JPH0933638A - 超音波送受波回路 - Google Patents

超音波送受波回路

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JPH0933638A
JPH0933638A JP7186996A JP18699695A JPH0933638A JP H0933638 A JPH0933638 A JP H0933638A JP 7186996 A JP7186996 A JP 7186996A JP 18699695 A JP18699695 A JP 18699695A JP H0933638 A JPH0933638 A JP H0933638A
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JP
Japan
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transistor
transmitting
ultrasonic
diode
transmission
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Application number
JP7186996A
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English (en)
Inventor
Yasuto Takeuchi
康人 竹内
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GE Healthcare Japan Corp
Original Assignee
GE Yokogawa Medical System Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
    • G01N2291/044Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects

Landscapes

  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波プローブに内蔵可能なように小型に構
成し、また、受信アンプの入力インピーダンスを高イン
ピーダンスとせずに構成した超音波送受波回路を実現す
る。 【解決手段】 超音波を送受波する振動子TDを含む超
音波プローブと、この超音波プローブに駆動パルスを供
給し、この超音波プローブから得られた受信信号を処理
する処理部を備えた本体と、この本体と超音波プローブ
との間で駆動パルス若しくは受信信号を伝達するケーブ
ルとを備えた超音波送受波回路であって、前記超音波プ
ローブ内に設けられ、受信時に前記振動子の各エレメン
トの出力をエミッタで受け、前記ケーブルにコレクタよ
り出力するベース接地のトランジスタQ1と、送信時に
駆動パルスを伝達するため、前記トランジスタのエミッ
タ・コレクタ間に配置されたダイオードD1〜D4とを
備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波送受波回路に
関し、特に、ソナー,医用超音波装置,金属探傷機等の
超音波パルスエコーシステムにおける探触子若しくは振
動子エレメントに直結される超音波の送受に直接かかわ
る電子回路としての超音波送受波回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の超音波送受波回路の一例を図4に
示す。このような回路において、パルサ(図示せず)よ
り急峻な立上りで幅の狭い送波パルスをコンデンサC01
を介して与えると、ケーブルCABを介して振動子エレ
メントTDに印加され、振動子エレメントはこれにより
付勢されて超音波を送出する。
【0003】抵抗R01及びR02は振動子エレメントの等
価インピーダンス比べて十分大きくしておくことによ
り、前記パルスが受信回路側に入ってくる量は実質上無
視できる。
【0004】送波後に振動子エレメントTDで超音波を
受波し電気信号に変換して得られるエコー信号は、抵抗
R02及びコンデンサC02(直流カット用)を介してトラ
ンジスタQ01に導かれる。この場合、コンデンサC01と
パルサ間は電気的に開放となっている。尚、トランジス
タQ01のベースにはエコー信号の低周波成分をカットす
るためのインダクタンスL1 及び過大入力防止のための
ダイオードD1 ,D2 がコモンライン間に接続されてい
る。
【0005】トランジスタQ01で増幅されたエコー信号
はトランス1 を介して受波出力として出力され、処理回
路(図示せず)へ送られる。このような従来回路におい
て、常識的諸元値で言って振動子エレメントの等価イン
ピーダンスが数10Ω乃至数100Ω位(超音波周波数
を3MHz 程度とすると1000pF〜100pFに相
当)までの場合は支障はないが、それより小さい値にな
った場合は、ケーブルCABの容量が影響するようにな
