JPH0948667A - 高温において安定な焼結複合材料、およびその製造法並びに使用法 - Google Patents
高温において安定な焼結複合材料、およびその製造法並びに使用法Info
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- C04B35/00—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products
- C04B35/515—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 一般的な組成が[SiC]x[Si3N4]1-x
である高温において安定な焼結した複合材料の提供。 【解決手段】 一般式 [SiC]x[Si3N4]1-x 但し式中xは0.02〜1.0である、を有し、さらに
Y2O3、および/またはCeO2およびLa2O3以外の
1種またはそれ以上の希土類酸化物を焼結助剤として含
み、該焼結助剤対基本成分の酸素含量のモル比はSiO
2として計算して0.5〜1であり、焼結助剤およびS
iO2から生じる二次相の容積は5〜15%である、焼
結した複合材料。
である高温において安定な焼結した複合材料の提供。 【解決手段】 一般式 [SiC]x[Si3N4]1-x 但し式中xは0.02〜1.0である、を有し、さらに
Y2O3、および/またはCeO2およびLa2O3以外の
1種またはそれ以上の希土類酸化物を焼結助剤として含
み、該焼結助剤対基本成分の酸素含量のモル比はSiO
2として計算して0.5〜1であり、焼結助剤およびS
iO2から生じる二次相の容積は5〜15%である、焼
結した複合材料。
Description
【0001】本発明は一般的な基本組成が[SiC]x
[Si3N4]1-xの高温において安定な焼結複合材料、
およびその製造法並びに使用法に関する。
[Si3N4]1-xの高温において安定な焼結複合材料、
およびその製造法並びに使用法に関する。
【0002】SiC−Si3N4複合材料それ自身は以前
から公知であるが、現在まで知られている種類のものは
その特性範囲に欠点をもっているか、および/または技
術的な難点があった。即ち原料は重合体を熱分解してつ
くられた高価な原料であることが多く、および/または
完全に緻密化を行うためには高温プレスまたは高温等方
向加圧プレス(HIP)法などの圧力をかけて行われる
焼結工程が必要である。例えば米国特許第4 184
882号にはこの種のSiC−Si3N4複合材料を、M
gOを焼結助剤として加えて高温プレスにより製造する
方法が記載されており、この複合材料は純粋なSi3N4
に比べ熱伝導性が改善されている。しかし高温プレス法
では幾何学的に簡単な物体しか製造することが出来ない
から、正確な寸法をもったもっと複雑な部材を製造する
ためには面倒な機械的処理により緻密化が行われる。
から公知であるが、現在まで知られている種類のものは
その特性範囲に欠点をもっているか、および/または技
術的な難点があった。即ち原料は重合体を熱分解してつ
くられた高価な原料であることが多く、および/または
完全に緻密化を行うためには高温プレスまたは高温等方
向加圧プレス(HIP)法などの圧力をかけて行われる
焼結工程が必要である。例えば米国特許第4 184
882号にはこの種のSiC−Si3N4複合材料を、M
gOを焼結助剤として加えて高温プレスにより製造する
方法が記載されており、この複合材料は純粋なSi3N4
に比べ熱伝導性が改善されている。しかし高温プレス法
では幾何学的に簡単な物体しか製造することが出来ない
から、正確な寸法をもったもっと複雑な部材を製造する
ためには面倒な機械的処理により緻密化が行われる。
【0003】また米国特許第5134097号において
は、原料が面倒な方法でつくられたSiC−Si3N4複
合体粉末であるか、または上記の粉末を主成分とした混
合物である材料が記載されている。この実施例では使用
されている6重量%のY2O3+2重量%のAl2O3から
成るあまり詳細には規定されていない焼結助剤の他に、
平均直径が2〜50μmの大きなSiC粒子、または厚
さが0.05〜10μmで細長さの比(繊維状の粒子の
長さ対厚さの比)が5〜300のSiCウィスカーが該
原料に加えられている。
は、原料が面倒な方法でつくられたSiC−Si3N4複
合体粉末であるか、または上記の粉末を主成分とした混
合物である材料が記載されている。この実施例では使用
されている6重量%のY2O3+2重量%のAl2O3から
成るあまり詳細には規定されていない焼結助剤の他に、
平均直径が2〜50μmの大きなSiC粒子、または厚
さが0.05〜10μmで細長さの比(繊維状の粒子の
長さ対厚さの比)が5〜300のSiCウィスカーが該
原料に加えられている。
【0004】ウィスカーは公知のように毒性をもってい
