JPH0949587A - 結露防止可能な保温保冷用被覆層を有するダクトなどの 管構造体 - Google Patents
結露防止可能な保温保冷用被覆層を有するダクトなどの 管構造体Info
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- JPH0949587A JPH0949587A JP7229560A JP22956095A JPH0949587A JP H0949587 A JPH0949587 A JP H0949587A JP 7229560 A JP7229560 A JP 7229560A JP 22956095 A JP22956095 A JP 22956095A JP H0949587 A JPH0949587 A JP H0949587A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】従来の冷房や暖房などの空気調和技術が採用さ
れにくい小規模の住宅や客車などの車両などの冷房や暖
房などの空気調和技術を生かして小規模の住宅や客車な
どの車両などで使用することに適した結露防止可能な保
温保冷用被覆層を有するダクトなどの簡易構造の管構造
体を提供することを本発明の目的とする。 【構成】本発明は、金属製ダクト本体や合成樹脂製可撓
管やアルミニウム製可撓管や周囲に被覆層を有するダク
ト本体や可撓管などの周囲の被覆層の内部に所望厚さの
被覆材を収容した被覆体をダクト本体や可撓管などの周
囲に被覆し、その被覆体が収容した所望厚さの被覆材に
吸水性が強い高分子吸水材を滲み込ませ、使用に際し
て、保水率を高めて、結露を、事実上、無くし得るよう
にした結露防止可能な保温保冷用被覆層を有するダクト
などの管構造体である。
れにくい小規模の住宅や客車などの車両などの冷房や暖
房などの空気調和技術を生かして小規模の住宅や客車な
どの車両などで使用することに適した結露防止可能な保
温保冷用被覆層を有するダクトなどの簡易構造の管構造
体を提供することを本発明の目的とする。 【構成】本発明は、金属製ダクト本体や合成樹脂製可撓
管やアルミニウム製可撓管や周囲に被覆層を有するダク
ト本体や可撓管などの周囲の被覆層の内部に所望厚さの
被覆材を収容した被覆体をダクト本体や可撓管などの周
囲に被覆し、その被覆体が収容した所望厚さの被覆材に
吸水性が強い高分子吸水材を滲み込ませ、使用に際し
て、保水率を高めて、結露を、事実上、無くし得るよう
にした結露防止可能な保温保冷用被覆層を有するダクト
などの管構造体である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、結露防止可能な保温保
冷用被覆層を有するダクトなどの管構造体に関し、特
に、冷房や暖房などの空気調和技術が適用されにくい一
般住宅などでも、小規模の住宅や客車などの車両などで
使用することに適した結露防止可能な保温保冷用被覆層
を有するダクトなどの簡易構造の管構造体にかかわると
ともにダクトなどの管構造体の管本体の周囲の被覆層の
外周部或いは内部に耐火性組織構造部分を形成して防火
性を強化し得るようにした結露防止可能な保温保冷用被
覆層を有するダクトなどの管構造体に関する。
冷用被覆層を有するダクトなどの管構造体に関し、特
に、冷房や暖房などの空気調和技術が適用されにくい一
般住宅などでも、小規模の住宅や客車などの車両などで
使用することに適した結露防止可能な保温保冷用被覆層
を有するダクトなどの簡易構造の管構造体にかかわると
ともにダクトなどの管構造体の管本体の周囲の被覆層の
外周部或いは内部に耐火性組織構造部分を形成して防火
性を強化し得るようにした結露防止可能な保温保冷用被
覆層を有するダクトなどの管構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、冷房や暖房などの空気調和技
術を、大型工場或いは大型病院或いは大型住宅或いは高
層ビル或いは大型マンション或いは大型ホテル或いは映
