JPH0949730A - 形状測定装置 - Google Patents
形状測定装置Info
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- JPH0949730A JPH0949730A JP20110395A JP20110395A JPH0949730A JP H0949730 A JPH0949730 A JP H0949730A JP 20110395 A JP20110395 A JP 20110395A JP 20110395 A JP20110395 A JP 20110395A JP H0949730 A JPH0949730 A JP H0949730A
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- Japan
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- accelerometer
- measurement
- value
- traveling body
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- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 測定面の形状を連続的に且つ自動的に測定す
ることができる形状測定装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 形状測定装置は、測定面に沿って移動可
能な走行体と走行体に装着されたX加速度計及びY加速
度計と走行体の移動距離を測定する移動距離測定装置と
を有し、測定面の所定の位置に設定した原点に対するx
座標値及びy座標値を求める。走行体の停止中はX加速
度計の出力信号Xによってdy/dxの値が得られる。
走行体の移動中は走行体のx方向の速度vx は一定に保
持されるから、Y加速度計の出力信号Yよりd2 y/d
x2 の値が得られる。
ることができる形状測定装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 形状測定装置は、測定面に沿って移動可
能な走行体と走行体に装着されたX加速度計及びY加速
度計と走行体の移動距離を測定する移動距離測定装置と
を有し、測定面の所定の位置に設定した原点に対するx
座標値及びy座標値を求める。走行体の停止中はX加速
度計の出力信号Xによってdy/dxの値が得られる。
走行体の移動中は走行体のx方向の速度vx は一定に保
持されるから、Y加速度計の出力信号Yよりd2 y/d
x2 の値が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路の表面、橋の
表面等、比較的長い寸法を有し且つなだらかに変化する
面の形状を測定する装置に関する。
表面等、比較的長い寸法を有し且つなだらかに変化する
面の形状を測定する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5を参照して道路の表面、橋の表面等
の形状を測定する従来の方法を説明する。測定する面上
の基準点に原点Oをとり、水平方向にx軸、垂直方向に
y軸をとる。また、測定する面に沿って多数の測定点P
1 、P2 、P3 、・・・、PK、・・・、PN-1 、PN
を設定する。
の形状を測定する従来の方法を説明する。測定する面上
の基準点に原点Oをとり、水平方向にx軸、垂直方向に
y軸をとる。また、測定する面に沿って多数の測定点P
1 、P2 、P3 、・・・、PK、・・・、PN-1 、PN
を設定する。
【0003】先ず、原点Oに対する第1の点P1 の相対
的位置、即ち、第1の点P1 の座標を求める。次に、第
1の点P1 の座標より第2の点P2 の座標を求める。こ
れを繰り返して、測定する面上に沿って設定した全ての
測定点P1 〜PN の座標が求められる。
的位置、即ち、第1の点P1 の座標を求める。次に、第
1の点P1 の座標より第2の点P2 の座標を求める。こ
れを繰り返して、測定する面上に沿って設定した全ての
測定点P1 〜PN の座標が求められる。
【0004】図6Aを参照して、第K−1の点PK-1 の
座標(xK-1 ,yK-1 )が求められているものとし、第
Kの点PK の座標(xK ,yK )を求める方法を説明す
る。尚、図6Bは原点Oと第1の点の座標(x1 ,
y1 )を表す。図示のように、2点PK-1 、PK 間の直
線距離をΔsK 、その傾斜角をθK-1 、x方向の増分を
ΔxK 、y方向の増分をΔyK とする。
座標(xK-1 ,yK-1 )が求められているものとし、第
Kの点PK の座標(xK ,yK )を求める方法を説明す
る。尚、図6Bは原点Oと第1の点の座標(x1 ,
y1 )を表す。図示のように、2点PK-1 、PK 間の直
線距離をΔsK 、その傾斜角をθK-1 、x方向の増分を
ΔxK 、y方向の増分をΔyK とする。
【0005】第Kの点PK のx座標の値xK 及びy座標
の値yK は次の式によって表される。
の値yK は次の式によって表される。
【0006】
【数1】xK =xK-1 +ΔxK yK =yK-1 +ΔyK
【0007】x方向及びy方向の増分ΔxK 、ΔyK は
直線距離ΔsK 及び傾斜角をθK-1によって次のように
表される。
直線距離ΔsK 及び傾斜角をθK-1によって次のように
表される。
【0008】
【数2】 ΔxK =ΔsK cosθK-1 =ΔyK cotθK-1 ΔyK =ΔsK sinθK-1 =ΔxK tanθK-1
【0009】4つの変数ΔxK 、ΔyK 、ΔsK 、θ
K-1 のうちの2つ変数の値が知られると、他の2つの変
数の値は数2の式によって求められる。一般に、第K−
1の点PK-1 の座標(xK-1 ,yK-1 )が求められてい
るものとし、4つの変数ΔxK、ΔyK 、ΔsK 、θ
K-1 のうちの2つの変数の値が得られれば、第Kの点P
Kの座標(xK ,yK )を求めることができる。
K-1 のうちの2つ変数の値が知られると、他の2つの変
数の値は数2の式によって求められる。一般に、第K−
1の点PK-1 の座標(xK-1 ,yK-1 )が求められてい
るものとし、4つの変数ΔxK、ΔyK 、ΔsK 、θ
K-1 のうちの2つの変数の値が得られれば、第Kの点P
Kの座標(xK ,yK )を求めることができる。
【0010】これを繰り返して、測定する面上に沿って
設定した全ての測定点の座標が求められる。第Kの点P
K のx座標の値xK 及びy座標の値yK は次の式によっ
て表される。
設定した全ての測定点の座標が求められる。第Kの点P
K のx座標の値xK 及びy座標の値yK は次の式によっ
て表される。
【0011】
【数3】xK =ΣI=1 I=K ΔxI =ΣI=1 I=K ΔsI c
osθI-1=ΣI=1 I=K ΔyI cotθI-1 yK =ΣI=1 I=K ΔyI =ΣI=1 I=K ΔsI sinθ
I-1=ΣI=1 I=K ΔxI tanθI-1
osθI-1=ΣI=1 I=K ΔyI cotθI-1 yK =ΣI=1 I=K ΔyI =ΣI=1 I=K ΔsI sinθ