る。
【0006】即ち、ケーブルの容量が回路に並列に入っ
て見掛上の結合係数を低下させるようになる。これは特
に周波数が高く、振動子エレメントが小さくならざるを
得ない場合、或いは周波数によらずとも振動子アレイの
波源のピッチを細かくする場合に副作用として効果す
る。
【0007】更に、圧電物質としてセラミックではな
く、PVDFや複合材料のような圧電セラミックより2
桁程度も誘電率εの小さい、従って静電容量の小さい圧
電材料を振動子として用いるときは著しい問題と化す。
そのような場合、アレイの中の1個のエレメントの静電
容量が数10pF乃至数pFでインピーダンスが1kΩ
乃至数kΩということはしばしばある。このようなアレ
イに対して1m当り100pF程度も呈するようなシー
ルド線や同軸ケーブルを直結することは著しく結合係数
を低下することになる。
【0008】但し、このような場合にその同軸ケーブル
より手前にバッファアンプ等のインピーダンス変換手段
を入れれば上記問題は解決するものの、構成が複雑化し
小形化することが難しくなる欠点がある。
【0009】このような小型化困難な問題を克服するた
めに、本件出願の発明者は実願昭59−86528号に
より、プローブに内蔵可能な超音波送受波回路を提案し
ている。
【0010】この超音波送受波回路は図5に示したよう
なものである。ここでは、1つの振動子エレメントに直
結する1組の送受波回路を示し、他のエレメントについ
ても同様の構成である。この図5において、Q1 はジャ
ンクションFET(以下JFETという)であり、Q2
はトランジスタである。トランスT1とコモンライン間
にはダイオードD3 ,JFETQ1 ,トランジスタQ2
の直列回路が挿入されている。JFETQ1 のゲートは
振動子エレメントに直結し、更にJFETQ1 のゲート
・ソース間には互いに逆向きの並列接続のダイオードD
1 ,D2 及び抵抗R1 が接続され、又JFETQ1 のソ
ースとコモンライン間(トランジスタQ2 のコレクタ・
エミッタ間にも相当する)に抵抗R2 が接続されてい
る。
【0011】このJFETQ1 とトランジスタQ2 の共
通接続点にはコンデンサC1 を介してパルサ(図示せ
ず)からのエレメント付勢用の送波パルスが与えられ
る。そして、トランジスタQ2 のベースにはストローブ
信号(ロー・アクティブ)が与えられる。
【0012】このような構成における動作を説明する。
まず送波に先立ってトランジスタQ2 にストローブ信号
(ローレベル)を与えてOFFにしておく。次に、コン
デンサC1 を介してパルサより図中に示すような等価ス
テップ(単極性)が与えられると、ダイオードD2 を介
してその立上りがエレメントTDに印加される。このと
き印加波形の立上りで超音波が発生する。この場合JF
ETQ1 は全体がパルス波形にのって持上げられるが、
ダイオードD3 でカットオフされるためトランスT1 側
には影響しない。
【0013】エレメントTDの付勢が終了した後にトラ
ンジスタQ2 に与えられているストローブ信号をハイレ
ベルにもどし、トランジスタQ2 をONに復帰させる。
これによりJFETQ1 は通常動作域に復帰し、エレメ
ントTDからの受波信号をバッファ及び増幅しつつダイ
オードD3 を介してトランスT1 に渡す。トランスT1
の2次側では受波信号が得られ図示しない処理回路へ送
られる。
【0014】このような超音波送受波回路では、図6に
示すように、送波パルス(図6(a))と共にストロー
ブ信号(図6(b))が必要になり、ストローブ信号発
生のための回路が必要になる等、構成が複雑になるとい
う問題を有している。
【0015】図7はストローブ信号を必要としない超音
波送受波回路として、本件出願の発明者が実願昭59−
86528号として既に提案したものである。ここで
は、送波パルスとして単極性ながら立上りも立下りも送
波に寄与させるようにしている。トランジスタQ2 のコ
レクタには抵抗R6 及びトランジスタQ3 を介して高圧
(例えば+100V)が印加されている。
【0016】トランジスタQ3 のベースは抵抗R7 を介
してエミッタに接続されると共にコンデンサC2 を介し
てTTLインバータG1 の出力端に接続されている。
又、トランジスタQ2 のベースは抵抗R4 を介してコモ
ンラインに接続されると共にコンデンサC3 と抵抗R3
の並列接続回路を介してインバータG1 の出力端に接続
されている。
【0017】このような構成によれば、トランジスタQ
2 は平常時にはONとなっていて、インバータG1 に送
波パルスが与えられたときそのパルス印加の区間のみト
ランジスタQ2 がOFF,トランジスタQ3 がONとな
る。コンデンサC2 の効果によりある時定数でトランジ
スタQ2 がON,トランジスタQ3 がOFFの状態に戻
る。このような動作によりエレメントTDには図中に示
した如きピーク値100Vの付勢パルスが印加される。
【0018】このような構成によれば、ストローブ信号
が不要になるものの、トランジスタとFETとで3素子
