JPH0939495A - 消しゴム - Google Patents
消しゴムInfo
- Publication number
- JPH0939495A JPH0939495A JP21549295A JP21549295A JPH0939495A JP H0939495 A JPH0939495 A JP H0939495A JP 21549295 A JP21549295 A JP 21549295A JP 21549295 A JP21549295 A JP 21549295A JP H0939495 A JPH0939495 A JP H0939495A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eraser
- cap
- rear end
- base material
- inner cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 幼児による消しゴムの誤飲を防止して、窒息
等の事故を未然に回避可能とする。 【構成】 天然ゴムや合成ゴム又は樹脂と可塑剤を主材
とした基材中に苦味物質を含有させて成る消しゴムであ
って、消しゴムを幼児が口に含んだ時に苦味で吐き出さ
せる。
等の事故を未然に回避可能とする。 【構成】 天然ゴムや合成ゴム又は樹脂と可塑剤を主材
とした基材中に苦味物質を含有させて成る消しゴムであ
って、消しゴムを幼児が口に含んだ時に苦味で吐き出さ
せる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、消しゴムの誤飲防止に
関する。
関する。
【０００２】
【従来の技術】極めて稀なことではあるが、幼児がキャ
ップを飲み込んで窒息する事故があったことから筆記具
のキャップに飲み込んでも空気流通可能な手段が取られ
てきている。
ップを飲み込んで窒息する事故があったことから筆記具
のキャップに飲み込んでも空気流通可能な手段が取られ
てきている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、幼児が手に
触れる可能性の高い消しゴムや筆記具の後端に取付けら
れた消しゴム等の誤飲を防止して窒息などの事故を回避
せんとするものである。
触れる可能性の高い消しゴムや筆記具の後端に取付けら
れた消しゴム等の誤飲を防止して窒息などの事故を回避
せんとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】天然ゴムや合成ゴム又は
樹脂と可塑剤を主材とした基材中に苦味物質を含有させ
て成る消しゴムであって、幼児が口に含んだ時に苦味に
よって吐き出させる。
樹脂と可塑剤を主材とした基材中に苦味物質を含有させ
て成る消しゴムであって、幼児が口に含んだ時に苦味に
よって吐き出させる。
【０００５】
【実施例】本発明は幼児が手に触れる機会の多い消しゴ
ム、ノック又は回転操作により消しゴムを繰り出し可能
とした繰り出し装置、先方に筆記部と、後方に消しゴム
を繰り出し可能とした繰り出し装置を備えて成る筆記具
等に於いて、消しゴムの基材中に苦味物質を含有させて
なるものである。
ム、ノック又は回転操作により消しゴムを繰り出し可能
とした繰り出し装置、先方に筆記部と、後方に消しゴム
を繰り出し可能とした繰り出し装置を備えて成る筆記具
等に於いて、消しゴムの基材中に苦味物質を含有させて
なるものである。
【０００６】消しゴムの基材としては、天然ゴム又は合
成ゴムに適量の必要な添加剤を加えてなり、そこに苦味
物質を含有させて溶剤等で混練すると共に、溶剤を除去
した後に加圧、加熱を加えて必要な形状に成形してな
る。
成ゴムに適量の必要な添加剤を加えてなり、そこに苦味
物質を含有させて溶剤等で混練すると共に、溶剤を除去
した後に加圧、加熱を加えて必要な形状に成形してな
る。
【０００７】消しゴムの別基材としては、ポリ塩化ビニ
ル、塩化ビニルー酢酸ビニル共重合体等の樹脂と可塑剤
を主材とし、その他安定剤、充填剤等を添加してなり、
そこに苦味物質を含有させて混練し、押出成形や射出成
形等で必要な形状に成形してなる。
ル、塩化ビニルー酢酸ビニル共重合体等の樹脂と可塑剤
を主材とし、その他安定剤、充填剤等を添加してなり、
そこに苦味物質を含有させて混練し、押出成形や射出成
