JPH0941242A - 織機の経糸切断検出装置におけるドロッパ保持体 - Google Patents

織機の経糸切断検出装置におけるドロッパ保持体

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JPH0941242A
JPH0941242A JP19531995A JP19531995A JPH0941242A JP H0941242 A JPH0941242 A JP H0941242A JP 19531995 A JP19531995 A JP 19531995A JP 19531995 A JP19531995 A JP 19531995A JP H0941242 A JPH0941242 A JP H0941242A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ドロッパ保持体の取り付けを簡単に行なえるよ
うにする。 【解決手段】ドロッパ保持体18のプレート部180に
は2種類の挿入凹部181,182が上方へ開口するよ
うに形成されている。挿入凹部181にはコンタクトバ
ー15が挿通され、挿入凹部182には振れ止めパイプ
16が挿通される。プレート部180の両側部には嵌合
枠183が形成されている。嵌合枠183はプレート部
180の一側面側に突出している。嵌合枠183は上方
に開口しており、嵌合枠183には支持バー12,13
が嵌合される。嵌合枠183の内側面には抜け止め突部
185,186が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対の並列された
支持バーの間でコンタクトバーを略平行に支持し、前記
コンタクトバー上へのドロッパの落下によって経糸切れ
を検出し、コンタクトバーの長手方向に列設されたドロ
ッパの列設方向への揺れを防止するドロッパ保持体を備
えた経糸切断検出装置におけるドロッパ保持体に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】経糸によって垂立支持されたドロッパは
ドロッパの列設方向に倒れるおそれがある。このような
倒れが起きるとドロッパがコンタクトバー上に落下した
ことと同じ結果になり、経糸切断の誤検出が生じる。前
記ドロッパ保持体はこのような事態を回避するためのも
のであり、この種のドロッパ保持体が実開昭58−72
186号公報、実開昭59−160580号公報に開示
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のドロッパ保
持体は前記一対の支持バー(略楕円形状のチューブ)に
止着されるが、この止着にはボルトの締め付けが必要で
ある。このような締め付け構成ではドロッパ保持体の取
り付け作業に手間が掛かる。又、織布の織幅変更が行わ
れる場合にはドロッパ保持体の装着位置を変更しなけれ
ばならないが、前記した締め付け構成はこの装着位置の
変更のための作業時間を増大させる要因となる。作業時
間の増大は織機の稼働率の低下をもたらす。
【0004】本発明は、ドロッパ保持体の取り付けを簡
単に行なえるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために請求項1の発
明では、前記支持バーに弾性力で嵌合する嵌合部と、前
記コンタクトバーを挿入する挿入凹部とを備えたドロッ
パ保持体を構成し、前記嵌合部及び挿入凹部を上方に開
口するように形成した。
【0006】請求項1の発明によれば、前記嵌合部に支
持バーが嵌合される。嵌合部は支持バーの下側から上方
に向けて嵌め込まれ、この嵌め込み作業は容易である。
ドロッパ保持体は嵌合部の弾性力によって支持バーに取
りついており、ドロッパ支持体が支持バーから脱落する
ことはない。
【0007】請求項2の発明では、前記嵌合部の内側面
には抜け止め突部を形成した。請求項2の発明によれ
ば、抜け止め突部が支持バーからのドロッパ保持体の脱
落防止に寄与する。
【0008】請求項3の発明では、支持バーの長手方向
に延びる嵌合枠で前記嵌合部を形成した。支持バーの長
手方向に延びる嵌合枠は支持バーに安定的に嵌合され
る。
【0009】請求項4の発明では、前記一対の嵌合部を
繋ぐ補強用横断リブを形成した。補強用横断リブはドロ
ッパ保持体全体の強度を高める。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した第1の
実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。
【0011】図1は経糸切断検出装置11の全体を示
す。略楕円管状の支持バー12,13の端部間は支持ブ
ロック14によって連結されている。支持ブロック14
は一対のブロック片141,142を締め付け接合して
構成されている。一対の支持ブロック14間には複数本
のコンタクトバー15及び振れ止めパイプ16が支持バ
ー12,13と平行に架設されている。コンタクトバー
15及び振れ止めパイプ16の端部はブロック片14
1,142間に挟み込み支持されている。コンタクトバ
ー15と振れ止めパイプ16とは交互に配置されてい
る。
【0012】コンタクトバー15はドロッパ17の挿通
孔171に挿通されており、各ドロッパ17は挿通孔1
71の直下の糸通し孔172に通された経糸Tによって
垂立支持されている。経糸Tが切断すると、ドロッパ1
7がコンタクトバー15上に落下して接触し、この接触
によってコンタクトバー15には電気が流れる。この電
気流によって経糸切れが検出される。振れ止めパイプ1
6は経糸Tの糸方向への振れを防止する。
【0013】コンタクトバー15の長手方向に列設され
た多数枚のドロッパ17の群と支持ブロック14との間
にはドロッパ保持体18が配置されている。図2及び図
3はドロッパ保持体18を示す。ドロッパ保持体18は
合成樹脂製である。ドロッパ保持体18のプレート部1
80には2種類の挿入凹部181,182が上方へ開口
するように形成されている。挿入凹部181にはコンタ
クトバー15が挿通され、挿入凹部182には振れ止め
パイプ16が挿通される。プレート部180はドロッパ
17の群の端に対置し、端のドロッパ17の倒れがプレ
ート180によって阻止される。
【0014】プレート部180の両側部には嵌合枠18
3が形成されている。嵌合枠183はプレート部180
の一側面側に突出している。嵌合枠183は上方に開口
しており、嵌合枠183には支持バー12,13が嵌合
される。嵌合枠183の周囲には複数の補強リブ184
