JPH0946936A - 建物用太陽電池発電装置 - Google Patents

建物用太陽電池発電装置

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JPH0946936A
JPH0946936A JP7190275A JP19027595A JPH0946936A JP H0946936 A JPH0946936 A JP H0946936A JP 7190275 A JP7190275 A JP 7190275A JP 19027595 A JP19027595 A JP 19027595A JP H0946936 A JPH0946936 A JP H0946936A
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JP
Japan
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building
energy
solar cell
flywheel mechanism
power generator
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JP7190275A
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English (en)
Inventor
Masaki Muramoto
雅紀 村本
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/16Mechanical energy storage, e.g. flywheels or pressurised fluids
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    • Y02E70/00Other energy conversion or management systems reducing GHG emissions
    • Y02E70/30Systems combining energy storage with energy generation of non-fossil origin

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Abstract

(57)【要約】 【目的】太陽電池で発電された電気を簡単に蓄えること
ができるとともにメンテナンスが容易な建物用太陽電池
発電装置を提供すること。 【構成】建物2の外部に設けられた太陽電池16で電気
エネルギを発生させ、この電気エネルギを第1エネルギ
変換機構14によりフライホイール機構17の回転運動
エネルギに変換し、この回転運動エネルギをフライホイ
ール機構17で蓄える。フライホイール機構17の回転
運動エネルギを第2エネルギ変換機構14で電気エネル
ギに変換して電気エネルギを取り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建物の外部に太陽電池が
設けられた建物用太陽電池発電装置に関し、住宅やオフ
ィス等の建物における自家発電装置として利用できる。
【0002】
【背景技術】現在の生活においては、照明、加熱、動
力、冷暖房等の様々な作業において電力が利用されてい
る。通常、電力は公共商用電源により供給されており、
稀に病院等で非常用の自家発電装置等が併用される程度
であった。しかし、近年、太陽電池の発電効率が向上
し、その価格の低下に伴って、一般の住宅やオフィス等
の建物にも太陽電池を利用した自家発電が採用されるよ
うになっている。
【0003】この建物用太陽電池発電装置において、昼
間では、屋根等の建物の外部に設けられた太陽電池で発
電が行われ、この発電された電気は冷暖房用等してその
まま使用されるが、夜間では、太陽光がないため、太陽
電池による発電が行われない。そのため、夜間では、建
物用太陽電池発電装置で発電された電気を利用すること
ができないので、昼間に発電された電気を蓄えられる蓄
電装置が望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】建物用太陽電池発電装
置用の蓄電装置として自動車等に搭載される既存のバッ
テリを利用することが考えられるが、このバッテリで
は、蓄電容量に限界があるだけでなく、メンテナンスが
煩雑であるという不都合がある。
【0005】本発明の目的は、太陽電池で発電された電
気を簡単に蓄えることができるとともにメンテナンスが
容易な建物用太陽電池発電装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は、太
陽電池で生じた電気エネルギをフライホイールの回転運
動エネルギに変換して前記目的を達成しようとするもの
である。具体的には、本発明の建物用太陽電池発電装置
