JPH0947584A - 球体の発射玩具 - Google Patents

球体の発射玩具

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JPH0947584A
JPH0947584A JP22593395A JP22593395A JPH0947584A JP H0947584 A JPH0947584 A JP H0947584A JP 22593395 A JP22593395 A JP 22593395A JP 22593395 A JP22593395 A JP 22593395A JP H0947584 A JPH0947584 A JP H0947584A
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JP
Japan
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sphere
toy
flipping
pieces
launching
Prior art date
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Pending
Application number
JP22593395A
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English (en)
Inventor
Akio Kitamura
晃男 北村
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Takara Co Ltd
Original Assignee
Takara Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】発射する球体に回転を与え変化に富んだ軌跡を
描いて発射させることができ、ゲーム性を高めるととも
に、遊戯者の意志を反映して遊びを発展させることので
きる球体の発射玩具を提供すること。 【解決手段】玩具本体1に設けられた発射口2から球体
3を弾き出す一対の弾き片4a、4bと、弾き片4a、
4b間の球体3を押し出す押し出し部材5とを備えると
ともに、上記一対の弾き片4a、4bの先端内側の球体
3に対する摩擦力を互いに異なるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、押し出し部材を押
すことによって球体に回転を与えながら発射することが
できる球体の発射玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】球体の発射玩具としてはピストルを模し
たピストル玩具は良く知られているが、このピストル玩
具は子供の玩具としては安全性や心理的育成の面で必ず
しも好ましいとはいえない。そこで、子供が安全で楽し
く遊ぶことのできる球体の発射玩具として、本出願人の
考案(実願平5ー7379号公報)になる玩具における
弾丸の発射装置を備えた人形がある。この発射装置を備
えた人形は1つの球体を胴体部に配置した一対の弾き片
間に収容し、該弾き片の後方に配置された押し出し部材
を操作することにより球体を胴体部に形成した開口部か
ら発射するように設けられているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
発射玩具では弾き片間に収容した球体を押し出し部材で
押し出した時、発射口から真っ直ぐ前方に発射されるだ
けで、遊戯者の操作に関係なく球体の発射される方向や
速度が一定であり、そこには遊戯者の意志が介在する余
地はなかった。
【0004】本発明は、上記問題点を解消し、発射する
球体に回転を与え変化に富んだ軌跡を描いて発射させる
ことができ、ゲーム性を高めるとともに、遊戯者の意志
を反映して遊びを発展させることのできる球体の発射玩
具を提供することをその課題とする。
【0005】
【課題を達成するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係る球体の発射玩具は、玩具本体に設けら
れた発射口から球体を弾き出す一対の弾き片と、玩具本
体に配置され弾き片間の球体を押し出す押し出し部材と
を有するとともに、以下の要件を備えたことを特徴とす
る。 (イ) 上記弾き片は弾性を有し、球体を両側から挟むよう
に外開き状に形成され、弾き片の前端間の距離は球体の