になり構成が複雑化する問題を有している。また、トラ
ンジスタやFETの素子数を少なく構成したものとし
て、特公平6−96005号公報や特公平6−9600
9号公報に記載された超音波診断装置が存在している。
これらの公報の超音波診断装置に使用される超音波送受
波回路は、トランジスタやFETをエミッタフォロワと
して1素子だけ使用している。この超音波送受波回路
は、エミッタフォロワを使用しているので、受信アンプ
は高入力インピーダンスの回路になっている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】既に説明したように、
超音波プローブに内蔵する超音波送受波回路としては小
型であることが望ましいため、トランジスタやFETな
どは少ない素子で構成することが好ましい。
【0020】また、解析の結果、超音波プローブの送受
信回路の受信アンプとして従来のハイインピーダンス入
力のものを用いた場合、信号のエネルギー伝達効率の点
で良好な状態にないことを見出した。すなわち、振動子
エレメントが中・低インピーダンスである場合に、高イ
ンピーダンス入力の受信アンプで受けた場合、効率が悪
くなり、また、ノイズ指数(NF)も悪化することが分
かった。
【0021】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、その目的は、超音波プローブに内蔵可能なよう
に小型に構成し、また、受信アンプの入力インピーダン
スを高インピーダンスとせずに構成した超音波送受波回
路を実現することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】発明者は振動子エレメン
トのインピーダンスと受信アンプの入力インピーダンス
との関係について研究を重ねた結果、受信アンプをハイ
インピーダンス入力とするのでなく、若干低い入力イン
ピーダンスに構成する方が、以下に述べるような点で好
ましいことを新たに発見した。
【0023】すなわち、受信アンプの入力を中・低イン
ピーダンスとすることで、圧電素子とインピーダンス・
マッチングに近い状態が実現されることを発見した。振
動子エレメントのインピーダンスは数十〜数百Ω程度の
中・低インピーダンスであり、これに近い入力インピー
ダンスを有する受信アンプで受けることにより、振動子
エレメントのインピーダンスに近い中・低インピーダン
スで終端することに相当する。
【0024】従って、低インピーダンス出力を高インピ
ーダンスで受ける従来の場合と比較して、信号源から初
段の受信アンプへ最大若しくはそれに近い効率で信号エ
ネルギーが伝達されることになる。このことは、信号伝
達効率の向上とノイズ指数(NF)の低減の両方の効果
をもたらすことになる。
【0025】以上のような目的を達成する第1の発明
は、超音波を送受波する振動子を含む超音波プローブ
と、この超音波プローブに駆動パルスを供給し、この超
音波プローブから得られた受信信号を処理する処理部を
備えた本体と、この本体と超音波プローブとの間で駆動
パルス若しくは受信信号を伝達するケーブルとを備えた
超音波送受波回路であって、前記超音波プローブ内に設
けられ、受信時に前記振動子の各エレメントの出力をエ
ミッタで受け、前記ケーブルにコレクタより出力するベ
ース接地のトランジスタと、送信時に駆動パルスを伝達
するため、前記トランジスタのエミッタ・コレクタ間に
配置されたダイオードと、を備えたことを特徴とする超
音波送受波回路である。
【0026】尚、以上のトランジスタは、バイポーラト
ランジスタが適しており、ダイオードはスイッチング用
のダイオードであれば良い。また、ダイオードは、送波
パルスが立ち上がりと立ち下がりの両方を用いる双方向
である場合には、互いに逆向きに接続したものであるこ
とが好ましい。
【0027】このような第1の発明において、送波時に
はトランジスタを経由せずに、ダイオードを経由して送
波パルスを振動子のエレメントに与え、受波時にダイオ
ードの両端で生じる電位差がベース・エミッタ間の電位
差となることでトランジスタがオン状態になっており、
エレメントからの受波信号はトランジスタで増幅されて
コレクタ側から出力される。
【0028】この場合、トランジスタがベース接地の受
信アンプを構成するので、周波数特性が良好であるとい
う特徴を有している。また、ストローブ信号等を供給す
る必要もなく、構成を簡素化できる。そして、振動子エ
レメントはトランジスタとローインピーダンス接続され
ているため、振動子エレメントと受信アンプとのインピ
ーダンスが近くなって受信信号を効率良く抽出できると
いう点で、従来のハイインピーダンス入力のものより良
好な動作を実現することができる。更に、矩形パルスの
立ち上がりと立ち下がりの両方で送波を行なえるため、
ドプラ用のバースト波の送波に使用することも可能であ
る。
【0029】また、第2の発明は、超音波を送受波する
振動子を含む超音波プローブと、この超音波プローブに
駆動パルスを供給し、この超音波プローブから得られた
