメタノールでスラリー化した。この混合物を1/2時間撹拌した。こ の重合体スラリーを 沈澱させてデカントした。200mLの蒸留水を加えてさらに1/2時間撹拌し た。この混合物をデカントし、スラリー化を400mLの水で繰り返した。混合 物をデカントし、重合体を1回200mLのメタノールで2回スラリー化した。 濾過と風乾により、標記の共重合体2.76gを得た。 5%のジビニルベンゼン架橋性共重合性単量体で架橋したMAPTAC co −TMAEAC(10%) co−Sty(60%)を、原料の単量体の比率を 変えて同様に調製した。 21.ポリ−2−(トリメチルアンモニウム)エチルアクリレートクロライド コ−ポリ2,3,4,5,6−ペンタフルオロスチレン(TMAEAC co− StyF5)の調製 1000mLの三つ口丸底フラスコに下記のものを入れた:2−(トリメチル アンモニウム)エチルアクリレートクロライド(TMAEAC)(50%水溶液 24.0mL、13.00g)、ジビニルベンゼン架橋性共重合性単量体(1. 00g)、ペンタフルオロスチレン(6.00g)、2−プロパノール(150 mL)およびAIBN(0.50g)。得られた溶液は透明であった。次に、窒 素による脱気を行いながら、この反応混合物を65℃まで加熱した。短時間後、 溶液は濁りはじめ、重合反応が進んでいることを示していた。2時間後、混合物 が非常に濃くなったので100mLのイソプロパノールを追加した。温度65℃ で22時間反応を継続した後、室温まで冷却した。 得られた重合体を濾取し、漏斗上でイソプロパノールによ り洗浄し、直ちに400mLの蒸留水でスラリー化した。この混合物を1/2時 間撹拌した。この重合体スラリーを濾過し、蒸留水600mLを加えて混合物を 1/2時間撹拌した。この混合物を濾過し、フィルターケーキを、メタノール4 00mLにスラリー化した。濾過と風乾により、標記の共重合体7.26gを得 た。 5%のジビニルベンゼン架橋性共重合性単量体で架橋したTMAEAC co −StyF5(20%)を、原料の単量体の比率を変えて同様に調製した。 22.2−(トリメチルアンモニウム)エチルメタクリレートクロライド、コ− ポリ2,3,4,5,6−ペンタフルオロスチレン(TMAEMC co−St yF5)の調製 1000mLの三つ口丸底フラスコに下記のものを入れた:2−(トリメチル アンモニウム)エチルメタクリレートクロライド(TMAEMC)(70%水溶 液19.52、13.66g)、ジビニルベンゼン架橋性共重合性単量体(1. 00g)、ペンタフルオロスチレン(9.18g)、2−プロパノール(150 mL)およびAIBN(0.40g)。得られた溶液は透明であった。次に、窒 素による脱気を行いながら、この反応混合物を70℃まで加熱した。短時間後、 溶液は濁りはじめ、重合反応が進んでいることを示していた。1.5時間後、混 合物が非常に濃くなったので50mLのイソプロパノールを追加した。温度70 ℃で5時間反応を継続した後、室温まで冷却した。 得られた重合体を濾取し、漏斗上でイソプロパノールによ り洗浄し、直ちに500mLの蒸留水でスラリー化した。この混合物を1/4時 間撹拌した。この重合体スラリーを濾取し、蒸留水500mLを加えて混合物を 1/4時間撹拌した。水でのスラリー化をさらに1回繰り返した。この混合物を 濾過し、フィルターケーキを、1回300mLのメタノールで3回スラリー化し た。濾過と風乾により、標記の共重合体1.26gを得た。 4%のジビニルベンゼン架橋性共重合性単量体で架橋したTMAEMC co −StyF5(24%)および4%のジビニルベンゼン架橋性共重合性単量体で 架橋したTMAEMC co−StyF5(39%)を、原料の単量体の比率を 変えて同様に調製した。 23.ポリ(エチレンイミン)の調製 ポリエチレンイミン(50%水溶液120g、サイエンティフィックポリマー プロダクツ(Scientific Polymer Products))を水(250mL)に溶解した 。エピクロロヒドリン(22.1mL)を滴下して加えた。この溶液を60℃で 4時間加熱したところ、溶液はゲル化した。