直径よりも小さくなるように絞られていること (ロ) 上記一対の弾き片の先端内側の球体に対する摩擦力
を互いに異なるようにしたこと なお、上記一対の弾き片を保持部材に起立状に立ち上げ
形成し、該保持部材を両弾き片の中間を通る軸心のまわ
りに回動可能に配置することが好ましい。
【0006】また、上記押し出し部材は一端が玩具本体
に回動自在に軸支され、他端は玩具本体の外部に突出す
るとともに、略中央には上記弾き片間の球体に係合する
係合突部を突出して形成してもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図面によって本発明の実施の
形態について説明する。
【0008】図1は第1の発明の球体の発射玩具の斜視
図であって、図1において符号Aは球体の発射玩具を示
し、この発射玩具Aは玩具本体1が忍者ロボットを模し
て形成されている。
【0009】上記玩具本体1は前面に発射口2を設ける
とともに、玩具本体1内部には球体3を弾き出す一対の
弾き片4a、4bと、弾き片4a、4b間の球体3を押
し出す押し出し部材5とが配置されるとともに、該弾き
片4a、4bから弾き出された球体3を発射口2に案内
する案内板9が形成されている。
【0010】弾き片4a、4bは、プラスチック等の弾
性のある合成樹脂製で、図2に示すように球体3を両側
から挟むように外開き状に形成され、この弾き片4aと
弾き片4bとの間隔L1は球体3の直径L2よりやや広
めに形成され、弾き片4a、4b間に球体3の収容を容
易にするとともに、この弾き片4a、4bの前端は内側
に湾曲し、前端間の距離L3は球体3の直径L2よりも
小さくなるように絞られている(図3参照)。
【0011】そして、図2に示すように、上記弾き片4
bの先端には摩擦部材10が配置されている。この摩擦
部材10はゴム等の摩擦係数の高い素材で構成され、断
面略T字状に形成されるとともに、前面は弾き片4bの
内側の曲面と同一の曲面に形成されている。この摩擦部
材10は弾き片4bの先端に形成された切込部11に嵌
合し、接着材等で固定されている。
【0012】また、上記弾き片4a、4bは円板状の保
持部材6に起立状に立ち上げ形成され、該保持部材6に
は上記弾き片4a、4bに直交して一対の保持片7、7
が起立状に立ち上げ形成され、上記弾き片4a、4b間
に球体3を収容した時に弾き片4a、4bと保持片7、
7とで球体3を保持するように設けられている。
【0013】この保持部材6は中央に後述の押し出し部
材5が移動する為の開口部6aが形成されるとともに、
玩具本体1の頭部1aに形成された嵌合溝(図示せず)
に遊嵌し、軸心aを中心に回動可能に支持されている。
【0014】なお、上記保持部材6の上面には周面に刻
みが形成された操作円板8が固定され、頭部1aの外部
から弾き片4a、4b間の中間を通る軸心aを中心に保
持部材6を回すことができるように設けられている(図
2参照)。
【0015】押し出し部材5はプラスチック等の合成樹
脂製の円柱状で、前部は上記保持部材6の開口部6aか
ら下方に貫通し、保持部材6に保持された球体3を押し
出すように配置され、後部は玩具本体1の頭部に形成さ
れた開口部1bから上方に突出し、外部から押し下げる
ことができるように設けられている。
【0016】なお、上記押し出し部材5の先端は球体3
の曲面と同一曲面の凹部が形成され、押し出し部材5を
押し下げた時に球体3の表面に面で接触し、押し下げ力
が逃げないように設けられている。
【0017】案内板9は開口部2の後方の玩具本体1内
に垂直に配置された板状部材で、前面は上部から下部に
かけて円弧状に形成され、弾き片4a、4bから弾き出
された球体3を上記開口部2に案内するように設けられ
ている。
【0018】次に、上述のように構成された発射玩具A
の作動態様について説明する。
【0019】図4(a)に示すように、開口部から球体
3を本体内部に押し込んで弾き片4a、4b間に収納す
る。
【0020】遊戯者は発射玩具Aの頭部1aから上方に
突出した押し出し部材5を押し下げる(図5参照)。図
6(a)に示すように弾き片4a、4bで保持された球
体3は押し出し部材5を押し下げると、図6(b)に示
すように弾き片4a、4bを外側に押し広げながら球体
3を押し下げる。球体3の直径が弾き片4a、4bの先
端を通過した瞬間、図6(c)に示すように弾き片4
a、4bが弾性復元力で内側に戻るとき、弾き片4aの
先端に比べて弾き片4bの先端の摩擦力が大きくなるよ
うに摩擦部材10が取着されているので、弾き片4aの
先端に比べて弾き片4bの先端の摩擦部材10が球体3
