JPH0934529A - 産業機械用nc制御装置 - Google Patents

産業機械用nc制御装置

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JPH0934529A
JPH0934529A JP20650695A JP20650695A JPH0934529A JP H0934529 A JPH0934529 A JP H0934529A JP 20650695 A JP20650695 A JP 20650695A JP 20650695 A JP20650695 A JP 20650695A JP H0934529 A JPH0934529 A JP H0934529A
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Kazuyuki Mori
和之 森
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 産業機械業界で著しく遅れているNC制御装
置のパソコン化を容易に実現し、あらゆる産業機械に迅
速に対応することができて汎用性に優れた産業機械用N
C制御装置を提供する。 【構成】 タイマー機能、カウンタ機能、D/A変換機
能およびパラレルI/O機能を具備した周辺機器接続用
ボード22が装着された市販のパソコン23およびその
周辺機器でハードウェア構成し、産業機械のすべてに共
通して使用される入力システム部と、前記産業機械ごと
にモジュール化した複数のブロックを有し、対象となる
産業機械に応じた所定のブロックを選択してその産業機
械の各種アクチュエータを制御する制御システム部とを
パッケージ化したアプリケーション31に基づいて、前
記パソコン23に内蔵されたCPUにより、アプリケー
ション31とのソフトウェア割り込みおよび前記周辺機
器接続用ボード22とのハードウェア割り込みでもって
演算および入出力処理を含むすべての制御を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は産業機械用NC制御
装置に関し、詳しくは、インラインプレス、走行切断機
やロータリシャー等の産業機械を使用した生産ラインに
おける生産時点情報管理システムの構築を目的とした産
業機械用NC制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、旋盤、研削盤やマシニングセンタ
等の産業機械、なかでも工作機械業界では、機械の標準
化を背景にコストダウン・オープン化を実現するため
に、NC制御装置のパソコン化が進められている。
【0003】一方、インラインプレス、走行切断機やロ
ータリシャー等のいわゆる工作機械以外の産業機械業界
では、モータ容量が工作機械と比べて大容量であり、P
OP(Point Of Production )端末のように生産管理シ
ステムを意識したMMI(マンマシンインターフェー
ス)に関する技術開発が進んでおらず、現時点での制御
装置のMMIはデジタルスイッチが主流で、生産管理シ
ステムとの接続に適合しておらず、また、POP端末は
データエントリがメインで機械制御には不適であり、産
業機械業界ではNC制御装置のパソコン化が著しく遅れ
ているというのが現状である。
【0004】例えば、NC制御装置の一例としては、図
4に示すようなハードウェア構成のものがある。この制
御装置1は、同図に示すように旋盤、研削盤やマシニン
グセンタ等の工作機械ごとに決められたプログラムに基
づいて演算および入出力処理を含むすべての制御を実行
するCPU2を主構成とし、工作機械の各種アクチュエ
ータを駆動するためのモータ3、そのモータ3の回転数
を検出するエンコーダ4および測長ローラ等(図示せ
ず)の回転数を検出するエンコーダ5、前記エンコーダ
4の検出信号によりモータ3をフィードバック制御する
ドライバ6、およびCPU2とドライバ6間に接続され
たD/A変換器7やカウンタ8等、その他、シーケンサ
9と接続するためのI/Oインターフェース10がそれ
ぞれ前記CPU2に接続されている。また、前記CPU
2には、通信用パソコン11、LANボード12や上位
コンピュータ13が外部接続されている。
【0005】この制御装置1をハードウェア構成するC
PU2、モータ3、エンコーダ4,5、ドライバ6、D
/A変換器7、カウンタ8やI/Oインターフェース1
0は、旋盤、研削盤やマシニングセンタ等の工作機械ご
とにオリジナル品が使用され、一方、制御装置1に外部
接続される通信用パソコン11、LANボード12、上
位コンピュータ13およびシーケンサ9については、前