形等で必要な形状に成形してなる。
【０００８】又、苦味物質は、幼児が口に加えた時にそ
の苦味によって生理的に吐き出す効果のあるものであ
り、人体に対し安全性の高い、例えば、生薬等に使用さ
れる苦味成分などが選択される。
の苦味によって生理的に吐き出す効果のあるものであ
り、人体に対し安全性の高い、例えば、生薬等に使用さ
れる苦味成分などが選択される。
【０００９】図１は本発明の消しゴムを使用する消しゴ
ム繰り出し装置の一実施例を示している。当該繰り出し
式の消しゴム装置は、キャップ４、内筒１１、消しゴム
ホルダー１８の部材を組み合わせて構成され、キャップ
４は先方に先軸１の後端外周に被嵌する内孔６と凹溝７
を有し、凹溝７の後方に螺旋溝５が形成され、螺旋溝５
の後端に傾斜状の当接部８を有して後端に開口した消し
ゴム出没孔１０が設けられている。又、外周側面にクリ
ップ９が設けられている。
ム繰り出し装置の一実施例を示している。当該繰り出し
式の消しゴム装置は、キャップ４、内筒１１、消しゴム
ホルダー１８の部材を組み合わせて構成され、キャップ
４は先方に先軸１の後端外周に被嵌する内孔６と凹溝７
を有し、凹溝７の後方に螺旋溝５が形成され、螺旋溝５
の後端に傾斜状の当接部８を有して後端に開口した消し
ゴム出没孔１０が設けられている。又、外周側面にクリ
ップ９が設けられている。
【００１０】内筒１１は、消しゴム２３を挿通する孔部
と共にキャップ４の当接部８に略当接するやはり傾斜状
の後端部１３を有し、略中央から後端部１３に向けて長
いスリット１２が穿設されている。又、前方には先軸１
の後端孔に回転方向で一体に係合する軸部１４を有し、
軸部１４の内孔にはシャープペンシルの芯ケース３の外
周部が適宜に止着され、更に、芯ケース３の後端に当接
する仕切り部１７が設けられている。又、軸部１４の後
方外周には前記キャップの凹溝７に弾性的に嵌入するツ
バ部１５が設けられている。又、消しゴムホルダー１８
は後方に消しゴム２３の後端を挟着する一対の弾性片２
０とその内面には消しゴム２３の外面に適宜食い込む係
止突起２１を有し、前方の筒部２２の側面には弾性片２
０と同軸上で一対の突起１９が設けられている。
と共にキャップ４の当接部８に略当接するやはり傾斜状
の後端部１３を有し、略中央から後端部１３に向けて長
いスリット１２が穿設されている。又、前方には先軸１
の後端孔に回転方向で一体に係合する軸部１４を有し、
軸部１４の内孔にはシャープペンシルの芯ケース３の外
周部が適宜に止着され、更に、芯ケース３の後端に当接
する仕切り部１７が設けられている。又、軸部１４の後
方外周には前記キャップの凹溝７に弾性的に嵌入するツ
バ部１５が設けられている。又、消しゴムホルダー１８
は後方に消しゴム２３の後端を挟着する一対の弾性片２
０とその内面には消しゴム２３の外面に適宜食い込む係
止突起２１を有し、前方の筒部２２の側面には弾性片２
０と同軸上で一対の突起１９が設けられている。
【００１１】上記、内筒１１の内孔部に、スリット１２
の弾性変形により消しゴムホルダー１８を嵌装して突起
１９と弾性片２０をスリット内に嵌入させると共に、消
しゴムホルダー１８の後端に消しゴム２０が止着され、
内筒１１をキャップ４の前端から挿入してツバ部１５を
弾性変形によりキャップの凹溝７に嵌入させる。又、こ
のとき消しゴムホルダー１８の前端は内筒１１のスリッ
ト前端の段部１６に当接した状態で突起１９が螺旋溝５
に嵌入される。（尚、正確には内筒を先軸に止着した時
に先軸に対してキャップを若干回転して突起と螺旋溝が
迎合する。）以上により、内筒１１は後端部１３をキャ
ップ４の当接部８に略当接した状態でキャップ４に対し
て回転自在で抜け止めされ、内筒１１の軸部１４が先軸
１の後端孔に回転止めされると共に芯ケース３に止着さ
れる。尚、内筒１１のスリット１２を有した筒部は華奢
で変形し易いが、上記傾斜状の当接部８と後端部１３の
迎合により内方への変形が防止され取付け後は安定化す
る。
の弾性変形により消しゴムホルダー１８を嵌装して突起
１９と弾性片２０をスリット内に嵌入させると共に、消
しゴムホルダー１８の後端に消しゴム２０が止着され、
内筒１１をキャップ４の前端から挿入してツバ部１５を
弾性変形によりキャップの凹溝７に嵌入させる。又、こ
のとき消しゴムホルダー１８の前端は内筒１１のスリッ
ト前端の段部１６に当接した状態で突起１９が螺旋溝５
