JPH0933841A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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Publication number
JPH0933841A
JPH0933841A JP18554895A JP18554895A JPH0933841A JP H0933841 A JPH0933841 A JP H0933841A JP 18554895 A JP18554895 A JP 18554895A JP 18554895 A JP18554895 A JP 18554895A JP H0933841 A JPH0933841 A JP H0933841A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
printing
focal length
dot density
scanning device
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP18554895A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Akatsu
和宏 赤津
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Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
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Publication of JPH0933841A publication Critical patent/JPH0933841A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】Fθレンズの焦点距離を所定の範囲にすること
で、安価でかつ、高速印刷、高ドット密度印刷、広印刷
幅などを実現できるようにする。 【解決手段】レーザ等の光源1から出た光は、入射ビー
ム光学系2を通って、回転多面鏡3により偏向走査され
る。この光はFθレンズ4を通って感光ドラム5上の所
定の場所へ結像される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザビームプリン
タ、コピー装置等に使用される光走査装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】式(2)は従来の光走査装置のFθレン
ズの焦点距離を求めるための関係式である。 F≧W/θ ・・・ (2) ただし、FはFθレンズの焦点距離、Wは走査幅、θは
実現可能な最大の走査画角、である。
【0003】従来の光走査装置のFθレンズの焦点距離
の決定手順を説明する。まず、式(2)により、実現可
能なFθレンズの焦点距離の範囲を決める。次に、その
焦点距離の制約の中でFθレンズを作成する。このFθ
レンズは、結像面が感光体と同じになるように、かつF
θ性が良く等速走査できるようなレンズである。このと
きのFθレンズの焦点距離は、式(2)の範囲ならよい
ので、最も結像面がたいらで、かつFθ性が優れるよう
なFθレンズの焦点距離を選べば良い。そのあと、所定
のビームを所定の走査幅へ偏向走査できるような回転多
面鏡の面数、大きさを決める。この回転多面鏡は、大き
すぎると回転させるのが困難になるので、なるべく小さ
い回転多面鏡にしたほうが都合が良い。
【0004】例えば、走査幅W=400mm、実現可能
な走査画角θ=±30度であれば、式(2)から、F≧
382mmと求められる。この条件で、結像がたいら
で、Fθ性の良いFθレンズを示す。この時のFθレン
ズの焦点距離は、490mmであり、構成は図3のよう
になる。この時の走査画角は、±23.4度、光源波長
は488nmであるので、回転多面鏡の形状を計算する
と、面数12面、内接円半径38.5mmと求められ
る。この時、プロセス速度を32.5ips、印刷ドッ
ト密度を240dpiとすると、最小画素を書くのに必
要な時間は26.4nsと計算できる。以上の様に、従
来の光走査装置は構成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、レーザビームプ
リンタ等の性能を向上させ、しかも安価に製造できるよ
うな要求が高まっている。つまり、高速印刷、高ドット
密度印刷、広印刷幅などの性能を持ちかつできるだけ安
価に製造できるようにすることである。上記の、従来の
構成では、最小画素を書くのに必要な時間は、26.4
nsとなっており、もっと小さくしても、実現可能であ
った。
【0006】本発明の目的は、Fθレンズの焦点距離を
所定の範囲にすることで、安価でかつ、高速印刷、高ド
ット密度印刷、広印刷幅などを実現できるようにするこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、光源からの
ビームを回転多面鏡に入射させるための入射ビーム光学
系と、その光を偏向走査する回転多面鏡と、その偏向走
査された光を所定の場所へ等速走査させるFθレンズか
らなる光走査装置において、Fθレンズの焦点距離を式
(1)の範囲にすることにより達成される。 F≦NM/4πVD2t ・・・ (1) ただし、FはFθレンズの焦点距離、Nは回転多面鏡の
面数、Mはビーム数、4、π、は係数、Vはプロセス速
度、Dは印刷ドット密度、tはレ−ザ制御回路で実現で
きる最小画素を印刷する時間の最小値である。
【0008】
【作用】本発明によれば、式(1)にもとずいた光走査
装置を得られるので、安価で高性能な光走査装置を提供
できる。
【0009】
【実施例】図1に本発明による光走査装置の実施例の外
観を示す。図1においてレーザ等の光源1から出た光
は、入射ビーム光学系2を通って、回転多面鏡3により
偏向走査される。この光はFθレンズ4を通って感光ド
ラム5上の所定の場所へ結像される。このFθレンズの
焦点距離を式(1)の近傍にすることで、高速印刷、高
ドット密度印刷、広印刷幅に対し最も性能のよくなる光
走査装置を得ることができる。以下に式(1)について
詳しく説明する。
【0010】1秒間に印刷物もしくは感光ドラムがすす
む距離は、プロセス速度をVインチ/秒とするとVイン
チである。この間を印刷ドット密度Dドット/インチで
走査するから、Vインチの間に走査線はV×D本あるこ
とになる。これが1秒間の走査本数である。一方、回転
多面鏡の面数をNとすると、1面で走査できる角度は4
π/Nラジアンである。また、Fθレンズの焦点距離を
Fとすると、走査幅Wは、式(3)のように表せる。 W=4πF/N ・・・ (3) 走査線は、印刷ドット密度Dドット/インチで画素に分
かれているから、走査幅Wの中の画素数Gは、式(4)
