JPH0933553A - 超音波流速計測装置 - Google Patents

超音波流速計測装置

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JPH0933553A
JPH0933553A JP18243495A JP18243495A JPH0933553A JP H0933553 A JPH0933553 A JP H0933553A JP 18243495 A JP18243495 A JP 18243495A JP 18243495 A JP18243495 A JP 18243495A JP H0933553 A JPH0933553 A JP H0933553A
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JP
Japan
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signal
dimensional
measuring device
velocity component
integrator
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Application number
JP18243495A
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English (en)
Inventor
Yukiko Ogura
有希子 小椋
Kageyoshi Katakura
景義 片倉
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】2次元配列されたトランスデューサ素子の一部
から超音波を送波し、運動する反射体からの反射信号を
2次元配列素子により受信し、測定すべき反射体の速度
成分を極座標における半径方向の速度をd_0,x方向
およびy方向における極座標の天頂角方向の角速度をe
_0,g_0と設定し、図6に示す構成に従い、数8で
表わされる受信信号を計測時間方向に関してフーリエ変
換を行い、その出力をトランスデューサの配列方向の一
方を含む平面において各方向への投影を求め、数27に
示される出力DR3を得、DR3は数18〜数20を満
足する点で極大値を得るので、その極点の座標から数2
1〜数23を用いて、反射体の速度の3次元ベクトル成
分d_0,e_0,g_0を得る。 【効果】異なる流速を持つ反射体の速度の3次元ベクト
ル成分を計測することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超音波ビームを用いた流
速計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】流体の速度成分のうち、超音波ビームの
軸方向だけでなく、ビーム軸と直交する方向の成分を計
測する方法としていくつかの方法が提案されている。L.
S.Wilsonらは連続的に取得した一連の2次元画像を時間
軸に沿って並べ、ビーム軸に垂直な面およびビームに対
して直交する方向に垂直な面へのスペックルの投影の傾
きから各方向の流速を求める方法を提案している(ウル
トラソニック・イメージング 15,pp.286〜30
3,1993年,Ultrasonic Imaging 15,pp.286
〜303,1993)。G.E.Traheyらは連続的に取得し
た画像の中でターゲットとした領域の周辺で相関係数を
計算し、その相関係数が最大となる位置から、ターゲッ
トの移動速度方向および大きさを求める方法を提案して
いる(アイイーイーイー・トランザクション・オン・バ
イオメディカル・エンジニアリングVol.BME−3
4,No.12,pp.965〜967,1987年,IEEET
ransactions on Biomedical Engineering,Vol.BME
−34,No.12,pp.965〜967,1987)。O.
Bonnefousらはビーム軸と直交する方向に関して信号の
相関関数を計算し、その最大値を得る時刻からビーム軸
と直交する方向の速度成分を求める方法を提案している
(ウルトラソニックス・シンポジウム、pp.795〜79
9,1988年,Ultrasonics Symposium,pp.795〜
799,1988)。D.Censorらは相反定理よりエコー
信号のスペクトルがトランスデューサの開口径および指
向性の関数の畳み込みとなることをを利用し、エコー信