は、建物の外部に設けられた太陽電池と、付与されたエ
ネルギを回転運動エネルギとして保存するフライホイー
ル機構と、前記太陽電池で生じた電気エネルギを前記フ
ライホイール機構の回転運動エネルギに変換する第1エ
ネルギ変換機構と、前記フライホイール機構の回転運動
エネルギを電気エネルギに変換する第2エネルギ変換機
構とを備えたことを特徴とする。
【0007】ここで、前記フライホイール機構と前記第
1及び第2エネルギ変換機構とを建物の地下室に配置し
たものでもよい。さらに、前記第1及び第2エネルギ変
換機構を、前記電気エネルギの前記回転運動エネルギへ
の変換と前記回転運動エネルギの前記電気エネルギへの
変換とを行うモータ装置としてもよい。
【0008】また、前記第1エネルギ変換機構を、前記
太陽電池で生じた電気エネルギにより水を酸素と水素に
電気分解する電気分解装置と、この電気分解装置で生成
された水素を燃焼させて前記フライホイール機構を駆動
するガスエンジンとを備えて構成してもよい。さらに、
前記電気分解装置で生成された水素を熱源装置(例え
ば、ガスコンロ)に送る構成としてもよい。
【0009】
【作用】本発明において、昼間では、太陽電池で発電が
行われ、太陽電池で生じた電気エネルギは、第1エネル
ギ変換機構を介してフライホイール機構で回転運動エネ
ルギとして蓄えられる。夜間では、フライホイール機構
に蓄えられた回転運動エネルギは第2エネルギ変換機構
により電気エネルギとして取り出され、取り出された電
気は照明等として利用される。従って、フライホイール
機構は外部から力を加えなければ運動し続けるので、メ
ンテナンスが極めて容易である。
【0010】ここで、フライホイール機構及びエネルギ
変換機構を建物の地下室に配置すれば、建物の居住スペ
ースが制限されることがない。また、第1及び第2エネ
ルギ変換機構を、電気エネルギのフライホイール機構の
回転運動エネルギへの変換とフライホイール機構の回転
運動エネルギの電気エネルギへの変換とを行うモータ装
置から構成すれば、2つの機能を1つの装置で行うこと
ができるので、部品点数の減少を図ることができる。
【0011】さらに、第1エネルギ変換機構を、太陽電
池で生じた電気エネルギにより水を酸素と水素に電気分
解する電気分解装置と、この電気分解装置で生成された
水素を燃焼させてフライホイール機構を駆動するガスエ
ンジンとを備えて構成すれば、太陽電池で発電された電
気を電気エネルギという形で再利用できるだけでなく水
素エネルギという形でも再利用することができるので、
再利用するエネルギの多様化を図ることができる。ま
た、電気分解装置で生成された水素を熱源装置に送る構
成とすれば、水素を熱源として直接利用できるので、電
気から熱に変換して使用する場合に比べて熱効率を高め
ることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。ここで、各実施例中、同一構成部分は同一
符号を付して説明を省略もしくは簡略にする。図1には
本発明の第1実施例に係る建物用太陽電池発電装置1が
設置された建物2が示されている。図1において、第1
実施例の建物2は、商用電源3からの電力供給を受ける
とともに、建物用太陽電池発電装置1により電力自給な
いし商用電源3への逆潮売電を行うようにされたもので
ある。
【0013】商用電源3は電源線4を介して建物2に接
続されており、この電源線4は建物2の近傍に配置され
たポール5を経て建物2内に導入されている。ポール5
には配電ボックス6が設置され、この内部には電源線4
から建物2へ供給される電力量を積算する購入電力積算
計8、建物2から商用電源3への逆潮される電力量を積
算する逆潮電力積算計9及び電源線4における過大電力
を遮断するための外部遮断器10が各々直列に設置され
ている。建物2内には配電盤11が設置され、導入され
た電源線4は配電盤11により建物2内各部の照明器具
やコンセント等の一般負荷12に至る複数系統の屋内配
線13とモータ装置14に至る屋内配線15とに分岐接
続されている。この屋内配線15にはモータ装置14へ
の通電を許容あるいは阻止する図示しないスイッチが設
けられている。
【0014】建物2の屋根面には複数の太陽電池パネル
16が設置され、これらの太陽電池パネル16の出力
は、ターミナルボックス(図示せず)でまとめられ、配
電盤11に設けられた図示しないインバータで直流から
交流に変換された後、一般負荷12及びモータ装置14
に送られる。このモータ装置14はフライホイール機構
17と図示しないクラッチを介して連結され、これらの
モータ装置14及びフライホイール機構17は、ともに
建物2の地下室2Aに配置されている。
【0015】フライホイール機構17は、付与されたエ
ネルギを回転運動エネルギとして保存するものであり、
収納ケース内にホイールを軸受を介して取り付けた構造
である。具体的には、ホイールと軸受との接触摩擦、空
気の抵抗摩擦等によってホイールの回転数が減少しない