のようになる。 G=4πFD/N ・・・ (4) よって、1秒間の全画素数Zは、式(5)のようにな
る。 Z=4πFD2V/N ・・・ (5) 以上のことから、レ−ザ制御回路で実現できる最小画素
を印刷する時間の最小値をtとすると、tは式(6)の
ようになる。 t≦N/(4πFD2V) ・・・ (6) また、マルチビームのビーム数をMとすれば式(6)
は、式(7)の様になる。 t≦NM/(4πFD2V) ・・・ (7) この式を変形すると、式(1)となる。この式(1)の
Fθレンズの焦点距離は小さい方が、高速印刷、高ドッ
ト密度印刷、広印刷幅などの性能を上げることができる
が、小さすぎるとそれにともなって走査画角が大きくな
るため、像面がたいらで、Fθ性の優れたFθレンズを
安価に作ることが困難になってくる。一般に、Fθレン
ズを作る側からすると、焦点距離は大きいほど容易であ
る。しかし、大きすぎると従来のように、高速印刷、高
ドット密度印刷、広印刷幅などの性能を上げられなくな
る。したがって、本発明の式(1)の範囲で、最も大き
いときが、最も良い光走査装置を提供することができる
構成であることになる。
【0011】本発明では、図2のように変調器を用いた
場合でも全く同じように使うことができる。実際に数値
をいれて、以下に3種類の例について説明する。第1の
例として、プロセス速度7.1インチ/秒、印刷ドット
密度600ドット/インチ、走査幅450mmを実現す
る、回転多面鏡の面数8の光走査装置について考える。
レ−ザ制御回路で実現できる最小画素を印刷する時間の
最小値tを15nsとすると、式(1)よりFθレンズ
の焦点距離は、421.8mm以下と求められる。よっ
て、この範囲の焦点距離をもつFθレンズを用いれば高
性能な光走査装置を得ることができる。なかでも最も良
いものは、421.8mmのものである。このFθレン
ズの例を図4にしめす。これは、焦点距離421mmの
ものである。
【0012】第2の例として、プロセス速度44インチ
/秒、印刷ドット密度240ドット/インチ、走査幅4
50mmを実現する、回転多面鏡の面数12の光走査装
置について考える。レ−ザ制御回路で実現できる最小画
素を印刷する時間の最小値tを20nsとすると、式
(1)よりFθレンズの焦点距離は、478.5mm以
下と求められる。よって、この範囲の焦点距離をもつF
θレンズを用いれば高性能な光走査装置を得ることがで
きる。なかでも最も良いものは、478.5mmのもの
である。
【0013】第3の例として、マルチビームの例を示
す。本発明では、マルチビームであっても同様に計算で
きる。式(1)ので、プロセス速度44インチ/秒、印
刷ドット密度240ドット/インチ、走査幅450mm
を実現する、回転多面鏡の面数12の光走査装置につい
て考える。レ−ザ制御回路で実現できる最小画素を印刷
する時間の最小値tを1ビームあたり20nsとする
と、式(1)よりFθレンズの焦点距離は、522.3
mm以下と求められる。よって、この範囲の焦点距離を
もつFθレンズを用いれば高性能な光走査装置を得るこ
とができる。なかでも最も良いものは、522.3mm
のものである。
【0014】
【発明の効果】本発明の光走査装置によれば、高速印
刷、高ドット密度印刷、広印刷幅を安価で実現させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図である。
【図2】本発明のもうひとつの実施例を示す図である。
【図3】従来のFθレンズの構成図である。
【図4】本発明のFθレンズの構成図である。
【符号の説明】
1は光源、2はコリメータレンズ、3は回転多面鏡、4
はFθレンズ、5は感光体、6はAOモジュレータであ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源からのビームを回転多面鏡に入射させ
    るための入射ビーム光学系と、その光を偏向走査する回
    転多面鏡と、その偏向走査された光を所定の場所へ等速
    走査させるFθレンズからなる光走査装置において、F
    θレンズの焦点距離を式(1)の範囲にすることを特徴
    とする光走査装置。 F≦NM/4πVD2t ・・・ (1) ただし、FはFθレンズの焦点距離、Nは回転多面鏡の
    面数、Mはビーム数、4、π、は係数、Vはプロセス速
    度、Dは印刷ドット密度、tはレ−ザ制御回路で実現で
    きる最小画素を印刷する時間の最小値である。
JP18554895A 1995-07-21 1995-07-21 光走査装置 Withdrawn JPH0933841A (ja)

Priority Applications (1)

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JP18554895A JPH0933841A (ja) 1995-07-21 1995-07-21 光走査装置

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JP18554895A JPH0933841A (ja) 1995-07-21 1995-07-21 光走査装置

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JPH0933841A true JPH0933841A (ja) 1997-02-07

Family

ID=16172741

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18554895A Withdrawn JPH0933841A (ja) 1995-07-21 1995-07-21 光走査装置

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JP (1) JPH0933841A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009015044A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Konica Minolta Opto Inc 走査光学系、光走査装置及び画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009015044A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Konica Minolta Opto Inc 走査光学系、光走査装置及び画像形成装置

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Legal Events

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Effective date: 20021001