JPH0947406A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH0947406A
JPH0947406A JP20261995A JP20261995A JPH0947406A JP H0947406 A JPH0947406 A JP H0947406A JP 20261995 A JP20261995 A JP 20261995A JP 20261995 A JP20261995 A JP 20261995A JP H0947406 A JPH0947406 A JP H0947406A
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JP
Japan
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dust collection
electric blower
filter
frame body
chamber
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JP20261995A
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English (en)
Inventor
Hidenori Hirano
英紀 平野
Takeshi Sato
毅 佐藤
Hiroshi Yokoyama
広 横山
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸込仕事率を低下させることなく枠体の強度
が向上した電気掃除機を提供する。 【解決手段】 電気掃除機本体1内に、連通孔11を有す
る格子状の隔壁12にて、前側に集塵室13、後方に電動送
風機室15を区画形成する。隔壁12の前面に、連通孔11を
覆う格子状の枠体22に高性能フィルタ36を有したフィル
タ体23を嵌挿した第1の補助集塵フィルタ21を着脱自在
に装着する。枠体22は、四角筒状の枠状部25の軸方向の
一端面に、略中央にしたがって幅広の複数のリブ26a ,
26a が直交した格子状の保持枠26を設ける。電動送風機
14の駆動させて掃除を行う際、電動送風機14の吸引側の
負圧が増大し、集塵袋17が膨れて枠体22が隔壁12に向け
て押圧される。一番変形しやすい略中央部分のリブ26a
が幅広に形成されているため、枠体22の強度が増大し、
枠体22は膨れる集塵袋17にて変形されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高性能フィルタを
着脱自在に装着する格子状のホルダを備えた電気掃除機
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機としては、例
えば特開平1−215339号公報に記載の構成が知ら
れている。
【0003】この特開平1−215339号公報に記載
の電気掃除機は、電動送風機を収納する電動送風機室の
負圧側に吸込口から吸い込まれた塵埃を捕捉する集塵袋
が装着される連通孔を介して集塵室が形成されている。
また、電動送風機室の正圧側には電動送風機の排気風を
外方に排気する排気孔を有した排気室が形成されてい
る。そして、連通孔には、スポンジなどの補助フィルタ
を図8に示すような複数のリブ90にて格子状に形成され
た枠体であるホルダ91に取り付けて着脱自在とした集塵
フィルタが取り付けられ、排気室には周縁が気密に取り
付けられたフィルタが周縁を気密に取り付けられて装着
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平1−215339号公報に記載の従来の電気掃除機
において、電動送風機の吸込仕事率の向上に伴い、掃除
の際の電動送風機の駆動により大きな負圧が生じて集塵
袋が広がり、ホルダ91を略中央が電動送風機に向けて膨
出するように押圧して彎曲変形するおそれがある。ま
た、ホルダ91の強度を向上するためリブ90の目幅を細か
くすることも考えられるが、強度が上昇するにしたがっ
て圧力損が増大し、吸込仕事率が低下する問題がある。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、吸込仕事率を低下させることなく枠体の強度が向上