号のスペクトルの包絡線の端の周波数からビーム軸と直
交する方向の速度成分を求める方法を提案している(ア
イイーイーイー・トランザクション・オン・バイオメデ
ィカル・エンジニアリング,Vol.35,No.9,pp.7
40〜751,1988、IEEE Transactions on Biomedical
Engineering,Vol.35,No.9,pp.740〜75
1,1988)。
【0003】一方、片倉らは1次元に配列された素子を
用いてそれらの素子が受信する信号の位相回転速度から
ビームと直交する方向の流速成分を求める方法を提案し
ている(特願平1−227360号,特願平3−62719号,特願
平5−82941号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明では2次元的に
連続配列された素子を利用することにより、異なる速度
分布を持つ反射体の3次元の血流速分布を計測可能とす
る際に、放射状のフーリエ変換を行うことの代わりによ
り簡便な構成で同等の効果を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、2次元的に
連続配列された複数個の素子によって得た受信信号をま
ず時系列方向にフーリエ変換し、さらにその結果を素子
の2つの配列方向のそれぞれを含む平面において投影処
理を行うことにより、反射体の速度の3次元ベクトル成
分を求め、その速度分布を導出することを可能とする。
【0006】
【作用】本発明では図1に示すようにM×Nの2次元配
列された素子Qを用いることとする。図2に示すよう
に、この2次元配列された素子Qの全体あるいは一部の
素子から時刻p・Tごとに点Pに集束する音波を送出す
る。pは送波の番号であり、Tは送波の時間間隔であ
る。この音波により得られる点Pの反射信号はQ内の位
置(m,n)における素子q(m,n)により受信され
る。これらの信号は反射体までの距離に依存する波面の
曲率を凹面遅延回路により平面波として補正する。送波
から一定時間Sを経過した時間で信号を観測すると、p
番目の送波直後の観測時間はt=p・T+Sとなるの
で、p番目の送波による時刻tにおける補正後の受信信
号をs(p,m,n)とする。
【0007】受信信号s(p,m,n)は図2に示すよ
うに、時間と共に移動する反射体位置に対応してa,
b,cと変化する。そこで、3つの軸のうち1つを時間
方向とし、2つの軸を素子の配列された2次元の方向と
する3次元空間において前記受信信号s(p,m,n)
を並べると、図3に示すようになる。このとき、静止物
体からの信号は除去しておく必要があるので、前記受信
信号s(p,m,n)に対して差分処理を施し、その出
力をsd(p,m,n)とする。
【0008】本発明は図3に示すように配列された信号
sd(p,m,n)を処理することにより、反射体の速
度を求めることである。
【0009】まず、受信信号s(p,m,n)すなわち
信号sd(p,m,n)と反射体の速度との関係を求め
る。ここで、反射体が図1に示すように極座標における
半径方向の速度をd_0、x方向およびy方向における
極座標の天頂角方向のq方向の角速度をe_0,g_0
とすると、時刻tにおける反射体の半径方向,x方向お
よびy方向における極座標の天頂角方向の位置r_q,
q_x、およびq_yは数1〜数3となる。
【0010】
【数1】 r_q=R+d_0・t …(1)
【0011】
【数2】 q_x=e_0・t …(2)
【0012】
【数3】 q_y=g_0・t …(3) 波面は前記遅延回路により平面に補正しているので、素
子q(m,n)の位置を(x_m,y_n)とすると、
図4に示すr_xyは数4となるので、素子q(m,
n)までの超音波伝搬距離rは数5となり、素子q
(m,n)が受信する信号の位相回転量F_mnは数6
となる。
【0013】
【数4】 r_xy=r_q−(x_m・sinf+y_n・cosf)sinq≒r_q −(x_m・q_x+y_n・q_y) …(4)
【0014】
【数5】 r=r_q+r_xy=2・r_q−(x_m・q_x+y_n・q_y) …(5)
【0015】
【数6】 F_mn=k・r=k[2(R+d_0・t)−(x_m・e_0・t +y_n・g_0・t)] …(6) ここで、kは波数を示し、その値はc/fである。cは
音速、fは周波数である。
【0016】F_mnの定数項2kRは無視できるの
で、これを取り除いた値Y_mnすなわち、数7を取り
扱えばよい。
【0017】