画館或いは大型ストアなどに適用してきた。しかし、冷
房や暖房などの空気調和技術を適用するにしても、大規
模の冷房や暖房などの空気調和技術を生かしていく場合
はともかくも、適切に生かしにくい小規模の住宅や客車
などの車両などでは、必ずしも、従来の冷房や暖房など
の空気調和技術が採用されにくい。特に、従来は、ダク
ト本体などの周囲にグラスウール、ロックウールの断熱
層を被覆し、その外側をアルミ箔、クロスなどの表面被
覆体により被覆して、その被覆層を25ミリメートル以
上の厚さで被覆して、本格的な冷房や暖房などの空気調
和技術を駆使して、信頼性の高い施工をしてきた。しか
し、そのような施工では、その費用が嵩むのみならず、
高度の施工技術を必要とし、専門的な人を必要とする。
しかし、高度の施工技術を有する専門的な人は得にくい
実情にある。
術を、大型工場或いは大型病院或いは大型住宅或いは高
層ビル或いは大型マンション或いは大型ホテル或いは映
画館或いは大型ストアなどに適用してきた。しかし、冷
房や暖房などの空気調和技術を適用するにしても、大規
模の冷房や暖房などの空気調和技術を生かしていく場合
はともかくも、適切に生かしにくい小規模の住宅や客車
などの車両などでは、必ずしも、従来の冷房や暖房など
の空気調和技術が採用されにくい。特に、従来は、ダク
ト本体などの周囲にグラスウール、ロックウールの断熱
層を被覆し、その外側をアルミ箔、クロスなどの表面被
覆体により被覆して、その被覆層を25ミリメートル以
上の厚さで被覆して、本格的な冷房や暖房などの空気調
和技術を駆使して、信頼性の高い施工をしてきた。しか
し、そのような施工では、その費用が嵩むのみならず、
高度の施工技術を必要とし、専門的な人を必要とする。
しかし、高度の施工技術を有する専門的な人は得にくい
実情にある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、従来の冷房や
暖房などの空気調和技術が採用されにくい小規模の住宅
や客車などの車両などの冷房や暖房などの空気調和技術
を生かして、小規模の住宅や客車などの車両などで使用
することに適した結露防止可能な保温保冷用被覆層を有
するダクトなどの簡易構造の管構造体を提供することを
本発明の第一の目的とする。また、冷房や暖房などの空
気調和技術が必要なところの配管には、その管構造体の
表面に結露現象を生じて、その解決が必ずしも容易でな
かった。そこで、比較的簡単な構成で結露防止可能な保
温保冷用被覆層を有するダクトなどの簡易構造の管構造
体を提供することを本発明の第二の目的とする。また、
一般住宅などでは、火災が生じた際の対策として、不燃
材料或いは燃えにくい材料をを使用することが望まし
い。そこで、結露現象が生じないようにするために、吸
水性と保水性の強い素材を使用して使用に際して保水率
を高め得るようにして、吸水性と保水性の強い素材を収
容した被覆体を耐火性の強い素材で造り、防火性を強化
することを可能にした結露防止可能な保温保冷用被覆層
を有するダクトなどの管構造体を提供することを本発明
の第三の目的とする。また、グラスクロス、不織布ウー
ル、綿状パルプなどの結露防止可能な保温保冷用被覆層
に弗素樹脂、ジルコニウムなどの耐火性の強い素材を含
ませて防火性を強化し得るようにした結露防止可能な保
温保冷用被覆層を有するダクトなどの管構造体を提供す
ることを本発明の第四の目的とする。
暖房などの空気調和技術が採用されにくい小規模の住宅
や客車などの車両などの冷房や暖房などの空気調和技術
を生かして、小規模の住宅や客車などの車両などで使用
することに適した結露防止可能な保温保冷用被覆層を有
するダクトなどの簡易構造の管構造体を提供することを
本発明の第一の目的とする。また、冷房や暖房などの空
気調和技術が必要なところの配管には、その管構造体の
表面に結露現象を生じて、その解決が必ずしも容易でな
かった。そこで、比較的簡単な構成で結露防止可能な保
温保冷用被覆層を有するダクトなどの簡易構造の管構造
体を提供することを本発明の第二の目的とする。また、
