JPH0934260A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0934260A
JPH0934260A JP20042895A JP20042895A JPH0934260A JP H0934260 A JPH0934260 A JP H0934260A JP 20042895 A JP20042895 A JP 20042895A JP 20042895 A JP20042895 A JP 20042895A JP H0934260 A JPH0934260 A JP H0934260A
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JP
Japan
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magnetic brush
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developer magnetic
conductive
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JP20042895A
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English (en)
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Osamu Iwasaki
修 岩崎
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光体層を有する像担持体600に対向し、
クリーニング、帯電、現像を行なうために導電性粉体と
絶縁性粉体からなる2成分現像剤による現像剤磁気ブラ
シ604aを有し、該現像剤磁気ブラシ側とは反対側の
像担持体背面側から露光を行なって画像を形成する装置
において、現像剤磁気ブラシ担持体623に対する現像
バイアス印加中に、現像ニップにおける現像剤磁気ブラ
シの長手方向両端側の該両端部よりも外側の現像剤ブラ
シ非接触領域部の現像剤磁気ブラシ端部に隣接する像担
持体面部分にトナー輪が生じるのを防止すること。 【構成】 像担持体600上の現像剤磁気ブラシ両端相
当部分に、電気的にフロート状態にした導電性層695
を、その幅の一部が現像剤磁気ブラシ604aに接触
し、幅の残りが現像剤磁気ブラシに非接触であるように
形成したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機・プリンタ等の
画像形成装置に関する。
【0002】より詳しくは、感光体層を有する像担持体
に対向し、クリーニング、帯電、現像を行なうために導
電性粉体と絶縁性粉体からなる2成分現像剤による現像
剤磁気ブラシを有し、該現像剤磁気ブラシ側とは反対側
の像担持体背面側から露光を行なって画像を形成する装
置の改善に関する。
【0003】
【従来の技術】電子写真方式を利用した画像形成装置の
場合、カールソン方式と呼ばれる作像プロセスが一般に
利用されている。この方式は、感光体(光導電性体)を
有する像担持体を記録媒体とし、.該感光体の均一帯
電、.帯電面に対する画像露光による潜像形成、.
潜像の現像、.現像画像の被記録部材への転写、.
転写画像の定着、.転写後の感光体面のクリーニング
の6つの工程を実行することにより連続的に画像を形成
する。この各工程の内、の帯電工程との転写工程の
実行機器としては一般にコロナ放電器(コロナ帯電器)
が用いられている。
【0004】しかし、コロナ放電器は、コロナワイヤに
数KVの高圧を印加する構成であるために高圧電源を必
要とする、好ましくないオゾンの発生を伴う等の問題が
あった。
【0005】これに対して、コロナ放電器を用いない画
像形成装置が種々提案されている。特に、特開昭57−
119375号公報・特開昭58−102256号公報
等で提案された背面(内面)露光方式・帯電同時現像方
式・電子写真方式の画像形成装置は、感光体に現像剤が
接触する間にクリーニング−帯電−露光−現像の4工程
を連続して行うために、コロナ帯電器が不要となる。さ
らにクリーニング、帯電、現像の工程を1個の現像器で
兼用して行なうために、それぞれの工程を行なう専用の
装置も不要となり、画像形成装置としての構成を簡略化
することが可能となる。
【0006】このような、コロナ放電器を用いない画像
形成装置において、図8に示されるような2成分現像剤
を用いる方式がある(特開昭60−22145号公報・
特開平5−6060号公報等)。この方式では絶縁性ト
ナーと導電性キャリアからなる2成分現像剤を用いるこ
とにより帯電機能と現像機能を分離して制御することが
でき、さらに絶縁性トナーの使用によって被記録部材へ
の転写性が向上するので、普通紙に対しても画像形成性
