JPH0949952A - ケーブル牽引装置 - Google Patents

ケーブル牽引装置

Info

Publication number
JPH0949952A
JPH0949952A JP19963695A JP19963695A JPH0949952A JP H0949952 A JPH0949952 A JP H0949952A JP 19963695 A JP19963695 A JP 19963695A JP 19963695 A JP19963695 A JP 19963695A JP H0949952 A JPH0949952 A JP H0949952A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
endless belt
rollers
driven
driving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19963695A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3402863B2 (ja
Inventor
Michitaka Imai
通隆 今井
Norihito Hirai
教仁 平井
Ayumi Handa
歩 半田
Hiroshi Hosoda
博史 細田
Seiichiro Sano
清一郎 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
SWCC Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Showa Electric Wire and Cable Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP19963695A priority Critical patent/JP3402863B2/ja
Publication of JPH0949952A publication Critical patent/JPH0949952A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3402863B2 publication Critical patent/JP3402863B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/46Processes or apparatus adapted for installing or repairing optical fibres or optical cables
    • G02B6/50Underground or underwater installation; Installation through tubing, conduits or ducts

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Forwarding And Storing Of Filamentary Material (AREA)
  • Electric Cable Installation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きな牽引力が得られるうえに、ケーブルと
牽引ロープとの接続部等の異径部分を無調整で通すこと
ができるケーブル牽引装置を提供する。 【解決手段】 このケーブル牽引装置においては、ケー
ブルの許容曲げ半径以上の曲率半径を有する円弧状に、
駆動ローラ17と従動ローラ18および中間ローラ19
を回転自在に配置し、駆動用無端ベルト15を巻掛した
第1のケーブル送出部12の下方に、回転自在に配置さ
れた従動ローラ25とアイドラー26に従動用無端ベル
ト27を巻掛した第2のケーブル送出部22が対向配置
され、これらのベルト間にケーブル20が把持されるよ
うになっている。そして、第2のケーブル送出部22は
上下方向に移動可能に構成され、かつねじりコイルばね
42により鉛直上方に押圧付勢されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーブル牽引装置に係
わり、特に光ファイバケーブル等の架空布設等の際に先
端部または中間部の牽引のために使用される、無端ベル
ト式のケーブル牽引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、光ファイバケーブルのような
ケーブルの架空布設は、人力による手引きの他に、巻上
げ機械(ウィンチ)を使用して行なわれている。この方
式は、図8(a)に示すように、ケーブル1の先端に接
続された牽引ロープ2を、先端側(前方)のトラック等
の上に設置されたウィンチ3で巻取ることにより、ケー
ブルドラム4から繰出されるケーブル1を、屈曲部金車
5および引通し金車6を通して電柱7等の間に架設する
方法である。なお、図中符号8はケーブル1と牽引ロー
プ2との接続金具を示す。
【0003】そして、このようなウィンチによる架空布
設において、ケーブルの長尺化( 1〜 2km)に伴い、ケ
ーブル先端側からのみの牽引では、ケーブルにその許容
張力( 1.5KN)を上回る張力がかかる場合には、以下に
示す8の字工法が採られる。この工法は、図8(b)に
示すように、布設の中間地点に設置されたケーブルドラ
ム4から繰出されるケーブル1を、ウィンチ3により巻
上げて一つの向き(A方向)に布設した後、残りのケー
ブル9をケーブルドラム4から人手により巻き戻して、
地上に大きく8の字状に積み重ね、次いでこうして積み
重ねられたケーブル9を、巻終り端側からウィンチ3に