一般住宅などでは、火災が生じた際の対策として、不燃
材料或いは燃えにくい材料をを使用することが望まし
い。そこで、結露現象が生じないようにするために、吸
水性と保水性の強い素材を使用して使用に際して保水率
を高め得るようにして、吸水性と保水性の強い素材を収
容した被覆体を耐火性の強い素材で造り、防火性を強化
することを可能にした結露防止可能な保温保冷用被覆層
を有するダクトなどの管構造体を提供することを本発明
の第三の目的とする。また、グラスクロス、不織布ウー
ル、綿状パルプなどの結露防止可能な保温保冷用被覆層
に弗素樹脂、ジルコニウムなどの耐火性の強い素材を含
ませて防火性を強化し得るようにした結露防止可能な保
温保冷用被覆層を有するダクトなどの管構造体を提供す
ることを本発明の第四の目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、金属製ダクト
本体や合成樹脂製可撓管やアルミニウム製可撓管や周囲
に被覆層を有するダクト本体や可撓管などの周囲の被覆
層の内部に所望厚さの被覆材を収容した被覆体をダクト
本体や可撓管などの周囲に被覆し、その被覆体が収容し
た所望厚さの被覆材に吸水性が強い高分子吸水材を滲み
込ませ、使用に際して、保水率を高めて、結露を、事実
上、無くし得るようにした結露防止可能な保温保冷用被
覆層を有するダクトなどの管構造体である。
本体や合成樹脂製可撓管やアルミニウム製可撓管や周囲
に被覆層を有するダクト本体や可撓管などの周囲の被覆
層の内部に所望厚さの被覆材を収容した被覆体をダクト
本体や可撓管などの周囲に被覆し、その被覆体が収容し
た所望厚さの被覆材に吸水性が強い高分子吸水材を滲み
込ませ、使用に際して、保水率を高めて、結露を、事実
上、無くし得るようにした結露防止可能な保温保冷用被
覆層を有するダクトなどの管構造体である。
【0005】
【作用】本発明は、金属製ダクト本体や合成樹脂製可撓
管やアルミニウム製可撓管や周囲に被覆層を有するダク
ト本体や可撓管などの周囲の被覆層の内部に所望厚さの
被覆材を収容した被覆体をダクト本体や可撓管などの周
囲に被覆し、その被覆体が収容した所望厚さの被覆材に
吸水性が強い高分子吸水材を滲み込ませ、使用に際し
て、保水率を高めて、結露を、事実上、無くし得るよう
にした結露防止可能な保温保冷用被覆層を有するダクト
などの管構造体であるから、使用に際して、吸水性が強
い高分子吸水材を滲み込ませた被覆材の部分に水を抱え
込ませて、その部分の保水率を高めて、ダクトなどの管
構造体の外周面の部分で生じ易い結露を、事実上、無く
し得る。それ故に、従来、ダクトなどの管構造体の外周
面の部分に生じた水滴により黴が生じて、その部分が汚
くなり汚染されるようなことは全く生じない。
管やアルミニウム製可撓管や周囲に被覆層を有するダク
ト本体や可撓管などの周囲の被覆層の内部に所望厚さの
被覆材を収容した被覆体をダクト本体や可撓管などの周
囲に被覆し、その被覆体が収容した所望厚さの被覆材に
吸水性が強い高分子吸水材を滲み込ませ、使用に際し
て、保水率を高めて、結露を、事実上、無くし得るよう
にした結露防止可能な保温保冷用被覆層を有するダクト
などの管構造体であるから、使用に際して、吸水性が強
い高分子吸水材を滲み込ませた被覆材の部分に水を抱え
込ませて、その部分の保水率を高めて、ダクトなどの管
構造体の外周面の部分で生じ易い結露を、事実上、無く
し得る。それ故に、従来、ダクトなどの管構造体の外周
面の部分に生じた水滴により黴が生じて、その部分が汚
くなり汚染されるようなことは全く生じない。
【0006】
【実施例1】本発明は、ダクト本体などの周囲に数ミリ
メートル乃至数十ミリメートルの被覆層を有するダクト
本体などの周囲の被覆層の内部に所望厚さの被覆材を収
容した被覆体をダクト本体などの周囲に巻回し、その被
覆体が収容した所望厚さの被覆材に吸水性が強い高分子
吸水材を滲み込ませ、使用に際して、保水率を高めて、
結露を、事実上、無くし得るとともにダクトなどの管構
造体の管本体の周囲の被覆層の外周部と内部に耐火性組
