JPH0946914A - 電源供給装置及びその充電装置 - Google Patents

電源供給装置及びその充電装置

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JPH0946914A
JPH0946914A JP7194812A JP19481295A JPH0946914A JP H0946914 A JPH0946914 A JP H0946914A JP 7194812 A JP7194812 A JP 7194812A JP 19481295 A JP19481295 A JP 19481295A JP H0946914 A JPH0946914 A JP H0946914A
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JP
Japan
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power supply
charging
circuit
battery pack
load
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JP7194812A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Nakanishi
英一 中西
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の電源系のそれぞれの使用率を平衡化
し、電池パックの使用効率を向上させる。 【構成】 2つの組電池24,25と各負荷31,32
とを接続する各電源ライン41,42を断接する切替え
スイッチ36,37と、これら各電源ライン41,42
の間を断接する電池選択スイッチ38と、各スイッチ3
6,37,38の切り替え制御を行う制御部48とを備
えた。各組電池24,25の使用率の違いに応じて制御
部48で切り替え制御を行い、各組電池24,25のう
ち使用率の高いものを切り、使用率の低いものを各負荷
31,32に接続してそれぞれの使用率を平衡化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は複数の負荷回路に個別
に電源を供給する電源供給装置及びその充電装置に関
し、特にTDMA方式の無線装置等の携帯型の電子装置
に用いて好適な電源供給装置及びその充電装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】携帯型の電子装置では電池が電源として
使用されることが多い。このような携帯型の電子装置に
は携帯電話機等があり、主に電子装置本体と電池パック
に分けられる。この電子装置の一例を図2に示す。この
図2は携帯電話機である。この携帯電話機1は、電子装
置本体としての携帯電話機本体2と、電池パック3とか
ら構成されている。電池パック3は、複数のセルからな
る組電池4及び保護回路5等から構成されている。携帯
電話機本体2の内部には負荷回路6が内蔵されている。
【0003】このような構成の携帯電話機本体2におい
ては、低消費電力化の要請があり、電池パック3の電池
電圧が低下する傾向にある。例えばNiCd電池の場
合、従来の5セルから3セル構成となり、公称3.75
Vで動作する携帯電話機1も現れている。
【0004】しかしながら、前記携帯電話機1の場合、
次のような問題点があった。[1]電池パック3が低電
圧化している一方で、携帯電話機本体2の消費電流は反
対に増加しているため、電源残留インピーダンスによる
電圧低下が大きくなってしまう。[2]デジタルTDM
A方式特有の携帯電話機の場合においては、バーストノ
イズのために携帯電話機の安定動作電圧範囲が狭くなっ
てします。[3]バーストにより可聴帯域ノイズが発生
する。
【0005】これらの問題点を解決するために本出願人
は、図3に示すように、電池パック内に複数の組電池を
設けることによって、複数の独立な電源系を1つの電池
パック内に収納する構成を提案している(特願平6−0
98389)。
【0006】この携帯電話機10は、TDMA方式の携
帯電話機で、携帯電話機本体11と電池パック12とか
ら構成されている。携帯電話機本体11は、バースト性
負荷13と非バースト性負荷14を有して構成されてい
る。電池パック12は、第1組電池15、第2組電池1
6及びこれらの保護回路17,18から構成されてい
る。そして、バースト性負荷13は第1組電池15に、
非バースト性負荷14は第2組電池16にそれぞれ接続
されている。これにより、上記問題点[1]〜[3]を
解決していた。
【0007】バースト性負荷13には、大電流をバース
ト制御する電力増幅器等が含まれている。非バースト性
負荷14には、動作電源電圧の安定動作範囲条件が厳し
い制御部やCPU等が含まれている。
【0008】電源のインピーダンスはそれぞれ第1電源
インピーダンスと第2電源インピーダンスに分かれてお
り、共通インピーダンスが存在しないので、閾値を越え
た低電圧状態やバーストノイズに弱く、また誤動作の恐
れがあるCPU等はバースト性負荷13の影響を受けず
に安定動作ができる。
【0009】また、同じような考え方で例えば、送信系