I-1=ΣI=1 I=K ΔxI tanθI-1
【0012】各測定点における傾斜角θは、適当な傾斜
計又は加速度計によって求められる。また、x方向の距
離Δx及び面に沿った距離Δsは適当な移動計又は速度
計によって求められる。y方向の距離Δyは直接測定す
ることができる。
計又は加速度計によって求められる。また、x方向の距
離Δx及び面に沿った距離Δsは適当な移動計又は速度
計によって求められる。y方向の距離Δyは直接測定す
ることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では、測定
すべき面上に沿って多数の測定点を設定し、各測定点毎
に、所定の測定値(上記4つの変数のうちの2つの変
数)を計測していた。それによって得られる測定面の形
状は各点を直線で結んだ折れ線状となる。従って、測定
すべき面の形状をより正確に求めるためには、多数の測
定点を設定する必要がある。
すべき面上に沿って多数の測定点を設定し、各測定点毎
に、所定の測定値(上記4つの変数のうちの2つの変
数)を計測していた。それによって得られる測定面の形
状は各点を直線で結んだ折れ線状となる。従って、測定
すべき面の形状をより正確に求めるためには、多数の測
定点を設定する必要がある。
【0014】従来の方法では、測定すべき面を折れ線で
近似するから、曲線として求めることができなかった。
近似するから、曲線として求めることができなかった。
【0015】本発明は斯かる点に鑑み、測定面の形状を
連続的に且つ自動的に測定することができる形状測定装
置を提供することを目的とする。
連続的に且つ自動的に測定することができる形状測定装
置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、測定面
に沿って移動可能な走行体と該走行体の走行方向に沿っ
て配置されたX加速度計と常に垂直方向に沿って配置さ
れるように上記走行体に装着されたY加速度計と上記走
行体の移動距離を測定する移動距離測定装置と上記走行
体の移動速度を制御する移動速度制御装置とを有し、上
記測定面の所定の位置に設定した原点に対するx座標値
及びy座標値を求めることによって上記測定面の形状を
測定するように構成された形状測定装置において、上記
X加速度計の出力信号gX 及びY加速度計の出力信号g
Y は、gを重力加速度、tを時間、yを上記走行体のy
座標値、θを水平面に対する上記走行体の傾斜角度とし
て、次の式 gX =g・sinθ gY =g+d2 y/dt2 によって表され、上記移動速度制御装置によって上記走
行体のx方向の速度vx は一定v0 に保持され、それに
よって上記Y加速度計の出力信号gY は gY =g+v0 2・d2 y/dx2 として得られることを特徴とする。
に沿って移動可能な走行体と該走行体の走行方向に沿っ
て配置されたX加速度計と常に垂直方向に沿って配置さ
れるように上記走行体に装着されたY加速度計と上記走
行体の移動距離を測定する移動距離測定装置と上記走行
体の移動速度を制御する移動速度制御装置とを有し、上
記測定面の所定の位置に設定した原点に対するx座標値
及びy座標値を求めることによって上記測定面の形状を
測定するように構成された形状測定装置において、上記
X加速度計の出力信号gX 及びY加速度計の出力信号g
Y は、gを重力加速度、tを時間、yを上記走行体のy
座標値、θを水平面に対する上記走行体の傾斜角度とし
て、次の式 gX =g・sinθ gY =g+d2 y/dt2 によって表され、上記移動速度制御装置によって上記走
行体のx方向の速度vx は一定v0 に保持され、それに
よって上記Y加速度計の出力信号gY は gY =g+v0 2・d2 y/dx2 として得られることを特徴とする。
【0017】本発明によれば、形状測定装置において、
上記走行体が移動中に測定点のx座標値及びy座標値を
求める移動測定モードと上記走行体が停止中に測定点の
x座標値及びy座標値を求める停止測定モードとを有
し、上記2つのモードを交互に使用して上記測定面の形
状を測定するように構成されている。
上記走行体が移動中に測定点のx座標値及びy座標値を
求める移動測定モードと上記走行体が停止中に測定点の
x座標値及びy座標値を求める停止測定モードとを有
し、上記2つのモードを交互に使用して上記測定面の形
状を測定するように構成されている。
【0018】本発明によれば、形状測定装置において、
上記移動測定モードでは、上記Y加速度計の出力信号g
Y と上記移動距離測定装置の出力信号によって測定点の
x座標値及びy座標値を求めるように構成されているこ
とを特徴とする。
上記移動測定モードでは、上記Y加速度計の出力信号g
Y と上記移動距離測定装置の出力信号によって測定点の
x座標値及びy座標値を求めるように構成されているこ
とを特徴とする。
【0019】本発明によれば、形状測定装置において、
上記停止測定モードでは、主として、上記X加速度計の
出力信号gX と上記移動距離測定装置の出力信号によっ
て測定点のx座標値及びy座標値を求めるように構成さ
れていることを特徴とする。
上記停止測定モードでは、主として、上記X加速度計の
出力信号gX と上記移動距離測定装置の出力信号によっ
て測定点のx座標値及びy座標値を求めるように構成さ
れていることを特徴とする。
【0020】X加速度計は水平面に対する走行体の傾斜
角θを検出するから、X加速度計の出力信号よりdy/
dx=βの値が得られる。走行体は、x方向の走行速度
vxが一定となるように速度制御されるから、Y加速度
計の出力信号よりd2 y/dx2 =αの値が得られる。
角θを検出するから、X加速度計の出力信号よりdy/
dx=βの値が得られる。走行体は、x方向の走行速度
vxが一定となるように速度制御されるから、Y加速度
計の出力信号よりd2 y/dx2 =αの値が得られる。
【0021】移動測定モードでは、Y加速度計の出力信
号より得られるd2 y/dx2 =αの値を使用して測定
点のx、y座標値を求める。
号より得られるd2 y/dx2 =αの値を使用して測定
点のx、y座標値を求める。
【0022】停止測定モードでは、X加速度計の出力信
号より得られるdy/dx=βの値を使用して測定点の
x、y座標値を求める。更に、移動測定モードによって
得られた測定点のx、y座標値を修正する。
号より得られるdy/dx=βの値を使用して測定点の
x、y座標値を求める。更に、移動測定モードによって
得られた測定点のx、y座標値を修正する。
【0023】
【発明の実施の形態】図1を参照して本発明による形状
測定装置及び形状測定方法の概念を説明する。本例の形
状測定装置10は、前後2対の車輪11、12を有する
移動可能な車両又は走行体の形態に構成されてよい。形
状測定装置10はX加速度計21とY加速度計23と移
動距離測定装置25とを有する。
測定装置及び形状測定方法の概念を説明する。本例の形
状測定装置10は、前後2対の車輪11、12を有する
移動可能な車両又は走行体の形態に構成されてよい。形
状測定装置10はX加速度計21とY加速度計23と移
動距離測定装置25とを有する。
【0024】X加速度計21は走行体の長手方向に沿っ
て取り付けられており、走行体が傾斜すると走行体と共