受信信号を処理する処理部を備えた本体と、この本体と
超音波プローブとの間で駆動パルス若しくは受信信号を
伝達するケーブルとを備えた超音波送受波回路であっ
て、前記超音波プローブ内に設けられ、受信時に前記振
動子の各エレメントの出力をゲートで受け、前記ケーブ
ルにソースより出力するソース接地のジャンクションF
ETと、送信時に駆動パルスを伝達するため、前記ジャ
ンクションFETのゲート・ドレイン間に配置されたダ
イオードと、を備えたことを特徴とする超音波送受波回
路である。
【0030】尚、以上のFETは、ジャンクション型が
適しており、ダイオードはスイッチング用のダイオード
であれば良い。また、ダイオードは、送波パルスが立ち
上がりと立ち下がりの両方を用いる双方向である場合に
は、互いに逆向きに接続したものであることが好まし
い。
【0031】このような第2の発明において、送波時に
はFETを経由せずに、ダイオードを経由して送波パル
スを振動子のエレメントに与え、受波時にダイオードの
両端で生じる電位差がゲート・ドレイン間の電位差とな
ることでFETがオン状態になっており、エレメントか
らの受波信号はFETで増幅されてドレイン側から出力
される。
【0032】この場合、FETがソース接地の受信アン
プを構成するので、ソースフォロワの従来の受信アンプ
等と比較して、電圧増幅が可能であるという特徴を有し
ている。また、ストローブ信号等を供給する必要もな
く、構成を簡素化できる。そして、振動子エレメントは
FETと中程度のインピーダンス接続されているため、
振動子エレメントと受信アンプとのインピーダンスが近
くなって受信信号を効率良く抽出できるという点で、従
来のハイインピーダンス入力のものより良好な動作を実
現することができる。更に、矩形パルスの立ち上がりと
立ち下がりの両方で送波を行なえるため、ドプラ用のバ
ースト波の送波に使用することも可能である。
【0033】そして、第3の発明は、超音波を送受波す
る振動子を含む超音波プローブと、この超音波プローブ
に駆動パルスを供給し、この超音波プローブから得られ
た受信信号を処理する処理部を備えた本体と、この本体
と超音波プローブとの間で駆動パルス若しくは受信信号
を伝達するケーブルとを備えた超音波送受波回路であっ
て、前記超音波プローブ内に設けられ、受信時に前記振
動子の各エレメントの出力をベースで受け、前記ケーブ
ルにコレクタより出力するエミッタ接地のトランジスタ
と、送信時に駆動パルスを伝達するため、前記トランジ
スタのベース・コレクタ間に配置されたダイオードと、
を備えたことを特徴とする超音波送受波回路である。
【0034】尚、以上のトランジスタは、バイポーラト
ランジスタが適しており、ダイオードはスイッチング用
のダイオードであれば良い。また、ダイオードは、送波
パルスが立ち上がりと立ち下がりの両方を用いる双方向
である場合には、互いに逆向きに接続したものであるこ
とが好ましい。
【0035】このような第3の発明において、送波時に
はトランジスタを経由せずに、ダイオードを経由して送
波パルスを振動子のエレメントに与え、受波時にダイオ
ードの両端で生じる電位差がベース・エミッタ間の電位
差となることでトランジスタがオン状態になっており、
ベースからの受波信号はトランジスタで増幅されてコレ
クタ側から出力される。
【0036】この場合、トランジスタがエミッタ接地の
受信アンプを構成するので、従来のエミッタフォロワの
受信アンプ等と比較して、電圧増幅が可能であるという
特徴を有している。また、ストローブ信号等を供給する
必要もなく、構成を簡素化できる。そして、振動子エレ
メントはトランジスタと中程度のインピーダンス接続さ
れているため、振動子エレメントと受信アンプとのイン
ピーダンスが近くなって受信信号を効率良く抽出できる
という点で、従来のハイインピーダンス入力のものより
良好な動作を実現することができる。更に、矩形パルス
の立ち上がりと立ち下がりの両方で送波を行なえるた
め、ドプラ用のバースト波の送波に使用することも可能
である。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態
の一例としての超音波送受波回路の構成を示すブロック
図である。
【0038】図1に示した実施の形態は1つの振動子エ
レメントTDに直結する1組の超音波送受波回路であ
り、他のエレメントについても同様の構成であるものと
する。尚、ここで振動子エレメントは複数のエレメント
がアレイ状に配列されているものである。
【0039】ここで、トランジスタQ1は超音波プロー
ブ内に設けられたベース接地のバイポーラトランジスタ
で構成された受信アンプである。そして、このトランジ
スタQ1のコレクタ側に送受信回路からのケーブルが接
続されている。また、エミッタ側にはベース・エミッタ
電流の向きにダイオードD5が接続されて、このダイオ
ードD5のカソード側に抵抗R1を介してバイアス電圧
−VEEが供給され、また、ダイオードD5のカソード側
に振動子エレメントTDが接続されている。