の負荷と受信系の負荷とに分けて第1組電池15及び第
2組電池16にそれぞれ接続するように構成することも
できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
携帯電話機10では、電池パック12の構成によって次
のような問題点があり、十分な特徴を生かしているとは
言えなかった。即ち、図3のように複数に分離した負荷
(バースト性負荷13及び非バースト性負荷14)にお
いては、電池消耗のスピードがそれぞれ一致しない場
合、電池パック12のすべての容量を有効に使用できな
い場合がある。例えば、図3中のバースト性負荷13用
の第1組電池15が先にすべての容量を使用してしまっ
た場合、非バースト性負荷14側の第2組電池16がす
べての容量を使い切る前に、電池パック12としては機
能を停止することになる。また、逆の場合もあり得る。
【0011】通常、バースト性負荷13は電力増幅器を
含むため大電流を消費する。このため、第1組電池15
が第2組電池16に比較して大きい電池容量を持つよう
に割り付けられる。ところがこのように割り付けられた
場合でも、送信をほとんど行なわないで待ち受け状態で
携帯電話機10を使い続けると、非バースト性負荷14
に接続される第2組電池16が先に消費されてしまう。
従って、このような使い方では第1組電池15を大容量
にする意味が失われてしまう。また、これと逆の場合も
あり得る。
【0012】このように、使用条件の違いによって複数
の組電池15,16の消費量にアンバランスが生じてし
まうので、電池パック12を全体として有効に使用する
ことができないという問題点がある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、複数の電源系と負荷回路とを接続する各電
源ラインを断接する切替えスイッチと、複数の電源ライ
ンの各2本間をつないでこれらの間を断接する電源選択
スイッチと、これらの切り替え制御を行う制御部とを備
えた。
【0014】
【作用】複数の電源系の使用率の違いに応じて制御部で
切り替え制御を行い、各電源系のうち、使用率の高いも
のを切り、使用率の低い電源系を各負荷回路に接続して
各電源系の使用率を平衡化する。
【0015】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を参照しながら
詳述する。
【0016】(A)第1実施例 図1は本発明の第1実施例を示すブロック図である。な
お、本実施例でも携帯型の電子装置として携帯電話機を
例に説明する。
【0017】本実施例の携帯電話機21は、図1に示す
ように、電池パック22と携帯電話機本体23とから構
成されている。電池パック22は、第1及び第2組電池
24,25と、これらの保護回路26,27とを備えた
2系統の電源系によって構成され、1つの筐体内に収
納、保持されている。各組電池24,25は通常素電池
(セル)を直列接続して構成されている。この各組電池
24,25のセル数は必要に応じて適宜設定される。ま
た、各組電池24,25のセル数は互いに異なるように
設定してもよい。電池パック22は、携帯電話機本体2
3に対して着脱可能な構造となっている。電池パック2
2の着脱機構は既知の技術が用いられる。
【0018】携帯電話機本体23は、バースト性負荷3
1と非バースト性負荷32とを備えて構成されている。
バースト性負荷31は電池パック22の第1組電池24
に第1電源ライン41を介して接続され、非バースト性
負荷32は第2組電池25に第2電源ライン42で接続
されている。
【0019】また、携帯電話機本体23は、電池パック
22だけでなく、他の外部機器から電源を供給されて動
作する機能も備えており、このために第1及び第2外部
電源入力端子33,34が設けられている。この各外部
電源入力端子33,34には、安定動作マージンをとっ
て電池パック22の各組電池24,25よりもやや高い
電圧が供給される。
【0020】携帯電話機本体23内には2つの切替えス
イッチ36,37及び電源選択スイッチ38が設けられ
ている。このうち、各スイッチ36,37により、バー
スト性負荷31及び非バースト性負荷32への電源であ
る第1及び第2組電池24,25と、第1及び第2外部
電源入力端子33,34とを選択的に切り替える。
【0021】第1及び第2切替えスイッチ36,37
は、前記第1電源ライン41及び第2電源ライン42に
それぞれ設けられている。各切替えスイッチ36,37
はMOSトランジスタにより構成され、そのソース側が
第1及び第2組電池24,25に、ドレイン側がバース
ト性負荷31及び非バースト性負荷32にそれぞれ接続
されている。第1及び第2外部電源入力端子33,34
の第1及び第2外部電源ライン43,44は、前記第1
及び第2電源ライン41,42のうち各切替えスイッチ
36,37のドレイン側に接続されている。これによ
り、各切替えスイッチ36,37で各電源ライン41,
42が遮断された状態で、各負荷31,32に外部から
電力が供給されるようになっている。
【0022】電源選択スイッチ38は、前記第1及び第
2電源ライン41,42のうち、第1及び第2外部電源
ライン43,44との接続点と各負荷31,32との間