記工作機械と無関係に市販品が使用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したように旋盤、
研削盤やマシニングセンタ等の工作機械業界ではNC制
御装置1のパソコン化が進められているが、旋盤、研削
盤やマシニングセンタ等の工作機械ごとに決められたN
C制御装置1を必要としなければならない。
【0007】即ち、NC制御装置1をハードウェア構成
するCPU2、モータ3、エンコーダ4,5、ドライバ
6、D/A変換器7、カウンタ8やI/Oインターフェ
ース10は、旋盤、研削盤やマシニングセンタ等の工作
機械ごとにオリジナル品が使用されているため、特に、
工作機械に適合した専用のCPUボードを搭載し、その
工作機械に応じた演算・入出力処理を含むすべての制御
を実行させることにより、システムを動かしている。
【0008】従って、このように専用のCPUボードを
搭載するNC制御装置1では、CPUのグレードアップ
や工作機械の変更のたびに専用のCPUボードを再設
計、再製作する必要があり、汎用性に乏しく、製品のコ
ストアップを招来する。また、前記NC制御装置では、
システム生産中、生産予定や生産品種の変更・追加がで
きず、このような場合、生産ラインを停止させなければ
ならず稼働効率が悪かった。
【0009】そこで、本発明は上記問題点に鑑みて提案
されたもので、産業機械業界で著しく遅れているNC制
御装置のパソコン化を容易に実現し、あらゆる産業機械
に迅速に対応することができて汎用性に優れた産業機械
用NC制御装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の技術的手段として、本発明は、産業機械の各種アクチ
ュエータを駆動制御する産業機械用NC制御装置におい
て、産業機械に共通して使用される入力システム部と、
前記産業機械ごとにモジュール化した複数のブロックを
有し、対象となる産業機械に応じた所定のブロックを選
択してその産業機械の各種アクチュエータを制御する制
御システム部とでソフトウェア構成したことを特徴とす
る。
【0011】また、本発明は、タイマー機能、カウンタ
機能、D/A変換機能およびI/Oインターフェース機
能を具備した周辺機器接続用ボードが装着された市販の
制御装置本体およびその周辺機器でハードウェア構成
し、産業機械に共通して使用される入力システム部と、
前記産業機械ごとにモジュール化した複数のブロックを
有し、対象となる産業機械に応じた所定のブロックを選
択してその産業機械の各種アクチュエータを制御する制
御システム部とからなるソフトウェア構成に基づいて、
前記制御装置本体に内蔵されたCPUにより、演算およ
び入出力処理を含むすべての制御を実行することを特徴
とする。
【0012】さらに、本発明は、タイマー機能、カウン
タ機能、D/A変換機能およびI/Oインターフェース
機能を具備した周辺機器接続用ボードが装着された市販
の制御装置本体およびその周辺機器でハードウェア構成
し、産業機械に共通して使用される入力システム部と、
前記産業機械ごとにモジュール化した複数のブロックを
有し、対象となる産業機械に応じた所定のブロックを選
択してその産業機械の各種アクチュエータを制御する制
御システム部とをパッケージ化したアプリケーションに
基づいて、前記制御装置本体に内蔵されたCPUによ
り、アプリケーションとの割り込みおよび前記周辺機器
接続用ボードとの割り込みでもって演算および入出力処
理を含むすべての制御を実行することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係る産業機械用NC制御
装置は、インラインプレス、走行切断機やロータリシャ
ー等の産業機械を使用した生産ラインにおける生産時点
情報管理システムの構築を目的としたものであり、パソ
コンで直接サーボドライバを制御すると共にMMI機能
を具備したNCパソコンである。なお、以下では、NC
パソコンについて説明するが、本発明はパソコン以外の
オフコン、ワークステーション等の汎用コンピュータで
あっても適用可能である。
【0014】このNCパソコンと称するNC制御装置2
1は、図1に示すような基本的なシステム構成を有す
る。この基本的なシステムのハードフェア構成は、同図
に示すようにインラインプレス、走行切断機やロータリ
シャー等の産業機械における各種アクチュエータを制御
する周辺機器接続用ボード22と、CPUを内蔵した制
御装置本体であるパソコン23とからなり、これに産業
機械の各種アクチュエータを駆動するためのモータ24
と、そのモータ24の回転数を検出するエンコーダ25
と、後述のメジャーロール等の回転数を検出するエンコ