る危険があり、またそれに伴ってこれを加工する場合に
は面倒な保護手段が必要であることとは別に、粗いSi
C粒子、特にウィスカーの場合、後に挙げた方法におい
ては焼結による緻密化は実質的にさらに困難になるとい
う欠点がある。このため上記の実施例においては高温プ
レス法だけが良く使用されていたが、複雑な形状をもっ
た機素の製造に対する技術的な欠点はすでに上で説明し
たとおりである。
る危険があり、またそれに伴ってこれを加工する場合に
は面倒な保護手段が必要であることとは別に、粗いSi
C粒子、特にウィスカーの場合、後に挙げた方法におい
ては焼結による緻密化は実質的にさらに困難になるとい
う欠点がある。このため上記の実施例においては高温プ
レス法だけが良く使用されていたが、複雑な形状をもっ
た機素の製造に対する技術的な欠点はすでに上で説明し
たとおりである。
【0005】同様な材料が米国特許第5 352 64
1号に記載されているが、この場合も原料はSi、Nお
よびCを成分とする高価な無定形の複合体である。面倒
な処理工程では該材料を結晶化させた後、またはその前
に、一定の焼結助剤を加え、空気中でカ焼して望ましく
ない遊離炭素を除去し、該実施例に従って高温プレスに
より緻密化して、さらに熱処理を行い、Si3N4粒子注
のSiCの割合対粒子の境界におけるSiCの割合の分
布比に関し、微小構造の性質を変性する。
1号に記載されているが、この場合も原料はSi、Nお
よびCを成分とする高価な無定形の複合体である。面倒
な処理工程では該材料を結晶化させた後、またはその前
に、一定の焼結助剤を加え、空気中でカ焼して望ましく
ない遊離炭素を除去し、該実施例に従って高温プレスに
より緻密化して、さらに熱処理を行い、Si3N4粒子注
のSiCの割合対粒子の境界におけるSiCの割合の分
布比に関し、微小構造の性質を変性する。
【0006】他方ヨーロッパ特許A 0 397 46
4号においては、市販のSi3N4−およびSiC粉末か
ら一定の焼結助剤を加え、通常のN2圧力下またはN2の
高圧下において焼結させることによりSiC−Si3N4
複合材料を製造する方法並びに該材料が記載されてい
る。しかし該特許に記載されているような良好な高温特
性は焼結後さらに結晶化処理を行って始めて得られる。
4号においては、市販のSi3N4−およびSiC粉末か
ら一定の焼結助剤を加え、通常のN2圧力下またはN2の
高圧下において焼結させることによりSiC−Si3N4
複合材料を製造する方法並びに該材料が記載されてい
る。しかし該特許に記載されているような良好な高温特
性は焼結後さらに結晶化処理を行って始めて得られる。
【0007】該方法においては例えばSiCを含まない
マトリックスに比較して改善された機械的性質が得られ
る。しかしどのようにすれば例えばガス・タービンに必
要とされるような種類の高温において安定な材料および
成分が得られるかについて何らの情報も与えられてはい
ない。このような目的に必要な範囲の操作には、高温に
おける短期間の強度、クリープおよび酸化に対する抵抗
性、および材料の熱的衝撃に対する挙動(TWB)を特
徴付ける材料特性RIおよびRIIが含まれる。この特性
は下記の二つの式によって得られる。
マトリックスに比較して改善された機械的性質が得られ
る。しかしどのようにすれば例えばガス・タービンに必
要とされるような種類の高温において安定な材料および
成分が得られるかについて何らの情報も与えられてはい
ない。このような目的に必要な範囲の操作には、高温に
おける短期間の強度、クリープおよび酸化に対する抵抗
性、および材料の熱的衝撃に対する挙動(TWB)を特
徴付ける材料特性RIおよびRIIが含まれる。この特性
は下記の二つの式によって得られる。
【0008】
【数1】
【0009】 ここで σ = 曲げ強さ、MPa単位、 υ = ポアッソン比、 α = 熱膨張係数、K-1、 E = 弾性率、GPa、 λ = 熱伝導率、W/m.Kである。
【0010】第一近似としてRIは水中で急冷した場合
材料が損傷を起こすことなく耐え得る温度差ΔTmaxを
特徴付けている。これに対する最良の文献値は緻密なS
i3N4材料に対して600K、緻密なSiCに対して3
00Kである。RIIは損傷を与えることなく試料を冷却
し得る最大可能な冷却速度に対する特性である。
材料が損傷を起こすことなく耐え得る温度差ΔTmaxを
特徴付けている。これに対する最良の文献値は緻密なS
i3N4材料に対して600K、緻密なSiCに対して3
00Kである。RIIは損傷を与えることなく試料を冷却
し得る最大可能な冷却速度に対する特性である。
【0011】本発明の目的は一方ではすべての必要とさ
れる特性において十分な特性範囲をもち、できるだけ簡
単な廉価な技術的方法により製造し得る材料および該材
料の製造法を提供することである。
れる特性において十分な特性範囲をもち、できるだけ簡