織構造部分を形成して防火性を強化し得るようにした結
露防止可能な保温保冷用被覆層を有するダクトなどの管
構造体である。
メートル乃至数十ミリメートルの被覆層を有するダクト
本体などの周囲の被覆層の内部に所望厚さの被覆材を収
容した被覆体をダクト本体などの周囲に巻回し、その被
覆体が収容した所望厚さの被覆材に吸水性が強い高分子
吸水材を滲み込ませ、使用に際して、保水率を高めて、
結露を、事実上、無くし得るとともにダクトなどの管構
造体の管本体の周囲の被覆層の外周部と内部に耐火性組
織構造部分を形成して防火性を強化し得るようにした結
露防止可能な保温保冷用被覆層を有するダクトなどの管
構造体である。
【0007】
【実施例2】本発明は、ダクト本体などの周囲に数ミリ
メートル乃至数十ミリメートルの被覆層を有するダクト
本体などの周囲の被覆層の内部に所望厚さの被覆材を収
容した被覆体を位置させて、前記ダクト本体などの周囲
に巻回し、その被覆体が収容した所望厚さの被覆材に吸
水性が強い高分子吸水材を滲み込ませ、使用に際して、
保水率を高めて、結露を、事実上、無くし、かつ、ダク
ト本体などの周囲の被覆層の外部に位置していて、保水
性が高い被覆材を収容した被覆体を耐火性の強い素材で
造り、防火性を強化することを可能にした結露防止可能
な保温保冷用被覆層を有するダクトなどの管構造体であ
る。
メートル乃至数十ミリメートルの被覆層を有するダクト
本体などの周囲の被覆層の内部に所望厚さの被覆材を収
容した被覆体を位置させて、前記ダクト本体などの周囲
に巻回し、その被覆体が収容した所望厚さの被覆材に吸
水性が強い高分子吸水材を滲み込ませ、使用に際して、
保水率を高めて、結露を、事実上、無くし、かつ、ダク
ト本体などの周囲の被覆層の外部に位置していて、保水
性が高い被覆材を収容した被覆体を耐火性の強い素材で
造り、防火性を強化することを可能にした結露防止可能
な保温保冷用被覆層を有するダクトなどの管構造体であ
る。
【0008】
【実施例3】本発明は、ダクト本体などの周囲に数ミリ
メートル乃至数十ミリメートルの被覆層を有するダクト
本体などの周囲の被覆層の内部に所望厚さの被覆材を収
容し、その被覆体をダクト本体などの周囲に巻回し、そ
の被覆体が収容した所望厚さのグラスクロス、不織布ウ
ール、綿状パルプなどに高分子吸水材を含浸させること
により、使用に際して、保水率を高めて、結露を、事実
上、無くすとともに上記グラスクロス、不織布ウール、
綿状パルプなどの結露防止可能な保温保冷用被覆層に弗
素樹脂、ジルコニウムなどの耐火性の強い素材を含ませ
て防火性を強化し得る結露防止可能な保温保冷用被覆層
を有するダクトなどの管構造体である。
メートル乃至数十ミリメートルの被覆層を有するダクト
本体などの周囲の被覆層の内部に所望厚さの被覆材を収
容し、その被覆体をダクト本体などの周囲に巻回し、そ
の被覆体が収容した所望厚さのグラスクロス、不織布ウ
ール、綿状パルプなどに高分子吸水材を含浸させること
により、使用に際して、保水率を高めて、結露を、事実
上、無くすとともに上記グラスクロス、不織布ウール、
綿状パルプなどの結露防止可能な保温保冷用被覆層に弗
素樹脂、ジルコニウムなどの耐火性の強い素材を含ませ
て防火性を強化し得る結露防止可能な保温保冷用被覆層
を有するダクトなどの管構造体である。
【0009】
【実施例4】本発明は、ダクト本体などの周囲に数ミリ
メートル乃至数十ミリメートルの被覆層を有するダクト
本体などの周囲の被覆層の内部に所望厚さの被覆材を収
容した被覆体をダクト本体などの周囲に巻回し、その被
覆体が収容した所望厚さの被覆材により被覆されたダク
ト本体などの周囲に被覆させるグラスクロス、不織布ウ
ール、綿状パルプなどに高分子吸水材を含浸させること
により、使用に際して、保水率を高めて、結露を、事実
上、無くすとともに上記グラスクロス、不織布ウール、
綿状パルプなどの結露防止可能な保温保冷用被覆層に弗
素樹脂、ジルコニウムなどの耐火性の強い素材を含ませ
て防火性を強化し得るようにした結露防止可能な保温保