に傾斜する。従って走行体が水平面上にある場合にはX
加速度計21は水平に配置される。Y加速度計23は走
行体が傾斜しても常に垂直に配置されるように取り付け
られている。Y加速度計23、例えば、振り子の如き常
に鉛直下方に配置される部材に取り付けられてよい。
て取り付けられており、走行体が傾斜すると走行体と共
に傾斜する。従って走行体が水平面上にある場合にはX
加速度計21は水平に配置される。Y加速度計23は走
行体が傾斜しても常に垂直に配置されるように取り付け
られている。Y加速度計23、例えば、振り子の如き常
に鉛直下方に配置される部材に取り付けられてよい。
【0025】移動距離測定装置25は、例えば、車輪1
1、12の回転数を計数することによって移動距離S、
Δsを測定するように構成されたものであってよい。
1、12の回転数を計数することによって移動距離S、
Δsを測定するように構成されたものであってよい。
【0026】X加速度計21の出力信号gX 及びY加速
度計23の出力信号gY は次のように表される。
度計23の出力信号gY は次のように表される。
【0027】
【数4】gX =g・sinθ gY =g+d2 y/dt2
【0028】ここに、gは重力加速度、θは水平面に対
する走行体の傾斜角度である。X加速度計21の出力信
号gX より、傾斜角θ、sinθ、cosθ、tanθ
が求められる。
する走行体の傾斜角度である。X加速度計21の出力信
号gX より、傾斜角θ、sinθ、cosθ、tanθ
が求められる。
【0029】
【数5】θ=sin-1(gX /g) sinθ=gX /g cosθ=(1/g)〔g2 −gX 2 〕1/2 tanθ=gX /〔g2 −gX 2 〕1/2
【0030】tanθは変数xに関するyの1次微分に
等しい。従って、これをβとおくと次のように表され
る。
等しい。従って、これをβとおくと次のように表され
る。
【0031】
【数6】β=dy/dx=tanθ=gX /〔g2 −g
X 2 〕1/2
X 2 〕1/2
【0032】一方、Y加速度計21の出力信号gY に含
まれるy方向の加速度成分d2 y/dt2 を次のように
変形する。
まれるy方向の加速度成分d2 y/dt2 を次のように
変形する。
【0033】
【数7】d2 y/dt2 =d(dy/dt)/dt=d
〔(dy/dx)・(dx/dt)〕/dt=d〔vx
(dy/dt)〕/dt=(dvx /dt)・(dy/
dx)+vx ・d(dy/dx)/dt=(dvx /d
t)・(dy/dx)+v x 2 d2 y/dx2
〔(dy/dx)・(dx/dt)〕/dt=d〔vx
(dy/dt)〕/dt=(dvx /dt)・(dy/
dx)+vx ・d(dy/dx)/dt=(dvx /d
t)・(dy/dx)+v x 2 d2 y/dx2
【0034】ここで、次のような条件を設定する。
【0035】
【数8】vx =v0 =const
【0036】このとき、dvx /dt=0となり、数7
の式は次のように表される。
の式は次のように表される。
【0037】
【数9】d2 y/dt2 =v0 2 ・d2 y/dx2
【0038】これを数4の式の第2式に代入して、d2
y/dx2 を求める。d2 y/dx 2 をαと置く。
y/dx2 を求める。d2 y/dx 2 をαと置く。
【0039】
【数10】α=d2 y/dx2 =(gY −g)/v0 2
【0040】こうして、数8の式の条件を設定すること
によって、Y加速度計23の出力信号gY より数10の
式の2次微分値αが得られる。
によって、Y加速度計23の出力信号gY より数10の
式の2次微分値αが得られる。
【0041】ここで、2つの加速度計21、22の出力
信号gX 、gY の精度について考察する。X加速度計2
1は走行体の長手方向に沿って配置されるように取り付
けられており、走行体の揺動によって揺動する。従って
走行体の移動中では、X加速度計21の出力信号gX の
精度は高くない。走行体の移動中に、斯かる出力信号g
X を使用して正確な傾斜角度θの値を求めることは困難
である。しかしながら、走行体が静止しているときに
は、X加速度計21の出力信号gX の精度は高く、それ
を使用して正確な傾斜角度θの値を求めることができ
る。
信号gX 、gY の精度について考察する。X加速度計2
1は走行体の長手方向に沿って配置されるように取り付
けられており、走行体の揺動によって揺動する。従って
走行体の移動中では、X加速度計21の出力信号gX の
精度は高くない。走行体の移動中に、斯かる出力信号g
X を使用して正確な傾斜角度θの値を求めることは困難
である。しかしながら、走行体が静止しているときに
は、X加速度計21の出力信号gX の精度は高く、それ
を使用して正確な傾斜角度θの値を求めることができ
る。
【0042】一方、走行体の静止中では、Y加速度計2
3の出力信号gY はgY =gとなり一定である。走行体
の移動中のみ、Y加速度計23の出力信号gY =g+d
2 y/dt2 よりy方向の加速度d2 y/dt2 を検出
することができる。
3の出力信号gY はgY =gとなり一定である。走行体
の移動中のみ、Y加速度計23の出力信号gY =g+d
2 y/dt2 よりy方向の加速度d2 y/dt2 を検出
することができる。
【0043】従って、本例では、測定面の形状を正確に
求めるために、次の2つのモードを使用する。 (1)移動測定モード 走行体を移動させながら測定面の形状を測定する。走行
体が移動しているから、Y加速度計23の出力信号gY
と移動距離測定装置25の出力信号S、Δsを使用す
る。Y加速度計23の出力信号gY に基づいて測定点に
おける2次微分値αが得られる。
求めるために、次の2つのモードを使用する。 (1)移動測定モード 走行体を移動させながら測定面の形状を測定する。走行
体が移動しているから、Y加速度計23の出力信号gY
と移動距離測定装置25の出力信号S、Δsを使用す
る。Y加速度計23の出力信号gY に基づいて測定点に
おける2次微分値αが得られる。
【0044】(2)停止測定モード 走行体を随時停止させ、測定面の形状又は高さを測定す
る。走行体が停止しているから、X加速度計21の出力
信号gX 及び移動距離測定装置25の出力信号S、Δs
を使用する。X加速度計21の出力信号gX に基づいて
測定点における1次微分値βが得られる。
る。走行体が停止しているから、X加速度計21の出力
信号gX 及び移動距離測定装置25の出力信号S、Δs
を使用する。X加速度計21の出力信号gX に基づいて
測定点における1次微分値βが得られる。
【0045】移動測定モードと停止測定モードを随時組
み合わせて測定面の形状を測定する。測定面の形状の測
定は、上述のように座標が既知の測定点に基づいて次の
測定点の座標を求める作業を繰り返すことによってなさ
れる。斯かる作業は、移動測定モードと停止測定モード
の組み合わせによって次の3つの場合がある。図6を再
び参照して説明する。
み合わせて測定面の形状を測定する。測定面の形状の測
定は、上述のように座標が既知の測定点に基づいて次の
測定点の座標を求める作業を繰り返すことによってなさ
れる。斯かる作業は、移動測定モードと停止測定モード