単な廉価な技術的方法により製造し得る材料および該材
料の製造法を提供することである。
【0012】現存のSi3N4材料に比べ改善された高温
特性をもつ材料を開発する過程において、Si3N4およ
び/またはSiCの基本混合物を製造し、種々の添加剤
を用いて焼結させることによりこれを緻密化する。この
場合SiC含量はSi3N4とSiCの割合の和に関し0
%(純Si3N4)〜100%(純SiC)の間で変化す
る。焼結助剤として種々の組み合わせおよび濃度を検討
した。
特性をもつ材料を開発する過程において、Si3N4およ
び/またはSiCの基本混合物を製造し、種々の添加剤
を用いて焼結させることによりこれを緻密化する。この
場合SiC含量はSi3N4とSiCの割合の和に関し0
%(純Si3N4)〜100%(純SiC)の間で変化す
る。焼結助剤として種々の組み合わせおよび濃度を検討
した。
【0013】得られた材料の性質を表1に示す。また製
造法を下記に示す。
造法を下記に示す。
【0014】得られた材料の性質を基にして下記のよう
な驚くべき性質が観測された。
な驚くべき性質が観測された。
【0015】− SiC/Si3N4材料の高温、特に1
400℃における空気中の強度は、焼結助剤としてY2
O3のみ、または他の希土類酸化物(La2O3およびC
eO2以外)を用いた場合、Y2O3および/または希土
類酸化物とAl2O3および/またはアルカリ土類酸化物
とを用いた場合に比べ著しく良好である。
400℃における空気中の強度は、焼結助剤としてY2
O3のみ、または他の希土類酸化物(La2O3およびC
eO2以外)を用いた場合、Y2O3および/または希土
類酸化物とAl2O3および/またはアルカリ土類酸化物
とを用いた場合に比べ著しく良好である。
【0016】− Al2O3および/またはアルカリ土類
酸化物が存在しないにもかかわらず、比表面積によって
特徴付けられる材料の細かさが10m3/g以上で、3
μm以上、好ましくは2μm以上の粒子が存在せず、S
iC/Si3N4粉末混合物の一体となった成分としての
焼結助剤対SiO2のモルが0.5〜1.0であり、焼
結助剤およびSiO2の容積が5〜15容量%である場
合、上記点に従ってつくられたSi3N4−、SiC/S
i3N4−およびSiC焼結バッチの良好な焼結特性(高
温プレス法または高温等方向加圧プレス法におけるよう
な機械的圧力をかけないで)が常に得られる。
酸化物が存在しないにもかかわらず、比表面積によって
特徴付けられる材料の細かさが10m3/g以上で、3
μm以上、好ましくは2μm以上の粒子が存在せず、S
iC/Si3N4粉末混合物の一体となった成分としての
焼結助剤対SiO2のモルが0.5〜1.0であり、焼
結助剤およびSiO2の容積が5〜15容量%である場
合、上記点に従ってつくられたSi3N4−、SiC/S
i3N4−およびSiC焼結バッチの良好な焼結特性(高
温プレス法または高温等方向加圧プレス法におけるよう
な機械的圧力をかけないで)が常に得られる。
【0017】従って本発明によれば一般式 [SiC]x[Si3N4]1-x 但し式中xは0.02〜1.0である、を有し、さらに
Y2O3、および/またはCeO2およびLa2O3以外の
1種またはそれ以上の希土類酸化物を焼結助剤として含
み、該焼結助剤対基本成分の酸素含量のモル比はSiO
2として計算して0.5〜1であり、焼結助剤およびS
iO2から生じる二次相の容積は5〜15%であること
を特徴とする高温で安定な焼結した複合材料が提供され
る。
Y2O3、および/またはCeO2およびLa2O3以外の
1種またはそれ以上の希土類酸化物を焼結助剤として含
み、該焼結助剤対基本成分の酸素含量のモル比はSiO
2として計算して0.5〜1であり、焼結助剤およびS
iO2から生じる二次相の容積は5〜15%であること
を特徴とする高温で安定な焼結した複合材料が提供され
る。
【0018】使用される原料に関しては、原料が純粋な
Si3N4またはSiC粉末かどうか、或いは対応する予
備合成された複合原料を使用するかどうかはあまり重要
なことではなく、これらの複合原料は炭素を用いる熱的
還元法により(例えば4SiO2+5C+2N2→Si3
N4+SiC+4CO2)、元素からの合成法により(例
えば4Si+C+2N2→Si3N4+SiC)或いは気
相法により(例えばCH3SiXn+2N2→Si3N4+
SiC+HX、ここでXはハロゲン)製造される。しか
し本発明の焼結材料の有利な高温特性を得るためには、
個々の不純物元素の含量をそれぞれ100ppmより少
なくしなければならない。この規則に対する例外は酸素
と遊離の炭素であって、酸素の潜在的含量は添加剤/S
iO2の比により規定され、炭素の含量は1重量%以下
でなければならない。
Si3N4またはSiC粉末かどうか、或いは対応する予
備合成された複合原料を使用するかどうかはあまり重要
なことではなく、これらの複合原料は炭素を用いる熱的