した電気掃除機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電気掃除機は、
電動送風機を収容する電動送風機室と、この電動送風機
室の負圧側に連通孔を介して気密に連通して設けられ吸
込口から吸い込んだ塵埃を捕捉する集塵袋が装着される
集塵室と、前記電動送風機室と前記集塵室との間に前記
連通孔を覆って補助フィルタを着脱自在に装着される格
子状の枠体とを備えた電気掃除機において、前記枠体
は、前記電動送風機室および前記集塵室の対向方向に略
中央が周囲に対して幅広に形成されたもので、電動送風
機の駆動により集塵袋が広がって枠体が押圧されても、
変形しやすい略中央を幅広に形成して強度を増大させる
ことにより、枠体の変形が防止される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電気掃除機の実施
の一形態を図面を参照して説明する。
【0008】図1および図2において、1は電気掃除機
本体で、この電気掃除機本体1は、上面を開口した下部
ケース2a、および、この下部ケース2aの後部上面を閉塞
する上部ケース2bとが、前面を含む周縁にバンパ3を挟
持して接合されて前側上面部を開口したケース体として
の本体ケース2を有し、この本体ケース2に前側上面部
の開口を開閉自在に閉塞する蓋体4を回動自在に軸支し
て形成されている。
【0009】そして、本体ケース2は、進行方向の前側
下面に旋回自在の旋回輪5が取り付けられ、本体ケース
2の後側側面に大径の従動輪6,6が回転自在に設けら
れ、電気掃除機本体1は旋回輪5と従動後輪6,6とに
て図示しない床面上を走行可能となっている。また、本
体ケース2の上部には、上下方向に摺動自在のハンドル
7が設けられている。
【0010】一方、電気掃除機本体1内には、図1に示
すように、格子状の連通孔11を有する隔壁12により、上
方が開放された集塵室13が、電気掃除機本体1の進行方
向の前側に区画形成されているとともに、この集塵室13
の後方に電動送風機14を収納した電動送風機室15が区画
形成されている。そして、集塵室13内には、この集塵室
13内に枢着されたホルダ16により集塵袋17が着脱自在に
装着されている。
【0011】また、隔壁12の前面には、その連通孔11を
覆う第1の補助集塵フィルタ21が着脱自在に装着されて
いる。この第1の補助集塵フィルタ21は、枠体22と、こ
の枠体22に嵌挿される補助フィルタとしてのフィルタ体
23とからなっている。
【0012】そして、枠体22は、図1および図3ないし
図5に示すように、四角筒状の枠状部25の軸方向の一端
面に複数のリブ26a ,26a が直交して格子状に形成され
た保持枠26が設けられ、この保持枠26の各リブ26a ,26
a は略中央になるにしたがって高さ寸法が高くなる、す
なわち枠状部25の軸方向に沿って周囲に対して略中央の
寸法が大きく幅広になるようになっている。さらに、枠
体22の保持枠26が設けられていない側の端部縁には、隔
壁12に形成された図示しない引っ掛け孔に係止される係
止爪部27が設けられ、枠体22の上端部には隔壁12に枠体
22を着脱させるための取っ手部28が設けられている。
【0013】また、フィルタ体23は、図1、図6および
図7に示すように、厚紙製の補強枠31を有している。こ
の補強枠31は、四角筒状の筒状部32の縁から内周側にフ
ランジ状に突出する押え部33,33が折曲形成されてい
る。そして、一方の押え部33に先端縁の開口には、合成
樹脂糸にて網状に形成された網状体34が設けられてい
る。さらに、他方の押え部33の外面側には全周に亘って
スポンジ状の気密部材35が設けられている。
【0014】そして、この補強枠31の内周側には、高性
能フィルタ36が取り付けられている。この高性能フィル
タ36は、ポリプロピレンの帯電繊維にて形成された不織
布の一面に溶融した樹脂が格子状に架橋37されてほつれ
が防止され、この不織布が蛇腹状に折曲されて形成され
ている。そして、この高性能フィルタ36は、JIS−Z
−4812に基づく測定により、0.3μm以上0.5
μm以下の塵埃の捕捉性が60%以上90%以下に設定
される。なお、捕捉性が60%より低いと、この高性能
フィルタ36を微細な集塵の一部が通過して、電動送風機
14の吸気口38から電動送風機14内に流入して電動送風機