ーダ26と、前記エンコーダ25の検出信号によりモー
タ24をフィードバック制御するドライバ27とが接続
されてなる。なお、外部接続機器としては、前記周辺機
器接続用ボード22に接続されたシーケンサ28や、パ
ソコン23に接続されたLANボード29や上位コンピ
ュータ30がある。
【0015】このシステムでは、前記周辺機器接続用ボ
ード22のみがオリジナル品(各機能が独立した市販品
または同等機能を有する市販品でも可能)であり、その
他すべてのハードウェア構成であるパソコン23、モー
タ24、エンコーダ25,26、ドライバ27、シーケ
ンサ28、LANボード29や上位コンピュータ30が
一般市販品である。
【0016】前記周辺機器接続用ボード22は、D/A
変換機能、カウンタ機能、タイマー機能、その他、シー
ケンサ28と接続するためのI/Oインターフェース機
能を具備したもので、市販のパソコン23のスロットに
装着することにより使用される。この周辺機器接続用ボ
ード22はCPUを持たず、演算および入出力処理を含
むすべての制御をパソコン23内蔵のCPUが実行す
る。
【0017】本発明のNC制御装置21におけるソフト
ウェア構成は、インラインプレス、走行切断機やロータ
リシャー等の産業機械のすべてに共通して使用される入
力システム部と、前記産業機械ごとにモジュール化した
複数のブロックを有し、対象となる産業機械に応じた所
定のブロックを選択してその産業機械の各種アクチュエ
ータを制御する制御システム部の二つで構成され、図2
に示すように前記入力システム部と制御システム部とを
アプリケーション31としてパッケージ化したものであ
る。
【0018】同図は、図1に示すハードウェア構成を基
本システムとするNC制御装置21を、例えば、産業機
械の一つである切断機32に適用した場合を示す。前述
したようにタイマー機能、カウンタ機能、D/A変換機
能およびI/Oインターフェース機能を具備した周辺機
器接続用ボード22を装着したパソコン23では、アプ
リケーション31とのソフトウェア割り込みと前記ボー
ド22とのハードウェア割り込みをドライバ33が実行
することにより、メジャーロール34からの測長データ
から前記アプリケーション31の入力システム部および
制御システム部に基づいてドライバ27でもってモータ
24をフィードバック制御し、プログラマブルコントロ
ーラ(シーケンサ)28により切断機32を駆動制御す
る。
【0019】前記アプリケーション31では、簡単なパ
ラメータとデータを付与するだけでよく、パソコン画面
として、標準で全面表示4画面と数枚のサブ画面で構成
する。例えば、全面表示4画面としては、セットアップ
時に機械データ(モータ容量や回転数、フィードバック
パルスの数や倍数、ピニオン径など)を登録する初期設
定画面と、予定のエントリや変更・削除などの操作と作
業進度を確認する生産画面と、シーケンサとの各種入出
力信号をリアルタイム表示すると共に記録データを確認
するI/Oモニタ画面と、各種運転パラメータを設定し
たり、出力波形をリアルタイム表示したり、記録波形を
確認するモニタ画面とからなる。例えば、前記初期設定
画面では、設定値サブ画面、デジタル入力設定サブ画
面、デジタル出力設定サブ画面等がある。
【0020】本発明のNC制御装置21では、専用のC
PUボードを使用せず、演算および入出力処理を含むす
べての制御をパソコン23内蔵のCPUが実行して入力
システム部と制御システム部を同時に動かしているの
で、ハードウェア構成の簡略化が図れる。また、専用の
CPUボードを使用せずパソコン23内蔵のCPUによ
りシステムを制御しているので、前記パソコン23をグ
レードアップすれば、システム自体のグレードアップが
容易に実現できる。さらに、前述したパソコン画面に基
づいて、生産中での随時、生産予定や生産品種の変更・
追加を行なうことができる。
【0021】このNC制御装置21は、産業機械の種類
に応じた対象ラインに適用でき、例えば、送り位置自動
演算用NCパソコン、走行切断機用直線同期制御用NC
パソコンや回転式走行切断機回転同期制御用NCパソコ
ン等がある。
【0022】具体的に、前記送り位置自動演算用NCパ
ソコンとしては、プレスライン、型鋼穴明け切断ライ
ン、定尺母材穴明け加工ライン等において、フィードロ
ールやクランパー・グリッパー等でワークの送り停止位
置決めを制御したり、加工工具等を所定の位置に搬送す
ることも可能であり、型鋼やクロゼットなど住宅建材の
成形前のプレパンチ制御や定寸母材のリカット制御に使
用され、対象となる産業機械には、例えば、単軸金型プ
レスフィーダ、多軸金型プレスフィーダ、アップカット
シャーフィーダやレベラーフィーダ等がある。