より反対方向(B方向)に布設する工法である。
【0004】また、このような8の字工法を採らずに長
尺ケーブルを布設する方法として、図8(c)に示すよ
うに、布設先端地点および中間地点の電柱架台10にそ
れぞれ無端ベルト式牽引機11を設置し、無端ベルトで
ケーブル1等の先端部と中間部を把持しつつ牽引する方
法が行なわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のケーブルの布設方法においては、以下に示す問題があ
った。
【0006】すなわち、人力による手引きの方法では、
多人数の人手と労力を要するばかりでなく、張力管理が
難しいため、ケーブルがその許容張力を越えた力で牽引
される場合があった。また、ケーブル1をその先端側か
らウィンチ3により牽引して布設する方法においても、
牽引張力のコントロールが難しく、張力の設定が可能な
専用のウィンチもあるが、設定精度が低いため、作業中
にケーブル1の許容張力を越えるおそれがあった。
【0007】さらに、長尺ケーブルを8の字工法により
布設する方法では、一方向に牽引して布設した残りのケ
ーブル9を、巻き戻して8の字状に積み重ねるために、
大きな労力と広いスペースを必要とするという問題があ
った。
【0008】またさらに、無端ベルト式牽引機11を使
用しケーブル1の先端部と中間部をそれぞれ牽引する方
法においては、無端ベルト式牽引機11の重量が大きく
(本体だけで約18Kg)、また電柱に取付けるための電柱
架台10も重い(約20Kg)ため、設置および取扱いの作
業性が悪かった。また、従来の無端ベルト式牽引機11
は、コイルばねの軸方向の圧縮によりケーブル把持力を
発生させるように構成され、十分なケーブル把持力を得
るためにばね定数の大きなコイルばねが使用されている
ため、外径が大きく変わる異径部分を無調整で通過させ
ることができなかった。すなわち、牽引ロープ2(外径
8mm程度)とケーブル1(外径15〜30mm)との接続部
(接続金具8)が、無端ベルト式牽引機11に到達した
ときは、一旦運転を停止し人力等により接続部を牽引機
11の先まで進めた後、再び無端ベルト式牽引機11に
ケーブル1を把持させる必要があった。
【0009】本発明はこれらの問題を解決するためにな
されたもので、従来通りのケーブル把持力で大きな牽引
力が得られるうえに、ケーブルと牽引ロープとの接続部
のような異径部分(外径変動部分)を無調整で連続的に
通すことができ、かつ小型軽量で取扱いが容易なケーブ
ル牽引装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のケーブル牽引装
置は、被牽引ケーブルの許容曲げ半径以上の曲率半径を
有する円弧状に、駆動ローラを含む複数のローラを回転
自在に配置し、これらの両端のローラに駆動用無端ベル
トを巻掛してなる第1のケーブル送出部と、回転自在に
配置された両端のローラに従動用無端ベルトを巻掛して
なり、前記第1のケーブル送出部に対して接近および離
間可能に構成された第2のケーブル送出部と、前記駆動
用無端ベルトと従動用無端ベルトとで前記被牽引ケーブ
ルが把持されるように、前記第2のケーブル送出部を前
記第1のケーブル送出部方向へ押圧付勢する手段とを備
えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明のケーブル牽引装置においては、駆動用
無端ベルトと従動用無端ベルトとの間に、被牽引ケーブ
ルの許容曲げ半径以上の曲率半径を有する円弧状の把持
部が形成され、この部分にケーブルが把持されつつ牽引
されるようになっているので、従来と同じ把持力で大き
な牽引力が確保されるうえに、牽引されるケーブルが許
容限度以上に屈曲することがない。
【0012】また本発明において、特にねじりコイルば
ねの弾発力で第2のケーブル送出部を第1のケーブル送
出部方向へ押圧付勢するように構成した場合には、ケー
ブル等の把持径によらずほぼ一定の把持力が得られ、無
調整で連続的牽引作業が可能である。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。
【0014】図1は、本発明のケーブル牽引装置の一実
施例を示す正面図であり、図2は図1におけるA−A断
面図である。また、図3は図2の要部を拡大して示す断
面図である。
【0015】図において、符号12は第1のケーブル送
出部を示し、これは、軸の片端部を主フレーム13に回
転自在に支持された複数の上部ローラ14と、これらの
ローラの両端に巻掛られた駆動用無端ベルト15、およ
びこの駆動用無端ベルト15に適度の張力を付与する2
個のベルトタイトナー16から成り、上部ローラ14
は、1個の駆動ローラ17と1個の従動ローラ18およ
び複数個の中間ローラ19から構成される。これら上部
ローラ14は、牽引すべきケーブル20の許容曲げ半径
以上の曲率半径を有する円弧状に、駆動ローラ17と従
動ローラ18とが両端に配置されるとともにこれらの間
に複数個の中間ローラ19が一列に並ぶように配置され
ており、これらのローラの下側を走行する駆動用無端ベ
ルト15が、前記曲率半径の円弧状を呈している。ま
た、上部ローラ14が配列される円弧の中心角θは、ほ
ぼ直角(90°)となっている。すなわち、両端の駆動ロ
ーラ17と従動ローラ18とは、その支持軸を通り配列
ラインである円弧の中心に向かう2本の延長線が、約90
°の角度で交わるような円弧上の位置に配置されてい
る。さらに、主フレーム13の裏面(上部ローラ14取
付面と反対側の面)には、駆動ローラ17を回転駆動す
る駆動モータ21が設けられ、その駆動軸が駆動ローラ
17の軸穴部に脱着可能に挿入されており、主フレーム