に嵌入される。（尚、正確には内筒を先軸に止着した時
に先軸に対してキャップを若干回転して突起と螺旋溝が
迎合する。）以上により、内筒１１は後端部１３をキャ
ップ４の当接部８に略当接した状態でキャップ４に対し
て回転自在で抜け止めされ、内筒１１の軸部１４が先軸
１の後端孔に回転止めされると共に芯ケース３に止着さ
れる。尚、内筒１１のスリット１２を有した筒部は華奢
で変形し易いが、上記傾斜状の当接部８と後端部１３の
迎合により内方への変形が防止され取付け後は安定化す
る。
【００１２】ところで、前記先軸１の前方には芯ケース
３の前後動と連動して芯を繰り出すように成されたシャ
ープペンシルの筆記体要素が配設される。又、筆記部と
しては、後端のノックにより筆記先端部が軸先より出没
するボールペンも適用可能である。
３の前後動と連動して芯を繰り出すように成されたシャ
ープペンシルの筆記体要素が配設される。又、筆記部と
しては、後端のノックにより筆記先端部が軸先より出没
するボールペンも適用可能である。
【００１３】
【作用】上記消しゴム繰り出し装置は、先軸１に対しキ
ャップ４を左右に回転すると消しゴム２３がキャップ４
の後端孔から出没する。消しゴム２３を没入した状態で
キャップ４の後端をノックすれば芯を繰り出すことがで
きる。消しゴムが消耗して、消しゴムホルダー１８がキ
ャップ４の後端に達した時には新しい消しゴムを差し変
える。又、消しゴムを幼児が口に含んだ場合、苦味で吐
き出す。
ャップ４を左右に回転すると消しゴム２３がキャップ４
の後端孔から出没する。消しゴム２３を没入した状態で
キャップ４の後端をノックすれば芯を繰り出すことがで
きる。消しゴムが消耗して、消しゴムホルダー１８がキ
ャップ４の後端に達した時には新しい消しゴムを差し変
える。又、消しゴムを幼児が口に含んだ場合、苦味で吐
き出す。
【００１４】
【発明の効果】消しゴム、ノック又は回転操作により消
しゴムを繰り出し可能とした繰り出し装置、先方に筆記
部と、後方に消しゴムを繰り出し可能とした繰り出し装
置を備えて成る筆記具等に於いて、消しゴムの基材中に
苦味物質を含有させたことで、幼児が消しゴムを口に含
んだ時に苦味により吐き出し、誤飲が防止されるので窒
息等の事故が回避される。
しゴムを繰り出し可能とした繰り出し装置、先方に筆記
部と、後方に消しゴムを繰り出し可能とした繰り出し装
置を備えて成る筆記具等に於いて、消しゴムの基材中に
苦味物質を含有させたことで、幼児が消しゴムを口に含
んだ時に苦味により吐き出し、誤飲が防止されるので窒
息等の事故が回避される。
【図１】本発明の消しゴムを使用した消しゴム繰り出し
装置の要部縦断面図である。
装置の要部縦断面図である。
１ 先軸 ２ 内孔 ３ 芯ケース ４ キャップ ５ 螺旋溝 ６ 内孔 ７ 凹溝 ８ 当接部 ９ クリップ １０ 消しゴム出没孔 １１ 内筒 １２ スリット １３ 後端部 １４ 軸部 １５ ツバ部 １６ 段部 １７ 仕切り部 １８ 消しゴムホルダー １９ 突起 ２０ 弾性片 ２１ 係止突起 ２２ 筒部 ２３ 消しゴム
Claims (3)
- 【請求項１】 天然ゴムや合成ゴム又は樹脂と可塑剤を
主材とした基材中に苦味物質を含有させて成る消しゴ
ム。 - 【請求項２】 ノック又は回転操作により棒状体を繰り
出し可能とした繰り出し装置と棒状の上記請求項１記載
の消しゴム。 - 【請求項３】 先方に筆記部と、後方に棒状体を繰り出
し可能とした繰り出し装置を備えて成る筆記具と、棒状
の上記請求項１記載の消しゴム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21549295A JPH0939495A (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | 消しゴム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21549295A JPH0939495A (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | 消しゴム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0939495A true