このゲルを取り出し、水(1.5L )と混ぜ、固体を濾取し、水(3L)で3回、イソプロパノール(3L)で2回 すすぎ、得られたゲルを真空オーブンで乾燥し、標記の重合体を81.2g得た 。 24.ポリ(メタクリルアミドプロピル−3−(トリメチルアンモニウム)クロ ライド、コ−ポリ(2−(トリメチルアンモニウム)エチルメタクリレートクロ ライド)、コ−ポリ 2,3,4,5,6−ペンタフルオロスチレン(MAPTAC co−TMAE MC co−StyF5)の調製 1000mLの三つ口丸底フラスコに下記のものを入れた:(メタクリルアミ ドプロピル−3−(トリメチルアンモニウム)クロライド(MAPTAC)(5 0%水溶液10.00、5.00g)、2−(トリメチルアンモニウム)エチル メタクリレートクロライド(TMAEMC)(70%水溶液5.71g、4.0 0g)、ジビニルベンゼン架橋性共重合性単量体(1.00g)、ペンタフルオ ロスチレン(10.00g)、2−プロパノール(150mL)およびAIBN (0.50g)。得られた溶液は透明であった。次に、窒素による脱気を行いな がら、この反応混合物を70℃まで加熱した。短時間後、溶液は濁りはじめ、重 合反応が進んでいることを示していた。温度70℃で24時間反応を継続した後 、室温まで冷却した。 得られた重合体を濾取し、漏斗上でイソプロパノールにより洗浄し、直ちに5 00mLのメタノールでスラリー化した。この混合物を1/4時間撹拌した。こ の重合体スラリーを濾過し、次いで1回300mLの水で3回スラリー化した。 最後のスラリー化において重合体スラリーを5分間ブレンドした。この混合物を 濾過し、フィルターケーキを、1回300mLのメタノールで2回スラリー化し た。濾過と真空乾燥により、標記の共重合体9.74gを得た。 25.ポリ(トリメチルアンモニウム)エチルアクリレートクロライド、コ−ポ リ(2−(トリメチルアンモニウム)エ チルメタクリレートクロライド)、コ−スチレン(TMAEMC、co−TMA EMC co−Sty)の調製 1000mLの三つ口丸底フラスコに下記のものを入れた:2−(トリメチル アンモニウム)エチルアクリレートクロライド(TMAEAC)(50%水溶液 6.00g)3.00g)、2−(トリメチルアンモニウム)エチルメタクリレ ートクロライド(TMAEMC)(70%水溶液4.29g、3.00g)、ジ ビニルベンゼン架橋性共重合性単量体(1.00g)、スチレン(13.00g )、2−プロパノール(150mL)およびAIBN(0.50g)。得られた 溶液は透明であった。次に、窒素による脱気を行いながら、この反応混合物を7 0℃まで加熱した。短時間後、溶液は濁りはじめ、重合反応が進んでいることを 示していた。温度70℃で24時間反応を継続した後、室温まで冷却した。 得られた重合体をデカンテーションによって取り、直ちに500mLのメタノ ールでスラリー化した。この混合物を1/2時間撹拌した。この重合体スラリー を濾過し、蒸留水500mLを加えた。この混合物を1/2時間撹拌し、10分 間ブレンドした。この混合物を沈澱させて、水をデカントした。水でのスラリー 化をさらに2回繰り返し、デカンテーションの残留物を1回400mLのメタノ ールで2回スラリー化し、毎回沈澱させてデカントした。真空乾燥により標記の 共重合体を8.03g得た。 26.ポリ(メタクリルアミドプロピル−3−(トリメチルアンモニウム)クロ ライド、コ−ポリ(2−(トリメチルア ンモニウム)エチルアクリレートクロライド)コ−ポリ2,,4,5,6−ペ ンタフルオロスチレン(MAPTACco−TMAEAC co−StyF5 の調製 1000mLの三つ口丸底フラスコに下記のものを入れた:(メタクリルアミ ドプロピル−3−(トリメチルアンモニウム)クロライド(MAPTAC)(5 0%水溶液8.00g、4.00g)、2−(トリメチルアンモニウム)エチル アクリレートクロライド(TMAEMA)(50%水溶液6.00g、3.00 g)、ジビニルベンゼン架橋性共重合性単量体(1.00g)、ペンタフルオロ スチレン(12.00g)、2−プロパノール(150mL)およびAIBN( 0.50g)。