JPH09500306A - インラインローラースケート - Google Patents

インラインローラースケート

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JPH09500306A
JPH09500306A JP7505276A JP50527695A JPH09500306A JP H09500306 A JPH09500306 A JP H09500306A JP 7505276 A JP7505276 A JP 7505276A JP 50527695 A JP50527695 A JP 50527695A JP H09500306 A JPH09500306 A JP H09500306A
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skater
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lower frame
roller skates
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エー. メイボック,アントニン
イー. スベンソン,ジョン
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K2 Corp
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K2 Corp
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Abstract

(57)【要約】 軟質で通気性のあるアッパー(22)及び外骨格をなす支持構造を持つインラインローラースケート(21)を開示する。スケートのフレーム(31)には、複数のインラインホイール(35)が取り付けられている。フレームは、ベース(39)に取り付けられている。一つの開示の実施例では、フレームはベースと一体成形されている。別の実施例では、フレームが調節自在に取り付けられ、ベースに関して横方向及び長手方向の両方向に移動できる。フレームをベースに正確に固定するためのフック−ペグ(237、238)整合手段もまた設けられている。爪先キャップ(24)及びヒールカウンター(41)がベースから上方に突出しており、アッパーの支持を助ける。カフ(23)はヒールカウンターに枢動自在に取り付けられており、カフをスケーターの足の周りに締めつけるためのストラップ(228)を含む。更に、速度制御装置(33)が開示されており、この装置は、レバー(59)の移動に応じてホイールを接触する摩擦プレート(61)を含む。

Description

【発明の詳細な説明】 インラインローラースケート 発明の分野 本発明は、全体として、スケーターの足を固定的に保持し且つ支持するための インラインローラースケートブーツに関し、更に詳細には、スケーターの足の周 りの剛性材料を減少する特別のブーツ構造を持つインラインローラースケートブ ーツに関する。 発明の背景 インラインローラースケートブーツは、ブーツアッパー、インソール、及びベ ースを有し、これらは全て、複数のホイールを支持するフレームに取り付けられ ている。ホイールは、一方が他方の後方に直列に配置されており、長手方向に延 びる共通の回転平面内で回転自在である。ブーツアッパーは、着用者の足及び足 首の周りにフィットするように形成されており、靴紐、バックル、ストラップ、 及び/又は他の固定装置、べろ、及び/又は爪先キャップを有し、これらは全て スケーターの足に支持を提供する。インラインローラースケートの下フレームは 、剛性の構造、即ちブーツアッパー及びインラインローラースケートホイールを 支持する下キャリッジを構成する。 インラインローラースケートから最適の性能を引き出すためには、インライン ローラースケートを実質的に垂直な姿勢に維持することが重要である。これに関 し、インラインローラースケートのブーツアッパーは、支持及び快適性を提供す るという競合する目的を果たす。ブーツアッパーの快適性は、必ずしも高度の支 持と関連していない。換言すると、剛性の支持構造をブーツアッパーに組み込む と、剛性及び容積が大きくなり、インラインローラースケートに伝わる温暖な気 候環境を考えると、スケートを重く、暑く、不快なものにしがちである。支持よ りも快適性を優先すると、足首及び他の部分に酷い怪我をする可能性があるため 、従来、インラインローラースケートブーツアッパーで適正な支持を提供するこ とが第1の設計基準であった。 多くの場合、ブーツアッパーは、ベースを含む成形プラスチックシェルでつく られており、このプラスチックシェルは、通常は、剛性の通気性のない材料であ る。シェルのプラスチック材料は、一般的には、ブーツアッパーの外構造を形成 し、着用者の足首に任意の必要な支持を提供する。プラスチックシェルが剛性で あるため、スポンジゴム又は他の同様の材料でできた別体の軟質の内ライナがプ ラスチックシェル内に設けられ、僅かな快適性を使用者に提供する。かくして、 ライナは、この種の構造では、足を快適にするための適当なパッドを提供する上 で非常に重要である。剛性プラスチックシェルと組み合わせたこのような軟質の 材料は良好な断熱体であり、熱や空気を使用者の足から容易には逃がさないため 、ブーツアッパーが暑くなる。 横方向安定性を提供するため、従来のアルペンスキー用ブーツの設計がインラ インローラースケートに容易に適用された。これらのブーツはインラインローラ ースケートに必要な支持及び耐久性を提供する。米国特許第4,351,537 号及び米国特許第5,171,033号は、両方とも、アイススケートやアルペ ンスキーといった冬期スポーツに適した剛性の射出成形ブーツの例であり、これ らをインラインローラースケートの用途について変形した。この種のブーツ設計 は、寒冷な気候での運動に適しているが、このブーツアッパーは、インラインロ ーラースケートのような温暖な気候での運動に使用すると、暑く不快である。 更に、アルペンスキー用のブーツは、比較的剛性であり且つ変形しないように 設計されているため、或る程度撓む方が有利なインラインローラースケートには 容易に適用できない。これに関し、多くの場合、追加のパッドをインラインロー ラースケートブーツのライナに加えて快適性を改善し、単一の剛性シェルを種々 の足に適用できるようにする。しかしながら、追加のパッドは、スケート及びス ケート面の感覚が着用者に伝わり難くするため、スケーターは、スケートを制御 し難くなる。更に、追加のパッドを加えると、スケーターの踵がブーツアッパー 内で上下に移動し易くなり、そのため、ブーツ内でのスケーターの足の動きのた め、制御が困難になる。 米国特許第5,171,033号には、「障害のない主通気ポート」をブーツ アッパーの剛性の合成外シェルに設けることによって、空気をスケーターの足の 周りで循環させることによって、硬質プラスチック製外シェルと関連した熱を幾 分なくすことができるという提案がある。この特許は、快適性に関する問題点を 解決しようとするものであるが、開示のブーツアッパーは、硬質プラスチック製 外シェル及び軟質の内ライナを含む二つの部品で形成されている。温暖な気候条 件では、ブーツは、過度の熱が発生し、汗が溜まるため、従来のウォーキングシ ューズやランニングシューズと比べて快適でない。その結果、スケーターは、多 くの場合、暑い、じめじめした、及び快適でないと感じる。 射出成形されたスキー用ブーツをインラインローラースケートに適用する上で の別の問題点は、これらのブーツは、足首を横方向で支持するための優れた横方 向剛性を提供するけれども、不必要な望ましからぬ前後の剛性もまた提供すると いうことである。スキー用ブーツは、スケーターの脚及び足の可動範囲を制限し 、従ってスケーターがその強さ及び敏捷性を一杯に使用する能力を制限するため 、スケートの性能を落としてしまう。レーサーは、軽量で可撓性であるが横方向 足首支持を提供する、高さの低いスケートを好む。現在使用されているブーツは 、高過ぎ且つ剛性が全ての方向で大き過ぎるか或いは、これとは逆に、横方向に 軟らか過ぎる。 更に、インラインローラースケートブーツのアッパーを軽量にするのが望まし い。平らな表面上でスケートを行う場合には、インラインローラースケーターは 前方に弾みを付けるため、踏み出す度毎にブーツを持ち上げなければならない。 足の全ての動きに関してブーツを上下させる必要がない(これは、前方即ち下方 への移動にスキーヤーが重力を使用するためである)、スキーの用途で非常に優 れたブーツは、インラインローラースケートに適用すると、重く且つ嵩張る。重 いブーツアッパーは疲労を呼び、スケートの楽しさを減少する。 インラインローラースケートに快適性及び適当な支持の両方を提供する別の態 様が提案されている。特定的には、米国特許第3,963,252号、米国特許 第4,418,929号、及び米国特許第5,069,462号には、スケータ ーが従来のウォーキングシューズを着用できるようにする、プラットホームを含 むローラースケートのフレームが示してある。従来のウォーキングシューズは、 一般的には、金属製構造でできた一連の支持体に挿入される。これらのスケート は、従来のインラインローラースケートの剛性プラスチック製外シェル及び内ラ イナに代わる靴及びフレームの設計を提供する。しかしながら、このような設計 では、これらの設計の調節自在の支持体が多くの大きさ及び形状の靴に適合する のに必要とされるけれども、これらの支持体は、嵩張り且つ快適でないというこ とについて大きな問題点が存在する。更に、スケートが適合する靴の種類が限ら れており、及びかくして、スケートを適正に使用するために、スケーターが適正 な種類の靴を持っている必要がある。 インラインローラースケートは、従来のローラースケートよりも速度が出るた め、速度制御システムを設ける必要がある。速度制御についての従来の解決策は 、バンパー又は摩擦パッドを少なくとも一方のスケートの前部又は後部に配置し 、スケーターが足を前方又は後方のいずれかに傾けるか或いは持ち上げることに よって、バンパーをスケート面と接触させることである。従って、スケーターは 、所望の速度まで減速するまでバンパーを引きずる。このシステムは、ホイール が 側方に並んだホイール対を支持ベースとして使用する対ホイール型ローラースケ ートについては満足のいく結果が得られたが、インラインローラースケートの狭 幅の横方向支持ベースでは、この制動操作は困難である。従って、この種類の抵 抗力制動を使用したインラインローラースケートの速度制御には、これを適正に 行う高度の技術及び協調が必要とされる。高速になると、スケーターは、スケー ト面と接触させるためにバンパーを適正に位置決めするのに、一方の足に体重を 載せたり抜重するのが困難となる。 米国特許第5,067,736号は、インラインローラースケートで使用する ように適合させた従来のブレーキを示す。パッドは、インラインローラースケー トの下フレーム部分に固定的に取り付けられたブレーキハウジングに収容されて いる。他の特許、特定的には、米国特許第5,052,701号及び米国特許第 5,028,058号には、インラインローラースケートの後部に取り付けられ た種々の形体の同様のブレーキパッドが開示されている。しかしながら、これら の設計の全てにおいて、スケーターは、適正に制動を加えるために、少なくとも 一方の足を操作する即ち再位置決めする必要がある。 摩擦プレート又は摩擦パッドをインラインローラースケートのホイールに設け る幾つかの変形例の制動方法が提案されている。