の表面を強く擦るので球体3に回転を与えることができ
る。
【0021】回転を与えられた球体3は図4(b)に示
すように案内板9に案内されて発射口2から発射玩具A
の前方に発射される。発射口2から発射された球体3は
発射玩具Aの設置面に接触すると図6(c)に示すよう
にカーブを描く。なお、図4(b)に示すように弾き片
4a、4bを前後に配置し、摩擦部材10が前方にある
時には、球体3は矢印aのように回転するので、設置面
に接触するとブレーキがかかって急停止又はバックスピ
ンがかかって戻るように動くので変化に富んだ球体3の
発射をさせることができる。
【0022】なお、弾き片4a、4bを前後に配置し、
摩擦部材10を後方に配置した時は球体3には前転方向
に回転が加えられるので直進性が高くなり、弾き片4
a、4bを左右に配置し、摩擦部材10を左側に配置し
た場合は図6(c)に示すように球体を右方向にカーブ
させることができ、摩擦部材10を右側に配置した場合
は球体を左方向にカーブさせることができる。
【0023】上述のように摩擦部材10の位置を変える
ことにより、発射玩具Aの外側からは予想もできない軌
跡で球体3を発射することができ、遊びの幅を広げるこ
とができる。
【0024】次に、図7で押し出し部材を忍者ロボット
の髷を模して形成した発射玩具について説明する。
【0025】押し出し部材20は板状のプラスチック等
の合成樹脂製で、先端の両側面に形成された係合軸21
(図8(a)参照)が玩具本体22の頭部22a内部の
軸受23(図9参照)に軸支され、頭部22aに回動自
在に軸支されるとともに、後端は玩具本体22の頭部2
2aに形成された開口部22bから上方に突出し、髷を
模した球状の操作部24が形成されている。
【0026】そして、上記押し出し部材20の略中央の
下側面には下方に向かって係合突部25が突出して形成
され、該係合突部25は前記保持部材6の開口部6aか
ら下方に貫通し、保持部材6に保持された球体3に押し
出すように設けられている。
【0027】なお、上記係合突部25の先端は球体3の
曲面と同一曲面の凹部が形成され、操作部24を操作し
て押し出し部材20を押し下げた時に球体3の表面に面
で接触し、押し下げ力が球体3から逃げないように設け
られている。
【0028】次に、上述のように構成された発射玩具A
の作動態様について説明する。
【0029】図8(a)に示すように、開口部26から
球体3を玩具本体22内部に押し込んで弾き片4間に収
納する。
【0030】遊戯者は図7に示すように発射玩具Aの頭
部22aから上方に突出した押し出し部材20の操作部
24を押し下げる。押し出し部材20は係合軸21を中
心に下方に回動すると、押し出し部材20に形成された
係合突部25が下方に移動し、弾き片4a、4bを外側
に押し広げながら球体3を押し下げる。球体3の直径が
弾き片4a、4bの先端を通過した瞬間、弾き片4a、
4bが弾性復元力で内側に戻るとき摩擦部材10が球体
3の表面を擦るので球体3に回転を与え、回転を与えら
れた球体3は図8(b)に示すように案内板27に案内
されて発射口26から発射玩具Aの前方に発射すること
ができる。
【0031】上述のように、押し出し部材20の先端を
頭部22aに回動自在に軸支し、後端に形成された操作
部24を押し下げることにより、てこの原理で中央部に
形成された係合突部25を小さな力で下方に移動させる
ことができ、弾き片4a、4b間の球体3を容易に弾き
出すことができるので、指先に十分な力をもたない幼児
にも発射玩具を楽しむことができる。
【0032】そして、図9に示すように、頭部22aの
開口部22bから弾き片4の保持部材6に固定された操
作円板8の一部が操作可能に露出しているので、操作円
板8に形成された刻み8aに爪をかけて回すことによ
り、摩擦部材10の位置を変更することができ、遊戯者
にしか分からない球種で球体を発射することができ、ゲ
ーム性を高めるとともに、遊戯者の意志を反映して遊び
を発展させることができる。
【0033】なお、操作円板8の上面に球体3の発射後
の方向を矢印のマーク8bを表示することにより遊戯者
自身の意志通りに球体3の発射方向を選択することがで
きる。
【0034】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、一対の弾き片
の先端内側の球体に対する摩擦力を互いに異なるように
したことにより、発射時に球体を回転させることがで
き、発射玩具の外側からは予想もできない軌跡で球体を
