JPH09468A - 節水機能付シャワー回転器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シャワーを使用しヘッドを動かすと、連
動してホースがねじれる。ホースは水圧・水力で硬直
し、復元反動を発生する。これにより、使用時の目的方
向と異なる方向に突然転換し、飛散して困惑することが
多い。この防止とねじれによるホースのつぶれ、及び破
損を防止するとともに節水を行うことを提供する。 【構成】 接続用ネジ部１を設けた個体と、接続用
ネジ部２を設けた個体の、各々中央に軸孔を設け、通水
流量調節孔３をもつ回転軸４と、留め金５からなること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、節水機能の付いたシ
ャワー回転器に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、シャワー用具で節水調節機能を持
ちヘッドやホースが自在に回転するものはない。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来は、次のような欠
点があった。 （イ） 耐久力のあるホースは、概ね太く丈夫であり、
これに水圧・水力が加わると硬直し、ねじれる。そのた
めヘッドが誘導され、以外の方角に方向を変え、水が飛
散して不便を生じることが多い。 （ロ） シャワーの使用中はほとんど途中に止水する事
なく出し放しが多く、かつ、思うより長時間となり、予
想外に大量の消費量となる。本発明は、これらの欠点を
除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】接続用ネジ部１を設けた
個体と、接続用ネジ部２を設けた個体の、各々中央に軸
孔を設け、通水流量調節孔３をもつ回転軸４と、留め金
５からなる。本発明は、以上のような構成よりなる節水
機能付シャワー回転器である。

【０００５】

【作用】ハンドシャワーヘッドとホース間あるいは水栓
とホース間に接続する。

【０００６】

【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 （イ） シャワーヘッドを接続する部にネジ１を設けた
個体と、ホースを接続する部にネジ２を設けた個体があ
り。 （ロ） 各々中央に軸を通す孔を設ける。 （ハ） 個体１と個体２の軸孔に、回転軸４を嵌込み結
合し、留め金で締結する。回転軸４に通水路であり、流
量調節機能となる貫通孔３を設ける。 （ニ） 貫通孔３の口径の調節で、流量を制御し、節水
機能とする。 本発明は以上のような構造で、これを使用するときはハ
ンドシャワーヘッドに１の部を、ホースに２の部を各々
接続する。ヘッドが自由に回転するので、ホースの「ね
じれ」に影響されず、必要な方向にヘッド位置を定める
ことができる。貫通孔３の口径の調節で１０％〜３０％
前後の流量を制御しても、水圧は低下せず、従前と変わ
りない使用感が得られる。

【０００７】

【発明の効果】ヘッドが自在に動く、あるいはホースが
回転しねじれ防止の効果に加え、水資源は無限であった
時代は終わり、節水が生活の重要課題となった現在、１
日の節水は少量であっても年間には大量となり、経済的
にも節水は多大の利得効果を生ずる。特に節水機能をつ
けても水圧は低下せず従前と何ら変わるところがない特
異性がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の断面図である。

【図２】本発明の斜視図である。

【符号の説明】

１．ヘッド接続部 ２．ホース接続部 ３．流
量調節孔 ４．回転軸 ５．留め金

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 接続用ネジ部１を設けた個体と、接続用
   ネジ部２を設けた個体の、各々中央に軸孔を設け、通水
   流量調節孔３をもつ回転軸４と、留め金５からなる節水
   機能付シャワー回転器。