JPH0947693A - 静電塗装方法および静電塗装装置 - Google Patents
静電塗装方法および静電塗装装置Info
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- JPH0947693A JPH0947693A JP20252595A JP20252595A JPH0947693A JP H0947693 A JPH0947693 A JP H0947693A JP 20252595 A JP20252595 A JP 20252595A JP 20252595 A JP20252595 A JP 20252595A JP H0947693 A JPH0947693 A JP H0947693A
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- Japan
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- spraying
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- spraying head
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- Pending
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 塗料粒子が噴霧パターンの外側に流れると共
に、噴霧パターンを拡大するのが難しく、これらの問題
を解決する必要があった。 【解決手段】 回転霧化方式の塗装ガンを用いて被塗装
物に静電塗装を行うに際し、塗装ガン１の噴霧頭２を中
心にして同噴霧頭２よりも背面側から被塗装物Ａへ向け
て空気を吹き出し、このとき、噴霧頭２から離れるにし
たがって吹き出し速度を増大させた状態にして塗装を行
う静電塗装方法。
に、噴霧パターンを拡大するのが難しく、これらの問題
を解決する必要があった。 【解決手段】 回転霧化方式の塗装ガンを用いて被塗装
物に静電塗装を行うに際し、塗装ガン１の噴霧頭２を中
心にして同噴霧頭２よりも背面側から被塗装物Ａへ向け
て空気を吹き出し、このとき、噴霧頭２から離れるにし
たがって吹き出し速度を増大させた状態にして塗装を行
う静電塗装方法。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動車製
造工程における車体塗装に用いられる静電塗装方法およ
び静電塗装装置に関するものである。
造工程における車体塗装に用いられる静電塗装方法およ
び静電塗装装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】静電塗装は、アースした被塗装物を陽極
とし、塗装ガンを陰極として負の高電圧を与えることに
より両極間に静電界を形成させると共に、霧化した塗料
粒子を負に帯電させて、陽極の被塗装物に吸引付着させ
る塗装方法であり、静電効果を利用するので、通常のス
プレー塗装に比べて塗料の塗着効率がきわめて優れ、被
塗装物の表裏を同時に塗装できるなどの特徴がある。
とし、塗装ガンを陰極として負の高電圧を与えることに
より両極間に静電界を形成させると共に、霧化した塗料
粒子を負に帯電させて、陽極の被塗装物に吸引付着させ
る塗装方法であり、静電効果を利用するので、通常のス
プレー塗装に比べて塗料の塗着効率がきわめて優れ、被
塗装物の表裏を同時に塗装できるなどの特徴がある。
【０００３】図３は回転霧化方式による塗装ガンを用い
た静電塗装装置を示す図であって、アースされた被塗装
物Ａに対して、回転するカップ状の噴霧頭１０１を備え
た塗装ガン１００を備えており、噴霧頭１０１の内周面
に塗料を供給して遠心力により塗料を霧化すると共に、
噴霧頭１０１の外周縁部から霧化した塗料を放出し、且
つ被塗装物Ａと噴霧頭１０１との間に高電圧を印加し
て、帯電させた塗料粒子を被塗装物Ａに吸引付着させ
る。
た静電塗装装置を示す図であって、アースされた被塗装
物Ａに対して、回転するカップ状の噴霧頭１０１を備え
た塗装ガン１００を備えており、噴霧頭１０１の内周面
に塗料を供給して遠心力により塗料を霧化すると共に、
噴霧頭１０１の外周縁部から霧化した塗料を放出し、且
つ被塗装物Ａと噴霧頭１０１との間に高電圧を印加し
て、帯電させた塗料粒子を被塗装物Ａに吸引付着させ
る。
【０００４】また、このような回転霧化方式による塗装
ガンを用いた静電塗装装置では、噴霧頭１０１の回転が
非常に高速である場合、塗料が噴霧頭１０１の半径方向
に大きく飛散してしまうので、噴霧頭１０１の背面側か