冷用被覆層を有するダクトなどの管構造体である。
メートル乃至数十ミリメートルの被覆層を有するダクト
本体などの周囲の被覆層の内部に所望厚さの被覆材を収
容した被覆体をダクト本体などの周囲に巻回し、その被
覆体が収容した所望厚さの被覆材により被覆されたダク
ト本体などの周囲に被覆させるグラスクロス、不織布ウ
ール、綿状パルプなどに高分子吸水材を含浸させること
により、使用に際して、保水率を高めて、結露を、事実
上、無くすとともに上記グラスクロス、不織布ウール、
綿状パルプなどの結露防止可能な保温保冷用被覆層に弗
素樹脂、ジルコニウムなどの耐火性の強い素材を含ませ
て防火性を強化し得るようにした結露防止可能な保温保
冷用被覆層を有するダクトなどの管構造体である。
【0010】
【実施例5】本発明は、金属製ダクト本体や合成樹脂製
可撓管やアルミニウム製可撓管や周囲に被覆層を有する
ダクト本体や可撓管などの周囲の被覆層の内部に所望厚
さの被覆材を収容した被覆体をダクト本体や可撓管など
の周囲に被覆し、その被覆体が収容した所望厚さの被覆
材に吸水性が強い高分子吸水材を滲み込ませ、使用に際
して、保水率を高めて、結露を、事実上、無くし得るよ
うにするとともに、少なくとも、ダクトなどの管構造体
の管本体の周囲の被覆層の外周部に耐火性組織構造部分
を形成して防火性を強化し得るようにした結露防止可能
な保温保冷用被覆層を有するダクトなどの管構造体であ
る。
可撓管やアルミニウム製可撓管や周囲に被覆層を有する
ダクト本体や可撓管などの周囲の被覆層の内部に所望厚
さの被覆材を収容した被覆体をダクト本体や可撓管など
の周囲に被覆し、その被覆体が収容した所望厚さの被覆
材に吸水性が強い高分子吸水材を滲み込ませ、使用に際
して、保水率を高めて、結露を、事実上、無くし得るよ
うにするとともに、少なくとも、ダクトなどの管構造体
の管本体の周囲の被覆層の外周部に耐火性組織構造部分
を形成して防火性を強化し得るようにした結露防止可能
な保温保冷用被覆層を有するダクトなどの管構造体であ
る。
【0011】
【実施例6】本発明は、金属製ダクト本体や合成樹脂製
可撓管やアルミニウム製可撓管や周囲に被覆層を有する
ダクト本体や可撓管などの周囲の被覆層の内部に所望厚
さの被覆材を収容した被覆体をダクト本体や可撓管など
の周囲に被覆し、その被覆体が収容した所望厚さの被覆
材に吸水性が強い高分子吸水材を滲み込ませ、使用に際
して、保水率を高めて、結露を、事実上、無くし得るよ
うにするとともに、ダクトなどの管構造体の管本体の周
囲の被覆層の外周部と内部に耐火性組織構造部分を形成
して防火性を強化し得るようにした結露防止可能な保温
保冷用被覆層を有するダクトなどの管構造体である。
可撓管やアルミニウム製可撓管や周囲に被覆層を有する
ダクト本体や可撓管などの周囲の被覆層の内部に所望厚
さの被覆材を収容した被覆体をダクト本体や可撓管など
の周囲に被覆し、その被覆体が収容した所望厚さの被覆
材に吸水性が強い高分子吸水材を滲み込ませ、使用に際
して、保水率を高めて、結露を、事実上、無くし得るよ
うにするとともに、ダクトなどの管構造体の管本体の周
囲の被覆層の外周部と内部に耐火性組織構造部分を形成
して防火性を強化し得るようにした結露防止可能な保温
保冷用被覆層を有するダクトなどの管構造体である。
【0012】
【効果】本発明は、金属製ダクト本体や合成樹脂製可撓
管やアルミニウム製可撓管や周囲に被覆層を有するダク
ト本体や可撓管などの周囲の被覆層の内部に所望厚さの
被覆材を収容した被覆体をダクト本体や可撓管などの周
囲に被覆し、その被覆体が収容した所望厚さの被覆材に
吸水性が強い高分子吸水材を滲み込ませ、使用に際し
て、保水率を高めて、結露を、事実上、無くし得るよう
にした結露防止可能な保温保冷用被覆層を有するダクト
などの管構造体であるから、使用に際して、吸水性が強
い高分子吸水材を滲み込ませた被覆材の部分に水を抱え
込ませて、その部分の保水率を高めて、ダクトなどの管
構造体の外周面の部分で生じ易い結露を、事実上、無く
し得る効果がある。それ故に、従来、ダクトなどの管構