得られた溶液は透明であった。次に、窒素による脱気を行いなが ら、この反応混合物を70℃まで加熱した。短時間後、溶液は濁りはじめ、重合 反応が進んでいることを示していた。温度70℃で24時間反応を継続した後、 室温まで冷却した。 得られた重合体を濾過し漏斗上でイソプロパノールで洗浄し、直ちに400m Lのメタノールでスラリー化した。この混合物を1/2時間撹拌した。この重合 体スラリーを濾過し、1回250mL水で2回スラリー化した。最後に5分間ブ レンドした。この混合物を濾過し、フィルターケーキを1回250mLのメタノ ールで2回スラリー化した。濾過と真空乾燥により、標記の共重合体7.80g を得た。 27.ポリ(トリメチルアンモニウム)エチルアクリレートクロライド、コ−ポ リ(2−(トリメチルアンモニウム)エ チルメタクリレートクロライド)コ−2,3,4,5,6−ペンタフルオロスチ レン(TMAEAC、co−TMAEMC、co−StyF5)の調製 1000mLの三つ口丸底フラスコに下記のものを入れた:2−(トリメチル アンモニウム)エチルアクリレートクロライド(TMAEAC)(50%水溶液 6.00g)3.00g)、2−(トリメチルアンモニウム)エチルメタクリレ ートクロライド(TMAEMC)(70%水溶液4.29g、3.00g)、ジ ビニルベンゼン架橋性共重合性単量体(1.00g)、ペンタフルオロスチレン (13.00g)、2−プロパノール(150mL)およびAIBN(0.50 g)。得られた溶液は透明であった。次に、窒素による脱気を行いながら、この 反応混合物を70℃まで加熱した。短時間後、溶液は濁りはじめ、重合反応が進 んでいることを示していた。温度70℃で24時間反応を継続した後、室温まで 冷却した。 デカンテーションにより得られた重合体を集め、直ちに400mLのメタノー ルでスラリー化した。この混合物を1/2時間撹拌した。この重合体スラリーを 濾取し、1回200mL水で2回スラリー化した。2回目に、この重合体スラリ ーを5分間ブレンドした。混合物を濾過し、フィルターケーキを1回200mL のメタノールで2回スラリー化した。真空乾燥により、標記の共重合体6.87 gを得た。重合体の試験 A. 人工腸管液の調製 炭酸ナトリウム(1.27g)および塩化ナトリウム(1.87g)を蒸留水 400mLに溶解した。この溶液に、タウロコール酸(0.138g、0.24 mmol)、グリココール酸(0.292g、0.60mmol)、グリコデオ キシコール酸(0.085mmol、0.18mmol)およびグリコケノデオ キシコール酸(0.085mmol、0.18mmol)を含む、精製胆汁酸の 混合液を加えた。この溶液のpHを酢酸により7.20に調整した。この溶液を 各種重合体の試験に使用した。この溶液の総胆汁酸塩濃度は、3ミリモル(milim olar)であり、この濃度は、十二指腸内の正常な生理的溶液中の濃度と同等であ る。 重合体を以下のように試験した。 40mLの遠心管に、0.25gの重合体と上記のように調製した20mLの 人工小腸管(small)液を入れた。この混合液を、水浴中で温度を37℃に保って 3時間撹拌した。次にこの混合液を遠心分離にかけて、わずかに濁っている上清 液を濾取した。ろ液について、以下に説明する3a−ヒドロキシステロイドデヒ ドロゲナーゼを使用する酵素的アッセイにより、総3−ヒドロキシステロイド含 有量を分析した。 総胆汁酸塩含有量の酵素的アッセイ 4つの原液を調製した。 溶液1. pH9.5で0.133M Tris、0.666mM EDTA を含むTris−HCl緩衝液。 溶液2. pH9.5で1M ヒドラジン水和物を含むヒドラジン水和物溶液 。 溶液3. pH7.0で7mMのNAD+を含むNAD+溶液。 溶液4. pH7.2でTris−HCl緩衝液(0.03M Tris、1 mM EDTA)中に2単位/mLのHSDを含むHSD溶液。 3mLのセルに、1.5mLの溶液1、1.0mLの溶液2、0.3mLの溶 液3、0.1mLの溶液4および上述した重合体試験液の上清/ろ液の0.1m Lを入れた。