においてこれら第1及び第2電源ライン41,42を互
いに接続するように設けられている。電源選択スイッチ
38のソース側は第1電源ライン41に、ドレイン側は
第2電源ライン42にそれぞれ接続されている。これに
より、第1組電池24を各負荷31,32に接続した
り、第2組電池25を各負荷31,32に接続したりす
る。
【0023】各切替えスイッチ36,37及び電源選択
スイッチ38の各ゲートには、後述する第1及び第2電
圧検出器46,47及び非バースト性負荷32に内蔵さ
れた制御部48がそれぞれ接続されている。具体的に
は、第1切替えスイッチ36に第1電圧検出器46及び
制御部48が、第2切替えスイッチ37に第2電圧検出
器47及び制御部48がそれぞれ接続されている。各切
替えスイッチ36,37は各電圧検出器46,47及び
制御部48からの2つの制御信号のうち、いずれか一方
の信号によって断接制御が行われるようになっている。
なお、この2つの信号のうちの一方によって制御を行う
手段としては、アンドゲート回路による論理和回路等を
用いてもよい。
【0024】電源選択スイッチ38には制御部48が接
続され、この制御部48によって断接制御がなされるよ
うになっている。
【0025】第1電圧検出器46は第1外部電源ライン
43に接続されてこの第1外部電源ライン43に外部電
源が接続されているか否かを電圧の変化で検出する。こ
の第1電圧検出器46で外部電源の接続を検知した場合
にはその制御信号を第1切替えスイッチ36のゲートに
送信して第1電源ライン41を遮断する。
【0026】第2電圧検出器47は第2外部電源ライン
44に接続されてこの第2外部電源ライン44に外部電
源が接続されているか否かを電圧の変化で検出する。こ
の第第2電圧検出器47で外部電源の接続を検知した場
合にはその制御信号を第2切替えスイッチ37のゲート
に送信して、第2電源ライン42を遮断する。なお、第
1及び第2外部電源ライン43,44には逆流防止ダイ
オード53,54がそれぞれ設けられている。
【0027】制御部48には、バースト性負荷31に印
加される第1電源ライン41の電圧を検出する第3電圧
検出器51と、非バースト性負荷32に印加される第2
電源ライン42の電圧を検出する第4電圧検出器52と
がそれぞれ接続され、各電源ライン41,42への印加
電圧に基づいて各スイッチ36,37,38を制御する
ようになっている。この制御部48は、各電圧検出器5
1,52で検出した電圧に基づいて電池パック22の各
組電池24,25の使用率を推定する。この推定は次の
条件で行われる。
【0028】一般に、電池の放電電圧は時間とともに図
4に示すような特性を持って変化する。放電電圧値は、
温度と放電電流の条件を定めれば、一意に定まってしま
うものである。携帯電話機21の場合、温度条件は、通
常の使用態様によって概ね特定でき、放電電流の条件は
携帯電話機本体23の消費電力によって特定できる。こ
れらの条件に基づく図4のような特性を持つ組電池2
4,25の放電特性に従って、電圧と使用率(放電時
間)との関係を特定しておく。これにより、各電圧検出
器51,52で検出した電圧を基に、電池パック22の
各組電池24,25の全充電容量に対する使用率(残存
率)を推定できる。図4の例においては、放電端子電圧
がA点(約6.3V)のときに使用率が50%になってい
るため、各電圧検出器51,52で6.3Vの電圧を検出
したときに使用率が50%になったと推定することがで
きる。各電圧検出器51,52にはAD変換器が内蔵さ
れており、このAD変換器で電圧値がディジタルデータ
に変換されて制御部48に送信され、この制御部48で
前記使用率の推定が行われる。
【0029】[動作]以上のように構成された携帯電話
機21は次のように動作する。
【0030】外部電源が第1及び第2外部電源入力端子
33,34を介して供給されているときには電池パック
22に接続された第1及び第2電源ライン41,42を
遮断し、外部電源が供給されていないときには第1及び
第2電源ライン41,42を接続するように動作する。
【0031】外部電源が第1及び第2外部電源入力端子
33,34に接続されているときは、第1及び第2電圧
検出器46,47がそれぞれ電圧の変化を検出し、第1
及び第2切替えスイッチ36,37をオフにする制御信
号をそれぞれのゲートに供給する。これにより、第1及
び第2切替えスイッチ36,37が第1及び第2電源ラ
イン41,42を遮断し、外部電源が各外部電源ライン
43,44、各逆流防止ダイオード53,54及び各電
源ライン41,42を介してバースト性負荷31及び非
バースト性負荷32にそれぞれ接続される。
【0032】一方、外部電源に接続されていないとき
は、第1及び第2電圧検出器46,47がそれぞれ電圧
の変化がないことを検出し、第1及び第2切替えスイッ
チ36,37をオンにする制御信号をそれぞれのゲート
に供給する。これにより、第1及び第2切替えスイッチ
36,37が第1及び第2電源ライン41,42を接続
し、電池パック22の各組電池24,25が各電源ライ
ン41,42を介してバースト性負荷31及び非バース
ト性負荷32にそれぞれ接続される。
【0033】このようにして第1切替えスイッチ36及