【数7】 Y_mn=k[2d_0・t−(x_m・e_0・t+y_n・g_0・t)] =k[2d_0・t−x_m・e_0・t−y_n・g_0・t] …(7) 従って、受信信号sd(m,n,t)は数8となる。
【0018】
【数8】 sd(m,n,t) =exp(−jY_mn) =a(m,n)・exp{−j2k・d_0・t+jk・x_m・e_0・t +jk・y_n・g_0・t}・b(t) …(8) a(m,n)は送受信器の開口径関数であり、a(m,
n)はa1(m)とa2(n)の積である。また、b
(t)は計測時間方向の重み関数である。
【0019】受信信号sd(m,n,t)から反射体の
速度の3次元ベクトル成分は以下の処理を行うことによ
って求める。まずsd(m,n,t)をtに関してフー
リエ変換を行うと、数9となる。
【0020】
【数9】 D1(m,n,w)=F_t{sd(m,n,t)} =a(m,n)・B(w−2k・d_0+k・e_0 ・x_m+k・g_0・y_n) …(9) ここで、F_t{ }はtに関するフーリエ変換を示す
オペレータである。数9から明らかなことは、図5に示
すようにD1(m,n,w)の出力が直線w−2k・d
_0+k・e_0・x_m+k・g_0・y_n=0 近傍
に現われることである。すなわち、直線w−2k・d_
0+k・e_0・x_m+k・g_0・y_n=0のx方向
およびy方向に関する勾配x_qおよびy_qがx方向
およびy方向の方位方向速度に対応することになる。
【0021】そこで、w−m+x・x_m+h・y_n=
0なる直線を考えることとし、図5に示すようにD1
(m,n,w)を種々の方向から投影し、その最大値を
得る点を求めることにより、前記勾配x_qおよびy_
qを得ることになる。
【0022】これを数式で説明すると、以下のようにな
る。まず、数10〜数12とおくと数9は数13とな
る。
【0023】
【数10】 2k・d_0=m_0 …(10)
【0024】
【数11】 k・e_0=x_0 …(11)
【0025】
【数12】 k・g_0=h_0 …(12)
【0026】
【数13】 D1′(m,n,m)=D1(m,n,w) =a(m,n)・B(m−x・x_m−h・y_n−m_0 +x_0・x_m+h_0・y_n) =a(m,n)・B[(m−m_0)+(x−x_0)・x_m +(h−h_0)・y_n] =a(m,n)・B[(m−m_0)+g_1・x_m +g_2・y_n] …(13) ここでg_1=x−x_0,g_2=h−h_0であ
る。
【0027】さらに、D1(m,n,w)を種々の方向
から投影することはD1′(m,n,m)をx_mおよび
y_nについて積分することになるので、数14とな
る。ここで、数15,数16と変数変換を行うと、数1
4は数17となる。
【0028】
【数14】 D3(m,x,h)=∫D1′(m,n,m)dx_m・dy_n =∫a(m,n)・B[(m−m_0)+g_1・x_m +g_2・y_n]dx_m・dy_n …(14)
【0029】
【数15】 g_1・x_m=−X …(15)
【0030】
【数16】 g_2・y_n=−Y …(16)
【0031】
【数17】 D3(m,x,h)=1/(|g_1|・|g_2|)∫a(−X/g_1,−Y /g_2)B[(m−m_0)−X−Y]dXdY =1/(|g_1|・|g_2|)・a(−X/g_1,−Y /g_2)*B(m−m_0) …(17) D3(m,x,h)が極大値を得る点(x_0,h_
0,m_0)は数18〜数20に示す条件を満たすの
で、求めるべき対象の速度d_0、および角速度e_
0,g_0は数21〜数23から求められることにな
る。
【0032】
【数18】 g_1=1/tanh−k・g_0=0 …(18)
【0033】
【数19】 g_2=1/tanx−k・e_0=0 …(19)
【0034】
【数20】 m−m_0=m−2k・d_0=0 …(20)
【0035】
【数21】 e_0=1/(k・tanx_0) …(21)
【0036】
【数22】 !zg_0=1/(k・tanh_0) …(22)
【0037】
【数23】 d_0=m_0/(2k) …(23)
【0038】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図6により説明す
る。Qは2次元に配列されたM×N個のトランスデュー
サ素子であり、2次元配列された素子Qにおけるm方向
およびn方向の各素子間の間隔はDxおよびDyであ
る。Qの一部の素子Vに接続された駆動源によりVを駆