ら同噴霧頭１０１と同心円状に被塗装物Ａに向かってシ
ェーピングエアＳａを吐出し、これにより形成された空
気層によって塗料の飛散方向を規制し、噴霧パターンＰ
を形成している。
ガンを用いた静電塗装装置では、噴霧頭１０１の回転が
非常に高速である場合、塗料が噴霧頭１０１の半径方向
に大きく飛散してしまうので、噴霧頭１０１の背面側か
ら同噴霧頭１０１と同心円状に被塗装物Ａに向かってシ
ェーピングエアＳａを吐出し、これにより形成された空
気層によって塗料の飛散方向を規制し、噴霧パターンＰ
を形成している。
【０００５】なお、シェーピングエアＳａは、噴霧頭１
０１の背面側において、同噴霧頭１０１の直径よりもや
や大きい同心円上に一定間隔で配設された多数の吹き出
し口から吐出され、噴霧頭１０１の外周縁部付近を通過
する。
０１の背面側において、同噴霧頭１０１の直径よりもや
や大きい同心円上に一定間隔で配設された多数の吹き出
し口から吐出され、噴霧頭１０１の外周縁部付近を通過
する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来の回転霧化方式による塗装ガンを用いた静
電塗装装置にあっては、噴霧頭の外周縁部付近にシェー
ピングエアＡｓを吐出するようにしていたため、塗料粒
子が最も多く存在する部分、つまり噴霧パターンＰの外
周側部分よりも内側にシェーピングエアＳａの圧力分布
の高い部分（図３中の点線矢印Ｈ）が生じ、これにより
図３中に矢印Ｅで示すように、一部の塗料粒子が外側に
流れてしまうという問題があり、このほか、塗料の噴霧
パターンを拡大することが難しいといった問題があり、
これらの問題を解決することが課題であった。
たような従来の回転霧化方式による塗装ガンを用いた静
電塗装装置にあっては、噴霧頭の外周縁部付近にシェー
ピングエアＡｓを吐出するようにしていたため、塗料粒
子が最も多く存在する部分、つまり噴霧パターンＰの外
周側部分よりも内側にシェーピングエアＳａの圧力分布
の高い部分（図３中の点線矢印Ｈ）が生じ、これにより
図３中に矢印Ｅで示すように、一部の塗料粒子が外側に
流れてしまうという問題があり、このほか、塗料の噴霧
パターンを拡大することが難しいといった問題があり、
これらの問題を解決することが課題であった。
【０００７】
【発明の目的】本発明は、上記従来の課題に着目して成
されたもので、回転霧化方式の塗装ガンを用いた静電塗
装において、塗料粒子が噴霧パターンの外側に流れるの
を防ぐことができると共に、塗料の噴霧パターンの拡大
にも対処することができる静電塗装方法および静電塗装
装置を提供することを目的としている。
されたもので、回転霧化方式の塗装ガンを用いた静電塗
装において、塗料粒子が噴霧パターンの外側に流れるの
を防ぐことができると共に、塗料の噴霧パターンの拡大
にも対処することができる静電塗装方法および静電塗装
装置を提供することを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる静電塗装
方法は、回転霧化方式の塗装ガンを用いて被塗装物に静
電塗装を行うに際し、塗装ガンの噴霧頭を中心にして同
噴霧頭よりも背面側から被塗装物へ向けて空気を吹き出
し、このとき、噴霧頭から離れるにしたがって吹き出し
速度を増大させた状態にして塗装を行う構成としてお
り、上記の構成を課題を解決するための手段としてい
る。
方法は、回転霧化方式の塗装ガンを用いて被塗装物に静
電塗装を行うに際し、塗装ガンの噴霧頭を中心にして同
噴霧頭よりも背面側から被塗装物へ向けて空気を吹き出
し、このとき、噴霧頭から離れるにしたがって吹き出し
速度を増大させた状態にして塗装を行う構成としてお
り、上記の構成を課題を解決するための手段としてい
る。
【０００９】また、本発明に係わる静電塗装装置は、回
転する噴霧頭を有する回転霧化方式の塗装ガンを備える
と共に、塗装ガンの噴霧頭を中心にして同噴霧頭よりも
背面側に位置し且つ噴霧頭から離れるにしたがって空気
の吹き出し速度が増大する空気噴射器を備えた構成と
し、さらに、空気噴射器が、噴霧頭を中心にして同心円
状に区切られた複数の圧力室と、空気の吹き出し部を形
成する多孔質体を備えた構成としており、上記の構成を
課題を解決するための手段としている。
転する噴霧頭を有する回転霧化方式の塗装ガンを備える
と共に、塗装ガンの噴霧頭を中心にして同噴霧頭よりも
背面側に位置し且つ噴霧頭から離れるにしたがって空気
の吹き出し速度が増大する空気噴射器を備えた構成と
し、さらに、空気噴射器が、噴霧頭を中心にして同心円
状に区切られた複数の圧力室と、空気の吹き出し部を形