14を損傷するおそれがあり、90%より高いと通気性が
低下して吸引効率が低下するため、高性能フィルタ36の
0.3μm以上0.5μm以下の塵埃の捕捉性を60%
以上90%以下、例えは70%に設定する。そして、高
性能フィルタ36は、樹脂にて架橋37されていない側であ
る起毛側を網状体34に対向させて補強枠31内に接着剤な
どにて取り付けられている。
【0015】なお、集塵袋17および第1の補助集塵フィ
ルタ21は、集塵室13の上面開口を介して着脱される。そ
して、蓋体4は、上部ケース2bに後端部が枢着されてお
り、集塵室13を上方から開閉自在に覆うように形成され
ている。
【0016】一方、電動送風機室15内には、図1に示す
ように、電動送風機14が配設されている。この電動送風
機14は、図示しない例えばファンを軸にて回転駆動する
電動部41と、ファンを覆うファンカバー42とからなって
いる。このファンカバー42の前面中央部には吸気口38が
開口形成され、電動部41のフレームには図示しない排気
孔が開口形成されている。なお、電動部41の後端面の略
中央には、ファンを回転駆動させる図示しない軸を支持
する軸受が内設されたモータヘッド43が、後方に円柱状
に突出形成されている。
【0017】また、電動送風機14の前端部には、前端の
外周縁に環状のゴム製支持体45が嵌合され、後端部のモ
ータヘッド43には、ゴム製の緩衝体46がモータヘッド43
を覆うように取り付けられている。
【0018】一方、上部ケース2bの下面には、下方に向
かって突出しゴム製支持体45を介してファンカバー42を
位置決め固定する上リブ前部48、および、この上リブ前
部48より後方に位置して略平行に下方に向けて突出し下
端部が緩衝体46を介して電動部41のモータヘッド43を挟
持固定する上リブ後部49がそれぞれ突出形成されてい
る。
【0019】さらに、下部ケース2aの上面には、上リブ
前部48および上リブ後部49に向けてそれぞれ対向して上
方に向けて突出し、上端部にてファンカバー42を固定す
る下リブ前部50、および、上端部が電動部41のモータヘ
ッド43を挟持固定する下リブ後部51がそれぞれ突出形成
されて、電動送風機14が固定されている。
【0020】なお、電動送風機14の前端側はゴム製支持
体45により、電動送風機14の吸気口38が空気とともに吸
引した塵埃を集塵する集塵袋17を設けた集塵室13に連通
孔11を介して気密に連通している。
【0021】また、図1に示すように、電動送風機室14
の上部には回路室53が区画形成され、この回路室53内に
は、電動送風機14の駆動状態を制御する制御手段を搭載
した回路基板54が配設されている。そして、回路基板54
には、図示しない実装された回路部品を放熱させる放熱
板55が取り付けられ、この放熱板55は断面略L字状に折
曲形成され、下部が電動送風機室15の負圧側に位置する
ようにシール部材56にて気密に配設されている。さら
に、回路基板54には、圧力センサ57が設けられ、電動送
風機室15の負圧側の負圧を検知するようになっている。
【0022】一方、電気掃除機本体1内には、電動送風
機室15の後方に位置して、排気室61が区画形成され、電
気掃除機本体1の上部ケース2bの後側上部には、排気室
61を介して電動送風機14の図示しない排気孔に連通する
排気孔62が、上部ケース2bの後側に開口形成されてい
る。そして、この排気室61内には、第1の補助集塵フィ
ルタ21と同様の0.3μm以上0.5μm以下の塵埃の
捕捉性が60%以上90%以下の高性能フィルタ63を備
えた第2の補助集塵フィルタ64が着脱自在に配設されて
いる。なお、この第2の補助集塵フィルタ64は、第1の
補助集塵フィルタ21の高性能フィルタ38の捕捉性より低
い、例えば0.3μm以上0.5μm以下の塵埃の捕捉
性が50%のものを用いる。これは、集塵袋17にてほと
んど捕捉され集塵袋17にて捕捉されなかった少量の微細
な塵埃を第1の補助集塵フィルタ21にて捕捉するため、
排気室61に流入する空気にはほとんど塵埃が混入してお
らず、高い捕捉性の高性能フィルタ21を用いることによ
る通気性の低下により吸引効率が低下するとともに、電
動送風機室15の正圧側の正圧が高くなり、排気室61に流
入した空気が第2の補助集塵フィルタ64を通らずに本体
ケース2の隙間などから微細な集塵とともに排気される
問題の方が大きくなるため、第2の補助集塵フィルタ64