が良くなり、画像形成装置としての実用性が増した。
【0007】図8の画像形成装置を簡単に説明する。図
9は該装置の構成部材の配置関係を示した展開的平面模
型図である。
【0008】600は像担持体としての感光体ドラムで
あり、光を透過するドラム型の導電基体610上に感光
体層601を設けたもので、矢示の時計方向667に所
定の画像形成速度(プロセス速度、周速度)をもって回
転駆動される。導電基体610はアースに落としてお
り、後述する現像スリーブ623との間に現像バイアス
を印加させる。
【0009】603はこの感光体ドラム600の内空に
配設した画像露光装置としてのLEDヘッドであり、C
PU680により制御される。
【0010】602は現像器、623は現像剤磁気ブラ
シ担持体としての現像スリーブ、624はこの現像スリ
ーブ623内に挿入配設した磁界発生手段としての磁石
である。感光体ドラム600と現像スリーブ623は現
像スリーブ両端側に配設した突き当てコロ619・61
9によって両者間に所定のギャップ間隔が維持される。
現像スリーブ623は矢示の反時計方向666に所定の
周速度で回転駆動される。631は現像スリーブ623
に現像バイアスを印加する現像電源である。625は現
像剤規制部材、604は現像器602内に収容した現像
剤である。この現像剤604は、導電性粉体としての導
電性キャリア641(図10)と、絶縁性粉体としての
絶縁性トナー642からなる2成分現像剤である。
【0011】606は転写装置であり、本例は感光体ド
ラム600に所定の押圧力で当接させた回転転写ローラ
である。662はこの転写ローラ606に転写バイアス
を印加する転写電源である。
【0012】現像器602内の現像剤604の現像スリ
ーブ近傍の現像剤は、現像スリーブ623内の磁石62
4の磁界により現像スリーブ外面に磁気ブラシ層として
吸引保持され、現像スリーブ623の回転に伴って現像
器602外に現像剤規制部材625により層厚が規制さ
れて搬出され、その現像剤磁気ブラシ604aが現像ス
リーブ623と感光体ドラム600との最接近対向部で
ある現像ニップ650において感光体ドラム600の感
光体601面と接触する。
【0013】現像ニップ650を通過した現像剤磁気ブ
ラシ604aは引き続く現像スリーブ623の回転によ
り現像器602内へ戻し搬送され、不図示の掻き落し部
材で現像スリーブ623面から除去され、現像スリーブ
623面にあらためて現像剤が吸着して磁気ブラシが形
成保持される。
【0014】また、現像ニップ650において、現像剤
磁気ブラシ604a側とは反対側の感光体背面側から感
光体ドラム600内に配設した画像露光装置としてのL
EDヘッド603により目的の画像情報に対応した画像
露光がなされる。
【0015】図10は現像ニップ650部分の拡大模型
図であり、現像ニップ650の幅領域内の帯電領域64
6において、感光体601に接触する現像剤磁気ブラシ
604aにより感光体601の帯電がなされ、次いで露
光位置647において上記LEDヘッド603により透
光性・導電基体610を通して感光体601に対する画
像光の背面(内面)露光がなされることで感光体601
面に潜像形成がなされ、その形成潜像が現像領域648
において感光体601に接触する現像剤磁気ブラシ60
4aによりトナー画像649として反転現像される。
【0016】このようにして現像ニップ650で形成さ
れた感光体601面のトナー画像649は引き続く感光
体ドラム601の回転に伴ない感光体ドラム601と転
写ローラ606との圧接ニップ部である転写部へ搬送さ
れ、この転写部に不図示の給紙装置から所定のタイミン
グをもって給送された被記録部材(転写材)630の面
に対して順次に転写されていく。
【0017】転写部を通ってトナー画像転写を受けた被
記録部材630は感光体ドラム600面から分離されて
定着器607へ搬送導入されてトナー画像の定着処理を
受け、画像形成物として出力される。
【0018】また、感光体601面に残った転写残りト
ナー649a(図10)は引き続く感光体ドラム600
の回転で現像ニップ650へ持ち込まれ、現像剤の磁気
ブラシ604aに取り込まれて感光体601面から除去
され、感光体601面のクリーニングがなされる。
【0019】即ち、現像ニップ650(図10)におい
て、感光体601の外面に現像剤磁気ブラシ604aが
接触する間に、クリーニング645−帯電646−露光
647−現像648の4工程が実行され、クリーニング
645、帯電646、現像648の3工程が1個の現像
器602を兼用してなされる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな2成分現像剤を用いる背面露光方式の電子写真装置
においては、以下に示すような問題点が生じていた。
【0021】すなわち、現像器602の現像剤磁気ブラ