成する多孔質体を備えた構成としており、上記の構成を
課題を解決するための手段としている。
【００１０】
【発明の作用】本発明の請求項１に係わる静電塗装方法
では、塗装ガンの噴霧頭を中心にして同噴霧頭よりも背
面側から被塗装物へ向けて空気を吹き出し、このとき、
噴霧頭から離れるにしたがって吹き出し速度を増大させ
た状態にすることにより、この吹き出した空気によって
塗料の噴霧パターンを包み込むようにして形成し、塗料
粒子が外側へ流れるのを防止する。
では、塗装ガンの噴霧頭を中心にして同噴霧頭よりも背
面側から被塗装物へ向けて空気を吹き出し、このとき、
噴霧頭から離れるにしたがって吹き出し速度を増大させ
た状態にすることにより、この吹き出した空気によって
塗料の噴霧パターンを包み込むようにして形成し、塗料
粒子が外側へ流れるのを防止する。
【００１１】本発明の請求項２に係わる静電塗装装置で
は、空気噴射器から吹き出した空気により、請求項１と
同様に塗料の噴霧パターンを包み込むようにして形成
し、塗料粒子が外側へ流れるのを防止する。
は、空気噴射器から吹き出した空気により、請求項１と
同様に塗料の噴霧パターンを包み込むようにして形成
し、塗料粒子が外側へ流れるのを防止する。
【００１２】本発明の請求項３に係わる静電塗装装置で
は、噴霧頭を中心にして同心円状に区切られた複数の圧
力室において、外側に向かうにつれて圧力室内の空気圧
を高くし、各圧力室から空気の吹き出し部である多孔質
体を通して空気を吹き出すようにすることにより、塗料
の噴霧パターンを包み込むようにして形成し、塗料粒子
が外側へ流れるのを防止する。
は、噴霧頭を中心にして同心円状に区切られた複数の圧
力室において、外側に向かうにつれて圧力室内の空気圧
を高くし、各圧力室から空気の吹き出し部である多孔質
体を通して空気を吹き出すようにすることにより、塗料
の噴霧パターンを包み込むようにして形成し、塗料粒子
が外側へ流れるのを防止する。
【００１３】
【実施例】図１は、本発明の請求項１に係わる静電塗装
方法および請求項２に係わる静電塗装装置の一実施例を
説明する図である。
方法および請求項２に係わる静電塗装装置の一実施例を
説明する図である。
【００１４】図示の塗装ガン１は、回転霧化方式の塗装
ガンであって、回転するカップ状の噴霧頭２を備えてお
り、このほか図示は省略したが、塗料および洗浄用シン
ナーや圧縮空気の供給系などが接続してある。また、噴
霧頭２の背面側には、同噴霧頭２を中心にして環状を成
す空気噴射器３を備えている。
ガンであって、回転するカップ状の噴霧頭２を備えてお
り、このほか図示は省略したが、塗料および洗浄用シン
ナーや圧縮空気の供給系などが接続してある。また、噴
霧頭２の背面側には、同噴霧頭２を中心にして環状を成
す空気噴射器３を備えている。
【００１５】空気噴射器２は、中心から外側に向かうに
つれて空気の吹き出し速度が増大するようにした空気供
給機構が設けてある。この空気供給機構は、例えば、圧
力毎に個別に設けた空気配管、圧力毎に個別に設けた圧
力室、あるいは正面に多数の空気吹き出し口を設けると
ともにその大きさを中心から外側に向けて順次変化させ
た構成などを採用することができる。
つれて空気の吹き出し速度が増大するようにした空気供
給機構が設けてある。この空気供給機構は、例えば、圧
力毎に個別に設けた空気配管、圧力毎に個別に設けた圧
力室、あるいは正面に多数の空気吹き出し口を設けると
ともにその大きさを中心から外側に向けて順次変化させ
た構成などを採用することができる。
【００１６】上記の静電塗装装置では、アースされた被
塗装物Ａに対して、噴霧頭２の内周面に塗料を供給して
遠心力により塗料を霧化し、噴霧頭２の外周縁部から霧
化した塗料を放出すると共に、被塗装物Ａと噴霧頭２と
の間に高電圧を印加して塗料粒子を帯電させており、ま
た、空気噴射器３から、中心から外側に向かうにつれて
吹き出し速度が増大する空気Ｓａを供給することによ
り、塗料の飛散方向を規制して噴霧パターンＰを形成
し、塗料粒子を被塗装物Ａに吸引付着させる。
塗装物Ａに対して、噴霧頭２の内周面に塗料を供給して
遠心力により塗料を霧化し、噴霧頭２の外周縁部から霧
化した塗料を放出すると共に、被塗装物Ａと噴霧頭２と
の間に高電圧を印加して塗料粒子を帯電させており、ま
た、空気噴射器３から、中心から外側に向かうにつれて
吹き出し速度が増大する空気Ｓａを供給することによ
り、塗料の飛散方向を規制して噴霧パターンＰを形成
し、塗料粒子を被塗装物Ａに吸引付着させる。
【００１７】このように、静電塗装装置および同装置を
用いた静電塗装方法では、空気噴射器３から吹き出す空