この溶液をUV−VIS分光光度計に置いて、340nmにおける NADHの吸光度(O.D.)を測定した。上述のように調製した人工腸管液を 希釈して得た検量線から胆汁酸塩の濃度を決定した。 既に述べた全ての重合体を上記の方法で試験し、全てが人工腸管液から胆汁酸 塩を除去する効果を示した。用途 本発明による重合体は、約1mg/kg/日から約10g/kg/日の量を患 者に経口的に投与することができ、具体的な投与量は、個々の患者によって異な る(例えば、患者の体重および必要な胆汁酸塩除去の程度)。重合体は、水和物 としてあるいは脱水した形で投与でき、人工着色料などの添加成分を加えて患者 の許容性を高めてもよい。追加の成分として人工着色料などを同様に加えてもよ い。 投与に適した剤形例としては、ピル、錠剤、カプセル、および粉末(食物にふ りかけて使用)がある。このピル、錠剤、カプセル、または粉末は、患者の胃内 において、患者の小 腸に組成物が分解せずに入ることができるに充分な時間、患者の胃の中で胃酸か ら組成物を保護することができる物質によってコーティングすることができる。 この重合体は、単独で投与しても良いし、薬学的に許容される賦形剤、例えば炭 酸マグネシウム、乳糖、または重合体とミセルを形成するリン脂質などと組み合 わせてもよい。 これら以外の態様も以下の請求の範囲に含まれる。 特許請求の範囲は以下の通りである。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年8月22日 【補正内容】 請求の範囲 1.イオン交換により患者から胆汁酸塩を除去する方法であって、次の式で示さ れる繰り返し単位を含み架橋された1種以上の重合体あるいはその共重合体を該 患者に治療有効量投与することを含む方法。 式中nは整数、R1はHまたはC1−C8のアルキル基、 Sまたは(CH2m、m=0〜10、R3はHまたはC1−C8のアルキル基、R2 であり、式中、p=0〜10、R4、R5およびR6はそれぞれ独立してH、C1− C8のアルキル基またはアリール基 。 2.該重合体が、多官能性の架橋性共重合性単量体により架橋されており、該共 重合性単量体が単量体総重量の約0.5〜25重量%存在している請求項1記載 の方法。 3.該共重合性単量体が単量体総重量の約1〜10重量%存在している請求項2 記載の方法。 4.該重合体がさらに1種以上の疎水性共重合性単量体を含んでいる請求項1記 載の方法。 5.該疎水性共重合性単量体が、スチレン及びそのフッソ化誘導体;ビニルナフ タレン及びそのフッソ化誘導体;エチルビニルベンゼン及びそのフッソ化誘導体 ;アクリルアミドおよびメタクリルアミドのN−アルキルおよびN−アリール誘 導体、及びそのフッソ化誘導体;アルキルおよびアリールアクリレート、及びそ のフッソ化誘導体;アルキルおよびアリールメタクリレート、及びそのフッソ化 誘導体;4−ビニルビフェニル及びそのフッソ化誘導体;4−ビニルアニソール 及びそのフッソ化誘導体;及び4−アミノスチレン及びそのフッソ化誘導体より なる群から選ばれるものである請求項4記載の方法。 6.該重合体がさらに1種以上のアミン共重合性単量体を含 んでいる請求項4記載の方法。 7.該アミン共重合性単量体が、ビニルピリジン、ジメチルアミノメチルスチレ ン、またはビニルイミダゾールである請求項5記載の方法。 8.該繰り返し単位が、次の式で示される繰り返し単位を有するか、あるいはそ の共重合体である請求項4記載の方法。 式中、R1、n、及びpは請求項1で定義された通りである。 9.該疎水性共重合性単量体が、n−ブチルメタクリルアミド、ヘキサフロオロ ブチルメタクリレート、ヘプタデカフロオロデシルメタクリレート、スチレン又 はそのフッソ化誘導体、2−ビニルナフタレン、4−ビニルイミダゾール、ビニ ルピリジン、4−ビニルビフェニル又はそのフッソ化誘導体、4−ビニルアニソ ール又はそのフッソ化誘導体、又は4−アミノスチレン又はそのフッソ化誘導体 である請求項8記載 の方法。 10.