米国特許第5,171,032 号には、一つ又はそれ以上のプレートをインラインローラースケートのホイール に水平方向に押し付けることによる制動方法が提案されている。プレートは、手 動式制御装置80によって作動され、ブレーキパッド40をインラインローラー スケートのホイール98に向かって実質的に水平方向に移動させる。 インラインローラースケートで使用される制動装置は、使用者がスケートを不 動の物体と接触させることによって、制動システムに加えられる損傷をできるだ け小さくするように形成されていなければならない。更に、ゴミがブレーキに入 ってブレーキが故障することによって、スケーターが速度を制御できないように なることがないように設計しなければならない。更に重要なことには、スケート 中にブレーキがホイールに不時に引っ掛かることがないように設計しなければな らない。かくして、ブレーキの可動部品をゴミが入ったり又は打撃が加わわった りしないように保護するため、制動装置をインラインローラースケートの下フレ ーム部分内に位置決めすることが重要である。 インラインスケートについての従来の設計に関する別の問題点には、ホイール を摩耗時に迅速に且つ容易に交換できる必要性が含まれる。最も最新式のシステ ムは、ホイールを交換するために、下フレーム部分又はホイール−取り付けアク スルアッセンブリのいずれかを完全に分解することを必要とする。これに関し、 インラインホイールを容易に交換する方法が必要であると長い間考えられてきた 。 本発明のブーツ及びライナは、従来のスケートブーツに固有の欠点及び制限を なくすために開発された。本発明のブーツは、支持及び快適性が高く、従って、 その構造、及びブーツアッパーの軟質の部分と種々の支持構造との間の相互作用 により、制御を良好に行うことができる。 発明の概要 本発明によれば、ベース及び足首支持カフを含む快適な軟質で可撓性の通気性 を持つ靴部分を持つインラインローラースケートが提供される。靴部分は、必要 とされる支持をスケーターの足に提供する、巧みに配置された剛性及び半剛性の 構造を備えている。この構造は、軟質で可撓性の通気性を持つ靴部分と一体の、 又は靴の軟質のアッパー部分に連結されるようにベース部分に取り付けられたヒ ールカウンターを有する。更に、本発明の好ましい実施例には、内部又は外部の ヒールカウンターにヒンジ連結された足首支持カフが含まれる。足の土踏まず、 踵、及び親指の付け根の支持体もまた靴部分内に、特定的には、ベース部分に設 けられており、インラインローラースケートの支持及び快適性を改善する。 足首支持カフは、足首支持カフをベース部分に関して横方向及び長手方向の両 方向に調節するため、ヒールカウンターに調節自在に取り付けられている。ベー ス部分には、共通の回転平面内で回転自在の複数のホイールを支持する下フレー ム部分に取り付けるための手段が設けられているのがよい。ベースを下フレーム 部分に取り付けるための取り付け手段により、上靴部分を下フレーム部分に関し て横方向及び長手方向の両方向に移動させることができる。変形例では、ベース 及び下フレーム部分は、単一の成形ユニットであるのがよい。 本発明は、インラインホイールの少なくとも一つ、好ましくは二つの上方に圧 力プレートが設けられた、速度制御装置を更に有する。圧力プレートは、インラ インホイールから遠ざかる方向にほぼ垂直方向に押圧されている。速度制御装置 を作動させると、圧力プレートは、少なくとも一つのインラインホイールと接触 するまで実質的に下方に押圧される。速度制御装置の作動は、レバーを使用して 、又は変形例ではケーブル作動手段によって行うことができる。 更に、本発明のフレーム部分には、インラインホイールを摩耗時又は損傷時に 迅速に外して交換するための手段が設けられている。 本発明は、空気及び熱を直接通すことができる軟質で可撓性の通気性材料で上 靴部分の大部分を形成するが、それでも使用者の足を適正に支持するという点で 、従来技術の教示とは区別される。支持は、使用者の足首及び踵のような幾つか の重要な領域で剛性材料を使用することによって提供される。更に、幾つかの支 持部分では、半剛性材料を使用できる。詳細に述べると、本発明の上靴部分は、 剛性又は半剛性のベース部分及び足首支持カフと組み合わせた軟質で可撓性の通 気性の靴材料からなる。その結果、上靴部分の本体はスケーターが快適に着用で きるものであり、上靴部分のベース部分及び足首支持カフは、スケーターがイン ラインローラースケートのホイールを、スケート中に、ローラーの表面上で垂直 方向に配向された状態に容易に維持できるようにするのに必要な支持を提供する 。 本発明に関し、「剛性」という用語は、曲げ及び撓みに対する抵抗が非常に大 きいプラスチック材料を意味し、これに対し、「半剛性」という用語は、大きな 変形力に抵抗できるが、使用中に遭遇する通常の力よりも幾分大きい力によって 曲げることができ、即ち一時的に変形させることができる材料を意味する。「熱 成形可能な」という用語は、剛性プラスチック材料及び半剛性プラスチック材料 の両方に関し、インラインローラースケートと関連した通常の温度よりも高い温 度で適当に可撓性である且つ成形可能になるということを意味する。 一般的には、従来は「剛性」材料を使用することによって達成された支持を失 うことなく大きな快適性を提供するため、インラインローラースケートで、熱成 形可能な「剛性」プラスチック材料及び「半剛性」プラスチック材料を、軟質で 可撓性の通気性の材料と組み合わせて使用する。かくして、「剛性」及び「半剛 性」という用語は、インラインローラースケートで使用された材料の種類又は硬 さばかりでなく、材料の厚さにも関係するということは理解されよう。同様に、 「非剛性」、「軟質」、及び「可撓性」という用語は、特定の柔軟性を持ち、剛 性又は半剛性の材料と比較したとき、スケーターの足と隣接して置いたとき、ス ケーターに更に大きな快適性を「与える」、種々の密度の皮革、布、又はメッシ ュ織物のような材料を説明する。「通気性」という用語は、空気が容易に通過で きる材料に関する。この材料は、空気を実質的に通さない、又は空気を循環させ るための通気ポートが設けられた剛性又は半剛性の成形プラスチック材料とは区 別される。 本発明の他の特徴には、インラインローラースケートのベース部分を下フレー ムに取り付けるための取り付け手段が含まれる。取り付け手段は、下フレームに 関するブーツアッパーの横方向及び長手方向の調節を補償し、組み立て中にブー ツアッパーと下フレームとを適正に整合するためのペグ及びフックを含む。変形 例では、ベース部分及び下フックは、単一の成形ユニットであるのがよい。 本発明の変形例として、スケートは第1及び第2の横方向スロット及び第1及 び第2のベースファスナを持つベースを含む。第1ベースファスナは、第1長手 方向スロット内で摺動自在であり、第2ベースファスナは、第2長手方向スロッ ト内で摺動自在である。フレームは、第1及び第2の横方向スロット及びこれら のスロット内に夫々摺動自在に係合した第1及び第2のフレームファスナを有す る。第1及び第2のフレームファスナは、第1及び第2のベースファスナと夫々 係合する。 好ましくは、この変形例の第1及び第2の長手方向スロットの各々は、狭幅の スロット部分及び狭幅のスロット部分よりも幅が広い広幅のスロット部分を含む 。狭幅のスロット部分は、広幅のスロット部分の下で中心決めされている。第1 及び第2のベースファスナは、第1及び第2の長手方向スロットの広幅のスロッ ト部分内に夫々非回転的に係合したヘッド部分を有する。 図面の簡単な説明 本発明の上述の特徴及びこれらの特徴と関連した利点の多くは、以下の詳細な 説明を添付図面と関連して参照することによって更によく理解されるであろう。 第1図は、本発明の下フレーム部分に取り付けられた軟質で可撓性の通気性を 持つ靴部分及び半剛性の足首支持カフを示す、本発明の一実施例の斜視図であり 、 第2A図は、リップ支持体及びヒールカウンターを示す、本発明のベース部分 の一実施例の斜視図であり、 第2B図は、変形例の爪先部分を示す、本発明のベース部分の別の実施例の斜 視図であり、 第3A図は、ヒールカウンター、持ち上がった支持リップ、及びフレーム取り 付け手段を含む、第2A図の本発明のベース部分の側断面図であり、 第3B図は、ヒールカウンター、爪先部分、及びフレーム取り付け手段を含む 、第2B図のベース部分の側断面図であり、 第4図は、足首支持カフ、足首支持カフ傾斜手段(これは断面で示す)、及び 足首支持カフの種々の長手方向傾斜位置を示す本発明の側面図であり、 第5図は、足首支持カフ及び足首支持カフ調節手段(これは断面で示す)、及 び足首支持カフの種々の横方向傾斜位置を示す本発明の背面図であり、 第6図は、足首支持カフ調節手段の側断面図であり、 第7図は、足首支持カフ調節手段の概略平面図であり、 第8図は、速度制御装置を含む本発明の下フレーム部分の概略側面図であり、 第9図及び第10図は、本発明に従って製作された速度制御手段を非制動位置 及び制動位置の夫々で示す概略部分側面図であり、 第11図及び第12図は、速度制御手段用のケーブル作動手段を示す、本発明 の速度制御手段の第2実施例の概略部分側面図であり、 第13図は、本発明の一実施例の下フレーム部分の分解斜視図であり、 第14図は、インラインローラースケートの四つのインラインホイールのうち の三つに制動を加える、本発明の速度制御手段の変形例の概略側面図であり、 第15図は、インラインローラースケートの全てのインラインホイールに制動 を加える、本発明の速度制御手段の別の変形例の概略側面図であり、 第16A図は、軟質で可撓性の通気性を持つ靴部分、外靴紐カバー、及び半剛 性の足首支持カフ及び下フレーム部分に取り付けられた固定ストラップを示す、 本発明の一実施例の前方から見た斜視図であり、 第16B図は、単一の射出成形ユニットとして組み合わせたベース部分及び下 フレーム部分を持つ変形例を示す本発明の部分斜視図であり、 第17図は、ヒールカウンター及び足首支持カフを示す上靴部分の後部の断面 図であり、 第18図は、ブレーキ及び第2ストラップの両方を示す、本発明のインライン スケートの別の好ましい実施例の斜視図であり、 第19図は、スケートのベースをフレームに取り付けるための手段の一実施例 の斜視図であり、 第20図は、本発明のベース/フレーム位置調節構造の斜視図であり、 第21図は、第20図の構造の部分分解斜視図であり、 第22図は、第20図に示す構造の一部の断面図であり、 第23図は、第20図に示すベースの底面図であり、 第24図は、本発明の変形例のブーツの斜視図であり、 第25図は、フレーム及びホイールを含む第24図に示すブーツの側面図であ り、 第26図は、本発明によるブーツの別の変形例の斜視図であり、 第27図は、第26図に示すブーツの一部の断面図である。 第28図は、アッパーの軟質部分を取り除いた、第26図のブーツの斜視図で ある。 好ましい実施例の詳細な説明 第1図を参照すると、本発明に従って製作されたインラインローラースケート 21が開示されている。インラインローラースケート21は、軟質で可撓性の通 気性を持つ靴部分22を有し、この部分は、好ましくは、一般的にランニングシ ューズで使用されている種類の通気性材料でつくられている。皮革又は皮革様の 人工材料を使用でき、同様に布織物材料及びメッシュ織物材料を使用できる。本 発明では、スケーターの足に対する主要な物理的支持が、以下に説明する外足首 支持カフ23及びベース部分39を含む、巧みに位置決めされた支持部材によっ て提供されるため、靴部分22を構成するのに使用された材料は、快適性、通気 性、及びスケーターの足を冷やすための熱伝導性について選択される。本発明を 説明する目的で、靴部分22、ベース部分39、及び足首支持カフ23が、一緒 に、全上靴部分と呼ばれる形体を形成する。 