【0023】また、走行切断機用直線同期制御用NCパ
ソコンとしては、エンドレスで生産され、且つ、切断工
程においてライン停止が許されない連続生産ライン(例
えば、ロール成形ライン、パイプ製造ライン、型鋼生産
ライン等)でライン速度と同調させて走行式プレスを制
御したり、パイプや型鋼の成形後の切断やエンボス加
工、またはアクリル板など押出成形品の横行切断機の制
御に使用され、対象となる産業機械には、走行式プレ
ス、走行式多軸金型プレス、走行式横行切断機や走行式
ミーリングカッター等がある。
【0024】さらに、回転式走行切断機回転同期制御用
NCパソコンとしては、薄板鉄板やフィルム等の板状物
がエンドレスで生産され、且つ、切断工程においてライ
ンを止めずに一定寸法に切断するラインで、特に切断回
数の多いライン(例えば、鉄板シャーリングライン、段
ボール切断ライン等)やライン速度と同調させて、ロー
タリシャーの回転制御を行なったり、ロータリカム機構
を具備した走行式プレスにも使用でき、対象となる産業
機械には、ロータリシャーやロータリ式走行プレス等が
ある。
【0025】
【実施例】以下、本発明のNC制御装置を走行切断機に
適用した実施例について図3に示すシステム構成を参照
しながら詳述する。
【0026】同図に示すシステム構成では、タイマー機
能、カウンタ機能、D/A変換機能およびI/Oインタ
ーフェース機能を具備した周辺機器接続用ボード22を
スロットに装着し、入力システム部および制御システム
部で構成されたアプリケーション31に基づいて作動す
るパソコン23を中心にして、走行切断機35へ導入さ
れる材料36の移動長を検出するメジャーロール34お
よびエンコーダ26を前記パソコン23に接続すると共
に、走行切断機35のカッター37が取り付けられた台
車38を材料36の走行方向に沿って駆動するモータ2
4およびエンコーダ25、前記モータ24をフィードバ
ック制御するサーボドライバ27をパソコン23に接続
する。その他、パソコン23には、プリンタ39、シー
ケンサ28および上位コンピュータ30がそれぞれ接続
される。
【0027】なお、前記アプリケーション31における
制御システムでは、各種産業機械ごとにモジュール化し
た複数のブロックから、対象となる産業機械である走行
切断機35のアクチュエータに応じた所定のブロックを
選択してその走行切断機35の各アクチュエータを制御
する。
【0028】この走行切断機35では、長尺な材料36
の移動長信号とカッター37の移動長信号と設定長信号
とから切断までの残長信号によりカッター37の移動を
制御することにより、前記材料36を設定長に対応した
長さに切断する。この材料36を設定した寸法ごとに繰
り返し切断する制御中に、例えば、材料36の傷を発見
したり、或いは、作業者の都合により設定長になってい
ないが直ちに切断したい場合があり、このような最短長
の割り込み切断を行なう場合、カッター37の破損を未
然に防止するため、カッター37を材料速度と同調させ
た状態で移動させながら材料36を切断する。
【0029】切断されるべき材料36は図中矢印方向へ
連続的に走行し、その走行する材料36に転接されたメ
ジャーローラ34から、材料36が単位長移動するごと
に所定数パルスが発生する。このパルスを計数して材料
36の移動長信号が得られる。エンコーダ26からのパ
ルスは周波数電圧変換されて材料速度信号が得られる。
一方、台車38上のカッター37については、モータ2
4のエンコーダ25からのパルスを計数してカッター3
7の移動長信号が得られ、そのモータ24の駆動により
前記カッター37が材料36の走行速度と同調した状態
で材料36の走行方向に沿って移動し、材料36とカッ
ター37との移動速度が一致し、且つ、材料36がカッ
ター37よりも設定長に対応した長さだけ突出した時に
切断動作する。
【0030】最短長の割り込み指令を受けると、切断長
を与えるための設定長の代わりに一定値を設定すると共
にその時の材料36の移動長信号やカッター37の移動
長信号はそれぞれゼロにリセットする。或いは、その時
の材料36の移動長信号やカッター37の移動長信号は
そのまま利用し、その時の両者の移動長の差と一定値と
の和を設定長として設定する。停止状態にあるカッター
37を起動する場合、一定値はそのカッター37が材料
速度と同調するまでの材料36の移動長に選定される。
なお、カッター37がすでに走行中の場合には、停止状
態よりも早く材料速度に同調するため、そのカッター速
度に応じて材料36の移動長を上記一定値より短くする
ことができる。
【0031】同様の観点から往復式回転走行切断におい
ては、カッター37が戻る途中に最短長の割り込み切断
