JPH0945942A - 半導体デバイス - Google Patents

半導体デバイス

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Publication number
JPH0945942A
JPH0945942A JP7190768A JP19076895A JPH0945942A JP H0945942 A JPH0945942 A JP H0945942A JP 7190768 A JP7190768 A JP 7190768A JP 19076895 A JP19076895 A JP 19076895A JP H0945942 A JPH0945942 A JP H0945942A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
recess
element substrate
substrate
electrodes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7190768A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Kitayama
和也 喜多山
Koichi Aizawa
浩一 相澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPH0945942A publication Critical patent/JPH0945942A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で安価な半導体デバイスを提供する。 【解決手段】 赤外線センサ12は素子基板2と封止用
基板9を有しており、素子基板2は、下面に第1の凹所
3を設け、第1の凹所3の天井部を構成する円形の第1
のダイアフラム1を形成している。また、第1のダイア
フラム1の上面に赤外線検出素子5が形成されている。
一方、封止用基板9は第2の凹所10を有しており、第
2の凹所10が赤外線検出素子5を覆うように、封止用
基板9が素子基板2の上面に接合され、キャビティ構造
を形成している。ここで、第1のダイアフラム1の中心
に対して対称な位置に、2個の電極6を配設することに
より、電極6をまとまりよく配設することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイアフラムを有
し、キャビティ構造を形成する半導体デバイスに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、図3に示すような、赤外線検
出素子がキャンに封止されて形成された赤外線センサが
ある。この赤外線センサ14は、赤外線検出素子が上面
に形成された素子基板15の下面に突設されたピン18
を円板状のステム17に貫通させ、ステム17との間に
所定の距離を保持して素子基板15をステム17に固定
している。さらに、キャン16が素子基板15を覆うよ
うにステム17の上面に冠着されており、素子基板15
上方のキャン16の開口窓には赤外線透過フィルタ19
が配設されている。
【0003】ところで、上述の赤外線センサ14は、キ
ャン16に赤外線検出素子を封止する構造なので、赤外
線センサの機械的強度を大きくすることは出来るが、小
型化が困難であるという問題点がある。そこで、図4
(a),(b)に示すような、素子基板2と封止用基板
9とで赤外線検出素子5を封止する構造により、小型化
を図った赤外線センサ12が提案されている。
【0004】赤外線センサ12は、素子基板2の下面に
第1の凹所3を設け、第1の凹所3の天井部を構成する
正方形の第1のダイアフラム1を酸化膜と窒化膜の積層
膜(Si3N4−SiO2−Si3N4)から成る絶縁
膜4から形成している。赤外線検出素子5が、第1のダ
イアフラム1の上面に形成されている。また、2個の電
極6が、第1のダイアフラムの外側の素子基板2上面
の、第1のダイアフラム1の対角線上に設けられてお
り、電極6と赤外線検出素子5は、配線7を介して電気
的に接続されている。一方、封止用基板9は、下面に設
けられた第2の凹所10の天井部に、赤外線透過フィル
タ11が配設された第2のダイアフラム8を形成してい
る。
【0005】ここで、第2の凹所10が赤外線検出素子
5を覆うように、封止用基板9を素子基板2の上面に接
合し、キャビティ構造を形成しており、赤外線センサの
小型化を図っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の赤外線セン
サ12では、素子基板2に形成された第1のダイアフラ
ム1の形状を正方形として、2個の電極6を、第1のダ
イアフラム1の外側の素子基板2上面の、第1のダイア
フラム1の対角線上に配設しているので、2個の電極6
が正方形の幅からはみ出して、無駄な空間が発生するた
め、半導体デバイスの一層小型化、コストダウンが困難
であるという問題点がある本発明は上記問題点に鑑みて
為されたものであり、安価で小型の半導体デバイスを提
供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために、素子基板の下面に設けられた第1の凹所
の天井部を形成する第1のダイアフラムの形状を円形と
し、第1のダイアフラムの外側の素子基板上面に、第1
のダイアフラムの中心に対して対称な位置に電極を配設
することにより、第1のダイアフラムの形状を正方形と
した場合と比較して、ダイアフラムの面積が同一であっ
ても電極の配置間隔を短くすることができ、電極をまと
まりよく配置できる。
【0008】
【発明の実施の形態】本実施形態を用いる赤外線センサ
の構成を図1(a),(b)を用いて説明する。赤外線
センサ12は、素子基板2と封止用基板9とを有してお
り、素子基板2は、下面に第1の凹所3を設け、第1の
凹所3の天井部を構成する円形の第1のダイアフラム1