本発明のインラインローラースケート21は、ベース部分39、ヒールカウン ター41、軟質で可撓性で通気性を持つ靴部分22を含み、この靴部分は、一実 施例では、剛性又は半剛性の爪先部分24、及び従来の固定ストラップ26を持 つ足首支持カフ23を含む。好ましい実施例を以下に詳細に説明するが、靴部分 22は、爪先部分24及びヒールカウンター41の両方を一体に含むことができ るということは理解されよう。ヒールカウンター41及び/又は爪先部分24は 、靴部分22の外部に積層されていてもよいし、靴部分22内に一体に含まれて いてもよい。変形例では、ヒールカウンター41及び/又は爪先部分24が、両 方ともベース部分39の一体の部品であってもよいし、これらの一方又は他方が ベース部分39に取り付けられていてもよく、この際、取り付けられなかった方 は靴部分22に取り付けられる。ヒールカウンター41及び爪先部分24を構成 する材料は、インラインローラースケート21の所期の使用及び支持の所望の程 度に応じて、剛性材料であってもよいし、半剛性材料であってもよい。 インラインローラースケート21は、従来の固定ストラップ26を持つ外足首 支持カフ23を更に有する。足首支持カフ23は、ヒールカウンター41にヒン ジで取り付けられた状態で示してある。足首支持カフ23は、剛性材料でつくら れていようと半剛性材料でつくられていようと、軟質で可撓性の通気性を持つ靴 部分22の一体の部品であるのがよく、本発明の好ましい実施例では、足首支持 カフ23は、ヒールカウンター41の内側にヒンジ連結されている。足首支持カ フ23は、変形例では、ヒールカウンター41の外側に取り付けられていてもよ い。更に、ヒールカウンター41は、それ自体が軟質のブーツの一体の部品であ ってもよく、或いは軟質のブーツに結合された外カウンターの一体の部品であっ てもよいということは理解されよう。足首支持カフ23は、長手方向傾斜手段2 5及び横方向傾斜手段27の両方を有し、これらの手段を以下に詳細に説明する 。 第1図には、外靴紐カバー29が示してあり、このカバーは、靴紐及び靴の内 部に容易に近付くことができるように靴紐カバーを前方に枢動できるように、軟 質で可撓性の通気性を持つ靴部分22にそのベース26のところで一体に連結さ れている。更に第16A図を参照すると、従来の靴紐28が靴紐カバー29の内 側に設けられている。靴紐28がスケーターの足に直接当たらないようにするた め、内べろ29aが設けられている。 更に、第1図には、代表的には射出成形したプラスチック又は金属でできた下 フレーム部分31及び速度制御装置33が示してあり、これを以下に詳細に説明 する。下フレーム部分31は、変形例では、ガラス繊維及びエポキシ樹脂又はグ ラファイト及びエポキシ樹脂で作ることができる。複数のインラインホイール3 5がアクスル手段36に取り付けられており、これもまた以下に詳細に説明する 。インラインホイール35は、共通の長手方向平面内で回転するように取り付け られている。アクスル手段36は、ホイール35を摩耗時に容易に交換即ち相互 交換できる方法で、下フレーム部分31の上方に延びるノッチ37に装着した状 態で示してある。ノッチ37は、本発明を説明する目的で示してあるが、インラ インホイール35の回転軸線の垂直方向位置を変えることができる取り付け方法 を含む、インラインホイール35の種々の取り付け方法を使用できるということ は理解されよう。 第2A図及び第3A図は、本発明に従って製作されたベース部分39を示す。 ベース部分39は、比較的簡単なフラットソールであってもよいし、支持体及び 取り付け手段を含む比較的複雑な賦形ソールであってもよい。本発明を説明する 目的のため、ベース部分39をその比較的複雑な形体で説明する。以下に説明す る支持体及び取り付け体が全て、本発明の全ての実施例に含まれている必要はな い。第2A図及び第3A図を参照すると、ベース部分39aは、ソールブーツ4 0、スケーターの踵の背部をぴったりと受け入れるための一体に連結されたヒー ルカウンター41、及びスケーターの足の親指の付け根の領域でベース部分 39の側部に設けられた持ち上がった支持リップ43を含む。好ましい実施例で は、ソール部分40は上面及び下面を有する。ソール部分40の上部分は、圧力 を足の底部に沿って均等に分布させるように、型成形又は以下に説明する他の周 知の技術で使用者の足に解剖学的にフィットすることができる。ヒールカウンタ ー41及び持ち上がった支持リップ43は、スケーターがインラインローラース ケートをほぼ垂直な姿勢に維持するのを助ける支持体を構成する。ソール部分4 0の下部分は、上靴部分と下フレーム部分が別々のユニットである場合、上靴部 分を下フレーム部分上に取り付けるための界面を構成する。本発明では、上靴部 分の大部分が軟質で可撓性の通気性を持つ材料で形成されているため、ベース部 分及び主に足首支持カフ23を含む他の支持体が、スケーターの足に必要とされ る支持及び安定性のほぼ全てを提供する。 ベース部分39のソール部分40は、土踏まず支持体45、踵支持体47、及 び親指付け根支持体49を含むのがよい。これらの支持体45、47、及び49 は、ベース部分39を使用者の足に合わせて賦形し、これらの支持体は、好まし くは、ベース部分39のソール部分40に一体に取り付けられた熱成形可能なプ ラスチックでつくられている。熱成形可能なプラスチックが使用されているため 、スケーターは、熱成形可能なプラスチック製支持体45、47、及び49を、 ヘアドライヤーのような従来の手段で、これらの支持体が可撓性になるのに十分 な温度まで加熱できる。この場合、足を入れて熱成形可能なプラスチックを冷却 し、スケーターの足と形態が一致する所定の形状で硬化させることによって、ベ ース部分39をスケーターの足に解剖学的にフィットさせることができる。プラ スチック製支持体45、47、及び49は、スケートの設計基準及びベース部分 39内に含まれる取り付け手段の形態に応じて、所望の通りに又は必要とされる 通りに設けることができる。 ヒールカウンター41及び持ち上がった支持リップ43もまた、熱成形可能な プラスチックでつくることができる。支持体45、47、及び49と同様に、ヒ ールカウンター41及び持ち上がった支持リップ43を、従来の高温空気熱源を 使用して使用者の足に解剖学的にフィットさせることができる。かくして、本発 明のベース部分39を使用者の足とフィットするように形成でき、これによって 、上靴部分内でのスケーターの足の望ましからぬ移動を阻止すると同時に、上靴 部分の全体としての快適性を改善する。 第2A図及び第3A図には、ヒールカウンター41がベース部分39と一体の 部品として示してあるが、本発明の他の実施例ではヒールカウンター41を軟質 の靴部分22に一体に取り付けてもよく、この場合、ベース部分39は、主にソ ール部分40からなる。変形例では、ベース部分39に追加のヒールカウンター 部分を設け、靴部分22及び一体のヒールカウンター41をこれに周知の方法で 積層する。 第2A図及び第3A図を再び参照する。ベース部分39のソール部分40は、 一対の前取り付け手段51a及びこれと同じ少なくとも一つの後取り付け手段5 1bを持つように示してある。取り付け手段51a及び51bにより、上靴部分 を下フレーム部分31に、上靴部分が下フレーム31に関して横方向及び長手方 向の両方向に使用者の所望の通りに移動できるように、取り付けることができる 。特定的には、取り付け手段51a及び51bは、ねじ穴54aが設けられたプ レート53を各々有し、ねじ穴54aは、相補的ねじファスナ54b(第3図参 照)を受け入れるようになっており、このファスナは、下フレーム部分31の一 部を上方に貫通するような大きさを持っている。各プレート53は、ファスナ5 4bをねじ穴54a内で緩めたときに、プレート53がキャビティ54c内で横 方向及び長手方向の両方向に移動できるように、ソール部分40に形成された拡 大キャビティ54cに取り付けられている。スケーターが上靴部分の位置を下フ レーム部分31に関してその所望の位置に調節したとき、ファスナ54bを締 めて上靴部分を所定位置に保持する。上靴部分は、下フレーム部分31に関して 横方向及び長手方向で調節自在であるのが好ましいけれども、リベットのような 従来のファスニング手段を使用してベース部分39を下フレーム部分31に永久 的に固定できるということは理解されよう。更に、ベース部分39及び下フレー ム部分31を第16B図に示すような単一の射出成形ユニットに一体に組み合わ せることもできる。この実施例は、上靴部分を下フレーム部分31に関して調節 できないが、上靴部分と下フレーム部分31との間に大きな所望の剛性及び強度 を提供できる。 第2B図及び第3B図を参照すると、これらの図には、持ち上がった支持リッ プ43を備えていないが爪先部分24を含む、本発明のベース部分39aの変形 例の形態が開示してある。この実施例では、爪先部分24が追加の積層面を構成 し、靴部分22に支持及び強度を加えるように、軟質で可撓性の通気性を持つ靴 部分22をベース部分39に積層するのがよい。更に、爪先部分24を、上文中 に説明したリップ43の支持機能を提供するのに十分なだけ後方に延長すること ができる。丈夫な半剛性の爪先部分24は、靴部分22を構成する軟質で可撓性 の材料が、爪先を引きずることによって、又はインラインローラースケート21 の爪先が道路表面又は他の物体とぶつかったり擦り付けられたりすることによっ て損傷しないように保護する。 第4図及び第5図は、本発明に従って製作された足首支持カフ23を示す。足 首支持カフ23は、横方向支持孔55及び長手方向支持孔56(これらの孔は第 2A図及び第2B図に示してある)を通して以下に説明する方法でヒールカウン ター41に固定されている。一実施例では、足首支持カフ23をヒールカウンタ ー41にしっかりと固定し、ベース部分39及び下フレーム部分31に関する足 首支持カフ23の撓みを非常に大きく制限することができる。この態様では、イ ンラインローラースケートは実質的に剛性のユニットとなり、長手方向及び横方 向に調節しろを持たず、足首支持カフ23、ヒールカウンター41、及びベース 部分39を構成する材料が撓むことによってつくりだされる可撓性の範囲内でし か撓むことができない。可撓性を制御する手段として、足首支持カフ23の製造 に使用される材料を、非常に剛性の性質から柔軟な性質までの範囲の可撓性につ いて選択できるが、この材料は、半剛性材料である。 変形例では、足首支持カフ23を横方向支持孔55を通してヒールカウンター 41にヒンジ取り付けすることができ、かくして、足首支持カフ23を前後に枢 動させることができる。上文中に論じたように、ヒールカウンター41は、ベー ス部分39の一体の部品であってもよいし、靴部分22の一体の部品であっても よい。カフをヒンジ取り付けすることにより、スケーターは足首を前後に容易に 曲げることができる。この際、横方向にはかなりの剛性がある。本発明の更に別 の実施例では、足首支持カフ23は、以下に更に詳細に説明するように、長手方 向(第4図参照)及び横方向(第5図参照)の両方向で調節自在である。 足首支持カフ23は、ベース部分39及びヒールカウンター41と協働してス ケーターの足首及び足を支持し、スケーターが実質的に直立した足首位置を維持 するのを助ける。足首支持カフ23は、好ましくは、半剛性プラスチック製であ り、ベース部分の支持体45、47、及び49に関して上文中に説明した熱成形 可能なプラスチックと同様の熱成形可能なプラスチックで製作できる。ベース部 分39の熱成形可能なプラスチックにおけるのと同様に、熱成形可能なプラスチ ック製の足首支持カフ23もまた高温の空気で加熱でき、良好にフィットするよ うに形成できる。 