ようにするため、収納ケース内が真空にされ、軸受を電
磁ベアリンングとしてホイールが宙に浮く構造とされて
いる。なお、フライホイール機構において、回転運動エ
ネルギを保存するため、ホイールの摩擦抵抗を限りなく
小さくする技術は、CAR&DRIVER:1995年
5月26日号第162頁から第165頁に記載されてい
る通り、実現可能である。
【0016】ここで、モータ装置14は、太陽電池パネ
ル16で生じた電気エネルギをフライホイール機構17
の回転運動エネルギに変換するモータである第1エネル
ギ変換機構と、フライホイール機構17の回転運動エネ
ルギを電気エネルギに変換する発電機である第2エネル
ギ変換機構との両機能を備えたものである。フライホイ
ール機構17の大きさ、個数は特に制限はないが、大容
量のエネルギを保存するには、フライホイール機構17
の大きさを大きくし、あるいは、フライホイール機構1
7を多くする。
【0017】この構成の建物用太陽電池発電装置1にお
いて、昼間では、太陽電池パネル16により発電され
る。太陽電池パネル16で生じた電気エネルギは、配電
盤11を経て一般負荷12に送られる。ここで、屋内配
線15のスイッチをONすると、太陽電池パネル16で
発電された電気エネルギは、配電盤11を経てモータ装
置14に送られる。モータ装置14とフライホイール機
構17との間のクラッチを接続すると、このモータ装置
14は、第1エネルギ変換機構として作用し、フライホ
イール機構17を作動させる。すると、フライホイール
機構17では、ホイールの回転速度が増加し、回転運動
エネルギが増加する。モータ装置14とフライホイール
機構17との間のクラッチを切ると、フライホイール機
構17では、ホイールの回転運動が維持され電気エネル
ギが回転運動エネルギとして蓄えられる。なお、太陽電
池パネル16で発電された電気エネルギの余剰分は、商
用電源3への逆潮売電を行ってもよい。
【0018】夜間において、フライホイール機構17に
蓄えられた回転運動エネルギを取り出すため、屋内配線
15のスイッチをONし、モータ装置14とフライホイ
ール機構17との間のクラッチを接続する。すると、モ
ータ装置14は第2エネルギ変換機構として作用し、フ
ライホイール機構17に蓄えられた回転運動エネルギを
電気エネルギとして取り出す。この電気エネルギは配電
盤11を経て一般負荷12に送られる。モータ装置14
によって回転運動エネルギが取り出されるに従ってフラ
イホイール機構17のホイールの回転が減速し、回転運
動エネルギ自体が減少することになる。
【0019】従って、第1実施例によれば、建物2の
屋根面に設けられた太陽電池パネル16と、付与された
エネルギを回転運動エネルギとして保存するフライホイ
ール機構17と、太陽電池パネル16で生じた電気エネ
ルギをフライホイール機構17の回転運動エネルギに変
換する第1エネルギ変換機構(モータ装置14)と、フ
ライホイール機構17の回転運動エネルギを電気エネル
ギに変換する第2エネルギ変換機構(モータ装置14)
とを備えて建物用太陽電池発電装置1を構成したから、
太陽電池パネル16で発電された電気エネルギをフライ
ホイール機構17により回転運動エネルギとして確実に
蓄えることができ、その上、フライホイール機構17は
外部から力を加えなければ運動し続けるので、メンテナ
ンスが容易である。
【0020】また、第1実施例では、フライホイール
機構17と第1及び第2エネルギ変換機構14とを建物
2の地下室2Aに配置したから、建物2の地下室2Aの
上にある居住スペースが制限されることがない。さら
に、第1及び第2エネルギ変換機構を、電気エネルギ
のフライホイール機構17の回転運動エネルギへの変換
とフライホイール機構17の回転運動エネルギの電気エ
ネルギへの変換とを行うモータ装置14としたから、2
つの機能を1つの装置で行うことができるので、部品点
数の減少を図ることができる。
【0021】次に、本発明の第2実施例を図2に基づい
て説明する。第2実施例は、第1及び第2エネルギ変換
機構の構成が第1実施例の構成と相違するものであり、
他の構成は第1実施例と同じである。図2には本発明の
第2実施例に係る建物用太陽電池発電装置21が設置さ
れた建物2がが示されている。図2において、第1エネ
ルギ変換機構22は、前記太陽電池パネル16で生じた
電気エネルギにより水を酸素と水素に電気分解する電気
分解装置23と、この電気分解装置23で生成された水
素を貯蔵する水素タンク24と、電気分解装置23で生
成された酸素を貯蔵する酸素タンク25と、水素タンク
24から送られる水素を酸素タンク25から送られる酸
素を利用して燃焼させて前記フライホイール機構17を
駆動するガスエンジン26とを備えて構成されている。
【0022】電気分解装置23は、地下室2A内に配置
された水槽27と、この水槽27に蓄えられた水を水素
と酸素とに電気分解する一対の電極28とを備えて構成
され、この水槽27は地下水又は水道水が配管29を通