気Ｓａにより、塗料の噴霧パターンＰを包み込むように
して形成することとなり、塗料粒子が噴霧パターンＰの
外側へ流れるのを防止している。
用いた静電塗装方法では、空気噴射器３から吹き出す空
気Ｓａにより、塗料の噴霧パターンＰを包み込むように
して形成することとなり、塗料粒子が噴霧パターンＰの
外側へ流れるのを防止している。
【００１８】したがって、塗装ガン１から放出された塗
料粒子が効率良く被塗装物Ａに吸引付着することとな
り、しかも、吹き出す空気Ｓａの速度を変化させたりす
ることにより、塗料の噴霧パターンＰの大きさを変える
ことも容易である。
料粒子が効率良く被塗装物Ａに吸引付着することとな
り、しかも、吹き出す空気Ｓａの速度を変化させたりす
ることにより、塗料の噴霧パターンＰの大きさを変える
ことも容易である。
【００１９】図２は、本発明の請求項３に係わる静電塗
装装置の一実施例を説明する図である。なお、先の実施
例と同一の構成部位は、同一符号を付して詳細な説明は
省略する。
装装置の一実施例を説明する図である。なお、先の実施
例と同一の構成部位は、同一符号を付して詳細な説明は
省略する。
【００２０】図示の静電塗装装置は、塗装ガン１におけ
る空気噴射器１３が、噴霧頭２を中心にして同心円状に
区切られた複数（図では３つ）の圧力室１４〜１６と、
空気の吹き出し部を形成する多孔質体１８を備えてい
る。
る空気噴射器１３が、噴霧頭２を中心にして同心円状に
区切られた複数（図では３つ）の圧力室１４〜１６と、
空気の吹き出し部を形成する多孔質体１８を備えてい
る。
【００２１】圧力室１４〜１６は、塗装ガン１を中心と
する基盤１７ａに環状の隔壁１７ｂ〜１７ｅを有し且つ
被塗装物Ａ側に開放されたケース１７と、このケース１
７の開放部分に設けた板状の多孔質体１８とにより形成
してある。また、圧力室１４〜１６には、個別に圧縮空
気の供給系が接続してあり、外側に向かうにつれて内部
の空気圧が高くなるように設定してある。
する基盤１７ａに環状の隔壁１７ｂ〜１７ｅを有し且つ
被塗装物Ａ側に開放されたケース１７と、このケース１
７の開放部分に設けた板状の多孔質体１８とにより形成
してある。また、圧力室１４〜１６には、個別に圧縮空
気の供給系が接続してあり、外側に向かうにつれて内部
の空気圧が高くなるように設定してある。
【００２２】上記の静電塗装装置では、アースされた被
塗装物Ａに対して、噴霧頭２の内周面に塗料を供給して
遠心力により塗料を霧化し、噴霧頭２の外周縁部から霧
化した塗料を放出すると共に、被塗装物Ａと噴霧頭２と
の間に高電圧を印加して塗料粒子を帯電させており、ま
た、空気噴射器１３において、各圧力室１４〜１６から
多孔質体１８を通して、中心から外側に向かうにつれて
吹き出し速度が増大する空気Ｓａを供給することによ
り、塗料の飛散方向を規制して噴霧パターンＰを形成
し、塗料粒子を被塗装物Ａに吸引付着させる。
塗装物Ａに対して、噴霧頭２の内周面に塗料を供給して
遠心力により塗料を霧化し、噴霧頭２の外周縁部から霧
化した塗料を放出すると共に、被塗装物Ａと噴霧頭２と
の間に高電圧を印加して塗料粒子を帯電させており、ま
た、空気噴射器１３において、各圧力室１４〜１６から
多孔質体１８を通して、中心から外側に向かうにつれて
吹き出し速度が増大する空気Ｓａを供給することによ
り、塗料の飛散方向を規制して噴霧パターンＰを形成
し、塗料粒子を被塗装物Ａに吸引付着させる。
【００２３】このように、上記の静電塗装装置では、空
気噴射器１３から吹き出す空気Ｓａにより、塗料の噴霧
パターンＰを包み込むようにして形成することとなり、
塗料粒子が噴霧パターンＰの外側へ流れるのを防止して
おり、先の実施例と同様の効果を得ることができる。
気噴射器１３から吹き出す空気Ｓａにより、塗料の噴霧
パターンＰを包み込むようにして形成することとなり、
塗料粒子が噴霧パターンＰの外側へ流れるのを防止して
おり、先の実施例と同様の効果を得ることができる。
【００２４】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の請求
項１に係わる静電塗装方法および本発明の請求項２に係
わる静電塗装装置によれば、回転霧化方式の塗装ガンを
用いた静電塗装において、塗料粒子が噴霧パターンの外
側へ流れるのを防止することができ、これによって塗着
効率を向上させることができると共に、空気圧の調整に
より噴霧パターンの拡大にもきわめて容易に対処するこ
とができる。
項１に係わる静電塗装方法および本発明の請求項２に係
わる静電塗装装置によれば、回転霧化方式の塗装ガンを
用いた静電塗装において、塗料粒子が噴霧パターンの外