インラインローラースケートを行うには、インラインローラースケートをほぼ 垂直な姿勢に維持するために、実質的な靴の支持、及びスケーターの強さ、機敏 さ、及び筋肉の協調が必要とされる。 以上説明した本発明の種々の支持構成要素には、足首支持カフ23、ヒールカ ウンター41、及びベース部分39が含まれ、必要な支持を提供し、かくして、 インラインローラースケートの快適性を高めるため、軟質で可撓性の通気性を持 つ靴部分22を皮革、メッシュ織物、等の材料でつくることができる。本発明で は、剛性の成形ブーツでなく、主に、巧みに配置された支持構造で足を支持する 、快適で冷却されたインラインローラースケートを提供するという目的を達成す るため、ランニングシューズで一般的に使用されている、快適性を提供し且つ使 用者の足の周りで空気を循環させることによって熱を放散させる周知の材料のう ちの任意の材料を使用できるということは理解されよう。 本発明の足首支持カフ32は、横方向及び長手方向の傾斜を調節する傾斜シス テムを有する。一般的には、傾斜システムの好ましい実施例は、二つの可動部品 からなり、これらの部品の各々は、足首支持カフ23又はヒールカウンター41 と夫々関連しており、これらを互いに固定的に係止することができる。以下に説 明するように、足首支持カフを長手方向又は横方向に傾けようとするスケーター は、長手方向傾斜手段25又は横方向傾斜手段27を緩め、二つの部品を互いに 関して移動し、足首支持カフ23をスケーターの選択に従って位置決めする。横 方向傾斜手段27は、足首支持カフ23の内側又は外側のいずれかに配置できる ということは当業者には容易に理解されよう。第4図の仮想線は、支持カフ23 を長手方向に傾斜させた種々の位置で示し、第5図の仮想線は、足首支持カフ2 3をスケーターの所望の通りに横方向に傾斜させた種々の位置で示す。 第1図乃至第16A図からわかるように、軟質で可撓性の通気性を持つ靴部分 22は、実質的にスケーターの足を取り囲んでおり、足首支持カフ23の上方に 延びている。靴部分22の足首支持カフ23の上方の延長部は、半剛性の足首支 持カフ23の上部分がスケーターの足首又はふくらはぎに不快に押し付けられな いようにする。同様に、一体のべろ29aもまた足首支持カフ23の上方に延び ており、長手方向前方への大きな力を足首支持カフ23及び固定ストラップ26 に加えたときに足首支持カフ23がスケーターの脛に押し付けられないようにす る。 次に、第6図及び第7図を参照し、本発明の長手方向傾斜機構及び横方向傾斜 機構を詳細に開示する。好ましい実施例では、傾斜機構は、雌ねじバレル103 がヒールカウンター41のスロット117内に延びるようにヒールカウンター4 1に又はヒールカウンター内に取り付けられたキャップナット101を含む。ヒ ールカウンター41の外面には、スロット117と隣接した領域で、複数の表面 溝109が設けられ、これらの溝は、スロットの一方の側の溝が反対側の溝に対 して角度をなし、矢羽根形体を形成するように、スロットの両側に配置されてい る。足首支持カフ23は、雌ねじバレル103と隣接してこのバレルの外側に開 口部を有し、この開口部には、表面溝109と係合する大きさ及び形体の表面溝 113を持つプラグ111が挿入される。プラグ111は中央開口部112を有 し、この開口部には、キャップナット101の雌ねじバレル103と係合するね じ山を備えたキャップねじ114が挿入される。キャップねじ114をキャップ ナット101に対して締め付けると、ヒールカウンター41及びプラグ111に 設けられた協働溝109及び113の夫々が互いに係合して足首支持カフ23の 部分をベース部分39に関して固定するということは理解されよう。キャップね じ114を緩めると、溝109と113とが外れ、キャップナット101をスロ ット117内で移動でき、足首支持カフ23をベース部分39に対して傾斜させ ることができる。 第8図を参照すると、この図には、本発明の下フレーム部分31の一実施例が 示してある。下フレーム部分31は、フレームレール57bを有し、このフレー ムレールには、好ましくは、インラインホイール35を容易に交換できるように アクスル手段36を保持するノッチ37(第1図参照)が設けられている。本発 明を説明する目的でノッチ37を示したが、複数のインラインホイール35の回 転軸線を垂直方向に調節できる取り付け方法を含む、インラインホイール35を 取り付けるための種々の方法を使用できるということは理解されよう。インライ ンホイール35は、共通の長手方向回転平面内で回転自在であるように取り付け られる。下フレーム部分31は、作動レバー59を持つブレーキ即ち速度制御装 置33を更に有する。使用に当たっては、スケーターは手を下に伸ばして作動レ バー59を上方に引っ張り、賦形速度制御プレート61をインラインホイール3 5に押し付ける。変形例では、使用に当たり、作動レバー59を下に押すことに よって速度制御プレート61がインラインホイール35に押し付けられるように 作動レバー59を構成することができるということは当業者には理解されよう。 この機構を以下に更に詳細に論じる。本発明の好ましい実施例では、賦形速度制 御プレート61は、インラインローラースケートの少なくとも二つのホイール、 代表的には、後側の二つのホイールと接触する。しかしながら、賦形速度制御プ レート61は、下フレーム部分31に取り付けられたインラインホイール35の うちの少なくとも一つのインラインホイール35と接触してもよいし、全てのイ ンラインホイール35と接触してもよいということは、当業者には容易に理解さ れよう。 第9図及び第10図は、第8図の速度制御手段33の不作動時及び作動時即ち 制動位置の夫々の断面図である。賦形速度制御プレート61は、垂直シャフト6 2上で、実質的に垂直方向に、インラインホイール35に向かって及びこれから 遠ざかるように移動できる。押圧ばね63は、賦形速度制御プレート61をイン ラインホイール35から遠ざかる方向に押圧するように作用する。押圧ばね63 を越える力を作動レバー59に加えると、賦形速度制御プレート61が下方に移 動してインラインホイール35と接触する。速度制御プレート61とインライン ホイール35との間の接触により、インラインホイール35に抵抗力を加えるの に十分な摩擦が発生し、かくしてホイールの回転を緩め又は停止し、これに よって、スケートの速度を制御する。作動レバー59に加える力を加減すること によって、インラインホイール35に作用する抵抗力を変化させる。坂を下りる 場合などでは、選択された力を加えても速度は低下するが必ずしもインラインホ イール35を停止せず、これによって、スケーターの速度を制御できる。賦形速 度制御プレート61は、プラスチックやアルミニウムのような金属を含む任意の 適当な材料でつくることができる。 次に、第13図を参照する。この図には、速度制御装置を含む本発明の下フレ ーム部分31の分解図が示してある。賦形速度制御プレート61は、上取り付け ブラケット65と下取り付けブラケット67との間に位置決めされた状態で示し てある。取り付けブラケット65及び67は、機械ねじ69のような適当なファ スニング手段を使用してフレームレール57aと57bとの間に固定的に取り付 けられている。賦形速度制御プレート61は、取り付けブラケット65及び67 内で第9図及び第11図に示す最も上側の位置から第10図及び第12図に示す 賦形速度制御プレート61がインラインホイール35と接触する最も下側の位置 まで実質的に垂直方向に移動自在である。 作動レバー59は、支点ピン73を中心として枢動自在に取り付けられており 、支点ピン73は、ファスナ69でフレームレール57aと57bとの間に取り 付けられており、作動レバー59は、更に、その内端部が圧力プレート71に取 り付けられている。従って、作動レバー59を持ち上げると、圧力プレート71 に圧力が下方に加えられる。賦形速度制御プレート61に直接連結された圧力プ レート71は、賦形速度制御プレート61を下取り付けブラケット67に向かっ て下方に移動する。この下方への移動により、賦形速度制御プレート61がイン ラインホイール35と接触する。賦形速度制御プレート61の下方への移動は、 先ず最初に、及び好ましくは、インラインホイール35との接触によって制限さ れる。しかしながら、賦形速度制御プレート61が下方へ移動し続けると、圧力 プ レート71が上取り付けブラケット65と接触する前に及び賦形速度制御プレー ト61の下部分66が下取り付けブラケット67と接触する前に、押圧ばね63 が、最終的には、完全に壊れてしまう。 第11図及び第12図は、作動レバー59をケーブル75に代えた本発明の第 2実施例を示す。押圧ばね63は、この実施例でも、賦形速度制御プレート61 をインラインホイール35から遠ざけるように押圧する。ケーブル75を上方に 引っ張ると、ケーブル圧力ハウジング77が圧力プレート71に下方への力を加 え、賦形速度制御プレート61をインラインホイール35に向かって下方に移動 させる。本発明のこの実施例では、ケーブル75は、その固定部材として、下取 り付けブラケット67を使用する。ケーブル75を短くすると、圧力プレート7 1と下取り付けブラケット67との間の距離が短くなり、これによって、賦形速 度制御プレート61を下方に押し付ける。第9図及び第10図を参照して上文中 に説明した実施例と同様に、ケーブル75は、インラインホイール35の速度を 制御する又はインラインホイールを停止するのに必要なだけ、インラインホイー ル35に力を加えることができる。ケーブル75は、スケーターの手で容易に握 ることができるスケーターの膝又はベルトのあたりまで上方に延びているのがよ く、そのため、スケーターは、必要に応じて速度制御圧力を連続的に加えること ができるということは理解されよう。スケーターがケーブルを更に容易に把持で き、圧力を加えることができるようにするため、従来の握りをケーブルに取り付 けることができる。変形例では、ケーブル又は同様の作動手段を作動レバー59 (第8図乃至第10図に示す作動レバー)に取り付けることができ、この場合、 スケーターは、ケーブルを上方に引っ張って作動レバー59の端部を上方に移動 し、賦形速度制御プレート61をインラインホイール35に押し付ける。 第13図は、インラインホイール35をフレームレール57a及び57b内に 取り付けるための従来のシステムを示す。詳細には、インラインホイール35は 、 中央開口部を持つベアリングハブ35aに取り付けられている。雌ねじを備えた キャップナット36a及びこれと協働するねじ山を備えたキャップねじ36bか らなるアクスル36は、インラインホイール35の両側に設けられたフレームレ ール57a及び57b、スペーサワッシャ36c及び36d、及びベアリングハ ブ35aの開口部を通って延びる。雌ねじを備えたキャップナット36a及びこ れと協働するねじ山を備えたキャップねじ36bは、ねじをナットに一杯にねじ 込むと、インラインホイール35が回転できる均等な直径を持つアクスルが形成 されるような大きさである。ねじ及びナットのキャップが、フレームのノッチ3 7近くでフレームレールの外面を把持する。 次に、第14図及び第15図を参照すると、これらの図には、二つ以上のイン ラインホイール35に抵抗力を加える形状の本発明の賦形速度制御プレート61 が示してある。第14図は、三つのインラインローラー35に適用される賦形速 度制御プレート61aの一実施例を示し、第15図は、賦形速度制御プレート6 1が四つのインラインローラー35に適用される一実施例を示す。従って、スケ ーターは、インラインホイール35の速度を制御する必要があるとき又はインラ インホイールを停止する必要があるとき、作動レバー59を使用してインライン ホイール35に力を上述の方法で加えることができる。