還元法により(例えば4SiO2+5C+2N2→Si3
N4+SiC+4CO2)、元素からの合成法により(例
えば4Si+C+2N2→Si3N4+SiC)或いは気
相法により(例えばCH3SiXn+2N2→Si3N4+
SiC+HX、ここでXはハロゲン)製造される。しか
し本発明の焼結材料の有利な高温特性を得るためには、
個々の不純物元素の含量をそれぞれ100ppmより少
なくしなければならない。この規則に対する例外は酸素
と遊離の炭素であって、酸素の潜在的含量は添加剤/S
iO2の比により規定され、炭素の含量は1重量%以下
でなければならない。
【0019】元素と有機化合物との熱分解によりこのよ
うな原料を合成することは可能ではあるが、コストの点
から薦められず、また本発明方法の範囲内に入るものと
は考えられない。
うな原料を合成することは可能ではあるが、コストの点
から薦められず、また本発明方法の範囲内に入るものと
は考えられない。
【0020】一定のバッチ特性に関し条件が満たされ、
且つ固体分の和に関しSiC含量が最低の2重量%であ
る場合には、焼結中において粒子の境界および三重点に
おいて沈澱する化合物は、β−Si3N4またはα−また
はβ−SiCの他に、珪酸イットリウム、例えばY2S
iO5、Y2Si2O7および/または窒素含有アパタイト
相Y5(SiO4)3Nまたは対応する希土類化合物であ
る。これらの沈澱によって複合材料の極めて良好な短期
間での高温における強度が得られ、空気中において曲げ
強度の1400℃での値対室温での値の比は70%以上
に達する。
且つ固体分の和に関しSiC含量が最低の2重量%であ
る場合には、焼結中において粒子の境界および三重点に
おいて沈澱する化合物は、β−Si3N4またはα−また
はβ−SiCの他に、珪酸イットリウム、例えばY2S
iO5、Y2Si2O7および/または窒素含有アパタイト
相Y5(SiO4)3Nまたは対応する希土類化合物であ
る。これらの沈澱によって複合材料の極めて良好な短期
間での高温における強度が得られ、空気中において曲げ
強度の1400℃での値対室温での値の比は70%以上
に達する。
【0021】SiC−SN複合材料においてSiCの割
合が増加すると、弾性率が増加し、これはTWB特性R
IおよびRIIに悪い効果を及ぼす。しかし上記の好適な
焼結添加剤を用いると、空気中における1400℃およ
び室温での弾性率の比は90%以上になり、この材料は
1400℃でもなお優れた剛性をもっている。
合が増加すると、弾性率が増加し、これはTWB特性R
IおよびRIIに悪い効果を及ぼす。しかし上記の好適な
焼結添加剤を用いると、空気中における1400℃およ
び室温での弾性率の比は90%以上になり、この材料は
1400℃でもなお優れた剛性をもっている。
【0022】驚くべきことには、高温における長期間に
亙る特性に関し、上記方法によって製造された材料の定
常的なクリープ速度は1400℃において100MPa
を100時間かけた後においてなお5×10-5/時間よ
り小さいことが明らかになった。
亙る特性に関し、上記方法によって製造された材料の定
常的なクリープ速度は1400℃において100MPa
を100時間かけた後においてなお5×10-5/時間よ
り小さいことが明らかになった。
【0023】また驚くべきことには、やはり長期間にお
ける挙動を特徴付ける酸化耐性に関しては、上記の好適
な添加剤を使用した場合、空気中で1400℃において
100時間後において最高酸化速度は僅かに75mg/
m2・時間であることが見出された。
ける挙動を特徴付ける酸化耐性に関しては、上記の好適
な添加剤を使用した場合、空気中で1400℃において
100時間後において最高酸化速度は僅かに75mg/
m2・時間であることが見出された。
【0024】上記の材料の特性を決定する方法は実施例
に記載されている。
に記載されている。
【0025】もし表1にまとめられた適当な材料の性質
に関し、ポアッソン比υが(一般に報告されているよう
に)純粋なSi3N4に対して0.28、純粋なSiCに
対して0.26であり、SiC−Si3N4に対しポアッ
ソン比の値は直線的な内挿法によって得られると仮定し
てTWB特性RIおよびRIIを計算すれば、本発明の材
料に対する値はRIが350K以上、RIIが20,00
0W/m以上となり、熱的衝撃を受けるような高温での
使用におけるこれらの材料の優れた潜在能力を反映して
いる。上記の値以上に達するRIおよびRIIの特性を得
ることがまた本発明の目的であると考えられる。
に関し、ポアッソン比υが(一般に報告されているよう
に)純粋なSi3N4に対して0.28、純粋なSiCに
対して0.26であり、SiC−Si3N4に対しポアッ
ソン比の値は直線的な内挿法によって得られると仮定し
てTWB特性RIおよびRIIを計算すれば、本発明の材
料に対する値はRIが350K以上、RIIが20,00