を酸化膜および窒化膜の積層膜(Si3N4−SiO2
−Si3N4)から成る絶縁膜4から形成している。第
1のダイアフラム1の上面には赤外線検出素子5が形成
されている。また、2個の電極6が、第1のダイアフラ
ム1の外側の素子基板2上面の、第1のダイアフラム1
の中心に対して対称な位置に設けられており、電極6と
赤外線検出素子5は配線7を介して電気的に接続されて
いる。
【0009】一方、封止用基板9は下面に第2の凹所1
0を設け、第2の凹所10の天井部に第2のダイアフラ
ム8が形成され、第2のダイアフラム8の上面には赤外
線透過フィルタ11が配設されている。ここで、第2の
凹所10が赤外線検出素子5を覆うように、封止用基板
9が素子基板2上に接合されており、キャビティ構造が
形成されている。
【0010】次に、上述の赤外線センサ12の製造工程
を、図2を用いて説明する。製造工程1では、図2
(a)に示すように、酸化膜および窒化膜の積層膜(S
i3N4−SiO2−Si3N4)から成る絶縁膜4が
素子基板2を構成するシリコンウェハの上面に成膜され
るとともに、窒化膜13(Si3N4)が素子基板2の
下面に成膜されている。
【0011】製造工程2では、図2(b)に示すよう
に、素子基板2の下面の窒化膜13に、フォトリソグラ
フィー技術によりエッチングパターンが形成される。製
造工程3では、図2(c)に示すように、素子基板2の
一部が選択的にエッチングされて、素子基板2の下面に
第1の凹所3が形成されるとともに、第1の凹所3の天
井部を構成する円形の第1のダイアフラム1が絶縁膜4
から形成されている。
【0012】製造工程4では、図2(d)に示すよう
に、第1のダイアフラム1の上面に赤外線検出素子5が
形成される。製造工程5では、上記の製造工程1〜3と
同様の工程で、封止用基板9の下面に第2の凹所10が
設けられ、第2の凹所10の天井部に第2のダイアフラ
ム8が形成された封止用基板9が、第2の凹所10が赤
外線検出素子5を覆うように素子基板2の上面に接合さ
れ、キャビティ構造を形成している。
【0013】製造工程6では、封止用基板9の第2のダ
イアフラム8の上面に赤外線透過用フィルタ11が配設
される。ここで、第1のダイアフラム1の形状を円形に
することにより、正方形の場合と比較して、赤外線検出
素子5の受光面積を同じにした場合、第1のダイアフラ
ム1の中心に対して対称な位置に配設する2個の電極6
の間隔を約20%短縮することができ、電極6をまとま
りよく配設することができるので、赤外線センサを小型
化することができる。
【0014】
【発明の効果】請求項1の発明は上述のように、素子基
板の下面に設けられた第1の凹所の天井部を形成する第
1のダイアフラムの形状を円形とし、第1のダイアフラ
ムの外側の素子基板上面に、第1のダイアフラムの中心
に対して対称的に電極を設けることにより、第1のダイ
アフラムの形状を正方形とした場合と比較して、ダイア
フラムの面積が同一であっても電極間の距離を短縮する
ことが出来るので、電極をまとまりよく配設でき、半導
体デバイスの小型化、低コスト化が実現できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施形態を示す上面図である。 (b)同上を示す断面図である。
【図2】(a)本発明の実施形態の製造工程1を示す断
面図である。 (b)同上の製造工程2を示す断面図である。 (c)同上の製造工程3を示す断面図である。 (d)同上の製造工程4を示す断面図である。 (e)同上の製造工程5を示す断面図である。 (f)同上の製造工程6を示す断面図である。
【図3】一従来例を示す断面図である。
【図4】(a)別の従来例を示す上面図である。 (b)同上を示す断面図である。
【符号の説明】
1 第1のダイアフラム 2 素子基板 3 第1の凹所 5 赤外線検出素子 6 電極 9 封止用基板 10 第2の凹所 12 赤外線センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素子基板の下面に設けられた第1の凹所
    と、前記第1の凹所の天井部を形成する円形の第1のダ
    イアフラムと、前記第1のダイアフラムの上面に形成さ
    れた半導体素子と、前記第1のダイアフラムの外側の前
    記素子基板上面に、前記第1のダイアフラムの中心に対
    して対称的に設けられた電極とを有する前記素子基板
    と、封止用基板の下部に設けられた第2の凹所と、前記
    第2の凹所の天井部に形成された第2のダイアフラムと
    を有する前記封止用基板とを備え、前記第2の凹所が前
    記半導体素子を覆うように前記封止用基板が前記素子基
    板上に接合される半導体デバイス。
JP7190768A 1995-07-26 1995-07-26 半導体デバイス Withdrawn JPH0945942A (ja)

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JP7190768A Withdrawn JPH0945942A (ja) 1995-07-26 1995-07-26 半導体デバイス

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005203796A (ja) * 2004-01-15 2005-07-28 Robert Bosch Gmbh 放射線検出器および放射線検出器を備えたセンサモジュール並びに放射線検出器を製作する方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005203796A (ja) * 2004-01-15 2005-07-28 Robert Bosch Gmbh 放射線検出器および放射線検出器を備えたセンサモジュール並びに放射線検出器を製作する方法

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