変形例では、75のよう なケーブルを使用して賦形速度制御プレート61a又は61bに抵抗力を加える ことができる。取り付け構造を適当に変えることによって、賦形速度制御プレー ト61を、速度を適当に制御するため、所望の数のホイールに適用できるという ことは、当業者には容易に明らかである。図示してないけれども、本発明の作動 レバー又はケーブルのいずれかを使用し、圧力を下方に加えるための一つ以上の 速度制御装置33を、単一の賦形速度制御プレート61又は多数の賦形速度制御 プレートに、フレームレール57a及び57bに沿った一つ以上の位置に設ける こともでき、これは本発明の範疇にあるものと考えられる。 賦形速度制御プレート61がインラインホイール35の上方で実質的に収容さ れ、フレームレール57aと57bとの間に維持された本発明の好ましい実施例 には、速度制御装置33が、実質的に、石、塵埃、ガラス等のゴミから遠ざけら れるという、従来技術にない利点がある。速度制御装置がフレームレール57a 及び57b上で下方に位置決めされた場合には、こうした屑が入り込んでしまう 。 第16A図を参照すると、この図には、軟質で可撓性の通気性を持つ靴部分2 2が、第2B図及び第3B図に関して上文中に説明したように、ベース部分39 a上の所定位置に積層された、本発明の一実施例の斜視図が示してある。 上文中に論じたように、第16B図は、フレーム部分31が一体に成形された ベース部分39を示す。軟質の上靴部分は、踵及び爪先の支持領域でベース及び 靴の下側に沿って糊を付けることといった周知の方法で積層し、次いで切断でき る。 上靴部分を下フレーム部分31から分離自在にすることによって、製造費用に 関して利点が得られるが、スケートの設計によっては、ベース部分39を下フレ ーム部分に関して横方向及び長手方向の両方向で調節自在にするのが有利である 。更に、ベース部分39を下フレーム部分31と一体に成形するのが有利である 。更に特定的には、ベース部分39と下フレーム部分31との間の界面をなくす ことによって、及び二つの構成要素を互いに固定的に保持するのに使用されたフ ァスニング手段をなくすことによって、剛性に関して所定の改善を図ることがで きる。 次に、第17図を参照すると、この図には、本発明の第16A図の実施例の後 部の断面が示してあり、足首支持カフ23、軟質で可撓性の通気性を持つ靴部分 22、横方向傾斜手段27、及び外ヒールカウンター41が示してある。上文中 に論じたように、接着剤を界面48に付けて靴部分22をヒールカウンター41 及びベース部分39に結合することができる。 第18図を参照し、本発明の変形例の好ましい実施例を以下に説明する。上文 中に説明した実施例と同様に、インラインローラースケートブーツ221は、軟 質で可撓性の通気性部分222を持つブーツアッパー220を含む。通気性部分 222は、好ましくは、弾動ナイロンメッシュ(ballistlc nylon mesh)のよう な通気性材料でつくられている。通気性部分222、ベース部分239、及び足 首支持カフ223は、本明細書中、ブーツアッパー220と呼ばれるものを形成 する。 インラインローラースケートブーツ221は、ベース部分239、ヒールカウ ンター241、及び剛性又は半剛性の爪先部分224を更に有する。足首支持カ フ223は、従来技術の固定ストラップ226及び第2ストラップ228の両方 を有する。通気性部分222は、爪先部分224、ヒールカウンター241、及 び/又は足首支持カフ223を一体に備えていてもよいし、爪先部分、ヒールカ ウンター、及び/又は足首支持カフが通気性部分222の外側に積層又は取り付 けられていてもよい。 以下に更に詳細に説明しない他の詳細は、第1図乃至第17図に関して上文中 に説明したのと同様である。 更に、第18図は、外靴紐カバー229及び固定ストラップ232が示してあ る。外靴紐カバー229は、好ましくは、紐カバー229を前方に枢動すること によって靴紐及び靴の内部に容易に近付くことができるように、軟質で可撓性の 通気性部分222にそのベース230のところで一体に連結されている。固定ス トラップ232は、外足首支持カフ223の上方に延びる通気性部分222の部 分を固定する。 実質的に非弾性であるが可撓性のストラップ228がスケーターの足の甲と直 交している。ストラップ228は、好ましくは、インラインローラースケートブ ーツの反対側、好ましくはヒールカウンター241に配置されたスロット234 を使用してインラインローラースケートブーツのベース部分239に固定されて いる。ストラップ228は二つの部品を含み、これらの部品の各々は、スロット 234の一方に通してあり、ベルクロフック−ループファスニング材料320を 使用して他方に固定されている。更に、ストラップ228は、適当なファスナを 使用してヒールカウンター241にリベット止め又はねじ止めすることができ、 ストラップの二つの部品をスケーターの甲の上で張力が加わった状態で互いに固 定するため、又は単一のストラップを張力が加わった状態でヒールカウンター2 41のいずれかの側に固定するため、適当なバックル又はラチェット機構を有す る。 次に第19図を参照すると、この図には、ベース部分239及びブーツアッパ ー220を下フレーム235に取り付けるための手段の第1実施例が示してある 。下フレーム235をベース部分239と整合するため、好ましい実施例の踵に は、踵の底から下方に延び且つ踵の後部に向かって後方に延びる全体にL字形状 のフック237が設けられている。ベース部分239には、ベース部分239の 底から下方に延びる全体に円筒形のペグ238又は他の突起を有が設けられてい る。ペグ238及びフック237の両方を、ブーツの長さに亘って延びる中央軸 線240に沿って配置する。 好ましい実施例はペグ238及びフック237を含むけれども、変形例(図示 せず)は、二つのペグ、二つのフック、又はベース部分239から下方に延びる 他の突起を含む。他の変形例(図示せず)では、下フレームから上方に延びるペ グ又はフックを受け入れるようになった窪み又は穴をベース部分に設ける。更に 他の変形例(図示せず)では、下フレーム235に前ブラケット及び後ブラケッ ト(図示せず)を設け、下フレームのフレームレールをブーツアッパー220に 固定的に取り付けるようにすることができる。 インラインローラースケートブーツのベース部分239でペグ238及びフッ ク237が使用されているため、ブーツアッパー220を下フレーム235に置 いたとき、上ブーツ部分233が適正に整合する。更に、この形体により、別々 のブラケットを形成し、ベース部分239に取り付けることができ、そのため、 別の下フレームを別のブーツアッパー設計と相互交換自在に組み合わせることが できる。ブーツアッパーの設計は、ベース部分239の輪郭が実質的に一定であ る限り、取り外し自在のブラケット又は下フレームの設計を変えることなく、任 意の所望の方法で変えることができる。かくして、ロッカリング(rockering) 、ホイールブレーキ、及び数及び大きさの異なるホイールのようなオプションを 含むリンクを含む種々の寸法の下フレームを同じブーツで使用できる。換言する と、ベース部分及びブラケットが適当な形体を持つように形成されている限り、 同じブーツで種々の走行アッセンブリを使用できるのである。 次に、第20図を参照すると、この図には、下フレーム235に取り付けられ たブーツアッパー220の第2実施例が示してある。以下に論じるように、下フ レーム235はブーツアッパー220に対して調節自在である。ブーツアッパー 220は、好ましくは、通気性部分222及びベース部分239を含む。ベース 部分239は、好ましくは、繊維強化材を含むポリマー材料でつくられている。 下フレーム235は、フレームレール242L及び242R、ホイール244 、及び前後のブラケット246及び248を含む。レール242L及び242R は、好ましくは、グラファイト複合材料でつくられている。レール242L及び 242Rは、ブーツアッパー220のベース部分239に対して垂直な平行な垂 直平面内にある。好ましくは、レール242L及び242Rは、レール242L と242Rとの間の中間垂直平面内に五つのホイール244を固定するようにな っているが、ホイールの数はこれよりも多くても少なくてもよい。レール242 L及び242Rは、レールファスナ249で前後のブラケット(246及び24 8)に連結されている。例えば、左側のレール242Lは、レール242L の上縁部の直ぐ下に設けられた穴を通って延びる二つのレールファスナ249で 前ブラケット246に固定されている。変形例では、ファスナの数を変えてもよ い。更に、レールファスナ249は、レール242L及び242Rをブラケット 246及び248に適当に固定する任意の標準的なファスナであるのがよい。別 の変形例として、レールファスナ249が必要でないようにするため、レール2 42L及び242R、及びブラケット246及び248を一部品にすることがで きる。ベース部分239に調節自在に取り付けるという主要な目的が果たされる 限り、ブラケット246及び248内のレール242L及び242Rの特定の形 体を変えることができる。 ブラケット246及び248は、逆U字形状断面を有する。ブラケット246 及び248の上部分は、ベース部分239の部分と平行な水平平面内にある。ブ ラケット246及び248の各々は、長手方向に延びる、換言すると、レール2 42L及び242Rと平行なブラケットスロット251を有する。ブラケットス ロット251により、下フレーム235をベース部分239に対して長手方向に 調節できる。 更に、ベース部分239は、前後のベーススロット253及び255を有する 。ベーススロット253及び255は、ブラケットスロット251に対してほぼ 垂直方向に延びる。前ベーススロット253は、ベース部分239の上側で足の 親指の付け根を保持するブーツアッパー220の部分の下でベース部分239の ほぼ全幅に亘って延びる前押縁257によって形成される。前押縁257は、前 ブラケット246が前押縁257以外と干渉しないように、ベース部分239の 残りの下方に突出している。前押縁257は、前ブラケット246の上部分と平 行な平らな底面に設けられており、端部に丸味が付けてある細長い楕円形形状を 有する。後押縁259は、スケーターの足の踵の下に配置されており、ベース部 分239から下方に突出している。後押縁259は、形状及び機能が前押縁25 7 と同じであり、後ベーススロット255を形成する。後押縁259は、ベースの この部分が狭幅であるため、前押縁257程広幅でない。後ベーススロット25 5は、前ベーススロット253と平行である。前後のベーススロット253及び 255の長さは変えることができ、それらの横方向配向も変えることができる。 後ベーススロット255は、後方での調節が前方での調節よりも大きくできるよ うに、延長することもできる。好ましい実施例では、後押縁259の底面の水平 平面は、ホイール244の上方に、前押縁257の底面の水平平面よりも大きく 間隔を隔てられている。 第20図には、ベース支持リブ261も示してある。ベース支持リブ261は 、後押縁259と前押縁257との間及び前押縁257の前方に構造的支持を提 供する。ベース支持リブ261の独特の交差リブ構造により、ベース部分239 に捩じれに対する支持、長手方向に対する支持、及び横方向に対する支持を与え ると同時に、重量を軽減する。ベース支持リブ261を第23図と関連して以下 に詳細に論じる。 次に、第21図及び第22図を参照し、インラインローラースケート部分22 1のアッセンブリを論じる。