シ担持体としての現像スリーブ623に対する現像バイ
アス印加中に、現像ニップ650における現像剤磁気ブ
ラシ604aの長手方向両端側において、該両端部より
も外側の現像剤ブラシ非接触領域部の現像剤磁気ブラシ
端部に隣接する感光体面部分にも現像剤ブラシ端部から
絶縁性トナー642が飛翔付着して現像が行なわれて図
9・図11のように感光体601の周方向に及ぶトナー
付着(以下、トナー輪と記す)690を起こしていた。
【0022】このトナー輪690は、本方式が帯電から
現像迄の工程を感光体601と現像剤磁気ブラシ604
aが接触している現像ニップ650内で連続して行なう
ために発生するものである。
【0023】これを図11で説明する。図11は現像ニ
ップ650の感光体601上の現像剤ブラシ接触領域の
長手一端部側の拡大模型図と、感光体601の帯電領
域、露光部、未帯電領域の電位状態グラフである。
【0024】現像ニップ650において、現像剤磁気ブ
ラシ604aが接触している感光体面領域は現像スリー
ブ623に現像バイアスが印加されることで帯電される
帯電領域93である。この帯電領域93において感光体
601に背面露光がなされることで露光部の感光体部分
の電位が選択的に低下してその電位低下露光部の感光体
面部分に現像剤磁気ブラシ604aから絶縁性トナー6
42が付着してトナー画像649が形成される。
【0025】一方、現像ニップ650において、現像剤
磁気ブラシ604aの長手両端部よりも外側の感光体面
部分は現像剤磁気ブラシとは非接触の未帯電領域95で
あるが、現像スリーブ623に現像バイアスを印加した
場合、現像剤磁気ブラシ604aの端部分において、現
像剤磁気ブラシ604aと、現像剤磁気ブラシ604a
に隣接し、かつ現像剤磁気ブラシ604aが接触しない
感光体601上の非接触部(未帯電領域)95にも図の
矢印の様に現像剤磁気ブラシ604aから絶縁性トナー
642が飛翔付着して非接触部95の現像剤磁気ブラシ
604aに隣接する部分の現像が行なわれてしまう。
【0026】このトナー付着は感光体ドラム600の回
転につれて次々に形成されるので、最終的に感光体ドラ
ム600の感光体601上を輪状に一周取り囲む様に形
成され、トナー輪690になる。このトナー輪690
は、感光体ドラム600の回転に伴って転写部に送られ
て転写されて被記録部材630を汚す、あるいは転写装
置と感光体601の間に入り込んで隙間を生じさせて転
写不良を発生させ、画像品位を低下させる原因となる。
【0027】本発明は同じく、2成分現像剤を用いた、
背面露光方式・帯電同時現像方式・電子写真方式の画像
形成装置であるが、上述のようなトナー輪690の発生
をなくして、汚れのない高品位の出力画像が長期間に渡
って安定して得られるようにした装置を提供することを
目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする画像形成装置である。
【0029】(1)感光体層を有する像担持体に対向
し、クリーニング、帯電、現像を行なうために導電性粉
体と絶縁性粉体からなる2成分現像剤による現像剤磁気
ブラシを有し、該現像剤磁気ブラシ側とは反対側の像担
持体背面側から露光を行なって画像を形成する装置にお
いて、像担持体上の現像剤磁気ブラシ両端相当部分に、
電気的にフロート状態にした導電性層を、その幅の一部
が現像剤磁気ブラシに接触し、幅の残りが磁気ブラシに
非接触であるように形成したことを特徴とする画像形成
装置。
【0030】(2)感光体層を有する像担持体に対向
し、クリーニング、帯電、現像を行なうために導電性粉
体と絶縁性粉体からなる2成分現像剤による現像剤磁気
ブラシを有し、該現像剤磁気ブラシ側とは反対側の像担
持体背面側から露光を行なって画像を形成する装置にお
いて、像担持体上の現像剤磁気ブラシ両端相当部分に、
電気的にフロート状態にした導電性層を、その幅の一部
が現像剤磁気ブラシに接触し、幅の残りが磁気ブラシに
非接触であるように形成し、さらにこれらの導電性層の
間隔Li 、像担持体の感光体層幅Lc 、及び転写装置の
幅Ltrが、 Lc >Li >Ltr なる関係を満たすことを特徴とする画像形成装置。
【0031】(3)感光体層を有する像担持体に対向
し、クリーニング、帯電、現像を行なうために導電性粉
体と絶縁性粉体からなる2成分現像剤による現像剤磁気
ブラシを有し、該現像剤磁気ブラシ側とは反対側の像担
持体背面側から露光を行なって画像を形成する装置にお
いて、電気的にフロート状態で、かつ像担持体上の現像
剤磁気ブラシ接触領域で像担持体と圧接する導電性ブラ
シを、現像剤磁気ブラシ両端部で、かつ被記録部材の進
行する方向に直交する幅の一部が現像剤磁気ブラシと接
触し、幅の残り部分が現像剤磁気ブラシと非接触となる
位置に配設したことを特徴とする画像形成装置。
【0032】(4)像担持体が光を透過する導電基体上