の組み合わせによって次の3つの場合がある。図6を再
び参照して説明する。
【0046】(1)移動測定モードによる第K−1の測
定点PK-1 の座標(xK-1 ,yK-1 )が与えられたとし
て、移動測定モードによる第Kの測定点PK の座標(x
K ,y K )を求める。2つの測定点はいずれも移動測定
モードによる点だから、2次微分値は得られるが1次微
分値は得られない。
定点PK-1 の座標(xK-1 ,yK-1 )が与えられたとし
て、移動測定モードによる第Kの測定点PK の座標(x
K ,y K )を求める。2つの測定点はいずれも移動測定
モードによる点だから、2次微分値は得られるが1次微
分値は得られない。
【0047】(2)移動測定モードによる第K−1の測
定点PK-1 の座標(xK-1 ,yK-1 )が与えられたとし
て、停止測定モードによる第Kの測定点PK の座標(x
K ,y K )を求める。第K−1の測定点PK-1 において
は2次微分値は得られるが1次微分値は得られない。第
Kの測定点PK では1次微分値のみが得られる。
定点PK-1 の座標(xK-1 ,yK-1 )が与えられたとし
て、停止測定モードによる第Kの測定点PK の座標(x
K ,y K )を求める。第K−1の測定点PK-1 において
は2次微分値は得られるが1次微分値は得られない。第
Kの測定点PK では1次微分値のみが得られる。
【0048】(3)停止測定モードによる第Kの測定点
PK の座標(xK ,yK )が与えられたとして、移動測
定モードによる第K+1の測定点PK+1 の座標
(xK+1 ,yK+ 1 )を求める。第Kの測定点PK では1
次微分値のみが得られる。しかしながら第K+1の測定
点PK+1 では2次微分値のみが得られる。
PK の座標(xK ,yK )が与えられたとして、移動測
定モードによる第K+1の測定点PK+1 の座標
(xK+1 ,yK+ 1 )を求める。第Kの測定点PK では1
次微分値のみが得られる。しかしながら第K+1の測定
点PK+1 では2次微分値のみが得られる。
【0049】先ず第1の場合について説明する。第Kの
測定点PK の座標(xK ,yK )を求めるためは第K−
1の測定点PK-1 に対する第Kの測定点PK のx方向の
増分値ΔxK 及びy方向の増分値ΔyK が求められれば
よい。
測定点PK の座標(xK ,yK )を求めるためは第K−
1の測定点PK-1 に対する第Kの測定点PK のx方向の
増分値ΔxK 及びy方向の増分値ΔyK が求められれば
よい。
【0050】x方向の増分値ΔxK-1 は数8の式の条件
を使用して求められる。即ち、x方向の増分Δxは、x
方向の移動速度vx =v0 (=一定)及び時間ΔtK を
使用して、次のように表される。
を使用して求められる。即ち、x方向の増分Δxは、x
方向の移動速度vx =v0 (=一定)及び時間ΔtK を
使用して、次のように表される。
【0051】
【数11】ΔxK =v0 ΔtK
【0052】従って、第Kの測定点PK のx座標の値x
K は次の式によって求められる。
K は次の式によって求められる。
【0053】
【数12】 xK =ΣI=1 I=K ΔxI =v0 ΣI=1 I=K ΔtI
【0054】尚、x方向の増分値ΔxK は変化してよ
い。例えば、測定面の形状の変化がなだらかな所では大
きな値に設定し、変化が激しい所では小さな値に設定さ
れる。しかしながら、簡単化のために一定であってよ
い。
い。例えば、測定面の形状の変化がなだらかな所では大
きな値に設定し、変化が激しい所では小さな値に設定さ
れる。しかしながら、簡単化のために一定であってよ
い。
【0055】
【数13】ΔxK =v0 Δt0 =Δx0 xK =ΣI=1 I=K ΔxI =Kv0 Δt0 =KΔx0
【0056】y方向の増分値ΔyK は数2の式の第2式
を使用して求める。この式において、x方向の増分値Δ
xK は得られているが、tanθK-1 は得られていな
い。ここでは、先ず1次微分値βK-1 をβK-1 ≒tan
θK-1 と近似するものとする。y方向の増分値ΔyK は
次のように表される。
を使用して求める。この式において、x方向の増分値Δ
xK は得られているが、tanθK-1 は得られていな
い。ここでは、先ず1次微分値βK-1 をβK-1 ≒tan
θK-1 と近似するものとする。y方向の増分値ΔyK は
次のように表される。
【0057】
【数14】ΔyK =ΔxK tanθK-1 ≒ΔxK βK-1
【0058】上述のように移動測定モードによる第K−
1の測定点PK-1 では2次微分値α K-1 は得られている
が、1次微分値βK-1 は得られていない。2次微分値α
K-1から1次微分値βK-1 を求めるためには、積分定数
を求めるために更に他の条件が必要となる。ここで、次
のような近似式を使用する。
1の測定点PK-1 では2次微分値α K-1 は得られている
が、1次微分値βK-1 は得られていない。2次微分値α
K-1から1次微分値βK-1 を求めるためには、積分定数
を求めるために更に他の条件が必要となる。ここで、次
のような近似式を使用する。
【0059】
【数15】βK-1 =βK-2 +ΔβK-1 =βK-2 +αK-1 ΔxK-1
【0060】ここに、βK-1 、βK-2 は第K−1の測定
点PK-1 及び第K−2の測定点PK- 2 における1次微分
値、ΔβK-1 は1次微分値の変化量、αK-1 は第K−1
の測定点PK-1 における2次微分値である。この式より
1次微分値βK-1 は次のように表される。
点PK-1 及び第K−2の測定点PK- 2 における1次微分
値、ΔβK-1 は1次微分値の変化量、αK-1 は第K−1
の測定点PK-1 における2次微分値である。この式より
1次微分値βK-1 は次のように表される。
【0061】
【数16】βK-1 =β0 +ΣI=1 I=K-1 αI ΔxI
【0062】数16の式は2次微分値αI (I=1〜K
−1)が得られる場合に成り立つ。これは、測定点PI
(I=1〜K−1)が移動測定モードによる点の場合で
ある。従って、y方向の増分値ΔyK は次の式によって
求められる。
−1)が得られる場合に成り立つ。これは、測定点PI
(I=1〜K−1)が移動測定モードによる点の場合で
ある。従って、y方向の増分値ΔyK は次の式によって
求められる。
【0063】
【数17】ΔyK =ΔxK βK-1 =ΔxK (αK-1 Δx
K-1 +βK-2 )
K-1 +βK-2 )
【0064】次に第2の場合について説明する。移動測
定モードによる第K−1の測定点P K-1 の座標
(xK-1 ,yK-1 )が与えられたとして、停止測定モー
ドによる第Kの測定点PK の座標(xK ,yK )を求め
る。
定モードによる第K−1の測定点P K-1 の座標
(xK-1 ,yK-1 )が与えられたとして、停止測定モー
ドによる第Kの測定点PK の座標(xK ,yK )を求め
る。
【0065】x座標の値xK の求め方は第1の場合と同
様である。y座標の値yK も同様に、数2の式の第2式
を使用して求める。第2の場合を第1の場合と比較する
と、第K−1の測定点PK-1 は共に移動測定モードであ