下フレーム235は、フレームファスナ263及び ベースファスナ265でベース部分239に取り付けられる。フレームファスナ 263はファスナ肩部267及びねじ山を備えたシャフト269を持つねじであ る。好ましくは、このようなフレームファスナ263を、前ブラケット246に 対して一つ及び後ブラケット248に対して一つ、合わせて二つ使用する。ファ スナ肩部267は、フレームファスナ263のヘッドと隣接して配置される。フ ァスナ肩部267の寸法は、使用時にファスナ肩部267がスロット251内で 係合するように、ブラケットスロット251の幅よりも僅かに大きい。ねじ山を 備えたシャフト269は、ベースファスナ265と螺合するため、ファスナ肩部 267から上方に突出している。ベースファスナ265は、ヘッド 271及びねじ山を備えたスリーブ273を含む。ねじ山を備えたシャフト26 9は、スリーブ273のねじ山を備えたボアと螺合する。第21図に示す好まし い実施例では、ベーススロット275及び277の各々に一つづつ、二つのベー スファスナ265が使用されている。ベースファスナ265のヘッド271は、 スリーブ273の上端に配置されている。ヘッド271は、スリーブ273がヘ ッド271に対してほぼ垂直であるとき、スロット275及び277内で水平平 面内に配向される。ヘッド271は、スロット275及び277と摺動自在に係 合するけれども回転しないように、前側及び後側に平らな表面を有する。 上述のように、スロット275及び277はその長さ以外は同じであり、前ス ロット275の方が、全体に、後スロット277よりも長い。スロット275及 び277内にはスロットプレート279が設けられている。スロットプレート2 79は、好ましくはアルミニウム製であるが、同様の強度を持つ好ましくは軽量 の他の材料を使用してもよい。この構造は、ファスナ263及び265の締め付 け時の摩耗及び変形に対する抵抗が小さい。スロットプレート279は、狭幅の スロット部分281と広幅のスロット部分283との間に嵌まっている。スロッ トプレート279の外周は、押縁257及び259の外周内にある。狭幅のスロ ット部分281は、スロットプレート279の下に配置されており、前後のベー ススロット253及び255の夫々の押縁257及び259が構成する底リムを 有する。狭幅のスロット部分281の幅は、ベースファスナ265のスリーブ2 73の直径よりも僅かに大きい。ヘッド271の最も狭幅の部分は、ヘッド27 1の前後に設けられた平らな表面の間の部分である。広幅のスロット部分283 の幅は、ヘッド271の直径の最も広幅の幅よりも狭い。この構成により、広幅 のスロット部分283内にヘッド271を非回転的に係合できる。ヘッド271 の底面は、スロットプレート279に載る。 スロット肩部285は、広幅のスロット部分283の上部の周りに形成される 。 前後のスロットカバー287及び289は、前後の押縁257及び259上でス ロット肩部285上に嵌まるようになっている。かくして、前後のスロットカバ ー287及び289の形状は、スロット肩部285の外形状と一致する。即ち、 これらのスロットカバーは、細長い楕円形形状を有する。前後のスロットカバー 287及び289の厚さは、これらのカバーを所定位置に置いたとき、ベース部 分239の上面が全体に滑らかになるような厚さである。広幅のスロット部分2 83の厚さは、フレームファスナ263に対して締め付けられていないときに、 ベースファスナ265が前後のベーススロット251及び253内を前後に自由 に摺動するように、ベースファスナ265のヘッド271よりも僅かに大きい。 上述の構造では、第22図に示す組み立て済みの形体において、ベーススロッ ト253及び255がブラケットスロット251の長手方向軸線の真上に、これ らのスロットに対して横方向に配置される。この構成により、個々のスケーター の好みに応じて、長手方向又は横方向に、又は両方向に広い範囲に亘って調節で きる。調節は、フレームファスナ263を緩めることによって行われる。フレー ムファスナ263を緩めるとき、ヘッド271の平らな側部が広幅のスロット部 分283によって拘束されるため、ベースファスナ265は廻らない。かくして 、一つの工具だけでファスナを緩めることができる。ひとたびファスナ263及 び265を緩めた後、長手方向調節及び横方向調節を行い、その後、ファスナ2 63及び265を再び締め付ける。ファスナ263及び265を締め付けること によって、ブラケット246及び248の上面と押縁257及び259の下面と の間に十分な摩擦を発生し、一方が他方に対して移動しないようにする。 第23図は、ベース支持リブ261の好ましい形体を示す。ベース支持リブ2 61は、ベース部分239の外側輪郭の内側でベース部分239の周囲に亘って 延びる周囲リブ293を含む。周囲リブ293はベース部分239の外縁部近く でベース部分239の周囲に亘って延びる。横リブ295は、前押縁257と 後押縁259との間で周囲リブ293内に交差パターンを形成し、前押縁257 の前側のほぼ中央の所定の点から前押縁の半径方向前方に延びる。周囲リブ29 3及び交差リブ295は、捩じれに対する、長手方向の及び横方向の構造的支持 をベース部分239に提供するが、ベース部分239に重量を付加しない。 次に、第24図及び第25図を参照すると、これらの図には、実質的に非弾性 であるが可撓性のストラップ228を含むブーツアッパー220′の別の実施例 が示してある。第25図は、複数のホイール244を支持する下フレーム235 に取り付けられたブーツアッパー220′を示す。ストラップ228は、インラ インスケートが直立しており且つ前方を向いた状態で、ヒールカウンター241 の前部分に取り付けられている。ストラップ228は、スケーターの踵をヒール カウンター241の後部内に固定的に保持する。スケーターの踵をヒールカウン ター241内に固定的に保持することによって、半剛性及び剛性の支持手段、特 定的には、ベース部分239、ヒールカウンター241、及び足首支持カフ23 3は、スケーターの足の周りに常に適正に位置決めされ、これによって、重厚な 剛性材料をスケーターの足の重要度の低い部分の周りに加える必要なしに必要な 支持を提供する。ストラップ228がないと、スケーターの足は、ブーツアッパ ー220′内で上下に動き、これによって、スケーターの足が望ましからぬ動き をし、スケートの制御が失われる。 次に、第26図を参照すると、この図には、軟質で可撓性の通気性部分222 を、上述のように、ベース部分239の所定位置に積層した、本発明の一実施例 の斜視図が示してある。上述のように、ブーツアッパー220は、好ましい実施 例のうちの任意の実施例の下フレームに取り付けることができ、ベース部分23 9及び下フレーム235が、第28図に示すように、一体成形ユニットである場 合には、ベース部分239の下側、ヒールカウンター241の領域、及び爪先部 分224に沿って糊を付け、次いで硬化させること等によって、通気性部分 222を下フレームに積層することができる。 第27図を参照すると、この図には、第26図の実施例の後部の断面が示して あり、足首支持カフ223、軟質で可撓性の通気性部分222、横方向傾斜手段 227、及び外ヒールカウンター241が示してある。上述のように、通気性部 分222をヒールカウンター241及びベース部分239に結合するため、接着 剤を界面248に付ける。 本発明の好ましい実施例を例示し且つ説明したが、本発明の精神及び範囲から 逸脱することなく、種々の変更を行うことができるということは理解されよう。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年10月16日 【補正内容】 請求の範囲 1. スケーターの足及び足首を支持するようになった上靴部分及び下フレー ム部分を持ち、前記上靴部分は、前記下フレーム部分の上側に前記下フレーム部 分と隣接して位置決めされ、前記下フレーム部分は、長手方向に延びる共通の回 転平面内で回転自在の複数のホイールを含む、インラインローラースケートにお いて、前記上靴部分は、 スケーターの足の周りに空気を循環できるようになった実質的に軟質で可撓性 の材料で形成された、スケーターの足及び足首を受け入れるようになった、足首 部分を含む非剛性の靴部分と、 前記上靴部分に支持を与えるため、前記非剛性の靴部分に相互連結された支持 手段であって、前記スケーターが前記インラインローラースケートを実質的に垂 直な姿勢に維持するのを助けるため、下フレーム部分から前記非剛性の靴部分の 前記足首部分と隣接した部分まで上方に延び、前記非剛性の靴部分は前記支持手 段に永久的に連結されており、前記非剛性の靴部分の少なくとも一部が、前記支 持手段への前記永久的連結部から前記支持手段の上方まで連続的に延びている、 支持手段と、 前記支持手段が構成する界面を含む、前記上靴部分と前記下フレーム部分とを 相互連結するための手段とを有する、インラインローラースケート。 2. 前記上靴部分の前記支持手段は、前記非剛性の靴部分の足首部分を取り 囲むための足首支持カフを含み、該足首支持カフは、ファスニング手段で前記支 持手段の残りの部分に連結されており、前記足首支持カフは、前記足首支持カフ をスケーターの足に固定するための手段を含み、前記足首支持カフは、前記支持 手段を前記下フレーム部分と前記上靴部分との間の前記界面からスケーターの足 首の上方の所定位置まで上方に延長し、前記足首支持カフは、スケーターが前記 インラインローラースケートを実質的に垂直な姿勢に維持するのを助け、前記非 剛性の靴部分は、前記支持手段への永久的連結部から前記足首支持カフの上方ま で延びている、請求項1に記載のインラインローラースケート。 3. 前記上靴部の前記支持手段は、スケーターの足の踵をぴったりと受け入 れるためのヒールカウンターを更に有し、該ヒールカウンター及び前記足首支持 カフは、前記ファスニング手段によって連結されており、前記ヒールカウンター 及び前記足首支持カフは、前記支持手段を前記下フレーム部分と前記上靴部分と の間の前記界面から上方にスケーターの足首の上方の所定位置まで延長し、スケ ーターが前記インラインローラースケートを実質的に垂直な姿勢に維持するのを 助ける、請求項2に記載のインラインローラースケート。 4. 前記支持手段は、 スケーターの足に固定するためのストラップを備えた、前記非剛性の靴部分の 足首部分を包囲するための足首支持カフと、 ファスニング手段によって前記足首支持カフに連結された、スケーターの足の 踵をぴったりと受け入れるためのヒールカウンターと、 スケーターの足を受け入れるための上面及び前記下フレーム部分と前記上靴部 分との間の界面を構成する下面を有するベース部分とを有し、前記足首支持カフ 及び前記ヒールカウンターは、前記支持手段を前記ベース部分からスケーターの 足首の上方の所定位置まで垂直方向に延長し、スケーターが前記インラインロー ラースケートを実質的に垂直な姿勢に維持するのを助け、前記足首支持カフ及び 前記ヒールカウンターは、前記ベース部分に取り付けられている、請求項1に記 載のインラインローラースケート。 5. 前記ヒールカウンターは、前記ベース部分の一体の部品であり、前記非 剛性の靴部分を前記ヒールカウンター及び前記一体のベース部分に固定するため のファスニング手段を更に有し、前記ヒールカウンター及び前記ベース部分は、 スケーターが前記インラインローラースケートを実質的に垂直な姿勢に維持する のを助ける、請求項4に記載のインラインローラースケート。 6. 前記下フレーム部分は、前記ベース部分の一体の部品である、請求項5 に記載のインラインローラースケート。 7. 