に感光体層を設けたものであることを特徴とする(1)
乃至(3)の何れかに記載の画像形成装置。
【0033】(5)現像剤磁気ブラシが現像剤磁気ブラ
シローラであることを特徴とする(1)乃至(3)の何
れかに記載の画像形成装置。
【0034】
【作用】 .像担持体上の現像剤磁気ブラシ両端相当部分に、電
気的にフロート状態にした導電性層を、その幅の一部が
現像剤磁気ブラシに接触し、幅の残りが磁気ブラシに非
接触であるように形成することで、現像剤磁気ブラシ担
持体に対する現像バイアス印加時には、導電性層部分全
体が現像剤磁気ブラシ担持体と同じ電位となる。このた
めに現像剤磁気ブラシ端部と導電性層部分には電位差が
ないために像担持体の現像剤磁気ブラシ非接触領域(未
帯電部)への現像剤の絶縁性粉体(トナー)の飛翔・付
着は行なわれず、従って従来生じていた像担持体上のト
ナー輪は形成されなくなる。
【0035】.さらに像担持体上に形成された導電性
層の間隔Li 、感光体層の幅Lc 、及び転写装置の幅L
trの各長さ関係をLc >Li >Ltrとすることで、この
長さ関係による像担持体上に形成された導電性層は転写
装置に接触しないので、転写装置に印加されるバイアス
と現像剤磁気ブラシ担持体に印加されるバイアスの間で
の電流のリークを防止出来、安定した画像形成が可能と
なった。
【0036】.電気的にフロート状態で、かつ像担持
体上の現像剤磁気ブラシ接触領域で像担持体と圧接する
導電性ブラシを、現像剤磁気ブラシ両端部で、かつ被記
録部材の進行する方向に直交する幅の一部が現像剤磁気
ブラシと接触し、幅の残り部分が現像剤磁気ブラシと非
接触となる位置に配設することで、現像バイアス印加時
には導電性ブラシが現像剤磁気ブラシ担持体と同じ電位
となる。このために像担持体の現像剤磁気ブラシ非接触
領域へは導電性ブラシからの電荷注入により帯電が行な
われることとなり、現像剤磁気ブラシの端部と、像担持
体の現像剤磁気ブラシ非接触領域が隣接しなくなるの
で、像担持体の現像剤磁気ブラシ非接触領域への現像剤
の絶縁性粉体(トナー)の飛翔・付着は行なわれず、従
ってこの構成によっても従来生じていた像担持体上のト
ナー輪は形成されなくなる。
【0037】
【実施例】
〈第1の実施例〉(図1〜図3) 図1は本発明に従う画像形成装置例の概略構成図、図2
は該装置の構成部材の配置関係を示した展開的平面模型
図、図3は像担持体としての感光体ドラムの層構成模型
図、図4は現像ニップの感光体上の現像剤ブラシ接触領
域の長手一端部側の拡大模型図と、感光体の帯電領域、
露光部、未帯電領域の電位状態グラフである。
【0038】本実施例の装置も背面露光方式・帯電同時
現像方式の電子写真装置であり、前述図8〜図11の装
置と共通する構成部材・部分には同一の符号を付して再
度の説明を省略する。
【0039】(a)感光体ドラム600 感光体ドラム600の透光性・導電基体610は、図3
の模型図のように、透光性基体611の表面に透明導電
層612を形成してなる。その上に後述するように4層
構成の感光体層601(有機光導電層)を形成してあ
る。透明導電層612はドラム端部の導電接触部材を介
してアースに落としており、後述する現像スリーブ62
3との間に現像バイアスを印加させる。
【0040】また本実施例で用いた像担持体としての感
光体ドラム600は、図2のように、感光体601の現
像剤磁気ブラシ604aの両端部に相当する部分の最表
層に電気的にフロート状態にした導電性層695を感光
体周方向に形成してある。
【0041】感光体ドラム600は出力速度で6枚/分
相当である40mm/secで回転するように端部駆動
ギア(不図示)に駆動力を伝達されている。
【0042】また感光体ドラム内部には、現像スリーブ
623と対向する位置に露光装置である解像度300d
piのLEDヘッド603を感光体層601に結像する
ように定置配置している。
【0043】感光体ドラム600の透光性基体611は
ガラスを直径30mm、長さ300mmのシリンダー状
に成型したものを用いた。基体材料としてはガラスの様
な透明無機材料以外にポリカーボネート、PET、PM
MA等の透光性樹脂材料を同様のシリンダー状又はベル
ト状に加工したものでもよい。
【0044】透明導電層612はITO膜又は酸化スズ
膜等を真空蒸着法又はディップコーティング法により、
約0.5μm厚、長手方向の幅300mmに成膜した。
【0045】感光体層601は長手方向の幅280mm
に渡って形成され、かつ図3のように4層からなり、下
層から注入阻止層(CPL)613、電荷発生層(CG
L)614、電荷輸送層(CTL)615及び電荷注入
層(OCL)616の順に積層してある。電気発生層6
14としてポリビニルブチラール樹脂+ジスアゾ系顔料
を1μm厚に、電荷輸送層615としてポリカーボネー
ト樹脂+ヒドラゾンを13μm厚に、さらに電荷注入層