13の上部には、取っ手21aが取付けられている。
【0016】そして、このような第1のケーブル送出部
12の下方に、第2のケーブル送出部22が対向して配
置されている。第2のケーブル送出部22は、2本のガ
イド棒23に案内され主フレーム13に対し上下に移動
可能に構成された下部フレーム24と、この下部フレー
ム24の左右両端部に回転自在に支持された2個の従動
ローラ25と、下部フレーム24の中央部に同様に軸支
された1個のアイドラー26、およびこれらのローラに
巻掛られた従動用無端ベルト27からなり、下部フレー
ム24を上方へ移動させた(押上げた)とき、ローラの
上側を走行する従動用無端ベルト27の上面が、駆動用
無端ベルト15の円弧状の下面に均一に密着するよう
に、従動用無端ベルト27の長さが予め設定されてい
る。なお、駆動用無端ベルト15および従動用無端ベル
ト27のローラ接触面には、図4に示すように、下駄歯
状の突起28が長さ方向に間欠的に形成されており、こ
れらの突起28が、駆動ローラ17および従動ローラ1
8,25の主面に形成された中央部が突出した形状の突
起と噛み合い、ベルトの蛇行や外れが防止されるように
なっている。また、駆動用無端ベルト15(下走行面)
と従動用無端ベルト27(上走行面)とにより形成され
るケーブル把持部29の入線側には、ケーブルガイド3
0が脱着可能に設けられている。
【0017】さらに、このような第2のケーブル送出部
22は、上下方向に移動可能に構成され、かつ鉛直上方
に押圧付勢されている。すなわち第2のケーブル送出部
22においては、図3に拡大して示すように、外周に軸
受け31を介してアイドラー26が取付けられたアイド
ラー軸32の両端部が、それぞれ下部フレーム24と押
上げリンク33を順に貫通し、主フレーム13に揺動自
在に支持されている。すなわち、アイドラー軸32の両
端部の外周には、鍔付きのブッシュ34が被嵌され、止
め輪35によって位置決め固定されており、このように
鍔付きブッシュ34が被嵌されたアイドラー軸32が、
主フレーム13の表裏両面にそれぞれ設けられた鍔付き
ブッシュ34の外径と同じ幅を有する長孔36に挿入さ
れている。そして、アイドラー軸32の両端部が長孔3
6内を移動するにしたがって、アイドラー軸32が貫通
した下部フレーム24が長孔36に沿って上下方向に移
動し、かつアイドラー軸32を中心として上下に揺動す
るようになっている。
【0018】また、押上げリンク33の下部には、中央
部に竪ガイド軸37が垂直に取付けられた支持軸38
が、アイドラー軸32と平行に挿通されている。さら
に、支持軸38の下方には、外周に円筒カラー39が回
転自在に被嵌された2本のばね受けピン40が、それぞ
れ支持軸38と平行に配置され、押上げリンク33の下
端部にこれを貫通して取付けられている。またさらに、
これらのばね受けピン40の近傍には、後述するねじり
コイルばねのコイル内径よりやや小径の2本のばねガイ
ド41がそれぞればね受けピン40と平行に対向して配
置されており、それらの両端部は主フレーム13に支持
固定されている。また、これらのばねガイド41の外側
には2つのねじりコイルばね42がそれぞれ配置されて
おり、これらのねじりコイルばね42は、その片端部を
主フレーム13に挿通され固定された固定ピン43に係
止され、反対側の端部を、ばね受けピン40の外周に被
嵌された円筒カラー39に、予め必要量を変位させた状
態で組込まれている。そして、ねじりコイルばね42の
変位によって生じる垂直上向きの弾発力が、押上げリン
ク33とアイドラー軸32を順に経て下部フレーム24
に伝達され、第2のケーブル送出部22が常に上方へ押
圧付勢されるようになっている。
【0019】またさらに、竪ガイド軸37の下部には、
外周面にねじ山が形成され下端部にハンドル44が固着
されたねじ軸45が一体に設けられており、ねじ軸45
のねじ山は、主フレーム13の下部円筒部46の内周面
に形成されたねじ溝に螺合されている。そして、ハンド
ル44を回しねじ軸45を下降させることで、第2のケ
ーブル送出部22を主フレーム13に沿って下方に移動
させ、駆動用無端ベルト15と従動用無端ベルト27と
によるケーブル把持を開放するように構成されている。
すなわち、ハンドルを回し、ねじ軸45およびこれと一
体となった竪ガイド軸37を下方に移動させて、支持軸
38を介して押上げリンク33を押下げることにより、
下部フレーム24および第2のケーブル送出部22全体
を下方に移動させ、駆動用無端ベルト15と従動用無端
ベルト27とにより形成されるケーブル把持部29を拡
開し、ケーブルの把持を開放するようになっている。
【0020】このように構成される実施例のケーブル牽
引装置は、光ファイバケーブル等のケーブルを架空布設
する際の先端または中間牽引装置として、電柱架台等を
用いて電柱の地上付近に取付けて使用される。
【0021】そして、本実施例のケーブル牽引装置にお
いては、駆動ローラ17と従動ローラ18および中間ロ
ーラ19が、ケーブル20の許容曲げ半径以上の曲率半
径を有する円弧状に配置され、駆動用無端ベルト15と
従動用無端ベルト27とにより形成されるケーブル把持
部29が円弧状を呈しているので、従来からの直線状の
ケーブル把持部を有する牽引装置と比較して、同一把持
力でより大きな摩擦力(牽引力)が得られ、特に円弧の
中心角である、ケーブル把持部29両端の延長線の交わ
る角度θが約90°となっている実施例においては、同一
把持力で2倍余りの摩擦力が得られる。
【0022】すなわち、図5(a)に示す直線状のケー
ブル把持部を有するベルト式牽引装置では、最大摩擦力
(最大牽引力)FはF=μW………… (1) となるが、
図5(b)に示す円弧状のケーブル把持部を有する本実