が形成されている。嵌合枠183の内側面には抜け止め
突部185,186が形成されている。
【0015】嵌合枠183及び挿入凹部181,182
はいずれも上方に開口しており、支持バー12,13に
対する装着は、支持バー12,13の下側から上方に向
けて嵌合枠183を支持バー12,13に嵌め合わせる
ことによって行われる。自然状態における抜け止め突部
185,186間の間隔は支持バー12,13の水平方
向の幅よりも僅かに小さくしてある。支持バー12,1
3が嵌合枠183に嵌め込まれた状態では嵌合枠183
が弾性変形して拡開する。この拡開状態における弾性復
元力によってドロッパ保持体18が支持バー12,13
に止着される。支持バー12,13に対するドロッパ保
持体18の装着は支持バー12,13の下側から上方に
向けて嵌合枠183を支持バー12,13に嵌め合わせ
るだけでよく、この作業は容易である。
【0016】嵌合枠183の周囲の補強リブ184は嵌
合枠183の弾性変形による破損の防止の上で有効であ
る。なお、挿入凹部181,182の深さは、コンタク
トバー15及び振れ止めパイプ16と挿入凹部181,
182とが係合するようになっていなくとも良い。
【0017】次に、図4の第2の実施の形態を説明す
る。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付し
てある。この実施の形態では、嵌合枠187がプレート
部180の両側面側に突出している。プレート部180
の両側面側へ嵌合枠187を延ばして嵌合枠187の幅
を増やせば、支持バー12,13に対するドロッパ保持
体18の装着の安定性が増す。又、プレート部180の
両側面側を対称形状にすれば、支持バー12,13に対
するドロッパ保持体18の装着向きの任意性が得られ、
装着向きの適否に気を付ける必要がなくなる。
【0018】次に、図5の第3の実施の形態を説明す
る。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付し
てある。この実施の形態では、一対の嵌合枠183が補
強用横断リブ188によって繋げられている。補強用横
断リブ188はドロッパ保持体18全体の強度向上に寄
与する。
【0019】次に、図6の第4の実施の形態を説明す
る。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付し
てある。この実施の形態では、支持バー12,13に掛
け止め凹条121,131が形成されている。掛け止め
凹条121,131は支持バー12,13の長手方向に
沿って形成されている。掛け止め凹条121,131に
は抜け止め突部185,186が掛け止められる。この
掛け止め構成は支持バー12,13からのドロッパ保持
体18の脱落を確実に防止する。
【0020】次に、図7の第5の実施の形態を説明す
る。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付し
てある。この実施の形態では、嵌合枠183の先端部に
は内側に突出する湾曲突部189が形成されている。湾
曲突部189は支持バー12,13の上部側に引っ掛か
る形となり、この掛け止め構成は支持バー12,13か
らのドロッパ保持体18の脱落を確実に防止する。
【0021】前記した実施の形態から把握される請求項
記載以外の発明について以下にその効果と共に記載す
る。 (1)一対の並列された支持バーの間でコンタクトバー
を略平行に支持し、前記コンタクトバー上へのドロッパ
の落下によって経糸切れを検出し、コンタクトバーの長
手方向に列設されたドロッパの列設方向への揺れを防止
するドロッパ保持体を備えた経糸切断検出装置におい
て、前記支持バーに弾性力で嵌合する嵌合部と、前記コ
ンタクトバーを挿入する挿入凹部とを備えたドロッパ保
持体を形成し、前記嵌合部の開口部側の側壁面には抜け
止め突部を形成し、支持バーには掛け止め凹条を形成
し、前記掛け止め凹条に掛け止め突部を掛け止めた織機
における経糸切断検出装置。
【0022】支持バーからのドロッパ保持体の脱落を確
実に防止する。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように本発明では、ドロッ
パ保持体に嵌合部及び挿入凹部を上方に開口するように
形成したので、支持バーに対するドロッパ保持体の取り
付けを簡単に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す経糸切断検出装置全体
の斜視図。
【図2】要部斜視図。
【図3】要部正面図。
【図4】第2の実施の形態を示す要部斜視図。
【図5】第3の実施の形態を示す要部斜視図。
【図6】第4の実施の形態を示す正面図。
【図7】第5の実施の形態を示す正面図。
【符号の説明】
12,13…支持バー、15…コンタクトバー、17…
ドロッパ、18…ドロッパ保持体、181…挿入凹部、
183…嵌合枠、185,186…抜け止め突部、18
7…嵌合枠、188…補強用横断リブ、189…抜け止
め突部となる湾曲突部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の並列された支持バーの間でコンタク
    トバーを略平行に支持し、前記コンタクトバー上へのド
    ロッパの落下によって経糸切れを検出し、コンタクトバ
    ーの長手方向に列設されたドロッパの列設方向への揺れ
    を防止するドロッパ保持体を備えた経糸切断検出装置に
    おいて、 前記支持バーに弾性力で嵌合する嵌合部と、 前記コンタクトバーを挿入する挿入凹部とを備え、 前記嵌合部及び挿入凹部を上方に開口するように形成し
    た織機の経糸切断検出装置におけるドロッパ保持体。
  2. 【請求項2】前記嵌合部の内側面には抜け止め突部が形
    成されている請求項1に記載の織機の経糸切断検出装置
    におけるドロッパ保持体。
  3. 【請求項3】前記嵌合部は支持バーの長手方向に延びる
    嵌合枠である請求項1及び請求項2のいずれか1項に記
    載の織機の経糸切断検出装置におけるドロッパ保持体。
  4. 【請求項4】前記一対の嵌合部を繋ぐ補強用横断リブが
    形成されている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
    記載の織機の経糸切断検出装置におけるドロッパ保持
    体。
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