616としてホスファゼン樹脂に導電性フィラーである
酸化スズを20重量%を加えたものを4μm厚に、それ
ぞれ塗工したものを用いた。
【0046】なお、感光体層601としては有機系光導
電材料以外にA−SiやCds等の無機系感光体材料を
用いてもよい。
【0047】感光体601の現像剤磁気ブラシ604a
の両端部に相当する部分の最表層に電気的にフロート状
態にして、感光体周方向に形成具備させた導電性層69
5は、Cuを真空蒸着法により感光体ドラムを回転させ
ながら0.5μmの厚さに成膜し、蒸着時のマスキング
により幅10mmで形成したものである。
【0048】マスキングによる該導電性層部695は、
240mmの間隔Li を隔てて2本形成され、感光体6
01を画像形成装置に組み込んだ状態で各々の導電性層
695・695部分が現像剤磁気ブラシ604aの長手
方向端部の接触部と非接触部が均等に幅5mmずつにな
るように配設されている。すなわち、導電性層695
を、その幅の一部が現像剤磁気ブラシ604aの端部に
接触し、幅の残りが非接触であるように形成してある。
【0049】(b)現像器602 現像器602は、直径30mm・長さ260mmの非磁
性導電性材料からなる回転可能な現像スリーブ623
と、スリーブ内部に配しかつ固定された磁石624、現
像剤規制部材625、端部シール部材626、現像剤攪
拌機構627等から構成されている。現像スリーブ62
3は現像電源631に接続され現像バイアスVが印加さ
れる。
【0050】622は現像器602内に対するトナー供
給ユニット、628はトナー供給ローラである。現像器
602内の2成分現像剤604中のトナー分が現像によ
り消費されていき、導電性キャリアとの混合比(トナー
濃度)が許容下限になったことが不図示のトナー濃度検
知手段で検知されると、トナー供給ローラ628が駆動
されてトナー供給ユニット622から現像器602内へ
トナーが供給される。その供給トナーは現像剤攪拌機構
627で現像器602内の現像剤604内に混ぜ合わさ
れ、該現像剤604中のトナー濃度が所定に回復したこ
とがトナー検知手段で検知されるとトナー供給ローラ6
28の駆動が停止される。この動作の繰り返しで、現像
器602内の現像剤604のトナー濃度が所定に維持さ
れる。
【0051】端部シール部材626は、現像スリーブ6
23の両端部側からの現像剤の吹き出し防止とスリーブ
上の長手方向での現像剤の幅の規制を行なうために現像
スリーブ623の両端部側に配設したフェルトからなる
部材であり、シール部材間250mmで圧接配置してあ
る。端部シール部材626の規制を受け、現像スリーブ
623面に形成される現像剤604による磁気ブラシ6
04aの幅も250mmであった。
【0052】また現像スリーブ623は端部の駆動ギア
(不図示)に駆動力を伝達されて回転し、現像剤磁気ブ
ラシ層604aを搬送する。本実施例では現像スリーブ
623は帯電性能を向上させるために、相対速度で50
0%となるように240mm/secで回転させた。
【0053】感光体ドラム600と現像スリーブ623
は、スリーブ両端側に配設された間隔270mmの突き
当てコロ619・619によって両者600・623間
に500μmのキャップ(Gap)間隔を維持するよう
に対向配設してある。
【0054】現像剤規制部材625は、現像スリーブ6
23に保持された現像剤磁気ブラシ604aが上記のギ
ャップ部で感光体ドラム600に接触し、かつ接触領域
が幅10mm位の現像剤ニップ650が形成される様
に、現像剤磁気ブラシ604aの層厚を550μmに規
定する位置に固定配設してある。現像剤規制部材625
は真鍮製の金属板状接触部材を用いた。
【0055】現像剤604は、導電性磁性キャリア64
1と絶縁性トナー642を混合した2成分現像剤であ
る。
【0056】導電性磁性キャリア641は感光体601
への帯電性の点から体積固有抵抗で108 Ω−cm以下
で有ることが適当であり、より好ましくは106 Ω−c
m以下である。体積固有抵抗が前述値以上で有ると感光
体601への電荷の注入が阻害され、帯電不良かぶりや
帯電ゴーストが発生し画像品位を低下させる。
【0057】さらにキャリアの平均粒径は100μm以
下で有ることが適当であり、好ましくは40μm以下で
有る。キャリア径がトナー径に比較して余り大きくなる
と、トナー642とキャリア641の重量混合比率(T
/C比)の変動によって現像剤の体積固有抵抗が急激に
変わり、感光体601への電荷の注入が阻害されるので
好ましくない。キャリアと感光体表面との接触性が阻害
され、帯電不良及び転写残りトナーのクリーニング不良
が生じる。
【0058】又、キャリアの磁気特性については1KO
e磁場での磁化が40〜100Am2 /gが適当であ
る。キャリアの磁気特性はキャリア粒径にも影響され、
粒径が余り小さい場合にはキャリア1個当たりの磁気拘