該重合体が、トリメチルアンモニウムエチルメタクリレート及びトリメチ ルアンモニウムエチルアクリレートよりなる群から選ばれる共重合性単量体をさ らに含んでいる請求項8記載の方法。 11.該繰り返し単位が、次の式で示される繰り返し単位を有するか、あるいは その共重合体である請求項4記載の方法。 式中、R1、n、及びpは請求項1で定義された通りである。 12.該疎水性共重合性単量体が、イソプロピルアクリルアミド、スチレン又は そのフッソ化誘導体、又はヘキサフロオロイソプロピルアクリレートである請求 項11記載の方法。 13.該重合体がさらに共重合性単量体として、トリメチルアンモニウムエチル メタクリレートを含んでいる請求項11 記載の方法。 14.該繰り返し単位が、次の式で示される繰り返し単位を有するか、あるいは その共重合体である請求項4記載の方法。 式中、ZはNR3または(CH2m、R2であり、R1、R3、R4、R5、R6、n、m、及びpは請求項1で定義された通 りである。 15.該疎水性共重合性単量体が、スチレン及びそのフッソ化誘導体;ビニルナ フタレン及びそのフッソ化誘導体;エチ ルビニルベンゼン及びそのフッソ化誘導体;アクリルアミドおよびメタクリルア ミドのN−アルキルおよびN−アリール誘導体及びそのフッソ化誘導体;アルキ ルおよびアリールアクリレート、及びそのフッソ化誘導体;アルキルおよびアリ ールメタクリレート、及びそのフッソ化誘導体;4−ビニルビフェニル及びその フッソ化誘導体;4−ビニルアニソール及びそのフッソ化誘導体;及び4−アミ ノスチレン及びそのフッソ化誘導体よりなる群から選ばれるものである請求項1 4記載の方法。 16.該重合体がさらに1種以上の交換可能な対イオンを含んでいる請求項4記 載の方法。 17.該対イオンの少なくとも1つが、Cl-、Br-、CH3OSO3 -、HSO4 - 、SO4 2-、HCO3 -、CO3 -、酢酸塩、乳酸塩、コハク酸塩、プロピオン酸塩 、酪酸塩、アスコルビン酸塩、クエン酸塩、マレイン酸塩、葉酸塩、アミノ酸誘 導体、ヌクレオチド、脂質、あるいはリン脂質である請求項16記載の方法。 18.該繰り返し単位が、次の式で示される繰り返し単位を有するか、あるいは その共重合体である請求項4記載の方法。 19.イオン交換により患者から胆汁酸塩を除去する方法であって、次の式で示 される繰り返し単位を含み架橋された1種以上の重合体あるいはその共重合体を 該患者に治療有効量投与することを含む方法。 式中nは整数である。 20.該重合体がさらに1種以上の交換可能な対イオンを含んでいる請求項19 記載の方法。 21.該対イオンの少なくとも1つが、Cl-、Br-、CH3OSO3 -、HSO4 - 、SO4 2-、HCO3 -、CO3 -、酢酸塩、乳酸塩、コハク酸塩、プロピオン酸塩 、酪酸塩、アスコルビン酸塩、クエン酸塩、マレイン酸塩、葉酸塩、アミノ酸誘 導体、ヌクレオチド、脂質、あるいはリン脂質である請求項20記載の方法。 22.イオン交換により胆汁酸塩を除去するのに効果的な治 療用組成物であって、次の式で示される繰り返し単位を有し架橋された重合体あ るいはその共重合体を治療有効量含む治療用組成物。 式中nは整数、R1はHまたはC1−C8のアルキル基、 Sまたは(CH2m、m=0〜10、R3はHまたはC1−C8のアルキル基、R2 であり、式中、p=0〜10、R4、R5およびR6はそれぞれ独立してH、C1− C8のアルキル基またはアリール基。 23.次の式で示される繰り返し単位、あるいはその共重合体を含む架橋された 重合体組成物。 式中nは整数、R1はHまたはC1−C8のアルキル基、 Sまたは(CH2m、m=0〜10、R3はHまたはC1−C8のアルキル基、R2 であり、式中、p=0〜10、R4、R5およびR6はそれぞれ独立してH、C1− C8のアルキル基またはアリール基。 24.多官能性の架橋性共重合性単量体により架橋されており、該共重合性単量 体が単量体総重量の約0.5〜25重量%存在している請求項23記載の重合体 組成物。 25.該架橋性共重合性単量体が単量体総重量の約1〜10重量%存在している 請求項24記載の重合体組成物。 