び第2切替えスイッチ37は、電池パック22と外部電
源との電源切替え機能を実行する。
【0034】通常の携帯電話機21の使用では、長時間
待ち受け状態を続けたり、話し続けたりすることがある
が、このように使用条件がアンバランスだと、電池パッ
ク22の各組電池24,25の消費量もアンバランスに
進行していく。この場合は次のようにしてアンバランス
を修正する。
【0035】送信を行なわないで待ち受け状態が長く続
いた場合には、バースト性負荷31が接続されている第
1組電池24はほとんど電力を消費しない。このため、
第1組電池24の使用率はほとんど0%に近い。その一
方で、第2組電池25は待ち受け動作により使用率が進
む。
【0036】第3及び第4電圧検出器51,52と制御
部48とで、第1組電池24の使用率がほぼ0%、第2
組電池25の使用率がほぼ50%になっていると推定し
た場合を例に説明する。この場合には、使用率が進んで
いる第2組電池25を切り離して、第1組電池24を使
用するように制御する。
【0037】具体的には、第3電圧検出器51からの使
用率ほぼ0%のディジタルデータと、第4電圧検出器5
2からの使用率ほぼ50%のディジタルデータとを受け
た制御部48が、電源選択スイッチ38をオン状態にし
て非バースト性負荷32を第1電源ライン41を介して
第1組電池24に接続すると共に、第2切替えスイッチ
37をオフ状態にして非バースト性負荷32と第2組電
池25との間を遮断する。
【0038】この状態でしばらく使用する。そして、第
3電圧検出器51(又は第4電圧検出器52)で検出す
る電圧値から推定した使用率が50%またはそれに近い
値になった時点で、制御部48によって第2切替えスイ
ッチ37がオン状態に、電源選択スイッチ38がオフ状
態に戻される。このようにして、使用率が低い第1組電
池24の電池容量を使用して、各組電池24,25の使
用率の平均化が行なわれる。
【0039】この制御のアルゴリズム例を以下に示す。
【0040】[制御例1]図5は第1組電池24の使用
率が第2組電池25よりも大きい場合の例である。な
お、バースト性負荷31には電力増幅器を含むため、携
帯電話機21の通常の使用(送信及び受信の両方を行う
態様)においてはほとんどの場合第1組電池24の使用
率が大きくなる。また、図中のx,yは第3電圧検出器
51及び第4電圧検出器52からのディジタル信号に基
づいて制御部48で推定する使用率(%)であって、x
は第1組電池24の使用率を示し、yは第2組電池25
の使用率を示す。これらの使用率は第3及び第4電圧検
出器51,52と制御部48によって常時推定されてお
り、その変化を基に以下の処理がなされる。
【0041】ステップ1において、xとyとの差が設定
値hよりも大きくなったか否かを判断する。このxとy
との差が設定値hよりも小さい場合には大きくなるまで
待つ。大きくなった場合にはステップ2の処理に進む。
なお、設定値hは、携帯電話機本体23の各素子の許容
能力等を考慮して設定され、通常50%〜10%程度で
ある。
【0042】ステップ2ではxとyのいずれが大きいか
を判断する。xが大きい場合にはステップ3に進み、y
が大きい場合にはステップ4の処理に進む。
【0043】ステップ3では特に処理をしないでステッ
プ1に戻る。これは、すぐにyの使用率の方が大きくな
るためである。
【0044】ステップ4においては第1組電池24をバ
ースト性負荷31及び非バースト性負荷32に接続する
分流モードに切り替える。即ち、電源選択スイッチ38
をオンにして第2切替えスイッチ37をオフにし、第2
切替えスイッチ37を遮断して第1切替えスイッチ36
及び電源選択スイッチ38を接続状態にする。これによ
り、第1組電池24が、第1切替えスイッチ36及び電
源選択スイッチ38を介してバースト性負荷31及び非
バースト性負荷32にそれぞれ接続され、yの使用率を
上げる。
【0045】次いで、ステップ5において送信状態が発
生したか否かを判断する。送信状態が発生した場合に
は、ステップ7に進み、ただちに分離モード(第1組電
池24でバースト性負荷31を、第2組電池25で非バ
ースト性負荷32をそれぞれ個別に駆動する通常の接続
状態)に切り替える。送信状態が発生していない場合に
はステップ6に進む。
【0046】ステップ6ではxとyとの差が設定値kよ
り小さくなったか否かを判断する。なお、この設定値k
は、xとyとのアンバランスの解消を考慮した数値であ
る。この数値は0%が望ましいが、許容範囲として10
%〜0%程度の範囲で設定する。このxとyとの差が設
定値kより大きい場合には、ステップ5で送信状態が発
生したか否かを見ながら分流モードの状態を保つ。xと
yとの差が設定値kより小さくなったら、即ちxとyと
のアンバランスが解消したら、ステップ7に進む。
【0047】ステップ7では各スイッチ36,37,3
8を切り替えて分離モードに戻し、バーストノイズを分
離して機器の動作を安定化させる。
【0048】[制御例2]制御例1は、第1組電池24
の使用率が第2組電池25よりも大きい場合の例であっ
たが、これと逆に第2組電池25の使用率が第1組電池
24よりも大きい場合もある。この場合であって送信状
態でのアンバランス解消処理の例を図6に示す。この処