束力が小さくなり、画像形成中にキャリアがトナーと共
に現像されるキャリア付着現象が発生して画像品位を低
下させる。
【0059】キャリア材料としては従来の2成分現像剤
と同様にフェライト、マグネタイト等の磁性酸化物粉
体、鉄粉等の磁性金属粉体、前記磁性体をバインダー樹
脂中に均一分散させた導電性粉体等が使用可能である。
又、前述の体積固有抵抗を満たすために表面にカーボン
等の導電性粉体を付着させる、あるいはNi等の導電性
薄膜を表面に被覆させる等の表面導電化処理を行ない抵
抗値を下げたり、あるいは樹脂コート等の表面保護処理
により抵抗値を上げる処理を行なったものであってもよ
い。
【0060】(c)画像形成工程 画像形成時には、感光体ドラム600と現像スリーブ6
23が図1中の回転方向666、667の方向に回転す
る。
【0061】現像スリーブ623が回転することにより
現像剤磁気ブラシ層604aが搬送されて、感光体ドラ
ム600と現像スリーブ623との最接近対向部に幅約
10mmの10mmの現像ニップ(現像剤溜まり)65
0が形成される。感光体ドラム600の周速と、現像剤
ブラシ404aの搬送速度(現像スリーブ623の周
速)には速度差を持たせているので、現像ニップ650
において感光体ドラム600面に現像剤ブラシ604a
による摺擦力が生じる。この摺擦力により感光体601
上に転写されずに残った転写残トナー649a(図1
0)はかきとられ、クリーニングが行なわれ、かきとら
れたトナーは現像器620内に回収され、再び利用され
る。
【0062】現像電源631から現像スリーブ623に
現像バイアスVを印加することで、現像ニップ650内
において現像剤磁気ブラシ604a中の導電性キャリア
641を介して感光体601に電荷が注入され、感光体
601の帯電が行なわれる。
【0063】現像ニップ650内の帯電が完了した位置
で、感光体601の透明支持体610側に配設された露
光装置であるLEDヘッド603により画像信号を露光
して静電潜像を形成する。
【0064】露光後、潜像部は電位が低下しているため
に現像スリーブ623との間に電位差(現像コントラス
ト)が生じるので、絶縁性トナー624が感光体601
側に付着して現像649(図4)が行なわれる。
【0065】現像工程は現像剤磁気ブラシ604aが感
光体601から離れる現像ニップ端まで続き、感光体6
01上に絶縁性トナー642による画像649が形成さ
れる。
【0066】本例の背面露光方式の電子写真装置におい
ては現像ニップ650(図10)内を、露光位置647
を境としてその上流側7mm幅の領域を帯電領域64
6、下流側3mm幅の領域を現像領域648に用いてい
る。
【0067】ここで現像ニップ650内の帯電領域64
6の幅方向長さは、現像剤磁気ブラシ604aによる現
像スリーブ623からの電荷注入で感光体表面が現像バ
イアスの電位にまで帯電させることが出来る距離である
ように決定される。この現像ニップ650内の帯電領域
646の幅方向長さが、本実施例の場合7mmより短く
なると、帯電で感光体表面を現像バイアスの電位にまで
到達させることが出来なくなり、現像スリーブ623と
感光体601との間に電位差(現像コントラスト)が生
じるので感光体601上に絶縁性トナー642が不必要
に付着してしまう。
【0068】感光体601上に形成されたトナー画像6
49は感光体ドラム600の回転につれて転写部に送ら
れる。転写部では転写電源662から幅Ltr(図2)2
30mmの転写装置(転写ローラ)606に転写バイア
スが印加されて、トナー画像649が感光体601から
幅210mmの被記録部材630に転写される。
【0069】トナー画像649の転写を受けた被記録部
材630はさらに定着装置607へと送られ、被記録部
材630上のトナー画像は加熱加圧により永久定着さ
れ、画像形成が完了する。
【0070】(d)導電性層695によるトナー輪の発
生防止 現像ニップ650において、現像剤磁気ブラシ604a
の長手方向両端部は図2・図4のようにそれぞれその側
の感光体601上の導電性層695・695の一部分に
接触している。
【0071】従って、現像スリーブ623に対する現像
バイアス印加時には、図4に示すように導電性層695
部分全体が現像スリーブ623と同じ電位となる。この
ために現像剤磁気ブラシ端部と導電性層695部分には
電位差がないために感光体601の現像剤磁気ブラシ非
接触領域(未帯電部)94へのトナーの飛翔・付着は行
なわれず、従って従来生じていた感光体上のトナー輪6
90(図9・図11)は形成されなくなる。
【0072】本実施例にあっては、図2のように、感光
体601上の、現像剤磁気ブラシ604aの長手方向両
端部の非接触部に相当する位置に、電気的にフロート状
態にした導電性層695を一部が現像剤磁気ブラシ60
4aに接触する様に形成し、さらに感光体601上に形
成された導電性層695・695の間隔Li 、感光体ド