造体の外周面の部分に生じた水滴により黴が生じて、そ
の部分が汚くなり汚染されるようなことは全く生じない
効果がある。また、火災が生じ易いところ或いは人が住
んでいて火災などで、人命に危険があり、その対策が必
要なところでは被覆体を耐火性の強い素材で造り、防火
性を強化して、安全性を確保する効果がある。
管やアルミニウム製可撓管や周囲に被覆層を有するダク
ト本体や可撓管などの周囲の被覆層の内部に所望厚さの
被覆材を収容した被覆体をダクト本体や可撓管などの周
囲に被覆し、その被覆体が収容した所望厚さの被覆材に
吸水性が強い高分子吸水材を滲み込ませ、使用に際し
て、保水率を高めて、結露を、事実上、無くし得るよう
にした結露防止可能な保温保冷用被覆層を有するダクト
などの管構造体であるから、使用に際して、吸水性が強
い高分子吸水材を滲み込ませた被覆材の部分に水を抱え
込ませて、その部分の保水率を高めて、ダクトなどの管
構造体の外周面の部分で生じ易い結露を、事実上、無く
し得る効果がある。それ故に、従来、ダクトなどの管構
造体の外周面の部分に生じた水滴により黴が生じて、そ
の部分が汚くなり汚染されるようなことは全く生じない
効果がある。また、火災が生じ易いところ或いは人が住
んでいて火災などで、人命に危険があり、その対策が必
要なところでは被覆体を耐火性の強い素材で造り、防火
性を強化して、安全性を確保する効果がある。
【図1】本発明の防火性を強化し得るようにした結露防
止可能な保温保冷用被覆層を有するダクトなどの管構造
体の長手方向の縦断面図である。
止可能な保温保冷用被覆層を有するダクトなどの管構造
体の長手方向の縦断面図である。
【図2】図1とは別の本発明の防火性を強化し得るよう
にした結露防止可能な保温保冷用被覆層を有するダクト
などの管構造体の長手方向の縦断面図である。
にした結露防止可能な保温保冷用被覆層を有するダクト
などの管構造体の長手方向の縦断面図である。
【図3】従来から使用されてきた結露防止可能な保温保
冷用被覆層を有するダクトなどの管構造体の長手方向の
縦断面図である。
冷用被覆層を有するダクトなどの管構造体の長手方向の
縦断面図である。
1 ダクト本体 2 吸水性が強い高分子吸水材を含侵させたクロスウー
ル、綿状パルプの被覆体 3 合成樹脂製可撓管やアルミニウム製可撓管などの可
撓管 4 耐火性の強い素材で造り、防火性を強化した表面被
覆体 5 グラスウール、ロックウールの断熱層 6 アルミ箔、クロスなどの表面被覆体
ル、綿状パルプの被覆体 3 合成樹脂製可撓管やアルミニウム製可撓管などの可
撓管 4 耐火性の強い素材で造り、防火性を強化した表面被
覆体 5 グラスウール、ロックウールの断熱層 6 アルミ箔、クロスなどの表面被覆体
Claims (12)
- 【請求項1】金属製ダクト本体や合成樹脂製可撓管やア
ルミニウム製可撓管や周囲に被覆層を有するダクト本体
や可撓管などの周囲の被覆層の内部に所望厚さの被覆材
を収容した被覆体をダクト本体や可撓管などの周囲に被
覆し、その被覆体が収容した所望厚さの被覆材に吸水性
が強い高分子吸水材を滲み込ませ、使用に際して、保水
率を高めて、結露を、事実上、無くし得るようにした結
露防止可能な保温保冷用被覆層を有するダクトなどの管
構造体。 - 【請求項2】ダクト本体などの周囲に被覆層を有するダ
クト本体などの周囲の被覆層の内部に所望厚さの被覆材
を収容した被覆体をダクト本体などの周囲に巻回し、そ
の被覆体が収容した所望厚さの被覆材に吸水性が強い高
分子吸水材を滲み込ませ、使用に際して、保水率を高め
て、結露を、事実上、無くした請求項1記載の結露防止
可能な保温保冷用被覆層を有するダクトなどの管構造
体。 - 【請求項3】ダクト本体などの周囲に数ミリメートル乃
至数十ミリメートルの被覆層を有するダクト本体などの
周囲の被覆層の内部に所望厚さの被覆材を収容した被覆
体をダクト本体などの周囲に巻回し、その被覆体が収容
した所望厚さの被覆材に吸水性が強い高分子吸水材を滲
み込ませ、使用に際して、保水率を高めて、結露を、事