26.さらに疎水性共重合性単量体を含んでいる請求項23記載の重合体。 27.該疎水性共重合性単量体か、スチレン及びそのフッソ化誘導体;ビニルナ フタレン及びそのフッソ化誘導体;エチルビニルベンゼン及びそのフッソ化誘導 体;アクリルアミドおよびメタクリルアミドのN−アルキルおよびN−アリール 誘導体及びそのフッソ化誘導体;アルキルおよびアリールアクリレート、及びそ のフッソ化誘導体;アルキルおよびアリールメタクリレート、及びそのフッソ化 誘導体;4−ビニルビフェニル及びそのフッソ化誘導体;4−ビニルアニソール 及びそのフッソ化誘導体;及び4−アミノスチレン及びそのフッソ化誘導体より なる群から選ばれるものである請求項23記載の重合体組成物。 28.該重合体がさらに1種以上のアミン共重合性単量体を含んでいる請求項2 6記載の重合体組成物。 29.該アミン共重合性単量体が、ビニルピリジン、ジメチルアミノメチルスチ レン、又はビニルイミダゾールである請求項28記載の重合体組成物。 30.次の式で示される繰り返し単位、あるいはその共重合体である請求項26 記載の重合体組成物。 式中、R1、n及びpは請求項23で定義された通りである。 31.該疎水性共重合性単量体が、n−ブチルメタクリルアミド、ヘキサフロオ ロブチルメタクリレート、ヘプタデカフロオロデシルメタクリレート、スチレン 又はそのフッソ化誘導体、2−ビニルナフタレン、4−ビニルイミダゾール、ビ ニルピリジン、4−ビニルビフェニル又はそのフッソ化誘導体、4−ビニルアニ ソール又はそのフッソ化誘導体、又は4−アミノスチレン又はそのフッソ化誘導 体である請求項30記載の重合体組成物。 32.該重合体が、トリメチルアンモニウムエチルメタクリレート及びトリメチ ルアンモニウムエチルアクリレートよりなる群から選ばれる共重合性単量体をさ らに含んでいる請求項30記載の重合体組成物。 33.次の式で示される繰り返し単位、あるいはその共重合体である請求項26 記載の重合体組成物。 式中、R1、n及びpは請求項23で定義された通りである。 34.該疎水性共重合性単量体が、イソプロピルアクリルアミド、スチレン又は そのフッソ化誘導体、又はヘキサフロオロイソプロピルアクリレートである請求 項33記載の重合体組成物。 35.該重合体がさらに共重合性単量体として、トリメチルアンモニウムエチル メタクリレートを含んでいる請求項33 記載の重合体組成物。 36.該繰り返し単位が、次の式で示される繰り返し単位を有するか、あるいは その共重合体である請求項26記載の重合体組成物。 式中、ZはNR3または(CH2m、R2であり、R1、R3、R4、R5、R6、n、m、及びpは請求項23で定義された 通りである。 37.該疎水性共重合性単量体が、スチレン及びそのフッソ化誘導体;ビニルナ フタレン及びそのフッソ化誘導体;エチ ルビニルベンゼン及びそのフッソ化誘導体;アクリルアミドおよびメタクリルア ミドのN−アルキルおよびN−アリール誘導体及びそのフッソ化誘導体;アルキ ルおよびアリールアクリレート、及びそのフッソ化誘導体;アルキルおよびアリ ールメタクリレート、及びそのフッソ化誘導体;4−ビニルビフェニル及びその フッソ化誘導体;4−ビニルアニソール及びそのフッソ化誘導体;及び4−アミ ノスチレン及びそのフッソ化誘導体よりなる群から選ばれるものである請求項3 6記載の重合体組成物。 38.該重合体がさらに1種以上の交換可能な対イオンを含んでいる請求項26 記載の重合体組成物。 39.該対イオンの少なくとも1つが、Cl-、Br-、CH3OSO3 -、HSO4 - 、SO4 2-、HCO3 -、CO3 -、酢酸塩、乳酸塩、コハク酸塩、プロピオン酸塩 、酪酸塩、アスコルビン酸塩、クエン酸塩、マレイン酸塩、葉酸塩、アミノ酸誘 導体、ヌクレオチド、脂質、あるいはリン脂質である請求項48記載の重合体組 成物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホームズ−ファーレイ,ステファン ラン ドル アメリカ合衆国 マサチューセッツ 02174 アーリントン,ノーフォーク ロ ード 20