ラム600の感光体層601の幅Lc 、及び転写装置6
06の幅Ltrの各長さが Lc >Li >Ltr なる関係を満たし、更に転写装置幅Ltrが感光体601
上に形成された導電性層695・695の間隔Li の内
側に配置し、具体的には各幅の中心軸を一致させる様に
構成されている。
【0073】この長さ関係による感光体601上に形成
された導電性層695は転写装置606に接触しないの
で、転写装置606に印加されるバイアスと現像スリー
ブ623に印加されるバイアスの間での電流のリークを
防止出来る。
【0074】この様に感光体601上にフロート状態の
導電性層695を設けた構成を採ることにより、磁気ブ
ラシ両端部に対応する感光体面部分にトナー輪が発生す
ることを防止できる。
【0075】更に上記の長さ関係Lc >Li >Ltrを採
ることにより、現像バイアスと転写バイアスの間の電流
リークを防止出来るので安定した画像形成が可能となっ
た。
【0076】なお、本発明の思想は像担持体としての感
光体上の現像剤磁気ブラシ端部相当の位置に電気的にフ
ロート状態の導電性層を設けかつ導電性層の一部を磁気
ブラシに接触させることにより、感光体の現像剤磁気ブ
ラシ端部近傍での非接触部分の電位を磁気ブラシの電位
と等しくなるようにすることであり、導電性層の材料及
び形成方法により限定されるものではない。
【0077】〈第2の実施例〉(図5〜図7) 本実施例は、上述の第1の実施例において感光体601
上に導電性層695・695を形成具備させる代わり
に、図5〜図7のように、電気的にフロート状態で、か
つ感光体601上の現像剤磁気ブラシ接触領域で感光体
601と圧接する導電性ブラシ696・696を、現像
剤磁気ブラシ両端部で、かつ被記録部材の進行する方向
に直交する幅の一部が現像剤磁気ブラシと接触し、幅の
残り部分が現像剤磁気ブラシと非接触となる位置に配設
することで、トナー輪の発生を防止したものである。
【0078】本実施例において、導電性ブラシ696・
696はそれぞれ幅10mm、長さ30mmであり、電
気的にフロート状態にして感光体601に圧接させた状
態で現像器602に組み付けた。
【0079】導電性ブラシ696・696は、現像剤磁
気ブラシ604aの長手方向両端部に対応する感光体面
部分であって、かつ感光体ドラム600を画像形成装置
に組み込んだ状態で幅方向に関しては各々の導電性ブラ
シ696・696の現像剤磁気ブラシ604aとの接触
部と非接触部が均等に幅5mmずつになるように、長さ
方向に関しては中央位置で感光体601に圧接するよう
に固定配設されている。
【0080】導電性ブラシ696としては、ユニチカ
(株)製の導電製レーヨン繊維REC−Bをパイル地に
したものを用いた。この導電性ブラシ696の特性は6
00デニール/フィラメント、1平方ミリメートル当た
り155本の密度で、ブラシの電気抵抗は105 Ωであ
った。
【0081】現像ニップ650において、感光体601
上の現像剤磁気ブラシ604aの長手方向両端部におい
ては現像剤磁気ブラシ604aと感光体601が導電性
ブラシ696を挟んで接触していることから、現像バイ
アス印加時には図7に示すように導電性ブラシ696が
現像スリーブ623と同じ電位となる。
【0082】このために感光体601の現像剤磁気ブラ
シ非接触領域94へは導電性ブラシ696からの電荷注
入により帯電が行なわれることとなり、現像剤磁気ブラ
シ604aの端部と、感光体601の現像剤磁気ブラシ
非接触領域94が隣接しなくなるので、感光体601の
現像剤磁気ブラシ非接触領域94へのトナーの飛翔・付
着は行なわれず、従って従来生じていた感光体上のトナ
ー輪は形成されなくなる。
【0083】この様に感光体601上の現像剤磁気ブラ
シの両端部位置にフロート状態の導電性ブラシ696・
696を配設した構成を採ることにより、磁気ブラシ両
端部のトナー輪の発生が防止でき、安定した画像形成が
可能となった。
【0084】なお、本発明の思想は像担持体としての感
光体601上の現像剤磁気ブラシの両端部位置にフロー
ト状態の導電性ブラシ696・696を配設し、かつ導
電性ブラシの一部を磁気ブラシに接触させることによ
り、磁気ブラシ端部近傍での感光体との接触を導電性ブ
ラシにより行ない感光体を帯電させることであり、導電
性ブラシの材料及び配設手段により限定されるものでは
ない。又、本実施例では両端部をそれぞれに1個ずつの
導電性ブラシを使用したが、本発明の思想より必ずしも
分割されたものでなくともよい。
【0085】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、2成分現
像剤を用いた、背面露光方式・帯電同時現像方式・電子
写真方式の画像形成装置について、現像剤磁気ブラシ担
持体に対する現像バイアス印加中に、現像ニップにおけ