前記支持手段は、スケーターの足の甲の上に通すように構成され且つ形 成されたストラップを更に有し、前記ストラップは、前記ヒールカウンターに取 り付けられている、請求項4に記載のインラインローラースケート。 8. 前記ベース部分は、第1リム及び第1及び第2のベースファスナを含み 、前記第1リムは、第1ベーススロットを形成し、前記第1ベースファスナは、 緩めたときに前記ベース部分を前記フレーム部分に対して平行移動できるように 前記第1ベーススロット内で摺動自在であり、前記第1及び第2のベースファス ナは、長手方向軸線に沿って互いから間隔が隔てられている、請求項4に記載の インラインローラースケート。 9. 前記ベース部分は、第1ベーススロットから長手方向に間隔を隔てられ た第2ベーススロットを形成する第2リムを更に有し、第2ベースファスナは第 2ベーススロット内で摺動自在である、請求項8に記載のインラインローラース ケート。 10. 前記非剛性の靴部分は、実質的に、外織布材料及び内連続気泡フォー ムパッドからなり、前記非剛性の靴部分は、空気を前記スケーターの足の周りに 循環させることができる開放メッシュ材料を更に有する、請求項2に記載のイン ラインローラースケート。 11. 前記上靴部分を前記下フレーム部分に相互連結するための前記手段は 、前記上靴部分の位置を前記下フレーム部分に関して調節するための手段を含む 、請求項1に記載のインラインローラースケート。 12. 前記足首支持カフを前記支持手段に連結するための前記ファスニング 手段は、前記足首支持カフが前記下フレーム部分に関して前後に枢動できるよう にするための手段を含む、請求項2に記載のインラインローラースケート。 13. 前記足首支持カフを前記支持手段に連結するための前記ファスニング 手段は、前記足首支持カフが前記下フレーム部分に関して横方向に枢動できるよ うにするための手段を含む、請求項2に記載のインラインローラースケート。 14. 前記上靴部分を支持するための前記支持手段は、前記スケーターが前 記インラインローラースケートを実質的に垂直な姿勢に維持するのを助け、前記 支持手段はスケーターの足の形状と一致させることができ、実質的に水平なベー ス部分を有し、該水平ベース部分は、前記スケーターの足を受け入れるための上 面及び前記下フレーム部分と前記上靴部分との間に界面を構成するための下面を 有し、前記ベース部分の前記上面は、実質的に、この上面と接触したスケーター の足の形状に合わせて輪郭が定められており、前記ベース部分の前記下面は、前 記ベース部分を前記下フレーム部分に固定するための取り付け手段を含み、前記 取り付け手段により、前記上靴部分を前記下フレームに関して横方向及び長手方 向に調節できる、請求項1に記載のインラインローラースケート。 15. 前記ベース部分は、前記スケーターの足の踵をぴったりと受け入れる ための一体のヒールカウンターを更に有する、請求項14に記載のインラインロ ーラースケート。 16. 前記ベース部分は、更に、前記スケーターの足を前記ベース部分上で 横方向に支持するため、持ち上がった支持体を前記スケーターの足の親指の付け 根と隣接して前記ベース部分の各側に有する、請求項14に記載のインラインロ ーラースケート。 17. 前記ベース部分は、前記スケーターの足の裏に対して支持を与えるた め、前記ベース部分に一体に連結された支持手段を更に有する、請求項14に記 載のインラインローラースケート。 18. 前記支持手段は半剛性であり、少なくとも一部が熱成形可能なプラス チック材料で形成されており、前記プラスチック材料は、これを加熱して軟化さ せ、前記支持手段と接触した前記上靴部分内にスケーターの足を位置決めした状 態で冷却させると前記スケーターの足の形状と一致するようになっている、請求 項1に記載のインラインローラースケート。 19. 上靴部分及び下フレーム部分を持ち、前記上靴部分は、スケーターの 足を支持するようになっており且つ前記下フレーム部分の上側に前記下フレーム 部分と隣接して位置決めされ、前記下フレーム部分は、長手方向に延びる共通の 回転平面内で回転自在の複数のホイールを含む、インラインローラースケートに おいて、 ヒールカウンターを含む、スケーターの足を受け入れるようになった上面と、 前記上靴部分を前記下フレーム部分に固定するための取り付け手段を有する、前 記下フレーム部分と前記上靴部分との間の界面を構成する下面とを有するベース 部分と、 スケーターの足の周りで空気を自由に循環できるようにするための手段を含み 、スケーターの足をベース部分に固定するためのバンプ及びバンプファスナを有 する、前記ベース部分に永久的に相互連結された非剛性の可撓性の靴部分と、 スケート中に、前記スケーターが前記インラインローラースケートを垂直な姿 勢に維持するのを助けるようになった、前記ヒールカウンターから上方に延びる 足首支持カフとを有し、前記非剛性の靴部分の少なくとも一部が前記ベース部分 から前記足首支持カフの上方まで延びている、インラインローラースケート。 20. 前記非剛性の可撓性の靴部分が外織布材料及び内連続気泡フォームパ ッドで形成されており、前記外織布材料及び前記内連続気泡フォームパッドによ り、靴を前記スケーターの足の周りを通して循環できる、請求項19に記載のイ ンラインローラースケート。 21. スケーターの足をベース部分に保持するため、スケーターの甲と交差 するように構成され且つ形成されたストラップを有し、該ストラップは、スケー ターの足のいずれか側で前記ベース部分に固定されている、請求項19に記載の インラインローラースケート。 22. 前記ベース部分は、ソール及び踵を含み、前記ソールは、下方に突出 したぺグを有し、前記踵は、下方に突出したフックを有する、請求項19に記載 のインラインローラースケート。 23. (a) 第1及び第2の長手方向スロット及び第1及び第2のベースファ スナを持ち、第1ベースファスナは第1長手方向スロット内で摺動自在であり、 第2ベースファスナは第2長手方向スロット内で摺動自在である、ベースと、 (b) 前記ベースに連結されたフレームであって、第1及び第2の横方向スロット 、及びこれらのスロット内に夫々摺動自在に係合した第1及び第2のフレームフ ァスナを有し、これらのフレームファスナは第1及び第2のベースファスナと夫 々係合し、前記ファスナを緩めることによって、前記ベースの位置を前記フレー ムに対して調節できる、フレームと、 を有するスケート。 24. 第1及び第2の長手方向スロットの各々は、狭幅スロット部分及び該 狭幅スロット部分よりも広幅の広幅スロット部分を含み、狭幅スロット部分は広 幅スロット部分の下方に配置され、第1及び第2のベースファスナのヘッド部分 は、第1及び第2の長手方向スロットの広幅スロット部分内に夫々非回転的に係 合する、請求項23に記載のスケート。 25. 前記ベースは、ベースの捩じれ剛性を高めるため、その底面から突出 した横リブを備えた支持構造を含む、請求項24に記載のスケート。 26. スケーターの足を支持するようになった上靴部分及び下フレーム部分 を持ち、前記上靴部分は前記下フレーム部分と隣接して上側に位置決めされてお り、前記下フレーム部分は、長手方向に延びる共通の回転平面内で回転自在の複 数のホイールを含む、インラインローラースケートにおいて、前記上靴部分は、 空気をスケーターの足の周りで循環できるようになった実質的に軟質で可撓性 の材料で形成された、スケーターの足を受け入れるようになった非剛性の靴部分 であって、前記非剛性の靴部分をスケーターの足の上で固定するための、バンプ 及び該バンプに連結されたバンプファスナを有する、非剛性の靴部分と、 スケーターが前記インラインローラースケートを実質的に垂直な姿勢に維持す るのを助けるための支持を提供するため、前記非剛性の靴部分の選択された領域 と隣接して位置決めされた支持手段であって、該支持手段は、前記非剛性の靴部 分の足首部分を取り囲むための足首支持カフを含み、前記支持手段は、スケータ ーの足の踵をぴったりと受け入れるためのヒールカウンターを更に有し、前記ヒ ールカウンター及び前記足首支持カフは枢動自在に相互連結されており、前記支 持手段は、前記非剛性の靴部分の幾つかの部分とだけ隣接しており、前記バンプ は、スケート中に空気が前記非剛性の靴部分を通って循環し、スケーターの足を 冷却するように、前記支持手段によって大きくは覆われていない、支持手段と、 スケーターの足を受け入れるための上面及び前記下部分と前記上靴部分との間 に連結界面を形成するための下面を有するベース部分であって、前記足首支持カ フ及び前記ヒールカウンターが前記支持手段を前記ベース部分から上方に垂直方 向に延長し、前記非剛性の靴部分は、前記ベース部分に永久的に取り付けられて おり、前記非剛性の靴部分の少なくとも一部が前記ベース部分から前記足首支持 カフの少なくとも頂部まで連続的に延長する、ベース部分とを有する、インライ ンローラースケート。 27. スケーターの足を受け入れるためのインラインローラースケートにお いて、 (a)ホイールを固定するための手段を持つフレームと、 (b)スケーターの足の裏を支持するようになった、スケーターの足の踵、親指 の付け根、及び爪先の下にある領域を支持するようになった踵部分及び爪先部分 を含む、前記フレームに固定的に取り付けられた剛性のベースと、 (c)スケーターの足を受け入れるようになっており、実質的に可撓性の通気性 材料で形成され、スケーターの足の甲及び足首を実質的に覆うようになっており 、前記ベースの前記踵部分及び前記爪先部分の両方と隣接して前記剛性ベースに 取り外し不能に取り付けられた、スケーターの足の甲を含むスケーターの足の周 りに固定するための取り外し自在のファスナを更に有する、実質的に非剛性のア ッパー部分と、 (d)前記非剛性のアッパー部分に連結されており且つ前記剛性のベースに取り 付けられた実質的に非剛性のアッパー部分であって、前記ベースに取り付けられ たヒールカウンター及び該ヒールカウンターに取り付けられた足首支持カフを含 み、前記非剛性のアッパー部分に対して横方向支持を与え、スケーターの足の甲 の大部分を含む前記非剛性のアッパー部分の大部分を露呈されたままにし、前記 非剛性のアッパー部分は、前記足首支持カフの前記ベースから頂部まで連続的に 延び、前記非剛性のアッパー部分の、前記足首支持カフを通って延びる部分が、 前記足首支持カフ内に摺動自在に連結されている、実質的に剛性のアッパー部分 とを有する、インラインローラースケート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 08/120,629 (32)優先日 1993年9月13日 (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 08/179,302 (32)優先日 1994年1月10日 (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 08/188,961 (32)優先日 1994年1月26日 (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD),AM,AT, AU,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C Z,DE,DK,ES,FI,GB,GE,HU,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LT,LU, LV,MD,MG,MN,MW,NL,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SI,SK,TJ ,TT,UA,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. スケーターの足を支持するようになった上靴部分及び下フレーム部分を 持ち、前記上靴部分は、前記下フレーム部分の上側に前記下フレーム部分と隣接 して位置決めされ、前記下フレーム部分は、長手方向に延びる共通の回転平面内 で回転自在の複数のホイールを含む、インラインローラースケートにおいて、前 記上靴部分は、 スケーターの足の周りに空気を循環できるようになった実質的に軟質で可撓性 の材料で形成された、スケーターの足を受け入れるようになった、非剛性の靴部 分と、 前記スケーターが前記インラインローラースケートを実質的に垂直な姿勢に維 持するのを助けるために前記上靴部分に支持を与えるため、前記非剛性の靴部分 に相互連結された支持手段と、 前記支持手段が構成する界面を含む、前記上靴部分と前記下フレーム部分とを 相互連結するための手段とを有する、インラインローラースケート。 