り、第Kの測定点PK は第2の場合では移動測定モード
でなく停止測定モードである。
様である。y座標の値yK も同様に、数2の式の第2式
を使用して求める。第2の場合を第1の場合と比較する
と、第K−1の測定点PK-1 は共に移動測定モードであ
り、第Kの測定点PK は第2の場合では移動測定モード
でなく停止測定モードである。
【0066】しかしながら、数15の式〜数17の式を
導く過程で説明したように、y座標の値yK を求めるた
めに第K−1の測定点PK-1 における1次微分値βK-1
及び2次微分値αK-1 を使用するが、第Kの測定点PK
における1次微分値βK 及び2次微分値αK は必要では
ない。
導く過程で説明したように、y座標の値yK を求めるた
めに第K−1の測定点PK-1 における1次微分値βK-1
及び2次微分値αK-1 を使用するが、第Kの測定点PK
における1次微分値βK 及び2次微分値αK は必要では
ない。
【0067】従って、第2の場合は第1の場合と同様な
方法でy座標の値yK を求めることができる。即ち、先
ず数15の式によって第K−1の測定点PK-1 における
1次微分値βK-1 を近似的に求める。次に数16の式〜
数17の式によってy座標の値yK を求める。
方法でy座標の値yK を求めることができる。即ち、先
ず数15の式によって第K−1の測定点PK-1 における
1次微分値βK-1 を近似的に求める。次に数16の式〜
数17の式によってy座標の値yK を求める。
【0068】最後に第3の場合について説明する。停止
測定モードによる第Kの測定点PKの座標(xK ,
yK )が与えられたとして、移動測定モードによる第K
+1の測定点PK+1 の座標(xK+1 ,yK+1 )を求め
る。
測定モードによる第Kの測定点PKの座標(xK ,
yK )が与えられたとして、移動測定モードによる第K
+1の測定点PK+1 の座標(xK+1 ,yK+1 )を求め
る。
【0069】x座標の値xK+1 の求め方は上述の通りで
ある。y座標の値yK+1 も同様に数14の式によって求
められる。しかしながら、数14の式の右辺に含まれる
1次微分値βK は数15の式の近似によって求める代わ
りにわりに、X加速度計21の出力信号gX を使用す
る。第Kの測定点PK は停止測定モードによる点だから
である。
ある。y座標の値yK+1 も同様に数14の式によって求
められる。しかしながら、数14の式の右辺に含まれる
1次微分値βK は数15の式の近似によって求める代わ
りにわりに、X加速度計21の出力信号gX を使用す
る。第Kの測定点PK は停止測定モードによる点だから
である。
【0070】斯かる第3の場合は、原点Oにて停止して
いた走行体が移動開始する場合にも適用される。尚、第
K+2の測定点PK+2 以後の測定点の求め方は上述の通
りである。
いた走行体が移動開始する場合にも適用される。尚、第
K+2の測定点PK+2 以後の測定点の求め方は上述の通
りである。
【0071】以上の3つ場合において、x座標の値xK
の求め方はいずれも同じである。一方、y座標の値yK
の求め方は、第1及び第2の場合と第3の場合では異な
る。第1及び第2の場合では数15の式の近似式を使用
して1次微分値βK を求めたが、第3の場合では、停止
測定モードにおけるX加速度計21の出力信号gX を使
用して数6の式によって1次微分値βK を求めた。上述
のように、X加速度計21の出力信号gX を使用して求
めた1次微分値βK は正確な値であると考えられる。従
って第3の場合では、正確なy座標の値yK を求めるこ
とができる。
の求め方はいずれも同じである。一方、y座標の値yK
の求め方は、第1及び第2の場合と第3の場合では異な
る。第1及び第2の場合では数15の式の近似式を使用
して1次微分値βK を求めたが、第3の場合では、停止
測定モードにおけるX加速度計21の出力信号gX を使
用して数6の式によって1次微分値βK を求めた。上述
のように、X加速度計21の出力信号gX を使用して求
めた1次微分値βK は正確な値であると考えられる。従
って第3の場合では、正確なy座標の値yK を求めるこ
とができる。
【0072】停止測定モードでは正確な1次微分値βK
が得られるから、それを使用して移動測定モードにて1
次微分値βK を数15の式によって近似したことに起因
する誤差を修正することができる。ここでは、y座標の
値yK の誤差ではなく、1次微分値βK の誤差を修正す
る。
が得られるから、それを使用して移動測定モードにて1
次微分値βK を数15の式によって近似したことに起因
する誤差を修正することができる。ここでは、y座標の
値yK の誤差ではなく、1次微分値βK の誤差を修正す
る。
【0073】以下に停止測定モードによる誤差修正につ
いて説明する。第Kの測定点PK における1次微分値β
K の誤差δβは次のように表される。
いて説明する。第Kの測定点PK における1次微分値β
K の誤差δβは次のように表される。
【0074】
【数18】δβK =βK −βK0
【0075】ここにβK は数15の式の近似式を使用し
て求めた1次微分値βK であり誤差を含む。βK0は正確
な1次微分値、即ち、X加速度計21の出力信号gX を
使用して求めた1次微分値である。
て求めた1次微分値βK であり誤差を含む。βK0は正確
な1次微分値、即ち、X加速度計21の出力信号gX を
使用して求めた1次微分値である。
【0076】第Kの測定点PK は停止測定モードだか
ら、X加速度計21の出力信号gX を使用して求めた正
確な1次微分βK0は得られるが、数15の式の近似式に
よる1次微分値βK は未だ求められていない。
ら、X加速度計21の出力信号gX を使用して求めた正
確な1次微分βK0は得られるが、数15の式の近似式に
よる1次微分値βK は未だ求められていない。
【0077】第Kの測定点PK の1次微分値βK は数1
5の式によって、次のように表される。
5の式によって、次のように表される。
【0078】
【数19】βK =βK-1 +αK ΔxK
【0079】この近似式は第Kの測定点PK の2次微分
値αK を含む。第Kの測定点PK は停止測定モードだか
ら2次微分値αK は得られない。ここでは、第Kの測定
点P K の2次微分値αK は第K−1の測定点PK-1 の2
次微分値αK-1 に等しいと近似する。斯かる場合、第K
の測定点PK の1次微分値βK は次のように表される。
値αK を含む。第Kの測定点PK は停止測定モードだか
ら2次微分値αK は得られない。ここでは、第Kの測定
点P K の2次微分値αK は第K−1の測定点PK-1 の2
次微分値αK-1 に等しいと近似する。斯かる場合、第K
の測定点PK の1次微分値βK は次のように表される。
【0080】
【数20】βK =βK-1 +αK-1 ΔxK
【0081】他の方法として、第Kの測定点PK で停止
しないで第K+1の測定点PK+1 まで移動し、第Kの測
定点PK における2次微分値αK を測定する。それによ
って数19の式の1次微分値βK を求める。そして再び
第Kの測定点PK まで戻り、停止測定モードに入り、正
確な1次微分βK0を求める。
しないで第K+1の測定点PK+1 まで移動し、第Kの測