発射することができるので、意外性があるとともに遊び
の幅を広げることのできる球体の発射玩具を提供するこ
とができる。
【0035】請求項2の発明によれば、球体の発射方向
を自由に変更することができるので、遊戯者にしか分か
らない球種で球体を発射することができ、ゲーム性を高
めるとともに、遊戯者の意志を反映して遊びを発展させ
ることができる。
【0036】請求項3の発明によれば、押し出し部材の
先端を玩具本体に回動自在に軸支し、後端に形成された
操作部を押し下げることにより、小さな力で中央部に形
成された係合突部を球体に大きな力で作用させることが
でき、弾き片間の球体を容易に弾き出すことができるの
で、指先に力のない幼児にも発射玩具を楽しむことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の球体の発射玩具の構成を示す斜視図
【図2】弾き片の構成を示す底面から見た斜視図
【図3】弾き片と球体との関係を示す要部断面の正面図
【図4】(a)(b)は作動状態を示す発射玩具の縦断
面の側面図
【図5】球体の発射の状態を示す斜視図
【図6】(a)(b)(c)は球体が弾き片から発射さ
れる状態を説明する要部断面の正面図
【図7】他の例の発射玩具の発射の状態を示す斜視図
【図8】(a)(b)は上記他の例の発射玩具の作動状
態を説明する縦断面の側面図
【図9】発射玩具から押し出し部材を取り外し背面側か
ら見た斜視図
【符号の説明】
1 玩具本体 2 発射口 3 球体 4a、4b 弾き片 5 押し出し部材 10 摩擦部材 A 球体の発射玩具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玩具本体に設けられた発射口から球体を
    弾き出す一対の弾き片と、該弾き片間の球体を押し出す
    押し出し部材とを有するとともに、以下の要件を備えた
    ことを特徴とする球体の発射玩具。 (イ) 上記弾き片は弾性を有し、球体を両側から挟むよう
    に外開き状に形成され、弾き片の前端間の距離は球体の
    直径よりも小さくなるように絞られていること (ロ) 上記一対の弾き片の先端内側の球体に対する摩擦力
    を互いに異なるようにしたこと
  2. 【請求項2】 前記一対の弾き片を保持部材に起立状に
    立ち上げ形成し、該保持部材を両弾き片の中間を通る軸
    心のまわりに回動可能に配置したことを特徴とする請求
    項1記載の球体の発射玩具。
  3. 【請求項3】 前記押し出し部材は一端が玩具本体に回
    動自在に軸支され、他端が玩具本体の外部に突出させる
    とともに、略中央には上記弾き片間の球体に係合する係
    合突部が突出して形成されていることを特徴とする請求
    項1又は2記載の球体の発射玩具。
JP22593395A 1995-08-10 1995-08-10 球体の発射玩具 Pending JPH0947584A (ja)

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JP22593395A JPH0947584A (ja) 1995-08-10 1995-08-10 球体の発射玩具

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140346729A1 (en) * 2012-01-30 2014-11-27 Tomy Company, Ltd. Game-Piece Launching Toy
KR102053966B1 (ko) * 2018-09-11 2019-12-12 주식회사 초이락컨텐츠팩토리 발사장치를 구비한 변신완구

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20140346729A1 (en) * 2012-01-30 2014-11-27 Tomy Company, Ltd. Game-Piece Launching Toy
US9168451B2 (en) * 2012-01-30 2015-10-27 Tomy Company, Ltd. Game-piece launching toy
KR102053966B1 (ko) * 2018-09-11 2019-12-12 주식회사 초이락컨텐츠팩토리 발사장치를 구비한 변신완구

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