は、第1の補助集塵フィルタ21の捕捉性より低い、例え
ば0.3μm以上0.5μm以下の塵埃の捕捉性が50
%のものを用いることが好ましい。
【0023】一方、本体ケース2の前側略中央には、図
1および図2に示すように、ホース70を着脱自在に接続
する吸込部71が設けられ、この吸込部71は、内側開口72
と外側開口73とが相対向されて形成されている。また、
内側開口72および外側開口73に対向する中間には、円筒
形状の吸込口74が形成されている。この吸込口74は、前
部が電気掃除機本体1の前方へ開口しているとともに、
後部が集塵室13へ開口している。さらに、吸込部71に
は、吸込口74を開閉自在に閉塞するシャッタ76が摺動自
在に支持されている。
【0024】そして、ホース70は、可撓性を有するホー
ス体77の一端に電気掃除機本体1の吸込部71に嵌合接続
される接続管78を有し、ホース体77の他端に後方に向け
て分岐する形状の把持部79を有し、この把持部79の先端
には、延長管80を介して吸込口本体81などが取り付けら
れる。また、把手部79には、電気掃除機本体1内の電動
送風機14および吸込口本体81内に配設された図示しない
回転清掃体などを回転させる電動機の駆動を設定する操
作部82が設けられている。
【0025】次に、上記実施の一形態の動作について説
明する。
【0026】通常の掃除時には、蓋体4を閉じておき、
図示しない電源コードを介して電力を供給し、シャッタ
76を摺動させて吸込口74を開く。このシャッタ76を開い
た状態で、ホース70や延長管80、吸込口本体81を適宜接
続し、ホース70の把持部79の操作部82にて適宜電動送風
機14および電動機を駆動状態を設定し、供給された電力
で電動送風機14および電動機を所定の駆動状態で駆動さ
せて掃除を行う。この掃除により、ホース70を介して吸
込口74から空気とともに塵埃が吸い込まれ、電気掃除機
本体1の集塵室13に導かれて、集塵袋17内に捕捉され
る。
【0027】なお、電動送風機14の駆動により、電動送
風機14の吸引側の負圧が増大し、集塵袋17が膨れるとと
もに、第1の補助集塵フィルタ21のフィルタ体23が枠体
22内を電動送風機14側に摺動移動する。このフィルタ体
23の移動により、フィルタ体23の補強枠31の気密部材35
が隔壁12に密着し、集塵室13内の空気が確実に高性能フ
ィルタ36を通過するので、集塵室13内の集塵袋17にて捕
捉されなかった微細な塵埃も捕捉でき、電気掃除機本体
1外に排出することを防止できる。
【0028】また、集塵袋17が膨れることにより、枠体
22が隔壁12に向けて押圧されるが、一番変形しやすい略
中央部分のリブ26a が幅広に形成されているため、枠体
22の強度が増大し、枠体22は膨れる集塵袋17にて変形さ
れない。
【0029】そして、集塵袋17を通過した微細な塵埃を
有する空気は、第1の補助集塵フィルタ21を通って連通
孔11から電動送風機14の吸気口38に吸い込まれる。この
第1の補助集塵フィルタ21の流通の際、集塵袋17にて捕
捉されなかった微細な集塵がほとんど捕捉される。そし
て、電動送風機14の吸気口38から吸引された空気は、電
動送風機14内を通って電動送風機14の図示しない排気孔
から排気室61に排気される。さらに、この排気室61に流
入した空気は、第2の補助集塵フィルタ64を通って排気
孔62から電気掃除機本体1外の外気へ排気風として排出
される。
【0030】そして、掃除中に吸込口74やホース70、延
長管80、吸込口本体81などに吸引した塵埃などが閉塞し
た場合、電動送風機14の吸引側の負圧が増大し、この負
圧の増大を圧力センサ57が検知して回路基板54に搭載さ
れた制御手段にて電動送風機14の駆動を例えば所定時間
高い出力にさせる制御を行うとともに、図示しないレベ
ル表示器などの表示手段に表示し、閉塞する塵埃を取り
除く。また、集塵袋17が捕捉した塵埃でいっぱいになる
と、同様に電動送風機14の吸引側の負圧が増大する。こ
のため、塵埃が閉塞していないにもかかわらず圧力セン
サ57が負圧の増大を検知した場合には、掃除作業者は集
塵袋17がいっぱいになったものと判断し、掃除を中断し
て集塵袋17を交換する。なお、一面が起毛する高性能フ
ィルタ36の起毛側に網状体34を設けたため、例えば集塵
袋17の交換の際に、手などが高性能フィルタ36に触れる