施例のケーブル牽引装置ではF=μWeμθ…………
(2) となる。
【0023】但し、F:最大摩擦力(牽引力) W:把持力 μ:ケーブルと牽引ベルトとの間の摩擦係数 実測値では約 0.5 θ:交角( rad) e:自然対数の底( 2.718…) (2)式において、eμθは摩擦力の増加係数であり、μ
= 0.5、θ=90°とすると、eμθ= 2.2となり、実施
例のケーブル牽引装置では、従来の直線状牽引装置の
2.2倍の摩擦力(牽引力)を示すことになる。
【0024】また、実施例のケーブル牽引装置において
は、下部フレーム24(第2のケーブル送出部22)の
上下移動および揺動機構と、ねじりコイルばね42によ
る垂直上向きの押圧付勢機構により、牽引ロープとケー
ブルとの接続部のような、小径から大径への異径部分
を、把持力をほぼ一定に保ったままで通過させることが
できる。これは、把持径の増大によってねじりコイルば
ね42の変位が増大し、捩じりモーメントも増大する
が、ケーブル把持力に相当する捩じりモーメントの垂直
分力はほとんど変化せず、初期値とほぼ同程度となるた
めである。
【0025】ねじりコイルばねにおける把持ストローク
(把持径に相当する)と把持力との関係を、以下に具体
的に示す。
【0026】本実施例に使用するねじりコイルばねの取
付け設計例を、図6に示す。
【0027】図において、d(素線径)= 6mm D(巻径)=50mm N(有効巻数)= 8巻き a1 =40mm a2 =25mm a3 =46.5mm s(ストローク)=35mm( MAX) θ(増加変位角)=45°( MAX) θs (初期変位角)=77°( MAX) である。
【0028】このようなねじりコイルばねにおける、把
持ストロークと把持力との関係を求めると、図7に示す
グラフが得られ、把持ストロークが増大しても把持力が
ほとんど変化しないことが確かめられた。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明のケーブル牽
引装置によれば、光ファイバケーブルのようなケーブル
を大きな摩擦牽引力を加えて牽引することができるうえ
に、牽引ロープとケーブルとの接続部のような外径変動
部分を、把持力を調整することなく連続的に通すことが
できる。また、小型軽量で設置および取扱いが容易であ
るので、架空布設の際の先端または中間牽引装置として
好適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のケーブル牽引装置の一実施例を示す正
面図。
【図2】図1におけるA−A断面図。
【図3】図2における要部を拡大して示す断面図。
【図4】実施例に使用する駆動用無端ベルトおよび従動
用無端ベルトのローラ接触面の突起形状を示す斜視図、
【図5】ケーブル牽引装置における最大摩擦力と把持力
との関係を説明するための図であり、(a)は従来の直
線状把持部を有する牽引装置を模式的に示す図、(b)
は実施例の円弧状把持部を有する牽引装置を模式的に示
す図。
【図6】実施例に使用するねじりコイルばねの取付け設
計例を示す正面図。
【図7】図6に示すねじりコイルばねにおける把持スト
ロークと把持力との関係を示すグラフ。
【図8】従来からのケーブルの牽引および架空布設方法
を模式的に示す図。
【符号の説明】
12………第1のケーブル送出部 13………主フレーム 15………駆動用無端ベルト 16………ベルトタイトナー 17………駆動ローラ 18、25………従動ローラ 20………ケーブル 22………第2のケーブル送出部 24………下部フレーム 25………下部従動ローラ 26………アイドラー 27………従動用無端ベルト 32………アイドラー軸 33………押上げリンク 36………長孔 37………竪ガイド軸 40………ばね受けピン 42………ねじりコイルばね 44………ハンドル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平井 教仁 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 半田 歩 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 細田 博史 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内 (72)発明者 佐野 清一郎 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被牽引ケーブルの許容曲げ半径以上の曲
    率半径を有する円弧状に、駆動ローラを含む複数のロー
    ラを回転自在に配置し、これらの両端のローラに駆動用
    無端ベルトを巻掛してなる第1のケーブル送出部と、 回転自在に配置された両端のローラに従動用無端ベルト
    を巻掛してなり、前記第1のケーブル送出部に対して接
    近および離間可能に構成された第2のケーブル送出部
    と、 前記駆動用無端ベルトと従動用無端ベルトとで前記被牽
    引ケーブルが把持されるように、前記第2のケーブル送
    出部を前記第1のケーブル送出部方向へ押圧付勢する手
    段とを備えたことを特徴とするケーブル牽引装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のケーブル送出部の両端のロー
    ラの支持軸と直交し、前記円弧の中心を通る2本の直線
    の交角が、約90°であることを特徴とする請求項1記載
    のケーブル牽引装置。
  3. 【請求項3】 前記押圧付勢する手段が、ねじりコイル
    ばねであることを特徴とする請求項1または2記載のケ
    ーブル牽引装置。