実上、無くし得るようにした請求項1記載の結露防止可
能な保温保冷用被覆層を有するダクトなどの管構造体。 - 【請求項4】ダクト本体などの周囲に数ミリメートル乃
至数十ミリメートルの被覆層を有するダクト本体などの
周囲の被覆層の内部に所望厚さの被覆材を収容した被覆
体をダクト本体などの周囲に巻回し、その被覆体が収容
した所望厚さの被覆材に吸水性が強い高分子吸水材を滲
み込ませ、使用に際して、保水率を高めて、結露を、事
実上、無くし、かつ、ダクト本体などの周囲の被覆層の
外部に位置していて、保水性が高い被覆材を収容した被
覆体を耐火性の強い素材で造り、防火性を強化すること
を可能にした請求項1記載の結露防止可能な保温保冷用
被覆層を有するダクトなどの管構造体。 - 【請求項5】ダクト本体などの周囲に被覆させるグラス
クロス、不織布ウール、綿状パルプなどに高分子吸水材
を含浸させることにより、使用に際して、保水率を高め
て、結露を、事実上、無くし得るようにした請求項1記
載の結露防止可能な保温保冷用被覆層を有するダクトな
どの管構造体。 - 【請求項6】ダクト本体などの周囲に被覆させるグラス
クロス、不織布ウール、綿状パルプなどに高分子吸水材
を含浸させることにより、使用に際して、保水率を高め
て、結露を、事実上、無くし、かつ、ダクト本体の周囲
の被覆層の外部に位置していて、保水性が高い被覆材を
収容した被覆体を耐火性の強い素材で造り、防火性を強
化することを可能にした請求項1記載の結露防止可能な
保温保冷用被覆層を有するダクトなどの管構造体。 - 【請求項7】ダクト本体などの周囲に被覆させるグラス
クロス、不織布ウール、綿状パルプなどに高分子吸水材
を含浸させることにより、使用に際して、保水率を高め
て、結露を、事実上、無くし得るようにした請求項1記
載の結露防止可能な保温保冷用被覆層を有するダクトな
どの管構造体。 - 【請求項8】ダクト本体などの周囲に被覆させるグラス
クロス、不織布ウール、綿状パルプなどに高分子吸水材
を含浸させることにより、使用に際して、保水率を高め
て、結露を、事実上、無くし、かつ、ダクト本体の周囲
の被覆層の外部に位置していて、保水性が高い被覆材を
収容した被覆体を耐火性の強い素材で造り、防火性を強
化することを可能にした請求項1記載の結露防止可能な
保温保冷用被覆層を有するダクトなどの管構造体。 - 【請求項9】ダクト本体などの周囲に被覆させるグラス
クロス、不織布ウール、綿状パルプなどに高分子吸水材
を含浸させることにより、使用に際して、保水率を高め
て、結露を、事実上、無くすとともに上記グラスクロ
ス、不織布ウール、綿状パルプなどに耐火性の強い素材
を含ませて防火性を強化し得るようにした請求項1記載
の結露防止可能な保温保冷用被覆層を有するダクトなど
の管構造体。 - 【請求項10】ダクト本体などの周囲に被覆させるグラ
スクロス、不織布ウール、綿状パルプなどに高分子吸水
材を含浸させることにより、使用に際して、保水率を高
めて、結露を、事実上、無くすとともに上記グラスクロ
ス、不織布ウール、綿状パルプなどの結露防止可能な保
温保冷用被覆層に弗素樹脂、ジルコニウムなどの耐火性
の強い素材を含ませて防火性を強化し得るようにした請
求項1記載の結露防止可能な保温保冷用被覆層を有する
ダクトなどの管構造体。 - 【請求項11】金属製ダクト本体や合成樹脂製可撓管や
アルミニウム製可撓管や周囲に被覆層を有するダクト本
体や可撓管などの周囲の被覆層の内部に所望厚さの被覆
材を収容した被覆体をダクト本体や可撓管などの周囲に
被覆し、その被覆体が収容した所望厚さの被覆材に吸水
性が強い高分子吸水材を滲み込ませ、使用に際して、保
水率を高めて、結露を、事実上、無くし得るようにする
とともに、少なくとも、ダクトなどの管構造体の管本体
の周囲の被覆層の外周部に耐火性組織構造部分を形成し
て防火性を強化し得るようにした請求項1記載の結露防
止可能な保温保冷用被覆層を有するダクトなどの管構造
体。 - 【請求項12】金属製ダクト本体や合成樹脂製可撓管や
アルミニウム製可撓管や周囲に被覆層を有するダクト本