って供給されるようになっている。前記配電盤11には
電気分解装置23に送る電流を直流にするためのインバ
ータ(図示せず)が設けられている。
【0023】水素タンク24と酸素タンク25とは、そ
れぞれ熱源装置30と接続されている。この熱源装置3
0は、ガスコンロ、ストーブ等、水素エネルギを直接熱
エネルギとして利用するものである。ガスエンジン26
は煙突31の一端部と接続されており、この煙突31の
他端部は建物2の外側に設けられている。ガスエンジン
26とフライホイール17との間には図示しないクラッ
チが設けられている。なお、第2実施例では、酸素タン
ク25を必ずしも設けることを要せず、水素の燃焼に地
下室2Aの空気を利用してもよい。第2エネルギ変換機
構はフライホイール機構17に連結された発電機32で
あり、この発電機32で発電された電気は室内配線15
を通って配電盤11に送られる。発電機32とフライホ
イール機構17との間には図示しないクラッチが設けら
れている。
【0024】この構成の建物用太陽電池発電装置21に
おいて、昼間では、太陽電池パネル16で発生した電気
エネルギは、配電盤11を経て一般負荷12に送られ
る。ここで、屋内配線15のスイッチをONすると、太
陽電池パネル16で発電された電気エネルギは、配電盤
11を経て第1エネルギ変換機構22の電気分解装置2
3に供給される。すると、この電気分解装置23では、
水槽27内の水が酸素と水素に電気分解され、水素は水
素タンク24に送られ、酸素は酸素タンク25に送られ
る。
【0025】これらのタンク24,25から水素及び酸
素がガスエンジン26に送られる。このガスエンジン2
6は、水素が燃焼することで作動するが、ガスエンジン
26とフライホイール17との間のクラッチを接続すれ
ば、ガスエンジン26によりフライホイール機構17が
作動する。ガスエンジン26とフライホイール機構17
との間のクラッチを切ると、フライホイール機構17で
は、ホイールの回転運動が維持され電気エネルギが回転
運動エネルギとして蓄えられる。なお、ガスエンジン2
6において水素が燃焼した後に水蒸気が発生するが、こ
の水蒸気は煙突31を通じて建物2の外へ放出される。
前記タンク24,25に蓄えられた水素及び酸素が熱源
装置30へ送られ、この熱源装置30では水素を燃焼さ
せて熱エネルギとして利用する。
【0026】夜間において、フライホイール機構17に
蓄えられた回転運動エネルギを取り出すため、発電機3
2とフライホイール機構17との間のクラッチを接続す
ると、発電機32においてフライホイール機構17に蓄
えられた回転運動エネルギが電気エネルギとして取り出
される。なお、第2実施例では、昼間において、太陽電
池パネル16で発電された電気エネルギを水素及び酸素
という形で蓄えておき、夜間において、これらの水素及
び酸素からガスエンジン26を作動し、このガスエンジ
ン26によりフライホイール機構17を介して発電機3
2を作動させるものでもよい。
【0027】従って、第2実施例によれば、前記第1実
施例のと同じ効果を奏することができる他に、次の
効果を奏することができる。即ち、第1エネルギ変換機
構22を、太陽電池パネル16で生じた電気エネルギに
より水を酸素と水素に電気分解する電気分解装置23
と、この電気分解装置23で生成された水素を燃焼させ
てフライホイール機構17を駆動するガスエンジン26
とを備えて構成したから、太陽電池パネル16で発電さ
れた電気を電気エネルギという形で再利用できるだけで
なく水素エネルギという形でも再利用することができる
ので、再利用するエネルギの多様化を図ることができ
る。さらに、ガスエンジン26から排出される排気は水
蒸気であるから、無公害であり、二酸化炭素等の排気ガ
スにより住環境を悪化させることがない。
【0028】また、電気分解装置23で生成された水素
を熱源装置30に送る構成としたから、水素を熱源とし
て直接利用できるので、電気から熱に変換して使用する
場合に比べて熱効率を高めることができる。その上、電
気分解装置23で生成された水素を貯蔵する水素タンク
24と、電気分解装置23で生成された酸素を貯蔵する
酸素タンク25とを備えて第1エネルギ変換機構22を
構成したから、電気分解装置23で生成された水素及び
酸素を必要な時に利用することができる。
【0029】なお、本発明は前述の実施例に限定される
ものではなく、本発明の目的を達成できる範囲であれば
次に示す変形例を含むものである。例えば、前記各実施
例では、フライホイール機構17と第1及び第2エネル
ギ変換機構14,22,32とは建物2の地下室2Aに
配置されたが、フライホイール機構17と第1及び第2
エネルギ変換機構14,22,32とを建物2の居室ス
ペースや建物外に配置してもよい。
【0030】また、前記各実施例における建物2、商用
電源3及び建物用太陽電池発電装置1,21の各部構成
等は実施にあたって適宜選択すればよく、逆潮の有無、
配電盤11の形式、太陽電池パネル16の形態等は適宜