側へ流れるのを防止することができ、これによって塗着
効率を向上させることができると共に、空気圧の調整に
より噴霧パターンの拡大にもきわめて容易に対処するこ
とができる。
【００２５】また、本発明の請求項３に係わる静電塗装
装置によれば、複数の圧力室と空気の吹き出し部を形成
する多孔質体の採用により、請求項１および２の効果に
加えて、構造を比較的簡単なものにすることができ、軽
量で且つ安価に得ることができると共に、噴霧パターン
の大きさを変化させる空気圧の調整にも容易に対処する
ことができる。
装置によれば、複数の圧力室と空気の吹き出し部を形成
する多孔質体の採用により、請求項１および２の効果に
加えて、構造を比較的簡単なものにすることができ、軽
量で且つ安価に得ることができると共に、噴霧パターン
の大きさを変化させる空気圧の調整にも容易に対処する
ことができる。
【図１】本発明の請求項１に係わる静電塗装方法および
請求項２に係わる静電塗装装置の一実施例を説明する概
略断面図である。
請求項２に係わる静電塗装装置の一実施例を説明する概
略断面図である。
【図２】本発明の請求項３に係わる静電塗装装置の一実
施例を説明する概略断面図である。
施例を説明する概略断面図である。
【図３】従来における回転霧化方式の塗装ガンを備えた
静電塗装装置を説明する概略断面図である。
静電塗装装置を説明する概略断面図である。
１ 塗装ガン ２ 噴霧頭 ３ １３ 空気噴射器 １４〜１６ 圧力室 １８ 多孔質体 Ａ 被塗装物
Claims (3)
- 【請求項１】 回転霧化方式の塗装ガンを用いて被塗装
物に静電塗装を行うに際し、塗装ガンの噴霧頭を中心に
して同噴霧頭よりも背面側から被塗装物へ向けて空気を
吹き出し、このとき、噴霧頭から離れるにしたがって吹
き出し速度を増大させた状態にして塗装を行うことを特
徴とする静電塗装方法。 - 【請求項２】 回転する噴霧頭を有する回転霧化方式の
塗装ガンを備えると共に、塗装ガンの噴霧頭を中心にし
て同噴霧頭よりも背面側に位置し且つ噴霧頭から離れる
にしたがって空気の吹き出し速度が増大する空気噴射器
を備えたことを特徴とする静電塗装装置。 - 【請求項３】 空気噴射器が、噴霧頭を中心にして同心
円状に区切られた複数の圧力室と、空気の吹き出し部を
形成する多孔質体を備えていることを特徴とする請求項
２に記載の静電塗装装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20252595A JPH0947693A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 静電塗装方法および静電塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20252595A JPH0947693A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 静電塗装方法および静電塗装装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0947693A true JPH0947693A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16458942
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20252595A Pending JPH0947693A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 静電塗装方法および静電塗装装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0947693A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013039506A (ja) * | 2011-08-12 | 2013-02-28 | Honda Motor Co Ltd | 塗装方法及び塗装装置 |
-
1995
- 1995-08-08 JP JP20252595A patent/JPH0947693A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013039506A (ja) * | 2011-08-12 | 2013-02-28 | Honda Motor Co Ltd | 塗装方法及び塗装装置 |
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