動して、送波間隔TとしてQの前面に繰り返し、パルス
状音波を送信する。この音波により得られる点Pの反射
信号はQ内の位置(m,n)における素子q(m,n)
により受信される。送波から一定時間Sを経過した時間
で信号を観測すると、p番目の送波直後の観測時間はt
=p・T+S となる。ここでp番目の送波による時刻t
における反射信号をs(p,m,n)(m=1,…,
M,n=1,…,N)をQにより受信し、これらをAD
変換器により離散化し、C(p,m,n)とする。ここ
でt=p・Tで、TはAD変換器のサンプリング間隔で
ある。さらに静止物体からの反射信号を除去するため
に、フィルタによりpに関して複数個のC(p,m,
n)について差分処理、すなわちC(p,m,n)−C
(p+1,m,n)を求めることを行い、その出力をd
(p,m,n)とする。
【0039】まず、この信号d(p,m,n)を1次元
フーリエ変換器によりpに関してフーリエ変換を行い、
数24に示す出力DR1(m,n,w)を得る。
【0040】
【数24】 DR1(m,n,w)=F_p{d(p,m,n)} =a(m,n)・DB(w−2k・d_0+k・e_0・x_m +k・g_0・y_n) …(24) 数24におけるDB( )は数25に示すようにb(p
T)のp方向に関する離散フーリエ変換である。
【0041】
【数25】 DB(w)=Spb(pT)・exp(−jpm) …(25) 次に、DR1(m,n,w)においてw=m+x・x_
m+h・y_nとおき、さらに数10,数11,数12
とおき、数26に示すDR1′(m,n,m)をx_mに
ついて積分を行う。すなわち、勾配xの方向についてD
R1′(m,n,m)の投影を求める。
【0042】
【数26】 DR1′(m,n,m)=DR1(m,n,w) =a(m,n)・DB[(m−m_0)+(x−x_0) ・x_m+(h−h_0)・y_n] …(26) さらにその出力をy_nについて積分を行う。すなわ
ち、勾配hの方向についてDR1′(m,n,m)の投
影を求める。その結果、数27に示す最終出力DR3
(m,x,h)を得る。
【0043】
【数27】 DR3(m,x,h)=SmSnDR1′(m,n,m) =1/(|g_1|・|g_2|)・a(−X/g_1, −Y/g_2)*B(m−m_0) …(27) ここで、DR1′(m,n,m)=DR1(m,n,w)
である。
【0044】この最終出力DR3(x,h,m)は直交
座標空間(x,h,m)において、極大値を得る点(x
_0,h_0,m_0)は数18,数19,数20を満
たすので、数21,数22,数23から計算し、対象の
速度d_0,e_0,g_0の値を得る。そして得られ
たd_0,e_0,g_0の値を3次元の極座標空間と
してディスプレイ上に表示するか、d_0,e_0,g
_0の値から数28〜数30により直交座標系における
x,y、およびz方向の速度成分v_x,v_y,v_
zを計算し、3次元の直交座標空間としてディスプレイ
上に表示する。
【0045】
【数28】 v_x=(R+d_0)・e_0 …(28)
【0046】
【数29】 v_x=(R+d_0)・g_0 …(29)
【0047】
【数30】 v_z=d_0 …(30) なお、静止物体からの信号を除去するための差分処理は
時間方向のフーリエ変換を行ったあとに差分処理を行っ
てもよいので、図7および図8に示すように1次元フー
リエ変換器の後に差分処理フィルタを接続してもよい。
【0048】さて、ディスプレイに表示する方法として
は2次元的に表示する方法と3次元的に表示する方法が
考えられる。例えば、図9に示すように任意の2次元面
を選択し、その面に平行な速度成分の方向を矢印で表示
する。各速度成分の大きさは矢印の大きさあるいは太さ
で表示する。あるいは図10に示すように速度成分の方
向を色別で表し、各速度成分の大きさは色の濃淡または
輝度の高低で表示する。3次元的に表示する方法として
は、図11に示すように速度ベクトルを矢印で示す。あ
るいは図12に示すように速度成分の方向を色別で表わ
し、各速度成分の大きさは色の濃淡または輝度の高低で
表示する。
【0049】
【発明の効果】本発明により異なる流速を持つ反射体の
速度を3次元的に計測することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動作の説明図。
【図2】本発明の動作の説明図。
【図3】本発明の動作の説明図。
【図4】本発明の動作の説明図。
【図5】本発明の動作の説明図。
【図6】本発明の一実施例の構成を示すブロック図。