JPH0939495A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16673287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21549295A Withdrawn JPH0939495A (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | 消しゴム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0939495A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011010725A (ja) * | 2009-06-30 | 2011-01-20 | Nippon Koden Corp | 生体用電極 |
| JP2013524941A (ja) * | 2010-04-19 | 2013-06-20 | スタコウスキ，バーバラ カレイ | 拡張型髪留め |
| JP2016040082A (ja) * | 2014-08-12 | 2016-03-24 | 三菱鉛筆株式会社 | 摩擦体 |
-
1995
- 1995-08-02 JP JP21549295A patent/JPH0939495A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011010725A (ja) * | 2009-06-30 | 2011-01-20 | Nippon Koden Corp | 生体用電極 |
| JP2013524941A (ja) * | 2010-04-19 | 2013-06-20 | スタコウスキ，バーバラ カレイ | 拡張型髪留め |
| JP2016040082A (ja) * | 2014-08-12 | 2016-03-24 | 三菱鉛筆株式会社 | 摩擦体 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4717806B2 (ja) | 薬物送達用ペン | |
| KR100323942B1 (ko) | 의약흡입기및흡입방법 | |
| JPH0127750B2 (ja) | ||
| US20020187719A1 (en) | Stuffed toy with attached pacifier | |
| JPS5936542B2 (ja) | 吸入薬の吸入装置 | |
| WO1991019524A3 (en) | Inhaler | |
| HU205721B (en) | Inhaler | |
| US5810886A (en) | Dispensing pacifier apparatus | |
| JPH0939495A (ja) | 消しゴム | |
| US5827527A (en) | Medicated candy product | |
| GB2218381A (en) | Safety cap for a ball point pen | |
| HU220381B (hu) | Arcmaszk | |
| JP2016040082A (ja) | 摩擦体 | |
| JPH0958175A (ja) | 筆記具 | |
| JP3611221B2 (ja) | 筆記具の口先具 | |
| DE20203043U1 (de) | Staubschutzhülle für Schnuller | |
| CN217311435U (zh) | 人生长激素注射笔 | |
| JP2003291588A (ja) | 筆記具 | |
| KR930001520Y1 (ko) | 필기구 | |
| GB1598053A (en) | Pocket inhaler | |
| US382113A (en) | Inhaler | |
| JPH0642272U (ja) | 繰り出し式の消しゴム装置 | |
| JPH0647468Y2 (ja) | 幼児の給薬装置 | |
| JPH08299416A (ja) | 薬を飲ませる器具 | |
| GB2267485A (en) | Medicine feeder. |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021105 |