理は送信状態が発生したときにスタートする。
【0049】ステップ11において、xとyとの差が5
0%よりも大きくなったか否かを判断する。xがyより
50%以上大きくない場合にはステップ14に進む。な
お、数値50%は一例であり、前記設定値hと同様に各
条件に合わせて適宜設定する。xがyより50%以上大
きい場合にはステップ12の処理に進む。
【0050】ステップ12では第2組電池25をバース
ト性負荷31及び非バースト性負荷32に接続する分流
モードに切り替える。即ち、電源選択スイッチ38をオ
ンにして第1切替えスイッチ36をオフにし、第1切替
えスイッチ36を遮断して第2切替えスイッチ37及び
電源選択スイッチ38を接続状態にする。これにより、
第2組電池25が第2切替えスイッチ37及び電源選択
スイッチ38を介してバースト性負荷31及び非バース
ト性負荷32にそれぞれ接続され、yの使用率を上げ
る。
【0051】ステップ13ではyの使用率が80%を越
えたか否かを判断する。越えていない場合には越えるま
で待つ。80%を越えた場合にはステップ14に進む。
この数値80%は、第2組電池25で2つの負荷31,
32を作動させたときに、これらが問題なく作動する限
度の数値であって、80%はその一例である。
【0052】ステップ14では各スイッチ36,37,
38を切り替えて分離モードに戻す。
【0053】[制御例3]電池パック22の各組電池2
4,25の容量を使い切ってしまう間には、使用態様に
よって第1組電池24の使用率が第2組電池25よりも
大きい状態とその逆の状態とがそれぞれ発生してしまう
場合がある。この場合の処理の一例を図7に基づいて説
明する。
【0054】ステップ21ではxとyとの差が前記設定
値hよりも大きいか否かを判断する。小さい場合には大
きくなるまで待つ。大きくなった場合にはステップ22
に進む。
【0055】ステップ22ではxとyのいずれが大きい
かを判断する。yが大きい場合にはステップ23に、x
が大きい場合にはステップ24に進む。
【0056】ステップ23においては、各スイッチ3
6,37,38を適宜切り替えて、第2組電池25をバ
ースト性負荷31及び非バースト性負荷32に接続す
る。
【0057】次いで、ステップ25で送信状態が発生し
たか否かを判断する。送信状態が発生した場合には直ち
にステップ29に進む。送信状態が発生していない場合
にはステップ26に進む。
【0058】ステップ26ではxとyとの差が前記設定
値kよりも小さくなったか否かを判断する。小さくなっ
ていない場合にはステップ25に戻り、送信状態の発生
の有無を見ながら、xとyとの差が設定値kよりも小さ
くなるまで待つ。小さくなったらステップ29に進む。
【0059】一方、ステップ22でxが大きいと判断し
てステップ24に進んだ場合には、このステップ24に
おいて、各スイッチ36,37,38を適宜切り替え
て、第1組電池24をバースト性負荷31及び非バース
ト性負荷32に接続する。
【0060】次いで、ステップ27で送信状態が発生し
たか否かを判断する。送信状態が発生した場合には直ち
にステップ29に進む。送信状態が発生していない場合
にはステップ28に進む。
【0061】ステップ28ではxとyとの差が前記設定
値kよりも小さくなったか否かを判断する。小さくなっ
ていない場合にはステップ27に戻り、送信状態の発生
の有無を見ながら、xとyとの差が設定値kよりも小さ
くなるまで待つ。小さくなったらステップ29に進む。
【0062】ステップ29では、第1組電池24でバー
スト性負荷31を、第2組電池25で非バースト性負荷
32をそれぞれ個別に駆動する通常の接続状態である分
離モードに切り替える。
【0063】[第1実施例の効果]以上により、各スイ
ッチ36,37,38を諸条件に応じて適宜切り替える
ことで、電池パック22内の第1及び第2組電池24,
25の一方を選択して使用することができるようにな
る。これにより、各組電池24,25の使用率のアンバ
ランスを解消することができ、両方を同時に使い切るこ
とができるようになる。この結果、バーストノイズ等の
問題を発生させずに、電池パック22の使用効率を大幅
に向上させることができるようになる。
【0064】(B)第2実施例 図8は第2実施例の携帯電話機61を示すブロック図で
ある。本実施例の携帯電話機61の全体構成は前記第1
実施例の携帯電話機21とほぼ同様である。本実施例の
携帯電話機61の特徴は、電池パック22の第1組電池
24A及び第2組電池25Aの電池電圧がまったく等し
い構成とした点にある。これによって、外部電源を2つ
設ける必要がなくなる。即ち、1つの外部電源を各電源
ライン41,42に接続すれば足りる。このため、外部
電源入力端子62が1つだけ設けられ、この外部電源入
力端子62に1本の外部電源ライン63が設けられてい
る。この外部電源ライン63は途中で分割させて2つの
ラインになり、途中に逆流防止ダイオード53,54を
設けて各電源ライン41,42にそれぞれ接続されてい
る。これにより、外部電源が、外部電源入力端子62、
外部電源ライン63及び各電源ライン41,42を介し
てバースト性負荷31と非バースト性負荷32にそれぞ
れ接続される。
【0065】外部電源ライン63にはこのラインの電圧