体や可撓管などの周囲の被覆層の内部に所望厚さの被覆
材を収容した被覆体をダクト本体や可撓管などの周囲に
被覆し、その被覆体が収容した所望厚さの被覆材に吸水
性が強い高分子吸水材を滲み込ませ、使用に際して、保
水率を高めて、結露を、事実上、無くし得るようにする
とともに、ダクトなどの管構造体の管本体の周囲の被覆
層の外周部と内部に耐火性組織構造部分を形成して防火
性を強化し得るようにした請求項1記載の結露防止可能
な保温保冷用被覆層を有するダクトなどの管構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7229560A JPH0949587A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 結露防止可能な保温保冷用被覆層を有するダクトなどの 管構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7229560A JPH0949587A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 結露防止可能な保温保冷用被覆層を有するダクトなどの 管構造体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0949587A true JPH0949587A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16894092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7229560A Pending JPH0949587A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 結露防止可能な保温保冷用被覆層を有するダクトなどの 管構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0949587A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0962344A3 (en) * | 1998-05-18 | 2002-02-06 | Salflex Polymers Ltd. | Improved air conditioning duct and method of making same |
GB2394541A (en) * | 2002-08-16 | 2004-04-28 | Donald Mackay | Fire resistant ventilation duct |
JP2013174365A (ja) * | 2012-02-23 | 2013-09-05 | Gunma Prefecture | 天井輻射被服管及びその天井輻射被服管を用いた空調装置 |
-
1995
- 1995-08-04 JP JP7229560A patent/JPH0949587A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0962344A3 (en) * | 1998-05-18 | 2002-02-06 | Salflex Polymers Ltd. | Improved air conditioning duct and method of making same |
GB2394541A (en) * | 2002-08-16 | 2004-04-28 | Donald Mackay | Fire resistant ventilation duct |
JP2013174365A (ja) * | 2012-02-23 | 2013-09-05 | Gunma Prefecture | 天井輻射被服管及びその天井輻射被服管を用いた空調装置 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040615 |