定点PK における2次微分値αK を測定する。それによ
って数19の式の1次微分値βK を求める。そして再び
第Kの測定点PK まで戻り、停止測定モードに入り、正
確な1次微分βK0を求める。
【0082】数18の式の誤差δβK が所定の範囲を超
えると、修正する必要がある。斯かる誤差δβK の原因
の第1は、数15の式、数19の式又は数20の式の近
似にあり、第2は、2次微分値αK の誤差にある。2次
微分値αK の誤差は数6の式によって表されるようにX
加速度計21の出力信号gX に含まれるドリフト誤差に
起因する。
えると、修正する必要がある。斯かる誤差δβK の原因
の第1は、数15の式、数19の式又は数20の式の近
似にあり、第2は、2次微分値αK の誤差にある。2次
微分値αK の誤差は数6の式によって表されるようにX
加速度計21の出力信号gX に含まれるドリフト誤差に
起因する。
【0083】斯かる誤差を除去するためには、数15の
式、数19の式又は数20の式に使用される1次微分値
βK 及び2次微分値αK を次の修正式によって修正す
る。
式、数19の式又は数20の式に使用される1次微分値
βK 及び2次微分値αK を次の修正式によって修正す
る。
【0084】
【数21】βK =βK-1 +Δ’βK αK =αK0+ΔαK
【0085】ここにΔ’βK は1次微分値の修正値であ
る。αK0はY加速度計23の出力信号gY より数10の
式によって求めた2次微分値、ΔαK はドリフト誤差修
正値である。修正値Δ’βK 及び修正値ΔαK は適当な
方法、例えば試行錯誤法によって設定されてよい。
る。αK0はY加速度計23の出力信号gY より数10の
式によって求めた2次微分値、ΔαK はドリフト誤差修
正値である。修正値Δ’βK 及び修正値ΔαK は適当な
方法、例えば試行錯誤法によって設定されてよい。
【0086】こうして修正された1次微分値βK 及び2
次微分値αK を使用して数15の式及び数19の式又は
数20の式を演算し、数18の式によって誤差δβK を
演算する。斯かる誤差δβK がゼロになるまでこの修正
演算を繰り返す。
次微分値αK を使用して数15の式及び数19の式又は
数20の式を演算し、数18の式によって誤差δβK を
演算する。斯かる誤差δβK がゼロになるまでこの修正
演算を繰り返す。
【0087】図2を参照して本発明の形状測定装置の制
御系の構成及び機能を説明する。本例の形状測定装置は
X加速度計21及びY加速度計23と移動距離測定装
置、即ち、走行計25とそれらの出力信号gX 、gY 、
Sを入力する演算部27と演算部27より出力された走
行体のx方向の速度vx を入力する走行体速度制御部2
9と走行体を駆動するための車輪駆動モータ31とを有
する。
御系の構成及び機能を説明する。本例の形状測定装置は
X加速度計21及びY加速度計23と移動距離測定装
置、即ち、走行計25とそれらの出力信号gX 、gY 、
Sを入力する演算部27と演算部27より出力された走
行体のx方向の速度vx を入力する走行体速度制御部2
9と走行体を駆動するための車輪駆動モータ31とを有
する。
【0088】演算部27は測定点PK の座標(xK ,y
K )と走行体のx方向の速度vx を演算する。走行体の
x方向の速度信号vx は走行体速度制御部29に供給さ
れ、そこで実際のx方向の速度vx と設定速度v0 が比
較される。即ち、両者の偏差Δvx =v0 −vx が演算
される。斯かる偏差Δvx は車輪駆動モータ31に供給
され、走行体が加速又は減速される。こうして、走行体
のx方向の速度vx は一定値V0 に維持される。
K )と走行体のx方向の速度vx を演算する。走行体の
x方向の速度信号vx は走行体速度制御部29に供給さ
れ、そこで実際のx方向の速度vx と設定速度v0 が比
較される。即ち、両者の偏差Δvx =v0 −vx が演算
される。斯かる偏差Δvx は車輪駆動モータ31に供給
され、走行体が加速又は減速される。こうして、走行体
のx方向の速度vx は一定値V0 に維持される。
【0089】図3を参照して演算部27の構成及び機能
を説明する。演算部27は入力信号記憶部27−1とモ
ード切替え部27−2と第1及び第2演算部27−3
A、27−3Bと第1及び第2記憶部27−4A、27
−4Bと第1及び第2座標演算部27−5A、27−5
Bと補正演算部27−6と走行体速度演算部27−7と
を有する。
を説明する。演算部27は入力信号記憶部27−1とモ
ード切替え部27−2と第1及び第2演算部27−3
A、27−3Bと第1及び第2記憶部27−4A、27
−4Bと第1及び第2座標演算部27−5A、27−5
Bと補正演算部27−6と走行体速度演算部27−7と
を有する。
【0090】入力信号記憶部27−1は所定の時間Δt
毎にX加速度計21及びY加速度計23の出力信号
gX 、gY を記憶する。また走行計25の出力信号Sを
記憶する。
毎にX加速度計21及びY加速度計23の出力信号
gX 、gY を記憶する。また走行計25の出力信号Sを
記憶する。
【0091】例えば、図1において本例の形状測定装置
10が測定面Cに沿って原点Oを出発し、移動測定モー
ドにて測定しながら、第Kの測定点PK にて停止し停止
測定モードにて測定した場合を想定する。入力信号記憶
部27−1には次のような数値行列が記憶される。
10が測定面Cに沿って原点Oを出発し、移動測定モー
ドにて測定しながら、第Kの測定点PK にて停止し停止
測定モードにて測定した場合を想定する。入力信号記憶
部27−1には次のような数値行列が記憶される。
【0092】
【数22】 S0 ,S1 ,S2 ,S3 ,・・・,SK-1 ,SK gX0,gX1,gX2,gX3,・・・,gXK-1,gXK gY0,gY1,gY2,gY3,・・・,gYK-1,gYK
【0093】斯かる数値行列の第1列の数値は原点にお
ける測定値であり、第2列〜第K−1列の数値は移動測
定モードによる測定値であり、第K列の数値は停止測定
モードによる測定値である。
ける測定値であり、第2列〜第K−1列の数値は移動測
定モードによる測定値であり、第K列の数値は停止測定
モードによる測定値である。
【0094】モード切替え部27−2は移動測定モード
であるか又は停止測定モードであるかを判定する。斯か
る判定は、走行計25の出力信号Sに基づいてなされて
よい。例えば走行体の速度ΔS/Δtがゼロでない場合
には移動測定モードであると判定され、走行体の速度Δ
S/Δtがゼロである場合には停止測定モードであると
判定される。移動測定モードの場合には、入力信号記憶
部27−1に記憶された信号と共に移動測定モード信号
M1 を第1演算部27−3Aに供給する。停止測定モー
ドの場合には、入力信号記憶部27−1に記憶された信
号と共に停止測定モード信号M2 を第2演算部27−3
Bに供給する。
であるか又は停止測定モードであるかを判定する。斯か
る判定は、走行計25の出力信号Sに基づいてなされて
よい。例えば走行体の速度ΔS/Δtがゼロでない場合
には移動測定モードであると判定され、走行体の速度Δ
S/Δtがゼロである場合には停止測定モードであると
判定される。移動測定モードの場合には、入力信号記憶