【0040】また、トランジスタQ1のコレクタ(送受
信回路からのケーブル)とダイオードD5のカソード
(振動子エレメントTD)との間に、ダイオードD1〜
D4の直並列回路が接続されており、直列接続されたダ
イオードD1〜D4はケーブルからの送波信号の立ち上
がりを振動子エレメントに伝達し、また、バンドギャッ
プ電圧(0.6V)を3素子分生じさせる。そして、ダ
イオードD4は送波信号の立ち下がりを伝達する。尚、
振動子エレメントの他方の端子,トランジスタQ1のベ
ース,ケーブルの他方はコモンラインに接続されてい
る。
【0041】このような構成における動作を説明する。
まず送波の際に図外の送受信回路より図中に示すような
正極性の矩形パルスをケーブルを介してトランジスタQ
1のコレクタ側に与える。この矩形パルスとしては、例
えば、受波時に+1V,送波時に+100V程度となる
ようなものが考えられる。この送波の際の+100Vの
矩形パルスはダイオードD1〜D3を通って振動子エレ
メントTDに供給される。このとき、ダイオードD5の
カソード側もほぼ+100Vに上昇するが、ダイオード
D5の働きによりトランジスタQ1のエミッタに電圧が
かかることはない。また、トランジスタQ1のベースが
接地されており、ベース・エミッタ間電圧は逆方向のバ
イアスになるため、トランジスタQ1のコレクタ・エミ
ッタ間は非導通状態になっている。尚、トランジスタQ
1のベース・エミッタ間耐圧が充分なものであれば、ダ
イオードD5を省略することが可能である。
【0042】尚、この際、矩形パルスの立ち上がりの際
はダイオードD1〜D3を電流が流れ、矩形パルスの立
ち下がりの際はダイオードD4を電流が流れ、振動子エ
レメントに供給される。従って、矩形パルスの立ち上が
りと立ち下がりの両方で、振動子エレメントTDから超
音波が発生する。
【0043】また、受波の際にはケーブルから+1V程
度の電圧がダイオードD3のアノードに印加されてお
り、また、ダイオードD1のカソード側には抵抗R1を
介して−5V程度の−VEEが印加されている。この場
合、ダイオードD3〜D1を電流が流れることで、3素
子分のバンドギャップ電圧に相当する電圧降下が発生す
る。ここで使用しているダイオードがシリコントダイオ
ードであれば、1素子あたり0.6Vのバンドギャップ
電圧が生じるので、3素子で1.8Vの電圧降下が生じ
る。従って、ダイオードD5のカソード側は−0.8V
程度の電圧になる。この場合、トランジスタQ1のベー
スは接地されているので、順方向のベース・エミッタ電
圧がバイアス電圧として作用して、トランジスタQ1は
ベース接地の受信アンプとして動作する。従って、振動
子エレメントTDからの受波信号がトランジスタQ1で
増幅されて、コレクタ側からケーブル側に出力される。
【0044】尚、図1中の実線矢印は送信時の電流の流
れを示しており、また、破線矢印は受信時の電流の流れ
を示している。また、ここに示した電圧値は一例であ
り、素子の耐圧などによって変更することが可能であ
り、送波パルスやバイアス電圧として動作可能な範囲で
電圧を自由に変更することが可能である。
【0045】この場合、トランジスタがベース接地の受
信アンプを構成するので、周波数特性が良好であるとい
う特徴を有している。また、ストローブ信号等を供給す
る必要もなく、構成を簡素化でき、超音波プローブの小
型化に適している。そして、振動子エレメントTDはト
ランジスタQ1とローインピーダンス接続されているた
め、振動子エレメントと受信アンプとのインピーダンス
が近くなって受信信号を効率良く抽出できるという点
で、従来のハイインピーダンス入力のものより良好な動
作を実現することができる。更に、矩形パルスの立ち上
がりと立ち下がりの両方で送波を行なえるため、ドプラ
用のバースト波の送波に使用することも可能である。
【0046】尚、送波パルスが立ち上がりか立ち下がり
かの一方向を使用するものである場合には、ダイオード
D1〜D3かD4かのいずれか一方で構わない。次に、
本発明の実施の形態の第2の例を図2を参照して説明す
る。
【0047】図2に示した実施の形態は1つの振動子エ
レメントTDに直結する1組の超音波送受波回路であ
り、他のエレメントについても同様の構成であるものと
する。ここで、電界効果トランジスタ(FET)Q1は
超音波プローブ内に設けられたソース接地のジャンクシ
ョンFETで構成された受信アンプである。そして、こ
のFETQ1のドレイン側にダイオードD7を介して送
受信回路からのケーブルが接続されている。また、ゲー
ト側は抵抗R1を介して接地され、また、ゲート側に振
動子エレメントTDが接続されている。
【0048】また、ダイオードD7のアノード(送受信
回路からのケーブル)とFETQ1のゲート(振動子エ
レメントTD)との間に、ダイオードD1〜D6の直並
列回路が接続されており、直列接続されたダイオードD
2〜D6はケーブルからの送波信号の立ち上がりを振動
子エレメントに伝達し、また、バンドギャップ電圧