【図7】本発明の一実施例の構成を示すブロック図。
【図8】本発明の一実施例の構成を示すブロック図。
【図9】本発明の一実施例におけるディスプレイ方法の
説明図。
【図10】本発明の一実施例におけるディスプレイ方法
の説明図。
【図11】本発明の一実施例におけるディスプレイ方法
の説明図。
【図12】本発明の一実施例におけるディスプレイ方法
の説明図。
【符号の説明】
Q…2次元配列素子、q(m,n)…Q内の位置(m,
n)における素子、P…反射体、q0…半径方向の速度
成分、e0…x方向における天頂角方向の角速度成分、
g0…y方向における天頂角方向の角速度成分。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2次元の配列を有する送受波器と、前記送
    受波器の一部の素子を所定周期で繰り返し駆動して測定
    対象に超音波を送波する手段と、測定対象からの反射信
    号を離散化して記憶する離散化装置と、それらの信号に
    対し、繰り返し送波する時間方向についてフーリエ変換
    するフーリエ変換手段を有し、その出力のうち2次元の
    配列方向のうちの1つの方向を含む平面において、各方
    向への投影値を求める第1の積分器と、受波ビームの2
    次元の配列方向のうちの前記1つの方向と異なる方向を
    含む平面において、前記第1の積分器の出力の各方向へ
    の投影値を求める第2の積分器を有し、前記第2の積分
    器の出力の3次元分布において極大値を得る点から測定
    対象内の移動物体の極座標における半径方向の速度成
    分、および2次元配列素子に平行な面内の直交する2つ
    の方向における天頂角方向の角速度成分を求め、これら
    求めた速度成分の値から3次元表示を行うことを特徴と
    する超音波流速計測装置。
  2. 【請求項2】送波からの所定経過時刻の各信号同士を差
    分処理して静止物体からの信号の除去を行う手段を、前
    記フーリエ変換器の前段に配置することを特徴とする請
    求項1に記載の超音波流速計測装置。
  3. 【請求項3】送波からの所定経過時刻の各信号同士を差
    分処理して静止物体からの信号の除去を行う手段を、前
    記第1の積分器の前段に配置することを特徴とする請求
    項1に記載の超音波流速計測装置。
  4. 【請求項4】送波からの所定経過時刻の各信号同士を差
    分処理して静止物体からの信号の除去を行う手段を、前
    記第2の積分器の前段に配置することを特徴とする請求
    項1に記載の超音波流速計測装置。
  5. 【請求項5】送波からの所定経過時刻の各信号同士を差
    分処理して静止物体からの信号の除去を行う手段を、前
    記第2の積分器の後段に配置することを特徴とする請求
    項1に記載の超音波流速計測装置。
  6. 【請求項6】計測データから計算して求めた前記極座標
    における半径方向の速度成分、および前記2次元配列素
    子に平行な面内の直交する2つの方向における天頂角方
    向の角速度成分から、3次元画像表示を行うことを特徴
    とする請求項1記載の超音波流速計測装置。
  7. 【請求項7】計測データから計算して求めた前記極座標
    における半径方向の速度成分、および前記2次元配列素
    子に平行な面内の直交する2つの方向における天頂角方
    向の角速度成分から、座標変換を行い、直交座標におけ
    る3次元の方向の速度成分を計算し、それらの値から3
    次元画像表示を行うことを特徴とする請求項1記載の超
    音波流速計測装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010075636A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Toshiba Corp 超音波診断装置及び超音波画像表示方法
JP2017051424A (ja) * 2015-09-09 2017-03-16 東芝メディカルシステムズ株式会社 超音波診断装置、医用画像処理装置および医用画像処理プログラム
CN110678128A (zh) * 2017-03-30 2020-01-10 皇家飞利浦有限公司 用于使用超声矢量流成像的血流的同时的可视化和量化的系统和方法

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