を検出する電圧検出器64が設けられている。この電圧
検出器64の出力は各切替えスイッチ36,37にそれ
ぞれ接続されて断接制御がなされるようになっている。
即ち、電圧検出器64が外部電源の電圧を検出した場
合、制御信号を各切替えスイッチ36,37に出力して
各第1及び第2電源ライン41,42を遮断し、外部電
源を各負荷31,32に接続するようになっている。
【0066】本実施例では、第3及び第4電圧検出器5
1,52に対応する電圧検出器は設けられていない。こ
の電圧検出器の代わりにタイマ回路65が設けられてい
る。バースト性負荷31及び非バースト性負荷32の消
費電力は予め分かっているため、各組電池24A,25
Aが各負荷31,32に接続されている時間を検出すれ
ば、各組電池24A,25Aに使用率が分かる。このた
め、タイマ回路65によって第1及び第2電源ライン4
1,42が接続されている時間(各組電池24A,25
Aが各負荷31,32に接続されていてそれぞれの負荷
31,32が作動している時間)を検出することによ
り、各組電池24A,25Aの動作時間を積算すること
ができる。これにより、各組電池24A,25Aの使用
率が推定である。この推定方向は、前述した図4の関係
を用いる。前記第1実施例では電圧の変化から放電状態
(使用率)を推定したが、本実施例では放電時間から放
電状態(使用率)を推定する。
【0067】以上のように構成することにより、第1実
施例の第1及び第2電圧検出器46,47のうちの一方
と、第3及び第4電圧検出器51,52の3つの回路を
省略することができると共に、第1及び第2外部電源入
力端子33,34の一方を省略することができ、回路の
簡素化を図ることができる。
【0068】また、使用率の推定の前記第1実施例の電
圧を用いた場合よりも、使用率の推定制度が向上するこ
とが期待できる。
【0069】(C)第3実施例 本実施例は電池パック22の各組電池24,25を充電
する充電装置である。
【0070】第1実施例における電池パック22の各組
電池24,25としては、放電してしまったものを再び
充電して繰り返し使用する2次電池を用いることが多
い。このため、充電時の動作において次のような工夫を
することにより、複数の組電池24,25を有する電池
パック22を有効に使用することができる。
【0071】本実施例の充電装置71は、図9に示すよ
うに、各組電池24,25をそれぞれ充電する充電回路
72と、各組電池24,25が完全に使用されていない
場合に強制的に放電させる強制放電回路73と、充電回
路72を各組電池24,25に選択的に接続する充電選
択スイッチ74と、強制放電回路73を各組電池24,
25に選択的に接続する放電選択スイッチ75と、これ
ら充電回路72、強制放電回路73、充電選択スイッチ
74及び放電選択スイッチ75をそれぞれ制御する充電
制御回路76とから構成されている。
【0072】充電回路72には、各組電池24,25の
充電状態を検出する充電状態検出手段77が内蔵されて
いる。強制放電回路73にも、各組電池24,25の充
電状態(放電状態)を検出する充電状態検出手段78が
内蔵されている。
【0073】充電選択スイッチ74は、充電回路72が
接続される接続端子74Aと、電池パック22の各組電
池24,25がそれぞれ接続される第1端子74B及び
第2端子74Cを有する。これらは充電制御回路76に
よって制御され、接続端子74Aと第1端子74B及び
第2端子74Cとが適宜切り替えられるようになってい
る。
【0074】放電選択スイッチ75は、強制放電回路7
3が接続される接続端子75Aと、電池パック22の各
組電池24,25がそれぞれ接続される第1端子75B
及び第2端子75Cを有する。これらは充電制御回路7
6によって制御され、接続端子75Aと第1端子75B
及び第2端子75Cとが適宜切り替えられるようになっ
ている。
【0075】[作用]以上のように構成された充電装置
71はその充電制御回路76による制御によって次のよ
うに動作する。
【0076】まず、放電状態を検出する。放電選択スイ
ッチ75を適宜切り替えて各組電池24,25と強制放
電回路73をそれぞれ接続し、充電状態検出手段78で
いずれも完全放電しているか否かを検出する。使用状態
の違いで放電状態にアンバランスが生じて各組電池2
4,25のいずれかが完全放電していない場合があるた
めである。
【0077】各組電池24,25のいずれかが完全放電
していない場合には放電処理を行う。この放電処理は、
まず充電状態検出手段78で検出した完全放電状態でな
い組電池24,25側に放電選択スイッチ75を切り替
えて、その組電池24,25と強制放電回路73とを接
続し、放電させる。
【0078】以上の放電処理を行っている間に同時進行
的に充電処理を行う。充電選択スイッチ74を適宜切り
替えて充電回路72と各組電池24,25とを接続し、
充電状態検出手段77で各組電池24,25の充電状態
を点検する。完全放電状態の組電池24,25があれ
ば、充電処理に移る。具体的には、充電選択スイッチ7
4を完全放電状態の組電池24,25側に切り替えてそ
の組電池24,25と充電回路72とを接続し、充電す
る。
【0079】このとき、他方の組電池24,25の強制