変更しうるものである。また、フライホイール機構17
で蓄えられた回転運動エネルギを電気エネルギとして利
用するのは、夜間に限定されるものではなく昼間でもよ
い。さらに、第2実施例では水素タンク24を必ずしも
設けることを要しない。
【0031】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、建物の外
部に設けられた太陽電池と、付与されたエネルギを回転
運動エネルギとして保存するフライホイール機構と、太
陽電池で生じた電気エネルギをフライホイール機構の回
転運動エネルギに変換する第1エネルギ変換機構と、フ
ライホイール機構の回転運動エネルギを電気エネルギに
変換する第2エネルギ変換機構とを備えて建物用太陽電
池発電装置を構成したから、太陽電池で発電された電気
エネルギをフライホイール機構により回転運動エネルギ
として確実に蓄えることができ、その上、フライホイー
ル機構は外部から力を加えなければ運動し続けるので、
メンテナンスが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にかかる建物用太陽電池発
電装置が設置された建物を示す概略図である。
【図2】本発明の第2実施例にかかる建物用太陽電池発
電装置が設置された建物を示す概略図である。
【符号の説明】
1,21 建物用太陽電池発電装置 2 建物 2A 地下室 14 第1及び第2エネルギ変換機構であるモー
タ装置 16 太陽電池パネル 17 フライホイール機構 22 第1エネルギ変換機構 23 電気分解装置 26 ガスエンジン 32 第2エネルギ変換機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の外部に設けられた太陽電池と、付与
    されたエネルギを回転運動エネルギとして保存するフラ
    イホイール機構と、前記太陽電池で生じた電気エネルギ
    を前記フライホイール機構の回転運動エネルギに変換す
    る第1エネルギ変換機構と、前記フライホイール機構の
    回転運動エネルギを電気エネルギに変換する第2エネル
    ギ変換機構とを備えたことを特徴とする建物用太陽電池
    発電装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の建物用太陽電池発電装置に
    おいて、前記フライホイール機構、前記第1エネルギ変
    換機構及び前記第2エネルギ変換機構は建物の地下室に
    配置されていることを特徴とする建物用太陽電池発電装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の建物用太陽電池発電
    装置において、前記第1エネルギ変換機構と前記第2エ
    ネルギ変換機構とは、前記電気エネルギの前記回転運動
    エネルギへの変換と前記回転運動エネルギの前記電気エ
    ネルギへの変換とを行うモータ装置であることを特徴と
    する建物用太陽電池発電装置。
  4. 【請求項4】請求項1又は2記載の建物用太陽電池発電
    装置において、前記第1エネルギ変換機構は、前記太陽
    電池で生じた電気エネルギにより水を酸素と水素に電気
    分解する電気分解装置と、この電気分解装置で生成され
    た水素を燃焼させて前記フライホイール機構を駆動する
    ガスエンジンとを備えていることを特徴とする建物用太
    陽電池発電装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の建物用太陽電池発電装置に
    おいて、前記電気分解装置で生成された水素は熱源装置
    に送られることを特徴とする建物用太陽電池発電装置。
JP7190275A 1995-07-26 1995-07-26 建物用太陽電池発電装置 Withdrawn JPH0946936A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000011347A1 (de) * 1998-08-21 2000-03-02 Breiding, Alice Anlage zur bereitstellung von energie, insbesondere von solarer und/oder elektrischer energie

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000011347A1 (de) * 1998-08-21 2000-03-02 Breiding, Alice Anlage zur bereitstellung von energie, insbesondere von solarer und/oder elektrischer energie

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