ことを防止でき高性能フィルタ36を構成する帯電繊維が
ほつれることを防止できる。
【0031】さらに、塵埃が閉塞しておらず、集塵袋17
を交換した後でも圧力センサ57が負圧の増大を検知した
場合には、第1の補助集塵フィルタ21の高性能フィルタ
36が目詰まりしているためである。このため、圧力セン
サ57を電動送風機室15の負圧側に配設することにより、
塵埃の閉塞や集塵袋17の集塵状況のほかに、第1の補助
集塵フィルタ21の高性能フィルタ36の目詰まりをも検出
できる。
【0032】そして、高性能フィルタ36,63はポリプロ
ピレン製で厚紙製の補強枠31に取り付けられているた
め、目詰まりした高性能フィルタ36,63は、補強枠31ご
と枠体21から取り外して焼却処分することができ、ごみ
の発生を低減できる。
【0033】上記実施の一形態によれば、電動送風機14
の吸込仕事率が増大しても、第1の補助集塵フィルタ21
の枠体22を、複数の格子状に直交するリブ26a ,26a か
らなる保持枠26の変形しやすい略中央部分を幅広に形成
したため、電動送風機14の駆動により集塵袋17が膨れて
集塵袋17に押されても枠体22が変形することを防止で
き、例えば集塵袋17を交換する際に本体ケース2の前側
上面の開口から見える枠体22が変形しておらず、美観を
損なうこともない。
【0034】一方、リブ26a の数を増やして強度を増大
させる場合に比して、格子の目幅が狭くなることもな
く、圧力損が大きくなって吸引仕事率が低下することも
防止できる。
【0035】
【発明の効果】本発明の電気掃除機によれば、電動送風
機室と集塵室との間に連通孔を覆って補助フィルタを着
脱自在に装着する格子状の枠体の略中央を、電動送風機
室および集塵室の対向方向に周囲に対して幅広に形成し
たため、電動送風機の駆動により集塵袋が広がって枠体
が押圧されても、変形しやすい略中央を幅広に形成して
強度を増大させることにより、枠体の変形を防止でき、
強度を増大させるために格子の目幅を狭くすることによ
る圧力損の増大を防止でき、吸引仕事率の低下を防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気掃除機の実施の一形態の電気掃除
機本体を示す断面図である。
【図2】同上電気掃除機本体の外観を示す斜視図であ
る。
【図3】同上枠体を示す断面図である。
【図4】同上平面図である。
【図5】同上底面図である。
【図6】同上フィルタ体を示す断面図である。
【図7】同上一部を切り欠いた平面図である。
【図8】従来例の電気掃除機の枠体を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 電気掃除機本体 11 連通孔 13 集塵室 14 電動送風機 15 電動送風機室 17 集塵袋 22 枠体 23 補助フィルタとしてのフィルタ体 74 吸込口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動送風機を収容する電動送風機室と、
    この電動送風機室の負圧側に連通孔を介して気密に連通
    して設けられ吸込口から吸い込んだ塵埃を捕捉する集塵
    袋が装着される集塵室と、前記電動送風機室と前記集塵
    室との間に前記連通孔を覆って補助フィルタを着脱自在
    に装着される格子状の枠体とを備えた電気掃除機におい
    て、 前記枠体は、前記電動送風機室および前記集塵室の対向
    方向に略中央が周囲に対して幅広に形成されたことを特
    徴とする電気掃除機。
JP20261995A 1995-08-08 1995-08-08 電気掃除機 Pending JPH0947406A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022045844A (ja) * 2020-09-09 2022-03-22 工機ホールディングス株式会社 フィルタ装置及び作業機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022045844A (ja) * 2020-09-09 2022-03-22 工機ホールディングス株式会社 フィルタ装置及び作業機

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