(0.6V)を5素子分生じさせる。そして、ダイオー
ドD1は送波信号の立ち下がりを伝達する。尚、振動子
エレメントの他方の端子,FETQ1のソース,ケーブ
ルの他方はコモンラインに接続されている。
【0049】このような構成における動作を説明する。
まず送波の際に図外の送受信回路より図中に示すような
負極性の矩形パルスをケーブルを介してFETQ1のド
レイン側に与える。この矩形パルスとしては、例えば、
受波時に+3V,送波時に−40V程度となるようなも
のが考えられる。この送波の際の−40Vの矩形パルス
はダイオードD1を通って振動子エレメントTDに供給
される。尚、ダイオードD7の作用により、この送波時
の負極性のパルスはFETQ1のドレインには印加され
ないようになっている。
【0050】このとき、FETQ1のゲートもほぼ−4
0Vに低下するが、FETQ1のゲート・ドレイン間耐
圧やゲート・ソース間耐圧が−50V程度である一般的
な素子では全く問題はない。尚、この耐圧に応じて、矩
形パルスの電圧を調整できることは言うまでもない。
【0051】また、FETQ1のソースが接地されてお
り、ゲート・ソース間電圧は逆方向のバイアスになるた
め、FETQ1のドレイン・ソース間は非導通状態にな
っている。
【0052】尚、この際、矩形パルスの立ち下がりの際
はダイオードD1を電流が流れ、矩形パルスの立ち上が
りの際はダイオードD2〜D6を電流が流れ、振動子エ
レメントに供給される。従って、矩形パルスの立ち下が
りと立ち上がりの両方で、振動子エレメントTDから超
音波が発生する。
【0053】また、受波の際にはケーブルから+3V程
度の電圧がダイオードD6のアノードに印加されてお
り、また、ダイオードD2のカソード側には抵抗R1を
介して接地されている。この場合、ダイオードD6〜D
2を電流が流れることで、5素子分のバンドギャップ電
圧に相当する電圧降下が発生する。ここで使用している
ダイオードがシリコンダイオードであれば、1素子あた
り0.6Vのバンドギャップ電圧が生じるので、5素子
で3Vの電圧降下が生じる。従って、FETQ1のゲー
トは0V程度の電圧になる。この場合、ドレイン・ゲー
ト電圧がバイアス電圧として作用して、FETQ1はソ
ース接地の受信アンプとして動作する。従って、振動子
エレメントTDからの受波信号がFETQ1で増幅され
て、ドレイン側からケーブル側に出力される。
【0054】尚、図2中の実線矢印は送信時の電流の流
れを示しており、また、破線矢印は受信時の電流の流れ
を示している。また、ここに示した電圧値は一例であ
り、素子の耐圧などによって変更することが可能であ
り、送波パルスやバイアス電圧として動作可能な範囲で
電圧を自由に変更することが可能である。
【0055】この場合、FETがソース接地の受信アン
プを構成するので、ソースフォロワの従来の受信アンプ
等と比較して、電圧増幅が可能であるという特徴を有し
ている。また、ストローブ信号等を供給する必要もな
く、構成を簡素化でき、超音波プローブの小型化に適し
ている。そして、振動子エレメントTDはFETQ1と
中程度のインピーダンス接続されているため、振動子エ
レメントと受信アンプとのインピーダンスが近くなって
受信信号を効率良く抽出できるという点で、従来のハイ
インピーダンス入力のものより良好な動作を実現するこ
とができる。更に、FETQ1の相互コンダクタンスg
m の関係で、50Ω負荷であっても充分なNF(Noise
Figure:ノイズ指数)を得ることができる。更に、矩形
パルスの立ち上がりと立ち下がりの両方で送波を行なえ
るため、ドプラ用のバースト波の送波に使用することも
可能である。
【0056】尚、送波パルスが立ち上がりか立ち下がり
かの一方向を使用するものである場合には、ダイオード
D1かD2〜D6かのいずれか一方で構わない。次に、
本発明の実施の形態の第3の例を図3を参照して説明す
る。
【0057】図3に示した実施の形態は1つの振動子エ
レメントTDに直結する1組の超音波送受波回路であ
り、他のエレメントについても同様の構成であるものと
する。ここで、トランジスタQ1は超音波プローブ内に
設けられたエミッタ接地のバイポーラトランジスタで構
成された受信アンプである。そして、このトランジスタ
Q1のコレクタ側にダイオードD6を介して送受信回路
からのケーブルが接続されている。また、ベース側には
ダイオードD7及び抵抗R1を介してバイアス電圧VBB
が供給され、また、ダイオードD7のアノード側に振動
子エレメントTDが接続されている。
【0058】また、ダイオードD6のアノード(送受信
回路からのケーブル)とダイオードD7のアノード(振
動子エレメントTD)との間に、ダイオードD1〜D5
の直並列回路が接続されており、直列接続されたダイオ
ードD2〜D5はケーブルからの送波信号の立ち上がり
を振動子エレメントに伝達し、また、バンドギャップ電
圧(0.6V)を4素子分生じさせる。そして、ダイオ
ードD1は送波信号の立ち下がりを伝達する。尚、振動
子エレメントの他方の端子,トランジスタQ1のエミッ