る現像剤磁気ブラシの長手方向両端側において、該両端
部よりも外側の現像剤ブラシ非接触領域部の現像剤磁気
ブラシ端部に隣接する像担持体面部分にトナー輪が生じ
るのを防止することができ、トナー輪の発生に起因する
転写装置や被記録部材のトナー汚染をなくして、汚れの
ない高品位の出力画像を長期に渡って安定に得ることが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例装置の概略構成図
【図2】該装置の構成部材の配置関係を示した展開的平
面模型図
【図3】感光体ドラムの層構成模型図
【図4】現像ニップの感光体上の現像剤ブラシ接触領域
の長手一端部側の拡大模型図と、感光体の帯電領域、露
光部、未帯電領域の電位状態グラフ
【図5】第2の実施例装置の構成部材の配置関係を示し
た展開的平面模型図
【図6】現像ニップ部分の側面模型図
【図7】現像ニップの感光体上の現像剤ブラシ接触領域
の長手一端部側の拡大模型図と、感光体の帯電領域、露
光部、未帯電領域の電位状態グラフ
【図8】従来装置例の概略構成図
【図9】該装置の構成部材の配置関係を示した展開的平
面模型図
【図10】現像ニップ部分の側面模型図
【図11】現像ニップの感光体上の現像剤ブラシ接触領
域の長手一端部側の拡大模型図と、感光体の帯電領域、
露光部、未帯電領域の電位状態グラフ
【符号の説明】
600 像担持体としての感光体ドラム 601 感光体(感光体層) 610 透光性・導電基体 602 現像器 603 画像露光装置としてのLEDヘッド 604 2成分現像剤 604a 現像剤磁気ブラシ 623 現像剤磁気ブラシ担持体としての現像スリー
ブ 631 現像電源(現像バイアス印加電源) 432 電圧調整回路 650 現像ニップ 606 転写装置(転写ローラ) 662 転写電源(転写バイアス印加電源) 607 定着器 630 被記録部材(転写材) 690 トナー輪 695 導電性層 696 導電性ブラシ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体層を有する像担持体に対向し、ク
    リーニング、帯電、現像を行なうために導電性粉体と絶
    縁性粉体からなる2成分現像剤による現像剤磁気ブラシ
    を有し、該現像剤磁気ブラシ側とは反対側の像担持体背
    面側から露光を行なって画像を形成する装置において、 像担持体上の現像剤磁気ブラシ両端相当部分に、電気的
    にフロート状態にした導電性層を、その幅の一部が現像
    剤磁気ブラシに接触し、幅の残りが磁気ブラシに非接触
    であるように形成したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 感光体層を有する像担持体に対向し、ク
    リーニング、帯電、現像を行なうために導電性粉体と絶
    縁性粉体からなる2成分現像剤による現像剤磁気ブラシ
    を有し、該現像剤磁気ブラシ側とは反対側の像担持体背
    面側から露光を行なって画像を形成する装置において、 像担持体上の現像剤磁気ブラシ両端相当部分に、電気的
    にフロート状態にした導電性層を、その幅の一部が現像
    剤磁気ブラシに接触し、幅の残りが磁気ブラシに非接触
    であるように形成し、さらにこれらの導電性層の間隔L
    i 、像担持体の感光体層幅Lc 、及び転写装置の幅Ltr
    が、 Lc >Li >Ltr なる関係を満たすことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 感光体層を有する像担持体に対向し、ク
    リーニング、帯電、現像を行なうために導電性粉体と絶
    縁性粉体からなる2成分現像剤による現像剤磁気ブラシ
    を有し、該現像剤磁気ブラシ側とは反対側の像担持体背
    面側から露光を行なって画像を形成する装置において、 電気的にフロート状態で、かつ像担持体上の現像剤磁気
    ブラシ接触領域で像担持体と圧接する導電性ブラシを、
    現像剤磁気ブラシ両端部で、かつ被記録部材の進行する
    方向に直交する幅の一部が現像剤磁気ブラシと接触し、
    幅の残り部分が現像剤磁気ブラシと非接触となる位置に
    配設したことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 像担持体が光を透過する導電基体上に感
    光体層を設けたものであることを特徴とする請求項1乃
    至同2の何れかに記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 現像剤磁気ブラシが現像剤磁気ブラシロ
    ーラであることを特徴とする請求項1乃至同3の何れか
    に記載の画像形成装置。
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