部27−1に記憶された信号と共に移動測定モード信号
M1 を第1演算部27−3Aに供給する。停止測定モー
ドの場合には、入力信号記憶部27−1に記憶された信
号と共に停止測定モード信号M2 を第2演算部27−3
Bに供給する。
【0095】第1演算部27−3Aは移動測定モードに
おけるx方向の増分値ΔxK 、2次微分値αK 、1次微
分値βK 、1次微分値の増分値ΔβK 及びy方向の増分
値ΔxK をそれぞれ演算する。x方向の増分値ΔxK は
数13の式によって求められ、2次微分値αK は数10
の式によって求められ、1次微分値βK は数15の式及
び数16の式によって求められ、1次微分値の増分値Δ
βK は数15の式に示すようにΔβK =αK ΔxK によ
って求められ、y方向の増分値ΔyK は数17の式によ
って求められる。
おけるx方向の増分値ΔxK 、2次微分値αK 、1次微
分値βK 、1次微分値の増分値ΔβK 及びy方向の増分
値ΔxK をそれぞれ演算する。x方向の増分値ΔxK は
数13の式によって求められ、2次微分値αK は数10
の式によって求められ、1次微分値βK は数15の式及
び数16の式によって求められ、1次微分値の増分値Δ
βK は数15の式に示すようにΔβK =αK ΔxK によ
って求められ、y方向の増分値ΔyK は数17の式によ
って求められる。
【0096】第1演算部27−3Aによって演算された
値は第1記憶部27−4Aに供給されそこで記憶され
る。従って、第1記憶部27−4Aには次のような移動
測定モードによる演算値の行列が記憶されている。
値は第1記憶部27−4Aに供給されそこで記憶され
る。従って、第1記憶部27−4Aには次のような移動
測定モードによる演算値の行列が記憶されている。
【0097】
【数23】Δx1 ,Δx2 ,Δx3 ,・・・,ΔxK-1 α0 ,α1 ,α2 ,α3 ,・・・,αK-1 β0 ,β1 ,β2 ,β3 ,・・・,βK-1 Δy1 ,Δy2 ,Δy3 ,・・・,ΔyK-1
【0098】第2演算部27−3Bは停止測定モードに
おけるx方向の増分値ΔxK 、1次微分値βK 及び1次
微分値の増分値ΔβK をそれぞれ演算する。1次微分値
βKは数6の式によって求められる。それ以外は第1演
算部27−3Aの場合と同様である。即ち、x方向の増
分値ΔxK は数13の式によって求められ、1次微分値
の増分値ΔβK は数15の式に示すようにΔβK =αK
ΔxK によって求められ、y方向の増分値ΔyK は数1
7の式によって求められる。
おけるx方向の増分値ΔxK 、1次微分値βK 及び1次
微分値の増分値ΔβK をそれぞれ演算する。1次微分値
βKは数6の式によって求められる。それ以外は第1演
算部27−3Aの場合と同様である。即ち、x方向の増
分値ΔxK は数13の式によって求められ、1次微分値
の増分値ΔβK は数15の式に示すようにΔβK =αK
ΔxK によって求められ、y方向の増分値ΔyK は数1
7の式によって求められる。
【0099】第2演算部27−3Bによって演算された
値は第2記憶部27−4Bに供給されそこで記憶され
る。従って、第2記憶部27−4Bには次のような停止
測定モードによる演算値が記憶されている。
値は第2記憶部27−4Bに供給されそこで記憶され
る。従って、第2記憶部27−4Bには次のような停止
測定モードによる演算値が記憶されている。
【0100】
【数24】ΔxK β0 ,βK ΔyK
【0101】第1及び第2座標演算部27−5A、27
−5Bは、それぞれ移動測定モード及び停止測定モード
におけるx座標値xK 及びy座標値yK を演算する。x
座標値xK 及びy座標値yK はそれぞれ数13の式及び
数17の式(及び数3の式)によって求められる。第1
座標演算部27−5Aは、次のようなx及びy座標値を
演算しそれを記憶する。
−5Bは、それぞれ移動測定モード及び停止測定モード
におけるx座標値xK 及びy座標値yK を演算する。x
座標値xK 及びy座標値yK はそれぞれ数13の式及び
数17の式(及び数3の式)によって求められる。第1
座標演算部27−5Aは、次のようなx及びy座標値を
演算しそれを記憶する。
【0102】
【数25】x1 ,x2 ,x3 ,・・・,xK-1 y1 ,y2 ,y3 ,・・・,yK-1
【0103】第2座標演算部27−5Bは、次のような
x及y座標値を演算しそれを記憶する。
x及y座標値を演算しそれを記憶する。
【0104】
【数26】x0 ,xK y0 ,yK
【0105】図4を参照して補正演算部27−6の機能
を説明する。図4は補正演算部27−6にて実行される
演算を示す流れ図である。先ず、ステップ100にて補
正演算部27−6が始動し、ステップ101にて数18
の式より1次微分値の誤差δβK を演算する。ステップ
102にて斯かる誤差δβK が許容範囲内であるか否か
を判定する。もし、誤差δβK が許容範囲を超えた場合
には、ステップ103に進む。
を説明する。図4は補正演算部27−6にて実行される
演算を示す流れ図である。先ず、ステップ100にて補
正演算部27−6が始動し、ステップ101にて数18
の式より1次微分値の誤差δβK を演算する。ステップ
102にて斯かる誤差δβK が許容範囲内であるか否か
を判定する。もし、誤差δβK が許容範囲を超えた場合
には、ステップ103に進む。
【0106】ステップ103では、1次微分の補正値
Δ’βK 及び2次微分の補正値ΔαKを適当に設定して
数21の式によって1次微分値βK 及び2次微分値αK
を計算する。
Δ’βK 及び2次微分の補正値ΔαKを適当に設定して
数21の式によって1次微分値βK 及び2次微分値αK
を計算する。
【0107】ステップ104にて斯かる新たな値βK 、
αK に置き換える。再びステップ101、102に戻り
1次微分値の誤差δβK を演算し、それが許容範囲内で
あるか否かを判定する。ステップ102にて斯かる誤差
δβK が許容範囲内になったときに、ステップ105に
進み、座標(x,y)を出力する。
αK に置き換える。再びステップ101、102に戻り
1次微分値の誤差δβK を演算し、それが許容範囲内で
あるか否かを判定する。ステップ102にて斯かる誤差
δβK が許容範囲内になったときに、ステップ105に
進み、座標(x,y)を出力する。
【0108】走行体速度演算部27−7は、入力信号記
憶部27−1の出力信号S、gX を入力してx方向の速
度vx を演算する。x方向の速度vx は次の式によって
求められる。
憶部27−1の出力信号S、gX を入力してx方向の速
度vx を演算する。x方向の速度vx は次の式によって
求められる。
【0109】
【数27】vx =s・cosθ=(dS/dt)・(1
/g)〔g2 −gX 2 〕1/2
/g)〔g2 −gX 2 〕1/2
【0110】数4の式に示されるように、X加速度計2
1の出力信号gX 及びY加速度計23の出力信号gY は
重力加速度gを含む。Y加速度計23の出力信号gY に
含まれる重力加速度gは走行体の停止している時のY加
速度計23の出力信号gY として得られる。
1の出力信号gX 及びY加速度計23の出力信号gY は
重力加速度gを含む。Y加速度計23の出力信号gY に