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.イオン交換により患者から胆汁酸塩を除去する方法であって、次の式で示さ れる繰り返し単位を有することを特徴とし高度に架橋され、無毒かつ摂取後に安 定である1種以上の重合体あるいはその共重合体を該患者に治療有効量投与する ことを含む方法。 式中nは整数、R1はHまたはC1−C8のアルキル基、 Sまたは(CH2m、m=0〜10、R3はHまたはC1−C8のアルキル基、R2 であり、式中、p=0〜10、R4、R5およびR6はそれぞれ独立してH、C1− C8のアルキル基またはアリール基。 2.該重合体が、多官能性の架橋性共重合性単量体により架橋されており、該共 重合性単量体が単量体総重量の約1〜25重量%存在している請求項1記載の方 法。 3.該共重合性単量体が単量体総重量の約2.5〜20重量%存在している請求 項2記載の方法。 4.該重合体がさらに1種以上の疎水性共重合性単量体を含んでいる請求項1記 載の方法。 5.該疎水性共重合性単量体が、スチレン及びそのフッソ化誘導体;ビニルナフ タレン及びそのフッソ化誘導体;エチルビニルベンゼン及びそのフッソ化誘導体 ;アクリルアミドおよびメタクリルアミドのN−アルキルおよびN−アリール誘 導体、及びそのフッソ化誘導体;アルキルおよびアリールアクリレート、及びそ のフッソ化誘導体;及びアルキルおよびアリールメタクリレート、及びそのフッ ソ化誘導体を含むものである請求項4記載の方法。 6.該重合体がさらに1種以上の正帯電した共重合性単量体を含んでいる請求項 1記載の方法。 7.該正帯電した共重合性単量体が、ビニルピリジン、ジメチルアミノメチルス チレン、およびビニルイミダゾールを含んでいる請求項6記載の方法。 8.該重合体が、次の式で示される繰り返し単位を有することを特徴とするもの 、あるいはその共重合体である請求項1記載の方法。 9.該重合体がさらに共重合性単量体として、n−ブチルメタクリルアミドを含 んでいる請求項8記載の方法。 10.該重合体がさらに共重合性単量体として、ヘキサフロオロブチルメタクリ レートを含んでいる請求項8記載の方法。 11.該重合体がさらに共重合性単量体として、ヘプタデカフロオロデシルメタ クリレートを含んでいる請求項8記載の 方法。 12.該重合体がさらに共重合性単量体として、スチレン又はそのフッソ化誘導 体を含んでいる請求項8記載の方法。 13.該重合体がさらに共重合性単量体として、2−ビニルナフタレンを含んで いる請求項8記載の方法。 14.該重合体がさらに共重合性単量体として、4−ビニルイミダゾールを含ん でいる請求項8記載の方法。 15.該重合体がさらに共重合性単量体として、ビニルピリジンを含んでいる請 求項8記載の方法。 16.該重合体がさらに共重合性単量体として、トリメチルアンモニウムエチル メタクリレートを含んでいる請求項8記載の方法。 17.該重合体がさらに共重合性単量体として、スチレン又はそのフッソ化誘導 体を含んでいる請求項16記載の方法。 18.該重合体がさらに共重合性単量体として、トリメチルアンモニウムエチル アクリレートを含んでいる請求項8記載の方法。 19.該重合体がさらに共重合性単量体として、スチレン又はそのフッソ化誘導 体を含んでいる請求項18記載の方法。 20.該重合体が、次の式で示される繰り返し単位を有することを特徴とするも の、あるいはその共重合体である請求項1記載の方法。 21.該重合体がさらに共重合性単量体として、イソプロピルアクリルアミドを 含んでいる請求項20記載の方法。 22.該重合体がさらに共重合性単量体としてスチレン又はそのフッソ化誘導体 を含んでいる請求項20記載の方法。 23.該重合体がさらに共重合性単量体として、ヘキサフロオロイソプロピルア クリレートを含んでいる請求項20記載の方法。 24.該重合体がさらに共重合性単量体として、トリメチル アンモニウムエチルメタクリレートを含んでいる請求項20記載の方法。 25.該重合体がさらに共重合性単量体としてスチレン又はそのフッソ化誘導体 を含んでいる請求項24記載の方法。 