0W/m以上となり、熱的衝撃を受けるような高温での
使用におけるこれらの材料の優れた潜在能力を反映して
いる。上記の値以上に達するRIおよびRIIの特性を得
ることがまた本発明の目的であると考えられる。
【0026】従って好適具体化例においては、本発明の
複合材料は空気中における1400℃での短期間の強度
対室温における強度の比が70%以上であり、弾性率の
対応する比が90%以上、空気中において1400℃で
100MPaの圧力を100時間かけた後の最高クリー
プ速度が5×10-5/時間、空気中において1400℃
に100時間保った際の最高酸化速度が75mg/m3
時間、計算によって決定された熱的衝撃特性RIおよび
RIIがそれぞれ350K以上および20,000W/m
以上である。
複合材料は空気中における1400℃での短期間の強度
対室温における強度の比が70%以上であり、弾性率の
対応する比が90%以上、空気中において1400℃で
100MPaの圧力を100時間かけた後の最高クリー
プ速度が5×10-5/時間、空気中において1400℃
に100時間保った際の最高酸化速度が75mg/m3
時間、計算によって決定された熱的衝撃特性RIおよび
RIIがそれぞれ350K以上および20,000W/m
以上である。
【0027】従って本発明の複合材料は長期間に亙る高
温での挙動に関し当業界の現状での材料に比べて実質的
に改善されている。本発明の材料は工業的に廉価な原料
を使用し経済的な焼結法を用いて製造され、またSi
C:Si3N4の比を変えることにより特殊な用途の注文
に応じることができる。
温での挙動に関し当業界の現状での材料に比べて実質的
に改善されている。本発明の材料は工業的に廉価な原料
を使用し経済的な焼結法を用いて製造され、またSi
C:Si3N4の比を変えることにより特殊な用途の注文
に応じることができる。
【0028】これらの点は表1に掲げた試験結果によっ
てその正当性が明らかにされるであろう。下記の実施例
において本発明の具体化例を説明するが、これらの実施
例は本発明を限定するものではない。
てその正当性が明らかにされるであろう。下記の実施例
において本発明の具体化例を説明するが、これらの実施
例は本発明を限定するものではない。
【0029】実施例 表1の組成をもったSi3N4−および/またはSiC原
料粉末を本発明の添加剤と共に対応する種類の装置を用
いて処理した。この装置はSi3N4またはSiCでライ
ニングを施した高温用のボールミルで、粉末混合物の比
表面積が少なくとも10m2/gおよび/または粒度分
布が100%<3μmによって特徴付けられる細かさの
目標値が達成されるように、イソプロパノール中に入れ
られたSi3N4またはSiCの粉砕用のボールを含んで
いる。これに対する正確な条件は工程を中断しこれらの
バッチの特性を解析することによって決定する。十分に
均一な混合物を得るためには粉砕時間を最低5時間にす
る。粉砕操作と同時に、またはそれが終わる少し前に、
プレス助剤として濃度が3重量%以下のポリビニルアル
コールを粉砕バッチに加えた。
料粉末を本発明の添加剤と共に対応する種類の装置を用
いて処理した。この装置はSi3N4またはSiCでライ
ニングを施した高温用のボールミルで、粉末混合物の比
表面積が少なくとも10m2/gおよび/または粒度分
布が100%<3μmによって特徴付けられる細かさの
目標値が達成されるように、イソプロパノール中に入れ
られたSi3N4またはSiCの粉砕用のボールを含んで
いる。これに対する正確な条件は工程を中断しこれらの
バッチの特性を解析することによって決定する。十分に
均一な混合物を得るためには粉砕時間を最低5時間にす
る。粉砕操作と同時に、またはそれが終わる少し前に、
プレス助剤として濃度が3重量%以下のポリビニルアル
コールを粉砕バッチに加えた。
【0030】粉砕後蒸発させてスラリを濃縮し、篩にか
ける。この方法で得られたプレスすべき粒子を出来るだ
け高い圧力をかけて軸方向および/または総ての方向に
プレスを行って所望の成形体に成形する。
ける。この方法で得られたプレスすべき粒子を出来るだ
け高い圧力をかけて軸方向および/または総ての方向に
プレスを行って所望の成形体に成形する。
【0031】この部品を焼結用のC、SiCまたはSi
3N4のルツボに入れ、最高約1000℃で真空に引いた
後不活性ガス雰囲気下において出来るだけ高い密度まで
焼結する。正確な条件は予備試験において使用する粉末
のバッチの組成および使用する粉末の焼結活性と関連さ
せなければならない。目標は粒子が過度に成長するのを
抑制するために出来るだけ低い焼結温度で理論密度の少
なくとも98.5%を達成することである。
3N4のルツボに入れ、最高約1000℃で真空に引いた
後不活性ガス雰囲気下において出来るだけ高い密度まで
焼結する。正確な条件は予備試験において使用する粉末
のバッチの組成および使用する粉末の焼結活性と関連さ
せなければならない。目標は粒子が過度に成長するのを
抑制するために出来るだけ低い焼結温度で理論密度の少
なくとも98.5%を達成することである。
【0032】最初に試験した焼結混合物Aは7.5重量
%のMgAl2O4を含み、混合物Bは5重量%のY2O3
と5重量%のAl2O3を含んでおり、その試験結果を表
1にまとめる。与えられた組成物の理論密度(TD、
%)は下記式で計算される。
%のMgAl2O4を含み、混合物Bは5重量%のY2O3
と5重量%のAl2O3を含んでおり、その試験結果を表
1にまとめる。与えられた組成物の理論密度(TD、
%)は下記式で計算される。
【0033】
【数2】
【0034】 ここで p−th = 混合物の理論密度(g/c
m3)、 G−ges = 混合物の全重量(g)、 Gi = 混合物の個々の成分の重量(g)、 pi = 混合物の個々の成分の密度(g)、 p−s = 材料の焼結密度(g/cm3)、 TD = 理論密度p−thに関する材料も%密度
(%)である。
m3)、 G−ges = 混合物の全重量(g)、 Gi = 混合物の個々の成分の重量(g)、 pi = 混合物の個々の成分の密度(g)、 p−s = 材料の焼結密度(g/cm3)、 TD = 理論密度p−thに関する材料も%密度
(%)である。
【0035】純粋なSi3N4材料に対する適当な配向
値は100バール以下のN2圧下においてTmaxが190
0℃以下、滞在時間は1時間以上である。SiC−Si
3N4複合材料に対しては、N2圧が1900℃において
30バールを越えないようにし、SiCとN2が反応し
てSi3N4になるのを防いだ。この反応はまたCO中に
炉の雰囲気を混合することによっても防ぐことができ
る。純粋なSiC材料の場合には、好ましくはArまた
はAr+CO混合物のガス雰囲気の圧力5バール以下に
おいて、Tmaxは最高2000℃以下にし、滞在時間を
1時間以上にすることができる。
値は100バール以下のN2圧下においてTmaxが190
0℃以下、滞在時間は1時間以上である。SiC−Si
3N4複合材料に対しては、N2圧が1900℃において
30バールを越えないようにし、SiCとN2が反応し
てSi3N4になるのを防いだ。この反応はまたCO中に
炉の雰囲気を混合することによっても防ぐことができ
る。純粋なSiC材料の場合には、好ましくはArまた
はAr+CO混合物のガス雰囲気の圧力5バール以下に
おいて、Tmaxは最高2000℃以下にし、滞在時間を
1時間以上にすることができる。
【0036】焼結後、部材を迅速に約1500℃に冷却
し、1500℃から約1000℃間での冷却速度を10
K/分以下にして無定形の粒子の境界相を結晶化させ
る。このような制御された冷却を行うこと以外、本発明
の組成を保持しつつ主として結晶から成るの境界相を得
るのにそれ以上の方策を講じる必要はない。
し、1500℃から約1000℃間での冷却速度を10
K/分以下にして無定形の粒子の境界相を結晶化させ
る。このような制御された冷却を行うこと以外、本発明
の組成を保持しつつ主として結晶から成るの境界相を得
るのにそれ以上の方策を講じる必要はない。
【0037】焼結下材料およびそれから作られた試験試
料は下記記載の方法で決定された表1に掲げる材料の性
質を有している。
料は下記記載の方法で決定された表1に掲げる材料の性
質を有している。
【0038】室温における曲げ強さは1990年2月付
けのDIN51110に従い、4点負荷システムを用い
40および20mmの間隔の支持ロールを使用して決定
した。試料はやはりDIN51110に従ってつくっ
た。
けのDIN51110に従い、4点負荷システムを用い
40および20mmの間隔の支持ロールを使用して決定
した。試料はやはりDIN51110に従ってつくっ
た。
【0039】1400℃における曲げ強さはDIN E
N843に従い、標準に合ったSiCの試験容器を用
い、空気中で内部を電気炉で加熱して決定した。
N843に従い、標準に合ったSiCの試験容器を用
い、空気中で内部を電気炉で加熱して決定した。
【0040】弾性率は寸法が100×6×3mmの特殊
な試験試料を用い、曲げて機械的に振動を励起させて決
定した。生じる自然振動数を温度の関数として決定し、
試料の幾何学的形状および密度、熱膨張係数およびポア
ッソン比を考慮して弾性率を決定した。
な試験試料を用い、曲げて機械的に振動を励起させて決
定した。生じる自然振動数を温度の関数として決定し、
試料の幾何学的形状および密度、熱膨張係数およびポア
ッソン比を考慮して弾性率を決定した。
【0041】クリープ特性は曲げ強さと同様な方法で試
料に100MPaの試験荷重をかけて1400℃で決定
した。記録される測定パラメータは時間の関数としての
試料の中央部分の曲がりである。初期に実質的な曲がり
が起こった後、通常10〜20時間後に実質的に一定の
クリープ速度が観測される。即ち単位時間当たりの曲が
りの増加は一定になる。試料のクロープ特性を特徴付け
るために、100時間の試験期間の後でクロープ速度を
決定する。
料に100MPaの試験荷重をかけて1400℃で決定
した。記録される測定パラメータは時間の関数としての
試料の中央部分の曲がりである。初期に実質的な曲がり
が起こった後、通常10〜20時間後に実質的に一定の
クリープ速度が観測される。即ち単位時間当たりの曲が
りの増加は一定になる。試料のクロープ特性を特徴付け
るために、100時間の試験期間の後でクロープ速度を
決定する。
【0042】酸化速度は100時間露出させて酸化を行
った後の試料の単位面積当たりの重量増加を酸化を行っ
た全時間、例えば100時間で割った値として決定し
た。
った後の試料の単位面積当たりの重量増加を酸化を行っ
た全時間、例えば100時間で割った値として決定し
た。
【0043】 O.R. = (ΔG/A)/t,mg/m2.時間 ここで O.R. = 酸化速度、 ΔG = 試料の重量増加、mg, A = 試料の面積、m2、 t = 酸化させた時間、時間である。
【0044】
【表1】
【0045】本発明の主な特徴及び態様は次の通りであ
る。 1.一般式 [SiC]x[Si3N4]1-x 但し式中xは0.02〜1.0である、を有し、さらに
Y2O3、および/またはCeO2およびLa2O3以外の
1種またはそれ以上の希土類酸化物を焼結助剤として含
み、該焼結助剤対基本成分の酸素含量のモル比はSiO
2として計算して0.5〜1であり、焼結助剤およびS
iO2から生じる二次相の容積は5〜15%である、高
温で安定な焼結した複合材料。
る。 1.一般式 [SiC]x[Si3N4]1-x 但し式中xは0.02〜1.0である、を有し、さらに
Y2O3、および/またはCeO2およびLa2O3以外の
1種またはそれ以上の希土類酸化物を焼結助剤として含
み、該焼結助剤対基本成分の酸素含量のモル比はSiO
2として計算して0.5〜1であり、焼結助剤およびS
iO2から生じる二次相の容積は5〜15%である、高
温で安定な焼結した複合材料。
【0046】2.空気中における1400℃での短期間
の強度対室温における強度の比が70%以上であり、弾
性率の対応する比が90%以上、空気中において140
0℃で100MPaの圧力を100時間かけた後の最高
クリープ速度が5×10-5/時間、空気中において14
00℃に100時間保った際の最高酸化速度が75mg
/m2時間、計算によって決定された熱的衝撃特性RIお
よびRIIがそれぞれ350K以上および20,000W
/m以上である上記第1項記載の複合材料。
の強度対室温における強度の比が70%以上であり、弾
性率の対応する比が90%以上、空気中において140
0℃で100MPaの圧力を100時間かけた後の最高
クリープ速度が5×10-5/時間、空気中において14
00℃に100時間保った際の最高酸化速度が75mg
/m2時間、計算によって決定された熱的衝撃特性RIお
よびRIIがそれぞれ350K以上および20,000W
/m以上である上記第1項記載の複合材料。
【0047】3.或る量のSiC、Si3N4および該基
本組成物に対応する焼結助剤を湿潤状態で粉砕して粒径
を3μm以下にし、乾燥し、プレスして成形体にし、窒
素および/またはアルゴンのガス組成をもった不活性ガ
ス下において理論密度の少なくとも98.5%の密度に
なるまで焼結し、焼結後10K/分以下の速度で150
0℃より低い温度まで冷却する上記第1項記載の複合材
料の製造法。
本組成物に対応する焼結助剤を湿潤状態で粉砕して粒径
を3μm以下にし、乾燥し、プレスして成形体にし、窒
素および/またはアルゴンのガス組成をもった不活性ガ
ス下において理論密度の少なくとも98.5%の密度に
なるまで焼結し、焼結後10K/分以下の速度で150
0℃より低い温度まで冷却する上記第1項記載の複合材
料の製造法。
Claims (2)
- 【請求項1】 一般式 [SiC]x[Si3N4]1-x 但し式中xは0.02〜1.0である、を有し、さらに
Y2O3、および/またはCeO2およびLa2O3以外の
1種またはそれ以上の希土類酸化物を焼結助剤として含
み、該焼結助剤対基本成分の酸素含量のモル比はSiO
2として計算して0.5〜1であり、焼結助剤およびS
iO2から生じる二次相の容積は5〜15%であること
を特徴とする高温で安定な焼結した複合材料。 - 【請求項2】 或る量のSiC、Si3N4および該基本
組成物に対応する焼結助剤を湿潤状態で粉砕して粒径を
3μm以下にし、乾燥し、プレスして成形体にし、窒素
および/またはアルゴンのガス組成をもった不活性ガス
下において理論密度の少なくとも98.5%の密度にな
るまで焼結し、焼結後10K/分以下の速度で1500
℃より低い温度まで冷却することを特徴とする請求項1
記載の複合材料の製造法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE1995128525 DE19528525A1 (de) | 1995-08-03 | 1995-08-03 | Hochtemperaturbeständiger, gesinterter Verbund-Werkstoff, Verfahren zu seiner Herstellung sowie dessen Verwendung |
DE19528525.5 | 1995-08-03 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0948667A true JPH0948667A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=7768597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8216667A Pending JPH0948667A (ja) | 1995-08-03 | 1996-07-30 | 高温において安定な焼結複合材料、およびその製造法並びに使用法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0948667A (ja) |
DE (1) | DE19528525A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002201074A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-16 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 窒化珪素質焼結体及びその製造方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19704910C2 (de) * | 1997-02-10 | 2000-07-06 | Bayer Ag | Flüssigphasengesinterter elektrisch leitfähiger und oxidationsresistenter keramischer Werkstoff, ein Verfahren zu seiner Herstellung und dessen Verwendung |
DE19705838A1 (de) * | 1997-02-15 | 1998-08-27 | Fraunhofer Ges Forschung | Farbiger Siliciumnitridwerkstoff und Verfahren zu seiner Herstellung |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4874725A (en) * | 1984-04-27 | 1989-10-17 | Nippon Tungsten Co., Ltd. | High-density sintered article of silicon carbid |
DE69004735T2 (de) * | 1989-05-10 | 1994-05-11 | Ngk Insulators Ltd | Siliciumnitrid-Sinterkörper und Verfahren zu ihrer Herstellung. |
WO1993004012A1 (en) * | 1991-08-13 | 1993-03-04 | Sumitomo Electric Industries Ltd. | Composite silicon nitride sinter and production thereof |
-
1995
- 1995-08-03 DE DE1995128525 patent/DE19528525A1/de not_active Withdrawn
-
1996
- 1996-07-30 JP JP8216667A patent/JPH0948667A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002201074A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-16 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 窒化珪素質焼結体及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE19528525A1 (de) | 1997-02-06 |
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