タ,ケーブルの他方はコモンラインに接続されている。
【0059】このような構成における動作を説明する。
まず送波の際に図外の送受信回路より図中に示すような
負極性の矩形パルスをケーブルを介してトランジスタQ
1のコレクタ側に与える。この矩形パルスとしては、例
えば、受波時に+1V,送波時に−100V程度となる
ようなものが考えられる。この送波の際の−100Vの
矩形パルスはダイオードD1を通って振動子エレメント
TDに供給される。尚、ダイオードD6の作用により、
この送波時の負極性のパルスはトランジスタQ1のコレ
クタには印加されないようになっている。また、負極性
のパルスはダイオードD5で阻止されてトランジスタQ
1のベースに負電圧がかかることはない。また、トラン
ジスタQ1のエミッタが接地されており、ベース・エミ
ッタ間電圧は逆方向のバイアスになるため、トランジス
タQ1のコレクタ・エミッタ間は非導通状態になってい
る。
【0060】尚、この際、矩形パルスの立ち下がりの際
はダイオードD1を電流が流れ、矩形パルスの立ち上が
りの際はダイオードD2〜D5を電流が流れ、振動子エ
レメントに供給される。従って、矩形パルスの立ち下が
りと立ち上がりの両方で、振動子エレメントTDから超
音波が発生する。
【0061】また、受波の際にはバイアス電圧が抵抗R
1及びダイオードD7経由でトランジスタQ1のベース
に印加されている。この場合、ベース・エミッタ間電圧
がバイアス電圧として作用して、トランジスタQ1はエ
ミッタ接地の受信アンプとして動作する。従って、振動
子エレメントTDからの受波信号がトランジスタQ1で
増幅されて、コレクタ側からケーブル側に出力される。
【0062】尚、図3中の実線矢印は送信時の電流の流
れを示しており、また、破線矢印は受信時の電流の流れ
を示している。また、ここに示した電圧値は一例であ
り、素子の耐圧などによって変更することが可能であ
り、送波パルスやバイアス電圧として動作可能な範囲で
電圧を自由に変更することが可能である。
【0063】この場合、トランジスタがエミッタ接地の
受信アンプを構成するので、従来のエミッタフォロワの
受信アンプ等と比較して、電圧増幅が可能であるという
特徴を有している。また、ストローブ信号等を供給する
必要もなく、構成を簡素化でき、超音波プローブの小型
化に適している。そして、振動子エレメントTDはトラ
ンジスタQ1と中程度のインピーダンス接続されている
ため、振動子エレメントと受信アンプとのインピーダン
スが近くなって受信信号を効率良く抽出できるという点
で、従来のハイインピーダンス入力のものより良好な動
作を実現することができる。更に、矩形パルスの立ち上
がりと立ち下がりの両方で送波を行なえるため、ドプラ
用のバースト波の送波に使用することも可能である。
【0064】尚、送波パルスが立ち上がりか立ち下がり
かの一方向を使用するものである場合には、ダイオード
D1かD2〜D5かのいずれか一方で構わない。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、超音波プローブ内
に設けられ、受信時に前記振動子の各エレメントの出力
をエミッタで受け、前記ケーブルにコレクタより出力す
るベース接地のトランジスタと、送信時に駆動パルスを
伝達するため、前記トランジスタのエミッタ・コレクタ
間に配置されたダイオードと、を備えたことを特徴とす
る超音波送受波回路の発明によれば、トランジスタがベ
ース接地の受信アンプを構成するので、周波数特性が良
好であるという特徴を有し、また、ストローブ信号等を
供給する必要もなく、構成を簡素化できる。そして、振
動子エレメントはトランジスタとローインピーダンス接
続されているため、振動子エレメントと受信アンプとの
インピーダンスが近くなって受信信号を効率良く抽出で
きるという点で、従来のハイインピーダンス入力のもの
より良好な動作を実現することができる。更に、矩形パ
ルスの立ち上がりと立ち下がりの両方で送波を行なえる
ため、ドプラ用のバースト波の送波に使用することも可
能である。
【0066】また、超音波プローブ内に設けられ、受信
時に前記振動子の各エレメントの出力をゲートで受け、
前記ケーブルにソースより出力するソース接地のジャン
クションFETと、送信時に駆動パルスを伝達するた
め、前記ジャンクションFETのゲート・ドレイン間に
配置されたダイオードと、を備えたことを特徴とする超
音波送受波回路の発明によれば、FETがソース接地の
受信アンプを構成するので、ソースフォロワの従来の受
信アンプ等と比較して、電圧増幅が可能であるという特
徴を有しており、また、ストローブ信号等を供給する必
要もなく、構成を簡素化できる。そして、振動子エレメ
ントはFETと中程度のインピーダンス接続されている
ため、振動子エレメントと受信アンプとのインピーダン
スが近くなって受信信号を効率良く抽出できるという点
で、従来のハイインピーダンス入力のものより良好な動
作を実現することができる。更に、矩形パルスの立ち上