2. 前記上靴部分の前記支持手段は、前記非剛性の靴部分の足首部分を取り 囲むための足首支持カフを含み、前記支持手段と前記足首支持カフとは、ファス ニング手段で連結されており、前記足首支持カフは、前記足首支持カフをスケー ターの足に固定するための手段を含み、前記足首支持カフは、前記支持手段を前 記下フレーム部分と前記上靴部分との間の前記界面からスケーターの足首の上方 の所定位置まで上方に延長し、前記足首支持カフは、スケーターが前記インライ ンローラースケートを実質的に垂直な姿勢に維持するのを助ける、請求項1に記 載のインラインローラースケート。 3. 前記上靴部の前記支持手段は、スケーターの足の踵をぴったりと受け入 れるためのヒールカウンターを更に有し、該ヒールカウンター及び前記足首支持 カフは、前記ファスニング手段によって連結されており、前記ヒールカウンター 及び前記足首支持カフは、前記支持手段を前記下フレーム部分と前記上靴部分と の間の前記界面から上方にスケーターの足首の上方の所定位置まで延長し、スケ ーターが前記インラインローラースケートを実質的に垂直な姿勢に維持するのを 助ける、請求項1に記載のインラインローラースケート。 4. 前記支持手段は、 スケーターの足に固定するためのストラップを備えた、前記非剛性の靴部分の 足首部分を包囲するための足首支持カフと、 ファスニング手段によって前記足首支持カフに連結された、スケーターの足の 踵をぴったりと受け入れるためのヒールカウンターと、 前記スケーターの足を受け入れるための上面及び前記下フレーム部分と前記上 靴部分との間の界面を構成する下面を有するベース部分とを有し、前記足首支持 カフ及び前記ヒールカウンターは、前記支持手段を前記ベース部分からスケータ ーの足首の上方の所定位置まで垂直方向に延長し、スケーターが前記インライン ローラースケートを実質的に垂直な姿勢に維持するのを助け、前記足首支持カフ 及び前記ヒールカウンターは、前記ベース部分に取り付けられている、請求項1 に記載のインラインローラースケート。 5. 前記ヒールカウンターは、前記ベース部分の一体の部品であり、前記非 剛性の靴部分を前記ヒールカウンター及び前記一体のベース部分に固定するため のファスニング手段を更に有し、前記ヒールカウンター及び一体の前記ベース部 分は、スケーターが前記インラインローラースケートを実質的に垂直な姿勢に維 持するのを助ける、請求項4に記載のインラインローラースケート。 6. 前記下フレーム部分は、前記ベース部分の一体の部品である、請求項5 に記載のインラインローラースケート。 7. 前記支持手段は、スケーターの足の甲の上に通すように構成され且つ形 成されたストラップを更に有し、前記ストラップは、前記ヒールカウンターに取 り付けられている、請求項4に記載のインラインローラースケート。 8. 前記ベース部分は、第1リム及び第1及び第2のベースファスナを含み 、前記第1リムは、第1ベーススロットを形成し、前記第1ベースファスナは、 前記第1ベーススロット内で摺動自在であり、前記第1及び第2のベースファス ナは、互いから間隔が隔てられている、請求項4に記載のインラインローラース ケート。 9. 前記ベース部分は、第1ベーススロットから長手方向に間隔を隔てられ た第2ベーススロットを形成する第2リムを更に有し、第2ベースファスナは第 2ベーススロット内で摺動自在である、請求項8に記載のインラインローラース ケート。 10. 前記非剛性の靴部分は、実質的に、外織布材料及び内連続気泡フォー ムパッドからなり、前記非剛性の靴部分は、空気を前記スケーターの足の周りに 循環させることができる開放メッシュ材料を更に有する、請求項2に記載のイン ラインローラースケート。 11. 前記上靴部分を前記下フレーム部分に相互連結するための前記手段は 、前記上靴部分の位置を前記下フレーム部分に関して調節するための手段を含む 、請求項1に記載のインラインローラースケート。 12. 前記足首支持カフを前記支持手段に連結するための前記ファスニング 手段は、前記足首支持カフが前記下フレーム部分に関して前後に枢動できるよう にするための手段を含む、請求項2に記載のインラインローラースケート。 13. 前記足首支持カフを前記支持手段に連結するための前記ファスニング 手段は、前記足首支持カフが前記下フレーム部分に関して横方向に枢動できるよ うにするための手段を含む、請求項2に記載のインラインローラースケート。 14. 前記上靴部分を支持するための前記支持手段は、前記スケーターが前 記インラインローラースケートを実質的に垂直な姿勢に維持するのを助け、前記 支持手段は前記スケーターの足の形状と一致させることができ、実質的に水平な ベース部分を有し、該水平ベース部分は、前記スケーターの足を受け入れるため の上面及び前記下フレーム部分と前記上靴部分との間に界面を構成するための下 面を有し、前記ベース部分の前記上面は、実質的に、この上面と接触したスケー ターの足の形状に合わせて輪郭が定められており、前記ベース部分の前記下面は 、前記ベース部分を前記下フレーム部分に固定するための取り付け手段を含み、 前記取り付け手段により、前記上靴部分を前記下フレームに関して横方向及び長 手方向に調節できる、請求項1に記載のインラインローラースケート。 15. 前記ベース部分は、前記スケーターの足の踵をぴったりと受け入れる ための一体のヒールカウンターを更に有する、請求項14に記載のインラインロ ーラースケート。 16. 前記ベース部分は、更に、前記スケーターの足を前記ベース部分上で 横方向に支持するため、持ち上がった支持体を前記スケーターの足の親指の付け 根と隣接して前記ベース部分の各側に有する、請求項14に記載のインラインロ ーラースケート。 17. 前記ベース部分は、前記スケーターの足の裏に対して支持を与えるた め、前記ベース部分に一体に連結された支持手段を更に有する、請求項14に記 載のインラインローラースケート。 18. 前記支持手段は半剛性であり、少なくとも一部が熱成形可能なプラス チック材料で形成されており、前記プラスチック材料は、これを加熱して軟化さ せ、前記支持手段と接触した前記上靴部分内にスケーターの足を位置決めした状 態で冷却させると前記スケーターの足の形状と一致するようになっている、請求 項1に記載のインラインローラースケート。 19. 上靴部分及び下フレーム部分を持ち、前記上靴部分は、スケーターの 足を支持するようになっており且つ前記下フレーム部分の上側に前記下フレーム 部分と隣接して位置決めされ、前記下フレーム部分は、長手方向に延びる共通の 回転平面内で回転自在の複数のホイールを含む、インラインローラースケートに おいて、 一体のヒールカウンター手段を含む、スケーターの足を受け入れるようになっ た上面と、前記ベース部分を前記下フレーム部分に固定するための取り付け手段 を有する、前記下フレーム部分と前記上靴部分との間の界面を構成する下面とを 有し、前記取り付け手段は、前記上靴部分の位置を前記下フレーム部分に関して 調節するための手段を含む、ベース部分と、 スケーターの足の周りで空気を自由に循環できるようにするための手段を含み 、丈夫な外部分及び前記スケーターに快適性を提供するための軟質の内部分を有 する、前記ベース部分に相互連結された非剛性で軟質の可撓性の靴部分と、 スケート中に、前記スケーターが前記インラインローラースケートを垂直な姿 勢に維持するのを助けるようになった、前記ヒールカウンター手段から上方に延 びる足首支持カフとを有し、前記足首支持カフは、前記非剛性で軟質の可撓性の 靴部分の前記丈夫な外部分内に配置されている、インラインローラースケート。 20. 前記非剛性で軟質の可撓性の靴部分が外織布材料及び内連続気泡フォ ームパッドで形成されており、前記外織布材料及び前記内連続気泡フォームパッ ドにより、靴を前記スケーターの足の周りを通して循環できる、請求項19に記 載のインラインローラースケート。 21. 前記支持手段は、スケーターの足をベース部分に保持するため、スケ ーターの甲と交差するように構成され且つ形成されたストラップを有し、該スト ラップは、スケーターの足のいずれか側でベース部分に固定されている、請求項 19に記載のインラインローラースケート。 22. 前記ベース部分は、ソール及び踵を含み、前記ソールは、下方に突出 したペグを有し、前記踵は、下方に突出したフックを有する、請求項19に記載 のインラインローラースケート。 23. スケーターの足を支持するための上靴部分及び該上靴部分に取り付け られた複数のインラインホイールを支持するための下フレーム部分とを有し、該 下フレーム部分が、スケーターの速度を制御するための速度制御装置を含むイン ラインローラースケートの速度制御装置において、 前記複数のインラインホイールのうちの少なくとも一つの走行面に当接するよう になった摩擦プレートと、 前記摩擦プレートを前記複数のインラインホイールから遠ざかる方向に常に押 圧するための手段と、 前記摩擦プレートを前記複数のインラインホイールのうちの少なくとも一つに 向かう所定の方向に移動することによって前記摩擦プレートを前記複数のインラ インホイールのうちの前記少なくとも一つと接触させ、その回転速度を下げるた めの速度制御作動手段とを有する、速度制御装置。 24. 前記速度制御作動手段は、前記摩擦プレートを前記複数のインライン ホイールのうちの少なくとも一つに向かって移動し、前記摩擦プレートを前記複 数のインラインホイールのうちの少なくとも一つと接触させ、その回転を緩める ための、枢動自在に連結されたレバー手段からなる、請求項23に記載の速度制 御装置。 25. (a)第1及び第2の長手方向スロット及び第1及び第2のベースファ スナを持ち、第1ベースファスナは第1長手方向スロット内で摺動自在であり、 第2ベースファスナは第2長手方向スロット内で摺動自在である、ベースと、 (b)前記ベースに連結されたフレームであって、第1及び第2の横方向スロット 、及びこれらのスロット内に夫々摺動自在に係合した第1及び第2のフレームフ ァスナを有し、これらのフレームファスナは第1及び第2のベースファスナと夫 々係合する、フレームと、 を有するスケート。 26. 第1及び第2の長手方向スロットの各々は、狭幅スロット部分及び該 狭幅スロット部分よりも広幅の広幅スロット部分を含み、狭幅スロット部分は広 幅スロット部分の下方に配置され、第1及び第2のベースファスナのヘッド部分 は、第1及び第2の長手方向スロットの広幅スロット部分内に夫々非回転的に係 合する、請求項25に記載のスケート。 27. 前記ベースは、ベースの捩じれ剛性を高めるため、その底面から突出 した横リブを備えた支持構造を含む、請求項26に記載のスケート。
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