指令が発生した場合は、戻りつつあるカッター37をそ
の状態から材料36の速度に同調するように制御すると
共に、その時のカッター37と材料36との相対速度に
応じて一定値を設定する。
【0032】
【発明の効果】本発明に係る産業機械用NC制御装置に
よれば、専用のCPUボードを使用せず、演算および入
出力処理を含むすべての制御を、制御装置本体に内蔵さ
れたCPUが実行してアプリケーションの入力システム
部と制御システム部を同時に動かしているので、制御装
置を構成するデバイスのほとんどに市販品を使用するこ
とができ、ハードウェア構成の簡略化が図れて予備コス
トを低減でき、市販品の使用によりユーザー自身で復旧
可能なために保全費の軽減が可能となる。
【0033】また、各種産業機械に共通して使用される
入力システム部と、前記産業機械ごとにモジュール化し
た複数のブロックを有し、対象となる産業機械に応じた
所定のブロックを選択して産業機械の各種アクチュエー
タを制御する制御システム部とで構成したアプリケーシ
ョンをパッケージ化したことにより、汎用性に富んだ安
価なNC制御装置を提供できる。
【0034】さらに、専用のCPUボードを使用せず、
制御装置本体に内蔵されたCPUによりシステムを制御
しているので、前記制御装置本体をグレードアップすれ
ば、システム自体のグレードアップが実現でき、また、
アプリケーションプログラムの追加やネットワークとの
接続が可能であって拡張性の向上が容易に図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る産業機械用NC制御装置における
基本システムのハードウェア構成を示すブロック図
【図2】アプリケーションにおけるシステム構成を示す
ブロック図
【図3】本発明の実施例を示すシステム構成図
【図4】従来の工作機械用NC制御装置のハードウェア
構成を示すブロック図
【符号の説明】
21 NC制御装置 22 周辺機器接続用ボード 23 制御装置本体(パソコン) 31 アプリケーション

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 産業機械の各種アクチュエータを駆動制
    御する産業機械用NC制御装置において、産業機械に共
    通して使用される入力システム部と、前記産業機械ごと
    にモジュール化した複数のブロックを有し、対象となる
    産業機械に応じた所定のブロックを選択してその産業機
    械の各種アクチュエータを制御する制御システム部とで
    ソフトウェア構成したことを特徴とする産業機械用NC
    制御装置。
  2. 【請求項2】 タイマー機能、カウンタ機能、D/A変
    換機能およびI/Oインターフェース機能を具備した周
    辺機器接続用ボードが装着された市販の制御装置本体お
    よびその周辺機器でハードウェア構成し、産業機械に共
    通して使用される入力システム部と、前記産業機械ごと
    にモジュール化した複数のブロックを有し、対象となる
    産業機械に応じた所定のブロックを選択してその産業機
    械の各種アクチュエータを制御する制御システム部とか
    らなるソフトウェア構成に基づいて、前記制御装置本体
    に内蔵されたCPUにより、演算および入出力処理を含
    むすべての制御を実行することを特徴とする産業機械用
    NC制御装置。
  3. 【請求項3】 タイマー機能、カウンタ機能、D/A変
    換機能およびI/Oインターフェース機能を具備した周
    辺機器接続用ボードが装着された市販の制御装置本体お
    よびその周辺機器でハードウェア構成し、産業機械に共
    通して使用される入力システム部と、前記産業機械ごと
    にモジュール化した複数のブロックを有し、対象となる
    産業機械に応じた所定のブロックを選択してその産業機
    械の各種アクチュエータを制御する制御システム部とを
    パッケージ化したアプリケーションに基づいて、前記制
    御装置本体に内蔵されたCPUにより、アプリケーショ
    ンとの割り込みおよび前記周辺機器接続用ボードとの割
    り込みでもって演算および入出力処理を含むすべての制
    御を実行することを特徴とする産業機械用NC制御装
    置。
JP20650695A 1995-07-19 1995-07-19 産業機械用nc制御装置 Withdrawn JPH0934529A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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