26.該重合体が、次の式で示される繰り返し単位を有することを特徴とするも の、あるいはその共重合体である請求項1記載の方法。 27.該重合体がさらに共重合性単量体としてスチレン又はそのフッソ化誘導体 を含んでいる請求項26記載の方法。 28.該重合体が、次の式で示される繰り返し単位を有することを特徴とするも の、あるいはその共重合体である請求項1記載の方法。 29.該重合体が、次の式で示される繰り返し単位を有することを特徴とするも の、あるいはその共重合体である請求項1記載の方法。 30.該重合体が、次の式で示される繰り返し単位を有することを特徴とするも の、あるいはその共重合体である請求項1記載の方法。 31.該重合体がさらに共重合性単量体として、エチルビニルベンゼンを含んで いる請求項30記載の方法。 32.該重合体が、次の式で示される繰り返し単位を有することを特徴とするも の、あるいはその共重合体である請求項1記載の方法。 33.該重合体がさらに1種以上の交換可能な対イオンを含んでいる請求項1記 載の方法。 34.該対イオンの少なくとも1つが、C1-、Br-、CH3OSO3 -、HSO4 - 、SO4 2-、HCO3 -、CO3 -、酢酸塩、乳酸塩、コハク酸塩、プロピオン酸塩 、酪酸塩、アスコルビン酸塩、クエン酸塩、マレイン酸塩、葉酸塩 、アミノ酸誘導体、ヌクレオチド、脂質、あるいはリン脂質を含んでいる請求項 33記載の方法。 35.イオン交換により胆汁酸塩を除去するのに効果的な治療用組成物であって 、次の式で示される繰り返し単位を有することを特徴とし高度に架橋された重合 体あるいはその共重合体を治療有効量含み、該重合体が無毒かつ摂取後に安定で ある治療用組成物。 式中nは整数、R1はHまたはC1−C8のアルキル基、 Sまたは(CH2m、m=0〜10、R3はHまたはC1−C8のアルキル基、R2 であり、式中、p=0〜10、R4、R5およびR6はそれぞれ独立してH、C1− C8のアルキル基またはアリール基。 36.次の式で示される繰り返し単位を有することを特徴とする重合体、及びビ ニルナフタレン、ビニルイミダゾール、スチレンのフッ素化誘導体およびフッ素 化アルキルメタクリレートから本質的に成る群より選ばれる少なくとも1種の共 重合性単量体をさらに含む、高度に架橋された重合体組成物。 式中、R1はHまたはメチル基、Qは−NH−(CH23−または−O−(CH2 2、nは整数である。 37.R1がメチル基、Qが−NH−(CH23−である請求項36記載の組成 物。 38.さらに共重合性単量体として、トリメチルアンモニウムエチルアクリレー ト又はトリメチルアンモニウムエチルメタクリレートを含んでいる請求項37記 載の組成物。 39.Qが−O−(CH22である請求項36記載の組成物。 40.該スチレンのフッ素化誘導体が、p−フルオロスチレンおよびペンタフル オロスチレンを含んでいる請求項36記載の組成物。 41.該フッ素化アルキルメタクリレートが、ヘキサフルオロブチルメタクリレ ート、及びヘプタデカフルオロデシルメタクリレートを含んでいる請求項36記 載の組成物。 42.次の式で示される繰り返し単位を有することを特徴とする重合体、及び共 重合性単量体として(a)スチレンおよび(b)R1がメチル基でQが−NH− (CH23−の場合には、トリメチルアンモニウムエチルアクリレートまたはト リメチルアンモニウムエチルメタクリレート、R1がH又はメチル基でQが−O −(CH22の場合には、メチルアクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウ ムをさらに含む、高度に架橋された重合体組成物。 式中、R1はHまたはメチル基、Qは−NH−(CH23−または−O−(CH2 2、nは整数である。 43.アルコール溶媒の存在下で親水性および疎水性の単量体を反応させること を含む、親水性および疎水性の単位を有し高度に架橋された重合体を合成する方 法。
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