含まれる重力加速度gは走行体の停止している時のY加
速度計23の出力信号gY として得られる。
【0111】本例の演算部27はディジタル信号によっ
て演算されてよい。斯かる場合、演算部27の入力側に
は適当なA/D変換器が設けられる。
て演算されてよい。斯かる場合、演算部27の入力側に
は適当なA/D変換器が設けられる。
【0112】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は斯かる実施例に限定されることなく様々な変形
が可能であることは当業者にとって理解されよう。
本発明は斯かる実施例に限定されることなく様々な変形
が可能であることは当業者にとって理解されよう。
【0113】
【発明の効果】本発明によると、形状測定装置におい
て、測定面の形状を連続的に測定することができる利点
を有する。
て、測定面の形状を連続的に測定することができる利点
を有する。
【0114】本発明によると、形状測定装置において、
自動的に測定面の形状を測定することができる利点を有
する。
自動的に測定面の形状を測定することができる利点を有
する。
【0115】本発明によると、形状測定装置において、
正確に測定面の形状を測定することができる利点を有す
る。
正確に測定面の形状を測定することができる利点を有す
る。
【0116】従来の形状測定装置では、高い測定精度を
得る必要がある場合には多数の測定点にて停止する必要
があり、測定時間が長くなる欠点があったが、本発明の
形状測定装置では、連続的にデータを取り込むから、高
い測定精度を得る必要がある場合でも短時間で測定がで
きる利点を有する。
得る必要がある場合には多数の測定点にて停止する必要
があり、測定時間が長くなる欠点があったが、本発明の
形状測定装置では、連続的にデータを取り込むから、高
い測定精度を得る必要がある場合でも短時間で測定がで
きる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による形状測定装置の概略図を示す説明
図である。
図である。
【図2】本発明による形状測定装置の制御系及び演算系
の概略を示す図である。
の概略を示す図である。
【図3】本発明による形状測定装置の演算部の構成例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図4】本発明による形状測定装置の演算部の補正演算
部27−6の機能を説明するための説明図である。
部27−6の機能を説明するための説明図である。
【図5】従来技術による形状測定方法の概略を示す図で
ある。
ある。
【図6】2点間の座標、位置関係を示す図である。
10 形状測定装置 11、12 車輪 21 X加速度計 23 Y加速度計 25 移動速度測定装置又は走行計 27 演算部 29 走行体速度制御部 31 車輪駆動用モータ
Claims (5)
- 【請求項1】測定面に沿って移動可能な走行体と該走行
体の走行方向に沿って配置されたX加速度計と常に垂直
方向に沿って配置されるように上記走行体に装着された
Y加速度計と上記走行体の移動距離を測定する移動距離
測定装置と上記走行体の移動速度を制御する移動速度制
御装置とを有し、上記測定面の所定の位置に設定した原
点に対するx座標値及びy座標値を求めることによって
上記測定面の形状を測定するように構成された形状測定
装置において、 上記X加速度計の出力信号gX 及びY加速度計の出力信
号gY は、gを重力加速度、tを時間、yを上記走行体
のy座標値、θを水平面に対する上記走行体の傾斜角度
として、次の式 gX =g・sinθ gY =g+d2 y/dt2 によって表され、 上記移動速度制御装置によって上記走行体のx方向の速
度は一定v0 に保持され、それによって上記Y加速度計
の出力信号gY は gY =g+v0 2・d2 y/dx2 として得られることを特徴とする形状測定装置。 - 【請求項2】請求項1記載の形状測定装置において、上
記走行体が移動中に測定点のx座標値及びy座標値を求
める移動測定モードと上記走行体が停止中に測定点のx
座標値及びy座標値を求める停止測定モードとを有し、
上記2つのモードを交互に使用して上記測定面の形状を
測定するように構成されていることを特徴とする形状測
定装置。 - 【請求項3】請求項2記載の形状測定装置において、上
記移動測定モードでは、上記Y加速度計の出力信号gY
と上記移動距離測定装置の出力信号によって測定点のx
座標値及びy座標値を求めるように構成されていること
を特徴とする形状測定装置。 - 【請求項4】請求項2又は3記載の形状測定装置におい
て、上記停止測定モードでは、上記X加速度計の出力信
号gX と上記移動距離測定装置の出力信号によって測定
点のx座標値及びy座標値を求めるように構成されてい
ることを特徴とする形状測定装置。 - 【請求項5】請求項4記載の形状測定装置において、上
記停止測定モードでは、上記移動測定モードにて求めら
れた上記測定点のx座標値及びy座標値を修正するよう
に構成されていることを特徴とする形状測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20110395A JPH0949730A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | 形状測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20110395A JPH0949730A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | 形状測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0949730A true JPH0949730A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16435457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20110395A Pending JPH0949730A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | 形状測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0949730A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002528734A (ja) * | 1998-11-04 | 2002-09-03 | イディアグ | 体の表面ラインを検出する測定構造体 |
-
1995
- 1995-08-07 JP JP20110395A patent/JPH0949730A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002528734A (ja) * | 1998-11-04 | 2002-09-03 | イディアグ | 体の表面ラインを検出する測定構造体 |
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