JP19963695A 1995-08-04 1995-08-04 ケーブル牽引装置 Expired - Fee Related JP3402863B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19963695A JP3402863B2 (ja) 1995-08-04 1995-08-04 ケーブル牽引装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19963695A JP3402863B2 (ja) 1995-08-04 1995-08-04 ケーブル牽引装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0949952A true JPH0949952A (ja) 1997-02-18
JP3402863B2 JP3402863B2 (ja) 2003-05-06

Family

ID=16411149

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19963695A Expired - Fee Related JP3402863B2 (ja) 1995-08-04 1995-08-04 ケーブル牽引装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3402863B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2764861A1 (fr) * 1997-06-19 1998-12-24 France Etat Dispositif de manutention d'equipement sous-marin
CN101950058A (zh) * 2010-08-05 2011-01-19 南京烽火藤仓光通信有限公司 一种尼龙防鼠防蚁光缆外径控制装置
KR20150000869U (ko) * 2013-08-19 2015-03-02 대우조선해양 주식회사 케이블의 터닝 롤러장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2764861A1 (fr) * 1997-06-19 1998-12-24 France Etat Dispositif de manutention d'equipement sous-marin
CN101950058A (zh) * 2010-08-05 2011-01-19 南京烽火藤仓光通信有限公司 一种尼龙防鼠防蚁光缆外径控制装置
KR20150000869U (ko) * 2013-08-19 2015-03-02 대우조선해양 주식회사 케이블의 터닝 롤러장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP3402863B2 (ja) 2003-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4659029A (en) Apparatus and method for cutting and spooling a web of paper
RU2534711C2 (ru) Устройство и способ для вырезания стекла транспортного средства
JPH09189831A (ja) 光ファイバケーブル
US4795108A (en) Level wind system
AU735067B2 (en) Pay-off reel straightening apparatus for wire or multiple-strand material
TW202498B (ja)
CN209291705U (zh) 一种铠装缠绕机
JP3402863B2 (ja) ケーブル牽引装置
US4120139A (en) Cable making apparatus
CN110844712B (zh) 一种岸电线缆管理装置
GB1592462A (en) Twining and cabling apparatus
JPH11335087A (ja) ウインチ装置
US5109658A (en) Method and apparatus for removing binder from around telecommunications cable core
JP3445940B2 (ja) ケーブル牽引装置
KR102037598B1 (ko) 강선이 일체로 결속된 전신주 설치용 케이블 복합체의 제조 시스템
JPH0348108B2 (ja)
JP2003511321A (ja) 荷を取り扱うことに使用するための方法及び装置
US2849194A (en) Apparatus for coiling filamentary material
JPH10215511A (ja) ケーブル敷設方法およびその敷設用台車
JP2867328B2 (ja) 引取キャプスタンの線寄せ装置
JP3940925B2 (ja) 光ケーブル製造装置
JPS63800Y2 (ja)
US6405518B1 (en) Optical fiber over the end payoff system
JP2022187167A (ja) ケーブル巻取り補助装置
JP2000347079A (ja) 光ファイバケーブル布設方法及びその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030212

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees