JPH0948410A - 包装用袋の上方開口部の締め付け装置 - Google Patents

包装用袋の上方開口部の締め付け装置

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JPH0948410A
JPH0948410A JP7199871A JP19987195A JPH0948410A JP H0948410 A JPH0948410 A JP H0948410A JP 7199871 A JP7199871 A JP 7199871A JP 19987195 A JP19987195 A JP 19987195A JP H0948410 A JPH0948410 A JP H0948410A
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JP
Japan
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packaging bag
upper opening
tightening
bag
suction nozzle
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Application number
JP7199871A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Kawaguchi
善章 川口
Hironobu Tashiro
広信 田代
Hiromitsu Kawahara
廣光 川原
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OKUMOTO KOGYO KK
Sekisui Kasei Co Ltd
Original Assignee
OKUMOTO KOGYO KK
Sekisui Plastics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】気密性を有しない包装用袋の場合であっても被
包装物に密着した状態での包装物を調製することができ
る、簡単な構成の包装用袋の上方開口部の締め付け装置
を得る。 【解決手段】包装用袋Bの上方開口部Baを負圧により
吸引する吸引ノズル11と、該吸引ノズル11により吸
引されている包装用袋の上方開口部Ba近傍を挟持する
挟持手段38a、bと、該挟持手段により挟持されてい
る部分よりも下方位置において包装用袋Bの横断面積を
絞り込むように作動する絞り込み手段32a、bと、該
挟持手段と該絞り込み手段との間に位置する締め付け手
段38a、bとから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は包装用袋の上方開口
部を熱シール装置等により締め付けるための装置に関
し、特に、通気孔等の多数の開孔を持つことから吸引に
よっては被包装物に密着状態とすることが困難な包装用
袋を、その包装時に被包装物に密着させた状態として、
上方開口部を熱シール等により閉塞することを可能とし
た包装用袋の上方開口部の締め付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】被包装物を樹脂フィルム等で作られた包
装用袋に入れ、その開口部を熱シール等により締め付け
閉鎖して包装品とすることが行われている。包装用袋が
被包装物に密着しない状態で開口部の締め付けを行う
と、包装用袋が気密性の場合には必要以上に包装品の容
積が大きくなり、保管時及び輸送時等に無駄な空間が生
じるばかりでなく、包装袋に破損が生じ易くなる。一
方、包装用袋が高い通気性を持つ場合には、容積の増加
は回避できるが、袋にだぶつきが生じて輸送時等にそこ
から破損が生じがちとなる。従って、被包装物に包装用
袋を可能な限り密着した状態として開口部の締め付けを
行うことが望まれる。
【0003】そのための手段として、従来、筒状の樹脂
フィルムにより被包装物を包装するに際して、筒状フィ
ルムの開口側を負圧を発生するノズルの先端に望ませて
フィルム内の脱気を行い、それにより、フィルムを被包
装物に密着させた状態で先端部の熱シールを行うように
したもの(例えば、特公平3−2735号公報)、真空
チャンバー内に、被包装物を収容した包装用袋を全体の
姿勢が自由に変形(膨張)しないように抑制した状態で
配置した後、真空チャンバーの真空引きを行い、その後
に包装用袋の口部を熱シールするようにしたもの(例え
ば、特開昭61−190417号公報)等が知られてお
り、包装に用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような、吸引に
よって包装用袋内の空気を抜き、被包装物と包装用袋と
の間の余分な空間を排除して両者を密着させてから、開
口部を熱シール等により閉鎖するようにした装置は、包
装用袋が通気性がないあるいは低いものである場合には
有効に機能する。しかしながら、編み目状の包装袋や被
包装物との関係で広い通気孔を持つことが必要とされる
包装用袋のように、通気性の高い包装用袋の場合には、
吸引によって包装用袋内の空気を抜くことは不可能であ
り、前記のような装置でもって、被包装物に包装用袋が
密着した包装品を作ることはできない。
【0005】例えば、漁箱、緩衝包装材、食品容器等の
ような発泡成形品を出荷する場合に、該発泡成形品は複
数段積み重ねた状態で包装用袋に収納され、その後、こ
の袋の上部開口部分を閉鎖して出荷用の包装物を作るこ
とが行われる。発泡成形品は蒸気を使用して発泡成形す
ることがよく行われており、発泡成型直後の成形品は水
によって濡れている場合が多い。そのために、包装、出
荷に際しては、成形品に対して乾燥処理を施した後に包
装用袋への収納が行われるが、発泡成形品の形状が複雑
な場合等には、なお部分的に水で濡れている場合が生じ
得る。このために、これらの発泡成形品の包装には通常
5〜25mm程度の孔が多数設けられた袋が使用されて
いる。
【0006】そのために、発泡成形品の包装に際しては
前記のように真空吸引によって被包装物と包装用袋とを
密着させることができず、通常、作業者が手作業により
被包装物に沿って包装用袋を擦り上げながら、袋のだぶ
つきやしわを取り除き、その後に、上部開口部を紐や輪
ゴム等で締め付け閉鎖するようにしている。包装品全体
の容積あるいは高さが適度のものである場合には、人手
による作業であってもさほどの困難性はないといえる
が、大きな容量を持つものや背丈の高いものである場合
には、この作業を作業員の手で行うことはきわめて困難
でなり、また、作業に要する時間も長くなり、包装作業
のネックとなってきている。
【0007】本発明の目的は、上記のように真空吸引で
は内部の吸気ができない包装用袋を用いて被包装物を包
装する際に生じている上記の不都合を解消することにあ
り、より具体的には、通気孔等の多数の開孔を持つ包装
用袋を用いて包装をする場合であっても、人手によらず
に包装用袋を被包装物に密着させた状態で上部開口部を
締め付け閉鎖することができるようにした、新規な包装
用袋の上方開口部の締め付け装置を得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明による包装用袋の上方開口部の締め付け装置
は、基本的に、包装用袋の上方開口部を負圧により吸引
する吸引ノズルと、該吸引ノズルにより吸引されている
包装用袋の前記上方開口部近傍を挟持する挟持手段と、
該挟持手段により挟持されている部分よりも下方位置に
おいて該包装用袋の横断面積を絞り込むように作動する
絞り込み手段と、該挟持手段と該絞り込み手段との間に
位置する締め付け手段とを有することを特徴とする。
【0009】この装置の使用に当たって、作業者は被包
装物を用意された包装用袋に所定個数あて収容し、包装
用袋の上方の開口側を中央部に寄せ集めた状態として、
本装置の吸引ノズルの下方に配置する。装置の下部に搬
送コンベアを設け、該搬送コンベアにより搬送される前
記包装品を適宜のセンサーを用いて吸引ノズルの下方で
停止させるようにしてもよい。
【0010】その状態で吸引ノズルを降下させると、包
装用袋の開口部である前記中央部に寄せ集められた部分
は負圧により吸引ノズル内に吸い込まれ、上方に立ち上
がった状態となる。その状態で吸引ノズルを徐々に引き
上げ、該立ち上がり部が吸引ノズルから露出した状態と
する。そこで、前記挟持手段を作動させ、該立ち上がり
部の比較的上方部位を挟持させる。それにより、包装用
袋の上方開口部はその先端部が前記挟持手段により固定
的に支持された姿勢で立ち上がった状態で保持される。
【0011】その状態で、前記絞り込み手段を作用させ
る。絞り込み手段は袋の横断面積を絞り込むように作動
するが、袋の上方端側は挟持手段により固定的に保持さ
れているので、絞り込みにより包装用袋の下方部分に存
在するたるみや膨らみは上方に引き寄せられ、それによ
り、包装用袋は被包装物に密接した状態とされる。次
に、例えは熱シール手段のような締め付け手段を作用さ
せて、絞り込み手段と挟持手段との間にある袋部分、好
ましくは、該絞り込み手段の直上位置の部分を閉塞す
る。閉塞後、挟持手段、絞り込み手段、締め付け手段と
を開放し、包装済の被包装物を装置から取り出す。
【0012】本発明の好ましい態様においては、前記絞
り込み手段は包装用袋の横断面に平行な方向に互いに近
接・離間する2枚の平板部材から構成され、かつ、該2
枚の平板部材は相対向する辺部分に凹状切欠きが形成さ
れる。それにより、例えば、表面が平板状の被包装物を
包装するに際等において、被包装物の平坦な表面に沿っ
て該2枚の平板部材を相対向する方向から互いに近接さ
れることにより、前記袋の絞り込みを中央位置に向けて
有効に行うことができ、袋の全周面に対して等しく絞り
込み効果を達成することができる。さらに好ましい態様
においては、前記挟持手段の移動方向と前記絞り込み手
段の移動方向は互いに直交する方向とされる。それによ
り、絞り込み時に絞り込み手段によって袋が破損するの
は確実に回避される。
【0013】好ましい態様においては、前記挟持手段、
絞り込み手段、及び締め付け手段とは、装置を構成する
本体機枠に対して上下方向に移動自在とされたフレーム
に上下方向の相対的移動のない状態で取り付けられ、前
記吸引ノズルは該フレームに対して上下方向に相対的に
移動可能な状態で取り付けられる。さらに好ましい態様
においては、前記フレームは有蓋フレームとされる。有
蓋フレームとすることにより、包装用袋の上方空間には
実質的な閉鎖空間を形成することが可能となり、吸引ノ
ズルによる負圧を有効に袋の上方開口部に作用させるこ
とができ、袋開口部の引き上げ及び挟持手段による挟持
作業等が一層確実となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明による包装用袋の上方開口部の締め付け装置の好まし
い実施の形態を説明する。図1は本発明による包装用袋
の上方開口部の締め付け装置Aの一実施例を示す斜視図
であり、本体機枠1に対して油圧装置2により上下動す
るようにされたフレーム3と、本体機枠1の上部に取り
付けられた吸引ブロワー4と、前記フレーム3の下方位
置において水平方向に回動自在とされたベルトコンベア
5とから主に構成される。なお、6は本体機枠に取り付
けられた制御機構である。
【0015】図1に示すように、フレーム3の一側寄り
には上下方向に伸縮作用する油圧ピストン・シリンダー
装置7が配置されており、該油圧ピストン・シリンダー
装置7の可動部材側には筒状の吸引ノズル11が固定さ
れている。該吸引ノズル11は前記吸引ブロワー4の吸
引側と可撓管12を介して接続している。なお、13は
吸引ブロワー4の吐出側に取り付けたサイレンサ、14
は吸引ブロワー4の駆動用モーターである。従って、駆
動用モーター14で吸引ブロワー4を駆動することによ
り、吸引ノズル11の先端には負圧が発生すると共に、
制御機構により油圧ピストン・シリンダー装置7を操作
することにより、吸引ノズル11はフレーム3に対して
上下方向に移動する。また、油圧装置2を操作すること
により、フレーム3と吸引ノズル11とは本体機枠1に
対して一体として上下方向に移動する。なお、フレーム
3の移動手段は油圧装置に限ることなく、油圧あるいは
電動モーター等であってもよく、また、バランスウエイ
ト(図示しない)を用いるような場合には、エアーシリ
ンダーによる駆動装置によることもできる。
【0016】図2、図3を参照してフレーム3の内部構
造について説明する。フレーム3を構成する枠体31の
最下端位置には図示しない適宜の駆動機構により枠体3
1内を互いに対向する方向に摺動する2枚の平板部材3
1a、31bが取り付けられており、対向する前方辺部
分の中央部には凹状切欠きとしてヘ字状をなす切り込み
33a、33bが形成されている。該2枚の平板部材3
1a、31bは閉鎖位置と左右に開いた開放位置との2
位置間で移動自在であり、閉鎖位置では切り込み33
a、33bで形成される空間は、ごく僅かな面積となる
ようされる。
【0017】前記枠体31の前記平板部材32a、32
bの取り付け位置の直上位置には、従来知られた先端に
ヒータ部を持つ一対の熱シール手段33a、33bがエ
アーシリンダ手段34a、34bにより衝接、離間自在
に取り付けられており、該熱シール手段33a、33b
の裏面には断熱材35a、35bが定着されている。該
熱シール手段33a、33bは制御手段により制御さ
れ、前記先端のヒータ部同志が互いに衝接する熱シール
位置と離間する非作動位置とに位置決めされる。
【0018】さらに、前記枠体31の前記熱シール手段
33a、33bの取り付け位置よりも幾分上方位置に
は、一対のエアーシリンダ36a、36bが前記平板部
材31a、31bの作動方向とは直交する方向に作動方
向を持つように取り付けられており、該エアーシリンダ
36a、36bのピストン棒37a、37bの先端には
挟持片38a、38bが固設されている。そして、エア
ーシリンダ36a、36bは制御手段により制御され、
前記挟持片38a、38bは互いに衝接する位置と離間
する位置とに位置決めされる。
【0019】次に、この装置の作動を多数の開孔(図示
されない)を袋の周面に持つ樹脂フィルムからなる包装
用袋Bに被包装品である方形状の発泡スチロール成形品
Cを包装する場合を例に取り説明する。先ず、作業者は
適当数の発泡スチロール成形品Cを包装用袋Bに入れ、
袋の開口側である上方部Baを包装物の中央部に寄せ集
めた状態として、装置Aの前記ベルトコンベア5上に乗
せる。次に、作業者は制御装置6を操作して吸引ブロワ
ー4を駆動し、さらに、油圧装置2を操作してフレーム
3を上昇位置とし、油圧ピストン・シリンダー装置7を
操作して吸引ノズル11を下降位置にセットする。ま
た、その状態では、前記平板部材32a、32b、熱シ
ール手段33a、33b、及び、挟持片38a、38b
は、すべて開いたすなわち離間した状態におかれる(図
5a参照)。作業者はベルトコンベア5を駆動して、前
記包装物をフレーム3の直下位置まで移送し、停止させ
る。本体機枠1の適所にセンサー(図示しない)を取り
付け、該センサーからの信号により自動停止するように
構成することもできる。
【0020】次に、油圧装置2を操作してフレーム3を
徐々に下降させる。下降に従い、包装物の中央部に寄せ
られていた袋Bの上方部Baは吸引ノズル11の先端に
生じている負圧により引き寄せられ(図2参照)、遂に
は、吸引ノズル11の内部に吸引された状態となる(図
4b参照)。さらに、フレーム3を下降させ吸引ノズル
11の先端が包装物に接触する状態とする(図5a)。
その状態では、吸引ノズル11内に袋Bの上方部Baが
吸引されることにより、袋B全体がある程度は上方に引
き寄せられ、袋Bのたるみも幾分取り除かれる。
【0021】次に、フレーム3はその位置を保持した状
態で、油圧ピストン・シリンダー装置7を作動して吸引
ノズル11を上昇させ、その上方位置に停止させる。吸
引ノズル11の上昇と共に袋Bの上方部Baはさらに上
方に引き上げられ、図5bに示すように下広がり状とな
った立ち上がり部を形成する。吸引ノズル11が上方位
置に停止した時点で、制御装置を操作してエアーシリン
ダ36a、36bを作動し、挟持片38a、38bを互
いに衝接する位置まで移動する。それにより、前記袋B
の立ち上がり部の上方位置は該挟持片38a、38bに
より挟持され、かつ支持された状態となる(図5b参
照)。
【0022】その状態で、制御装置を操作して2枚の平
板部材31a、31bを閉鎖方向に摺動させる。その移
動により、前記した下広がり状となった袋Bの立ち上が
り部はその横断面積が縮小する方向に次第に絞り込まれ
る。この実施例では、前記挟持片38a、38bの作動
方向と平板部材31a、31bの作動方向とは直交して
おり、かつ、2枚の平板部材31a、31bの対向する
前方辺部分の中央部にはヘ字状をなす切り込み33a、
33bが形成されていることから、切り込み33a、3
3bによる絞り込みは円滑に行われる。この絞り込み作
用の時点では、袋Bの上方端は挟持片38a、38bに
より挟持されて支持されており移動することはない。そ
のために、この絞り込みにより、袋Bの下方部分のたる
みは積極的に上方に引き寄せられ、袋Bは被包装物であ
る発泡スチロール成形品Cに密着した状態となる。
【0023】次に、エアーシリンダ手段34a、34b
を作動して熱シール手段33a、33bを互いに衝接す
る方向に移動させ、袋Bの熱シールを行う(図6a)。
熱シールする位置は被包装物の上面にできるだけ近い位
置で行うことにより、より密着性を高めることができ
る。また、この実施例での熱シール手段33a、33b
は裏面に断熱材35a、35bを定着しており、該断熱
材35a、35bの先端同志により袋Bの絞り込まれた
部分は確実に保持される。それにより、熱シール時に袋
にかかっているテンションによって袋に伸びが生じるの
を阻止することができる。なお、好ましくは、熱シール
のタイミングに合わせて、挟持片38a、38bによる
挟持圧を低下させるか、挟持を開放する。
【0024】熱シール終了時点で、平板部材32a、3
2b、熱シール手段33a、33b、及び挟持片38
a、38bは再び開放状態とされ、フレーム3は上方位
置に戻され、吸引ノズル11は下方位置に戻されて一回
の締め付けサイクルは終了する。作業者はベルトコンベ
ア5を再駆動して、締め付けの終えた包装物を送り出す
と共に、新たに用意されている先端開放状態の包装袋を
再度吸引ノズルの下方にセットと、以下、同じ作業を繰
り返す。なお、図4〜図5において、Sはフレーム3と
吸引ノズル11の位置決めのためのセンサーを示してい
る。
【0025】上記の説明は本発明による包装用袋の上方
開口部の締め付け装置の好ましい実施の形態の説明であ
って、他に多くの変形例が存在する。例えば、本体機枠
1に設けたベルトコンベア5は必須でなく、作業者が手
作業により包装袋を所定の位置にセットしかつ排除する
ようにしてもよい。その場合には、より安価に装置を構
成することができる。また、熱シール手段も包装用袋の
締め付け手段の一例であってこれに限られず、ループ状
に紐、テープあるいは金属線を巻き付けて締め付ける従
来知られた締め付け手段を用いることもできる。
【0026】また、絞り込み手段を構成する平板手段に
形成したへ字状の切り込みは凹状切欠きの一つの例示で
あってこの形状に限ることはなく、半円状の切欠き等で
あつてもよい。包装用袋の態様によっては形成しなくと
も良好な絞り込みが可能となる場合もあり、その場合に
は凹状切欠きは不要である。フレーム3にその上方を被
うような蓋部材を取り付けるようにしてもよく、その場
合には、フレーム3内を半密閉空間とすることができる
ことから、吸引ノズルによる袋上方部の吸引は確実なも
のとなる。
【0027】さらに、用いる包装用袋としては、吸引ノ
ズルにより上方部が吸引されるものであれば任意であ
り、開孔を持つものに限らす、編み目状の袋に対しても
この装置は有効に作用する。もちろん、気密性のある袋
であっても同様てある。
【0028】
【発明の効果】本発明による包装用袋の上方開口部の締
め付け装置によれば、簡単な構成でありながら、気密性
を有しない包装用袋の場合であっても、被包装物に密着
した状態での包装物を調製することができ、包装作業の
効率化がもたらされる。また、調製された包装物はその
締め付け部である立ち上がり部をつかみ代として用いる
ことができ、包装物の運搬処理が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による包装用袋の上方開口部の締め付け
装置の全体を説明する斜視図。
【図2】締め付け部の要部を説明する図。
【図3】締め付け部の要部の上面図。
【図4】本発明による包装用袋の上方開口部の締め付け
装置での包装過程を説明する図。
【図5】本発明による包装用袋の上方開口部の締め付け
装置での包装過程を説明する図。
【図6】本発明による包装用袋の上方開口部の締め付け
装置での包装過程を説明する図。
【符号の説明】
A…包装用袋の上方開口部の締め付け装置、B…包装用
袋、Ba…包装用袋の上方開口部、C…被包装物、11
…吸引ノズル、32a、b…絞り込み手段を構成する平
板部材、34a,b…締め付け手段の一例である熱シー
ル装置、38a、b…包装用袋の上方開口部近傍を挟持
する挟持手段。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】包装用袋の上方開口部を負圧により吸引す
    る吸引ノズルと、該吸引ノズルにより吸引されている包
    装用袋の前記上方開口部近傍を挟持する挟持手段と、該
    挟持手段により挟持されている部分よりも下方位置にお
    いて該包装用袋の横断面積を絞り込むように作動する絞
    り込み手段と、該挟持手段と該絞り込み手段との間に位
    置する締め付け手段とを有することを特徴とする包装用
    袋の上方開口部のための締め付け装置。
  2. 【請求項2】前記絞り込み手段は包装用袋の横断面方向
    に平行な方向に互いに近接・離間する2枚の平板部材を
    有し、かつ、該2枚の平板部材は互いに対向する辺部分
    に凹状切欠きが形成されていることを特徴とする請求項
    1記載の締め付け装置。
  3. 【請求項3】前記挟持手段の作動方向と前記絞り込み手
    段の作動方向とは互いに直交する方向とされていること
    を特徴とする請求項1又は2記載の締め付け装置。
  4. 【請求項4】前記挟持手段、絞り込み手段、及び締め付
    け手段は、本体機枠に対して上下方向に移動自在とされ
    たフレームに上下方向の相対的移動のない状態で取り付
    けられており、前記吸引ノズルは該フレームに対して上
    下方向に相対的に移動可能な状態で取り付けられている
    ことを特徴する請求項1ないし3いずれか記載の締め付
    け装置。
  5. 【請求項5】前記締め付け手段は、熱シール手段である
    請求項1ないし4いずれか記載の締め付け装置。
JP7199871A 1995-08-04 1995-08-04 包装用袋の上方開口部の締め付け装置 Pending JPH0948410A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009286485A (ja) * 2008-06-02 2009-12-10 Taisei Sangyo Kk 包装袋の封止装置
KR101645482B1 (ko) * 2016-03-22 2016-08-12 이경옥 장류 자동 포장용 타이 결속시스템
KR20190069272A (ko) * 2017-12-11 2019-06-19 주식회사 신풍이엠에스 포장지의 펴짐방지용 융착장치
KR20190069271A (ko) * 2017-12-11 2019-06-19 주식회사 신풍이엠에스 포장지의 중앙묶음장치

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