放電が終了すれば、こちらも充電処理に移る。これによ
り、2つのの組電池24,25が両方ともに充電可能と
なるが、この場合には両方の組電池24,25を同時進
行的に充電する。
【0080】一方、両方の組電池24,25を同時に充
電できる状態の態様としては、両方ともに完全放電して
いる場合、第1組電池24のみが完全放電状態で第2組
電池25は充電途中である場合、第2組電池25のみが
完全放電状態で第1組電池24は充電途中である場合が
ある。以下に、それぞれの場合について説明する。な
お、ここでは、第1組電池24と第2組電池25の電池
容量の比を1:2とする。
【0081】各組電池24,25が両方ともに完全放電
している場合は、それぞれの電池容量の比に対応して図
10の比率で充電する。なお、図中のAは第1組電池2
4の電池容量を、Bは第2組電池25の電池容量を示
す。
【0082】各組電池24,25の比率は1:2である
ため、充電時間も1:2の割合で交互に充電する。即
ち、充電制御回路76の制御により、充電選択スイッチ
74を1:2の時間配分で交互に切り替えて充電する。
これにより、各組電池24,25がともに同じ速度で充
電が進行して行き、充電速度のアンバランスを生じるこ
となく、ほぼ同じ時間で充電が終了し、完全充電状態に
なる。なお、切替え時間の間隔は、各組電池24,25
の完全充電状態(充電終了状態)が正しく検出できる長
さであればよい。例えば数msec〜数分程度にする。
【0083】次に、各組電池24,25の一方が先行し
て充電されている場合について説明する。ここでは、第
1組電池24が50%充電され、第2組電池25が完全
放電状態になっているとする。
【0084】この場合には、図11に示すように、第1
組電池24と第2組電池25との容量の比率は1:4の
割合になるので、時間配分も1:4の割合で交互に切り
替えながら充電する。
【0085】またこれと逆の場合もある。この例を図1
2に示す。この例では、第2組電池25が25%充電さ
れ、第1組電池24が完全放電状態となっている。これ
により、第1組電池24と第2組電池25との容量の比
率は2:3の割合になるので、時間配分も2:3の割合
で交互に切り替えながら充電する。
【0086】以上のように、各組電池24,25の容量
比に合わせて充電時間を細かく切り替えることにより、
各組電池24,25を同時に完全充電状態にすることが
できるようにいなる。また、完全には充電せず、途中で
充電をやめる場合でも、各組電池24,25の充電率の
平衡化することができる。
【0087】[変形例]なお、前記実施例では、電池パ
ック22を着脱式にしたが、装置の大型化が問題になら
ない態様においては、携帯電話機21に内蔵してもよ
い。この場合には、充電装置71も内蔵することにな
る。
【0088】第1切替えスイッチ36、第2切替えスイ
ッチ37及び電源選択スイッチ38としてMOSトラン
ジスタを用いたが、リレー等の他の素子を用いてもよ
い。
【0089】また、前記実施例では電池パック22の電
源系を第1組電池24と第2組電池25の2系統にした
が、3系統以上でもよいことはいうまでもない。なお、
このときは、電源選択スイッチ38は各2本の電源ライ
ン間を接続するように設けられるため、電源ラインの本
数から2本を選ぶ組み合わせの数(例えば3本では3
個、4本では6個)だけ設けられることになる。この場
合には、充電装置71の充電選択スイッチ74及び放電
選択スイッチ75も電源系の数に合わせて端子を設ける
ことになる。これにより、充電回路72は、同時に2系
統以上の電源系と接続されて充電が行われる場合があ
る。また、強制放電回路73も同様である。
【0090】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明の電源供
給装置及びその充電装置によれば、次のような効果を奏
することができる。
【0091】本発明の電源供給装置では、複数の電源系
を複数の負荷回路に選択的に接続できるようにしたの
で、複数の電源系の使用率が不均衡な場合でも、使用率
の低いものを選択的に使用することにより、不均衡を解
消することができるようになる。この結果、電池パック
の使用効率を向上させることができ、その容量を最大限
に、かつ最も効率的に使用することができるようにな
る。
【0092】この電源供給装置をTDMA方式の携帯電
話等に使用すると、その通話時間を大幅に延長させるこ
とができるようになる。
【0093】また、本発明の充電装置によれば、充電回
路と放電回路とを1つにまとめ、充電電流も1種類にし
たので、充電装置の回路を簡素化することができる。
【0094】放電と充電とを同時並行的に行うようにし
たので、電池パック全体を完全に充電してしまうまでの
総合充電時間を大幅に短縮することができる。
【0095】各電源系の容量比に合わせて充電時間を細
かく切り替えるようにしたので、充電スピードを平衡化
することができ、各電源系を同時に完全充電状態にする
ことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯電話機の構成を示すブロック
図である。
【図2】従来の携帯電話機の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】図2の携帯電話機を改良型電話機の構成を示す