がりと立ち下がりの両方で送波を行なえるため、ドプラ
用のバースト波の送波に使用することも可能である。
【0067】そして、超音波プローブ内に設けられ、受
信時に前記振動子の各エレメントの出力をベースで受
け、前記ケーブルにコレクタより出力するエミッタ接地
のトランジスタと、送信時に駆動パルスを伝達するた
め、前記トランジスタのベース・コレクタ間に配置され
たダイオードと、を備えたことを特徴とする超音波送受
波回路の発明によれば、トランジスタがエミッタ接地の
受信アンプを構成するので、従来のエミッタフォロワの
受信アンプ等と比較して、電圧増幅が可能であるという
特徴を有し、また、ストローブ信号等を供給する必要も
なく、構成を簡素化できる。そして、振動子エレメント
はトランジスタと中程度のインピーダンス接続されてい
るため、振動子エレメントと受信アンプとのインピーダ
ンスが近くなって受信信号を効率良く抽出できるという
点で、従来のハイインピーダンス入力のものより良好な
動作を実現することができる。更に、矩形パルスの立ち
上がりと立ち下がりの両方で送波を行なえるため、ドプ
ラ用のバースト波の送波に使用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る超音波送受波
回路の構成を示す回路図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る超音波送受波
回路の構成を示す回路図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係る超音波送受波
回路の構成を示す回路図である。
【図4】従来の超音波送受波回路の構成を示す回路図で
ある。
【図5】超音波プローブに内蔵可能な従来の超音波送受
波回路の構成を示す回路図である。
【図6】図5に示した超音波送受波回路での送波信号と
ストローブ信号との信号波形を示すタイミングチャート
である。
【図7】ストローブ信号を使用しない従来の超音波送受
波回路の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
TD 振動子エレメント Q1 トランジスタ D1〜D5 ダイオード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波を送受波する振動子を含む超音波
    プローブと、 この超音波プローブに駆動パルスを供給し、この超音波
    プローブから得られた受信信号を処理する処理部を備え
    た本体と、 この本体と超音波プローブとの間で駆動パルス若しくは
    受信信号を伝達するケーブルとを備えた超音波送受波回
    路であって、 前記超音波プローブ内に設けられ、受信時に前記振動子
    の各エレメントの出力をエミッタで受け、前記ケーブル
    にコレクタより出力するベース接地のトランジスタと、 送信時に駆動パルスを伝達するため、前記トランジスタ
    のエミッタ・コレクタ間に配置されたダイオードと、を
    備えたことを特徴とする超音波送受波回路。
  2. 【請求項2】 超音波を送受波する振動子を含む超音波
    プローブと、 この超音波プローブに駆動パルスを供給し、この超音波
    プローブから得られた受信信号を処理する処理部を備え
    た本体と、 この本体と超音波プローブとの間で駆動パルス若しくは
    受信信号を伝達するケーブルとを備えた超音波送受波回
    路であって、 前記超音波プローブ内に設けられ、受信時に前記振動子
    の各エレメントの出力をゲートで受け、前記ケーブルに
    ソースより出力するソース接地のジャンクションFET
    と、 送信時に駆動パルスを伝達するため、前記ジャンクショ
    ンFETのゲート・ドレイン間に配置されたダイオード
    と、を備えたことを特徴とする超音波送受波回路。
  3. 【請求項3】 超音波を送受波する振動子を含む超音波
    プローブと、 この超音波プローブに駆動パルスを供給し、この超音波
    プローブから得られた受信信号を処理する処理部を備え
    た本体と、 この本体と超音波プローブとの間で駆動パルス若しくは
    受信信号を伝達するケーブルとを備えた超音波送受波回
    路であって、 前記超音波プローブ内に設けられ、受信時に前記振動子
    の各エレメントの出力をベースで受け、前記ケーブルに
    コレクタより出力するエミッタ接地のトランジスタと、 送信時に駆動パルスを伝達するため、前記トランジスタ
    のベース・コレクタ間に配置されたダイオードと、を備
    えたことを特徴とする超音波送受波回路。
JP7186996A 1995-07-24 1995-07-24 超音波送受波回路 Pending JPH0933638A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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