ブロック図である。
【図4】電池パックに内蔵した組電池の放電特性を示す
特性線図である。
【図5】第1の制御例を示すフローチャートである。
【図6】第2の制御例を示すフローチャートである。
【図7】第3の制御例を示すフローチャートである。
【図8】携帯電話機の変形例を示すブロック図である。
【図9】充電装置を示すブロック図である。
【図10】充電装置による充電時間配分を変えた第1例
を示すブロック図である。
【図11】充電装置による充電時間配分を変えた第2例
を示すブロック図である。
【図12】充電装置による充電時間配分を変えた第3例
を示すブロック図である。
【符号の説明】
21…携帯電話機、22…電池パック、23…携帯電話
機本体、24…第1組電池、25…第2組電池、31…
バースト性負荷、32…非バースト性負荷、33…第1
外部電源入力端子、34…第2外部電源入力端子、36
…第1切替えスイッチ、37…第2切替えスイッチ、3
8…電池選択スイッチ、41…第1電源ライン、42…
第2電源ライン、46…第1電圧検出器、47…第2電
圧検出器、48…制御部、51…第3電圧検出器、52
…第4電圧検出器。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の独立した電源系を有し、複数の負
    荷回路に個別に電源を供給する電源供給装置において、 複数の独立した電源系を内蔵した電池パックと、 この電池パックの複数の電源系と前記複数の負荷回路と
    を個々に接続する複数の電源ラインと、 この各電源ラインにそれぞれ設けられこのラインを断接
    する複数の切替えスイッチと、 前記複数の電源ラインの各2本間をつないで設けられこ
    れらの間を断接する1又は複数の電源選択スイッチと、 前記複数の電源系の使用率の違いに応じて前記複数の切
    替えスイッチのうちの一部を切ってそれに対応する負荷
    回路の電源ラインを遮断すると共に前記電源選択スイッ
    チを接続して当該対応負荷回路を他の電源系に接続する
    切り替え制御を行う制御部とを備えたことを特徴とする
    電源供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電源供給装置におい
    て、 前記電池パックの各電源系の使用率を個別に検出する使
    用率検出手段を設け、この使用率検出手段によって検出
    した使用率の違いに応じて前記制御部で切り替え制御を
    行うことを特徴とする電源供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の電源供給装置に
    おいて、 前記各負荷回路に前記各電源ラインと並列に接続された
    複数の外部電源ラインと、 この外部電源ラインに外部電源が印加されたときに前記
    各切替えスイッチを切って各電源ラインを遮断する切り
    替え手段とを備えたことを特徴とする電源供給装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の電
    源供給装置において、 前記電池パックが2つの電源系を有して構成されると共
    に、この2つの電源系に接続される2つの負荷回路が、
    送信時のみに動作する送信回路と送信時及び非送信時に
    動作する受信回路により構成されたことを特徴とする電
    源供給装置。
  5. 【請求項5】 電池パックに内蔵された複数の独立した
    電源系をそれぞれ充電する充電装置において、 前記電池パックに内蔵された各電源系を充電する充電回
    路と、 この充電回路を電池パックの各電源系に選択的に接続す
    る充電選択スイッチと、 前記充電回路が接続された電源系の充電状態を検出する
    充電状態検出手段と、 前記電池パックの各電源系が完全放電状態にないときに
    強制的に放電させる強制放電回路と、 この強制放電回路を電池パックの各電源系に選択的に接
    続する放電選択スイッチと、 前記強制放電回路が接続された電源系の充電状態を検出
    する充電状態検出手段と、 各電源系のうち完全放電状態にないものは放電選択スイ
    ッチ及び充電状態検出手段でその状態を検出して強制放
    電回路により強制放電を行う強制放電制御、完全放電状
    態にあるものは充電選択スイッチ及び充電状態検出手段
    でその状態を検出して充電回路により充電を行う充電制
    御、及び前記強制放電が終了したものは充電選択スイッ
    チで充電回路に接続して充電を行う切り替え制御の各制
    御を同時並行的に独立して行う充電制御回路とを備えた
    ことを特徴とする充電装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の充電装置において、 前記充電制御回路が、前記各電源系の容量が相違する場
    合にその容量の比に対応した時間比率で各電源系と前記
    充電回路とを順次切替えて充電を行なうことを特徴とす
    る充電装置。
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